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小山実稚恵さん@オーチャードホール

昨日6/2(Sat)は、渋谷Bunkamuraオーチャードホールで、小山実稚恵さんピアノリサイタルに行ってきた。
タイトルは「小山実稚恵の世界 - ピアノで綴るロマンの旅 -」、2017年まで12年間24回予定の第3回。

今回のサブタイトルは「春 〜うつりゆく情景〜」、イメージは「萌黄色:自然の情景・なつかしさ・キエフの大門」。演目は以下。



  • ハイドン:アンダンテと変奏曲 へ短調 作品83 Hob.XVII-6
  • ウェーベルン:ピアノのための変奏曲 作品27
  • シューマン:子供の情景 作品15
  • ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
    (アンコール)
  • グリーグ:叙情小品集第3集より「春に寄す」
  • チャイコフスキー:「四季」より6月「舟歌」
  • シューマン=リスト:春の夜

ちなみにお花はユリ、ヒマワリ、グラジオラス、オンシジューム、ソケイ、スノーボール、ベラ、モンステラとのこと。きっちり統一コンセプトとしてこだわってるらしく、アンコール曲と並べて掲示されてました。

席は最上階の割と真ん中近くで、チケットとるのが遅かった割にはまぁまとも。ステージと距離があったのは仕方ない。

15:00頃、ほぼ時間通りに開演。
ハイドンで始まった演奏は、いつもながら端正で流麗な小山さんのタッチで、美しいメロディが深い情感をこめて響き渡り陶然。(*^_^*)
でも2曲目のウェーベルンは、正直好みじゃなかった。今回から第5回までは新ウィーン楽派を組み込んだ、とのことだけど、はっきり好き嫌い別れますね、この辺は・・・自分は駄目。(-_-;
前半最後はシューマン。ちゃんと聞いたのは初めてだったので、次々飛び出してくる可愛らしく美しい旋律に惚れ惚れ。何でもシューマン、恋人から「子供みたい」と言われた余韻で作曲したんだとか。それでこういう愛らしい曲が出来ちゃう辺り、やっぱり童心めいたものをしっかり残してたんでしょうか・・・

そして20分間の休憩を挟んで、いよいよ本命、初めて耳にするムソルグスキー「展覧会の絵」ピアノ組曲バージョン。
最初は思い切り溜めて・・・と思いきや、高く上げた手を一見無造作に振り下ろす小山さん、響き渡る野太い音色にいきなり魅きこまれる。オーケストラ(や、個人的にはELPのプログレ版 ^^; )でお馴染みのシンプルでカッコいい「プロムナード」のメロディーが、小山さんならではの力強いタッチで紡ぎ出され、そのまま重くて迫力ある「グノームス」へ。プログラムに「原始的なピアニズム」と書かれてる通り、ピアノ版で聞いてみると至極単純な音の連なり。なのに、それが何故か強烈にヴィジュアルなイメージを叩き付けてくれるという・・・やっぱし名曲。(T^T)
「プロムナード」を経て続く「古城」は一転静かで美しい曲調となり、どこか寂しげな趣き深い旋律。
更に「プロムナード」を経て、今度は明るく可愛らしい「テュイルリー」、思わず微笑んじゃう綺麗な音の連なり。
ところが続けて「ビドロ」にいくと、今度は一転重苦しい重低音の響きへ。搾取される農奴を暗喩してるそうだからなぁ・・・(-_-;
また「プロムナード」を経て、お次は軽くて綺麗な「殻をつけた雛の踊り」。曲は好きだけど、これのモチーフになってる絵、なんかヘン・・・(^^;
続けて「サムエル・・・」なんたら。大金持ちと貧乏人の二人のユダヤ人の借金に関するやり取りだそうだけど、どっちが大金持ちなんだろうか?低音の方?
また「プロムナード」を経て、今度は「リモージュの市場」。そのまま暗く重苦しい「カタコンベ」へ続き、更に短調「プロムナード」へ。
そして途切れなく「バーバ・ヤガー」へと雪崩れ込み、いよいよカッコよく盛り上がりっぱなしに。とてもピアノ1台とは思えない迫力の旋律にノリまくり、そのまま続く「キエフの大門」で最高潮へ。小山さん一人で次々叩き出す力強く野太い音色が、オーケストラにも劣らない荘厳な旋律を紡ぎ出して感動の嵐、隣の連れが感極まってグスグス泣いてたり。(^-^;

拍手の渦の後はアンコール。3曲とも知らなかったけど、綺麗な曲ばかりで良かった。ただ、「キエフの大門」の余韻にひたりまくってたトコなので、アンコールなくてもよかったカモ・・・(^_^;

結果、大満足な演奏でした。小山さん、いつも感動をありがとうございます。m(__)m

ちなみにオーチャードホール、最上階まで階段は結構キツい。エスカレーターにしてくれるとありがたいんだけどなぁ。あとホールの空調がかなり強く、演奏中もあちこちで咳払いや洟すする音など響いて、結構イヤだったかも。自分も鼻水出てくるし、帰宅後もなんか風邪っぽいし・・・ちょっとお客様に優しくない感あり。(-_-;

終わった後、しばらくぶりの渋谷をウロウロ。いつの間にか出来てた巨大書店Book1stで探してた単行本×4getしたり、TowerRecordクラシック売り場で大量にCD買い込んだり、小澤&ベルリンフィルのガーシュウィン保護したらCDのつもりがDVDだったり・・・(^.^;

夕食は地元に戻りオーガニックでイタリアンなトスカーナへ。最近マリナーラがお気に入りのこの店、パスタも肉も魚もサラダも、ともかく何でも美味しい。食物アレルギーな連れも安心して何でも食べられるありがたいお店。(^-^)

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