宮本文昭&オーケストラMAP'S
今日はJTアートホールでオーケストラMAP'S第2回演奏会。
指揮はかつてのオーボエ第一人者、宮本文昭さん。コンマスはサイトウキネンとかやってる矢部達哉さん。
今日は弦楽器のみの編成なので、木管出身の宮本さんがどう振るのかも楽しみ。(^_^
- W.A.モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136
- E.H.グリーグ:ホルベルク組曲 Op.40
- S.バーバー:弦楽のためのアダージョ Op.11
- P.I.チャイコフスキー:弦楽のためのセレナード ハ長調 Op.48
- アンコール:E.H.グリーグ:ホルベルク組曲 Op.40 第1楽章
モーツァルトはティーンエイジで作ったってのが信じられない華麗なメロディ、やっぱり弦が良く合う気がする。
グリーグは生でちゃんと聴くの初めてのような。寒いトコの人なのに、曲は寒々しくないと言うか、割とアツくてカッコ良い。(^-^
バーバーも初めて聴いたけど、徹頭徹尾アツく泣かせるっぽいアダージョ。嫌いじゃないケド、ちょっとクドいかな?
そしてチャイコフスキーの弦楽セレナーデ。パンフレットに、某人材派遣のCMイメージ強くて・・・とか書いてあるのに笑っちゃった、あの曲。(^^;
エキセントリック・オペラがカヴァーしてたりもしてて、元々好きな曲なんだけど、最初からいきなりアツくてぶっ飛んだ。(@_@;)なんか宮本さん大胆な解釈で、ひたすら握り拳を振り回して熱血全開。(^o^;
CDとかでは静かで綺麗な曲ってイメージが強いので、余計に驚いたんだけど。
でも宮本さん、もの柔らかな言動とは裏腹に、実は内面マッチョな熱血漢・・・なんじゃないかと以前から憶測してたりするので、ある意味納得ではあったり。f(^.^;
ともあれ、演奏一つでこんな違う曲になるのかって驚きもあり、暑苦しく(良い意味で^^;)弾くとこんなに派手でカッコ良い曲だったのかって発見もあり、いろんな意味で新鮮でした。
でも宮本さん、ちょっと熱血し過ぎな気もしないでもないデス・・・もちょっとメリハリ付けてみても良いのでは?f(^-^;
アンコールはグリーグの前奏曲、やっぱり勇壮でカッコよかった。そのうちCDも物色してみようカナ・・・
終演後に相方曰く、宮本さんは管楽器の息吸い込む溜めがクセになってるので、コンマスの矢部さんの寄与は大きいんじゃないか云々。
言われてみると確かに、要所で大きく息吸い込むような間を取ってる。良くも悪くも、身体で覚えちゃってるんだろうなぁ・・・('_' )
夕食はJTアートホール1Fのイタリアン、トラットリア・イ・プリミ。食物アレルギー持ちの相方もあまり問題なく食べられる貴重なお店。
前回来た時は味落ちたカモ?とか思ったんだけど、今日の鶏とキノコのパスタ、シーザーサラダ、海鮮ソテーは美味しかった。でもピザは普通・・・グラスワインやコーヒー込みで、2人で¥8,000強だから、まぁ値段相応かな?(^^;
次はいよいよ今年最後、西本智実さんのジルベスター@ミューザ川崎。
ホントはカウントダウンして欲しいんだけどね・・・でも2006年末のカウントダウンジルベスター@埼玉は、帰りが死ぬ程寒かった・・・f(-_-;
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