第2次SRWZ再世篇(1周目:日本ルート:41話〜49話)
●ルート分岐
・ギアス嚮団跡地にはジェレミアとロロが残って調査、負傷していたコーネリア皇女も行方不明で捜索中。シャルル皇帝が異空間に取り残されたと判断したルルーシュ、「これでナナリーの安全は保証されたと言ってもいいだろう」「フフ・・・今、風は俺の方に向いている」とご満悦。
・記憶を失ったC.C.は、ギアス入手以前の身よりのない少女に戻っており、ゼロの私室で秘かに保護。
・ヴェーダに介入し不必要に世界の混乱を煽っているワイズマンについて、王留美からの情報では地球上でなく宇宙にいると推測。また、地球圏の外れに転移して来た惑星群ネオプラネッツ周辺宙域で、アストラギウス銀河の二大陣営、ギルガメス軍とバララント軍が集結し不穏な動きも見られるとか。加えて、フロンティア船団から大規模な対バジュラ作戦への参加要請も受けているZEXIS、部隊を二つにわけて一方は宇宙へ上がり、残りは日本で機体のメンテを行う予定。
・日本組はタワーを母艦にスーパー系とオーバーマン、ウォーカーマシン等、宇宙組はガンダムやバルキリー、黒の騎士団等のリアル系。クロウは例によって自分で選ぶ事に。
・クロウと通信するトライア博士、ZONEについては概ね理解、どうにかしてチューニングを乱せれば機能不全に持っていけるとメドを立てたものの、実現手段は未だ不明。
・今回査定額はたったの1万G、危険手当込みでこれだけ!?と衝撃を受けるクロウだが、「金は確かに大事だが、金に振り回されるのは真っ平御免だからな」と気を取り直す。
・クロウの選択肢は「日本へ向かう」で、、久々にくろがね屋の温泉につかりたいとかで日本ルートへ。
・プトレマイオス2の医務室で意識を取り戻したシェリル、船団で確かめたい事があると言って、フロンティア船団へ向かうZEXIS宇宙組への同道を希望。
・借金残額149万G。
●第41話:遺恨!くろがね屋の一番長い日!
・くろがね屋のつばさ女将、バードス島で死んだはずの剣鉄也を目にして驚愕。
・光子力研究所では、ミリオンα1、バイオンβ2、ダイオンγ3のマジンガー軍団がそろい踏み、ビューナスAのサポートに参加し、旧知のロール・ローリィ姉妹等と再会するさやか。
・くろがね屋を訪れた甲児達、原因不明で寝込み憔悴しきったつばさ女将に驚愕。「やっぱり、あんた・・・私を恨んでいたんだね・・・」と呟くつばさ女将、「今さら、あれを取り戻そうたってそうはさせないよ、剣鉄也!!」と幻に向かって叫ぶ。そこへ姿を現したあしゅら男爵が、「錦織つばさが見ているのは剣鉄也の亡霊だ」と告げる。
・つばさ女将が実の母親だと仲間達に明かした甲児、青山やクロウらに「やっぱりな」「予想通りだ」とあっさり納得されて驚くものの、勝平やワッ太らが顔も叫び方もそっくりとコメント。
・あしゅら男爵はケドラの見せた時の狭間で、ミケーネの巫女だった時の記憶を取り戻し、錯乱してDr.ヘルの元を離れており、くろがね五人衆に保護されくろがね屋に匿われていたらしい。そのあしゅら男爵が、つばさ女将を苦しめているのはピグマンの呪いだと指摘。
・女将に取り付いた亡霊の名は剣鉄也と明かす甲児に、驚くZEUTHメンバー。・・・そうか、初代Zにはグレートマジンガーも出てたのか。
・時の狭間で知った過去を語り出す甲児。かつて甲児の祖父・兜十蔵と父・兜剣造は、Dr.ヘル、つばさ女将と共にミケーネ文明の眠るバードス島の調査に赴き、剣造の親友でマジンガーZのプロトタイプのテストパイロットを務めていた剣鉄也も同行。
・遺跡から発見された巨大ロボットを改造して機械獣を生み出したDr.ヘルは、あしゅら男爵の元になった夫婦のミイラ、機械生命体ケドラも発見、世界征服の野望を抱く。それを察知して逃げようとした十蔵とつばさ女将は、ケドラを憑依させられ精神も身体も乗っ取られた剣造に裏切られ窮地に。そこへ鉄也が身を犠牲にして剣造の動きを止め、つばさ女将に自分ごと射殺させたらしい。
・あしゅら男爵、ピグマンの呪いには力の中継あるいは増幅を行う何かが近くに必要と指摘、「生前の剣鉄也と錦織つばさに関係するもの・・・。二人の魂にとって深い意味を持つものだ」と説明。
・そこへ「その通りだ」と突然現れたピグマン子爵、Dr.ヘル五大軍団の一つを預かるものと名乗り、幻影と見破ったタケルに流石と褒めつつ「だが、暗黒の力が世界を覆いつつある今、私を止める術はない」「それこそは我が呪術の力の源・・・冥界より生まれし黒き脈動・・・」と告げる。
・剣鉄也の遺恨を晴らさない限り除霊は不可能と宣告するピグマン、「彼と錦織つばさの魂をつないでいるあれの存在を抹消するしか方法はない」「それは剣鉄也が死の直前に見たもの・・・兜十蔵と錦織つばさがバードス島から運び出そうとしていたミケーネ最大の遺産・・・」「そうだ・・・!神々に反旗を翻し、人間を守った荒ぶる神・・・!その者が残した大いなる力・・・!」と告げ、「大神ゼウスの片腕か!」と甲児が思い当たる。
・更に「その通りです」といきなりニアが割り込み、「光の神の遺産・・・。それは螺旋生命体が持つには大き過ぎる力・・・故に、その存在は抹消します」と宣告。
・続けてコーウェンとスティンガーが現れ、「人間ごときではアンチスパイラルの考えを理解する事は出来ないか」と嘲弄、光の神の遺産を葬るために来たと言い放つ。更にゲシュタルトのメタールまで出現、「光の力は暗黒の力と相反する存在・・・」「その存在・・・抹消しなければならない・・・!」と宣言し、「何だよ、この悪役オールスターは!?」と呆れるクロウ。
・海からマジンガーのプロトタイプ、エネルガーZが光子力エネルギーの輝きを放って出現、コクピットに死んだはずの父・兜剣造を認めて驚愕する甲児とシロー。続けて機械獣軍団も出現。
・甲児、正気に戻ったつばさ女将が憔悴しきった身でピグマンに怒りをぶつけるのを制止し、「シロー、俺はマジンガーで出る!お前は母さんを!」とつばさ女将をシローに託し、ボス達と共に機械獣軍団を迎え撃つ。
・エネルガーZにマジンガーZのジェットスクランダーが破壊され、マジンガーは飛行不能になったものの、甲児がエネルガーZの相手は任せろと気炎を吐いて戦闘開始。
・1PP、北東隅からW8S2の兜家に移動してイベント発生。何故か兜家にいる暗黒寺刑事を発見、ハイパージャマーget。
・2PP雑魚殲滅後、エネルガーZ撃破してイベント発生、SRポイントget。
・呪いを解くためにゼウスの腕を差し出せとつばさ女将を催促するあしゅら男爵だが、突然「死ぬのはお前だよ!!」とつばさ女将が攻撃、「正体を現しな、ピグマン!」と叫ぶ。あしゅら男爵に化けていたピグマンが何故わかったと問うと、「バードス島なんかに引っ込んでるから世の中の流行ってものが、わかってないようだね、お前は。ケドラ騒動の時、聴いた歌はシェリル・ノームじゃない・・・。ランカ・リーと熱気バサラだよ!」と先の会話の矛盾点を指摘。「でも、もし本物のあしゅらがただ勘違いしていただけだったら・・・」とツッコむシローに、「フ・・・そん時はそん時だったまでさ」と笑い飛ばすつばさ女将。
・鉄也の幽霊を見た時にDr。ヘル達の作戦と見抜いたと明かすつばさ女将、「では、何もかも承知の上で・・・!」と憤るピグマンに、「でもね、あしゅらに化けての作戦・・・なかなかの芝居だったよ・・・!だから、褒美を見せてやるよ!ゼウスの腕をね!!」と啖呵を切るつばさ女将。
・一方、光子力を暴走させたエネルガーZから、剣造に変装していたブロッケン伯爵が現れ、錦織つばさ共々熱海の街ごと吹き飛ばすと高笑い。そこへ「今こそ十蔵の遺産をお前に渡す!!」と呼びかけたつばさ女将、来ぉぉぉい!ゴッドスクランダァァァッ!!」と召喚。
・兜家地下から射出されたゴッドスクランダーにマジンガーZが合体。「その名はゴッドスクランダー!ゼウスの腕から生まれたマジンガーZ、最後にして最強の翼だよ!」とつばさ女将が解説。
・東にムガン出現、ニアが「光の神の力・・・」と眉をひそめる。西にはインベーダーが出現、「人類ごときが、それを手にするとは・・・!」「許される事じゃないね!」とコーウェン&スティンガーが非難。
・更にエネルガーZが南へ移動、その側へ海中から現れたDr.ヘルが、「黙るがいい、バアルよ!」と一喝し、「ゴッドスクランダー・・・。十蔵めワシから奪ったゼウスの腕であのようなものを造り上げていたとは・・・」と悔しがる。
・全ての光子力は自分のものと言い張るDr.ヘル、隼人に「何故お前がバアルの存在を知っている!」と問われ、「黒の英知・・・」「宇宙の誕生から滅亡までの全ての知は今、我と共にある!」と宣言。「神々の遺産から、あれを見つけたか!」と色めき立つコーウェン&スティンガー、「また一つ人類は余計な知恵を手に入れた」と冷たく呟くニア。
・「ゼウスの腕は・・・光子力とマジンガーZは人類を守るための力だ!!」と甲児が叫び、つばさ女将も自分の力で大切な弟を守れと激励。更に「気合を入れろ、甲児!」と十蔵が残した自称ウルトラゴージャスコンピュータ『オジイちゃん』が励まし、「飛べ、ゴッドスクランダー!!勝利へ向けて!!」と甲児が咆哮、戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、エネルガーZを囲んでおき、ボスボロットを補給上げしてから、エネルガーZ撃破して戦闘終了。
・「人類はさらに危険な領域に足を踏み入れた・・・。人類殲滅システムは次のフェイズに進む必要がある」と言い置いてニア撤退。コーウェン達も急がなければとか言って撤退、「バアルの使徒は去ったか・・・。」と呟くDr.ヘルも、「見事だ、兜甲児。そのゼウスの腕、お前に預けておこう。だが、忘れるな。光子力エネルギーの主は、このワシだ!」と告げて撤退。
・兜家に潜んで見届けた暗黒寺刑事、「やるじゃねえかよ、甲児。それにZEXISも・・・旦那・・・当面、心配はいらないみたいですぜ」と不敵に笑う。
・一方、くろがね屋でピグマンと対峙するつばさ女将、超合金Zのドスで刺して「覚悟しな、ピグマン!」と啖呵を切るものの、「かくなる上は!奥の手を!」と脱皮したピグマンが相打ち覚悟で迫る。そこにシローが「悪いけど、兄貴の命令でね!今は俺がおっかさんを守る!」と懸命に立ちはだかり、更に甲児等もかけつけて形勢逆転。その隙をついたシローの一撃で、ピグマンは命からがら逃走。
・甲児、つばさ女将のしたたかな強さを素直に賞賛し、「あの剣鉄也ってパイロット・・・幼い頃に生き別れたあんたの弟だったんだよな・・・」と時の狭間で知った事実を確認、自分がシローを撃つ羽目にならないためにはしっかりしないと、と励まされ、「母さんの覚悟はわかった・・・。だから、俺は母さんを信じるよ」と告げる。
・「と言っても、もうあんたも一人前だ。もう私から、あんたに言う事はないよ。十蔵の最後の遺産も渡しちまったしね」と応えるつばさ女将だが、ゼウスの腕の所在が明らかになった今Dr.ヘルも本気になると警告、迎え撃つ準備を進めるためくろがね屋は当分休業とし、くろがね五人衆とボス達もZEXIS預かりに。
・バードス島を訪れたゲシュタルト、「黒の英知を手に入れられたあなたを祝福させていただきます」とDr.ヘルに告げ、「これで以前の約束通り、我等は真の盟友になったか」と応じるDr.ヘルに、「やはり、私の正体に気付いておられたか・・・」と苦笑。・・・そういや破壊篇で、皇帝ズールと何か話してたっけか。
・地球連邦恐れるに足らずと言い切るDr.ヘル、最大の障害たるZEXISはバアルとの戦いで消耗させて決着をつけると宣言。「あなたを地球の盟主として我等の一員に加えましょう」と告げるゲシュタルトだが、「その名を受けるのには、まだ早い。それはワシが光子力エネルギーの全てを手に入れた時だ」と答えるDr.ヘル。
●第42話:父ちゃんから受け継いだもの
・バルディオスとゴッドシグマのオーバーホールは、マリンとジュリィでは完璧には無理と難航。
・コストがかかるため使用許可がなかなか下りなかったグレートノットパニッシャーを、ようやく許可が下りたと百目鬼が持参、大河内の社長降板の置き土産と告げて赤木達驚愕。
・西島専務が水面下で交渉していた竹尾ゼネラルカンパニーの21世紀警備保障への吸収合併が、ようやく最終確認段階となり、その手柄で西島専務が社長就任との噂らしい。既に竹尾ゼネラルカンパニーの面々はそのためお台場に行っているとか。ただしワッ太は知らされていない様子で、ジロンやアポロ達と釣りに。
・お台場の役員室に竹尾ゼネラルカンパニー一同を招いた西島専務、合併交渉の最終回答を催促し、自分が社長になればダイ・ガードとトライダーG7の運用は連邦軍に任せると言って毒島少佐を紹介、お飾りの子供社長を危険に晒す事もなくなると告げる。柿小路専務はワッ太の身を案じるため合併話を断れなかったと推察し納得する厚井と郁絵。
・西島専務、柿小路には役員、厚井には整備班責任者として本部長、木下には営業7課の課長、郁絵には自分の秘書のポストを用意すると勧誘、更に合併とトライダー運用の全権委任の代金として200万Gを既に振り込んだと告げ、(200万Gの前には前社長への忠節など消し飛ぶだろう)と秘かにほくそ笑む。
・湾岸でブラックオックス特訓中の正太郎達、ギシン星の超能力者に追われる男性を発見。「ロボット帝国最高の科学者ナバロン・・・。その頭脳、我々のために使ってもらうぞ」と迫る超能力者に、使い捨ての武器としてロボットはもう作らないとつっぱねるナバロン。
・ブラックオックスが割って入り、超能力者を海に放り込んでナバロンを助けると、何故か驚いたナバロン、同行していた勝平に「君はもしかしてビアル星人の血を引くものか?」と質問。
・正太郎達にタワー格納庫へ連れてこられたナバロン、「どのロボットも素晴らしいな。性能が優れているというだけではなく、使っている人間との間の絆が見て取れる」と感心、探していた答えに巡り会ったようだと何やら納得。
・ナバロン、ビアル星人については過去のデータを見ただけと勝平に答え、ガイゾックに襲われたビアル星人が最後の希望として造り上げた機体、特にそのコアとなるロボットの変形システムを参考にロボットを設計した事があると明かし、ザンボエースのことかと驚く勝平。
・そこへ戻って来た柿小路専務が「梅本さん・・・!あなた、梅本さんじゃありませんか!」と驚き、先代社長の頃からの付き合いだと明かす。更に厚井が「何と言っても梅本さんはうちのトライダーの設計者だからな」と明かし、「じゃあ、ザンボエースを参考にしたロボットってトライダーなのか!」と勝平驚愕、つま先を機種に変形するシステムは珍しいと納得するジュリィ。
・先代社長の道太郎が数年前に他界したと聞いた梅本、息子のワッ太がトライダーを大事に使っているようだと感謝し、トライダーはじめ各機体の整備を買って出る。ちょうどオーバーホールが難航していたジュリィが渡りに船と賛同。
・厚井が明かしたところでは、先代社長が軍を辞めて運び屋をやっていた頃、宇宙を漂流していた梅本を救助、名前を付けてやり住む所なども世話したとかで、そのお礼にトライダーを設計してもらったものの、その後梅本は何か探しに旅に出たとか。
・柿小路専務、西島専務から振り込まれた200万Gを使ってシャトルのパワーアップを梅本に依頼。
・機械獣迎撃のためお台場に出撃したZEXIS、梅本の整備のおかげでバルディオスやゴッドシグマ、ザンボット、トライダーもパワーアップ。ご機嫌なワッ太だが、竹尾ゼネラルカンパニー吸収合併の話しは耳に入っておらず、秘かに気をもむクロウと青山。
・「・・・クロウ君、敵の機体を撃墜すると、どれくらいの収益が発生します?」と問う柿小路専務に、「グロイザーとギシン星の戦闘メカは一機あたり3000から3500ってところです」と即答するクロウ。「常務、木下君、郁絵君、やりますよ!我々で35000は稼いでみましょう!」と柿小路が気合入れて、「その意気です、専務!」と万丈が激励、「専務さんがクロウみたいになっちまった・・・」と青山愕然、「攻める守銭奴・・・。俺も続くぜ、専務さん!」とクロウも盛り上がり、戦闘開始。近くで秘かに観戦する梅本、(見せてもらうぞ、ワッ太君。君とトライダーの勇姿を)と独白。
・1PP敵8機撃破してイベント発生。東にゲシュタルト率いる暗黒の信者達ことギシン星残党が出現、「フフフ・・・しぶといな、マーズ。まだデビルリングに潰されていないか」と嘲笑するゲシュタルト。聞きとがめたエイジがツッコむものの、タケルは心配無用と口を開かず。
・見かねた正太郎が「もう・・・いいんです。皆さんにも聞いてもらいましょう」と説き、嘲笑うゲシュタルトが「私がマーズに科したデビルリングは超能力を使う度に奴の生命を削っていくのだ」「父イデアが遺したゴッドマーズがお前の生命を奪うのだ!」と明かす。
・そこへ「恐れるな、マーズ」と現れたバラの騎士、「ゴッドマーズはお前の守り神だ」と告げる。「その通りだよ、タケルさん!」と賛同するワッ太、ギシン星の父親はタケルを守るためにゴッドマーズを造ったと指摘、「ゴッドマーズはタケルさんにとってお父さんの心そのもののはずだよ!」と力づける。
・「黙っていろ、小僧!」と苛立つゲシュタルトに、「そっちこそ黙れ!」と言い返すワッ太、病人にメチャクチャな事を言って困らせると憤り、「何が暗黒の力だ!そういうデタラメは、もうたくさんだ!頑張れ、タケルさん!俺達、父ちゃんの遺してくれたもので戦ってるんだろ!だったら、絶対に負けられないよ!」と檄を飛ばし、「お前にはわからないだろうな、暗黒野郎!負けるたびにロボットをとっかえひっかえするような奴だから!俺はどんな敵が来たってこのトライダーで戦い抜くぞ!!」と宣言。「我々もお供しますぞ!」と柿小路専務らが同調し、(君のその真っ直ぐな心ある限り、竹尾ゼネラルカンパニーは不滅だ!)と万丈が内心で賞賛。
・「ありがとう、ワッ太。俺は・・・負けない!」と立ち直ったマーズ、死者を亡者としてよみがえらせるゲシュタルトには生命の価値がわからないと断じ、「限りあるから生命は美しいんだ!俺は戦う!たとえ生命尽きる事になろうとも兄マーグとの誓いのために!」と気炎を上げる。「お前の戦い、見守っているぞ」とバラの騎士は祝福して撤退。心理攻撃に失敗したゲシュタルトが悔しがって、戦闘再開。
・3PP、瀕死まで削ったゴウキューンを、ゴールドエンブレム積んだシャトルで祝福かけて撃破、資金40000でSRポイントget。あっちに就職すればよかったと羨むクロウ。(^^;
・3PPゲシュタルト撃破、何やら捨て台詞残して撤退。
・3PP敵全滅して戦闘終了。
・ワッ太、きっと梅本さんも見てくれているはずと信じて、「俺、梅本さんが造って、父ちゃんから受け継いだトライダーで頑張るからね〜!!」と叫ぶ。(礼を言うのは私の方だ、ワッ太君。人間の心と一つになったロボット・・・。君ととライダーはそれを私に見せてくれた)と独白する梅本、いつか再会しようと心に誓って去る。
・竹尾ゼネラルカンパニー経理担当の宇宙太がワッ太に、会社の口座に200万Gが振り込まれ、すぐシャトル改修に使われたと報告。クロウが「にひゃくまんっ!!」と驚愕し、「お前が驚いて、どうするんだよ?」と青山にツッコまれる。(^^;
・合併話をクロウ達から聞いたワッ太、「幾らお金を積まれたって、専務が会社を売る事なんてないさ」と全く慌てず。「で、で、でもよ・・・!か、か、金はもう使っちまったんだぜ!」と焦るクロウ、「お前が焦って、どうする!?」と青山にツッコまれる。f(^^;
・「みんな、心配性だな。きっと大丈夫に決まってるよ。誰が何と言おうと、俺は専務の事を信じてるからね」と微笑して器の大きさを見せ付けるワッ太。(*´v゚*)
・その頃、21世紀警備保障を訪れていた柿小路専務、西島専務に合併話をきっぱり断り、小学生を危険な現場に立たせると非難する西島専務に、「それを決めるのは私ではございません。うちの最高責任者である竹尾ワッ太自身が決める事です。そして、うちの竹尾はトライダーで戦う事を望むでしょう」と断言、社員達も口々に賛同。
・同席していた毒島少佐、「・・・さすが竹尾さんの部下の方々だ」と納得、先代には軍で世話になったと明かし、「そして、あの竹を割ったような性格はきっと息子さんである現社長に受け継がれているのでしょうな」と述懐、西島専務にどっちの味方とツッコまれても「私は軍人です。民間人の自由と財産を守る事が務めである以上、彼等の選択を受け入れるだけです」「破界事変の時に散々見せられましたからな。サラリーマンでも平和を守れる事を」を苦笑。
・既に手を付けた200万Gを即金で返せといきり立つ西島専務だが、「あまり我が社を安く見られない事ですな」と柿小路専務が余裕で答え、万丈が200万Gを持参。「好況の時こそ、不況の事を考えろ・・・。経営の鉄則です。こんな事もあろうかとあちこちの銀行に資産は小分けにして預けておいたのですよ」と柿小路専務が告げて、合併話は完全消滅。
・更に恫喝する西島専務だが、大河内社長が「君は自分の身の振り方を考えた方がいいのではないかな?」と割り込み、社長印なく200万Gの大金を動かした事を背任行為と指摘、処分を知らせるまで自宅待機を命令。
・毒島少佐も立ち去った後、ワッ太達がやってきて一件落着。そこへ大塚長官から急報が入り、月からムーンWILLらしき部隊が地球に接近中との事。地球圏全てがワイズマンにハッキングを受け、「我が名はワイズマン・・・。我こそが、この世界の支配者・・・」のメッセージとレッドショルダーマーチで通信ネットワークが麻痺状態となっているため、直前まで探知できなかったとか。
●第43話:闇を断つ牙
・ムーンWILL率いる敵部隊はドラゴンズハイブを目指しており、あと数時間で到着予定。「アストラギウスの暗黒の神、ワイズマン・・・。ついにこの世界を意のままに動かすために表立っての行動を開始したか・・・」と呟くF.S.。
・一方、惑星クエントではZEXISがキリコを追って大気圏降下した模様、「ワイズマンの後継者・・・。絶大な力を持つ神の座・・・」と呟くF.S.に、キリコもその強大な力に取り憑かれたかとコメントするウラジミールだが、「それはどうかな・・・」と疑問を呈するサンドマン。「・・・ここに闇を断つ牙は集う。あとはWILL・・・君を待つだけだ」と呼びかけるF.S.。
・宿敵ムーンWILLの襲撃に闘志を燃やすチームD。一方獣戦機隊の忍と亮はただならぬ気配を感じ取り、「この感じ・・・俺の知っている奴だ」と言う忍に、「どうやら、この戦い・・・。ムーンWILLとの決戦というだけでは済みそうにないな」と応じる亮。亮達の特訓で越えて来たグランナイツの面々も怯む事なく闘志を燃やす。
・現れたムーンWILL、「所詮、お前達では、この宇宙の真理にたどり着く事は不可能なのだ」と告げ、訳が分からないと切り捨てる忍達に「我が言葉から耳を塞ぐか・・・。それこそがお前達の愚かしさの証拠。神の座を自ら蹴ったあのキリコ・キュービィと同じだ」と告げ、混乱するクロウ達にワイズマンがこの世界を創り変えようとしており、愚かな人類は内心では裁きを下す神の降臨を待っていると一方的に決めつける。
・ドラゴンズハイヴを守り、第一次防衛ライン突破を防ぐべく戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅後、分析かけたオリジナルダンクーガを袋叩きにして撃破、イベント発生、SRポイントget。
・自分が二度も負けるなどあってはならないと戯言喚くムーンWILL、「全知全能なる者よ!我に力を!」と叫ぶ。すると、小百合さん「その願い・・・」、ゲシュタルト「聞き遂げよう」と応じ、「力が・・・!力がみぃなぎぃるぅぅぅ!!」とムーンWILL絶叫、「全知全能なる者の力により私は暗黒の世界よりよみがえった!」「黒の英知を持つ選ばれた者!今の私は、あの方達と共にある!」と叫び、「ミケーネ、ワイズマン、アーカーシャ・・・。お前達では想像もつかない古からの英知の継承者達・・・!その全知全能なる者より与えられた暗黒の力!その一端を見るがいい、人間共!」と宣告するや、ドラゴンズハイヴに突貫して猛攻。
・「この宇宙の進む先は暗黒の闇・・・!ならば、それに同化し、その力を得た者こそ宇宙の管理者として永遠に生き永らえるのだ!それこそが黒の英知に記された真実!人類に・・・宇宙の未来に光はない!!」と勝ち誇るムーンWILL。ところが「そうかな?」と異を唱えるサンドマン、BGM"紅の牙"と共に、ドラゴンズハイヴの先端に颯爽と登場。(*´Д`*)
・「未来が闇ならば、そこに光をともせばいい」を微笑むサンドマン。「そう・・・!そして、我々は闇を断つ牙となる!」とF.S.が応じ、復活したWILLも「我々の戦いも、ここに決着をつけよう」と宣告し、「君が暗黒の力を得たとするなら、私は正しき力・・・我が友人達の尽力によってよみがえった」と告げる。「ドラゴンズハイヴよ!今こそ飛竜乗雲の時!!」と号令するF.S.に応え、竜と化したドラゴンズハイヴが起動、「これがドラゴンズハイヴの真の姿だ!」と告げる。
・続けてゴッドΣグラヴィオンで出撃したサンドマン、「我々は牙なき者の牙だ。この力で闇を断つ・・・!」と宣言、浅ましく逆上して増援呼び出すムーンWILLに迫り、戦闘再開。
・2PP雑魚掃滅後にオリジナルダンクーガ撃破して戦闘終了。
・再び泣きつくムーンWILLを、「せっかく与えてやったチャンスを活かせないとはな・・・やはり、お前はその程度だな、ムーンWILLよ」と冷たく見限る小百合、いい時間かせぎになってくれたと冷笑し、「暗黒の世界で眠るがいい。そこに巣食う亡者共に食われてな」と引導を渡して、ムーンWILLは爆死。
・「そう・・・この娘は神が復活するための器となったのだ」と冷笑する小百合に、「これではっきりしたぜ・・・。俺が感じていた嫌な気の正体がな・・・!正体を現せ、ムゲ!!」と叫ぶ忍。
・「やっと気付いたようだな、神の戦士の名を騙る愚か者め!お前の言う通り、私はムゲ・ゾルバドス・・・。かつてお前達に敗れた者だ」と正体を明らかにしたムゲ、実体を取り戻すまで時間がかかるのでこの娘の身体を使わせてもらっていると言い放ち、「私は宇宙そのもの・・・黒の英知すら超える高次の生命体・・・愚かな人間達を我が宇宙へ導く・・・。そして、ダンクーガ・・・!お前に復讐する!!」と宣告、完全復活までは別のものに相手をしてもらうと言い置いて撤退。
・太平洋上でゲッター線の異常反応が感知され、真ゲッタードラゴン出現と判断して色めき立つ隼人達。ZEXIS別働隊も惑星クエントでワイズマンを倒して合流へ。
・街角に佇むガイオウ、ゲッター線の胎動を感じ取って「これでバアルも本格的に動き出すだろう」と呟き、自身の去就については「・・・まだ、その時じゃねえな」と告げる。
・好きにすればいいと肯定するカルロス、「君からもらったリヴァイヴ・セルの使い方をトライアに伝えなきゃならないからね」と別れを告げ、「君には、この世界について僕が知る限りの事を裏の裏までレクチャーしたつもりだ。それをどう判断するかは君に任せるよ。守る価値のない世界だと思うなら、とっとと喰らえばいいさ」と言い放ち、「さよなら、ガイオウ。君は僕にとって大事な友達だったよ」と言い置いて立ち去る。
・「そうやって、みんな・・・俺の前から去っていっちまうんだな・・・」と寂しげに呟くガイオウ、「あばよ、カルロス・・・。お前は俺にとって大事な友だ。永遠にな・・・」と別れを告げる。
・フロンティア船団でのバジュラ殲滅作戦は成功したものの、美星学園に被害が出た上、ランカの歌をエサにバジュラを誘き寄せたため、アルトは浮かない顔。「下らねえぜ・・・!どっちかが滅びるまで戦うなんて、そんなの誰が望んでるんだ!?」と憤るバサラ、(ランカ・・・シェリル・・・。本当に俺達・・・このままでいいのか・・・)と思い悩むアルト。
・フロンティア船団から反応弾と新兵器MDE弾の使用許可が下りてS.M.S.は戦力大幅アップ。
・「お前、神の座を蹴ったんだって?」と呼びかけるクロウに、「誰に聞いた?」と暗に肯定するキリコ。フィアナ、ル・シャッコやグレゴルー達もZEXISに合流。
・ワイズマンの正体は遥か過去にクエント人が追放した異能者の集合意志とシャッコが説明、「異能者とは、コンピュータとその意識を一体化させる力を持った突然変異種だ。彼等は肉体を捨て、自分達の意志を原形質保存装置に集め、集合意志体ワイズマンを名乗るに至った」とC.C.が補足。
・陰からアストラギウス銀河の歴史を操り、人類が常に戦争状態にあるよう仕向けてきたワイズマンは、時空制御技術まで有していたと思われ、大時空震動に巻き込まれる契機となった惑星モナドの爆発にもその遺跡が関与。そのワイズマンは、異能生存体であるキリコを後継者として選定。
・最初にその能力に目をつけたレッド・ショルダー創設者ヨラン・ペールゼン曰く、異能生存体はどのような状況でも生還し、死という状況から逃れる力を持っているとか。その力を確かめる実験で多くの仲間を失ったキリコ、神の後継者の座をちらつかせて従わせようとしたワイズマンを拒み、フィアナと共に生きる道を選択。結果、キリコが原形質保存装置を破壊してワイズマンは機能停止。
・ワイズマンとの接触で記憶を取り戻したC.C.、(やはり、あのワイズマンというシステム・・・シャルルの持つあれと同じ意味を持つのか・・・)と黙考。
●第44話:降臨!!終末を呼ぶ邪神!
・カミナシティの科学局研究所で「・・・始まるな」と語るロージェノム、全ての終わりが始まると告げ、それを知ったムーンWILLもワイズマンも動き出したと説明、「人類には神が・・・支配者が必要なのだ。絶望の未来を生き抜くためにも」と仄めかす。
・ロシウに辞表を出したキタンは真ドラゴンと決着をつけるべくZEXISへ。尻拭いを押し付けられた形のダヤッカが苦笑しながら、「リーロンからだ。街外れの倉庫でお前の相棒が待っている」と鍵を渡す。そこへ「あたしも一緒に行くよ」「世界のピンチを黙って見てはいられないわ」とヨーコも合流。
・ZEXISでゲッター線とインベーダーの謎に戸惑う渓達、竜馬に質問するも「悪いが、話す気にならねえ」「・・・言葉じゃねえんだよ」「あれを理解するのに必要なのは言葉じゃねえ。自分自身でゲッター線を感じる事だ」と告げる。
・「お前は感じているようだな。ゲッター線の・・・真ドラゴンの胎動を」と竜馬に問いかけられた號、「・・・全ての終わりが始まる・・・」と呟く。そこで真ドラゴンが眠っているとみられる火山島に異変を感知、人間サイズの生命体を3つ確認し、急遽出撃するZEXIS。
・火口に立つ早乙女、「真ドラゴンよ、今こそ目覚めの時・・・!この早乙女の細胞を取り込み、その邪悪な叫びを世界に轟かすのだ!」「目覚めよ、真ドラゴン!世界最後の日を告げるために!!」と檄を飛ばし、コーウェンとスティンガーが進化を連呼して狂奔。
・「インベーダーにその心身を奪われ、進化の方向を見失ったか」と険しい顔で呟くアポロ、「目を逸らすな。あれが誤った道を進んだ者達だ」と戸惑うシリウス達に告げる。そして火口から姿を変じた真ドラゴンが出現。
・ゲッター線の真の力は生命体の進化を促進させる事だと明かす敷島に、「それを知った早乙女博士は奴等をおびき寄せ、そして、撃退するためにゲッターロボを造ったんだ」と隼人が補足。「美しい・・・!だが、これは本来の進化とは全く異なるもの。最早、破壊神ではないか・・・!」と真ドラゴンに呻く敷島。
・続けて出現した大量のインベーダーと真ドラゴンを相手に戦闘開始。
・総員北西に突貫しつつ雑魚打ち減らし、2PP分析、撹乱かけた真ドラゴンをトップエース達が削り始める。
・3PP雑魚殲滅後、マジンガーに再動かけて真ドラゴンに装甲ダウンかけ、分析・撹乱併用してゴリゴリ削り力押し撃破、イベント発生、SRポイントget。
・勝機と見た渓がとどめを刺しにいこうとするものの、號が呻いて立ちすくみ、敷島が「いかん・・・!號が邪悪に進化した真ドラゴンに反応している!」と警告、早乙女博士が「我が下へ来い、號!こうなれば、お前の力で真ドラゴンを覚醒させるのだ!」と呼びかける。
・「あたしがやる・・・!今度はあたしが號を守る!あたしが真ドラゴンを倒すんだ!!」と真ゲッター2で突貫する渓だが、しおらしく「げ、元気・・・!」と呼びかけた早乙女に博士に一瞬躊躇した隙を突かれ、危うい所に竜馬のブラックゲッターが割り込んで庇う。
・「そういうときの顔はガキの頃と変わらねえな・・・」と渓に不敵に微笑む竜馬だが、これ以上の戦闘は無理と隼人が呼びかけ、真ゲッターとブラックゲッターはタワーに帰投。
・「最も危険な男が消えたようだ」とほくそ笑むコーウェン達だが、今度は北東にニア率いるアンチスパイラルが出現。「哀れな・・・」と眉をひそめるニア、「人類がその知性と理性を捨て、獣に堕すれば、スパイラルネメシスは起きないというのに・・・そう・・・。あなた達はゲッター線によって誤った方向へと進化している」と告げる。
・「僕達こそが正しき進化の道を歩む存在」と断言するスティンガー達、より巨大に強く進化して他の全てを滅ぼすと豪語し、ニアも「飢える破壊魔は、知性も理性もない存在・・・。所詮、獣は獣でしかない。だが、その存在はスパイラルネメシスに対する抑止力として使える」とある意味肯定。
・「アンチスパイラルが求めているのは絶対的絶望・・・」と口にしたニアに、超電導ライフルの狙撃がヒット、「しばらく見ないうちに随分つまんない女になったわね、ニア」とヨーコが啖呵切って、キタンと共にガンメンで登場してZEXISに合流。
・「今の私が本当の私・・・人類に絶望を告げるメッセンジャー・・・。それが私の役目」と告げるニアに、「だったら、あたしはそれを打ち破る・・・!子供達が安心してお日様を見て暮らせる世界を取り戻すために!」と応じるヨーコ。
・キタンがリーロンから預かってきた武器をギミーとダリーに渡してグラパール武装追加。・・・出撃してなかったケド。(;゚∇゚)
・一方、真ドラゴンの放つゲッター線が増大して、タワーの切り札使用を決意する隼人。
・動かなくなった號の脳を調べる敷島、「何だ、このニューロン活動電位の高さは・・・!?大脳だけで400億?」「・・・こんなものが真ドラゴンの制御に必要だというのか!?」「早乙女の奴・・・いったい號に・・・號に何を仕掛けたのだ!?」と一人で驚愕した後、渓と凱に號を連れてタワーを脱出するよう指示。
・突貫したタワーで「ゲッター線収集アーム起動!同時にタワー炉心のシールドを解除!」と隼人が号令、真ドラゴンのゲッターエネルギーを吸収。「何という事だ・・・!これは最早エネルギーではない!生命だ!!」と狂喜する敷島、脱出を促す隼人に「先に行け!ワシはまだやる事がある!」と拒み、「このパターンは號のニューロンの活動電位の高まりと酷似している!しかし、あれはシナプスが異常発達したものだ!側頭葉の記憶や大脳辺縁系の海馬に溜まったものを・・・!」「そうか!そういう事だったのか!だから、號と共に生み出されたゴールとブライは・・・!アハハハハ!わかったぞ、早乙女!真ドラゴンは!號は!進化とは!アハハハハ!アハハハハ!」と哄笑。
・そのままタワー爆発、クルーと渓達は脱出し、竜馬、隼人、弁慶が真ゲッターで出撃し、「奴が失ったゲッター線を再吸収する前の今がチャンスだ!」と吠える竜馬。これに対して早乙女博士は、真ドラゴンを再び地下に潜らせ、特別製のゲッタードラゴンことメタルビースト・ドラゴンにコーウェン、スティンガーと共に搭乗して真ゲッターと対峙、初代ゲッターチームを自称し、「真ドラゴンの発したゲッター線の光は宇宙から我等の同胞を呼び寄せる。もうすぐ、この星は我等の楽園と化すのだ!」と宣言、戦闘再開。
・3PP、分析、撹乱、装甲ダウンかけたメタルビースト・ドラゴンをHP49000程度まで削り、熱血トライアゲイン&特攻指揮でドーピングした刹那が、魂トランザムライザーソード再攻撃で瞬殺、イベント発生。
・ゲッターチームに精神攻撃を仕掛けた早乙女博士、ミチルと武蔵を殺したという罪の意識を増幅して悪夢に呑み、「犯した罪・・・それは消し去る事は出来ない!貴様達も死を以って己の罪を償うがいい!」と宣告、幻影のミチルと武蔵が竜馬達の罪を糾弾。
・そこへ「しっかりして、竜馬君、隼人君」と本物のミチルの意志が響き、「・・・あの時、私は既にインベーダーに寄生されていたの。だから、私は私自身を葬るために合体タイミングを故意にずらした。それが今日まで竜馬君と隼人君を苦しめてしまった」と詫びて、正体を現した悪夢のミチルを「消えなさい、悪夢の使徒よ!」と退ける。
・「信じてる・・・。みんながゲッターで未来を切り拓くのを」とミチル、「元気を頼むぜ、弁慶」と武蔵がそれぞれにエールを送り、永遠に一緒と約束して消えてゆく。そこへアクエリオンが近付き、「バアルよ。やはり、お前達は獣だ。人間の持つ優しさや愛を理解できないお前達は太陽を抱く事は許されない。バアルよ!機械天使アクエリオンはお前達の存在を滅する!」とアポロが峻厳な面持ちで宣告、「見せてやるぜ!人間の力・・・生命の力を!!」と普段の調子で啖呵を切って、新必殺技太陽剣炸裂してメタルビースト・ドラゴン瞬殺。
・しぶとく復活するメタルビースト・ドラゴンだが、負けられないと気炎を上げるゲッターチーム。アポロに礼を言う竜馬、「例には及ばん。次元の果てで戦ってきた同志よ」と答えるアポロに怪訝な顔をしつつ、「太陽だ」「誰もが持つ心の中の太陽・・・。それをゲッターと一つにしろ」と示唆を受け、正気に戻ったアポロが「よ、よくわからねえが、要するに・・・全力でやれ!・・・って事だ」と笑い、仕切り直して戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅後、最後にメタルビースト・ドラゴン撃墜して戦闘終了。
・しつこく復活する早乙女博士、「何故、宇宙から我等の同胞は来ない!?」と焦りを見せる。「お前達は人類を過小評価している」とヒイロが言い放ち、「宇宙に現れたインベーダーはホワイトファングが撃退したそうだ」とクワトロ大尉が指摘。
・まずゲッターチームから血祭りに、と意気込んでゲッターチェンジアタックを仕掛ける早乙女博士達だが、あっさり躱して「俺達は目ぇ瞑ってても合体できるんだ」「その俺達から見れば、お前等の合体なんざお遊戯も同然なんだよ!」と言い放つ竜馬。
・アポロが「竜馬!太陽だ!!」とアドバイス、更に號の思念が(ストナーサンシャインを出すんだ。三つの心を一つにしろ・・・!ゲッター・・・ゲッターを信じろ・・・!)と語り掛け、「これで終わりだっ!!」とストナーサンシャイン炸裂、メタルビースト・ドラゴン瞬殺。
・再生が追いつかないと焦るコーウェン等をよそに、「・・・見事だ」と呟く早乙女博士、「ワシの敷いたレールも最後だ!」「後はお前達の手で切り拓け!人類の未来を!!さらば!!」と別れを告げて爆死。
・「・・・やはり、この星の人類は危険な存在・・・」と眉をひそめるニア、「人類殲滅システムをフェイズ2へ移行・・・。より深い絶望を与えるために」と宣告して撤退。
・一方、地下から再び姿を現した真ドラゴンに、俺達を呼んでいると號、渓、凱が乗り込んでいき、心身を真ドラゴンと一体化して制御。真ドラゴンを機能停止させて快哉を叫ぶ渓だが、號はそのまま仮死状態に。
・渓達は號の目覚めを待ちつつ真ドラゴンを監視。タワーの擁したスーパーロボット軍団はシュワルツが指揮を引き継ぎ。ブラックゲッターは3人乗りに改修。
・新たなZONE発見の報がもたらされ、急行するZEXIS。
・カミナシティで、人類殲滅システムのフェイズ2以降を憂うロシウ、スペースダイガン起動を急ぐよう命令、「人類は生き残らなくてはならない・・・。どんな犠牲を払ってでも、たとえ一握りの人間だけになっても・・・そのためなら、僕は・・・一切の感情を捨てる・・・!それが僕の務めだ!」と呻く。
●第45話:次元力
・パレス・インサラウムのユーサー皇子、ZEXISによるインベーダー掃滅の報に「バアル・・・か・・・」と呟き、「果てしなく続く銀河の戦い・・・。その中で知的生命体の天敵ともいえる存在の総称だ」とアンブローンに説明し、どこでそのような知識を?と驚くアンブローン。
・次元科学の禁忌を犯した自分達の贖罪は民に勝利と再世の未来をもたらす事だけ、と言うユーサー皇子、「そして同時に、クロノエイチに記された絶望の未来から民達を守らねばならない・・・」と告げ、インサラウム王家に伝わる禁忌の秘宝こそ文献化された黒の英知と明かして、「あれを背負うのは王たる者に科せられた使命なのだ」と告げる。
・ZONE設置完了の報告を受けて「Zodiac Of New Energy・・・。それが地球に打ち込む事の出来る最後のZONEになるか・・・」と呟くユーサー皇子、「それ故、切り札として心央点となるあの地が対象となりました」と答えるアンブローンに、「破界の王が、この世界に出現したのもそこだったな・・・」と応じ、リモネシアが聖インサラウム王国王都と同緯度、同経度にあると呟く。
・次元獣エスターに勝つしかないと言うユーサー皇子、「もう僕達に帰る祖国はないのだから」と寂しげに呟いた後、ウェインには第一次防衛線を任せ、自身と本陣の守りはルーク・アダモンとマリリンに任せると決定。
・リモネシアに陣取ったルーク・アダモンに「ひっ!」と怯えて悲鳴を上げる市民(元外務大臣)だが、子供達を一緒に逃げるよう促し、「う、うん・・・お姉さん先生!」と答える子供達。あ〜、立ち直ったんだ・・・( ´_ゝ`)
・ZONE前に布陣したインサラウム軍と対峙するZEXIS、ZONE起動を確認し、周辺の物質の崩壊が始まるまでの5分間でルーク・アダモンを突破すべく戦闘開始。
・2PPイベント発生。ルーク・アダモンがアイム・ライアード言う所の次元過重弾、局地的時空震動で対象エリアに別次元の物質を出現させる回避不能の攻撃を、ランダムに2機+周辺へ発動して割合ダメージ発生、以後毎ターン繰り返し。
・2PPマリリン撃破。マリリンは撤退。
・2PP雑魚殲滅後にルーク・アダモン撃破してSRポイントget、イベント発生。ZONEから高エネルギー反応を感知、「やれやれ・・・お別れの言葉を言う間もなくか」とボヤきつつ身を挺して止める覚悟を決めるクロウ。ところが「そうはいきませんよ」とアイム・ライアードが割り込み、ZONEが高めたクロウの力を今日こそもらうと宣告。
・更に「自己破産は許さないよ」とカルロスが輸送機で現れ、「お待たせ、貧乏人。トライア謹製の新兵器を持ってきたよ。その名もZONEブレイカー!こいつを使えば、ZONEのチューニングを乱して、機能不全に陥らせる事が出来る」と告げるや、スフィアでなくDエクストラクターでも起動できると言ってそのまま自らZONEに突貫。
・ゼロがかつてのギアスで真意を問いただすと、流石のトライア博士も時間がなかったため、ZONEブレイカーは使用者の生命を代償とすると明かすカルロス、「こんな欠陥品を受け取るなんて、僕も甘いクライアントだよね」と自嘲。
・止めようとするクロウ達に「でも、同情は不要だよ。僕はいわゆる悪人だからね」と韜晦するカルロス、輸送機でZONEに突入しながら、「君達は優し過ぎる。そんなんでこれからの戦いを勝ち抜けるのか、不安になっちゃうよ。・・・そういう所は嫌いじゃないけどね」と告げ、「これが僕なりのケジメなんだよ」と言い残し、アイムには騙した仕返しと言い放ってZONEブレイカー起動。(;_;)
・カルロスの犠牲によりZONE停止、複雑な想いを噛み締めつつその死を悼むZEXISの面々。
・思惑を外されたアイム、「・・・よくも・・・」と一瞬険しい形相で呟いたものの、「・・・つまらない事をしたものですよ、彼も」といつもの調子で冷笑。
・「馬鹿野郎が!自己満足で俺に返せない借りを背負わせやがって!!」と苛立つクロウ、スフィアの力を引き出しつつ「カルロス!これはお前への別れの言葉代わりだ!」と叫び、「俺とVXとリ・ブラスタが、今一つになる・・・!」と新必殺技アンブレイカブル・フルクラム炸裂、アイムを瞬殺し、「お前が見たがっていたもの・・・。こいつが借金すら帳消しにした俺の生き様だ」と亡きカルロスに語りかける。
・「リ・ブラスタのスフィアの力・・・。クロウはそれを完全に引き出したというのか・・・」と驚くロジャー。
・「カルロス・・・。お前が持ってきたVXの最後の扉が、今、開いた」と呟くクロウに、「そう・・・それですよ、クロウ。私が待っていたのは、あなたのその力です。あなたの強い力が新たな目覚めを呼ぶ。私には、それが必要なのです」としつこく絡むアイム。
・そこへ、北東にユーサー皇子率いるインサラウム増援が出現、アイムを敵と断じつつ、インサラウムに力をもたらした恩故にこの場は見逃すと宣告、減らず口たたきつつアイム撤退。その様子に不審を覚えた刹那、「わからない・・・。だが、俺の中の何かが違和感を告げている」と戸惑う。
・「聞け、ZEXISよ。我が名はユーサー・インサラウム!聖インサラウム王国国王、キング・インサラウム72世の一子にして現インサラウムの統治者である!」と改めて名乗りを上げるユーサー皇子、切り札ZONEを停止させたZEXISを成敗すると宣言。
・戦列の端に控える次元獣エスターに、「凶悪次元獣軍団の端っこにちんまりとダモンがいるとはな・・・見てらんないぜ、エスター。とっつかまえてミルクをやらねえとな」と不敵に笑うクロウ、ZEXISの仲間達と共に、せめて次元獣エスターを捕らえる決意を固めて、戦闘再開。
・ユーサー皇子が戦闘時セリフイベント。「王の証、ジ・インサリアス・アークライナス・・・。そして、宝剣コールブランド・・・この生命を預ける・・・!世に王たる資格があるのなら、その力を貸してくれ!」と呼びかけるユーサー皇子。
・次元獣エスター撃破してイベント発生、割り込んで庇うユーサー皇子に後退を命じられて次元獣エスターは撤退、「何の真似だ、そりゃ?」と呆れるクロウに、彼女は自分に必要と言い張るユーサー皇子。
・4PP、雑魚殲滅後にユーサー皇子を撃破して戦闘終了。
・「ジ・インサリアス・アークライナス・・・!まだ余に、その資格はないのか!」と歯嚙みするユーサー皇子。駆けつけたウェインが庇いつつ、アンブローンがパレス・インサラウムから停止したZONEに次元力を注入、ZEXISだけを転移させるべく次元境界線を歪曲。ところが、クロウが突貫してZONEを攻撃、次元境界線の収束バランスを崩した結果、一帯まるごと時空震動で転移。
・意識を取り戻したクロウ、以前ケドラに跳ばされた白く不毛な大地にいる事に気付き、近くにZEXISの機体も感知。そこへパールネイルで飛来したマルグリット、「ここは私達の祖国・・・。かつて聖インサラウム王国と呼ばれていた地・・・」と呟く。
・シカゴのスコートラボでZEXISの行方を案じるトライア博士、ZONEブレイカーによるZONE停止成功を祝福され、「・・・VX解析の副産物みたいなもんさ。それに面白い研究素材が手に入ったんでとりあえずの完成までこぎつけた」と説明したものの、「・・・カルロス・・・馬鹿野郎が・・・これがあんたのケジメのつけ方かよ・・・。笑わせるんじゃないよ・・・」と独り悪友の死を悼む。
●第46話:失われし聖王国
・廃墟でアネモネから話を聞いたガイオウ、自分の記憶とつなぎ合わせてだいたいの事はわかったと告げ、「あなたはご自分の使命をお果たしになるの?」と問われて「それしか知らん男だからな」と不敵に笑う。「あなたは希望を持つ者なのね」と評するアネモネ、「そうじゃねえ。俺は希望を守る者・・・いや・・・守る者だった」と応じるガイオウに、ジ・エンドを連れていくよう勧め、「構わないぜ。俺も少しばかり隣が寂しくなってたんでな」とガイオウ快諾。ホットドッグで懐柔されたジ・エンドに「行きなさい。きっと彼は、あなたの力を必要とします」と送り出すアネモネ、「あなたの旅が実り多きものである事を祈っています」と祝福して見送り、「次元の将・・・。全てを失いながらもあなたは戦い続ける。全ての宇宙に真の安らぎが訪れるその日まで・・・」と呟く。
・パレス・インサラウム墜落の混乱に乗じて脱出しZEXISに合流したマルグリット、不測の事態に対してアンブローンがルート確立しているインサラウムへの転移を選んだと推測、インサラウムがZONEにより死の大地となった事を明かす。
・聖インサラウム王国は先史文明を解析して得た技術を応用して発展したものの、その文明の根幹を成していた次元科学は王家により禁忌とされていた。ところが、異次元から現れた破界の王によって多くの民が生命を落とし、アークセイバーの7割が次元獣化。
・破界の王に蹂躙されたインサラウムで、科学長官アンブローンは次元科学のさらなる探求を進言し、地脈に沿って未完成のZONEを建設したものの、制御できずに暴走、爆発的なエネルギーが大陸を消滅させ民と文明を壊滅、残された5億の民は次元の狭間に建造した間に合わせのコロニーに逃げ込み、辛うじて生存。
・その後、アイムと接触したアンブローンは次元科学の探究を進め、ZONEとDエクストラクターが完成、ユーサー皇子を丸め込んで宰相となり、他世界侵略開始。
・マルグリット、禁忌の次元科学を究めようとするアンブローンの野望のためと非難、奴は先史文明の遺産の管理者たるユーサー皇子の戦死を望んでいると断定、元凶たるアンブローンさえ討てば戦いは終わると進言。・・・あれ?(゚д゚;)
・パレス・インサラウムが地上に降りている今が好機と、エウレカとエスターの救出作戦を決行するZEXIS。星刻が指揮するクロウ、竜馬、シモンら武闘派が突入、ゲイン、ヨーコ、ミシェルらスナイパー&高火力の面々が後方から火器支援、エレメントやサンドラット等が陽動、キリコと黒の騎士団が兵員輸送を担当。
・己の無力を噛み締めるレントン、「お前も来い」とキリコに声をかけられ、フィアナにも大切な人を自分の手で救い出すよう勧められたものの、「でも、俺が行ってもみんなの足手まといになるだけで・・・」と躊躇。「想いだけでも、力だけでも・・・」と口にするアスラン、「力は俺達がやる。お前には想いをやってもらう」と告げ、アレルヤがレントンのバックアップを買って出る。「君が自分で決めるんだ」とゼロに促されたレントン、「俺・・・行きます!」と決意を露にし、タケルやシモン達も協力を約束。
・(いい目をしている・・・。幼き頃のシェーヌを思い出す・・・)とレントンの健気な瞳に感慨を抱くマルグリット、インサラウムを救うために全力を尽くすと誓い、パレス・インサラウムの現在位置はかつて王都のあった場所だと明かす。
・ZEXISのものと思しき一団を発見したパレス・インサラウムのアンブローン、マリリンらFBが転移してこなかった事に苛立ちつつ兵を差し向け、陽動成功。マルグリットの案内を受け、警備兵を蹴散らしつつブリッジに至った突入部隊は、アンブローンと対峙。ところが、「黙れ、奸臣め!」と迫るマルグリットを、駆けつけたウェインが阻み、アンブローンは逃走。
・「俺の戦友はやらせねえぜ、ウェイン」と割り込んだクロウに、「ナイフ1本で俺の剣先を流すとは・・・!」と驚くウェイン、「このパレス・インサラウムは俺達の城だ!そこに踏み入った賊はナイトオブナイツの俺が斬る!」と宣言。
・ウェインの相手をマルグリットに任せてクロウはエスター救出に。一方、奸臣の言葉に乗せられたと非難するマルグリットに、「わかってねえな、マルグリット・・・」「この戦い・・・全ては殿下のご意志なんだよ!」と断言するウェイン。
・特殊格納庫にたどりついたクロウ、次元獣エスターに話しかけて反応するのを確かめ、「今、そこから出してやるからな」と声をかける。そこへやってきたユーサー皇子、「彼女は私にとって必要な存在なのだ」と制止するものの、気が変わったか「・・・君に彼女を託そう」と言い出し、「彼女を救えるとしたら、それが出来るのは、おそらく君だけだ」「スフィアを発動した君ならば、彼女を人間に戻せるかも知れない」と告げる。
・一方、研究所にたどりついたレントンはエウレカと再会、「迎えにきたよ、エウレカ!」と微笑み、共に脱出。
・アンブローンはZEXIS本隊を迎え撃つべく次元獣を展開し、ZEXISも出撃。クロウは連絡なし、マルグリットがフォローに。
・脱出したレントン達が次元獣に発見され危地に。その時「はきゅ!」とジ・エンドが現れて次元獣を威嚇、ニルヴァーシュも「もきゅ!!」と勝手に出撃して駆けつける。「行こう、みんな!俺の・・・俺達の大切な人のために!うおおおおおおおっ!ねだるな・・・!ねだるな、勝ち取れ!さすれば与えられん!!」と叫ぶレントン、SpecVに進化したニルヴァーシュに乗り、「一緒に行こう、エウレカ!俺は君が大好きだーっ!!」と大告白。(*´Д`*)
・一時は心通わせたエウレカ逃走の報に「・・・よい」と優しく微笑むアンブローンだが、「全軍、攻撃開始!このインサラウム城の前で無様は出来んぞ!」と檄を飛ばし、戦闘開始。
・1PP、雑魚18機撃ち減らしたところで、再動で突貫した∀の魂MAP月光蝶でグリンガル×6を一掃して敵24機撃墜、イベント発生、SRポイントget。
・パレス・インサラウム付近に出撃したユーサー皇子、クロウ達を逃がした事を「何も言うな、ウェイン。あれが余の中に残っていた最後の甘さだ。それを切り捨てた今、余は全てをインサラウムに捧げる!」と決死の形相で誓う。
・ロジャーがネゴシエイターとして前面に立ち、安住の地を求めるインサラウムの望みに理解を示した上で平和的に向けた会談を申し入れるものの、「ZEXISは我等を恐れ、卑怯にも戦いから逃げようとしている!余は決して退かぬ!どのような困難が待ち受けようと、聖王機と共に我が敵を討つのみ!」と聞く耳もたないユーサー皇子。
・そこへ次元境界線を歪曲どころか破壊して、破界の王ガイオウ出現、「ここに来るのも久しぶりだな」と不敵に笑い、「二つの世界の戦士達のぶつかり合いを見物に来たんだよ」「・・・今回はトーナメントじゃねえ。俺がマッチメイクした対戦だ」と言い放ち、「ZEXISとアークセイバー。勝った方を俺の配下にする。真戦を・・・お前達の言う黒い歴史の再来を防ぐために・・・!」と宣言。
・怯えるアンブローンと逸るウェインを抑えて前に出たユーサー皇子、「覚えているぜ、その王冠付き」と不敵に笑うガイオウに、「今こそ余は貴様を討つ!ジ・インサリアス・アークライナス!そして、宝剣コールブランドよ!余に王の証を!!」と叫ぶや、スフィア尽きぬ水瓶を発動して宝剣コールブランド一閃、ガイオウを瞬殺。
・「ついに・・・!ついにコールブランドが抜けた・・・!」と感動するユーサー皇子、「ジ・インサリアス・ラークライナス!インサラウムの聖なる水瓶よ!余を真の王と認めたか!」と雄叫びを上げる。そこへアイムが出現し、ユーサー皇子がスフィア・リアクターである事を確信するロジャー。
・「尽きぬ水瓶よ!あなたの目覚めを歓迎します!」と呼びかけるアイム、「尽きぬ水瓶・・・。その目覚めはあらゆるスフィアの中でも最も困難なものの一つ・・・あなたがここまで達するのに私は随分と骨を折ったものです」と嘯く。「偽りの黒羊・・・お前が破界の王に取り入り、アンブローンを惑わせたのは、全て余の・・・聖王機のスフィアのためか」とアイムのスフィア名を見抜くユーサー皇子。
・破界の王の言葉にメモリーを刺激されたドロシーが「・・・真戦・・・烙印・・・次元の将・・・」「いけない・・・このままでは・・・」と呟き、「わかっている・・・!あの男をこれ以上、野放しには出来ない!」と決意するロジャーがアイムと対峙。「ロジャー・スミス!破界の王の言葉がメガデウスの心の封印を開けたというのですか!」と応じるアイムに、「真偽は定かではない。だが、ドロシーとビッグオーは私にお前を討てと言っている・・・!そして、私も同じ意見だ!」と咆哮するロジャー、「ロジャー・スミスの名において君を断罪する!!」とファイナル・ステージ炸裂、アイム瞬殺。
・「くっ・・・!破界の王の存在がメガデウスの封印を解くとは計算外でした!だが、いいでしょう。私の目的はこれで達成されたも同然です・・・!尽きぬ水瓶!そして、揺れる天秤よ!あなた達のスフィアはいずれ私がいただきに参上します!それまで、その因子をお互いに高める事を願います!」と言い放ってアイム撤退。
・ユーサー皇子、スフィア・リアクターの宿命故でなく、インサラウムの王として敵であるアイムやクロウと戦うのみ、と宣言したものの、次元獣エスターを連れて出てきたクロウに「試してみたい事がある」と告げる。スフィアに刺激されたせいか何となくわかる気がする、と応じるクロウ、「俺一人では無理でも、あんたと俺の二人なら出来るかも知れない」と言って、ユーサー皇子とクロウが次元獣エスターを挟む形に移動。
・ユーサー皇子「そなたの強い意志と余の想い・・・。それがスフィアの力を引き出せば・・・」、クロウ「やれるかも知れねえ・・・」と共にスフィア発動。「全てがわかる・・・。これが源理・・・始原の法・・・」「全ての次元の制御は、全ての事象の破壊と創造・・・」と呟くユーサー皇子、「彼女と人造リヴァイヴ・セル・・・。その不完全な交わりを解く事も・・・!」と気合を込め、光が全てを包み込む。
・エウレカ「強い心と優しい心・・・。それが今、一瞬だけ扉を開いた」、ドロシー「それが源理の力・・・」、ロジャー「オリジン・ロー・・・」とそれぞれ呟き、遂にブラスタEsに乗ったエスターが復帰。
・「殿下にはやるべき事がございます。聖王機とコールブランドで」とウェインが前に出て、「・・・再世の未来で待っておるぞ」とユーサー皇子はパレス・インサラウム共々撤退。アンブローンが残していった増援と共にZEXISと対峙するウェイン、「我が名はウェイン・リブテール!アークセイバー、ナンバー1にしてナイトオブナイツの名を賜った騎士!インサラウムに仇なす者は、この俺とディアムドが討つ!」と見栄を切る。
・「あたしだって、やるんだ!」とエスターも言い張ってクロウと共に参戦、戦闘再開。
・ウェインはエースボーナスで毎ターン直感使用。
・マルグリットがウェインと戦闘時セリフイベント。「殿下はどこに向かおうとしているのだ!?」と問い詰めるマルグリット、「既にお前はアークセイバーを追放された。それを知る資格はねえよ」と拒むウェインに、「殿下が民をも巻き込み、戦いを続けるなら私は正義の名の下にアークセイバーと戦う!」と宣言。「それでこそだ、真珠の騎士マルグリット!あんたは最高にいい女だぜ!」と猛々しく笑み賞賛するウェイン。
・3PP、雑魚掃滅後、装甲ダウンと分析かけたウェインをロラン、フィアナ、カレンで瀕死まで削り、エンブレム積んどいたマルグリットで撃墜、戦闘終了。
・「俺の・・・負け・・・だ・・・。だがな・・・!」と王宮廃墟に向かう瀕死のウェイン、まだ稼働していたインサラウムのZONEが今しも王都を飲み込もうとしていると明かし、この空間ごとZEXISを巻き込んで刺し違える覚悟を示す。単なる足止めでなく戦って勝つつもりだったと告げるウェイン、「胸を・・・張れよ、クロウ・・・。お前等は・・・ナイトオブナイツに・・・勝ったん・・・だから・・・よ・・・」と素直に賞賛。同じく戦いの中で心を通わせ合ったと認めるクロウ、「・・・お前の存在は俺の中に刻まれた。最強の騎士の名と共に」と別れを告げる。
・エウレカ達の気持ちに応えてイマージュが助けに現れたものの、ウェインを救助しようとするマルグリットを一喝して制するウェイン、「俺はナイトオブ・・・ナイツだ・・・。この国と・・・運命を共にする・・・フ・・・殿下には・・・悪いが、この城とディアムドが・・・俺の墓標・・・だ」と言い残し、「行けよ、クロウ・・・。そして、ZEXIS・・・お前達に守りたいものがあるのなら・・・絶対に・・・負ける・・・な・・・」とエールと共に送り出す。
・イマージュと共にZEXIS撤退。見送ったウェイン、「俺が・・・最後のナイトオブナイツになっちまった・・・ぜ・・・」と己の不甲斐なさを詫びつつ、「だが・・・最後にいいものが・・・見られた・・・。コールブランドが・・・抜けたのは・・・開祖・・・インサラウム・・・一世以来だから・・・な・・・」と微笑み、「土は土に、灰は灰に、塵は塵に・・・。俺は・・・インサラウムと・・・一つになって・・・再世の・・・未来を・・・祈って・・・いく・・・少しは・・・褒めて・・・くれよな・・・師匠・・・旦那・・・」と呟きご臨終。
・一方、リモネシア共和国に戻ってきたZEXISの前にDr.ヘルが出現、「これこそワシ自ら造り上げたバードス島最強の力・・・!その名も機械獣あしゅら男爵じゃ!」と自慢しつつ、「ワイズマンは消滅し、インベーダーは去り、インサラウムは切り札を破られた。今ここにワシはお前達と決着をつけるべく、最後の意志の確認に来た」「兜甲児よ!大神ゼウスの遺産である光子力の全てをワシに渡すのだ!」と通告。きっぱり拒む甲児に、5日後の太陽が一番高く上がった時に光子力研究所で決着をつけようと挑戦。
●第47話:死線!総攻撃Dr.ヘル!
・くろがね屋のつばさ女将、暗黒寺刑事が身を潜めて尾行しているのを見抜いて声をかけ、「あの男はあんたに何を命じたんだい?」「あんたがガミアと一緒にあたしの周辺をかぎまわっているのは知ってるんだ。あの殺人アンドロイドを造ったのは、奴なんだろ?」と十蔵の関与について問い詰め、回答を拒む暗黒寺にDr.ヘルとの決着の後でじっくり時間をかけていぶり出すと宣言、「一緒に見届けようじゃないのさ。Dr.ヘルと兜家の因縁の決着・・・その第一幕をさ」と不敵に笑う。
・バードス島のDr.ヘル、あしゅら男爵、ブロッケン伯爵、ピグマンに光子力研究所攻撃を命じて送り出す。ゲシュタルト、あしゅら男爵が時限爆弾に等しい存在だと揶揄し、小百合に憑依したムゲも「あれが儀式を執り行う事がないように凍結・・・または処刑してしまえば済むのに」と冷笑。
・この星の王としてバアル等と戦うために必要な力だと言い返すDr.ヘル、バードスの杖であしゅら男爵をコントロール可能と説明し、「お前達こそ、いいのか?あしゅらに協力すれば、かつての同志、『荒ぶる神』を復活させる事も出来よう」と指摘。小百合(ムゲ)は過去の事など興味はないと言い捨て、ゲシュタルトも「今の黒の英知の継承者はあなただ」と告げる。
・復帰したエスター、クロウへの想いを揶揄されて赤面。巻き込まれてカマかけられたマルグリットも赤面、図らずも真意を露呈し、悪趣味と呆れられつつ、エスターに「一緒に頑張ろうね」と微笑む。
・光子力研究所で機械獣軍団を迎え撃つZEXIS。ただ甲児に勝ちたい一心を熱く語るあしゅら男爵に、甲児も真っ向受けて立ち、戦闘開始。
・ボスがマップ南東角からN1W1に行ってイベント発生。つばさ女将が差し入れと言って、超合金Zget。
・3PP雑魚殲滅。
・3PP、ピグマン倒してイベント発生。光子力研究所に突入したピグマンが「ハハハ!怯えろ、泣け、逃げ惑え!それら全てが私の力になる!我が暗黒の呪術が、光子力研究所を内部から破壊してくれる!」と哄笑。そこへ「そうはいくかよ!」と暗黒寺刑事とガミアQ3が割って入りピグマンに痛撃。
・驚愕するピグマン、「そ、そうか!全てわかったぞ!ガミアが存在する事も・・・!この男ごときが私の身体を蝕む弾丸を持っている事も!」と得心、「あの人からのスペシャルプレゼントを気に入ってくれたようだな」とほくそ笑む暗黒寺刑事を尻目に「何としても、この事をDr.ヘルに知らせねば!」と焦って逃走を図るものの、「往生際が悪いんだよ!」と暗黒寺刑事に撃ち倒される。
・「とりあえず、研究所は守ったぜ。このまま、あれを使わずに済めばいいがな」と仄めかす暗黒寺刑事に、「知っているのだな・・・。この研究所の秘密を・・・」と呟く弓教授。(そういうわけだ。今回だけは俺達で何とかなったぜ)と独白する暗黒寺刑事。
・3PPブロッケン撃破、特にイベントなし。
・3PP、あしゅら男爵倒してイベント発生、SRポイントget。脱出したあしゅら男爵を見逃してやる甲児だが、暗黒寺刑事が追いすがり、「国家権力の使者、暗黒寺刑事・・・。今はある人の依頼で動いているがな。あしゅら・・・!お前はここで俺が逮捕するぜ!」と宣告。ところが「やめとけ」とガイオウが割り込み、「お前は、まさか!?」と驚くあしゅら男爵に、「トリスタン、イゾルデ・・・。俺の事を少しは覚えているようだな。お前の記憶・・・俺が取り戻してやるぜ」と不敵に笑い、「次元将!」と驚愕の叫びを上げるあしゅら男爵。
・一方、「・・・やはり、あの戦力ではZEXISは倒せないか・・・ならば、ワシ自らが出るしかあるまい!」とDr.ヘルが巨大機械獣・地獄王ゴードンで出現、「この地獄王にはバードス島の全てが収められているからな」と勝ち誇るや、光子力研究所へ突貫して痛撃、「研究所たる器は要らぬ!その地下に眠るジャパニウム鉱石さえあれば、我が目的は果たされる!」と言い放つ。
・光子力はバアルと戦いこの世界を照らすための古の神の力だと言うDr.ヘル、バードス島に眠っていたゼウスの腕が同じ光子力を秘めた富士の地下のジャパニウム鉱石に反応して、重なるはずだった二つの日本の片方を太平洋へ押し出したと明かし、「全てはいずれ起こる真戦に向けてこの世界に眠る光の力を守るためよ。そして、それを託されるべきはこのワシ、Dr.ヘルをおいて他にはないのだ!!」と言い放つ。
・「お前のように科学を悪用する者にそのような事を口にする資格はない!」と啖呵を切った弓教授、「十蔵博士!今こそ、その封印を解かせていただきます!」と呼びかけるや、光子力研究所を押しのけて地中から巨大要塞出現、「光子力の光子力による、光子力のための科学要塞研究所!」と見栄を切る。
・Dr.ヘルが南西に移動して機械獣軍団を召喚し、戦闘再開。
・5PP、雑魚殲滅後にDr.ヘルを囲み、脱力で気力100まで落として装甲ダウン、分析、撹乱併用、集中攻撃で撃破、戦闘終了。
・機械獣ゴードンを瞬く間に再生するDr.ヘル、「このゴードンは次元力も使っている!これこそが黒の英知の継承者の力よ!恐れおののくがいい!」と勝ち誇る。ところがそこへ「盗人猛々しいとは、まさに貴様にこそ相応しい言葉だな」と割り込んだあしゅら男爵、ゴードン内部のDr.ヘルの前に現れて獰猛に笑い、記憶を取り戻した事を明かすや、不意打ちでバードスの杖を弾き跳ばして「これで私を操る術はない!」と告げ、「Dr.ヘル!私の・・・いや、ミケーネの神々全ての恨みを晴らさせてもらうぞ!」と宣告。
・「・・・私は完全に記憶を取り戻した」と甲児達に真相を語り出すあしゅら男爵、バードス島の遺跡で目覚めさせられた際、恩義を植え付けて服従させるためそれぞれの身体の半分をDr.ヘルが薬品で腐らせ、後からやってきた錦織つばさに治療させたと明かし、「そして、今の私は怒りで燃えている!我が愛する妻イゾルデを・・・!我が愛する夫トリスタンを・・・!そして、我等ミケーネの全てを奪ったDr.ヘルに対する怒りで!」と憤激、「私は今日の今日まで仇敵の犬として生きてきたのだ!」と自嘲。
・「だから、頼む!私に力を貸してくれ!Dr.ヘルを倒す力を!!」と懇願するあしゅら男爵に、「よし・・・!来い、あしゅら!!」と甲児が応じて、目覚めたオジイちゃんも発奮、弓教授に準備を呼びかける。「全ロケットパンチ、発射準備完了!」と弓教授が号令、あしゅら男爵が地獄王の次元コンバーターをピンポイントで狙い、「この拳で未来を掴む!」と新必殺技ロケットパンチ100連発が炸裂!
・「お、お前達は必ず後悔する!こ、この星はワシがぁぁぁぁっ!!」と絶叫してDr.ヘル爆死。これで日本も平和になると微笑む竜馬達だが、そこへ「果たして、そうかな?」とコーウェン&スティンガーが出現。
・コーウェン&スティンガー、真ドラゴンをマーカーに同胞を銀河から呼び寄せるのには失敗したが、この星に眠っていた仇敵の光の力に気付けば同胞はきっとやってくると告げ、「その時が・・・!」「世界最後の日になる!」と宣告して撤収。
・「ま・・・物騒な客人のおかげで最悪の事態だけは避けられそうだがな」とつばさ女将に告げる暗黒寺刑事、「兜家の呪われた宿命の第一幕は終わった。・・・もっとも第二幕が上がるかは、わからねえけどな・・・」と言い置いて立ち去る。険しい顔で剣造の真意を訝しむつばさ女将。
・あしゅら男爵もどさくさに紛れて姿を消し、(俺も戦い続けるよ。ゼウスの遺した光子力とおじいちゃんの遺したマジンガーZで)と亡き十蔵に誓う甲児。
・一方、真ドラゴンの中で仮死状態の號、(来る・・・)と渓達に伝え、新たな敵の出現を警戒する渓達。
・姿を消したあしゅら男爵、ガイオウに「この姿ある限り、私はミケーネの神々の怒りと無念さを忘れない」と告げ、「・・・やるのか?」と問われて「バアルの襲来が近い。今はまだその時ではないだろう。もっとも、あなたがいればそのような心配も不要だろうがな」と不敵に笑い、どうだろうなと険しい顔のガイオウに「健闘を祈らせていただきます、次元の将よ。そして、いつかまた、共に銀河をかける日が来る事を・・・」と言い置いて立ち去る。
・「悪いな、あしゅら・・・。そんな日は、もう来ねえかもしれないぜ・・・」と不敵に笑うガイオウ。
●第48話:ゴッドブレス・ユニバース
・アロウズと反連邦勢力やインサラウム、ホワイトファング等の抗争が激化の一途をたどる中、大塚長官のおかげで日本はアロウズと一線を画して専横を退け、独立した指揮系統を保持。邪魔者として暗殺者を差し向けられたが自ら撃退した、と言う大塚長官に驚く佐伯やスメラギさん。
・ケンジからデビルリングの事を聞いて息子タケルの身を案じる静子だが、「この生命が尽きる時までマーグとの約束だった宇宙の平和のために戦うつもりだ」と明るく誓うタケルに、「これだけは忘れないでください。あなたが私の愛する息子であるという事を」と静かに告げる。
・シェリルも消息不明となったトゥウィンクルプロジェクトに独り残ったランカだが、野外コンサートで「ごめんなさい、皆さん・・・。私・・・もう歌えません・・・」と立ち尽くし、会場は大混乱に。
・「どいてな、ランカ」と割込んだバサラが「俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」とDynamaiteExplosion熱唱、一時は暴動になりかけた聴衆も一気に引込み事なきを得る。ステージをすっぽかさないだけバサラよりマシ、とこっそりランカを慰めるレイ。「あいつの場合、ランカちゃんを助けるとかじゃなく、ただ歌いたくなっただけだろうがな」と苦笑するクロウ。
・「歌は心を映す鏡のようなものです」と言うラクス様、以前は愛に満ちていたランカの歌から、最近は不安や悲しみを感じると指摘。
・「シェリルも去り、ナナセさんも入院している今、精神的に不安定になるのは仕方のない事ね・・・」と慰めるグレイスだが、内心では(感情レベル、マイナス8.1・・・。これでは使い物にならないわね。バジュラのネットワークのプロトコル解析も遅々として進まないというのに・・・)とボヤく。独り残されたランカ、「・・・苦しいよ・・・アルト君・・・シェリルさん・・・。こんな気持ちじゃ・・・私・・・歌えない・・・」と嘆く。そこへ現れた木下がランカを拉致。
・一方、沙羅の前に現れた小百合も、逃げてきたと騙して近付き、不意打ちで沙羅を拉致、駆けつけた忍に「私は中央情報管理センターで待つ。ランカ・リーの力を使い、新たな世界を創造するために」と告げ、新たな次元の創造が始まると哄笑して姿を消す。
・中央情報管理センターに駆けつけたZEXIS出撃、次元境界線が不規則に歪んでほぼ異次元化し、建物も異形化してムゲの居城に。
・「あの娘の歌は本来は生命の力・・・。この世界を構成するプラスの力だ」「だが、光ある所に闇が生まれる。生命の力は、マイナスの力・・・すなわち、暗黒の力と表裏一体の関係にある」と告げる小百合、「あの娘の心は今、闇に堕ちようとしている。それを増幅させる事で絶対の暗黒の力がそこには生み出される!」とほくそ笑み、情報管理センターのシステムとシンクロしたムゲ本体が莫大な情報をエネルギーとしてランカのマイナスの力を後押し、暗黒の神として新たな宇宙を創り出すと豪語。
・ムゲに情報のエネルギーを奪われて世界中のネットワークにトラブル発生。次元崩壊前にランカを救出しようと闘志を燃やすZEXIS、暗黒の力で生み出された下僕達相手に戦闘開始。一方タケル、アルトと獣戦機隊は突入部隊としてランカ、沙羅の救出に。
・「下らないぜ」と言下に切り捨てたバサラ、「何が暗黒だ!そんな暗い空気は俺の歌が吹っ飛ばしてやるぜ!」と吠え、ガムリンも「要するに強いハートがあれば、あんな奴等には負けないんだ・・・!」と気炎を上げる。
・1PP敵7機まで討ち減らして無限増援初回出現。
・4PP反撃で敵50機撃墜してイベント発生、SRポイントget。沙羅だけは助けたいと微笑む小百合、愚かな人間は優れた統率者に完全管理される必要があると説き、ヴェーダの情報統制を破壊して全情報ネットワークを支配するプログラムを発信して新たな宇宙を生むと説明、怯えるランカに「怯えなくてもいいのよ。あなたは私の手により新たな歌姫として生まれ変わるの。そう・・・暗黒の歌姫としてね」とほくそ笑む。
・一方、突入部隊は無限に湧いて出る暗黒の信者に苦戦。タケルが独り残って敵を引きつけ、アルトと獣戦機隊は突貫。
・命懸けの超能力フルパワー衝撃波で何とか敵を一掃したタケルだが、デビルリングに蝕まれて力尽きたところへゲシュタルトのメタールが現れ、とどめをさしてやろうと哄笑。
・沙羅の声に独り誘き出された忍、待ち伏せていた木下をマシンガンで蜂の巣にしたものの、サイボーグの正体を現した木下に怪力で絞殺されかけピンチに。「負けるな、忍!こんなのあんたらしくないよ!」と泣きながら叱咤する沙羅、「忍・・・だから、死なないで!あんたが好きなの!!」と思わず心情を吐露。「うおおおっ!!やってやるぜ!!」と気合爆発させ木下を振りほどいた忍、「ムゲ野郎の手下にはわからねえだろうな!これが愛の力ってやつだ!」と啖呵を切る。(*´Д`*)
・更に亮達も駆けつけて獣戦機隊の一斉攻撃で木下瞬殺。「・・・嬉しかったぜ、沙羅。俺も同じ気持ちだ」と想いに応えた忍、沙羅と熱く見つめ合い、生温く見守る亮達。(^^;
・一方、アルトは協力を買って出たブレラ、グレイスと共に中枢へ突入、ランカと再会。「私は電脳の世界と現実の世界の二つに生きている。そのどちらも私であり、私ではない。つまり、私の真の姿を見極めるのはお前達では不可能なのだ」と言い放つ小百合、「その女の存在は私と同質だ。そして、その精神も」とグレイスを指し、理解できず戸惑うアルトをせせら笑う。
・沙羅救出の報を受けたZEXIS、バサラが「わかるぜ!そこかよっ!!」とセンターに突貫、「行くぜ、暗黒野郎!俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」と"TryAgain"熱唱。
・「くっ・・・!何なのだ、これは!?やめろ・・・!その歌をやめるのだっ!!」と苦悶する小百合に、「プラスの力である彼の歌がマイナスの力・・・暗黒の力を打ち消している・・・!」と感嘆するグレイス。
・苦し紛れにランカを人質にする小百合だが、ランカになついている謎生物あい君が割って入るや、巨大なバジュラに変じてランカを庇う。「こいつ・・・バジュラの幼生だったのか!」と驚くアルトが警戒するものの、「違うの、アルト君!あい君は違うの!!」とランカが制する。
・小百合は逃走、ブレラとアルトがランカを庇って脱出。独り残って見送るグレイス、「既にバジュラを手なずけていたとは・・・。さすがね、リトルクィーン。暗黒の歌姫・・・。フフ・・・悪くないキャッチフレーズね」とほくそ笑み、「ムゲ・ゾルバドスと言ったかしら・・・。私についてベラベラと語ってくれたのは気に入らないけれど・・・ランカ・リーを利用しようとしたあなたなら、きっと私が求める最後の答えも知っているはず」と呟き、バジュラを制御してそのネットワークを手に入れる方法をムゲ本体のシステムで検索。
・ムゲの逃走を察知して呆れるゲシュタルトの前に、「そう・・・。愛の力の前にムゲ帝王も敗北したのだ」とバラの騎士登場、「マーズ、生き抜け。デビルリングの重圧に負けてはならぬ」「私はお前を守る!そして、お前は宇宙全ての平和のために戦うんだ」と激励。その言葉に思い当たったタケル、「俺に力を貸してくれ!」と手を取り合い渾身のダブル衝撃波でゲシュタルトを撃退。
・ひとまず役目が終わったと仮面をとったバラの騎士の正体はロゼ、マーグが自分の身体を借りてタケルを助けていたと明かし、「マーグは私にこう伝えていたわ。光が暗黒を打ち破った時、デビルリングは消滅すると」と伝える。闇と戦う決意を新たにするタケル。
・「神を恐れぬ不届き者共め!」「もうこの娘の身体は必要ない!我は復活し、この場にいる者全てを滅ぼしてくれる!!」とムゲ・ゾルバドス本体がセンター前に出現。駆けつけた忍ら獣戦機隊が「うるせえんだよ、ムゲ野郎!」と啖呵を切り、タケルも出撃、ロゼはコスモクラッシャーに搭乗。アルトはランカを案じて追いかける。
・「ダンクーガ・・・。神の名を騙る愚か者め」と罵るムゲ、「私は、この地球の力を得て、完全無欠の神となる」「そして、愚かな人間達を私の世界へと導く。それが黒の英知を所有する者の務めだ」と言い放つ。悪党のボスには黒の英知が必要らしいと皮肉る竜馬だが、(違う・・・。よくわからねえが、俺の直感が何か違和感を訴えてやがる・・・!)とクロウ独白。
・「うるせえな!不完全だろうと完全だろうと、俺の歌には関係ねえんだよ!」とバサラが言い放ち、「覚悟しやがれよ、ムゲ!やぁぁってやるぜっ!!」と忍が気合入れて、増援相手に戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅後、ムゲHP8割切ってイベント発生。「確かにそのマシンの力はダンクーガと呼ばれるに相応しいだろう。だが、搭乗者はどうかな?」と葵に直接精神攻撃を仕掛けるムゲ。
・「・・・あたしは・・・要らない子だったの・・・お父さん・・・お母さん・・・どこ・・・?」とトラウマを突かれて退行する葵だが、「惑わされるな、葵!奴はお前の弱さにつけ込んでくるぞ!!」と忍に叱咤され、チームDの面々も口々に葵を支えつつ、くららが「もしかして、忍先輩の事・・・」と秘めた想いを指摘。(^^;
・「最後までクールに熱く行こうぜ、葵。お前らしくよ」と微笑みかける忍に、「・・・そうだね、センパイ」と微笑み返して立ち直る葵。
・「フフフ・・・自分の中に封印した過去・・・孤独に押し潰されて死ぬがいい」とほくそ笑むムゲに、「誰が孤独だって?」と切り返す葵、オカルトかぶれの上デリカシーもないと罵りつつ、「伊達にダンクーガに乗ってるんじゃないのよ!傷も、過去も、怒りの炎で燃やし尽くす!」と啖呵を切り、獣戦機隊と共にムゲに突貫。
・WILL「二つのダンクーガ!」、F.S.「今、時を超えて二匹の神の獣が飛翔する!」と煽る中、ダブルダンクーガの合体攻撃、断空双牙剣が炸裂してムゲ瞬殺。
・しぶとく復活するムゲに、怯まず立ち向かうダンクーガ達。そこへ大塚長官に連れられてイザベルが現れ、「今からヴェーダが再び制御を取り戻すまで、私はZEXISの戦いを世界に報道するわ!」と宣言。「これがワシが進めていた対アロウズ作戦、その名もZEXIS・ムーブメントだ!」と大塚長官が自慢げに告げ、市民の不安を解消しつつ意識を高める策を示しつつ、迫るシルバー兵士を銃で撃退。
・ZEXISの面々が口々に啖呵切って戦闘再開。
・4PPムゲ撃破して戦闘終了。ムゲ、ムーンWILL、ゲシュタルトが倒れた事で暗黒の信者については一段落。
・一方、ランカに追いついたアルト、「アルト君は、どうして空を飛ぼうと思ったの?」と問われて、身体が弱かった母が本物の空が見たいと言った過去を明かし、「青く果てしなく続く水平線と白い雲・・・。そんな本物の自由な空・・・おとぎ話みたいだったよ、船団で生まれた俺にとっては」と告げる。
・「素敵だね・・・」と微笑むランカ、皆自由に生きたいんだと呟き、少しずつ過去を思い出していると明かし、「きっと私は知らなくちゃいけないんだって、そんな気がして・・・だから、私・・・行くね」「バジュラの所に」と告げる。
・バジュラは人類の敵で殺すしかない、と激高するアルトだが、「でも、私・・・あい君を仲間の所に帰してあげたいの・・・」と俯くランカ。「それをお前に決める権利はない」とブレラが割って入り、飛び立つ準備ができたと告げる。
・”トライアングラー”をBGMに「ほんとはね・・・アルト君と行きたかった・・・!ずっと一緒にいたかったよ!」と微笑むランカ、「アルト君・・・。さよなら・・・大好きでした!」と想いを打ち明け、「行くな、ランカァァァッ!!」と制するアルトを振り切ってブレラと共に飛び立つ。
・「ランカは行っちまった・・・」と意気消沈して戻ったアルトに、(フフ・・・幸か、不幸か、ランカ・リーは自らのルーツを探るためバジュラの下へ向かった)とほくそ笑むグレイス、暗黒の神に相応しい膨大な知識が入手できたとムゲに感謝、(全ての答えが揃った今、後はあの蟲共の女王が来るのを迎えるだけ・・・その時、私達の計画の最終段階が始まる)と独り秘かに嗤笑。
・女王リリーナの完全平和主義と中東を中心とした市民レベルの平和運動、軍内部の改革派とZEXIS・ムーブメントでアロウズを追い込んでいこうと展望を語る大塚長官達。(アロウズの弱体化は連邦政府の基盤をも揺るがせる。その時が連邦に対抗するための最後の計画を実行に移すチャンスだ。そして、世界は・・・)と独り思惑を巡らせるゼロ。
・そこへ、地球連邦代表の女王リリーナ解任の急報が入り、後任はブリタニア・ユニオン皇帝シャルル・ジ・ブリタニア陛下と聞いて驚愕するゼロ。
・連邦からの緊急発表でスピーチする皇帝シャルル、人は生まれつき平等でなく差別される故に、競い合って進歩が生まれる、と持論を展開、「不平等は悪ではない。平等こそが悪なのだ。見せ掛けの平和を享受する者達よ・・・!時代が求めるのは前に進む力だ!戦うのだ!それが出来ぬ者に、この世界に生きる資格は与えられない!」「我が名はシャルル・ジ・ブリタニア!人よ、戦え!抗え!競え!それだけが未来を切り拓く道なのだ!ゴッドブレス・ユニバース!新たな世界に祝福を!!」と檄を飛ばす。
●第49話:ゼロとルルーシュ
・「お前に今の世界を背負う事は出来ん」と断じる皇帝シャルルに、「力不足は認識しております。ですが、この世界の未来は私一人が決めるものではありません」と一歩もひかず言い返すリリーナ。それでは遅いと決めつける皇帝シャルル、「世界は変わる・・・。いや・・・ワシが変える!」と宣言、独裁者と非難し「ルルーシュさんとナナリーにあなたは何をしたのです!?」と詰問するリリーナに「小娘が・・・」と吐き捨てるものの、トレーズの意を受けたレディ・アン特佐がリリーナを連れていった後、「このワシを前にして一歩も退かぬか・・・。フフ・・・面白い娘だ」と微笑、「だが、お前の理想は世界には届かぬ・・・。この嘘にまみれた世界ではな」と呟く。
・続けて挨拶に訪れたリボンズ、「・・・その様子では、まだ黒の英知にはたどりついておらんようだな」と皇帝シャルルに揶揄され、雑事にかまけ過ぎたと言い訳しつつ、「あのような愚か者の集まりを私ごときが治めるなど無理な話でした」と冷笑、皇帝シャルルの治世の下で選り抜かれた人間達を未来に導く役を務めると言い放ち、「ワシにふるいを掛けさせるか・・・」と苦笑する皇帝シャルル。
・(愚かな人間達・・・。僕という統治者を失えば、混乱がより広がる事を思い知るがいいさ。その後で完璧な社会を再構築してあげるよ。グレイス・オコナーのシステムを使ってね)と内心冷笑するリボンズ。・・・コイツ無能で他力本願な上に器小せえ・・・失敗したから仕返しってか。(´д`)
・退出したリボンズを見送る皇帝シャルル、「イオリア・シュヘンベルグの計画はワシが遂行してやる・・・ただし・・・!ワシのやり方でな!」とほくそ笑む。
・一方、皇帝シャルルが生きていた事に衝撃を受けたルルーシュ、人質も暗殺もギアスも効かないと苦悩、(奴は俺を押さえるためにナナリーをまた道具に使う・・・!何とか・・・何とかしなければ・・・!)と焦慮した後、最後の手段とスザクに携帯で直電。
・「ルルーシュ・・・君はゼロか?」とストレートに問うスザクに、「・・・そうだ。俺がゼロだ」と答えたルルーシュ、「頼む、ナナリーを助けてくれ・・・!皇帝は俺を押さえるためにナナリーを人質にしている!」と懇願。「君の頼みなんか僕が引き受けると思うのか!」と切り捨てるスザクだが、「わかっている・・・!しかし、お前しか・・・!お前しか!」「頼む!ナナリーを・・・!ナナリーを・・・!守ってください!」と必死で食い下がるルルーシュに、「わかった。ただし、条件がある」と答え、ナナリーがいるエリア11に一人で来るよう要求、枢木神社で待ち合わせ。
・ブリタニア皇帝の連邦代表就任後、全世界でアロウズが反連邦組織を潰しにかかり、エリア11にもアロウズとナイトオブラウンズが集結。イノベイターが連邦支配から手を引いたとの情報を得たZEXIS、今の連邦を皇帝シャルルの独裁と判じ、「連邦国家が独裁を許すとはな・・・。世も末だぜ」と呆れるクロウに、混乱の中で絶対的なリーダーを求める人間も多いと指摘するカトルやデュオ。
・リリーナの行方はサンクキングダムの近衛兵が探していると言うノインに、「・・・あの女を捜す事より、俺達にはやらなくてはならない事がある」「今さら言うまでもない事だ」と答えるヒイロ。「ここにいる連中は、全員わかってる。言葉にする必要はないぜ」と微笑むデュオだが、「あの・・・」と躊躇いがちにエスターが疑問の声を上げ、「・・・訂正するぜ、デュオ。一人を除いてだ」とまた呆れるクロウ。「戦いを生み出すものを討つ事・・・。それだけだ」とヒイロが明言して、やっと納得するエスター。
・見せしめとして黒の騎士団発祥の地エリア11を粛正する気だろうと推測する星刻。準備のためにカレンもC.C.も連れず独りで先行したゼロについて、「ま・・・心配する事はないぜ。あの悪魔のように用心深い男ならよ」と信頼を示すクロウだが、カレンは(ルルーシュは皇帝の復活に焦っている・・・。いったい何をするつもりなの・・・)と独白。
・エリア11に潜入し枢木神社に独りやってきたルルーシュ、8年前にナナリーと共に預けられてスザクと出会い、初めての友達となった事を懐かしみ、(だから、スザク・・・。俺はお前に賭けてみようと思う。もし、お前が俺を受け入れるなら・・・万一の時のための用意・・・。使う事がないのを祈る・・・)と独白。
・同じく独りで現れたスザク、「・・・よく僕の前に顔が出せるな」と罵り、ずっと自分や皆を騙していたと糾弾して、「確かめたい。君がユフィにギアスをかけたのか?」と詰問。肯定するルルーシュ、日本人決起のため日本人虐殺を命じたと答え、シャーリーの死についても自分のせいだと即答、「そうだ、全ての罪は俺にある・・・!だが、ナナリーは関係ない!」と主張して、土下座しながら「スザク・・・すまない・・・」「俺は今、生まれて初めて人に頭を下げている。恥も外聞もない・・・」「だからナナリーを助けてくれ!頼む!」と懇願。
・それで騙された人達、死んでいった人達が許すと思っているのか!と激高するスザク、式根島で『生きろ』とギアスをかけた理由を問い、クロヴィス殿下暗殺の罪に問われた自分を救った理由を問い、フジ基地のテロから生徒会の皆を救った理由を問う。全て利己心からと答えたルルーシュに、(その目・・・知っている。秘密をしまい込んで罰を受けている目だ。かつては俺も同じ目をしていた。だから俺はブリタニア軍に入った。父を殺した罪を償うため、悲劇を繰り返さないために・・・)と独白するスザク、「ルルーシュ、君の嘘を償う方法は一つ。その嘘を本当にしてしまえばいい」「君は正義の味方だと嘘をついた。だったら本当に正義の味方になってみろ。ついた嘘には最後まで・・・」と告げ、ZEXISに抵抗をやめさせて地球連邦軍の指揮下に入らせるよう指示。
・「無理だ・・・。ZEXISは俺の所有物ではない」と戸惑うルルーシュに、それでもやりとげればナナリーを救ってやると言い含めるスザク、「地球連邦軍を正すのは内部からやる・・・。ナナリーのために、もう一度だけ君と・・・」と言いかける。「すまない・・・!お前となら、どんな事でも・・・」と応じかけたルルーシュだが、「そこまでだ、ゼロ」とシュナイゼル殿下の侍従カノン・マルディーニが割り込み、ギルフォード卿にルルーシュ捕縛を命じて、「立派な功績を挙げられたわね、枢木卿。トウキョウ決戦を前にこれでZEXISを崩す事も出来るわ」ととスザクを賞賛。その思惑通り、「俺をまた売り払うつもりで・・・!裏切ったな、スザク!俺を裏切ったなぁぁぁっ!!」と絶叫するルルーシュ。
・一方、エリア11に集結したナイトオブラウンズは、やってきたZEXISと対峙、ナイトオブワンこと帝国最強騎士ビスマルクが檄を飛ばして、戦闘開始。
・1PP敵10機撃破してイベント発生。捕らえたルルーシュに「悲しいね、ルルーシュ」「皇族殺しのゼロ・・・。その正体が我が弟とは・・・。何という悲劇か・・・」といつもの揺るぎない微笑で告げるシュナイゼル殿下、兄として何とか皇帝陛下に取りなしてやると言うものの、「残念ですが、兄上・・・。私はもう信じる事はやめたのです。友情は裏切られたから・・・!」拒むルルーシュ。
・咎めるギルフォードに「不敬なるぞ、我が騎士よ」「我が騎士ギルフォードよ、我を助けよ!」とキーワードを告げると仕込まれていたギアス発動、ルルーシュを主君コーネリアと錯誤させられたギルフォードがスザクを制してルルーシュを解放。
・「お前に会う前に万一の事態を想定して、ギルフォードに接触し、ギアスを使ったのだ!」と言い放つルルーシュ、「貴様という男は!」と激高するスザクに(さらばだ・・・!俺の最初で最後の友よ!)と心中で別れを告げて逃走。
・2PPイベント発生。ジェレミアとロロを引き連れて戦場に現れたゼロ、「こちらの作戦は不首尾に終わった。こうなったら正面からブリタニアを打ち破るしかない!」と告げて参戦。
・ジェレミア卿の機体を「ジークフリートを改造したナイトギガフォートレスだよ。どうしてあれにオレンジが乗っているのかは、あたしもわからないけどね」とラクシャータがコメント。「オレンジ卿・・・本気でゼロについたってわけか」と驚くクロウに、カトルが慌てて止めたものの、「構わない。その名は私のとって忠義の証・・・!」と応じるジェレミア卿。
・一方、北の政庁前にはスザクを引き連れてシュナイゼル殿下自ら出陣、「枢木スザク・・・。君が話してくれた事で全ての糸がつながったよ。ルルーシュの事も、ギアスの事も」とほくそ笑み、スザクとゼロのただならぬ関係を察して尾行をつけていたことを詫びてみせた上で、「君の力で悲しみの連鎖を断ち切るんだ」と命令、「イエス、ユア・ハイネス!」と気炎を上げるスザク。
・(勝ちを確信した故に出てきたというのか・・・!だとしたら、シュナイゼル・・・!そのおごりは許せない!)と怒りを燃やすゼロ、情けなどに頼ろうとした自分が間違っていたと自戒、(冷徹、非情・・・。自らを完全な状態に置かねば、ナナリーは取り返せないんだ・・・!)と決意。
・(ルルーシュ、手はず通りに咲世子を政庁に潜入させた)とC.C.が告げ、混乱に乗じてナナリーを助け出そうと企むゼロ、ナイトオブラウンズを叩けと檄を飛ばして戦闘再開。
・ジノがカレンと戦闘時セリフイベント。こちらに戻ってくる気はないか?と爽やかに口説くジノだが、カレンは聞く耳もたず。
・3PP、分析かけたシュナイゼル殿下のアヴァロンに、熱血カレンとゲッターでHP1万ギリギリまで削り、熱血ガムリン+再動ゲッター援護で撃破、イベント発生、SRポイントget。
・「さすがにやるものだね」と余裕で微笑むシュナイゼル殿下、切り札は既にこちらの手にあると言って撤退。正体を知られたシュナイゼル殿下を追い込めなかったと焦るゼロだが、(ナナリーさえ救い出せば、全ての条件はクリアされる!)と自分に言い聞かせて戦闘再開。
・スザク撃破してイベント発生。「戻って、スザク!ランスロットにフレイヤを装備するわ!フレイヤなら、ゼロを倒せる!あなたに、その力を・・・!」と呼びかけるニーナに、「駄目だ、ニーナ・・・。あれを使えば、このトウキョウは・・・」と躊躇うスザク、住民の避難は完了しているとの説得にも聞く耳もたず撤退。心中でスザクとの決別を誓うゼロ。
・3PP敵全滅して戦闘終了。
・咲世子が政庁から脱出すべくカールレオン級に乗船するナナリーを発見、ロロとジェレミアに足止めを命じるゼロだが、「任せて、兄さん・・・!」と答えるロロは(ナナリーは必ず僕が見つけ出して、殺してやるから・・・!兄さんの家族は僕だけでいい・・・!)と秘かに決意。
・一方、ゼロに償わせる決意を固めたスザクも再出撃、「聞こえるか、ゼロ!戦闘を停止しろ!こちらは重戦術級の弾頭を搭載している!」と通告、トウキョウを犠牲にする気かと戦慄するZEXISの面々。「奴の言う事など信じられるか!カレン!スザクを討て!」と突っぱねるゼロに、カレンが応じてスザクと交錯、痛撃。
・かつての友人を手にかけようとするカレンをアルト等が案じるものの、「手を出すな」とクロウが静止、「・・・そういう道をカレンもスザクも・・・俺達も選んだんだ」と沈痛な面持ちで告げる。
・不利を案じて後退を指示するロイド伯やセシルに、「でも、目の前にゼロがいるんだ・・・!」と言い張るスザクだが、「個人的な恨みじゃない・・・!あんたがゼロの敵だから、あたしは戦う!」と迫るカレンが圧倒、「ち、違い過ぎる・・・!マシンポテンシャルが!」と追い詰められる。
・ユーフェミア様の仇を討つために作ったフレイヤを撃てと迫るニーナに、「駄目だ、ニーナ!フレイヤはあくまで脅し・・・!使ってしまったら!」と拒むスザクだが、圧倒するカレンに「勝てない・・・!」と呻き、(ここで・・・死ぬのか・・・そうだ、これが償いなんだ・・・。受け入れるしかない・・・。ここで、俺は・・・!)と死を覚悟。ところがそこで、かつてゼロに掛けられたギアスが発動し、「俺は・・・生きる!」と遂にフレイヤ発射。
・ラクシャータが「まずい・・・!ブリタニアはあれを完成させてたのか!」「フレイヤ・・・!限定領域核兵器だ!この租界が吹っ飛ぶよ!!」と警告、スメラギさんが全機に全力後退を指示。
・巻き込まれるナナリーを庇おうと突貫するゼロだが、ギアスでコーネリアと錯誤させられたギルフォードがゼロを庇って後退させ、フレイヤ発動、「ナナリィィィィィッ!!」と絶叫するゼロ。
・フレイヤによりトウキョウ租界は壊滅、ZEXISはほぼ全員無事だったもののC.C.が未帰還。爆心地を呆然自失で彷徨うルルーシュ、ナナリーは死んだと告げるロロに「嘘をつくな!」と叫び、「なあ、ロロ・・・。ほんの少しでいいんだ・・・。ナナリーと話をさせてくれ・・・」と呻く。
・一方、爆心地に佇むスザクは自身の凶行による惨劇に呆然。ナナリーを捜索するジェレミア卿が近付き、昔助けられた礼を告げ、結局敵となる運命なのかもと笑って立ち去る。
・「私が作ったフレイヤが・・・!私がやったんだ・・・!みんな・・・みんな!」と狂奔するニーナに、沈痛に俯くスザク、「・・・フフフ・・・フフフ・・・ハハハ・・・ハハハハハ!ハハハハハハハ!!」と自暴自棄で哄笑。
・フレイヤの惨状を発表して更に世界を操ろうと画策するディートハルト、イカルガ内で捕らえられていたコーネリアを発見。更にシュナイゼル殿下が単身訪れて会談を希望。
・自室に籠るルルーシュ、「ナナリーのいるべき場所に居座る偽者め!お前なんかがナナリーの代わりになるものか!」「まだ気づかないのか?俺はお前が大嫌いなんだよ!大嫌いなんだよ!何度も殺そうとして、ただ殺し損ねただけだ!」と本音を叩き付け、呆然自失するロロに二度と顔を見せるなと放逐。
・そこへ入室したカレン、藤堂達が待っていると告げ、「・・・ここで一緒に待つよ。あなたがゼロに戻るまで」と静かに支持表明。
・事前にコーネリアからギアス嚮団での顛末をヒアリングしたシュナイゼル殿下、ゼロ抜きでの会談に臨み、オープンスペースで多くのZEXIS隊員に聞いてほしいと要望。
・穏やかな微笑と巧みな話術でたちまち主導権を握るシュナイゼル殿下、「ゼロの正体は神聖ブリタニア帝国ならびにユニオン、第11皇子ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア・・・私が最も愛し、恐れた男です」と爆弾発言。驚愕する藤堂らをよそに、「無駄な事です。そのような戯言で我等を混乱させようとなどと。我々はゼロを系譜ではなく、起こした奇跡によって認めているのですから」と動じないディートハルトだが、「しかし、その奇跡が偽りだとしたら、どうでしょう?」としたり顔で切り込むシュナイゼル殿下、「ゼロには特別な力、ギアスがあります」「人に命令を強制する力です。強力な催眠術と考えてもらえば・・・」と更なる暴露。
・千草ことヴィレッタを連れて現れた扇が「証拠ならある・・・!」「俺も全てを彼女から聞いた。ゼロの正体は、ブリタニアの元皇子ルルーシュ!ギアスという力で人を操るペテン師だ!」と糾弾、「ゼロは俺達を騙していたんだ!ずっと俺達を駒として・・・!」と歯嚙みする。
・更にシュナイゼル殿下が、秘かに録音したスザクとルルーシュの会話を証拠として、ユフィの日本人虐殺もルルーシュの仕業と糾弾、誰もが操られているかもと疑心暗鬼を煽り、ルルーシュ引き渡しを要求。ルルーシュ糾弾へと一気に傾くZEXISの面々に、「お、おい・・・」と未だ冷静なクロウが戸惑い、(・・・疑問を押し潰す反証の連続・・・。この場は完全にシュナイゼル殿下に支配されたか・・・)とロジャーが苦吟、(・・・ゼロシステムの見せた未来が始まったか・・・)と秘かに諦念するヒイロ。
・カレンを伴い現れたゼロ、シュナイゼル殿下のZEXISからの切り離し策を悟って歯嚙み。ゼロの言い分も聞くべきと冷静にコメントするクロウだが、藤堂らは聞く耳もたず、黒の騎士団はゼロを包囲、見限ったディートハルトも「伝説の英雄ゼロは志半ばにして戦死・・・。しかし、その勇敢なる生き様は永遠に語り継がれる事でしょう」と宣告、「それがお前の台本か・・・!?」と責めるゼロに、「本当なら、あなたが世界を手に入れるまでを撮りたかったのですが、残念ながら番組は打ち切りです!」と言い放つ。
・それでもルルーシュを信じたいカレン、「待って!一方的過ぎるわ、こんなの!ゼロのおかげであたし達、ここまで来られたんじゃない!彼の言い分も・・・!」と制止、「答えて、ルルーシュ・・・。あなたにとって私は何・・・?私、あなたとなら・・・!ねえ・・・!」と迫る。
・(兄上・・・これはあなたのチェックか・・・。ならば、万が一にも隙はないのでしょうね・・・)と観念したゼロ、「フハハハハハ!馬鹿が、今頃気付いたのか・・・!」と偽悪の哄笑と共に仮面を脱ぎ捨て、「自分達が利用されている事に・・・!貴様等は駒に過ぎないという事に・・・!」と敢えて言い放ち、「カレン、君はこの中でも特別優秀な駒だった・・・。そう、全ては盤上の事・・・。ゲームだったんだよ、これは・・・!」と突き放してみせる。
・「そう・・・さよなら、ルルーシュ・・・」と悲痛に顔を歪めるカレンに、「君は・・・生きろ・・・」と真摯に本音を告げるルルーシュ。そこへ蜃気楼で突入したロロが「兄さん!乗って!!」と声をかけつつ、体感時間を止めるギアス発動して離脱。
・ルルーシュを乗せて黒の騎士団に追われるロロ、「絶対守護領域の最適化の計算がこんなに大変だなんて・・・!それを軽々とこなす兄さんは、やっぱりすごいや・・・!」と感嘆。「ロロ・・・俺はもう生きる理由なんて・・・」と呟くルルーシュに、「兄さん・・・!」と叱咤しつつギアス発動で追っ手の体感時間を止めて距離を稼ぐロロ、「兄さんは殺させない・・・!絶対に・・・!」と宣言。
・「こんな広範囲でギアスを・・・!ロロ、これ以上はお前の心臓がもたない!」「もういいんだ、ロロ・・・!俺はもう・・・!」と止めるルルーシュだが、「それでも・・・!」と無理を重ねるロロ、ギアス嚮団やルルーシュの道具だった自分だがルルーシュと一緒に過ごした時間だけは自分にとって本物だったと告白、「あの思い出のおかげで・・・!ようやく僕は・・・!人間になれた・・・!だから、もう・・・!僕は・・・!」と決死の覚悟を告げ、制止するルルーシュに「僕は・・・道具じゃ・・・ない!これは・・・僕の意志なんだから!!」とギアス連続発動で遂に追っ手を振り切り離脱。
・力尽きたロロ、どうして助けたと聞かれて「兄さんは・・・嘘つき・・・だから・・・」「嘘・・・だよね・・・。僕を殺そうとしたなんて・・・僕が嫌いだなんて・・・」と切れ切れに呟く。「・・・そうか・・・。すっかり見抜かれてるな。さすが俺の弟だ」と微笑んでみせるルルーシュ、「そう・・・だよ・・・。僕は・・・兄さんの・・・事なら・・・何でも・・・わか・・・る」と呟いて息絶えたロロを、「ああ、そうだよ・・・。お前の兄は嘘つきなんだ・・・」と看取った後、「ロロ・・・俺は・・・」と悲痛に顔を歪める。(;ω;)
・(・・・ナナリー、ロロ、シャーリー、C.C.、黒の騎士団、ZEXIS・・・。俺は全てを失った・・・これが残された結果・・・いや、報いか・・・。でも、だからこそ・・・)と独白するルルーシュ、(ありがとう、ロロ・・・。お前がつないだこの生命・・・俺にはまだ成さねばならない事があったんだよな。そう、俺には・・・!)と決意をかため、「我が父、シャルル・ジ・ブリタニアよ・・・!俺の地獄への道行きにお前も一緒に来てもらう!それが・・・!!」と独り宣言。(T^T)
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