東京のオペラの森:オーケストラ公演
チャイコフスキー2連荘、まずはオーケストラ公演。
場所はお馴染み東京文化会館。
東京のオペラの森管弦楽団を指揮するのはミヒャエル・ボーダー。
そしてピアノ協奏曲は最近ハマってる気鋭ピアニスト、ユンディ・リ。ショパンコンクール15年ぶり優勝は伊達じゃない。チャイコの生は楽しみ。
・・・と思ってたら、直前に曲目変更のお知らせが。何でもレコーディング等ズレこんだためとか。
ま、仕方ないよね。あれだけの超絶演奏、並ならぬ準備の積み重ねがあって初めて成立するんだろうし。
というわけで曲目は
- プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 op.16
- (アンコール)サンフラワー
- チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 op. 74《悲愴》
と、ちょっぴり暗めなトーンに。
プロコフィエフの2番も小澤征爾&ベルリンフィルとの録音が絶品だったので、やっぱり楽しみだけど。(^^
ユンディのピアノはやっぱり凄かった。長い指がそれぞれ別の生き物みたく自在に動き、重々しくも鮮烈なメロディーを紡ぎだす。今回席が正面後ろの方でかなり高所だったので、オペラグラスでしっかり指使いが見て取れたのは役得。
相変わらず精密無比なタッチは、荒々しく力強いフレーズでも揺るぎなく、そこに熱いパッションが乗っかってくるので、オケがほとんど耳に入らずピアノに魅了されっぱなし。(*^-^*)
アンコールではきっちり定番のサンフラワーも演ってくれて大満足。
でも後半の「悲愴」は今イチだったかも。
指揮にあまり特徴ないというか、際立った個性が感じられないというか・・・
曲は綺麗だし、特に第3楽章がやたら盛り上がってカッコいいんだけど。
金管は例によってちょっとヘタれ気味だったりもしたし。
それはそれとして。
生ユンディのプロコフィエフ聞いちゃうと、次は同じCDに収録されてるラヴェルのト長調を聞きたくなるのが人情ってもの。
6月に3週連続とかなっちゃうけど、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団との演奏も買っちゃおうかしらん・・・(^.^;
ちなみに晩ご飯は吉祥寺に戻って、久々に和風オーガニックのもんくすふーず。
定食3種はいずれも普通のお家の晩ご飯的。
でもきっちり味が出てて美味しいし、意外とボリュームもあって大満足。
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