第2次SRWZ再世篇(1周目:暗黒大陸ルート:38話〜40話)
●ルート分岐
・「平和を掲げる女王か・・・」と呟くガイオウ、「時代が、あの子に追いついてねえのさ。耕していない土地に種を蒔いても芽は出るもんじゃねえよ」と冷笑し、「・・・風向きが変わった。暗黒大陸に行く」とカルロスに告げて、「アイムの奴のしでかした事で厄介なシステムが目覚めるだろうしな」とコメント。
・リリーナの連邦代表就任により、各地の混乱は収束したものの、インサラウムがその隙を突いて攻勢。
・スメラギさん、ワイズマンショックで公開された100年以上前の軌道エレベーター建設開始当時の映像から、エルガン・ローディック総司令と思しき人物を発見、エルガンは人間ではなくイノベイターと断定。ジェフリー艦長、ZEXISを承認したエルガン総司令はイノベイターの中でも意見を異にする可能性を指摘。
・黒の騎士団は今後の戦略を占うため、エリア11に帰還して調査、ゼロの思惑はリリーナの代表就任がナナリーに与える影響を見極めること。他メンバーは暗黒大陸でタワーと合流する事に。
・クロウは通信でトライア博士に近況報告、久々の報酬査定は破格の50万G。驚くクロウに、「私だって鬼じゃないよ。稼働させるだけで命懸けのリ・ブラスタを動かしている分の報酬は出すさ」と告げるトライア博士。借金残額150万Gに。
・スメラギさんからゼロの監視役を頼まれたクロウ、受ければエリア11行きとなり、報酬は昼食支給。(^^;
・クロウの選択肢は暗黒大陸。
・パレス・インサラウムで次元獣エスターに独り語るユーサー皇子だが、ウェイン卿に命令を促され、「全軍に伝えよ。最後のZONEに我等の全てを懸けると」と告げ、心中でマルグリットに別れを告げる。
●第38話:告げられる絶望
・コレハナ島の学校で、子供達のアロウズやリリーナに関する質問に、真摯に答える赤毛の女教師ヨマコ先生、この世界の一員として色んな事を勉強してねとお願いし、「子供の仕事は勉強して、遊んで、元気に育つ事よ。戦うのは大人が・・・立派な大人達がやってくれるから」と微笑む。昔は自分も子供だったと言うヨマコ先生、「先生もいっぱい色んな事をして、友達と一緒に明日に向かって頑張って・・・死んじゃった人もいるけど・・・」「でも、その人はずっと先生の胸の中で生きている・・・。だから、先生も頑張れるのよ」と述懐。
・半年前この島の学校にヨマコ先生が来てくれてうれしかったと言う生徒のナキム、「だから、ずっと訊けなかった・・・。これを訊いたら、先生がどこかに行っちゃうような気がして・・・」「先生はもしかして大グレン団の・・・」と言いかけたところへ、突然至近で爆発発生。子供達を港へ避難させ一人で向かうヨマコ先生。
・島を制圧しようと乗り込んで来た獣人のガンメン、逃げる子供達を見つけて人質に取ろうと企む。そこに「そうはさせない・・・!」と生身で立ちはだかるヨマコ先生、「私はヨマコ。この島の学校の先生よ」と名乗り、超電導ライフル一丁で前半戦開始。
・2PP敵全滅で前半戦終了、「以上、授業終わり。赤点ね」と指導完了するヨマコ先生だが、「カミナシティが落ちる前に俺達も一旗あげたかったののによ!」「へへ・・・あの街はもう終わりだ・・・!ついでに、この国もな!」と吐き捨てた獣人に顔色が変わる。
・カミナシティへ向かう事を決意したヨーコ、見送る生徒ナキムに「先生は、やっぱり大グレン団のヨーコだったんだ・・・」と憧れの目を向けられるものの、「ううん。私はずっとあなた達のヨマコ先生よ」と微笑、「取り戻してくるから。あなた達の未来を」と約束し再会を誓って旅立つ。
・一方、ZEXISはタワーと合流してハヤトから近況共有。暗黒大陸でもワイズマンショックの影響は大きく、一時は市民の暴動直前までいったものの、リリーナの名が功を奏して騒ぎは治まったとか。
・カミナシティのキタン法務局長から通信が入り、獣人を中心とした反政府ゲリラの大規模な暴動がカミナシティに迫っていると急報、アロウズ介入で事が大きくなるのを恐れたロシウはグラパール隊だけで収めようとしているものの、カミナシティの被害は不可避。
・独断による非公式な依頼としてシモンに助けを求めるキタン、筋違いと詫びつつ、ダヤッカとキヨウの間に生まれた姪っ子アンネのためにも街を守りたいと懇願。「・・・いい名前だな」と微笑むシモン、「生まれたばかりのアンネにも、平和に暮らしていた人達にも罪はない。その人達を守るのは俺の務めだ」と請け合い、「アニキの名前をもらった街は俺が守ってみせるさ」と約束、タワーは急遽カミナシティへ。
・ティンプら悪漢トリオとヴィラルを筆頭にカミナシティへ攻め込んだ反政府ゲリラを、グラパール隊で迎撃するロシウ。そこへZEXISが駆けつけ、「ロシウ、後は俺達がやる。グラパール隊を下がらせるんだ」とシモンが指示。反発するロシウに、ZEXISも地球連邦軍の一員として加盟国の市民を守るのが仕事と隼人が説得、ギミーとダリーの口添えもあり、グラパール隊を後退させるロシウ。
・いつの間にかキタンに掛け合ってたジロン、倉庫に放置されてたICBMを引き取って、新必殺技ICBM投げ追加。(^^;
・行き場をなくし彷徨っていたヴィラルも、ここでケジメをつけると気炎を上げてシモンと対峙、後半戦開始。
・開幕突撃ラブハート×3で気力上げて突貫。
・1PP、キリコが削ったヴィラルにシモンでとどめ刺して撃破、条件満たしてたので勇者の印get。「俺の負けだ、シモン。お前は・・・強い」と猛々しく微笑み、機体の爆発に巻き込まれるヴィラル。「お前が信じた男が、あの程度でくたばるはずがないぜ」と竜馬がコメント、また現れるだろうと微笑むシモン。
・1PPティンプ、ベック撃破、いずれも捨て台詞残して撤退。
・2PP雑魚殲滅後、カン・ユー撃破してSRポイントget、カン・ユーも捨て台詞残して撤退、イベント発生。
・北東にゲリラ増援が出現、その前にニアが「やめてください!」と立ちはだかり、自分は今幸せだから皆さんの気持ちがわからないと言いつつ、お友達のところに生まれた可愛い赤ちゃんを見ていると悲しい事も全部飛んで行ってしまう、と底抜けの笑顔で語り、「よかったら、皆さんも一緒に赤ちゃんを見に行きませんか?もし、皆さんが幸せでないのなら、私と一緒に幸せになりましょう。戦って誰かの幸せを奪うような事をしたら、きっと後で悲しい想いをします。だから、お願いです。武器をおいてください」と想いを告げる。
・あまりの天然ぶりに打たれたか、ゲリラ達は撤退。ニアに駆け寄り再会したシモン、「渡したいものがあるんだ」と指輪を渡して「ニア・・・俺は・・・」とプロポーズの言葉を言いかける。
・突然ニアの様子が変わり、「シモン・・・!あ、ああ・・・シモン!」と悲鳴を上げた直後、メッセンジャーとして覚醒、「地球人類に告げます。我々、反螺旋族アンチスパイラルは地球人が螺旋力危険レベル第二段階に達したと判断。これより人類殲滅システムフェイズ1を発動します」と冷厳に告げる。
・「あなたと私は決して相容れる事はない」「スパイラルネメシスは、この宇宙に滅亡をもたらす・・・それを阻止するために我等アンチスパイラルは存在する」とシモンに告げるニア、「シモン・・・あなたの持つコアドリルこそスパイラルネメシスの象徴・・・。その力、螺旋力こそが宇宙を滅ぼす」「螺旋力とは進化する力・・・螺旋遺伝子を持つ生命、螺旋構造を持つ銀河も全て上昇する螺旋エネルギーにより無限増大する。それがこの宇宙の理。・・・だが、それは許されない。故にアンチスパイラルは螺旋力を否定する」「100億の生命を確認・・・。人類殲滅システム、フェイズ1を発動」と無表情に宣告。
・上空の次元境界線が歪曲して、北東・北西にアンチスパイラルの顔無し、ムガン出現、「さようなら、シモン」と無表情に別れを告げるニア。
・続けて南にインベーダー出現、コーウェンとスティンガーが「人類殲滅システムが発動したか」「全てはアビスのせいだね」としたり顔で語り合い、当面彼等と利害が一致していると人類殲滅を宣告。
・無差別攻撃を命じたニア、「全てはもう遅いのです。人類に待つのは絶望の闇だけです」と無表情に宣告。そこへ「そうかな!」と破嵐万丈が現れ、「ダイターン!カム・ヒアァァァァァ!!」と召喚、「世のため、人のため悪の野望を打ち砕くダイターン3!この日輪の輝きを恐れぬのならかかってこいっ!!」と見栄を切る。(*´Д`*)
・「何をしている、シモン!」と発破をかける万丈、「君は常に先頭を走る男だ。こんな所で立ち止まる事は許されない!」と叱咤し、「無駄です。既にシモンは絶望の闇の中にいます」と否定するニアに、「そうかな、ニア?・・・どんなに厚く暗雲が立ち込めようと、その上には太陽が輝く・・・シモン!君が目指すのは、その太陽より高い所だ!」と檄を飛ばす。
・「カミナはそれをお前に託した!お前がそこまで行けると信じて!」と叫ぶ竜馬も、「だから、立て!俺の信じた男が、信じたお前を見せてくれ!」と発破をかけ、戻ってきたヴィラルも「そして、何よりお前は、常にお前自身を信じて戦って来た男のはずだ」と語りかける。
・「・・・無駄かどうかはやってみなきゃわからないぜ、ニア・・・!何より、俺は!お前をそんな風にした奴を見つけ出さなきゃならないんだ!」と気炎を上げるシモンに、「フ・・・目を覚ましたか」と猛々しく笑うヴィラル、シモンがどこまで行けるか見届けるとグレンラガンに同乗。
・シモン「人と獣の二つの道が!捻って交わる螺旋道!」、ヴィラル「昨日の敵で宿命を砕く!明日の道をこの手で掴む!」、シモン&ヴィラル「宿命合体!グレンラガン!!俺を誰だと思ってやがる!!」と見栄を切り、螺旋力発動。
・残念ながらザンボット3が出撃してなかったので合体攻撃お披露目は持ち越し。
・ムガンを倒し、ニアを変貌させたアンチスパイラルを見つけ出すとシモンが吠えて、戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、上級ムガン撃墜して戦闘終了。
・「・・・反螺旋因子を遺伝子に隠した人間がロージェノムの娘に生まれてきたのも皮肉な宿縁です。しかし、一度発動してアンチスパイラルとなった私が再び人間に戻る事はない・・・」と言い置いて撤退するニア。「ニア、どこに行く!?ニアァァァァッ!!」と絶叫するシモン・・・(;_;)
・ニアから発せられたアンチスパイラルの宣戦布告はカミナシティ全域に伝わっており、混乱による怒りがシモンに向かう事を危惧した隼人、即時撤収を命令。
・「100億匹の猿が、この地に満ちた時・・・月は地獄の使者となりて螺旋の星を滅ぼす・・・。今日は、その序章かしら・・・ついに恐れていた事が起きてしまったわけね・・・」と呟くリーロン。今の地球の人口は100億の半分程度のはず、と憤るロシウ、「螺旋王ロージェノム・・・。今日こそは全てを話してもらうぞ」と決意。
・エリア11の別働隊からは、ゼロの指揮の乱れをスザクにつかれてカレンがナイトオブラウンズに捕らえられたと報告、まずは合流を目指す事に。
・シモンが独り部屋にこもる傍ら、竜馬は「カミナを肴にヴィラルと飲み比べをするのさ」と不敵に笑い、「お前の流儀とやらに乗っ取って勝負してやる」とヴィラルも猛々しく微笑。
・カミナシティの科学局研究所では、ロージェノムの細胞から培養されたクローンがロシウらと対峙、「冥府の棺を開けて、死者を引きずり出すか。酔狂な事だ」と皮肉を言いつつ、ロージェノムの記憶に基づき、「螺旋力とは進化する力。螺旋遺伝子を持つ生命、螺旋構造を持つ銀河も全て上昇する螺旋エネルギーにより無限増大する。それが、この宇宙の理だ」と語り出す。
・螺旋力を恐れる反螺旋族、アンチスパイラルが出現し、インベーダー等と同様、バアルこと知的生命体の宿敵の一つとなった。ロージェノムはかつて、螺旋の戦士としてラゼンガンやガンメン達を用いてバアルと対峙。合体したメカを支配できる螺旋力発動のコアマシンたるラガンは当時の最強兵器だった。
・「光の神々や果てなき進化を求める戦士、銀河を渡る者や次元の将達・・・。我々は彼等と共にバアルと戦っていた。次元を越えて、全ての宇宙で・・・」と語るロージェノム、地中に封印したコアマシンを人間が見つけたのも因果と自嘲しつつ、「我々は負けたのだ。アンチスパイラルに負けた我々は母星である地球に逃げ込むしかなかった」と明かす。
・銀河を制圧したアンチスパイラルは、螺旋生命反応のある惑星に螺旋生命体殲滅システムを配備、ある一定の条件を満たすとシステム起動。地球型の惑星のポテンシャルではコロニー等含めてもせいぜい人口50〜80億、と言うロージェノム、「100億の猿とは、次元の壁が突破され、複数の地球がつながれた状態を意味する」と明かし、アビスによってZEUTHの世界とつながれた事でシステムが起動したと示唆、「なお、その100億人目の人類はこの街に生まれたアンネという子だ」と付け加える。
・何故全てを伏せて人類を地下に逼塞させたと憤るロシウに、「これでも種としての人類を救おうとしていたのだよ。存続できるギリギリの数を地下に生活させる事でな・・・」と弁明するロージェノム、「螺旋の本能に突き動かされた愚かな生命は闇雲に天を目指す。言葉や理性では、その衝動は抑えきれない。それが出来るのは恐怖だけだ。・・・それでもお前達は反抗した」「その強さこそが危険なのだ」と告げ、「知っているぞ。二つの世界をつないだアビスは、鍵を持つ者の欲望によって開かれたのだと。欲望こそ、螺旋生命体の本能・・・。それが源理の力を手にする事を奴等は決して許さない。それこそがスパイラルネメシス。全ての終焉を意味する」と明かし、自分のように千年の倦怠に身を置き閉じた円環の中で螺旋の本能を封じ込めない限り宿命的な終焉は逃れられないと告げる。
●第39話:禁断の継承者
・かつてブリタニア皇帝となったばかりのシャルル、兄のV.V.に皆嘘つきばかりとボヤく。コードを手に入れ嚮主となったV.V.は黒の英知に触れる権利を得て、いずれ世界に訪れる破滅的な危機を知ったため、シャルルと共に神を殺し世界の嘘を壊す計画を立ち上げた。
・ギアスに翻弄され生命を落としたシャーリーのため怒りに燃えるゼロ、「手を下したのはロロだ・・・!だが、その根は別にある!シャーリーはギアスに殺されたんだ!」とギアス嚮団自体を糾弾、寝返ったジェレミア卿とヒイロが捕らえた刺客達の情報からギアス嚮団の位置を特定し、ZEXIS投入による殲滅を企む。
・「ギアスが王の力だと言うのなら、力ある者は一人で十分だ!ロロはもちろん、ギアスという力、罪・・・存在そのものをこの世から消してやる!」と宣言するゼロ、自分も消すか?とC.C.に問われて「消したくとも消せないだろうな・・・。不老不死の魔女め・・・」と揶揄し、お飾りとはいえ元教団トップだったC.C.が反対しない事を確認した上で、ギアス契約時のC.C.の願いを尋ねる。今話すつもりはないと回答を拒むC.C.、「フン・・・わがままな女だ」と微笑むルルーシュに、「そうとも、私はC.C.なのだから」と微笑。
・ゼロへの復讐の念に燃えるスザクに捕われたカレンを案じるZEXISの面々だが、ゼロは「ブリタニア皇帝直属の特殊部隊養成所」と称して、少数精鋭によるギアス嚮団襲撃作戦を立案。
・ロッチナから提供された情報では、秘密結社はアロウズとは別管轄の指示で動いているが、今回ZEXISの攻撃対象との関係は不明。イプシロンとの決戦が近い事を予感するキリコ、レッドショルダー秘密基地襲撃時のTYPE20ターボカスタム仕様にスコープドッグを改造、何故かミッションディスク調整を手伝うゼロ。
・一方ギアス嚮団で、秘密結社から部隊を派遣させてルルーシュの襲撃に備えるV.V.、伝手を部下に尋ねられて「あいつ等は彼の下僕だからね。・・・そして、彼と僕は同質の存在だ。その縁で来てもらったのさ」と冷笑。ユーフェミアの死の真相を追っていたコーネリア皇女も、独力で嚮団をかぎつけて破壊すべく潜入したものの、失敗して捕らえられたらしい。
・突然嚮団のネットワークに侵入して「初めましてだな、V.V.」と嘯くルルーシュ、トウキョウ決戦の時ナナリーをさらった事や、神根島にスザク達を集めた事等がV.V.の差し金だったかを確認。あっさり認めたV.V.、「C.C.をちょうだい?そうすれば君は自由に・・・」と言いかけた矢先、突然爆発発生。アッシュフォード学園から通信してきたゼロは替え玉と気づき、怒り狂うV.V.。
・ZEXIS本隊を陽動に嚮団本拠へ突入したゼロ達、陸戦部隊とも連携して攻撃開始。迎え撃つのは嚮団のKMFと、秘密結社から派遣されたAT部隊、そしてイプシロン。フィアナも同行させたグランとアロンが見守る中、前半戦開始。
・1EPイプシロンと戦闘してイベント発生。爆破工作を進める陸戦部隊、軍の施設とは思えないと戸惑うものの、「疑わしきは罰せよ!」と高圧的に命じるゼロが死なない兵士の実験場だと言い含め、「我々はゼロの指示に従えばいい」と指揮を執るロロも言い張って、作戦続行。
・爆発に巻き込まれて重傷を負ったバトレー、「あのC.C.という女に関わったばかりに私は・・・こんな・・・」と泣き言言いつつ、ジェレミア卿に「この先には・・・あの方がおられる・・・。頼む・・・あの方を・・・」と言い残し、「私をこのような身体に改造した憎むべき男だが、君の皇族に対する忠義は本物だった・・・」と敬意を表するジェレミア卿。
・(これで嚮団の施設とギアスを持つ者達はほぼ片付いただろう。後はV.V.だけだ・・・!)と思案するゼロ。北西にロロ、北東にジェレミア卿が出撃し、オレンジ卿では?と戸惑う朝比奈達に、「その名は私の忠義の証だ」「私はゼロに永遠の忠誠を誓った・・・!ゼロの命令とあらば、相手が何者であろうと生命を懸けて戦う!」と断言。
・2PP、雑魚殲滅後にイプシロンをキリコで撃破してイベント発生、SRポイントget。レッドショルダーマーチが鳴り響き、「いったい何だろうね、これ・・・?」と首を傾げるアロンとグランの前に、「その意味をいずれお前達も知る事になるだろう」とロッチナが現れる。
・ここでは邪魔が多いと場を移すイプシロン、キリコも後を追い撤収。そして北にジークフリートを駆るV.V.が取り巻きと共に出現。「意外だな、V.V.!観察者が当事者になるとは!」と呼びかけるゼロに、「君の事、少しは好きだったからね。君は弟に似ているから。だから、僕が直々にしつけてあげるよ。マリアンヌの子供には・・・!」と余裕で微笑むV.V.。「裁きを下すのは俺だ・・・!」とゼロが吠え、戦闘再開。
・ゼロとV.V.戦闘時セリフイベント。ルルーシュがシャルルに似ているから嫌いになれないと嘯くV.V.、「僕とシャルルは世界を救うんだよ。それを邪魔するのなら君は世界の敵だよ」と冷笑。
・3PP雑魚殲滅後にV.V.撃破して前半戦終了。
・すぐに復活するV.V.に手を焼くゼロ達だが、「とりつくだけでいい!後の策はある!」とロロに命じるゼロ、(そうだ、ロロ。お前は奴に取り付くだけでいい。その後はお前の機体に仕込んだ爆弾でV.V.共々、始末してやる・・・!)と秘かに嗤笑。
・必死でV.V.のジークフリートに近付くロロ、猛砲火で足止めされ、「君はね、失敗作だったんだよ。ギアスを使っている間は自分の心臓も止まってしまうなんて、いつ死んでもおかしくない欠陥品さ!」と嘲笑するV.V.。
・「それでも!兄さんのために!!」と死力を尽くして何とかジークフリートに取り付くロロに、「よくやってくれた、ロロ!では、ここでお前とは・・・」と爆弾を起動しようとするゼロ。そこへ、KMFで突貫したコーネリアがジークフリートの弱点を突き、「V.V.と言ったか・・・。この私を惰弱にして脆弱と侮ったようだな」と呼びかけ「我が妹ユフィを貶めたギアス・・・!その源をここで断つ!」と宣言。
・「今こそ好機!」と動いたゼロ、「滅せよ、ギアスの源!!」と拡散構造相転移砲で掃射、「この呪われた皇子め!!」と罵りながら機体を捨てて逃走するV.V.。そこに姿を現したシャルル、「やっぱり、最後に頼りになるのは兄弟だね」と笑うV.V.に、ルルーシュに刺客を送ったというのは本当か?と詰問。
・「おかげで仕返しされちゃった・・・。でも、ルルーシュがゼロだってわかったよ。ナナリーも騙していたんだ、あいつは・・・」と悪びれないV.V.に、「兄さんは、また嘘をついた・・・」と苦く呟くシャルル、迫るルルーシュをいなし、神根島の時と同様に閃光が全てを覆う。
・一方、アロンとグランを拘束してフィアナを奪還したロッチナ、キリコのためとゴウト達3人も同道させており合流。
・「私はキリコ・キュービィーの全てを知るためにあらゆる手段を講じた」と語るロッチナ、真意を問うフィアナに「イプシロンはPSだ。それとキリコが何故、互角に戦えるか・・・。興味のある問題だな」と韜晦。
・キリコとサシで対峙するイプシロン、「何故、私と戦い続けてきた?」と問いかける。追われるから、と最初は答えたキリコだが、「いや、違うな・・・。おそらく・・・」と躊躇い、フィアナを取り戻すつもりだったとも言いつつ、「俺にもはっきりとはわからない。多分、お前と同じだ」と答える。
・自分と同じ存在はプロトワンだけ、といきり立つイプシロン、「お前にも過去があるはずだ。お前は何故PSに選ばれた?」と訊かれて「私に過去などない!プロトワンと同じだ!」と否定、「フィアナは・・・」と言いかけたキリコに「お前は何故フィアナと呼ぶ!?」と詰問。
・(何故・・・?そうだ・・・。俺は何故フィアナと・・・)と自問するキリコ、「・・・どうしてか、わからない。理由など無いのかも知れん」と開き直る。
・「もうやめて、キリコ!」と悲痛に呼びかけるフィアナに、「戦いに終わりはあるさ。どちらかが敗れる時だ」と言い放つキリコ、「俺は戦う。そうするしかない」と断言、「この戦いがおそらく最後だ」と告げる。
・「二人は決着をつけなくてはならない宿敵同士なのだ」とフィアナを諌めるロッチナ、「そして、奴の勝敗がこれからを決める」「キリコは自らの宿命に気付くだろう」と示唆。
・「宿命か・・・」と俯くキリコ、「レッドショルダー・・・PS・・・。炎に彩られた宿命・・・」と呟き、「・・・ならば、俺は・・・」と後半戦開始。
・キリコがイプシロンと戦闘時セリフイベント。(俺は・・・俺は何のために戦う?フィアナを取り戻すため・・・。それは間違いない。だが、それだけではない・・・レッドショルダー・・・PS・・・異能生存体・・・。俺を巡る何かが一つに向かって流れている。それを宿命というのならば、俺は・・・)と独白するキリコ。
・1PP魂再攻撃アサルトコンバットでイプシロン瞬殺、後半戦終了。
・「憎い、お前達二人が・・・私とプロトワンだけが同類なんだ、たった二人の・・・そして、PSとしての誕生が二人の未来を決定したはずだった。戦う事に誇りを持つ事によって!」と恨み言を吐くイプシロン。
・「戦う事に誇りなどない」と否定するキリコに、「ある!私だから持てる・・・!パーフェクトソルジャーだから!」と言い募るイプシロンだが、思い込みと切り捨てるキリコは「お前は元々普通の人間だ。作り変えられただけだ」と指摘。
・自分が超越者だと言い張るイプシロンに、「・・・哀れだな」と呟くキリコ、「決して超越などしていない。思考能力の一部を排除された切れ味のいい人間でしかない」と切り捨て、無意味なプライドにすがっているだけと糾弾。
・「フフ・・・一つだけあった。私とお前の類似点が。PSの私と同等・・・ある意味ではそれ以上の戦闘力・・・。おそらく意識のないものだろう。だから、私はお前を必ず倒す!それが私の存在する意味だ!」と宣言するイプシロンだが、ついに力尽きて「み・・・見事だ・・・」と言い残し倒れる。
・「見ろ!キリコはPSだ!」と叫ぶロッチナ、完璧なPSであるイプシロンと同等に戦えるのはPSだけと断定。
・負けを認めてとどめを求めるイプシロンに、駆け寄ったフィアナが制止、「プロトワン・・・何故だ・・・何故、止める・・・。もう少しで私から・・・自由になれるというのに・・・」と呟くイプシロン。
・イプシロンと対等に戦えるキリコもまたPSだと指摘するフィアナ、「俺が奴と戦えるのはカスタマイズしたミッションディスクがあるからだ」と反論するキリコに、ミッションディスクを使っても普通の人間なら反射神経が反応速度についていけないと否定。
・ミッションディスクが焼きついている事に気付いたキリコ、それほどの戦闘に耐えられた自分に戸惑い、「改造などされていない俺がどうしてPSだと言うんだ・・・!?」と声を荒げる。
・「お前も同類だったとはな・・・。確かに・・・お前もPSだ・・・」と応じたイプシロン、否定するキリコに言い募り、「でなければ、死んでいく私の・・・プライドが・・・普通の・・・人間には・・・こ・・・の・・・私が・・・負ける・・・わけが・・・な・・・い・・・」と言い残してご臨終。
・「あなたを殺したのは私かも知れない・・・キリコ・・・あなただって・・・」と悲痛に呟くフィアナ。
・「終わったな、キリコ」と歩み寄ったロッチナ、「お前はPSだ。・・・確証を得たいか?」「ならば、行け・・・クエント星へ」「あの星にお前の全てがある」と告げ、大時空震動でクエントもこの星系に来ていると明かして足の手配を約束、フィアナも預かると明言。
・(いったい俺の過去に何があるというのだ・・・確かに俺はイプシロンと戦って、勝った。だが、俺は信じない。俺がPSなどと、そんな馬鹿な事があるものか。クエント星・・・。そこにはいったい何があるというのだ・・・混乱する頭の中で、俺はゼロの事を思い浮かべていた。奴も自らの宿命に挑もうとしている・・・。ならば、俺もそれに倣い、前へ進もう。俺自身が何者かを知るために・・・)と独白するキリコ。
・一方、ギアス嚮団では蜃気楼が行方不明となり、焦るロロ。
・直接会うのは何年ぶりか、とV.V.に近付いたC.C.、「私は結局、私の運命から逃れられなかったよ・・・」と告げる。「運命は・・・僕が・・・引き受ける・・・よ・・・不死の運命を・・・」と息も絶え絶えに答えて倒れるV.V.に、「お前、コードをシャルルに・・・!」と驚愕、「シャルル・・・。今になって何故V.V.のコードを奪った・・・?何故あれだけ慕っていた兄を殺した・・・?」と自問し、「V.V.・・・お前さ・・・マリアンヌの事、好きだったんだろ・・・そして、ルルーシュは・・・」と亡骸に声をかける。
・天に浮かぶ宮、アーカーシャの剣で意識を取り戻したルルーシュ、いつ蜃気楼から降りた?と訝しむ。「KMFなど無粋なもの・・・!アーカーシャの剣、このシステムの前にはな!」と現れたシャルル、「我が息子ルルーシュよ!時は来た!あがないの時が!」と宣告。
・「いい機会だ!質問に答えてもらうぞ!」と迫るルルーシュ、母を見殺しにした訳を詰問、ギアスで聞き出せば良いと挑発するシャルルに、記憶を操るギアスの逆襲を警戒しつつも、千載一遇のチャンスに賭けて「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!貴様は・・・死ね!」と絶対遵守のギアス発動。
・「よかろう・・・」と自ら胸を銃で撃ち抜き倒れるシャルルに、快哉を叫びつつ訊きたい事があったと悔いるルルーシュ。そこへ「小癪だな、ルルーシュ・・・!」と声をかけるシャルル、驚くルルーシュに「策略、姦計、奇襲・・・!そのような小手先でワシを倒そうとは!王道で来るがいい!王の力を継ぎたいのであれば!」と叱咤。
・ギアスが効かない事に驚くルルーシュに、「ワシはギアスの代わりに新たなる力を手に入れた」とコードを奪って不死の身体となったことを明かすシャルル、「故にルルーシュ、教えてやってもよい。この世界の真の姿を・・・!」と告げる。
・「おかしな事よ・・・。嘘にまみれた子供が人には真実を望むか」と冷笑するシャルル、ゼロという仮面の嘘で何を得たかとルルーシュを詰問、力を得た代わりにユーフェミアを失い、スザクやナナリーにも姿を晒せなくなったと指摘。
・「人は誰でも嘘をついて生きている!俺もそうしただけだ!」と言い訳するルルーシュに、「何故、嘘をつく?本当の自分をわかってほしいと思ってるくせに」と指摘し、それでも自分を曝け出すのが怖くて仮面を被ると糾弾するシャルル、「嘘などつく必要はない。何故ならお前はワシで、ワシはお前なのだ」「そう・・・人はこの世界に一人しかいない。過去も未来も、人類の歴史上たった一人・・・」と呟き、混乱するルルーシュに「理解できぬか・・・。それも仕方あるまい。だが、それこそが唯一の方法なのだ」と韜晦、「これ以上を知る必要はない。全ては黒の英知を手に入れた者が決めよう」と告げる。
・そこへ今度はC.C.が現れ「遊びの時間はもう終わりだ。私にとって、その男にもう価値はなくなった」「それを籠絡して私を呼ぶ必要もない。私は既にここにいる」と告げ、「そうだな、C.C.。お前の願いはワシが叶えてやろう」と応じるシャルル。
・今こそ契約条件たる願いを明かすと言うC.C.、「我が願いは死ぬ事・・・。私の存在が永遠に終わる事だ」と明かし、「ギアスの果てに能力者は力を授けた者の地位を継ぐ・・・。つまり、私を殺せる力を得る・・・」と告げ、どの契約者もそこまでたどり着けなかったと告げた上で、「しかし、ここに達成人シャルルがいる・・・」と続ける。
・「馬鹿な・・・!お前は死ぬために俺と契約したというのか!?」と驚くルルーシュ、「死ぬだけの人生なんて悲し過ぎる!」と憤るものの、「死なない積み重ねを人生とは言わない。それはただの経験だ」と達観するC.C.、「お前に生きる理由があるのなら私を殺せ・・・!そうすればシャルルと同等の・・・戦う力を得る・・・!」と迫る。
・「そんな事が出来るか!」と拒むルルーシュに、「・・・そうか・・・さようなら、ルルーシュ・・・。お前は優し過ぎる・・・」と別れを告げるC.C.、ルルーシュを何処かへ送り出す。「奴を逃がしたか」とコメントするシャルルに、「何故V.V.のコードを奪った?」と問いかけるC.C.だが、「質問に意味があるのか?これから死に逝くというのに」と反問されて「そうだったな」と認める。
・一方、ルルーシュはC.C.の過去の記憶に迷い込んでC.C.の分身に遭遇。幼い頃、死にたくないと怯える無力な幼児だったC.C.は、シスターと出会って契約を交わし、あらゆるものに愛されるギアスを発現。愛され過ぎて本当の愛がわからなくなったC.C.は、ギアスがかからず自分を叱ってくれるシスターのみを信じたが、ギアスが極大化した時「じゃあ、お仕舞にしましょう」と言い出したシスターに、「私の永遠を終わらせるためには誰かを身代わりにしなければならないの。一定以上のギアスを持つ誰かを・・・どれだけ苦しかったか・・・!生き続けるという地獄が・・・!」と告げられ驚愕。
・「残念でした!あなた、騙されちゃったの!」と嘲笑するシスターからコードを継承したC.C.、「私の存在は彼女にとって自分自身にピリオドを打つための道具・・・。ただそれだけだった」と振り返り、ルルーシュに「よっぽど大事な人なのかしら・・・?」「ここに送ってきたという事は、一時でも何かからあなたを守ろうとしたんだと思うけど・・・」と告げる。
・「俺を・・・守る・・・。では、C.C.は奴に・・・!駄目だ、C.C.!」と叫ぶルルーシュ。
・「・・・私を憎む人も、優しくしてくれた人も全て時の流れの中に消えていった。果てる事のない時の流れの中で・・・」と述懐するC.C.に、「だが、その苦しみの日々も・・・」と迫るシャルル。そこへ「C.C.!」と割り込んだのは蜃気楼に搭乗したルルーシュ。
・「開いたのか、ルルーシュ!思考エレベーターを!」と驚愕するシャルルに、「なるほど。この空間そのものが思考に干渉するシステムか!」と得心するルルーシュ、C.C.を殺そうと迫るシャルルに「やめろ!そいつは俺の・・・!俺の!」と叫び、「答えろ、C.C.!何故、俺と代替わりして死のうとしなかった!俺に永遠の生命という地獄を押し付ける事だって出来たはずだ!俺を哀れんだのか、C.C.!」と詰問、「そんな顔で死ぬな!最期ぐらい笑って死ね!必ず俺が笑わせてやる!だから!!」と訴えかける。
・ルルーシュの言葉に心動かされてシャルルから逃れようとするC.C.に、「ここに来て、ワシを拒むというのか!?」と苛立つシャルル。「これ以上、奪われてたまるか!!」と叫んだルルーシュが拡散構造相転移砲で狙撃して阻み、「俺は知っているぞ、C.C.!お前のギアスを!本当の願いを!!」と叫んでアーカーシャの剣から共に離脱。
・現実世界に帰還したルルーシュとC.C.だが、「新しいご主人様ですか?」とオドオド答えるC.C.に、「お前・・・記憶を失った・・・のか・・・」とルルーシュ愕然。
●第40話:歌え、誰かのために
・捕虜としてエリア11ブリタニア政庁に捕われたカレン、ナナリー総督と面会しつつ、ルルーシュの記憶が戻った事が皇帝にばれたらナナリーの生命が盾に取られるので皇帝を倒すしかナナリーを救う道はない、と黙考。自分がお飾りの総督と自覚してなお、リリーナをお手本に出来る事をやっていく、と語るナナリー。
・険しい顔でカレンを訪れたスザク、開口一番「シャーリーが死んだ・・・」「鑑識は自殺だと言っている」と告げ、ルルーシュが自分の正体を守るため謀殺したとの疑惑を向ける。これ以上悲劇を生み出さないため手段にこだわっていられない、と思い詰めるスザク、ゼロの正体を吐かせるべく自白剤の使用を決意、「話してもらう、全てを・・・!たとえ、君の意志を奪う事になっても!」とカレンに迫るものの、「こんなやり方では・・・俺は・・・あいつと同じだ・・・俺は・・・あいつと同じ所まで堕ちるわけには・・・!」と呻いて中断。
・そこへ侵入者警報発令、慌てて出て行くスザク。その隙に「・・・どうやら、陽動は成功したようですね」と咲世子が忍び入り、カレンを救出。
・イノベイター本拠に通信してきたグレイス、「相変わらずワイズマンによるヴェーダへの干渉は続いているようね」と揶揄、居場所の見当がついてきたと負け惜しみを言うリボンズに、クィーン・リリーナの存在が想定以上に大きくなっている事を示唆し、「あなたにとっての邪魔者、女王リリーナをドラマチックな方法で消してさしあげるわ。ついでにZEXISを巻き込むおまけ付きでね」と提案。
・報酬を問うリボンズに、「ちょっとした実験をしたいの。サンクキングダムが、この世界から消滅する事になるでしょうけどね」と答えるグレイス、快諾を得て通信終了。その後、「グレイス・オコナー・・・。あまり欲をかき過ぎない事だね。君はさっさと人類を完全に管理するシステムを作り上げればいいんだよ」と独白するリボンズ。
・ブリタニア皇帝失踪の報に騒ぐZEXIS。ゼロは負傷した(事にした)C.C.に付きっきりで私室に閉じこもり。C.C.をゼロの愛人と疑う声に、刹那「それはない」と断言したものの、理由を問われて「・・・わからない」と戸惑う。クワトロ(彼は・・・)、アムロ(ああ・・・。目覚めは既に始まっている。あのダブルオーによって)と秘かに確認。
・キリコはあのまま帰還せず、フィアナを取り戻して戦いを終えたのだろうと推測するレントン達。
・スピーチを控えたリリーナを護衛すべくサンクキングダムへ向かうZEXISで、「あの人は、誰もが心の中では望んでいる事に真正面から向かい合っている・・・」と告げるティファ、「誰だって平和を願っている・・・。でも、暴力の前には黙るしかない・・・女王リリーナは恐れずにそれに立ち向かう・・・。だから、みんな・・・あの人を信じようと思う」と賞賛。
・アッシュフォード学園でのリリーナの様子を聞かれたデュオ、「いやいや・・・。大きな犬を踏みつけ、素手でライオンを絞め殺すような女だった」と揶揄い、「って言うのは冗談・・・。その頃は外務次官令嬢だったけど、堂々としたオーラがあったぜ」と評する。・・・そういやED、そんなんだっけか。(^.^;
・無言で聞いていたヒイロだが、「女王リリーナの名の下に築かれた偽りの平和・・・。もし、そうだとしたら・・・」と呟き、(リリーナ・・・お前を殺す・・・)と独白。
・一方、パレス・インサラウムの科学長官研究所で、捕らえたエウレカとオルソンの調査を終えたアンブローン、「・・・これで特異点と次元生命体の端末に関する全てのデータは揃った」と宣言、解放の可能性を示唆。一緒に捕らえられたモームが、レントンも素敵だが桂様が一番、とのろけると、「あの軽薄な男のどこがいいのやら・・・」と呆れるアンブローンだが、「それはあなたが桂様の良さを理解できてないからです!」と言い返すモームに、「・・・そうかも知れん・・・」とうなづく。
・恋も知らずひたすら次元科学研究に没頭してきたと己を省みるアンブローン、ゴールが見え始めた今こそ自分の空っぽさを自覚したと後悔の念を吐露。「・・・まだ遅くないと思います」と慰めるエウレカ、「諦めては駄目です。諦める気持ちは全てを閉ざしてしまいます。レントンはそれを私に教えてくれました」と言い募り、「誰かのために一所懸命に生きてください。そして、誰かと一緒に幸せになってください」と励ます。
・「・・・お前は優しい子だな・・・。敵であるババを気遣ってくれて」と感動するアンブローン、ZEXISが向かっているサンクキングダム首都におかしな反応があると明かし、次元を越えた通信と思われる次元波の観測と、首都全体を覆うように設置された次元境界線コントロールシステムの存在を示唆して警戒を促し、自分の権限で格納庫を開けさせてオルソン達を解放。
・「お前のその想いが奇跡を起こす事を願っておるぞ」と見送ったアンブローン、「だがな、エウレカ・・・。誰かのために生きる事の素晴らしさぐらい、お前に言われなくてもわかっておる。このババの次元科学・・・とうに殿下のために捧げておるのだ」と独白。
・サンクキングダム訪問中のデルマイユ公に通信してきた孫娘のドロシー、「リリーナ様が起たれた今、おじい様の力押しはもう時代遅れのやり方なのです」と否定、連邦議会の議員達もリリーナの宥和政策支持に動いていると指摘。「市民の不満を押さえるための張子の女王にこのワシが地位を追われるというのか・・・。だとしたら、ワシは・・・」と呟くデルマイユ公に、「今、リリーナ様の身に何かが起これば、まず、おじい様が疑われます」と釘を刺し、ホワイトファングの勢力拡大等、完全平和主義が火種にもなりつつあると指摘、その間にリリーナのやり方を学ぶよう勧めるドロシー。
・セレモニーのオープニングに招かれたシェリル、リリーナ自ら案内してデルマイユ公に引き合わせ。「でも、本当にあたしでよかったのかしら?セレモニーのオープニング役・・・最近のあたし・・・ほとんど開店休業状態なんですけど」と自嘲するシェリルに、世界各地で精力的に活動中と聞いていると答えるリリーナ、「マリナ・イスマイール様もあなたの歌を褒めておいででした」と告げ、元アザディスタン第一皇女の名に(このシェリルという女・・・ただの歌手ではないのか・・・)と警戒するデルマイユ公。
・以前も素敵だったが最近さらに深みが増したと賞賛するリリーナに、色々あったからと答えるシェリル、「悲しみと絶望の中で色々な人の色々な歌に触れました。そして、また誰かのために歌う事の素晴らしさを思い出す事が出来たんです。きらびやかなステージでも、街角でも、戦火に焼かれた街でも、どこでも・・・私の歌を聴いてくれる人がいる限り、私は歌うつもりです」と微笑む。
・「きっとその想いが人々の胸を打つのだと思います」と讃えるリリーナに、力の限り歌うと約束するシェリル、微笑みながら(そう・・・。私の残り少ない生命を懸けても・・・)と悲壮な覚悟。
・サンクキングダム市街に潜むグレイス、(フフ・・・フォールドウェーブ通信システムはほぼ完成した。後は彼等をこちらの世界に転移させるための準備を進めるだけ・・・そのためには世界は混乱しているに越した事はない。要するにクィーン・リリーナ・・・。あなたの存在は邪魔なのよ)とほくそ笑む。
・グレイスの発信したフォールドウェーブに応えてヴァジュラが市街地に出現、(クィーン・リリーナ・・・。あなたへの手向けとしてシェリルも付けてあげるわ)と冷笑するグレイス、(衰えたとはいえ、銀河の妖精と時代の女王の死は人々に衝撃と絶望を与える・・・そして、あとは彼等が消えてくれれば・・・)と黙考。
・駆けつけたZEXISが出撃してバジュラと戦闘開始。千草をディートハルトの監視下に置かれている扇、(あいつは俺に今まで通りに振舞えばいいと言ったが、いったい何を考えているんだ・・・)と秘かに懊悩。
・1PP敵6機撃墜してイベント発生。「お前の歌でバジュラを撃退しろ!」と居丈高に命じるデルマイユ公、シェリルに「・・・お断りします」ときっぱり断られ、「こんな事なら、ランカ・リーを呼べばよかったものを!」と暴言炸裂。気丈に受け流すシェリル、(違う・・・。あたしの歌は・・・)と独白。
・バサラや桂等、足の速いエース達が突貫して1EP反撃で敵撃ち減らす。
・2PP敵全滅してイベント発生、SRポイントget。西にモビルドール部隊が出現、アロウズでなくアイムの差し金かもと危惧するクロウ。
・続けて東にオルソンスペシャルのオーガスIIが登場。桂とアテナに呼びかけるオルソン、「この街には何らかの罠が仕掛けられている!」「詳しい事は不明だが、超時空物理学を応用したトラップらしい!」と警告。
・警告を受けたマリンが次元境界線の歪曲レベル増大を感知、「このままでは、この一帯は次元震に飲み込まれる!」と警告し、ジュリィがあと5分で通常空間破壊に至ると分析。21世紀警備保障スタッフが市民の避難誘導に向かう傍ら、邪魔になるモビルドール部隊を5分以内に殲滅すべく戦闘再開。
・オルソンもアテナと共に桂のフォローに。ユニット参入じゃないのか・・・orz
・余計な真似をしてくれたとボヤくグレイスだが、(だけど、あなた達はディメンションイーターを甘く見ている。それでは私の計画は止められないわよ)とほくそ笑む。
・2PP敵撃ち減らしてイベント発生。今度は西に次元獣が出現、アンブローンが協力的だったのは欺瞞だったかと疑うオルソン。焦って独り逃げ出そうとしたデルマイユ公、シャトルで無思慮な強行突破を図ったものの、あっさり次元獣に捕捉されて爆死。
・避難シェルター内でも状況悪化に市民が不安を募らせ、子供達が恐怖に囚われパニックに。不安を消してあげる事も出来ないと己の無力に歯嚙みするリリーナ。その時、シェリルが"ダイヤモンド・クレバス"を独唱、(あたしは歌う・・・。みんなのため、自分のため、大切な人のため・・・)と想いを込め、人々の不安を消し去りパニックを鎮静する様にエルモも感動。・・・でもここはヴォーカル入りアカペラバージョンを流してほしかったなぁ、マクロスF屈指の名場面なのに・・・(´;ω;`)
・イヤリングから響く歌声に気付き「歌が・・・聴こえる・・・」と呟くアルトに、「こいつはシェリルだな」「ハートが感じるんだよ!あいつの歌を!」とバサラが微笑み、「シェリルもここにいる・・・恐怖に耐えて歌っている!だったら、俺は!」と気炎を上げるアルト。
・更に咲世子を同乗させたカレンが飛来、ブリタニアに改修されていたグレンの識別名を「Superlative Extruder Interlocked Technology Exclusive Nexus・・・EIGHT ELEMENTS・・・。略して、セイテン八極式です!」と咲世子が読み上げ、「聖天八極式・・・!?」とカレンが当て字解釈、「ゼロ・・・あたし信じてたよ」と微笑みつつ、新たな紅蓮・聖天八極式で戦線参加。咲世子は市民の誘導に。
・シェリルの歌とカレン合流に意気をあげるZEXIS、「我々を陥れようとした何者かにZEXISの力を見せ付けてやれ!」とゼロが檄を飛ばし、戦闘再開。
・3PP敵全滅して戦闘終了。
・「残念・・・」と冷笑するグレイス、加速的に増大する次元境界線の歪曲と共に、「ディメンションイーターの力を侮ったあなた達の負けよ」と勝ち誇り、「もう止められない・・・。ZEXISが離脱できたとしても市民達は救えない。この国とクィーン・リリーナは次元の狭間で消滅するわ。そして、混乱が世界を覆う!その中で新たな秩序を打ち立てるクィーンはこの私達よ!」とほくそ笑む。
・焦るレントンに、市街から微笑んだエウレカが"アイモ"を歌い始め、(覚えてる、レントン・・・?この歌をみんなで歌ったのを・・・そして、この歌は私の記憶をよみがえらせた。それは・・・)と独白。すると、エウレカの歌声に応えて次元の壁の向こうからイマージュ達が現れ、次元境界線を安定させて去っていく。
・「馬鹿な・・・!あの化け物がディメンションイーターを無効化したというのか!!」と独り憤るグレイス。
・「ありがとう、イマージュ・・・。私に応えてくれて」と微笑むエウレカに、再会を喜ぶレントン。そこへ突然マリリンが「見せてもらったよ、エウレカちゃん!あなたの奇跡!」と割り込んでエウレカを拉致、「ざ〜んねんでした!この子を逃がしてあげたのも実験の一部だったの!」と嘲笑して撤収。
・地球連邦政府特別監査院議長執務室で、「災難だったようだね」とロイド伯を労うシュナイゼル。「そうなんですよ!せっかく鹵獲したラクシャータのKMFなんで色々といじくったのに・・・!」と聖天八極式を惜しむロイド伯、スザク以外乗りこなせないので警備も甘かったと言いつつ、エナジーウイング等はランスロットにも反映させると嬉しそう。
・同席していたドロシー、「つまり、まったくのアクシデントだったとおっしゃりたいわけですね。私は状況を混乱させるために殿下が敢えてエリア11の政庁に隙を作ったのかと思いましたよ」と揶揄し、「フフ・・・殿下も今の世界に不満がおありだと思いましたので」と笑い、リリーナを守るため犠牲になった祖父を笑顔で見送ると言いつつ、「やはり、あの方は時代のクィーン・・・。強い星の下へお生まれになっていますわ」と賞賛。
・自分を評価して来てくれたのではなかったか、と残念がってみせるシュナイゼル殿下に、「殿下の知謀でしたら、この世界の混乱を収められると思っていますわ」と評するドロシーだが、シュナイゼル殿下は偽りであろうと平和を望んでおられると指摘し、「残念ですが、私の進みたい道は殿下とは別なのです」と告げ、別の人物と共にリリーナの示す未来に立ちはだかると宣言。
・「彼女のような存在を生んだのがこの時代なんだろうね・・・」と感慨を漏らすシュナイゼル殿下、「ニーナの努力によってフレイヤは実用段階に入った。そして、ダモクレスの完成も秒読みに入ったと言ってもいいだろう」と言って、「準備だけは進めておこう。皇帝陛下が行方不明となった今、私が起たなければならない日が来るかも知れないからね・・・」と微笑。
・合流したカレンに、「どうやら、紅蓮の改造はプリン伯爵とセシルの仕業のようだね」と見抜くラクシャータ、プリン伯爵ことロイド伯を自分の宿敵と言いつつ、「とりあえず、腕は確かだから、新しい紅蓮が戦力になるのは保証する」と太鼓判。
・オルソンはジャミル司令を中心に状況を調査中、アビスの存在が確認された頃に転移に巻き込まれたと語り、アビス出現に特異点のオルソンが反応したと推測するロジャー、(そしてそれは、アイム・ライアードの言う烙印と関係しているのかも知れない。だが、逆に奴の言うように我々の転移に何者かの意思が働いているとしたら・・・何故オルソンは、我々と同じタイミングでは転移させられなかったのだ・・・)と黙考。
・エウレカを解放したのはイマージュとのコンタクトを観測したかったためと推測するオルソン。
・かつてエウレカが記憶を取り戻した時も、皆の歌が次元を越えてイマージュを呼び、イマージュが記憶をエウレカに返してくれたため、とティファやリーナが解説し、このままエウレカをインサラウムに利用させはしないと奪還の決意を新たにするレントン達。
・市街地でスピーチするリリーナ、対立を失くすには全てが一つにならねばならないと理想を語り、「対立の図式をなくし、世界に平和を築くために同じ人類に武器を向ける軍隊の存在を私は否定します。私達がすべき事は他者の排斥ではなく、共存です」と語り、拍手喝采。
・影で聞いていたヒイロに、刹那やカレン、星刻らが口々に、リリーナの掲げる理想が世界中の人々に変革をもたらし連帯を生み出しつつあると告げ、それでも襲ってくる者は自分達ZEXISが退けると気炎を上げる。「・・・いいだろう」と同意を示したヒイロ、(いいだろう、リリーナ。やって見せてくれ。俺は・・・俺の敵を倒す)と独白。
・シェリルに礼を言われたアルト、「それを言うならお互い様だ」と微笑み、「今までのお前の歌とは違う感じだったけど、いい歌だった」と賞賛。当たり前、と強がってみせるシェリルだが、無理がたたったか突然失神・・・(;_;)
・ボーナスアイテム:シェリルのディスクget。
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