西本智実さん指揮「椿姫」
10/24(Wed)夜は東京文化会館で、プラハ国立歌劇場&西本智実さん指揮のヴェルディ「椿姫」。
西本さんの指揮はキビキビと小気味良く、それでいて抑えるところはしっかり抑えつつ叙情的に盛り上げてくれる。何より挙措がいちいち美しくキマっててカッコいいので、見てるだけで嬉しかったり。(*^-^*)
オケも流石に本場モノで音はまぁまぁ。でも金管がやっぱしちょっと・・・(^^;
しかしなんつ〜暗くて救いのない話だ・・・orz
第1幕では高級娼婦ヴィオレッタが純真な青年アルフレードに告白され、第2幕では華やかな場から身を引いて二人静かに暮らしてるんだけど、アルフレードの親父が何を勘違いしたのか、息子をたぶらかすな!とヴィオレッタに直談判。また親父の理不尽な言い分を聞き入れてあっさり身を引くヴィオレッタももどかしい・・・(-_-;)
すったもんだの挙げ句、第3幕では結核で余命幾ばくもないヴィオレッタがやつれ果てた身で寂しく過ごし、真相を知って彼女の元へ帰ってくるアルフレードにみとられてご逝去・・・
なんつーか、キリスト教的道徳観満点みたいな〜。
瀕死のヴィオレッタに「私の愚行を許しておくれ」みたく言ってる親父が無性に腹立たしかったり。エゴで人の人生台無しにしといて許されるとか思ってんじゃね〜。(-_-#
食事は地元吉祥寺に戻り、時間が遅い時にありがたいオーガニックでエスニックな飲み屋さんGiliへ。
相変わらず何食べても美味しいお店。でも最近ヤケに空いてる事が多いのがちょっち心配・・・なくなんないでネ。f(^.^;
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