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オペラの森2007:タンホイザー

行ってきました「東京のオペラの森2007」。
場所は上野の東京文化会館、小沢征爾指揮のワーグナー歌劇タンホイザー。15:00開演、全3幕に20分・40分の休憩が入り、カーテンコールまで含めて終わったのは19:30頃。流石に疲れた〜。でも面白かった。(^-^)
現代を舞台としてタンホイザーを画家として描くってのが、今回ロバート・カーセンって人の演出。「皆が反対した」そうなんだけども。f(^^;

第1幕は女神ヴィーナス(メゾソプラノ:ミシェル・デ・ヤング)の愛と官能に溺れるタンホイザー(テノール:ステファン・グールド)が自由を希求して出て行く話。さんざん愁嘆場を演じてまで自由を求めたはずが、昔の仲間と出会って想い人エリーザベト(ソプラノ:ムラーダ・フドレイ)の名を聞いた途端にホイホイついてくことに。・・・自由はどした?(^o^;

第2幕は馴染みの展覧会に戻って来たタンホイザーがエリーザベトと再会、昔の仲間達の道徳的な芸術をけなした挙げ句に背徳的な愛欲を語り、遂には禁断のヴィーナスとの情事がバレて大騒ぎ。健気なエリーザベトが天使のごとく庇って、タンホイザーはローマへの巡礼の旅に。この辺の感覚はいかにもキリスト教なので、無宗教な日本人にはいまいちピンとこないけど。

第3幕は巡礼達が戻っても戻ってこないタンホイザー、エリーザベトは彼の無事を祈りつつ聖母マリアに懺悔。お友達のヴォルフラムが発見したタンホイザーは、実はローマで教皇からも赦しを拒絶されたと言って、ヴィーナスのもとへ帰りたいと泣き言を。再びヴィーナスの元へ至り誘惑されるタンホイザーに、ヴォルフラムはエリーザベトの名を叫び、自らを犠牲としてタンホイザーの赦しを求めたエリーザベトがヴィーナスそっくりの装束で登場。乙女の祈りで奇跡が起きて、展覧会に戻ったタンホイザーは画壇にも認められ、早速高額の小切手を切られたようで、ハッピーエンド。・・・なのか、これって?エリーザベトは死んじゃったんじゃ?それと引き換えに世俗の成功って・・・(-_-;

ともあれ、マイスタージンガーほどじゃないにせよワーグナーのド派手な楽曲は大好きだし、大仰なテーマにもピッタリ。それでいて愛情を語るシーンではハープの繊細な旋律が入って美しい事この上ないし。
全般にヴィジュアルな演出が非常に強くて、ちょっと前衛劇とか見てるみたいな感じ。オペラがどうの以前に、単純に見てるだけで面白い。
今回新解釈によるラストも、理屈としてはちょっとヒドいんじゃないの?って感じなんだけど、何となく「あぁ芸術が勝利しちゃうんだ」と心のどこかで腑に落ちたのでOK。いやわかんないケド。f(^-^;

ちなみに席は4Fだったけど、割と正面だったので存外見やすかったり。高いのでオーケストラボックスがきっちり見えたのも嬉しい。意外と安めの席も侮りがたし。

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