小山実稚恵さん@「熱狂の日」2007
昨日5/3(Thu)、今年で三回目となるラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2007(「熱狂の日」音楽祭)に行って来た。今年のお題は「民族のハーモニー」、ロシアや東欧系の作曲家が多かったかな・・・
お目当ては小山実稚恵さんの
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
オケはウラル・フィルハーモニー管弦楽団。
GW直前になって気づき、慌ててチケット買いに行ってギリギリA席2枚get。もっと真ん中寄りの席ないかとかゴネると、チケットぴあのお姉さん曰く「ほぼ売り切れです。小山さんですから」危ない危ない・・・(^_^;
せっかくなので午後遅めから会場(東京国際フォーラム)に赴き、無料コンサートをウロウロ。
のんびりお茶した後、地上広場「ヴォルガ」のタラフ・ドゥ・ハイドゥークスをちょっとだけ聞く。ルーマニアの民族音楽ってことだけど、超ラテンノリの熱い演奏でちょっと意外。うまかったし、最初から聞けばよかった・・・(-_-;
次は地下展示ホール「モルダウ」にて、ヴォーン=ウィリアムス合奏団。曲はヴォーン・ウィリアムスのグリーンスリーヴスとかとホルスト。オーボエ奏者のMINAMIさんはフリーのオーボエニストだそうな。それで食っていくのって凄いな・・・演奏の方は、あまり合ってなかったりして、ちょっとアレだったけれども。f(^.^;
ちなみに近くの展示ブースでピアノ&フルートのリベルタンゴ演ってたけど、フルートの細い音色にはちょっと曲が似合わないような。(-.- ;)
続けて地上広場「ヴォルガ」に戻り、浅川真衣さんのフランク、ラフマニノフ。ちょうどバックのビルの谷間から夕日が差し込んで、力強いピアノと相まってなかなか盛り上がったり。・・・力強いというか、かなり力任せなタッチだったようにも思うケド。f(^.^;
途中、屋台に寄って軽食。何故か大人気で行列できてたパエリア、まぁまぁ美味しかったデス。(^-^
腹ごしらえしたら地下「モルダウ」に戻って、ベートーヴェンティアーデ室内管弦楽団。曲はスメタナ「売られた花嫁」序曲とドヴォルザークのスラブ舞曲。前者は最近あまり演奏されないそうで、難しいので有名な曲、オケの入団試験にもよく使われるんだとか。実際とても速くて難しそうな曲で、結構カッコ良かった。・・・かなり演奏が苦しそうだったケド。全然合ってなかったしなぁ・・・f(-_-;
そして19:15からようやく本命、ホールAにて小山実稚恵さん。
ラフマニノフの派手なメロディを流麗かつ力強く奏でる小山さんのピアノは、やっぱり絶品で大満足。(^-^)
オケも本場だけあって流石に巧かった。ヨーロッパのオーケストラは根本的にレベルが違うなぁ・・・
ちなみに小山さん、お誕生日だそうでおめでとうございます。m(__)m
最後に、1Fの「ごはんCafe」にて夕飯。料理からデザートからドリンクに至るまでオーガニック系なので、アレルギー体質な連れも問題なく、美味しくご飯をいただけました。味もしっかりしてたし。最近この手のお店があちこちに増えてくれて助かるコト。
噂通りとても賑わってて、どこへ行っても満席の立ち見状態だったけど、その割に人ごみ疲れしなかった。スタッフもしっかり人の流れをコントロールしてたし、全体にどことなくまったりした雰囲気が漂ってた気も。とは言え、やっぱりこの手のイベントを満喫しようと思ったら、あちこち回って疲れないだけの体力欲しいところだけど。(^^;
ちなみに唯一の心残りは、地下で一緒に写真撮ったりしてたらしい「のだめ」マングースに遭遇できなかったこと。orz
さて、次は5月半ばの西本智実さん指揮「ロシア皇帝の至宝展記念コンサート」、それから6月頭のオーチャードホール小山さんと、何故かムソルグスキー「展覧会の絵」2連荘。楽しみ〜。(^o^)
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