二周目凛ルートの五日目から。
●2/4
[衛宮邸]
・士郎、5年前の切嗣との最後の会話を回想。かつて士郎を救った時の切嗣の「これ以上ないという笑顔」、Fate/Zero読み終えた直後だと思わず泣ける・・・(T^T)
選択肢:
セイバーの様子を見に行こう
→道場でセイバーと会話。表裏のない藤ねえに好意的なセイバーだが、桜には未だ警戒されていると困惑気味。・・・そら警戒するわな、二重の意味で。(^^;
・未だ自覚のない士郎、迂闊にもセイバーを置いて独りで登校。校門くぐると結界の違和感を感知。
・生徒会室で一成と葛木先生の会話から、美綴綾子が昨日慎二と口論の後行方不明と知る士郎。放課後無思慮に独り残って聞き込みするも成果無し。
・無人の校舎の階段で凛と遭遇、「呆れた。サーヴァントを連れずに学校に来るなんて、正気?」と呆れた凛、左腕の魔術刻印起動。魔術刻印は魔力を通す事で形成されるもう一つの魔術回路で、刻まれた魔術を詠唱なしに起動可能。凛「アーチャーは帰らせたわ。貴方ぐらい、この刻印に刻まれた”ガンド撃ち(呪い)”で十分だもの。」と冷徹に言い放ち、問答無用で戦闘開始。
選択肢:
階段に飛び込む
→安易な逃げ道を予測した凛のガンド撃ちで即効呪詛の高熱を発し動けない士郎。凛が「・・・さよなら。貴方は知らなかっただろうけど。私、けっこう前から貴方のコト知ってたんだ」と告げて、士郎意識喪失。
→いつもの変わらない朝食風景。何か忘れてるような、といぶかる藤ねえに、桜「何も忘れてませんし、誰も忘れていないでしょう?」
→通学中目が合った凛、すでに士郎の記憶になく、行く先も戻る先もわからぬ不安に苛まれる士郎・・・
→タイガー道場
廊下に飛び退く
→士郎、北欧のルーン魔術に属する体調悪化程度の呪いを、即効性のガンド撃ちにしてしまう凛の濃密な魔力に唖然。
・逃げ惑った挙げ句、飛び込んだ教室で防音結界に包まれ、「Fixierung, EileSalve(狙え、一斉射撃)・・・!」と凛のガンド機関銃炸裂。焦った士郎、あらゆる工程をすっ飛ばして楯にした机に魔力を流し込み、間一髪強化してガンドの嵐を防ぎきるも、次がきたら魔力がもたないと判断、なけなしの魔力で椅子の足を強化して廊下に戻り、凛と改めて対峙。
・全面降伏して令呪を差し出すよう求める凛に、セイバーを裏切れないと言い返す士郎。
選択肢:
遠坂に負けを認めていいのか・・・?
→突如1階から女子の悲鳴が聞こえてなし崩しに仕切り直し。
・1階に駆けつけ倒れている1年女子を発見、生気を奪われ死にかけてると判断した凛が手持ちの宝石の魔力で応急手当。
・非常口から何か飛来するのを感じて「遠坂、危ない」と右手で凛をかばった士郎、釘に似た短剣で右手を貫かれながら、静かな怒りに燃えて黒い魔力を単独追跡。
・裏の雑木林で慎二と遭遇、ライダーの短剣を辛くもかわした士郎。令呪でセイバーを召還するか迷ったものの、自責と自負から思いとどまる。
・令呪を使わない士郎を揶揄したライダー、「・・・そう。私のマスターと違って勇敢なのですね、貴方は」と言って、優しく殺してあげると宣告。
・何とか林から脱出する決意を固める士郎の脳裏に、アーチャーの双剣のイメージがかすめる。
・奇跡のごとく数回の攻撃を防ぎきった士郎だが、後一歩のところで、右手の短剣の縛鎖で宙づりにされて絶体絶命。
選択肢:
令呪を使う
→必死でセイバーを呼んだところで左腕を断たれて絶叫する士郎、失血でブラックアウト。
→タイガー道場
残った左手で応戦する
→奮戦空しく士郎の眼に迫るライダーの短剣を、駆けつけた凛の光弾が弾き、ライダー撤退。
・凛は白けたし借りが出来たと言って士郎と休戦、手当のため遠坂邸へ。士郎、慎二を見かけた事は凛に話さず。
・士郎の傷は例の自然治癒で既にふさがりかけ。生徒達を贄にしようとしている3人目のマスターを先に倒すため、凛と士郎は休戦して共闘することに。
・凛、切嗣が魔術に全くこだわりを持たなかったことを士郎から聞いて激怒、魔術を鍛え伝え継ぐ魔術師の血脈の覚悟と誇りを口にして、その覚悟を持たない士郎に灸を据えたかったと告白。
・アーチャーに送り届けられた士郎、アーチャーといがみあい、互いに相容れぬものと認識し合う。
・聖杯への望みを問われたアーチャー、「興味は無いな。私の望みは、そんな物では叶えられまい」と言い捨て、英霊は自由意志など無く召還されると明かし、「何かこちらで不都合があった場合のみ呼び出され、その後始末をして消えるだけの存在。在るが無い物。人の世の危機を救おうが、誰にも認識されないもの。それが英霊・・・守護者と呼ばれる都合のいい存在だ。なってしまったが最後、意思を剥奪され、永遠に人間のために働き続ける掃除屋に過ぎん」と自嘲。
・サーヴァントという殻に召還された英霊は人間性とともにかつての執念と無念をも取り戻し、それ故に聖杯を求めて戦う、よくできたシステムだと冷笑するアーチャー、「私は望みを叶えて死に、英霊となった。故に叶えたい望みなどないし、人としてここに留まる事にも興味は無い。」と断言。士郎がセイバーには目的があると言い返すと、アーチャー「・・・私の、目的?」と呆然と呟き、何故か悪寒を覚える士郎。アーチャー「セイバーの目的は聖杯でありながら、決して聖杯を自分のためには使わない。そういった意味であれは典型的な守護者、文字通り”奴隷”なのだ」と吐き捨てて霊体化。
[衛宮邸]
・藤ねえから美綴が外傷無く保護されたと確認。
・慎二をライダーのマスターと疑った士郎、巻き込まないため桜にしばらく泊まるよう提案。
選択肢:
断言はできない
→士郎自身が辛くなるだけなのであとで悔やまないよう忠告するセイバー。
●2/5
・士郎の夢は、魔術回路で細々とつながった誰かの遠い過去。泣いている人、傷ついている人、死に行く人に我慢がならず、目に見える全ての人を助けようと不器用な戦いを繰り返して死線を越え、挙げ句自分だけは救えなかったそいつは、未曾有の災害に直面して「契約しよう。我が死後を預ける。その報酬を、ここに貰い受けたい」と世界と契約、英雄となって衆生を救った。結果、契約通り報われない最期を迎え、仲間も恋人も失い追い求めた理想に追い詰められて、担い手のいない錆びた剣の丘で終局を迎え、悔いることなど無いと満足げに笑って独り倒れた・・・(→って、まさかアーチャー?)
・懲りずにセイバー留守番させて一人登校する士郎。・・・馬鹿かコイツ?(-_-;
・教室で会った慎二、暴行受けたと思われる美綴の様子を自分で見て来たように楽しそうに言いふらし、士郎激怒するも手は出せず。
・放課後、士郎と凛が協力して結界の呪刻を探し出し解除。士郎は魔力感知できないくせに場所の異常には過敏なため、全ての呪刻を解除できたはず。(→これも固有結界の賜物ね・・・)
・凛曰く、マスターが破格の使い魔たるサーヴァントを従えた魔術師である以上、魔力漏出から識別可能、ただし士郎程度の魔力では識別できず。あるいは世界と摩擦を生じるサーヴァントを使っていないマスターなら識別できないかも。それを聞いた士郎は、凛が気づかない以上、慎二はマスターではない、と内心判断。早計と責めるべきか・・・まぁ特例だし仕方ないか?
・凛、アーチャーを捻くれてるけどいいヤツだし意外と子供っぽい、と評して先に帰宅。
・よせばいいのに弓道場に足を運んだ士郎、待ち伏せた慎二から呪刻潰しを揶揄されてマスターと確信、認めようとしなかった自分の不覚悟を自覚。・・・だから遅いってば。-_-#
・魔術師でもないのにマスターとなることを強制されたという慎二、昨日女生徒を襲ったのはライダーの独断だと言い訳し、誰とも戦いたくないと嘯いて、共闘を提案。士郎に桜のことを聞かれて「間桐の秘技を継いだのは僕だけだ」と回答。
・共闘提案を蹴って相互不干渉だけ約束した士郎に、慎二は結界発動をちらつかせ、桜を間桐邸から出さないこと、慎二がマスターであることを口外しないことを更に約束させる。
[衛宮邸]
・帰宅すると桜は電話で呼び返された後。
選択肢:
日が沈んで夕飯になる前に、桜の様子を見てこよう。
→間桐邸で桜と会話。慎二は不在、桜は「お爺さまが待ってるから家に帰りなさい」と言われただけ。・・・まだ生きてるのか、アレ。(-_-;
→しばらく外出を控えるよう言われたので衛宮邸には行けない、と桜に聞いて安心する士郎。
[衛宮邸]
・藤ねえのかに玉丼ならぬお好み焼き丼にご立腹のセイバー、道場で士郎に地獄のしごき。(^^;
[柳洞寺]
・夜、就寝中に「おいで・・・さあ、ここまでいらっしゃい、坊や」との呼びかけに操られ、柳洞寺まで夢うつつのまま連れ出された士郎、境内でキャスターと対峙。遥か格下とはいえ士郎の魔術回路の抗魔力をものともせず、数km隔てて魔術による肉体乗っ取りを完成させたキャスターの魔力に、士郎戦慄。
・士郎の抗魔力が街の一般人と大差ないと嘲笑うキャスター、サーヴァントに鬼門であるこの地に、街から吸い上げた千余の魂の欠片で魔力を満たし、神殿として陣地作成。セイバーは消すに惜しいので士郎の令呪を奪ってバーサーカーに当たらせる、と冷笑しながら迫るキャスター・・・!
[Interlude]
・異常に気づいたセイバー、結界をすり抜けて士郎の部屋にまで伸びた魔力の糸をたどり、主を守るため柳洞寺に馳せつける。
・山門でセイバーを待ち構えたのは異様な長刀・物干竿を操るアサシン佐々木小次郎。セイバーの直感が、サーヴァントとしての格はともかく、剣の勝負では決して勝てないと悟らせる。危地にある士郎の身を案じて焦るセイバー、アサシンと打ち合うも不利を否めず・・・
[柳洞寺境内]
・抗いようも無く今まさに令呪を奪われようとする士郎の前に、突如13本の矢がまとめて降り注ぎ、危うくキャスター回避。「ふん。とうに命はないと思ったが、存外にしぶといのだな」と現れたアーチャー、通りすがりと嘯きつつ士郎への呪縛を解き、アサシンが不甲斐ないと八つ当たるキャスターを余裕で揶揄。・・・カッコよすぎ。(*^.^*)
・キャスターとアサシンのマスター共闘説を確信を持って語るアーチャーに、キャスター「そもそもあの狗にマスターなど存在しないのですからね・・・!」と的外れを嘲笑、自身のマスターを道具と化して自らアサシンのサーヴァントを召還した事実を明かす。
・「バーサーカーやセイバーならいざ知らず、貴方程度では掠り傷さえ負わせられないでしょう」と挑発するキャスターに、では一撃だけ、と冷笑してアーチャー突進、両手の双剣でキャスター瞬殺。その呆気なさに不審気なアーチャーを尻目に、双剣に見惚れる士郎。名剣や魔剣に必須の戦意や我欲など創造理念とは無縁に、虚栄なく無心で作り上げられた無骨な剣の在りよう自体に魅せられる。
・突如上から飛来した魔力の矢をかろうじて防ぐアーチャー、いつの間にか上空に現れたキャスターを認め、「空間転移か固有時制御か。どちらにせよこの境内ならば魔法の真似事さえ可能ということか」と感心。一方キャスターは、役に立つか試したけどアサシンにも劣る、とアーチャーに不満を漏らし、必殺の光弾を無数に生んで撃ちおろす。
・士郎、キャスターが呪文詠唱もなく瞬時に繰り出した攻撃が、本来なら簡易的な魔法陣と瞬間契約(テンカウント)を必要とする大魔術と見て取り呆然。離脱を試みるアーチャー、動けない士郎を見かねて駆け寄り、抱えて走りつつ馬鹿とか罵倒し合い。(^^;
・突然士郎を蹴り飛ばして動かなくなったアーチャーに、上空のキャスター「いかに三騎士と言えど、空間そのものを固定化されていては動けないのではなくて?」と勝ち誇り、とどめの光弾準備。そこへ「・・・たわけ、躱せと言ったのだキャスター!」と苛立ち叫ぶアーチャー、空間の固定化を力づくで砕き、予め投擲されていたアーチャーの双剣がキャスターの左右に迫る。更に「・・・I am the bone of my sword.(我が骨子は捩じれ歪む。)」と必殺の魔剣を番えて弓を構えるアーチャー、焦ったキャスターの詠唱に構わず「・・・"偽・螺旋剣(カラド・ボルグ)"」発射!
・空間さえねじ切りながら放たれた一撃は、大きく外して虚空を穿ちながら、余波のみでキャスターの防御を易々と砕き肉体をズタズタに引き裂いて地に落とす。必死で再生するキャスターに、「試すのは一撃だけと言っただろう」と嘯くアーチャー、士郎救出が目的なので戦うつもりはなく、つい挑発にのっただけだ、と言い放つ。更に「剣を執る時は必勝の好機であり、必殺を誓った時のみだ。意味のない殺生は苦手でな」と言うアーチャーに、士郎と似た者同士とキャスターが揶揄、士郎とアーチャー異口同音に異議を唱える。(^^;
・キャスター「貴方達は力も、その在り方も稀少よ。」と共闘提案。士郎は即刻拒絶、アーチャーは一瞬黙考したものの、未だ条件不足と拒絶。ただし独断で居合わせただけなのでこの場は痛み分けにしよう、とアーチャー提案、他のマスターを潰してくれると助かると嘯いてキャスターの転移を見逃す。
・一般人の犠牲を気にかけずキャスターを利用しようとするアーチャーに納得いかない士郎、言い合った挙げ句、自分の筋を通すことに固執してキャスターを追い寺へ向かう。そこへ突然、アーチャーの双剣が閃き、危うく躱したものの致命傷を負って山門へ必死に逃げる士郎。「最期だ。戦う意義のない衛宮士郎はここで死ね」と言い放つアーチャー、士郎が求めるのは勝利でなく平和であり、そんなものはこの世のどこにもないと宣告、「・・・さらばだ。理想を抱いて溺死しろ」と憎しみを籠めて翻る陰剣莫耶!
・死中に活を求め山門から飛び出して転げ落ちる士郎、アサシンと対峙していたセイバーと合流。いずれ決着をつけることを条件にこの場を見逃そうと言うアサシン、追いすがって来たアーチャーを阻んで対峙。舌戦の後に真っ向打ち合う両者の剣戟を見つめる士郎、理解を超えたアサシンの太刀筋に、鉄の意思で鍛え上げた技量のみで鬩ぎあうアーチャーの強さを理解し、(きっと・・・あいつには何もなかった。だから限られた物だけを、自分が持っているわずかな物だけを、あの領域まで、一心に鍛え上げた・・・)と独白。
[衛宮邸]
・道場でセイバーに経緯を説明する士郎、セイバーと共にあると謎の治癒能力も活性化。
・非道なキャスターを利用しようというアーチャーの魂胆に憤る士郎を見て、セイバー何故か微笑み、「彼の剣技は清流でした。心に邪な物がないのでしょう。舞うような剣戟は、彼の人格を物語っていると思う」とアーチャーを評する。それが面白くない士郎はアーチャーの剣技を不意打ちで士郎一人殺せない程度、と無理矢理けなし、セイバーに剣の指導を依頼。
●2/6
[衛宮邸]
・士郎、無限の荒野に突き立つ無数の剣に囲まれ、自らの右腕が無数の剣と化している悪夢に驚愕してとびおきる。
・士郎、登校前に道場でセイバーと朝稽古、昨夜のアーチャーの太刀筋をイメージ。結果、適した剣筋で型に無駄がなくなり、別人のように技量向上。ただしアーチャーやバーサーカーには遠く及ばないと釘を刺すセイバー。
[学校]
・慎二、イラつきながら上から目線の不審な言動。・・・ウザ。(-_-;
・教室前で乙女チックな不審行動中の凛を発見。
選択肢:
あいつの狙いは俺だ。大人しく出て行こう
→屋上で一緒に昼食、昨夜のアーチャーの攻撃を謝罪した凛は、共闘する限り士郎への攻撃を令呪で禁止したと報告。アーチャーは士郎が足手まとい&セイバーが後で厄介だから始末しようとした、と説明したらしい。・・・嘘つきぃ。(^^;
・授業さぼって魔術談義継続する士郎と凛。魔術師の家系では、激痛を伴う魔術刻印の移植を生まれた直後から少しずつ行い、並行して耐性高める肉体改造も行うとか。切嗣がなれなかった正義の味方になるため鍛錬を重ねた士郎、辛いと感じたことはなし。
・士郎が使える魔術は強化のみ。凛の魔術は転換を基本として有名どころは一通り、更に宝石に魔力を蓄積可能。ただし魔力放出で宝石は壊れるため、遠坂家はいつも金欠、後継者はまず自力で金を稼ぐところから苦労。(^^;
・慎二がマスターであることを明かし共闘提案してきたけど断った、と笑って話す凛に、学校の結界は慎二のサーヴァントによるものと士郎が指摘。凛が己の迂闊さに息をのんだ瞬間、ブラッドフォート起動して深紅に染まる学校。
選択肢:
令呪を使用してセイバーを呼ぶ
→「・・・頼む。来い、セイバー・・・!!!!」
・令呪により空間歪めて召還されたセイバー、4Fにサーヴァントの気配を感知。一方、凛は結果の基点を1Fに感知。結界のため令呪なしでアーチャーは呼べず、士郎の提案によりセイバーは4Fのサーヴァントへ、士郎と凛は1Fの結界基点へ向かうことに。
・士郎、椅子の脚を2本折りとって強化、即席二刀流でわいて来た骨ゴーレムを薙ぎ払い、その暴れっぷりに凛ちょっと呆然。士郎が稼いだ時間でトパーズ用意した凛、魔術で骨ゴーレム一掃し、士郎に「助かったわ」と感謝。やっぱ魔術師には前衛居ないとねぇ・・・
・1F教室の結界基点に飛び込んで慎二と対峙、ところが慎二は「殺したのは僕じゃない・・・!!!」と意味不明に叫び、床には万力で首を潰し切られたかのようなライダーの死体、やがてライダー消滅して結界も消失。
・凛、ライダーを殺したサーヴァントが誰か慎二を問いつめたものの、慎二は腹立ちまぎれに回答拒否して逃走。多くの生徒を巻き込んだことに内心激しく同様してる凛、士郎の落ち着いた問いかけで我に返り、教会の綺礼に後始末を依頼。士郎、一人前の魔術師でありながら年齢相応の少女でもある凛の心をかいま見て感慨。
・裏の林でセイバーと合流、4Fにいたサーヴァントは骨ゴーレム操ってたキャスターの影、撃退したけど本体は無傷。ライダーはおそらく罠にはめられ、抵抗を封じられて一撃で倒された。
・遅れてやってきたアーチャー、英霊たる者せめて相打ちに持ち込むべき、とライダーを非力な腑抜け呼ばわり。マスターを守って倒れたライダーを貶める言葉にセイバー静かに激怒、アーチャーと険悪に睨み合うものの、凛が割って入って仲裁。
・要塞化された柳洞寺から出て毎日学校に来てるらしいキャスターのマスターについて、凛たちがマスターと気づいてないんじゃないか、と凛が推測。アーチャーが水を差し、キャスターが自分のマスターを傀儡として操ってる可能性を指摘、マスターであることを忘れさせられてるかもと推測。
[衛宮邸]
・凛から連絡、血の結界の被害は、結界基点に居た生徒を除いておおむね貧血程度で済みそう。
・キャスターの遠隔催眠警戒して、セイバーは士郎の隣の小部屋で寝ることに。
●2/7
[衛宮邸]
・士郎の夢は、流れ込む誰かの記憶。冷徹で口数も少ないそいつは、手の届く限り人を救い続け、その理由は誰にも理解されず、故に警戒され裏切られ続けた。誰かを助けること自体がそいつにとっての見返りで、それは英雄と呼ばれても誰にも知られることなく、いつか本人さえ忘れてしまった。(・・・だから、不覚にも泪したのだ。スタートからゴールまで、長い長い道のりの中。・・・もう何が正しいのかさえ定かではないというのに、ただの一度も、原初の心を踏み外さなかった、その奇跡に。)と夢の中で士郎独白。
・そうして多くの敵に殺されてしまったそいつの果てが、夢の中の剣の荒野であり、死の際に見た幻、絶えず胸の裡にあった唯一の誇り。担い手のいない錆びた鋼の丘で、そいつは独り、悔いることなど何もないと笑って崩れ落ちた。自分でなく誰かのために走り続けたそいつの目的はとうに叶っており、残された無念などない。
[学校]
・凛、柳洞寺の跡取りである一成が怪しいと強硬に主張、なだめた士郎が確かめることに。
・士郎、生徒会室で強引に一成を脱がせて令呪がないことを確認し一安心。変わったことがないか一成に質問すると、寺に見慣れない女がいるとのこと。
選択肢:
一応、話を聞いてみる
→突如一成が豹変、追求する者を排除と機械的につぶやき、ナイフで士郎の腹を裂き致命傷を与えると、続けて自分も腹切り自殺。
→タイガー道場:イリヤ曰く、柳洞寺の住人はキャスターに疑似令呪組み込まれ、条件満たすと命令通り動きだすキャスターの道具と化している。士郎も捕まったら魔術補佐の限定礼装にされかねないとか。
無駄だろうし、止めておこう
→慎二と桜が登校してないと聞かされ、愕然とする士郎。
[interlude]
・脱落者として教会に逃げ込み保護を求めた慎二、祖父に言われた通りしたのに、負けたのはライダーのせいと口汚く罵る。綺礼、慇懃な笑みを浮かべ「君は運がいい。ちょうど一人、手の空いているサーヴァントがいてね」・・・こいつコワいよ・・・orz
[学校]
選択肢:
桜が気にかかる。間桐邱に行ってみよう
→間桐邱前で私服姿の凛を発見。
[間桐邸前]
・不審な行動をとる凛、実は間桐邸を30分も見つづけてる金髪の少年を監視中。
・士郎、何気なく立ち去る金髪少年に、肉体持ってる生身の人間と直感しつつ、後を追ったら命がないと不吉な違和感。
・桜をよく知ってるっぽい凛、他所に養子にやられた子供の気持ちは・・・?とか士郎に質問。
[衛宮邸]
・セイバー、藤ねえの昔話から、士郎がなぜ正義の味方に憧れたか質問。士郎、切嗣との最後の会話故と自覚し、(その安らぎが、彼にずっと続くようにと。・・・けれどそれは。本当に、正しい理由だったのか。)と自問、不安と吐き気に教われ自室へ退散。
・自室で思い悩む士郎、「爺さんの夢は、俺が」という切嗣への最後の言葉を脳裏に浮かべ、誰も傷つけず全てを守るという美しい理想を引き継ごうと正義の味方に憧れる己を自覚。だが「そんなものは、この世の何処にも有りはしない」「理想を抱いて溺死しろ」とのアーチャーの言葉がよみがえり、衛宮士郎という人間の不吉な結末を見透かされたように感じて煩悶。
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