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September 2015

第2次SRWZ再世篇(1周目:日本ルート:41話〜49話)

●ルート分岐
・ギアス嚮団跡地にはジェレミアとロロが残って調査、負傷していたコーネリア皇女も行方不明で捜索中。シャルル皇帝が異空間に取り残されたと判断したルルーシュ、「これでナナリーの安全は保証されたと言ってもいいだろう」「フフ・・・今、風は俺の方に向いている」とご満悦。
・記憶を失ったC.C.は、ギアス入手以前の身よりのない少女に戻っており、ゼロの私室で秘かに保護。
・ヴェーダに介入し不必要に世界の混乱を煽っているワイズマンについて、王留美からの情報では地球上でなく宇宙にいると推測。また、地球圏の外れに転移して来た惑星群ネオプラネッツ周辺宙域で、アストラギウス銀河の二大陣営、ギルガメス軍とバララント軍が集結し不穏な動きも見られるとか。加えて、フロンティア船団から大規模な対バジュラ作戦への参加要請も受けているZEXIS、部隊を二つにわけて一方は宇宙へ上がり、残りは日本で機体のメンテを行う予定。
・日本組はタワーを母艦にスーパー系とオーバーマン、ウォーカーマシン等、宇宙組はガンダムやバルキリー、黒の騎士団等のリアル系。クロウは例によって自分で選ぶ事に。
・クロウと通信するトライア博士、ZONEについては概ね理解、どうにかしてチューニングを乱せれば機能不全に持っていけるとメドを立てたものの、実現手段は未だ不明。
・今回査定額はたったの1万G、危険手当込みでこれだけ!?と衝撃を受けるクロウだが、「金は確かに大事だが、金に振り回されるのは真っ平御免だからな」と気を取り直す。
・クロウの選択肢は「日本へ向かう」で、、久々にくろがね屋の温泉につかりたいとかで日本ルートへ。
・プトレマイオス2の医務室で意識を取り戻したシェリル、船団で確かめたい事があると言って、フロンティア船団へ向かうZEXIS宇宙組への同道を希望。
・借金残額149万G。

●第41話:遺恨!くろがね屋の一番長い日!
・くろがね屋のつばさ女将、バードス島で死んだはずの剣鉄也を目にして驚愕。
・光子力研究所では、ミリオンα1、バイオンβ2、ダイオンγ3のマジンガー軍団がそろい踏み、ビューナスAのサポートに参加し、旧知のロール・ローリィ姉妹等と再会するさやか。
・くろがね屋を訪れた甲児達、原因不明で寝込み憔悴しきったつばさ女将に驚愕。「やっぱり、あんた・・・私を恨んでいたんだね・・・」と呟くつばさ女将、「今さら、あれを取り戻そうたってそうはさせないよ、剣鉄也!!」と幻に向かって叫ぶ。そこへ姿を現したあしゅら男爵が、「錦織つばさが見ているのは剣鉄也の亡霊だ」と告げる。
・つばさ女将が実の母親だと仲間達に明かした甲児、青山やクロウらに「やっぱりな」「予想通りだ」とあっさり納得されて驚くものの、勝平やワッ太らが顔も叫び方もそっくりとコメント。
・あしゅら男爵はケドラの見せた時の狭間で、ミケーネの巫女だった時の記憶を取り戻し、錯乱してDr.ヘルの元を離れており、くろがね五人衆に保護されくろがね屋に匿われていたらしい。そのあしゅら男爵が、つばさ女将を苦しめているのはピグマンの呪いだと指摘。
・女将に取り付いた亡霊の名は剣鉄也と明かす甲児に、驚くZEUTHメンバー。・・・そうか、初代Zにはグレートマジンガーも出てたのか。
・時の狭間で知った過去を語り出す甲児。かつて甲児の祖父・兜十蔵と父・兜剣造は、Dr.ヘル、つばさ女将と共にミケーネ文明の眠るバードス島の調査に赴き、剣造の親友でマジンガーZのプロトタイプのテストパイロットを務めていた剣鉄也も同行。
・遺跡から発見された巨大ロボットを改造して機械獣を生み出したDr.ヘルは、あしゅら男爵の元になった夫婦のミイラ、機械生命体ケドラも発見、世界征服の野望を抱く。それを察知して逃げようとした十蔵とつばさ女将は、ケドラを憑依させられ精神も身体も乗っ取られた剣造に裏切られ窮地に。そこへ鉄也が身を犠牲にして剣造の動きを止め、つばさ女将に自分ごと射殺させたらしい。
・あしゅら男爵、ピグマンの呪いには力の中継あるいは増幅を行う何かが近くに必要と指摘、「生前の剣鉄也と錦織つばさに関係するもの・・・。二人の魂にとって深い意味を持つものだ」と説明。
・そこへ「その通りだ」と突然現れたピグマン子爵、Dr.ヘル五大軍団の一つを預かるものと名乗り、幻影と見破ったタケルに流石と褒めつつ「だが、暗黒の力が世界を覆いつつある今、私を止める術はない」「それこそは我が呪術の力の源・・・冥界より生まれし黒き脈動・・・」と告げる。
・剣鉄也の遺恨を晴らさない限り除霊は不可能と宣告するピグマン、「彼と錦織つばさの魂をつないでいるあれの存在を抹消するしか方法はない」「それは剣鉄也が死の直前に見たもの・・・兜十蔵と錦織つばさがバードス島から運び出そうとしていたミケーネ最大の遺産・・・」「そうだ・・・!神々に反旗を翻し、人間を守った荒ぶる神・・・!その者が残した大いなる力・・・!」と告げ、「大神ゼウスの片腕か!」と甲児が思い当たる。
・更に「その通りです」といきなりニアが割り込み、「光の神の遺産・・・。それは螺旋生命体が持つには大き過ぎる力・・・故に、その存在は抹消します」と宣告。
・続けてコーウェンとスティンガーが現れ、「人間ごときではアンチスパイラルの考えを理解する事は出来ないか」と嘲弄、光の神の遺産を葬るために来たと言い放つ。更にゲシュタルトのメタールまで出現、「光の力は暗黒の力と相反する存在・・・」「その存在・・・抹消しなければならない・・・!」と宣言し、「何だよ、この悪役オールスターは!?」と呆れるクロウ。
・海からマジンガーのプロトタイプ、エネルガーZが光子力エネルギーの輝きを放って出現、コクピットに死んだはずの父・兜剣造を認めて驚愕する甲児とシロー。続けて機械獣軍団も出現。
・甲児、正気に戻ったつばさ女将が憔悴しきった身でピグマンに怒りをぶつけるのを制止し、「シロー、俺はマジンガーで出る!お前は母さんを!」とつばさ女将をシローに託し、ボス達と共に機械獣軍団を迎え撃つ。
・エネルガーZにマジンガーZのジェットスクランダーが破壊され、マジンガーは飛行不能になったものの、甲児がエネルガーZの相手は任せろと気炎を吐いて戦闘開始。
・1PP、北東隅からW8S2の兜家に移動してイベント発生。何故か兜家にいる暗黒寺刑事を発見、ハイパージャマーget。
・2PP雑魚殲滅後、エネルガーZ撃破してイベント発生、SRポイントget。
・呪いを解くためにゼウスの腕を差し出せとつばさ女将を催促するあしゅら男爵だが、突然「死ぬのはお前だよ!!」とつばさ女将が攻撃、「正体を現しな、ピグマン!」と叫ぶ。あしゅら男爵に化けていたピグマンが何故わかったと問うと、「バードス島なんかに引っ込んでるから世の中の流行ってものが、わかってないようだね、お前は。ケドラ騒動の時、聴いた歌はシェリル・ノームじゃない・・・。ランカ・リーと熱気バサラだよ!」と先の会話の矛盾点を指摘。「でも、もし本物のあしゅらがただ勘違いしていただけだったら・・・」とツッコむシローに、「フ・・・そん時はそん時だったまでさ」と笑い飛ばすつばさ女将。
・鉄也の幽霊を見た時にDr。ヘル達の作戦と見抜いたと明かすつばさ女将、「では、何もかも承知の上で・・・!」と憤るピグマンに、「でもね、あしゅらに化けての作戦・・・なかなかの芝居だったよ・・・!だから、褒美を見せてやるよ!ゼウスの腕をね!!」と啖呵を切るつばさ女将。
・一方、光子力を暴走させたエネルガーZから、剣造に変装していたブロッケン伯爵が現れ、錦織つばさ共々熱海の街ごと吹き飛ばすと高笑い。そこへ「今こそ十蔵の遺産をお前に渡す!!」と呼びかけたつばさ女将、来ぉぉぉい!ゴッドスクランダァァァッ!!」と召喚。
・兜家地下から射出されたゴッドスクランダーにマジンガーZが合体。「その名はゴッドスクランダー!ゼウスの腕から生まれたマジンガーZ、最後にして最強の翼だよ!」とつばさ女将が解説。
・東にムガン出現、ニアが「光の神の力・・・」と眉をひそめる。西にはインベーダーが出現、「人類ごときが、それを手にするとは・・・!」「許される事じゃないね!」とコーウェン&スティンガーが非難。
・更にエネルガーZが南へ移動、その側へ海中から現れたDr.ヘルが、「黙るがいい、バアルよ!」と一喝し、「ゴッドスクランダー・・・。十蔵めワシから奪ったゼウスの腕であのようなものを造り上げていたとは・・・」と悔しがる。
・全ての光子力は自分のものと言い張るDr.ヘル、隼人に「何故お前がバアルの存在を知っている!」と問われ、「黒の英知・・・」「宇宙の誕生から滅亡までの全ての知は今、我と共にある!」と宣言。「神々の遺産から、あれを見つけたか!」と色めき立つコーウェン&スティンガー、「また一つ人類は余計な知恵を手に入れた」と冷たく呟くニア。
・「ゼウスの腕は・・・光子力とマジンガーZは人類を守るための力だ!!」と甲児が叫び、つばさ女将も自分の力で大切な弟を守れと激励。更に「気合を入れろ、甲児!」と十蔵が残した自称ウルトラゴージャスコンピュータ『オジイちゃん』が励まし、「飛べ、ゴッドスクランダー!!勝利へ向けて!!」と甲児が咆哮、戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、エネルガーZを囲んでおき、ボスボロットを補給上げしてから、エネルガーZ撃破して戦闘終了。
・「人類はさらに危険な領域に足を踏み入れた・・・。人類殲滅システムは次のフェイズに進む必要がある」と言い置いてニア撤退。コーウェン達も急がなければとか言って撤退、「バアルの使徒は去ったか・・・。」と呟くDr.ヘルも、「見事だ、兜甲児。そのゼウスの腕、お前に預けておこう。だが、忘れるな。光子力エネルギーの主は、このワシだ!」と告げて撤退。
・兜家に潜んで見届けた暗黒寺刑事、「やるじゃねえかよ、甲児。それにZEXISも・・・旦那・・・当面、心配はいらないみたいですぜ」と不敵に笑う。
・一方、くろがね屋でピグマンと対峙するつばさ女将、超合金Zのドスで刺して「覚悟しな、ピグマン!」と啖呵を切るものの、「かくなる上は!奥の手を!」と脱皮したピグマンが相打ち覚悟で迫る。そこにシローが「悪いけど、兄貴の命令でね!今は俺がおっかさんを守る!」と懸命に立ちはだかり、更に甲児等もかけつけて形勢逆転。その隙をついたシローの一撃で、ピグマンは命からがら逃走。
・甲児、つばさ女将のしたたかな強さを素直に賞賛し、「あの剣鉄也ってパイロット・・・幼い頃に生き別れたあんたの弟だったんだよな・・・」と時の狭間で知った事実を確認、自分がシローを撃つ羽目にならないためにはしっかりしないと、と励まされ、「母さんの覚悟はわかった・・・。だから、俺は母さんを信じるよ」と告げる。
・「と言っても、もうあんたも一人前だ。もう私から、あんたに言う事はないよ。十蔵の最後の遺産も渡しちまったしね」と応えるつばさ女将だが、ゼウスの腕の所在が明らかになった今Dr.ヘルも本気になると警告、迎え撃つ準備を進めるためくろがね屋は当分休業とし、くろがね五人衆とボス達もZEXIS預かりに。
・バードス島を訪れたゲシュタルト、「黒の英知を手に入れられたあなたを祝福させていただきます」とDr.ヘルに告げ、「これで以前の約束通り、我等は真の盟友になったか」と応じるDr.ヘルに、「やはり、私の正体に気付いておられたか・・・」と苦笑。・・・そういや破壊篇で、皇帝ズールと何か話してたっけか。
・地球連邦恐れるに足らずと言い切るDr.ヘル、最大の障害たるZEXISはバアルとの戦いで消耗させて決着をつけると宣言。「あなたを地球の盟主として我等の一員に加えましょう」と告げるゲシュタルトだが、「その名を受けるのには、まだ早い。それはワシが光子力エネルギーの全てを手に入れた時だ」と答えるDr.ヘル。

●第42話:父ちゃんから受け継いだもの
・バルディオスとゴッドシグマのオーバーホールは、マリンとジュリィでは完璧には無理と難航。
・コストがかかるため使用許可がなかなか下りなかったグレートノットパニッシャーを、ようやく許可が下りたと百目鬼が持参、大河内の社長降板の置き土産と告げて赤木達驚愕。
・西島専務が水面下で交渉していた竹尾ゼネラルカンパニーの21世紀警備保障への吸収合併が、ようやく最終確認段階となり、その手柄で西島専務が社長就任との噂らしい。既に竹尾ゼネラルカンパニーの面々はそのためお台場に行っているとか。ただしワッ太は知らされていない様子で、ジロンやアポロ達と釣りに。
・お台場の役員室に竹尾ゼネラルカンパニー一同を招いた西島専務、合併交渉の最終回答を催促し、自分が社長になればダイ・ガードとトライダーG7の運用は連邦軍に任せると言って毒島少佐を紹介、お飾りの子供社長を危険に晒す事もなくなると告げる。柿小路専務はワッ太の身を案じるため合併話を断れなかったと推察し納得する厚井と郁絵。
・西島専務、柿小路には役員、厚井には整備班責任者として本部長、木下には営業7課の課長、郁絵には自分の秘書のポストを用意すると勧誘、更に合併とトライダー運用の全権委任の代金として200万Gを既に振り込んだと告げ、(200万Gの前には前社長への忠節など消し飛ぶだろう)と秘かにほくそ笑む。
・湾岸でブラックオックス特訓中の正太郎達、ギシン星の超能力者に追われる男性を発見。「ロボット帝国最高の科学者ナバロン・・・。その頭脳、我々のために使ってもらうぞ」と迫る超能力者に、使い捨ての武器としてロボットはもう作らないとつっぱねるナバロン。
・ブラックオックスが割って入り、超能力者を海に放り込んでナバロンを助けると、何故か驚いたナバロン、同行していた勝平に「君はもしかしてビアル星人の血を引くものか?」と質問。
・正太郎達にタワー格納庫へ連れてこられたナバロン、「どのロボットも素晴らしいな。性能が優れているというだけではなく、使っている人間との間の絆が見て取れる」と感心、探していた答えに巡り会ったようだと何やら納得。
・ナバロン、ビアル星人については過去のデータを見ただけと勝平に答え、ガイゾックに襲われたビアル星人が最後の希望として造り上げた機体、特にそのコアとなるロボットの変形システムを参考にロボットを設計した事があると明かし、ザンボエースのことかと驚く勝平。
・そこへ戻って来た柿小路専務が「梅本さん・・・!あなた、梅本さんじゃありませんか!」と驚き、先代社長の頃からの付き合いだと明かす。更に厚井が「何と言っても梅本さんはうちのトライダーの設計者だからな」と明かし、「じゃあ、ザンボエースを参考にしたロボットってトライダーなのか!」と勝平驚愕、つま先を機種に変形するシステムは珍しいと納得するジュリィ。
・先代社長の道太郎が数年前に他界したと聞いた梅本、息子のワッ太がトライダーを大事に使っているようだと感謝し、トライダーはじめ各機体の整備を買って出る。ちょうどオーバーホールが難航していたジュリィが渡りに船と賛同。
・厚井が明かしたところでは、先代社長が軍を辞めて運び屋をやっていた頃、宇宙を漂流していた梅本を救助、名前を付けてやり住む所なども世話したとかで、そのお礼にトライダーを設計してもらったものの、その後梅本は何か探しに旅に出たとか。
・柿小路専務、西島専務から振り込まれた200万Gを使ってシャトルのパワーアップを梅本に依頼。
・機械獣迎撃のためお台場に出撃したZEXIS、梅本の整備のおかげでバルディオスやゴッドシグマ、ザンボット、トライダーもパワーアップ。ご機嫌なワッ太だが、竹尾ゼネラルカンパニー吸収合併の話しは耳に入っておらず、秘かに気をもむクロウと青山。
・「・・・クロウ君、敵の機体を撃墜すると、どれくらいの収益が発生します?」と問う柿小路専務に、「グロイザーとギシン星の戦闘メカは一機あたり3000から3500ってところです」と即答するクロウ。「常務、木下君、郁絵君、やりますよ!我々で35000は稼いでみましょう!」と柿小路が気合入れて、「その意気です、専務!」と万丈が激励、「専務さんがクロウみたいになっちまった・・・」と青山愕然、「攻める守銭奴・・・。俺も続くぜ、専務さん!」とクロウも盛り上がり、戦闘開始。近くで秘かに観戦する梅本、(見せてもらうぞ、ワッ太君。君とトライダーの勇姿を)と独白。
・1PP敵8機撃破してイベント発生。東にゲシュタルト率いる暗黒の信者達ことギシン星残党が出現、「フフフ・・・しぶといな、マーズ。まだデビルリングに潰されていないか」と嘲笑するゲシュタルト。聞きとがめたエイジがツッコむものの、タケルは心配無用と口を開かず。
・見かねた正太郎が「もう・・・いいんです。皆さんにも聞いてもらいましょう」と説き、嘲笑うゲシュタルトが「私がマーズに科したデビルリングは超能力を使う度に奴の生命を削っていくのだ」「父イデアが遺したゴッドマーズがお前の生命を奪うのだ!」と明かす。
・そこへ「恐れるな、マーズ」と現れたバラの騎士、「ゴッドマーズはお前の守り神だ」と告げる。「その通りだよ、タケルさん!」と賛同するワッ太、ギシン星の父親はタケルを守るためにゴッドマーズを造ったと指摘、「ゴッドマーズはタケルさんにとってお父さんの心そのもののはずだよ!」と力づける。
・「黙っていろ、小僧!」と苛立つゲシュタルトに、「そっちこそ黙れ!」と言い返すワッ太、病人にメチャクチャな事を言って困らせると憤り、「何が暗黒の力だ!そういうデタラメは、もうたくさんだ!頑張れ、タケルさん!俺達、父ちゃんの遺してくれたもので戦ってるんだろ!だったら、絶対に負けられないよ!」と檄を飛ばし、「お前にはわからないだろうな、暗黒野郎!負けるたびにロボットをとっかえひっかえするような奴だから!俺はどんな敵が来たってこのトライダーで戦い抜くぞ!!」と宣言。「我々もお供しますぞ!」と柿小路専務らが同調し、(君のその真っ直ぐな心ある限り、竹尾ゼネラルカンパニーは不滅だ!)と万丈が内心で賞賛。
・「ありがとう、ワッ太。俺は・・・負けない!」と立ち直ったマーズ、死者を亡者としてよみがえらせるゲシュタルトには生命の価値がわからないと断じ、「限りあるから生命は美しいんだ!俺は戦う!たとえ生命尽きる事になろうとも兄マーグとの誓いのために!」と気炎を上げる。「お前の戦い、見守っているぞ」とバラの騎士は祝福して撤退。心理攻撃に失敗したゲシュタルトが悔しがって、戦闘再開。
・3PP、瀕死まで削ったゴウキューンを、ゴールドエンブレム積んだシャトルで祝福かけて撃破、資金40000でSRポイントget。あっちに就職すればよかったと羨むクロウ。(^^;
・3PPゲシュタルト撃破、何やら捨て台詞残して撤退。
・3PP敵全滅して戦闘終了。
・ワッ太、きっと梅本さんも見てくれているはずと信じて、「俺、梅本さんが造って、父ちゃんから受け継いだトライダーで頑張るからね〜!!」と叫ぶ。(礼を言うのは私の方だ、ワッ太君。人間の心と一つになったロボット・・・。君ととライダーはそれを私に見せてくれた)と独白する梅本、いつか再会しようと心に誓って去る。
・竹尾ゼネラルカンパニー経理担当の宇宙太がワッ太に、会社の口座に200万Gが振り込まれ、すぐシャトル改修に使われたと報告。クロウが「にひゃくまんっ!!」と驚愕し、「お前が驚いて、どうするんだよ?」と青山にツッコまれる。(^^;
・合併話をクロウ達から聞いたワッ太、「幾らお金を積まれたって、専務が会社を売る事なんてないさ」と全く慌てず。「で、で、でもよ・・・!か、か、金はもう使っちまったんだぜ!」と焦るクロウ、「お前が焦って、どうする!?」と青山にツッコまれる。f(^^;
・「みんな、心配性だな。きっと大丈夫に決まってるよ。誰が何と言おうと、俺は専務の事を信じてるからね」と微笑して器の大きさを見せ付けるワッ太。(*´v゚*)
・その頃、21世紀警備保障を訪れていた柿小路専務、西島専務に合併話をきっぱり断り、小学生を危険な現場に立たせると非難する西島専務に、「それを決めるのは私ではございません。うちの最高責任者である竹尾ワッ太自身が決める事です。そして、うちの竹尾はトライダーで戦う事を望むでしょう」と断言、社員達も口々に賛同。
・同席していた毒島少佐、「・・・さすが竹尾さんの部下の方々だ」と納得、先代には軍で世話になったと明かし、「そして、あの竹を割ったような性格はきっと息子さんである現社長に受け継がれているのでしょうな」と述懐、西島専務にどっちの味方とツッコまれても「私は軍人です。民間人の自由と財産を守る事が務めである以上、彼等の選択を受け入れるだけです」「破界事変の時に散々見せられましたからな。サラリーマンでも平和を守れる事を」を苦笑。
・既に手を付けた200万Gを即金で返せといきり立つ西島専務だが、「あまり我が社を安く見られない事ですな」と柿小路専務が余裕で答え、万丈が200万Gを持参。「好況の時こそ、不況の事を考えろ・・・。経営の鉄則です。こんな事もあろうかとあちこちの銀行に資産は小分けにして預けておいたのですよ」と柿小路専務が告げて、合併話は完全消滅。
・更に恫喝する西島専務だが、大河内社長が「君は自分の身の振り方を考えた方がいいのではないかな?」と割り込み、社長印なく200万Gの大金を動かした事を背任行為と指摘、処分を知らせるまで自宅待機を命令。
・毒島少佐も立ち去った後、ワッ太達がやってきて一件落着。そこへ大塚長官から急報が入り、月からムーンWILLらしき部隊が地球に接近中との事。地球圏全てがワイズマンにハッキングを受け、「我が名はワイズマン・・・。我こそが、この世界の支配者・・・」のメッセージとレッドショルダーマーチで通信ネットワークが麻痺状態となっているため、直前まで探知できなかったとか。

●第43話:闇を断つ牙
・ムーンWILL率いる敵部隊はドラゴンズハイブを目指しており、あと数時間で到着予定。「アストラギウスの暗黒の神、ワイズマン・・・。ついにこの世界を意のままに動かすために表立っての行動を開始したか・・・」と呟くF.S.。
・一方、惑星クエントではZEXISがキリコを追って大気圏降下した模様、「ワイズマンの後継者・・・。絶大な力を持つ神の座・・・」と呟くF.S.に、キリコもその強大な力に取り憑かれたかとコメントするウラジミールだが、「それはどうかな・・・」と疑問を呈するサンドマン。「・・・ここに闇を断つ牙は集う。あとはWILL・・・君を待つだけだ」と呼びかけるF.S.。
・宿敵ムーンWILLの襲撃に闘志を燃やすチームD。一方獣戦機隊の忍と亮はただならぬ気配を感じ取り、「この感じ・・・俺の知っている奴だ」と言う忍に、「どうやら、この戦い・・・。ムーンWILLとの決戦というだけでは済みそうにないな」と応じる亮。亮達の特訓で越えて来たグランナイツの面々も怯む事なく闘志を燃やす。
・現れたムーンWILL、「所詮、お前達では、この宇宙の真理にたどり着く事は不可能なのだ」と告げ、訳が分からないと切り捨てる忍達に「我が言葉から耳を塞ぐか・・・。それこそがお前達の愚かしさの証拠。神の座を自ら蹴ったあのキリコ・キュービィと同じだ」と告げ、混乱するクロウ達にワイズマンがこの世界を創り変えようとしており、愚かな人類は内心では裁きを下す神の降臨を待っていると一方的に決めつける。
・ドラゴンズハイヴを守り、第一次防衛ライン突破を防ぐべく戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅後、分析かけたオリジナルダンクーガを袋叩きにして撃破、イベント発生、SRポイントget。
・自分が二度も負けるなどあってはならないと戯言喚くムーンWILL、「全知全能なる者よ!我に力を!」と叫ぶ。すると、小百合さん「その願い・・・」、ゲシュタルト「聞き遂げよう」と応じ、「力が・・・!力がみぃなぎぃるぅぅぅ!!」とムーンWILL絶叫、「全知全能なる者の力により私は暗黒の世界よりよみがえった!」「黒の英知を持つ選ばれた者!今の私は、あの方達と共にある!」と叫び、「ミケーネ、ワイズマン、アーカーシャ・・・。お前達では想像もつかない古からの英知の継承者達・・・!その全知全能なる者より与えられた暗黒の力!その一端を見るがいい、人間共!」と宣告するや、ドラゴンズハイヴに突貫して猛攻。
・「この宇宙の進む先は暗黒の闇・・・!ならば、それに同化し、その力を得た者こそ宇宙の管理者として永遠に生き永らえるのだ!それこそが黒の英知に記された真実!人類に・・・宇宙の未来に光はない!!」と勝ち誇るムーンWILL。ところが「そうかな?」と異を唱えるサンドマン、BGM"紅の牙"と共に、ドラゴンズハイヴの先端に颯爽と登場。(*´Д`*)
・「未来が闇ならば、そこに光をともせばいい」を微笑むサンドマン。「そう・・・!そして、我々は闇を断つ牙となる!」とF.S.が応じ、復活したWILLも「我々の戦いも、ここに決着をつけよう」と宣告し、「君が暗黒の力を得たとするなら、私は正しき力・・・我が友人達の尽力によってよみがえった」と告げる。「ドラゴンズハイヴよ!今こそ飛竜乗雲の時!!」と号令するF.S.に応え、竜と化したドラゴンズハイヴが起動、「これがドラゴンズハイヴの真の姿だ!」と告げる。
・続けてゴッドΣグラヴィオンで出撃したサンドマン、「我々は牙なき者の牙だ。この力で闇を断つ・・・!」と宣言、浅ましく逆上して増援呼び出すムーンWILLに迫り、戦闘再開。
・2PP雑魚掃滅後にオリジナルダンクーガ撃破して戦闘終了。
・再び泣きつくムーンWILLを、「せっかく与えてやったチャンスを活かせないとはな・・・やはり、お前はその程度だな、ムーンWILLよ」と冷たく見限る小百合、いい時間かせぎになってくれたと冷笑し、「暗黒の世界で眠るがいい。そこに巣食う亡者共に食われてな」と引導を渡して、ムーンWILLは爆死。
・「そう・・・この娘は神が復活するための器となったのだ」と冷笑する小百合に、「これではっきりしたぜ・・・。俺が感じていた嫌な気の正体がな・・・!正体を現せ、ムゲ!!」と叫ぶ忍。
・「やっと気付いたようだな、神の戦士の名を騙る愚か者め!お前の言う通り、私はムゲ・ゾルバドス・・・。かつてお前達に敗れた者だ」と正体を明らかにしたムゲ、実体を取り戻すまで時間がかかるのでこの娘の身体を使わせてもらっていると言い放ち、「私は宇宙そのもの・・・黒の英知すら超える高次の生命体・・・愚かな人間達を我が宇宙へ導く・・・。そして、ダンクーガ・・・!お前に復讐する!!」と宣告、完全復活までは別のものに相手をしてもらうと言い置いて撤退。
・太平洋上でゲッター線の異常反応が感知され、真ゲッタードラゴン出現と判断して色めき立つ隼人達。ZEXIS別働隊も惑星クエントでワイズマンを倒して合流へ。
・街角に佇むガイオウ、ゲッター線の胎動を感じ取って「これでバアルも本格的に動き出すだろう」と呟き、自身の去就については「・・・まだ、その時じゃねえな」と告げる。
・好きにすればいいと肯定するカルロス、「君からもらったリヴァイヴ・セルの使い方をトライアに伝えなきゃならないからね」と別れを告げ、「君には、この世界について僕が知る限りの事を裏の裏までレクチャーしたつもりだ。それをどう判断するかは君に任せるよ。守る価値のない世界だと思うなら、とっとと喰らえばいいさ」と言い放ち、「さよなら、ガイオウ。君は僕にとって大事な友達だったよ」と言い置いて立ち去る。
・「そうやって、みんな・・・俺の前から去っていっちまうんだな・・・」と寂しげに呟くガイオウ、「あばよ、カルロス・・・。お前は俺にとって大事な友だ。永遠にな・・・」と別れを告げる。
・フロンティア船団でのバジュラ殲滅作戦は成功したものの、美星学園に被害が出た上、ランカの歌をエサにバジュラを誘き寄せたため、アルトは浮かない顔。「下らねえぜ・・・!どっちかが滅びるまで戦うなんて、そんなの誰が望んでるんだ!?」と憤るバサラ、(ランカ・・・シェリル・・・。本当に俺達・・・このままでいいのか・・・)と思い悩むアルト。
・フロンティア船団から反応弾と新兵器MDE弾の使用許可が下りてS.M.S.は戦力大幅アップ。
・「お前、神の座を蹴ったんだって?」と呼びかけるクロウに、「誰に聞いた?」と暗に肯定するキリコ。フィアナ、ル・シャッコやグレゴルー達もZEXISに合流。
・ワイズマンの正体は遥か過去にクエント人が追放した異能者の集合意志とシャッコが説明、「異能者とは、コンピュータとその意識を一体化させる力を持った突然変異種だ。彼等は肉体を捨て、自分達の意志を原形質保存装置に集め、集合意志体ワイズマンを名乗るに至った」とC.C.が補足。
・陰からアストラギウス銀河の歴史を操り、人類が常に戦争状態にあるよう仕向けてきたワイズマンは、時空制御技術まで有していたと思われ、大時空震動に巻き込まれる契機となった惑星モナドの爆発にもその遺跡が関与。そのワイズマンは、異能生存体であるキリコを後継者として選定。
・最初にその能力に目をつけたレッド・ショルダー創設者ヨラン・ペールゼン曰く、異能生存体はどのような状況でも生還し、死という状況から逃れる力を持っているとか。その力を確かめる実験で多くの仲間を失ったキリコ、神の後継者の座をちらつかせて従わせようとしたワイズマンを拒み、フィアナと共に生きる道を選択。結果、キリコが原形質保存装置を破壊してワイズマンは機能停止。
・ワイズマンとの接触で記憶を取り戻したC.C.、(やはり、あのワイズマンというシステム・・・シャルルの持つあれと同じ意味を持つのか・・・)と黙考。

●第44話:降臨!!終末を呼ぶ邪神!
・カミナシティの科学局研究所で「・・・始まるな」と語るロージェノム、全ての終わりが始まると告げ、それを知ったムーンWILLもワイズマンも動き出したと説明、「人類には神が・・・支配者が必要なのだ。絶望の未来を生き抜くためにも」と仄めかす。
・ロシウに辞表を出したキタンは真ドラゴンと決着をつけるべくZEXISへ。尻拭いを押し付けられた形のダヤッカが苦笑しながら、「リーロンからだ。街外れの倉庫でお前の相棒が待っている」と鍵を渡す。そこへ「あたしも一緒に行くよ」「世界のピンチを黙って見てはいられないわ」とヨーコも合流。
・ZEXISでゲッター線とインベーダーの謎に戸惑う渓達、竜馬に質問するも「悪いが、話す気にならねえ」「・・・言葉じゃねえんだよ」「あれを理解するのに必要なのは言葉じゃねえ。自分自身でゲッター線を感じる事だ」と告げる。
・「お前は感じているようだな。ゲッター線の・・・真ドラゴンの胎動を」と竜馬に問いかけられた號、「・・・全ての終わりが始まる・・・」と呟く。そこで真ドラゴンが眠っているとみられる火山島に異変を感知、人間サイズの生命体を3つ確認し、急遽出撃するZEXIS。
・火口に立つ早乙女、「真ドラゴンよ、今こそ目覚めの時・・・!この早乙女の細胞を取り込み、その邪悪な叫びを世界に轟かすのだ!」「目覚めよ、真ドラゴン!世界最後の日を告げるために!!」と檄を飛ばし、コーウェンとスティンガーが進化を連呼して狂奔。
・「インベーダーにその心身を奪われ、進化の方向を見失ったか」と険しい顔で呟くアポロ、「目を逸らすな。あれが誤った道を進んだ者達だ」と戸惑うシリウス達に告げる。そして火口から姿を変じた真ドラゴンが出現。
・ゲッター線の真の力は生命体の進化を促進させる事だと明かす敷島に、「それを知った早乙女博士は奴等をおびき寄せ、そして、撃退するためにゲッターロボを造ったんだ」と隼人が補足。「美しい・・・!だが、これは本来の進化とは全く異なるもの。最早、破壊神ではないか・・・!」と真ドラゴンに呻く敷島。
・続けて出現した大量のインベーダーと真ドラゴンを相手に戦闘開始。
・総員北西に突貫しつつ雑魚打ち減らし、2PP分析、撹乱かけた真ドラゴンをトップエース達が削り始める。
・3PP雑魚殲滅後、マジンガーに再動かけて真ドラゴンに装甲ダウンかけ、分析・撹乱併用してゴリゴリ削り力押し撃破、イベント発生、SRポイントget。
・勝機と見た渓がとどめを刺しにいこうとするものの、號が呻いて立ちすくみ、敷島が「いかん・・・!號が邪悪に進化した真ドラゴンに反応している!」と警告、早乙女博士が「我が下へ来い、號!こうなれば、お前の力で真ドラゴンを覚醒させるのだ!」と呼びかける。
・「あたしがやる・・・!今度はあたしが號を守る!あたしが真ドラゴンを倒すんだ!!」と真ゲッター2で突貫する渓だが、しおらしく「げ、元気・・・!」と呼びかけた早乙女に博士に一瞬躊躇した隙を突かれ、危うい所に竜馬のブラックゲッターが割り込んで庇う。
・「そういうときの顔はガキの頃と変わらねえな・・・」と渓に不敵に微笑む竜馬だが、これ以上の戦闘は無理と隼人が呼びかけ、真ゲッターとブラックゲッターはタワーに帰投。
・「最も危険な男が消えたようだ」とほくそ笑むコーウェン達だが、今度は北東にニア率いるアンチスパイラルが出現。「哀れな・・・」と眉をひそめるニア、「人類がその知性と理性を捨て、獣に堕すれば、スパイラルネメシスは起きないというのに・・・そう・・・。あなた達はゲッター線によって誤った方向へと進化している」と告げる。
・「僕達こそが正しき進化の道を歩む存在」と断言するスティンガー達、より巨大に強く進化して他の全てを滅ぼすと豪語し、ニアも「飢える破壊魔は、知性も理性もない存在・・・。所詮、獣は獣でしかない。だが、その存在はスパイラルネメシスに対する抑止力として使える」とある意味肯定。
・「アンチスパイラルが求めているのは絶対的絶望・・・」と口にしたニアに、超電導ライフルの狙撃がヒット、「しばらく見ないうちに随分つまんない女になったわね、ニア」とヨーコが啖呵切って、キタンと共にガンメンで登場してZEXISに合流。
・「今の私が本当の私・・・人類に絶望を告げるメッセンジャー・・・。それが私の役目」と告げるニアに、「だったら、あたしはそれを打ち破る・・・!子供達が安心してお日様を見て暮らせる世界を取り戻すために!」と応じるヨーコ。
・キタンがリーロンから預かってきた武器をギミーとダリーに渡してグラパール武装追加。・・・出撃してなかったケド。(;゚∇゚)
・一方、真ドラゴンの放つゲッター線が増大して、タワーの切り札使用を決意する隼人。
・動かなくなった號の脳を調べる敷島、「何だ、このニューロン活動電位の高さは・・・!?大脳だけで400億?」「・・・こんなものが真ドラゴンの制御に必要だというのか!?」「早乙女の奴・・・いったい號に・・・號に何を仕掛けたのだ!?」と一人で驚愕した後、渓と凱に號を連れてタワーを脱出するよう指示。
・突貫したタワーで「ゲッター線収集アーム起動!同時にタワー炉心のシールドを解除!」と隼人が号令、真ドラゴンのゲッターエネルギーを吸収。「何という事だ・・・!これは最早エネルギーではない!生命だ!!」と狂喜する敷島、脱出を促す隼人に「先に行け!ワシはまだやる事がある!」と拒み、「このパターンは號のニューロンの活動電位の高まりと酷似している!しかし、あれはシナプスが異常発達したものだ!側頭葉の記憶や大脳辺縁系の海馬に溜まったものを・・・!」「そうか!そういう事だったのか!だから、號と共に生み出されたゴールとブライは・・・!アハハハハ!わかったぞ、早乙女!真ドラゴンは!號は!進化とは!アハハハハ!アハハハハ!」と哄笑。
・そのままタワー爆発、クルーと渓達は脱出し、竜馬、隼人、弁慶が真ゲッターで出撃し、「奴が失ったゲッター線を再吸収する前の今がチャンスだ!」と吠える竜馬。これに対して早乙女博士は、真ドラゴンを再び地下に潜らせ、特別製のゲッタードラゴンことメタルビースト・ドラゴンにコーウェン、スティンガーと共に搭乗して真ゲッターと対峙、初代ゲッターチームを自称し、「真ドラゴンの発したゲッター線の光は宇宙から我等の同胞を呼び寄せる。もうすぐ、この星は我等の楽園と化すのだ!」と宣言、戦闘再開。
・3PP、分析、撹乱、装甲ダウンかけたメタルビースト・ドラゴンをHP49000程度まで削り、熱血トライアゲイン&特攻指揮でドーピングした刹那が、魂トランザムライザーソード再攻撃で瞬殺、イベント発生。
・ゲッターチームに精神攻撃を仕掛けた早乙女博士、ミチルと武蔵を殺したという罪の意識を増幅して悪夢に呑み、「犯した罪・・・それは消し去る事は出来ない!貴様達も死を以って己の罪を償うがいい!」と宣告、幻影のミチルと武蔵が竜馬達の罪を糾弾。
・そこへ「しっかりして、竜馬君、隼人君」と本物のミチルの意志が響き、「・・・あの時、私は既にインベーダーに寄生されていたの。だから、私は私自身を葬るために合体タイミングを故意にずらした。それが今日まで竜馬君と隼人君を苦しめてしまった」と詫びて、正体を現した悪夢のミチルを「消えなさい、悪夢の使徒よ!」と退ける。
・「信じてる・・・。みんながゲッターで未来を切り拓くのを」とミチル、「元気を頼むぜ、弁慶」と武蔵がそれぞれにエールを送り、永遠に一緒と約束して消えてゆく。そこへアクエリオンが近付き、「バアルよ。やはり、お前達は獣だ。人間の持つ優しさや愛を理解できないお前達は太陽を抱く事は許されない。バアルよ!機械天使アクエリオンはお前達の存在を滅する!」とアポロが峻厳な面持ちで宣告、「見せてやるぜ!人間の力・・・生命の力を!!」と普段の調子で啖呵を切って、新必殺技太陽剣炸裂してメタルビースト・ドラゴン瞬殺。
・しぶとく復活するメタルビースト・ドラゴンだが、負けられないと気炎を上げるゲッターチーム。アポロに礼を言う竜馬、「例には及ばん。次元の果てで戦ってきた同志よ」と答えるアポロに怪訝な顔をしつつ、「太陽だ」「誰もが持つ心の中の太陽・・・。それをゲッターと一つにしろ」と示唆を受け、正気に戻ったアポロが「よ、よくわからねえが、要するに・・・全力でやれ!・・・って事だ」と笑い、仕切り直して戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅後、最後にメタルビースト・ドラゴン撃墜して戦闘終了。
・しつこく復活する早乙女博士、「何故、宇宙から我等の同胞は来ない!?」と焦りを見せる。「お前達は人類を過小評価している」とヒイロが言い放ち、「宇宙に現れたインベーダーはホワイトファングが撃退したそうだ」とクワトロ大尉が指摘。
・まずゲッターチームから血祭りに、と意気込んでゲッターチェンジアタックを仕掛ける早乙女博士達だが、あっさり躱して「俺達は目ぇ瞑ってても合体できるんだ」「その俺達から見れば、お前等の合体なんざお遊戯も同然なんだよ!」と言い放つ竜馬。
・アポロが「竜馬!太陽だ!!」とアドバイス、更に號の思念が(ストナーサンシャインを出すんだ。三つの心を一つにしろ・・・!ゲッター・・・ゲッターを信じろ・・・!)と語り掛け、「これで終わりだっ!!」とストナーサンシャイン炸裂、メタルビースト・ドラゴン瞬殺。
・再生が追いつかないと焦るコーウェン等をよそに、「・・・見事だ」と呟く早乙女博士、「ワシの敷いたレールも最後だ!」「後はお前達の手で切り拓け!人類の未来を!!さらば!!」と別れを告げて爆死。
・「・・・やはり、この星の人類は危険な存在・・・」と眉をひそめるニア、「人類殲滅システムをフェイズ2へ移行・・・。より深い絶望を与えるために」と宣告して撤退。
・一方、地下から再び姿を現した真ドラゴンに、俺達を呼んでいると號、渓、凱が乗り込んでいき、心身を真ドラゴンと一体化して制御。真ドラゴンを機能停止させて快哉を叫ぶ渓だが、號はそのまま仮死状態に。
・渓達は號の目覚めを待ちつつ真ドラゴンを監視。タワーの擁したスーパーロボット軍団はシュワルツが指揮を引き継ぎ。ブラックゲッターは3人乗りに改修。
・新たなZONE発見の報がもたらされ、急行するZEXIS。
・カミナシティで、人類殲滅システムのフェイズ2以降を憂うロシウ、スペースダイガン起動を急ぐよう命令、「人類は生き残らなくてはならない・・・。どんな犠牲を払ってでも、たとえ一握りの人間だけになっても・・・そのためなら、僕は・・・一切の感情を捨てる・・・!それが僕の務めだ!」と呻く。

●第45話:次元力
・パレス・インサラウムのユーサー皇子、ZEXISによるインベーダー掃滅の報に「バアル・・・か・・・」と呟き、「果てしなく続く銀河の戦い・・・。その中で知的生命体の天敵ともいえる存在の総称だ」とアンブローンに説明し、どこでそのような知識を?と驚くアンブローン。
・次元科学の禁忌を犯した自分達の贖罪は民に勝利と再世の未来をもたらす事だけ、と言うユーサー皇子、「そして同時に、クロノエイチに記された絶望の未来から民達を守らねばならない・・・」と告げ、インサラウム王家に伝わる禁忌の秘宝こそ文献化された黒の英知と明かして、「あれを背負うのは王たる者に科せられた使命なのだ」と告げる。
・ZONE設置完了の報告を受けて「Zodiac Of New Energy・・・。それが地球に打ち込む事の出来る最後のZONEになるか・・・」と呟くユーサー皇子、「それ故、切り札として心央点となるあの地が対象となりました」と答えるアンブローンに、「破界の王が、この世界に出現したのもそこだったな・・・」と応じ、リモネシアが聖インサラウム王国王都と同緯度、同経度にあると呟く。
・次元獣エスターに勝つしかないと言うユーサー皇子、「もう僕達に帰る祖国はないのだから」と寂しげに呟いた後、ウェインには第一次防衛線を任せ、自身と本陣の守りはルーク・アダモンとマリリンに任せると決定。
・リモネシアに陣取ったルーク・アダモンに「ひっ!」と怯えて悲鳴を上げる市民(元外務大臣)だが、子供達を一緒に逃げるよう促し、「う、うん・・・お姉さん先生!」と答える子供達。あ〜、立ち直ったんだ・・・( ´_ゝ`)
・ZONE前に布陣したインサラウム軍と対峙するZEXIS、ZONE起動を確認し、周辺の物質の崩壊が始まるまでの5分間でルーク・アダモンを突破すべく戦闘開始。
・2PPイベント発生。ルーク・アダモンがアイム・ライアード言う所の次元過重弾、局地的時空震動で対象エリアに別次元の物質を出現させる回避不能の攻撃を、ランダムに2機+周辺へ発動して割合ダメージ発生、以後毎ターン繰り返し。
・2PPマリリン撃破。マリリンは撤退。
・2PP雑魚殲滅後にルーク・アダモン撃破してSRポイントget、イベント発生。ZONEから高エネルギー反応を感知、「やれやれ・・・お別れの言葉を言う間もなくか」とボヤきつつ身を挺して止める覚悟を決めるクロウ。ところが「そうはいきませんよ」とアイム・ライアードが割り込み、ZONEが高めたクロウの力を今日こそもらうと宣告。
・更に「自己破産は許さないよ」とカルロスが輸送機で現れ、「お待たせ、貧乏人。トライア謹製の新兵器を持ってきたよ。その名もZONEブレイカー!こいつを使えば、ZONEのチューニングを乱して、機能不全に陥らせる事が出来る」と告げるや、スフィアでなくDエクストラクターでも起動できると言ってそのまま自らZONEに突貫。
・ゼロがかつてのギアスで真意を問いただすと、流石のトライア博士も時間がなかったため、ZONEブレイカーは使用者の生命を代償とすると明かすカルロス、「こんな欠陥品を受け取るなんて、僕も甘いクライアントだよね」と自嘲。
・止めようとするクロウ達に「でも、同情は不要だよ。僕はいわゆる悪人だからね」と韜晦するカルロス、輸送機でZONEに突入しながら、「君達は優し過ぎる。そんなんでこれからの戦いを勝ち抜けるのか、不安になっちゃうよ。・・・そういう所は嫌いじゃないけどね」と告げ、「これが僕なりのケジメなんだよ」と言い残し、アイムには騙した仕返しと言い放ってZONEブレイカー起動。(;_;)
・カルロスの犠牲によりZONE停止、複雑な想いを噛み締めつつその死を悼むZEXISの面々。
・思惑を外されたアイム、「・・・よくも・・・」と一瞬険しい形相で呟いたものの、「・・・つまらない事をしたものですよ、彼も」といつもの調子で冷笑。
・「馬鹿野郎が!自己満足で俺に返せない借りを背負わせやがって!!」と苛立つクロウ、スフィアの力を引き出しつつ「カルロス!これはお前への別れの言葉代わりだ!」と叫び、「俺とVXとリ・ブラスタが、今一つになる・・・!」と新必殺技アンブレイカブル・フルクラム炸裂、アイムを瞬殺し、「お前が見たがっていたもの・・・。こいつが借金すら帳消しにした俺の生き様だ」と亡きカルロスに語りかける。
・「リ・ブラスタのスフィアの力・・・。クロウはそれを完全に引き出したというのか・・・」と驚くロジャー。
・「カルロス・・・。お前が持ってきたVXの最後の扉が、今、開いた」と呟くクロウに、「そう・・・それですよ、クロウ。私が待っていたのは、あなたのその力です。あなたの強い力が新たな目覚めを呼ぶ。私には、それが必要なのです」としつこく絡むアイム。
・そこへ、北東にユーサー皇子率いるインサラウム増援が出現、アイムを敵と断じつつ、インサラウムに力をもたらした恩故にこの場は見逃すと宣告、減らず口たたきつつアイム撤退。その様子に不審を覚えた刹那、「わからない・・・。だが、俺の中の何かが違和感を告げている」と戸惑う。
・「聞け、ZEXISよ。我が名はユーサー・インサラウム!聖インサラウム王国国王、キング・インサラウム72世の一子にして現インサラウムの統治者である!」と改めて名乗りを上げるユーサー皇子、切り札ZONEを停止させたZEXISを成敗すると宣言。
・戦列の端に控える次元獣エスターに、「凶悪次元獣軍団の端っこにちんまりとダモンがいるとはな・・・見てらんないぜ、エスター。とっつかまえてミルクをやらねえとな」と不敵に笑うクロウ、ZEXISの仲間達と共に、せめて次元獣エスターを捕らえる決意を固めて、戦闘再開。
・ユーサー皇子が戦闘時セリフイベント。「王の証、ジ・インサリアス・アークライナス・・・。そして、宝剣コールブランド・・・この生命を預ける・・・!世に王たる資格があるのなら、その力を貸してくれ!」と呼びかけるユーサー皇子。
・次元獣エスター撃破してイベント発生、割り込んで庇うユーサー皇子に後退を命じられて次元獣エスターは撤退、「何の真似だ、そりゃ?」と呆れるクロウに、彼女は自分に必要と言い張るユーサー皇子。
・4PP、雑魚殲滅後にユーサー皇子を撃破して戦闘終了。
・「ジ・インサリアス・アークライナス・・・!まだ余に、その資格はないのか!」と歯嚙みするユーサー皇子。駆けつけたウェインが庇いつつ、アンブローンがパレス・インサラウムから停止したZONEに次元力を注入、ZEXISだけを転移させるべく次元境界線を歪曲。ところが、クロウが突貫してZONEを攻撃、次元境界線の収束バランスを崩した結果、一帯まるごと時空震動で転移。
・意識を取り戻したクロウ、以前ケドラに跳ばされた白く不毛な大地にいる事に気付き、近くにZEXISの機体も感知。そこへパールネイルで飛来したマルグリット、「ここは私達の祖国・・・。かつて聖インサラウム王国と呼ばれていた地・・・」と呟く。
・シカゴのスコートラボでZEXISの行方を案じるトライア博士、ZONEブレイカーによるZONE停止成功を祝福され、「・・・VX解析の副産物みたいなもんさ。それに面白い研究素材が手に入ったんでとりあえずの完成までこぎつけた」と説明したものの、「・・・カルロス・・・馬鹿野郎が・・・これがあんたのケジメのつけ方かよ・・・。笑わせるんじゃないよ・・・」と独り悪友の死を悼む。

●第46話:失われし聖王国
・廃墟でアネモネから話を聞いたガイオウ、自分の記憶とつなぎ合わせてだいたいの事はわかったと告げ、「あなたはご自分の使命をお果たしになるの?」と問われて「それしか知らん男だからな」と不敵に笑う。「あなたは希望を持つ者なのね」と評するアネモネ、「そうじゃねえ。俺は希望を守る者・・・いや・・・守る者だった」と応じるガイオウに、ジ・エンドを連れていくよう勧め、「構わないぜ。俺も少しばかり隣が寂しくなってたんでな」とガイオウ快諾。ホットドッグで懐柔されたジ・エンドに「行きなさい。きっと彼は、あなたの力を必要とします」と送り出すアネモネ、「あなたの旅が実り多きものである事を祈っています」と祝福して見送り、「次元の将・・・。全てを失いながらもあなたは戦い続ける。全ての宇宙に真の安らぎが訪れるその日まで・・・」と呟く。
・パレス・インサラウム墜落の混乱に乗じて脱出しZEXISに合流したマルグリット、不測の事態に対してアンブローンがルート確立しているインサラウムへの転移を選んだと推測、インサラウムがZONEにより死の大地となった事を明かす。
・聖インサラウム王国は先史文明を解析して得た技術を応用して発展したものの、その文明の根幹を成していた次元科学は王家により禁忌とされていた。ところが、異次元から現れた破界の王によって多くの民が生命を落とし、アークセイバーの7割が次元獣化。
・破界の王に蹂躙されたインサラウムで、科学長官アンブローンは次元科学のさらなる探求を進言し、地脈に沿って未完成のZONEを建設したものの、制御できずに暴走、爆発的なエネルギーが大陸を消滅させ民と文明を壊滅、残された5億の民は次元の狭間に建造した間に合わせのコロニーに逃げ込み、辛うじて生存。
・その後、アイムと接触したアンブローンは次元科学の探究を進め、ZONEとDエクストラクターが完成、ユーサー皇子を丸め込んで宰相となり、他世界侵略開始。
・マルグリット、禁忌の次元科学を究めようとするアンブローンの野望のためと非難、奴は先史文明の遺産の管理者たるユーサー皇子の戦死を望んでいると断定、元凶たるアンブローンさえ討てば戦いは終わると進言。・・・あれ?(゚д゚;)
・パレス・インサラウムが地上に降りている今が好機と、エウレカとエスターの救出作戦を決行するZEXIS。星刻が指揮するクロウ、竜馬、シモンら武闘派が突入、ゲイン、ヨーコ、ミシェルらスナイパー&高火力の面々が後方から火器支援、エレメントやサンドラット等が陽動、キリコと黒の騎士団が兵員輸送を担当。
・己の無力を噛み締めるレントン、「お前も来い」とキリコに声をかけられ、フィアナにも大切な人を自分の手で救い出すよう勧められたものの、「でも、俺が行ってもみんなの足手まといになるだけで・・・」と躊躇。「想いだけでも、力だけでも・・・」と口にするアスラン、「力は俺達がやる。お前には想いをやってもらう」と告げ、アレルヤがレントンのバックアップを買って出る。「君が自分で決めるんだ」とゼロに促されたレントン、「俺・・・行きます!」と決意を露にし、タケルやシモン達も協力を約束。
・(いい目をしている・・・。幼き頃のシェーヌを思い出す・・・)とレントンの健気な瞳に感慨を抱くマルグリット、インサラウムを救うために全力を尽くすと誓い、パレス・インサラウムの現在位置はかつて王都のあった場所だと明かす。
・ZEXISのものと思しき一団を発見したパレス・インサラウムのアンブローン、マリリンらFBが転移してこなかった事に苛立ちつつ兵を差し向け、陽動成功。マルグリットの案内を受け、警備兵を蹴散らしつつブリッジに至った突入部隊は、アンブローンと対峙。ところが、「黙れ、奸臣め!」と迫るマルグリットを、駆けつけたウェインが阻み、アンブローンは逃走。
・「俺の戦友はやらせねえぜ、ウェイン」と割り込んだクロウに、「ナイフ1本で俺の剣先を流すとは・・・!」と驚くウェイン、「このパレス・インサラウムは俺達の城だ!そこに踏み入った賊はナイトオブナイツの俺が斬る!」と宣言。
・ウェインの相手をマルグリットに任せてクロウはエスター救出に。一方、奸臣の言葉に乗せられたと非難するマルグリットに、「わかってねえな、マルグリット・・・」「この戦い・・・全ては殿下のご意志なんだよ!」と断言するウェイン。
・特殊格納庫にたどりついたクロウ、次元獣エスターに話しかけて反応するのを確かめ、「今、そこから出してやるからな」と声をかける。そこへやってきたユーサー皇子、「彼女は私にとって必要な存在なのだ」と制止するものの、気が変わったか「・・・君に彼女を託そう」と言い出し、「彼女を救えるとしたら、それが出来るのは、おそらく君だけだ」「スフィアを発動した君ならば、彼女を人間に戻せるかも知れない」と告げる。
・一方、研究所にたどりついたレントンはエウレカと再会、「迎えにきたよ、エウレカ!」と微笑み、共に脱出。
・アンブローンはZEXIS本隊を迎え撃つべく次元獣を展開し、ZEXISも出撃。クロウは連絡なし、マルグリットがフォローに。
・脱出したレントン達が次元獣に発見され危地に。その時「はきゅ!」とジ・エンドが現れて次元獣を威嚇、ニルヴァーシュも「もきゅ!!」と勝手に出撃して駆けつける。「行こう、みんな!俺の・・・俺達の大切な人のために!うおおおおおおおっ!ねだるな・・・!ねだるな、勝ち取れ!さすれば与えられん!!」と叫ぶレントン、SpecVに進化したニルヴァーシュに乗り、「一緒に行こう、エウレカ!俺は君が大好きだーっ!!」と大告白。(*´Д`*)
・一時は心通わせたエウレカ逃走の報に「・・・よい」と優しく微笑むアンブローンだが、「全軍、攻撃開始!このインサラウム城の前で無様は出来んぞ!」と檄を飛ばし、戦闘開始。
・1PP、雑魚18機撃ち減らしたところで、再動で突貫した∀の魂MAP月光蝶でグリンガル×6を一掃して敵24機撃墜、イベント発生、SRポイントget。
・パレス・インサラウム付近に出撃したユーサー皇子、クロウ達を逃がした事を「何も言うな、ウェイン。あれが余の中に残っていた最後の甘さだ。それを切り捨てた今、余は全てをインサラウムに捧げる!」と決死の形相で誓う。
・ロジャーがネゴシエイターとして前面に立ち、安住の地を求めるインサラウムの望みに理解を示した上で平和的に向けた会談を申し入れるものの、「ZEXISは我等を恐れ、卑怯にも戦いから逃げようとしている!余は決して退かぬ!どのような困難が待ち受けようと、聖王機と共に我が敵を討つのみ!」と聞く耳もたないユーサー皇子。
・そこへ次元境界線を歪曲どころか破壊して、破界の王ガイオウ出現、「ここに来るのも久しぶりだな」と不敵に笑い、「二つの世界の戦士達のぶつかり合いを見物に来たんだよ」「・・・今回はトーナメントじゃねえ。俺がマッチメイクした対戦だ」と言い放ち、「ZEXISとアークセイバー。勝った方を俺の配下にする。真戦を・・・お前達の言う黒い歴史の再来を防ぐために・・・!」と宣言。
・怯えるアンブローンと逸るウェインを抑えて前に出たユーサー皇子、「覚えているぜ、その王冠付き」と不敵に笑うガイオウに、「今こそ余は貴様を討つ!ジ・インサリアス・アークライナス!そして、宝剣コールブランドよ!余に王の証を!!」と叫ぶや、スフィア尽きぬ水瓶を発動して宝剣コールブランド一閃、ガイオウを瞬殺。
・「ついに・・・!ついにコールブランドが抜けた・・・!」と感動するユーサー皇子、「ジ・インサリアス・ラークライナス!インサラウムの聖なる水瓶よ!余を真の王と認めたか!」と雄叫びを上げる。そこへアイムが出現し、ユーサー皇子がスフィア・リアクターである事を確信するロジャー。
・「尽きぬ水瓶よ!あなたの目覚めを歓迎します!」と呼びかけるアイム、「尽きぬ水瓶・・・。その目覚めはあらゆるスフィアの中でも最も困難なものの一つ・・・あなたがここまで達するのに私は随分と骨を折ったものです」と嘯く。「偽りの黒羊・・・お前が破界の王に取り入り、アンブローンを惑わせたのは、全て余の・・・聖王機のスフィアのためか」とアイムのスフィア名を見抜くユーサー皇子。
・破界の王の言葉にメモリーを刺激されたドロシーが「・・・真戦・・・烙印・・・次元の将・・・」「いけない・・・このままでは・・・」と呟き、「わかっている・・・!あの男をこれ以上、野放しには出来ない!」と決意するロジャーがアイムと対峙。「ロジャー・スミス!破界の王の言葉がメガデウスの心の封印を開けたというのですか!」と応じるアイムに、「真偽は定かではない。だが、ドロシーとビッグオーは私にお前を討てと言っている・・・!そして、私も同じ意見だ!」と咆哮するロジャー、「ロジャー・スミスの名において君を断罪する!!」とファイナル・ステージ炸裂、アイム瞬殺。
・「くっ・・・!破界の王の存在がメガデウスの封印を解くとは計算外でした!だが、いいでしょう。私の目的はこれで達成されたも同然です・・・!尽きぬ水瓶!そして、揺れる天秤よ!あなた達のスフィアはいずれ私がいただきに参上します!それまで、その因子をお互いに高める事を願います!」と言い放ってアイム撤退。
・ユーサー皇子、スフィア・リアクターの宿命故でなく、インサラウムの王として敵であるアイムやクロウと戦うのみ、と宣言したものの、次元獣エスターを連れて出てきたクロウに「試してみたい事がある」と告げる。スフィアに刺激されたせいか何となくわかる気がする、と応じるクロウ、「俺一人では無理でも、あんたと俺の二人なら出来るかも知れない」と言って、ユーサー皇子とクロウが次元獣エスターを挟む形に移動。
・ユーサー皇子「そなたの強い意志と余の想い・・・。それがスフィアの力を引き出せば・・・」、クロウ「やれるかも知れねえ・・・」と共にスフィア発動。「全てがわかる・・・。これが源理・・・始原の法・・・」「全ての次元の制御は、全ての事象の破壊と創造・・・」と呟くユーサー皇子、「彼女と人造リヴァイヴ・セル・・・。その不完全な交わりを解く事も・・・!」と気合を込め、光が全てを包み込む。
・エウレカ「強い心と優しい心・・・。それが今、一瞬だけ扉を開いた」、ドロシー「それが源理の力・・・」、ロジャー「オリジン・ロー・・・」とそれぞれ呟き、遂にブラスタEsに乗ったエスターが復帰。
・「殿下にはやるべき事がございます。聖王機とコールブランドで」とウェインが前に出て、「・・・再世の未来で待っておるぞ」とユーサー皇子はパレス・インサラウム共々撤退。アンブローンが残していった増援と共にZEXISと対峙するウェイン、「我が名はウェイン・リブテール!アークセイバー、ナンバー1にしてナイトオブナイツの名を賜った騎士!インサラウムに仇なす者は、この俺とディアムドが討つ!」と見栄を切る。
・「あたしだって、やるんだ!」とエスターも言い張ってクロウと共に参戦、戦闘再開。
・ウェインはエースボーナスで毎ターン直感使用。
・マルグリットがウェインと戦闘時セリフイベント。「殿下はどこに向かおうとしているのだ!?」と問い詰めるマルグリット、「既にお前はアークセイバーを追放された。それを知る資格はねえよ」と拒むウェインに、「殿下が民をも巻き込み、戦いを続けるなら私は正義の名の下にアークセイバーと戦う!」と宣言。「それでこそだ、真珠の騎士マルグリット!あんたは最高にいい女だぜ!」と猛々しく笑み賞賛するウェイン。
・3PP、雑魚掃滅後、装甲ダウンと分析かけたウェインをロラン、フィアナ、カレンで瀕死まで削り、エンブレム積んどいたマルグリットで撃墜、戦闘終了。
・「俺の・・・負け・・・だ・・・。だがな・・・!」と王宮廃墟に向かう瀕死のウェイン、まだ稼働していたインサラウムのZONEが今しも王都を飲み込もうとしていると明かし、この空間ごとZEXISを巻き込んで刺し違える覚悟を示す。単なる足止めでなく戦って勝つつもりだったと告げるウェイン、「胸を・・・張れよ、クロウ・・・。お前等は・・・ナイトオブナイツに・・・勝ったん・・・だから・・・よ・・・」と素直に賞賛。同じく戦いの中で心を通わせ合ったと認めるクロウ、「・・・お前の存在は俺の中に刻まれた。最強の騎士の名と共に」と別れを告げる。
・エウレカ達の気持ちに応えてイマージュが助けに現れたものの、ウェインを救助しようとするマルグリットを一喝して制するウェイン、「俺はナイトオブ・・・ナイツだ・・・。この国と・・・運命を共にする・・・フ・・・殿下には・・・悪いが、この城とディアムドが・・・俺の墓標・・・だ」と言い残し、「行けよ、クロウ・・・。そして、ZEXIS・・・お前達に守りたいものがあるのなら・・・絶対に・・・負ける・・・な・・・」とエールと共に送り出す。
・イマージュと共にZEXIS撤退。見送ったウェイン、「俺が・・・最後のナイトオブナイツになっちまった・・・ぜ・・・」と己の不甲斐なさを詫びつつ、「だが・・・最後にいいものが・・・見られた・・・。コールブランドが・・・抜けたのは・・・開祖・・・インサラウム・・・一世以来だから・・・な・・・」と微笑み、「土は土に、灰は灰に、塵は塵に・・・。俺は・・・インサラウムと・・・一つになって・・・再世の・・・未来を・・・祈って・・・いく・・・少しは・・・褒めて・・・くれよな・・・師匠・・・旦那・・・」と呟きご臨終。
・一方、リモネシア共和国に戻ってきたZEXISの前にDr.ヘルが出現、「これこそワシ自ら造り上げたバードス島最強の力・・・!その名も機械獣あしゅら男爵じゃ!」と自慢しつつ、「ワイズマンは消滅し、インベーダーは去り、インサラウムは切り札を破られた。今ここにワシはお前達と決着をつけるべく、最後の意志の確認に来た」「兜甲児よ!大神ゼウスの遺産である光子力の全てをワシに渡すのだ!」と通告。きっぱり拒む甲児に、5日後の太陽が一番高く上がった時に光子力研究所で決着をつけようと挑戦。

●第47話:死線!総攻撃Dr.ヘル!
・くろがね屋のつばさ女将、暗黒寺刑事が身を潜めて尾行しているのを見抜いて声をかけ、「あの男はあんたに何を命じたんだい?」「あんたがガミアと一緒にあたしの周辺をかぎまわっているのは知ってるんだ。あの殺人アンドロイドを造ったのは、奴なんだろ?」と十蔵の関与について問い詰め、回答を拒む暗黒寺にDr.ヘルとの決着の後でじっくり時間をかけていぶり出すと宣言、「一緒に見届けようじゃないのさ。Dr.ヘルと兜家の因縁の決着・・・その第一幕をさ」と不敵に笑う。
・バードス島のDr.ヘル、あしゅら男爵、ブロッケン伯爵、ピグマンに光子力研究所攻撃を命じて送り出す。ゲシュタルト、あしゅら男爵が時限爆弾に等しい存在だと揶揄し、小百合に憑依したムゲも「あれが儀式を執り行う事がないように凍結・・・または処刑してしまえば済むのに」と冷笑。
・この星の王としてバアル等と戦うために必要な力だと言い返すDr.ヘル、バードスの杖であしゅら男爵をコントロール可能と説明し、「お前達こそ、いいのか?あしゅらに協力すれば、かつての同志、『荒ぶる神』を復活させる事も出来よう」と指摘。小百合(ムゲ)は過去の事など興味はないと言い捨て、ゲシュタルトも「今の黒の英知の継承者はあなただ」と告げる。
・復帰したエスター、クロウへの想いを揶揄されて赤面。巻き込まれてカマかけられたマルグリットも赤面、図らずも真意を露呈し、悪趣味と呆れられつつ、エスターに「一緒に頑張ろうね」と微笑む。
・光子力研究所で機械獣軍団を迎え撃つZEXIS。ただ甲児に勝ちたい一心を熱く語るあしゅら男爵に、甲児も真っ向受けて立ち、戦闘開始。
・ボスがマップ南東角からN1W1に行ってイベント発生。つばさ女将が差し入れと言って、超合金Zget。
・3PP雑魚殲滅。
・3PP、ピグマン倒してイベント発生。光子力研究所に突入したピグマンが「ハハハ!怯えろ、泣け、逃げ惑え!それら全てが私の力になる!我が暗黒の呪術が、光子力研究所を内部から破壊してくれる!」と哄笑。そこへ「そうはいくかよ!」と暗黒寺刑事とガミアQ3が割って入りピグマンに痛撃。
・驚愕するピグマン、「そ、そうか!全てわかったぞ!ガミアが存在する事も・・・!この男ごときが私の身体を蝕む弾丸を持っている事も!」と得心、「あの人からのスペシャルプレゼントを気に入ってくれたようだな」とほくそ笑む暗黒寺刑事を尻目に「何としても、この事をDr.ヘルに知らせねば!」と焦って逃走を図るものの、「往生際が悪いんだよ!」と暗黒寺刑事に撃ち倒される。
・「とりあえず、研究所は守ったぜ。このまま、あれを使わずに済めばいいがな」と仄めかす暗黒寺刑事に、「知っているのだな・・・。この研究所の秘密を・・・」と呟く弓教授。(そういうわけだ。今回だけは俺達で何とかなったぜ)と独白する暗黒寺刑事。
・3PPブロッケン撃破、特にイベントなし。
・3PP、あしゅら男爵倒してイベント発生、SRポイントget。脱出したあしゅら男爵を見逃してやる甲児だが、暗黒寺刑事が追いすがり、「国家権力の使者、暗黒寺刑事・・・。今はある人の依頼で動いているがな。あしゅら・・・!お前はここで俺が逮捕するぜ!」と宣告。ところが「やめとけ」とガイオウが割り込み、「お前は、まさか!?」と驚くあしゅら男爵に、「トリスタン、イゾルデ・・・。俺の事を少しは覚えているようだな。お前の記憶・・・俺が取り戻してやるぜ」と不敵に笑い、「次元将!」と驚愕の叫びを上げるあしゅら男爵。
・一方、「・・・やはり、あの戦力ではZEXISは倒せないか・・・ならば、ワシ自らが出るしかあるまい!」とDr.ヘルが巨大機械獣・地獄王ゴードンで出現、「この地獄王にはバードス島の全てが収められているからな」と勝ち誇るや、光子力研究所へ突貫して痛撃、「研究所たる器は要らぬ!その地下に眠るジャパニウム鉱石さえあれば、我が目的は果たされる!」と言い放つ。
・光子力はバアルと戦いこの世界を照らすための古の神の力だと言うDr.ヘル、バードス島に眠っていたゼウスの腕が同じ光子力を秘めた富士の地下のジャパニウム鉱石に反応して、重なるはずだった二つの日本の片方を太平洋へ押し出したと明かし、「全てはいずれ起こる真戦に向けてこの世界に眠る光の力を守るためよ。そして、それを託されるべきはこのワシ、Dr.ヘルをおいて他にはないのだ!!」と言い放つ。
・「お前のように科学を悪用する者にそのような事を口にする資格はない!」と啖呵を切った弓教授、「十蔵博士!今こそ、その封印を解かせていただきます!」と呼びかけるや、光子力研究所を押しのけて地中から巨大要塞出現、「光子力の光子力による、光子力のための科学要塞研究所!」と見栄を切る。
・Dr.ヘルが南西に移動して機械獣軍団を召喚し、戦闘再開。
・5PP、雑魚殲滅後にDr.ヘルを囲み、脱力で気力100まで落として装甲ダウン、分析、撹乱併用、集中攻撃で撃破、戦闘終了。
・機械獣ゴードンを瞬く間に再生するDr.ヘル、「このゴードンは次元力も使っている!これこそが黒の英知の継承者の力よ!恐れおののくがいい!」と勝ち誇る。ところがそこへ「盗人猛々しいとは、まさに貴様にこそ相応しい言葉だな」と割り込んだあしゅら男爵、ゴードン内部のDr.ヘルの前に現れて獰猛に笑い、記憶を取り戻した事を明かすや、不意打ちでバードスの杖を弾き跳ばして「これで私を操る術はない!」と告げ、「Dr.ヘル!私の・・・いや、ミケーネの神々全ての恨みを晴らさせてもらうぞ!」と宣告。
・「・・・私は完全に記憶を取り戻した」と甲児達に真相を語り出すあしゅら男爵、バードス島の遺跡で目覚めさせられた際、恩義を植え付けて服従させるためそれぞれの身体の半分をDr.ヘルが薬品で腐らせ、後からやってきた錦織つばさに治療させたと明かし、「そして、今の私は怒りで燃えている!我が愛する妻イゾルデを・・・!我が愛する夫トリスタンを・・・!そして、我等ミケーネの全てを奪ったDr.ヘルに対する怒りで!」と憤激、「私は今日の今日まで仇敵の犬として生きてきたのだ!」と自嘲。
・「だから、頼む!私に力を貸してくれ!Dr.ヘルを倒す力を!!」と懇願するあしゅら男爵に、「よし・・・!来い、あしゅら!!」と甲児が応じて、目覚めたオジイちゃんも発奮、弓教授に準備を呼びかける。「全ロケットパンチ、発射準備完了!」と弓教授が号令、あしゅら男爵が地獄王の次元コンバーターをピンポイントで狙い、「この拳で未来を掴む!」と新必殺技ロケットパンチ100連発が炸裂!
・「お、お前達は必ず後悔する!こ、この星はワシがぁぁぁぁっ!!」と絶叫してDr.ヘル爆死。これで日本も平和になると微笑む竜馬達だが、そこへ「果たして、そうかな?」とコーウェン&スティンガーが出現。
・コーウェン&スティンガー、真ドラゴンをマーカーに同胞を銀河から呼び寄せるのには失敗したが、この星に眠っていた仇敵の光の力に気付けば同胞はきっとやってくると告げ、「その時が・・・!」「世界最後の日になる!」と宣告して撤収。
・「ま・・・物騒な客人のおかげで最悪の事態だけは避けられそうだがな」とつばさ女将に告げる暗黒寺刑事、「兜家の呪われた宿命の第一幕は終わった。・・・もっとも第二幕が上がるかは、わからねえけどな・・・」と言い置いて立ち去る。険しい顔で剣造の真意を訝しむつばさ女将。
・あしゅら男爵もどさくさに紛れて姿を消し、(俺も戦い続けるよ。ゼウスの遺した光子力とおじいちゃんの遺したマジンガーZで)と亡き十蔵に誓う甲児。
・一方、真ドラゴンの中で仮死状態の號、(来る・・・)と渓達に伝え、新たな敵の出現を警戒する渓達。
・姿を消したあしゅら男爵、ガイオウに「この姿ある限り、私はミケーネの神々の怒りと無念さを忘れない」と告げ、「・・・やるのか?」と問われて「バアルの襲来が近い。今はまだその時ではないだろう。もっとも、あなたがいればそのような心配も不要だろうがな」と不敵に笑い、どうだろうなと険しい顔のガイオウに「健闘を祈らせていただきます、次元の将よ。そして、いつかまた、共に銀河をかける日が来る事を・・・」と言い置いて立ち去る。
・「悪いな、あしゅら・・・。そんな日は、もう来ねえかもしれないぜ・・・」と不敵に笑うガイオウ。

●第48話:ゴッドブレス・ユニバース
・アロウズと反連邦勢力やインサラウム、ホワイトファング等の抗争が激化の一途をたどる中、大塚長官のおかげで日本はアロウズと一線を画して専横を退け、独立した指揮系統を保持。邪魔者として暗殺者を差し向けられたが自ら撃退した、と言う大塚長官に驚く佐伯やスメラギさん。
・ケンジからデビルリングの事を聞いて息子タケルの身を案じる静子だが、「この生命が尽きる時までマーグとの約束だった宇宙の平和のために戦うつもりだ」と明るく誓うタケルに、「これだけは忘れないでください。あなたが私の愛する息子であるという事を」と静かに告げる。
・シェリルも消息不明となったトゥウィンクルプロジェクトに独り残ったランカだが、野外コンサートで「ごめんなさい、皆さん・・・。私・・・もう歌えません・・・」と立ち尽くし、会場は大混乱に。
・「どいてな、ランカ」と割込んだバサラが「俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」とDynamaiteExplosion熱唱、一時は暴動になりかけた聴衆も一気に引込み事なきを得る。ステージをすっぽかさないだけバサラよりマシ、とこっそりランカを慰めるレイ。「あいつの場合、ランカちゃんを助けるとかじゃなく、ただ歌いたくなっただけだろうがな」と苦笑するクロウ。
・「歌は心を映す鏡のようなものです」と言うラクス様、以前は愛に満ちていたランカの歌から、最近は不安や悲しみを感じると指摘。
・「シェリルも去り、ナナセさんも入院している今、精神的に不安定になるのは仕方のない事ね・・・」と慰めるグレイスだが、内心では(感情レベル、マイナス8.1・・・。これでは使い物にならないわね。バジュラのネットワークのプロトコル解析も遅々として進まないというのに・・・)とボヤく。独り残されたランカ、「・・・苦しいよ・・・アルト君・・・シェリルさん・・・。こんな気持ちじゃ・・・私・・・歌えない・・・」と嘆く。そこへ現れた木下がランカを拉致。
・一方、沙羅の前に現れた小百合も、逃げてきたと騙して近付き、不意打ちで沙羅を拉致、駆けつけた忍に「私は中央情報管理センターで待つ。ランカ・リーの力を使い、新たな世界を創造するために」と告げ、新たな次元の創造が始まると哄笑して姿を消す。
・中央情報管理センターに駆けつけたZEXIS出撃、次元境界線が不規則に歪んでほぼ異次元化し、建物も異形化してムゲの居城に。
・「あの娘の歌は本来は生命の力・・・。この世界を構成するプラスの力だ」「だが、光ある所に闇が生まれる。生命の力は、マイナスの力・・・すなわち、暗黒の力と表裏一体の関係にある」と告げる小百合、「あの娘の心は今、闇に堕ちようとしている。それを増幅させる事で絶対の暗黒の力がそこには生み出される!」とほくそ笑み、情報管理センターのシステムとシンクロしたムゲ本体が莫大な情報をエネルギーとしてランカのマイナスの力を後押し、暗黒の神として新たな宇宙を創り出すと豪語。
・ムゲに情報のエネルギーを奪われて世界中のネットワークにトラブル発生。次元崩壊前にランカを救出しようと闘志を燃やすZEXIS、暗黒の力で生み出された下僕達相手に戦闘開始。一方タケル、アルトと獣戦機隊は突入部隊としてランカ、沙羅の救出に。
・「下らないぜ」と言下に切り捨てたバサラ、「何が暗黒だ!そんな暗い空気は俺の歌が吹っ飛ばしてやるぜ!」と吠え、ガムリンも「要するに強いハートがあれば、あんな奴等には負けないんだ・・・!」と気炎を上げる。
・1PP敵7機まで討ち減らして無限増援初回出現。
・4PP反撃で敵50機撃墜してイベント発生、SRポイントget。沙羅だけは助けたいと微笑む小百合、愚かな人間は優れた統率者に完全管理される必要があると説き、ヴェーダの情報統制を破壊して全情報ネットワークを支配するプログラムを発信して新たな宇宙を生むと説明、怯えるランカに「怯えなくてもいいのよ。あなたは私の手により新たな歌姫として生まれ変わるの。そう・・・暗黒の歌姫としてね」とほくそ笑む。
・一方、突入部隊は無限に湧いて出る暗黒の信者に苦戦。タケルが独り残って敵を引きつけ、アルトと獣戦機隊は突貫。
・命懸けの超能力フルパワー衝撃波で何とか敵を一掃したタケルだが、デビルリングに蝕まれて力尽きたところへゲシュタルトのメタールが現れ、とどめをさしてやろうと哄笑。
・沙羅の声に独り誘き出された忍、待ち伏せていた木下をマシンガンで蜂の巣にしたものの、サイボーグの正体を現した木下に怪力で絞殺されかけピンチに。「負けるな、忍!こんなのあんたらしくないよ!」と泣きながら叱咤する沙羅、「忍・・・だから、死なないで!あんたが好きなの!!」と思わず心情を吐露。「うおおおっ!!やってやるぜ!!」と気合爆発させ木下を振りほどいた忍、「ムゲ野郎の手下にはわからねえだろうな!これが愛の力ってやつだ!」と啖呵を切る。(*´Д`*)
・更に亮達も駆けつけて獣戦機隊の一斉攻撃で木下瞬殺。「・・・嬉しかったぜ、沙羅。俺も同じ気持ちだ」と想いに応えた忍、沙羅と熱く見つめ合い、生温く見守る亮達。(^^;
・一方、アルトは協力を買って出たブレラ、グレイスと共に中枢へ突入、ランカと再会。「私は電脳の世界と現実の世界の二つに生きている。そのどちらも私であり、私ではない。つまり、私の真の姿を見極めるのはお前達では不可能なのだ」と言い放つ小百合、「その女の存在は私と同質だ。そして、その精神も」とグレイスを指し、理解できず戸惑うアルトをせせら笑う。
・沙羅救出の報を受けたZEXIS、バサラが「わかるぜ!そこかよっ!!」とセンターに突貫、「行くぜ、暗黒野郎!俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」と"TryAgain"熱唱。
・「くっ・・・!何なのだ、これは!?やめろ・・・!その歌をやめるのだっ!!」と苦悶する小百合に、「プラスの力である彼の歌がマイナスの力・・・暗黒の力を打ち消している・・・!」と感嘆するグレイス。
・苦し紛れにランカを人質にする小百合だが、ランカになついている謎生物あい君が割って入るや、巨大なバジュラに変じてランカを庇う。「こいつ・・・バジュラの幼生だったのか!」と驚くアルトが警戒するものの、「違うの、アルト君!あい君は違うの!!」とランカが制する。
・小百合は逃走、ブレラとアルトがランカを庇って脱出。独り残って見送るグレイス、「既にバジュラを手なずけていたとは・・・。さすがね、リトルクィーン。暗黒の歌姫・・・。フフ・・・悪くないキャッチフレーズね」とほくそ笑み、「ムゲ・ゾルバドスと言ったかしら・・・。私についてベラベラと語ってくれたのは気に入らないけれど・・・ランカ・リーを利用しようとしたあなたなら、きっと私が求める最後の答えも知っているはず」と呟き、バジュラを制御してそのネットワークを手に入れる方法をムゲ本体のシステムで検索。
・ムゲの逃走を察知して呆れるゲシュタルトの前に、「そう・・・。愛の力の前にムゲ帝王も敗北したのだ」とバラの騎士登場、「マーズ、生き抜け。デビルリングの重圧に負けてはならぬ」「私はお前を守る!そして、お前は宇宙全ての平和のために戦うんだ」と激励。その言葉に思い当たったタケル、「俺に力を貸してくれ!」と手を取り合い渾身のダブル衝撃波でゲシュタルトを撃退。
・ひとまず役目が終わったと仮面をとったバラの騎士の正体はロゼ、マーグが自分の身体を借りてタケルを助けていたと明かし、「マーグは私にこう伝えていたわ。光が暗黒を打ち破った時、デビルリングは消滅すると」と伝える。闇と戦う決意を新たにするタケル。
・「神を恐れぬ不届き者共め!」「もうこの娘の身体は必要ない!我は復活し、この場にいる者全てを滅ぼしてくれる!!」とムゲ・ゾルバドス本体がセンター前に出現。駆けつけた忍ら獣戦機隊が「うるせえんだよ、ムゲ野郎!」と啖呵を切り、タケルも出撃、ロゼはコスモクラッシャーに搭乗。アルトはランカを案じて追いかける。
・「ダンクーガ・・・。神の名を騙る愚か者め」と罵るムゲ、「私は、この地球の力を得て、完全無欠の神となる」「そして、愚かな人間達を私の世界へと導く。それが黒の英知を所有する者の務めだ」と言い放つ。悪党のボスには黒の英知が必要らしいと皮肉る竜馬だが、(違う・・・。よくわからねえが、俺の直感が何か違和感を訴えてやがる・・・!)とクロウ独白。
・「うるせえな!不完全だろうと完全だろうと、俺の歌には関係ねえんだよ!」とバサラが言い放ち、「覚悟しやがれよ、ムゲ!やぁぁってやるぜっ!!」と忍が気合入れて、増援相手に戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅後、ムゲHP8割切ってイベント発生。「確かにそのマシンの力はダンクーガと呼ばれるに相応しいだろう。だが、搭乗者はどうかな?」と葵に直接精神攻撃を仕掛けるムゲ。
・「・・・あたしは・・・要らない子だったの・・・お父さん・・・お母さん・・・どこ・・・?」とトラウマを突かれて退行する葵だが、「惑わされるな、葵!奴はお前の弱さにつけ込んでくるぞ!!」と忍に叱咤され、チームDの面々も口々に葵を支えつつ、くららが「もしかして、忍先輩の事・・・」と秘めた想いを指摘。(^^;
・「最後までクールに熱く行こうぜ、葵。お前らしくよ」と微笑みかける忍に、「・・・そうだね、センパイ」と微笑み返して立ち直る葵。
・「フフフ・・・自分の中に封印した過去・・・孤独に押し潰されて死ぬがいい」とほくそ笑むムゲに、「誰が孤独だって?」と切り返す葵、オカルトかぶれの上デリカシーもないと罵りつつ、「伊達にダンクーガに乗ってるんじゃないのよ!傷も、過去も、怒りの炎で燃やし尽くす!」と啖呵を切り、獣戦機隊と共にムゲに突貫。
・WILL「二つのダンクーガ!」、F.S.「今、時を超えて二匹の神の獣が飛翔する!」と煽る中、ダブルダンクーガの合体攻撃、断空双牙剣が炸裂してムゲ瞬殺。
・しぶとく復活するムゲに、怯まず立ち向かうダンクーガ達。そこへ大塚長官に連れられてイザベルが現れ、「今からヴェーダが再び制御を取り戻すまで、私はZEXISの戦いを世界に報道するわ!」と宣言。「これがワシが進めていた対アロウズ作戦、その名もZEXIS・ムーブメントだ!」と大塚長官が自慢げに告げ、市民の不安を解消しつつ意識を高める策を示しつつ、迫るシルバー兵士を銃で撃退。
・ZEXISの面々が口々に啖呵切って戦闘再開。
・4PPムゲ撃破して戦闘終了。ムゲ、ムーンWILL、ゲシュタルトが倒れた事で暗黒の信者については一段落。
・一方、ランカに追いついたアルト、「アルト君は、どうして空を飛ぼうと思ったの?」と問われて、身体が弱かった母が本物の空が見たいと言った過去を明かし、「青く果てしなく続く水平線と白い雲・・・。そんな本物の自由な空・・・おとぎ話みたいだったよ、船団で生まれた俺にとっては」と告げる。
・「素敵だね・・・」と微笑むランカ、皆自由に生きたいんだと呟き、少しずつ過去を思い出していると明かし、「きっと私は知らなくちゃいけないんだって、そんな気がして・・・だから、私・・・行くね」「バジュラの所に」と告げる。
・バジュラは人類の敵で殺すしかない、と激高するアルトだが、「でも、私・・・あい君を仲間の所に帰してあげたいの・・・」と俯くランカ。「それをお前に決める権利はない」とブレラが割って入り、飛び立つ準備ができたと告げる。
・”トライアングラー”をBGMに「ほんとはね・・・アルト君と行きたかった・・・!ずっと一緒にいたかったよ!」と微笑むランカ、「アルト君・・・。さよなら・・・大好きでした!」と想いを打ち明け、「行くな、ランカァァァッ!!」と制するアルトを振り切ってブレラと共に飛び立つ。
・「ランカは行っちまった・・・」と意気消沈して戻ったアルトに、(フフ・・・幸か、不幸か、ランカ・リーは自らのルーツを探るためバジュラの下へ向かった)とほくそ笑むグレイス、暗黒の神に相応しい膨大な知識が入手できたとムゲに感謝、(全ての答えが揃った今、後はあの蟲共の女王が来るのを迎えるだけ・・・その時、私達の計画の最終段階が始まる)と独り秘かに嗤笑。
・女王リリーナの完全平和主義と中東を中心とした市民レベルの平和運動、軍内部の改革派とZEXIS・ムーブメントでアロウズを追い込んでいこうと展望を語る大塚長官達。(アロウズの弱体化は連邦政府の基盤をも揺るがせる。その時が連邦に対抗するための最後の計画を実行に移すチャンスだ。そして、世界は・・・)と独り思惑を巡らせるゼロ。
・そこへ、地球連邦代表の女王リリーナ解任の急報が入り、後任はブリタニア・ユニオン皇帝シャルル・ジ・ブリタニア陛下と聞いて驚愕するゼロ。
・連邦からの緊急発表でスピーチする皇帝シャルル、人は生まれつき平等でなく差別される故に、競い合って進歩が生まれる、と持論を展開、「不平等は悪ではない。平等こそが悪なのだ。見せ掛けの平和を享受する者達よ・・・!時代が求めるのは前に進む力だ!戦うのだ!それが出来ぬ者に、この世界に生きる資格は与えられない!」「我が名はシャルル・ジ・ブリタニア!人よ、戦え!抗え!競え!それだけが未来を切り拓く道なのだ!ゴッドブレス・ユニバース!新たな世界に祝福を!!」と檄を飛ばす。

●第49話:ゼロとルルーシュ
・「お前に今の世界を背負う事は出来ん」と断じる皇帝シャルルに、「力不足は認識しております。ですが、この世界の未来は私一人が決めるものではありません」と一歩もひかず言い返すリリーナ。それでは遅いと決めつける皇帝シャルル、「世界は変わる・・・。いや・・・ワシが変える!」と宣言、独裁者と非難し「ルルーシュさんとナナリーにあなたは何をしたのです!?」と詰問するリリーナに「小娘が・・・」と吐き捨てるものの、トレーズの意を受けたレディ・アン特佐がリリーナを連れていった後、「このワシを前にして一歩も退かぬか・・・。フフ・・・面白い娘だ」と微笑、「だが、お前の理想は世界には届かぬ・・・。この嘘にまみれた世界ではな」と呟く。
・続けて挨拶に訪れたリボンズ、「・・・その様子では、まだ黒の英知にはたどりついておらんようだな」と皇帝シャルルに揶揄され、雑事にかまけ過ぎたと言い訳しつつ、「あのような愚か者の集まりを私ごときが治めるなど無理な話でした」と冷笑、皇帝シャルルの治世の下で選り抜かれた人間達を未来に導く役を務めると言い放ち、「ワシにふるいを掛けさせるか・・・」と苦笑する皇帝シャルル。
・(愚かな人間達・・・。僕という統治者を失えば、混乱がより広がる事を思い知るがいいさ。その後で完璧な社会を再構築してあげるよ。グレイス・オコナーのシステムを使ってね)と内心冷笑するリボンズ。・・・コイツ無能で他力本願な上に器小せえ・・・失敗したから仕返しってか。(´д`)
・退出したリボンズを見送る皇帝シャルル、「イオリア・シュヘンベルグの計画はワシが遂行してやる・・・ただし・・・!ワシのやり方でな!」とほくそ笑む。
・一方、皇帝シャルルが生きていた事に衝撃を受けたルルーシュ、人質も暗殺もギアスも効かないと苦悩、(奴は俺を押さえるためにナナリーをまた道具に使う・・・!何とか・・・何とかしなければ・・・!)と焦慮した後、最後の手段とスザクに携帯で直電。
・「ルルーシュ・・・君はゼロか?」とストレートに問うスザクに、「・・・そうだ。俺がゼロだ」と答えたルルーシュ、「頼む、ナナリーを助けてくれ・・・!皇帝は俺を押さえるためにナナリーを人質にしている!」と懇願。「君の頼みなんか僕が引き受けると思うのか!」と切り捨てるスザクだが、「わかっている・・・!しかし、お前しか・・・!お前しか!」「頼む!ナナリーを・・・!ナナリーを・・・!守ってください!」と必死で食い下がるルルーシュに、「わかった。ただし、条件がある」と答え、ナナリーがいるエリア11に一人で来るよう要求、枢木神社で待ち合わせ。
・ブリタニア皇帝の連邦代表就任後、全世界でアロウズが反連邦組織を潰しにかかり、エリア11にもアロウズとナイトオブラウンズが集結。イノベイターが連邦支配から手を引いたとの情報を得たZEXIS、今の連邦を皇帝シャルルの独裁と判じ、「連邦国家が独裁を許すとはな・・・。世も末だぜ」と呆れるクロウに、混乱の中で絶対的なリーダーを求める人間も多いと指摘するカトルやデュオ。
・リリーナの行方はサンクキングダムの近衛兵が探していると言うノインに、「・・・あの女を捜す事より、俺達にはやらなくてはならない事がある」「今さら言うまでもない事だ」と答えるヒイロ。「ここにいる連中は、全員わかってる。言葉にする必要はないぜ」と微笑むデュオだが、「あの・・・」と躊躇いがちにエスターが疑問の声を上げ、「・・・訂正するぜ、デュオ。一人を除いてだ」とまた呆れるクロウ。「戦いを生み出すものを討つ事・・・。それだけだ」とヒイロが明言して、やっと納得するエスター。
・見せしめとして黒の騎士団発祥の地エリア11を粛正する気だろうと推測する星刻。準備のためにカレンもC.C.も連れず独りで先行したゼロについて、「ま・・・心配する事はないぜ。あの悪魔のように用心深い男ならよ」と信頼を示すクロウだが、カレンは(ルルーシュは皇帝の復活に焦っている・・・。いったい何をするつもりなの・・・)と独白。
・エリア11に潜入し枢木神社に独りやってきたルルーシュ、8年前にナナリーと共に預けられてスザクと出会い、初めての友達となった事を懐かしみ、(だから、スザク・・・。俺はお前に賭けてみようと思う。もし、お前が俺を受け入れるなら・・・万一の時のための用意・・・。使う事がないのを祈る・・・)と独白。
・同じく独りで現れたスザク、「・・・よく僕の前に顔が出せるな」と罵り、ずっと自分や皆を騙していたと糾弾して、「確かめたい。君がユフィにギアスをかけたのか?」と詰問。肯定するルルーシュ、日本人決起のため日本人虐殺を命じたと答え、シャーリーの死についても自分のせいだと即答、「そうだ、全ての罪は俺にある・・・!だが、ナナリーは関係ない!」と主張して、土下座しながら「スザク・・・すまない・・・」「俺は今、生まれて初めて人に頭を下げている。恥も外聞もない・・・」「だからナナリーを助けてくれ!頼む!」と懇願。
・それで騙された人達、死んでいった人達が許すと思っているのか!と激高するスザク、式根島で『生きろ』とギアスをかけた理由を問い、クロヴィス殿下暗殺の罪に問われた自分を救った理由を問い、フジ基地のテロから生徒会の皆を救った理由を問う。全て利己心からと答えたルルーシュに、(その目・・・知っている。秘密をしまい込んで罰を受けている目だ。かつては俺も同じ目をしていた。だから俺はブリタニア軍に入った。父を殺した罪を償うため、悲劇を繰り返さないために・・・)と独白するスザク、「ルルーシュ、君の嘘を償う方法は一つ。その嘘を本当にしてしまえばいい」「君は正義の味方だと嘘をついた。だったら本当に正義の味方になってみろ。ついた嘘には最後まで・・・」と告げ、ZEXISに抵抗をやめさせて地球連邦軍の指揮下に入らせるよう指示。
・「無理だ・・・。ZEXISは俺の所有物ではない」と戸惑うルルーシュに、それでもやりとげればナナリーを救ってやると言い含めるスザク、「地球連邦軍を正すのは内部からやる・・・。ナナリーのために、もう一度だけ君と・・・」と言いかける。「すまない・・・!お前となら、どんな事でも・・・」と応じかけたルルーシュだが、「そこまでだ、ゼロ」とシュナイゼル殿下の侍従カノン・マルディーニが割り込み、ギルフォード卿にルルーシュ捕縛を命じて、「立派な功績を挙げられたわね、枢木卿。トウキョウ決戦を前にこれでZEXISを崩す事も出来るわ」ととスザクを賞賛。その思惑通り、「俺をまた売り払うつもりで・・・!裏切ったな、スザク!俺を裏切ったなぁぁぁっ!!」と絶叫するルルーシュ。
・一方、エリア11に集結したナイトオブラウンズは、やってきたZEXISと対峙、ナイトオブワンこと帝国最強騎士ビスマルクが檄を飛ばして、戦闘開始。
・1PP敵10機撃破してイベント発生。捕らえたルルーシュに「悲しいね、ルルーシュ」「皇族殺しのゼロ・・・。その正体が我が弟とは・・・。何という悲劇か・・・」といつもの揺るぎない微笑で告げるシュナイゼル殿下、兄として何とか皇帝陛下に取りなしてやると言うものの、「残念ですが、兄上・・・。私はもう信じる事はやめたのです。友情は裏切られたから・・・!」拒むルルーシュ。
・咎めるギルフォードに「不敬なるぞ、我が騎士よ」「我が騎士ギルフォードよ、我を助けよ!」とキーワードを告げると仕込まれていたギアス発動、ルルーシュを主君コーネリアと錯誤させられたギルフォードがスザクを制してルルーシュを解放。
・「お前に会う前に万一の事態を想定して、ギルフォードに接触し、ギアスを使ったのだ!」と言い放つルルーシュ、「貴様という男は!」と激高するスザクに(さらばだ・・・!俺の最初で最後の友よ!)と心中で別れを告げて逃走。
・2PPイベント発生。ジェレミアとロロを引き連れて戦場に現れたゼロ、「こちらの作戦は不首尾に終わった。こうなったら正面からブリタニアを打ち破るしかない!」と告げて参戦。
・ジェレミア卿の機体を「ジークフリートを改造したナイトギガフォートレスだよ。どうしてあれにオレンジが乗っているのかは、あたしもわからないけどね」とラクシャータがコメント。「オレンジ卿・・・本気でゼロについたってわけか」と驚くクロウに、カトルが慌てて止めたものの、「構わない。その名は私のとって忠義の証・・・!」と応じるジェレミア卿。
・一方、北の政庁前にはスザクを引き連れてシュナイゼル殿下自ら出陣、「枢木スザク・・・。君が話してくれた事で全ての糸がつながったよ。ルルーシュの事も、ギアスの事も」とほくそ笑み、スザクとゼロのただならぬ関係を察して尾行をつけていたことを詫びてみせた上で、「君の力で悲しみの連鎖を断ち切るんだ」と命令、「イエス、ユア・ハイネス!」と気炎を上げるスザク。
・(勝ちを確信した故に出てきたというのか・・・!だとしたら、シュナイゼル・・・!そのおごりは許せない!)と怒りを燃やすゼロ、情けなどに頼ろうとした自分が間違っていたと自戒、(冷徹、非情・・・。自らを完全な状態に置かねば、ナナリーは取り返せないんだ・・・!)と決意。
・(ルルーシュ、手はず通りに咲世子を政庁に潜入させた)とC.C.が告げ、混乱に乗じてナナリーを助け出そうと企むゼロ、ナイトオブラウンズを叩けと檄を飛ばして戦闘再開。
・ジノがカレンと戦闘時セリフイベント。こちらに戻ってくる気はないか?と爽やかに口説くジノだが、カレンは聞く耳もたず。
・3PP、分析かけたシュナイゼル殿下のアヴァロンに、熱血カレンとゲッターでHP1万ギリギリまで削り、熱血ガムリン+再動ゲッター援護で撃破、イベント発生、SRポイントget。
・「さすがにやるものだね」と余裕で微笑むシュナイゼル殿下、切り札は既にこちらの手にあると言って撤退。正体を知られたシュナイゼル殿下を追い込めなかったと焦るゼロだが、(ナナリーさえ救い出せば、全ての条件はクリアされる!)と自分に言い聞かせて戦闘再開。
・スザク撃破してイベント発生。「戻って、スザク!ランスロットにフレイヤを装備するわ!フレイヤなら、ゼロを倒せる!あなたに、その力を・・・!」と呼びかけるニーナに、「駄目だ、ニーナ・・・。あれを使えば、このトウキョウは・・・」と躊躇うスザク、住民の避難は完了しているとの説得にも聞く耳もたず撤退。心中でスザクとの決別を誓うゼロ。
・3PP敵全滅して戦闘終了。
・咲世子が政庁から脱出すべくカールレオン級に乗船するナナリーを発見、ロロとジェレミアに足止めを命じるゼロだが、「任せて、兄さん・・・!」と答えるロロは(ナナリーは必ず僕が見つけ出して、殺してやるから・・・!兄さんの家族は僕だけでいい・・・!)と秘かに決意。
・一方、ゼロに償わせる決意を固めたスザクも再出撃、「聞こえるか、ゼロ!戦闘を停止しろ!こちらは重戦術級の弾頭を搭載している!」と通告、トウキョウを犠牲にする気かと戦慄するZEXISの面々。「奴の言う事など信じられるか!カレン!スザクを討て!」と突っぱねるゼロに、カレンが応じてスザクと交錯、痛撃。
・かつての友人を手にかけようとするカレンをアルト等が案じるものの、「手を出すな」とクロウが静止、「・・・そういう道をカレンもスザクも・・・俺達も選んだんだ」と沈痛な面持ちで告げる。
・不利を案じて後退を指示するロイド伯やセシルに、「でも、目の前にゼロがいるんだ・・・!」と言い張るスザクだが、「個人的な恨みじゃない・・・!あんたがゼロの敵だから、あたしは戦う!」と迫るカレンが圧倒、「ち、違い過ぎる・・・!マシンポテンシャルが!」と追い詰められる。
・ユーフェミア様の仇を討つために作ったフレイヤを撃てと迫るニーナに、「駄目だ、ニーナ!フレイヤはあくまで脅し・・・!使ってしまったら!」と拒むスザクだが、圧倒するカレンに「勝てない・・・!」と呻き、(ここで・・・死ぬのか・・・そうだ、これが償いなんだ・・・。受け入れるしかない・・・。ここで、俺は・・・!)と死を覚悟。ところがそこで、かつてゼロに掛けられたギアスが発動し、「俺は・・・生きる!」と遂にフレイヤ発射。
・ラクシャータが「まずい・・・!ブリタニアはあれを完成させてたのか!」「フレイヤ・・・!限定領域核兵器だ!この租界が吹っ飛ぶよ!!」と警告、スメラギさんが全機に全力後退を指示。
・巻き込まれるナナリーを庇おうと突貫するゼロだが、ギアスでコーネリアと錯誤させられたギルフォードがゼロを庇って後退させ、フレイヤ発動、「ナナリィィィィィッ!!」と絶叫するゼロ。
・フレイヤによりトウキョウ租界は壊滅、ZEXISはほぼ全員無事だったもののC.C.が未帰還。爆心地を呆然自失で彷徨うルルーシュ、ナナリーは死んだと告げるロロに「嘘をつくな!」と叫び、「なあ、ロロ・・・。ほんの少しでいいんだ・・・。ナナリーと話をさせてくれ・・・」と呻く。
・一方、爆心地に佇むスザクは自身の凶行による惨劇に呆然。ナナリーを捜索するジェレミア卿が近付き、昔助けられた礼を告げ、結局敵となる運命なのかもと笑って立ち去る。
・「私が作ったフレイヤが・・・!私がやったんだ・・・!みんな・・・みんな!」と狂奔するニーナに、沈痛に俯くスザク、「・・・フフフ・・・フフフ・・・ハハハ・・・ハハハハハ!ハハハハハハハ!!」と自暴自棄で哄笑。
・フレイヤの惨状を発表して更に世界を操ろうと画策するディートハルト、イカルガ内で捕らえられていたコーネリアを発見。更にシュナイゼル殿下が単身訪れて会談を希望。
・自室に籠るルルーシュ、「ナナリーのいるべき場所に居座る偽者め!お前なんかがナナリーの代わりになるものか!」「まだ気づかないのか?俺はお前が大嫌いなんだよ!大嫌いなんだよ!何度も殺そうとして、ただ殺し損ねただけだ!」と本音を叩き付け、呆然自失するロロに二度と顔を見せるなと放逐。
・そこへ入室したカレン、藤堂達が待っていると告げ、「・・・ここで一緒に待つよ。あなたがゼロに戻るまで」と静かに支持表明。
・事前にコーネリアからギアス嚮団での顛末をヒアリングしたシュナイゼル殿下、ゼロ抜きでの会談に臨み、オープンスペースで多くのZEXIS隊員に聞いてほしいと要望。
・穏やかな微笑と巧みな話術でたちまち主導権を握るシュナイゼル殿下、「ゼロの正体は神聖ブリタニア帝国ならびにユニオン、第11皇子ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア・・・私が最も愛し、恐れた男です」と爆弾発言。驚愕する藤堂らをよそに、「無駄な事です。そのような戯言で我等を混乱させようとなどと。我々はゼロを系譜ではなく、起こした奇跡によって認めているのですから」と動じないディートハルトだが、「しかし、その奇跡が偽りだとしたら、どうでしょう?」としたり顔で切り込むシュナイゼル殿下、「ゼロには特別な力、ギアスがあります」「人に命令を強制する力です。強力な催眠術と考えてもらえば・・・」と更なる暴露。
・千草ことヴィレッタを連れて現れた扇が「証拠ならある・・・!」「俺も全てを彼女から聞いた。ゼロの正体は、ブリタニアの元皇子ルルーシュ!ギアスという力で人を操るペテン師だ!」と糾弾、「ゼロは俺達を騙していたんだ!ずっと俺達を駒として・・・!」と歯嚙みする。
・更にシュナイゼル殿下が、秘かに録音したスザクとルルーシュの会話を証拠として、ユフィの日本人虐殺もルルーシュの仕業と糾弾、誰もが操られているかもと疑心暗鬼を煽り、ルルーシュ引き渡しを要求。ルルーシュ糾弾へと一気に傾くZEXISの面々に、「お、おい・・・」と未だ冷静なクロウが戸惑い、(・・・疑問を押し潰す反証の連続・・・。この場は完全にシュナイゼル殿下に支配されたか・・・)とロジャーが苦吟、(・・・ゼロシステムの見せた未来が始まったか・・・)と秘かに諦念するヒイロ。
・カレンを伴い現れたゼロ、シュナイゼル殿下のZEXISからの切り離し策を悟って歯嚙み。ゼロの言い分も聞くべきと冷静にコメントするクロウだが、藤堂らは聞く耳もたず、黒の騎士団はゼロを包囲、見限ったディートハルトも「伝説の英雄ゼロは志半ばにして戦死・・・。しかし、その勇敢なる生き様は永遠に語り継がれる事でしょう」と宣告、「それがお前の台本か・・・!?」と責めるゼロに、「本当なら、あなたが世界を手に入れるまでを撮りたかったのですが、残念ながら番組は打ち切りです!」と言い放つ。
・それでもルルーシュを信じたいカレン、「待って!一方的過ぎるわ、こんなの!ゼロのおかげであたし達、ここまで来られたんじゃない!彼の言い分も・・・!」と制止、「答えて、ルルーシュ・・・。あなたにとって私は何・・・?私、あなたとなら・・・!ねえ・・・!」と迫る。
・(兄上・・・これはあなたのチェックか・・・。ならば、万が一にも隙はないのでしょうね・・・)と観念したゼロ、「フハハハハハ!馬鹿が、今頃気付いたのか・・・!」と偽悪の哄笑と共に仮面を脱ぎ捨て、「自分達が利用されている事に・・・!貴様等は駒に過ぎないという事に・・・!」と敢えて言い放ち、「カレン、君はこの中でも特別優秀な駒だった・・・。そう、全ては盤上の事・・・。ゲームだったんだよ、これは・・・!」と突き放してみせる。
・「そう・・・さよなら、ルルーシュ・・・」と悲痛に顔を歪めるカレンに、「君は・・・生きろ・・・」と真摯に本音を告げるルルーシュ。そこへ蜃気楼で突入したロロが「兄さん!乗って!!」と声をかけつつ、体感時間を止めるギアス発動して離脱。
・ルルーシュを乗せて黒の騎士団に追われるロロ、「絶対守護領域の最適化の計算がこんなに大変だなんて・・・!それを軽々とこなす兄さんは、やっぱりすごいや・・・!」と感嘆。「ロロ・・・俺はもう生きる理由なんて・・・」と呟くルルーシュに、「兄さん・・・!」と叱咤しつつギアス発動で追っ手の体感時間を止めて距離を稼ぐロロ、「兄さんは殺させない・・・!絶対に・・・!」と宣言。
・「こんな広範囲でギアスを・・・!ロロ、これ以上はお前の心臓がもたない!」「もういいんだ、ロロ・・・!俺はもう・・・!」と止めるルルーシュだが、「それでも・・・!」と無理を重ねるロロ、ギアス嚮団やルルーシュの道具だった自分だがルルーシュと一緒に過ごした時間だけは自分にとって本物だったと告白、「あの思い出のおかげで・・・!ようやく僕は・・・!人間になれた・・・!だから、もう・・・!僕は・・・!」と決死の覚悟を告げ、制止するルルーシュに「僕は・・・道具じゃ・・・ない!これは・・・僕の意志なんだから!!」とギアス連続発動で遂に追っ手を振り切り離脱。
・力尽きたロロ、どうして助けたと聞かれて「兄さんは・・・嘘つき・・・だから・・・」「嘘・・・だよね・・・。僕を殺そうとしたなんて・・・僕が嫌いだなんて・・・」と切れ切れに呟く。「・・・そうか・・・。すっかり見抜かれてるな。さすが俺の弟だ」と微笑んでみせるルルーシュ、「そう・・・だよ・・・。僕は・・・兄さんの・・・事なら・・・何でも・・・わか・・・る」と呟いて息絶えたロロを、「ああ、そうだよ・・・。お前の兄は嘘つきなんだ・・・」と看取った後、「ロロ・・・俺は・・・」と悲痛に顔を歪める。(;ω;)
・(・・・ナナリー、ロロ、シャーリー、C.C.、黒の騎士団、ZEXIS・・・。俺は全てを失った・・・これが残された結果・・・いや、報いか・・・。でも、だからこそ・・・)と独白するルルーシュ、(ありがとう、ロロ・・・。お前がつないだこの生命・・・俺にはまだ成さねばならない事があったんだよな。そう、俺には・・・!)と決意をかため、「我が父、シャルル・ジ・ブリタニアよ・・・!俺の地獄への道行きにお前も一緒に来てもらう!それが・・・!!」と独り宣言。(T^T)

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第2次SRWZ再世篇(1周目:暗黒大陸ルート:38話〜40話)

●ルート分岐
・「平和を掲げる女王か・・・」と呟くガイオウ、「時代が、あの子に追いついてねえのさ。耕していない土地に種を蒔いても芽は出るもんじゃねえよ」と冷笑し、「・・・風向きが変わった。暗黒大陸に行く」とカルロスに告げて、「アイムの奴のしでかした事で厄介なシステムが目覚めるだろうしな」とコメント。
・リリーナの連邦代表就任により、各地の混乱は収束したものの、インサラウムがその隙を突いて攻勢。
・スメラギさん、ワイズマンショックで公開された100年以上前の軌道エレベーター建設開始当時の映像から、エルガン・ローディック総司令と思しき人物を発見、エルガンは人間ではなくイノベイターと断定。ジェフリー艦長、ZEXISを承認したエルガン総司令はイノベイターの中でも意見を異にする可能性を指摘。
・黒の騎士団は今後の戦略を占うため、エリア11に帰還して調査、ゼロの思惑はリリーナの代表就任がナナリーに与える影響を見極めること。他メンバーは暗黒大陸でタワーと合流する事に。
・クロウは通信でトライア博士に近況報告、久々の報酬査定は破格の50万G。驚くクロウに、「私だって鬼じゃないよ。稼働させるだけで命懸けのリ・ブラスタを動かしている分の報酬は出すさ」と告げるトライア博士。借金残額150万Gに。
・スメラギさんからゼロの監視役を頼まれたクロウ、受ければエリア11行きとなり、報酬は昼食支給。(^^;
・クロウの選択肢は暗黒大陸。
・パレス・インサラウムで次元獣エスターに独り語るユーサー皇子だが、ウェイン卿に命令を促され、「全軍に伝えよ。最後のZONEに我等の全てを懸けると」と告げ、心中でマルグリットに別れを告げる。

●第38話:告げられる絶望
・コレハナ島の学校で、子供達のアロウズやリリーナに関する質問に、真摯に答える赤毛の女教師ヨマコ先生、この世界の一員として色んな事を勉強してねとお願いし、「子供の仕事は勉強して、遊んで、元気に育つ事よ。戦うのは大人が・・・立派な大人達がやってくれるから」と微笑む。昔は自分も子供だったと言うヨマコ先生、「先生もいっぱい色んな事をして、友達と一緒に明日に向かって頑張って・・・死んじゃった人もいるけど・・・」「でも、その人はずっと先生の胸の中で生きている・・・。だから、先生も頑張れるのよ」と述懐。
・半年前この島の学校にヨマコ先生が来てくれてうれしかったと言う生徒のナキム、「だから、ずっと訊けなかった・・・。これを訊いたら、先生がどこかに行っちゃうような気がして・・・」「先生はもしかして大グレン団の・・・」と言いかけたところへ、突然至近で爆発発生。子供達を港へ避難させ一人で向かうヨマコ先生。
・島を制圧しようと乗り込んで来た獣人のガンメン、逃げる子供達を見つけて人質に取ろうと企む。そこに「そうはさせない・・・!」と生身で立ちはだかるヨマコ先生、「私はヨマコ。この島の学校の先生よ」と名乗り、超電導ライフル一丁で前半戦開始。
・2PP敵全滅で前半戦終了、「以上、授業終わり。赤点ね」と指導完了するヨマコ先生だが、「カミナシティが落ちる前に俺達も一旗あげたかったののによ!」「へへ・・・あの街はもう終わりだ・・・!ついでに、この国もな!」と吐き捨てた獣人に顔色が変わる。
・カミナシティへ向かう事を決意したヨーコ、見送る生徒ナキムに「先生は、やっぱり大グレン団のヨーコだったんだ・・・」と憧れの目を向けられるものの、「ううん。私はずっとあなた達のヨマコ先生よ」と微笑、「取り戻してくるから。あなた達の未来を」と約束し再会を誓って旅立つ。
・一方、ZEXISはタワーと合流してハヤトから近況共有。暗黒大陸でもワイズマンショックの影響は大きく、一時は市民の暴動直前までいったものの、リリーナの名が功を奏して騒ぎは治まったとか。
・カミナシティのキタン法務局長から通信が入り、獣人を中心とした反政府ゲリラの大規模な暴動がカミナシティに迫っていると急報、アロウズ介入で事が大きくなるのを恐れたロシウはグラパール隊だけで収めようとしているものの、カミナシティの被害は不可避。
・独断による非公式な依頼としてシモンに助けを求めるキタン、筋違いと詫びつつ、ダヤッカとキヨウの間に生まれた姪っ子アンネのためにも街を守りたいと懇願。「・・・いい名前だな」と微笑むシモン、「生まれたばかりのアンネにも、平和に暮らしていた人達にも罪はない。その人達を守るのは俺の務めだ」と請け合い、「アニキの名前をもらった街は俺が守ってみせるさ」と約束、タワーは急遽カミナシティへ。
・ティンプら悪漢トリオとヴィラルを筆頭にカミナシティへ攻め込んだ反政府ゲリラを、グラパール隊で迎撃するロシウ。そこへZEXISが駆けつけ、「ロシウ、後は俺達がやる。グラパール隊を下がらせるんだ」とシモンが指示。反発するロシウに、ZEXISも地球連邦軍の一員として加盟国の市民を守るのが仕事と隼人が説得、ギミーとダリーの口添えもあり、グラパール隊を後退させるロシウ。
・いつの間にかキタンに掛け合ってたジロン、倉庫に放置されてたICBMを引き取って、新必殺技ICBM投げ追加。(^^;
・行き場をなくし彷徨っていたヴィラルも、ここでケジメをつけると気炎を上げてシモンと対峙、後半戦開始。
・開幕突撃ラブハート×3で気力上げて突貫。
・1PP、キリコが削ったヴィラルにシモンでとどめ刺して撃破、条件満たしてたので勇者の印get。「俺の負けだ、シモン。お前は・・・強い」と猛々しく微笑み、機体の爆発に巻き込まれるヴィラル。「お前が信じた男が、あの程度でくたばるはずがないぜ」と竜馬がコメント、また現れるだろうと微笑むシモン。
・1PPティンプ、ベック撃破、いずれも捨て台詞残して撤退。
・2PP雑魚殲滅後、カン・ユー撃破してSRポイントget、カン・ユーも捨て台詞残して撤退、イベント発生。
・北東にゲリラ増援が出現、その前にニアが「やめてください!」と立ちはだかり、自分は今幸せだから皆さんの気持ちがわからないと言いつつ、お友達のところに生まれた可愛い赤ちゃんを見ていると悲しい事も全部飛んで行ってしまう、と底抜けの笑顔で語り、「よかったら、皆さんも一緒に赤ちゃんを見に行きませんか?もし、皆さんが幸せでないのなら、私と一緒に幸せになりましょう。戦って誰かの幸せを奪うような事をしたら、きっと後で悲しい想いをします。だから、お願いです。武器をおいてください」と想いを告げる。
・あまりの天然ぶりに打たれたか、ゲリラ達は撤退。ニアに駆け寄り再会したシモン、「渡したいものがあるんだ」と指輪を渡して「ニア・・・俺は・・・」とプロポーズの言葉を言いかける。
・突然ニアの様子が変わり、「シモン・・・!あ、ああ・・・シモン!」と悲鳴を上げた直後、メッセンジャーとして覚醒、「地球人類に告げます。我々、反螺旋族アンチスパイラルは地球人が螺旋力危険レベル第二段階に達したと判断。これより人類殲滅システムフェイズ1を発動します」と冷厳に告げる。
・「あなたと私は決して相容れる事はない」「スパイラルネメシスは、この宇宙に滅亡をもたらす・・・それを阻止するために我等アンチスパイラルは存在する」とシモンに告げるニア、「シモン・・・あなたの持つコアドリルこそスパイラルネメシスの象徴・・・。その力、螺旋力こそが宇宙を滅ぼす」「螺旋力とは進化する力・・・螺旋遺伝子を持つ生命、螺旋構造を持つ銀河も全て上昇する螺旋エネルギーにより無限増大する。それがこの宇宙の理。・・・だが、それは許されない。故にアンチスパイラルは螺旋力を否定する」「100億の生命を確認・・・。人類殲滅システム、フェイズ1を発動」と無表情に宣告。
・上空の次元境界線が歪曲して、北東・北西にアンチスパイラルの顔無し、ムガン出現、「さようなら、シモン」と無表情に別れを告げるニア。
・続けて南にインベーダー出現、コーウェンとスティンガーが「人類殲滅システムが発動したか」「全てはアビスのせいだね」としたり顔で語り合い、当面彼等と利害が一致していると人類殲滅を宣告。
・無差別攻撃を命じたニア、「全てはもう遅いのです。人類に待つのは絶望の闇だけです」と無表情に宣告。そこへ「そうかな!」と破嵐万丈が現れ、「ダイターン!カム・ヒアァァァァァ!!」と召喚、「世のため、人のため悪の野望を打ち砕くダイターン3!この日輪の輝きを恐れぬのならかかってこいっ!!」と見栄を切る。(*´Д`*)
・「何をしている、シモン!」と発破をかける万丈、「君は常に先頭を走る男だ。こんな所で立ち止まる事は許されない!」と叱咤し、「無駄です。既にシモンは絶望の闇の中にいます」と否定するニアに、「そうかな、ニア?・・・どんなに厚く暗雲が立ち込めようと、その上には太陽が輝く・・・シモン!君が目指すのは、その太陽より高い所だ!」と檄を飛ばす。
・「カミナはそれをお前に託した!お前がそこまで行けると信じて!」と叫ぶ竜馬も、「だから、立て!俺の信じた男が、信じたお前を見せてくれ!」と発破をかけ、戻ってきたヴィラルも「そして、何よりお前は、常にお前自身を信じて戦って来た男のはずだ」と語りかける。
・「・・・無駄かどうかはやってみなきゃわからないぜ、ニア・・・!何より、俺は!お前をそんな風にした奴を見つけ出さなきゃならないんだ!」と気炎を上げるシモンに、「フ・・・目を覚ましたか」と猛々しく笑うヴィラル、シモンがどこまで行けるか見届けるとグレンラガンに同乗。
・シモン「人と獣の二つの道が!捻って交わる螺旋道!」、ヴィラル「昨日の敵で宿命を砕く!明日の道をこの手で掴む!」、シモン&ヴィラル「宿命合体!グレンラガン!!俺を誰だと思ってやがる!!」と見栄を切り、螺旋力発動。
・残念ながらザンボット3が出撃してなかったので合体攻撃お披露目は持ち越し。
・ムガンを倒し、ニアを変貌させたアンチスパイラルを見つけ出すとシモンが吠えて、戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、上級ムガン撃墜して戦闘終了。
・「・・・反螺旋因子を遺伝子に隠した人間がロージェノムの娘に生まれてきたのも皮肉な宿縁です。しかし、一度発動してアンチスパイラルとなった私が再び人間に戻る事はない・・・」と言い置いて撤退するニア。「ニア、どこに行く!?ニアァァァァッ!!」と絶叫するシモン・・・(;_;)
・ニアから発せられたアンチスパイラルの宣戦布告はカミナシティ全域に伝わっており、混乱による怒りがシモンに向かう事を危惧した隼人、即時撤収を命令。
・「100億匹の猿が、この地に満ちた時・・・月は地獄の使者となりて螺旋の星を滅ぼす・・・。今日は、その序章かしら・・・ついに恐れていた事が起きてしまったわけね・・・」と呟くリーロン。今の地球の人口は100億の半分程度のはず、と憤るロシウ、「螺旋王ロージェノム・・・。今日こそは全てを話してもらうぞ」と決意。
・エリア11の別働隊からは、ゼロの指揮の乱れをスザクにつかれてカレンがナイトオブラウンズに捕らえられたと報告、まずは合流を目指す事に。
・シモンが独り部屋にこもる傍ら、竜馬は「カミナを肴にヴィラルと飲み比べをするのさ」と不敵に笑い、「お前の流儀とやらに乗っ取って勝負してやる」とヴィラルも猛々しく微笑。
・カミナシティの科学局研究所では、ロージェノムの細胞から培養されたクローンがロシウらと対峙、「冥府の棺を開けて、死者を引きずり出すか。酔狂な事だ」と皮肉を言いつつ、ロージェノムの記憶に基づき、「螺旋力とは進化する力。螺旋遺伝子を持つ生命、螺旋構造を持つ銀河も全て上昇する螺旋エネルギーにより無限増大する。それが、この宇宙の理だ」と語り出す。
・螺旋力を恐れる反螺旋族、アンチスパイラルが出現し、インベーダー等と同様、バアルこと知的生命体の宿敵の一つとなった。ロージェノムはかつて、螺旋の戦士としてラゼンガンやガンメン達を用いてバアルと対峙。合体したメカを支配できる螺旋力発動のコアマシンたるラガンは当時の最強兵器だった。
・「光の神々や果てなき進化を求める戦士、銀河を渡る者や次元の将達・・・。我々は彼等と共にバアルと戦っていた。次元を越えて、全ての宇宙で・・・」と語るロージェノム、地中に封印したコアマシンを人間が見つけたのも因果と自嘲しつつ、「我々は負けたのだ。アンチスパイラルに負けた我々は母星である地球に逃げ込むしかなかった」と明かす。
・銀河を制圧したアンチスパイラルは、螺旋生命反応のある惑星に螺旋生命体殲滅システムを配備、ある一定の条件を満たすとシステム起動。地球型の惑星のポテンシャルではコロニー等含めてもせいぜい人口50〜80億、と言うロージェノム、「100億の猿とは、次元の壁が突破され、複数の地球がつながれた状態を意味する」と明かし、アビスによってZEUTHの世界とつながれた事でシステムが起動したと示唆、「なお、その100億人目の人類はこの街に生まれたアンネという子だ」と付け加える。
・何故全てを伏せて人類を地下に逼塞させたと憤るロシウに、「これでも種としての人類を救おうとしていたのだよ。存続できるギリギリの数を地下に生活させる事でな・・・」と弁明するロージェノム、「螺旋の本能に突き動かされた愚かな生命は闇雲に天を目指す。言葉や理性では、その衝動は抑えきれない。それが出来るのは恐怖だけだ。・・・それでもお前達は反抗した」「その強さこそが危険なのだ」と告げ、「知っているぞ。二つの世界をつないだアビスは、鍵を持つ者の欲望によって開かれたのだと。欲望こそ、螺旋生命体の本能・・・。それが源理の力を手にする事を奴等は決して許さない。それこそがスパイラルネメシス。全ての終焉を意味する」と明かし、自分のように千年の倦怠に身を置き閉じた円環の中で螺旋の本能を封じ込めない限り宿命的な終焉は逃れられないと告げる。

●第39話:禁断の継承者
・かつてブリタニア皇帝となったばかりのシャルル、兄のV.V.に皆嘘つきばかりとボヤく。コードを手に入れ嚮主となったV.V.は黒の英知に触れる権利を得て、いずれ世界に訪れる破滅的な危機を知ったため、シャルルと共に神を殺し世界の嘘を壊す計画を立ち上げた。
・ギアスに翻弄され生命を落としたシャーリーのため怒りに燃えるゼロ、「手を下したのはロロだ・・・!だが、その根は別にある!シャーリーはギアスに殺されたんだ!」とギアス嚮団自体を糾弾、寝返ったジェレミア卿とヒイロが捕らえた刺客達の情報からギアス嚮団の位置を特定し、ZEXIS投入による殲滅を企む。
・「ギアスが王の力だと言うのなら、力ある者は一人で十分だ!ロロはもちろん、ギアスという力、罪・・・存在そのものをこの世から消してやる!」と宣言するゼロ、自分も消すか?とC.C.に問われて「消したくとも消せないだろうな・・・。不老不死の魔女め・・・」と揶揄し、お飾りとはいえ元教団トップだったC.C.が反対しない事を確認した上で、ギアス契約時のC.C.の願いを尋ねる。今話すつもりはないと回答を拒むC.C.、「フン・・・わがままな女だ」と微笑むルルーシュに、「そうとも、私はC.C.なのだから」と微笑。
・ゼロへの復讐の念に燃えるスザクに捕われたカレンを案じるZEXISの面々だが、ゼロは「ブリタニア皇帝直属の特殊部隊養成所」と称して、少数精鋭によるギアス嚮団襲撃作戦を立案。
・ロッチナから提供された情報では、秘密結社はアロウズとは別管轄の指示で動いているが、今回ZEXISの攻撃対象との関係は不明。イプシロンとの決戦が近い事を予感するキリコ、レッドショルダー秘密基地襲撃時のTYPE20ターボカスタム仕様にスコープドッグを改造、何故かミッションディスク調整を手伝うゼロ。
・一方ギアス嚮団で、秘密結社から部隊を派遣させてルルーシュの襲撃に備えるV.V.、伝手を部下に尋ねられて「あいつ等は彼の下僕だからね。・・・そして、彼と僕は同質の存在だ。その縁で来てもらったのさ」と冷笑。ユーフェミアの死の真相を追っていたコーネリア皇女も、独力で嚮団をかぎつけて破壊すべく潜入したものの、失敗して捕らえられたらしい。
・突然嚮団のネットワークに侵入して「初めましてだな、V.V.」と嘯くルルーシュ、トウキョウ決戦の時ナナリーをさらった事や、神根島にスザク達を集めた事等がV.V.の差し金だったかを確認。あっさり認めたV.V.、「C.C.をちょうだい?そうすれば君は自由に・・・」と言いかけた矢先、突然爆発発生。アッシュフォード学園から通信してきたゼロは替え玉と気づき、怒り狂うV.V.。
・ZEXIS本隊を陽動に嚮団本拠へ突入したゼロ達、陸戦部隊とも連携して攻撃開始。迎え撃つのは嚮団のKMFと、秘密結社から派遣されたAT部隊、そしてイプシロン。フィアナも同行させたグランとアロンが見守る中、前半戦開始。
・1EPイプシロンと戦闘してイベント発生。爆破工作を進める陸戦部隊、軍の施設とは思えないと戸惑うものの、「疑わしきは罰せよ!」と高圧的に命じるゼロが死なない兵士の実験場だと言い含め、「我々はゼロの指示に従えばいい」と指揮を執るロロも言い張って、作戦続行。
・爆発に巻き込まれて重傷を負ったバトレー、「あのC.C.という女に関わったばかりに私は・・・こんな・・・」と泣き言言いつつ、ジェレミア卿に「この先には・・・あの方がおられる・・・。頼む・・・あの方を・・・」と言い残し、「私をこのような身体に改造した憎むべき男だが、君の皇族に対する忠義は本物だった・・・」と敬意を表するジェレミア卿。
・(これで嚮団の施設とギアスを持つ者達はほぼ片付いただろう。後はV.V.だけだ・・・!)と思案するゼロ。北西にロロ、北東にジェレミア卿が出撃し、オレンジ卿では?と戸惑う朝比奈達に、「その名は私の忠義の証だ」「私はゼロに永遠の忠誠を誓った・・・!ゼロの命令とあらば、相手が何者であろうと生命を懸けて戦う!」と断言。
・2PP、雑魚殲滅後にイプシロンをキリコで撃破してイベント発生、SRポイントget。レッドショルダーマーチが鳴り響き、「いったい何だろうね、これ・・・?」と首を傾げるアロンとグランの前に、「その意味をいずれお前達も知る事になるだろう」とロッチナが現れる。
・ここでは邪魔が多いと場を移すイプシロン、キリコも後を追い撤収。そして北にジークフリートを駆るV.V.が取り巻きと共に出現。「意外だな、V.V.!観察者が当事者になるとは!」と呼びかけるゼロに、「君の事、少しは好きだったからね。君は弟に似ているから。だから、僕が直々にしつけてあげるよ。マリアンヌの子供には・・・!」と余裕で微笑むV.V.。「裁きを下すのは俺だ・・・!」とゼロが吠え、戦闘再開。
・ゼロとV.V.戦闘時セリフイベント。ルルーシュがシャルルに似ているから嫌いになれないと嘯くV.V.、「僕とシャルルは世界を救うんだよ。それを邪魔するのなら君は世界の敵だよ」と冷笑。
・3PP雑魚殲滅後にV.V.撃破して前半戦終了。
・すぐに復活するV.V.に手を焼くゼロ達だが、「とりつくだけでいい!後の策はある!」とロロに命じるゼロ、(そうだ、ロロ。お前は奴に取り付くだけでいい。その後はお前の機体に仕込んだ爆弾でV.V.共々、始末してやる・・・!)と秘かに嗤笑。
・必死でV.V.のジークフリートに近付くロロ、猛砲火で足止めされ、「君はね、失敗作だったんだよ。ギアスを使っている間は自分の心臓も止まってしまうなんて、いつ死んでもおかしくない欠陥品さ!」と嘲笑するV.V.。
・「それでも!兄さんのために!!」と死力を尽くして何とかジークフリートに取り付くロロに、「よくやってくれた、ロロ!では、ここでお前とは・・・」と爆弾を起動しようとするゼロ。そこへ、KMFで突貫したコーネリアがジークフリートの弱点を突き、「V.V.と言ったか・・・。この私を惰弱にして脆弱と侮ったようだな」と呼びかけ「我が妹ユフィを貶めたギアス・・・!その源をここで断つ!」と宣言。
・「今こそ好機!」と動いたゼロ、「滅せよ、ギアスの源!!」と拡散構造相転移砲で掃射、「この呪われた皇子め!!」と罵りながら機体を捨てて逃走するV.V.。そこに姿を現したシャルル、「やっぱり、最後に頼りになるのは兄弟だね」と笑うV.V.に、ルルーシュに刺客を送ったというのは本当か?と詰問。
・「おかげで仕返しされちゃった・・・。でも、ルルーシュがゼロだってわかったよ。ナナリーも騙していたんだ、あいつは・・・」と悪びれないV.V.に、「兄さんは、また嘘をついた・・・」と苦く呟くシャルル、迫るルルーシュをいなし、神根島の時と同様に閃光が全てを覆う。
・一方、アロンとグランを拘束してフィアナを奪還したロッチナ、キリコのためとゴウト達3人も同道させており合流。
・「私はキリコ・キュービィーの全てを知るためにあらゆる手段を講じた」と語るロッチナ、真意を問うフィアナに「イプシロンはPSだ。それとキリコが何故、互角に戦えるか・・・。興味のある問題だな」と韜晦。
・キリコとサシで対峙するイプシロン、「何故、私と戦い続けてきた?」と問いかける。追われるから、と最初は答えたキリコだが、「いや、違うな・・・。おそらく・・・」と躊躇い、フィアナを取り戻すつもりだったとも言いつつ、「俺にもはっきりとはわからない。多分、お前と同じだ」と答える。
・自分と同じ存在はプロトワンだけ、といきり立つイプシロン、「お前にも過去があるはずだ。お前は何故PSに選ばれた?」と訊かれて「私に過去などない!プロトワンと同じだ!」と否定、「フィアナは・・・」と言いかけたキリコに「お前は何故フィアナと呼ぶ!?」と詰問。
・(何故・・・?そうだ・・・。俺は何故フィアナと・・・)と自問するキリコ、「・・・どうしてか、わからない。理由など無いのかも知れん」と開き直る。
・「もうやめて、キリコ!」と悲痛に呼びかけるフィアナに、「戦いに終わりはあるさ。どちらかが敗れる時だ」と言い放つキリコ、「俺は戦う。そうするしかない」と断言、「この戦いがおそらく最後だ」と告げる。
・「二人は決着をつけなくてはならない宿敵同士なのだ」とフィアナを諌めるロッチナ、「そして、奴の勝敗がこれからを決める」「キリコは自らの宿命に気付くだろう」と示唆。
・「宿命か・・・」と俯くキリコ、「レッドショルダー・・・PS・・・。炎に彩られた宿命・・・」と呟き、「・・・ならば、俺は・・・」と後半戦開始。
・キリコがイプシロンと戦闘時セリフイベント。(俺は・・・俺は何のために戦う?フィアナを取り戻すため・・・。それは間違いない。だが、それだけではない・・・レッドショルダー・・・PS・・・異能生存体・・・。俺を巡る何かが一つに向かって流れている。それを宿命というのならば、俺は・・・)と独白するキリコ。
・1PP魂再攻撃アサルトコンバットでイプシロン瞬殺、後半戦終了。
・「憎い、お前達二人が・・・私とプロトワンだけが同類なんだ、たった二人の・・・そして、PSとしての誕生が二人の未来を決定したはずだった。戦う事に誇りを持つ事によって!」と恨み言を吐くイプシロン。
・「戦う事に誇りなどない」と否定するキリコに、「ある!私だから持てる・・・!パーフェクトソルジャーだから!」と言い募るイプシロンだが、思い込みと切り捨てるキリコは「お前は元々普通の人間だ。作り変えられただけだ」と指摘。
・自分が超越者だと言い張るイプシロンに、「・・・哀れだな」と呟くキリコ、「決して超越などしていない。思考能力の一部を排除された切れ味のいい人間でしかない」と切り捨て、無意味なプライドにすがっているだけと糾弾。
・「フフ・・・一つだけあった。私とお前の類似点が。PSの私と同等・・・ある意味ではそれ以上の戦闘力・・・。おそらく意識のないものだろう。だから、私はお前を必ず倒す!それが私の存在する意味だ!」と宣言するイプシロンだが、ついに力尽きて「み・・・見事だ・・・」と言い残し倒れる。
・「見ろ!キリコはPSだ!」と叫ぶロッチナ、完璧なPSであるイプシロンと同等に戦えるのはPSだけと断定。
・負けを認めてとどめを求めるイプシロンに、駆け寄ったフィアナが制止、「プロトワン・・・何故だ・・・何故、止める・・・。もう少しで私から・・・自由になれるというのに・・・」と呟くイプシロン。
・イプシロンと対等に戦えるキリコもまたPSだと指摘するフィアナ、「俺が奴と戦えるのはカスタマイズしたミッションディスクがあるからだ」と反論するキリコに、ミッションディスクを使っても普通の人間なら反射神経が反応速度についていけないと否定。
・ミッションディスクが焼きついている事に気付いたキリコ、それほどの戦闘に耐えられた自分に戸惑い、「改造などされていない俺がどうしてPSだと言うんだ・・・!?」と声を荒げる。
・「お前も同類だったとはな・・・。確かに・・・お前もPSだ・・・」と応じたイプシロン、否定するキリコに言い募り、「でなければ、死んでいく私の・・・プライドが・・・普通の・・・人間には・・・こ・・・の・・・私が・・・負ける・・・わけが・・・な・・・い・・・」と言い残してご臨終。
・「あなたを殺したのは私かも知れない・・・キリコ・・・あなただって・・・」と悲痛に呟くフィアナ。
・「終わったな、キリコ」と歩み寄ったロッチナ、「お前はPSだ。・・・確証を得たいか?」「ならば、行け・・・クエント星へ」「あの星にお前の全てがある」と告げ、大時空震動でクエントもこの星系に来ていると明かして足の手配を約束、フィアナも預かると明言。
・(いったい俺の過去に何があるというのだ・・・確かに俺はイプシロンと戦って、勝った。だが、俺は信じない。俺がPSなどと、そんな馬鹿な事があるものか。クエント星・・・。そこにはいったい何があるというのだ・・・混乱する頭の中で、俺はゼロの事を思い浮かべていた。奴も自らの宿命に挑もうとしている・・・。ならば、俺もそれに倣い、前へ進もう。俺自身が何者かを知るために・・・)と独白するキリコ。
・一方、ギアス嚮団では蜃気楼が行方不明となり、焦るロロ。
・直接会うのは何年ぶりか、とV.V.に近付いたC.C.、「私は結局、私の運命から逃れられなかったよ・・・」と告げる。「運命は・・・僕が・・・引き受ける・・・よ・・・不死の運命を・・・」と息も絶え絶えに答えて倒れるV.V.に、「お前、コードをシャルルに・・・!」と驚愕、「シャルル・・・。今になって何故V.V.のコードを奪った・・・?何故あれだけ慕っていた兄を殺した・・・?」と自問し、「V.V.・・・お前さ・・・マリアンヌの事、好きだったんだろ・・・そして、ルルーシュは・・・」と亡骸に声をかける。
・天に浮かぶ宮、アーカーシャの剣で意識を取り戻したルルーシュ、いつ蜃気楼から降りた?と訝しむ。「KMFなど無粋なもの・・・!アーカーシャの剣、このシステムの前にはな!」と現れたシャルル、「我が息子ルルーシュよ!時は来た!あがないの時が!」と宣告。
・「いい機会だ!質問に答えてもらうぞ!」と迫るルルーシュ、母を見殺しにした訳を詰問、ギアスで聞き出せば良いと挑発するシャルルに、記憶を操るギアスの逆襲を警戒しつつも、千載一遇のチャンスに賭けて「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!貴様は・・・死ね!」と絶対遵守のギアス発動。
・「よかろう・・・」と自ら胸を銃で撃ち抜き倒れるシャルルに、快哉を叫びつつ訊きたい事があったと悔いるルルーシュ。そこへ「小癪だな、ルルーシュ・・・!」と声をかけるシャルル、驚くルルーシュに「策略、姦計、奇襲・・・!そのような小手先でワシを倒そうとは!王道で来るがいい!王の力を継ぎたいのであれば!」と叱咤。
・ギアスが効かない事に驚くルルーシュに、「ワシはギアスの代わりに新たなる力を手に入れた」とコードを奪って不死の身体となったことを明かすシャルル、「故にルルーシュ、教えてやってもよい。この世界の真の姿を・・・!」と告げる。
・「おかしな事よ・・・。嘘にまみれた子供が人には真実を望むか」と冷笑するシャルル、ゼロという仮面の嘘で何を得たかとルルーシュを詰問、力を得た代わりにユーフェミアを失い、スザクやナナリーにも姿を晒せなくなったと指摘。
・「人は誰でも嘘をついて生きている!俺もそうしただけだ!」と言い訳するルルーシュに、「何故、嘘をつく?本当の自分をわかってほしいと思ってるくせに」と指摘し、それでも自分を曝け出すのが怖くて仮面を被ると糾弾するシャルル、「嘘などつく必要はない。何故ならお前はワシで、ワシはお前なのだ」「そう・・・人はこの世界に一人しかいない。過去も未来も、人類の歴史上たった一人・・・」と呟き、混乱するルルーシュに「理解できぬか・・・。それも仕方あるまい。だが、それこそが唯一の方法なのだ」と韜晦、「これ以上を知る必要はない。全ては黒の英知を手に入れた者が決めよう」と告げる。
・そこへ今度はC.C.が現れ「遊びの時間はもう終わりだ。私にとって、その男にもう価値はなくなった」「それを籠絡して私を呼ぶ必要もない。私は既にここにいる」と告げ、「そうだな、C.C.。お前の願いはワシが叶えてやろう」と応じるシャルル。
・今こそ契約条件たる願いを明かすと言うC.C.、「我が願いは死ぬ事・・・。私の存在が永遠に終わる事だ」と明かし、「ギアスの果てに能力者は力を授けた者の地位を継ぐ・・・。つまり、私を殺せる力を得る・・・」と告げ、どの契約者もそこまでたどり着けなかったと告げた上で、「しかし、ここに達成人シャルルがいる・・・」と続ける。
・「馬鹿な・・・!お前は死ぬために俺と契約したというのか!?」と驚くルルーシュ、「死ぬだけの人生なんて悲し過ぎる!」と憤るものの、「死なない積み重ねを人生とは言わない。それはただの経験だ」と達観するC.C.、「お前に生きる理由があるのなら私を殺せ・・・!そうすればシャルルと同等の・・・戦う力を得る・・・!」と迫る。
・「そんな事が出来るか!」と拒むルルーシュに、「・・・そうか・・・さようなら、ルルーシュ・・・。お前は優し過ぎる・・・」と別れを告げるC.C.、ルルーシュを何処かへ送り出す。「奴を逃がしたか」とコメントするシャルルに、「何故V.V.のコードを奪った?」と問いかけるC.C.だが、「質問に意味があるのか?これから死に逝くというのに」と反問されて「そうだったな」と認める。
・一方、ルルーシュはC.C.の過去の記憶に迷い込んでC.C.の分身に遭遇。幼い頃、死にたくないと怯える無力な幼児だったC.C.は、シスターと出会って契約を交わし、あらゆるものに愛されるギアスを発現。愛され過ぎて本当の愛がわからなくなったC.C.は、ギアスがかからず自分を叱ってくれるシスターのみを信じたが、ギアスが極大化した時「じゃあ、お仕舞にしましょう」と言い出したシスターに、「私の永遠を終わらせるためには誰かを身代わりにしなければならないの。一定以上のギアスを持つ誰かを・・・どれだけ苦しかったか・・・!生き続けるという地獄が・・・!」と告げられ驚愕。
・「残念でした!あなた、騙されちゃったの!」と嘲笑するシスターからコードを継承したC.C.、「私の存在は彼女にとって自分自身にピリオドを打つための道具・・・。ただそれだけだった」と振り返り、ルルーシュに「よっぽど大事な人なのかしら・・・?」「ここに送ってきたという事は、一時でも何かからあなたを守ろうとしたんだと思うけど・・・」と告げる。
・「俺を・・・守る・・・。では、C.C.は奴に・・・!駄目だ、C.C.!」と叫ぶルルーシュ。
・「・・・私を憎む人も、優しくしてくれた人も全て時の流れの中に消えていった。果てる事のない時の流れの中で・・・」と述懐するC.C.に、「だが、その苦しみの日々も・・・」と迫るシャルル。そこへ「C.C.!」と割り込んだのは蜃気楼に搭乗したルルーシュ。
・「開いたのか、ルルーシュ!思考エレベーターを!」と驚愕するシャルルに、「なるほど。この空間そのものが思考に干渉するシステムか!」と得心するルルーシュ、C.C.を殺そうと迫るシャルルに「やめろ!そいつは俺の・・・!俺の!」と叫び、「答えろ、C.C.!何故、俺と代替わりして死のうとしなかった!俺に永遠の生命という地獄を押し付ける事だって出来たはずだ!俺を哀れんだのか、C.C.!」と詰問、「そんな顔で死ぬな!最期ぐらい笑って死ね!必ず俺が笑わせてやる!だから!!」と訴えかける。
・ルルーシュの言葉に心動かされてシャルルから逃れようとするC.C.に、「ここに来て、ワシを拒むというのか!?」と苛立つシャルル。「これ以上、奪われてたまるか!!」と叫んだルルーシュが拡散構造相転移砲で狙撃して阻み、「俺は知っているぞ、C.C.!お前のギアスを!本当の願いを!!」と叫んでアーカーシャの剣から共に離脱。
・現実世界に帰還したルルーシュとC.C.だが、「新しいご主人様ですか?」とオドオド答えるC.C.に、「お前・・・記憶を失った・・・のか・・・」とルルーシュ愕然。

●第40話:歌え、誰かのために
・捕虜としてエリア11ブリタニア政庁に捕われたカレン、ナナリー総督と面会しつつ、ルルーシュの記憶が戻った事が皇帝にばれたらナナリーの生命が盾に取られるので皇帝を倒すしかナナリーを救う道はない、と黙考。自分がお飾りの総督と自覚してなお、リリーナをお手本に出来る事をやっていく、と語るナナリー。
・険しい顔でカレンを訪れたスザク、開口一番「シャーリーが死んだ・・・」「鑑識は自殺だと言っている」と告げ、ルルーシュが自分の正体を守るため謀殺したとの疑惑を向ける。これ以上悲劇を生み出さないため手段にこだわっていられない、と思い詰めるスザク、ゼロの正体を吐かせるべく自白剤の使用を決意、「話してもらう、全てを・・・!たとえ、君の意志を奪う事になっても!」とカレンに迫るものの、「こんなやり方では・・・俺は・・・あいつと同じだ・・・俺は・・・あいつと同じ所まで堕ちるわけには・・・!」と呻いて中断。
・そこへ侵入者警報発令、慌てて出て行くスザク。その隙に「・・・どうやら、陽動は成功したようですね」と咲世子が忍び入り、カレンを救出。
・イノベイター本拠に通信してきたグレイス、「相変わらずワイズマンによるヴェーダへの干渉は続いているようね」と揶揄、居場所の見当がついてきたと負け惜しみを言うリボンズに、クィーン・リリーナの存在が想定以上に大きくなっている事を示唆し、「あなたにとっての邪魔者、女王リリーナをドラマチックな方法で消してさしあげるわ。ついでにZEXISを巻き込むおまけ付きでね」と提案。
・報酬を問うリボンズに、「ちょっとした実験をしたいの。サンクキングダムが、この世界から消滅する事になるでしょうけどね」と答えるグレイス、快諾を得て通信終了。その後、「グレイス・オコナー・・・。あまり欲をかき過ぎない事だね。君はさっさと人類を完全に管理するシステムを作り上げればいいんだよ」と独白するリボンズ。
・ブリタニア皇帝失踪の報に騒ぐZEXIS。ゼロは負傷した(事にした)C.C.に付きっきりで私室に閉じこもり。C.C.をゼロの愛人と疑う声に、刹那「それはない」と断言したものの、理由を問われて「・・・わからない」と戸惑う。クワトロ(彼は・・・)、アムロ(ああ・・・。目覚めは既に始まっている。あのダブルオーによって)と秘かに確認。
・キリコはあのまま帰還せず、フィアナを取り戻して戦いを終えたのだろうと推測するレントン達。
・スピーチを控えたリリーナを護衛すべくサンクキングダムへ向かうZEXISで、「あの人は、誰もが心の中では望んでいる事に真正面から向かい合っている・・・」と告げるティファ、「誰だって平和を願っている・・・。でも、暴力の前には黙るしかない・・・女王リリーナは恐れずにそれに立ち向かう・・・。だから、みんな・・・あの人を信じようと思う」と賞賛。
・アッシュフォード学園でのリリーナの様子を聞かれたデュオ、「いやいや・・・。大きな犬を踏みつけ、素手でライオンを絞め殺すような女だった」と揶揄い、「って言うのは冗談・・・。その頃は外務次官令嬢だったけど、堂々としたオーラがあったぜ」と評する。・・・そういやED、そんなんだっけか。(^.^;
・無言で聞いていたヒイロだが、「女王リリーナの名の下に築かれた偽りの平和・・・。もし、そうだとしたら・・・」と呟き、(リリーナ・・・お前を殺す・・・)と独白。
・一方、パレス・インサラウムの科学長官研究所で、捕らえたエウレカとオルソンの調査を終えたアンブローン、「・・・これで特異点と次元生命体の端末に関する全てのデータは揃った」と宣言、解放の可能性を示唆。一緒に捕らえられたモームが、レントンも素敵だが桂様が一番、とのろけると、「あの軽薄な男のどこがいいのやら・・・」と呆れるアンブローンだが、「それはあなたが桂様の良さを理解できてないからです!」と言い返すモームに、「・・・そうかも知れん・・・」とうなづく。
・恋も知らずひたすら次元科学研究に没頭してきたと己を省みるアンブローン、ゴールが見え始めた今こそ自分の空っぽさを自覚したと後悔の念を吐露。「・・・まだ遅くないと思います」と慰めるエウレカ、「諦めては駄目です。諦める気持ちは全てを閉ざしてしまいます。レントンはそれを私に教えてくれました」と言い募り、「誰かのために一所懸命に生きてください。そして、誰かと一緒に幸せになってください」と励ます。
・「・・・お前は優しい子だな・・・。敵であるババを気遣ってくれて」と感動するアンブローン、ZEXISが向かっているサンクキングダム首都におかしな反応があると明かし、次元を越えた通信と思われる次元波の観測と、首都全体を覆うように設置された次元境界線コントロールシステムの存在を示唆して警戒を促し、自分の権限で格納庫を開けさせてオルソン達を解放。
・「お前のその想いが奇跡を起こす事を願っておるぞ」と見送ったアンブローン、「だがな、エウレカ・・・。誰かのために生きる事の素晴らしさぐらい、お前に言われなくてもわかっておる。このババの次元科学・・・とうに殿下のために捧げておるのだ」と独白。
・サンクキングダム訪問中のデルマイユ公に通信してきた孫娘のドロシー、「リリーナ様が起たれた今、おじい様の力押しはもう時代遅れのやり方なのです」と否定、連邦議会の議員達もリリーナの宥和政策支持に動いていると指摘。「市民の不満を押さえるための張子の女王にこのワシが地位を追われるというのか・・・。だとしたら、ワシは・・・」と呟くデルマイユ公に、「今、リリーナ様の身に何かが起これば、まず、おじい様が疑われます」と釘を刺し、ホワイトファングの勢力拡大等、完全平和主義が火種にもなりつつあると指摘、その間にリリーナのやり方を学ぶよう勧めるドロシー。
・セレモニーのオープニングに招かれたシェリル、リリーナ自ら案内してデルマイユ公に引き合わせ。「でも、本当にあたしでよかったのかしら?セレモニーのオープニング役・・・最近のあたし・・・ほとんど開店休業状態なんですけど」と自嘲するシェリルに、世界各地で精力的に活動中と聞いていると答えるリリーナ、「マリナ・イスマイール様もあなたの歌を褒めておいででした」と告げ、元アザディスタン第一皇女の名に(このシェリルという女・・・ただの歌手ではないのか・・・)と警戒するデルマイユ公。
・以前も素敵だったが最近さらに深みが増したと賞賛するリリーナに、色々あったからと答えるシェリル、「悲しみと絶望の中で色々な人の色々な歌に触れました。そして、また誰かのために歌う事の素晴らしさを思い出す事が出来たんです。きらびやかなステージでも、街角でも、戦火に焼かれた街でも、どこでも・・・私の歌を聴いてくれる人がいる限り、私は歌うつもりです」と微笑む。
・「きっとその想いが人々の胸を打つのだと思います」と讃えるリリーナに、力の限り歌うと約束するシェリル、微笑みながら(そう・・・。私の残り少ない生命を懸けても・・・)と悲壮な覚悟。
・サンクキングダム市街に潜むグレイス、(フフ・・・フォールドウェーブ通信システムはほぼ完成した。後は彼等をこちらの世界に転移させるための準備を進めるだけ・・・そのためには世界は混乱しているに越した事はない。要するにクィーン・リリーナ・・・。あなたの存在は邪魔なのよ)とほくそ笑む。
・グレイスの発信したフォールドウェーブに応えてヴァジュラが市街地に出現、(クィーン・リリーナ・・・。あなたへの手向けとしてシェリルも付けてあげるわ)と冷笑するグレイス、(衰えたとはいえ、銀河の妖精と時代の女王の死は人々に衝撃と絶望を与える・・・そして、あとは彼等が消えてくれれば・・・)と黙考。
・駆けつけたZEXISが出撃してバジュラと戦闘開始。千草をディートハルトの監視下に置かれている扇、(あいつは俺に今まで通りに振舞えばいいと言ったが、いったい何を考えているんだ・・・)と秘かに懊悩。
・1PP敵6機撃墜してイベント発生。「お前の歌でバジュラを撃退しろ!」と居丈高に命じるデルマイユ公、シェリルに「・・・お断りします」ときっぱり断られ、「こんな事なら、ランカ・リーを呼べばよかったものを!」と暴言炸裂。気丈に受け流すシェリル、(違う・・・。あたしの歌は・・・)と独白。
・バサラや桂等、足の速いエース達が突貫して1EP反撃で敵撃ち減らす。
・2PP敵全滅してイベント発生、SRポイントget。西にモビルドール部隊が出現、アロウズでなくアイムの差し金かもと危惧するクロウ。
・続けて東にオルソンスペシャルのオーガスIIが登場。桂とアテナに呼びかけるオルソン、「この街には何らかの罠が仕掛けられている!」「詳しい事は不明だが、超時空物理学を応用したトラップらしい!」と警告。
・警告を受けたマリンが次元境界線の歪曲レベル増大を感知、「このままでは、この一帯は次元震に飲み込まれる!」と警告し、ジュリィがあと5分で通常空間破壊に至ると分析。21世紀警備保障スタッフが市民の避難誘導に向かう傍ら、邪魔になるモビルドール部隊を5分以内に殲滅すべく戦闘再開。
・オルソンもアテナと共に桂のフォローに。ユニット参入じゃないのか・・・orz
・余計な真似をしてくれたとボヤくグレイスだが、(だけど、あなた達はディメンションイーターを甘く見ている。それでは私の計画は止められないわよ)とほくそ笑む。
・2PP敵撃ち減らしてイベント発生。今度は西に次元獣が出現、アンブローンが協力的だったのは欺瞞だったかと疑うオルソン。焦って独り逃げ出そうとしたデルマイユ公、シャトルで無思慮な強行突破を図ったものの、あっさり次元獣に捕捉されて爆死。
・避難シェルター内でも状況悪化に市民が不安を募らせ、子供達が恐怖に囚われパニックに。不安を消してあげる事も出来ないと己の無力に歯嚙みするリリーナ。その時、シェリルが"ダイヤモンド・クレバス"を独唱、(あたしは歌う・・・。みんなのため、自分のため、大切な人のため・・・)と想いを込め、人々の不安を消し去りパニックを鎮静する様にエルモも感動。・・・でもここはヴォーカル入りアカペラバージョンを流してほしかったなぁ、マクロスF屈指の名場面なのに・・・(´;ω;`)
・イヤリングから響く歌声に気付き「歌が・・・聴こえる・・・」と呟くアルトに、「こいつはシェリルだな」「ハートが感じるんだよ!あいつの歌を!」とバサラが微笑み、「シェリルもここにいる・・・恐怖に耐えて歌っている!だったら、俺は!」と気炎を上げるアルト。
・更に咲世子を同乗させたカレンが飛来、ブリタニアに改修されていたグレンの識別名を「Superlative Extruder Interlocked Technology Exclusive Nexus・・・EIGHT ELEMENTS・・・。略して、セイテン八極式です!」と咲世子が読み上げ、「聖天八極式・・・!?」とカレンが当て字解釈、「ゼロ・・・あたし信じてたよ」と微笑みつつ、新たな紅蓮・聖天八極式で戦線参加。咲世子は市民の誘導に。
・シェリルの歌とカレン合流に意気をあげるZEXIS、「我々を陥れようとした何者かにZEXISの力を見せ付けてやれ!」とゼロが檄を飛ばし、戦闘再開。
・3PP敵全滅して戦闘終了。
・「残念・・・」と冷笑するグレイス、加速的に増大する次元境界線の歪曲と共に、「ディメンションイーターの力を侮ったあなた達の負けよ」と勝ち誇り、「もう止められない・・・。ZEXISが離脱できたとしても市民達は救えない。この国とクィーン・リリーナは次元の狭間で消滅するわ。そして、混乱が世界を覆う!その中で新たな秩序を打ち立てるクィーンはこの私達よ!」とほくそ笑む。
・焦るレントンに、市街から微笑んだエウレカが"アイモ"を歌い始め、(覚えてる、レントン・・・?この歌をみんなで歌ったのを・・・そして、この歌は私の記憶をよみがえらせた。それは・・・)と独白。すると、エウレカの歌声に応えて次元の壁の向こうからイマージュ達が現れ、次元境界線を安定させて去っていく。
・「馬鹿な・・・!あの化け物がディメンションイーターを無効化したというのか!!」と独り憤るグレイス。
・「ありがとう、イマージュ・・・。私に応えてくれて」と微笑むエウレカに、再会を喜ぶレントン。そこへ突然マリリンが「見せてもらったよ、エウレカちゃん!あなたの奇跡!」と割り込んでエウレカを拉致、「ざ〜んねんでした!この子を逃がしてあげたのも実験の一部だったの!」と嘲笑して撤収。
・地球連邦政府特別監査院議長執務室で、「災難だったようだね」とロイド伯を労うシュナイゼル。「そうなんですよ!せっかく鹵獲したラクシャータのKMFなんで色々といじくったのに・・・!」と聖天八極式を惜しむロイド伯、スザク以外乗りこなせないので警備も甘かったと言いつつ、エナジーウイング等はランスロットにも反映させると嬉しそう。
・同席していたドロシー、「つまり、まったくのアクシデントだったとおっしゃりたいわけですね。私は状況を混乱させるために殿下が敢えてエリア11の政庁に隙を作ったのかと思いましたよ」と揶揄し、「フフ・・・殿下も今の世界に不満がおありだと思いましたので」と笑い、リリーナを守るため犠牲になった祖父を笑顔で見送ると言いつつ、「やはり、あの方は時代のクィーン・・・。強い星の下へお生まれになっていますわ」と賞賛。
・自分を評価して来てくれたのではなかったか、と残念がってみせるシュナイゼル殿下に、「殿下の知謀でしたら、この世界の混乱を収められると思っていますわ」と評するドロシーだが、シュナイゼル殿下は偽りであろうと平和を望んでおられると指摘し、「残念ですが、私の進みたい道は殿下とは別なのです」と告げ、別の人物と共にリリーナの示す未来に立ちはだかると宣言。
・「彼女のような存在を生んだのがこの時代なんだろうね・・・」と感慨を漏らすシュナイゼル殿下、「ニーナの努力によってフレイヤは実用段階に入った。そして、ダモクレスの完成も秒読みに入ったと言ってもいいだろう」と言って、「準備だけは進めておこう。皇帝陛下が行方不明となった今、私が起たなければならない日が来るかも知れないからね・・・」と微笑。
・合流したカレンに、「どうやら、紅蓮の改造はプリン伯爵とセシルの仕業のようだね」と見抜くラクシャータ、プリン伯爵ことロイド伯を自分の宿敵と言いつつ、「とりあえず、腕は確かだから、新しい紅蓮が戦力になるのは保証する」と太鼓判。
・オルソンはジャミル司令を中心に状況を調査中、アビスの存在が確認された頃に転移に巻き込まれたと語り、アビス出現に特異点のオルソンが反応したと推測するロジャー、(そしてそれは、アイム・ライアードの言う烙印と関係しているのかも知れない。だが、逆に奴の言うように我々の転移に何者かの意思が働いているとしたら・・・何故オルソンは、我々と同じタイミングでは転移させられなかったのだ・・・)と黙考。
・エウレカを解放したのはイマージュとのコンタクトを観測したかったためと推測するオルソン。
・かつてエウレカが記憶を取り戻した時も、皆の歌が次元を越えてイマージュを呼び、イマージュが記憶をエウレカに返してくれたため、とティファやリーナが解説し、このままエウレカをインサラウムに利用させはしないと奪還の決意を新たにするレントン達。
・市街地でスピーチするリリーナ、対立を失くすには全てが一つにならねばならないと理想を語り、「対立の図式をなくし、世界に平和を築くために同じ人類に武器を向ける軍隊の存在を私は否定します。私達がすべき事は他者の排斥ではなく、共存です」と語り、拍手喝采。
・影で聞いていたヒイロに、刹那やカレン、星刻らが口々に、リリーナの掲げる理想が世界中の人々に変革をもたらし連帯を生み出しつつあると告げ、それでも襲ってくる者は自分達ZEXISが退けると気炎を上げる。「・・・いいだろう」と同意を示したヒイロ、(いいだろう、リリーナ。やって見せてくれ。俺は・・・俺の敵を倒す)と独白。
・シェリルに礼を言われたアルト、「それを言うならお互い様だ」と微笑み、「今までのお前の歌とは違う感じだったけど、いい歌だった」と賞賛。当たり前、と強がってみせるシェリルだが、無理がたたったか突然失神・・・(;_;)
・ボーナスアイテム:シェリルのディスクget。

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第2次SRWZ再世篇(1周目:地上ルート:32話〜37話)

●ルート分岐
・低軌道リング上の施設からの大出力レーザーと推測される攻撃により、タリビア共和国首都は完全に壊滅。破界事変の頃からブリタニア・ユニオン離脱を目論んでいたタリビアだが、仮にも同胞に戦略兵器を向けたアロウズの暴挙に「治安維持という行為から完全に逸脱している」と憤るジェフリー艦長。ゼロが衛星兵器破壊部隊と陽動部隊に分ける事を提案、地上の陽動部隊はスーパーロボットを中心に編成、宇宙部隊は戦略兵器攻略に適した機動力重視の編成。
・クロウの選択は陽動部隊への同行、「自由と平和と、仲間の救出と俺の借金に一所懸命だ」と不敵に笑うクロウ。
・ハイナイトとして残され荒野に立ち尽くすウェイン、歩み寄ったユーサー皇子に略式ながらナイトオブナイツに任命されてディアムドを下賜され、一度は躊躇うものの、「皇子である余が決めた事だ」「誓え、ウェイン・リブテール・・・!汝、ナイトオブナイツとして余とインサラウムに終生の忠誠を!」といつになく厳しい面持ちでユーサー皇子に詰め寄られ、「我は誓う・・・。ナイトオブナイツの名の下に騎士の規範そのものとなる事を。インサラウムと聖王機に我の生命を捧げ、その全てを王の勝利のために」と誓約。
・今日から二人でインサラウムを立て直すと誓うユーサー皇子、無能な皇子がこんな事を言い出してと自嘲しつつ、「でも、やらねばならないんだ。ジェラウドの・・・いや、全ての英霊と民達のために。そのためにウェイン・・・。君の力を僕に貸してくれ」と頭を下げて懇願。「わかりました。俺の全てを殿下に捧げます」と応じたウェイン、「いいや、違う。君が戦うのは僕のためではない・・・。インサラウムのためだ」と正され、我が意を得たりと同意、共にインサラウムの再世を誓う。

●第32話:奪われた鉄人
・パレス・インサラウムでウェインのナイトオブナイツ任命に異を唱えるアンブローン、次元科学によりギガ・アダモンが完成したので旧き騎士など不要と暴言を吐くものの、「アンブローン・ジウス!」とユーサー皇子に激しく一喝されて沈黙。「許せ・・・」「そなたの増長を招いたのは全て余の不徳だ」と沈痛な面持ちで詫びるユーサー皇子、「苦しかったであろう・・・。罪の意識に苛まれて生きるのは」「それも全ては王家の弱さが原因だ。力さえあれば、そなたが禁忌に手を染める必要もなかったのだ」と告げて、「余に隠している事を・・・罪の全てを話すのだ、アンブローン。そして、余と共にその償いをしよう」と諭す。
・諸悪の根源は破界の王と言い訳しようとするアンブローンだが、「余は全てを許す」「太陽は万物のために、そして、王の愛は民のために」と聖王機の真言を口にするユーサー皇子、いつにない威厳を込めて「全てを話してくれるな、アンブローン?」と迫り、遂に従容とうなづくアンブローン。
・「今この瞬間から、我々の・・・インサラウムの真の戦いが始まる」と宣言するユーサー皇子、(この世界の人々は侵略者インサラウムを決して許しはしないだろう・・・ならば、余に出来る事は悪鬼になってでも勝利をインサラウムにもたらす事だけだ)と固く決意。
・衛星兵器の動向に注意しつつ日本へ向かう陽動部隊、頭上から狙われている不安を体感しつつ、衛星兵器をメメントモリと名付けたらしいアロウズの傲慢を非難。最初はZEXISをならず者扱いしていたシュワルツ少佐、アロウズの汚さやZEXISの戦いを黙殺している事実に憤激。
・一方、鉄人28号のメンテのため先に単独で日本へ向かった正太郎、久しぶりにガールフレンドのマッキーと再会。敷島博士が預かって教育しているブラックオックスも大分成長し、コクボウガーの飯塚教官にも訓練受けてるとか。
・更に、敷島家の新たな家族として、ドイツで倒れたはずのローレライに引き合わされ、驚愕する正太郎。瀕死の重傷を負ったローレライだったが、父シュトロハイムの旧友だった不乱拳博士に助けられたとか。当初は亡き父の悲願だったマジンガーZ打倒に執着していたローレライだったが、何も考えず誰かの望むままに生きるのはただのロボットと同じ、と不乱拳博士に諭され、ずっと考えた末に自分の望むまま生きる事を決意、「もう私はマジンガーとは戦いません。弟同然のオックスの面倒を見る事が今の私の一番の楽しみです」と明るく微笑む。
・突然、敷島家に侵入したブランチとマリリンが、マッキーを人質にとって正太郎と対峙、鉄人を操縦するVコン引き渡しを要求。無念に絶叫する正太郎・・・(;_;)
・外でブラックオックスを鍛錬していたコクボウガーの飯塚教官、敷島博士から鉄人奪取を知らされ、取り押さえるべく対峙。更にローレライも、マッキーにひどい事をしたと怒りに燃え、ドナウα1を召喚して合体、正太郎の指示を受けるブラックオックスと共にロボットマフィアと戦闘開始。
・2PP、ZEXISが駆けつけ、奪われた鉄人を取り戻すべく参戦、ファイアバグ増援も出現して戦闘再開。ただしタケルは隠し球として出撃せず。
・甲児はローレライとの思わぬ再会に驚いたものの、自分の考えで戦うべき相手と戦うという決意を聞いて、俺も一緒に戦うと微笑。一方、アカテンこと赤木は、自分より優秀な教え子(ブラックオックス)がいると聞いて目を白黒。(^^;
・2PP鉄人HP2000以下にしてイベント発生。Vコンでうまく操縦できないと機械のせいにするブランチに、秘かに忍び寄ったタケルが衝撃波で奇襲をかけてVコン奪還、マリリンの斉射も超能力で弾いて「ずっる〜い!銃弾まではじき返すんだ!」とマリリン驚愕。
・黒幕たるゲシュタルトのメタールについて話すようブランチに迫るタケルだが、突然現れたゲシュタルトが「無駄だ、マーズ!」と哄笑、「フフフ、私は常にお前の側にいる。そう・・・お前の心の中の恐怖や不安こそが私の住処だ」と嘯き、タケルの衝撃波を無傷で受け流して、「フフフフフ、そのデビルリングは超能力を使う事でお前の生命を蝕んでいく」と嘲笑。
・とどめを刺そうとするゲシュタルトに、駆けつけた正太郎が割り込み、間一髪でタケルを庇う。なるべく長く苦しませてやると冷笑するゲシュタルト、ブランチにマーズとZEXIS抹殺を命じて撤退、ブランチとマリリンは増援を連れて出撃。
・デビルリングについて正太郎に口止めするタケル、Vコン再起動に手間取る正太郎を守るべくガイヤー召喚するものの、ブランチの攻撃に押され、(デビルリングに怯えるお前では力を発揮できまい)とゲシュタルトがテレパシーで嘲笑。
・そこへ光に包まれた何者かが飛来してブランチを退け、「我が名はバラの騎士」と名乗り、「死を恐れるな、マーズ。六神合体だ」と呼びかけ、気を取り直してゴッドマーズに合体したタケルを見届けると「それでいい、マーズ」と言い置いてあっさり撤退。
・続けてVコン再起動完了、再び正義の使者に戻った鉄人28号が正太郎の元に駆けつけ、戦闘再開。
・2PP、カレンら精鋭の突貫で取り巻き掃滅したマリリンに分析かけて、攻撃指揮と魂かけたクロウが突貫、SPIGOT-VXM再攻撃でキメ台詞「ゼロっていうより、マイナス距離だったな」と共に瞬殺。(´ε`*)
・マリリン撃破でSRポイントget。いずれ本気でやり合う事になるとクロウをいなすマリリン、「今の皇子様、ちょっと怖いわよ。これからはさらに楽しい事になりそうネ♥」と言い置いて撤退。
・4PP、雑魚殲滅後にブランチ撃破して戦闘終了。
・突然現れたゲシュタルトのメタール、ブランチを助けに来たかと思いきや、「ハハハハハ!お前のロボットには高性能爆弾が装備されている。それでZEXISを道連れに死ね」と言い放ち、従わねば殺すと脅迫。
・「あいつの攻撃からは僕達が守る!お前はちゃんと裁判を受けて、そこで罪を償え!!」と呼びかける正太郎に、「・・・仲間だと思っていた者から死ぬのを迫られ、敵に助けられるとはな・・・」と苦笑いするブランチ、「俺はロボットマフィアの首領、ブランチだ!お前の言いなりになってたまるものか!」と悪党なりの誇りを示してメタールに特攻、「明神タケル!メータルの背後には、もっと大きな力がある!」「メタールの上には暗黒の力を統べる2人の人物がいる!そいつ等が全ての黒幕だ!」とタケルに警告、「俺をなめるなよ、メタール!!」と絶叫しつつメタールを巻き込んで自爆。
・メタールが撤退して一段落・・・と思いきや、今度は大塚長官から急報、地球連邦軍の一部がアロウズに対してクーデターを起こしアフリカタワー占拠とのこと。
・ブラックオックスとローレライも合流したZEXISは、クーデター鎮圧のためアフリカへ。

●第33話:ブラック・アヴェンジャー
・低軌道ステーションアフリカタワー制御室から人質とした市民に放送するクーデター首謀者のパング・ハーキュリー大佐、地球連邦軍情報作戦室所属と名乗り、連邦政府直轄組織・独立治安維持部隊アロウズが反政府勢力排除と称して数百万規模の虐殺を行っている事実、先日も南米タリビア共和国首都が衛星兵器メメントモリで壊滅的被害を受けた事などを明かし、連邦政府の情報統制で偽りの平和を与えられ、独裁の社会構造に取り込まれていると警告、「我々は連邦市民の利益と安全を守る軍人だ。故に誤った政治、間違った軍隊を正す事もまた、我々軍人の使命なのである!」と宣言。
・太陽光発電を制御するステーションごと占拠したクーデター一派のやり口に、非難しながらも感心するZEXISの面々、容易に攻撃できない上に、アロウズの暴挙を明かされた市民6万人から真実が世界に広がる事も織り込んだ戦略と推測し、シュワルツの知人でもある首謀者のハーキュリー大佐は捨て石となる覚悟を固めていると推察。
・イザベルに状況を知らせようとする朔哉だが、「・・・やめとけ」とクロウが口封じされるリスクを指摘、扱いに気をつけるよう伝える事に。
・メメントモリが低軌道ステーションを照準しているとの報が入り、「奴等の狙いは真実を知った市民だ!」と藤堂が指摘、気色ばむZEXIS。一方、宇宙部隊によるメメントモリ攻略戦は一進一退、プトレマイオス2は特攻決意。メメントモリが発射されれば、6万人の市民だけでなく、軌道エレベーターのピラー破壊による二次災害で周辺の都市部は壊滅すると予想。
・遂に宇宙部隊がメメントモリを落としたものの、崩壊と同時に発射されたレーザーが軌道エレベーター直撃、ピラー外壁が地表へ向けて落下。大気圏突入する宇宙部隊のスメラギさんから有視界通信で破片の落下コースを転送して迎撃を依頼、「その下は人口密集地域です。このままでは、何千万という人々の生命が消える事になります」と懇願。
・すぐさま破片迎撃に向かおうとするZEXISだが、続けてカタロンのクラウスから緊急通信、タワーから100km地点に、地図にもない廃墟の難民キャンプで数千人が生活しているとのこと。無人地区としてスメラギさんの迎撃プランにも入っていないため、ゼロの決断によりそちらへ急行するZEXIS。
・カタロン難民キャンプの救援に向かったZEXIS、避難誘導を急ぐものの、インベーダー来襲、更にマリリンが次元獣を連れて来て投入し自身は撤退。宇宙部隊の破片迎撃も失敗し、5分間で敵を退けて難民を非難させるべく、戦闘開始。
・1PP、敵8機撃破してイベント発生。次元境界線が歪むと共にゲッター線反応が増大し、南に真ドラゴン出現し、「お前達はここで自らの無力さを知る!そして、絶望の中で世界最後の日を迎えるのだ!」と勝ち誇る早乙女博士。ところが、上空から黒いゲッターロボが飛来して、「来たか・・・!」と緊張する早乙女博士に、「ジジイィィィィィィッ!!」と竜馬が強襲!
・予想外の再会に驚愕するZEXISの面々をよそに、相変わらず乱暴な奴と哄笑する早乙女博士、今日は顔を見に来ただけと嘯き、「真ドラゴンを制する者は世界を・・・いや全宇宙を制するのだ!竜馬!そして、號、渓!お前達もいずれ知る事になる!真ドラゴンの進化を!!」と一方的に告げて撤退。
・「逃がすかよ、ジジイ!」と追撃しようとする竜馬、今は破片迎撃に手を貸してほしいと頼むZEXISの面々に、「それはお前等でやれ」「あの野郎を生かしておいたら、ロクな事にならねえ!」と拒むものの、それじゃ機密のため市民を見捨てると言った以前のティエリアと同じと葵がツッコみ、「今のあんたは、あの時のあいつと同じだ!自分の戦いが何のためかってのが見えちゃいないよ!」と糾弾。
・「俺の知ってる流竜馬は、そんな男じゃねえ。偽物はどこへでも好きな所へ行けよ」と言い放つ隼人をはじめ、甲児、シモンらが口々に竜馬を非難。「・・・お前等に付き合ってたら、早乙女のジジイを逃がしちまったじゃねえかよ」とボヤく竜馬だが、「・・・悪かったな。陰月帰りでボケちまってたみてえだ」と詫びて、「覚悟しやがれよ、化け物共!今日は八つ当たりをさせてもらうぜ!」と吠えてZEXIS共闘、戦闘再開。
・2PP敵全滅して戦闘終了、SRポイントget。
・地球連邦政府特別監査院議長執務室で報告を受けるシュナイゼル殿下、ZEXISの呼びかけのおかげでアフリカタワー崩壊の被害は最小限に抑えられたと評し、ハーキュリー大佐はじめクーデター派の全滅に「彼では、あれが限界だろう」と冷笑、連邦正規軍のクーデターを止めるためのアロウズの暴挙という筋書きが変わってしまったものの、黒幕の自分まではたどれないとほくそ笑み、「それでもZEXISはメメントモリを破壊してくれた。これは一つの収穫だ」と前向きにコメント。
・「アロウズはトロモ機関のあれを催促してくるでしょうね」と予測するカノンに、「当面は未完成と言い続けるしかないよ。ニーナの努力の結晶を彼等の独裁の道具にするわけにはいかないからね」と答え、アロウズを止めるにはトレーズ・クシュリナーダのように強力な旗頭が必要と告げる。
・炎上した難民キャンプ跡地の惨状に激怒する赤木らZEXISの面々、連邦の情報統制を何とかしないと事を公に出来ないと苛立つ。更に、クーデター首謀者のハーキュリー大佐と共に協力者のスミルノフ大佐も討たれたと聞いて、マリーの心情を思いやるくらら達、そして「彼ほどの人物が、もしクーデターの首謀者なら、最初から名前が出ていたはずです」とジョニーが訝しむ。そこへF.S.から通信が入り、WILLの力でヴェーダの位置を探る作戦を提案。
・合流した竜馬、暗黒大陸で真ドラゴンと戦ってから1週間しか経っていないと言って、時間の流れの違いにまたもや驚くZEXISの面々。竜馬曰く、真ドラゴンが重陽子ミサイルを包んで次元の壁を越えた瞬間、ゲッター線のエネルギーに包まれて果てしない宇宙空間をさまよい、全ての生命の記憶に触れたとか。
・その後、陰月のゲッターロボの墓場で目覚めた竜馬、見た事のないゲッターが捨てられて無数に転がっている中、一番マシな機体を改造してブラックゲッターを造り上げ、陰月から何とか飛び立ってゲッター線の反応を追い、この地へたどりついたとか。
・渓を一目で元気と見抜いた竜馬、「お前が何なのか、今の俺なら何となくわかる。真ゲッターは任せる。元気を・・・渓を頼むぜ、號」とエール。
・(100億匹の猿が、この地に満ちた時・・・月は地獄の使者となりて螺旋の星を滅ぼす・・・)とロージェノムの言葉を反芻するシモン、その月とはゲッターの墓場がある陰月では、と黙考。

●第34話:亡者再臨
・グレイスと袂を分かちトゥインクルプロジェクトを『卒業』したエイーダはドラゴンズハイヴに。グレイスはランカ・リーの歌の軍事利用を本格的に進める傍ら、不調の続くシェリルを事実上切り捨てたらしい。地球圏から一定周期で次元の壁を越えて発進されるフォールドウェーブとフロンティア船団関係者の独自の動きを秘かに懸念するF.S.と田中司令。
・ウラジミールとルゥも、小百合の補佐として地球連邦軍極東支部から派遣された木下について、傲慢な言動の裏にある真意を懸念。
・田中司令「量子演算システム、ヴェーダ・・・。かつてはソレスタルビーイングの根幹を成す生命線であり・・・今は地球連邦の政治、軍事、経済戦略と情報統制の要となる存在」、F.S.「それを奪還する事が出来れば、アロウズを裸の王様にする事が可能となる」と、ヴェーダの位置探索作戦に意気込みを示す。
・サンドマン達の調査とマリン、ジュリィのレポートによれば、次元歪曲宙域でも次元の壁の決壊が近いと予想、次元の穴が空けば何が起こるか予測できず。獣戦機隊が現在、最終調査中らしい。
・ネットワーク空間でヴェーダにつながる情報の流れを探るWILLだが、倒したはずのムーンWILLが突如乱入、「ここでお前の存在を消去する。己の愚かさを悔やむがいい、アースWILL!!」と宣告。
・ドラゴンズハイヴでは突如WILLが機能停止、更にゼラバイア部隊の接近を確認し、急遽エイーダが迎撃に。
・開かないハッチを破壊して出撃したエイーダのR-ダイガン、多勢に無勢をものともせず、チームDの一員として気炎を吐き、単騎でゼラバイアを迎え撃って戦闘開始。
・2PPイベント発生。数に押され気味のエイーダだが「それでも・・・!やってやるっ!!」と咆哮。そこへ「それだぜ、エイーダ」と讃える忍ら獣戦機隊が現れ、「待たせたな、エイーダ。可愛い後輩のピンチに帰って来たぜ」と微笑、「やってやるぜっ!」と吠えて戦闘再開。
・鉄壁かけたダンクーガを前に出して迎撃、2EP敵4機撃墜してイベント発生。ZEXISが駆けつけて忍達と再会したものの、亮が「邪気が近づいてくる!」と警告、西にオリジナルダンクーガ出現。
・「暗黒の力・・・。それはまさに私にとっての福音」「愚かな水とタンパク質の塊に不覚を取った私だが、暗黒の力を得て、お前達に再び裁きを下す」と宣告、既にアースWILLは抹殺したと勝ち誇る。
・「うるせえ!!」と一喝する忍、「何が暗黒の力だ。結局、てめえはそれの力を借りただけの小物じゃねえかよ!」と怒鳴りつけ、虎の威を借る狐と亮が冷笑。
・ムーンWILLは自爆特攻型の恐竜タイプ・グザート含めて増援を大量召喚、自身は捨て台詞吐いて撤退。その卑劣さに憤る葵にエイーダも呼応、F.S.が「キーワード、M・A・X・G・O・D!ダンクーガマックスゴッド!」と忍の声で叫び、「超獣合身!ダンクーガマックスゴッド!!」と合身、獣戦機隊共々野生化発動。
・クロウが「あっちがオカルトで来ても、獣の野生には通用しないぜ」とニヤリと笑い、グザートをドラゴンズハイヴに近づけまいと戦闘再開。
・3PPゼロのMAP兵器でグザート掃滅。
・3PP敵全滅して戦闘終了。
・WILLの機能停止に本来のプロテクト機能が働かなかったため、何者かによるトラップを疑うF.S.と田中司令、作戦提案者でありWILLをサポートしていた小百合さんを拘束しようとするものの、連邦軍から派遣されていた木下が不意打ち、「俺のケリをかわすとは、やはり、ただのおとぼけ野郎じゃないようだな」と冷笑、「悪いが、この女を渡すわけにはいかない!」と小百合さんを拉致して逃走。
・木下の身元を大塚長官に照会したものの怪しい人物ではなく、偽物と入れ替わったか操られていたのでは、と推測するチームD。WILLは死んでこそいないものの意識が戻るかは不明、ムーンWILLが仕込んだと思われるウィルスも駆除のメドは立たず。
・忍と亮、ムーンWILLの背後にドス黒い何かを感じ取り、より強大な真の黒幕の存在がいると推測。獣戦機隊が集めた次元歪曲宙域のデータもWILLが目覚めないと分析できないので、獣戦機隊もZEXISへ合流することに。
・ルゥ、小百合が木下を皆の前で強く叱責していた事を沙羅に話し、小百合らしくないと驚く沙羅に、「何だか怖かったです・・・。小百合さんが小百合さんでなくなっていくように感じられて・・・」と不安を示す。
・突然、アロウズの宇宙要塞バルジがホワイトファングと称する一団に急襲・制圧されたとの報が入り、その首領から全世界にメッセージ発信。
・「・・・旧OZ・・・そして、アロウズはコロニーの自由を認めるどころか、その心までをも支配しようとした。我々ホワイトファングはコロニーの真の独立を求めて、今ここに決起した。」「私の名はミリアルド・ピースクラフト。宇宙に対立する存在・・・地球連邦の打倒をここに宣言する」と宣言するミリアルドことゼクス・マーキスに驚愕するZEXISの面々。
・更に、ZONEが太平洋と暗黒大陸の2カ所に同時出現、(どうやら覚悟を決めるときが来たようだぜ・・・)と秘かに決意するクロウ。

●第35話:昨日への決別
・「・・・僕を待たせるなんて、少しスポンサーを舐めてない?どうせまた、ホットドッグか、ハンバーガーでも買ってたんでしょ?」とカルロスが街中で待ち合わせた相手は、何とガイオウ!?ファーストフードは子供や若者が笑顔で食うから幸せの味がする、と賞賛するガイオウ、「それじゃ行くぜ」「風の吹くまま、気の向くままだ」と促し、「OK、ガイオウ。僕等の旅を始めよう」と応じるカルロス。
・パレス・インサラウムのユーサー皇子、「代々の聖王は次元科学を戒める立場にあった。しかし、余はインサラウム復興のために、その禁の一部を解いた。それがそなたの増長を招き、ついにはさらなる禁忌に手を染めるべく、余を亡き者にしようと画策するに至ったか・・・」とアンブローンに釘を刺し、「だが、聖王機は渡さぬ。あれはインサラウムの王の証だ」と宣言した上で、ZONEをウェインとマリリンに任せて次元科学研究に励むなら聖王機に手を触れる事も許すと告げる。
・宇宙部隊が大気圏内に降下したホワイトファングと戦う一方で、ZONEに向かう地上部隊だが、ホワイトファングを立ち上げたミリアルドの真意を訝る藤堂とゼロ。ギミーにおっさん呼ばわりされて秘かに傷つくクロウ、身を挺してでもZONEを止める覚悟。
・洋上の島に設置されたZONEにたどり着いたZEXIS、何故か絶対次元断層を張っていないルーク・アダモンと対峙するものの、未知のエネルギー反応と共に謎の光に包まれる。何故自分が次元獣となり、故郷も救われる事なく犠牲になったと恨み言を吐くエスターの悪夢に意気阻喪するクロウ、気がつくとZONE周囲にウェイン率いるインサラウム軍が展開。
・亡きジェラウドからディアムドとナイトオブナイツの称号を告いだと宣言するウェイン、「その萎えた闘志で今の俺と戦えるのか?」とクロウに挑戦、「Dエクストラクターは人の意志に反応して、次元力を引き出すシステムだ。あの化け物は、それを応用して、お前達の心の中に眠る傷やトラウマを増幅するのさ」と手段を選ばない己を自嘲しつつ、総攻撃を命令。
・ZEXISは気力70、精神コマンド不可で戦闘開始。
・北には水中適応のスーパー系、東にはオーバーマン等リアル系中心に、指揮官機と援護防御持ちを軸として前進、2PP敵16機撃墜してイベント発生。「しぶとい奴等だぜ・・・!」と感嘆するウェイン、「だが、ここまでだ。悪夢に怯えるお前達では、俺とディアムドは倒せねえ」と威嚇。
・内心ジリ貧に焦るクロウだが、そこへアサキムのシュロウガが飛来、「俺が食べごろになったんでいそいそとやってきやがったか」と減らず口叩くクロウに「うぬぼれない事だね、クロウ」と言い返す。
・怯える様子のルーク・アダモンに、これ以上の化け物か?といぶかるウェイン。「少なくとも君よりは強いよ」と言い放つアサキム、ディアムドと交差し様の一撃で痛打を与え、「紛い物のスフィア・・・ましてや、今の君では僕の敵ではない」と嘯き、罵りながら撤退するウェインに「純粋すぎるんだよ、彼は。だから、自分自身の戦いに疑問を持ってしまう」と冷笑。
・アサキムを警戒するZEXISの面々だが、「馬鹿げているよ、全てが」と嘲笑するアサキム、「この程度の事で揺らぐような心の持ち主が揺れる天秤の真の力を引き出せるとは思えない」と決めつける。「言いやがったな、アサキム・・・!」と気炎を上げるクロウ、「俺にはやらなきゃならねえ事があるんだよ!」と吠えるや、ルーク・アダモンに単騎突貫してSPIGOT-VXMで痛撃。
・クロウの気迫に驚く皆に、「・・・わかったぜ。要するにトラウマを克服するにはその根を絶つに限るって事だ」とほくそ笑むクロウ、強い心でルーク・アダモンと対決して心が勝てば呪縛は解ける、と種明かし。「見事だよ、クロウ。だが、ただの人間にそれが出来るかな?」と冷笑するアサキムだが、口々に気炎を吐くZEXISの面々に、「では、僕も手を貸そう。僕自身の宿願のために」と一時共闘を約束して、戦闘再開。
・2PP、クロウが単騎突貫して、魂SPIGOT-VXM再攻撃でルーク・アダモン瞬殺、イベント発生。トラウマ呪縛から解放され気炎を上げるZEXISの面々。ゲイナーも「愛と勇気は力だ!燃やすぞ、キングゲイナー!今の僕達ならやれる!!僕のサラへの思いはいつだってオーバーヒートだ!!」と咆哮、「恥ずかしい!!」とサラに叱られつつ必殺技オーバーヒート解放。
・2PP敵全滅して戦闘終了。
・「じゃあな、青山。貧乏クジ役はお前に一任する」と言い置いてZONE封印のため飛び込もうとするクロウだが、「これを君に渡すわけにはいかない」と割って入ったアサキム、「オリジン・ローの流れの中で僕は再誕する」と謎めいた言葉を残し、「とりあえずのお別れだ、揺れる天秤。もう会えないかも知れないけどね・・・気をつけるんだね。スフィアを持つ者が君に迫りつつある」と告げてZONEへ突入、「これでいい・・・」と微笑。(゚д゚;)
・宇宙部隊と合流したZEXIS、アサキムの真意を訝しみつつ、もう一つのZONEが設置された暗黒大陸へ。
・以前捕虜にしたインサラウムのアークセイバー、ケビン・マクラーレン卿からゼロに通信が入り、重要な情報を渡すため接触を希望。皇子のやり方に批判的だった彼は亡命を希望するかも、と期待するスメラギさん達。・・・なんか嘘つきの気配が・・・(-_-;
・アムロ大尉とクワトロ大尉もようやくZEXISに合流。アムロはイノベイターに囚われていたが隙を見て脱出。
・アニューと一度は愛し合ったロックオンだが、アニューがイノベイターだと判明、結局刹那が射殺したらしい。悲しみを乗り越えようするロックオン、兄が何のために戦っていたかわかる気がするとクロウに語り、「俺も狙い撃つぜ。この世界の歪み・・・それを生み出すアロウズとイノベイターをよ」と決意。
・ロラン、ピラーの破片を撃ち落とした際に、ディアナ様から通信で正しい事のために∀の力を使いなさいと指示され、危険すぎるため自ら封印していた月光蝶を遂に解放。
・スミルノフ大佐の死を目の当たりにしたマリーは、ソーマ・ピーリスの記憶と人格が戻って主導権を握り、世界の平和を願ってZEXISに共闘、GNアーチャーに搭乗。

●第36話:加速する世界
・プトレマイオス2を訪れたケビン卿、ZONEの正体は対象エリアに局地的な次元震を起こして、別次元を転換無く重ね、次元衝突により対象エリアを完全に消滅させる戦略兵器にして最終兵器、次元過重弾だと明かす。次元科学追求のためインサラウムを食い物にした国賊アンブローンと、それを許し父王を殺め民も兵も道具として使い捨てるユーサー皇子を許せないと糾弾、ZEXISに協力して王族を打倒すると持ちかけるケビン卿。
・ケビン卿曰く、Dフォルト100枚分を突破する火力を1時間継続して与え続ければ、ZONEのレンズ部分を破壊可能とか。
・スメラギさん、協力を約束したケビン卿に、次元力の相殺でZONEを封印しているセツコ達の救出方法調査を依頼して送り出す。ゼロ、ケビン卿を完全に信用は出来ないが、現在唯一の情報源と評価。
・暗黒大陸のZONE周辺で戦闘発生を確認、急遽向かうZEXIS。
・ZONEをあっさり破壊してのけたガイオウ、「いけねえな。こんなオモ
チャで遊んでたら、ロクな事にならねえぜ」と嘯き、マリリンがけしかけたアダモン4体をまとめて瞬殺、「あんな不細工をけしかけておいて、俺の事を化け物呼ばわりするとはな・・・」と不満を漏らして、ルーク・アダモンも瞬殺。
・何者かと問われたガイオウ、「俺の名は・・・いや・・・。破界の王ガイオウだ」と一瞬躊躇った後に名乗る。
・続けてZEXISが到着、マリリンは慌てて撤退。
・「よう、元気そうで何よりだ」と挨拶するガイオウ、ここまで力を取り戻すのには骨が折れたとZEXISとの戦いを讃え、ZONE破壊をちょっとした腕試しと嘯く。正太郎やガムリンは初見のガイオウの威迫に押され、バサラは「すげえ・・・!すげえぜ、あいつのソウルはよ!」と感嘆、號も無言で緊張。
・続けて、ガイオウのマネージャーみたいなものと称してカルロスが現れ、目的は明かさぬまま、今ZEXISと戦う気はないと告げる。
・更にガイオウ「いいのか、お前等?俺と遊んでいて。宇宙が揺れてるってのによ」と嗤笑。ドラゴンズハイヴから緊急連絡で、次元歪曲宙域における時空震動発生の報がもたらされ、カルロス「やらかしてくれたみたいだね、彼」、ガイオウ「どうやら、このZONEってのは当て馬にされたらしいな」と勝手に納得、「いつか、いい闘いをしようぜ」と言い置いて撤収。
・破壊されたZONEの調査にタワーを残し、ZEXISは次元歪曲宙域を調べるべく宇宙へ。
・一方、いち早く次元歪曲宙域に駆けつけたラクス様・ディアナ様御一行、不動司令がアビスと呼んだ次元の穴に到達、ティファがニュータイプの知覚で確認。そこへインサラウムの先兵が出現、「これで奴とインサラウムが関係しているのも確実ってわけかよ」と吐き捨てるウィッツ。
・ディアナ様達の乗るシャトルを後方へ退避させて、ハリー大尉、ロアビィ、ウィッツの3機でインサラウムと戦闘開始。
・2PPイベント発生。アビスから突然エターナルが現れ、「って事は実験は成功したのか!」と驚き喜ぶロアビィ達。戻って来たシャトルで、「行きましょう、ラクスさん」とディアナ様が呼びかけ、「はい・・・!」と決意を込めたラクス様が頷き、エターナルへ搭乗。
・「危険を顧みず、よく来てくれました、バルトフェルド艦長、メイリンさん」と労うラクス様。更にジャミル司令とエニルも出撃、「次元の壁を越えての再会なのよ。もっと喜びなさい」と嘯くエニル、「私は地球連邦軍の特務隊司令として今回のZEUTHメンバーの転移事件調査の全権を任されている。故に自らの目で状況を確認するためにエターナルと共に来た」と説明するジャミル司令。
・バルトフェルド艦長に促されたラクス様、「皆さん・・・危険を承知しながらこうしてエターナルと共に来てくれた事を感謝します」と乗員全員を労い、「既に不動司令から説明があったと思われますが、自らの欲望のため私達の世界とこの世界をつなぎ、闘いを起こそうとする者がいます。その者を討つために皆さんの力を、このエターナルに貸してください」と呼びかけ、「我々も戦いましょう。二つの世界のために」と戦闘再開。(*´Д`*)
・ラクス様戦闘時セリフイベント。(マリナ様・・・もう私に迷いはありません。平和の歌は、あなたに託します。私は平和を守るために戦いの歌を歌います。それが私の選んだ道です)と決意、バルトフェルド艦長とメイリンの戦闘準備完了報告に、「では行きましょう、皆さん。平和を取り戻すために」と力強く微笑む。(´ε`*)
・ラクス様とジャミル司令の指揮範囲に、援護防御持ちのエニル中心にして陣形組み、撹乱、集中等併用して迎撃。
・4PPイベント発生。東にモビルドールの増援出現。西にはZEXIS到着、キラとアスランがラクス様と再会、ガロードはティファと再会。
・次元獣とモビルドールの共闘に戸惑うロランやカミーユに、「全ては私達が追っていた敵の差し金だ」と告げるハリー大尉。続けて北にマルグリット登場、「・・・全ての鍵を握るのは・・・!」と言いながら何もない空間を狙撃すると、「フ・・・さすがはアークセイバーのナンバー7、ハイナイトの一人です」と嘯きながら、身を潜めていたアイム・ライアードが姿を現す。
・南極で死んだはずと驚くZEXISの面々に、「あれは私の兄ですよ。そう・・・二人のロックオン・ストラトスと同じなわけです」と嘯くアイム。「どうせいつもの嘘に決まっている」とあっさり決めつけるクロウ、「自分が死んだ事さえも嘘をつけるとはな・・・。お前のスフィアの力ってのは、えげつねえもんだな」と呆れてみせる。
・その通りと肯定するアイム、「アサキムの目を欺き、次の段階に進むために丁度いい機会でしたのでね。私は自分の死を偽る事であなた達の前から姿を消したのです」と嘯くものの、クロウは「よく言うぜ。南極でのお前の慌てっぷりを見る限り、スフィアの力を狙って使えたとは思えねえな。その余裕ぶった態度も全てお前のはったりと見たぜ」と冷笑。
・インペリウムは捨て石に過ぎず、真の協力者は別にいると嘯くアイムに、「そうやって貴様はインサラウムを・・・アンブローン・ジウスを利用したか!」と憤るマルグリット、「次元科学に傾倒するアンブローンに貴様は様々な情報や技術を与えた・・・!そして、それによってZONEや人造次元獣は完成した!」と糾弾。
・続けて、モビルドールのベースとなったZEUTHの世界の機体もアイムが持ち込み、OZとアロウズに提供したと明かすハリー大尉とラクス様。
・更に、「おやめください、マルグリット卿・・・!何故あなたは殿下をお見捨てになったのです!?」とケビン・マクラーレンに変じて訴えてみせるアイム、「アークセイバーのケビン・マクラーレンは私のもう一つの名前です」「死の擬態まで身につけた私にとってこの程度は造作もない事です」と明かし、驚愕するZEXISの面々。
・「奴は殿下のやり方に異を唱える反乱分子としてアークセイバーの内部の志気をくじくと同時に・・・地球側の勢力に偽の情報を流し、各地の戦線を混乱させていたのだ」と明かすマルグリット。
・目的は更なる混乱と言うアイム、アビスによって世界は更なる混沌に包まれるとほくそ笑み、インサラウムが設置したZONEで次元の壁を破るだけの次元力が集まったと明かす。
・ジャミル司令、不動司令の連絡によりあちら側の次元歪曲宙域を調査し、遂にエターナルで渡ってきたと説明、「あのオッサンのどこでも現れるっぷりは時空を越えたってのかよ!」と呆れるアポロ。(^-^;
・アイムを追うハリー大尉達をマルグリットが時々助けていたと聞き、「あんたも祖国のために戦い続けていたってわけか」と微笑むクロウ。
・ティファ「私は不動司令の指示で私達の世界に向けてメッセージを送っていたの」と明かし、驚くガロードに、「想いは次元を超える・・・。驚く事ではないわ」と微笑むリーナ。
・全てはスフィアを手に入れるためと冷笑するアイム、クロウの因子を更に高める必要があったと告げ、「揺れる天秤・・・迷いを越えた強い意志・・・。あなたのスフィアを目覚めさせるためにはそれなりの状況が必要でしたからね。それにZEUTHの世界に存在する二つのスフィアを手に入れるためにも戦いという嵐は最適の舞台設定だったのですよ」と冷笑。
・それだけの理由で、と憤るクロウに、「それだけ・・・?まだあなたはスフィアの力をわかってはいないのですか?それこそがエスター・エルハスを救う可能性だというのに!」と嘯き、動揺するクロウに「いい顔です、クロウ!あなたのその動揺する様を私は見たかったのです!」と狂喜。
・怒りからスフィアに取り込まれる事を危惧する貧乏クジ同盟の面々に、「俺の心は冷え切ってる。コインの音を使うまでもねえ。あいつの挑発なんかに乗るつもりはねえさ。ついでにあいつの嘘にもな」と断言するクロウ、「お前に言われなくても俺はスフィアの力を引き出すつもりだ。お前を潰すっていう強い意志が俺の中にあるからな!」と気炎を上げる。甲児、ヒイロ、竜馬らも口々にアイムとの決着を宣言。
・フリーダムとジャスティスはエターナルと接触してミーティア使用可能に。ラクス「キラ、あなたの力を・・・!」、キラ「そして、君の想いも・・・!」と呼応。(*´v゚*)
・エターナルからパーラのGファルコンも出撃、ガロードのDXと合体して、マイクロウェーブ2発分チャージ可能に。サテライトシステムがないはずと驚くパーラに、「こちらの世界にもD.O.M.E.と同じ使命を持つ人がいるから」と説明するティファ。
・マルグリットも共闘、「裏でインサラウム崩壊の糸を引き、シュバル卿の尊厳を踏みにじり、さらに今、インサラウムを戦いに導く者・・・!アイム・ライアード・・・!貴様だけは我が手で討つ!」と宣告して、戦闘再開。
・マルグリットがアイムと戦闘時セリフイベント。自分とシュバル卿を助けたのも茶番だったか、と憤るマルグリットに、破界の王から生命を救った事、シュバル卿がインペリウムやこの世界の状況をインサラウムに流していたのを黙認していた事は感謝してほしいと嘯くアイム。マルグリット、「シュバル卿が騎士の誇りを投げ打ってまでして祖国のために尽くした行為すら、貴様は自らの野望の道具にしたのか・・・!許さないぞ、アイム・ライアード!私の誇りに懸けて、貴様は我がパールネイルが討つ!」と宣告するものの、アイムは主君に背いたはぐれ騎士などアリエティスの敵ではないと嘲笑。
・5PP雑魚殲滅後、アイムHP1万強まで削り、アムロにクロウの援護付けて撃墜、戦闘終了、SRポイントget。
・スフィアの力で速攻復活するアイム、「揺れる天秤。あなたがエスター・エルハスを救える事を祈っていますよ」と冷笑して撤退。
・クロウ、アイムがスフィアを集めている以上いずれセツコとランドを解放するはず、と希望的観測。
・このままではアイムの思惑通り、とゼロに説かれたマルグリット、「私とて、このような無益な争いを祖国に続けさせるのは忍びない」とユーサー皇子への停戦進言を約束して撤退するも、女性に目敏い青山が「何だか様子がおかしかったな、彼女・・・」と危惧。
・ジャミル司令とバルトフェルド艦長曰く、アビス内部の次元境界線の状況には安定期、不安定期があり、アイムや不動司令以外は安定期しか通行できず。
・持参された補習用パーツのおかげでシンのデスティニーは全武装解放。また家族や恋人等からの手紙、写真ももたらされ、意気が上がる元ZEUTHメンバー。
・バルトフェルド艦長、ラクス様をエターナルの象徴にして戦いの方向性を定める舵取り役と紹介。
・ディアナ様、破界事変末期にはエルガン代表の好意で国連特別大使を務めて見聞を広げたと明かす。
・突然レッドショルダーマーチが流れ始めて一同驚愕、キリコは険しい顔に。キャシーから、世界中の通信にこの曲が侵入していると急報。更に、何者かがヴェーダの情報統制を突破して、アロウズの虐殺行為を全世界に公開。
・(何かが起きようとしている・・・。俺の知らない所で巨大な何かが・・・)と黙考するキリコ。
・イノベイター本拠地では、秘匿して来たアロウズの虐殺行為公開に驚愕、「何者かがヴェーダのプロテクトを突破したというのか・・・!」と歯嚙みするリボンズだが、対応方針を質問する王留美を八つ当たりでこき下ろして落ち着いたらしく、アロウズの連邦軍掌握と反対勢力根絶のいい機会と楽観、大衆はアロウズの威を恐れて押し黙ると嘲笑。「・・・よく人間の事をご存知で・・・」と皮肉るグレイスに、「統治者として当然の知識だよ」とドヤ顔のリボンズ。・・・こいつ意外と笑える。(・∀・)
・大衆の不安を逸らす対策を口にするリボンズ、「既にデルマイユを動かしている。・・・彼女なら、きっと時代を導く張子の女王になってくれるさ」と冷笑。
・放送終了時、画面に表示された提供者の名は「ワイズマン」・・・( ̄Д ̄;

●第37話:銀河をステージに
・例によってお調子者の玉城が「ワイズマン様」とはしゃぐ一方、藤堂らは一方的な情報開示による混乱や暴動の多発を憂慮。
・キリコに来客と呼びに来たファイアーボンバーの面々、レッドショルダーマーチの事もありいつにも増して無愛想なキリコにミレーヌがムッとするものの、バサラは「お前・・・」「その熱いソウル・・・あんまり溜め込んでると爆発するぜ」と洞察。少し心を開いてくれていたのに初めて会った頃に戻ってしまった・・・と嘆くカレン達黒の騎士団。
・来客はかつてキリコを脱走兵として捕らえたジャン・ボール・ロッチナ大佐、「今はアロウズの情報将校だ」と名乗り、「私はお前とイプシロンの対決を希望する」と告げる。
・かつてギルガメス軍在籍時にPSを奪われたロッチナ大佐だが、プロジェクトの結果は個人的に見届けたいと語り、常人でありながらPSと互角に戦うキリコとイプシロンの決着なしにPS完成はありえないと告げ、イプシロンを倒せたらフィアナこと素体の奪還に協力してもいいと餌をちらつかせる。
・取引を承諾したキリコ、「フィアナ・・・。炎に包まれた地獄の記憶に苛まれる中、彼女の存在だけが俺の救いだった。だが、俺に彼女と共に生きる資格があるのだろうか・・・果てしない渇きと憔悴・・・。出口の見えない苛立ちの中で俺はフィアナを求めるしかなかった。それが悪魔に魂を売る事になったとしても・・・」と独白。
・何のために戦場で歌うと聞かれたバサラ、「俺の熱いサウンドを聴かせるためだ!」と歌い出し、「歌い始めたバサラが相手では何を言っても無駄だな」とコメントするガムリン大尉。
・そもそもファイアーボンバーが転移して来たのは、惑星ゾラ周辺を周回する謎のエネルギー生命体、宇宙クジラに、バサラが歌を聴かせようとしたためとか。ゾラの伝説に神として謳われる白い巨大な銀河クジラ『バーラエナ』に歌を聴かせたバサラは、遂に心を通わせたものの、刺激を受けた宇宙クジラの群れがフォールドするのに巻き込まれたらしい。
・突然敵襲警報が鳴り響き、ノリまくったバサラ「これからが一番いい所じゃねえかよ!」と勝手に出撃、どうやら待望の新曲が遂に完成したらしい。
・現れたバジュラを迎え撃つZEXIS。バサラも「行くぜ、バジュラ!俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」と気炎を上げて戦闘開始。
・突貫したバサラが覚醒、再動でMAP歌を歌いまくって、2PPヴァジュラ殲滅、SRポイントget、イベント発生。ヴァジュラ増援出現と共に、アイムがモビルドール化したVF-171を引き連れて北西に出現、「あなたの歌はもっと多くの人・・・多くの世界に響き渡るべきです。グレイス・オコナーではなく私にあなたをプロデュースさせてください」とバサラを勧誘。
・「お断りだぜ。俺は俺が歌いたい時、歌いたい相手に歌う」と拒むバサラだが、「そうやってあなたはバジュラを撃退するために歌うのですね」と揶揄するアイム、「あなたの歌は兵器として使われるのが最も相応しいのです」としたり顔で決めつける。
・「ランカの歌も・・・そうなのか・・・」と戸惑うアルトに、その通りと追い討ちかけるアイム、「彼女も周囲の期待に応えて、立派に兵器としての役割をこなしています。そう・・・今の彼女は幸せなのです。みんなに望まれる歌を歌っているのですから」「誰にも聞いてもらえない歌など雑音と同じなのです。だから、彼女は・・・」と言い募る。
・「そんなのは歌じゃねえ!!」と激しく否定するバサラ、「俺は俺の歌を歌う!お前がどう思おうが、俺には関係ねえ!俺の歌は俺のものだ!」と猛々しく笑う。その歌エネルギー上昇を測定したキャシー、ルカ准尉から送られた新装備サウンドブースターをカタパルトで射出、「アイム・ライアード!俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」と新曲ダイナマイト・エクスプロージョンがアイムを直撃。
・「歌・・・想い・・・!その破滅の力を私にも向けるのですか!」と叫ぶアイム、「くうっ・・・馬鹿な!」と苦吟。ジェフリー艦長、「君達のファンがL.A.I技研に発注してくれたものだ。存分に使ってくれ」とサウンドブースターについて説明。
・「俺の歌は俺のものだ!お前の好きにさせるかよ!」と激高するバサラに、「そうだ、バサラ!お前は歌え!俺は戦う!」とガムリンが呼応、合体攻撃版ダイナマイト・エクスプロージョン炸裂!
・「ええい!何なのです、あの男の歌は!」と苛立つアイム、「何故です・・・!?何故こうも私がダメージを受けるのです!?」と焦る。
・「教えてやるぜ、アイム。それはお前の嘘がバサラには通用しねえからだ」とクロウが指摘、「バサラはいつも心のまま、想いのままに歌う!お前のように嘘で心を塗り固めた男にバサラの歌を止められるものか!」とガムリン大尉が啖呵。
・「熱気バサラ・・・。やはり、あなたという男は危険な存在です。この屈辱・・・。絶対に忘れませんよ」と捨て台詞残してアイム撤退。「あの野郎・・・!ここからさらに盛り上がるってのによ!」と不満を漏らすバサラ。
・バサラの想いが通じたかヴァジュラ増援は撤退。「行くぜ、お前等!俺のサウンドは止まらねえぞ!」とバサラが気炎を吐き、キリコ、アルトらも意気高揚して、無人機&人造次元獣相手に戦闘再開。
・4PP敵全滅して戦闘終了。
・巨大なフォールド反応と共に、宇宙クジラがフォールドアウト。「あれは・・・バーラエナ!」とミシェルが驚き、「来やがったか」と微笑するバサラ、「よう・・・元気そうだな」と呼びかける。応じるかのように吠える宇宙クジラに、「お前も歌うのか!だったら、俺の歌も聴けぇぇぇぇっ!!」と歌うバサラ。(^^;
・「お前・・・命懸けで歌ってるんだな」とバサラを認めたアルト、ガムリン大尉に指摘されて「・・・あいつは本物でしたよ」「俺は舞台に立っていた人間でした。だから、そいつが芸に生命を懸けているかは、接すればわかります」「でも、どこかで認めたくなかった。歌いながら飛ぶあいつの事が・・・」と心中の葛藤を明かす。
・ガムリン大尉、自分もかつて、高速連続反転マニューバーQM69を軽々とこなすバサラにコンプレックスを抱いたと告白、今は自分の戦いに誇りを持ちQM69の壁も越えたと告げ、「まだまだ君の戦技は力任せで荒削りな所がある。よかったら、私にコーチをさせてくれ」と提案。
・キリコ、バサラに「何に悩んでるか知らねえが、前に進もうとしなきゃ何も変わらねえぜ」と声をかけられ、「・・・そうかも知れないな」と微笑、キリコの変化を感じ取ったカレンが「歌の力か・・・」と感慨。
・一段落したのも束の間、今度は地球連邦から重大発表。ワイズマンの偽情報により世界各地に混乱が起きていると非難する大統領、地球連邦軍を独立治安維持部隊アロウズの指揮下に置くと共に、市民の精神の拠り所として大統領とは別に地球連邦代表を選出したと告げ、「その方はサンクキングダム君主、リリーナ・ピースクラフト女王です」と紹介。地球連邦代表就任の挨拶をするリリーナ、サンクキングダムの地球連邦加盟を告げ、武器を捨て争いをやめるよう呼びかける。
・「連邦はコロニーに行った懐柔政策を世界全てにおこなうつもりだ!」と憤激する五飛。リリーナの側近だったノイン、リリーナであれば黒幕の意図を越えて本当に地球連邦を内から変えてしまうかも、と期待を示す。刹那、イノベイターはそれを許さず、リリーナを傀儡として利用するだろうと警告。「その時は・・・」と呟くヒイロ、(その時は、リリーナ・・・。お前を殺す)と独白。
・一方、パレス・インサラウムでユーサー皇子に謁見するマルグリット、アイムの暗躍を明かして侵攻中止を進言するも、既に全てを告白したアンブローンを許したと言うユーサー皇子、「無断で余の指揮下を離れたそなたに何の資格がある?」と厳しい顔でマルグリットを問いつめ、「余はもう過去は振り返らぬ。インサラウムの未来のため・・・勝利のために全てを捨てたのだ」と宣言、ウェインにマルグリット捕縛を命令。
・「俺はジェラウドの旦那からナイトオブナイツを託された」と明かすウェイン卿、「インサラウムと殿下の敵は全て、この俺とディアムドが排除する」と宣告。
・アンブローン、既にアイムとは手を切ったとユーサー皇子に誓い、もう一人の特異点を捕らえたのでエウレカと共に研究すれば次元科学を至高の極みへ到達させられると告げる。
・一方、ブリタニア皇帝シャルルを訪れたアイム、V.V.に「鍵の持ち主である君が何を聞きたいのさ?」と牽制されつつ、「この地球にクロノエイチに触れし者はどれだけいるのでしょうか?」と質問、シャルルに理由を聞かれて「いつの日か、太極にたどり着く日のため・・・その準備を」と答える。
・「・・・我が兄を含めて6人だ。その内の一つは、お前も知っていよう」と答えるシャルル、「あのワイズマンなる者ですか・・・」と応じたアイムに、「これ以上を知りたいと言うならば、ワシにも考えがある」と恫喝。
・「お戯れを・・・。神を殺す武器を前にしては私も身の程というものをわきまえます。いずれその域に私も達した時、改めてご挨拶にうかがいます。では・・・」と退散するアイム。
・あいつが嫌いだと吐き捨てるV.V.に、「でしょうね、兄さん。あれは私達が最も唾棄すべき人間だ」と答えるシャルル、黒の英知の情報を与えた理由を問われて「あれは我が息子によく似ている・・・。その程度の理由です」と答え、「ルルーシュか・・・。彼にもしつけが必要だね」と指摘するV.V.。
・「それは兄さんに任せます。今となっては、あれの存在など些細な事です」と取り合わないシャルルに、「わかったよ。彼の嘘を暴くための人材は既に用意している」と微笑するV.V.。
・そろそろ時が満ちると告げるシャルルに、「ワイズマンも動いたしね。・・・彼は目的を果たすために歴史の影から敢えて、その身を晒した。彼も継承者として未来に立ち向かおうとしているんだね。フフ・・・親近感を感じるよ」と冷笑するV.V.、「神を殺す武器、アーカーシャの剣・・・。いよいよ僕達の願いが叶うんだね」と感慨。
・ボーナスアイテム:Fボンバーのディスクget。

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西本智実「白鳥の湖」@新国立劇場

西本智実の芸術監督・指揮で、イルミナートバレエ&イルミナートフィルの「白鳥の湖」を鑑賞。
場所は初台の新国立劇場。

ちょっと早めに行って、東京オペラシティのル・パン・コティディアンでお茶しようと思ったら、満席・・・orz
仕方ないのでパンとコーヒーをテイクアウトして、新国立劇場の大階段脇のベンチで一服。(^.^;

新国立劇場は初めてだったけど、割と新しいだけにゆったりしてて豪華な感じ。

公演は、流石に西本さんだけあって優雅にして流麗、指揮の艶やかさも相まって陶然・・・(´ε`*)
でも悪魔ロットバルトは打ち破ったものの、オデットとジークフリードは救われず・・・orz
お話はハッピーエンドの方が好きだなぁ、やっぱり。

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