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November 2015

第2次SRWZ再世篇(2周目:中東ルート:プロローグ〜14話)

2周目は少し目先を変えて中東ルートへ。
メモは差分のみ。

●第3話:太陽の使者 鉄人28号
・「あたし達はあたし達の道を行く。エスターも元気でね」と別れを告げるカレン。エスターの選択肢は「カレン達と一緒に行く」で、巻き込む事を案じるデュオ達に「それがどうした!」「あたしはあたしの目で、この世界を確かめたい。だから、あんた達と一緒に行く」と断言。「あなたはあなたの道を見つけてください」とカトルが微笑み、アルト達に別れを告げるエスター。

●ルート分岐
・通信で「まさか、お尋ね者ご一行と一緒に行く事になるとはね」と呆れるトライア博士に、独断を詫びながらも「あたし・・・自分の目でこの世界を確かめてみたいんです。デュオやカトルの言うようにこの世界は歪んでいるのか・・・カレンのようにこの世界を変えるために戦う必要があるのかを」と主張するエスター。
・その決意に「頑張っておいで」と微笑み肯定するトライア博士、餞別代わりの魔法の呪文として、「そんな風に世間から後ろ指を指されるような道を進まなきゃならない時が来たら・・・」「よそはよそ、うちはうち!」「正しい事ってのは、自分で決めるんだ」とエールを送る。
・産油国が多いため太陽光エネルギーで世界をリードする三大国家と折り合いの悪かった中東には、連邦非加盟国が多く、カタロン等反連邦の動きも活発で、コロニーのガンダムが潜んでいるらしい。一方、カレン達が傭兵として赴くクメン王国は、アストラギウス銀河で争っていたギルガメスとバララントの内、前者の人間達が作った国だが、国の行く末を巡って内乱中。
・エスターの選択肢は「ガンダムと中東へ行く」で中東ルートへ。

●第4話:迷える戦士達
・協力者マグアナック隊のラシードからの情報で、中東アザディスタン王国へ向かうカトル達、コロニーのガンダムとは別に反地球連邦勢力を援護する謎のモビルスーツの噂を聞く。
・サーカスに潜伏して秘かに戦い続けていたトロワとヒイロ、アザディスタン周辺にアロウズが駐留し、OZ特使がマリナ皇女と会談する事に危機感を募らせる。マリナ皇女の側にいるリリーナを気にかけるヒイロに、「お前は、あの女がからむといつものお前ではなくなる」と静かに指摘するトロワ、「だが、そうやって感情に揺れるお前も嫌いではない」と肯定。
・「感情で行動する事は間違いではない。俺はそう学んだ」と答えるヒイロに、今の戦いを続ける事に自分も迷っていると明かすトロワ、「だが、またいつコロニーを盾に取り、俺に降伏を迫るかも知れない。その時、俺はお前のように自らの手でガンダムを爆破する事が出来るのだろうか・・・」と自問。「だった、一つだけ忠告がある」と告げるヒイロに、「フ・・・。死ぬ程、痛いのだろ?その話は前にも聞いた」と微笑むトロワだが、世話になっているサーカスの姉貴分キャスリンの好意に甘えていると自覚、「OZとアロウズ・・・。そろそろ潮時かも知れないな・・・」と決意。
・マリナ皇女と会見するOZ特使レディ・アン、発言権の弱い小国としてでも地球連邦に加盟する方が国民のためと言葉巧みにいいくるめようとするものの、「そうやってOZは自分達の意にそわない人間を消していったのですか・・・!そうやって私のお父様も・・・!」と乱入したリリーナが、レディ・アンの差配したドーリアン次官暗殺を糾弾、「ですが、私は知りました。私がいくら声高にあの一件の真相を話しても世界からは黙殺される事を」と憤り、「私はここでお父様の無念を晴らします!」と銃を向ける。
・「撃っては駄目です!」「ここでこの人を撃っては、あなたもOZと同じになってしまいます!」と制するマリナ皇女に瞠目するリリーナ。一方、通信を受けたレディ・アン特佐は急用が出来たと告げ、「いずれ決着はつけましょう」と言い置いて退室。
・「やはり、私は彼のように戦う事は出来ないようです・・・」と呟くリリーナ、「ドクターJはヒイロを自分達の代弁者だと言っていました」と思い起こす。三大国家に対抗すべくコロニーのガンダムを造った5人の科学者の一人、ドクターJは幼いヒイロに戦闘技術を学ばせ、戦争を起こす人間を討つべく地球へ送り込んだ。
・「彼は戦う事が平和につながるという信念で行動しているのです」と呟くリリーナ、ドクターJはヒイロがコロニーの人間の痛みをわかっているから戦うと言っていたと思い起こし、「きっとヒイロは戦えない人達の代わりに戦うのでしょう。でも、私は思いました。銃を撃てない私でも、別のやり方で戦う事が出来ると・・・」と決意を口にする。
・匿われている間にサンクキングダムの完全平和主義を学べたとマリナ皇女に感謝を告げるリリーナ、「私はヒイロとは別のやり方でこの世界と向き合っていくつもりです」と宣言し、死んだとされているヒイロも連邦に抗して戦う人々の間にきっと生きていると希望を口にする。
・テロリストを装ったアロウズがアザディスタン王都へ侵攻、自作自演で民意を得ようとするアロウズの策に古典的だが効果的と評するレディ・アン特佐、「我々の負けだ。アザディスタンはアロウズの手で第三加盟国として連邦に併合されるだろう」と落胆。
・そこへヒイロとトロワが駆けつけ、テロリストの正体を看破、アロウズ介入前に叩くと戦闘開始。
・1EP、一番南のティエレンと戦闘してイベント発生。エスターとデュオ、カトルが北に駆けつけ、トロワ、ヒイロと再会、「この野郎!やっぱり生きてやがったか!」「へへ・・・お前はよっぽど死神と相性が悪いようだな」と喜ぶデュオ。
・共闘したら引き返せないと警告するカトルに、「それがどうした!」と意地を通すエスター。「どっかの誰かさんから決め台詞も教えてもらったようだな。」と微笑むデュオに、「あの男の知り合いか」とヒイロが思い当たり、「俺達に手を貸すとは、貧乏クジの系譜のようだな」と納得するトロワ。(^^;
・2EP、一番南のティエレン撃破でイベント発生。後退するティエレンを追ったトロワ、巻き込まれかけたキャスリンを発見して庇い被弾、「・・・潮時だな・・・。この結末なら悪くない・・・だが、ガンダムに敗北は許されない。敵に討たれるぐらいならば・・・」「始めるか、俺の自爆ショーを・・・」と死を覚悟して呟く。
・そこへ突然、満身創痍のエクシアで現れた刹那、「破壊する・・・!」とティエレンを強襲。「今日は懐かしい顔によく会う」と呟くトロワ、助けられたと礼を言い、「・・・以前に同じような状況でお前とカトルに助けてもらった」と応じる刹那に、「フ・・・そう言えば、あの時もアザディスタンだったな」と微笑して、戦闘再開。
・初期敵全滅でイベント発生。北に新型機アヘッドに乗ったジニン率いるアロウズ増援が出現、「放火役はあの連中にやられたか。この作戦は失敗だな」とボヤきつつ、ガンダム撃破のため戦闘再開。
・4PP、雑魚殲滅後にジニン撃破して戦闘終了、SRポイントget。
・「何を迷っている、ヒイロ?」と声をかけた刹那、「お前が答えを求めているなら、俺と来い」「俺と共に世界の歪みと対峙しろ」と誘い、答えを見つけられるかはお前次第と言って撤収。ヒイロ、「言ったはずだ。感情で行動するのは正しい人間の生き方だと」「・・・世話になった」とトロワに告げ、刹那と共に撤収。
・「あなたがガンダムのパイロットだったなんて・・・」と驚くキャスリン、身を投げ出して助けてくれた事に「まさか、あなた・・・死ぬつもりだったの?」と問いかける。「・・・それでもいいと思った」「目的を失った俺に生きている意味は・・・」と答えるトロワに、いきなり鉄拳を振るうキャスリン、「あなた、自分の生命を何だと思ってるの!生きている意味ですって!?笑わせないでよ!」と憤り、「甘ったれるのも、いい加減にしなさい!残された者は・・・残された者はね、泣いて暮らすしかないじゃない!」と言い募り、「約束しなさいよ、トロワ。必ず生きて帰ってくるって」と迫る。
・「・・・それは出来ない」「だが、努力はする」と神妙に答えるトロワに、「・・・いいわ。そう言った以上、あなたはやる子だから」と微笑むキャスリン、「待っているわよ、トロワ。必ず生きてサーカスに帰ってきなさい。その時はちゃんとヒイロと二人分のご飯、作ってあげるから」と別れを告げる。
・カトル達と合流するトロワ、(俺は生きる意味を見つけた。お前も答えを見つけられる事を祈る)とヒイロへのエールを独白。
・ガンダム潜伏を口実にアザディスタンの監視を通告するレディ・アン特佐、連邦加盟をやんわり拒絶したマリナ皇女に、政府に報告すると暗に圧力をかけつつ撤収。
・今の自分に何が出来るとと惑うマリナ皇女、(ですが、あなたの決意に満ちた目・・・。私はそれを忘れません。あなたのその目は以前に見た刹那やヒイロ君と同じで、純粋で優しいものでした。彼等とは違う方法で平和を求める私はいったい何が出来るのでしょう・・・)と独白。
・一方、自分自身の戦いを決意してマリナ皇女に別れを告げるリリーナに、市街で再会したノインが「お迎えに上がりました、リリーナ・ピースクラフト様・・・」と告げる。

●第5話:OZとアロウズ
・OZ総帥執務室を訪れたアロウズのグッドマン准将、アザディスタンでの抜け駆けを非難、「今の世界に無血併合などというやり方は不必要なのです」とOZの手ぬるさを主張し、サンクキングダムを源流とする完全平和主義にかぶれたマリナ皇女の周辺への影響を危険視。
・「やはり、私とアロウズは相容れないようだ」と苦笑するトレーズ閣下、「戦いは剣を持つ者同士が己の生命と誇りを懸けて行うものだ。それに市民を巻き込む事は無粋の極み・・・。人類の歴史を冒涜する愚行だ」と糾弾。それを旧世界の騎士道と鼻で笑うグッドマン准将、デルマイユ公への告げ口で脅して退室。
・エゼミスタンでテロリスト鎮圧を終えて帰還したゼクス特佐とクワトロ特佐に、新たな作戦を指示するトレーズ閣下、「また風が吹いてきた。君達も、それに当たるといい」「時代を変える風・・・いや、嵐と言うべきものだよ」と微笑。
・OZ格納庫で特権意識に増長した雑魚に絡まれるカミーユ、「・・・そうやって、自分達の正義に酔うのか・・・」と呟きつつ、連邦の敵として封印されたガンダムに乗ったら叩き落としてやる等の暴言を受け流し、「よく我慢したな、カミーユ」と感心するシン。OZやアロウズの暴挙に自分達の去就を思うカミーユ達に、ゼクス特佐が新任務としてトレーズ閣下護衛とガンダム迎撃を指示。
・ラシードからOZ総帥トレーズが少数の護衛のみ連れてイタリアの別荘に単独行動との情報を得たカトル達、見え透いた罠と知りつつ、死中に活を求めて襲撃を決意。
・最終防衛ラインからカミーユやシン達を外したクワトロ特佐に、プライベート通信で真意を尋ねるゼクス特佐、OZに留まる理由は消息不明のアムロ・レイと関係しているのかと質問。「私がガンダムと戦うのは私自身のためだ」「私とて人間だ。迷いを生じるときもある。だから、私はトレーズの下で・・・」とクワトロ特佐が言いかけた矢先、五飛、そしてカトル達が出現。
・五飛を目的地点へ突入させるべく戦闘開始。
・3PP雑魚殲滅後、クワトロ特佐とゼクス特佐を撃破。
・3PP五飛が目的地点到着してイベント発生、SRポイントget。
・南にOZ増援出現、トーラスに乗ったカミーユやシン等と敵味方として再会し、愕然とするデュオ、(急げよ、五飛・・・。あいつ等が相手じゃ、さすがに俺達もヤバいからな・・・)と独白。・・・いくら何でもトーラスじゃ相手になんないケド。(-_-;
・「俺の名は五飛!」と単身別荘に突入した五飛、護衛もおいていない無人の別荘でトレーズと対峙し、「剣を取れ、トレーズ!勝負だ!」と挑戦、何故機体から降りたか問われて「お前がモビルスーツに乗っていれば、ナタクで戦った」と即答。
・「危険を承知で待った甲斐があったというものだ」と頷くトレーズ、「では、君の青龍刀に合わせて、私はサーベルで戦おう」と受けて立ち、数合切り結んで「いい動きだ」と褒めたものの、「・・・だが、まだまだだ」と青龍刀を弾き飛ばしてサーベルを喉元に突きつけ「私の勝ちだ」と宣告。
・「殺せ・・・!」と睨む五飛に、「良い戦いだった」と微笑んでとどめをささないトレーズ閣下、殺さなければ何度でも殺しにくると凄む五飛に「それは楽しみだ。またお手合わせ願おう」と微笑。「くそっ!!」と罵声を吐いて逃走する五飛に、「五飛・・・その名を覚えておこう。君こそは私が求めた戦士だ。次は君の得意とするモビルスーツで手合わせしなければならないな」と見送るトレーズ閣下。
・別荘から出てきた五飛は「くそぉぉぉぉぉっ!!」と罵りつつ撤退、失敗と悟ったデュオ等も長居は無用と撤退。とりあえずZEXISの仲間と戦わずにすみ安堵したカミーユだが、(クワトロ大尉・・・。俺達はこのままでいいんですか・・・)と懊悩。
・帰還したシンが今のOZや地球連邦の在り方に疑問を呈し、「これじゃデュオ達やカタロンみたいな組織が出てくるのも当然だ」と憤る。連邦の中枢とその直下のアロウズ、OZが問題と指摘するカミーユ、「OZは世界の警察的な役目となるはずだった。それについては俺も異論はなかった。だが、今のOZはアロウズとの対立の中でその役目や隊員の意識が変わりつつあるように思える」と懸念を示す。
・そんな所にいていいのかとくってかかるシンに、「・・・わからない・・・」と思い悩むカミーユ、「もしOZがなくなったら、誰が世界の平和を守る?」「日本のクラッシャー隊は局地的な組織だ」と指摘、アロウズの抑止力でもあるOZしか人類の敵に抗し得ないと現状分析し、トレーズ司令やクワトロ大尉はアロウズを認めていないだろうと推測。
・トレーズ司令も連邦軍総司令官エルガン代表も何を考えているのかわからないと憤るシン。一方、キラとアスランは志願して、宇宙に上がるレディ・アン特佐に同行したらしい。「あの人にはあの人なりの考えがあるんだろう・・・」と呟くカミーユ、(アムロさんの転属先は不明・・・。クワトロ大尉は何か思惑があって、トレーズ司令に従っている・・・俺達は俺達で、これからどうするかを考えていくしかないのか・・・)と黙考。
・エスター達に事情を問われた五飛、「・・・俺は・・・負けた」と苦吟、「俺は自分よりも弱い者しか相手に出来ない卑怯者だ・・・!」「俺には戦う資格はない」と自嘲。「一度や二度の負けが何だよ!生きてる限り、何度でも戦いなよ!」と怒鳴りつけるエスターに、「女・・・」「そういう風に考える事が出来るお前は強い・・・」と感嘆し、独り立ち去る五飛。
・「自分の信じるものからは決して退かない強い男なんだろ!」とクロウから聞いた人物評を引き合いに憤るエスターだが、カトル達が「彼はきっと戻ってきます。必ず前より強くなって」と取りなし、「そういうわけだ、五飛。お前が復活するのを待ってるぜ。お前もヒイロも迷いを抜けて答えを見つけてくれよな・・・)と心中エールを送るデュオ。

●第6話:彷徨う天使達
・ユーラシア大陸のアロウズ部隊でバラック・ジニン大尉の下に着任したアンドレイ・スミルノフ少尉とルイス・ハレヴィ准尉に、(彼女が例のスポンサーの令嬢か・・・。資金だけ提供していればいいものを何故、自ら戦場に出たがるのだ・・・)と内心疎むジニン、カタロン追撃が任務だが潜伏しているガンダムが現れれば相手をすると告げる。怨敵と遭遇するかもしれない初陣に、(ガンダム・・・。パパとママの仇・・・ガンダム・・・)と独り思い詰めるルイス。
・行動方針を相談するエスター達。カトルとトロワがカタロンと接触する事を提案、「俺達は組織的な戦いは向いてない。少数精鋭で敵の中枢を討つ電撃戦の方がやりやすい」とデュオがリスクを指摘するものの、丁度その時、アロウズに追われるカタロンを発見、なし崩しに救援へ。
・エスターの発案により、自動操縦の輸送機を陽動に使ってアロウズを分断したエスター達、追われるカタロンに接触して離脱を促し、アロウズと戦闘開始。
・2PPイベント発生。「コロニーのガンダム!無事か!」と西にティエリアが出現、「この機体はセラヴィーガンダム。ヴァーチェを継ぐものだ」「僕達はまだ戦い続けている。そう・・・。君達と同じようにだ」、「アロウズ・・・この世界の歪み・・・。僕達の手で破壊する。セラヴィー、目標を攻撃する!」と宣言して戦闘再開。
・2PP敵撃ち減らしてイベント発生。次元境界線が歪曲して、南に次元獣の特種が出現。
・4PP雑魚殲滅後、最後にジニン撃墜して戦闘終了。
・往生際悪くカタロンに迫るジニンのアヘッドだが、「させるかってんだよ!」とカタロン増援が超遠距離狙撃で阻み、ジニン撤退。「お疲れ様、ジーン1。どうやら、間に合ったようね」とシーリンが通信、狙撃手は「ほとんどガンダムのおかげだがな。・・・俺達も後退する」と応じ、カタロン撤退。
・カタロン狙撃手の腕に感嘆するエスターだが、亡きロックオンを彷彿とさせた狙撃手の存在に「いや・・・そんなはずはない。彼はもう死んだんだ」と動揺するティエリア。
・ソレスタルビーイングの新たな母艦プトレマイオス2が駆けつけ、とりあえず合流して情報交換するエスター達。リヒティとクリスを失ったCBクルーと再会するデュオ達、イアンの娘ミレイナとも顔合わせ。スメラギさんは不在、アレルヤは連邦に囚われているらしい。
・ボロボロのエクシアでアロウズと戦っていた刹那の事を告げるデュオに、「まだワシ達の希望は失われていないらしい」と驚き喜ぶイアン達。OZとアロウズを討つべく共闘を約束。

●第7話:反逆の翼
・カタロン潜伏を口実に焼き尽くされた街をヒイロに見せる刹那、自分達が戦いの裏で動いていた者達を追いきれなかったために、アロウズとOZという別の歪みを生じさせたと自責。家を焼かれた少女の前で絶句するヒイロに、「俺達には言葉を尽くす以外に出来る事があるはずだ」と告げる刹那、OZの基地アンバーラーにヒイロのガンダムがあるらしいと示唆、「使い方はお前が決めろ。俺達の旅は、ここまでだ」と言い置いて独り立ち去る。
・プトレマイオス2はセラヴィー以外にも、エクシア、デュナメス、キュリオスの発展型たる新たなガンダムを積載しているものの、長距離狙撃型に乗るべきガンダムマイスターは不在、亡きロックオンを悼む一同。
・ブラスタEsとコロニーのガンダムのメンテを引き受けたイアン、デュオのデスサイズがGN粒子影響下でも通信できた事から、コロニーのガンダムもイオリア・シュヘンベルグの計画に関わりがあると推測、「同じ名を持ちながら、二つの道に分かれたガンダム・・・。それは、いったい何を意味するんだ・・・」と呟く。
・CBをサポートするエージェント王留美からの情報で、OZのアンバーラー基地にコロニーのガンダムがあると判明、襲撃を計画するティエリア達。
・ゼクス特佐とクワトロ特佐の指揮により、迎撃態勢を取るアンバーラー基地だが、カミーユ達は「この基地はあれの管理をしている。俺達の担当は、その警備だ」と出撃せず。「あれ」の格納庫のロック解除キーは特佐以上でないと知らされていないとか。
・現れたティエリア達を迎え討つクワトロ特佐、「各機はガンダムを包囲し、数で圧倒しろ」と命じつつ、(カミーユ・・・迷っているのなら自ら答えを出せ。私は私自身のために戦うまでだ)と独白、戦闘開始。
・1EP、敵6機撃破してイベント発生。潜入していたヒイロが発見され、基地から出てくるOZの雑魚アレックスとミュラーがエアリーズで迫る。MSで生身の人間を攻撃する暴挙に憤るエスター達だが、「俺達がやってるのはゴミ掃除と同じなんだよ!」「正義は俺達にある!これは世界を正す行為なんだよ!」と独善に驕る雑魚。
・「貴様等はぁぁっ!!」と激高したゼクス特佐、「やめろ!貴様等はそれでもOZの将兵か!そのような横暴・・・いや、下等な思い上がり、恥を知れ!」と叱咤。「あんたに言えるのかよ、ゼクス・マーキス!」「知ってるぜ、この基地で、あんたが何をやってたか!」と暴言で応じる雑魚共、「ついでだ!あんたも粛正してやるよ!」と言い放つものの、「貴様達はっ!」と神速で切り込むトールギスに瞬殺され、「・・・時代がこいつ等を歪めたのか・・・」「お前達に力を持つ資格などない・・・!」と呻くゼクス。
・「これで戻れない所へ来たか・・・。ならば・・・」と開き直ったゼクス特佐、封じられた格納庫のロックを解除し、ヒイロを招き入れる。
・初めて生身でヒイロと向き合うゼクス、「回収した機体を完全に修復した」とウィングガンダムを示し、「これで私と戦ってもらう」と要求し、応じるヒイロに「迷いのない瞳だ。私はそれを見たかった」と微笑、自分は戦争の中に勝手な美意識を持ち込んでいたと省みて、「だが、君達は違う。生命をかなぐり捨ててでも戦う・・・。君達の生き方こそ、兵士の真の姿だ!だから、私は君と戦う!この生命を懸けて!」と告げる。「ゼクス・・・お前を殺す。それが俺の感謝の形だ」と受けて立つヒイロ。
・一方、思わぬ成り行きに基地内で戸惑うカミーユ達だが、トレーズ閣下から通信が入り、「アンバーラー基地の戦況についてはクワトロ・バジーナ特佐より報告を受けている。この緊急事態に対して、OZ総帥の権限でガンダムの使用を許可する」と通告、格納庫のロックを解除し、「ガンダムを駆り、君達の判断で君達の敵を討て」と告げる。決意を固めたシンが「俺は・・・俺の敵、OZとアロウズを討つ!」と決起。
・基地の北側に出てきたゼクスのトールギスとヒイロのウィングガンダムは一騎打ち。一方、別の格納庫から「シン・アスカ!これよりOZを離脱する!」と出てきたシン達がデュオ達に合流。
・カミーユが「これが俺達の選んだ道です。自らを見失ったOZを俺は認めません。OZもアロウズも俺達が止めます・・・!ガンダムで!」とクワトロ特佐に別れを告げる。それを見送るゼクス、「行くがいい、ガンダムの戦士達!その反逆の翼のままに!」とエール。
・「・・・了解した。では、今から君達は私の敵だ」と静かに応じるクワトロ特佐だが、(それでいい、カミーユ、シン。お前達も自らの信じるもののために戦え。私はそれを迎え討つ。私の信じるもののために)と独白、戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、クワトロ特佐を撃破。敢えてOZに残る理由を問うカミーユ、「それはアムロ大尉の消息がわからない事と関係しているんですか!?」と問い詰めるものの、「私は私自身の答えを見つけるためにOZで戦うまでだ・・・」と言い置いて撤退するクワトロ特佐。
・3PP、最後にゼクスを撃破して戦闘終了。「私の生命の灯は、まだ消えてはいない!」と粘るゼクスだが、「そこまでです!」と輸送機で駆けつけたリリーナが割り込み、「ゼクス・マーキス。私をプリンセスと呼ぶ事は、あなたもサンクキングダムの人間なのですね」「ノインさんに聞きました。あなたとヒイロが、ここで決闘をする事になるという事を」と告げ、「既に勝負はつきました。私はピースクラフトの名においてあなたに剣を収める事を命じます」と堂々と宣告。
・(強くなったな、リリーナ・・・。それでこそピースクラフトの娘だ。ならば、その目で見るのだ。戦いというものを)と内心賞賛するゼクスだが、命を落とした部下のためにもここで退けないと主張。業を煮やしたリリーナ、血塗られた環を断ち切るため殺せとヒイロに檄を飛ばすものの、「なりません、リリーナ様!」「御自身の兄上の死を望むなどという不幸な考えはおやめください!」とノインが制止、「あの方の真の名はミリアルド・ピースクラフト・・・。あなたの実の兄上です」と明かす。
・元副官のノインによる想定外の暴露に「くっ・・・!」と呻いたゼクス、「ヒイロ!また会おう!戦うためにな!」と言い置いて撤退。
・「お前は答えを見つけたようだな」と呼びかけるヒイロに、「あなたもですね」と微笑むリリーナ。
・撤退するOZ輸送機で、状況報告を受けたトレーズ閣下、将兵2名の粛正はゼクス特佐の権限内と許容したものの、ガンダム秘匿・修復とテロリストへの引き渡しは見逃せないと指摘、暫定的に謹慎をゼクス特佐に言い渡し、特務隊指揮はクワトロ特佐に一任。
・生身での対面は初めてと挨拶するノイン、今はサンクキングダムの近衛兵としてリリーナをサポート。弱者を踏み台とする連邦政府の在り方に異を唱えるリリーナは、完全平和主義を貫きつつ、連邦政府に不満を持つ国家をまとめようと活動、賛同者も着々と集まりつつあるとか。
・ヒイロとリリーナの関係を「あの方の言葉を借りれば、生命を狙う側と狙われる側だそうだ」と説明するノインに、「色気の欠片もない・・・!」と呆れるエスター。(^^;
・ノインの情報によると、東南アジアのクメン王国がアロウズの介入で連邦に併合され、傭兵となっていた黒の騎士団残党は脱出したとか。カトルがマグアナック隊に連絡して捜索してもらう事に。
・デュオ達を見送ったノイン、ミリアルドがピースクラフト家滅亡の復讐を誓った経緯をリリーナに説明、「この手はあまりにも血に染まってしまった・・・。サンクキングダム再興はリリーナこそが相応しい・・・と」とミリアルドの言葉を伝える。「お兄様は自分自身を見つけられたのでしょうか・・・」と感慨にふけるリリーナ、あくまでゼクスを信じてついていきたいと語るノインに、「好きなのですね、兄が・・・」「いつまでも兄の事を見守ってやってください」と微笑。
・(ヒイロ・・・私も私の戦いを始めます。その手段はあなたとは異なっています。でもいつか、二人の道が交わる事を私は信じています・・・)と独白して、ピースクラフトの地へと赴くリリーナ。
・一方、イノベイター秘密拠点でCBが動き出した事を確認したリボンズ・アルマーク、「王留美・・・君の流した情報で彼等は動いた。君の働きにも感謝するよ」と内通を労い、「君には彼等の誘導役を頼むよ。機が来たら、また連絡する」と指示。
・リジェネにアムロ・レイを連れてこさせたリボンズ、「僕はリボンズ・アルマーク・・・。イノベイターだ」と名乗り、トレーズ閣下を警戒して直接的な介入を避けたためOZから転属させるのに時間がかかったと言いつつ、「さあ、アムロ・レイ。僕と語り合おうじゃないか。戦いの果てにある人類の革新について」と告げる。(何なんだ、この男は・・・)と訝しむアムロ。

●第8話:ツインドライヴ
・マグアナック隊の誘導により首尾よくクメンから脱出したカレン達、中国南部でプトレマイオス2に合流。「クメンでの戦いで、あたしは色んな事を考えさせられた。ポタリア、キデーラ、シャッコ・・・。クメンで知り合った傭兵達は、それぞれの理由で戦っていた」と語るカレン、黒の騎士団が戦力を蓄える目処がつくまで共闘を約束。
・キリコはクメンでフィアナと再会したものの、イプシロンと秘密結社に再び連れ去られ、アロウズ介入で崩壊するクメンからやむなく脱出、「当分はお前達の厄介になる」と告げる。
・王留美が、ゴビ砂漠の政治犯収容所に対するカタロンの襲撃計画をリーク、無実の人々を解放すべくサポートに向かうCB。
・収容所にはナイトオブセブンが来ていると聞いて血相を変えるカレン。ブリタニア皇帝直属のナイトオブラウンズは、皇帝の変わらぬ権力故に連邦軍内で独立行動権と独自戦力保持が認められたスペシャルライセンサー。「ナイトオブセブン・・・。その名は枢木スザク・・・」と呟くカレン、「あいつは・・・あいつだけは許さない・・・」と怒りを燃やす。
・一方、収容所には沙慈・クロスロードが無実の罪で収監、建設作業員として働いていたスペースコロニーにカタロン関係者がいたため、カタロン連絡員と決めつけられ、取り調べもなく有罪と決めつけられたらしい。
・訪れたスザクが旧知の沙慈に面会したものの、黒の騎士団の協力者だったのではないかと詰問、身に覚えのない沙慈が混乱する様子に「どうやら、僕の誤解だったらしい」と認めるものの、まともな取り調べを願う沙慈には特別扱いできないと冷たく突き放す。「そんな・・・!君は誰よりも不正を嫌っていたじゃないか!こんなやり方を許すのか!」とくってかかる沙慈に、「・・・それが世界の平和に必要ならば・・・」と硬い表情でつっぱねるスザク。
・収容所襲撃に現れたカタロンを単騎で迎え撃つスザクは圧倒的な力で蹂躙、アロウズは後方で収容所の護りを固める。そこへ刹那がカタロン援護に駆けつけ、「ソレスタルビーイングのスクラップめ・・・!また現れたか!」と忌々しげに吐き捨てるジニン、親の仇と気炎を上げるルイス。
・「ジニン大尉、あのガンダムの相手は自分に任せてもらう」とスザクが通達。カタロンは刹那の援護に闘志を取り戻し、収容所を解放すべく攻撃続行。(変わってない・・・。あの頃から・・・あの地獄から何一つ。こんなもの・・・求めていない・・・!ロックオンも、俺も・・・!こんな世界など!)と心中で憤る刹那、カタロンNPCを庇いつつ戦闘開始。
・刹那がスザクと戦闘時セリフイベント。「そんなボロボロになってまで何故、戦う!?」と怒鳴りつけるスザクに、「世界のためだ・・・!」と答える刹那。「ソレスタルビーイングの介入によって世界に戦いは広がった!お前達は、またそれを繰り返すのか!」と非難するスザクに、「この歪んだ世界は俺達の戦いも原因の一端だ・・・だから、俺は破壊する!俺達の求めた世界のために!」と絶叫する刹那。
・3PPイベント発生。「突破する・・・!」と西へ突貫する刹那だが、「ソレスタルビーイング!何故、また世界に戦いを起こす!」とスザクが追撃。そこへようやくプトレマイオス2が駆けつけ、「刹那・F・セイエイ!ここは退け!」とティエリアが呼びかけて、刹那がトレミーまで後退、一時撤退。
・「スザク!」と吠えるカレン、「あたし達を潰せるものなら、やってみな!クメンでの借り・・・いや、あの時の借りをここで返してやる!」と挑戦。「そうやって君は永遠に過去にこだわって戦うつもりか・・・」と忌々しげに呟くスザクにも聞く耳もたず、ティエリアが「アロウズ、世界の歪み・・・。ソレスタルビーイングはお前達を討つ」と宣告、カレンも「腐った地球連邦は、あたし達が叩き潰す!」と宣告して、戦闘再開。
・4PP、突貫したヒイロとシンでジニンを撃破してイベント発生。ジニンが復活し、敵の布陣の厚さに一手足りないと焦るティエリア達。
・一方、後退したトレミーでは、イアンが傷ついたエクシアの太陽炉を新たなガンダム、ダブルオーに移植、「トロポジカルディフェクト、基底状態より高位へ推移・・・ツインドライヴの粒子同調率、60%を突破しました」とフェルトが報告。「80を超えれば、安定稼働領域に入る・・・だが、これまでこちらの手元にあった二つのGNドライヴの組み合わせではそこまで同調率を上げる事が出来なかった」と続けるイアン、第一世代のOガンダムとエクシアの二つの太陽炉はシミュレーション上では連動率が高いと説明、「トランザムと共にイオリア・シュヘンベルグから送られてきた新たなガンダムの主機関理論、ツインドライヴシステム・・・机上の空論か、200年後の科学水準を見越しての予見か・・・」「二つの太陽炉を同調させ、粒子生産量を二乗化する。こいつが成功すれば・・・」と呟く。
・前線苦戦の報を受けた刹那、「機体が動けばいい」と出撃を宣言、躊躇うイアンに「俺達はもう仲間を失うわけにはいかない」と押し切り、「・・・わかった。だが、もしもの時のために一か八かの方法をお前に教える」と承諾するイアン。
・後方からGN粒子をまとってダブルオー出撃、「新型か!だが、その力は使わせん!」とジニンが突貫して先制。「ツインドライヴの完成を待たずに出撃したのか!」と焦るティエリア、「みんな・・・離れていろ」と通告する刹那の一か八かの意図を察し、「やめろ、刹那!トランザムで強制的にGN粒子を開放すれば、オーバーロードを起こす可能性もある!最悪の場合、爆発するぞ!」と制止。
・(ダブルオー・・・。Oガンダムとエクシアの太陽炉を載せた機体・・・俺のガンダム・・・!)と想いを込めた刹那が「トランザム、始動!!」
・「駄目だ!あの程度の粒子同調率では、ツインドライヴは起動しない!」と焦るティエリアだが、「目覚めてくれ、ダブルオー・・・!ここには!Oガンダムと!エクシアと!俺がいる!!」と刹那が絶叫した瞬間、遂にツインドライヴ起動。同時に、ウィングガンダムのコクピットにアラートが響き、「何だ・・・!?俺のガンダムが何かを警告している!」と戸惑うヒイロ。
・ツインドライヴのトランザムで強襲する刹那に、瞬殺されたジニンは撤退、「ダブルオーが俺に応えてくれた」と告げる刹那、「ダブルオー、目標を駆逐する!」と宣言して戦闘再開。
・刹那がスザクと戦闘時セリフイベント。「ナイトオブセブン、枢木スザク・・・!ブリタニア皇帝の威を借り、何を望む!」と問う刹那、「世界の・・・平和だ!」と即答するスザクに、「世界を歪める事が平和への道だと言うなら・・・俺はその世界を破壊する!」と宣告。
・カレンがスザクと戦闘時セリフイベント。「あんた達の介入のおかげでクメンは滅茶苦茶になった!」と糾弾するカレン、争いの飛び火を防いだ併合こそ世界の平和のためと主張するスザクに、「そんな勝手な理屈であの国で必死で戦ってた人達の想いも踏みにじったのか!」と憤り、「あたしはそれを否定する!人の自由や想いを踏みにじる平和なんて嘘っぱちだ!」と咆哮。
・4EP敵全滅して戦闘終了、カタロン全機生存によりSRポイントget。
・収容所からアロウズが離脱後、各所で小規模な爆発発生。自爆か!?と警戒するシン達だが、「違う・・・!」と気付いた刹那が単騎突貫、「さっきの爆発は自爆じゃない・・・オートマトンだ!」とティエリアが指摘。
・オートマトンの砲火に阿鼻叫喚の収容所内で「な、何なんだよ、あれ・・・!人殺しのためのマシンなのか!?」と驚愕する沙慈、あわや犠牲になりかけたところで、飛び込んできた刹那がオートマトンを排除。
・エリア11以来の再会となった沙慈、「どうして・・・君がここに!」と驚愕、「君はカタロンなの?」と問いかける。「違う・・・俺はソレスタルビーイングのガンダムマイスターだ」と答える刹那に、「君は・・・ガンダムに乗っていたのか?」と問い詰める沙慈、「君達のせいで僕の好きだった人は傷ついて、家族を殺されて・・・!僕の唯一の肉親だった姉さんもソレスタルビーイングに関わったばかりに・・・殺されてしまった!ルイスも!姉さんも!いなくなったんだ!!」と絶叫。
・イノベイター秘密拠点でダブルオーの様子をモニターしていたリボンズ、レベル7までヴェーダの情報を把握していながらツインドライヴについて知らなかった事をリジェネに当てこすられて露骨に怒りを示す。
・軟禁中のアムロに対して取り繕うリボンズ、またしてもイオリアにしてやられたと苦笑しつつ、イオリアについて問うアムロに「神・・・と言ってもいいかも知れないね。そして、その座は僕が引き継いだ」と言い放つ。「俺を呼び寄せて、何を企む?」と問うアムロに、「今はまだ話す事は出来ない。でも、それは君にとっても有用な事だよ、ニュータイプ」と韜晦するリボンズ。

●第9話:魔神が目覚める日
・今後の戦いに向けて指揮官不在は致命的と振り返るトレミーの面々だが、スメラギさんはプライベートな事情のため合流できず。「どうした、カレン?何故、黙っている」とC.C.に促されたカレン、悲痛に顔を歪めつつ「ゼロは生きてるよ」と明かし、エリア11で監禁されていると説明、黒の騎士団残党の奪還作戦に協力する事に。
・「後悔しても、もう遅いぞ」と告げるC.C.に、「わかってる・・・。でも、あたしだって今の状態がいいなんて思ってないから」と苦しげに答えるカレン。「心配は要らない。私が奴に接触すれば、全ての歯車はまた動き始める」と受け合うC.C.に、(ルルーシュ・・・)と独白するカレン。
・一方、エリア11のアッシュフォード学園では、学生の多くが本国に帰還して入れ替わり、沙慈やルイス、リリーナ等も去り、ニーナも留学したため、すっかり寂しくなった生徒会で、ミレイ会長は単位不足のため留年。体育教師ヴィレッタ先生とサボリ魔のルルーシュが追いかけっこを演じる様を微笑ましく見守るリヴァルとシャーリー、そしてルルーシュの「弟」ロロ。
・トレミーに保護された沙慈、独房に軟禁されてはいるものの、訪れたカレン達から赤ハロを情報端末として手渡される。武力介入で世界を混乱させたと非難する沙慈に、もみ消されているもののアロウズとOZの鎮圧と称した虐殺14件による被害は数万人規模と明かすラッセ、CBとしてけじめをつけると宣言。「戦えば、また罪のない人が傷つく!」と憤る沙慈だが、「戦わなくても人は死ぬ」とラッセに切り捨てられ絶句。
・「沙慈・・・あたし達の戦いをわかってくれとは言わない。でも、この世界の真実をあんたにも知って欲しいんだ」と告げるカレン、今の君は悲しそうと沙慈に指摘され、「悲しくなんかない・・・全てを奪われたまま生かされている方がずっと悲しい事だから・・・」と悲痛に呟く。
・トウキョウの地下カジノVIPルームを弟ロロと共に訪れたルルーシュ、ブリタニアの特権意識による退廃の館と嘲笑しつつ、自分もヒエラルキーに組み込まれるだけ、と内心で自嘲し、(黒の騎士団は・・・イレヴンは負けた・・・。力がなかったからだ。ゼロ・・・馬鹿な奴だ。無謀な戦いを挑んで敗れた男・・・。何をやっても、どうせ世界は・・・)と独白。
・バニーガール姿でメイドとして潜入したカレンが給仕する傍らで、裏の世界では名の知れた打ち手である黒のキングに賭けチェスで挑戦するルルーシュ、内心で自分の動機を退屈しのぎと自嘲。そこへカレンの仕掛けた爆弾が爆発、黒の騎士団の襲撃開始。
・駆けつけたCBが陽動のため市街地に出撃、詳細を知らされていないため、爆発地点に収容所の類はないのに戸惑いつつも戦闘開始。迎え討つブリタニア軍はギルフォードが率い、AEUの「不死身のコーラサワー」も協力。一方、爆発騒ぎには皇帝陛下直属の機密情報局が対処。
・1PP敵討ち減らしてイベント発生。西にカレン達黒の騎士団が登場。潜入していたカレンは騒ぎの中でルルーシュを見失い、紅蓮で出撃。指揮を執る四聖剣の一人卜部、「かつてゼロと共にブリタニアを恐怖させた黒の騎士団も、もはや我々を残すのみ・・・しかし、絶望にはまだ早い。この飛燕4号作戦さえ成功すれば・・・」と呟き、ルルーシュを確保すべく突入指示、黒の騎士団は地下カジノへ突入、戦闘再開。
・1EP反撃で敵撃ち減らしてイベント発生。爆発で混乱する地下カジノで、ロロとはぐれたルルーシュ、テロリストに殺されると焦りつつ、(いや、助けてみせる、ロロだけは・・・!たった一人の弟を救う力ぐらいあるはずだ!俺にだって、それくらいの力は・・・!)と決意。
・そこへ飛び込んだ黒の騎士団のKMF無頼から「ルルーシュ・・・」とC.C.が現れ、「迎えに来た、ルルーシュ。私は味方だ。お前の敵はブリタニア・・・そして、世界・・・」「契約した。私達は共犯者・・・」と告げ、「私だけが知っている、本当のお前を」「お前はブリタニア皇帝シャルルによって偽りの記憶を植え付けられた」と明かす。
・突然C.C.が撃ち倒され、「お役目、ご苦労・・・ルルーシュ・ランペルージ君」と機情局のエージェントが姿を現す。今日のルルーシュの行動を逐一口にするエージェント、「飼育日記というところかな、エサの」「罠と言ってもいい。その魔女を・・・C.C.を誘い出すための」と嘲り、混乱するルルーシュに「これ以上、エサを話す気はない。さ・・・処分の時間だ。君の役目は用済みなんだよ。ルルーシュ・ランペルージ・・・いや、ゼロ」と告げる。
・何もわからないまま簡単に殺されると絶望するルルーシュだが、(ふざけるな!力・・・!力さえあれば!ここから抜け出す力!世界に負けない力が!)と憤る。すると「力が欲しいか?」と撃たれたはずのC.C.がかつてと同様に問いかけ、「返すぞ、お前の記憶・・・」と口づける。
・(力なら、お前はもう持っている。その忘却の檻に閉じ込められているだけだ。思い出せ、本当のお前を・・・王の力を!今こそ封印を解き放つ!)と念じるC.C.。(そうか・・・俺の日常にトゲのように刺さっていた苛立ち・・・。ああ・・・全ては偽りの記憶・・・思い出した・・・!俺は・・・俺は・・・!俺がゼロだ!)と遂に記憶を取り戻すルルーシュ。
・心臓を撃ち抜かれても生きているC.C.に驚愕するエージェント。そこへ「無力が悪だというのなら、力は正義なのか?復讐は悪だろうか?友情は正義たり得るだろうか?」と芝居がかかった口調で問いかけるルルーシュ、エサには死という事実あるのみと答えるエージェントに、「そうか・・・ならば、君達に事実を残そう。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!貴様達は死ね!」と絶対遵守のギアス発動!
・「イエス!ユア・ハイネス!」と叫んで自殺するエージェント達を見下しつつ、(あの日から、俺の心には納得がなかった)(別の記憶を植え付けられた家畜の人生・・・しかし、真実は俺を求め続けた・・・。そう・・・間違っていたのは俺じゃない!世界の方だ!)と独白、「世界は変わる・・・変えられる・・・!」と宣言。「お帰り、ルルーシュ。待ちわびたぞ」と迎えるC.C.に、世話をかけたと微笑むルルーシュ、神根島以降の顛末を明かす。
・神根島でスザクと撃ち合い囚われたルルーシュは、玉座の間へ引き立てられて皇帝シャルルと対面、「元第17皇位継承者、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。久しいなぁ、我が息子よ」と呼びかける皇帝シャルル。ルルーシュを押さえつけてギアスを使わせないスザク、ゼロを捕らえた褒美として帝国最強の12騎士ナイトオブラウンズに自分を加えるよう要求、「言ったはずだよ、ルルーシュ。俺は中から、この世界を変えると」とルルーシュに告げ、「友達を売って出世するのか!?」と憤るルルーシュにも「そうだ」と平然と即答。
・「ルルーシュ・・・お前はなかなかによくやった。だが、新たな世界にお前の居場所はない」と宣告する皇帝シャルル、「所詮は俗事。ワシの目指す新しい世界の前には地球連邦も無意味」と断言、「では、新たなナイトオブラウンズに命じる。ゼロの左目・・・ギアスの源をふさげ」とスザクに命じ、「皇子でありながら反旗を翻した不肖の息子・・・。だが、まだ使い道はある」「記憶を書き換える。ゼロである事、マリアンヌの事、ナナリーの事・・・」「全てを忘れ、只人となるがいい」と宣告、「シャルル・ジ・ブリタニアが刻む・・・」「新たなる偽りの記憶を」と記憶改竄のギアス発動・・・(-_-#
・皇帝シャルルにギアスを与えたのは自分ではないと言うC.C.、ナナリーの所在も不明とルルーシュに告げ、黒の騎士団は壊滅状態ながらCBとコロニーのガンダムの協力を取り付けたと説明。「やはりな・・・彼等も今の世界を認めはしないか」と納得するルルーシュ、ナナリーは皇帝シャルルの手に落ちたと判断しつつ、(俺には妹はいるが、弟はいなかった・・・!誰なんだ、あのロロという奴は・・・!)と愕然。
・駆けつけたカレンがルルーシュに再会、C.C.は無頼をルルーシュに引き渡して独り後退。
・「神根島でゼロを見捨てた君が何の話だ?」「君はスザクに屈した俺を、ただ見送るだけだった・・・」と皮肉に笑うルルーシュに、「あなたはずっと私を騙していた」と責めるカレン、「答えて!あなたは私にもギアスを使ったの?私の心を捻じ曲げて・・・従わせて・・・!」と迫る。
・哄笑で応じるルルーシュ、「君の心は君自身のものだ。ゼロへの忠誠も憧れも全て・・・カレン、誇りに思っていい。君が決めたんだ。君が選んだんだ、この私を・・・」と告げる。
・二律背反に揺れながらも「信じたい・・・!だから、あたしはここにいる!」「でも、私が信じるのはゼロよ!ルルーシュ、あんたなんかじゃない!」と叫ぶカレンに、「ああ、それでいい。ところで、いつまでそのバニー姿でいるつもりだ?」と揶揄するルルーシュ、「み、見ないでよ、ヘンタイ!」と罵倒されつつ、「では、ゼロとして命じる。この状況を覆す・・・!」と命じ、「了解です!」と応じる闘士カレン。
・C.C.の用意した仮面と衣装を身に着け、無頼を駆って外に出たゼロ、卜部に早速兵の動きを指示。「ゼロは救出した!これであたし達は負けない!」と宣言するカレン。
・そこへランスロットに似た量産用試作機らしきKMFでロロが現れて接近、何故か棒立ちとなったゼロとカレンに猛攻を加え、動きが速過ぎて見えないと焦るゼロ達だが、かわせない動きではないと見たヒイロやカミーユ達が戸惑う。ゼロ救出の決死の作戦故にゼロだけでも逃がそうとする卜部だが、「違うな!」「間違っているぞ、卜部。切り捨てるという発想だけでは、ブリタニアには・・・世界には勝てない」と一喝するゼロ。
・ゼロに迫るロロのKMFに、割り込んだ卜部が「これで神速は使えまい」と掴み掛かり、「ゼロ・・・お前の正体が誰であろうと構わない。切り捨てるだけでは・・・と言った、その言葉に偽りはないと受け取った!」と想いを語り、「紅月!」「ゼロを頼む・・・!彼だけが残された希望だ!」とカレンに告げ、「ゼロよ!日本の民を拾ってやって欲しい!四聖剣とは、虚栄にあらず!!」と言い残して自爆。
・巻き込まれて傷ついたロロはここまでと見切って撤退、代わりにブリタニア増援がカレン達の近くに出現。「卜部の生命を無駄にするわけにはいかない!カレン、必ず生き残るぞ!」と叱咤するゼロに、「了解です、ゼロ!あなたは私が守ります!」とカレンが応じ、ティエリアもゼロを全力で守ると宣言。「ならば、私はお前達を勝利に導こう」と応えるゼロ、敵増援を引きつけて誘導すると宣言。「了解です!ですが、ゼロには指一本、触れさせません!」とカレンが応じ、「私はゼロ!世界を壊し、世界を創造する男だ!」とゼロが宣言して戦闘再開。
・3PP敵全滅して戦闘終了、ゼロが数機撃墜して無傷のためSRポイントget。
・ブリタニアの指揮官ギルフォード、「黒の騎士団を従えたあの者・・・!まさか・・・!あの男が再び現れたというなら、我が手で必ず倒さねばならない!」と決意して撤退。
・続けてエリア11総督カラレスが大規模な増援を連れて出現し降伏勧告。「フ・・・総督自らが出撃するとはな」と鼻で笑うゼロ、「私はゼロ・・・!かつて世界に戦いを挑んだ黒の騎士団の総帥・・・!そのゼロが帰ってきたのだ!」と宣言し、「現エリア11総督、カラレス・・・。その性格は傲慢にして残忍、さらに自己顕示欲が強いと聞いている。そんな男は、部下の犠牲も厭わずに消耗戦を仕掛けた後、最後に見得を切るために正面に陣を構える」と指摘。
・「カラレス!貴様がその位置に来るのは既に予見していたのだよ!」と言い放つゼロ、「トウキョウは特殊な構造の街だ。足場を崩せば、全ては奈落へと落ちていく。既にその地点の足場には私の部下達が細工を施していたのだよ」と説明、「各機は後退しろ!既に勝負は決した!」「さらばだ、カラレス!お前の死を私の復活に添えよ!」と勝利宣言。足元が崩れ去り大軍ごと地に呑まれるカラレス総督。
・回線ジャックしたゼロ、「日本人よ、私は帰ってきた!」と海賊放送開始。「聞け、ブリタニアよ・・・!そして、地球連邦よ!刮目せよ!力を持つ全ての者達よ!私は悲しい・・・戦争と差別・・・振りかざされる強者の悪意・・・間違ったまま垂れ流される悲劇と喜劇・・・。世界は何一つ変わっていない。だから、私は復活せねばならなかった。強き者が弱き者を虐げ続ける限り、私は抗い続ける!私は戦う!間違った力を行使する全ての者達と!」と演説し、「私はゼロ!世界を壊し、世界を創造する男だ!」と宣言。
・一方、アッシュフォード学園地下の機情局アジトで放送を見たヴィレッタ、ルルーシュが記憶を取り戻した可能性に慄然。そこへ戻ってきたロロがルルーシュを見失ったと報告した時、ルルーシュから携帯が入り、学園に戻ってシャーリー達といると告げ、すぐ家に帰って来いと指示。学園の監視カメラで確かにルルーシュがいる事を確認したヴィレッタ達、放送のゼロの正体に困惑。
・C.C.にゼロを演じさせてとりあえずアリバイを作ったルルーシュだが、ナナリーが皇帝の手中に人質としてあるため、監視役と思われるロロから当面離れられず、CB同行は不可能。エリア11解放と黒の騎士団復活に専念したいと伝言をもたらすC.C.、自身も補佐のためトレミーを降りると告げる。
・「あのゼロは俺達の知るゼロなのか?」と問うカミーユに、「愚問だな」と即答するC.C.、「ゼロという存在はその行為によって初めて意味のあるものとなる。その正体が誰であるかなど、まったく無意味な事だ」と断定。
・連絡役としてCB残留を選んだカレンに、(やはり、カレンの中にはルルーシュに対して傷が残ったか・・・。人間として当然の反応だな)と黙考するC.C.、機を見て協力することを約束してティエリア達に別れを告げる。無言のままゼロの正体がアッシュフォード学園のルルーシュではないかと独白するヒイロ。
・空中神殿にスザクを招いた皇帝シャルル、「・・・エリア11のエサに誰かが食いついたようだな」と呟き、いずれC.C.も自分の前に現れるだろうとコメント。シュナイゼルもこの場所は知らないと明かす皇帝シャルル、「・・・ここは何かの神殿なのですか?」と問うスザクに、「違うな。これはそう・・・神を滅ぼすための武器」「アーカーシャの剣という」と告げる。

●第10話:もう一人のロックオン
・皇帝シャルルが生徒会のリヴァルやシャーリー達にもギアスで偽の記憶を植え付け、ヴィレッタとロロを監視に送り込んだと推察するルルーシュ、(俺をエサにしてC.C.を捕らえるために学園のみんなまでも玩具にするとは・・・)と内心激怒しつつ、表面上は記憶を奪われたままを装う。
・その様子から記憶は戻っていないと判断したロロ、(・・・おかしいな・・・。記憶が戻ったら殺すだけなのに僕は何に安心しているんだろう・・・)と戸惑う。「ま・・・あんまり心配させるなよ」と良い兄を演じてみせるルルーシュ、お前ごときに尻尾はつかませんと内心見下し、(そして、俺は気付いたぞ。お前が俺に監視対象以上の感情を持っている事も)とつけ込む隙を見いだし、(待っていろ、ロロ・・・。ナナリーがいるべき所を奪った偽物め。お前にも、いつか相応の報いを与えてやる)と笑顔の裏に悪意を秘める。
・エリア11で降りずプトレマイオス2に残った沙慈、CBを追っていた姉が命を落とした事をカレンに明かし、「姉さんがよく言ってた・・・事実を求め、つなぎ合わせれば、そこに真実がある・・・って。だから、僕は・・・あと少しだけこの艦に乗っていようと思うんだ」と真意を告げる。「私もあんたと同じだよ・・・。真実を・・・本当の事を知りたいと思ってる。だから、少しだけ考えをまとめる時間が必要なんだ・・・」と心中の迷いを吐露。
・カタロン構成員ライル・ディランディに接触する刹那、ソレスタルビーイングのガンダムマイスターと名乗り、「そして、お前もガンダムマイスターとなる。ライル・ディランディ・・・いや、ロックオン・ストラトス」と告げ、混乱するライルに「ニール・ディランディはガンダムマイスターだった」と明かし、兄ニールは破界事変で亡くなったと知らせる。
・ニールと同じように世界を変えるため戦う覚悟があるなら、とCBにスカウトした刹那、「俺達についての情報を渡す。これで判断しろ」とメモリーを手渡し、保安局に渡したらどうする?と探りを入れるライルに「俺達はもう逃げも隠れもしない。この世界を変えるために戦う」と即答、二日後にここで待つと言い置いて立ち去る。
・旧知のビリー・カタギリのもとで呑んだくれるリーサ・クジョウ、(ゼロ・・・。あなたは、また戦いを始めたのね・・・でも、私は駄目・・・。もう・・・そんな気力はない・・・ロックオンもクリスもリヒティも失った・・・。もう二度と間違えないと誓ったのに・・・)と悲嘆に暮れる。
・そこへ訪れた刹那、強引に上がり込んで「久しぶりだな、スメラギ・李・ノリエガ」と呼びかけ、戸惑うビリーに「・・・コードネーム、スメラギ・李・ノリエガ」「ソレスタルビーイングの戦術予報士だ」と暴露、「これであんたの逃げ場はなくなった」とクジョウを追い詰める。
・スメラギを連れ出した刹那、呼び出したカレンに「少しの間、彼女を頼む」といきなり押しつけ、戸惑うカレンに「お前も彼女も迷っている・・・」「いい機会だ。お前も心を決めろ」と告げて立ち去る。「あいつ・・・沙慈との話、聞いてたのか・・・」と呟くカレン。
・CB壊滅後何もせず酒に溺れていたと告白するスメラギさん、イオリア・シュヘンベルグの計画では新たな世界が生まれるためにCB壊滅は必然と覚悟していたものの、全ては幻想だったと自嘲、「連邦政府が出来ても、世界は何も変わらない。あれだけの犠牲を払ったところで何一つ・・・。イオリアの計画に意味なんてないのよ」と吐き捨て、「だから、私は逃げた・・・。全てに背を向けて、お酒に溺れていた」「悪い?私はもう嫌なの・・・やってられないのよ」とカレンに告げる。
・「・・・お母さんと・・・一緒だ・・・」と顔を歪めるカレン、かつてブリタニアに日本が占領された苦しみに耐えかね、現実に背を向け幸せだった過去の幻想に逃げ込んだ母の事を明かし、「それでもお母さんはあたしの事をずっと考えていてくれた。全てに背を向けても、あたしの事だけは・・・だから、あたしは・・・お母さんがまた笑って暮らせる世界になって欲しいんです・・・」と自らの戦う理由を告白し、「大丈夫です、スメラギさん。戦いはあたし達がやります。あたし・・・スメラギさんの分まで戦います。だって、スメラギさんにも笑顔を取り戻して欲しいですから」と微笑み、「あたしは、もう迷いません。あたしには守りたいもの、取り戻したいものがあるから」と宣言。
・そこへライルを連れた刹那が「待たせたな」と戻り、「こっちの姐さん達が、お前の仲間か?」と問うロックオンそっくりのライルに「え!?」「ロックオン・・・!?そんな・・・生きてたなんて・・・」と驚愕するカレンとスメラギさん。
・「そんなに似てるかな、俺と兄さんは?」と微笑むライル、本名で紹介する刹那を止め、「俺の名はロックオン・ストラトス。ソレスタルビーイングのガンダムマイスターだ」と自ら宣言。
・プトレマイオス2に戻ろうとする刹那達の前に、突然「久しぶりだな」とクワトロ大尉が現れ、「今の私はOZ特務部隊のクワトロ・バジーナ特佐だ」と名乗り、「私もあなたを捜していたのだよ」と告げる。
・「トレーズ総帥はあなたの力をOZに求めている」「この世界を変えたいのなら、あなたの力をOZに貸すのだ」と迫るクワトロ特佐、「トレーズ・クシュリナーダ総帥はあなたのAEU軍時代の功績を高く評価している」と告げる。「!」と息を呑むスメラギさん、(まさか、OZはあれを・・・)と危惧。
・刹那とクワトロ特佐が奪い合う形になったスメラギさんに、「二人共、やめろ!スメラギさんは、もう戦うつもりはない!」と庇うカレン。「俺は・・・俺達は戦う!世界に変革をもたらした事が俺達の罪ならば、その罪は再び世界を変える事でしか償えない!」と叫ぶ刹那に、「・・・私には無理よ・・・」と力なく呟くスメラギさん。クワトロ特佐が力づくでも、と示唆し、とりあえず逃走する刹那達。
・クワトロ特佐率いるOZが部隊を展開、駆けつけたCBも出撃して対峙。ライルがスメラギさんを連れて後方のトレミーへ向かい、戦闘開始。
・総員突貫しつつ2PP雑魚殲滅、ヒイロとカミーユを囮にしてゼクスと百式をバスターライフル射線上に誘導。
・3PP、ギリギリまで削ったゼクスとクワトロ特佐をMAP兵器で撃破、イベント発生。次元境界線が歪曲して北の市街地に特種次元獣とガブリンが出現、見境無しに攻撃開始。そこへトレミーが駆けつけ、「ケルディムガンダム、ロックオン・ストラトス!狙い撃つぜ!」とロックオン出撃、ハロのサポートを受けて兄を彷彿とさせる狙撃でガブリン瞬殺。更にスメラギさんが立て直しを指示、「あのアンノウンは無人と推測されるわ。ケルディムの予期せぬ攻撃で判断が遅れている今のうちに!」と的確に指示し、東に布陣し直すCB。一方クワトロ特佐とゼクスも復活、西に移動して次元獣と対峙。トレミーは後退して、戦闘再開。
・3PP敵3機撃破してイベント発生。北西にマルグリットのパールネイルが登場、「・・・こんなものを・・・!」と吐き捨てつつ特種次元獣を攻撃、シン達の呼びかけには悲痛な表情で無言のまま、共闘して戦闘再開。
・4PP敵全滅して戦闘終了、クワトロ特佐とゼクスには敵落とさせてないのでSRポイントget。マルグリットにはガブリン1機食われた・・・(-_-#
・かつてスコート・ラボでクロウと戦ったマルグリットに不信の目を向けるエスター。マルグリット、それには答えず、「・・・気をつけろ」「この世界は新たな戦雲に包まれる・・・」と言い置いて撤退。
・OZ総帥執務室にキラ、アスランを呼んだトレーズ閣下、特務隊のクワトロ特佐がCBを取り逃がしたと知らせ、特務隊参加を打診。しかしキラ達は、現在レディ・アンと共に取り組んでいるコロニーと地球の融和促進が優先、と謝絶しつつ、OZがコロニーを道具に貶めるなら・・・と秘かに決意。にこやかに了解するトレーズ閣下、「レディ、事は全てエレガントに運ぶのだよ」とやんわり釘を刺す。
・ロックオンの弟として挨拶するライル、(悪いが、あんた等の力・・・利用させてもらうぜ)と内心で冷たく決意。亡きロックオンそっくりの弟に、心中複雑なティエリアとフェルト。
・スメラギさんは自室に籠ったものの、「・・・あたしは待つよ。スメラギさんはきっと戻ってきてくれる」と断言するカレン、(あの人も、きっと迷いを振り切る・・・。戦う意味を思い出してくれれば・・・)と独白。
・一方、スメラギさんに取り残された形のビリー・カタギリ、叔父のアロウズ司令ホーマーに新型モビルスーツ開発主任の地位を提供されつつ、去っていったスメラギさんに執着。

●第11話:アレルヤ奪還作戦
・カタロンのリーダーであるクラウス、ジーン1ことライルのソレスタルビーイング潜入成功を腹心シーリンに告げ、CBの意図はどうあれ連動できればカタロンの活動の幅も広がると喜ぶシーリンだが、のアザディスタンのマリナ皇女がアロウズに逮捕されたと聞いて愕然。
・ガンダムマイスターを収監したアロウズ施設を王留美の命で偵察するネーナ・トリニティ、状況報告しつつ、(フフ・・・段々盛り上がってきた。ネーナ、ドキワクね)と秘かに邪悪な笑みを浮かべる。
・執務室の王留美、腹心の紅龍にCB最大の敵リボンズへの内通の理由を問われ、「戦いの果てにこそ世界の変革があるわ。そのためにも彼等が・・・イノベイターが世界をリードする必要があるのよ」と断じる。
・王留美の情報提供により、中華連邦南部の安慶基地にアレルヤが収監されていると知ったティエリア、藤堂や扇等の黒の騎士団幹部も収監されていると告げ、喜ぶカレン。刹那に戦術予報士として作戦立案を求められたスメラギさん、躊躇うところをカレンに庇われつつ、「でも、アレルヤが敵の手に落ちたのは私の責任でもあるから・・・」と協力を約束。(ついでにこっちの方の仕事もやりやすくなるだろうしな)とカタロンの一員として醒めた目で黙考するライル。
・安慶基地に着任したばかりのマネキン大佐のもとに、バラック・ジニン大尉、アンドレイ・スミルノフ少尉、ルイス・ハレヴィ准尉も着任。更に取調官としてソーマ・ピーリス中尉が来訪、アレルヤの取り調べに当たる。他にも、アストラギウスの人間がアレルヤとの面談を希望しているとか。
・収監されている藤堂達に、マネキン大佐の下で独立行動権を有するライセンサーのミスター・ブシドーが面会、藤堂との立ち会いを所望し、藤堂も旧知のアロウズ司令官ホーマー・カタギリからの勧誘を伝える。「否・・・!アロウズに義はない・・・!」と断言する藤堂に、「フ・・・それでこそ、あの若き日・・・私を恐怖させた藤堂鏡志朗だ」と微笑むブシドー、「その言葉だけで、私の魂は一段高い所へと昇った」と賞賛、「私が真に剣を交えたい相手はただ一人・・・。そして、彼との戦いは近い・・・」と呟いて立ち去る。奇人ぶりに呆れる扇達をよそに、(ミスター・ブシドー・・・。私情で剣を抜く者では始動の極みに達する事は出来んぞ・・・)と独白する藤堂。
・アレルヤに面会するピーリス中尉、「被験体E-57・・・」と呼びかけつつ、(私の脳量子波の干渉を受けていない・・・。報告では、捕獲された際の戦闘で頭部に受けた傷が原因とあったが・・・)と黙考。「マリー・・・!ようやく出会えた・・・。やっぱり生きていたんだね、マリー」と喜ぶアレルヤ、かつてホームで話していたと明かすものの、「私はマリーなどという名前ではない!」と否定するピーリス中尉に、「まさか君は違う人格を・・・」と呟く。
・更に、イプシロンを連れたアロンとグランが割り込み、ギルガメスでもバララントでもない秘密結社で最強兵士たるパーフェクトソルジャーを研究していると名乗る。機嫌を損ねたピーリス中尉が「その男は超兵でも何でもなかった。好きにするがいい」と言い捨てて退室。秘密結社がアロウズと正式に手を結んだ以上、中尉一人を怒らせても問題ない、と見下すアロンとグラン。
・マリーを自分の生きる意味そのものと言うアレルヤに、「女のために生きるか・・・。下らんな・・・」と吐き捨てるイプシロンだが、「私がより完全な存在になるため、お前のデータも使わせてもらうぞ」と宣言。
・そこへ敵襲警報が鳴り、自分のATも出撃準備を要請するイプシロン。
・基地に迫るCB、スメラギさんの作戦により、小回りの利くキリコとカレンが突入・救出役。更に、マリナ皇女も収監されている事を知った刹那、ヒイロとティエリアに後押しされて救出を決意。防衛部隊を3分で突破して突入地点に3人を送り込むべく戦闘開始。
・2EP反撃で敵全滅して、3PP3人が目的地点到着、基地内に突入し、SRポイントget。
・4PPイベント発生。藤堂達の下にたどり着いたカレン、「あたし達の戦いはこれからです。日本でゼロが待っています」と告げて解放。一部隊員はブラックレベリオンで自分達を見捨てたと疑惑を抱くものの、藤堂が「・・・今はここを出るのが先だ!」と叱咤して、脱出開始。
・刹那も取調室でマリナ皇女を発見、脱出開始。
・アレルヤを救出したキリコ、「この施設の南側へ行け」と離脱を促し、駆けつけたイプシロンに「お前がここにいるという事はやはり秘密結社がからんでいたか」と告げる。「私の望みは超兵であるお前を倒す事だ。つながれた囚人であるお前に興味などない」とアレルヤを見逃すイプシロン、「マリーという女を取り戻したいのなら、その力を見せてみろ」と挑発。
・「フィアナはどこだ?」と問うキリコに、「知りたければ、私を倒すのだな」と応じるイプシロン、ATでの決着を要求し、「PSの誇りに懸けて、キリコ・・・お前を倒す!」と宣言。
・逃げるアレルヤの前に立ちはだかるピーリス中尉、「いいや、これが君の本当の名前なんだ。マリー・・・マリー・パーファシー!」と強くアレルヤに呼びかけられ、瞬時、幼いアレルヤに(マリー・・・)と呼びかけられるビジョンがよぎり混乱。そこへトレミーから射出されたアリオスガンダムが突入、追っ手をかわして「マリー、必ず迎えにくるから!必ず!」と言い置いたアレルヤが搭乗。
・カレンとキリコ、刹那が戻り、藤堂らがマリナ皇女を保護して基地を離脱。更に「アリオスガンダム・・・キュリオスの後継機・・・」と呟きつつ出撃したアレルヤ、「この機体で・・・ガンダムで僕はマリーを取り戻す。ハレルヤが逝き、脳量子波が使えないとしても!」と力強く宣言。
・アロウズも地上戦艦とピーリス中尉らが出撃、イプシロンもATで出てきて、脱出の時間を稼ぐ3分間だけ戦闘再開。
・敵母艦撃沈時にセリフイベント。敵指揮官のカティ・マネキン大佐、「今回は完全に指揮官の差で負けた・・・」と呟き後退。(いい判断ね・・・。この潔さ・・・彼女を思い出す・・・)と独白するスメラギさん。
・4PP敵全滅して戦闘終了。
・目的を果たして速やかに撤収するCBを見送ったカティ・マネキン大佐、「わずか5分たらずの電撃作戦・・・こちらの防衛網の隙を的確に突き、機動部隊を特性に合わせて使い分け、さらに囚人を確実に脱出させるとは・・・大胆さと繊細さを併せ持つこの戦術、どこかで・・・」と黙考。
・そこへカタロン部隊が便乗して接近、やむなく基地を放棄するマネキン大佐。
・再会してカレンを労う扇達だが、ゼロ復活を告げるカレンに対し、千葉と朝比奈はゼロへの不信感を露にして押し黙る。「その前にゼロは処刑されたと聞いている。復活したゼロは本物なのか?」と問う仙波に、「それは自分の目で確かめてみてください。ゼロの真意も、その存在も。卜部さんや他の団員達が生命を懸けてゼロを復活させたんですから」と悲痛に告げるカレン。
・「僕はマリーを取り戻したい」と宣言するアレルヤに、「・・・了解よ。その時が来たら、最適な戦術を指示するわ」と肯定するスメラギさん、自分の戦いには忌まわしい過去を払拭したいというエゴもあったと吐露、「でも、今日の戦いでわかった。大切な人を守る事が私の戦いの理由なんだって。そして、私はもう一度、この世界と向き合おうと思うの」と再び戦う決意を語る。
・藤堂達救出の報を受けたエリア11のルルーシュ、「これでやっと駒が揃う・・・。そろそろ仕掛ける時期だな」とほくそ笑む。ロロの監視の目は、篠崎流の技で見事に変装した咲世子の替え玉で欺瞞、「待っていろ、ロロ。もうすぐお前も俺の手に堕ちる・・・」とほくそ笑む。

●第12話:百万のキセキ
・プトレマイオス2に保護されたマリナ皇女、巻き込んだ事を詫びる刹那に戦い続ける理由を問う。「それしか出来ないからだ」と即答する刹那、アザディスタンには既に傀儡政権が立てられていると知らせ、行き場のないマリナ皇女に「ならば、俺達と日本へ・・・エリア11へ来い」「そこでは国を奪われた者達が今も戦っている」と告げる。
・アッシュフォード学園でルルーシュと再会したスザク、帝国最高騎士ナイトオブワンに上り詰め、その特権でエリア11こと日本をもらうつもりだと明かし、「僕は大切な友達とかけがえのない女性を失った・・・。これ以上、誰も失わないためにも力を手に入れる。だから、もう日本人にゼロは必要ないんだ」と語る。何食わぬ顔で将来展望を問うルルーシュ、「答えはこの人に・・・この電話の方から聞いてくれ」「来週赴任されるエリア11の新総督だ」と電話を手渡すスザクを訝りつつ、「もしもし、お兄様?」「お兄様なのでしょう?私です、ナナリーです」と電話から妹の声が聞こえて愕然。
・(本当に記憶が戻っていないのなら、ナナリーの事はわからないはず・・・。さあ、ルルーシュ・・・答えを出してもらおう・・・!)と冷徹に見つめるスザク。(スザク・・・やってくれたな・・・!俺は・・・俺は・・・ナナリーに・・・)と内心葛藤するルルーシュだが、表面上は困惑を装い人違いと言い訳。
・(やはり記憶は戻っていないのか・・・)と判断するスザク。(許さない・・・許さないぞっ!!お前はゼロの正体を確かめるためにナナリーを使った・・・!ナナリーと俺の愛を利用した!)と秘かに憤激するルルーシュだが、ナナリー新総督による行政特区日本再建構想を聞いて呆然、(俺は・・・ゼロはナナリーと戦わなくてはならないのか・・・)と途方に暮れる。
・黒の騎士団アジトで、閉じこもってうなだれるルルーシュに食ってかかるカレンだが、テレビで放送されるナナリー新総督の就任挨拶を見て愕然。(ナナリーが望む世界・・・ナナリーが選ぶ明日・・・。しかし、それには俺が・・・ゼロが邪魔だ・・・スザクが側にいる限り、ナナリーの身の安全は保障されている。最悪の敵だが、それだけに信じられる・・・そして、それはかつて俺が望んだものだ。そう・・・俺が守ってやらなくても、ナナリーはもう・・・)と苦悩するルルーシュ。
・「しっかりしなさいよ、ルルーシュ!あんた・・・ナナリーをブリタニア皇帝から取り戻すんでしょ!?」「いつもみたいに命令しなさいよ!」「何だって聞いてやるわよ!」と叱咤するカレン、「だったら・・・俺を慰めろ・・・」「女なら出来る事があるだろう?」と力なく呟くルルーシュに、「しっかりしろ、ルルーシュ!今のあんたはゼロなのよ!あたし達に夢を見せた責任があるでしょ!?だったら・・・!最後の最後まで騙してよ・・・!今度こそ完璧にゼロを・・・!演じきってみせなさいよ!」と悲痛に訴え、「もうあたしは迷わない!戦う理由を思い出したから!」「あんたの戦う理由はナナリーだけなの!?あんたを信じて戦うあたし達はあんたの道具なの!?」と呼びかける。
・カレンの言葉に触発されたルルーシュ、ナナリーもまたユフィのため、自らの望む明日のために、自らの意志で戦っていると気づき、(だったら、俺は・・・)(そうだ・・・。俺の始めた戦いで多くの人間の運命も変わった。ナナリー、カレン・・・黒の騎士団・・・。そして、記憶を奪われたアッシュフォード学園のみんな・・・俺の戦いはもうナナリーのためだけじゃない・・・。俺は・・・俺は・・・!)と己を省みて、「カレン・・・扇達とソレスタルビーイングを集めろ」と決然と命じ、「俺はもうルルーシュではない。黒の騎士団総帥、ゼロだ・・・!」と宣言。
・プトレマイオス2でスメラギさんに再会したゼロ、千葉や朝比奈達からトウキョウ決戦での裏切りを糾弾されるものの、「全てはブリタニアに勝つためだ」の一言で片付ける。千葉達を制した藤堂、「・・・ゼロ、勝つための手を打とうとしたんだな」と念を押し、「私は常に結果を目指す」と受け合うゼロに「・・・わかった」とうなづき、「私は彼以上の才覚を他に知らない!」とゼロを指揮官に戴く事を宣言。
・扇も同調して支えるものの、玉城達は納得せず浮かない顔。「玉城、お前の言わんとする事もわかる。だから、私は結果で全てを示そう」と断言するゼロ、不利な現状からどう戦うと問い詰められ、「戦って、戦って・・・それでどうする?」と反問、「先の見えない戦いを続けるより、まずは日本人に日本人としてその名を取り戻させる」と行政特区日本への参加を宣言。
・また虐殺されるのでは、と騒ぐ玉城らに、「・・・だが、戦いを続ける事だけが得策ではない。我々のすべき事は日本人を救う事だ」と制するゼロ、黒の騎士団とソレスタルビーイングの協力を求め、ロックオンを指名するや「君に兄上の名を継ぐ資格があるか、試させてもらおう」と言い放つ。気色ばむロックオンに一顧だにしないゼロ、「ゼロが命じる!黒の騎士団は全員、特区日本に参加せよ!!」と叫び、戸惑う藤堂や扇達。
・一週間後、行政特区日本予定地のシズオカゲットーでは、黒の騎士団総帥ゼロの出した行政特区日本への参加要請に応じて、100万人を超えるイレヴンこと日本人が集結、今だゼロの影響力の大きさをうかがわせる。
・地球連邦政府から派遣されたスザク、ジノ、アーニャらナイトオブラウンズ3名、指揮用陸戦艇G1ブリッジで、事前にゼロと通信し内密の会談に臨む。「あのさ・・・聞きたいんだけど、君と前のゼロは同じ?それとも・・・」と問うロイド伯、「ゼロの真贋は中身ではなく、その行動によって量られる」と即答するゼロに、「あは・・・哲学だね」と苦笑。
・事前の宣言通り100万人動員の条件を満たしたゼロ、自分を見逃せと要求し、「とは言え、君達にも事情があるだろう。ゼロを国外追放処分にするというのはどうだろうか?」と提案し、黒の騎士団にバレたら組織内でリンチを受けると指摘するロイド伯らに「だから、殺されないために内密に話している」と韜晦。
・ナナリー総督付きの補佐官ミス・ローマイヤが、第三加盟国に関する特別法を根拠として総督権限による国外追放処分は執行可能と法的解釈を助言。トップが逃げたらイレヴンのテロリスト共は空中分解、と楽観的に受け止めるジノだが、「しかし・・・!犯罪者を・・・!」とスザクは正義感故に抵抗。
・「いい返事を期待している」と通信を切ったゼロに、「噂以上に狡猾な男だな」と感心するジノ、「ですが、あの男一人でイレヴンの暴徒を鎮圧できるのならば、安いものです」と肯定的なミス・ローマイヤ。「・・・要求を呑むしかないのか・・・」と苦吟するスザク。
・式典会場で市民に紛れて開始を待つ黒の騎士団の面々、ゼロの真意が読めず困惑しつつ、「既にサイは投げられた・・・。我々はゼロに全てを賭けたのだ」と藤堂が落ち着かせる。
・式典が開始され、「新しい歴史のためにどうか皆さんの力を貸してください!」と呼びかけるナナリーに続き、行政特区日本参加者の極赦として罪一等減を告げるミス・ローマイヤ、「しかしながら、カラレス前総督の殺害など、指導者の責任は許し難い・・・地球連邦の第三加盟国に関する特別法・・・エリア特法12条第8項に従い、ゼロだけは国外追放処分にする」と宣告。「言うなれば、国外退去と引き換えに無罪放免という事だな」と解釈する藤堂。
・突然、会場の大モニターをジャックして「ありがとう、ブリタニアの諸君!」「寛大なご処置、痛み入る」と現れたゼロ、煽動で暴動が起きればまた虐殺と緊張するジノ達を尻目に、「それより枢木スザク・・・君に聞きたい事がある」「日本人とは・・・民族とは何だ?」「言語か?土地か?血のつながりか?」と問いかける。
・「違う!それは・・・心だ!」と即答するスザクに、「私もそう思う」と首肯するゼロ、「自覚、規範、矜持・・・。つまり文化の根底たる心さえあれば、住む場所が異なろうとそれは日本人なのだ!」と断言し、「それとお前だけが逃げる事に何の関係が・・・?」と憤るスザクに、「その答えはこれだ!」と合図を出して、黒の騎士団の作戦開始。
・不可視性の煙幕弾で会場全体の視界を奪った後、ガスが晴れて現れたのは、黒の仮面とマントに身を包んだ100万人のゼロ!モニターのゼロが「全てのゼロよ!ナナリー新総督のご命令だ!速やかに国外退去処分を受け入れよ!」と号令し、「どこであろうと心さえあれば、我等は日本人だ!」と宣言。
・ジノが「第三加盟国から100万人を無血で国外へ逃がす・・・。こんな手があったとは・・・!」と驚き、「ゼロは記号・・・。誰が本物かって事は無意味・・・ゼロを逃がすと発表した以上、この100万人の移動を認めるしかない」とアーニャがコメント。
・仮面を外させるようゼロに迫るスザクだが、「暴徒として鎮圧するのか?」と問い返されて言葉に詰まる。(黒の騎士団がいなくなれば、エリア11では直接の戦闘はなくなる。そうすれば、ナナリーの手を汚す事もない。そして、日本を解放するというゼロの大義名分は果たされる)とほくそ笑むゼロ。
・焦るミス・ローマイヤが責任者であるスザクに発砲指示を求めるものの、ナナリーとユフィの気持ちを踏みにじるわけには・・・と躊躇うスザク、「・・・ゼロは国外追放とします」「これは一度約束した事です!それを違えれば、他の国民も我々を信じなくなります!」と抗弁し、「約束しろ、ゼロ!彼等を救ってみせると!」とゼロに要求。
・「無論だ!枢木スザク、君こそ救えるのか?エリア11に残る日本人を?」と問い返すゼロ、「そのために自分は軍人になった!」と即答するスザクに、「わかった。信じよう、その約束を・・・」と応じ、「いざ進め、自由の地へ!」と100万人のゼロに大号令。スルガ湾に中華連邦所属の船舶が集結して100万人の乗船を待つ。
・業を煮やしたブリタニア軍が動き、100万人の国外移動は仕方ないとしても中華連邦の船団は見過ごせないと強弁するジノ、アーニャ、ギルフォード。そこに「あんた達の相手は、紅蓮とあたしだ!」と単騎立ちはだかるカレン、(洋上で待機していたプトレマイオス2がこちらに到着するまで3分かかる。それまではあたしが一人で戦う・・・!)と気炎を上げて、戦闘開始。
・2EP敵6機撃墜してイベント発生。母艦ブリッジに独り残されたナナリーの前にゼロが現れ、(今、私の目の前にゼロがいる・・・。お兄様・・・私に勇気を下さい・・・!)と気力を振り絞って対峙するナナリー。
・利用されているだけと決めつけるゼロに、「私は自ら望んだのです」と言い返すナナリー、「世界はもっと平和に優しく変えていけると思うんです」「私は敬愛するユフィ姉様の遺志を継ぎます」と真摯に宣言。
・駆けつけたスザクに、ナナリーとの信頼関係を見て取ったゼロ、約束通り退去するよう求められ、「では、ここで君に新たに宣戦布告しよう」「私は100万人の日本人を解放した。次はこの偽りに満ちた世界を破壊する」と告げ、「既に私の戦いの相手はブリタニアだけではない。地球連邦そのものだ!私はゼロ・・・!世界を壊し、世界を創造する男だ!」と宣言、「さらばだ、ナナリー総督。君ならば、このエリア11を変える事が出来るかも知れない」と言い置いて、(やはり、お前は皇帝の道具ではなかった。自分の意志で総督になったんだな・・・だから、俺はエリア11から去る。そして、この世界の全てを変えて、お前を救ってみせる・・・)と秘かに決意。
・約束通り手を出さずにゼロの退去を見届けるスザクだが、(ゼロ・・・お前の正体が誰であろうと、世界に戦いを起こすのならば、お前は僕の敵だ)と内心で決意。
・一方、単独で立ち去ろうとするゼロの前に、「護衛もつけずに一人で行動するとは、迂闊でしたね、ゼロ。それともナナリーに会うために敢えて危険を冒したのですか?」とロロが立ちはだかり、ギアスを発動して瞬時にゼロを拘束。「やはり、ギアス・・・。それも時を止める能力か」と呟くゼロ、「目的は俺をエサにしてC.C.を捕獲する事か・・・」と言いつつ、「甘いな、ロロ・・・。やはり、弟では兄には勝てないか」と嘯く。
・突然遠距離狙撃で威嚇されて驚くロロに、「お前は遠距離から狙われている」と宣言するゼロ、「・・・お前が止めたのは時間ではない。やはり、俺の体感時間だけだったか」と確認し、以前にKMFでカレンらが翻弄された時にも離れた位置から見ていた者には動きが把握できていたと説明、「ここから導かれる結論は一つ。お前は特定の範囲内にいる者の体感時間を止める事が出来るに過ぎない」と分析。
・ゼロ、今までの行動パターン観察から必ず一人で仕掛けてくると踏み、予め狙撃手を配置してロロを誘い出したと明かし、「・・・ロロ、今度は俺がお前に訊く。未来とは何だ?」と問いかける。戸惑うロロに、「未来とは希望だ」「C.C.を捕まえる事でお前にはどんな未来が拓ける?今のままだ、何も変わらない。お前はそのギアスの力で暗殺者という誰かの道具として・・・」と畳み掛けるゼロ、「ロロ・・・俺がお前に新しい未来をやる。お前の兄として・・・」と甘言。
・「そんな口先の言葉を!」と逆上したロロ、「下手に動くな!」とのゼロの警告を無視して動き、姿なき狙撃手が射撃。そこへ身を挺して庇うゼロ、自身が被弾しつつ、「お前が・・・弟だからだ」「植え付けられた記憶だったとしても・・・お前と過ごした・・・あの時間に・・・嘘は・・・なかった・・・」「約束した・・・からな・・・。お前の・・・新しい・・・未来・・・」と次々甘言の追い討ちかけ、家族という存在への秘かな憧れや任務への義務と失敗の恐怖等で板挟みとなり、困惑するロロ。
・「もう任務の事は忘れろ」「最初からブリタニアには安らぎはなかったんだ。お前の居場所はここ・・・俺の隣だ」ととどめを刺すゼロ、「行くぞ、ロロ。お前に未来を見せてやる」と遂に籠絡しつつ、(堕ちたな・・・。フ・・・ギアスしか取り得のない暗殺者が家族の味など知るから、こうなるのだ。ナナリーがいるべき所を奪い取った偽物め・・・!散々使い倒してボロ雑巾のように捨ててやる!)と仮面の下でほくそ笑む。
・一方、カレンが気に入ったと一騎打ちを申し込むナイトオブラウンズのジノ、「自慢の右腕もトリスタンのスピードの前では無駄だよ!」と常軌を逸した空中高機動でカレンを翻弄。「こ、ここまでか・・・ゴメンね、紅蓮・・・。お母さん、お兄ちゃん・・・ルル・・・」と死を覚悟したカレンだが、無頼で突貫した仙波が割り込み、身を挺して庇いつつ「海へ向かうんだ!」と叱咤、「君は生命を懸けて、我が同士を救った!今度はワシの番だ!」と躊躇うカレンを追いやりつつ、「四聖剣とは、虚栄にあらず!!」と叫んで特攻。
・「仙波さん!」と悲痛に叫ぶカレンに、「カレン!顔を上げろ!!」と呼びかけながらゼロが登場、海から新母艦イカルガでトレミーと共に駆けつけ、「ラクシャータ、あれを!」と指示。「お待たせ、カレン。黒の騎士団特製の飛翔滑走翼・・・。教本の予習はちゃんとやってた?」と微笑むラクシャータ、「じゃあ、本番いってみようか!」と飛翔滑走翼および鉄鋼砲撃右腕部を射出し、カレンの紅蓮弐式に首尾よく連結して可翔式にパワーアップ、「ついでに新型のパイロットスーツも送った。右腕に引っ掛けてるから、さっさと着替えな」と指示。
・続けてCBと黒の騎士団が出撃、100万人のゼロを無事国外へ送り出すべく戦闘再開。
・イカルガで指揮を執るゼロに、「俺に肩口を撃ち抜かれたってのにタフな奴だぜ」と呆れるロックオン、「しかし、驚いたぜ。合図があったら、奴を撃って、暗殺者の攻撃をかわさせろときたからな」とコメント。
・約束通り日本人を救ってみせたゼロに、千葉達も不信感を捨てて戦線参加。一方、部隊を動かしたい以上迎撃すると宣言してスザクもランスロットで出撃。
・3PP、ジノ、アーニャ、ギルフォード、スザクを撃破、SRポイントget。「ゼロ!僕はお前を必ず討つ!そして、ナイトオブワンになって日本を救ってみせるぞ!」と宣言して撤退するスザク。(俺の最悪の敵、スザク・・・。最悪の敵だからこそ、俺にはよくわかる・・・今回の策は、お前がナナリーの事を理解しているからこそ出来たものだ。だから今は感謝しよう、枢木スザク・・・そして、忘れるな・・・あの約束を!)と独白するゼロ。
・4PP敵全滅して戦闘終了。
・「すげえ・・・!すげえぜ、ゼロ!お前はやっぱり最高だ!!」とはしゃぐ玉城に、「フ・・・全ては当然の結果だ」と嘯くゼロ、急ピッチでイカルガと新型KMFを仕上げたラクシャータと中華連邦に話をつけたディートハルトを労いつつ、移送船団を率いる中華連邦大宦官の高亥と通信。(ギアスでエリア11の領事を取り込んだか・・・。抜け目のない奴だ)と感心するC.C.。
・「ゼロ。やっぱり、俺達のリーダーはお前しかいない。お前以外の誰が、こんな事が出来る・・・?俺は・・・お前を信じるぞ」と感激する扇はゼロの補佐を命じられるものの、(いいのか、扇・・・。ゼロはトウキョウ決戦の時、お前を駒扱いしたんだぞ・・・)と秘かに危ぶむ南。
・船団と共に日本を離れるよう黒の騎士団に命じたゼロ、扇と藤堂に船団の護衛を任せ、自身は「日本を離れるための最後の仕上げをしてくる」と単独行動。
・ロロとC.C.、咲世子を連れてアッシュフォード学園地下の機情局アジトに現れたルルーシュ、機情局メンバーをギアスで制し、かつて一度ギアスを使っているヴィレッタ・ヌゥ男爵とは交渉開始。
・甘言に乗せられ寝返ったロロに憤るヴィレッタだが、「しかし、随分と女教師役が似合ってましたね。本当は教師になるのが望みだったんではありませんか?扇要のように」と揶揄するルルーシュ、「ヴィレッタ・ヌゥ・・・。ゼロの正体を突き止めた功績で男爵位を得た女・・・。だが、裏では黒の騎士団と通じていた。扇要との関係が知られれば、折角手に入れた位も失う事になりますよ、ヴィレッタ先生」と脅迫し、(やはりな・・・。トウキョウ決戦の時から、この女と扇の間には不穏な空気が漂っていたからな)と満足げに独白。(偉そうに・・・。私が指摘してやらねば、扇とこいつが男と女の関係である事に気付かなかったくせにな)と秘かに呆れるC.C.。
・咲世子を影武者にして入れ替わっていた事を明かすルルーシュ、「決断してください、ヴィレッタ先生。このままの日々を続けるか、それとも裏切り者として処刑されるかを」「さあ・・・!」と迫り、「わ・・・かった・・・。お前に・・・協力しよう、ゼロ・・・」と遂に屈するヴィレッタ。「フフ・・・そのうち、扇にも会わせてあげますよ」とほくそ笑むルルーシュ。
・不安気に見守るロロ、「V.V.・・・」とC.C.に囁かれて驚愕。「いい機会だ、ルルーシュ。お前にも教えよう。V.V.・・・。それは皇帝にギアスを与え、お前の存在をスザクに教えた人間だ」と告げ、「V.V.は現在のギアス嚮団のトップ・・・。ロロを機情に送り込んだのも奴だ。そして、V.V.はお前の父、ブリタニア皇帝シャルルの最初の同志でもある」と明かす。
・「感謝するぞ、C.C.。つまり、そいつ等こそが俺の倒すべき敵か」と労うルルーシュ、「待っていろ、皇帝。地球連邦を破壊して、お前を俺の前に引きずり出してやる・・・そして、お前の言う新しい世界とやらもこの俺が・・・ゼロが跡形もなく破壊してやる!」と宣言。

●第13話:戦雲の扉
・中華連邦の大宦官、高亥により、蓬莱島を提供された黒の騎士団。高亥付き武官の星刻と対面したゼロ、「世界を相手に戦いを挑むか?」と問われて「さて・・・どうするかな・・・」と韜晦、先に中華連邦入りしていた自称新妻の神楽耶と再会して共に立ち去る。
・ゼロへの破格の厚遇を訝しむ星刻、高亥の真意を問うものの知る必要なしとあしらわれ、「フホホ・・・ゼロこそが幸せ・・・。ゼロこそが私を幸せにしてくれる・・・」と呟く高亥に(ゼロ目・・・。一帯どのような手を使って高亥をたらしこんだというのだ・・・)と不安と怒りを募らせる。
・100万人の無血脱出を成し遂げたゼロの手腕を見事と評価する刹那だが、亡命中のマリナ皇女は「ですが、このようなやり方では根本的な解決にはなっていないと思うのです」と指摘、結局いつか日本を取り戻す戦いになると眉をひそめる。
・そこへ話しかけたゼロ、戦いは望まないが世界を正すためには一度破壊する必要があると説き、「その通りです、ゼロ。あなたこそは、その混乱の中心に座するカオスの権化というべき存在です」と賞賛するディートハルト。「俺達は地球連邦そのものの打倒を目指しているわけではない」と釘を刺す刹那に、「だが、君達も知るべきだろう。この歪んだ世界を治療するためには根本的な病巣の駆除が必要になると」と告げるゼロ、地球連邦第一加盟国の中でブリタニアとAEUに押され微妙な立場にある中華連邦から、世界の趨勢をしばし観察するようマリナ皇女に勧める。
・作戦会議で、100万人のゼロの脱出劇が情報統制で世間に一切流れていないと告げるカミーユ、かつてZEUTHが翻弄されたUNを想起。ティエリアが「・・・ヴェーダだ」「この世界において、そんな事が出来るのはヴェーダ以外に考えられない」とCBの根幹を成した量子演算システムによる情報統制だと断定し、CB離反者アレハンドロの手に落ちたヴェーダを、その協力者が地球連邦の中枢に巣食って利用していると推測。「あのアレハンドロ・コーナーは最期の瞬間、何者かと話しをしていた」と明かす刹那、エルガン代表やトレーズ閣下とは別の協力者らしかったと補足する。
・連邦に巣食う黒幕とアロウズ、OZを相手取るには戦力不足と悩むスメラギさん達に、クラッシャー隊との協力を提案するエスターだが、テロリストの立場である自分達では共闘不可能と否定するカレンとゼロ。二人のやり取りに、(以前と比べて、少し関係が変わった・・・?)と鋭く察するスメラギさん。
・突然、蓬莱島近くの太平洋沖で時空震動クラスの次元震を観測、急行するCBと黒の騎士団。
・洋上の島でガブリン群と遭遇したCBと黒の騎士団、次元獣がいないことに一安心するものの、「あのアンノウンは無人機・・・。おそらくは偵察用、または損失前提の前衛用だと思われるわ」と分析したスメラギさん、後に敵本隊が控えている可能性を指摘して油断を戒め、島の北側から攻め下る形で戦闘開始。
・1PP、敵10機撃破してイベント発生。日本/宇宙ルート第13話「時空震動、再び」同様の展開で、時空震動が発生して島の南側に聖インサラウム王国の艦隊が出現、パレス・インサラウムを中心とした特種次元獣とアークセイバー部隊を展開して、戦闘再開。
・1PP、更に敵撃ち減らしてイベント発生、アークセイバーNo.4ウェインがサフィアーダで出てきて、パレス・インサラウムは撤退。
・2PP雑魚殲滅後、ウェインHP6000程度まで削ってから撃破、戦闘終了、SRポイントget。
・ゼロ、異世界から侵攻してきたインサラウムの脅威を理由として、エルガン・ローディックから託されたZEXIS招集権の行使を宣言、「あの男が平素から口にしていた全人類の平和と幸福のためという理念を覚えているのなら・・・地球連邦軍内においてもZEXISの存在を保証するはずだろう」と告げつつ、万一の場合にはクラッシャー隊と戦いになると覚悟を求める。

●第14話:与えられた力
・蓬莱島で日本人達と話したマリナ皇女、彼等がいかに努力して誇りを保ったか、ゼロにより希望を取り戻したかを痛感、「私も出来る事ならば、彼のような存在になりたいと思います」と、アザディスタンに戻って完全平和主義を貫く決意を抱く。
・合流地点へ向かうCB&黒の騎士団、戦闘を感知して急行。カタロン殲滅にオートマトンをキルモードで投入しようとするリント少佐率いるアロウズと戦闘開始。マリーを救い出すべく出撃したアレルヤには皆がサポート。
・1EP反撃で敵を討ち減らしてイベント発生。南に駆けつけたクラッシャー隊登場、キルモードのオートマトン投入という非人道的行為に説明を要求するジェフリー艦長。日本/宇宙ルート第14話同様、治安維持を盾に突っぱねて協力を求めるリント少佐に、「・・・作戦内容は説明せずに、治安維持を命じるか・・・。いいだろう。では、状況を見たままで判断させてもらう。各機はオートマトン投入を阻止しろ!」と断固として命令。
・逆上してクラッシャー隊への攻撃を命ずるリント少佐、マネキン大佐の制止にも聞く耳もたず、「彼等にアロウズに逆らった報いを教えてあげましょう・・・!」と大言壮語。一方、ジェフリー艦長の英断に「フ・・・さすがだな。我々が案ずるまでもなかったか」と苦笑するゼロ、「この力があれば恐れるものは何もない!各機は突撃しろ!」と号令して戦闘再開。
・2EP反撃で、単騎突貫したアレルヤがソーマ・ピーリスを撃破してイベント発生。組み付いた状態での相打ちで戦場離脱するアレルヤとソーマ。
・3PP雑魚殲滅後に母艦落として戦闘終了、SRポイントget。
・後の展開は日本/宇宙ルート第14話同様。

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第2次SRWZ再世篇(1周目:ゼロレクイエムルート:50話〜最終話)

今回はゼロポイントを控えたので無条件でゼロレクイエムルートに。

●第50話:皇帝失格
・フレイヤ爆発跡で目覚めたC.C.に、「私があなたを助けてあげたの。いくらあなたでも、肉体が完全に消滅したら、ちょっと困った事になるでしょうしね」としたり顔で告げるアーニャ。「そうか・・・。やはり、お前だったのか・・・」とアーニャの正体に思い当たるC.C.、「自分のコードを自分で封印したのは何故?シャルルなら、あなたの願いを・・・死にたいという想いを叶えてくれたのに・・・」と問われて、自分でもわからないと答え、「じゃあ確かめに行きましょうか」「私が決めたんだから決定よ」と一方的に宣言されて「お前ぐらいだな。この私をいつも引っかき回そうとするのは」と苦笑。
・ギアスをくれた事には感謝していると告げるアーニャ、契約不履行と指摘されても動じず同行を求め、「そんなにルルーシュが心配か、閃光のマリアンヌ?」と問われても「フフ・・・。私がそんなに理想的な母親だと思って?」と皮肉に笑う。「・・・そうだったな・・・」とC.C.憮然。
・黒の騎士団はゼロを死んだと発表、ディートハルトはシュナイゼル殿下の麾下に。ヴィレッタは黒の騎士団にもZEXISにも所属しないと言いつつ、扇の傍らに残留。
・ゼロの正体を知っていたと明かすヒイロ、何故黙っていたと詰問されて「奴の正体も、ギアスを持っているという事実も、意味がないと判断したまでだ」「奴はゼロだ。それ以外の事は無意味だ」と断言。五飛も「逆に言えば、奴の正体がブリタニアの皇子である事や、魔法を持っているというだけで・・・シュナイゼルの誘導に乗った事の方が問題だな」と指摘。
・騙されていた事が許せないと感情論で反論する扇や玉城だが、カレンは悲痛な面持ちで沈黙。「俺の勘が言ってるぜ。あいつは、また俺達の前に現れるって」と告げるクロウに続き、ゼロシステムで見たゼロの未来をヒイロに問う五飛だが、「話すつもりはない」とヒイロは拒絶。「機械の見せた未来なんて、あたしは興味ないから」と割り切るカレン、「ゼロが・・・ルルーシュが現れたなら、あたしはあいつの真意を確かめてみる」と告げ、悪であれば自分が・・・と思い詰めるものの、「・・・俺がやる。それは前から決まっていた事だ」とヒイロが宣言、更に五飛も「それは俺の役目だ」と買って出て、「難儀なもんだな、あいつも。物騒な連中にモテモテでよ」と苦笑するクロウ。
・まずは皇帝シャルルの独裁を叩くべき、とロジャーが冷静に指摘し、玉城がシュナイゼル殿下への協力依頼を提案するものの、ロジャーや五飛は重く沈黙し、「シュナイゼル・エル・ブリタニア・・・。奴こそ、ゼロ以上に危険な存在かもしれない」と告げるヒイロ。
・そこへ皇帝シャルルが単独でエリア11の神根島に向かっているとの情報が入り、色めき立つZEXIS。情報の発信源は隠蔽されていたものの、クロウ「ブリタニア皇帝に恨みを持ち、そんな手を打てる人間・・・」、カレン「ルルーシュ・・・あなたなのね・・・」と呟く。
・エリア11のブリタニア仮庁舎で、フレイヤ弾頭発射をギルフォード卿の功績とするシュナイゼル殿下だが、「あれは自分の功績です。ナイトオブワンになるために必要な」とスザクが待ったをかけ、「この処置はゼロのギアスに操られて行方不明となっているギルフォード卿の名誉を守るためのものですか?」と詰問、「これまでの自分は甘かったのです。結果より手段と言いながら、自分が大事にしていたのは、理想や美学だったのではないかと・・・!」と言い募り、「それとも殿下がしていただけるんですか?自分をナイトオブワンに・・・!」と迫る。
・不敬と激怒するコーネリアに続き、「ナイトオブワンの任命は皇帝陛下にしか出来ないんだよ。つまり・・・」と説明するロイド伯だが、「では、なるとしよう」とシュナイゼル殿下が微動だにしない微笑で爆弾発言。
・驚愕するコーネリアやジノらをよそに、「私が皇帝になるよ。それなら問題はないだろう?」と涼しげに言い放つシュナイゼル殿下、「俗事とおっしゃったそうだよ・・・」「陛下はこの度のZEXISとの戦いも、世界各地の混乱も」と明かし、「・・・コーネリアも知っているだろう?父上は危険な研究にのめり込み、たびたび玉座を離れた。そう・・・政治を、戦争をゲームとして扱ったんだよ」「この世界に、今日という日に興味を失い、みんなが苦しんでいるのをただ眺めているだけの男に王たる資格はない」と静かに糾弾。
・「殿下、ラウンズの自分なら陛下に謁見が叶います。自分に皇帝陛下暗殺をご命じください・・・!」と志願するスザク、「人を殺めるというのが自分の業ならば、ジノ・・・僕はこれを認めよう・・・!必要なものは結果だ!」と断言。
・神根島を訪れた皇帝シャルルに、「嚮主V.V.と我等の同志が遺した資料によるとこのポイントが最適と言えましょう」と告げる神官、「世界中に散らばる遺跡も同期させる事でアーカーシャの剣は、その力を発現させます」と説明。「フ・・・こんな古の装置を使う事になるとはな」と自嘲する皇帝シャルル。
・ZEXIS登場、ロジャーが独裁について詰問するも、「烏合の衆に世界は任せられん」と言下に切り捨てる皇帝シャルル、デストロイのモビルドールを出撃させて問答無用で攻撃開始。
・「ZEXISよ。ワシはこれでもお前達の事を評価していたのだぞ」「お前達は強い。お前達のような人間だけなら、この世界は、より進歩しただろう。だが、現実はそうではない。世界は弱者で満ちている」と一方的に告げる皇帝シャルル、「弱い事が罪なのではない・・・。その弱さが人間を歪ませる事がワシは許せないのだ。その最たるものが、嘘だ。人は弱い故に自分と他人を偽り、それが世界さえも歪ませる」と語り、「お前達は力を持ちながら、戦いを否定する。だが、それは強者ゆえのおごりだ。だから、ワシは世界の形を変える。強者も弱者もない真の平等な世界に!この度の混乱は、世界の変革を前にした最後の戦いなのだ!」と宣告。
・わからないと言い返すエスターに、「人は戦いで自らの愚かさを知っただろう!だから今、世界は変わる!」と皇帝シャルルが告げると共に、各遺跡システムが同調完了して世界を揺るがし、「これで既存の神の世界は終わる・・・!破戒と創造・・・!ラグナレクが始まる!」と宣告する皇帝シャルル、計画実行後には世界をZEXISに任せてもいいとすら思っていたと告げ、ビスマルクに後を任せて自身は遺跡の洞窟へ移動開始。
・皇帝シャルルを阻むべく前半戦開始。
・1PP分析、撹乱かけたビスマルクを撃破。皇帝シャルルに大儀であったと労われたビスマルクは撤退。
・2PPイベント発生。北に蜃気楼を駆って現れたゼロ、「我が名はルルーシュ・ヴィ・ブリタニア・・・!マリアンウ后妃が長子にして、帝国より捨てられし皇子・・・!またの名をゼロ・・・!全てを失った男だ!」と名乗りを上げる。「お前にはわかっているはずだ。ここで私を落としても何の意味もない事が」と冷徹に告げる皇帝シャルルに、「それでも俺は・・・!」と気炎を吐くゼロ、カレンや玉城の呼びかけには一切答えず。
・ヒイロが「今はブリタニア皇帝を討つのが先だ」と暗に共闘を黙認、(ヒイロ・・・感謝するぞ)とゼロが独白して、前半戦再開。
・2PP雑魚殲滅後、皇帝シャルルに分析等かけて集中攻撃、撃沈して前半戦終了。
・「ハハハハハ!見事だったぞ、ZEXIS!」と哄笑する皇帝シャルル、「以前のワシならば、お前達でも倒せたかも知れない・・・!だが、もう遅いのだ!」と生身で砲火をものともせず防衛線を強行突破し、「ZEXIS・・・!そして、ルルーシュよ!今こそラグナレクの接続が始まる!」と宣言。
・続けてブリタニアの増援艦隊が出現して追撃を阻むものの、(だが、艦を失ったあの男を直接守る者はいない・・・!これで全ての条件はクリアされた・・・!)と独白するゼロ。
・神根島の洞窟内遺跡で皇帝シャルルを待ち構えていたスザク、抜擢には謝意を示しつつ、王たる責務の放棄とギアスに手を染めた事を二つの罪として糾弾、「ギアスは人の悪なるものを引き出します。そう・・・全てを知るあなたなら、ユフィの事だって救えたはず・・・なのに見捨てた・・・!」と吐き捨て、「この剣にルルーシュとナナリーの絶望も込めさせていただきます!覚悟!!」と迫る。
・「時間切れだ、枢木」とあっさり言い放つ皇帝シャルル、「ギアスを持たぬお前ではこの扉は開けられぬ・・・。さらばだ、枢木」と扉の向こうへ姿を消す。続いて追いついたルルーシュ、二度と戻る気はないと覚悟を明かして扉の向こうへ。
・「さあ、神よ・・・。決着の時は来た・・・!」と宣言する皇帝シャルルに、「違うな。間違っているぞ、シャルル・ジ・ブリタニア・・・決着をつけるべきは神ではない・・・。この俺だ・・・!」と制するルルーシュ。殺せない自分をどうやって倒す?と問いかける皇帝シャルルに、「感謝する・・・。貴様がこの場所に入ってくれたおかげで勝利の目算が立った」と応じたルルーシュ、爆発の震動に「・・・時限システムが起動したか・・・」と呟き、「出口を封じたか!?」と気付く皇帝シャルルに「そうだ。ギアスも貴様も俺と共にこの空間に閉じ込める・・・!現実世界に干渉できなくなれば、貴様が何を企んでいようと意味を成さない。死んだも同然だ・・・!」と告げ、「貴様が作ったこのシステムは、今、貴様自身を閉じ込める魂の牢獄となった・・・!さあ、俺と共に永遠の懺悔に苦しむがいい!」と宣告。「・・・愚かな・・・」と吐き捨てる皇帝シャルル。
・続けてZEXISが出現し、驚くルルーシュには一顧だにせず、「烙印(スティグマ)を持つ者達・・・」「次元の理という禁忌に触れた者・・・。そして、その周囲の者達・・・奴等は既に烙印をその身に刻まれている。そして、それは奴も同じか」と呟く皇帝シャルル。
・更にアイムが次元獣を引き連れて出現、「陛下・・・お招きに与り、アイム・ライアード、参上いたしました」と告げ、クロウ達には「あなた達に刻まれた烙印がラグナレクの接続に反応した結果でしょう」「残念ですが、それはもうZEXIS全員に刻み込まれました。クロウ・ブルーストの目覚めも原因の一つでしょう」と告げ、そこをどけと迫るクロウに「そうはさせませんよ。私はあの方の儀式を守るために呼び寄せられたのですから」と言い放つ。
・「大儀であった、アイム・ライアード。もうお前に用はない」と言い放つ皇帝シャルルに、ラグナレクの接続を楽しみにしていると応じるアイム、「我が計画の最も遠くに存在するお前の台詞とは思えんな」と揶揄されても、「それ故に興味が尽きないのです。一つの世界の行方など、私にとって些末な事ですしね」と言い放つ。
・何故アイムと通じていると詰問するルルーシュに、「全てはワシが継承したコードにある。それは黒の英知の継承と同義であるからな」と答える皇帝シャルル。更にクロウが黒の英知の正体を問い詰めると、「それは銀河のあらゆる事象が記録されたもの。その記録は過去のみならず、未来にまで及ぶ」「その存在は大いなる力の欠片・・・。つまり、スフィアと同じルーツを持つのです」と答えるアイム。
・「俺が何となくあれについてわかるのはそんなカラクリがあったからか」と納得するクロウに、「それは全宇宙にあまねく散らばり、それを手にしたものは、大いなる力の一部を手に入れる。だが、それは絶望と苦悩の始まり・・・」と冷笑するアイム、「あなた方が、この場を切り抜ける事が出来たら、そのうち相手をしてさしあげましょう。その時はきっと、私の力が最も発揮される場が生まれるでしょうからね!」と言い置いて撤退。
・ルルーシュが祭壇で皇帝シャルルに母の死の真相を問い詰めつつ、後半戦開始。
・2PP、敵25機になってイベント発生。祭壇でルルーシュに「おかしなものよ・・・。人に真実を求めるか、ここまで嘘ばかりついてきたお前が・・・」と揶揄する皇帝シャルル、「お前の本質は、あの卑小なアイム・ライアードと変わりがない」と糾弾。「・・・そうだな。俺はずっと嘘をついてきた」と認めるルルーシュだが、他人や場に合わせて嘘を使い分けペルソナを纏うことであらゆるコミュニティは存続する、と抗弁。
・「違うな」と否定する皇帝シャルル、「未来永劫に渡って嘘が無駄だと悟った時、ペルソナはなくなる。理解さえし合えれば、争いはなくなる」と断言し、その見果てぬ夢に向けて行動を起こした内の一人がイオリア・シュヘンベルグだと明かす。
・「そして、その世界はすぐ現実になる。それが我がラグナレクの接続・・・!世界は欺瞞という仮面を脱ぎ捨て、真実をさらけ出す・・・!」と宣言する皇帝シャルルだが、「その前にある人間をお前に会わせてやろう」とルルーシュに告げる。
・2PP、敵10機になってイベント発生。ルルーシュの前に現れた母マリアンヌが「大きくなったわね、ルルーシュ」と微笑み、驚愕し幻と疑うルルーシュに「うーん、本物なんだけどね・・・。ま、このシステムでしか、元の姿形はとれないけど!」と苦笑。
・先程の問いに答えると言う皇帝シャルル、「今より半世紀ほど前、ワシと兄さんは地獄にいた・・・親族は全て帝位を争うライバル。暗殺が日常となった嘘による裏切りの日々・・・皆、死んでいった。私の母もその犠牲となった。ワシと兄さんは世界を憎み、悲しみ、そして誓った・・・嘘のない世界を作ろうと」と真相を語り出す。
・マリアンヌとC.C.の同意を得た皇帝シャルルだが、兄V.V.はコードで不老不死となった自分が取り残される事を恐れ、シャルルと理解し合っていくマリアンヌを許せず、遂に殺害。ところがその時初めて、人の心を渡るマリアンヌのギアスが発動、行儀見習いとしてアリエスの離宮に来ていた後のナイトオブシックス、アーニャ・アールストレイムの身体に潜んでV.V.をやり過ごし、意識を表層に挙げた時のみC.C.と心で会話可能となり、アーニャには意識の空白が時々生じる事となった。
・事実を知ったC.C.は嚮団をV.V.に預けて失踪。嘘で事件の真相を隠したV.V.から守るため、目撃者であるアーニャとナナリーの記憶は皇帝シャルルがギアスで書き換えると共に、ナナリーの視覚も奪った。一方、研究の進展と共に、V.V.のコードだけでなくC.C.のコードも必要と判明、マリアンヌによるC.C.説得が失敗したため、ルルーシュにC.C.のコードを継承させようと画策。
・「じゃあ俺は何のために今まで戦ってきたんだ!?ナナリーを守り、母さんの仇を討つために俺は・・・俺は取り返しのつかない罪を・・・!」と絶叫するルルーシュに、「ラグナレクの接続が成されれば、そのような悲劇はなくなる・・・」と応じる皇帝シャルル、「仮面は消える・・・みんな、ありのままの自分でいいの」と微笑むマリアンヌ。「このシステムは過去に黒の英知に触れた者がやがてくる審判の日を越えるために用意したもの・・・おそらく彼等と同質の存在になるためのものだったのだろう」と皇帝シャルルが説明。
・「そうか・・・ブリタニアと黒の騎士団の戦いですら、C.C.を誘い出すための・・・!つまり、俺は世界のノイズで・・・。邪魔者だという事か・・・どう思う、お前達は?」と問いかけるルルーシュ。スザクと共に姿を現したC.C.、死を望みながら死ねないところが自分に似ているから連れてきたと語り、全てを知っていながら自身の死という果実を得るためルルーシュの生存のみを優先したと告白、「後悔を?」とスザクに問われて「まさか・・・。私は永遠の時を生きる魔女・・・。捨てたんだ、人間らしさなんか・・・」と自嘲。
・似てなどいないと否定するスザク、「僕はたとえ愚かだと言われても立ち止まる事は出来ないんだ・・・」とC.C.に告げ、皇帝シャルルに「あなたは既に不老不死であると聞きました。だから、確かめたい事があります。あなたが創ろうとしているこれは・・・」と問いかける。
・「そう・・・ユフィもリリーナも望んでいた優しい世界だ・・・」と答える皇帝シャルルに、「そうか、やっぱり・・・」と納得するルルーシュ。「C.C.・・・。我等が揃った以上、これで計画は始められる。お前の願いは、その後で叶えてやろう」と皇帝シャルルがC.C.に告げる。
・3PP敵全滅して戦闘終了。
・無数の人型が絡み合う不気味な奔流が出現、マリアンヌが「ああ・・・!始まる・・・!アーカーシャの剣が神を殺すの・・・!」と陶然と叫ぶ傍ら、「何だ、あれは!?」と戦くルルーシュに、「集合無意識・・・。時間と空間を越え、人の心と記憶が集まったもの・・・」とC.C.が明かす。「さあ、C.C.・・・!後は我等の刻印を一つとすれば、新しい世界が始まる!」と迫る皇帝シャルル。
・「・・・ルルーシュ、君は何のために世界を手に入れようとした?」と問うスザクに、ナナリーのためと言いかけたルルーシュだが、「ナナリーを言い訳に使うのか?」と遮られ、「・・・フン、そうだな。俺は俺が守りたいと思う全てのために戦ってきた」と断言。
・スザク「結果を求めるなら、何かを成さなければならない・・・」、ルルーシュ「そのための手段は何かを否定する事にもつながる」、スザク「だったら・・・!」、ルルーシュ「ああ、俺は・・・!」と呼応し、「俺はお前を・・・!お前の考えを認めない!」と皇帝シャルルを糾弾するルルーシュ。
・人が嘘をつくのは争うためだけでなく、何かを求めるからだと説くルルーシュ、「ありのままでいい世界とは変化がない。生きるとは言わない。思い出の世界に等しい完結した閉じた世界・・・俺は嫌だな・・・」と告げる。
・「それは私も否定するという事?」と割り込むマリアンヌ、バラバラだった皆が一つになるのは良い事と主張、「死んだ人とも一つになれるのよ?ユーフェミアだって!」と説く。「しかし、それは押し付けた善意だ。悪意と何ら変わりがない」と否定するルルーシュ、「一つだけはっきりしている事がある・・・。お前達は俺とナナリーに善意を施したつもりかも知れない・・・しかし!お前達は俺とナナリーを捨てたんだよ!」と糾弾し、守ろうとしたためと抗弁するマリアンヌに「日本とブリタニアの戦争を止めなかったのは何故だ!?」「計画を優先したお前達はもうい俺達が生きていようと死んでいようと関係がなかったんだ。だから、捨てた!自己満足の言い訳だけの越して!」と指摘。
・言い訳するマリアンヌに「今、言っただろう!死んだ人とも一つになれると!未来なんか見ていないんだ!」と告げるルルーシュ、ラグナレクの接続の先にはナナリーの言う優しい世界があると言い張る皇帝シャルルにも、「違う!お前達が言っているのは自分に優しい世界だ!でも、ナナリーが望んだのはきっと・・・他人に優しくなれる世界なんだ・・・!」と糾弾。(そうかも知れない・・・。少なくともユフィは最後までルルーシュがゼロだとは言わなかった。シャーリーだって・・・。だから、僕は・・・!)と内心決意を固めるスザク。
・「だとしても、それが何だ?既にラグナレクの接続は始まっている・・・!」とせせら笑う皇帝シャルルに、「どうかな?俺はゼロ・・・奇跡を起こす男だ!」と嗤うルルーシュ、「ギアスなど通じぬ・・・!ここにいる他の者にしても・・・」と決めつける皇帝シャルルに、「いいや、もう一人いるじゃないか・・・!」と冷笑、「そうだ、Cの世界は人類の意志!そして、人は平等ではない!お前の言葉だ!平等ではないが故の俺の力は知っているな!?」と勝ち誇る。
・「愚かなり、ルルーシュ!王の力では神に勝てぬ!!」と焦る皇帝シャルルをよそに、「勝ち負けじゃない!これは願いだ!そう、俺は今こそ自分を知った!神よ!集合無意識よ!」と双眸にギアスの刻印を浮かべたルルーシュ、「時の歩みを止めないでくれ!」と絶対遵守のギアス発動!
・「ルルーシュ!あなたって子は・・・!」と悲痛に嘆くマリアンヌだが、「こんな事は誰も・・・ユフィも望んでいなかった!」とスザクも否定、ユフィとまた会えると抗弁するマリアンヌに「それを押し付けと言うのだ!」と激しく糾弾。
・「出来るはずがない・・・!神に、人類そのものに!」と否定しようとする皇帝シャルルだが、「それでも俺は・・・明日が欲しい!!」と真摯な想いを込めるルルーシュ、ギアスで遂に集合無意識を支配し、「思考エレベーターが崩壊する・・・!ワシとマリアンヌの・・・!兄さんの夢が朽ちてゆく・・・!」と嘆く皇帝シャルルとマリアンヌ。
・「シャルル、もうやめよう。おこがましい事だったんだよ、これは・・・」と沈痛な面持ちで告げるC.C.に、「まだだ、C.C.!まだ我等の刻印がある限りは!」と言い張る皇帝シャルルだが、「終わりだ、シャルル!これが嘘ではない・・・現実の答えだ!」と宣告するルルーシュ。
・「馬鹿な!ワシは不老不死のはずなのに・・・!呑み込まれる!Cの世界に!?」と焦る皇帝シャルル。C.C.は賛成していたはずなのになぜ消えないの!?と訝しむマリアンヌに、「すまない・・・。気付いてしまったんだ。お前達は自分が好きなだけだと・・・」と告げるC.C.。
・言い訳しようとするマリアンヌに、「お前達は知っているのか・・・?ナナリーの笑顔の意味を?」と迫るルルーシュ、目も足も不自由なナナリーは自分一人では出来ない事があると知っていたと言って「ナナリーは・・・!ナナリーの笑顔は・・・!せめてもの感謝の気持ちなんだ!」と告げ、「そのような誤摩化しこそが・・・!」と否定する皇帝シャルルに「それを嘘だとは言わせない!言わせてなるものか・・・!現実を見る事もなく、高みに立って俺達を楽しげに観察して・・・ふざけるな!」と憤激、「事実は一つだけだ!お前達、親は俺とナナリーを捨てたんだよ!」と糾弾。
・「ああ・・・!」とマリアンヌが絶望に呻き、「ルルーシュ!この賢しき愚か者が!!」と罵る皇帝シャルルが「ワシを拒めば、その先にあるのは黒の英知に記された絶望の世界だぞ!その前に欲望が渦巻く嘘の世界だ!善意と悪意が、所詮、一枚のカードの裏表!それでも、貴様は!!」と言い募るものの、「だとしても、お前の世界は俺が否定する!消え失せろ!」と突き放すルルーシュ。
・皇帝シャルルとマリアンヌが呑まれて消滅、「やったのか、ゼロ・・・」と呟くヒイロ。
・「・・・いいのか、ルルーシュ?」と確認するC.C.に「やってくれ」とルルーシュが促し、時空震動によりZEXISは現実世界に復帰。(さらばだ、ZEXIS・・・)と内心別れを告げるルルーシュ、ユフィの仇を許す事は出来ないと言い張るスザクに、「いいだろう」と不敵に笑い・・・
・一方、神根島に戻ったZEXISだが、既に戦闘から2週間が経過している事に驚愕。更に、新たな地球連邦の代表として、神聖ブリタニア帝国帝都ペンドラゴンの玉座からルルーシュ・ヴィ・ブリタニア皇帝が就任の挨拶を放送、紹介するのは連邦軍総司令官に就任したトレーズ閣下。
・「私が第3代地球連邦代表に就任したルルーシュ・ヴィ・ブリタニアです。同時に今日を以ちまして、私は第99代ブリタニア皇帝に就きます」と宣言したルルーシュ、消息不明のシャルルは自分が殺したと言い放ち、「よって次の皇帝は私となる。同時に地球連邦の統治者である代表の座も私が引き継ごう」と宣言。
・冗談が過ぎると抗議する兄オデュッセウスに、「では、わかりやすくお話ししよう。この場の全ての人間は我を認めよ!」と絶対遵守のギアス発動、オデュッセウスらは「イエス、ユア・マジェスティ!」と支配される傍らで、トレーズ閣下はちゃっかり目を瞑ってギアス回避。(^^;
・更に枢木スザクを我が騎士と紹介するルルーシュ、「彼にはラウンズを超えるラウンズとしてナイトオブゼロの称号を与える」と告げ、「全ての民は我に従え。世界は我と共にある!」と宣告、ギアスで支配された民衆は熱狂的な歓呼で迎える。
・(聞こえるか、ZEXIS・・・。この俺を讃える声が・・・さあ始めよう。俺を殺そうとしたお前達と俺に従う世界の最後の戦争を・・・)と独り微笑むルルーシュ。(´;ω;`)
・成り行きに驚くジノらナイトオブラウンズに、「陛下が消息不明になった隙を突いて、成り上がったトレーズ・・・その後ろ盾で皇帝の座についたルルーシュ・・・。そして、その忠実な飼い犬スザク・・・。こんなものは茶番だわ」と呆れるカノン。
・「・・・人の本質とはね・・・。何かに支配されたいという事なんだよ」と微笑むシュナイゼル殿下、「民族、宗教、伝統、権威・・・。ブリタニア皇帝・・・いや今や地球の統治者である連邦代表はそれ等を演じねばならない」とコメント、「ルルーシュは、その器ではないと」と問うコーネリアに、「・・・どちらにしても、簒奪者である彼にあの席は相応しくないよ。この世界をギアスなどというまやかしに与えるわけにはいかない」と告げる。
・更に、通信してきたミリアルドに「恐れていた最悪の事態が起きたよ」と告げるシュナイゼル殿下、「世界を救わなければならない。私のダモクレスとラウンズ、そして、君のホワイトファングで・・・」と微笑。

●第51話:シュナイゼルの仮面
・パレス・インサラウムで、新たな地球連邦代表ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア就任と、その正体は希代の戦略家たるZEXISのゼロとの噂に、大きな障害と認識し警戒するユーサー皇子、スフィアの力を引き出した聖王機と殿下は常に完勝と讃えられるも、「勝利か・・・」と呟き、「余は自室で休む。・・・マリリン殿・・・30分程したら、余の部屋に一人で来てくれ」と告げて立ち去る。「え・・・え・・・?」と焦るマリリン、アンブローンからも殿下を慰めてさしあげてくれと頼まれ、「張り切って行ってきます♥」とその気に。
・一方、簒奪者討伐の兵を挙げたシュナイゼル殿下に連邦軍の約30%が同調、「予想通りだな」とほくそ笑むルルーシュは「全ては計画通りだ。・・・頼めるかな、トレーズ司令?」と対応を依頼。「無論だ。例の件についても私の方で手配をしておこう」と受け合うトレーズ閣下、敵同士だった自分達が五飛の共通の敵となった故に手を組まざるを得なくなった、と感慨深げに語りつつ、「実務は私に任せてくれたまえ」と退出。
・「エレガントだね〜」とトレーズ閣下に感心するロイド伯はルルーシュにつき、セシルも「皇帝陛下とスザク君の目指す先を知った今、私も心を決めました」と臣従を約束。
・「しかし、我ながら人望がないな。予想通りとはいえ、連邦軍がこうも簡単に二つに割れるとは・・・」と苦笑するルルーシュ、ZEXISが人類の敵を引き受けているから目先の欲に血眼になれると揶揄し、「シュナイゼルについた連中はお前の予想通りの人間達だ。既得権益が奪われるとなれば、抵抗もするさ」と肯定。
・「だからこそ、わからせる必要がある。綿々と続いてきた悪しき伝統にすがる愚かしさと浅ましさを」と宣告するルルーシュに、「これでルルーシュ皇帝は歴史に名を残す。地球連邦を・・・全てを破壊した王として・・・」と応じるスザク。
・「序の口だよ、まだ・・・。これから俺は多くの血を流す。虐殺皇女の名がかすみ、人々の記憶から消え去るほどに・・・」と答えたルルーシュ、「ユフィだけじゃない。ナナリーも俺達は失った・・・。失い過ぎた・・・それでも明日を迎えるためには、まず・・・」「世界征服だ」と告げ、「フ・・・口にすると自分の言った言葉に愕然とするな・・・」と自嘲しつつ、やるつもりなのだろう?と促すC.C.に、「ゼロ・レクイエムのために・・・!」とルルーシュが宣言、「イエス、ユア・マジェスティ」とスザクが敬礼。
・シュナイゼル殿下の思惑を警戒するロイド伯に、「例の情報とカンボジアのトロモ機関がブリタニアから離反したという事実・・・これらを重ねたとき、見えてくる真実は一つしかない」とルルーシュが応じ、「シュナイゼルが行動を起こす前に計画を次の段階に進めねば・・・」と決意。
・地球連邦を完全な絶対君主制に移行させたゼロの手腕に感心するシン達、独裁のメリットを生かして電光石火で悪徳政治家や腐敗官僚等を粛正していると評し、ギアスの力だけでなく手を組んだトレーズ閣下の影響も大きいと判断するクワトロ大尉。「ゼロの・・・ルルーシュのやっている事は恐怖で人を縛る事だ」と否定する刹那に、アスランも同意。
・一方、ルルーシュに反旗を翻したシュナイゼル殿下について、人当たりの良さそうな皇子と評したシンに、「あれは彼の仮面だ」と指摘するクワトロ大尉、見せかけながらも平穏な世界に波風を立てるトレーズを盟友だったシュナイゼル自身が失脚させたと明かし、物事に対する執着心が極端に少ないと評価、「シュナイゼルは常にスマートに物事を運び、ギリギリの勝負・・・ましてや敗北というものを嫌う。その彼が正面からルルーシュに戦いを挑む以上、何らかの切り札を持っていると見るべきだろう」と警告、同時に漁夫の利を得ているインサラウムも含めて放置するのは危険な状況と警鐘を鳴らす。
・トレーズ閣下を通じて皇帝ルルーシュからZEXISに会談が申し入れられ、エリア11のアッシュフォード学園で対面する事に。
・一方、アッシュフォード学園でZEXISと皇帝ルルーシュの会見に盛り上がるミレイ達。フレイヤ開発の中心人物として身を隠しているニーナ、「私・・・わかってなかった・・・。自分が作り上げたものが、どんな結果を生むことになるのか・・・私の作ったフレイヤでトウキョウは・・・」と悔恨を口にし、気の済むまで考えようと慰めるミレイ。そこへロイド伯とセシルが現れ、皇帝陛下の命で迎えにきたとニーナに告げる。
・やがて姿を現したルルーシュとトレーズ閣下、迎えるのはZEXISのカレン、ヒイロ、五飛。トレーズ閣下を五飛が案内し、ヒイロは用は済んだと離れ、少し歩きたいと申し出たルルーシュをカレンがエスコート。
・二人きりでルルーシュと対峙するカレン、「・・・私、あなたには感謝してる・・・」と口を開き、自分も黒の騎士団もルルーシュに救われたと告げ、「私は嬉しかった。ゼロに必要とされた事も光栄で、誇らしくて・・・」「でも、ゼロがルルーシュだってわかって、訳が分からなくなって・・・。」と想いを明かし、「力が欲しいだけ?地位がお望み?それとも、これもゲームなの・・・?」「ルルーシュ・・・!あなたは私の事、どう思ってるの!?どうしてイカルガで私に・・・君は生きろと言ったのよ・・・!?」と問い詰めるものの、微笑したまま無言を通すルルーシュに「・・・失礼しました、代表」と顔を歪めて立ち去る。
・独りカレンを見送り「さようなら、カレン・・・」と沈痛に呟くルルーシュ。(T^T)
・生徒会室でZEXISとの会談に臨むルルーシュ、会談の理由を問うロジャーに「随分と他人行儀だな、ロジャー・スミス。それとも俺を追放したという事実をなかった事にする気かな」と辛辣に微笑み、非公開の会談なら本音も聞けるはずと念押しするF.S.に「さて、それはどうかな・・・」と冷笑、「変わらないな。その露悪的な物言いも」とアムロ憮然。
・イノベイターが連邦から手を引いたと明かすトレーズ閣下、「彼等は人類の愚かさに絶望したそうだよ」と告げ、「リボンズ・アルマークの言いそうな事だ」と険しい顔のアムロ。「イノベイターもブリタニア皇帝も女王リリーナもいない世界なのでね。私が起たざるを得なくなったのだよ」と優雅に微笑むトレーズ閣下。
・シュナイゼル殿下との対立について意見を聞きたいと言うルルーシュ、自分につけという要請か?との問いには「いいや・・・命令だよ」と不敵に笑い、25パターンのギアス対策を用意したと警告するスメラギさんに「その内、23パターンまでは俺もすぐに考えが及んだ。残り2パターンがわからない以上、大人しくしていよう」と微笑、腹の探り合いをする余裕はないと警告するロジャーに「では、手短に用件だけを告げよう。我が命令に従ってもらう」と言い放つ。
・「答えはノーよ」ときっぱり断るスメラギさんに、しばし睨み合った上で「やはりな。予想通りだ」と満足げに微笑むルルーシュ、「それが聞ければいい。この会談は互いの最終意志の確認のためのものだ」と告げ、(ゼロ・・・。あなたは、やはり・・・)と独白するスメラギさん。
・「正々堂々の戦いの宣言・・・。まるで君と我々の決闘のようだな」とコメントするロジャーに、「さすがだよ、ミスター・ネゴシエイター。言いえて妙だ」と微笑むルルーシュ。
・トレーズ閣下が、前地球連邦軍総司令官エルガン・ローディックがイノベイターに拉致されていると明かし、(リボンズは人類を管理する神を気取っている。それに必要な何かをエルガン代表が持っているというのか・・・)と傀儡以外の利用目的を訝しむアムロ達。
・そこへ駆け込んだスザクが帝都ペンドラゴンのフレイヤによる消滅を急報、間髪いれずシュナイゼル殿下から通信が入り、(先手を打ってきたか・・・!)と歯嚙みするルルーシュ。
・「他人を従えるのは気持ちがいいかい、ルルーシュ?」と穏やかに微笑むシュナイゼル殿下、フレイヤ弾頭の全ては自分の手中にあると静かに恫喝、「皇帝に相応しいのは彼女だ」とナナリーを前に出してほくそ笑む。
・驚愕に息を呑むルルーシュに、「お兄様、スザクさん・・・。私はお二人の敵です」と告げるナナリー、帝都を消滅させたシュナイゼルにつくことを非難するスザクに、「では、ギアスの方が正しいというのですか?」と切り返し、ずっと自分に嘘をついていたと責めつつ、「どうして・・・?それは私のためですか?もし、そうなら・・・私は・・・!」と悲痛に訴える。
・「フフフ・・・お前のため?我が妹ながら図々しい事だ」と嗤笑してみせるルルーシュ、「人からお恵みをいただく事が当たり前だと考えているのか?自らは手を汚さず、他人の行動だけを責める・・・。お前は俺が否定した古い権力そのものだな」と糾弾、「誰のためもない。俺は俺自身のために世界を手に入れる。お前がシュナイゼルと手を組み、我が覇道の前に立ちはだかると言うのなら、容赦はしない。叩き潰すだけだ!」と宣言。「お兄様・・・!」と言葉を呑むナナリー。
・偽皇帝ルルーシュを討つためZEXISに協力を求めるシュナイゼル殿下だが、「・・・俺達はあなたを否定する」とアムロが即答、「宣戦布告も無しに大量殺戮兵器を使うようなやり方は、恐怖で人々を支配する皇帝と何ら変わりはないわ」とスメラギさんが糾弾。
・残念だと微笑むシュナイゼル殿下に、「残念な想いは私も同じだよ、殿下」と言葉をかけるトレーズ閣下、「君はやはり敗者になる事を是としない・・・。やはり、私は君と真の友になる事は出来なかった」と告げ、3日後にエリア11のフジで決戦と宣告。
・「帰るぞ、スザク、トレーズ司令」と険しい顔で告げるルルーシュ、スメラギさんに「世界を統べる資格は何だと思う?」と問いかけ、「私はそれに答える資格はないわ」と応じるスメラギさんに「なるほど。ソレスタルビーイングらしい返しだ」と微笑、自身の答えを問い返されて「壊す覚悟・・・世界を・・・!自分自身すら!」と断言し、「さらばだ、ZEXIS。またいつか会おう」と別れを告げる。
・見送ったスメラギさん、「私はソレスタルビーイングです。ならば、それに相応しいやり方をするだけです」と宣言。
・旗艦アヴァロンに戻ったルルーシュ、何故ナナリーの事がわからなかったとC.C.に八つ当たりして、「私は神ではない。ギアスによるつながりがない人間の事までは把握できん」とC.C.憮然。
・生還した咲世子、シュナイゼル殿下がナナリーの替え玉を用意し本物は別ルートで逃がしていたと報告。直属上官のディートハルトがシュナイゼルについたのに何故ルルーシュについた?と問うジェレミア、「・・・言われてみれば、そうですね」と答える咲世子に、「騎士道に殉じるか、君も・・・」と微笑む。
・「シュナイゼルめ・・・!この事実を今まで隠しておいたのか!カードとして効果的に使うために!ならば、貴様のカードの切り方は絶妙だったぞ!こんなにも・・・!こんなにも!」と憤激するルルーシュに、「しっかりしろ、ルルーシュ。戦略目的は変わらない・・・!」「ナナリーが生きていたからといって立ち止まる事は出来ない!何のためのゼロ・レクイエムだ!約束を思い出せ!」と叱咤して、顔を洗って来いと送り出す。
・「僕は彼の剣だ。彼の敵も弱さも僕が排除する。だから、C.C.・・・。君は盾になってくれ」「守るのは君の役目だ」と告げるスザク、「勝手な言い分だな」と答えるC.C.に、「ルルーシュは君の共犯者なんだろ?」と指摘。
・ダモクレスでナナリーと共にルルーシュを待ち受けるシュナイゼル殿下、フレイヤの威力を見せれば降伏してくれると思ったのに・・・とナナリーに韜晦、ペンドラゴンの市民はあらかじめ避難誘導しておいたと欺く。「でも、次は人に・・・お兄様達に使うのでしょう?」と問いかけるナナリー、「私にフレイヤの発射スイッチをいただけませんか?」「私は戦う事も、守る事も出来ません。だからせめて・・・罪だけは背負いたいんです」と懇願。
・フレイヤの発射は任せるとダモクレスの安全な場所にナナリーを退避させたシュナイゼル殿下、「ペンドラゴンの住民は・・・」と問いかけるコーネリアに、「消えてもらったよ。その方が幸せじゃないのかな、ルルーシュに忠誠を誓う人生よりは」と微笑、ナナリーを欺いた事に憤るコーネリアに「嘘も方便だよ」と穏やかに言い放つ。
・「兄上はそうやって人を操るのですか?」と憤慨するコーネリアに、人は飢餓や差別等をなくしたいと願いつつ絶望的なまでにわかりあえないと指摘するシュナイゼル殿下、「戦争を否定する民間人だって警察は頼りにするよね・・・みんなわかっているんだ。犯罪は止められないと・・・。」「だったら、心や主義主張はいらない。システムと力で平和を実現すべきでは?」と言い放ち、全長3kmの鉄壁の要塞ダモクレスは衛星軌道上に上がって世界中にフレイヤを撃ち込めるとひけらかし、「この戦いが終わっても、まだ平和を拒むものがいるならば、フレイヤを使うしかないな」と穏やかに宣言。
・「待ってください!ルルーシュを討つためではなかったのですか!?これでは世界中が・・・!恐怖で人を従えようというのですか!」と食ってかかるコーネリアに、平和という幻想を現実にするにはしつけが必要と微笑むシュナイゼル殿下。「そのような事、神でなければ許されない!」と憤慨するコーネリアだが、「だったら、神になろう。人々が平和を私に望むならば・・・」と微笑する兄に絶句。
・「素晴らしい!」と歓喜するディートハルト、「やはり、あなたについて来て正解でした!ゼロのカオスをも凌駕する完璧なる虚無・・・!多様なる変幻・・・!」と独りではしゃぎ、強制的な平和など人の尊厳を奪うだけと必死で諌めるコーネリアを軟禁するよう命じるシュナイゼル殿下。
・現れたルルーシュ軍と対峙するナイトオブラウンズに、「これが僕の新しい剣、ランスロット・アルビオンだ」と新型機を披露するスザク、説得を試みるジノを逆に説き、自分こそナイトオブワンと前に出るビスマルクには「自分はナイトオブワンすら超える存在・・・ナイトオブゼロです!」と挑戦。
・瞬時の交錯で一撃を受けて「ランスロットの軌道を読まれた・・・!」と驚くスザクに、「我がギアスは未来を読む・・・!この力、マリアンヌ様以外に使う事があろうとはな!」と勝ち誇るビスマルク。「ゼロ・レクイエムのためにも負けるわけにはいかない!」と気炎を上げるスザク、「だから、お前は生きろ!」とルルーシュに声をかけられ、「イエス、ユア・マジェスティ!」とギアスの呪縛発動。
・「軌道を読まれていようと!!」と切り込んだスザクがビスマルクを瞬殺。(スザク、尋常な精神力ではない・・・。俺が掛けた生きろというギアス・・・それを逆手にとって・・・)(やっぱり大したものだよ、お前は・・・)と秘かに感嘆するルルーシュ。
・更にZEXISも駆けつけ、「我々はZEXISとして、この戦闘に介入します!攻撃対象はルルーシュ、シュナイゼルの両軍です!」とスメラギさんが宣言。「え・・・!?」と驚くニーナに、「驚く事ではない。彼等の中にはソレスタルビーイングもいるのだ」と諭すルルーシュ、「おめでと〜!僕達もシュナイゼル殿下も戦争を起こす者ってわけだね」とロイド伯が揶揄。一方シュナイゼル殿下は「ZEXIS・・・。所詮、君達もその程度か」と穏やかに嘲弄。
・スザクにアヴァロンの直衛を命じたルルーシュ、「この戦いこそが世界を懸けた決戦となる!シュナイゼルとZEXISを倒せば、我が覇道を阻む者は一掃される!世界はブリタニア唯一皇帝ルルーシュによって破壊され、然る後に創造されるだろう。打ち砕くのだ!敵を!シュナイゼルを!天空要塞ダモクレスを!そして、ZEXISを!恐れる事はない!未来は我が名と共にあり!」と檄を飛ばすルルーシュ。
・「ルルーシュ・・・」と悲痛に顔を歪めるカレンだが、「大丈夫だよ、エスター。あたしは黒の騎士団の・・・そして、ZEXISの紅月カレンだ。力で人々を支配しようとする奴を許してなるもんか・・・!」と健気に宣言。シュナイゼル殿下もルルーシュを世界の敵呼ばわりして、三つ巴の戦闘開始。
・1PP、ナイトオブラウンズ撃破、いずれも撤退。
・1PP、スザク撃破。逃がさないと迫るカレンにそれでこそ、と言い置いて撤退。
・1EPイベント発生。「今がチャンスだ・・・!一気にシュナイゼルを仕留める!」とルルーシュが号令、北東に伏兵出現するものの、「心配は要らないよ。私はね、一度だってルルーシュに負けた事はないんだ」と微笑むシュナイゼル殿下、「ナナリー、照準は合わせてある。フレイヤという力で平和を創るんだ」と指示し、「は、はい・・・!お兄様の罪は・・・私が討ちます!」とナナリーが引き金を引いて、フレイヤにより伏兵を一掃。
・続けてホワイトファングのモビルドールが東側に広く出現、「ミリアルト・ピースクラフトは今や我が盟友だよ」とシュナイゼル殿下が微笑、自分の掲げる平和を理解してくれたので地球とコロニーの対立も解消されると告げる。(違う、ゼクスは・・・)とヒイロが独白。
・「ルルーシュ、もし私を倒そうと考えているのなら、君はそこまでだよ。仮面を使いこなせない人間に勝利はない」と呼びかけるシュナイゼル殿下だが、「ならば・・・!」と富士山地下のサクラダイト採掘場を爆破してホワイトファング増援を巻き込むルルーシュに「これで戦況は五分だ!」と切り返され、珍しく「ルルーシュ・・・」と歯嚙みする。
・「私達は彼を侮っていたかも知れない・・・」と戦慄するスメラギさんに、「ゼロとシュナイゼル・・・。こいつはマジで前門の虎、後門の狼だぜ・・・!」とクロウも同調。「だからと言って・・・!退くわけには!」と気合を入れるカレンに、(そうだ、ZEXIS。俺もお前達も、もう引き返す事は許されないのだ・・・!)と心中呼びかけるルルーシュ。
・カレンがルルーシュと戦闘時にセリフイベント。「ルルーシュ!」と真意を糾すべく声をかけるカレンだが、「黒の騎士団のエースが来たぞ!何としても叩き落とせ!」と一顧だにしないルルーシュに、「「もうあんたには何を言っても届かないんだね・・・」と悲痛に呟くカレン、「だったら、あたしは戦う!黒の騎士団として、ZEXISとして!」と宣告。(;_;)
・2PPアヴァロン撃沈。「ここまでもてば、十分だ。本艦はこのまま戦線を離脱し、作戦をコードBに移行させる」と命じるルルーシュ、「よくここまで付き合ってくれた、ニーナ。君の研究成果を無駄にはしない」とニーナを労い、「・・・私はゼロを許しはしない・・・。多分、一生・・・でも、それとは別に私自身の答えを出さなきゃいけないと思ったから・・・。だから・・・」と答えるニーナに、「君は立派だよ、ニーナ。だから、後は俺に任せてくれ」と告げて撤退。それを見送ったヒイロ、「ゼロ・・・お前の計画は、まだ終わらないか・・・」と呟く。
・2PP、雑魚殲滅後、ダモクレス要塞に撹乱、分析、脱力かけて、装甲ダウンを皮切りに集中攻撃して撃沈、SRポイントget、戦闘終了。
・「無駄だよ。ダモクレスは、この程度では落ちない」と微笑むシュナイゼル殿下に、図体がデカ過ぎて破壊まで至らないと焦るZEXIS。そこへ蜃気楼を駆ってスザクのランスロットと共に再び現れたゼロ、「ダモクレスの動きが止まった・・・!チャンスは今しかない!」とダモクレスに突貫。「ルルーシュとナイトオブゼロ・・・。これで終わらせる」とフレイヤで迎え撃つシュナイゼル殿下。
・「フレイヤは刻々とその組成を変化させる!その組成に対応する反応をぶつければ、フレイヤの臨界反応は停止できる!」とニーナが呼びかけ、「それがニーナの開発したフレイヤ・エリミネーター!」と披瀝するルルーシュ、爆発までの約19秒で現場環境データをプログラムに入力した上で実行時間はコンマ04秒しかないと明かしつつ、「だが、やってみせる!俺とスザクが組めば出来ない事などないのだ!」と大見得を切り、自らデータ入力してスザクに討たせたフレイヤ・エリミネイターで見事フレイヤの臨界阻止に成功。
・その隙を突いて「今だ!飛び込むぞ!!」とダモクレスに突入するルルーシュとスザク。一方、スメラギさんはあくまでダモクレス破壊が目標と攻撃続行を指示。
・ダモクレス内をたった二人で侵攻するルルーシュとスザクに、「大したものだね、ルルーシュ・・・。私に最後の策を使わせるとは・・・」と微笑むシュナイゼル殿下、「このダモクレスはルルーシュ達を捕らえた檻となった。私達が脱出した後、このダモクレスそのものをフレイヤで消去しよう」と宣言、「立派な棺だ。喜んでくれるだろうか、ルルーシュは・・・」と鉄壁の微笑。
・「では、ナナリー様をお迎えに・・・」と動きかけたカノンを、「必要ありませんよ」とルルーシュへの囮として残すようディートハルトが主張、「世界の平和と一つの生命・・・。悲しい事だが、比べるまでもないよ」と穏やかに宣告するシュナイゼル殿下。
・そこへ「全てが思い通りになると思ったら、大間違いだよ、シュナイゼル」とルルーシュが通信。「チェックメイトをかけられたのは私か・・・」と苦笑するシュナイゼル殿下、既に脱出の術は抑えられていると悟り、何故策が読まれたのか質問。
・「策ではない。俺が読んだのは、あなたの本質だ」と答えるルルーシュ、「トレーズも言っていたよ。あなたには勝つ気がない」「朱禁城での対局、トレーズの失脚、パング・ハーキュリーのクーデータ、そして、黒の騎士団への情報リーク・・・あなたは常に負けない所でゲームをしている」と指摘。「だから、私がダモクレスを放棄すると?」と答えたシュナイゼル殿下に、「あなたには今度こそ負けてもらう」と迫るルルーシュ。
・ダモクレスで世界を握りたかったのか?と問うルルーシュ、「違うよ。私はただ皆が望む事を・・・平和を創りたいだけだ」と答えるシュナイゼル殿下に、「あなたは今日という日で世界を固定しようと考えた。だが、変化なき日常を、生きているとは言わない。それはただの経験だ」と糾弾、「そう、皇帝シャルルは昨日を求めた・・・。あなたは今日を・・・。だが俺は、明日が欲しい」と宣告。
・明日は今日より悪くなるかもと反論するシュナイゼル殿下、人が幸せを求める限りいつか良くなると答えるルルーシュに、「それが欲望につながるというのに・・・。ハハハハハ、愚かしさも極まったね」と静かに嘲笑、「それは感情に過ぎないよ。希望や夢という当てのない虚構・・・」と決めつける。
・「それが皇族という記号で世界を見下してきたあなたの限界だ」と断じるルルーシュ、「俺は何度も見て来た。不幸に抗う人、未来を求める人、みんなが幸せを願い、抗い続けた・・・!ギアスも、仮面も・・・その根源は・・・!」と説く。「矛盾だよ。他人の意志を否定し続けた君が、ここに来て人の意志を・・・存在を肯定しようというのは」と反論するシュナイゼル殿下、「もういい、私を殺したまえ。ただし、君もフレイヤで消える。私達の生命で世界に平和を・・・」と言いかける。
・そこへ「だからこそ、あなたに俺は・・・」と言いつつ、双眸にギアスの刻印を浮かべたルルーシュが姿を現し、「ゼロに仕えよという言葉をプレゼントしよう」と告げる。「君は・・・最初から私を殺すのではなく・・・!」と気付いたシュナイゼル殿下だが時既に遅く、絶対遵守のギアス発動、「何なりと御命じ下さい、ゼロ様」と恭順。「しまった・・・!何故、気付かなかった!シュナイゼルの思考を読んだ録画だと・・・!」と歯嚙みするディートハルトだが、「動くな。既にこの艦は掌握している」とスザクが制止。
・「シュナイゼル・・・。自分が殺されるという思い込みがあなたを敗北へと誘ったのだ」「これで計画の第一段階はクリアだ」と勝利宣言するルルーシュ、「あなたの物語は完結している!あなたは生きていてはいけない!」と食ってかかるディートハルトに「お前にはまだ使い道がある」と告げ、「螺旋王は自らの力を後世に語り継がせるためにヴィラルを語り部に選んだ。ディートハルト・・・。お前にはその役をやってもらうぞ」と冷笑しながら宣告。
・「我が兵達よ・・・!戦いは終わった!」「これより、このダモクレスの指揮はルルーシュ皇帝が執られる」とシュナイゼル殿下が通達、「ギアスを使ったか・・・!」とゼロの勝利を察する刹那達。
・更に連邦軍の大部隊が現れ、自らトールギスを駆るトレーズ閣下が「始めようか、終章第二幕を」と宣言し、「トレーズ!貴様はぁぁぁぁぁっ!!」と五飛絶叫。
・中華連邦の難民キャンプで思いにふけるリリーナ、連邦代表の解任直後にトレーズの手配でマリナに保護されたと思い返し、単に誰かに利用される事を恐れただけでは?と言うシェリルに「ですが私は、トレーズ・クシュリナーダの行動は全て、今日という日を想定したのだと思います」「全ては明日の世界のために・・・」と反論。
・「では、それを見定めるために私と共にエリア11へ・・・日本へ参りましょう」と神楽耶が現れて提案、妻の務めとして夫ルルーシュの生き様を見届けると宣言し、「私はその旅にあなたをお連れしたいのです」と微笑みかける。「あなたはトレーズ司令の考えを理解されているようですね」と応じるリリーナ、「友に参りましょう、決戦の地・・・日本へ」と決意。
・一方シェリルはマリナ皇女を宇宙へと誘い、「この小さな星で色んな人達が生きてる・・・。誰もが一所懸命に・・・。それを改めて感じられると思います」と告げる。「私の中の迷いを気付いてらしたんですね」と答えるマリナに、自分もそういう時があったから、とはにかむシェリル。「その優しさがあなたの歌になり、絶望の中で希望の灯りを点してくれるのですね」と微笑むマリナ皇女、同行を約束。

●第52話:混迷の戦場
・ダモクレス要塞のナナリー、訪れたルルーシュにフレイヤの発射スイッチであるダモクレスの鍵は危険だから渡すよう促され、「だからです・・・!」「もう目を背けてはいられないから・・・!」と決意を口にすると共に閉ざされていた目を開き、(皇帝シャルルのギアスを破った・・・!自分の意志でか・・・!)と驚愕するルルーシュ。
・「8年ぶりにお兄様の顔を見ました。それが人殺しの顔なのですね」「恐らく私も同じ顔をしているのでしょうね・・・」と告げるナナリー、ルルーシュを殺してでも止める決意の下に自らフレイヤの引き金を引いて来たと明かし、「ですから、お兄様にフレイヤを・・・このダモクレスの鍵をお渡しする事は出来ません!お、お兄様が・・・ギアスを使われたとしても!」ときっぱり拒絶。(ナナリーの意志まで捻じ曲げたら、俺は・・・!)と葛藤するルルーシュ。
・「お兄様に、この世界を手にする資格はありません。ゼロを名乗って、人の心を踏みにじってきたお兄様に・・・!」と糾弾するナナリー、暗殺に怯え隠れる生活よりましな未来を与えたかったと抗弁するルルーシュに、「いつ私がそんな事を頼みましたか?私はお兄様と二人で暮らせれば、それだけでよかったのに・・・!」と指摘。
・現実は様々なものに支配されているので抗う事が必要と説くルルーシュに、思い通りにならない世界だからこそ人は懸命に生きていると答えるナナリー、「だからこそ、ギアスは卑劣です。人の心を捻じ曲げ、全てを思い通りにし、尊厳を踏みにじるギアスは・・・!」と糾弾。
・「では、ダモクレスはどうだ?」と言い返すルルーシュに、「ダモクレスは憎しみの象徴になります」と静かに答えるナナリー、「憎しみはここに集めるんです。みんなで明日を迎えるためにも・・・!」と告げる。(そうか、ナナリー・・・お前も・・・。なら・・・!)とナナリーの真意を理解したルルーシュ、「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!ダモクレスの鍵を渡せ!」と決然と命令して絶対遵守のギアス発動。「これ以上・・・罪を・・・!」とと必死で抗うナナリーだが抗し得ず、遂にはダモクレスの鍵を差し出す。
・「ナナリー・・・。お前はもう立派に自分の考えで生きている。だからこそ俺も・・・俺の道を進む事が出来る・・・」と告げるルルーシュ、「ありがとう・・・。愛してる、ナナリー・・・」と別れを告げ、正気に返ったナナリーに「ダモクレスの鍵、使わせてもらうぞ」と嗤笑してみせる。(T^T)
・スザクにナナリーを捕らえさせたルルーシュ、ギアスで思いを踏みにじられたナナリーが「卑劣で・・・!卑怯で・・・!」と慟哭する様に、「フフ・・・ハハハハハ!」と哄笑・・・(;_;)
・ダモクレスおよび連邦軍と対峙するZEXISの前に、フレイヤを発射して見せたルルーシュが世界に向けて放送、「全世界に告げる!私は地球連邦代表、神聖ブリタニア帝国皇帝、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアである!シュナイゼルは我が軍門に降った。これによってダモクレスもフレイヤも全て私のものとなった。」と宣言し、反乱軍も含めて忠誠を誓えば責は問わない、抗うなら粛正と迫り、「我が覇道を阻む者は全て討つ!そう・・・今日この日、この瞬間を以って、世界は我が手に落ちる!」と宣告、「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる・・・!世界は我に従え!」と言い放つ。
・ルルーシュが後退を命じてダモクレスとトレーズ閣下のトールギスは撤退。一方ホワイトファング増援が南に降下してきて、連邦軍およびZEXISとの三つ巴に。「私達はここにいる全ての戦う力を破壊しなくてはならないわ」と告げるスメラギさん、刹那とヒイロに気合を入れるよう頼み、ヒイロ「ターゲット確認・・・。攻撃目標、連邦軍ならびにホワイトファング」、刹那「ZEXIS、この戦闘に武力介入する・・・!」と宣言して戦闘開始。
・一方、戦場に姿を現した王留美、危険と紅龍に諌められつつ「でも、この戦場しか、ソレスタルビーイングに安全にコンタクトを執る手段はないわ」と抗弁、「さあ戦いなさい、ソレスタルビーイング。この戦いに勝つ事が出来るのなら、私があなた達に世界を変える方法を与えるから」と微笑む。
・1PP敵30機撃破してSRポイントget、イベント発生。王留美からプトレマイオス2の回線に直接、緊急暗号通信が入電、フロンティア船団にイノベイターの重要な協力者がいると知らせる。
・そこへネーナ・トリニティのガンダムスローネが飛来して「見つけたよ、お嬢様!」と王留美に肉迫、イノベイターの監視を命じていたはずと驚く王留美に「そうやっていつまでもご主人様気取りでいられると思ったら大間違いだよ!」と啖呵を切り、兄・紅龍の無能故に王家の当主を押し付けられた留美が恨んでいたと暴露。
・肯定した王留美、兄の無能で自分の人生が歪んだと罵り、「だから、私は世界の変革を望んだ!地位や名誉、資産すらも引換にしても!そう、私は人生をやり直し、私だけの未来を手に入れる!」と叫ぶ。「そのためにイノベイターとソレスタルビーイングの両方を引っ掻き回して、世界を混乱させたってわけ・・・何そのベッタベタな理由!?」と嘲笑するネーナ、「くっだらない!やっぱり、あんた・・・馬鹿よ!あたし、あんたが大嫌い!」と罵倒、「あんたに従ってたのは生きてくため。ちょっと愛想よくしたら、すぐ信じちゃって・・・ウフ・・・でもね!あんたの役目は終わったの!さようなら、お嬢様!」と王留美を攻撃し、散々人を物のように扱ってきた罰と哄笑、「私は生きるためなら何でもやるの!私が幸せになるためならね!そうよ!お嬢様からイノベイターに鞍替えしたのもそのため!兄兄ズの仇だって討っちゃいないんだから!その時が来たら、イノベイターの犬になったあいつのノド元を盛大に食いちぎってやるから!」と絶叫。
・そこへ、「ソウイウ君ノ役目モ終ワッタヨ」とネーナのHAROから声が響き、勝手をするネーナを裁く者が現れると宣告。西に「あれだ・・・あのガンダムだ・・・!ママと・・・パパを殺した・・・!あの時のガンダムゥゥゥ!!」と狂奔するルイスが新型モビルアーマー・レグナントで出現、同行するアンドレイの制止を振り切ってネーナに突貫。
・「家族の仇?あたしにだっているわよ!自分だけ不幸ぶって!」と言い返すネーナ、(あたしは造られて・・・!戦わされて!)と独白、「こんな所で死ねるかぁぁっ!!」と絶叫して迎え撃つ。「そうね・・・。死にたくないね・・・」と追い詰めながら口にするルイス、「でも、ママとパパは・・・!そんな言葉すら言えなかったぁぁぁっ!!」と絶叫してとどめを刺し、爆死するネーナをよそに「ウフ・・・フフフ・・・。やったよ・・・ママ・・・パパ・・・仇を取ったよ・・・。ガンダムを落としたよ・・・!」「・・・だから・・・褒めてよ・・・!よくやったって・・・言って!うう・・・うああああああああああっ!!」と虚ろに狂奔。
・レグナントに乗っているのがルイスか確かめようとする刹那と沙慈。「憎しみがこの戦場を支配していく・・・」とクワトロ大尉が呟き、「ルルーシュとトレーズ、そしてゼクスがそう仕向けたのか・・・!?」と憤るアムロ。
・更に「イノベイターに遣わされたのはルイス・ハレヴィだけではない」とブシドーのスサノヲ出現、刹那に真剣勝負を挑み、「私の空を汚し、同胞や恩師を奪い、フラッグファイターとしての矜持すら打ち砕いたのは他でもない・・・君とガンダムだ!そうだとも・・・!最早、愛を超え、憎しみも超越し・・・宿命となった!」と言い募り、「一方的と笑うか?だが、最初に武力介入を行ったのはガンダムだという事を忘れるな!」と糾弾。
・(この男もまた、俺達によって歪められた存在・・・)と黙考する刹那、「わかった。果たし合いを受けよう」と答え、「あの男を倒さなければ、ルイス・ハレヴィの所へは行けない!」と沙慈を説得して、「これが私の望む道・・・修羅の道だ!」と叫ぶブシドーと対峙、戦闘再開。
・2PPアンドレイ撃墜、アンドレイは撤退。
・2PPルイス撃墜。「刹那!彼女を止めろ!」「彼女の裏にはリボンズ・アルマークがいる!このままでは・・・!」と促すアムロだが、ルイスは離脱。彼女を救えなかったと詫びる刹那に、「違うよ、刹那。ルイスを救い出すのは僕の役目だ」と静かに決意を語る沙慈。
・2PP雑魚殲滅後にブシドー撃墜してイベント発生。光の中でブシドーの意識と邂逅する刹那、「ここは量子が集中する場所だ」と告げ、「わかるような気がする。アムロ大尉やカミーユの言っていた事の意味・・・イオリア・シュヘンベルグがガンダムを・・・いや、GNドライヴを造ったわけが・・・武力介入は、このための布石・・・。イオリアの目的は人類を革新に導く事・・・そう・・・俺は変革しようとしている」と呟く。
・「・・・戦う者のみが到達する極み・・・。私はそれを求めていた」と告げるブシドー、敗れた自分にとどめを刺すよう刹那に迫るが、「俺は・・・生きる」「生きて、明日をつかむ。それが俺の戦いだ」と断言する刹那、「生きるために戦え」と突き放し、ブシドーは喚きながら撤退。(あの男・・・このまま歪みの中で果てるのか・・・)と悲しげに独白する刹那。
・更に、北にトレーズ率いる連邦軍、南にはエピオンを駆るミリアルド率いるホワイトファングが出現。「今ここで地球と宇宙の戦いの全てに決着をつけようではないか」と呼びかけるトレーズ閣下に、「トレーズ・・・君は・・・」と呟くクワトロ大尉。世界に争いをもたらすと非難するシンやカミーユに、リリーナが代表として立った連邦も人々の心に安らぎはもたらせなかったと指摘するトレーズ閣下、「私の振る舞いを茶番だと笑うがいい。だが、それが今の人類に必要なのだ」と宣言し、「そして、らしくない自分をさらけ出す役者は私だけではない」と微笑。
・「笑わせてくれるな、トレーズ。地球連邦の理念が平和などという言葉が一番の茶番だ」と糾弾するミリアルド、コロニーを懐柔しつつ搾取すると連邦政府を非難、「私はそのために地球を・・・そこに住む人間達の悪意の温床である地球連邦を破壊する!」と宣言、コロニー支配の象徴たるトレーズを討って新たな時代を創ると告げる。
・「違う!」と反発する五飛、どちらも俺達の敵だと激高、「奴等に決着などつけさせない!決着をつけるのは俺達だ!」と割り込み、「フ・・・」「やはりな・・・」とトレーズ閣下とミリアルドが微笑むかたわら、「五飛、お前の言う通りだ」と同調するヒイロも「俺達の敵は戦いを起こす者だ。それを排除する」と宣告。
・「それで世界に平和が来るというのか、ヒイロ?」と問うミリアルドに、「そこからの役目は別の人間が担う。俺はリリーナの敵を討つ」と応じるヒイロ、「お前達を・・・殺す」と言い放って戦闘再開。
・2PP分析かけたミリアルドに万丈の魂サンアタック再攻撃で瞬殺、イベント発生。「トレーズが戦っているのだ・・・!私とて!」と叫ぶミリアルド、ノインの「ゼクス!何故あなたはリリーナ様の戦いを信じる事が出来なかったのです!」との悲痛な訴えにも耳をかさず、連邦こそが争いの原因と言い張り、次に会う時こそ世界から戦いが消え去る時と告げて撤退。
・2PP雑魚殲滅後、最後にトレーズ閣下を撃墜して戦闘終了。
・「・・・かつてボタン一つで全ての戦いに決着がついてしまう時代があった」「その忌まわしい精神を形にしたのが心無き兵器達だ」と語るトレーズ閣下、「戦争から人間性が失われれば、勝利も敗北も悲惨なものとなる。」と説く。
・「綺麗事を抜かすな!貴様のために戦火が広がり、多くの人が死んでいった!」と噛み付く五飛、後退するトレーズ閣下に「お前が戦う相手は俺だけで十分なはずだ!」と迫り、「貴様はゼロと同じだ!そうして、人を見下す事しか出来ない男だ!所詮、エゴでしか戦っていない!貴様のために何人の人間が死んだと思っているんだ!」と糾弾。
・「・・・聞きたいかね。昨日までの時点で99万9822人だ」と即答するトレーズ閣下、驚く五飛に「私は死者に対し、哀悼の意を表す事しか出来ない。だが、君もこれだけは知っていてほしい。彼等は決して無駄死になどしていない」と説く。
・「貴様はぁぁぁぁっ!!」と激高して切り掛かる五飛に、敢えて避けずに斬られるトレーズ閣下、「・・・見事だ、五飛」と微笑み、「五飛・・・。我が永遠の友よ・・・そして、ZEXIS・・・。君達と戦えた事を・・・誇りに思う・・・」と告げる。「こんなもの・・・。こんなもの、俺は絶対に認めんぞ!」と憤る五飛。
・「クワトロ・バジーナ・・・。あなたなら、より良き方法を選ぶ事が出来ると私は信じている」と告げ、「ミリアルド・・・先に・・・いっているぞ・・・」と呟いてトレーズ閣下爆死。
・「くそっ!今度は勝ち逃げか!!」と吐き捨てる五飛、「俺は・・・俺は全てわかった・・・!トレーズは・・・ゼロは・・・!」と言いかけたものの、「やめろ」とヒイロが制し、「それを選んだのはあいつだ・・・」と告げる。
・戻ってきたミリアルドが「トレーズ・・・見事だ・・・」と賞賛、(後の茶番は私が引き受けよう)と独白。
・そこへレディ・アン特佐が現れ、「先程、ルルーシュ皇帝はホワイトファングとの講和に合意された」「これ以上の戦闘行為は皇帝陛下の名により禁じる。なお、ZEXISについては監察権の行使は正統であるとし、一切を不問とする」と一方的に通達。
・スメラギさんが「ゼロ・・・」、ヒイロが「それがお前の用意する最後の舞台か・・・」と呟く。ミリアルドが「既存の権威の全てを破壊するルルーシュ皇帝なら地球と宇宙の垣根も取り払ってくれるだろう。過去の遺物OZの象徴であるトレーズ・クシュリナーダが倒れた今、新たな時代が始まる」と宣言して撤収。(ご立派でした、トレーズ様・・・。後は私達にお任せ下さい)と亡き主を悼んでレディ・アン特佐も撤収。
・地球と宇宙の戦いが終わってもルルーシュ皇帝から平等に恐怖による支配を受けるだけ、と怒りを見せるカレンだが、ヒイロは独り(ゼロ・・・。やはり、お前はゼロシステムが見せた未来に進むのか・・・)と沈痛に独白。
・「ですが、あなた達はその未来を見る事はないでしょう」といきなり現れたニアが割り込み、「人間と人間の愚かな争い・・・。だが、それが何かを生み出し、螺旋生命体は少しずつ進んでいく」と呟いて、「人類殲滅システム、フェイズ2の発動・・・。アンチスパイラルのメッセンジャーである私はあなた達に絶望を告げにきました」と告げ、全ネットワークに侵入してこの星の人間全てに聞かせているとことわった上で、「一週間後・・・あなた達が陰月と呼ぶ天体は軌道を離れ、地球へ激突します」と一方的に宣告、「さようなら、シモン。残り少ない時を絶望と共に過ごしなさい」と言い置いて撤退。
・「必ず何とかしてみせる!この世界を守るために・・・!」と決意を新たにするシモン。
・フジ戦場跡に独り佇むカレン、キリコに「ルルーシュの事を考えているのか?」と問われ、「あたしには、あいつが何を考えているのかわからない。でも、心のどこかであいつの事を信じていた・・・。シュナイゼルと戦うために皇帝になったんだと・・・でも、シュナイゼルを倒した今、フレイヤを手に、ホワイトファングと手を組むなんて・・・あいつは世界の全てを手に入れて、何をするつもりなの・・・」と悲痛に呟く。
・「もしかしたら・・・」と悲しげに言いかけるフィアナだが、キリコが「やめろ」と制し、(ルルーシュ・・・。あなたはいったい・・・)と惑うカレン。そこへ歩み寄ったリリーナが、「それを確かめる役・・・私に行かせてください」と申し出て、同行する神楽耶も「ゼロ様と私は将来を誓った仲です。心変わりは問いただす必要があります」と宣言。
・「ルルーシュさんはお兄様と手を結び、何かをしようとしています。私は元地球連邦代表として・・・そして、平和を望む一人の人間として彼等の真意を知りたいのです」と思いを明かすリリーナ、ヒイロに「行くのでしょう、月へ?」と微笑む。(そうだ、リリーナ。俺はお前を・・・お前の愛する世界を守ってみせる。たとえ相手が何であろうと・・・)と独白するヒイロ。
・イノベイターのリヴァイヴ、ブレイクピラーで撃ち込んだ弾丸に肉体を蝕まれているはずの刹那が今だ細胞障害を発症していない事や戦闘力の向上について、「彼は革新を始めている」「もしかすると彼がこの世界の人類で初のイノベイターとなるかも知れない」と分析。
・トレーズや皇帝ルルーシュ、ミリアルドらは特に予想がつかないと苦笑するリボンズ、ゼロシステムについて黙秘を続けるコロニーの5人の博士達についても「放っておけばいい。ゼロシステムがなくても、僕のガンダムが彼等に負ける事はない」と苦笑、ZEXISを始末してからゆっくりイオリアの意図を解明すると楽観し、陰月の落下についても関知しないと言い放ち、「アムロの言葉通りなら、人類が地球という星の重力から脱するいい機会になるだろうさ」と微笑。
・「鷹揚だな、君は」と苛立つリジェネだが、王留美を秘かにサポートしていた事をリボンズに指摘されて動転。「僕は君達の上位種に当たる・・・。創造主とも言える。だからさ、野心に囚われた君の考えは脳量子波を通して僕に筒抜けなんだ」「残念だったね、リジェネ・レジェッタ」と告げるリボンズだが、逆上したリジェネはリボンズに発砲し、「僕だ・・・僕なんだ・・・!人類を導くのは、この僕・・・!リジェネ・レジェッタだ!こうなれば、エルガン・ローディックを覚醒させる・・・!そして、僕がヴェーダの全てを・・・クロノエイチを手に入れるんだ!」と言い募る。

●第53話:堕ちてくる月
・「綺麗な月だぜ・・・」と夜空の月を見上げるガイオウ、「アンチスパイラル・・・人類殲滅システム・・・連中としたら、潰したいだろうな。この星の存在は・・・おかげで面倒な奴等も動き出すか・・・」と不敵に笑う。
・フロンティア船団の三島補佐官、皇帝ルルーシュは地球からの脱出を民に禁じたとハワード大統領に報告、フォールドシステム修理が完了したので銀河中心部への航海に復帰すべきと提案し、妨げとなるバジュラについては女王が存在すると思われる巣の殲滅作戦を提言、行方不明のランカ・リーの代役も用意したとほくそ笑む。
・くろがね屋で陰月落下に不安がるシローに、「あれが次元境界線の歪曲に包まれているせいか、重力による影響を受けないのは唯一の不幸中の幸いだね」と不敵に笑うつばさ女将、「あいつ等はどんな時だって、最後の最後まで諦めやしないよ」と甲児達ZEXISへの期待を口にして、「あいつ等は星をも砕くさ。この世界を守るためにね」と断言。
・地球脱出を禁じられ報道統制で押さえつけられた民衆に対して、玉座からメッセージを発するルルーシュ皇帝、アンチスパイラルの言葉は悪質なデマと決めつけ、陰月が大きく見えるのは太陽光の屈折現象とこじつけ、間もなく連邦軍が検挙するので全て正常に戻ると主張、「懸命なる市民達よ、何も恐れる事はない。軽挙妄動を慎み、我が命に従って行動せよ」と命令しつつ、従わない者は粛正すると断言。
・これで市民の暴動は抑えられると一息つくルルーシュ皇帝、「フ・・・圧倒的な力を背景にしたゴリ押しでは、褒められても嬉しくないな」と自嘲。そこへリボンズから「ご不幸をお見舞いすると同時に陛下の手腕を拝見させていただく」とのメッセージが届き、「神を気取る連中め・・・。あくまで高みの見物を決め込むつもりか」と憤るルルーシュだが、「フ・・・無力なのは、奴等も俺も変わらないがな」と苦笑し、「後はZEXISを信じるだけか」とミリアルドも同意。
・この事態を想定していたのかとミリアルドから問われたルルーシュ皇帝、韜晦しつつ、(シャルルとの対決の際、俺は一瞬だが、黒の英知らしきものに触れた・・・忌々しい事に今さらながら、エルガン・ローディックの意図がわかったよ)と独白。一方、危急の自体に地球を案じるコロニーの人々が独自に動き始めており、(トレーズ・・・。お前の生命を懸けての茶番が実を結びつつある・・・お前の生命・・・決して無駄にはしないぞ)と心中決意するミリアルド。
・そこまでZEXISを信じているのか?と問うスザクに、「彼等は救世主になるべき存在だ。その第一幕を飾ってもらわねばなるまい。周囲の次元境界線の歪曲により、通常の兵器で陰月を破壊するのは不可能なのだしな」と答えるルルーシュ皇帝。
・ジェレミアから、暗黒大陸のロシウ・アダイ総司令官らに不穏な動きがあると報告を受けたルルーシュ皇帝、「放っておけばいい」と即答し、「あの大陸の人間は上から押さえつければ、それ以上の力で押し返してくる。それこそ天を突かんばかりにな」と苦笑、(カミナ・・・。お前の信じた男達の足掻きに頼らせてくれ)と独白。
・暗黒大陸カミナシティ地下の超弩級スペースダイガン・アークグレンブリッジに陣取るロシウ総司令官達、約64万人の市民を先住人類が築いた地下シェルターに避難させ、螺旋王を復元した生体コンピュータ・ロージェノムを接続してアークグレン起動を試みる。
・ロシウ、人類殲滅システムのフェイズ2の存在を連邦政府に隠して自分達だけが生き延びることを考えたと自嘲しつつ、アンチスパイラルに悟られればシステム発動を早められたかも、と他に手段がなかったことを認め、素直に賞賛するリーロン。
・アークグレンにはフロンティア船団をモデルに第二の地球として自活可能な機能を持たせたと告げるロシウに、「ここまではよくやったと言っておこう。大事のために小事を切り捨てる・・・。お前は立派な指導者だ」と認めるロージェノム。「戦うのが指導者じゃない・・・。決断するのが指導者だ」と険しい顔で応じるロシウ、市民の収容が完了次第宇宙へ飛び立ち生き延びる、と宣言。
・無事宇宙に飛び立ったアークグレン、巨大な陰月の悪意に満ちた顔を目にしつつ、大量のムガンに包囲され、出撃したグラパール部隊は鎧袖一触で全滅。「そんな・・・!全てはアンチスパイラルの想定内だったというのか・・・!」と戦くロシウに、「奴等は螺旋生命体に絶望を与える事を目的としているからな」と応じるロージェノム。
・何とか耐えるよう命じるロシウだが、螺旋生命反応が弱まってアークグレンの螺旋エネルギーが急速に減少。「この艦に乗っている人達が攻撃されて不安がっているんじゃ・・・。いえ、私達も・・・!」と呟くキノンに、「そんな・・・!マシンが人間の心に左右されるなんて・・・!」と憤るロシウ、「いや・・・そうかも知れない・・・。だとしたら、これが僕の限界なのか・・・」とうなだれる。ところが「まだだ、ロシウ!」とダヤッカがブリッジに駆けつけ、「下を向いていると、あの光が見えないぞ」と不敵に微笑。
・そしてグレンラガンを駆って現れたシモンが「諦めるな、ロシウ!」と叱咤、キタン、ヨーコ、ギミー&ダリーはじめZEXISも出撃。「諦めたら、そこで終わりだ!忘れたのか?俺のドリルが天を突くドリルだって事を!」と怒号するシモン、「ヴィラル、あれをやるぞ!」と声をかけ、シモン「希望と気合の二つの道が!ねじって交わる螺旋道!」、ヴィラル「昨日の涙を怒りに変える!明日の道をこの手で拓く!」、シモン「怒濤合体!グレンラガン!俺を誰だと思っている!!」と久々の大見得炸裂し、全員気力MAXに。(*^.^*)
・アークグレンの螺旋エネルギーも回復、「シモンさんの気合がみんなを奮い立たせたのか・・・」と感じ入るロシウ。非武装のアークグレンを庇いつつムガンを叩くべく戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅後、クウムガン、キョムガンそれぞれ撃破してイベント発生、SRポイントget。
・往生際悪く突貫するキョムガンの砲火に晒され危地に立たされるアークグレンだが、「諦めるな、ロシウ!俺達はいつもギリギリで踏ん張ってきた!ダイグレンを奪った時も・・・!テッペリンを落とした時も・・・!ギリギリで粘って勝利を勝ち取ったんだ!」と叱咤するシモン。
・「確かにあなたはそうだった・・・!」と苦吟するロシウに、「ほらほら、弱音吐かない」と混ぜっ返すリーロン、「忘れたの?アークグレンもガンメンだって事よ」と涼しい顔で指摘し、「わかった、リーロン!」と応じたシモンが「そうだ!いつだって勝ち取ってきたんだ!やってやるよ!何度だってなぁぁぁっ!!」と怒号、「まったく・・・貴様といると飽きないな!」とヴィラルが苦笑し、「うおおおおっ!行くぞ、アークグレン!!」と割って入るやアークグレンと無理矢理合体して新必殺技バーストスピニングパンチ炸裂、キョムガン瞬殺。
・しつこく復活するクウムガンとキョムガンが合体してクウキョムガンとなり、戦闘再開。
・2PP、装甲ダウンあてたクウキョムガンを集中攻撃して撃破、戦闘終了。
・後は陰月をどうにかするのみ、と気炎を上げるZEXISに、「月に・・・月に行け。あれは我が・・・」と呻くロージェノム。螺旋王の古い記憶を思い出していると察したロシウとダヤッカ達、陰月に行くようシモンに指示。
・「そうはいきませんよ」と立ちはだかるアイム・ライアード、「ここがお前の言う最も力の発揮できる場か?」と問う万丈には「いいえ。そのためには、ここにはいないあの方の存在が不可欠です」と韜晦しつつ、「スパイラルネメシスを起こさないためにもここで地球には滅びてもらいましょう」と言い放ち、「フフ・・・世界に混乱を招くために開けたアビスが、ここまでの自体を招くのは私にとっても想定外でしたよ」とほくそ笑む。
・「アイム、お前は二つの世界が結ばれる事で人類殲滅システムが発動するのを知っていたのか!?」と問い詰めるクロウ、どの道ここで叩き潰すと啖呵を切る。そこへ「鍵を持つ者よ。手を貸してやろう」とゲシュタルトのメタールが割り込み、「だが、あの星は・・・地球は我等のものとする」と宣言、お前達を死の世界へ送ってやると言い放って哄笑。
・その頃、地上では真ドラゴンと號に反応が・・・

●第54話:絶望の世界
・異空間にZEXISを引きずり込んだゲシュタルト、アイムには逃げられたと苦笑しつつ、お前達と地球を助けてやったと言い放ち、共に引込んだ超巨大ガンメンを指差す。「あれこそ堕ちてくる月の本来の姿だ」と明かすロージェノムに一同驚愕。
・「暗黒の王よ。こうまでしてあの星を手に入れたいのですね?」と問いかけるニア、「あなた達ほどの者でも無駄な足掻きをするのですね」とコメント。「無駄・・・?いつまでも状況が変わらぬと思ったら、大間違いだぞ。事実、太極の欠片は集まりつつある」と反論するゲシュタルトに、「いいでしょう、暗黒の王。ですが、あなたの用意したこの空間で螺旋の男は死を迎えます。螺旋の男だけではありません。進化への萌芽を有するもの全てをここで殲滅します。あの星の人類を殲滅するのは、その後です」と宣言するニア。
・「メッセンジャー風情が大層な口を利いてくれる」と苛立つゲシュタルトだが、「我が手の平の上でアンチスパイラルと互いに潰し合うがいい!」と言い放って自身は撤退。
・「あなた達の相手はこのカテドラル・ラゼンガンです」と告げるニア、ゲシュタルトの置き土産のゼラバイア、ギシン星メカに「さすがは暗黒の王・・・。この空間では圧倒的な力を持っていますね」と感心、「ここは絶望の世界・・・」「死、老い、孤独、不安、恐怖、痛み、悲しみ・・・。今、あなた達がイメージしている闇がそのまま形を成した場所・・・」と明かし、「私はここであなた達に最後の絶望を与えます」と宣告。
・(この空間にいるだけで身体が消耗していく・・・)と秘かに苦吟するタケルだが、力を振り絞って前半戦開始。
・2PP雑魚殲滅後、カテドラル・ラゼンガンに集中攻撃、HP6割でイベント発生。諦めるなと叱咤するシモンに、「やはり、あなたは本能的に進化というものをわかっているのですね」「あなたは螺旋生命体そのものです。その進化は危険です。あなた方が獣の道に・・・そう、あなた方がインベーダーと呼ぶあの飢える破壊魔と同じ道を歩んだのなら・・・スパイラルネメシスは回避できたのに・・・」と嘆くニア、「我々がその存在を許さぬのは果てしない高みを目指し、禁忌の領域にまで踏み込む螺旋生命体です」と明かす。
・ふと「・・・!」と息を呑む竜馬、「残念だったな。お前の言う絶望の世界を切り裂いて奴等が来るぜ。お前の大嫌いな進化と次元の力を手にした奴等がな!」と不敵に笑う。そして北に、甦った號達の真ドラゴンが登場、「俺は渓を・・・そして、この世界を守る。この真ゲッタードラゴンで!」と宣言する號。トライア博士のZONEブレイカーで救出されたセツコとランド&メールも同行して参戦。
・「ゲッター線によって進化した者・・・。そして、鍵を持つ者・・・この絶望の世界に踏み込んできたのですね」と眉をひそめるニアに、力を合わせて戦闘再開。
・2PP、精神コマンドかけまくってからカテドラル・ラゼンガン撃破してイベント発生、SRポイントget。
・しぶとく復活するカテドラル・ラゼンガンは北に後退。東にゲシュタルトが現れて「あれを止めるとはな・・・。まずはさすがと言っておこう」と上から目線で宣い、「出てくる度に俺達にやられてるくせにその自信はどこから出てきやがる!」と罵るエイジに、「ハハハハハ!我は不滅!我は不死身!暗黒の力ある限り、我が生命は無限だ!」と哄笑。
・「ゲシュタルトのメタール!いや違う・・・!正体を現せ、ズール!!」と看破したタケルに、「お前達が戦ってきたゲシュタルトはワシを構成する一部に過ぎない。ワシは不死身なのだ!暗黒の力を操り、この宇宙に君臨する!」と宣言し、ズールとムゲこそ暗黒の力の黒幕と悟ったZEXIS。
・続けて西にムゲが出現、「この空間では死は無意味だ」と告げ、ズールも「そう・・・ここは死の領域だ」「この空間に集っている恨みや憎しみに凝り固まった亡者達は我がエネルギーとなるのだ!」と明かす。
・亡者達をけしかけられて生命を吸われ動けないZEXIS、(俺の声が・・・出ねえ!)とバサラも愕然。「お前達の持つ生命の力だろうとこれには抗えまい!」と勝ち誇るズール、地球は黒の英知の継承者が持つに相応しいと告げる。
・更に「鍵を持つ者達よ・・・」「どうやら、お前達は黒の英知を引き出す程には因子に目覚めていないようだな」とセツコ達スフィア・リアクターに呼びかけるズール&ムゲ、「我々の真の目的は全ての事象を司る源理の力・・・オリジン・ローを手に入れる事だ」と明かす。
・それならスフィアを狙えばいいと言い返すクロウに、「お前達の持つ12の鍵も、インサラウムのZONEやDエクストラクターも次元力を生み出すものではない。正確にはオリジン・ローを引き出すシステムだ」と答えるズール&ムゲ、森羅万象に内在するオリジン・ローの最大の塊は銀河の星々と告げ、「星の瞬きはオリジン・ローの輝き・・・。それは恒星の内に秘められた破壊と再生の力なのだ」と明かし、ビッグバンもブラックホール誕生もオリジン・ローの発現と説いて、「地球に満ちるオリジン・ローは我等こそが使うに相応しいのだ」と宣言。
・恒星に宿るという次元力が何故地球に?と疑問を抱くZEXISだが、知る必要はないとズールは回答拒否、動く事も出来まいと勝ち誇り、タケルの生命も燃え尽きると宣告。
・そこへ「そうはさせない!」と割込んだマーグ、「諦めるな、マーズ!そして、地球の戦士達よ!」と叱咤、生命を失った故この次元に身を潜め、マーズを守るためロゼの身体を借りて現実世界に力を送っていたと明かす。
・「ズールよ!この死の領域には、お前達の野望の犠牲になった人々の魂も集まっている!さあ、死せる仲間達よ!マーズと戦士達を守れ!!我々の魂を浄化させ、永遠の時間を授かる聖地となり、よみがえりの生命をマーズに与えよ!」とマーグが呼びかけ、ZEXISの面々は完全復活、バサラの声も復活。更に「お前は俺の分まで生きろ!お前の生命は俺の生命だ!マーズ!俺の愛する弟よ!俺の全ての力をお前に託す!!」とマーグが呼びかけ、溢れた生命の力により遂にデビルリング破壊。「俺は生きる・・・!俺を愛してくれる人と、俺の愛する全ての人のために戦う!」と宣言するタケル。悲しき魂達の解放をタケルに頼んでマーグは姿を消す。
・逆上したズール&ムゲがそれぞれ配下を召喚して戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、撹乱、分析、脱力総動員してから、まずズールに集中攻撃してタケルで撃破、イベント発生。しつこく復活するズールに対し一歩も退かないタケルだが、精神攻撃受けて苦悶。必死で励ますロゼが「愛してる・・・!愛してるわ、マーズ!」と大告白、「俺は・・・負けない・・・。俺を愛してくれる人達と・・・俺が愛する人達がいる限り!」と気炎を上げて立ち直るタケルが光に包まれ暗黒の力を退けて、スーパーファイナルゴッドマーズ炸裂。「ワ、ワシは死なん!銀河に満ちる暗黒と一つになってワシは復活する!そして、お前達は必ず後悔する!お、お前達では奴等にはぁぁぁぁぁっ!!」とか陳腐な捨て台詞残してズール爆死。
・3PP、同じく分析、脱力かけて装甲ダウンさせたムゲに集中攻撃、ダンクーガで撃破して前半戦終了。「奴が何度よみがえってこようとも俺達が叩き潰してやるぜ!」と忍が宣言。
・「黒の英知の継承者であろうとスパイラルネメシスに抗う術はありません。そして、その力を打ち破ったあなた達も」「やはり、あなた達は最優先で殲滅する必要があります」と告げるニア。
・「こうなれば仕方ない。カテドラル・ラゼンガンの電脳中枢に強制侵入を試みる」と言い出したロージェノム、思わぬ復活に驚くヴィラルとシモンに「これもなかなか面白い体験だ」と言いつつ、「あれの中枢に螺旋力の源を差し込め。そうすれば、制御可能になる」と分析結果を告げる。
・カテドラル・ラゼンガンに突入したシモン達の前に、黒いグレンラガンが出現、「お前達の作法にのっとって言えば、アンチ・グレンラガンと呼べよう」とアンチスパイラルが語りかけてきて、「アンチスパイラルはあなた達に絶対的絶望を与えるために次元を越えて、ここにいます」とニアが補足。
・「敵の総大将が来たのなら好都合だ!奴を倒して、ニアを救い出し、この巨大ガンメンを止める!それを全部やるぞ!!」とシモンが吠えて、後半戦開始。
・シモンがアンチ・グレンラガンと戦闘時セリフイベント。スパイラルネメシスを引き起こす螺旋の男と仲間達を見逃すわけにはいかないと告げるアンチスパイラル、「俺の生命は俺のもので、ニアの生命はニアのもので、みんなの生命はみんなのものだ!それを勝手な理屈で奪おうとするお前は俺の敵だ!!お前の力がどれだけ強大だろうと俺はこのドリルで必ず突き抜けてみせる!」と啖呵を切るシモンに、「愚かな・・・自らの存在が銀河全てを滅ぼすとも知らずに・・」と慨嘆。
・1PP雑魚殲滅後、撹乱、分析かけたアンチ・グレンラガン集中攻撃して撃破、後半戦終了。
・「お前達はここで私を倒して、希望を手に入れたつもりなのだろう・・・だが、それはさらなる絶望の扉を明けたに過ぎないのだ」と告げるアンチスパイラルに、それがどうしたと言い返すシモン、「お前が言うようにまた絶望がやってくるなら、その絶望をぶち抜く!その次が来たら、そいつもぶち抜く!俺のドリルは天を突くドリルだ!そして、いつか全ての絶望を突きぬけ、天辺までたどりついてやる!」と咆哮。
・「いいだろう・・・。螺旋の男よ・・・いつの日か、また会おう。それまでかりそめの平穏を楽しむがいい。・・・もっとも、既に絶望はお前達の背後まで忍び寄っているがな・・・」と言い置いてアンチスパイラルは爆発。
・脱出したニアの様子は変わらず、「人類を守るためなら、どんな相手でも撃ち倒す!それが俺の成すべき事だ!そうだ!たとえそれがニアだろうと!うおおおおおっ!!」と絶叫して突っ込むシモンだが、ニアの直前で躊躇い停止。
・「口ではそう言いながらも、あなたはそれ以上、進む事は出来ない。それがあなたの限界・・・私を殺すのにためらいを感じる。その迷いを人間は愛という言葉で誤摩化す。だが、その迷いが人類を滅ぼす」「無駄な足掻きもここまでだ」と宣告するニア。
・「いや、違う・・・。迷っているのはお前だよ、ニア」と告げるシモン、いつでも殺せると無表情に凄むニアに、「だったら・・・!だったら何故、お前は俺の送った指輪をしてる!?」「それがお前の意志だ。過去を捨て去らないというお前の意志だ!」と指摘。
・「そうか・・・今やっとわかった。ここでお前を殺す事・・・。それが絶対的絶望のための最大の罠だったんだ」と気づいたシモン、本当のニアは無表情な仮面の下で助けを求めていたと述懐、「ごめんな、お前の悲鳴に気付かなくって・・・。お前はずっと戦っていたんだな・・・」と告げる。「違う・・・!私は・・・!」と抗弁するニアだが、「お前の明日はこの手でつかんでやる!だから!そこをどいてくれ!」「頼む、ニアァァァァッ!!」とシモンが気迫で押し切って中枢に突入、元に戻ったニアと互いを呼び合う。
・ZEXISは無事通常空間に復帰し、カテドラル・ラゼンガンが次元の狭間で眠りにつくのに応じて、生体コンピュータ・ロージェノムも最低限の機能以外は自ら凍結。
・本当に何とかしたと苦笑するヴィラルに、「それが俺達の・・・大グレン団とZEXISのやり方だ」と微笑むシモン。「結局、あなたには敵わないな・・・」と苦く呟くロシウ。
・そこへS.M.S.のオズマ・リー少佐とルカ・アンジェローニ准尉が駆けつけ、「ZEXIS、応答願う!緊急事態だ!」と呼びかけ、フロンティア船団が独自にバジュラ討伐に動いたと明かす。
・改良されたZONEブレイカーは高レベルの次元力放出で主観的にZONE無効化、同時にZONE制御システムにブランクを作る事でバランスを崩して機能を強制停止させるとの事で、セツコとランド達は無事救出されたとか。ちなみにランドが預かってきたトライア博士からの手紙は、残借金額145万Gの督促状で、流石のエスターやマルグリットも増え続ける借金に呆れてドン引き。(^^;
・アークグレンは避難民とカミナシティへ戻る事に。グレンラガンはどこにいてもアークグレンを呼び出して合体技がつかえるだろうと受け合うリーロン。
・「お前は俺達の国の総司令官として立派に役目を果たしたさ」と笑顔で労うシモンに、かつてアダイ村で誰かを犠牲にして生きたのと同様、たくさんの生命を犠牲にしようとしたと自らの罪を裁くと思い詰めるロシウ。「ロシウ・・・歯ぁ食いしばれぇぇぇぇぇぇっ!!」といきなり鉄拳制裁するシモン、「目が覚めたか、ロシウ」「俺も昔、こうやって殴られた。・・・人はみんな間違いを犯す。当たり前だ・・・でもな、間違ったら誰かにぶん殴られりゃいいんだ。自分で自分を罰する必要なんかないんだ」と諭し、「その時はやり直せない間違いだと思うかも知れない。それでも足掻いて足掻いてジタバタすれば、少し前に進んでる。思いっきり殴られて、お前が信じるお前を信じろ・・・。そう言われた」と微笑む。

●第55話:アナタノオト
・ランカを拘束し、リボンズから借りたヴェーダも利用してバジュラネットワークの量子プロトコル解析に利用するグレイス、92.3%まで解析が進んだ事にご満悦で、「ムゲ帝王に感謝しなくてはいけないわね。彼のおかげでランカ・リーの使い方がわかったのだから。バジュラ同士の通信を傍受してもどうしても解析できなかったプロトコルが・・・一度、人の意識を介するだけでこんなに簡単に解析可能になるなんてね」とほくそ笑み、意識のないランカの前で、「ランシェ、ドクター・マオ・・・。もうすぐよ。お前達の娘と孫が互いを傷つけ、殺し合いを始める・・・!そして、その時こそ私の正しさが証明される・・・。人類はプロトカルチャーを超えるのよ!」と冷笑。
・勝手にランカ・リーを連れてバジュラの巣に向かった事を咎められたブレラは、強制コードで自我を奪われ操り人形と化し、目の前で虐げられるランカにも無反応。
・「さあ行きましょう、リトルクィーン。バジュラの真の女王が降り立った星・・・私達の宝島に。そこで私達は深淵への扉を開くのよ」と嗤笑するグレイス。
・マクロス・クォーターでは合流したルカがアルト達にフロンティア船団の状況を報告。バジュラの体液から感染して脳を侵す不治の死病V型感染症にシェリルが罹患しており、症状の進行に伴って歌声から微弱なフォールド波が検知されるようになったため、レオン・三島補佐官はランカの代わりにシェリルの歌声でバジュラの指揮系統撹乱を画策。
・バサラの歌の力については由来不明、ランカやシェリルと全く別種のフォールド波が検出されているとか。「へえ・・・」と気のないバサラ、「俺の歌は俺の歌だ。フォールド波があろうが、なかろうが、バジュラのハートを動かしてやるぜ!」と断言、バジュラに動くハートなんてないと言い返すミレーヌに「勝手に決めつけんじゃねえよ!」と怒る。
・ミレーヌの言う通りと肯定したルカ、フロンティア船団の研究で脳を持たないバジュラが何故生物として成立しているか判明したと説明。バジュラの腸内細菌がフォールド波を放ってネットワークを構成し、群れ全体の中で各個体がシナプスのように機能、群れあるいは種族全体が一個の生物のように振る舞うため、個体や自己の概念は存在しないとのこと。
・一方、ランカの歌がバジュラに通じた事から、三島補佐官はランカを人類の裏切り者と断定、人類を滅ぼす尖兵になると危険視。バジュラに襲われた第117次調査船団の生き残りであるランカは、母胎内でV型感染症に感染、例外的に脳を冒されず細菌が腸内に生着したとか。
・バジュラは真の女王のしたで破界事変からの戦闘経験をフィードバックして更に強大化しつつあると警告するオズマ少佐、「おそらく、このアタックがバジュラ殲滅の最初で最後のチャンスになるだろう」と告げる。「あんたもランカが俺達の敵になったと思っているのか!?」と食ってかかるアルトに、「わからん」といなすオズマ少佐、「相変わらず融通の利かん奴だな。スカル小隊の隊長は務まっても、男としては、まだまだのようだ」と苦笑し、「アルト・・・。お前の翼は何のためにあるのか、よく考えてみろ」と諭す。
・キれて立ち去るアルトを「いいさ。伝えるべき事は伝えた」と見送るオズマ少佐に、「あんた・・・」「熱いな」とバサラが賞賛、「その言葉で、裏方に徹してきた苦労も全て消し飛んだ。聴かせてくれよ、熱気バサラ。全てを吹っ飛ばす熱いサウンドを」と微笑。
・特別任務の報告書をジェフリー艦長に提示したオズマ少佐、「三島補佐官は自らの地位の確立のために船団を危険に晒していると思われます」と糾弾、「船団の敵・・・いや、人類の敵バジュラを殲滅した英雄の名が欲しいか・・・だが、見通しが甘いな。所詮は現場を知らない人間か」と苦く呟くジェフリー艦長に、「恐らくはグレイス・オコナーの意図で動かされた結果でしょう」と告げ、「あの女は第117調査船団の生き残りであり、そこでバジュラの研究をしていた」「事態の裏には、あの女がいる。今回の性急なバジュラ殲滅作戦も、リモネシアでのカラミティ・バースも」と明かす。王留美の報告でフロンティア船団内にイノベイターの協力者がいると思い当たったスメラギさん。
・ランカの裏切り疑惑に戸惑うZEXISの面々だが、「心を繋げるのに特別な事なんて必要ねえよ。歌を感じるハートがあるならな」と全くいつも通りのバサラ、バジュラにハートなんかないと言い張るミレーヌに「脳がなければ、ハートがないのか?」と真顔で問い返し、「敵だ、味方だなんて関係ねえぜ!要はハートの問題だ!」と断言。「わかるよ、バサラ!」とトライアングルを鳴らすエスターが同調、ドラムを叩くビヒーダと無言で通じ合う。(^^;
・一方、鬱屈するアルトに斗牙が「アルトもタケルとロゼを見習って、ちゃんと愛を見せなきゃね」と薫陶、命懸けで歌うシェリルを励ますようグランナイツの面々に勧められ、「そろそろ答えを出すべきなんじゃないか?シェリルか、ランカか・・・」とエイジが問いかける。
・「・・・確かに俺は今まで逃げてたのかも知れない」と自省するアルト、「でも、それも終わりだ」「みんな、この世界で生きている・・・。生き続けたいと願っている。だから、ランカがバジュラの道具にされるなら・・・あいつの歌が俺達を滅ぼそうとするなら・・・俺は・・・ランカを殺す・・・」と宣言。「それが・・・お前の愛か・・・」と顔を曇らせるタケル。
・「ま・・・肩の力を抜けよ」と割込むクロウとロックオン、「ほれた女なんだろ?だったら、軽々しく殺すなんて言うんじゃねえよ。シモンのガッツを少しは見習いな」と諌め、力み過ぎず本当に自分がやりたい事を見極めろと助言。
・「俺も前に嫌な奴に言われたよ。本当は自分自身なんて・・・やりたい事なんて持ってないんじゃないか・・・ってな」と明かすクロウ、「お前が役者だったってのは聞いてる。だから、お前はその時々で周囲に望まれた役を演じてるんじゃねえか?」と指摘、「違う・・・!」と反発するアルトに「だったら、いいさ。余計な事を言って悪かった」と詫びつつ、ロックオンが「だが、俺達にはお前が無理しているようにしか見えないのさ」とフォロー、「決めるのは、お前自身だ。一人でやれるって突っ張ってきたんなら、やってみせろよ。頑張んな、『女形』の大将」と揶揄うクロウ。
・「うるせえ!」と微笑むアルト、シェリルに託されたピアスを見つめて(俺は・・・。俺の本当にやりたい事は・・・)と黙考。
・バトルフロンティア特設ステージに佇むシェリル、「テンションは上がってる・・・。やれるわ」と告げ、三島補佐官のおべんちゃらには一顧だにせず。同行してくれたマリナに礼を言うシェリル、「私・・・どん底まで落ちて、やっとわかったような気がします。自分が、どれだけ歌と、その歌を聴いてくれる人達を愛していたかを」「今あるのは音楽と・・・そして、私だけです」と告げ、(心残りがないと言えば、嘘になる・・・。でも今は他の事は考えない。このステージに全てを懸ける・・・。燃え尽きてもいい・・・。だから・・・)と独白。
・「あたしの歌を聴けぇぇぇぇぇっ!!」と"射手座 午後九時 Don't be late"でステージ開幕するシェリル。便乗して演説する三島補佐官、新天地を目指す旅を続けるためバジュラ女王を倒すと宣言、「銀河の妖精シェリル・ノームの歌声が我等を勝利へ導くのです!これは聖戦なのです!人類の・・・フロンティア船団の未来のための!」と檄を飛ばす。
・シェリルの歌のためか連携行動がとれないバジュラに攻撃開始する統合軍。そこへZEXISも駆けつけて、(イヤリングを通して、シェリルの歌が・・・想いが伝わってくる)と独白するアルト。
・(アルト・・・。聴いてる、あたしの最後のステージを?あなたが来てくれたなら、あたしは最後まで歌い続けられる。あなたが勇気をくれるから)(行って、アルト・・・)と想いを込めて歌うシェリル。アルトも(人は一人じゃ飛べない・・・。飛んじゃいけない・・・それを教えてくれたお前達のために俺は飛ぶ・・・!)と独白。
・そこへ突然、バジュラの巣から巨大なランカの姿が出現してアイモを歌い始め、フォールドウェーブでバジュラ活性化。(見えるでしょ、ランカさん?この星を侵そうとする者達が攻めて来ているわ)と指示するグレイスに、意識朦朧としたランカは(あれが・・・敵・・・)と反応、操られているブレラも(そうだ。さあ、ランカ・・・守るんだ、バジュラ達を。それがお前の償い・・・。母さんもきっとそれを望んでいる)と後押し。
・巨大ランカの指揮するバジュラの総攻撃に、統合軍は瞬時に壊滅。(これがあの子の本当の力・・・!)と歯嚙みするシェリル。一方、(フフ・・・素敵よ、リトルクィーン。その間に私は扉を開ける・・・さあ、お前達の鍵は私の手の中・・・。もう女王の座は私のものなのよ・・・!)と独りほくそ笑むグレイス。
・ランカが敵!?と動揺するZEXISだが、「違う!!」「ランカは自分の歌を戦いに使われるのを苦しんでいた!あれはランカじゃない!あのまやかしを撃てっ!!」と断言するアルト。
・指揮権がどうこう言い掛かりつける三島補佐官に「素人は引っ込んでいろ!」と一喝するジェフリー艦長、統合軍を後退させ、ランカ像への攻撃を指示。
・「お前等!俺の歌を聴けぇぇぇぇぇっ!!」とバサラも"突撃ラブハート"で乱入、大ファンのオズマ少佐が狂乱し、「これで火が点かなきゃ男じゃない!」と気炎を上げる。
・「行くぜ、バジュラ!俺の歌を聴けっ!!」と叫ぶバサラに、オズマ少佐が「全機!突撃ラブハート!!」と号令して戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅後、巨大ランカを削っておき、アルトで撃破してイベント発生、SRポイントget。
・巨大ランカが消えた後に姿を現したのはギャラクシー船団旗艦バトルギャラクシー。「グレイス・オコナーはギャラクシー船団の人間・・・事態の裏にはギャラクシー船団が関与していたのか・・・!」と驚くジェフリー艦長。
・北に移動したバトルギャラクシーは、VF-27部隊の他、使用が禁止されている無人機ゴーストV9まで出撃させ、「ギャラクシーは既に統合政府の管理下からも外れているという事か」と唸るジェフリー艦長。更にブレラのルシファーも出てきて「お前にランカは渡さない」「バジュラと共に戦うのは俺とランカの使命だ」とアルトに告げる。その機械的な口調から、精神制御を受けているとシリウスが推察、「あの人はギャラクシーのインプラント技術によるサイボーグ兵だと思われます。」とルカが補足。
・「聞いてくれ、シェリル!今度こそランカを助け出す・・・!だから、お前の力を貸してくれ!お前の歌で、あいつの目を覚ましてやってくれ!」と呼びかけるアルトに応え、「アルト・・・行くわよ、みんな!」と"ノーザンクロス"を熱唱するシェリル。ジェフリー艦長がアルトの援護を命じ、ランカを救出すべく戦闘再開。
・2PP、瀕死まで削ったブレラをアルトで撃墜。「そこまでだ、ブレラ!ランカは俺の翼だ!!」と宣言するアルトに、「うおおおっ!!」と吠えてブレラ撤退。
・2PPバトルギャラクシー撃沈してイベント発生。「今だ、ボビー大尉!!」と勝機を見いだしたジェフリー艦長が号令、突貫したマクロスクォーターのマクロスアタック炸裂!
・動きを止めたバトルギャラクシーに、「行け、アルト!!」とオズマ少佐に後押しされたアルトが突貫、(あのまやかしと戦っていた時、お前の声が聞こえた・・・。お前の心の叫びが・・・助けて、と)と独白、「ランカ、聞こえるか!俺の声が、シェリルの歌が!目を覚ませ、ランカ!お前の歌を・・・本当の歌を取り戻すんだ!」とよびかけながら突入。
・バジュラの女王と融合を果たしたグレイス、「ああ・・・感じる、感じるわ・・・これが星座、これが銀河・・・!」「最早リトルクィーンなど不要だ!」「僕等は・・・!」「全てを手に入れたのよ!」と陶然。
・バジュラの巣から出てきたグレイス、「聞くがいい、虫ケラ共!我は今、全宇宙を手に入れた!」と宣告、「プロトカルチャーすら、その力を恐れ、憧れ、ついには神格化して、その姿を模した超時空生命体バジュラの力によって!この力があれば、次元を超える事さえ自在となる!」と勝ち誇る。
・かつてフォールドクォーツとインプラント技術による超時空ネットワークを研究していたグレイス、フォールドクォーツをインプラントのコアとすることで次元さえ超える銀河規模の超並列思考ネットワークをリアルタイムで構築可能、全人類の思考を統一して完全な平和を迎えられると主張。
・「本当にそうでしょうか?」「僕が疑問に思うのはあなたの言う平和の意味です」と指摘するルカ、結局は中央の一点が他に対する完全な上位存在となり全ての思考を支配するだけと反論。バジュラの武力で全人類にインプラント化を強制して支配する意図だと看破するジェフリー艦長。
・「思考の統一化は高次の生命体へ至るために必要な儀式であるのだから。お前達も知っていよう。ワイズマンを、ズールを、そして、アーカーシャの剣を。人類の意志、思考を一つに集約するのは進化の必然なのだ。それを私がバジュラの力を使い、成し遂げるのだ!」と言い放つグレイス、色の異なるバジュラを召喚した上、インベーダーまでグレイスに従うかのように出現し、「本来なら、あの破壊魔はバジュラにとっても仇敵とも言える存在・・・だが、奴等も認めたのだろう!バジュラが新たな時代を迎えた事を!」と勝ち誇る。
・女王出現の際のフォールドウェーブでダメージを受けたバトルフロンティアは沈黙、シェリルの状況は不明。
・「無駄だ、熱気バサラ!お前の歌でもクィーンとダイレクトに接続した我等の支配を破る事は出来んぞ!」と威圧するグレイス、「お前の存在には随分と手間を取らせてもらったぞ。その礼をしてやるぜ」と言い放ち、その背後に複数の人間の思考と意識を感知するカミーユとアムロが驚きつつ戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、バジュラクィーンHP7割切ってイベント発生。瞬く間に再生するバジュラクィーンに驚くZEXISの面々。「諦めるがいい、ZEXIS。異能者も、暗黒の王も、アンチスパイラルさえも倒したお前達でも我等には勝てない!」と勝ち誇るグレイス。・・・顔にいろいろ刺さって超グロい・・・orz
・「うおおおおおっ!!」と雄叫びを上げるバサラ、「みんな!俺の歌を聴けぇぇぇぇぇっ!!」と咆哮して"DynamiteExplosion"熱唱。「バサラさん・・・。あなたは・・・」と呆れ・・・じゃなくて感じ入るラクス様。(^^;
・「歌え、ZEXIS!生きてるんなら力の限りに!!」と叱咤するバサラに、「そう・・・。それこそが生命の力・・・」と真顔で呟くアポロ。
・バトルフロンティア特設ステージで倒れたシェリル、(どこかで歌が聴こえる・・・これって・・・ファイアーボンバー・・・)と独白。
・「アルト!俺の歌を聴け!!お前の翼はそんなもんかよ!!」と呼びかけるバサラに、「待たせたな、みんな!ランカは救出した!」とアルトがバトルギャラクシーからランカを伴って生還。
・「生きていたのね、リトルクィーン。でも、あなたはもう不要なの」と攻撃するグレイスにパックをやられて焦るアルト。そこへブレラのルシファーが割込んで牽制、「被弾したおかげでやっと奴等の支配から逃れられた。感謝するぞ、ZEXIS」と告げる。「飼い犬が主人に歯向かうか!」と憤るグレイス。・・・だから気持ち悪いっテバ。orz
・機を逃さずアムロが刹那に最大出力でトランザムを指示、「奴に教えてやるんだ!人の意志が一つになる事の本当の形を!」と呼びかけ、刹那がトランザム発動。
・つながった意識の中でランカ、アルトと邂逅するシェリル、「やめて、私の仕事は終わった・・・。何も残ってないのよ、何も・・・」と力なく呟く。「バカッ!」といきなり平手打ちするランカ、「思い出して!シェリルさんが・・・シェリルさんがいたから、私は飛べたの!シェリルさんが力をくれたから、アルト君も飛べたの!だから・・・」と涙ながらに呼びかけるランカ。
・「俺もランカも諦めてないぜ。だから・・・だから、来いよ、シェリル!」とアルトが微笑みかけ、「お前が!お前達が俺の翼だ!」と宣言し、「ランカちゃん・・・!アルト!」と微笑み返すシェリル。
・バサラの"TryAgain"が響き渡り、「バサラの歌が・・・あいつのハートが伝わってくる」と微笑むアルトに、バジュラやみんなの想いも伝わってくると答えるランカ。ブレラの意識もつながり、「記憶のないサイボーグにとって命令は絶対・・・。それを遂行する事が存在意義だった。だが、お前の歌を聴いた時、俺の中に何かが溢れた。戦闘マシンであるはずの俺に」と告げ、「さあ歌うんだ、ランカ。悲しみも、怒りも、喜びも、想いの全てを歌に乗せて・・・!」と激励。
・サラとゲイナー、ガロードとティファ、フィアナとキリコが想いを交わして微笑み合い、「ダブルオーライザーが・・・GN粒子がZEXISの意志をつないだのか・・・」と驚く刹那、「これがイオリア計画の・・・」と納得するティエリア。
・更にバジュラを召喚してけしかえるグレイスだが、「駄目っ!目を覚まして、みんな!」とランカが呼びかける。そこへ「アイモを歌うんだ!」と呼びかけるシモン、「ロージェノムに聞いた!あの歌はバジュラの心をつなぐ歌なんだ!」「アイモは、バジュラが他の群れと出会った時に相手に呼びかける恋の歌なんだ!」と説明。
・「みんな!私と一緒に歌って!」とランカが呼びかけ、「バックは任せな!」とバサラ達がサポートして"アイモ"を歌うランカとZEXIS。するとバジュラがグレイスの支配を逃れて離れ、周辺エリアでインベーダーと交戦、イマージュも現れてバジュラと共闘。一方「うおおおっ!バサラのギターでランカの歌が!」と感涙にむせぶオズマ少佐、バサラに促されて「歌う!歌うぞ!力の限り!!」と熱狂。f(^.^;
・「馬鹿な!こんな馬鹿な・・・!」と焦るグレイスに、「お前にはわからないだろうな」と呼びかけるアムロ、「人の意志を強制的に統合するのは人という存在を画一化するだけだ。そんな事は無意味だ。こうして互いをわかり合おうとしたとき、人は本当の意味で次の段階に進めるはずだ」と諭す。(そうだよ、ルルーシュ。人の心を恐怖で支配しても無駄なんだよ)と想いを馳せるカレン。
・その隙に被弾した機体でマクロスクォーターへ帰還したアルトに、「最新鋭機のYF-29の使用を許可する。今の准尉なら使いこなせるはずだ」とジェフリー艦長が指示。シェリルとランカが声を合わせて"ライオン"を熱唱する中、「思わざれば花なり、思えば花ならざりき。ただ感じるままに・・・俺は飛ぶ!」とアルトがYF-29デュランダルで出撃!
・フロンティア船団から見ていたアルトの父・嵐蔵、「あの機体は・・・」と気づき、「はい、アルトさんです」とうなづく弟子の矢三郎に、「いい舞だ」と野太く微笑。クロウも「一皮むけたな、あいつ」と微笑み、ランドが「そういう言葉を吐けるようになったら・・・」、ゲインが「お前も貧乏クジ同盟を卒業して俺達の仲間入りだ」と笑うものの、「よしてくれ、旦那衆。俺はまだまだこっち側の人間だ」と抵抗するクロウ。(^^;
・真の敵はバジュラではなく、バジュラの女王を乗っ取ったグレイスとギャラクシーこそが真の敵とジェフリー艦長が呼びかけ、「己が翼に誇りを持つ者よ!我と共に進め!」と檄を飛ばす。歌のおかげで力がみなぎると気炎を上げるZEXISの面々に、桂が「銀河の妖精と超時空シンデレラと伝説のロックスターのコラボだものな!」と微笑。
・ブレラがクィーンの頭を狙うよう指示し、「バジュラの心は、頭ではなく腹にある!」と説明、ランカも「バジュラはお腹で歌うんだよ!」とフォロー。
・更にルカが「シモン、ヨハネ、ペテロ!今、君達のくびきを解き放つ!かつてマクロスシティを恐怖に陥れたその力を!ユダシステム、リリース!」と封印解放。
・シェリル(あたし達の歌が・・・!)、ランカ(一つになって広がっていく!)、シェリル(アルト・・・みんな・・・!)、ランカ(私達の想いを連れて行って!)と想いを交わす中、「シェリル、ランカ!俺も飛ぶ!お前達を守るために!」とアルトも応じ、「グレイス!お前を止めて、全てを終わらせる!」と吠えて、戦闘再開。
・アルトがグレイスと戦闘時セリフイベント。「シェリルもランカもあんたを信じて共に歌ってきたのに!あいつ等の夢の翼を奪おうとしたお前を俺は許さない!」と糾弾するアルトに、「夢の・・・翼・・・」と戸惑うグレイス、「フ・・・フフ・・・」「私の中の一部は、お前の言葉を理解しているようだ・・・」と寂しげに笑ったものの、「だが、もう止まらない!私は銀河を統べるクィーンになるのだ!」と叫ぶ。「その野望・・・!俺達とあいつ等の歌が止めてみせる!」とアルトが宣言。
・ブレラがグレイスと戦闘時セリフイベント。用済みなので消去してやると意気込むグレイスに、「俺は生きる意味を取り戻した・・・!もうお前の好きにはならん!第117船団の生き残りとして、ランカの兄として、この世界に生きる人間として、お前の野望は止めてみせる!」と啖呵。
・グレイス包囲し、脱力とバサラの歌で気力下げておいて、加減しながら削りつつ、ターン毎に変わるBGMを"DYNAMITE EXPLOSION”、"星間飛行"、"ノーザンクロス"まで聞いてから、エンブレム積んでおいたオズマ少佐でとどめさして戦闘終了。
・BGMが"ライオン"に切り替わり、「何故わからないの!?これが人類進化の究極の姿よ!」と苛立つグレイスに、「何が進化だ!バジュラを犠牲にしているくせに!」と言い返すアルト、ランカになついてたバジュラのあい君に導かれてバジュラクィーンに突貫。ブレラが「お前達につながれていて、よくわかった!どこまで行っても、人は一人だ!」「だけど!」と告げ、アルトが「一人だからこそ!誰かを愛せるんだぁぁぁぁっ!!」と応じつつ痛撃。
・「待ちな」と割って入ったバサラ、情けをかけるかと憤るグレイスに、「そんなんじゃねえよ。だがよ、最期なんだ・・・。せっかくだから、あいつ等の歌を聴いていけよ」「いい歌だろ?」と微笑みかける。「・・・当然じゃな・・・い・・・。わた・・・し・・・が・・・プロデュースした・・・んだから・・・」と微笑むグレイス、そのまま爆死。「あばよ、グレイス・・・」と悼むバサラ。
・グレイスらの支配から逃れたバジュラクィーンはフォールドして撤退。ブレラ曰く、ランカ達の歌を通じて人間が異なる思考様式を持つ生物と認識したバジュラは、同様のフォールド波を発するランカを仲間と認識して守ろうとしたものの、ランカの歌で人類を敵とする認識を改めたのでは、とのこと。
・一方、フロンティア船団アイランド1で逃亡を試みる三島補佐官だが、「そんなに急いでは怪我をするぞ」と不動総司令が立ちはだかり、「そこまでだ、レオン・三島!」と駆けつけたオズマ少佐とキャシーがクーデター首謀およびフォールドクォーツ横流しの証拠を突きつけて糾弾。「お前の力も、船団が銀河へ旅立つ時には必要になるからな」と見逃すものの、おかしな動きを見せたら出るとこに出ると脅し、野心を捨てて船団に尽くすよう約束させる。更にキャシーは平手打ち一発入れて婚約解消を宣言。
・協力した不動総司令、バジュラとの共存という見果てぬ夢を見せてくれた礼と野太く微笑。
・シェリルは不思議な事に体調回復。「どこにも行かないよね?」とランカに引き止められたブレラ、「礼を言うぞ、アルト。だが・・・お前はランカに相応しくない」と告げ、「結局、それかよ・・・!」と怒るアルト。(^^;
・一件落着で和んでいるZEXISに、「見事だよ、刹那・F・セイエイ」と通信してきたリボンズ、「あのグレイスを倒すとはね。少し君達を侮っていたようだ。そのご褒美に君達がずっと探していた物を見せてあげるよ」「そう・・・。君達にヴェーダを見せてあげよう」と冷笑。そして巨大質量がフロンティア船団後方から接近。
・ボーナスアイテム:娘娘名物まぐろマンget。

●第56話:BEYOND
・イノベイター本拠地でリボンズを射殺したはずのリジェネ、平然と姿を現したリボンズに惑乱。「僕の意識はヴェーダと直接つながっている。肉体はただの器に過ぎない」と明かすリボンズ、エルガン・ローディックを目覚めさせる手間を省いてくれたと礼を言いつつ、「僕に歯向かった君には、新たな世界を見せるわけにはいかないな」と告げ、アリー・アル・サーシェスがリジェネを射殺。
・クロノエイチにはたどり着けなかったと認めるリボンズ、世界を治めるのに有用だからとエルガンにその開示を要求、「その前に邪魔者を排除してからだ。彼等は僕にとっても、君にとっても因縁の相手だからね」と冷笑、「ZEXIS・・・」と呟くエルガンに、「大したものだよ。君の選んだ彼等は、ここまで来た。だが、僕の勝利は揺るがない。このソレスタルビーイングがある限り」と勝ち誇る。
・「コロニー型外宇宙航行母艦、ソレスタルビーイング・・・」と呟くエルガンに、「光学迷彩を解除するよ。ヴェーダを取り戻すために彼等は必死になって仕掛けてくるだろう。そして、彼等は知る事になる。僕の持つ圧倒的な力をね」と勝ち誇るリボンズ、「・・・さあ、あなた方も一緒に見物しよう。人類の未来を決める戦いを」とドクターJら脱走していた博士達に呼びかけ、「イオリア・シュヘンベルグ・・・。あなたの計画を継ぐ者が誰なのか、はっきりさせる時が来たよ」と微笑。
・光学迷彩を解除したリボンズ、驚くZEXISに「コロニー型外宇宙航行母艦ソレスタルビーイング。イオリアは2世紀以上前に予見していた・・・道なる異種との遭遇を、来るべき対話を」と告げ、「GNドライヴ、ヴェーダ、イノベイター・・・。そして、この艦こそ人類の希望。人類を滅亡から救う・・・。まさに箱船だよ」と微笑。
・出撃したZEXISにソレスタルビーイングから超長射程の砲撃でダメージ、更にルイスやサーシェスらアロウズ部隊展開するリボンズ、「いずれは簒奪皇帝に預けておいた世界を取り戻さなきゃらならないしね。その後はグレイスのシステムを使って、大衆をコントロールすればいい」と言い放つ。
・「責任を一度は放棄しておいて未だに神を気取るつもりか・・・!」と憤るアムロに、「まだわかってないようだね、アムロ。僕は神を気取っているんじゃない。神なんだよ」と冷笑。
・「あの男は・・・!」と歯嚙みする刹那だが、「行こう、刹那」と静かに応じる沙慈、「あそこにはルイスがいるんだ。僕は僕の戦いを・・・ルイスを取り戻す戦いをするよ」と静かに決意を語り、未来のために戦うと想いを一つにするZEXIS。
・「ミス・スメラギ、指示を」と促すジェフリー艦長、「あなた達、ソレスタルビーイングは今日という日のために敗北から這い上がってきた。今こそ、その想いを力にする時だ」と告げる。「ZEXISの各機へ。これよりプトレマイオス2は敵大型母艦に突撃を敢行します。そして、そこにある量子型演算システム、ヴェーダを奪還し、イノベイターの支配を打倒します」とスメラギさんが宣言、「ついでに見習い隊員に成功ボーナスをくれれば、万事OKだ」とクロウが微笑み、「最後までブレないね、君って」とアレルヤが呆れ顔。
・「行きましょう、みんな・・・。私達が世界を変えた事への償いを・・・そのけじめをつけましょう・・・!」と告げるスメラギさん、「ラストミッション、スタート!」と戦闘開始。
・1PP、分析かけたサーシェスをアクエリオンとヒイロで撃墜。「もっと俺は生きるんだ!生きて、戦って・・・」と世迷い言を吐くサーシェスに、「そしてまた、誰かの幸せや平和を奪うのか!自分の欲望を満たすために!」と刹那が糾弾、「終わりだ、戦争屋!お前は消えろ!!」とロックオンが引導渡し、「くそがぁぁぁぁぁっ!!」と罵って爆死。「仇は討ったぜ、ロックオン。・・・お前は喜ばねえかも知れねえがな」と微笑むクロウに、「だが、それでも俺は・・・俺達は戦うさ。兄さんと同じように世界から疎まれても、とがめを受けようともな」と応じるロックオン、「あばよ、戦争屋。この戦いは潮時だったんだよ。もうすぐお前みたいな奴には居場所のない世界になるんだからな」と宿敵に別れを告げる。
・2PP、レグナントHP17000割ってイベント発生。敵陣形の乱れを突いて、トランザムで一気に敵母艦の艦船用ドックに突入するプトレマイオス2。
・オートマトンの迎撃をしのぎつつ艦内ネットワークにアクセスしてヴェーダの位置を探るスメラギさん達。そこへ隔壁を破って「・・・久しぶりだね、クジョウ」と現れたのは、スメラギさんの旧友ビリー・カタギリ。
・投降を迫るビリー、「君達の存在はイノベイターの創る理想社会の障害となっている」「より優れた存在によって統率されるのは理論的にも正しい選択さ」「皇帝ルルーシュの恐怖政治なんかより、ずっと正しい社会の在り方だ」と言い放ち、「それでは自由が失われるわ!」と反論するスメラギさんに、「完全なる自由はモラルの放棄・・・。その先には滅びしかないよ」「檻の中で守られた方が居心地がいい。それが平和という事だ」と一顧だにせず。
・真の戦争根絶だの理想郷だの受け売りの御託並べつつ、「僕を騙してきただけでは飽き足らず、今度は生命まで奪うというのかい!?」「僕はゼロシステムで全てを知ったんだ!君だけは許せない!僕の心を弄んだ君だけは!」と結局嫉妬にトチ狂ったフラレ男でしかない事を露呈するビリーに、「・・・未来は私達で創り出さないと意味がないわ。過去に犯した過ちを自分達で払拭しなきゃ、本当の未来は訪れない。だから、私は戦う・・・!」と決然と応じるスメラギさん。
・2PP雑魚殲滅後、レグナント撃墜してイベント発生。「お前達は世界を乱す悪だ!お前達さえいなくなれば・・・!」と狂乱してダブルオーライザーに迫るルイスだが、「幸せになれるの!?」と沙慈に応答されて驚愕。
・「戦いで勝ち取る未来なんて本当の未来じゃないよ!君だってバジュラとの戦いを見ていたんだろう!僕達はわかり合う事で未来を築くんだ!そうだろう、ルイス!」と切々と訴える沙慈を、「もうやめて、ルイス!あんたが戦う事なんてないんだよ!」と元学友のカレンもフォロー、「帰ろうよ、アッシュフォード学園に!ルイスは、こんな所にいちゃ駄目だ!」と呼びかける。
・「その未来を奪ったのはソレスタルビーイングだ!戦争を仕掛けたのも!世界を歪めたのも!」と狂奔するルイス。そこへ戻ってきたアンドレイが「離れろ、沙慈とかいう男!」「貴様がいるせいで准尉が!」と言い掛かりをつけ、「僕は・・・!僕はルイスを救うんだ!」と言い返す沙慈だが、狂乱するルイスは絶叫。「このままでは彼女の精神は・・・!」とカミーユが危ぶみ、「またも歴史は繰り返すのか・・・!?」とクワトロ大尉が苦く呟く。
・更にそこへ、「真打登場だよ、ZEXIS」とヒリング&リヴァイヴのイノベイター増援が北側に広く出現し、「気をつけろ!ありゃ、恐らく特攻兵器だ!」と見抜いて警告するクロウとアスランに、「このガガには君達のガンダムの技術・・・トランザムが搭載されている」「ハハハ!かわせるかどうか、やってみなよ!トランザムの体当たりをさ!」「君達は自らの技術で滅びるがいいさ」と嘲笑。
・「イオリア・シュヘンベルグの託した力をあんなものに・・・!」と憤る刹那達に、「パパとママの仇!死ね!死ねぇぇぇっ!!」と迫るルイス。「俺達の生んだ歪みが広がっていく・・・!そして、それに世界が・・・みんなが・・・!」と動揺する刹那だが、「そんな事を・・・!」「させるかぁぁぁぁぁっ!!」と絶叫、ダブルオーライザーが温かい光を放って全てを包み込む。
・精神がつながってわかり合えたルイスと沙慈、「彼の心の光・・・。未来を照らす光だ」と微笑み合い、ピーリスとアンドレイも互いに向き合って確執を解消。
・ソレスタルビーイング内でスメラギさんと対峙するビリーも、好きだったと素直に想いを伝え、「ゼロシステムの見せた悪夢から抜け出したようだな、純情青年」と現れたドクターJが揶揄。
・「イオリア計画の行く末を見守る義務がワシ達にもあるからな」と告げるドクターJ達、我々もケジメをつけると言ってヴェーダの位置を伝えると約束、「お前達の任務を果たせ、とな」とヒイロ達への伝言をイアンらに託し、プトレマイオス2を送り出す。
・「そうだ!未来を創るために・・・俺達は変わるんだっ!」とイノベイターとして覚醒した刹那が咆哮。「の、脳量子波が乱れる!」と動揺するリヴァイヴらに、リジェネの残留思念が(純粋なるイノベイターの脳量子波がツインドライヴと連動し・・・純度を増したGN粒子が人々の意識を拡張させる・・・完全なる進化を遂げたか、刹那・F・セイエイ)(君こそが真のイノベイターだ)と祝福し、アムロとクワトロ大尉も「ついに扉を開いたか」と微笑。
・気を失ったルイスは沙慈が保護、アンドレイに託して後方へ移送。「行こう、刹那。戦いを終わらせるために」と沙慈が告げ、「ああ・・・!」と力強く応じる刹那。「認めないよ、刹那・F・セイエイ!あんたが純粋種だなんて!」とヒリングが反発。
・更に、東にスザクとミリアルドが駆けつけ、「皇帝陛下の命により、地球連邦を私物化していたイノベイターを討伐する」とギアスの呪縛発動したスザクが宣言、「ゼロめ。余計な事をしてくれる」と忌々しげに五飛が呟いて、戦闘再開。
・ガガの無限増殖を適当に食い散らしつつ、チャージしたサテライトキャノン等MAP兵器掃射で資金等そこそこ稼いでから、4PPに削っておいたリヴァイブを撃墜してイベント発生。
・敵母艦から離脱したプトレマイオス2、ヴェーダの位置をティエリアに転送し、ティエリアが敵母艦のヴェーダの位置に突入、「ティエリアはヴェーダの奪還に向かった。我々の切り札を使うために」とスメラギさんが説明。
・ヴェーダ中枢に侵入したティエリアだが、待ち受けていたリボンズと対峙。イノベイターでありながら自分に逆らうと言いかけるリボンズに、「違う!僕達はイノベイターではない!僕達はイノベイターの出現を促すために人造的に生み出された存在、イノベイドだ!」と否定するティエリア。
・「フ・・・そのイノベイドが進化を果たしていたとしたら?」と冷笑するリボンズ、「僕はイノベイドを超え、真のイノベイターすら凌ぐ存在となった」と言い放ち、人類を支配する権利があると主張。
・「それは違う!」と割込んだエルガン・ローディック、イオリアの計画はリボンズのような存在を認めないと断じ、「だから、コロニーの博士達はゼロシステムを計画から奪ったのだ!」と告げ、「ティエリア・アーデ!」「今こそイオリア・シュヘンベルグの最後の遺産を君に託す!コード『CHRONO H』!」と叫ぶ。
・ヴェーダがリボンズのリンクを拒絶、その隙にティエリアがヴェーダを掌握し、「想定外の事態への対処が遅れるのは自分を過大評価している故のおごりだ」と告げるエルガン。逆上したリボンズ、「この化け物め!!」と叫んでエルガンを撃ち、「こうなれば僕は全てを破壊する!そして、その炎の中から新たな世界を再生させる!僕が治めるに足る世界を!!」と言い放つ。
・母艦から出てきた無人のセラヴィーがトライアルフィールドを発生させ、ヴェーダとリンクしている機体の機能を剥奪、特攻兵器ガガを無力化。ヴェーダと完全に意識をリンクさせたティエリア、(僕はイノベイター・・・いや、イノベイドでよかったと思う。この能力でみんなを救う事が出来るのだから)とZEXISの面々に告げるティエリア、ヴェーダから知ったイオリア計画の全てを語り出す。
・人類が争いの火種を抱えたまま新たな時代を迎える事は危険だったため、CBの武力介入行動は世界の統合を促し人類の意志を一つに統一させる事を目的とし、純粋種として人々の意志をつなぐ存在となるべき真のイノベイターを中心として人類がわかり合う事を目指した。
・イオリアの計画では、ダブルオーのツインドライヴにより覚醒を促されるイノベイターは、更にゼロシステムを使いこなして迷いを克服し、弱い心や負の感情をGN粒子で拡散させるリスクを排除するはずだったが、そうした存在の誕生を夢物語と判断したドクターJらはゼロシステムをイオリア計画から引きはがした。
・「事態はワシ達の想像を超えていたというわけだ。その共闘によって、夢物語が現実になったのだからな」と述懐するドクターJ、ゼロシステムをヒイロが使いこなし、更にイノベイターとして覚醒した刹那もヒイロとの交わりを通じて迷いを越えた戦士になったと指摘、「結果的にゼロシステムとツインドライヴは互いを高める事になった。その力は過去の歴史を打ち破り、必ず真の平和をもたらしてくれるだろう」と告げる。
・後事をZEXISに託したドクターJ達、独立システムになっている敵母艦の巨大ビーム砲を自分達諸共に爆破すると宣言。「そんな事はさせんぞ!」と割込んだホワイトファング幹部のカーンズが「リボンズ・アルマークはこの艦、ソレスタルビーイングで地球を粛正する事を認めてくれたのだ!」と言い募って制止するものの、憎しみは自分達世代があの世に持って行くとドクターJらが告げて、「さてと・・・あの世でイオリアのジジイに文句の一つでも言ってやるか・・・ま・・・奴も自分の願った未来が来た事に満足だろうがな・・・」と呟き自爆。
・「・・・任務了解。ターゲット、リボンズ・アルマーク!」とドクターJの遺志に応えるヒイロ。そこへ高出力のビーム兵器によりセラヴィーが狙撃され、配下を引き連れたリボンズ・アルマークが出現。
・刹那に力を与えてやったと言い放つリボンズ、「俺を救い、俺を導き、そして今また、俺の前で神を気取るつもりか!?」と食ってかかる刹那に、「いいや、神そのものだよ」とと冷笑、救世主として人類を支配しないと人類が滅びてしまうと決めつけ、「その思い上がりをまだ捨てないか・・・!」と吐き捨てるアムロ。
・純粋種となった刹那に勝ってゼロシステムを手に入れ再びヴェーダと一体化すれば自分の絶対性は不動になるとほくそ笑むリボンズ。「そのエゴが世界を歪ませる・・・!貴様の行った再生を、この俺が・・・俺達が破壊する!」と刹那が咆哮、「いい覚悟だ。だが、このリボーンズガンダムの相手足りえるかな。渡してもらうぞ、オリジナルの太陽炉とゼロシステムを!」とリボンズが応じ、戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅完了、リボンズは脱力でMAP兵器封じておく。
・刹那がリボンズと戦闘時セリフイベント。所詮自分の掌から逃れられないと嘲笑するリボンズに、「俺は超えてみせる・・・!誰かが決めた俺の生き方を、俺自身を、ガンダムを!それが俺の変革・・・!俺は世界と共に変わっていくんだ!」と吠える刹那。「君の運命も、世界の行く末もこの僕が決める!そして、僕は君を倒す事で真のイノベイターとなる!」と言い返すリボンズだが、「お前に渡しはしない!俺達の戦いと世界の未来を!リボンズ・アルマーク!世界の歪み・・・俺が破壊する!」と宣告する刹那。
・アムロがリボンズと戦闘時セリフイベント。「決着をつけようじゃないか!」と呼びかけるリボンズに、「哀れだな、リボンズ。戦いの勝敗でしか、己の存在を示す術を知らないとは」と応じるアムロ、「イオリア・シュヘンベルグの望みは人類が力を獲得する事ではない!人と人がわかり合う事で新たな時代を創り出す事だ!お前のように他人を支配する事で自己を確立するような者の存在などイオリアも世界も望んでいない!」と叱咤、「お前が真に人類の未来を望むのなら、その力を世界のために使え!」と諭すも、「そうやって人間に仕えるために僕は生まれたんじゃない!」と意固地になるリボンズ、それは違うと説くアムロに聞く耳もたず、「僕はリボンズ・アルマーク!この世界を導くイノベイターだ!」と言い張る。「孤立した魂・・・。これだけの力を持ちながらもお前はイノベイターにはなれない・・・もう俺の声も届かないなら、その業をこの手で掃ってやる!」と沈痛な面持ちで宣告するアムロ。
・5PPリボンズ撃墜して戦闘終了。
・刹那にだけは負けるわけにいかないと粘るリボンズ、「そうさ・・・!そうでなければ、僕が作られた意義がない!存在する意味も!」と言い張り、(違う!)(人類を導くのではなく、人類と共に未来を創る・・・それが僕達、イノベイドのあるべき道だ・・・!)と説くティエリアにも「下等な人類などと一緒に!」と聞く耳もたず。「未来を切り拓く!!」と切り込んだ刹那がとどめをさしてリボンズ爆死。
・「これで我々の最後の戦いを邪魔する者はいない」とミリアルドが告げ、「ZEXIS・・・地球で待っているぞ」とスザクが宣言して撤退。
・フロンティア船団で刹那に想いを馳せるマリナ、平和を求める気持ちは同じなのに道が交わらない事を悲しみ、(罪を背負い、傷ついて・・・それでも戦い続ける・・・そんなあなたの生き方がどうしようもなく悲しく思えるのです)(だから、どうかあなたもあなたの幸せをつかんでください)と祈って、ランカとシェリルに地球へ行く決意を語る。
・一方、ヴェーダ中枢で瀕死のエルガン・ローディックと再会したZEXISの面々。盟友イオリアの代わりに計画を見届けられたと安堵するエルガン、既に300歳を超えている事を明かし、自分がジ・エーデル・ベルナルの並行存在の一人であると告げる。
・かつて、とある並行世界のジ・エーデルが黒の英知に触れたため、並行世界全てのジ・エーデルが影響を受け、エルガンは長い寿命と並行世界の自分との交信能力を得た。過去から未来の全ての知を集めた太極の欠片たる黒の英知を手にした者は、限りない英知の代償として、根源的な災厄が次元を越えてあらゆる世界を巻き込み全てを滅ぼす絶望の未来を知るとか。ZEUTHが倒したジ・エーデルの享楽主義も絶望故かと納得するクワトロ大尉。
・ZEUTHが月のD.O.M.E.で触れた黒歴史の戦いもその片鱗と明かすエルガン、D.O.M.E.建造にもジ・エーデルの誰かが関わっていたと推測し、メトロポリスの著者ゴードン・ローズウォーターとの関連も疑うロジャー。
・イオリアと出会ったエルガンは人類の革新を災厄回避の大きな力と考えて協力、その計画を見守りつつ、未来の困難に立ち向かう力としてZEXISを育てた。「アクシオン財団に預けた君のスフィアも、その一つだ。次元力に満ちる星、地球はスフィアが発見される確率が高いのでな」とクロウに明かすエルガン。
・「様々な世界の様々な時間で私やワイズマン等と同じように抵抗を試みる人間達がいた。破界の王と呼ばれる彼もそれに立ち向かうために生み出された存在だ」と明かすエルガン、思わぬ事実に戸惑うZEXISの面々に、「私に言える事はこれだけだ・・・負けるな、ZEXIS・・・君達は未来に目を向けて生きろ。そう・・・刹那・F・セイエイが変革したように」と告げ、「私は・・・君達と・・・未来・・・を・・・信じ・・・てい・・・る・・・」と言い残してご臨終。「安らかに眠れ、呪われし放浪者よ」と悼むアポロ(の中の人)。
・「エルガン・ローディックは逝ったか」と通信で割込んできたルルーシュ、イノベイターが倒れた隙にネットワークの一部をハッキングしたと明かし、「確かに情報によって社会を統制するのも面白い策だ。だが、私はもっと直接的な手を好む。そう・・・恐怖によって人を支配する」と言い放つ。
・「ゼロ・・・。それがお前の創り出す世界か」と応じるヒイロに、「・・・一週間後の正午、エリア11にて反逆者リリーナ・ピースクラフトとナナリー・ヴィ・ブリタニア等を処刑する」と宣告するルルーシュ、憤るカレン等に「ならば、向かってくるがいい。この地球の王である私に。だが、君達で私に勝てるかな?こちらにはダモクレスとフレイヤがある。そして、君達が人類の敵を片付けてくれている間に連邦軍を再編成した」とほくそ笑み、「待っているぞ、ZEXIS!我々の因縁に決着をつけようではないか!」と宣告。

●第57話:ゼロ・レクイエム
・医務室でカレン、沙慈らと面会するルイス、高密度のGN粒子で細胞障害が修復されて体調回復、友人に戻れた事を喜ぶ。地球に行くと告げる沙慈、「ルルーシュが憎いから戦うんじゃないよ。あいつを止めるために行くんだ。あいつも僕の友達だから」と宣言。ルイスはフロンティア船団で療養予定。
・母艦ソレスタルビーイングはビリー管理下で当面機能凍結、落ち着いたら調査するとかで、アンドレイ中尉も防衛のため残留。
・エリア11の新皇帝宮で玉座に座すルルーシュ皇帝、生命を救ってやった元CBエージェント王留美に反逆者処刑の特等席を提供、全世界へのリアルタイム中継をディートハルトが手配。エリア11に集結しつつある連邦軍造反部隊やカタロン残党には目もくれず、「私が相手をするのは、あくまで彼等だ」とZEXISを待ち受けるルルーシュ皇帝。
・指揮官ホーマー・カタギリが自決したアロウズは、アーサー・グッドマン准将が指揮を執り、「イノベイターが消えたら、次は私に尻尾を振って、すりよって来るとはな。フフ・・・第一陣を務めるに相応しい男だ」と冷笑するルルーシュ皇帝。
・また、ミリアルド司令発案による新たなモビルドールシステムも投入予定、「ドロシー・カタロニアだな・・・。彼女なら、きっとやってくれよう」と期待を示すルルーシュ皇帝、レディ・アン特佐に留守を任せると告げ、退出を促す。
・「・・・よく仮面をかぶり続けたな、ナナリーの前で」と労うC.C.に、「幾つルートを探っても、答えは同じだったからな・・・。この結論に間違いはない」と応えるルルーシュ、「リリーナは皇妃にするという案もあったが、それはあまりにもデリカシーに欠けるしな」と苦笑。
・「・・・ルルーシュ、もう十分じゃないのか?」「お前はよくやった」と慰留を図るC.C.に、「C.C.・・・!」と声を荒げるスザクだが、「いいんだ、スザク。俺の覚悟は、もう揺るぎない」と制止するルルーシュ、「C.C.は、俺が悪を成さねばならない理由を知りながらも、そう言ってくれているんだ」と労う。
・ナナリーまで巻き込む事に抵抗を示すC.C.だが、もう特別扱いはできないと断言するルルーシュ、ミリアルド司令も妹ナナリーを巻き込む事を決めたとコメント、「フ・・・似た者同士だったという事だ。俺とミリアルド司令と・・・そして、トレーズは」と苦笑し、「消えていった数多の生命のためにも俺達は止まるわけにはいかないんだ」と決意を示す。
・ギアスを与えて運命を大きく変えてしまったと詫びるC.C.に、「らしくないな、魔女のくせに」と苦笑するルルーシュ、「お前がくれたギアスが・・・お前がいてくれたから、俺は歩き出すことが出来たんだ。そこから先のことは全て俺の生き方だ」と告げ、「フ・・・初めてだよ、お前みたいな男は・・・」と微笑むC.C.、「だが、私はお前の共犯者だ。最後まで付き合うぞ」と宣言。「礼を言うぞ、C.C.」と応じたルルーシュ、「だが、俺の行き先はお前では付いてこられない所になる・・・」と不死の魔女に告げる。(;_;)
・皇帝宮で軟禁されているリリーナ、兄ミリアルドを説得すべく面会を要求するも、「無理な話ですわ。ミリアルド様は皇帝陛下のやり方こそが平和を築くと信じていらっしゃるのだから」とドロシーは拒絶、「理想に縛られたあなたに出来ない事を陛下はやってのけられましたわ」とルルーシュ皇帝を賞賛し、方を自ら曲げて地位を確立していた俗物共は戦いによってのみ打倒されたと主張、「つまり、全てを破壊する戦争こそが平和を創るのです」と説き、自身もモビルドールの指揮を執ると宣言、「さようなら、リリーナ様。私にとってあなたは永遠のクィーンです」と別れを告げる。
・リリーナを訪れたミリアルド、「お前さえ首を縦に振ってくれれば、処刑は回避する事が出来る」と恭順を求めるも、「私は決して皇帝ルルーシュのやり方を認めません。私の死を以って、あの方の間違いを世界中へ伝えます」と決然と応えるリリーナ、武力をもって等しく支配という最悪の平等を押し付けるルルーシュや兄のやり方を糾弾。「強く育ったな、リリーナ。だが、その強さは、もはや不要だ。お前だけは優しいままでいてくれ」と言うミリアルド、「お別れだ、リリーナ・・・」「全てはもうすぐ決する・・・」と告げる。
・クメン王国アッセンブルEX-10やカミナシティ等、反連邦の旗印のもとに気勢を上げる人々。「皇帝ルルーシュが倒れれば、地球連邦の現体制は一気に崩壊する」と告げるロシウ、「我々は反乱軍側につく。それが彼の・・・ゼロの望みだろう」と沈痛に宣言。
・中東の難民キャンプでとぐろを巻いてるティンプ達小悪党トリオ、皇帝ルルーシュにつこうと提案するカン・ユーを、「あんな野郎の片棒を担ぐのは真っ平御免だな」「俺は勝ち目のない戦いをする気はねえんだよ」とティンプが否定、「俺達は人の裏をかいて生きてきたからな。あの野郎の目を見りゃ、その先が何となくわかるのさ」とベックも賛同。
・そこへ「あの・・・」と声をかけたマリナ、難民キャンプの炊き出しに小悪党トリオを誘い、施しは受けないと断るティンプに、「それでしたら、私の仕事を手伝っていただけませんか?」と提案、「私には力はありません。ですから、自分の出来る事をするだけです。ですが、あなた達は私の持っていないものを持っています。それを少しだけ貸してください」と頼む。「・・・わかった」と承諾したティンプ達、今はどん底だが出来る事から始めようと動き出す。マリナも、出来る事から始めますと刹那に想いを馳せる。
・遂にエリア11でパレード開始、平和の敵の処罰と報じるニュースキャスター。(今、世界中の人間の目はこのエリア11に注がれている。来るがいい、ZEXIS。この戦いの向こうに新たな世界が待っている)と独白するルルーシュ。
・カティ・マネキン率いる反乱軍が防衛ラインを突破して姿を現し、「来るぞ。皇帝ルルーシュを討つ力が」と宣言、戦力温存したZEXISが登場。
・同時に、処刑場にはクロウやヒイロ、星刻ら別働隊が突入してリリーナやナナリー、神楽耶らを救出、コーネリアやギルフォード卿も協力。
・兄やルルーシュの考えが理解できないと訴えるリリーナに、「だが、あの二人もトレーズも自ら血を流す覚悟で戦っている。だから、俺達はその相手をする」と応えるヒイロ、「それで戦いは終わるの?」と問われて、「そのためにルルーシュはこの場を用意した」「ゼクスを倒す。次にルルーシュだ。それで戦争は終わる。そして、お前が生き延びれば平和は訪れる。これが俺達がお前のために・・・平和を信じる者達にしてやれる唯一つの事だ」と告げ、「俺はお前を守ると誓った。お前とこの世界を守るためには俺達が戦う以外に道はない」と宣言。
・「リリーナ様の事は私に任せるがいい」と歩みよったレディ・アン特佐、「・・・お前は全てを知っているのだな?」と確認するヒイロに、「全てはトレーズ様のご意志だ」と答え、「わかった。俺もその茶番に付き合おう」と同意するヒイロ。
・「ヒイロ・・・!あなたはやっぱり!」と死ぬ気で戦いに臨むのではと疑うリリーナに、「気にするな、リリーナ。生命なんて安いものだ。特に俺のは」と答えるヒイロ、「さよなら、リリーナ・・・」と別れを告げる。
・本隊合流したヒイロ達ZEXIS出撃、反乱軍に加担していたジノとアーニャもZEXISに共闘し、マネキン大佐ら反乱軍本体は露払いを終えて後退。自分も残ると無謀に言い張るコーラサワーには、「お前には私を守ってもらうという役があるのだが・・・」とあっさり言いくるめるマネキン大佐。(^^;
・まずは敵の第一陣たるアロウズ相手に戦闘開始。
・1PP敵10機撃墜してイベント発生。「ちっ・・・!つまらん戦いにつまらん野郎が来たようだぜ」とクロウが吐き捨て、西にアイム・ライアードが出現。「あなた一人で私達三人と・・・いえ、ZEXIS全員と戦うつもりですか?」と牽制するセツコに、「ご心配は無用です。今日の私の力は、あなた方の想像の遥か上をいくのです。そう・・・!この嘘に満ちた空間ならば!」とほくそ笑むアイム。「嘘に満ちたって・・・」と戸惑うエスターだが、「余計な事を言うんじゃねえよ!」とクロウが割り込む。
・「聞こえますか、皇帝ルルーシュ!あなたが私に力を与えるのです!花の涙が天の宵闇に鉄塊を謳う!あなたのおかげで私のスフィアはさらなる段階に達したのです!」と狂喜するアイムが分身を召喚し、「混沌が世界を嘘で満たす!そして、スパイラルネメシスと共に彼等が私を迎えにくる!」と言い放つ。
・「アイム・・・。嘘ってのは悲しい嘘もあるんだな・・・」と告げるクロウ、「嘘に囚われて生きてきたお前にもここで引導を渡してやるぜ・・・!」と宣告して戦闘再開。
・ヴァイエイトと戦闘後にセリフイベント。モビルドールのスピードに人間ならではの柔軟性を兼ね備えると警戒するデュオ達。ドロシーが「エピオンのシステムを応用したモビルドール指揮命令システム・・・さすがミリアルド様ですわ。これで血の通わぬモビルドールにも人の意志が働くようになるんですもの。さあ・・・お人形さん達。華麗なダンスを踊りなさい!」とほくそ笑む。
・2PP雑魚殲滅後、本物のアイムを撃破してイベント発生。興奮して文字化け混じりの戯言を喚き始めるアイムだが、すぐさま復活、「認めたくねえが、確かに今日の奴の力は半端じゃねえぜ!」と吐き捨てるクロウ。そこへ「あの男が来る・・・!」とセツコが警告して、アサキム・ドーウィン出現。
・「あなたでも今の私を滅する事は出来ませんよ!」と叫ぶアイム、「なるほど・・・。確かに君の因子の高まりは僕の想像以上だったよ」と答えるアサキムに、「呪われし放浪者!あなたもここで無に帰してあげましょう!それとも、その魂を彼等に再び捧げるのがお望みですか!」と勝ち誇る。
・「・・・スフィアを狩る前に君には罰を与えなければいけない」と気色ばむアサキム、「僕が何故ZONEに入ったか、わかるかい?」と問いかけ、思い当たったセツコとランドに「君達も感じたようだね。あのオリジン・ローの奔流の中で太極の力の流れを」と微笑、「迂闊だったね、偽りの黒羊。おかげで僕は、僕の得た力の使い方を知る事が出来たよ。教えてあげるよ。君が最も恐れるべきスフィアの力を僕は既に手に入れていたんだよ」と嘲笑、「知りたがる山羊!その力が君の嘘を暴く!」と宣告。
・かつて、とある研究機関でオーパーツの分析を命じられた研究者ハーマル、実績詐称で実力もなく、謎のオーパーツ分析にはメドが立たずに追い詰められ、嘘に嘘を重ねて戻れなくなり、アイム・ライアードと成り果てた。そのヴィジョンを居合わせた皆に見せたアサキム、「僕の持つ二つのスフィアの内の一つ・・・。知りたがる山羊の力だ」とほくそ笑み、「知りたがる山羊を発動させるキーは人間の持つ好奇心だ。その飽くなき探究心と知的好奇心は全ての真実を暴き立てる。それは偽りの黒羊の嘘さえも」と明かし、「その好奇心のおかげで彼女は僕の闇に踏み込み過ぎてその闇に呑まれたのだけどね」と苦笑。
・「今の気分はどうかな、アイム・ライアード・・・?いや、ハーマル・アルゴー」と呼びかけるアサキム、「自らの嘘を暴かれた君はスフィアの力が引き出せなくなっているだろうね」と冷笑し、「12のスフィアはそれぞれに因果を持つ。君の持つ揺れる天秤が、尽きぬ水瓶と共に力を高める関係にあるように」「それ故に一瞬とはいえ、オリジン・ローの本質を引き出す事が出来たんだよ」とクロウに告げる。「エスターを人間に戻した時の事か・・・」と得心するクロウ。
・「さあ、ハーマル・アルゴー。君の魂を狩る時が来たよ」と迫るアサキムだが、突然「そうはさせん!」と聖王機を狩るユーサー皇子が現れ、「アイム・ライアード・・・。自らの欲望のために我がインサラウムを滅亡に追い込んだそなただけは許さぬ!聖王の名の下、余がそなたに裁きを下す!」とアイム瞬殺。
・スフィアの移転を受けて「これが偽りの黒羊のスフィアか・・・」と呟くユーサー皇子、「あの男の野望のために生命を落とした民達よ・・・。仇は聖王機が討った。今はただ安らかに眠るがいい」と悼む。今度こそ終わりと確信したクロウ、「あばよ、嘘つき野郎。先に地獄へ行ってな。自分だけに都合のいい世界なんてものは許されねえのさ」と別れを告げる。
・「素晴らしいよ、殿下。あなたの祖国に対する愛が、偽りの黒羊を討ったんだね」と揶揄するアサキム、尽きぬ水瓶のスフィアを目覚めさせるキーである他者への慈愛は、治める国が滅びの危機に瀕することでようやく最大限に引き出せたと語り、「アイム・ライアードがやらなければ、僕がやったまでの話しだよ。つまり、あなたの祖国の滅亡は必然だったのさ」と言い放つ。
・「アサキム・ドーゥイン・・・。呪われし放浪者・・・。そなたも余の敵だ。そして、そなたをZONEから呼び覚ました者も!」と宣言。現れた破界の王ガイオウが「あいつは俺の同志になった」と明かし、「ユーサー・インサラウム。君との決着はいずれつけよう。次元の将は、まず君とZEXISの戦いを見たいそうだからね!」と言い放って共に撤退。
・「悪鬼共が・・・」と吐き捨てるユーサー皇子、話しかけるエスターには目もくれず、「聖インサラウム王国は火星に新たなZONEを構える」と宣言、その力で再び地球への全面攻撃を開始すると言い渡す。
・やらせないと気炎を上げるZEXISの前に、「その役目は私がやろう」とルルーシュ皇帝自らダモクレス要塞でご出座、スザクやミリアルドらの他デストロイガンダムのモビルドールを従え、「あなたの宣戦布告は、この地球の王である私が受けよう」「だが、今日は退いてもらおう。火星の決戦の前に俗事を片付けねばならないのでな」と言い放ち、「お前という男は・・・!」と扇が憤慨。ユーサー皇子はルルーシュ皇帝とZEXISのいずれかを火星で待つと告げ、互いの未来を懸けた一戦を約して撤退。
・ゼロと呼びかけられ「それは誰の事かな?」と白を切るルルーシュ、「この世界を治める事が出来るのは私だけだよ。女王リリーナの優しさという名の甘さも、皇帝シャルルの競争という名の不平等も、イノベイターの管理という名の支配も・・・全ては足らないのだ!この私の統治なくして、世界は新たな時代を迎えられない!」と断言。ディートハルトと王留美がルルーシュを礼賛し、スザク、ジェレミア、C.C.、ブシドー、ミリアルドらがその意に答えて、「全軍、攻撃開始!ZEXISを討ち、この世界を我が手に!」と号令して戦闘再開。
・竜馬がルルーシュと戦闘時セリフイベント。「言っておくが、俺は敵には容赦しない男だぜ!」と吠える竜馬、「知っているよ、流竜馬。君は私にとって最も有用な兵士の一人だった」と微笑むルルーシュに、「そうかよ!だったら、その力を今度はお前自身の身で味わえ!俺は・・・!俺達を裏切ったお前を許さない!!」と咆哮。(フフ・・・その熱さ・・・。もしかしたら、俺の戦略も知略も何もかもひっくり返されるかもな・・・)と苦笑するルルーシュ。
・3PP雑魚掃滅。
・3PPスザク撃墜。「枢木スザクはここまでだ・・・。後は・・・」と言い残してランスロット・アルビオン爆発、「お前は・・・本当にこんな終わり方で良かったのかよ・・・!」と悼むシン達だが、ヒイロは(枢木スザク・・・。奴の戦いは、まだ終わっていない・・・)と沈痛に独白。(;_;)
・3PPブシドー撃墜。「・・・我が魂が浄化されていくようだ・・・さらば、ガンダム・・・。そして、さらば・・・我が仮面よ・・・」と言い残してスサノヲ爆発、「武士道とは死ぬ事と見つけたり・・・。生きるために生命を捨てたか。見事だ、ミスター・ブシドー」と藤堂賞賛、宿敵だった刹那は(生きろ・・・そして、お前も生きるために戦え)と心中でエール。
・キラがミリアルドと戦闘時セリフイベント。コロニーの自由と独立を勝ち取った事だけは認めたキラだが、必要悪と主張するミリアルドに、「必要な悪・・・。そんな言い訳を使う人を僕は認めません。安易な手段に逃げないでください、ゼクス特佐!あなたはそんな小さな人間ではないはずです!」と叱咤。
・3PPゼクス撃墜してイベント発生。「まだだ!この戦いの結末を私は見届けなくてはならない!」と北西に移動するゼクス、強者が弱者を作り出すと地球側を非難し、「皇帝ルルーシュが倒れるまで私も戦うのだ!」と叫ぶ。
・「お前とゼロとトレーズは同じだ!弱い者を守るために大義を振りかざす!しかし、それは決して弱い者を助ける事にはならない!」と糾弾するヒイロ、弱者が嫌いだったと告白しつつ、「ゼクス・・・。強者など、どこにもいない。人類全てが弱者なんだ。俺もお前も弱者なんだ!」と諭す。
・「私はまだ、自分を弱者と認めていない!」と言い張るゼクス、「既に地球と宇宙の対立を生んでいた過去の遺物はルルーシュの手によって破壊された!これ以上のお前の行為は無意味だ!」と指摘するヒイロに、「所詮は血塗られた運命・・・!今さら、この罪から逃れようとは思わん!決着をつけるぞ、ヒイロ!」と挑む。
・「未来は見えているはずだ!」と叫んで交錯したヒイロ、敢えて直撃を避け、「何故、コックピットを外した・・・」と呆然とするミリアルドに「・・・リリーナが悲しむ」と告げる。「・・・平和に必要なもの・・・。それは人を思いやり、理解してやる強い心だ」と告げるミリアルドに、「わかり合う事と迷い泣き強い心・・・」と刹那、「イオリア・シュヘンベルグの目指した世界・・・」とヒイロが呟く。
・「そうだ。お前達のような人間が平和を創る・・・ヒイロ・・・。お前は純粋過ぎる。そして、優し過ぎる・・・しかし、そうでなければ生きる資格がないという事か・・・ならば、私はどこまでも生き抜いてみせる!トレーズとルルーシュの分までも!誰よりも厳しく、戦士としてな!」と宣言するミリアルド、「また会おう、ヒイロ!」と告げて、エピオン爆発。
・3PP、分析かけたC.C.を突撃魂のヒイロで瞬殺。「さすがだよ・・・。私の負けだ」と呟くC.C.に、「どうでもいいよ、そんな事」と告げるカレン。「フ・・・勝つとか、負けるとか、そんな心が私にまだ残っていたとはな」と呟いてランスロット・フロンティア爆発。(あんたはあたしよりルルーシュに近い所にいたんだね・・・)と複雑な想いに顔を歪めるカレン。
・3PPジェレミア卿撃破してイベント発生、SRポイントget、55ポイント到達してプラチナエンブレム&資金25万get。「我が忠義は、まだ終わらず!」と言い残して北東に移動するジェレミア卿に、「オレンジ・・・逃がさない」とアーニャが追撃。「ナイトオブシックス!主なき身で私を追ってくるか!」と驚くジェレミア卿に、「何かに頼る弱い男・・・!」と吐き捨ててアーニャが攻撃、「記録、終了」と呟く。
・「まだまだ!」と叫ぶジェレミア卿、「記憶せよ!ジェレミア・ゴットバルトを!お前に敗北を刻み込んだ記念すべき男の名前だ!」と叫んで渾身の反撃を試みるものの、「記憶・・・関係ない・・・。どうせ私には記憶が・・・」と呟くアーニャに、「まさか、君にもギアスが・・・!?ならば、私の取る道は一つ!」とギアスキャンセラー発動して、サザーランド・ジーク爆発。ギアスによる記憶改竄を解除されて、(何・・・?頭の中の霧が晴れたみたい・・・あのオレンジが何かをやったの・・・)と戸惑うアーニャ。
・アポロがルルーシュと戦闘時セリフイベント。「感じるぜ、ゼロ!今のお前の周りを覆っている匂い・・・こいつは奴と同じで・・・」と言いかけたアポロを、「そこまでだ、アポロ。君と話す言葉を私は持っていない」と遮るルルーシュ。力づくなら相手をしてやると意気込むアポロ、「だが、君では私には勝てない。君達の戦術パターンは全て把握している」と冷笑するルルーシュに、「甘く見るなよ、ゼロ!だったら、俺達はお前の知っている俺達の上を行ってやる!」と言い返すアポロ。(そうだ、それでいい。お前なら、きっとそれが出来る。その何にも縛られない自由な心があれば・・・)と内心で祝福するルルーシュ。(;_;)
・五飛がルルーシュと戦闘時セリフイベント。「ゼロ!お前もトレーズと同じなのか!」と叫ぶ五飛、無言のルルーシュに「答えないか!ならば、もはや問答無用!」と気炎を上げる。(戦え、五飛。お前はお前の信じる正義のために)と内心でエールを送るルルーシュ。
・カレンがルルーシュと戦闘時セリフイベント。「あなたは私が倒す!それが私に出来る唯一の事だから!」と健気に叫ぶカレンに、「思い上がるのも、そこまでだよ。君達では私を止める事は出来ない。所詮、君達は私の駒だ。私の世界統一の最後の障害という役割をここでは演じてもらおう」と冷笑するルルーシュ。「ルルーシュ・・・。それがあなたの本心なの・・・」と悲痛に顔を歪めるカレンだが、「もう私はためらわない・・・!あなたは私の手で討つ!」と決然と宣言。(来るがいい、カレン。そして・・・お別れだ・・)と秘かに独白するルルーシュ。(;_;)
・キリコがルルーシュと戦闘時セリフイベント。「お前も戦争で誰かを支配する事を選んだか」と告げるキリコに、「一兵士では私の考えている事は理解できまい」と冷笑するルルーシュ、「来るがいい、キリコ。死すら越えるお前の存在も、今の私の前には無力であるのを教えてやる!」と言い放ちつつ、(その何者にも屈しない魂・・・。キリコ・・・お前のように俺も生きたかった)と独白。
・ヒイロがルルーシュと戦闘時セリフイベント。「この日が来たか、ゼロ」と告げるヒイロに、「言い訳はしないさ、ヒイロ」と答えるルルーシュ。「そうか・・・ならば、ゼロ・・・。約束通り、お前を殺す」と言い渡すヒイロに、(ヒイロ・・・俺は運命を変える事は出来なかった。お前の協力に感謝する。さらばだ、ヒイロ・ユイ・・・)と別れを告げるルルーシュ。(;_;)
・桂がルルーシュと戦闘時セリフイベント。「支配とか、暴力とか・・・。お前はそういうのを嫌ってると思ったんだけどな」と告げる桂に、「誰かにそれをやられるのは我慢できない。だが、自分がそれをやる立場になれば、別の話しなのだよ」と冷笑するルルーシュ、責任を取ってもらうと迫る桂に、(どんな強大な力にも怯む事ない奔放さ・・・。フフ・・・あなたが羨ましいよ)と独白。
・バサラがルルーシュと戦闘時セリフイベント。「腹の中にためこんでるものは全部吐き出しちまえ!」と叫ぶバサラ、「仮面なんて割っちまえ!俺の歌を聴けぇぇぇっ!!」と豪快に笑う。(いい歌だ、ファイアーボンバー・・・。俺もお前達のように心の思うままに生きられれば、よかったよ)と独白するルルーシュ。
・キラがルルーシュと戦闘時セリフイベント。「甘いな。かつての仲間に銃を向ける事をためらうか」と叱咤するルルーシュに、「・・・僕にも覚悟がある。君が止まらないのならば、僕は君と戦う!」と応えるキラ、「ゼロ!もうこれ以上、悲しみは広げさせない!」と叫ぶ。(同感だよ。だから、俺はこの場にいる)と独白するルルーシュ。
・刹那がルルーシュと戦闘時セリフイベント。「君と同じように世界は変わる・・・。この私の手によって」「ソレスタルビーイング・・・!君達の望んだ平和がもうすぐ来るのだよ、この私の手によって!」と告げるルルーシュに、「ゼロ・・・。お前は世界の歪みの中心となった。破壊する・・・。お前と・・・お前の創ろうとする世界を」と宣告する刹那。(感謝するぞ、刹那。お前の変わらぬ想いに)と独白するルルーシュ。(;_;)
・クロウがルルーシュと戦闘時セリフイベント。「久しぶりだな、ゼロ。・・・と言っても、あんまり楽しい再会ではないがよ」と告げるクロウ、「考え直すつもりはないか?」と問いかける。「私にもやるべき事がある。あなたの借金返済と同じよう」と応えるルルーシュに、「・・・参ったな。それを出されちまったら、俺からはもう何も言えない」と絶句するクロウ、「じゃあな、ゼロ・・・。お前の事・・・嫌いじゃなかったぜ」と微笑む。(偽りの黒羊の言葉の意味を悟りながら、俺と戦うか・・・感謝するぞ、クロウ。あなたの望む自由と平和は、もうすぐ来る)と独白するルルーシュ。
・3PP、最後にダモクレス要塞撃墜して戦闘終了。「私は脱出する!私さえ生きていれば再起は可能だ!」と脱出を試みるルルーシュ、新しい世界を世に伝えるため連れていってくれと懇願するディートハルトに、「お前のような男にそれを見る資格はないのだ」と突き放し、「王留美・・・それはお前も同じだ」と言い渡す。
・覚悟は出来ていると微笑む王留美に、「ならば、せめてもの手向けだ。この旧時代の象徴であるダモクレスをお前達の墓にするがいい」と告げるルルーシュ、せめてギアスの力でと懇願するディートハルトに「お前にはギアスを使う価値もない」と吐き捨てる。
・ダモクレス要塞は爆発、蜃気楼で離脱するルルーシュにZEXISの一斉砲撃が集中し、「くっ!絶対守護領域でも防ぎきれんか!」と呻くルルーシュ、落ちる蜃気楼から辛うじて脱出。「ルルーシュ!あんたはあたしの手で終わらせる!」とカレンらが追撃。
・「ちいっ!全世界の人間が見ている前でこのような無様を晒すとは・・・!」と舌打ちするルルーシュの前に、「そこまでだ、ルルーシュ!」と妹ナナリーを連れた姉コーネリアが立ちはだかる。「だが、お前達では私は止められん!」とジェレミア卿に足止めさせるルルーシュ。
・そこへ仮面の男ゼロが登場、「いかん!ゼロの狙いは陛下か!」と焦ったふりをするジェレミア卿、(行け・・・!仮面の騎士よ!)と内心でエール。無言でルルーシュに迫ったゼロがルルーシュを撃ち、「お兄様!」とナナリーが泣き叫ぶ。
・(よくやった、スザク・・・)とゼロに扮したスザクを賞賛するルルーシュ、(世界の憎しみは、この俺に集まった・・・。後は俺が消える事で、この憎しみの連鎖は断ち切れる。古き因習は俺が全て持って行く・・・。後はリリーナを始めとする平和主義者が世界を変えてくれるだろう・・・これで世界は軍事力ではなく、話し合いという一つのテーブルに着く事が出来る。明日を迎える事が出来る・・・)と独白。
・スザク(それこそがゼロ・レクイエム・・・)と応じ、ルルーシュ(そうだ・・・。世界への鎮魂歌だ・・・)と穏やかに微笑。(Cの世界で僕等は知った。人々が明日を望んでいる事を・・・)と思い返すスザクに、(なあ、スザク・・・。願いとギアスは似ていないか?自分の力だけでは叶わない事を誰かに求める・・・)(そう・・・。俺は人々の願いという名のギアスに掛かる。世界の明日のために・・・スザク・・・。お前は英雄になるんだ。世界の敵、皇帝ルルーシュから世界を救った救世主ゼロ・・・)と語るルルーシュ、(これはお前にとっても罰だ。お前は正義の味方として仮面をかぶり続ける。枢木スザクとして生きる事はもうない。人並みの幸せも全て世界に捧げてもらう・・・。永遠に・・・)と告げて、(そのギアス・・・確かに受け取った)と誓うスザク。
・「そんな・・・!お兄様は今まで私に嘘を・・・!」とルルーシュの真意を悟ったナナリー、「お兄様!愛しています!」と泣きながらすがりつく。「俺は・・・世界を・・・壊し・・・世界を・・・創・・・る・・・」と呟くルルーシュに、(さよなら、ルルーシュ・・・)と仮面の下で別れを告げるスザク。
・混乱するZEXISの面々に、ヒイロ「あのゼロは枢木スザクだ」、五飛「全てあの男の筋書き通りだ・・・」と明かし、「世界を変える代償として全ての憎しみを背負い、そして、死んでいった・・・」とヒイロが悼む。何故止めなかったと責めるエスターに、「・・・あいつが・・・ゼロが望んだからだ・・・」と苦く呟くクロウ。
・レディ・アン特佐が全世界の人々に、皇帝ルルーシュがZEXISと黒の騎士団ゼロの手により討ち取られたと放送、絶対君主を失った地球連邦政府は自動的に旧来の連邦共和制へ移行すると宣言し、各国家に新たな代表選出を要請、「一人の絶対の統治者を失った今、皇帝ルルーシュの作り上げた平等にのっとり、主権は全ての人民にあります。その権利に基づき、我々は世界を再生させなければなりません」と呼びかける。
・「ルルーシュ・・・。あたしは・・・あんたを・・・許さない・・・だから・・・認めない・・・。あんたが死んだなんて・・・認めないよ!」と悲痛に叫ぶカレン。
・トレーズに託された全ての任務を終えたレディ・アン特佐、「見ての通り、魂の抜け殻ですが、どうか、父上のご無念をお晴らし下さい」とリリーナに処断を求めるが、「もう終わりにしましょう。復讐も、戦いも。そして、共に前に進みましょう。残された者が手を取り合って」と許しを与えるリリーナ。
・「そんな事が許されると思って!?」と食ってかかるドロシー、「人は戦わなければならない・・・!戦って戦って・・・その醜さに、惨さに、悲惨さに人が絶望するまで!人類の心そのものを変革させないと・・・!そうしなければ人類は・・・お父様のように滅んでしまうわ!」と言い募る。ドロシーの父が戦火の中で落命したと知らせるレディ・アン特佐に、「ドロシー・・・。あなたはやはり優しい人だったのですね」と微笑むリリーナ、「もう十分なのです、ドロシー・・・。この戦いで人は戦争の悲しさを知りました」「だから今、私達は自らを犠牲にして愚かさを気付かせてくれた人達のために戦いを止めなければなりません」と諭して、これからの世界のための助力を要請。
・(私達も歩みを止めるつもりはありません。あなた達が切り拓いてくれた未来への道を全ての人達と共に進んでいきます。だから・・・だから、今だけ・・・少しだけあなた達の事を思うため立ち止まらせてください・・・)と想いを馳せるリリーナ。
・一方、プトレマイオス2の医務室では、救命されたルルーシュが意識を取り戻し、自分が死んでいない事に驚愕、C.C.やスザク、ジェレミア卿も同席し、「相変わらず想定外の事態には弱い男だ」と呆れるC.C.。(^^;
・「あなたの生命を救ったのは私達よ」と告げるスメラギさん達、公式には皇帝ルルーシュが仮面の男ゼロに暗殺されて腹心も全て戦士した事になっていると明かし、助けた事に抗議するルルーシュに「甘ったれるのもいい加減にしなさい」と冷たく一喝、「君は自らには死を、そして、スザク君には人生を奪うという罰を与えたと思っているのだろう」「だが、それでは足りないな」とF.S.とジェフリー艦長が告げ、「あなたは全ての憎しみを背負い、戦いを終わらせようとしたのだろうけど、事実として、まだ平和は来ていない・・・。あなたが罪を償うつもりがあるのなら、私達と共に戦ってもらうわ」「ルルーシュ・ランペルージもルルーシュ・ヴィ・ブリタニアも死んだ。私達が求めるのはゼロだけよ」と言い渡すスメラギさん。
・ゼクスやトレーズ閣下の志を継いでほしいとノインも口添えし、ジェフリー艦長「君は責任を取らなくてはならない。この世界の未来と・・・そして、ZEXISに」、スメラギさん「あなたはZEXISの全権をエルガン・ローディックに託されたのを忘れているの?」と指摘、F.S.が「彼は最期に我々を・・・ZEXISと未来を信じるとの言葉を遺した」と明かし、「私達は彼の想いも背負って戦わなくてはならない。ゼロ・・・。あなたもそれに背を向ける事は許されないわ」と厳しく告げるスメラギさん。
・「ルルーシュ・・・」と呼びかけるカレンに、「・・・誰に向かって言っている?」と遮るルルーシュ、「この世界にルルーシュはいない。ルルーシュ・ランペルージもルルーシュ・ヴィ・ブリタニアも死んだ。俺は・・・ゼロだ・・・!」と宣言し、ジェレミア卿「お供させていただきます!」、C.C.「お前が戦うというのなら私も行くしかあるまい・・・」と賛同。
・「俺は・・・今でもルルーシュを許して這いません」と硬い表情で告げる扇だが、「だがよ・・・!黒の騎士団のリーダーは、やっぱりゼロだぜ!」と玉城が笑いかけ、BGM"Colors"と共にスメラギさんから仮面を受け取るルルーシュ。「僕も行くよ。僕はナイトオブゼロだから」とスザクが宣言、「フ・・・俺とお前と黒の騎士団とZEXISが揃えば、恐れるものは何もないか・・・」と微笑むルルーシュに、「ゼロ・・・」とカレンもようやく笑みを見せる。
・ゼロのやってきた事を包み隠さず私情を交えず、特異の露悪的な物言いなしで話すよう要求するジェフリー艦長やスメラギさんに、「・・・長い話になるぞ」と苦笑するルルーシュ、(ユフィ、シャーリー、ロロ・・・。アッシュフォード学園のみんな、黒の騎士団、ZEXIS・・・ギアスの暴走で死んだ日本の人達・・・俺のために運命を歪められた多くの人達・・・。これしか俺には出来る事がない・・・ナナリー・・・。俺はお前と、お前の愛する世界を守る。この仮面と共に・・・さようなら、ナナリー・・・。愛している・・・)と独白。(T^T)

●第58話:閃光!!進化の果て!
・パレス・インサラウムで私室に戻ったユーサー皇子、スフィアの反作用でひび割れ始めた左頬を秘かに訪れるマリリンに見せて化粧による隠蔽を依頼。痛みに意識を保つのが難しい時もあると吐露するユーサー皇子、「何故・・・何故そこまでして・・・」と絶句するマリリンに、「愛する事に理由など不要だ」と断言して微笑む。
・女嫌い同盟だとビリーに好感を示すクロウ、いぶきと青山から自身のリア充ぶりを指摘され、エスターとマルグリットが別にそう言うわけでは・・・!と恥じらいまくり、「レディがうろたえる姿は、はしたなくも、美しいものですな」と揶揄うジェレミア卿。
・「ちなみに茶葉の等級は・・・」と紅茶について問うクロウに、「無論、オレンジペコです」と即答するジェレミア卿。「感謝するぞ、ジェレミア。この短い間に俺の後始末をしてくれた事を」と労うゼロに、「ゼロ様のギアスの全ては、私のギアスキャンセラーが解除しました。これで世界からギアスは消滅したのです」と応じるジェレミア卿、「許されぬ罪は自らの行動で償う・・・。そのために私もゼロ様と共に生命を懸けて戦うつもりです」と宣言。
・人並みの幸せは捨てたと頑なゼロとスザク、お茶も楽しめないと揶揄われつつ、アナ姫が「でも、安心しました。やはり、あなたは私の見立て通り、真面目な方でした」とゼロに微笑みかける。戸惑うゼロの様子に、年下の女の子には甘いと揶揄するカレンと沙慈。
・そんなゼロの様子に静かに微笑むスザク、「・・・許せない事なんてない・・・。それはただ許さないだけ・・・許したくないだけ・・・」と呟き、「僕が許されるとは思わない。でも、ゼロ・・・僕は許そうと思う」と静かに告げる。「・・・そうか」と受け入れるゼロだが、仮面越しにストローでアイスティーを嗜む様子を笑われて憤慨。
・最初は頼りないボンボンだったとユーサー皇子の変貌ぶりに驚くZEXISの面々。「平和な時代だったならば、その鷹揚さで、きっと良き王となり、民達にも慕われただろう。だが、殿下は変わってしまわれた・・・。次元力と戦いに取り憑かれ、インサラウムを破滅へと駆り立てている」と嘆くマルグリット、真情を思いやるセツコに、「ありがとう、セツコ。だが、私はもう覚悟を決めている」「その先は言わないで・・・決心が鈍るから・・・」と悲痛な面持ちで告げる。
・エスターも、「・・・あたしが次元獣だった時、皇子がずっと側にいたような気がするんだ」と言って、記憶は曖昧ながら何故だか戦いたくないと顔を曇らせる。このままでは憎しみをぶつけ合う泥沼の全面戦争になりかねないと危ぶむZEXISの面々。
・「世の中の99.99%は金で解決できると思ってた奴がいたが、人の気持ちばかりはどうにもならんな・・・」と呟くクロウに、「お前よ・・・。自分ではいい台詞を言ったつもりだろうが・・・」「145万Gの借金がある人が言ってもあんまり説得力ないよ」とランド&メールがツッコみ、セツコが「あの・・・失礼ですけど、返済の計画ってあるんですか?」と顔を曇らせる。借金が減ってもいつの間にか倍に増えるから計画は無駄と揶揄するワッ太達に、大物相手で返済完了してるはずなのに査定がおかしいと不平を漏らすクロウ。見立てが甘いと揶揄う貧乏クジ同盟をよそに、「やっぱり、返済の目処は立ってないんですね・・・」と俯くセツコ。(^^;
・火星付近にインベーダー出現の急報が入り、「光子力の光・・・。それを殲滅するために奴等が来る・・・」と呟く號。
・3PP敵全滅してイベント発生、SRポイントget。北の中央、火星を取り囲むようにインベーダー増援出現、率いるのは合体・巨大化したコーウェン&スティンガー。おぞましさ二乗とヨーコが辟易する中、「さあ、心の扉を開き、我等と交わるのだ」「今こそゲッター線の本当の意味を知るがいい」と迫るコーウェン&スティンガー。
・コーウェン&スティンガー曰く、ゲッター線は生命体に進化を促す神の如きエネルギーであり、かつて太陽系の形成直後、オールトの雲から降り注いだ多数の彗星に含まれた有機物質が、気まぐれに降り注ぐゲッター線で生命へと進化、以後も周期的に訪れるゲッター線で幾つかの生命が繁栄と没落を繰り返した。
・「お前達が弄んだゲッター線によって我等は知性を持つ事が出来た!」「そして、知ったのだ!人類と我等はオールトの雲を起源とする同種族なのだ!」と告げるコーウェン&スティンガーに、衝撃を受けるZEXISの面々だが、「違う!」と渓が否定、「たとえ、お前達と同じ起源だろうと・・・!たとえ、ゲッター線を浴びたからとしても!あたし達人類は自らの意志で進化したんだ!」「ゲッター線に頼り、寄生しながら突然変異を繰り返した化け物とあたし達は違うんだぁぁぁぁっ!!」と叫ぶ。
・何もわかっていないと嘲るコーウェン&スティンガー、「この形こそが進化の理想型。絶望の未来を生き抜くための英知だ」と告げるものの、「お前達は黒の英知の語る未来の災厄を知っているのか!」と問い詰めるロジャーには答えず、「神と悪魔・・・。その戦いに、お前達ごとき惰弱な人類など何の関係もないのだ」「その戦いに巻き込まれ、ゴミのように死んでいくのが関の山だよ」と嘲笑、「我等と一つになれば、その絶望の未来を回避できよう」とほくそ笑む。
・人類ごときが自分達に勝ち目はないと言い放つコーウェン&スティンガーに、「それをお前等に決める権利はねえんだよ!」と噛み付く竜馬、「御託を並べる暇があったら来やがれ!俺達の進化が・・・生き様が間違いかどうか、その目で確かめてみろ!」と咆哮。
・更に、火星周辺は制圧済と勝ち誇るコーウェン&スティンガーに、「それはどうかな、飢える破壊魔よ」とユーサー皇子が割り込み、「そなた等に抗する力を知るがいい!」と啖呵。火星の裏側ではユーサー皇子指揮下の次元獣がインベーダーに抗戦、周辺宙域でもバジュラが現れてインベーダーと戦闘。
・「銀河を渡る者め・・・!何故、人間に味方する!」と憤るコーウェン&スティンガーに、「決まってるぜ。お前等が嫌いだからだ」と冷笑する竜馬。クロウが「礼は言わないぜ、皇子」と告げてユーサー皇子と一時休戦。
・小型インベーダーを取り込んで更に巨大化するコーウェン&スティンガーに、竜馬と號、渓らが吠えて、戦闘再開。
・ユーサー皇子が戦闘時セリフイベント。BGM"王の愛は民のために"と共に、(クロウ・ブルースト・・・。そして、マルグリット、エスター・・・このような所で死す事は許さぬ・・・!我等の決着をつけるのは、あの赤き星だ!)と独白するユーサー皇子。更に戦闘後、「わかるか、揺れる天秤。偽りの黒羊の力を得た余のスフィアの力はそなたを遥かに凌駕する。この力の前に敵はない・・・!火星の大地に下りる前にそなた等は自らの敗北を知るがいい!」と挑むユーサー皇子。気が早いといなすクロウ、互いの健闘を呼びかける。
・4PP雑魚殲滅完了。
・アムロがコーウェン&スティンガーと戦闘時セリフイベント。「この男・・・人類の進化の先頭を走るか」「ならば、ここで葬るまで!」と告げるコーウェン&スティンガーに、「俺はここで終わるわけにはいかない!まだ見ぬ人類の未来のためにも!」と啖呵を切るアムロ。
・竜馬が戦闘時セリフイベント。「そんなちっぽけなゲッター線で・・・!」「我等を倒せると思うなよ!」と凄むコーウェン&スティンガーに、「真ゲッターのゲッター線量ではこいつ等を飽和状態に持ち込むのは難しいか!」」と焦る隼人と弁慶だが、「俺達の武器はゲッター線だけじゃねえ!ゲッター線が足りなきゃ、ぶん殴って、切り裂いて、ぶち抜くだけだ!この化け物は必ず叩き潰す!!」と竜馬が猛々しく咆哮。
・4PP、撹乱、分析、脱力、装甲ダウン等総動員しつつコーウェン&スティンガーを削り倒して撃破、戦闘終了。
・「いったい何がこれ程までに奴等を動かすのだ!」と驚き焦るコーウェン&スティンガーに、「お前達にはわかるまい!」と叫ぶ號。その意識がZEXISの面々に伝わり、「記憶・・?思い出・・・!?これが號のエネルギー源!進化の源だったんだ!」と驚く竜馬に、「それは彼だけではない」とゼロ、「記憶や思い出・・・。想いは力になる」とスザクが説明し、「わかったぞ・・・!號と共に真ドラゴンを起動させるはずだったゴールとブライに欠けていたもの・・・!そして、早乙女博士が目指し、俺達に託した事・・・!」と隼人、「それはゲッター線に頼らずに未来を切り拓くのに必要な力!前へ進もうとする意志!」と渓が呼応。
・往生際悪く更にインベーダーを呼び寄せようとするコーウェン&スティンガーに、「奴にとどめを刺すのは俺達の役目だ!」と號を制して竜馬が突貫、「奴の内部に飛び込み、真ゲッターのゲッター炉を暴走させる!」と隼人が宣言、躊躇う渓に「子に未来を託すのは親の務めだ」と弁慶が諭す。
・「流竜馬!」「この次元でも我等の邪魔をするか!」と叫ぶコーウェン&スティンガーに、「ごちゃごちゃとわからねえ事を!脳にまでゲッター線が回ったかよ!」と罵る竜馬、「あばよ、ダチ公」と不敵に微笑むや、雄叫びをあげてコーウェン&スティンガーに突っ込みながらゲッター炉を暴走させる。
・気付くと異空間で無数のゲッターっぽいマシンに囲まれていたゲッターチームに、「待っていたぞ、ゲッターチーム」と呼びかける竜馬に似た何者か。竜馬「そうか・・・!俺達は!」、隼人「未来永劫の時の狭間で戦うために・・・」、弁慶「ゲッターチームに選ばれた・・・」と悟るゲッターチームに、「だが、まだ今はその時ではない」と何者かは告げ、真ゲッターは元の空間に復帰。
・コーウェン&スティンガーは消滅。「フ・・・どうやら俺達にはまだこの世界でやる事があるんだそうだ」と隼人が不敵に笑い、「こっちの話だ。・・・なあ、號?」と声をかける竜馬。
・「やはり戦いを望むのですか?」と語りかけるマルグリットに、「裏切り者め。余に話しかける資格があると思うな」と一喝するユーサー皇子、取りなそうとするエスターにも「黙れ、小娘。余はそなたなどと話す舌は持たぬ」と切り捨て、「ZEXISよ。あの程度の敵に苦戦しておいて余とアークセイバーに勝てると思うなよ」と宣告、完成した人造リヴァイヴ・セルで5億の民から作られる人造次元獣に勝てると思うかと挑発し、「火星の大地で待っているぞ、ZEXIS!最後のZONEとアークセイバーがそなた達を迎え撃とう!」と言い置いて撤退。
・「もう私はためらわない」「インサラウムのため・・・!二つの世界の平和のため!この手であなたを討つ!!」と誓うマルグリット。

●第59話:最後の聖王
・ZEXIS迎撃準備を整えたアンブローン、この身に代えても葬ってみせると先陣を務め、全てを捨てて得た次元科学は聖インサラウム王国とユーサー皇子のためだったと感慨、「もしもの時には殿下に我が次元科学の到達した極みをお見せいたしましょう」と宣言。
・アンブローンの覚悟を認めたユーサー皇子、「全てはあるべき場所へ向かう。アンブローンも・・・そして、余も・・・ジェラウド、ウェイン、シュバル・・・数多くのアークセイバー達と共に・・・」とと呟く。「マルグリットの事はよろしいのですか?」と気遣うマリリンに、「・・・手を握った事もないんだ。今さら、未練はないさ」と苦笑するユーサー皇子だが、スフィアの反作用による崩壊は進行。
・「殿下・・・。『幸福の王子』という話をご存知ですか?」と問うマリリン、幸福の王子とツバメの物語を語り、「ですが、殿下・・・。王子の心は幸せに満ちていました。・・・そして、このマリリンも。奪う事しか知らなかった私は殿下と出会い、初めて他人に与える喜びを知りました」と微笑、(子供の頃、組織に頭の中をかき回されて以来、今日まで好き放題に生きてきたけど・・・今なら何となくわかる・・・。フラフラちゃんがオーディスで子猫ちゃんを助けた時の気持ちも・・・)と独白。
・「・・・すまない、マリリン殿・・・。だが、もう余は・・・そなたに与えられるものは何もない」と詫びるユーサー皇子、「いいのです。与える事しかなさらない殿下には、このマリリンが全てを捧げましょう。ですから、一言だけ私に下さいませ」と答えるマリリンに、「・・・マリリン・キャット。余と聖インサラウム王国のため、sの生命を捧げよ」と告げ、「来るがいい、ZEXIS。余の真の力でお前達を迎え撃つ・・禁忌に手を染め、誇りも正義も捨てた戦い・・・。我等は勝利のためなら手段を選ばぬ。そして、未来を切り拓く。聖インサラウム王国の再世のために」と宣言。
・あまり気負うなと忠告するクロウに、「・・・私はアークセイバーだ」と応じるマルグリット、「その最後の使命は聖インサラウム王国を滅亡に追い込むユーサー・インサラウムを討つ事だ。それを果たした時、きっと私は、お前達と共に歩む事が許されよう」と宣言、ユーサー皇子さえ倒せば故国の在り方も変わると希望を口にする。
・辿ってきた軌跡を振り返るスメラギさん、「イノベイドが作り上げた歪んだ世界は戦乱で荒れ果て、皇帝シャルルやトレーズ、シュナイゼル、ミリアルド等によって破壊され・・・そのカタストロフィは皇帝ルルーシュに集約され、ゼロという記号により無へと帰した」と総括。世界は新たな時代に向けて動き出すとディアナ様が希望を示すものの、その前には聖インサラウム王国、そして破界の王ガイオウと呪われし放浪者アサキム・ドーウィンが立ちはだかる、と気を引き締めるZEXISの面々。
・火星でZONE警護につくアークセイバー団員の中からも、侵略者に堕して戦いを泥沼化させるユーサー皇子への疑問がもれはじめるものの、アンブローンとマリリン率いる本隊が現れて容赦なく粛正、「ハハハ!やる気がないんなら、とっとと逃げなよ、腰抜け騎士さん!」とマリリンが嘲笑し、「闘志なき者は一歩前に出ろ!このアンブローン・ジウスがその者をこの手で粛正してくれる!」とアンブローンが恫喝。沈黙した騎士達を嘲るマリリンに、「この者達も殿下のために立派な弾除けになってくれよう。アークセイバーも民の生命も全ては殿下のためにあるのだからな!ハハハハハ!」と言い放つアンブローンも嘲笑。
・やってきたZEXISと対峙するアンブローン、マリリンを後退させ、「この火星のZONEがあれば、5億の民全てを完璧な次元獣へと変貌させる事が可能なのだ!」と言い放ち、「この火星より再世の未来が始まるのだ!」と宣言して戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅後、パレス・インサラウムを削り倒してイベント発生、SRポイントget。次元力を侮るなと哄笑するアンブローン、「これが我が次元科学の極み・・・!完成した人造リヴァイヴ・セルだ!」と勝ち誇り、ZONEの力も借りて自分ごとパレス・インサラウムを次元獣化、併せてルーク・アダモン2体も召喚。
・「アンブローンさん!もうやめてください!」「そんな事をしたら、あなたは・・・」と悲痛に呼びかけるエウレカだが、「こレが最キョウの人造次元獣・・・エクさ・あダモんだ」と侵食されたアンブローンは一顧だにせず、「いったい何のために!?」と問うマルグリットに「我ガ君・・・ユーさー・イんサラうむニ勝利を捧げルためダ」と即答。「何という忠義・・・!何という献身・・・!」とジェレミアが感動、「だが、その向かう先は間違っている!」とスザクが憤って、戦闘再開。
・2PP雑魚殲滅後、エクサ・アダモン削り倒してイベント発生。「殿下!私ノ全てをインさらウムの未来ニ!」と言い残してアンブローン爆死。「あの人の考えていた事が最後までわからなかった・・・」と顔を曇らせるエウレカ。
・「我が臣下のために涙を流すか・・・」と南にユーサー皇子出現、左右に広く次元獣とアークセイバー召喚。立派な死に様だったと告げるクロウに、「だが、アンブローンは敗れた。奴の次元科学など、その程度だったという事だ」と酷薄に笑うユーサー皇子、「・・・所詮はただの人間・・・。禁忌の扉を開けてやっても、その先に進む事は出来なかったか」「全てを統べるオリジン・ロー・・・。その力は太極に選ばれし者だけに許されるものだ」と見下す。
・「いい機会だ。そなた等にも教えてやろう。オリジン・ローとは恒星に由来する破壊と再生の力だ」と語り出すユーサー皇子。地球が巡る太陽こそ特に強いオリジン・ローを発する恒星達の力を一つに集める特異な恒星であり、地球はそれらを引き出すのに最適な位置にある。そして地球から見た黄道に並ぶそれら12星座と対応して12の鍵たるスフィアが存在、それぞれの次元力を引き出している。
・火星のZONEは地球のオリジン・ローを引き出すために造ったと明かすユーサー皇子、「余ならば、それが可能だ。二つのスフィアの力を手にしたこのユーサー・インサラウムならば!ZONEとスフィアの力があれば、残るアークセイバーの全てを新たな次元獣にする事も出来よう!それでも足りないならば、5億の民の幾らかを使えばいいまでだ!この戦いに勝利して、余は聖王となる!そして、インサラウムに再世の未来をもたらすのだ!」と傲慢に嗤笑するユーサー皇子、非難するマルグリットを裏切り者と呼んで、アークセイバーに成敗を命令。
・「アークセイバーよ!我等の矜持は何だ!?」と凛として呼びかけるマルグリット、「我等は王と聖インサラウム王国のためにその生命を捧げたものだ!王の名を騙る大逆人の言葉に耳を貸すな!我等の正義を成せ!」と檄を飛ばす。「我等の正義・・・」「それは・・・!」と心を打たれたアークセイバー達は自ら撤退、驚愕するユーサー皇子。
・「これが今のあなたの力だ!」と糾弾するゼロ達、スフィアの強大な力と引き換えに、より多くのものを失った事実を突きつける。「ハハハハハハハ!幸福の王子ならぬ、裸の王様という事か!」と自嘲するユーサー皇子、「殿下・・・。それでも、マリリンがおります」と微笑むマリリンにも一顧だにせず、「余一人いれば、戦う事は出来る・・・!そして、この聖王機があれば!」と言い放つ。
・ファイヤバグも逃げ出したとクロウに指摘されたマリリンだが、「当然じゃない。私、どっかのフラフラちゃんと違って、一途なんだから」と答え、「ふふ・・・最後の戦い・・・ってわけか・・・」「・・・やっぱり、私達・・・気が合うみたいね」と微笑、「じゃあ、たっぷり楽しもうか!」と凶相剥き出しで哄笑、戦闘再開。
・2PPマリリン撃破してイベント発生。「年貢の納め時だ、マリリン!」と迫るクロウに舌打ちして後退するマリリン、逃げる気かと迫るマルグリットに、「・・・もうそれも無理な話よ。約束通り全てを出し切ったから」と苦笑、「ごめん・・・なさい、殿下・・・。私は・・・ここまでです・・・」と微笑み、「マリリン殿・・・!」と顔を歪めるユーサー皇子に、「ご命令通り・・・私の・・・全てを・・・生命を捧げます。でも、ごめん・・・なさい・・・。私の生命は・・・インサラウムではなく・・・殿下に・・・捧げ・・・ます」と言い残し、「じゃあね、フラフラちゃん・・・。先に・・・地獄で待ってる・・・から・・・!」と狂気の笑みを浮かべて爆死。
・「嘘・・・だろ・・・。あの化け猫が誰かのために自分を・・・」と驚くクロウ。悲痛な雄叫びをあげるユーサー皇子、根性、覚醒、必中、鉄壁を発動し、「これが尽きぬ水瓶の・・・」とセツコ、「スフィアの力か・・・!」とランドが瞠目。「・・・すまない、マリリン殿・・・。こんな余のために、そなたまで・・・その生命に報いるため余は戦う・・・!全てを懸けて!」とユーサー皇子が誓って、戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、射程外でユーサー皇子を引きつけ、精神コマンド解除された4PPに撹乱・分析かけて、脱力で気力100あたりに落としつつ総攻撃開始。
・アポロがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。「お前の発する匂い・・・」と何か気付いたアポロだが、「戦士よ!戦いの場に余計な感情は要らない!そなた等がこの世界のために戦うなら、余もインサラウムのために戦うまでだ!」と遮り、「くそっ!俺達は戦うしかないのかよ!!」と悔しげに毒づくアポロ。
・斗牙達がユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。ユーサー皇子さえ倒せば戦いは終わり、マルグリットが架け橋となって平和的な移住を成し遂げるだろうと告げるグランナイツの面々に、「フ・・・」と微笑をこぼしたユーサー皇子、「行くぞ、戦士よ!」と挑みかかる。
・アムロがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。トレーズやゼクスに近い迷いのない強さを感じ取ったアムロ、「彼等も未来を信じて戦った。余もそれと同じだ」というユーサー皇子の言葉に、「お前は・・・」と瞠目するものの、悲劇を繰り返さないため責任を取ってもらうと宣告。
・刹那がユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。「お前は・・・」と瞠目する刹那、「何も言うな、変革者よ。これが余の選んだ再世への道だ」と遮るユーサー皇子に、「・・・だが、俺はお前を認めない。お前のやろうとしている事はあまりに身勝手だ・・・!」と告げ、自分達の意志で戦うと宣言。
・ランドがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。「言っておくが、俺がお前と戦うのはスフィアが欲しいからじゃねえぞ!ぶっ壊れちまったお前の心を叩き直すためだ!!」と啖呵を切るランドに、「それでいい、ランド・トラビスよ!尽きぬ水瓶の力をそなたに見せてやろう!」と応じるユーサー皇子。
・セツコがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。悲しみの乙女のスフィアを捧げてもらうと迫るユーサー皇子に、「あなたの悲しさが私に伝わってくる・・・」と目を伏せるセツコ、「あなたは・・・」と言いかけるも、「そこまでだ、セツコ・オハラ。そなたが悲しみを止めると言うのなら、余と戦え。それが余と聖王機の望みだ!!」と遮るユーサー皇子。意を決したセツコ、「二つの世界と・・・そして、あなたのため!私があなたを止めます!」と宣告。
・ゼロがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。「二つの世界の未来にお前の存在は不要だ!」と告げるゼロに、「フ・・・」と微笑むユーサー皇子、ならば止めてみせろと受けて立つ。「いいだろう、裸の王よ!お前に王たる資格がない事をこの私が証明してやろう!王の証である聖王機を倒す事で!」と啖呵切るゼロ。
・シモンがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。仲間を戦いの泥沼に引込む男にリーダーの資格無しと糾弾するシモン、統治者の資格を問われて「決まっている!自分を信じてくれる仲間を信じ、そいつ等を命懸けで守る事だ!」と即答。「フ・・・」と微笑むユーサー皇子、「余は余の信じた道を聖王機と進む!それが余の選んだ王の道だ!」と挑戦。
・バサラがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。「戦いなんて下らないぜ!」と言い放つバサラに、「・・・そなたの言う通りかも知れんな」とうなづくユーサー皇子だが、「そのくだらない戦いに余は生命を懸けた!インサラウムに再世の未来をもたらすために!」と吠える。「一人で何でも背負い込むんじゃねえ!俺の歌を聴いて、ハートを解き放て!!!」とバサラ叱咤。
・エスターがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。「答えてよ、皇子!あたしは次元獣だった時、あんたの本当の心に触れた!」と懸命に呼びかけるエスターだが、「フ・・・次元獣にされた事でおかしな夢を見たようだな」と否定するユーサー皇子、心中秘かに(それでいいんだ、エスター・・・。君に会えてよかったよ・・・)と別れを告げる。
・マルグリットがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。「そなたはインサラウムを見捨てたのか!?」と問い詰めるユーサー皇子に、「私は・・・今もインサラウムのために戦っています!」「私は祖国インサラウムのためにあなたを討ちます!」と宣告するマルグリット。(ありがとう、マルグ・・・そして、さよならだ・・・)と寂しげに微笑むユーサー皇子。
・マリンがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。新たな大地を求める気持ちに理解を示したマリン、「何故そこで力に頼った!平和的な手段を使えば、こんな戦いは起きなかったはずなのに!」と糾弾。「二つの世界の出会いは戦いで始まった・・・。その事実は消せない。広がっていく憎しみを止めるためには誰かがそれを受け止める必要がある」と真摯に答えるユーサー皇子に、「ユーサー・インサラウム・・・まさか・・・」と絶句するマリンだが、「来るがいい戦士達よ!余は戦いを望む!インサラウムの未来のために!」と吠えるユーサー皇子に、「くっ・・・!もう俺達は戻れない所に来ているのか!」と歯嚙みする。
・クロウがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。揺れる天秤の力を捧げてもらうと迫るユーサー皇子、スフィアの力を集めればアークセイバーなど不要と言い放ち、「残念だよ、ユーサー。出会い方が違えば、俺達はもっといい関係が築けたかも知れないってのに」と惜しむクロウに、「フ・・・それはこの世界とインサラウムにおいても同じだろう」と苦笑、「参るぞ、クロウ・ブルースト!尽きぬ水瓶が揺れる天秤を討つ!」と咆哮。「来いよ、ユーサー!だが、スフィアは関係ねえ!自由と平和を奪うお前は俺の敵だ!!」と応じるクロウ。
・4PPユーサー皇子撃破して戦闘終了。
・「覚悟!」と迫るマルグリットに、「余はそなたに討たれるわけにはいかぬのだ!」と移動するユーサー皇子、「クロウ・ブルースト!来るがいい!」「余のスフィアを喰らうがいい!そして、破界の王を倒すのだ!」と呼びかける。
・「・・・それがお前の戦いの理由か?」と問うクロウに、「そうだ!スフィアの力を集めれば、あの悪鬼にも勝つ事も出来よう。そして、その力があれば、この世界を手に入れる事も・・・!」と答えるユーサー皇子、人々を顧みぬ支配者が倒れれば戦いは終わりわかり合えると口々に非難するZEXISの面々に、「・・・そう思ってくれるのならば、余の戦いにも意味があった・・・」と微笑、「民達は無能な為政者を見限った。後は救国の英雄マルグリット・ピステールが地球との講和を結んでくれる。そして、心優しき地球の民達は、大逆の皇子に虐げられてきたインサラウムの民を慈悲の心で迎えてくれると信じる」と告げる。
・「全てを懸けての戦いだった・・。・・・だが、もし勝てなかった時のために余は全てを背負う必要があった・・・」と吐露するユーサー皇子に、「・・・我々に敗れた時には二つの世界の民の憎しみを集め、全ての罪を背負い、死んでいく・・・」と呟くゼロ、「迂闊だった・・・!俺と同じ考えに至る人間が他にいる事も想定できたはずだったのに!」と呆然。「それがお前の愛かよ・・・。尽きぬ水瓶、ユーサー・インサラウム」と沈痛に告げるクロウ。
・何故気付かなかったと自責するゼロやスメラギさんに、「偽りの黒羊のスフィアの力が余の嘘を助けてくれたようだ・・・」と苦笑するユーサー皇子、敵として出会った過去を乗り越えるため誰かが憎しみを一手に集める必要があったと説き、「これが聖インサラウムの名を継いだ我が務めだったのだ」と告げる。「ノーブレス・オブリージュ・・・。王たる者の責務・・・」と敬意を込めて呟くジェレミア卿。
・「全てはインサラウムが破界の王に敗北した事が元凶だ」と言うユーサー皇子、侵略者に堕した自分達が罪を償い再世の未来を迎えるにはこうするしかなかったと呟く。「黙れよ」と割り込むクロウ、「負けを理由にするんじゃねえよ。誰かの自由や平和を奪う以外の方法でお前達は何かが出来たはずだぜ」と指摘、「お前は尽きぬ水瓶に相応しい男だ。・・・だが、俺はお前のやり方を認めない。借りた金は、きちんと働いて返すしかねえんだよ。盗んだ金で返そうとするのはナシなのさ」と苦く告げる。
・「そうだな・・・」と苦笑するユーサー皇子に、「殿下・・・あなたの優しさは時に自らを滅ぼすものでした」「だからこそ、私も民もあなたについていこうとしました・・・」と告げるマルグリット。「だが、優しさだけでは破界からの再世は望めない・・・マルグ・・・。優しくて強い君がインサラウムを率いてくれ」と微笑むユーサー皇子。
・そこへ「残されし者への遺言は済んだようだね」と現れたアサキム、「悲しみに乙女、傷だらけの獅子・・・。君達なら彼の悲しみと痛みを感じられるだろう」と告げ、さらされたひび割れ崩れつつあるユーサー皇子の顔にスフィアの反作用と悟って息を呑むセツコ達。「そして、揺れる天秤・・・。君は彼の揺るぎない強い意思を知った」と告げるアサキム、クロウの制止を「あさましいと笑うかい?でも、これが僕なんだよ!」と嘲笑し、ユーサー皇子にとどめの一撃。(;_;)
・「お別れ・・・だ、マルグ・・・土は土に、灰は灰に、塵は塵に・・・ジェラウド・・・シュバル・・・ウェイン・・・アンブローン・・・騎士達・・・マリリン殿・・・。余も・・・今、そこに・・・行・・・く・・・」と口にしてユーサー皇子爆死、「殿下ぁぁぁぁぁっ!!」とマルグリット号泣。
・「これが尽きぬ水瓶のスフィアか・・・」と微笑むアサキム、「貴様はっ!!」と激怒するクロウに「機は熟した。さあ・・・始めようか」と告げ、「魂の震える闘いってやつをよ」「ここからが真の戦いの始まりだ!」と現れたガイオウが宣告。
・インサラウム艦グリンガル残骸内で、「・・・笑っちゃうね・・・。染み付いた傭兵の癖で・・・簡単に死ぬ事も・・・出来ない・・・なんて・・・」と自嘲する瀕死のマリリン、「でも・・・いい潮時・・・かな・・・。傭兵稼業も・・・暇に・・・なりそ・・・う・・・だし・・・ファイヤバグの名・・・前は・・・フラフラ・・・ちゃんが・・・継いでくれる・・・しね・・・」と微笑、「・・・そう言えば・・・幸福の・・・王子の話って・・・最後は・・・ツバメも・・・死んじゃう・・・んだっけ・・・自己満足で・・・独りよがりだったけど・・・幸せ・・・だったのは・・・王子だ・・・けじゃ・・・ない・・・よ・・・ツバメ・・・も・・・きっ・・・と・・・」と呟く。

●最終話:再世の未来
・「宣言通りに来たぞ。二つの世界の勝者と戦うためにな」とZEXISに告げる破界の王ガイオウ、「それはお前の使命・・・根源的な災厄に立ち向かうためか!?」とカミーユが問うものの、「・・・そうか。エルガン・ローディックに聞いたか」と陽には答えず。
・「彼はクロノエイチの真の継承者・・・。この世界のジ・エーデル・ベルナルだからね」と告げるアサキム、エルガンも烙印を刻まれたZEXISの面々も成り立ちこそ違えど自分と同じような境遇だと冷笑、「だから、ここで君達の生命も狩ろう。僕と同じように奴等に運命を弄ばれるよりも、その方がずっと幸福だろうから」と宣告、拒むセツコとランドに「君達に選択権はないよ・・・!そう・・・その魂は僕の黒衣に抱かれている!」と狂気の笑みを浮かべる。
・以前と異なり研ぎ澄まされた刃のような気配を放つガイオウ、「俺の使命を知ったのならば、俺と生死を・・・その運命を共にしてもらう。お前達が地球の守護者であるのを望むならば、なおさらだ」と言い渡し、「これが真の俺だ。背負うものがある以上、負けられん・・・だから、こんな手も使わせてもらう!」とZONEを活性化し、その力で継ぎ目さえない完全無欠の絶対次元断層を展開。
・更に黄金の次元獣達を召喚したガイオウ、「俺の真の軍団だ。お前達風の言い方をするならば、真次元獣といったところだ」と告げ、「俺に敗北は許されない。笑うか、アサキム?」と問う。「いいや、あなたという存在に出会えた僕は幸せだよ、ガイオウ」と微笑み返すアサキム。
・ZONEの出力が高くてZONEブレイカーも効かないと焦るクロウ達、身を犠牲にしてでもと覚悟を決めるものの、それでも不足とアサキムが嘲笑、「だから、君達の魂を僕に捧げてもらう!因果の鎖をガイオウと共に引き千切るため、今、絶望の魔剣がその生命を狩る!」と宣告。
・決意を固めたクロウ達、まずアサキムを倒すと宣言して、戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅。
・ランドがアサキムと戦闘時セリフイベント。「君のそういう所は嫌いじゃない!いつだって何かと戦うその姿に僕はシンパシーを感じる!」と嗤うアサキム、一緒にするなと怒るランドに、「傷だらけの獅子!君の本質を僕は引き出す!その魂を引き裂く事で!」と宣告。ランドも「俺はあいつの根性を叩き直すって決めてんだ!」とメールに告げ、「覚悟しろよ、アサキム!ちょいと痛い目に遭ってもらうぜ!」と咆哮。
・クロウがアサキムと戦闘時セリフイベント。「僕は既に4つのスフィアを手に入れ、その内の2つを使いこなす域に達している。君がいくら因子を高めても今の僕を倒す事は出来ない」と勝ち誇るアサキムに、「だからって諦めちまうほど、俺は潔い男じゃねえんでな・・・!リ・ブラスタは誰にも渡さない!少なくとも借金が終わるまではな!」と言い返すクロウ、「行くぞ、アサキム!お前ともここで決着をつける!!」と宣言。「君にやれるのならね!僕は僕を殺せる誰かが現れるのを願うよ!」と狂気の笑みで答えるアサキム。
・2PPアサキム撃破してイベント発生。「フ・・・フフ・・・」と嗤うアサキム、「僕の生命は永遠という名の牢獄に囚われている。僕はまた生まれる・・・。そして、また君達とめぐり合う。それまでの悪夢が僕にとっての一時の安らぎ・・・。そこから目覚めた時・・・また終わりなき旅路が・・・」と呟く。
・「その旅を終わらせます!」とセツコ、「お前に覚めない夢をプレゼントする事でな!」とランドが割り込み、クロウと共にアサキムをZONE中央に押し込みつつ3機で包囲、「倒してもよみがえるんなら!お前はそこで永遠に寝てな!」とクロウが宣告。
・「悲しみの乙女、傷だらけの獅子、揺れる天秤・・・!3つのスフィアが僕を押さえ込むか!」と焦るアサキムに、ランド「お前の次元力をZONEにぶつけさせて、その力を止める!」、クロウ「お前が見るのは醒めない悪夢だ!」、セツコ「あなたを封印します!」と引導を渡す。「フフ・・・」と無邪気に微笑んだアサキム、「こんな結末も悪くないと思っただけだよ」と言い置いてZONEに封印され、「・・・じゃあな、アサキム・・・」とクロウが別れを告げる。
・(チーフ、トビー・・・。仇は討ちました。私の怒りと憎しみも、ここに封印します。新たなグローリー・スターと共に前へ進んでいくために)とセツコ独白。
・ZONEによる次元断層を失ったガイオウ、「・・・アサキム・・・。お前の願いは俺が叶えてやる」と悼み、「次元断層が使えないのならば、俺も全力で戦わねばなるまい・・・!」「解き放て、ヴィシュラカーラ!ここに我が真の姿を!」と咆哮。
・巨大化したガイオウ、台座だった次元獣ヴィシュラカーラを鎧に変じて身に纏い、「・・・我が名は次元の将・・・」「遥か過去・・・遠い次元・・・。人類は最悪の敵に遭遇した」「星は砕け、月は堕ち、太陽も消えた・・・聖人は言った。黙示録の時が来たと。賢人は言った。人類は禁忌を犯したと。そして、宇宙は滅びの時を迎えようとした」と独白。
・「俺は・・・俺達は人類の希望・・・」「人類を守るため、俺達は全てを捨てて次元の将の使命を受け入れた。そして、闘いの力を集めるため銀河へと旅立った」と語るガイオウ、「4人の次元の将は、力を集め、絶望と戦うための軍団を作り上げた。だが、俺は敗れた」「俺は・・・逃げた・・・。そして、次元を越えてたどり着いたのが奴等の国・・・インサラウムだ」と明かす。
・「俺は多くのものを失った・・・。友も、家族も、仲間も、記憶も、そして、希望も・・・だが、俺にも残されていたものがあった・・・。戦うための力を集めろという意識の底に残った使命の欠片だ」と述懐するガイオウ、事情を話してくれれば手を携えられたかも知れないと憤るZEXISの面々に、「甘いな・・・」と切り捨てて「俺は使命を果たす。ここがどの次元であろうと、俺の生きる意味のために・・・!」「ZEXIS・・・。お前達は強い。俺には、その力が必要だ!!」と宣告、真次元獣も召喚して戦闘再開。
・2PPガイオウHP6割切ってイベント発生。「・・・俺を失望させるな!」「お前達の力はその程度か!」と吐き捨てるガイオウ、瞬時に再生し、「・・・お前達、何か勘違いしてないか?」「俺の力は俺自身の強さだ!使命なんて知った事かよ!」とせせら笑い、使命のため、託された希望のための力ではないのかと言い募るZEXISに「笑わせてくれるぜ!この甘ちゃんのロマンチスト共が!」と嘲笑。
・「倫理や道徳は捨てろ!事を成すのに手段を選ぶな!」「俺の生き方を悪と言いたければ、そう言え!だが、お前達に思い知らせてやる!悪こそが、物事を成す力!欲望こそが、その源!」「勝手に俺の戦いを美談にすんじゃねえよ!俺の戦いは俺だけのものだ!」と叱咤するガイオウ、「俺は俺のためだけに戦う!次元獣は、その戦利品みたいなものだ!」と冷笑してみせる。
・「・・・なるほど・・・新説だな。撃たれる覚悟があるから、自分も好きなだけ撃ってもいいというわけか」とゼロが歯嚙みし、「そんな理屈を次元獣に帰られた人の前で言えるのか!?」とスザクが憤るものの、次元獣に人の意識など残っていないと嘲るガイオウ、「口では御立派な事を言ってたが、ユーサー・インサラウムも同じだろうぜ」「二つのスフィアを手にした人間ってのは全銀河の歴史の中でも、そうはいないからな。一つ目で、その力に驚き、二つ目で、その力を使う楽しさに目覚めたんだろうぜ。見ものだったろうな。スフィアの力に溺れた皇子サマが世界を蹂躙する様はよ!」と嘲笑、トレーズやミリアルド等も皆本音は戦いが好きだっただけと貶める。
・「黙れよ、ド外道」と割り込んだクロウ、「ユーサーを擁護する気はねえ。どんな事情があろうと、あいつは俺達の敵だった・・・だがよ・・・俺はお人好しの事なかれ主義者でな。死んだ人間を・・・責任を本気で取ろうとした奴をムチ打つ気はねえ。相手が俺の嫌いじゃない人間ならなおさらだぜ・・・!」と激怒。
・「怒りで弾を込めろ!憎しみで剣を振るえ!愛で、勇気で、向かって来い!あらゆるものを使い、闘志を燃やせ!それが俺の望む闘いだ!」とガイオウが吠え、ZEXISが敗れたらインサラウムと地球の全ての民、更にZEUTHの世界の民までも喰らうと宣言、憤激するZEXISに我が意を得たりと笑い、「お前のハートも俺達のハートもクライマックスだ!」とバサラも気炎を上げて、戦闘再開。
・セツコがガイオウと戦闘時セリフイベント。「やるもんだな、アイムの奴!この世界にこれだけのスフィア・リアクターを集めるとはよ!」と嗤うガイオウだが、「・・・」無言で悲しげに顔を伏せるセツコに、「余計な事を言うなよ。俺は今の俺に満足している」と真摯に告げ、「荒ぶる魂のままに闘う事にな!」と咆哮。「ならば、私はあなたを止めます!あなたに希望を託した人達のためにも!」と決然と顔を上げるセツコ、「次元将ガイオウ!その悲しみは今日ここで終わらせます!」と宣言。
・ロジャーがガイオウと戦闘時セリフイベント。「会いたかったぞ、黒いメガデウス!」と野太く嗤うガイオウに、「ビッグオーの事を知っている?」と驚くドロシー、「どうやら、あの男も失われたメモリーに何らかの関係があるようだ」と納得するロジャー。過去を知りたいか問われたロジャー、「いや・・・結構だ。私もお前と同じで過去は既に捨て去っている。だが、お前が世界の未来を闇に閉ざすなら私は私の法を以って、お前に挑もう!」と宣言。
・ヒイロがガイオウと戦闘時セリフイベント。「いいぜ、お前!その強さ、一切の迷いを捨てたからこそか!」と笑うガイオウに、「戦いしか知らないお前は以前の俺と同じだ。だから、お前は俺が倒す」と告げるヒイロ、「最終ターゲット確認・・・。攻撃目標、次元将ガイオウ!これで終わらせる!」と気炎を吐く。
・刹那がガイオウと戦闘時セリフイベント。CBが世界を変えようとした事を知っていると告げるガイオウ、「俺が手伝ってやるぜ!この世界を一度破壊してな!」と言い放つ。「お前も何かを守るために戦っていたはずだ。だが、その使命を忘れたお前の存在は戦争を幇助する者でしかない。」「俺はソレスタルビーイングのガンダムマイスターだ!世界の歪みを生み出す者は破壊する!」と宣告する刹那。
・アポロがガイオウと戦闘時セリフイベント。「結局、てめえは戦う事しか考えてなかったってわけかよ!」と毒づくアポロに、「それの何が悪い?生きるってのは闘いと同じ意味だ」と開き直るガイオウ、憤るエレメント達に「そうだ、機械天使!お前の全ての力を俺に見せろ!」と嗤う。「次元将よ。ならば、お前の旅を終わらせよう」「やるぜ、みんな!ゴー!アクエリオン!!」とアポロが咆哮。
・ランドがガイオウと戦闘時セリフイベント。「お前を見ていると親近感を感じるぜ」と嗤うガイオウ、「お前の本質は破壊を・・・」と言いかけ、「ストップだ、大将!それ以上を言うと俺の怒りが天を突くぜ!」とランドが割り込み、「もう完全にメーター振り切ってる!」と慌てるメール。「お前のひん曲がった根性を俺とガンレオンが叩き直してやるぜ!!」と獅子吼するランド。
・クロウがガイオウと戦闘時セリフイベント。「スフィア・リアクター!しばらく見ないうちに随分と因子を高めたな!お前はユーサー・インサラウムのようにその力に呑まれない事を祈るぜ!」と嘲笑するガイオウに、「ぐだぐだとうるせえよ。ここまで来たら余計な言葉はいらねえ。俺達とお前・・・!破界事変から続く闘いの決着、ここでつけるぜ!」と言い返すクロウ。俺を倒せないようではこの先生き残れないと警告するガイオウに、「先の事は後で考える!今はお前を倒す事に全てを懸ける!行くぞ、次元将ガイオウ!お前を倒して、せめて戦いだけは終わらせる!自由を手に入れるのは地球に帰ってからだ!」と宣言するクロウ。
・バサラがガイオウと戦闘時セリフイベント。「最後のステージだ!思い切り歌うぜ!!」と朗らかに笑うバサラに、「全然、状況をわかってない!」と呆れるミレーヌ達だが、「いいな、お前!俺のハートも高ぶるってもんだ!」とガイオウが笑い、「いいぜ、お前!ノッてるじゃねえか!」「おう!お前もな!」と微笑み合って、「行くぜ、ガイオウ!俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」と叫ぶバサラ。
・號がガイオウと戦闘時セリフイベント。巨体に潰し甲斐があると嗤うガイオウに、「強大な力の使い方を見失った男・・・!次元将ガイオウ!俺達がお前を終わらせてやる!この真ゲッタードラゴンで!!」と吠える號。
・キラがガイオウと戦闘時セリフイベント。「想いを忘れたあなたは力だけで戦っている!」と糾弾するキラ、「だが、その力は何者にも負けない!それが俺・・・次元将ガイオウだ!」と開き直るガイオウに、アスラン「想いなき力は、ただの暴力だ!お前の存在は世界に戦いを広げる!」、キラ「だから、僕は・・・!」「次元将ガイオウ!僕はあなたを止めてみせる!この想いと力で!!」と宣告。
・竜馬がガイオウと戦闘時セリフイベント。全力で闘える事を感謝すると嗤うガイオウに、戦慄する隼人と弁慶だが、「おもしれえ・・・」と獰猛に嗤う竜馬。「お前なら、そう言うと思ったぜ!ゲッターに選ばれし戦士、流竜馬!!」と応じるガイオウに、「やはり、奴は宇宙で繰り広げられたゲッターの戦いを知っているのか!」と驚く隼人だが、竜馬は一顧だにせず「過去も未来も関係ねえ!今ここにいるのは俺達とガイオウだけだ!」「お前がどれだけの化け物で、どれだけの時間を戦ってきたのか、しらねえが!お前はここで終わりだ!俺達とゲッターがいる限りな!!」と咆哮。
・ゼロがガイオウと戦闘時セリフイベント。「お前の過去に何があったかをこれ以上、聞くつもりはない!今のお前は紛れもなく悪だ!俺の願う世界にお前の存在は不要だ!」と宣告するゼロに、スザク、カレン、C.C.も賛同。「何かを失い、何かを得る・・・。お前が羨ましいな」と呟くガイオウに、「黙れ、ガイオウ!泣き言など今さら聞く気はない!」と叱咤するゼロ、「このゼロが命じる!次元将ガイオウよ!この世界から戦いと共に消え去るがいい!」と宣告。
・桂がガイオウと戦闘時セリフイベント。「哀れな男だな、あんたも!」と呼びかける桂、「戦うために生まれた機械だったら、そうは思わないさ。だが、あんたはずっと昔は人を愛する事を知っていたらしいからな!」と告げ、「あんたの戦いの旅路を今日で終わらせてやる!」と宣告。
・キリコがガイオウと戦闘時セリフイベント。「わかるぜ、異能生存体。お前も俺と同じで戦いの中でしか生きられない」とほくそ笑むガイオウに、シャッコ「言ってやれ、キリコ」、グレゴルー「確かに俺達は最低の兵士かも知れないが、戦いを楽しむお前とは違うってな」と反発。「欲しいのは言葉じゃない!お前の力を俺に見せろ!」と迫るガイオウだが、「断る」と言下に拒むキリコ、「俺の生き方は俺が決める。お前の言葉など聞く気はない。そして、俺の生き方の邪魔をするならば、お前が何者だろうと戦うまでだ」と断言。
・シモンがガイオウと戦闘時セリフイベント。「来いよ、螺旋の男!お前に天元に挑む資格があるか、確かめてやる!」「お前の向かう先は俺と同じだ。楽しくやろうぜ、兄弟!」と嗤うガイオウ、仲間達の想いを束ねるシモンに「感じるぜ、お前の力の高まりを!やっぱり俺達は同類だ!」とはしゃぐものの、「そうじゃない、ガイオウ!お前は自分の力に溺れて、目的を見失った迷子みたいなもんだ!そんな男では俺は倒せない!」と否定するシモン、「・・・俺は・・・穴掘りシモン!回転しながら真っ直ぐに進む!どんな相手だろうとこのドリルでぶち抜いてきた男だぁぁぁぁっ!!」と咆哮。
・葵がガイオウと戦闘時セリフイベント。「澄ました仮面は捨てろ!お前達の中に眠る熱さをぶつけてこなきゃこの俺には勝てないぜ!」と嗤うガイオウに、「受けて立つよ、次元将ガイオウ!やってやろうじゃんっ!!」と吠える葵。
・2PPガイオウ撃破して戦闘終了。
・咆哮するガイオウ、「俺も全てを出し切った。もう悔いはない・・・流れ星は燃え尽きる・・・。長い旅を終えて・・・」「いい闘いだったぜ、お前等。もう心残りはない・・・。アサキムには悪いが、俺はここで終わりだ・・・」と呟き、災厄について教えろと迫るZEXISの面々に、「心配する事はない」「俺を倒したお前達なら、きっとやれるさ」と一方的に告げ、「所詮、俺は闘いに溺れた堕ちた勇者だ」「ヴァイオレイション・システム・・・。リヴァイヴ・セルなんてのを使うような俺が未来への希望なんてのは筋が通らねえ。そして、何より俺は闘い自体を楽しむようになっちまった。守護者を名乗っていいのは、他人の想いを背負い、その痛みをわかってやれるような奴だけだろうさ」と自嘲。
・「銀河はお前達の想像もつかないような戦いに満ちている・・・いつか必ず災厄は来る。平和な時代の後に戦いの時代が来るのは世の必然だ。それが戦争なのか、外敵の襲来なのかは知った事じゃねえ・・・だが、覚えておけ。永遠の平和なんてものは誰にだって約束できるもんじゃねえのさ」と告げるガイオウ、「何が来ようと、それに負けなきゃいいだけだ。俺に勝ったんだから、それぐらいやってみせろ」「いいか・・・敵に情けをかけるな。悪を否定するのなら、迷いを越えて自分の中の正義を貫け。忘れるなよ。背負ってるものがある奴はたった一度の負けも許されないって事を。そして、守ってみせろ。この醜くも優しき世界を」とエールを送り、「俺の闘いの始まりである次元将の名前・・・。そして、その闘いの終わりに友にもらったガイオウの名前・・・俺は次元将ガイオウ・・・。その生涯は闘いと共にあった」「負けるなよ、戦士達・・・。お前達こそが未来への希望だ」「・・・もう一度・・・ホットドッグが・・・食いたかった・・・ぜ・・・」と言い残して遂に爆死。
・シュナイゼル議長とレディ・アン司令を中心に生まれ変わった地球連邦は、加盟国の自治と権利を尊重し、衰えたアザディスタン王国もリリーナとナナリーの尽力もあり、マリナ皇女の下で地球連邦加盟、復興に向けて歩み始める。
・インサラウムの民はマルグリット・ピステール卿の指揮下で火星開拓事業に参加して入植開始。
・くろがね屋にはローレライが住み込みで働き、甲児も再び住み込みで修行に没頭。竜馬は黙って修行の旅に。真ゲッタードラゴンは暗黒大陸へ戻った隼人の手で封印。
・ハイム農場にはレントンとエウレカ、警備を務めるシャッコとグレゴルー達が残り、ゴウト達も人が集まれば商売のネタがあると滞在。
・キリコはフィアナと二人で世界を自分の目で見る旅に。(戦争は終わったが、俺の戦いは続く・・・。それはフィアナと共に生きる事だ。ZEXIS・・・。お前達と過ごした日々は決して忘れない。いつか・・・また会おう)と独白するキリコ。
・フロンティア船団は戦いで受けた損傷のため出発延期。ブレラはいつの間にか姿を消したらしい。
・シェリルとランカの件にケリをつけろと囃し立てられるアルト君、「盛り上げ役は任せな!俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」とバサラが"Dynamite Explosion"熱唱して混ぜっ返されつつ、「なあ、シェリル・・・」「お前・・・昔どこかで俺と会ってないか?」と問いかけ、「さて・・・どうかしらね?」と悪戯っぽく首を傾げるシェリル。「私、負けません!歌も・・・恋も・・・!」と決意表明するランカに、「ふふ・・・受けて立つわ!」とシェリルも微笑。
・レディ・アン創設の特殊部隊に勧誘されたデュオ達だが、当面は様子見。旧友カティとの再会を夢見るスメラギさん、(その時は不死身の旦那様についても色々と聞かせてね)と独白。
・エリア11は新日本として独立が認められ、扇や藤堂は神楽耶様と共に新日本政府に。玉城は意外にも喫茶店のマスターに。ルイスは沙慈やカレンと共にアッシュフォード学園に復帰、体育教師のヴィレッタ・扇が出迎える。
・ジノやアーニャもアッシュフォード学園に転入予定。
・「世界は平和を手に入れた。だが、その裏には良からぬ輩がきっと生まれるだろう。その者に鉄槌を下すのは、この俺・・・ゼロの役目だ」と宣言するゼロ、「それは僕達の役目だ」と訂正するスザクに微笑み、「行くぞ、スザク、C.C.。我々の新たな戦いの場に」と告げて、(ナナリー・・・。もう俺はお前に会う事はないだろう。だが、お前の愛する世界は必ず守ってみせる。俺とスザクが組んで、出来ない事などないのだから・・・)と独白。
・元の世界に帰還するZEUTHの面々を見送るため、ようやく安定した次元の穴アビスに集まるZEXIS。旅立つエターナルを見送った後、マクロス・クォーターはフロンティア船団に帰還、CBも独自の道へ。最終査定を待つクロウ、「フ・・・あなたも俺と同じく永遠に縛られる運命だと思うがな」とゼロに冷笑されつつ、「デュオ、ロックオン!いつも心に貧乏クジを忘れるなよ!」と呼びかけ、再会を約して解散。
・お待ちかねの最終査定は145万Gで借金完済ながら、1GのCDS使用料100万回分が借金として残り、結局はお約束の借金100万Gとなって呆然とするクロウ。リ・ブラスタを使いこなすため金に対するハングリーさを残すべく、査定額を低めに見積もっていたと認めたトライア博士だが、借金については次元獣バスターで返してもらうと要求、「くっそぉぉっ!また借金生活なのかよぉぉぉっ!!」とクロウ絶叫、めでたしめでたし。(^^;

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