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第2次SRWZ再世篇(2周目:宇宙ルート:15〜31話)

●分岐シナリオ
・クロウの選択肢は「宇宙に上がる」で、「世界の中心でも果てでも愛を叫んできな。頑張んなよ、エスター」と揶揄するトライア博士に、「はい、チーフ!仕事も恋も一所懸命です!」と笑顔で応じるエスター、(面倒だから、頑張るのは仕事だけにしてもらいたいもんだぜ・・・)と内心ボヤくクロウ。(^^;

●第21話:伝説の歌声
・沙慈にデスサイズ等コロニーのガンダム調査を秘密裡に依頼したイアン、自分の判断同様にやはり目立った類似性なしと告げられ、この方向での追求は諦める。
・トゥウィンクルrプロジェクトが来訪しているクォーターへ行くよう勧めるイアン、「・・・ああいう雰囲気って、何か苦手になってしまって・・・」と苦笑する沙慈に、「・・・お前も刹那と同じになるのか・・・」と呟き、「お前の人生である以上、ワシはとやかく言うつもりはない。だが、お前はなくさないでくれよ。刹那やワシ達がどこかで落としてしまった生き方をな」と諭す。
・ブリーフィングルームでミニライブ開催するランカ、「キラッ☆!」で盛り上げつつ「みんな、抱きしめて!銀河の果てまで!」と星間飛行を熱唱、熱狂するジュンにドン引きするつぐみ。(^^;
・フロンティア船団に向かうマクロス・クォーターにトゥウィンクルプロジェクトの同乗を頼んだグレイス、ZEXISに同行すればテロリストの襲撃を避けられる上、社会現象化しつつあるプロジェクトをガードするZEXISにはアロウズも手を出しにくいと指摘。ボディガードのブレラ・スターンや衣装デザイナー兼スタイリストのナナセらも同行しており、ブレラと折り合いの悪いアルトは不機嫌に。
・「トロワが去り、ヒイロも行方不明・・・。アロウズの新兵器の前に僕達は成す術もない・・・」と独り沈むカトルに、「この空気が耐えられないなら、刹那達のように席を外せばいい。それでも、この場にいるのはあの女達の歌声で、少しでも心を奮い立たせようとしているためか」と指摘する五飛、「泣き言を言う前にやれる事を探せ。目の前の事に全力を尽くせ。俺達のやる事は涙を流す事ではない」と叱咤しつつ、「お前がただ憂いているだけだとは思っていない。だが、それでも仲間の事を考えてしまうお前はやはり優しいんだ」と告げる。「でも、それだけではやっていけない。五飛・・・僕は優しいだけの男でいるつもりはないよ」と決意表明するカトル。
・アロウズと遭遇したZEXIS、トゥウィンクルプロジェクト護衛中と告げたにも関わらず一方的に攻撃された上、損害軽微にも関わらず何故かマクロス・クォーターが動力低下で動けなくなり、やむなく出撃。
・艦内でパニックを起こしたナナセ、ランカの歌う"アイモ"に宥められ落ち着きを取り戻す。ブレラに破戒工作を命じてマクロス・クォーターを足止めしたグレイス、(ここまでは完全に筋書き通り・・・。後はあいつ等が現れてくれれば・・・)と独りほくそ笑む。
・突然、南東にバジュラがフォールドで出現、マクロス・クォーターに一撃当てる事だけを命じられていたアロウズはあっさり撤退。行動不能のマクロス・クォーターをバジュラから守りつつ戦闘開始。
・2PPバジュラ全滅してイベント発生。一息ついたのも束の間、クロウが次元境界線の歪曲を感知、「今まで計測した事のないエネルギーが次元境界線の向こうから来る!」と警告。
・出現した輝く巨大な物体にミシェルが「バーラエナ・・・」と呟き、別人のようなアポロが「銀河クジラか」と呟く。惑星ゾラ出身の先祖を持つミシェル、神として崇められた巨大な白い銀河クジラが惑星ゾラを回遊していたと説明、「エネルギー体みたいなもので意志はないと言われているが、実態は、よくわかっちゃいないらしい」と告げる。
・銀河クジラを見送ったクロウ、「やったぜ!大スクープだ!この撮影データは高く売れるぞ!!」と大喜びし、「銀河の神秘もあんたにかかっちゃ飯の種かよ」と呆れるロックオン。
・続けてバジュラが再びフォールドしてきたものの、南西に深紅のヴァルキリーが登場、「VF-19エクスカリバー!俺達の世界の人間か!」と驚くアルト達をよそに、無防備にバジュラの群れに突貫、焦ったアルトが援護しようと突出。一方、「赤いVF-19・・・!まさか、あれは・・・!」と驚くキャシー。
・止めようとするアルトに、「俺は・・・止まらねえよ」と不敵に笑うバサラ、「俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」といきなり"Planet Dance"熱唱し、「な、何だ、こいつは!?」とアルト唖然。
・「間違いない!あれは・・・熱気バサラよ!!」と指摘するキャシー。「続いていくぜぇぇぇっ!!」とバジュラの群れに突っ込んでMAP版"Planet Dance"を歌いまくるバサラに、バジュラが何故か全て撤退。・・・ドン引き?f(^^;
・熱気バサラがオズマ少佐お気に入りのバンド、ファイアーボンバーのボーカルだったと思い出す朔哉。「熱気バサラ・・・。プロトデビルン戦で多大な戦果を挙げた歌エネルギー発現者・・・彼は自分の心のおもむくままに戦場で敵味方構わず自分の歌を聴かせた・・・」と語るキャシーに、「まんまじゃないか!」と呆れるミシェル。
・更に、今度は北にゲシュタルトのメタール率いる暗黒の力の寄せ集め軍団が出現、高笑いして名乗るゲシュタルトが「我が使命は、マーズ・・・貴様の抹殺と地球を手に入れる事だ」と宣告。「暗黒の力・・・。死者をよみがえらせ、時空さえも越える力・・・」と戦慄するタケル。アポロも「今までに戦った連中とは桁違いの力を持ってやがる!」と本能的に感じ取って警戒。
・「ハハハハハ、恐れおののくがいい!我が暗黒の力こそが、銀河を統べる!それは・・・」と言いかけたゲシュタルトに、「下らねえな!」と割り込んだバサラ、「暗黒の力だ?そんなジメジメしたのは俺の歌が吹き飛ばしてやるぜ!!」と"突撃ラブハート"熱唱して突貫、「何を言ってるんだ、お前は!」と混乱しつつ何とか守ろうと追いすがるアルト。
・「ふざけた野郎だぜ。・・・だが、おかげでビビってるのがバカらしく思えてきた」とアポロが野太く笑い、タケルものしかかる不安が払拭された事に気付く。
・「ハハハ、面白い・・・!どうやら、奴も私が探し求めたあの力を持っているようだ!」と笑うゲシュタルト、「生命の力を使う者よ!マーズと共に貴様もここで抹殺してくれる!」と宣言。マクロス・クォーターの修理が終わって行動可能となり、バサラを守るようジェフリー艦長が指示しつつ、苛立つアルトに「あれが本物の熱気バサラだとしたら、見殺しにすれば、俺達が隊長に殺される」とミシェルが指摘して戦闘開始。バサラは「どいつもこいつもゴチャゴチャうるせえよ!全員、俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」と一顧だにせず。(^-^;
・クロウがゲシュタルトと戦闘時セリフイベント。「フフ・・・次元の力を使う者よ。お前はいずれ、その力に押し潰されるだろう」と嘲笑うゲシュタルトに、「そういう思わせぶりな言葉はもうたくさんだ。スフィアが欲しいんなら、欲しいと言えよ」と言い返すクロウ、いずれスフィアも地球と共に我が手に落ちると嘯くゲシュタルトに「その前にお前が落ちるぜ・・・俺とブラスタの前に立ったからな!」と啖呵。(*´Д`*)
・2PP敵全滅して戦闘終了。
・「じゃあな」とあっさり立ち去るバサラに、呆気にとられたアルト、「じゃあな・・・じゃないだろ!状況が全くわかってないのに、あいつ、どこへ行く気だ!?」と憤る。クロウも「オズマ少佐よぉ・・・。あんたのフェイバリットはどこまでもフリーダムな奴だな・・・」と呆れ顔。
・「あなた達!熱気バサラに会ったのね!」と大喜びのシェリル、「あたしの中で熱気バサラは永遠のヒーローなんだから!」と歓喜、「熱気バサラに会ったって言ったら、お兄ちゃん・・・きっと悔しくて悔しくて泣き叫ぶと思います」と微笑するランカ。「だったら、オズマ少佐には俺撮影の熱気バサラ登場ライブのデータをプレゼントするか」と微笑むクロウ、「金の匂いがしたからな。それも飛び切りの」とニンマリ。
・不機嫌に黙り込むアルト君について、「そりゃショックだろうな。本職パイロットが、いきなり現れたロック野郎に直撃を食らえばよ」とスピーカーポッド弾を撃ち込まれた事をあげつらうクロウに、「で、でも、アルト君・・・!熱気バサラはパイロットとしても天才的だってお兄ちゃんも言ってたし・・・」と必死でフォローするランカ。ミシェルも「確かに奴の腕は普通じゃなかった。正真正銘の熱気バサラっぽいな」と肯定し、「突然の活動休止はこの世界に転移したためだったわけね・・・!」と納得するシェリル。
・ランカとシェリルに励まされたり焚き付けられたりして気を取り直したアルト君、「次にあいつに会った時にはあいつ以上に飛んでみせるさ」と決意表明。
・秘かにリボンズと連絡を取るグレイス、リボンズの協力で全てうまく運んだと礼を言いつつ、「彼の歌を手に入れる事が出来れば、私の夢はより完璧に近づく・・・。協力してくれるかしら、リボンズ」と依頼。トゥウィンクルプロジェクトは自分にとっても有益と承諾するリボンズ、通信を終えるとアムロを迎え入れ、「俺はお前を楽しませるために生かされている道化か・・・」と苦く呟くアムロに、「自分の存在を卑下しないでくれ。君は僕にとって唯一の真の同志なのだから」と告げ、「さあ語り合おうか、アムロ。人類が言葉の通じない異種と出会った時、どのような手段でコミュニケーションを取ればいいのかを・・・」とバジュラとの遭遇を仄めかす。

●第22話:ランカ・アタック
・護衛としてOZのキラ・ヤマト特尉とアスラン・ザラ特尉を同道するレディ・アン、フロンティア船団の首席補佐官三島のオフィスを訪問。「武力とは別の手段でコロニー側の牙を抜くというわけですか・・・。合理的な手段ですね」と揶揄する三島補佐官、さり気なくコロニーを見下す暴言を口にして、秘かに眉をひそめるキラとアスラン。L4コロニー群の視察に向かうと告げるレディ・アンに、「ウィナー家が取り仕切るコロニーですか・・・。あそこでは不穏な動きがあるよづえすね」と指摘する三島補佐官。
・一方、ZEXISではカトルがL4コロニーの有力者である父親にZEXISのバックアップを依頼する決意をかため、「きっと新たな力と共にZEXISに戻ってくる」と独り旅立つ。
・フロンティア船団に着いたランカを呼び出した三島補佐官、「私が君を呼んだ理由・・・。それは君が・・・君の歌がバジュラに対する切り札になるかもしれないからだ」と告げ、協力者としてフォールドウェーブ増幅機を提供するL.A.I.技研からルカも合流。プロジェクトリーダーを任されていると明かすグレイス、「トゥウィンクルプロジェクトはあなたとシェリルを中心としたパフォーマンスであると同時に・・・対バジュラの極秘計画でもあったの」と告げる。
・エルモやシェリルにも伏せていると聞いて顔を曇らせるランカだが、アイモの歌を使って人々の希望に、と言うグレイスに躊躇いつつも同意、ZEXISにも協力依頼してオペレーション・トゥウィンクル発動。
・カナリア中尉のケーニッヒ・モンスターに同乗して歌う事になったランカ。歌を戦いに利用する事に苛立つアルト、ランカへの面会はグレイスに断られ、シェリルも所在不明と聞いて(どこにいる、シェリル・・・。お前も、この計画に賛成しているのか?)と疑問を抱く。オズマ少佐にも連絡がとれず、不透明な状況に苛立つZEXISの面々。
・知性があるかも疑わしいバジュラに歌が影響を及ぼすか疑問視するクランやミシェル、プロトデビルン戦でのバサラの活躍も軍のミンメイアタック信者に乗せられたのでは、と揶揄。オズマ少佐に布教され自身もファイアーボンバーにハマったピエール、「そいつは違うぜ、クラン大尉。熱気バサラは軍の命令なんかじゃなく、自らの心のおもむくままに歌ったんだ。もちろん、歌で奴等を倒そうとしたんじゃない。歌を・・・心を、魂を、ソウルを、ハートを、届けようとした。それが結果的にプロトデビルンとの戦いを集結させたんだぜ」と熱く語り、「今では俺も立派な熱気バサラファンってわけだ!過激にファイアーシュートォォォッ!!」と熱狂。「す、すごいですね、ピエール先輩・・・」とドン引きするジュンに、「ランカ命のジュンに言われたくはないでしょうね」と麗花がツッコみ。(^^;
・バジュラも生物である以上、何らかのコミュニケーション手段は持っているはず、と成功の可能性を語るルカ、ランカも賛成していると説明。
・ランカの歌に含まれる微弱なフォールド・ウェーブを増幅照射すべく、近付くバジュラの群れに対してランカ・アタック始動、カナリア中尉のケーニッヒ・モンスターがシャトル形態で突出しつつ、ランカが"アイモ"を歌う。
・引き寄せられたバジュラが集まり、戸惑いに似た振る舞いを見せたため、「実験は成功したんだ!」と狂喜する三島補佐官だが、(確信があったわけじゃない・・・。117船団の生き残りだったとはいえ、血液検査はシロ・・・記憶もないというし、それでも何かの役に立てばと思って監視は続けたが・・・まさか、ど真ん中のストライクだったとはね)とほくそ笑む。
・モニターするグレイスも、(ランカ・リーの感情指数+4.33。フォールドウェーブ、レベル3.2。フフ・・・その調子よ)とほくそ笑む中、バジュラを殲滅すべく戦闘開始。
・2EP反撃で敵50機撃破してイベント発生、SRポイントget。バジュラのナイト級が出現すると共に熱気バサラも登場、「何だよ、こりゃ・・・」と歯嚙みするや、「お前!こんな歌が楽しいのかよ!?」とランカに猛然と食ってかかる。
・思わず歌を止めたランカに、(感情指数がマイナスまでダウン・・・。やはり、安定稼働には調教が必要ね)と独り嗤笑するグレイス。
・「ランカに余計な事を言うな!」と噛み付くアルトだが、「余計な事だ?お前等が、こいつに無理矢理、こんな風に歌わせたのか!」とバサラに言い返され、「無理矢理って・・・ランカ・・・お前・・・」と呆気にとられる。歌えないランカにジェフリー艦長が後退を命じ、ケーニッヒモンスターはマクロス・クォーターに着艦。
・引っ込んでろとアルトに怒鳴られたバサラ、「やだね・・・」と拒み、「お前等・・・そんなに歌が聴きたいんなら、俺が歌ってやるぜ!!」「俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」と"突撃ラブハート"熱唱。
・(感情指数+7.87、フォールドウェーブ、レベル6.2・・・!歌エネルギー、18万チバソング!これが熱気バサラ・・・!)と計測結果に秘かに驚くグレイス。「行くぜ!どいつもこいつも!!」とバサラが叫んで戦闘再開。
・3PPイベント発生。「どうなってやがんだ!?熱気バサラの周辺の次元境界線が歪んでいく!」と驚くクロウ
「行くぜぇぇぇっ!!」とバサラが気合入れると、VF-22とVF-11、VF-17改造機が現れ、時空震動に巻き込まれたミレーヌ達ファイヤーボンバーとガムリン大尉がバサラと再会。
・「よう、お前等!」と声をかけるバサラに、「のん気に挨拶してる場合じゃないわよ!何なのよ、ここ!?銀河クジラを追っかけてたあんたを追ってただけなのに、どうしてこんな事になるのよ!?」と食ってかかるミレーヌだが、ガムリン大尉がまず安全確保をと呼びかける。
・更にムーンWILL配下だったレギュラスαが北東に出現、ジェフリー艦長がガムリン大尉達に保護を約束し、ファイヤーボンバーは合流、ガムリン大尉は共闘宣言して、戦闘再開。
・4PP敵全滅して戦闘終了。
・「ここって、あたし達のいた世界じゃないかも知れないのよ!」とバサラの無軌道ぶりを責めるミレーヌだが、「そんなのは俺の歌に何の関係もないぜ」とどこ吹く風のバサラ、「どこに行っても変わらんな、お前は・・・」とレイが苦笑する傍ら、ガムリン大尉がZEXISに保護を求める事を提言。「・・・気に食わねえな・・・」と不満げながら同行するバサラ。
・フロンティア船団に戻ったグレイス、病身をおして待ち伏せたシェリルが「あなた・・・ランカちゃんで何をするつもり?」「どうして、あたしじゃなく、ランカちゃんに歌わせるのよ!」と食ってかかるものの、「無理をしないで、シェリル。あなたの身体は完治していないんだから」と諌め、治療に専念するよう言い含める。仕方なく引き下がるシェリルを見送るグレイス、(フフ・・・ホント強いわ、あなた。でも、そろそろ限界が近いわね。プロジェクト・フェアリーは失敗と判断。フェアリー9はクィーンの予備として、今後は扱う。本作戦はクィーンという重要な駒の完成と新たに現れたキングを得て、次の段階へと進む・・・)と独り冷笑。
・宿泊先で休息するランカ、ナナセに慰められたものの、「こんな歌が楽しいのか・・・か・・・アルト君、お兄ちゃん・・・。これで・・・これでいいんだよね・・・」と独り懊悩し、慰めるように寄り添う謎生物あい君に「明日になれば、きっと元気になるから・・・」と微笑。
・フロンティア船団に迎えられたファイヤーボンバーの面々、ハワード・グラス大統領に挨拶し、オペレーション・トゥインクル責任者の三島補佐官に引き合わせられる。「って事は、あんな歌を歌わせたのはお前か?」と憤るバサラ、「あいつは誰かに歌うことを強制されていた・・・。あんなのは歌じゃねえ・・・!」と食ってかかるものの、芸術論をかわすつもりはないといなした三島補佐官、対バジュラ戦に協力要請。
・「やだね」と言下に拒絶するバサラ、後見人としてグレイスに預けると言われても「俺はあんたみたいな奴のために歌う事はねえよ」と一顧だにせず。(フフ・・・リトルクィーンとのデュエットは次元を揺るがすものになりそうね)と秘かにほくそ笑むグレイス。・・・いや飼いならせねぇし。(´д`)
・L4コロニーで暴動が発生したとの急報が入り、有力者であるウィナー家当主、ザイード氏が死亡と伝えられて、カトルの身を案じるZEXISの面々。
・アイランド1で独り佇むシェリル、(グレイス・・・いったい何を考えているの・・・。あんな歌はランカちゃんの歌じゃない・・・。あの子の歌は、もっと優しくて楽しくて、もっと・・・)と独白。(・・・遠くで誰かが歌っている・・・。悲しいけれど、優しい声が聴こえる・・・でも、あたしは・・・この身体じゃ・・・)と聞き入るシェリルに、「あの大丈夫ですか?」と声をかけたのは歌姫ラクス様!「会えて嬉しいです、シェリルさん。私・・・あなたの歌がとても好きなんです」と微笑みかける。(*´Д`*)

●第23話:悲しみのカトル
・ウィナー家の地下研究所に独り佇むカトル、「父上は最後までコロニーの未来を考えていた・・・なのに地球連邦とコロニーの人間は自分達のエゴで父上を殺した・・・父上は戦った・・・。武器を使わずに自らの信念で・・・。でも・・・でも・・・誰もわかってくれないんだね、優しい人の涙を・・・」と悲しみに暮れ、「これでコロニーは満足なんだ・・・!僕は決して忘れない・・・!そして、決して忘れさせないよ・・・!」と慟哭、「フフフ・・・ハハハハハ!アハハハ!破壊する・・・破壊するんだ、全て!歪んだ宇宙の全てを!この・・・新しいガンダムで!!」と狂ったように哄笑・・・( ̄ロ ̄lll)
・ウィナー家所有の資源衛星により重要な役割を占めてきたL4コロニー群だったが、レディ・アン特佐扮する「聖女レディ・アン」による独立承認と第2加盟国としての連邦加盟で懐柔され、事実上の植民地に成り下がりつつあった。それに異を唱えたカトルの父ザイード・ウィナー氏は、親連邦と反連邦に割れるアザディスタンや完全平和主義を奉じて再興したサンクキングダムにも資金援助しており、自己の所有する資源衛星をL4コロニーに対して封鎖。それを独善的な反逆行為と非難したL4コロニー住民が攻撃して殺害に至った。
・L4コロニー群に向かおうと声を上げるエスター、「行って、どうするの?」とスメラギさんにツッコまれて絶句しつつ、「でも・・・でも、あたし達が行かなきゃカトルは一人ぼっちじゃないか・・・」「何も出来ないかも知れない・・・。でも、カトルの側にいてやりたいよ・・」と嘆き、(頑張れ・・・頑張れ、カトル・・・。こんなありきたりな言葉しか言えないけど、頑張れ・・・)と心中でエール。
・一方、宇宙要塞バルジでL4コロニー群の暴動について報告するキラとアスラン、「何故、連中はトレーズ閣下の御心が理解できんのだ?何故、いたずらに争おうとする?」と憤るレディ・アン特佐に、「それが・・・人間だからです」と沈痛に告げ、「暴力で相手を屈服させたり、精神を支配したりするのは、人間という存在を否定する行為です」「コロニーの人々の不満を巧みにごまかし、連邦の意のままにコントロールするのは、人間を人間でない何かに変えるだけです」「それはトレーズ司令が否定しているモビルドールの導入と同じだと思います」と穏やかに諭して、常に礼儀やマナーに則りエレガントに振る舞うトレーズ閣下こそ人間を愛し文化や歴史に敬意を払っていたと指摘。
・理解及ばずパニックになるレディ・アン特佐に、「戦いの痛みを忘れてしまっては、人は戦いを捨てる事は出来ません」「・・・トレーズ司令は、その先の何かを求めていると僕は思っています」と告げるキラ、「特佐が司令の事を思うのならば、司令の想いを継いでください」と微笑みかける。
・OZの命令で新型機ヴァイエイトとメリクリウスを開発したドクターJら5人の博士達、上司として着任したツバロフ技師長の権威主義に辟易しつつ、テストパイロットとして連れてこられたヒイロとトロワに再会。捕虜として疑いの目を向けられるヒイロに、レディ・アン特佐推薦の志願兵を装うトロワ、「私がこの男を常に監視し、おかしな行動を取った場合は、その場で処刑します」と断言し、「私の銃で、この小僧を撃て」と弾を抜いた銃を渡されても躊躇なく引き金を引いて見せる。ドクターJも「失敗した兵士には用はない」とヒイロを見捨てたように偽装。
・資源衛星の一つを未確認のガンダムで破壊した何者かから、04Eコロニーを破壊するとの通信が入り、慌ただしく立ち去るツバロフ技師長。見送ったトロワ、「何のためらいもなく引き金を引くとはな・・・。さすがに驚いたぞ、トロワ」と揶揄するドクトルSに、「・・・本当は持った瞬間に重さで弾が入ってないのはわかっていた」と種明かししつつ、内偵を進めるためには例え弾が入っていたとしても急所を外して撃ったと明言。
・新たなガンダムの正体を案じる5人の博士達、「L4コロニーと新たなガンダム・・・。これはもしかすると不味い事になるぞ」と懸念。ヒイロとトロワも、L4コロニーと聞いてカトルを連想し、その身を案じる。
・ウィングガンダムゼロを駆ってコロニー近くに現れたカトル、「コロニー04E1Bに告ぐ。ただいまよりコロニーを消滅させる。無駄な抵抗はやめ、直ちに退去せよ」と冷酷に通達、OZの猛攻を驚異の装甲で寄せ付けず、「怖いんだね、死ぬのが・・・だったら・・・戦わなければいいんだよ!」と言い放つやツインバスターライフル掃射、OZ兵諸共にコロニー破壊し、「おかしいな・・・涙が流れてる・・・ひとつも悲しくないのに」と無表情に呟く。(lll゚Д゚)
・OZとアロウズ増援が出現すると共に、キラとアスランが駆けつけ、大破壊に呆然。「僕は同じような光景を以前に見た・・・あの日・・・僕が君に再会して、ストライクに初めて乗った日に・・・」と呟くキラ、「あの日から僕は戦ってきた・・・。あんな悲しい事を二度と起こさないために。だから、僕はOZで地球連邦を中から変えたいと思った。けど、もう駄目だ・・・」と告げ、「OZはもうすぐ消える・・・。だから、きっとあの人は僕達に機体を返してくれたんだ。アスラン・・・。僕達がOZの代わりにアロウズに対する抑止力になろう」と宣言。
・アスランも同意して、「俺達はここでOZを脱退する」と宣告し、「地球連邦がコロニーの懐柔を続ける限り、またL4コロニーのような悲劇が繰り返される・・・!あなた達も平和を求めるのならば、自分達のやっている事を考え直してくれ!」とOZ兵に説くものの、OZ兵はコロニーに平和をくれてやっていると居丈高に暴言。
・「うるさいよ!ごちゃごちゃと!」と業を煮やしたカトルがOZとアロウズに攻撃、一切の通信に応じず、やむなく三つ巴の戦闘に望むキラとアスラン。「全て破壊・・・?君達にそんな権利も、力もないんだよ。それは僕がやるんだよ・・・!このウィングガンダムゼロで・・・!」とカトルが静かに吠えてゼロシステム発動、精神コマンド毎ターン発動して戦闘開始。
・2PP、加速かけて北に突貫したアスランがカトルと戦闘してイベント発生。ヒイロとトロワ率いるMD部隊が南西に出現すると共に、南東にはZEXIS登場。
・キラとアスランに再会して驚くZEXISの面々に、「あれにはカトルが乗っていると思われる」と告げるトロワ、赤と青の機体には自分とヒイロが乗っていると告げ、「少なくとも今の俺達はお前達の敵だ」と宣告、「・・・いいのか?」と問うヒイロに「俺達が乗っているのはOZの新型だ。その俺達に勝てないようでは、ZEXISは戦ってはいけない」「あのガンダムも同じだ。ここで俺達に倒される程度の力なら、必要ないものだ」と冷徹に告げ、「見せてもらうぞ、カトル。新しいガンダムの力を・・・」とカトルに宣言。
・接近したトロワに攻撃するカトル、「僕はこのガンダムで歪んだ宇宙の全てを破壊する。全ての武器を破壊する事が僕のやるべき事なんだ」と宣言。「それは・・・!」と驚く刹那に応えるカトル、「そうだよ。ソレスタルビーイングの計画は僕がこのウィングガンダムゼロで遂行する」と告げ、連邦の所有物に堕したコロニーは連邦の武器だから破壊すると一方的に宣言し、「お前らしくないじゃないか」と穏やかによびかけるトロワも拒絶し、「みんな・・・どうして、わかってくれないんだ!」と独り苛立つ。
・「全てが歪んでいるならば、俺は自分を信じて、戦う・・・カトル・・・お前を殺す」とヒイロが宣言して戦闘再開。
・トロワとカトルが戦闘時セリフイベント。「僕は警告したよ、トロワ。それなのに僕に向かってくる気味が悪いんだ」と何かに取り憑かれたかのように対峙するカトル。「何かがきっかけになってカトルを冷静にできればいいのだが・・・。何かがきっかけで・・・」と苦吟するトロワ。(;_;)
・ヒイロとカトルが戦闘時セリフイベント。「君はコロニーを守るために戦っているのかい?」と問いかけるカトル、「コロニーは連邦に降伏して、僕達の敵になったんだ。コロニーは僕達の敵なんだよ」と言い募り、「宇宙は歪んでしまったんだ。だから僕は、全てを破壊する。そうだろう、ヒイロ?」と宣言。「俺達の言葉は届かないのか、カトル・・・。ならば・・・」と呟くヒイロ。
・3PP雑魚殲滅しつつ、ヒイロとトロワも撃墜、それぞれ撤退。
・4PP、分析かけたカトルに脱力でゼロシステムを止めてから集中攻撃開始。
・五飛がカトルと戦闘時セリフイベント。「カトル!お前は負けたんだな!」と叫ぶ五飛、「お前は自分自身に負けた!だから、道を見失った!」と叱りつけ、「そうさせたのは、この歪んだ宇宙だよ」と言い返すカトルに「そう思わせるのは、お前の弱い心だ!カトル!俺はお前の弱さを討つ!」と叱咤。
・4PPカトル撃破して戦闘終了、SRポイントget。
・「駄目なんだよ!僕はまだ倒れちゃ駄目なんだ!」と復活するカトル、「みんな・・・!みんな!消えてしまえばいいんだ!!」と絶叫。そこへ、戻ってきたヒイロが組み付き「お前にこれ以上、こんな事をさせるわけにはいかない」と宣言して立ちはだかる。
・カトルの攻撃に割って入りヒイロを庇ったトロワ、「俺はお前が過ちを犯していると思う。」「この戦いに必然性はない・・・」と告げ、機体の爆発を警告するヒイロに「そうだな・・・。俺はここまでだ」と呟くと、「カトル・・・。コロニーはどんな形にしろ連邦と手を組んだ。これは一つの戦争が終わった事を示している。それと同時に・・・俺達の任務も終了した。俺達は今、個人として戦っているに過ぎない。なまじ俺達には兵士として完璧な力が備わり過ぎていた・・・真剣に戦ってきたが故・・・自分一人でも、この時代を変えられると考えてしまう。カトル・・・それはお前だけじゃない。みんな、そうなんだ。でも、その心は・・・優しい奴ほど、つらく追い込んでいく。俺達の心の中は、俺達自身が戦い、そして、厳しく結論を見出さなくてはいけない。今までの戦いが意味のないものになったとしても。その中で新たな道を見つけよう・・・。一人で背負うのではなく、みんなで・・・だから、カトル・・・もういい・・・。優しいカトルに戻ってくれ・・・」と切々と説いて涙を流す。
・今にも爆発しそうなトロワの機体に焦り、近付こうとするカトルだが、「やめろ・・・!お前まで爆発に巻き込まれる!」とヒイロが制し、「でも、このままじゃトロワが・・・!」と言い募るカトルに「お前が殺した」と冷徹に事実を突きつける。「あまり、カトルをいじめるなよ、ヒイロ・・・」と苦笑したトロワ、ヴァイエイトと共に爆発・・・(;_;)
・「お、おい・・・嘘だろ・・・?トロワお得意のトリックだろ?」とデュオが呟き、「目の前の現実を受け入れろ!奴は・・・トロワは死んだ!」と五飛が叱咤、呆然とするZEXISの面々。絶叫するカトルをよそに、傷ついたヒイロも意識を失い、更にOZのモビルドール部隊が大挙出現。
・「五飛!」と声をかけたデュオ、「死なない程度に頑張れよ!」と励まして五飛と共に突貫。その隙にスメラギさんが撤退命令、躊躇うシンを「ここで俺達が応戦すれば、泥沼になる。そうなれば、デュオと五飛は確実に死ぬ!」とアスランが諭し、歯嚙みしつつ退くZEXISの面々。
・何とか猛砲火をしのいで生き延びたデュオと五飛、「後は奴等が俺達を基地に連れていけば道が拓けるかも知れん・・・」「ああ・・・あそこには奴等が・・・俺達のガンダムを造ったロクデナシがいるらしいからな・・・」と語り合い、OZの捕虜に。
・更にトールギスを駆ってミリアルドが現れ、「ゼクス・マーキスは死んだ・・・」「私の名はミリアルド・ピースクラフト。地球からの親善大使として、ここに来た。OZのレディ・アン特佐にお目通りを願う」と告げる。
・月のOZ基地に連行されたデュオ、五飛、カトルはまとめて収監され、重傷のヒイロはおそらく病院へ。「僕は・・・取り返しのつかない事をしてしまった・・・トロワ・・・ヒイロ・・・。僕のせいで二人は・・・」と悔恨にくれるカトルだが、「一度の失敗で全てを諦めるのか?」と五飛が叱咤、基地にいるはずの5人の博士が気付いてくれればと期待を口にするデュオ。
・「二人共・・・まだ戦う気なんだね・・・」と呟くカトルに、「俺は二度と諦めないと誓った。だから、折れない」と五飛が断言、「まだ俺達は生きてるからな。最期の瞬間まで足掻いてみせるさ」とデュオが不敵に笑い、まずは身体を休めろと諭す。
・イノベイター拠点で「・・・ついに見つけたね、リジェネ」と告げるリボンズ、「ドクターJの所で見つからないはずだよ。まさか、あの時点で実物は存在せず、今になって改めて造られるとはね」と応じるリジェネに、「もう一つの『ゼロ』のガンダム・・・」と微笑。「二つの道に分かれたイオリア計画・・・。あれを手に入れなければ、真の計画遂行は不可能だろうね」と指摘するリジェネに、「だが、裏を返せば、あれを持つ者は僕達にとってカウンターになる」とリボンズも指摘、計画における役割が不明のままなのでまず調査し、場合によっては破壊すると宣言、「さあ・・・ゼロのガンダム、君は僕に何をもたらしてくれるのかな?」と不敵に笑う。

●第24話:ゼロと呼ばれたG
・トロワを悼むシンに、「絶望するのは、まだ早いよ。あの辺りは通商ルートでもあるんだ。漂流しているのを発見される可能性も高いと思う」と諭すキラ。
・プトレマイオス2には、王留美がスカウトした才媛、アニュー・リターナーが操舵士として赴任、「宇宙物理学、モビルスーツ工学、再生治療の権威で、操船技術や料理に長け、おまけに美人だ」とイアンがベタ褒め。
・ウィングガンダムゼロについて「名称から判断すれば、あの機体はヒイロのガンダムのプロトタイプになるが・・・」と推測するカミーユ。(プロトタイプ・・・ゼロ・・・。何だ、この妙な符合は・・・)と内心で訝しむイアン。
・王留美の手配でカトルの姉から引き取ったサンドロックがプトレマイオス2に搬入され、イアンが前から考えていた強化プランを施す事に。強化プランの出所は、イアンの昔の知人のジャンク屋で、元はバーニア設計に関して超一流の技術者、コロニーのガンダム設計に関わっていたと目される人物。
・カトルは必ず帰ってくると主張するエスターに刹那やキラ達も同意、サンドロックを仕上げて待とうと盛り上がる。(カトルはガンダムによってその優しい心を歪められた・・・)(いったいガンダムの存在する意味とは何なんだ・・・)と秘かに黙考する刹那。
・OZの月面基地へ偵察に出る刹那とティエリアに、イアンも同行を志願、(事によると、ワシの疑問を説く鍵はあのガンダムに・・・ウィングゼロにあるのかも知れない・・・)と黙考。
・レディ・アン特佐を訪れたミリアルド、「まだまだ霧の中ですが、おぼろげながら道は見えてきました」と告げ、「人はその手に戦う事を取り戻さねばなりません」と賛同するレディ・アン特佐、ミリアルドに基地での行動の自由を保障。
・鹵獲したウィングガンダムゼロのゼロシステムに(いったい、これは何だ・・・?脳量子波対応型とも、まったく違う・・・)と首をひねるツバロフ技師長、アロウズからウィングガンダムゼロ調査のため派遣された技術士官ビリー・カタギリに「・・・レイフ・エイフマンの秘蔵っ子・・・。まさか、君がアロウズのモビルスーツ開発主任だったとはな」とライバルの弟子に嫌な顔をし、「勝手にするがいい。私はこのようなものには興味はない」と丸投げ。
・友人ビリーへの無礼な態度に苛立つブシドー、「な、何だ、貴様は!?」と慌てるツバロフ技師長に「人はミスター・ブシドーと呼ぶ。・・・迷惑千万だがな・・・」と吐き捨てる。「・・・しかし、君・・・。ブシドーの名前を気に入ってるのかと思ってたよ」と揶揄するビリーに、名無しだと不便だから便宜上認めているだけと言うブシドー、ガンダムの調査のせいでビリーが手がける自分専用の新型完成が遅れてしまうとボヤく。そこへミリアルドがやってきて再会、奇縁に驚くブシドー。
・囚われのデュオのもとに食事を運んできたヒルデ、「OZは旧三大国家とは違うわ。正義を以って、この世界の秩序を守るのだから」と胸を張り、「OZのレディ・アン特佐はコロニーに自由と誇りを与えてくれた。それに報いるためよ。ガンダムで戦い、コロニーを危機に陥れたあなたみたいな人にはわからないでしょうけどね」と主張。
・「俺達もコロニーのために戦ったんだけどな。・・・つまり、本当なら俺とお前は敵じゃないんだよ」と朗らかに告げるデュオ、懐柔されて敵に手を貸すほど愚かじゃないと気色ばむヒルデに、「じゃあ、聞くがよ・・・。その敵って何だよ?」「地球連邦に歯向かう奴は全て敵か?L4コロニーのウィナー家排斥みたいな事をまたやるのか?」「お前みたいな普通の女の子が軍に入らなきゃならないような世界を創る奴等を信じていいのかよ?」とツッコみつつ、「お前みたいに自分が信じた事のために一所懸命な奴は嫌いじゃないのさ。俺も俺の仲間もみんな、お前みたいに生きてるからな」と微笑。そこはかとなく共感を覚えて互いに名乗り合うヒルデとデュオ。
・ウィングガンダムゼロのコクピットでゼロシステムを自ら検証したビリー、悲鳴を上げて飛び出すや、「クジョウ・・・!君はずっと前から!僕の事を利用していたんだね!!」「そして、踏みにじった!僕の信頼を・・・僕の気持ちを!!許さない!許さないぞ、あの女だけは!」と狂乱しつつ、「このガンダムは素晴らしい・・・!ゼロシステムによって、僕の思考は無限に広がった!」「僕は全てを理解したよ!クジョウの事も・・・!教授の残したトランザムの謎も!!ああ・・・!だが、もっとデータが必要だ!実戦のデータが!!」と叫び、ガンダムのパイロットを載せて更にゼロシステムのデータをとることを要求。君も修羅道、魔道に落ちたか・・・とブシドー呆然。
・OZ月面基地に単騎で現れた刹那、ティエリアがイアンを潜入させるための陽動開始。ビリーの手配でウィングガンダムゼロに乗せられたデュオ、仲間を人質に刹那と戦う事を強要され、「・・・これのどこが、正義を以って正しい秩序を守るっていうんだよ・・・」とボヤきつつ、刹那と対峙。
・基地で傍観する5人の博士達、「あのシステムに気付いた者がいたようだな」「しかし、よりによって相手がGNドライヴ搭載型とはな」「これも因果なのかもしれない」と口々に呟き、「見守るのは、戦いの行方以上のもになるかも知れんぞ」「それこそ本望だ。そのためにワシ達はソレスタルビーイングを抜けたのだからな」と明かす。
・ウィングガンダムゼロのパイロットが誰かと訝しむ刹那。一方、「悪いな、刹那・・・。俺にはトロワみたいな真似は出来そうにない。行くぜ!お前を倒す事になったら、それなりのやり方で責任は取る!」と決意して、サシで戦闘開始。
・刹那がデュオと戦闘時セリフイベント。「何だよ、このガンダムは・・・!パワーもスピードも攻撃力もとんでもないぜ!こいつの限界を引き出せるような奴なんているのかよ!」とデュオ驚愕。
・1PP、再攻撃でデュオ瞬殺してイベント発生。「ちっ・・・迷いながらの戦いじゃ、とても刹那には勝てねえぜ・・・」と舌打ちするデュオ、こちらもカトルと五飛の生命がかかっていると気炎を上げる。一方、勝機と見た刹那はトランザム発動、「あれのデータも取れるとは、まさに一石二鳥だ」とほくそ笑むビリー。
・突然ゼロシステムが起動して「な、何だ、これはよ!?」と驚くデュオ。様子を見ていた5人の博士達、「しかし、あのガンダム・・・ゼロシステムの発動を促すほどのレベルとはな」「ツインドライヴ・・・。そして、それを駆る者の力か」と驚きつつ、「果たして彼に資格はあるのかな?」「その答えはウィングゼロが出すだろう。そのためのガンダムとゼロシステムだ」とコメント。
・「う・・・うわあああああっ!!」と絶叫するデュオに、「この感覚・・・まただ・・・!カトルの悲しみが流れ込んできた時と同じだ!あれに乗っているのは・・・デュオか!」と感じ取る刹那。
・ゼロシステムにより人間の限界を超えたスピードで刹那に切り込むデュオ、「俺は・・・守らなくちゃならねえんだ!仲間を・・・コロニーを!!」と一方的に猛攻。ライバルの苦戦に驚くブシドーに、「これがゼロシステムだよ・・・!パイロットの脳波に反応して、その戦闘能力を高める!いや・・・高まるのは戦闘能力じゃない!計算されたあらゆる状況はパイロットの脳にフィードバックされ、思考は無限に広がる!それはパイロットに未来さえ見せるんだよ!」と興奮するビリーだが、「そんな負荷に人間の脳が長時間耐えられるはずがないよ。あのシステムを使いこなせる者がいたとしたら、それは人間ではない」とも指摘。
・ゼロシステムのため錯乱状態に追い込まれて無差別に砲撃するデュオ。「カトルの時と同じだ・・・!カトルも、あのガンダムに翻弄されていたんだ!」と悟る刹那、デュオに呼びかけるも届かず、「奴に対抗するには、トランザムのリミッターを解除するしかない・・・!」と決意。
・「俺の意識とデュオの意識が・・・交わって行く・・・!?」「刹那の思考が・・・俺に流れてくる・・・」と互いを感じ合う刹那とデュオ。「デュオ・マックスウェル!己を取り戻せ!」と刹那が叱咤し、「お前の希望を捨てない強い意志はいつだって俺に力をくれた!そのお前が機械に翻弄されるのか!」と熱く呼びかける。
・気合の叫びと共にゼロシステムをねじ伏せるデュオ。「あのパイロット・・・システムの干渉を跳ね除けたのか!」と驚くビリー。一方、傍観する5人の博士は「双方共、やりおるな。ゼロシステムに干渉する者と、ゼロシステムを打ち破る者・・・」「伊達に死神を名乗っておらんという事だ」「しかし、ヴェーダが選んだパイロットなど、役に立たんと思っていたが・・・」「なかなかどうして・・・」「これは希望が持てるかも知れんな」と評価。
・カトルもゼロシステムにやられたと悟ったデュオ、「こんなシステムを使いこなせる奴がいるとしたら、そいつは人間を超えた存在だぜ」と吐き捨てる。そこへ実験終了を宣言するビリー、アロウズを出撃させて刹那を包囲し、ブシドーとヒリングらイノベイターも出撃。人質のためとデュオは基地へ戻る一方、こちらも総力戦とZEXIS本隊が駆けつけて北西に出撃、イアンを潜入させたティエリアが戻ってきて刹那と共に合流。スメラギさんが、今後の戦闘のため6分間で可能な限りモビルドールを落とすよう指示して戦闘再開。
・1PP、プトレマイオス2を南に押し出してから、敵10機撃破してイベント発生。「ZEXISめ・・・!こうなったら、あれを使うしかない!」と焦るツバロフ技師長、「あれは戦いの無意味さを加速させるだけだ」と反対するレディ・アン特佐に、モビルドールシステムこそ地球に秩序をもたらす最高の兵士と強弁。
・「・・・トレーズ様があの人形を嫌う気持ちが今ならよくわかる・・・」と呟くレディ・アン特佐、死は人の感情に強烈に訴える故、戦いへの肯定と否定という極論の選択を導くため、死を迎え入れる事こそが戦士の正しき姿だと説き、理解できないと吐き捨てるツバロフ技師長に「だから、敵となるのだ。お前と、私は!」と宣言。
・「あなたを反逆罪で処刑する!既にコロニーの懐柔策は完了したも同然だ!あなたの役目は終わった!」と言い放つツバロフ技師長、「・・・OZでの過ちは死に値する過去であった・・・さあ撃て、ツバロフ!お前も一人の戦士としてその手で戦え!!」と迫るレディ・アン特佐を撃ち倒し、「待っていろ、ZEXIS・・・!悪魔のガンダムががお前達を叩き潰してやる!」と宣言。
・(愛くるしさなのですね・・・。全てを歪めたのは・・・純粋な心が・・・答えの見えぬ世界で苦しんでいく・・・)と独白するレディ・アン特佐、(でも、健気な者達よ・・・。輝き続けて・・・ください・・・。そして、これからも愛させて・・・ください・・・これが・・・私に・・・最後に出来る事・・・)と五飛達の部屋のロックを遠隔解除。
・突然解放されて戸惑う五飛とカトル。そこへデュオが駆けつけ、ちゃっかり仲間にしたヒルデの案内で機体へ向かう。
・デストロイのモビルドールを出撃させて圧倒的な力に狂喜するツバロフ技師長。一方、デュオ達もそれぞれのガンダムで出撃、仲間のため戦う姿に心を打たれて寝返ったヒルデもトーラスで同行し、プトレマイオス2に合流。
・沙慈に再会したカトル、「僕は・・・僕のやってしまった事をこの手で償いたいんです!」と力強く宣言して、戦える機体を要求。「・・・わかったよ。じゃあ・・・」と準備してたサンドロック改でカトルを送り出す沙慈。
・デュオと五飛のガンダムも、いつの間にか5人の博士により改修されており、「無償バージョンアップとはよ・・・。アフターサービスもばっちりってわけか。正直、うらやましいぜ・・・」とクロウが羨みつつ、戦闘再開。
・ティエリアがブリングと戦闘時セリフイベント。「奴もイノベイターか!」と気付くティエリアに、「ブリング・スタビリティ・・・。裏切り者を処分する使命を帯びている」と名乗るブリング。「それが僕の事を指しているのだとしたら、笑わせてくれる・・・!イオリア・シュヘンベルグの計画を歪めたお前達こそが、世界に対する裏切り者だ!」と糾弾するティエリア。
・2PP敵60機撃墜でSRポイントget。
・2PPヒリング撃墜、リボンズのお使いできたけど次は潰すとか負け惜しみ言って撤退。
・2PPブリング撃墜してイベント発生。しぶとく復活するブリング、同類を討つのは忍びないとか嘯きつつティエリアに迫る。「ナドレの時とは違う・・・!自らの意志で、その姿を晒そう!」と叫ぶティエリア、セラフィム分離攻撃で圧倒してビームサーベル×6で撃破。「ええい!討つというのか、同類を!」と叫ぶブリング、「違う!僕は人間だ!!」とティエリアに否定され、機体と共に爆死。
・2PP、デュオがマップ右上隅から南6に移動して、補助GNドライヴget、「あのジイサン達・・・こんなものを運び込んで何をやってたんだ・・・」と訝しむデュオ。
・MD無限増援を援護陣形組んで撃ち減らしつつ、7PPイベント発生、戦闘終了。
・潜入したイアンを「久しぶりだな、イアン。元気そうで何よりだ」「最後に会ってから、もう20年近くは経つかな」と迎えるドクターJら5人の博士達。「・・・あなた達の開発したというトールギスは俺の一つの目標だった・・・やはり、あなた方コロニーのガンダムの開発者だったんですね」と告げるイアンに、「私達も驚いたよ。AEUのメカニックだった君がソレスタルビーイングに参加してたとはね」「つまり、君は私達と入れ違いだったというわけか」と答える博士達。
・トールギス製作後にソレスタルビーイングに所属した博士達は、5機のガンダムのプロトタイプであるウィングガンダムゼロを設計したものの、その痕跡は完全に消去され残っていないと告げ、「我々はイオリア計画のカウンターだからな」と明かして、三大国家による世界支配に立ち向かう際にソレスタルビーイング自体も障害になると考えたと言いつつ、「少なくとも当時の我々はソレスタルビーイングにゼロシステムを渡すわけにはいかないと考えたのだよ」と告げる。
・戸惑いつつウィングゼロとイオリア計画の関係を問うイアンだが、「・・・時間切れだ。我々も、ここを脱出するつもりなのでな」「その答えは君達自身が見つけてくれ」「あのツインドライヴのガンダムと共にな」と韜晦する博士達、「人類を導く者に迷いは許されない。それは他者に不安を与え、より大きな争いを生むだけだからな。だから、GNドライヴとゼロシステムは距離を取らなければならなかったのだよ」と言い置いてシャトルで離脱。
・イアンもティエリアに収容され、ZEXIS撤退。
・「ZEXIS・・・。今ならトレーズの言っていた事を私も理解できる。だが、君達だけに時代を背負わせはしない。私も自らの足で立とう。このピースクラフトの名と共に」と独り宣言するミリアルド。
・ガンダムのパイロットと博士達に逃げられ苛立つツバロフ技師長だが、「ウィングゼロは、まだこちらにあります。それにパイロットも1名、残っていますから実験の継続も可能です」と冷静に答えるビリー、「あのガンダムは僕が預かります。これはアロウズ上層部の意志でもあります」と宣言しつつ、(待っているがいい、クジョウ・・・。君には裏切りの代価を払ってもらうよ。僕がゼロシステムで手に入れた新たな力でね・・・)と独白。
・ZEXISに合流したカトル、「僕は父の死んだショックから、あのウィングガンダムゼロを駆り、取り返しのつかない事をしてしまいました・・・」と項垂れる。「気休めを言うつもりはないが、あの悪魔みたいなガンダムのせいでもあるぜ。あれは乗っている人間にロクでもないものを見せやがる」とフォローするデュオに、「H教授は、その危険性を知っていたから、ウィングゼロを実際に製造しなかったんだ・・・。だが、その封印を僕は破った・・・」と応じるカトル、ZEXISで戦う事により償うと宣言。「・・・ここにはお前を拒絶する人間はいない」と刹那が答え、「やっちまった事の重さがわかってる奴を責めても無意味だ。そいつが自分なりのやり方でケジメをつけるって言ってるなら、なおさらだ」とクロウが続けて、カトルを温かく迎え入れるZEXISの面々。
・ZEXISは地上部隊と合流へ。

●第25話:終わらない約束
・クロウの査定は2万G、ただし熱気バサラの戦場ライブと銀河クジラのムービーが20万Gの高値で、借金残額は75万Gに。

●第31話:ジ・アンブレイカブル
・クロウ乗り換えの選択肢は、1周目が射撃戦タイプだったので、今回は格闘戦タイプに。
・CDSにドン引きのZEXISメンバー、何度見ても爆笑。(゚▽゚*)
・2周目なので、ブラスタ改造の借金200万Gを背負うクロウに、おまけだと言ってタイプRとタイプBの換装機能を追加してくれるトライア博士。

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