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第2次SRWZ再世篇(2周目:宇宙ルート:32〜37話)

●ルート分岐
・クロウの選択は衛星兵器破壊。

●第32話:メメントモリ攻略戦
・衛星兵器攻略部隊では、ソレスタルビーイング基地から届けられた新武装をイアンとアニューが協力して調整完了、スメラギさんの作戦による奇襲を企てる。
・「あの衛星兵器・・・メメントモリってんだろ。ふざけた名前をつけてくれるぜ」と毒づくクロウ、意味を問う沙慈に「ラテン語で『自分がいつか死ぬ事を忘れるな』って意味だ。そうやって死を強調する事で今、生きている事を意識させる言葉でもある」と説明、アロウズとイノベイターの増長に憤るロックオン達。
・「気をつけてね、ライル」とロックオンを気遣うアニューに、「俺はこれでも悪運の強さには自信があるんでな」と嘯くロックオン、「・・・今、ライルって言ったですね?」「乙女の勘が言ってるです!お二人は既に恋人同士ですね!?」と目敏くツッコむミレイナにも余裕で「イエスだ」と肯定し、焦るアニューを「こういうのはオープンにした方がいい。そうしとかないとミシェルやピエールがアニューにちょっかいを出してくるしな」と混ぜっ返す。
・いつの間に・・・と呆れるアレルヤ、「お前に言われたくないぜ」とロックオンに返されると、「僕とマリーの場合は、超人機関にいた時から・・・」と素直に答え、「別になれそめを聞いてるわけじゃねえよ・・・!」とツッコむクロウにも動ぜず「ふふ・・・アレルヤったら、おかしいんだから」と微笑むマリー。(お、お似合いだな、この二人も・・・)と内心で天然ぶりに呆れる沙慈。(^^;
・地球連邦軍の一部がアロウズに対してクーデターを起こしアフリカタワーおよび低軌道ステーション占拠との急報が入り、緊迫するプトレマイオス2。
・イノベイター本拠地のリボンズとリジェネ、クーデターの推移を見守りつつ予定通りとほくそ笑む。過去に学ばない人類を、イオリアの創造したイノベイターが超寿命をもって導き救うと傲慢に言い放つリジェネだが、「君は僕に造り出された事を忘れたようだね」とリボンズに釘を刺されて沈黙、苛立って退出。
・「要するに僕以外のイノベイターは僕にとっては駒と同じだ」「人類を導くのはイノベイターではなく、この僕、リボンズ・アルマークという事だよ」と驕りを剥き出すリボンズ。「そうやって神を気取るか・・・」と吐き捨てるアムロ、人の生命を犠牲にして独裁者が創る新世界など無意味と断じ、狭量なリボンズの稚拙な恫喝を歯牙にもかけず、「あのメメントモリを使って、お前が何をする気なのかはわかっている」「お前のような輩のやろうとする事など誰にでもわかる」と指摘。
・「そして、お前の耳には届かないようだな。あれによって奪われる生命の声が」と告げるアムロ、「俺は少年の頃、あれと似た兵器によって多くの人間が死んでいくのを感じた。人の生命が溶けていく憎しみの光・・・。お前の脳量子波は、それを感じられないのか?」と問う。
・「脳量子波は選ばれた者だけが持つものだよ。メメントモリで死んで行く大衆は持ち合わせていないだろうね」と言い放つリボンズだが、「・・・やはりな。お前はイノベイター・・・変革者などではない」「お前の言う人類の革新の先駆けとなる者・・・。その資格をお前は持っていない。お前はイノベイターではない。そして、人間でもない・・・!」とアムロに糾弾され、気色ばんで銃を向けると「残念だよ。純粋種である君は唯一の同志だったのに、僕を怒らせてしまった」と幼稚な恫喝。(´д`)
・「その傲慢な物言い・・・!お前の存在は危険だ!!」と睨みつけるアムロ、プレッシャーに押されて激しい頭痛に顔を歪めるリボンズに、「お前が真のイノベイターだと言うなら、銃など使わずに俺を止めてみせろ」と挑発。「どこへでも行くがいいさ。そして、君はいつか思い知る。僕の下から去った事は間違いだったと」と嘯くリボンズに、「次に会う時は戦場だ。お前という存在を引きずり出す。だが、お前を討つのは俺ではない。・・・真のイノベイターだ」と言い置いてアムロ逃走。
・クーデターを指揮するハーキュリー大佐、地球連邦軍総司令部の密使として訪れた旧知のセルゲイ・スミルノフ大佐と対面、投降勧告を鼻で笑い、無関係な市民を巻き込むなと諭すセルゲイ大佐に「無関係ではない。」「アロウズなどという組織を台頭させたのは、市民の愚かさなんだよ・・・!」「彼等には目覚めてもらわねばならん。たとえ痛みを伴ったとしても・・・!」と告げて、アロウズの蛮行を知ってもらってから人質を解放すると宣言、「彼等を目覚めさせるためなら、私は喜んで捨石になろう」と覚悟を示す。
・甘いと指摘するセルゲイ大佐、「情報統制で世論を味方につけ、自分達の正当性を確保した後、必ず何かを仕掛けてくる!」と警告。「だが、奴等の目をこちらに引きつけていれば、その間に彼等がメメントモリを何とかするだろう」と告げるハーキュリー大佐、「彼等・・・?」と問うセルゲイ大佐に「監察権を持つ外部独立部隊、ZEXISだよ」と答える。
・「フフフ・・・精々吠えていなさい、パング・ハーキュリー。もうすぐ、あなたには神の雷が落ちるのです。メメントモリという名のね」とほくそ笑むリント少佐、メメントモリの電子チャージを待ちつつ、高々度で待機するZEXISのマクロス・クォーターの主砲のみを警戒、自分が指揮する防衛部隊を突破は出来ないとたかをくくって冷笑。
・そこへ突然、大気圏上層部からの攻撃でバイカル級巡洋艦が撃沈。「マクロスキャノンには気をつけろと言ったはずでしょうが!」と叱責するリント少佐だが、「違います!あの艦を沈めたのはパンチです!」との報告に目を白黒させ、続けて至近に姿を現したプトレマイオス2とCBガンダムに驚愕。
・アクエリオンの無限拳で防衛艦隊の陣形を乱した隙にプトレマイオス2単艦で突入したスメラギさん達、「メメントモリを確認。やはり、オービタルリングの粒子加速器を利用した自由電子レーザー掃射装置です」とフェルトが確認し、破壊に必要なデータ分析のため接触ポイントへの突撃を命令。トレミーを援護して5分間制限の戦闘開始。
・1PP敵6機撃破してイベント発生。北にヒリング、リヴァイヴ、デヴァインのイノベイターが出現、デヴァインのモビルアーマーが桁違いのスピードでトレミーに肉迫。そこへ「させるか!」と駆けつけたアムロのνガンダムが、サイコフレーム起動させつつフィン・ファンネルで痛撃。「くっ・・・!何だ、この脳量子波は・・・!」とデヴァインが気圧されて足を止め、トレミーに近付いて援護に入るアムロが「イノベイターはあれを低軌道ステーションに向けて発射するつもりだ!」と警告。
・クーデター一派と共に6万人の人質市民を一掃するとのアロウズの意図を察したスメラギさん愕然。刹那にイノベイターを止めるよう促すアムロ、(そうだ、刹那。イノベイターを倒すのは、お前だ。見ているがいい、リボンズ・・・!人類がお前の思い通りになると思うなよ!)と独白して、戦闘再開。
・1EP、更に敵6機撃墜してイベント発生。南にマクロスクォーターが駆けつけてZEXIS本隊出撃。「アロウズ・・・!あの憎しみの光を、また撃つつもりか!」と憤るカミーユと刹那に、(そうか・・・。カミーユの存在が刹那の目覚めを促しているのか)と得心するアムロ。
・2PPイノベイター撃破、リヴァイヴとヒリングは撤退、デヴァインは爆死。
・2PP雑魚殲滅後にリント撃沈、リントは陳腐な捨て台詞残して撤退。
・2PPトレミー目的地到達して戦闘終了、SRポイントget。
・戻ってきたリント少佐の旗艦が突貫、「残存GN粒子を全解放!」とスメラギさんが指示してトレミーのトランザム発動、リント少佐を瞬殺返り討ち。続けて解析した構造データを転送された刹那がライザーソードでメメントモリの共振部を破壊したものの、発射は止まらず、レーザーが軌道エレベーターのピラーを直撃。
・己の読みの甘さとアロウズの悪辣さに呆然とするハーキュリー大佐、セルゲイ大佐に離脱を促して自らは最後まで残ると言うものの、「そんな事で罪を償う事は出来ん!貴様は軍人だ!軍人なら市民を守れ!一人でも多くの市民を救い、その上で死ね!!」とセルゲイ大佐に叱咤される。

●第33話:散りゆく光の中で
・アロウズ輸送機でハーキュリー大佐が父セルゲイ大佐の旧友だと明かすアンドレイ少尉、共に軍人だった両親がテロリストとの戦闘中、民間人を守る事を優先した父が前線部隊にいた母を見殺しにしたとルイスに告げ、「だから、私は軍へと入った。父のやり方を否定し、母の望んだ平和を築くために」と想いを口にする。そこへメメントモリによるアフリカタワー攻撃の知らせが入り、動揺するアンドレイ少尉とルイス准尉だが、「落ち着け、お前等!」とコーラサワー少尉が一喝し、カティ・マネキン大佐の指揮で現場へ急行。
・大気圏上層部のプトレマイオス2でピラー破片落下をモニターするスメラギさん、タワー周辺の地表が壊滅すると被害を予想し、地表に降下して破片迎撃を指示。
・イノベイター首領リボンズ・アルマークのもとに軟禁されていたと明かすアムロ、小型スペースコロニー並の巨大なステルス宇宙船がイノベイターの拠点だと告げる。
・「刹那の変化もイオリアの計画の一部なんでしょうか?」と秘かに問いかけるカミーユに、「やはり、気付いていたか・・・。」と納得するアムロ、この問題は誰かが手を加えるようなものだとは思っていないと告げ、同意するカミーユと共に刹那を見守る決意を固めつつ、(シャア・・・お前はどこにいる。この世界でも人は変わり始めているんだぞ)と独白。
・一方、パイロットスーツに身を固めたマリー、「破片を撃墜しなければ、たくさんの人が生命を落とす・・・」と、アリオスの支援機GNアーチャー搭乗を決意。
・珍しくパイロットスーツを着けたロラン、「イアンさんに用意してもらったんだ。僕も覚悟を決めようと思うから」と告げ、「僕達は生命を守らなくちゃならないんだ」と口にしつつ、(ディアナ様・・・申し訳ありません。僕は・・・お約束を破るかもしれません)と内心で詫びる。
・タワー周辺地域を見下ろす遥か上空で、破片を迎撃すべく飛行可能な機体のみ出撃するZEXIS、北側から落ちてくるピラー破片を最南端の最終防衛線までに撃破すべく戦闘開始、全員気力MAXスタート。
・2PP、破片撃ち減らしてイベント発生。北にピラー破片第二波出現、埒があかないと見たスメラギさんが「このエリアの周辺にはクーデター一派や、カタロン、アロウズもいるのよね?」「オープンチャンネルで通信を開いて」と指示し、ZEXISのスメラギ・李・ノリエガと名乗ってピラー破片の落下データを送信、「この通りに破片が落下すれば、その下の人口密集区域は壊滅します。このままでは何千万という人々の生命が消えてしまいます。破片破壊に協力してください。お願い・・・!みんなを助けるために力を貸してください!」と呼びかける。
・ところが北西と北東にマリリン率いる次元獣部隊が出現、「もちろん、殺気の放送を聞いて手助けに来た・・・なんて事が、あるわけないじゃない!あなた達を潰しにきたのよ!」と嗤笑、ピンチだからと助けを頼む根性が甘いと嘲り、「諦めなさいよ!おばさま特製の空飛ぶ次元獣でたっぷり相手をしてあげるから!」と宣告。
・一方、南東に全領域型のタオツーを駆るセルゲイ・スミルノフ大佐が登場、「これより破片撃墜に協力する」「私の管轄で動かせる連邦軍も既にこちらに向かっている。周辺エリアでの破片破壊は彼等がやってくれる」と宣言。続けてミリアルド・ピースクラフトもエピオンで南東に現れ協力宣言。
・更に、南西にはコーラサワー少尉率いるアロウズが出現、「いくら命令とはいえ・・・!」とZEXIS協力を憤るルイス准尉に「文句を言うな、准尉!民間人を守るのが軍人の任務だろうが!この下には人が住んでるんだぞ!」と叱咤。「私は生命を見捨てない。父とは違う生き方をする・・・!」とアンドレイ少尉も気炎を上げる。
・周辺エリアでもクーデター一派、カタロン、連邦正規軍、ナイトオブラウンズ、アロウズによる破片迎撃を観測。地上部隊のイカルガとタワーも、難民キャンプ避難を誘導しつつ、現れたインベーダーを迎撃中とのこと。「・・・ありがとう・・・。ありがとう、みんな・・・」と呟くスメラギさん、「こんな状況で全てが一つにまとまっていく・・・」と呟くアニュー。
・「・・・ってなわけだ、マリリン」とほくそ笑むクロウに、「ムカつく・・・!マ・ジ・で!ムカつく!!」と激怒するマリリン。援軍と協力しつつ戦闘再開。
・3PP破片撃ち減らしてイベント発生。更に大量の破片が落下してきて焦るZEXISだが、「ソシエお嬢さん・・・。ホワイトドールから離れてください」とロランが決意を込めて告げ、「ホワイトドールの封印を解きます!」と宣言。
・北部中央に移動したロラン、「ディアナ様・・・。僕は二度とあれを使わないと決め、今日まで封印してきました。でも、僕は・・・!みんなを救うために月光蝶を使います!」と叫び、かつて地球上の文明を砂塵と化さしめた最終兵器・月光蝶で大量の破片を一掃。驚くZEXISの面々だが、ティエリアは(この奇妙な感覚・・・。僕の中のどこかにあれについての記憶があるのか・・・)と戸惑う。
・ディアナ様との約束を破ったけれど後悔はしないと宣言するロランに、「・・・何だ?歌・・・が聴こえる・・・」と戸惑う刹那、バサラも「誰だ・・・?いい歌じゃねえかよ」と微笑。そこへディアナ様ご本人から直接通信が入り、うなだれるロランに「よくやりました、ロラン」と微笑みかけて、「あなたの事です。きっと私との約束を破った事で心を痛めているのでしょう。ですが私は、あなたがそれだけの覚悟を以って、月光蝶の封印を破った事を誇らしく思います。やはり、あなたにホワイトドールを託したのは正しい選択でした」と告げ、「胸を張りなさい、ロラン・セアック。最も大切なものが何かをわかっているあなたなら、ホワイトドールを正しく使ってくれるでしょう。女王ディアナ・ソレルの名の下、改めてあなたに月の蝶を預けます」と宣言。
・「僕を信じてくれたディアナ様のためにもやってみせる!行こう、ホワイトドール!全ての生命を守るために!」とロランが気炎を上げて、戦闘再開。
・3PP、MAP兵器も総動員して、破片100個撃破でSRポイントget。
・3PP破片殲滅して戦闘終了。
・ゼクスはアロウズへの憤りを口にして撤収。
・己のクーデターが招いた惨状に呆然とするハーキュリー大佐、「あの方は・・・こうなる事を知っていたのか・・・。だとしたら・・・」と呟き、「クーデターの首謀者はお前ではなかったのか?」と聞きとがめるセルゲイ大佐。そこへ反乱分子を討つべく迫るアンドレイ少尉が攻撃、「気を・・・つけろ、セルゲイ・・・。シュナ・・・」と言いかけてハーキュリー大佐爆死。
・更に、ハーキュリー大佐の側にいた父セルゲイ大佐を反乱分子の一味と誤解したアンドレイ少尉、怒りに任せて攻撃、妻と息子に詫びながらセルゲイ大佐爆死。悲鳴を上げるマリー・・・(;_;)
・破片落下で炎上する街を前に、「私は・・・この世界に・・・傷ついた人達のために何が出来るのでしょう・・・」と途方に暮れるマリナ皇女。「・・・歌を・・・」「歌を歌ってください、マリナ様。子供達と共に」と応じるラクス様、「マリナ様が子供達の想いを集めて作られた歌・・・私はとても好きです。優しさと安らぎと・・・そして、希望を思い出させてくれます。あの歌だからこそ、破片の落下に怯える子供達の心を静める事が出来たのだと思います」と想いを肯定。
・戦いを否定する自分が今の世界に存在する意味に惑うマリナだが、「全ての人が戦う世界など、あってはならない世界です」と断じるラクス様、「だから、マリナ様は歌ってください。全ての人の気持ちを安らかにする歌を、私の代わりに」と勧め、「私は自分自身の歌を求めて、この世界を旅してきました。そして、わかったのです。今、私が歌うべきは戦いの歌だと」と決意を告げる。
・「心が決まったのですね、ラクスさん」と微笑むディアナ様、もう私は揺らぐ事はないと応じるラクス様に、「では、行きましょう。サンドマン氏と不動司令が私達を待っております」と告げる。(次に会えたとき、私は、自分の選んだ道を胸を張ってあなたに報告します。だから、キラ・・・。あなたの無事を今も祈っています)とラクス様独白。
・アロウズの暴挙に憤りつつ、タワー周辺の被災居住区を調査するZEXISメンバー。単独行動中の刹那が「・・・これが世界の歪みの結果・・・。だとしたら、それを生み出した俺達は・・・」と呟くと、「死んで詫びるかい?」と姿を現した宿敵アリー・アル・サーシェスが嗤い、スポンサーが会いたがっているとリボンズを紹介。
・「名前はリボンズ・アルマーク。君の察し通り、イノベイターだよ」と名乗ったリボンズ、「久しぶりだね、刹那・F・セイエイ。いや、ソラン・イブラヒム」と呼びかけ、かつてクルジスと呼ばれた今は存在しない国でOガンダムに乗っていた自分は刹那を見たと告げる。
・「あの武力介入はOガンダムの性能実験・・・。当然、機密保持のため、その場にいたものは全て処分する予定だった」と明かすリボンズ、Oガンダムを見つめる刹那の目が印象的だったために助け、ヴェーダを使ってガンダムマイスターに推薦したと告げる。
・「君の役目は終わったから、そろそろ返してほしいと思ってね。ツインドライヴとゼロシステムを搭載したガンダムは本来、僕が乗るべき機体なのだから」と言い放つリボンズに、「悪いが、断る!」と即答して攻撃を試みる刹那だが、サーシェスに阻まれ反撃で負傷。駆けつけたロックオンが兄の仇といきり立つものの、「俺が殺してやるまで死ぬんじゃねえぞ!」とサーシェスが捨て台詞吐いてリボンズらは逃走。刹那は失血のため昏倒。
・一方、人知れず破片迎撃に協力していたクワトロ大尉はミリアルドと邂逅。更に、コロニーの自由意志を奉じる革命闘士フォワイトファングのカーンズが接触し、参加を要請。

●第34話:白き牙
・(あの日・・・クルジスで俺が見たのは、この世界には存在しないはずだった神・・・圧倒的な力だった。その力は戦場を切り裂き、無力だった俺の生命を救ってくれた。だから、俺はそれになろうとした。世界を変える力、ガンダムに・・・だが、ガンダムは神ではなかった・・・)と独白する刹那、(やはり、この世界に神はいなかった・・・。あの日、ガンダムになろうとした俺は間違いだったのか・・・)と惑う。そこに亡きロックオンのイメージが「刹那・・・過去によって変えられるのは今の自分の気持ちだけだ。他は何も変わらねえ」「刹那、お前は変われ。変わらなかった俺の代わりに」と告げ、お前ならきっと出来ると微笑みかける。
・サーシェスが特殊な銃弾を使ったらしく、刹那の身に疑似GN粒子による細胞機能障害があると判断したスメラギさん、同じ症状のラッセと同様、遠からず生命を落とすと分析。ラッセ、かつてのホランドのガムシャラな覚悟を見習い、自分も刹那もやるべき事を全力でやると宣言。
・ロックオンに亡き兄の話をせがむアニューだが、自分の家族について問われると口ごもる。「言いたくないなら言わなくていいさ。・・・アニューは今ここにいる。俺はそれだけでいい」と微笑むロックオン。そこへアロウズの宇宙要塞バルジが攻撃を受けていると急報。
・宇宙要塞バルジに迫るホワイトファング、クワトロ大尉の百式がメガバズーカランチャーでモビルドール部隊を一掃、「コロニー支配の象徴であるバルジはこの私が討つ!」とミリアルドのエピオンが肉迫し、バルジ陥落、ツバロフ技師長戦死。
・「君は迷いを完全に断ち切ったようだな」とミリアルドに告げるクワトロ大尉、(それ故、トレーズが造ったあのガンダムを乗りこなせるというのか。だが、私は・・・)と独白。一方、バルジ司令部からコロニー独立を求めてホワイトファングの決起宣言を放送するミリアルド。
・何故かヴェーダの情報統制が作用せず、ホワイトファング決起の放送は地球圏全域に到達。「君が王留美と何か企んでいるのを僕が知らないとでも思ったのかい?」とリボンズに疑惑をかけられたリジェネ、これは自分の関与するものでないと慌てて否定。
・「いい機会だ。まずはそろぞろZEXISを黙らせる。彼女を使ってね。大衆の目を逸らす方は例のプランを実行に移せばいい」とほくそ笑むリボンズ、「フフ・・・アムロ・・・そして、刹那。君達はイノベイターの怖さを思い知るだろうね」と冷笑。・・・こいつやる事成す事、小者感横溢・・・(´д`)
・ホワイトファング決起の報に、コロニーを戦いに巻き込む下策と糾弾する五飛達。「ゼクスのやっている事は戦いを広げるだけだ」「ゼクス・マーキス・・・。奴は俺の敵だ」と宣言するヒイロ。
・一方、スミルノフ大佐の死に衝撃を受けたマリーは、ソーマ・ピーリスと人格交代、アロウズを叩くと戦意を示す。「・・・僕は・・・スミルノフ大佐に二度と彼女を戦わせないと誓ったのに・・・」と意気消沈するアレルヤ。彼女の意思も尊重しろとロックオンが助言し、憎しみで戦おうとして自身を滅ぼしかねない彼女を守ってやれとアムロが助言。
・ルイスを想い「憎しみって・・・どうすれば、消えるんだろうね・・・」と呟く沙慈。「ならば、その答えを探そう」と起きてきた刹那が告げ、自分も世界も変わらなければと決意表明、「彼女の心に届くまで叫べ」と助言。(そうだ、刹那・・・。それでいい。他人を理解しようとする心・・・わかり合おうとする心が、きっと扉を開ける)と静かに見守るアムロ。(兵器ではなく・・・破壊者でもなく・・・。俺とガンダムは変わる・・・)と独白する刹那。
・南米ガレオン基地への降下を開始したホワイトファング部隊を発見して急行するZEXIS。
・ホワイトファング部隊を指揮するクワトロ大尉、アムロやカミーユでなく強化人間に近い異質なプレッシャーを感じて内心苛立つ。それを近傍で秘かに見守るリボンズ、(フフ・・・あのモビルスーツに乗っているのがアムロの宿命のライバルと呼ばれる男か。あの男と違い、金色の機体に乗るだけの器はあるようだ。では、少し見物させてもらうとするよ)と冷笑。
・駆けつけたZEXISと対峙するクワトロ大尉、ジェフリー艦長の会談希望を拒絶するも、「OZに残ったのは、戦いを世界に広げるためだったんですか!?答えてください!」とカミーユに問い詰められてしばし沈黙し、「君達は所詮は兵士だ。世界を変えるためのビジョンに欠けている」と答えて、ゼクスやトレーズには理想の為に犠牲を辞さない覚悟があると告げる。
・犠牲を伴う方法は認めないと否定するロランやシン、カミーユ達に、問答無用と攻撃命令を出すクワトロ大尉。「シャア・・・!理想に溺れたか!」とアムロが吐き捨てて戦闘開始。
・様子のおかしいアニューだが、ロックオンにオープンチャンネルで「愛してる」と告げられ動揺、ピエールとミシェルは先を越されたと嘆息。
・1PP、雑魚殲滅後にクワトロ大尉撃墜してイベント発生。「くっ!やはり、強い・・・!」と呻くクワトロ大尉に、「迷いのある状態で勝てる相手ではないさ」と秘かに嘲弄するリボンズ、「このプレッシャーは・・・!」と気付いたアムロを尻目に、「始めようか、リヴァイヴ」と指示して、リヴァイヴの脳量子波発信と共に「さあ目覚めるんだ、アニュー・リターナー」とほくそ笑む。
・リヴァイヴの脳量子波でコントロールされたアニュー、トレミーのブリッジで「・・・まずはブリッジを破壊する」と呟きつつ発砲、「私はイノベイターとして任務を遂行する」と制止を歯牙にもかけず。
・ブリッジを破壊したアニュー、ガンダムの機体データを持ち出してシャトルでリボンズの下へ移動。「そいつはイノベイターだ!」とのラッセルの警告を聞いたロックオン、「アニュー!」「俺を置いて、行っちまう気か?」と問いかける。「私と一緒に来る?世界の変革が見られるわよ」と不敵に微笑むアニュー。
・イアンに促されたロックオン、「・・・撃てよ。狙い撃てよ・・・!俺は何のために、ここにいる・・・!?何のために・・・!」と己を叱咤するものの、「駄目だ・・・!撃てねえ!」と呻き、「何て情けねえ男だ、ライル・ディランディ!俺の覚悟は、こんなもんか・・・!?」と嘆く。
・続けてヒリングとサーシェスが現れてリボンズに合流、アニューが持ち出したデータを受け取り、アニューに機体を渡す。「彼女をスパイとして潜り込ませていたのか!」と怒号するアムロに、「その通りだよ。だけど、アニュー自身に、その自覚はなかっただろうけどね」と答えるリボンズ、同タイプであるリヴァイヴの脳量子波により今この場でイノベイターとして目覚めさせたと明かす。
・リボンズ達は撤収してサーシェスとアニューが残留。「あの男がイノベイターの首領か」と呟くクワトロ大尉に、「あれが俺達の倒すべき敵だ!神を気取り、革新の名の下に人類をもてあそぶ男が俺達の敵だ!」と叱咤するアムロ。
・一方、ミリアルド自ら率いるホワイトファング増援が南に出現、戦いの痛みで世界は変わると強弁して、戦いの根を絶つためにこそ戦うべしとクワトロ大尉に檄を飛ばす。
・「自分で選ぶんだ、クワトロ大尉。シャアとして戦いを広げるか、それともZEXISとして戦いを止めるか」と迫るアムロに、「私は・・・」と逡巡したクワトロ大尉、「クワトロ・バジーナだ。それ以上でも、それ以下でもなく」と応じ、ミリアルドに「君は本当の名を選んだ。だが、私は指導者として理想を追うのではなく、一人の兵として目の前の戦いを止める」「私は君やトレーズを否定しない。だが、今・・・世界に必要なのは犠牲ではない」と宣言、ZEXISに合流。
・「ごちゃごちゃとうるせえんだよ、金ピカが!」と苛立つサーシェス、「俺には理想も何も必要ねえのさ!」と獣性を剥き出し、プトレマイオス2にとどめを刺すべく狙うアニューと共闘。葛藤するロックオンだが、「・・・やるさ。俺はソレスタルビーイング・・・そして、ZEXISだ」「だから、俺が自分でやる・・・!お前達にアニューはやらせねえ!」と宣言。「アニュー・・・!決着は俺の手でつける!」とロックオンが吠え、「本当に愛しているのよ、ライル・・・」とアニューが顔を曇らせつつ、戦闘再開。
・1PP、ミリアルドと戦闘してイベント発生。高速で飛来したマスラオのブシドーが乱入、「また、あの男か・・・!」と刹那が苛立つ。「ついに我が友が起ったと聞き、居ても立ってもいられず、馳せ参じた」と告げるブシドー、アロウズとしてミリアルドと雌雄を決する前にまず仇敵たる刹那との決着を優先すると宣言し、「アロウズもホワイトファングも関係ない!私は私の戦いの道を進むぞ!」と吠えて戦闘再開。
・1PP、刹那の魂ライザーソードでブシドー瞬殺、ブシドーは捨て台詞残して撤退。
・1PP、サーシェス撃破、サーシェスも撤退。
・ロックオンがアニューと戦闘時セリフイベント。「何故、俺達が戦わなければならない!?」と叫ぶロックオンに、「それは、あなたが人間で、私がイノベイターだからよ!」と答えるアニュー、「わかり合ってた!」と言い返すロックオンにも「偽りの世界でね!」と反論。「嘘だというのか!?俺の想いも、お前の気持ちも!だったら、俺にも考えがあるぜ!」と啖呵切るロックオン、「もう一度、お前を俺の女にする!嫌とは言わせねえ!」と宣言。
・2PP、ロックオンでアニュー撃墜してイベント発生。後退するアニューに肉迫したロックオン、強引に捕らえ、何をするつもりと騒ぐアニューに「決まってんだろ!もう一度お前を俺の女にする!」「欲しいもんは奪う・・・!たとえ、お前がイノベイターだとしても!」と宣言し、絶句するアニューに「アニュー、戻ってこい」と静かに呼びかける。「ライル・・・私・・・。私は・・・!」と泣き崩れるアニューに、「お前はお前だ」と優しく微笑みかけるロックオン。
・そこへ脳量子波の割り込みがかかり、カミーユとアムロが警告する中、「愚かな人間だ」と支配されたアニューが反撃、「イノベイターは人類を導く者」と冷たく言い放つ。「駄目だ!彼女は意識を乗っ取られている!」とカミーユが警告、「イノベイター同士のリンクか!」とクワトロ大尉が指摘。
・「そう・・・上位種であり、絶対者だ。人間と対等に見られるのは我慢ならないな。力の違いを見せ付けてあげるよ」と言い放つアニューに、「その物言い・・・!リボンズか!!」と気付くアムロ。ロックオンにとどめをさそうとするアニューだが、不意に割り込んだ刹那が痛烈に反撃。
・瞬間、リンクされた意識の中で、「ライル・・・。私、イノベイターでよかったと思ってる」と告げるアニュー、おかげですれ違う事なくロックオンに会えたからと微笑み、「ねえ・・・私達、わかり合えてたよね?」と問いかける。「ああ、もちろんだとも」と答えるロックオンに、「よかった・・・」と微笑するアニュー。
・「急げ、ロックオン!コックピットを引き抜け!」と刹那が呼びかけ、爆発する機体からコックピットごとアニューを無事救助するロックオン、刹那に促されて「恩に着る!」とアニューを連れ後退。
・沙慈、コックピットを外して機体の動きだけを止めた刹那を絶賛。「・・・狙撃のコツは、あの男に教えてもらった・・・」と答える刹那に、「間接的だが、あいつが弟を救ったってわけか」と微笑むクロウ。「戦う事で彼女を救う事が出来た。これが俺達の戦いだ」と刹那が宣言して、戦闘再開。
・2PP雑魚殲滅後、3PP最後にミリアルド撃墜して戦闘終了。ミリアルドは地球連邦打倒に不退転の決意を示して撤退。
・サンクキングダムの聖ガブリエル学園理事長室で、兄ミリアルドの新たな戦いに心を痛めるリリーナに、「何という事かしら。平和を願うリリーナ様の実のお兄様が新たな戦いを起こすなんて」と揶揄するドロシー、「ホワイトファングの登場は時代を新たなステージに押し上げる。そう・・・戦争によって」と告げる。
・「戦いを止めたいのならば、取っておきの方法がありますから」と告げるドロシー、デルマイユ公に通信をつないでリリーナを促し、(フフ・・・さあどうするかしら、リリーナ様・・・)とほくそ笑む。
・ロックオンに改めて礼を言われた刹那、「俺は二人の仲間を救っただけだ」と応じ、アニューも喜ぶと微笑むロックオン。ソーマ・ピーリスの発案でトレミー内に脳量子波を遮断するシールドを張る事となり、それまでは脳量子波遮断ヘルメットでイノベイターの干渉を防止。
・一息ついたZEXISだが、太平洋と暗黒大陸にZONEが二つ同時に出現との報が入って緊迫。

●第35話:明日へのあがき
・ロックオン、「俺は戦う。カタロンでも、ソレスタルビーイングでも、ZEXISでもなく、俺の意志で。アニューの心を操ろうとしたイノベイターとな」と刹那に決意を告げ、「誰かに聞いてもらいたくてな」と微笑。
・地上部隊は暗黒の力で復活したムーンWILLの相手をするため、宇宙部隊のみで太平洋上のZONE攻略に向かう。
・展開は地上ルート第35話と同様。洋上の島でZONE周辺に展開したウェイン達インサラウム軍と対峙するZEXIS、ルーク・アダモンの精神攻撃で気力70スタート、精神コマンド不可のまま戦闘開始。
・2PP敵16機撃破してイベント発生、SRポイントget。飛来したアサキムがウェインを瞬殺、ウェインは撤退。奮起したクロウがルーク・アダモンと対峙して呪縛を破り、気力最大、精神コマンド解放。
・2PP、アサキムに削らせたルーク・アダモンをクロウが瞬殺してイベント発生、ZEXIS全員気力+10、精神コマンド解放。
・最後に雑魚殲滅して戦闘終了。
・ZONE封印イベントも地上ルート第35話と同様。「じゃあな、デュオ。ロックオンを立派な貧乏クジ役に育ててやってくれ」と言い置いてZONEに向かうクロウだが、割って入ったアサキムが飛び込んでZONE封印。

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