第2次SRWZ再世篇(1周目:暗黒大陸ルート:15話〜24話)
●第15話:マン・アズ・ビフォー
・カタロンに参加していたシーリン、CBに保護されていたマリナ皇女と再会、連邦の介入を受けている故国アザディスタンに戻ろうとするマリナを預かる。ZEXIS再結成に驚くシーリンに、「俺達は・・・ZEXISは平和の敵と戦うために存在している。」と断言する刹那。それぞれの道がいつか交わる事を願う、と刹那に別れを告げるマリナ。
・CBに同行していた沙慈、赤ハロから得た情報で、ルイスを巻き込んだのが別部隊と納得したものの、CBの戦い自体を認めないと宣言し、「・・・わかってもらおうとは思わない。恨んでくれても構わない」と淡々と告げる刹那に「君は・・・!」と逆上。更に、亡き姉の同僚から、夢を忘れないでほしいと言われて懊悩。
・トライア博士に近況報告するエスター、クロウにもZEXIS再結成を伝えるよう頼み、ZEXISは連邦勢力外のリモネシアへ。
・無断でブラスタEsを持ち出すエスター、破界の王に滅ぼされたリモネシア首都に独り赴き、同じく次元獣に蹂躙された故郷オーディスを重ねて想いにふける。そこへやってきたセツコ、「一人で抱えきれないつらい事があったら、誰かに話すのがいいと思う」とさり気なく諭し、シュークリームを手渡して立ち去る。
・そこへゴスロリ少女マリリンが現れ、破界事変前のクロウをよく知っていると告げ、「あの方はとてもお優しくて、とても気高くて、とてもお強くて・・・でも、臆病者のクソ野郎でしたわ」と罵倒、「あの男は急に人間性なんてものを思い出して、私の命令を拒否したんです。クソ溜めのハエがお上品にも自分の飛び方がおかしいって気づくなんて・・・。フフフ、今さらなのに」と嘲笑、ファイヤバグ隊長マリリン・キャットと名乗る。
・「オーディスの生き残り、エスター・エルハスさん。あなたの事も資料で見ました」「フフ・・・あなたにかまうとは、いかにも、あの男らしいですわ」と冷笑するマリリン、FB隊員を呼び寄せ、いつの間に!?と驚くエスターに「フフ・・・それがファイヤバグ・・・。世界の陰に潜む最悪の放火魔・・・」とほくそ笑み、クロウ捕獲のエサになれと恫喝。
・何とかブラスタEsで離脱したエスターだが、マリリン率いるFBが追撃。クロウはきっとエスターを助けにくると断言するマリリン、「子猫ちゃんはプロメテウス・エクスペリメントの犠牲者、唯一の生き残りだからネ」とオーディス壊滅の顛末を明かす。DECの解析により異次元から無限のエネルギーを引き出す試みとして、ブリタニア・ユニオンはプロメテウス・エクスペリメントを実施、その失敗によりオーディスに次元獣が出現した。その調査と実験失敗の痕跡抹消のため派遣された汚れ仕事専門の特殊部隊ファイヤバグが唯一の生存者エスターを発見、抹殺しようとしたのを隊員のクロウが反対。
・自分の血まみれの手に怯えた臆病者とクロウを誹るマリリンに、「黙れ!!」と一喝するエスター、「あいつは臆病者なんかじゃない!」「あいつはナイトでも、正義の味方でもない・・・。だけど、クロウだ!それを馬鹿にする奴はあたしが相手になるよ!!」と啖呵切って、単騎でFBと戦闘開始。
・2PP、突貫したエスターがマリリン取り巻きと戦闘してイベント発生。南東に離脱するエスターに、「アサルトコンバット!パターン・ファイズ!!」と号令するマリリン、エスターを包囲して「ターゲットを中央に固定・・・!そのまま速やかに火力を集中・・・!」「最後は中央を突破!!」と本家ACPファイズの猛撃、「どう、とっても有効な戦術でしょ?」と冷笑。
・そこへ「ゲットレディ!行くぜ!!」と駆けつけたクロウ、「消えろ、ファイヤバグ!」とFB隊員瞬殺し、「悪い、ちょっと遅れた。動けるか、エスター?」とマップ中央へ二人で移動。
・「相変わらずだな、マリリン・キャット」と挨拶するクロウ、「昔みたいに『姫』って呼んでよ」と応じるマリリンに、「言っておくが、俺は一度だってその腐れた呼び名を使った事はねえよ」と吐き捨て、「俺が軍を辞めた後、ファイヤバグは取り潰しになったと聞いてたが・・・俺以下のクズ野郎は今でもあの女に従ってるってわけかよ」と呆れる。
・「もう私達は軍の所属じゃないの。自由を謳歌する傭兵部隊よ」と微笑むマリリン、「どう、フラフラちゃん?戻ってくるんなら、私への無礼も許してあげてもいいわよ」とクロウを勧誘、きっぱり拒まれると「いいわ。今の私はフラフラちゃん個人より、その機体に興味があるから」と応じ、今のスポンサーがブラスタを望んでいると引き渡し要求。
・南西にZEXIS登場、「私のスポンサーさんはZEXISのデータも欲しがってるの」とマリリンが問答無用で攻撃し、止むなく応戦して戦闘再開。
・相変わらずトラブルを連れてきて尻拭いさせる、とクロウを揶揄する青山とデュオ、「そう言うなって。それが俺達、貧乏クジ同盟ってもんだろ」といけしゃあしゃあと応じるクロウに、青山「勝手に・・・」、デュオ「お仲間認定すんな!」とツッコみ、「OK。ノリは変わってなくて安心した」と再会を喜ぶクロウ。
・南西隅からN8E2にエスターが移動してイベント発生。元リモネシア外務大臣、インペリウム筆頭政務官だったシオニー・レジスらしき、みすぼらしい市民を発見。怯えるシオニーが「ご、ごめんなさい!これ、差し上げますから!」とアイテム差し出して、娘娘名物まぐろマンget。
・4PP、雑魚殲滅後にマリリン落としてイベント発生。「ざ〜んねん。時間切れみたいよ」とほくそ笑むマリリン、北側に出現した聖インサラウムのアークセイバーを迎えて、「私達・・・聖インサラウム王国に雇われるの」と明かし、そのまま撤退。
・ジェフリー艦長が目的を問うも、「・・・答える必要はない」と拒むAS団員、騎士としての礼節を口実に揺さぶりをかけるゼロにも応じず、問答無用で戦闘再開。
・5PP敵増援としてナイトオブナイツことジェラウド・ガルス・バンテール卿が単騎出現、陣形立て直しを指示。王子殿下の命令でなく独断による出撃なので、ディアムドでなくディム・リー搭乗とのこと。
・「我が名はジェラウド・ガルス・バンテール。アークセイバーのナンバー1、ナイトオブナイツだ」と名乗りを上げるジェラウド卿、圧倒的な気迫でZEXISを威圧しつつ自軍を鼓舞し、「ZEXIS・・・。シュバルにお前達の勇名は聞いている。この瞬間だけは一人の武人として、お前達と剣を交えよう」と宣言。
・5PP、雑魚殲滅後、分析、撹乱、脱力かけたジェラウドに集中攻撃、最後はアイアンエンブレム装備のセツコでとどめさして戦闘終了、SRポイントget。
・ZEXISを流石と賞賛するジェラウド、「次は陛下より賜った我が剣・・・ディアムドにて挑ませていただく。客人を迎え入れる目的は果たした!各機は後退しろ!」と言い置いて撤退。
・マリリンからオーディス壊滅の顛末を聞いたと告げるエスターに、「言い訳も付け足しもする必要はねえ」と答えるクロウ、ハイスクールを出た後親父と折り合いが悪くて家出、軍に入って2年後に最低最悪のクズの集まりファイヤバグに配属されたと明かし、「オーディスの惨状を見るまで、俺の精神は完全に死人も同然だった。任務の名の下、心を殺していた。それが、あの日・・・唐突に俺の中で何かがよみがえった」と告白、自分を助けてくれたと言い募るエスターに「そんな事は何の免罪符にもならねえよ。幻滅したろ?俺はそういう男なんだよ」と自嘲する。
・「あたしは二度、あんたに生命を助けられた!オーディスで・・・そして、あんたに生きる意味を教えられた事で!あたしの前で自分を否定するなよ!それはあたしが生きてるのを否定するのと同じだ!」と叱咤するエスター、「つらいなら、あたし達に話せ!自分が許せないなら、何かで償え!でも、あたしの前ではヘラヘラでスカしたお前で・・・本当のお前でいてくれよ!」と言い募る。
・絶句したクロウ、「・・・了解だ」と微笑み、「俺だって、そう生きたいと願ってる。だから、お前を言い訳にさせてもらうさ」と嘯きつつ、(・・・ってなわけには、いかないがな・・・)と独白。
・合流したZEXISの面々にも口々に叱咤されるクロウだが、「俺はアロウズやOZを非難できるような身じゃねえんだ。ZEXISには不似合いだ。また会おうぜ、エスター。俺は遠くからお前達の活躍を見守ってる」と別れの決め台詞。
・そこへ「あの・・・すいませんが、あなた・・・先程、高速で飛んでいきましたよね?」とやってきた市民に声をかけられたクロウ、戦場へ駆けつけたブラスタの衝撃波でトラック横転、巻き込まれたトラックが横転したり畜舎に突っ込んだりした挙げ句、逃げたブタが花屋の商品食べるわスーパー荒らすわ、逃げた客を避けたトレーラーが工場に突っ込むわ・・・と被害総額100万Gの賠償請求を突きつけられて「ひゃくまんんっ!!」と顔を引きつらせる。
・覚悟を決めたクロウ、旧知の金貸しゼニトリーに電話かけて借金申し入れ、「・・・100万Gの男、再びか・・・。いいだろう」とスコート・ラボに貸し付ける形で合意。「俺もZEXISに参加する。また機体データを集めて、出来高でチーフに買い上げてもらう」と宣言するクロウ、「・・・是非、ZEXISに参加させてください」と下手に言い直して、「あばよ、俺の自由と平和の日々・・・ま・・・俺には似合いの生き方かも知れねえな、これが・・・」と苦笑。
・パレス・インサラウムに招かれたマリリン・キャット、ユーサー殿下にふざけた挨拶かまし、ジェラウドらが苦い顔。マリリンを客将として迎えると宣言するアンブローン、強い機体を要求され、「おぬしには黒い真珠を与えよう」と告げ、ユーサー殿下も「それはいい。白と黒のに二粒の真珠・・・。インサラウムの新たな華だな」と賛同。
・「ZONEを打ち込む地点の選定も完了しました」と進言するアンブローンに、「よし・・・!では、これより聖インサラウム王国はこの世界に打って出る!」「ZONEと合わせて余は宣戦布告を行う!再世の聖戦が始まるのだ!」と宣言するユーサー殿下。
●第16話:次元の心央
・インサラウムに破界の王が現れた日の悪夢に目覚めるユーサー殿下、アンブローンに呼び出され、「ZONE・・・。インサラウムは戻れない一歩を踏み出す・・・」と呟く。
・クロウの借金はスコート・ラボで精算、ただしラボ予算からではなく、株でまたもや大金せしめたカルロスの個人資産からで、結果としてカルロスがクロウの債権者に。
・二代目ロックオンに挨拶するクロウ、「・・・あんたも俺に兄さんを求めるのか・・・」と言われて、「俺はあいつの名前を継いだお前の覚悟の方に賭けてるんだ」と答え、「俺とお前は同じって事だよ。ニール・ディランディって男の事が好きだっていう点でな」と微笑む。
・北米大陸西海岸にインサラウム艦隊出現、大地に巨大な建造物を設置。「聞け、地球の民達よ。我が名はユーサー・インサラウム。聖インサラウム王国聖王、キング・インサラウム72世の一子にして現インサラウムの統治者である」と名乗ったユーサー殿下、聖インサラウム王国復興するべく宣戦布告し、力の証たるZONEを打ち立てたと宣言、「地球の民よ、我がインサラウムの民に再世の大地を謙譲するのだ」と告げる。(・・・献上だろ、それ -_-; )
・アロウズとOZは静観の構え、ZEXISはインサラウムに挑むべく北米サクラメントへ。(もし、あのZONEと呼ばれるものが私の感じている通りのものだとしたら・・・急がなくては・・・)と、秘かにスフィアリアクターとして覚悟を固めるセツコ。
・万一に備えマルグリット卿だけ残したアンブローン、ジェラウド卿とウェイン卿を含む艦隊主力を周辺防衛に回し、「その万一の時には、あれを出撃させよう。我が次元科学の決勝のあれをな・・・」とほくそ笑む。
・パールネイルの姉妹機を与えられる予定のマリリンが「それにマルとマリで私達・・・姉妹っぽいしね。マルマル、マリマリ〜♪」と悪ふざけして、静かに辟易するマルグリットだが、アンブローンの強気な采配に(確かに我等アークセイバーの戦力はアンブローン殿の次元科学によって以前とは比べられない程、強化されている。だが、この世界には彼等がいる・・・)と危惧。
・そこへZEXISが北側に登場、ユーサー殿下が怯えながら出撃を命じ、両軍対峙。「クロウさん・・・。あなたは何も感じませんか?」と問うセツコ、特に何もと答えるクロウに(そうか・・・。クロウさんはまだ・・・)と黙考、「・・・急ぎましょう。あのZONEを見ていると嫌な予感がします」と告げる。
・「我々はZEXIS。この世界において人類の敵と戦うために結成された部隊だ」と名乗りを上げるゼロ、「我々を前にして戦う気があるか、否か?それを最後に聞かせてもらおう」とユーサー殿下に名指しで詰問。狼狽えるユーサー殿下をアンブローンが「ZONEを打ち込んだ今、もう後戻りは出来ないのですぞ!」と叱咤し、「我が騎士アークセイバーが必ずやそなた等を打ち倒し、この地に新たなインサラウムを築くであろう!」と改めて宣戦布告するユーサー殿下。
・ゼロも「ユーサー・インサラウムよ。あなたの交戦の意志は確認された。よって、一切のためらいなく我々はあなたの騎士を討ち滅ぼそう!」と応じて、戦闘開始。
・1PP敵10機撃破してイベント発生。ユーサー殿下自ら聖王機ジ・インサーで出撃、マルグリットが付き従い、クロウの呼びかけに「私はアークセイバーのナンバー7、王族親衛隊隊長、マルグリット・ピステールだ。私の生命は祖国と殿下に捧げた!ZEXIS、尋常に勝負!」と聞く耳もたず。
・クロウ、やるしかないと覚悟決めつつ、(何だ・・・この重苦しさは・・・。急がないと、何かとんでもない事が起こるような気がしてきた・・・)と独白。
・セツコがマルグリットと戦闘時セリフイベント。「あなたの心・・・」と何か気づいたセツコに、「もし貴官に情けがあるのなら、何も言わずに私と立ち合え・・・!」と遮るマルグリット。「そんな悲しい戦いを・・・」と顔を曇らせるセツコだが、「それが私の・・・アークセイバーの戦いだ!後悔はしていない!」と言い切るマルグリット。
・2PPマルグリット撃破、「お前はこんな戦いでいいのか・・・?」と問いかけるクロウに、「私は・・・アークセイバーだ・・・!」と言い置いてマルグリット撤退。「ちっ・・・面倒くさい女だぜ」と舌打ちするクロウ、「今回は祖国のためだからな。本気でやる気のようだぜ」と納得。
・3PP雑魚掃滅後、ジ・インサーに攻撃、4500以上のダメージ与えてSRポイントget、イベント発生。怯えて撤退するユーサー殿下が「あれを使うのだ!急げ!」とアンブローンを促し、新たな次元獣がパレス・インサラウム周辺に出現。
・「我が名はアンブローン・ジウス。聖インサラウム王国の宰相にして、次元科学の権威よ」と名乗るアンブローン、「単細胞のおぬし達には私の次元科学のもっともわかりやすい形として人造次元獣の相手をしてもらう」と告げ、破界の王の次元獣の長所を組み合わせてアダモンを作り上げたと勝ち誇る。
・「・・・随分と悪趣味だな、婆さん・・・」と応じるクロウ、「次元獣ってのは、元はお前達の国の人間だろうが・・・!それを切り張りするとはよ!」と憤る。元に戻れないなら少しでも祖国のために役立つのが本望と言い放つアンブローンは意に介せず、アダモンをけしかけ、パレス・インサラウムは撤退。
・4PPアダモン殲滅して戦闘終了。
・ZONEに近付いたセツコが「これは・・・」と呟いた途端、異常なエネルギー反応発生、周辺の物体が徐々に粉々の砂と化し始め、「まるで・・・全てが死んでいくみたい・・・」と戦くセツコ。
・「その通りだよ、セツコ」とアサキム・ドーウィン出現、「あれは、この大地と周辺の物質の存在・・・いわゆる生命を吸い出しているんだよ」「事象が存在する力・・・。源理の力・・・オリジン・ロー・・・君達には次元力と言った方がいいかな」と告げ、「ZONEは次元力を抽出する装置・・・」と呟くセツコに、「彼等も禁忌に手を染めた・・・。それが何を意味するかも知らずにね」と冷笑するアサキム。
・この街はどうなる!?と食ってかかる勝平に、「この街・・・?君は何を言っているんだ?」と呆れるアサキム、この規模なら大陸の4分の1は死滅とこともなげに言い放ち冷笑。
・慌てて一斉砲撃を加えるZEXISだがZONEは無傷。「無駄だよ。あれは位相が異なる次元に存在する・・・。外部からの物理的な干渉は無意味だ」と明かすアサキム、「だが、セツコ・・・。君ならば、あれを止める術がわかるだろう」「そうだろう、悲しみの乙女?」とほくそ笑む。
・驚くクロウに、「私もあなたと同じ、スフィアの所有者です」とセツコが明かし、「まだまだだね、揺れる天秤・・・。悲しみの乙女の存在に気づかないなんて。やはり君はまだ、因子が足りない」とアサキム駄目出し。
・「バルゴラ・グローリーのスフィアの力でZONEを止めます」と進み出たセツコ、「ZONEが次元力を抽出するのなら、スフィアが発する次元力を与え続ける事でその機能を封じる事が出来るはずです・・・」と告げ、他に何か方法があるはずと制するアポロ達に「・・・それはあなた達が探して」と儚く微笑むや、「行こうか、バルゴラ・グローリー・・・」と自らZONEの力場へ飛び込み、「ごめんなさい、チーフ、トビー・・・」と独り呟く・・・(;ω;)
・全てが砂と化したZONE周辺に戦慄するZEXISの面々。セツコはZONEに封じ込められた形で手出しできず、アサキムもいつの間にか姿を消したまま。
・一人でZONEと戦っているセツコを救うべく、覚悟を決めるクロウとエスター。
・ティエリアも己を犠牲にしたセツコや、これまで倒れた初代ロックオン、カミナらに想いを馳せ、(僕もその時が来たら、この生命を使う事を誓う。自らの成すべき事のために・・・)と決意。そこへ「殊勝な心がけだね」と声をかけるリジェネ、同じ容姿に驚くティエリアをDNAが同じだからと冷笑。
・(イノベイター、リジェネ・レジェッタ)と脳量子波で名乗ったリジェネ、(GN粒子を触媒とした脳量子波での感応能力・・・それを使ってのヴェーダとの直接リンク・・・。遺伝子操作とナノマシンによる老化制御・・・僕達はイオリア・シュヘンベルグの計画に必要な存在だ)と告げる。
・ガンダムマイスターであるティエリアには情報規制がかかっていると冷笑するリジェネ、(彼の計画の第一段階はソレスタルビーイングの武力介入を発端とする世界の統合・・・第二段階はアロウズによる人類意志の統一・・・。そして、第三段階は人類を外宇宙に進出させ、来るべき対話に備える・・・それがイオリア計画の全貌。そう・・・宇宙環境に適応した僕等が、人類を新たなフロンティアに導くのさ)と勝ち誇る。
・パレス・インサラウムに帰還したウェイン卿、アンブローンの専横とユーサー殿下の軟弱ぶりに苛立ち、ジェラウド卿が鉄拳制裁。
●第17話:朱禁城の花嫁
・沙慈は宇宙技師2種免の腕をイアンに見込まれ、プトレマイオス2の格納庫で整備を手伝い。
・ナットを落とした音にクロウが反応しないので首を傾げるデュオとロックオン、「金の音なら反応したさ。だが、さっきのはコインじゃない・・・。ナットを落とした音だ」とクロウに指摘されて「すごい耳だな」と呆れ顔。「意識して聞き分けしてるわけじゃねえ。ただ借金暮らしが長かったんで、無意識に反応しちまうんだよ」と言い訳するクロウ、内心でセツコの悲劇をそれぞれが乗り越えようとしていると安堵。
・朱禁城を訪れたゼロ、神楽耶により天子に引き合わされるものの、中華連邦の実権を握っている大宦官の高亥が乱入、「ブリタニア・ユニオンの第一皇子、オデュッセウス・ウ・ブリタニア殿下と・・・天子の結婚が決まりました」と宣言。ブリタニアとAEUに一歩遅れた形の中華連邦を巻き込んで次の計画を練っていたゼロ、(中華連邦を一気に自分の手に引き入れる・・・。それによって、その保護を受けている日本人に揺さぶりをかける・・・)(こんな悪魔みたいな手を打てる者はブリタニアに一人しかいない・・・!)と歯嚙みする。
・中華連邦の山岳地帯で、ゲリラとして政府軍と戦っているサリィからまた助けられたと礼を言われる五飛、「・・・弱いくせに何故、戦う?」と問いかける。自分達の意志でやらなければならない戦いと決めたから、と迷いなく答えるサリィ。
・自分より強い者に負けた自分は弱者しか相手に出来ない卑怯者で戦う資格がない、と自嘲する五飛に、「都にZEXISが来ているそうよ」と伝えるサリィ、「あなたは都へ行って。そこであなたの戦いをして」と促す。都へ向かい、第二の故郷であるこの地を腐らせているものを見極める決意を固める五飛。見送るサリィ、「あなたは弱い人を助けられる人よ。見失わないで、あなたの優しい心を・・・」とエール。
・ティエリア、ZONE近辺でリジェネから突きつけられた事実に懊悩。イノベイターはヴェーダを擁してアロウズを背後から操り、イオリアの計画を進めているが、ZEXISが障害となっている。(イノベイター・・・計画を遂行する者・・・。だとすれば、自分の進むべき道は・・・)と沈思するティエリアだが、(フ・・・きっと彼がいたら、そうやって自分を型にはめるな・・・とでも言っていただろうな。自分の思った道を進む、がむしゃらに・・・。僕達はそう戦っていくと決めたはずだな、ロックオン・・・)と覚悟を決め、アロウズの黒幕がやってくると噂される天子の婚約披露パーティに出席すると宣言。
・その決意を聞いたスメラギさん、ボビー大尉を呼ぶよう指示し、「やるからには万全を期する・・・。私の指示に従ってもらうわよ、ティエリア」と宣告。
・パーティに列席したスザク、自分とジノとアーニャのラウンズ3名が出席させられている事に、ZEXISとの戦いを予感。一方、ウェイター等に変装してZEXISの面々も会場に潜入。
・伝説のメークアップアーティスト、ボビー大尉が絶世の美女に仕上げたティエリアに、リボンズ・アルマークがダンスを申し込み、リジェネが脳量子波で(その男が君のターゲットだよ)と明かす。
・ヴェーダのアクセス権を返してもいいとティエリアを韜晦するリボンズ。そこへゼロが神楽耶を伴って現れ、色めき立つブリタニア勢をよそにぬけぬけと天子に挨拶。宴の席故手出しできないスザクが歯嚙みする一方で、立ちはだかる星刻が「ゼロ・・・。この宴に貴官の席はない」とゼロを制する。
・「私は正式に招待を受けた皇神楽耶様の夫としてこの場にいる」と言い抜けるゼロ、「そして、場に相応しくないのは私ではなく、黎星刻・・・貴官ではないのかな?」「この場は天子様のご結婚をお祝いする者が集う。貴官に、その資格がおありかな?」と言い返し、(ふふ・・・神楽耶から聞いたぞ、星刻。以前に生命を救ってくれた天子をお前が個人的に崇拝している事を・・・そして、俺は知った。お前の計画もな・・・)とほくそ笑む。
・更にシュナイゼル殿下が現れて「ゼロ・・・君の存在は余計な混乱を呼ぶ。それがわからない君でもあるまい」と割り込む。「やはり、いらしていたか。ブリタニア・ユニオン第二皇子、シュナイゼル・エル・ブリタニア・・・現在は地球連邦政府、特別監査院の議長を務められているのでしたな」と応じるゼロ、(はやり、この度の茶番の仕掛人はあなただったか。第二皇子でありながら、皇帝シャルルの実質的な代理であり、連邦政府においても重要なポストにある男・・・そして、俺が生涯において唯一勝てなかった人間でもある・・・)と独白。
・シュナイゼル殿下に余興としてチェス勝負を挑むゼロ、「私が勝ったら、そこでこちらを睨んでいる枢木卿をいただきたい」と要求、(スザクを合法的に俺の下におければ、今後の計画の最大の障害が消える・・・)とほくそ笑む。「では、私が勝ったら、その仮面を外してもらうとしようかな」と余裕綽々で応じるシュナイゼル殿下。
・一方、会場外でルイス・ハレヴィと再会した刹那、会場警護についていると詐称しつつ、沙慈はコロニーで働いているのを見たと告げ、「彼と会った時、こう思った・・・。彼は今でも君の事を・・・」と明かすものの、ルイスは激痛の発作に襲われ、「アルマークのくれた薬・・・これがあれば・・・」と服薬。(彼女は身体に異常を抱えている・・・。これは・・・疑似太陽炉のGN粒子による細胞障害か・・・)と見抜く刹那。
・そこへ「ハレヴィ准尉・・・!大丈夫か!?」とビリー・カタギリが駆けつけ、刹那を見て「クジョウを迎えにきたソレスタルビーイング!」と驚愕、CBがスパイに仕立てた彼女を返してくれと懇願。そこへ会場方面で爆発。
・リボンズとサシで対峙するティエリア、本来ティエリア達は破界事変で滅んでいたはずと明かすリボンズに、「イオリアにガンダムを託された僕は思う。君達は間違っていると・・・!そうだ!僕は自分の信じた道を進む!そうやって生命を懸けて戦ってきた仲間達と同じように!愚かだと言われようが、がむしゃらなまでに!」と言い募る。
・リボンズ、計画遂行より家族の仇討ちを優先した愚かな男ロックオン・ストラトスに心を許し過ぎたとティエリアを嘲笑し、ほんのちょっと後押しするだけで人類は勝手に戦いを始めると嘲笑う。
・「これでチェックをかけさせてもらう」と嘯くシュナイゼル殿下、敢えて自らのキングを無防備に晒してゼロを挑発。「何ですか、これは?拾えと言われるのか、勝利を・・・!」と憤るゼロ、(この誘いを受けるという事は屈服するといいう意味だ・・・!許してはいけない・・・!こんな屈辱を受けるなど・・・!)と拒絶。
・「時間切れだ、ゼロ。・・・皇帝陛下なら、こういった場合、迷わずに私のキングを取っただろうね」と揶揄するシュナイゼル殿下、「我が友トレーズ閣下の言う通りだ。君がどういう人間か、私も少しわかったような気がするよ」と微笑し、(あなたは、そうやって見下して・・・!)と内心怒り狂うゼロ。
・更に、会場へ五飛が乱入、再会したゼロに「お前の相手は後だ!」と言い放って天子と対峙、「お前の夫となる男は既にお前を置いて逃げた・・・そのような男とお前は添い遂げる気か?」と問いかけ、「結婚とは永遠の約束だ・・・。それを軽んじるな」と言い聞かせる。
・「だから、俺はこの結婚を・・・こんな茶番を用意したものを許さない!」と激怒する五飛、駆けつけた星刻とサシで切り結ぶ。それを絶好機と見たゼロ、「高亥!時は来た!」と指示。
・絶対遵守のギアスを受けていた高亥が黒の騎士団を招き入れ、「全てはゼロのため!」と宣言、怒り狂った星刻に切り捨てられる。大宦官を斬ったと非難される星刻に、「目を覚ませ、黎星刻!これがお前の仕えるべき国の姿か!お前の守るべきものは何だ!?」と五飛が叱咤。
・「・・・我は問う。天の声!地の叫び!人の心!何を以って、この儀を中華連邦の意志とするか!」と告げる星刻、「全ての人民を代表して、我はこの婚姻に異議を唱える!」と宣言、反乱の狼煙を上げつつ(だが、私は6年前の天子様を朱禁城の外へお連れするという約束を一度たりとも忘れた事はない・・・)と独白。
・星刻の想いに応えて駆け寄ろうとする天子を、ゼロが抑えて「そこまでだ、星刻」と割り込み、「私も君達と同じなのだよ。この婚礼を壊すために、ここにいる。ただし、花嫁はこの私がもらい受ける!」と宣言、天子を拉致して黒の騎士団に撤退を指示。怒り狂って後を追う五飛と星刻。
・あまりの暴挙に戸惑う正太郎達に、「お前も、ゼロのあの言葉を信じたから手を貸したんだろ?この国の悪を根元から断ち、人々を救うために天子ちゃんをさらった・・・ってのを」とクロウが窘め、「信じて、正太郎。ゼロは一度やると言った事は必ずやる男だから」とカレン断言。
・反乱の咎で捕らえられた星刻が、大宦官からKMF神虎を与えられて、囚われの仲間達を人質に脅されながらZEXISを追撃。ラクシャータ「紅蓮と同時期に開発したんだけど、ハイスペックを追求し過ぎてねぇ・・・扱える者がいなかった孤高のKMF・・・。それが神虎よ」と解説。
・「大宦官はおそらく天子をブリタニアに売り渡し、己が保身を図ろうとしている!お前はそれを許すのか!この腐りきった中華連邦を!大宦官を!」と弾劾するゼロに、「お前にそれを言う資格があるのか!」と駆けつけた五飛が糾弾、「俺も俺の意志でゼロと戦おう!」と宣言。
・中華連邦軍兵士に檄を飛ばす星刻に、「あの星刻という男・・・!ゼロと同じように各機に指示を出すのか!」と扇が驚愕。五飛「黎星刻・・・!大宦官に与したか!ならば、お前も俺の敵だ!ナタクよ!全ての敵を討つぞ!」と吠えて、三つ巴の戦闘開始。
・五飛戦闘時セリフイベント、「私欲、欺瞞、偽善、背信・・・!この場にいる全てを俺は否定する!正義とは何だ・・・!俺は何を信じ、何のために戦えばいい!」と叫ぶ五飛。
・五飛撃墜時、まだ戦えるとド根性で無限復活。
・雑魚掃滅後、星刻と五飛をそれぞれ囲んで固定、合流組中心に五飛を落としまくって撃墜数稼ぎ、全員エースにしてから星刻を撃墜してイベント発生。
・「許せ、神虎・・・。私ではお前を使いこなせなかった・・・」と悔やむ星刻に、「認めよう、星刻。私と伍する知略とスザク級の武勇・・・。天はお前に二物を与えた・・・」と上から目線で賞賛するゼロ。(^^;
・北に中華連邦旗艦・大竜胆とブリタニア軍が出現、「気をつけろよ!スザクとその隣の2機はナイトオブラウンズ・・・ブリタニア皇帝直属のスーパーエースだ!」と警告するデュオ。
・「愚かな・・・!ブリタニアに支援を頼むとは!しかも、あの艦はアヴァロン・・・!」「わかっているのか、大宦官は!地球連邦で絶大な権力を振るうシュナイゼルをこの国に介入させているのだぞ!」と憤る星刻だが、大宦官は星刻を用済みと切り捨て、天子が同乗しているイカルガに猛砲撃、「既に新しい天子は手配した。オデュッセウス殿下と釣り合いも取りやすい人形だよ」と言い放つ。
・ブリタニアにつけば権威を取り戻せると我欲を剥き出す大宦官達、「残された人民はどうなる!」と責めるゼロに「ゼロ・・・君は道を歩く時、アリを踏まないように気をつけて歩くのかい?」と嘲笑。「奴等こそが、この国の暗部!」と五飛が激怒、「国を売り、主を捨て、民を裏切り、その果てに何をつかむつもりか!」とゼロが糾弾、とんだ理想主義と嘲る大宦官に「腐っている・・・!何が貴族か!ノーブルオブリゲーションも知らぬ官僚が!」と吐き捨てるゼロ。
・見かねた天子がイカルガ甲板に生身を晒して「もうやめて、こんな戦い!」と悲痛な叫びを上げるのを、狙い撃ちするよう命じる大宦官達。「そうは・・・!」「させん!!」と気合を合わせて飛び込む星刻と五飛が身を挺して天子を護り、「もってくれ、神虎!私の・・・私の生命をくれてやる!」「天子!お前は死なせん!弱い者を・・・俺は守る!!」と悲痛に叫ぶ。
・「ホホホ!竜と虎が天子を守るか!」と嘲笑する大宦官だが、「諦めるな・・・!」とヒイロが励まし、ZEXIS全機がイカルガ前に集結、盾となって天子達を庇う。猛砲火の中、「誰か!誰でもいい!彼女を救ってくれ!!」と祈る星刻に、「わかった・・・!聞き届けよう、その願い!」とゼロが応えるや、イカルガからゼロの駆る蜃気楼が出撃、絶対守護領域を展開して猛砲火を完全に遮断!
・「やられたね、これは・・・。あのKMF・・・ガウェインのドルイドシステムを流用したんだろう」と見抜くロイド伯に、「KMF蜃気楼・・・。その絶対守護領域は世界最高峰の防御力なのよ。そして・・・」と自画自賛するラクシャータ。更に「大宦官!今、この私が民に代わり天誅を下す!」と断罪するゼロ、拡散構造相転移砲を放って大宦官周辺の雑魚を一掃。「絶対守護領域と相転移砲・・・。ドルイドシステムとそれを使いこなす情報処理能力があって初めて有効となる・・・」とラクシャータが自画自賛締めくくり。(^^;
・「哀れだな、星刻。同国人に裏切られ、たった一人の女も救えないとは・・・だが、これでわかったはずだ。お前が組むべき相手は私しかいないと・・・」と説得するゼロ、部下になる気はないと反発する星刻に「当たり前だろう?君は国を率いる器だ」と余裕でいなし、「救わねばならない、天子も貴公も!弱者たる中華連邦の人民全てを!」と檄を飛ばす。
・「綺麗事を・・・!そのKMF一機で全てを救えると思っているのか!」と食ってかかる五飛だが、「戦局を左右するのは戦術ではなく戦略だ。その意味は、そろそろわかる」と余裕で切り返すゼロ。そして上海、南京、北京など各地から、同時多発の人民決起が報じられ、「ゼロと大宦官とのやり取りがリアルタイムで流された結果ね」とほくそ笑むスメラギさんに、星刻の決起準備にゼロの仕掛けが火を点けたのだろうと分析するジェフリー艦長。
・「フ・・・いくつかのイレギュラーもあったが、天子の決死の行動で大宦官の悪役っぷりが際立ったな」とほくそ笑むゼロ、星刻の準備と五飛の真摯な想いのおかげと労う。「全てはお前の手の平の上か・・・」と苦い顔の五飛、「変わっていないな、お前は・・・。人の生命さえも自分のシナリオ通りに動かせると思っている。俺はお前を認めん・・・!」と糾弾するものの、「だが、お前という男の力は認めよう!」と肯定、「黎星刻!今、我々の討つべき敵は奴等・・・大宦官だ!」と呼びかける。
・「神の使わした竜と虎も我等に味方した!各機は攻撃を再開しろ!狙うは大宦官だ!」と檄を飛ばし、ZEXIS気力MAX。一方シュナイゼル殿下は後退を命じつつ、「ZEXISは後の憂いになる可能性もある。ここで潰せるのならば・・・」と仄めかし、「イエス、ユア・ハイネス!ゼロだけは、この機に!」とスザクが応じてナイトオブラウンズは残留、旗艦アヴァロンのみ撤退。
・天子に反乱した大宦官の企みを暴いた形のZEXIS、世論を味方につけ大義名分を得たゼロが「攻撃開始!向かってくる者は全て、この国の人民の敵だ!今こそ、この中華連邦を解放するため各機は人々の敵と戦え!」と檄を飛ばして戦闘再開。
・雑魚殲滅後、最後に大竜胆をゼロが撃破して戦闘終了、ゼロポイント+1get。
・アイテム:バーニアユニット、ユグドラシルドライブ、高性能レーダー、Eカーボンアーマーget。
・(サリィ・ポォ・・・。正しい者は強くなければいけない・・・。弱い奴にナタクの力を使う資格はない。だが、心の強き者は己の正義を信じる事が出来る。そして、それは力を生み出す。俺も俺の正義を信じる・・・。そして、その道をナタクと共に歩むぞ・・・)と独白する五飛。
・「これからもお守り致します。永久に・・・」と改めて誓う星刻は天子様といい感じに。温かく見守る五飛に「驚きだぜ、五飛。お前が人の恋路を助けるなんてよ」と混ぜっ返すデュオだが、「結婚とは永遠の約束だ・・・。それを軽んじる者は許せない」と正論で応じる五飛。
・ZEXISとして戦うのは断る五飛だが、破界事変同様、ゼロを側で監視すると宣言。ヒイロと五飛の尻拭いを期待されて抗議するデュオに、シンパシーを示すクロウ。(^^;
・情報戦での貢献を労われたディートハルト、更なる効果のため天子を日本人と政略結婚させるよう提案するも、神楽耶やC.C.、カレンらを筆頭にZEXIS女子勢が総スカン、挙げ句の果てに「・・・お前は人でなしか?」とキリコにまで駄目出しされて憤慨。
・(まさかC.C.やキリコまで反対するとは・・・。もしかして俺の方が間違っているのか・・・)と秘かに懊悩するゼロ、かつてミレイ会長やシャーリーに女心がわからないと指摘された過去を思い出し、「天子よ!あなたの未来はあなた自身のものだ!」と宣言、(前にシャーリーが言ってたな・・・。想いは人に力を与えると・・・今ならわかる・・・。俺もナナリーのために世界を作り変えようと思った・・・)と仮面の下で微笑み、「力の源は心にある!」と告げる。
・迷いを断ち切った星刻、「この国を救うために降り立った神龍を私は一生忘れない」と五飛に感謝、ゼロから中華連邦と蓬莱島の日本人を預けられ、「いつの日か、また君と叩ける日を心から願っている」とエール。(そうだ、星刻・・・。お前も俺の計画に必要な一人だ・・・超合集国構想・・・。それを実行に移す時、お前の力も使わせてもらうぞ)と独白するゼロ。
・ティエリアも「やはり僕は人間を信じてみたい」と吹っ切れたものの、刹那に全てを打ち明けるには至らず、(イノベイターと僕達・・・。計画を継ぐ者は果たしてどちらなんだ・・・そして、リボンズ・アルマークの言っていた北欧の動きとは・・・)と黙考。
・一方、リリーナはドロシーらの協力を受けて北欧サンクキングダムを再建。いずれ地球連邦が見過ごせない程大きな力を得た時、リリーナを中心に新たな戦いが起こると内心期待するドロシー。リリーナはドロシーを連れて、エリア11視察に向かう事を決意。
●第18話:アッシュフォード・ラプソディ
・特別監査院の議長執務室でトレーズ閣下と密談するシュナイゼル殿下、「やはり、あなたの見立て通り、ゼロには若さがある。少しずつではあるけど、彼の輪郭がつかめてきたよ」と微笑しつつ、デルマイユ公がアロウズ上層部に潜むイノベイターと接触、トレーズ閣下を無視してOZに新兵器導入を決定した事を憂慮。
・自分の不自由故負担をかけるとわびるトレーズ閣下に、「気にしないでいただこう。私はあなた程、ロマンチストではないのでね。故に小賢しい立ち回りも出来るから、こうして出来る事もある」と微笑むシュナイゼル殿下。「インサラウムの動きも気になる・・・。やはり彼等に頑張ってもらうしかないようだ」と、エリア11に向かったZEXISに期待を寄せるトレーズ閣下。
・アッシュフォード学園地下の機密情報局基地に戻ったルルーシュ、「どういう事だ、これは!?久々にエリア11に戻ってみたら、何故、俺が100人とデートする事になっている!?」と驚愕。影武者をつとめていたクノイチならぬ篠崎流37代目SPたる咲世子が、人間関係を円滑にという指示を守り過ぎた結果に、(完璧な変装術を持ち、ナナリーと俺に忠誠を誓う咲世子は最高の影武者のはずだった・・・だが、俺は失念していた・・・!咲世子が天然であった事を!)とルルーシュ呆然。(^^;
・落ち込む咲世子を「お前はよくやってくれている」と労うルルーシュ、「・・・仕方ない。その108人とのデートは俺が行こう」と苦笑い。体力のないルルーシュには無理と案じるロロに、ヴィレッタがミレイ会長企画のイベント「キューピッドの日」活用を提案、(い、嫌な予感しかしない・・・)と内心焦るルルーシュ。
・ナイトオブスリーことジノ・ヴァインベルグ、ナイトオブシックスことアーニャ・アールストレイムと引き合わされたルルーシュ驚愕、庶民の学園生活に興味を持って転校してきたらしい。「私・・・あなたのデータを持ってる」と無表情に呟くアーニャに絶句するルルーシュだが、折よくミレイ会長のイベント開始、学園敷地内の目当ての相手のオデコにタッチすると強制的に恋人同士になるとか。(キューピッドの日・・・!今日のイベントで女子達との関係を一気に精算する!)と秘かに燃えるルルーシュだが、「ルル・・・」「私・・・本気でやるからね」とシャーリーも闘志を燃やす。(^^;
・更に見物に来た甲児達ZEXISメンバーもイベントに巻き込まれて波乱の予感。モデルの葵、元祖ショタの正太郎君、超絶美形アルトらが生徒達に狙いを定められて、イベント開始。
・ロロのギアスで周囲の体感時間を止めて咲世子と入れ替わったルルーシュ、咲世子に逃げ切らせてタイムオーバーを目論みつつ、(フ・・・自分の身を犠牲にしてでも俺への恭順を示すか・・・)(ナナリーのいる場所に居座った偽物の弟にはいつか最高の罰を与えてやる)と内心では執念深くロロへの怒りと嘲りの独白。
・一方、「ははは!捕まえてごらん!」と妖しいノリで超絶ジャンプを披露して女生徒達を躱す咲世子、ZEXISの面々から色々な意味で怪しまれつつ逃走するも、「いったい何なんだ、あれは!?俺をスーパーマンに仕立て上げるつもりか!?」とルルーシュ激怒、やむなく入れ替わって自力で逃げ切る決意。
・ヒイロがリリーナと再会する一方、ルルーシュも図書館でシャーリーと二人きりに。ところがそこへ傭兵団『暁の牙』と名乗る武装兵が現れ、身代金目当てに学園占拠を宣告。
・ルルーシュ達を人質として生徒会室に立てこもる傭兵団に、ロロの介入を待つルルーシュは(奴の時を止めるギアスがあれば、この状況を覆すのは簡単な事だ)と黙考するも、窓の外で様子をうかがうスザクを見つけて愕然、(下手に動けば、監視役であるロロと俺が結託したのがスザクにばれてしまう・・・!そんな事になったら、皇帝に奪われた俺の記憶が戻っている事も隠し切れない・・・!それは人質同然でブリタニアにいるナナリーを危険に晒す事になる・・・!)と焦慮しつつ、スザクが自分を試すため静観していると憤る。
・シャーリーが見せしめに選ばれ絶体絶命、(だが、俺とてZEXISだ!)と覚悟を決めたルルーシュが無謀に突貫、不意をつかれた傭兵に隙が出来て、シャーリー達を逃がすルルーシュ。(すまん、ナナリー・・・。俺はお前を迎えに行けない・・・)と死を覚悟するルルーシュだが、二度とシャーリー達を巻き込んではいけないと独白、「俺はもう・・・!俺はもう失いたくないんだ!何一つ・・・失いたくない!」と悲痛に呻く。
・そこへ甲児達が突入して形勢逆転、外の傭兵は片付けたと通告し、クロウが「ナイスガッツだ、学生さん。後は任せておきな」とルルーシュを労いつつ、傭兵達に圧倒的な力の差を見せ付けて制圧。
・「な、何て奴等だ!化け物か!」と戦く傭兵達は逃走、機動部隊と合流して力押しの襲撃に。一方、ヒイロに「もう演技はいらない」と告げられゼロと見抜かれたルルーシュは動揺。
・外でKMFを持ってきたジノ達と合流したスザク、自分がルルーシュを試すためシャーリーが傷つくのを見逃そうとしたと内心で自責。一方ZEXISも出撃してナイトオブラウンズと共闘、傭兵団相手に戦闘開始。
・マップ南西隅からN3E1にジノが移動してイベント発生、「これ、お使い下さい!」と女生徒がアドレナリンアンプル献上。
・3PP敵殲滅して戦闘終了、SRポイントget。
・アイテム:ハロget。
・スザクと険悪な雰囲気のカレンに、「君とはいつかきちんと決着をつけたい」とジノが爽やかに挑戦。
・撤収するZEXISを見送るリリーナ、ヒイロに「また会える日を楽しみにしています」と微笑。
・戦闘中も学園にルルーシュがいたと確認したスザク、危地にあってもギアスを使わずシャーリーを救おうとしたため、(やはり、あのゼロはルルーシュではないのか・・・)と黙考。
・「ルルは優しいものね・・・。きっとその子達を傷つけないために全部OKしちゃったのかな・・・」と好意的解釈全開のシャーリー、オデコにタッチして「ちょっとズルい方法だったけど、いつか本当に好きにさせてみせるから」と微笑んで宣告。
・ルルーシュとシャーリーが良い感じになって、心残りが消えたから今度こそ卒業、と宣言するミレイ会長、「これにてモラトリアムとか色々終了〜!」と明るく告げつつ、表面だけと責めたニーナに(私は私で向き合ってみせるから・・・)と独白。一方ロロは(兄さんが大切に想っている人・・・彼女がいたら、僕は・・・)とシャーリーに複雑な想いを抱く。
・私室でC.C.とカレンに、ヒイロを同志として紹介するルルーシュ。破界事変のナナリー救出時に指示を出した様子からルルーシュをゼロと気づいたヒイロ、ゼロの理念や言葉は信用できないがその力は認める故に共犯者となると告げ、「妹のために戦うお前ならば俺は信じられるからだ」「いや・・・訂正しよう。今日のお前は妹以外の人間のためにも戦おうとした。ゼロは信用できない。だが、ルルーシュ・・・お前は信じられる」と宣言。
・「あれは・・・勝手に身体が動いただけだ」と戸惑うルルーシュに、「感情で動く人間を俺は否定しない。言葉で自己の行動を飾り立てるゼロより、そちらの方が信用できる」と告げるヒイロ。「ヒイロなら、きっとあんたを助けてくれるよ」とカレンが微笑み、「・・・そうかも知れんな・・・」と苦笑するルルーシュ、「全てを話そう、ヒイロ・ユイ。その結果、お前が俺を許さないと言うならば・・・俺はお前の全てを奪う」を宣告。
・「いいだろう、ゼロ。・・・だが、俺はお前の思い通りにはならない。お前が俺の思ったような人間でなかったら・・・」「ゼロ・・・お前を殺す」と応じるヒイロ。
●第19話:それぞれの戦場
・サンクキングダム元首としてブリタニア政庁を訪れたリリーナ・ピースクラフト王女、エリア11総督を務めるナナリー・ヴィ・ブリタニア皇女殿下に拝謁。アッシュフォード学園に立ち寄ったか聞かれたリリーナ、日程の都合で立ち寄れなかったと偽りつつ、(ヒイロの話では、アッシュフォード学園からナナリーの痕跡は故意に消されていたという・・・)と黙考、兄ルルーシュが未だ学生生活を送っている事からも何らかの事情があると警戒。
・ナナリーに完全平和主義を説くリリーナ、(ヒイロ・・・私の戦いも始まりました。あなたもまた、どこかであなたの戦いをしているのでしょうね・・・)と想いを馳せる。
・デルマイユ公、ツバロフ技師長の開発したモビルドールシステムを見学、ゆくゆくは人間の兵士に代わる主戦力にと期待をかける。
・そこへリーオーで乱入したトレーズ閣下、「生身の兵士を代表して、モビルドールに戦いを挑んでみようと思うのです」と宣言、「モビルドールが優秀であれば、私はこの世に必要ありません。この場で優劣を競おうと思っております」と言い放ち、単騎突貫。
・数機のモビルドールを瞬殺したトレーズ閣下、「終わりだ、ツバロフ。その気になれば、私は君の生命を一瞬で奪う事が出来る」と恫喝しつつ、余興と韜晦、モビルドールも兵士も扱うのは人間と諭し、「もう少し人間も評価し、人間も愛してもらいたいものです」と揶揄。
・更にデルマイユ公を「今一度、戦争の意味というものをお考えになっていただけないでしょうか?」と諭すトレーズ閣下、「私には、イノベイターなる者が世界を変えられる存在だとは思えません」と釘を刺し、(ゼクス・・・やはり心の中では君が私の下へ戻ってきてくれる事を切に願うよ・・・君がいないとOZはつまらん人間の下らぬ行動を許してしまう・・・)と独白して撤収。
・やられたのは旧式のリーオーと無様に言い訳するツバロフ技師長。「イノベイターの事まで知っていたとは・・・やはり、リボンズ・アルマークの言う通り、奴は危険か・・・」とトレーズ閣下に苛立つデルマイユ公。
・王留美からアロウズの中華連邦国境付近集結の報を受けたZEXIS、中華連邦の地球連邦離脱を阻止すべく睨みをきかせる意図と推察。どうすべきかと騒ぐ玉城やエスターに、少しは自分で考えろとロックオンが説教、「せっかく俺達は監察権っていう必殺のパスポートを持ってるんだしな」と仄めかすも、エスターは質問するばかり。
・カトルが親切に「僕と一緒に考えましょう」と促し、ZEXISが監察権を行使すればアロウズと戦闘になり、戦力消耗を強いる事が出来るとコーチング。「ほんとにいい奴だな、お前・・・。いい奴過ぎて貧乏クジ同盟に誘えないぜ」とクロウが賞賛、「どういう意味だよ、そりゃ!」と憤慨するデュオに、ロックオン「真面目な奴に色々と背負わせるのは酷だからな」、クロウ「その点、お前や青山はどこかで気を抜く事が出来るタイプだしな」と応じ、「微妙に褒められてる気がしないぜ・・・」とくさるデュオ。(^^;
・イノベイターと敵対する事に迷いを秘めるティエリア、「今のお前・・・まるで以前に戻ったようだ」「ヴェーダの力を失った頃のお前だ」とヒイロに指摘されて動揺。
・ゼロからヒイロの監視役を命じられたカレンだが、(でも、あいつは嘘をつくような人間じゃない・・・。あたしはヒイロを信じるよ)と独白。
・一方、ルイスの事をカレン達に相談できず独り懊悩する沙慈、マリーや広報2課の面々から「出来る事をやりましょう」と諭され、「僕・・・このZEXISで頑張ってみます」と決心、(いつか君に会える日のために僕は僕に出来る事をやっていくよ・・・)とルイスに想いを馳せる。
・ハーナバード基地にゼクスを迎えたアロウズのリント少佐、度重なる命令違反と作戦失敗でOZを追われ、階級も剥奪された一兵士としてのアロウズ出向と嘲り、「トレーズ・クシュリナーダ司令は君を完全に見限ったのだろうな」と嘲弄、トレーズの懐刀さえ追放同然となりOZも終わりと冷笑。
・同じくハーナバード基地のカティ・マネキン大佐、(ソレスタルビーイングの戦い方・・・。あれはクジョウが提唱していた戦術理論だ。リーサ・クジョウ・・・。私が国際大学で戦術理論を学んでいた際の学友・・・もし、彼女がソレスタルビーイングにいたら、この『人形』を見て、何を思うだろうな・・・)と格納庫で独白。そこへ挨拶に訪れたゼクス、「ガンダムとは、戦争という時間の中に必要のない個人的な感情で戦っておりました」と吐露、「閣下は私という存在をOZから葬りました。それは同時にOZという組織の終焉を意味するのでしょう。その最後として私にアロウズを見せるためにこうして出向を命じたのだと思います」と告げる。
・そこへ「大佐ぁ〜!来ちゃいました〜!」とやってきたパトリック・コーラサワー少尉、自ら志願してアロウズに着任したと告げ、「貴官はどこまで馬鹿なのだ!アロウズには関わるなとあれ程・・・!」と叱りつけるマネキン大佐に、「大佐を守りたいからであります」と臆面もなく即答。
・ガンダムと戦って死ぬ事になると警告するマネキン大佐だが、「お言葉ですが、自分は何度かガンダム戦を行い、生き抜いてきました。仲間からついたあだ名は不死身のコーラサワーです」と自信満々のコーラサワー少尉、「それは当てこすりだ・・・!」とツッコむマネキン大佐にも「いや〜そうですかぁ?ホント、人気者はつらいですね」と馬耳東風。(^^;
・横で見守るゼクス、変わりませんねと苦笑し、「私は少尉を尊敬しています」と明言、「お前は・・・皮肉もわからんのか?」と呆れるマネキン大佐に「皮肉ではありません、大佐。コーラサワー少尉は私が求めるものを持っています」と告げる。
・更に「信念・・・であろう?」と割り込むミスター・ブシドー、過去は捨てた身と自称し、「どんな場であろうと、こうして貴殿とまた戦う事が出来る事を嬉しく思う」とゼクスに告げる。
・遠くで見ていたイノベイターのヒリングとリヴァイヴ、人間的で微笑ましいと冷笑。
・ハーナバード基地にZEXIS到来、監察権に基づき観察を要求するも、基地司令のマネキン大佐は機密作戦を盾に拒否、「逆にそちらに問いたい。ガンダムや黒の騎士団を擁する諸君等に連邦軍の警察的役割を担う資格はあるのか?」と問い返す。
・「ある」と即答するゼロ、「我々は正義を行っている。胸を張って、あると言おう」と断言。そこへ突然基地からアロウズがZEXISに砲撃、ブシドーらのせいにしたリント少佐が殲滅を主張し、なし崩しに戦闘開始。スメラギさん、旧知のマネキン大佐と戦う事に秘かに心を痛めつつ、誰が相手でも戦う決意を固める。
・3PP雑魚掃滅後にトールギス撃墜してイベント発生。「トールギスはまだ戦える・・・。だが、私の心が敗北した」と呟くゼクス。そこへ「だらしないものだね、ライトニングカウントと呼ばれた男が」とリヴァイヴ、「でも、大丈夫。後はあたし達がやってあげるから」とヒリングが西に出現して割り込み、「・・・ZEXISの中に脳量子波を使う人間がいるね」「ヴェーダの情報で見た超兵とは違う。この感じ・・・あの子とも違うみたいね」と会話。一方カミーユが「何だ、この感覚は・・・」と何か感じ取り、「あの2機に乗っているのは並のパイロットじゃないぞ!」と警告。
・ツインドライブ奪取のついでにニュータイプも潰すと宣告するイノベイター達、面白いオモチャを用意したと嘯き、トーラスのモビルドール部隊が西に出撃、「あれの起動は二人のライセンサーに任されています」と人のせいにしてどこ吹く風のリント少佐。その暴挙に憤るマネキン大佐、「聞こえるか、クジョウ!あれはモビルドールだ!!」とZEXISに警告し、「・・・あれは・・・あってはならない兵器だ・・・!」と呻く。
・スメラギさんが「あれはモビルドール・・・。高度にプログラミングされた無人機よ。その動きは、従来のAI操縦の比じゃない・・・。恐れも疲れも知らない最悪のパイロットよ」と警告。
・「人の乗らない兵器だと・・・!それはもう兵器ではない・・・!殺戮のためのマシンだ!」と憤るゼクス、「そのような存在を私は認めない!」と宣告し、裏切りと非難するリント少佐に「あのようなものを投入する事こそ、人類の歴史に対する裏切りだ!」と糾弾、ZEXISと共闘。
・「人間の限界を君達に教えてあげるよ。モビルドールと僕達イノベイターが」とリヴァイヴらが冷笑して、戦闘再開。
・3PP分析かけたリヴァイヴ撃墜、次は本気とかお決まりの捨て台詞吐いて撤退。続けて今度は東にサーシェス出現、お前等のせいで身体の半分が消し炭だ!あの野郎の生命だけじゃ、物足りねえんだよ!」と罵り、土産と称してバイアランとゲルズゲーのモビルドール出現。「あれは俺達の世界の機体だ!」と驚くシン達に、「驚いたろ?うちの大将からのプレゼントだ。たっぷり楽しんでくれ」と嘯くサーシェス。
・MD相手に長期戦は不利と分析するスメラギさん、3分間の時間制限を告げて、戦闘再開。
・3PP分析、脱力かけたサーシェスにマジンガーの装甲ダウン当てた上で、刹那がとどめさして撃墜。サーシェスは刹那との戦いが一番楽しいとか哄笑して撤退。
・3PP分析かけたヒリング撃墜、同じく捨て台詞吐いて撤退。
・3PP雑魚掃滅して戦闘終了。
・アイテム:精密照準レンズ、高性能レーダー、オートリペアマシン、バーニアユニットget。
・続けて大量のMD出現、数で圧倒され焦るZEXIS。「数による圧倒的な暴力・・・。殺戮のためだけのマシン・・・トレーズ・・・!これが私に見せたかった現実か!」と呻くゼクス、「トレーズ・・・そんなに付きまとうな・・・!過剰な期待に応えたくなるではないか!」と叫んで単騎突貫、MDトーラスを蹴散らしながら「人形などに私の戦士の誇りを砕けるものか!」「トレーズ!元同志のよしみ・・・!仮面砕けるまでの付き合いだぞ!」と雄叫びつつ重囲を突破、「トレーズ!私は君の友達にはなれない・・・!さらばだ、トレーズ!!」と言い置いて離脱。
・ゼクスの開いた突破口からZEXIS各機も離脱。トロワ同様「・・・このままでは俺達は負ける・・・」と呟くヒイロ、「せめて、この基地を破壊する」と単騎残留、猛砲火に耐えながら基地の動力炉へ。「ここが俺の死に場所か・・・」と呟くヒイロだが、突然現れたリーオーが接近、トロワが「そこまでだ」と割り込み、「まだお前は死ぬ事は許されない」と制止。
・ヒイロがはぐれた事に気づいたZEXISの面々、仲間を逃がすため基地に残って自爆!?と騒然となるものの、付き合いの長いデュオが「大丈夫だ。あいつは必ず生きてる」となだめ、ヒイロが自爆すれば確実に基地を潰すと指摘、基地が健在ならヒイロは自爆してないと説明し、「ま・・・あいつの場合、自爆しても死ぬタマじゃないけどな」と苦笑。アロウズに捕らえられた可能性については王留美に調査依頼することに。
・スメラギさん、大学の卒業論文『無人機戦闘における戦術理論と予想被害規模』をベースとして、AEU戦術予報士となった自分がOZのバックアップでモビルドール研究を進めたと明かし、実戦形式のテストで起きたターゲット誤認により友軍が壊滅的打撃を受けたこと、そこで大切な人を失った事を告白。結果、MD計画は凍結、スメラギさんはAEU軍を辞任、戦争はあくまで人間の手で終えるべきと考えCB加入。
・意を決したティエリア、「あのイノベイターこそ地球連邦を裏から操り、世界を支配しようとする者達だ」と明かす。中華連邦のパーティで接触したイノベイター達は、ヴェーダにより生み出された生体端末、アレハンドロ・コーナーの協力者であり、3機のガンダムスローネを介入させたり疑似GNドライヴを国連に提供したのも彼等の仕業。
・「・・・彼等はイオリア・シュヘンベルグの計画を続けているとも言った。それが事実なら、彼等の手足であるアロウズと戦っている我々の方が異端である可能性も・・・」と躊躇うティエリアだが、「破壊する」と断言する刹那、「アロウズを倒し、イノベイターを駆逐する。俺が・・・俺の意志で」と宣言。「相変わらずシンプルな奴だぜ」と苦笑するクロウ達も口々に同意、「俺もやるぜ。金の・・・」と余計なこと言いかけたクロウはアレルヤに止められ、「本当に筋金入りだな、あんた・・・」と呆れるロックオン。(^^;
・ティエリアもイノベイターに抗する決意を固め、結束を新たにするZEXISの面々。そこへ噂の快男児、破嵐万丈からスメラギさんに通信が入り、一度退いて体制立て直すことに。
・(マネキン・・・。エミリオを失ったあの事故の現場にはあなたもいた・・・)とMDの恐ろしさを熟知するはずの旧友に想いを馳せるスメラギさん。
・OZ総会でハーナバード基地でのMD勝利を喧伝するデルマイユ公、アロウズとの連携を提唱し、トレーズ閣下に副司令としてホーマー・カタギリの補佐を命令。異を唱えるトレーズ閣下、「私は人間に必要なものは絶対的な勝利ではなく、戦う姿・・・その姿勢と考えます。しかし、非戦闘員までをも巻き込み、人々の自由さえも奪うアロウズのやり方・・・モビルドールという心無き戦闘兵器の使用は後の世に恥ずべき文化となりはしないでしょうか?」と反論。
・「しかし、その境遇の中から私の理想を超えた新しい戦士が生まれました。彼等は見返りを求めず、ただ己の信じるもののために迷いを越えて、戦い続ける・・・その献身的な姿は決して報われない・・・。言うなれば、彼等は敗者なのです」と説くトレーズ閣下、勝者が衰退する中で若き息吹は敗者の中から培われると告げ、「私は・・・敗者になりたい」と宣言。
・今世界が求めるのは圧倒的な勝者と断じるデルマイユ公、トレーズ閣下から一切の権力を没収すると宣告。ロームフェラ財団本部への軟禁を強いられるトレーズ閣下、ただ人を殺すためだけの銃は自分に感動を与えないと独白、(ガンダムのパイロット達、ゼクス、そして、ZEXISよ・・・無垢なものは無軌道なのではない。自由なのだ、心が。君達の未来に祝福あれ)と心中で祝福。
・一方、OZ本部の貴賓室で全て思惑通りとほくそ笑むシュナイゼル殿下、「しかし、よろしかったのですか?閣下は殿下にとって唯一とも言えるご友人だと思っていたのですが・・・」と案じる侍従カノンに、私情より優先しなくてはならない事があると微笑、今日の世界が求めているのは圧倒的な勝者としてのイノベイターと認め、今自分が動く必要はないと宣言。「有用な駒は失いましたが、キングは未だ健在というわけですか」と納得するカノン、「インヴォーグの方も、トロモ機関の方も研究を急がせます」と応じ、シュナイゼル殿下はデルマイユ公を籠絡すべく会談に。
・「この日を見越して、ゼクス特佐を逃がしたのですか?」と指摘するクワトロ特佐に、「私から友への最後の手向けだよ。シュナイゼル殿下も、ここまでは読めなかっただろう」と認めるトレーズ閣下、「あなたにも手向けを用意しておいたよ」「アムロ・レイの転属先の情報だ」と告げ、「どういう理由かまではわからないが、彼はイノベイターの所にいる」と明かす。実際の居城までは不明なので自分で追ってくれと告げるトレーズ閣下、ライセンサーの資格もクワトロ特佐に託す。
・自ら起つには自分の手は汚れ過ぎていると自嘲するトレーズ閣下、「買いかぶりはよしていただこう。私もあなたと同じなのだ」と否定するクワトロ特佐に、「だが、あなたはその壁を突き破り、もっと先に進めるだけの器を持っている」と期待を示し、一つ願いがあると告げる。
●第20話:白と黒と
・中華連邦の黎星刻、領内で大破したトールギスを回収、倒れていたゼクスを保護。目覚めたゼクス、トレーズの失脚にも薄々は予想していたと驚かず、ZEXISが暗黒大陸外縁部に身を隠すべく向かったと聞くと、行き先未定だが旅立つ決意。「ならば、貴官に紹介したい人物がいる。実を言えば、彼が君と君の機体を回収したのだ」と、トールギスの設計にも関わった技術者ハワードの名を告げる。
・ホワイトドールこと∀ガンダムを封印して、ハイム農場を地道に拡張してきたロラン達だが、軍から圧力を受けて窮地に。そこへ「今こそ私の交渉術が活きる時だ」とロジャーが現れて助太刀に。
・一方、連邦軍をけしかけてハイム農場乗っ取りを企むベックとティンプ、カン・ユーは、ハイム農場との交渉の場に臨むものの、「ハイム農場の代表者のローラ・ローラと申します」と名乗る女装したロランとアナ姫に気づかず、思わず「・・・可憐だ・・・」と見とれるカン・ユー。(^^;
・農場の管理を軍に任せろと高圧的に迫るティンプ達に、ローラは一歩も引かず拒絶。言葉を選びながらの押し問答に業を煮やしたカン・ユーが「とっとと農場を渡せ!さもなければ、連邦軍を動かしてお前等ごと、あの土地を焼き払ってやる!」と馬脚を現し、「やっと本音を出しましたね」としたり顔で微笑むアナ姫。そこへ「話は全て聞かせてもらった」とロジャー乱入、「この交渉はフェアでない。よって、私はロジャー・スミスの法を以ってお前達に臨む!」と一方的に宣言、「ビッグオー、ショータイム!!」とお約束の召喚。・・・交渉術はどこ行った?f(^^;
・「悪知恵だけは働く男と世知に長けた男・・・。あの二人を見た時は、私も苦戦を覚悟したが・・・まさか、あれ程までに短絡的な人間があの場にいた事は、こちらにとって幸運だった」と喜ぶロジャー、基地破壊は正当防衛と嘯き、ロラン達を降ろして単騎でベック達と連邦軍を迎え撃つ。
・「本来なら向こうが本音を出した時点で録音を盾に交渉に入るつもりだったが・・・あのような相手では、私のネゴシエイションも意味を成さない」と嘯くロジャー、「私はあくまでネゴシエイターであり、この戦闘は本意ではない。それを明言した上で無法に対しよう!ビッグオー!アァァクション!!」と戦闘開始。
・1EP敵2機撃破でイベント発生。東にゲイン達登場、西にはパールファングを駆るマリリンが、インサラウム軍を従え、ロジャーのビッグオー目当てに出現。マリリンとの再会にげんなりするティンプとベック、ファイヤバグのマリリンとカン・ユーに教え、「あ、あれが極悪非道の化け猫・・・!」と絶句するカン・ユー。
・Dエクストラクターを起動するマリリンのパールファングに、「わからない。でも、あれは危険」と険しい顔のドロシー。更にそこへ、山に埋められていたホワイトドールこと∀が飛来、かつて人類排除を目的としたエグゼクター起動時と同じと愕然とするロラン。
・ソシエとメシェーがフォローして∀に乗り込むロラン、「ホワイトドール・・・。どうしてお前が封印を破ったのかはわからない・・・でも、お前が目覚めたって事はまた戦いが始まるんだね・・・だったら、僕は・・・!僕が守るべきもののために戦うよ!」と誓って、戦闘再開。
・1EP敵2機撃破してイベント発生、南にZEXISが登場。クメンで共に戦ったル・シャッコと再会するカレン、キリコ達だが、上官だった陰険男カン・ユーがティンプ&ベックとつるんでいるのにげんなり。
・連邦軍の後ろ盾を誇るベックだが、ロジャーが例の録音を公開、佐伯がZEXISの監察権を盾に「本件に無関係なものは事情調査の妨げになるため、帰還を命じる」と威圧すると、連邦軍兵士はあっさりベック達を見捨てて撤退。「何という卑怯な真似を!」と憤るカン・ユーに、「あんただけには言われたくないよ!」と言い返すカレン。
・ル・シャッコがパイルバンカー使うとセリフイベント。いぶきと赤木が「ノットバスターでしたよ、あれ!」と興奮、「これはパイルバンカーだ」とシャッコ憮然。(^^;
・4PPまでにティンプ達と雑魚掃滅、最後にマリリンをHP1万強まで削り、クロウでとどめさして撃破、戦闘終了、SRポイントget。
・アイテム:A-アダプター、クエント製センサー、ブタモグラのステーキget。
・「何なんだ、彼女は・・・」とマリリンに呆れるロジャー、「あまり説明したくないが、最低最悪の女だってのは太鼓判が押せる」と苦笑するクロウに、「知り合いか・・・。君の女嫌いの原因を見たような気がする」と揶揄。
・そこへパレス・インサラウム出現、マリリンは最低限の任務を果たしたとジェラウド卿が評し、「Dディストーションの各スレイヴユニットもポイントに設置されています」とマルグリットが確認。次元境界線が急速に歪曲し、「ククク・・・この大陸を包む次元境界線の歪みが邪魔なのでな!」とほくそ笑むアンブローン、「さあ、次元の檻よ!我が科学の前にひざまずくのだ!」と勝ち誇り、時空震動発生。
・次元境界線の歪みが正常化した暗黒大陸で、大グレン団やゲッターチーム、ジロン達との接触を目論むZEXIS。
・サンドマンと不動司令に促されて旅立ったハリー大尉達に、ティファも同行したとか。「いつも私はガロードに助けられてきた・・・。だから、今後は私がガロードを助けたい」との伝言を受け取ったガロード、彼女を信じて待つ決意。
・ハイム農場の護衛はル・シャッコが買って出て、ゲイン達やロラン達もZEXISに同行。
●ルート分岐
・CBはマクロスと共に宇宙へ上がり、アロウズに対する囮に。イカルガは暗黒大陸へ向かい、佐伯が前線にも出るゼロを補佐。
・クロウ達については、「彼の場合、個人的かつ深刻な事情で戦っているから、こういう時には自分でルートを選んでもらっているの」と微笑むスメラギさん。
・クロウ恒例の査定は3万G。少ないと抗議するクロウだが、ただ戦うだけでなくもっとデータを集めろと葉っぱかけるトライア博士、インサラウムの兵器のデータは高く売れると指摘。
・クロウの選択は「暗黒大陸」。「頑張んな」と励ますトライア博士に、「はい、チーフ!仕事も恋も一所懸命です!」と笑顔で応じるエスター、(面倒だから、頑張るのは仕事だけにしてもらいたいもんだぜ・・・)と内心ボヤくクロウ。(^^;
・パレス・インサラウムでユーサー皇子に状況報告するアンブローン、次元境界線が安定するまで暗黒大陸にはZONE設置できず、時空震動発生の負荷でDエクストラクターを消耗したため、別地点への設置もすぐには無理と告げつつ、(奴との約束があったとはいえ、少し事を急ぎ過ぎたか・・・しかし、あの男・・・何のためにあの大陸の解放を望んだのだ・・・)と独白。
・クロウ残り借金額970,000G。
●第21話:時の流れに
・時空震動で暗黒大陸に閉じ込められたのは大グレン団とゲッターチームだけで、ハイム農場にいたロランやゲイナー達、西方にいたジロンや桂達は巻き込まれず。その時シモン達はテッペリン付近で何者かと戦っていたとか。
・妙に荒れ果てた暗黒大陸について、ラクシャータの分析では、破壊事変以前となる約10年前に大規模なゲッター線照射を伴う爆発があったらしい。未知の状況を警戒してイカルガは停止し周辺調査。ところが勝平、ワッ太、ガロード、シンシアらがバギーで勝手に探検に出てしまい、秘かに同行したアナ姫が叱りつける。
・そこへ獣人達が出現、「政府軍め、こちらの動きに感づいてやがったか!」「俺達は俺達のために戦う!お前達の思い通りにはならんぞ!!」と問答無用で戦闘に。
・そこへ駆けつけたギミーとダリーが獣人のガンメンを牽制砲撃しつつ「逃げるんだ、アナ姫」と声をかけ、アナ姫達は取り急ぎ撤収。「な、なあ、ダリー・・・俺、夢中で呼びかけたけど・・・」「う、うん、ギミー・・・。あれはアナ姫だった・・・。あの時のままの・・・」と戸惑うギミー&ダリーは少年少女に成長。タワーに乗る老けた隼人が詮索は後にしろと窘めて、獣人のレジスタンスと戦闘開始。
・双子の援護と根性でしのぎつつ敵撃ち減らして、4PPイベント発生。隼人の風貌に「いくら一年ぶりだからって貫禄がつき過ぎだぜ・・・」と驚く甲児に、事情を察して時空震動は面白いイタズラをすると哄笑する敷島博士。そこへ獣人増援が北東に出現、「来たか、ヴィラル・・・!」と呟く隼人に、「神隼人・・・!ついに貴様が直々に出てきたか!」と呼びかけるヴィラル。
・ヴィラルは物資を輸送するカトラ・リーダー部隊を西へ離脱させることを優先して足止めを命じ、隼人がZEXISにも強引に共闘を求めて、戦闘再開。
・ヴィラルとゲイナー戦闘時セリフイベント、「・・・どうやらここが俺の最後の戦いの場になりそうだ・・・奴がいないのが唯一の心残りだが、懐かしい顔が俺を見送るために揃ったのなら、もはや言う事はない・・・!行くぞ、ZEXIS!俺とエンキドゥドゥの魂をお前達で燃やし尽くす!!」と気炎を吐くヴィラル。
・5PPヴィラル撃破、兵を派遣して生け捕りを命じる隼人。
・6PP敵全滅して戦闘終了、SRポイントget。
・アイテム:ブタモグラのステーキ、金塊10000×6get。
・捕らえられたヴィラル、隼人もその相棒も戦士として認めていたと告げ、「・・・だが、今のお前は何だ!?お前達のやっている事はお前達が倒した螺旋王ロージェノムと同じ事だ!」と糾弾。敷島博士、役に立ってもらうためカミナシティに連れていくと宣告。
・ZEXISの面々と再会したギミーとダリー、暗黒大陸では10年が過ぎ去っていたことを明かす。
●第22話:出撃!! 新たなる戦士たち!
・地下の村落でヴィラル達レジスタンスと協力していた弁慶、凱と渓を連れて地上に出て、「そろそろお前にも自分の道を選ばせるときかも知れないと思ってな・・・」「全てはカミナシティで話す。それまでは黙って付いて来い」と渓に告げ、(そして、聞かせてもらうぞ、隼人・・・。お前達の考えている事も・・・)と独白。
・隼人、次元境界線の歪曲で隔絶されていた暗黒大陸は外と異なる時間の流れにいたと結論づけ、封鎖の原因となった時空震動時にゲッターチームと大グレン団は真ドラゴンと戦っていたと明かし、時空震動も真ドラゴンの仕業と推測。
・敷島博士、真ドラゴンが重陽子ミサイルの爆発をかわすために時空震動を起こしたと推測、結果として居合わせた者達は光に包まれ暗黒大陸のあちこちに転移、ゲッター線の影響も各地にまちまちの濃度で現れた。武蔵は戦死、竜馬と真ゲッターは行方不明、弁慶と元気(渓)は辺境へ。
・ギミーとダリー、10年間頑張れたのはシモンと大グレン団を中心とした政府の力と絶賛。一方、弁慶が辺境の地でヴィラル達レジスタンスと近しいらしいことを知ったカレンや甲児達は、レジスタンスを一方的に無法者と決めつけるギミー達政府軍の言い分に疑念を表明。「さっきも言った通り、長い話になるからな。そこらはカミナシティで総司令から直接聞くがいい」と勧める敷島博士。
・そこへインベーダー襲来の警報が鳴り、急遽迎撃に出るZEXISと政府軍。
・1EP反撃で敵撃ち減らしてイベント発生。連邦の識別信号を出す部隊が南に出現、「こちらは地球連邦軍、第13航空隊所属のシュワルツ少佐だ。これよりインベーダー迎撃に協力する!」と呼びかけてきて、「あれは連邦軍が開発した空戦用直立重機のステルバーです!」と驚く佐伯。
・続けて北に連邦軍の地上部隊バロソフ8000Dが現れたものの、既にインベーダーに取り憑かれ融合したメタルビーストと化しており、連邦軍に襲いかかってシュワルツ少佐以外を一掃。
・融合進化したインベーダーの力に驚喜する敷島博士。西に機械獣軍団を率いてあしゅら男爵まで現れ、「フフフ・・・やはり、Dr.ヘルの予測通り、この地が解放された事で全てが動き始めるか・・・」とほくそ笑む。
・更に、南東に様子見に来ていた弁慶達がメタルビーストの攻撃に晒され危地に。「お前達も飢える破壊魔も全て殲滅してくれる!」とあしゅら男爵が猛砲火を加えるためZEXISも動けず。
・そこへ、東に號の乗る真ゲッターが登場、「うおおおおおっ!」と雄叫びをあげて突貫、メタルビーストを後退させた隙に着地してハッチを開き、渓達に「来い」と呼びかける。「所詮、ゲッターからは逃れられない運命ってわけか・・・。俺も、渓も・・・」と覚悟を決めた弁慶、渓を促して真ゲッターに乗り込み、凱達を逃がす。
・隼人「やはり生きていた・・・。真ゲッターも・・・あの男、號も」と呟き、敷島博士も「しかも、あの時の姿のままで・・・。フフフ、実に興味深い」とほくそ笑む。號は「お前を守る・・・」と渓に告げるや、「行くぞ!ゲッタァアッァァァァッ!!」と咆哮して、戦闘再開。
・2PP、分析かけたバジンB6を集中攻撃で撃破。あしゅら男爵は例によって負け惜しみ言いつつ撤退。
・3PP敵全滅して戦闘終了、SRポイントget。
・暗黒大陸調査に派遣されたと言うシュワルツ少佐、佐伯に同行を勧められると「・・・フン・・・」と鼻で笑い、「もう少しあんた等は自分の立場ってのを自覚しろよ。どんな魔法を使った知らないが、ZEXISと言えば、独立部隊の名を借りた反連邦組織と噂されているんだからな」と冷笑するも、自分の目で確かめろと告げるゼロに対して「了解だ、ミスター・ゼロ。あんたに言われなくても、そうさせてもらうつもりだったしな」と剣呑に嗤って快諾。
・「アロウズが動いてる」と情報提供するシュワルツ少佐、「あいつ等の仕事熱心ぶりには頭が下がるぜ。新しい国を見つけたら、外交ではなく、恫喝を仕掛けるんだからな」と冷笑、随分と連中を嫌っているようだと指摘するゼロに「俺の中では、あんた等とワースト1を争ってる」と言い放ち、「フ・・・少佐はZEXIS向けの人材かも知れんな」と揶揄するゼロ。
・「聞かせてもらうぜ。今の政府のやり方に何の意味があるのかをよ」と隼人を問いつめる弁慶、「お前がカミナシティを離れたのは元気のためか?」と問う隼人に、「元気は死んだよ。事故でな」と偽る。直後に駆け込んできた渓を怒鳴りつける弁慶、その様子を見て(なるほどな・・・。號が動いた理由は、ここにありそうだ・・・)と事情を察する隼人だが、渓の正体を追求はせず。
・「答えろ、隼人・・・!政府はどうなっちまったんだ!?あんな風に自由を許さないやり方じゃ螺旋王と同じじゃねえかよ!」と食ってかかる弁慶だが、「必要だから、やっているまでだ」と切り捨てる隼人は「これからは弱い人間に生きる資格はない」と言い放つ。
・負傷していた弁慶が失血で倒れ、急遽手術へ。一方、格納庫に戻った渓は、助けられた礼を號に告げる。「俺は・・・ゲッターでお前を守る」と一方的に宣言する號、事情を問いつめる渓にも「俺はお前を守るためにいる。ゲッターロボで」「奴等はまた来る」と要領を得ず、凱に3号機搭乗を要求。あくまで猪突猛進な渓も賛同して、「あたしと號と凱で新ゲッターチームの誕生だ!」と宣言。
・渓の正体に気づいたギミーとダリーだが、敷島博士が「時期が来れば、全てが解決する。それまでは余計な事は言わない方がいい」と制止。
●第23話:あなたは何もわかっていない
・カミナシティでアロウズのホーマー・カタギリ司令から通信を受けるロシウ補佐官、「地球連邦への加盟の勧めを治安維持部隊の司令であるあなたの口から伝えられるという事は・・・地球連邦政府は、我々を反連邦国家と仮定しているという事ですか?」と釘を刺し、ノーコメントを貫くカタギリ司令に後日回答を約束。
・地球連邦と戦うのは世界全てと戦う事とシモン総司令にも釘を刺すロシウ、大グレン団中心メンバーによる首脳部会議での議論にも懐疑的。ヨーコは政府の仕事が水に合わないと去ったとか。
・苦情処理に専念してほしいとシモンを遠ざけるロシウに、「・・・隼人と何をやっている?タワーはゲッター線の調査のために造られたはずだぞ。ヴィラルを逮捕した事・・・俺が知らないとでも思ったのか?」とツッコむシモン、反政府の連中とあって話しをしたいと要求。
・「彼等は郷愁に囚われ、新しい生活に馴染めなかった者達です。故に反政府思想の獣人達と共に辺境で地下暮らしを続けようとしています」と強弁するロシウ、苦言を呈するシモンに「この大陸のどこかには、あの化け物が眠っている可能性が高いのです」と真ドラゴンの危険を指摘、何か起きたら頼ってくるのだから多少不自由でも事前にこちらのシステムに組み込むべきと主張。
・「お前・・・本当はロージェノムが最後に言ったあの言葉を気にしてるんじゃないのか」と指摘するシモンに、ロシウが口ごもった時、「ご機嫌よう!」とニアが乱入、手料理の昼食を持参、勧められたロシウが顔引きつらせて辞退。(^^;
・更に大陸外から訪れたジロン、エルチ達がキタンに連れられて乱入、久々にシモン達と再会するものの、午後の職務があると素っ気ないロシウ。仕事が終わるまで手料理を振る舞うと言い出したニアに、用事を思い出したと言い訳して殺人的料理を危うく回避するエルチ達。(^^;
・そこへ科学局長官のリーロンからアロウズのモビルスーツ接近の急報。
・「こちらはロシウ・アダイ補佐官だ。アロウズに告ぐ。君達の目的は何だ?」と詰問するロシウに、「我々は独立治安維持部隊だ。地球連邦に敵対する可能性のある者に対して、それを調査する任務を帯びている」と通告するアロウズ指揮官、無断侵入と市民への示威的行為を咎めて即刻退去を命じるロシウに聞く耳もたず、「暗黒大陸の蛮族が、このような街を作っているとはな・・・少しばかり脅してやるか・・・」とMSで威嚇。
・妊娠中のキヨウがよろめき、アロウズの暴挙に獣人達が憤って「帰れ!」のシュプレヒコール。それを「暴動の発生を確認」と強弁するアロウズ、正当防衛と称して暴徒に対する威嚇射撃を宣言し発砲。
・市民をシェルターに避難させたロシウとキノン、アロウズが退くまで耐えるしかないと苦渋の選択。ガメンさえあれば、と悔しがるキタンに、ギンブレーが「お言葉ですが、法務局長。ガンメンは螺旋王の遺物・・・。新時代に相応しくないから全て廃棄したのです」と指摘。
・「って、そう言えば、ジロン達は!?」と気づくキタンに、「先程、飛び出していきましたけど」とニアがあっさり答えるお約束の展開、「何だって!?」と焦るロシウだが、時既に遅し。(^^;
・市街地にウォーカーギャリアで出たジロン達、「この街とは関係ない通りすがりだ」と強弁、「アロウズだか、何だか知らないけど、いい加減にしなさいよね!」とエルチが啖呵切り、「そんなに暴れたいんなら、俺達が相手になってやるぞ!この街とは関係ないけど!」とジロンが言い張って、「俺達であいつの名前のついた街を守るんだ!」と宣言。
・更に「カミナシティを守るのは俺の役目だ」とグレンラガンで出撃したシモン、「総司令!軽率な行動は慎んでくださいと言ったではないですか!」と咎めるロシウに、「バカ野郎!」「市民の生命と街を守る・・・。それが俺達の一番の仕事だろうが!平和ボケしたか、ロシウ!」と一喝、「カミナシティに殴り込んできた野郎を叩き出す!」と戦闘開始。一方ロシウは「・・・何故そう楽な道を行く・・・!」と独り歯嚙み。
・シモンがカミナ像の上に来てイベント発生、アイテム「カミナのサングラス」get。「アニキの事を今でも忘れてない人達がいる・・・。その人が、アニキの像にこれを・・・やるぞ・・・!このサングラスに懸けて、カミナシティは俺が守ってみせる!」と気炎あげる。
・3EP反撃で敵全滅してイベント発生、SRポイントget。シモン達がマップ中央に移動し、北東にインベーダーが出現、先の攻撃で格納庫が破戒されたためグラパール隊は出せず。「だったら、俺達がやるまでだ!」とシモンが吠えて戦闘再開。
・4PP、西に隼人のタワーとZEXIS登場、再会したシモンに協力して戦闘再開。
・5PP敵全滅して戦闘終了。
・アロウズと戦ってしまった事を悔いるロシウ、「誰かがけじめをつけなきゃいけない・・・。人々を守るためには・・・」と歯嚙み。
・身体を張って市民を守ったシモン総司令に感動した凱、もうちょっと政府を信じてみると表明し、シモンに渓と號を紹介。渓を見て驚いた様子のシモンに、ロシウが歩み寄り、押しかけた市民の怒りの声に注意を向けさせる。家を失い戦火にさらされて目を血走らせた市民達の怒りの声に、慄然とするジロン達。
・シュワルツ「アロウズは今回の一件をネタに次は、よりエゲつない手段で来やがるぜ」と警告。悪いのはアロウズだと言うシモンに、「ですが、今回の総司令官の対応でこの国が窮地に立たされたのは事実です」と指摘するロシウ、「誰かがけじめをつけなきゃいけない・・・。それが政治なのです」と告げ、「何が政治だ・・・!守りたいものも守れなくて・・・」と憤るシモンに、「あなたは何もわかっていない・・・!シモン総司令、あなたを逮捕します!」と宣告。
・一方、科学局研究所で隼人と情報交換するリーロン、「シモンの行動は正しい。だが、正しい事が常にうまくいくわけではない」と言う隼人に、「それを言うなら、ロシウも同じね。・・・ロシウのやり方は問題がある。でも、今はそれが必要とされてるわ」とコメント。
・『飢える破壊魔』についてはヴィラルからの尋問でも情報を得られず、真ドラゴンも発見できないまま。「でも、インベーダーが現れた以上、この大陸のどこかにあれがいるんはほぼ確実なのよね」と指摘するリーロンに、アクティブゲッター線ソナーのレベル5まであげる事を提案する敷島博士。
・「・・・意外に簡単に奴等が引っかかるかも知れない」と言う隼人に、「號とあの子の事か・・・」と納得する敷島博士。「そうなると、あっちの方の問題も含めて、あれの起動を急いだ方がよさそうね」と告げるリーロン。
・「100億匹の猿が、この地に満ちた時・・・月は地獄の使者となりて螺旋の星を滅ぼす・・・。・・・螺旋王ロージェノムの最期の言葉か」と呟く隼人に、人間が100億人を超えた時何かが起こると推測するリーロン、「それを確かめるためにも、私達には必要ね。螺旋王の復活が・・・」と苦笑。
・アイテム:カミナのサングラスget。
●第24話:あなたはもう必要ないのです
・ロシウが裁判官、その側近ギンブレーが検事を務める法廷で、軽率な行動により武力介入の口実を地球連邦に与えた咎を裁かれるシモン、「神の掟に、今度は法律か・・・。よくよく縛られるのが好きな男だ」と憮然。誰かを犠牲にしてここまで進んできたと明言するロシウ、激高するシモンに「あなたは昔のカミナさんそのままだ。彼の死・・・破壊事変から何も学ばなかったのか?成長というものがまるでない・・・!」と糾弾、「お前の目・・・あん時のアダイ村の司祭と同じ目をしているぜ」と指摘するシモンにも動じず、「あなたこそ何もわかっていない。何も変わろうとしなかった、あなたこそね・・・」と切り捨て、「超ド級戦犯により判決は永久禁固刑。収監先はリンカーネ刑務所とする」と告げるとともに、自身の新総司令就任を宣言。
・クーデターだと憤慨するキタンらを一顧だにしないロシウ。隼人も関与は否定しつつ、判決は打倒とロシウに同調。(アニキなら、こんな時・・・どうする・・・?)と黙考するシモン。
・キヨウと結ばれたダヤッカ邸を訪問したジロン達、二人の幸せとキヨウの妊娠を祝福するものの、シモンの判決を聞いて驚愕。ロシウに抗議しようと色めき立つジロン達だが、ダヤッカが制止、ロシウも苦渋の決断だからと説く。
・リンカーネ刑務所に収監されたシモン、かつて敵対していた獣人達に吊るし上げられたところで、同じく収監されていたティンプ、ベック、カン・ユーの小悪党トリオが割り込み、元総司令官の伝手で脱獄を手伝うよう要求。
・キッパリ断るシモンに、同じく収監されていたヴィラルが「いいザマだな、裸猿」と割り込み、「全てを失い、ただの裸猿に戻ったお前にはもう何の力もないのか?」と揶揄、「カミナは生身でも俺と十分に渡り合える男だったというのにな」と挑発。
・最早行き場などないと自嘲するヴィラル、「だが、その俺に唯一残されたのが・・・!シモン!お前との決着だ!」と吠えてシモンに襲いかかりつつ、「螺旋王が俺に、ただ見続けろと言って与えた不死の身体だ。その俺が見なければならないのは、そんな無様な貴様の姿なのか?だとしたら、たまらないな・・・!」と叱咤。
・「お前に何がわかる・・・!俺は俺がやるべき事をやってるだけだ!」と言い返すシモンだが、「面白いな!何もしないのがお前のやるべき事か!それじゃ、いよいよ螺旋王と一緒だな!」と応じるヴィラル、「それが俺達を滅ぼしてまで掴んだ明日なのか!?そんな事は俺が許さない!」と糾弾。
・そこへ外部から攻撃があり、騒ぎに乗じて脱獄を目論むティンプ達。
・無人機と改造次元獣を率いて刑務所を襲撃するマリリン、「この大陸で騒ぎを起こせって、おばさまの指示・・・アバウト過ぎ!」とボヤきつつ、「それに、この刑務所ってティンプ君やベックちゃんもいるし、私・・・いい事したかも!」と自画自賛、脱獄してきたティンプ達に恩を着せて自身はあっさり離脱、次元獣は放置。
・続けてZEXISが駆けつけ、望まぬ再会のティンプ達に「逃げ出したっていうんなら、腕ずくで取っ捕まえてやる!」とジロンが啖呵。キタンらがロシウに掛け合って持ち出し許可を得たグレンラガンも持参、ギミー達がシモンに呼びかける。
・「さっきの続きをやるぞ」とエンキドゥドゥで出てきたヴィラルに、「・・・いいだろう。そんなに決着をつけたいんなら、相手をしてやる!」と応じるシモン。
・「渓か・・・。ゲッターロボに乗るとは因果だな」と呟くヴィラル、「どういう事なの!?親父もあんたもキヨウさんも、あたしに何かを隠しているの!?」と食ってかかる渓に、「今の俺は自分の戦いの事だけで精一杯だ」と取り合わず。
・シモンはヴィラルと西に移動して一騎打ち、南への離脱を目論むティンプらを迎え撃ちつつ、戦闘開始。
・ヴィラルがシモンと戦闘時セリフイベント。「戦う事は俺の生命の証だ・・・!そして、その戦いにはシモン・・・1お前のような敵が必要だ!」と吠えるヴィラルに、「・・・認めたくはないが、俺とお前は似た者同士らしい。来やがれ、ヴィラル!お前のその想いは、俺とグレンラガンのドリルが受け止めてやる!!」とシモンが呼応。
・2PPティンプ、ベック、カン・ユーをそれぞれ撃破、いずれも南へ遁走。
・2PP雑魚殲滅後、シモンがヴィラルを撃破してイベント発生、SRポイントget。「感謝するぞ、シモン・・・。俺のわがままに付き合ってくれてな・・・」と言い遺してヴィラルのエンキドゥドゥ爆発。
・続けてメタルビーストとゲッターロボ軍団を引き連れて真ドラゴンが出現、コーウェンとスティンガーがほくそ笑む。「インベーダーに寄生されたお前達の言葉など聞くに値しない」と吐き捨てる隼人、インベーダーの上位種は人間に寄生して手先に出来ると明かし、「では、国連の外来生物対策委員会がインベーダー対策に消極的だったのは・・・!」と真相を悟るゼロ。
・「僕達は果てしなき進化の途上にある生命体・・・」「そして、この宇宙を支配する唯一の生命体なんだ」と自称するコーウェンとスティンガー、時は来たと早乙女博士を仲間として紹介。「この早乙女、簡単に死にはせん!そう・・・貴様等人類の滅亡と世界最後の日を見届けるまではな!」と哄笑する早乙女博士、隼人の命による砲撃にも瞬く間に損傷再生、「無駄な争いは避けようではないか!ワシはただ、我が子に会いにきただけなのだからな!」と嘯き、「さあ、ワシの下に来るのだ!」「我が子、元気よ!いや、渓よ!!」と呼びかける。
・弁慶、姉ミチルの死や早乙女博士の変貌、真ドラゴンの復活等によるショックで元気の自我は崩壊、時空震動を機に記憶が失われたと明かし、過去の全てを捨てて辺境に住み、真ドラゴンをよみがえらせた悪魔の娘である事を隠すため自分の娘、渓として育てた、と告白。
・「殺してやる!早乙女!この手でお前を殺してやる!」と激高する渓に、「俺は・・・渓を守る」と告げる號。「奴等は真ドラゴンを暴走させて、世界の全てにゲッター線を広げるつもりだ!」と真ドラゴン破壊を命じて、戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅後、最後に真ドラゴン撃破してイベント発生。
・とどめを刺そうと突貫した真ゲッターだが、早乙女博士が「甘いわ!!」と一喝、「これは好都合だ」「暴走したと思われた起動キーが自ら僕達の下に来てくれるとはね」とほくそ笑むコーウェンとスティンガー。「さあ来るのだ、號!」「そして愛しき娘、渓よ!我が腕の中へ・・・!」と哄笑する早乙女博士だが、渓が「お前はあたしの父親なんかじゃない!世界を滅ぼそうとする悪魔だ!!」と罵倒、「おああああああっ!!」と號が咆哮して、真ゲッターが真ドラゴン内部に転移。「馬鹿な・・・!真ドラゴンは自ら號を呼んだのか!?」と早乙女博士驚愕。
・「始まる・・・!號と真ドラゴンの進化が!」と驚喜する敷島博士、周囲のゲッター線レベル低下に「ゲッター線エネルギーを一点に集めているのだよ!エネルギーの全てが必要なのだ!奴が進化するために!」と説明。この機に乗じて真ドラゴンに攻撃しようとする隼人を、「中には渓がいるんだぞ!!」と制止する弁慶、「渓がいない世界なんざ知ったこっちゃねえ!」と言い放ち抗弁。
・真ドラゴンの中で遠い記憶をさまよう渓、「元気・・・。私の大切な妹・・・私が守ってあげる・・・」と声を聞き、「俺はお前を守る・・・」と呼応する號。
一方タワーのブリッジで、號がクローン人間だと明かす敷島博士、「ただのクローンじゃない。早乙女博士と早乙女ミチル・・・つまり渓の姉との細胞を融合し、ゲッター線を照射して誕生した新人類なのだ!」と告げる。インベーダー復活に気づいた早乙女博士は、寄生される前に人類最後の希望として真ドラゴンを建造、その起動キーとして號を完成させるべく、自身とミチルの細胞を敷島博士に託した。「渓の遺伝子コードを読み取り、進化した號の力によって真ドラゴンはその力をフルに発揮しようとしている!」と、嬉々として語る敷島博士。
・真ドラゴンの力をインベーダーに利用される前に破壊するしかない、と思い詰めるZEXISの面々だが、「そんな事はさせるかよ・・・!」といきり立つシモン、「お前は真ドラゴンを悪魔にするつもりか!」「進化だか何だか知らないが、お前は人類を破滅させたいのかよ!」と號に呼びかける。同調した甲児も「お前は渓を守るんじゃなかったのかよ!ゲッターで!真ドラゴンは人類の希望なんだろ!悪魔の力を神の力に変えろよ、お前自身が!!」と呼びかけ、「進化ってのは前に進む事だろ!?おかしな方向に曲がってんじゃねえ!やってみせろ!お前の意志で真っ直ぐ前へ進め!!突き抜けろ!お前の守るべきもののために!!」とシモン一喝、螺旋力フル発動。
・「こ、この力は!」「進化・・・!?だが、我々とは違う方向に向かっての進化だ!」と驚き慌てるコーウェンとスティンガー。「いかん!また真ドラゴンが、あの力に引かれている!」と早乙女博士だが、時既に遅く、「うおおおおっ!!ゲッタァァァァァァァ!!」と號の雄叫びと共に真ゲッターが外へ。
・「やるぞ!渓、凱!」と號が呼びかけ、「あたし達の全てをゲッターに預ける!」と渓、凱が気炎を上げて、真ゲッターチェンジアタック炸裂!進化を妨げられた真ドラゴンは、次元境界線を歪めて消失。
・渓にお仕置きが必要だとコーウェン、スティンガーが主張し、メタルビースト出現、戦闘再開。
・4PPメタルビースト撃破して戦闘終了。
・「次に会う時は進化の意味もわからずにゲッター線を使う愚か者として、その報いを与えてやろう!」と捨て台詞吐いて早乙女博士等は撤退。
・號と想いを共有していい雰囲気になった渓、「真ドラゴンも早乙女達も生きているんだ。あたし達の・・・ゲッターの戦いはこれからだよ」と宣言。
・新政府からの緊急放送が入り、ロシウ総司令の名のもとに地球連邦への正式加盟が布告。ロシウ自身がやってきて、シモンとサシで会談。新興国が連邦に加盟するため不平等条約を飲まざるを得なかった、と告げるロシウ、「それは自由を奪われ、大国に搾取される事を意味します」と明かしつつ、「でも、僕はこの国を戦争に巻き込む事だけは避けたかったんです」と真意を告げる。
・「それが正しい事なのか、今の俺にはわからない。だから、俺は・・・もっと世界の事を知りたい」「空がどこまで続くか、あの星の向こうに何があるかを知りたい・・・」と微笑むシモン、「旅立ちを決めた時のカミナさんの言葉ですね」と応じるロシウに「覚えていたか・・・」と笑い、「止めても無駄だぜ、ロシウ。俺はもう行くと決めたんだ」と宣言。
・「やはり、あなたは何もわかっていない・・・。そして、何も変わっていない・・・」と呟くロシウ、「総司令官権限で超ド級戦犯シモンへの判決を変更します。被告シモンにはこの大陸からの追放を命じます。なお、同時に過去の遺物であるグレンラガンの廃棄を決定します」と宣告し、微笑むシモンに「シモンさん・・・。この国に、あなたはもう必要ないのです」と言い渡して立ち去る。
・憤慨するキタンだが、ダヤッカやリーロンはロシウの想いを察して宥め、「みんな・・・俺は行く。ZEXISと一緒に」とシモンが宣言。丁度お弁当を作ってきたニアがシモンに渡し、帰ってきたら大事な話しがあるとニアにしばしの別れを告げるシモン。
・隼人もタワーを暗黒大陸から持ち出して、ZEXISと共に真ドラゴンを追う覚悟。
・一方、科学局研究所では、リーロンがようやく起動したロージェノムの首にロシウが対面、「それ以上の危機を乗り越えるために僕達はこの男の力に頼らなければならない」と呟き、「こんどは聞かせてもらうぞ。あの時は聞けなかった、この世界の謎を。さあ目を覚ませ、ロージェノム」と語りかける。
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