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January 2016

第2次SRWZ再世篇(2周目:フロンティア船団ルート:41〜49話)

●ルート分岐
・クロウの選択肢は「フロンティア船団に向かう」で、トゥウィンクルプロジェクトに金の匂いを嗅ぎ取ったクロウはフロンティア船団ルートへ。

●第41話:トライアングラー
・スメラギさんとカナリア中尉、ミシェルとクランを秘かに呼び寄せ、シェリルがただの過労でなく末期のV型感染症と明かし、既に治療不可能、薬で症状を抑えているだけと推測。アルト達のプライベートなので「ミシェル・・・。あとはお前に任せる」と判断を委ねるカナリア中尉。
・すぐアルトに知らせよう!と逸るクランだが、「いや・・・」と制するミシェル、「本当に想っているからこそ言えない事もある」と諭し、「しかし、出来る事はあるさ・・・」と不敵に笑う。
・アイランド1市街でキャシーと密会するオズマ少佐、サンクキングダムに仕掛けられた次元兵器にはフォールドクォーツが使用されているとの推測を口から、フロンティア船団の誰かが関わっていると断定、「やはり、奴・・・レオン・三島が臭いか」と疑う。
・「・・・今さらだが、いいのか?仮にも婚約者だろ、お前の・・・」と気遣うオズマ少佐、「野心家だもの・・・。そこがいいかもと思ったんだけど・・・」とボヤくキャシーに、「誰かと違って?」と失言炸裂。「そうよ・・・。飛行機、飛ばすしか能のない誰かさんと違ってね・・・」と皮肉るキャシーに、ランカを三島の野望の道具にはさせないと覚悟を語るオズマ少佐。
・熱気バサラの大ファンであるオズマ少佐、実は秘かにZEXISを何度も訪れているものの、今の所バサラには会えず。隠していてもお見通しと明かしたキャシー、「ふふ・・・会いたくても会えないなんて伝説の花束の少女みたいね」と微笑、「ファンの間で噂されている都市伝説なのによく知ってたな」と感心するオズマ少佐に、「・・・あなたに聞いたのよ」と憮然。
・ランカの母校、美星学園でコンサート準備中のランカの楽屋に、独りグレイスを尋ねたシェリル、「エイーダは卒業・・・。ファイアーボンバーは戦場ライブという名目でほとんど野放し・・・そして、あたしは病気療養を名目に事実上の活動休止・・・。あなたが必要としたのは、あの子だけなのね」と口火を切るシェリル、韜晦するグレイスに「・・・あたしが聞きたいのは一つだけ・・・。何故・・・?」「何故ランカのマネージャーになったの?何故あたしをベッドに縛りつけようとするの?何故あの子の歌はバジュラに通じるの?何故・・・何故よ!?何故あたしじゃなく、あの子なの・・・!」と食ってかかる。
・「・・・惨めなものよね」と悪意を剥き出すグレイス、「アーティスト、シンガー・・・。どれだけ言葉を飾っても、あなたの本質は所詮アイドル・・・作られた偶像よ」と断じ、「違う!あたしは自分の力で・・・あたし自身の力でここまで来たわ!」と抗弁するシェリルに、「・・・もしあの時、私があなたを拾わなければ、あなたは誰にも知られぬまま、ギャラクシーのスラムで今でもゴミにまみれていたはず・・・でも、それもお仕舞・・・。シェリル・ノームは、もう死ぬのよ」と宣告、その身を蝕むV型感染症で余命幾ばくもないと決めつけて冷笑。
・ランカの歌の軍事利用を「・・・それが彼女の意志なのであれば、いいのですが・・・」と危惧するラクス様が見守る中、「みんな、抱きしめて!銀河の果てまで!」とランカのコンサート開幕。これがバジュラと戦う力になるのか、と感心するヒイロと刹那に、「いいえ、歌は想いです」と諭すラクス様、「誰かに対する気持ちや自分の中の感情・・・。それを形にしたものが歌です。だから、それは戦う力ではなく、戦いを止める想いになるのです」と説き、「力だけでも、想いだけでも、世界は成り立ちません。私達が力であるのなら、同時に想いとなるべき人達がいるのを忘れてはいけないでしょう」と語る。それぞれにリリーナとマリナを想起するヒイロと刹那。
・「ラクスの言葉の意味をわかったようだな、刹那」と声をかけるアムロ、「今は何となくでいい。きっといつか君は、全てを理解する日が来るだろうから」と告げる。「ケンカの仲裁役から人生のガイドまで引率役は大変だな、ガンダム先輩」とビール飲みつつ揶揄するクロウだが、ノーマネー・ノーライフとロックオンに突っ込まれて酔いが一気に醒め、更にアムロから引率役も押し付けられ、「そして、いつもの貧乏クジ・・・」とがっかり。(^^;
・一方、アルトを教室に呼び出したミシェル、「なあ、アルト・・・。そろそろ答えを出さないか?」と告げ、「いくらお前でも、さすがに気付いてんだろ?この歌も、さっきの歌も、ランカちゃんがお前に向けて、お前のためだけに歌っているんだ」「シェリルもだ。今あの子はとてもつらい状況にある。それでもあの子はお前に心配かけまいと必死で頑張っている」と諭す。
・「お前、何を知っている!?あいつに何が・・・!?」と気色ばむアルト、「お前みたいな三股四股野郎に女の事で説教されるとはな・・・!」と苛立つものの、「俺は億病なんでね」「付き合うのは割り切った相手だけさ。本気になるのも、させるのも、おっかなくてな・・・」とあっさりいなすミシェル、「でも、お前は違うだろ?」と言いながらシェリルを招き入れ、「後は任せたぞ、アルト」と席を外す。
・「お前も歌いたくなったか?」と問われて「私は・・・もう・・・いいの・・・」と応じるシェリル、「少し・・・疲れちゃったし・・・。これからは・・・」と口にするものの、「嘘をつくなよ、シェリル。お前が歌を捨てられるはずがない」と言い切るアルト、「じゃなきゃ、お前の歌があんなにたくさんの人間に届くもんかよ。俺だって舞台に立ってた人間の端くれだ。本物と偽物の違いぐらいわかる」と断言。
・そこへコンサートを終えたランカが勢い込んで乱入、ただならぬ様子のアルトとシェリルに立ちすくみ、「ご、ごめんなさい・・・。わ、私・・・私・・・二人の邪魔をするつもりじゃ・・・私・・・これから・・・歌っていくためにも・・・私の気持ち・・・アルト君に・・・伝えようと・・・ごめんなさい!私・・・!」と走り去る。
・シェリルを連れてきたクランを労うミシェル、いいのか悪いのか・・・と迷うクランに「いいのさ、多分・・・。みんな、誰かを好きでいたいんだ」と微笑。「・・・お前はどうなんだ、ミシェル?」「お前の恋はどこにある!?」と問うクランだが、突然アイランド1内にバジュラが侵入して無差別攻撃開始。
・軍の出撃が遅れる中、歌でバジュラを鎮めてくれとランカに頼むアルトだが、「やだ・・・。歌え・・・ないよ・・・!こんなんじゃ、歌えないよ!私・・・私・・・。もうやだ、こんなの!私はバジュラと戦うための道具じゃない!こんなのもう、いやだよ!!」と混乱するランカはパニック。
・ランカを平手打ちで黙らせたシェリル、「落ち着いて。歌うのに気持ちがいるのは、よくわかるわ。でも、あなたはプロなのよ。出来る事をなさい」と諭し、「あなたの歌声には力があるの。あたしには望んでも得られない力が・・・!」と告げて、アルトと共にランカを勇気づける。
・"アイモ"を歌い始めたランカだが、それを耳にしたバサラは「駄目だ!」「それじゃ駄目なんだよ、ランカ!!」と歯嚙みする。
・(胸が・・・痛いよ・・・!痛いよ・・・!痛いよ・・・!痛いよ・・・!)と惑いつつ歌うランカに、バジュラの攻撃は激しさを増し、(感情レベル、マイナス7.3・・・)とほくそ笑むグレイス。
・バジュラの攻撃に巻き込まれてナナセが負傷。シェリルがナナセを与り、アルト達はバジュラに対すべくS.M.S.基地へ。
・基地には機体がないものの、「いや、上等だ。ここにはゼントラン化装置がある」と不敵に笑うクラン、「・・・なあ、ミシェル・・・さっきの答えを教えてくれないか?」「お前の恋はどこにある?」と問いかける。「・・・フ・・・行方不明で現在捜索中さ。そんなもんあったか、どうか・・・俺自身、忘れちまったがね」とニヒルに笑ってみせるミシェルに、「なるほど・・・。確かにお前は臆病者だ!」といきなりグーパンチかますクラン、「・・・私はお前が好きだ、ミシェル」と大告白、「死ぬのが怖くて恋が出来るかぁぁぁっ!!」と叫ぶやミシェルに強引に口づけ、そのままゼントラン化装置に駆け込む。
・「なあ、アルト・・・」「人を本気で好きになるのは命懸けなんだな・・・」と微笑むミシェルだが、基地にバジュラが侵入、ゼントラン化の途中で無防備なクランに迫る。「やらせるかよ!!」と立ちはだかるミシェル、「この蟲ケラめ!このぉぉぉぉぉぉぉっ!!」と負傷しながらも、ありあわせの小火器で撃退。
・「へ・・・へへ・・・守ったぜ、クラン・・・。ちょっと・・・ドジったけどよ・・・」と微笑むミシェル、「ごめんな・・・クラン・・・。今まで・・・言えなくて・・・俺も・・・俺も・・・お前の事・・・」と呟き、宇宙空間へ放り出される。(;_;)
・ゼントラン化を終えたクラン、「許さない・・・!許さないぞ、バジュラ!!ミシェルの仇だ!一匹たりとも逃がすものか!!」と激怒、ヴァルキリー用スーパーパックを背負って、バジュラと前半戦開始。
・アーマードクランがヴァジュラと戦闘時セリフイベント、「馬鹿だ、ミシェル・・・!お前は大馬鹿だ!!あんな事をして私が喜ぶと思ったのか!私は・・・私は・・・!!うわあああああっ!ミシェルゥゥゥゥゥッ!!」と絶叫。(;д;)
・2PP敵全滅して前半戦終了。
・ルカから「奴等を一網打尽にする作戦を開始します。大尉もZEXISに合流してください」と通信が入り、「・・・了解した」と応じるクラン、(ミシェル・・・。く・・・うう・・・ミシェル・・・)と内心慟哭しつつZEXIS合流。
・想い人ナナセを傷つけられ怒り心頭のルカ、アイランド3にバジュラをおびき寄せ、L.A.I.技研の新兵器フォールド爆弾で半径50kmの空間を切り取り食い尽くして消し去る容赦ない作戦を提案。(サンクキングダムの次元兵器と同じもの・・・)と内心で思い当たるキャシー。
・バジュラのおびき寄せにランカの歌を用いようとするルカ、アルトの怒りを買っても一顧だにせず、「僕は・・・絶対にあの人を守るって決めたのに・・・。なのに・・・」「死んだんですよ、ミシェル先輩が!」「ナナセさんも意識不明の重態・・・このままバジュラの攻撃が続けば、フロンティアはお仕舞なんです!これはもう生存を懸けた戦いなんですよ!僕等か、バジュラかの!」と怒鳴り返す。
・「歌うよ、私・・・」「みんなの・・・ために・・・!」と決意を込めて答えるランカ。
・アイランド3特設ステージ前で護りを固めるZEXISだが、バサラは不本意そうに歯嚙みして沈黙。
・ステージにアルトと共に立ったランカ、「・・・そのギリギリの瞬間まで私はここで歌い続ければいいんだね?」と確認、「それまで絶対にバジュラを近寄らせない。脱出も必ず成功させる・・・。だから・・・!だから、安心して歌え」と告げるアルトに、「うん・・・。今度はちゃんと出来ると思う」と微笑。
・アルトを見送ったランカに「歌いたくないなら、歌わなくていいんだぞ、ランカ」と声をかけるブレラ、「歌はお前の心だ。それも、お前だけのものだから」と告げる。「ありがとう、ブレラさん。・・・でも、いいの」と答えたランカ、(伝えたかった、たった一人の人・・・。その人には届かなかった歌だけど、これがそのたった一人の望みだから・・・)と健気に独白。
・険しい顔で押し黙るラクス様に、「驚いたわ、ラクスさん。あなたがZEXISの一員になっていたなんて」と声をかけるグレイス、「あなたの歌を初めて聴いたときの衝撃は忘れられないわ。悲しさと強さ・・・。それを併せ持ったあなたの歌はきっと多くの人を魅了したでしょうに・・・」と絶賛するグレイス、以前断られたトゥウィンクルプロジェクトへの勧誘を再度試みる。
・「歌は・・・あなたの道具ではありません」と答えるラクス様、知らばっくれるグレイスに「あなたはいつか・・・歌の本当の力をランカさんやシェリルさんによって思い知らされるでしょう」と宣告。「その言葉・・・覚えておくわ」と動じず嗤笑するグレイス。
・ZEXISに合流したアルトに、オズマ少佐からもランカを守ってくれと通信が入り、いよいよバジュラ迎撃に臨むZEXIS。「・・・ホレた女のために死ぬとはよ・・・。最高にお前らしくなく、最高にお前らしいぜ・・・!」とクロウもミシェルを悼み、5分間特設ステージのランカを守って、後半戦開始。
・バサラがバジュラと戦闘時セリフイベント。「くそっ・・・!何だよ、この気持ち悪さはよ!」と苛立つバサラ、「お前等!俺の歌を聴けぇぇぇぇぇっ!!」と絶叫。(^^;
・バサラの歌でバジュラが撤退してセリフイベント。おびき寄せてるのに後退させてどうする!?とガムリン大尉とアルトがツッコむものの、「うるせえ!俺は俺の歌を歌うだけだ!!」と言い返すバサラ。
・1PPおよび1EPおよび2PP、敵撃ち減らしてイベント発生、南側に広くバジュラ増援出現。
・2PP敵全滅して戦闘終了、SRポイントget。
・作戦通りバジュラ集結を見計らってアイランド3からの撤退を目論むZEXISだが、突然ステージ間近にバジュラが出現。「やらせるか!ミシェルのためにも!」とクランが単騎突貫して立ちはだかったところへ、超遠距離狙撃でバジュラを撃ち抜いて「待たせたな、クラン」とミシェルのヴァルキリー登場!(*´v゚*)
・驚くクランやアルトに話は後と告げるミシェルが離脱を促し、ランカもラクス様達が保護して、アイランド3から速やかに離脱するZEXIS。そしてフォールド爆弾起動。
・秘かにランカを守るべく動いていたオズマ少佐に救助されたと明かすミシェル、「あ、あの・・・お前がバジュラから私を守ってくれた時の事だが・・・」と恥じらいながら話すクランに、「・・・悪いな。俺・・・怪我のせいか、あの時の前後の事、よく覚えていないんだ。お前、俺に何か言わなかったか?」「何か大事な事を言ったような・・・」とニヤニヤ。(^^;
・「う、うるさい!忘れたというなら、そのまま忘れてろ!!」と照れ隠しに怒鳴るクランに、「じゃあ、そういう事にさせてもらうさ」と言いつつ、(もう少しだけ、今のもどかしい関係を楽しみたいしな・・・)と微笑むミシェル。
・無理をしていた様子のランカを案じるアルトに、「どうだろうな。あんな事をさせてたら、あいつ・・・本当に潰されちまうぜ」とズケズケ指摘するバサラ、作戦の邪魔をしたと咎められても「勝手に俺を頭数に数えるんじゃねえよ。俺は俺の感じるままに歌うだけだぜ」と言い返し、どちらが滅びるかの生存競争だと怒るアルトにも「下らねえぜ!誰が、そんな事を決めたんだよ!」「バジュラが俺達を滅ぼしたいって言ったのか!勝手に他人の気持ちを決めるんじゃねえよ!」と怒鳴り返す。「軍人には軍人のやり方もある。お前がお前のやり方をやるようにだ」とガムリン大尉がバサラを諭して仲裁。
・バサラの言葉に自身の内の迷いを自覚したアルト、「悩むだけ悩めばいい。」「だが忘れないでくれ、アルト。我々には守らなければならない人がいる。そして、そのために戦っている事を」とガムリン大尉に諭され、(俺の守らなければならない人・・・。それは・・・)と独白。
・ネオ・プラネッツでギルガメス・バララント両軍に大きな動きが認められ、急遽調査に向かうZEXIS。アッルト達のヴァルキリーには反応弾の使用許可が出され、VF-25にはマイクロ・ディメンション・イーターこと新兵器MDE弾も支給。
・アイランド1市街地の瓦礫に独り佇むシェリル、「・・・さよなら、アルト・・・。・・・私に残された時間が少ないのだとしても・・・ううん・・・。残された時間が少ないのだからこそ、私は歌うわ。ランカちゃん・・・。あなたが希望の歌姫なら、私は絶望の中で歌ってみせる・・・」と呟く。(;ω;)

●第42話:異能者
・ネオ・プラネッツにワイズマンの本拠地があると判断したリボンズは、燻り出す目的で部隊を派遣。アロウズを離脱した秘密結社や情報部のジャン・ポール・ロッチナ大佐がワイズマンに関わっていると見るリボンズだが、ロッチナ大佐のアロウズ将官にまで至るコネクションはたどれていないとか。
・ワイズマンの目的を訝しむリジェネに、「神にでもなったつもりなんじゃないかな」と嗤うリボンズ、「無論そんな事は、この僕が許さないけどね」と冷笑しつつ、「・・・これは直感的な予想だけど、彼は僕の欲するものを持っていると思うんだ」「クロノエイチ・・・ヴェーダの奥底に眠ると思われるあれを彼は持っている・・・ヴェーダの最後のプロテクトが破れない今、別方面からのアプローチが必要とされる」と目的を明かす。・・・それにしてもこいつ、自分を客観視できずに同類のワイズマンを嘲ったり、自力で入手できないものを恥ずかしげもなく人から横取りしようとしたり・・・羞恥心欠片もねぇな・・・(´д`)
・一方、ネオ・プラネッツの惑星クエントにキリコを送り届けたロッチナ大佐、「・・・キリコが惑星クエントに降り立ってから既に72時間が経過した」「そろそろ奴も何らかの情報を得て、この宙域に現れるだろう」と告げ、同道させたゴウト達とフィアナは人質だと言い放ちつつ、「・・・だが、それ相応の見返りはあるぞ」「お前達は想像も出来なかったような偉大な存在を目の当たりにする事になるだろう」と告げる。
・「あなたは何を知っているのです?」と問うフィアナに、「私は長い間、ある意志のために働いてきた。」と語るロッチナ、「私の支配者は85000年のクエント文明が生み出した謎の意志だ」と明かし、その命によりギルガメス軍でもペールゼン配下でもアロウズ配下でもキリコを監視してきたと告げる。(キリコ・・・。私は怖い・・・あなたは生まれながらのPS・・・。もしかすると、それ以上の存在であり、その生命は何者かに監視されていた・・・そして、今もあなたの運命はその者によって捻じ曲げられている・・・)と秘かに怯えるフィアナ。
・無秩序な混乱を引き起こすワイズマンを掣肘すべくネオ・プラネッツへ向かうZEXIS、ワイズマンの目的がわからないと首をひねる中、キリコの身を案じるカレンは「・・・きっとキリコは来るよ」「キリコは誰にも従わない・・・。自分を支配しようとする者がいるなら、キリコは必ずそいつと戦うよ」と断言し、「ワイズマンがトラウマを刺激する事で奴の心を支配しようとしたのなら、あいつはそれを許さないだろうな・・・」とクロウも同意。
・ネオ・プラネッツにステルスで隠されていた人工天体が出現し、ワイズマンを制圧すべく迫るアロウズ艦隊。そこへ単騎で現れたキリコ、(惑星クエントで俺は道の巨大な意志に遭遇した。そして、そいつは俺にここに来いと言った。あの人工天体に奴はいるのか・・・)と独白。更にZEXISも到着して、キリコに呼びかけるものの、キリコは無言のまま答えず。
・無差別攻撃を命じるアロウズ指揮官グッドマン准将は後退。迎撃を指示したゼロ、キリコについては「彼には彼の考えがあるのだろう。ならば、我々はそれを尊重する」と援護を指示して、人工天体へ向かうNPCキリコをサポートすべく戦闘開始。
・キリコが戦闘時セリフイベント。(この先に俺が求めている答えがあるのか・・・ワイズマン・・・。お前は俺の何を知っている・・・)とと独白するキリコ。
・2PP敵全滅してイベント発生、SRポイントget。人工天体に到達したキリコは機体ごと転移、(俺が神根島やギアス嚮団で跳ばされた時と同じだ・・・!もし、あの人工天体にいるのが例のワイズマンだとしたら、いったい奴は何者なんだ・・・!?)と秘かに衝撃を受けるゼロ。
・西にリヴァイヴ&ヒリング率いるアロウズ増援出現、ルイスもいると緊張する沙慈。更に、南にはエピオンを駆るミリアルド率いるホワイトファング部隊も出現、「我々の目的は宇宙の平穏だ。それを乱す者であるアロウズ、ワイズマンはここで討つ」と宣告するミリアルド、邪魔するならZEXISも粛正すると告げ、三つ巴で戦闘再開。
・3PP、リヴァイヴ、ヒリング撃破、両者とも負け惜しみ言って撤退。
・3PP、ブシドー、アンドレイ少尉、ルイス撃破、いずれも撤退。
・4PP雑魚殲滅後にミリアルド撃破して戦闘終了。
・外には更にアロウズ増援が出現する中、人工天体内部に転移させられたキリコは、同じく呼ばれたと称するロッチナ大佐、同道していたフィアナやゴウト達と再会。
・「その様子では、お前もまだあの御方の真意をつかんでいるわけではないようだな」「だが、この宙域に来たという事はクエントであの御方の意志に触れたのだろう」とキリコに告げるロッチナ大佐、あの御方とやらの命令でキリコを見張り導いてきたと説明、「あの御方はクエントに生まれた異能者と呼ばれる存在だ」と明かす。
・ロッチナ大佐曰く、かつてアストラギウス銀河に栄えたクエント文明は3000年ほど昔にテクノロジーの極限に達し、新人類と呼ぶべき異能者達を輩出するに至ったものの、その能力故に異能者達はクエントから追放の憂き目にあった。それでも銀河の支配を目指して暗躍した異能者達はワイズマンを自称し、アストラギウス銀河をギルガメスとバララントに分けて陰からそれぞれ支配した。
・そこへ、ロッチナ同様ワイズマンに使えていた秘密結社の首領、元ギルガメス軍少将アルベルト・キリィが、アロンとグランを伴い転移出現。
・「さすがは、あの御方が選んだ男だ」とキリコを賞賛するキリィ。そこへ謎の雑音が響き、キリコとロッチナ、キリィにのみワイズマンの声として認識され、キリコだけに伝えたい事があると呼び出す。嫉妬に動揺するキリィをよそに奥へ進むキリコだが、「怖い・・・。あなたの身に何かが起きるような気がして・・・何故か、あなたが遠くへ行ってしまうよう・・・。まるで私を離れて・・・」とフィアナが怯えてすがりつく。「全てが今、わかる・・・。俺もそれが知りたいだけだ」と告げてフィアナと共に進むキリコ。
・人工天体中枢に至ったキリコ、「何故、俺を選んだ」と問いかけ、ワイズマンの答えを聞いて「・・・神の子・・・不死の存在・・・。250億分の1の遺伝確率の異能生存体・・・。俺がか?生まれながらのPS・・・異能者・・・?あんたと同じだというのか?アストラギウスの歴史が生み出したというのか、この俺を?」と復唱、「それがあんたの望みか・・・わかった。喜んで、あんたの後継者になろう」と首肯。
・驚愕して「キリコッ!!」と叫ぶフィアナだが、「今、この瞬間から俺はあんたの後継者だ。その役目を果たそう」とキリコは一顧だにせず。狼狽えたキリィは役目が終わったと一方的に処断され、慌てるアロン&グランに「これよりお前達は俺の手足となって動け」と冷たく告げるキリコ、「俺はワイズマンの後継者・・・神の子だ」と傲慢に冷笑・・・(゚д゚;)
・フィアナを置いて人工天体を出たキリコ、クエントに向かうと宣言し、「そこで俺はワイズマンに会う。後継者として、彼に招待されている」と告げ、驚くZEXISの面々に「もうすぐ、あの人工天体はワイズマンの手により爆破される。ワイズマンの力を手に入れようとした者とワイズマンの意志を止めようとした者はその爆発で宇宙のチリとなるだろう」と言い放つ。
・「最後にお前達の死が無駄でない事を教えよう。アストラギウス銀河を陰から支配してきたワイズマンの下へ俺は向かう。彼は、異能者として生まれた俺を後継者に選んだのだ。彼はクエントの地底で俺を待っている。そう・・・3000年前、クエントを追われたと信じられてきた神の子達・・・。ワイズマンはずっとクエントに潜んでいたのだ」と告げるキリコ、「キリコ!!」と必死で呼びかけるフィアナに、「俺は神の子だ」と冷笑して突き放し、秘密結社の船で離脱。
・人工天体を中心に次元境界線が歪曲、イカルガがフィアナ達の救助に突貫し、ZEXISは全力離脱。そして裏切られたフィアナの悲痛な叫びが・・・「キリコォォォォッ!!」(;д;)
・イカルガに救助されて一命を取り留めたゴウト達、経緯を説明しつつ、「キリコが・・・あたい達を見捨てるなんて・・・」と消沈するココナ。「現実を見ろよ、お前等!キリコは、神の座とかいうのに目がくらんで変わっちまったんだ!」と玉城が怒鳴りつける。ロッチナ大佐は独り姿をくらまし、人工天体は完全に消滅。
・ワイズマンの真意を訝る藤堂やゼロだが、「見逃せないのはキリコもだよ・・・!絶対に捕まえて、フィアナさんに謝らせてやる!」とカレンが憤り、(キリコ・キュービィー・・・。いったいお前は何を考えている・・・お前ほどの男にも神の座は抗えない魅力を以って映ったのか・・・)とゼロ黙考。
・そこへ旧知の傭兵ル・シャッコが、クエントから通信してきて、「お前達もすぐにクエントに来い」「俺と俺の部族が知る全てを話す。俺達は奴を・・・キリコを止めなくてはならない」と告げる。
・秘密結社の戦艦からフィアナ用の機体を回収したとカレンが告げ、「一緒にキリコを追うよ。あいつの真意を確かめるためにもね」と激励、「はい・・・」と決意を込めてうなづくフィアナ。
・一方「・・・ワイズマンの後継者だと抜かした時のキリコの面・・・まるで昔のようだったな」と述懐するゴウト、ワイズマンの毒気に当てられ操り人形に堕したかとバニラと話す。「そうじゃないよ・・・!あいつは誰にも操られるもんか・・・!きっと、余程大事な事を抱え込んじまったのさ、あの顔は」とココナが弁護し、(そう・・・。キリコは確かに何かの信念に取り憑かれているんだわ。でも、それはいったい・・・」とフィアナ独白。

●第43話:修羅
・「初めてキリコを見た時、どう思った?」とフィアナに問いかけるカレン。「え・・・え・・・それは・・・」と戸惑うフィアナをよそに、「俺が言うのも何だけど、死神かと思ったぜ」とデュオ、戦場から血と硝煙の匂いを引っさげてきた狼とゴウト、「巨大な不発弾・・・心臓に向かう折れた針・・・歴史の裂け目に打ち込まれた楔・・・。そんな言葉が似合う」とトロワ、「あの男は純粋な兵士だった。それ以外には何もない程にな」とヒイロが即答。
・そんなキリコがフィアナの存在で変わったと続けるカレン、クメンで再会した時には素直に喜んでたみたいと回想。「でも、あのレッドショルダーのマーチが彼の心を荒ませていった・・・」とアレルヤが指摘するものの、「だがよ、キリコには悪いが、俺はあれでますますあいつを近くに感じたぜ」「呵責する良心がある奴を嫌いにはなれねえからな」とクロウが発現、ロックオンや五飛らも同意。
・「あいつ・・・。このままワイズマンの後継者になるのかな・・・」と案じるカレンに、「あの様子では、その座を手に入れれば、奴と同じく世界に混乱を引き起こす存在になるだろう」とゼロが危ぶむものの、「だからこそ、あたし達の手でキリコを止めなきゃならない!」とカレンが気炎を上げ、「あいつが好きだからだよ!」と断言、誤解したフィアナに慌てて言い訳。(^^;
・真っ先に同意したココナに続き、「俺だってキリコの事が好きだぜ」とクロウも表明、「あんた達だって同じだろ?」」とゴウトらに水を向け、「・・・違いねえ。俺もあいつの事が好きだから、こんな地獄の果てまで付き合ったようなもんだ」と海千山千のゴウトやバニラが苦笑い。
・「不思議な人ですね・・・。あまり話した事もないのに、確かにあの人から目が離せない」とカトルも賛同、「ま・・・世話のかかる奴ほど放っとけないってもんだ」とデュオが苦笑し、「そういうものか」と納得するヒイロに「お前が言う台詞じゃねえ!」とツッコむデュオ。(^^;
・「私も・・・きっと皆さんと同じです。初めて見た時から、私の心はずっと彼を求めてましたから」と微笑むフィアナ。
・惑星クエントでシャッコ、グレゴルーらと合流したZEXIS、これまでの経緯をヒアリング。ギアス嚮団との戦いの後、クエントに来たキリコは、異変を察知した長老達に呼び戻されていたシャッコと再会して村へ案内され、朽ち果てた先クエント文明の遺跡でキリコはワイズマンの意志に接触。
・「異能者とは、コンピュータとその意識を一体化させる力を持った突然変異種だ」と説明するシャッコに、それでワイズマンはヴェーダに侵入できたと納得するゼロ。強大な先クエント文明を作り上げた異能者をクエント人は忌むべきものとして追放し、機械文明を捨てたものの、クエントに潜んだ異能者達は野望のままに銀河を戦いに包んでいた。
・200歳を超えるクエントの最長老メジに引き合わされたZEXIS。「・・・メジはこう言っている。歴史の陰に潜みし異能者が姿を現したのには理由があると」「全ては黒の英知に記されている・・・と」とシャッコが通訳し、(何だ・・・この妙な感覚は・・・)と「黒の英知」なる言葉に戸惑うクロウ。
・「黒の英知とは何だ?それとワイズマンに何の関係がある?」と問うゼロだが、「王の力を持つ者よ・・・。全ては自分の力で確かめるがいい・・・」と告げられ、(この老人・・・。ギアスの事を言っているのか・・・だが、何故だ?アストラギウス銀河の人間が何故ギアスの存在を知っているんだ・・・)と愕然。
・「全ては動き始めた・・・。バアルの目覚めに呼応してい納車は新たな次元に進む・・・そのために奴は神の子を求める・・・。宇宙の運命を定めるために・・・と」とシャッコを介して伝えるメジ、自分も全てを理解しているわけではなく、瞑想により頭に浮かぶイメージを伝えていると告げ、キリコの行き先が先クエント文明の遺跡を擁する砂漠地帯ゴモルだと知らせる。
・そこへ駆けつけたゴウト達、再びのワイズマンショックで地球の全通信網が大混乱と報告し、戦火の火種になりかねないと危惧するゼロ達はゴモルへ急行。
・一方、イカルガ内のゼロの私室で主人の帰りを待つC.C.、ぶったり痛い事をされたりしないゼロに(私・・・あの人に拾われて良かった・・・)と独白。そこへワイズマンの謎の音声が響き、記憶を取り戻したC.C.、「そうか・・・宿命から逃れる事は出来ないのかも知れないな。キリコも、私も・・・そして、ルルーシュも・・・」と呟く。
・ゴモルの砂漠でATを駆るキリコ、「邪魔だ」と呟いてAT部隊を一掃、「俺の行く手を阻む者は全て排除する」と冷酷に宣言し、こちらの行動を先読みしたアロウズ部隊から内通者の存在を断言、「あの程度の部隊で俺が止められると思ったのか、アロン?」と静かに糾弾。
・「・・・全てお見通しというわけね」と開き直ったアロン、ワイズマンが神だからこそ使い捨ての道具である自分を恥じなかったと告げ、「その権力が、キリコの手に渡る!それでいいの!?」とグランに訴える。
・「・・・やれ」と命じるキリコに答え、ブラッドサッカー部隊がアロンを処刑。「言っておこう。こいつの企みを暴き、処刑を決めたのはワイズマンだ」とグランに明かすキリコ、「俺はまだ彼の道具に過ぎない。俺は欺いてもワイズマンの目はごまかせない」「そして、俺が彼の後継者となるための最大の試練が来た」と告げ、東現れたフィアナ達を見やる。
・「あの爆発の中、よく生きていたな」と告げるキリコ、「おあいにくさま!不死身なのは、あんただけじゃないんだよ!」と毒づくココナをスルーして、「・・・お前達クエント人は追い払ったはずの神が足元にいたのに3000年も気付かずにいたのだ」とシャッコに告げる。
「ワイズマンの後を継いで、何の意味がある?」と問うシャッコに、「わからないのか?全宇宙は支配されなければならないという事が・・・!」と答えるキリコ、「戦争こそ歴史の創造主だ。進歩・・・進化の動力源だ。戦争は人間にとって、なくてはならない。だからこそ、コントロールされるべきなのだ。一人の神によってな」と断言、異能者に生まれつき戦争で鍛え上げられた自分こそ後継者に適任と言い放つ。
・「変わっちまったな、キリコ」と吐き捨てるグレゴルー達、「やめて・・・!もうやめて、キリコ!」と悲痛に叫ぶフィアナに目もくれないキリコ、「クエント人として・・・!お前を止める!」と宣言するシャッコに、「俺は神に守られている」と傲岸に嗤い、モビルドール増援出現、「世界の全てを司るワイズマンにとってこの程度の戦力を用意する事など造作もない事だ」と冷笑。
・追いついてきたZEXIS出撃、「キリコ・・・!お前はワイズマンの後継者になり、戦火で世界を包む気か!」とゼロが糾弾。「その通りだ」と首肯するキリコ、ワイズマンショックによる混乱についても「全てはワイズマンの意志だ。彼は言った。イノベイターなどに世界の未来を決める力はないと」と宣告、「彼の望む世界ではお前達に勝利は来ない・・・。だが、同時にアロウズにも勝利はない。そして、誰もが来るはずのない勝利を求め、戦火を広げるためだけに戦う」と言い放つ。
・「友の言葉も、恋人の願いも届かないのなら、力でお前を止めるまでだ・・・!」とゼロが最後通牒、「やってみるがいい。俺にはワイズマンに与えられた力がある。この最新式のATも、秘密結社も、モビルドールも、今では神の子である俺の力の一端だ」と傲岸に嘯くキリコ。「・・・もう黙れよ。これ以上、俺達を幻滅させるな」とクロウが呻き、ゼロの号令一下、前半戦開始。フィアナも「キリコ・・・!あなたをこれ以上、進ませはしない!」と決意を示すものの、「来い。お前達は神の力の前にひれ伏す事になる」と傲岸に嗤うキリコ・・・(;;;´Д`)
・シャッコが初期位置からN8E1に移動してイベント発生、「これは・・・!クエントの伝承に残る宝か・・・。こんな所にあったとは・・・その力、使わせてもらうぞ。キリコを止めるためにも・・・!」と勇者の印get。
・フィアナがキリコと戦闘時セリフイベント。「キリコ・・・!返事をして、キリコ!」と必死に呼びかけるフィアナだが、「来るな、フィアナ」「もう会いたくない。俺は全てを捨てたんだ」とにべもなく拒むキリコ、「嘘よ!嘘!」と悲痛に叫ぶフィアナに「俺の邪魔をするならば、お前だろうと・・・!」と迫る。
・2PP雑魚殲滅後、フィアナでキリコを撃破して前半戦終了、SRポイントget。
・「この程度では俺は止まらない・・・!」と復活するキリコに、「マジで不死身なのかよ!」と焦るクロウ達。「その通りだ」と割り込むワイズマンの声が、「キリコよ、私の所までもう少しだ。急ぐがいい」と催促し、「長い間、待った。私の後継者よ。全世界を敵にして、かつ自分自身の力で私の下へたどり着くがいい。それが私の後を継ぐ真の後継者だ」と告げる。
・「あんたの力が欲しい。異能者として痛めつけられてきたこの俺に・・・!」と叫んで包囲を突破するキリコに、単騎で追いすがるフィアナ、「本当にあなたはそれほどまでにワイズマンの力が欲しいの!?無意味だわ!そんな力を手に入れて、どうしようって言うの!?」と呼びかけ、「あんなものが望みだとしたら、あなたを殺して、私も死ぬわ・・・!」と迫る。
・「死ぬのはお前だけだ!」とフィアナを撃つキリコ、「キリ・・・コ・・・」とフィアナ愕然、「ついにやりやがったな!!」と激怒するクロウ達。そこへC.C.の暁が現れて「キリコの邪魔をするな」と割り込み、フィアナのブルーティッシュドッグに追い討ち。「やはり、あの女は・・・!」と歯嚙みするシャッコ。
・「お前、記憶が戻ったのか!」と驚くゼロに、「私に構っている暇があるのか」とC.C.がすげなく応じ、今度はサーシェス率いるアロウズ部隊が出現。
・「うちの大将がどうしてもワイズマンってのが欲しいらしくてな。お前達を片付けて、アストラギウスの謎の支配者をいただかせてもらうぜ!」と宣言するサーシェスをよそに、隙を突いて独り離脱するキリコ。
・サーシェスの無差別砲撃に巻き込まれるグランに、「立派な最後だな、グラン。お前のワイズマンに対する忠誠に敬意を示そう」と告げるロッチナ大佐、ワイズマンの後継者となるキリコは自分が見届けると宣言し、「それが私の使命・・・。お前がワイズマンの手足であったように私は彼の目なのだ」と明かして、「さあ見せてもらうぞ、キリコ。お前が神の座に上り詰める瞬間を」と呟く。
・立ちはだかるAT群を瞬殺して「これで追っ手は全て片付けた・・・」と呟くキリコ、「俺は来た・・・。来たぞ、ワイズマン!万能の力を・・・その力を俺は存分に試したい!全宇宙の全ての奴等に復讐するんだ!果てしのない戦争と混乱・・・地獄を与えてやるんだ!この銀河の絶対支配・・・!それが俺の望みだ!生きたまま神となってやる!」と叫ぶ。
・「よくやった、キリコ。お前の固い意志がよくわかった、後継者よ」「では進め。この先に私の全てがある」と応じるワイズマン、「お前を導く光だ」と光球を出現させ、「真実の私の肉体は、とうに滅んだ」「肉体は滅んだが、意識・・・私の意志は完全に保存されている」と明かし、「記憶装置か?」と問うキリコに「違う。私は生きている。そして、今もお前を見ている」と告げて先導。
・原形質保存装置中枢にキリコを迎え入れたワイズマン、「このユニットが私そのものだ」と明かし、「よく来た、キリコ。お前は私と同じ異能者だ。全世界を敵にして私の後を継ぐためにここへ来た。お前に渡したい力は、すぐ近くにある」と労う。
・「この原形質保存装置には我等の意識が集められている。そう・・・ワイズマンとは全ての異能者が統合された存在なのだ」と明かすワイズマン、装置に3000年間蓄えられた知識と力を一瞬で与える事が出来ると告げ、「我等の文明は時空さえも超える。お前もその力の一端を見たはずだ、惑星モナドで」「あの星を次元の狭間に消滅させたのは我等の文明の力・・・あの時の次元境界線の歪曲がアストラギウス銀河の一部をこの世界に転移させる契機となったのだ」と明かす。
・「その力を受け継ぐ事になるお前は世界を導く・・・。戦争という手段によって」と宣告するワイズマン、「それは人に絶え間ない緊張と欲望の乾きを与え、それによって人類は未来へと進む・・・。進化という名の道を通り。誤解なき相互理解、進化の光、螺旋の力・・・。いずれは全てをねじ伏せ、源理の力すら使いこなす日が来る。その日こそが人類の夜明け。黒の英知に記された絶望を越える時なのだ」と高らかに宣言。
・「キリコよ!お前こそが新たな神だ!。さあ、手を伸ばせ!私の全てが今、お前に!」と告げるワイズマンだが、キリコは「断る」と言い放つやアーママグナムを抜き撃ち、「伝達装置を撃ち抜いた。やはり、ここには何の防御装置もないようだな」と嘯く。
・「お前は・・・神の座を拒絶するのか・・・!?」と驚愕するワイズマンに、「そんなものに興味などない」と吐き捨てるキリコ、「闇に潜む神・・・。その懐に入り込むのは容易ではなかった。だが、いくら用心深いお前でもむき出しの心臓を守る術はない」と告げ、必死で説得を試みるワイズマンに「黙れ」と駄目押しの銃撃。
・慌てて駆け込んできたロッチナ大佐が「お前は自分が何をしているのか、わかっているのか!?」と立ちはだかるものの、「そこをどけ」とキリコは一顧だにせず、駆けつけたフィアナが「キリコの邪魔はさせない!」とロッチナ大佐を牽制して「さあキリコ、やって」と促す。
・「・・・許してくれ。最後までワイズマンを騙すためにああするしかなかった」と詫びるキリコに、「あなたも、あのC.C.さんもコックピットを外して攻撃したのはわかったわ。そして、今ならわかる。あなたがZEXISの皆さんを信じて、私達を人工天体に置いていったのも」と微笑むフィアナ、「さあ、キリコ!」ととどめを促す。
・原形質保存装置を完全に破壊したキリコとフィアナ、ATで施設を完全破壊しようとするものの、「逃がさんぞ、キリコ!」とブラッドサッカーを出して追撃するワイズマン。「無様だな、ワイズマン。神を自称するお前も今では防衛用のATを出すのが精一杯か」と嘲るキリコに、「私の3000年の知識と力は失われた。この地を失おうとお前だけは生かして帰すわけにはいかぬ・・・!」と怨嗟の声を投げかけるワイズマン。
・更に「あたし達も来たよ、キリコ!」とカレン、「後はこいつ等を片付ければいいんだな」とデュオが声をかけつつZEXISも駆けつけ、「お前達も気付いていたか・・・」と呟くキリコに、「嘘つきの相手は慣れっこなんでな」と苦笑するクロウ。フィアナを紙一重で殺さなかった事で確信したとゼロが明かす。
・キリコに加担したC.C.に対して「コードを引き継いだ魔女め・・・。キリコの片棒を担ぎ、この私を騙すとは・・・!」と毒づくワイズマン、レッドショルダーマーチを流して悪あがき、「かつてお前が戦場で生死をさまよった時、私はいくつかの操作をお前に施した。その意識の底に。例えば、フィアナもその一つだ。彼女との出会いは私によって運命づけられた」「何故お前がフィアナの名を知っていたか・・・。それは私が教えてやったからだ。希望のなかったお前に初めて生きる意味が生まれ、愛と共に力と支配に対する認識が芽生えた。私はお前をまず当たり前の人間にしてやったのだ」と明かす。
・支配への欲求を強めて遂にワイズマンまで殺そうとしているとキリコを糾弾するワイズマン、恋人や友を騙し危険に晒したと非難し、「その罪の意識はお前を永遠に苛む。永遠にだ!」と脅しつつ、「罪に耐える事はない。むしろ誇るべきなのだ!このレッドショルダーのマーチはお前の誇るべき過去だ!私の後を継いで、戦争を司れ!」と誘うものの、聞く耳もたないキリコは無言で拒絶。「私の支配を拒む世界など滅びればいいのだ!進化も、可能性も、未来も・・・!全ては絶望の中に消えよ、この私の・・・ワイズマンの名の下に!」と呪うワイズマン、完全な支配により神だけが罪を超越すると驕る。
・「黙れ」と言い放つキリコ、「俺の運命を決めるのは俺だ。それが炎の中にあろうと。ワイズマン。俺は誰の支配も受けない。たとえ、相手が神だろうと」と宣告して、後半戦開始。(´ε`*)
・キリコとフィアナに突貫させて敵3機以上撃破させた上で、2PP敵全滅して戦闘終了。
・再び現れた光球に、「ワイズマンの欠片だ。もっとも・・・もう断末魔も同然だがな」と指摘するC.C.。
・「お前は・・・私にとっての夢だった」とキリコに語りかけるワイズマン、「わずか3000年前に始まったささやかな支配も遥かな時の彼方にいつしか人知を超えた人生を、絶対と永遠を獲得できるのではないかと思った・・・だが、悲しい事にそこへ到達するのは私ではない・・・私は・・・不完全な神だった・・・。だから、お前に全てを託そうとした。黒の英知の語る絶望の未来を越えるために」と告げ、「終末の時を知り、バアル共ももうすぐ動き始める・・・それを越えるためには人間は進化しなければならなかった。その萌芽を私は、この世界で感じ・・・かねてからの計画・・・お前への全ての継承を実行に移そうとした。世界に私という影の支配者の存在を明かす事で人類は恐怖と不安に苛まれる。そして、それは戦争へとつながっていく。絶え間ない戦争は人類に進化を促す・・・。それが奴等の襲来とどちらが早いかは私にとっても賭けだった。たとえ間に合わなかったとしても私の知識と力はお前が受け継ぐ・・・因果律を越えた不死の力を持つ異能生存体であるお前ならば・・・きっと・・・生き残ってくれる・・・」と語る。
・「異能生存体・・・。そのくだらない幻想に翻弄されて運命を歪ませられた者達がいた」と吐き捨てるキリコだが、「全ては黒の英知が示す未来から人間と我が意志を生き残らせるため・・・神を気取る変革の導き手達がその過酷な未来を知らず、箱庭の世界に満足しつつある今・・・世界は炎に包まれる必要がある・・・。生き・・・残る・・・ために・・・生きる・・・。それが・・・黒の・・・英知の・・・継承者に・・・科せられた・・・使命・・・」と語り続けるワイズマン。
・「待てよ、おい!その黒の英知ってのは・・・」とクロウが割り込むものの、限界に達したワイズマンの欠片は「キリコ・・・。愚か・・・で・・・小さな・・・生命・・・よ・・・。お前は・・・取り返しの・・・つかない・・・罪を・・・わた・・・し・・・は・・・こわ・・・い・・・こ・・・わ・・・い・・・」と遂に沈黙。
・「消えろ」と光球を撃ち抜きとどめを刺すキリコ、「たとえ神だろうと俺は従わない」と言い放ち、「終わったのね」と微笑むフィアナ。
・(さらばだ、ワイズマン。お前は黒の英知を継承する者として務めを果たそうとしたのだろう。だが、相手が悪かったな。お前の選んだ男には、神の座よりももっと大切なものがあったんだよ)とワイズマンの死を悼むC.C.、太平洋上に真ドラゴン出現との別働隊からの報を知らせる。
・遺跡に触れるなとヒステリックに叫ぶロッチナ大佐、「何故、用意された支配者の座を受け取ろうとしなかったんだ!お前は神を殺したんだぞ!!」「せっかくの権利を捨てて卑しい道を選んだのは恐怖からだ!支配する事のあまりの大きな重さに!お前は怯えたからだ!」とキリコを糾弾。
・「行くぞ」と聞く耳もたないキリコ、「いいのか?」と確認するゼロに「放っておけばいい。後始末は奴がするだろう」と言い放つ。(ワイズマン・・・。あのシステムはシャルルの持つあれと同じ意味か・・・)と独白しつつ、ZEXISは撤収。
・「キリコ!私があれほど望んだ力を!お前は殺したのだ!」「私が!私が異能者であったならぁぁぁっ!!」とロッチナ大佐が絶叫しつつ、遺跡爆発・・・
・イカルガに帰還したキリコ、「何も言う必要はない。お前の行動が全てだ」とゼロに迎えられ、「それでも礼を言わせてもらう。・・・みんなには感謝している」と告げる。「感謝って言葉・・・ちゃんと知ってたんだな」と揶揄するデュオに、「まぜっかえすなよ。たまにしか聞けないから、まさに値千金の言葉なんだ。本当に金に換えれるなら、なお良しだがな」とクロウも守銭奴ジョークを口にして、仄かに微笑むキリコ、喜ぶカレンやココナ達。
・ワイズマンの遺跡は謎の爆発により消滅。グレゴルー達はキリコと共にZEXISに協力。
・地球のどこか片隅で生きてくと嘯くゴウト達。「達者でな、キリコ。お別れの記念にお前のスコープドッグ、組み直しておいてやったぜ」とバニラ、「ギルガメス軍との戦いでいいパーツも手に入ったからな。特殊部隊用のターボカスタムと特製ミサイルポッド付きも組み上げといたぜ」とゴウトが告げる。
・一方、C.C.に「お前は異能者だ」と険しい目を向けるシャッコだが、「・・・お前達の言葉で言えば、そうなるだろうな」と肯定するC.C.に、「だが、どうやらお前はワイズマンとは異なる道を進んでいるようだ」と告げる。「どうだろうな・・・。私の生き方を決めるのは私ではないのでな」と韜晦するC.C.に、「いいだろう。ならば、それを見させてもらおう」と応じるシャッコ。「キリコと共に戦いたいと思うのなら、本人にそう言えばいい」と窘めるC.C.だが、「面と向かうと照れくさくて言えない事もある」と素直に吐露するシャッコに、「改めて気に入ったよ、ル・シャッコ。お前はいい奴だ」と告げる。
・記憶を取り戻したC.C.、早速ゼロと皮肉の応酬に興じるものの、(そうだな、ルルーシュ・・・。このまま何も前と変わらないのなら、それはそれで幸せだろう・・・だが、ワイズマンとの感応によって記憶を取り戻した代償として私もその一端を見てしまったよ・・・黒の英知の示す未来をな・・・)と秘かに独白。
・「戦争がある限り、俺達はきっとそれに翻弄される生き方しか出来ないだろう」とフィアナに告げるきりこ、「ならば、俺は戦争を終わらせる。お前と共に生きるために」と宣言。「私もあなたと・・・皆さんと共に戦います。あなたと共に生きるために」と答えるフィアナ。(;д;)
・「俺の旅は一つの終わりを迎えた。神の死んだ世界・・・。そこが俺とフィアナの生きる場所だ。その先に待つのがワイズマンの言うように絶望だとしても、俺はこの選択を悔いる事はないだろう。運命を決めるのは自分だ。そして、フィアナと仲間がいる。宿命が炎の中にあるのなら、俺は戦い続ける。今日も・・・そして、明日も・・・」とキリコ独白。

●第49話:ゼロとルルーシュ
・戦闘終了後、単身乗り込んできたシュナイゼル殿下が巧みな話術で黒の騎士団を手玉に取り、ブリタニア皇子でありギアスで人を操っていたゼロを弾劾するようたたみかける。
・勢い込んでゼロを吊るし上げようとする黒の騎士団に、「何故、騙されていたと決めつける?」とロジャー、「互いの事情については最大限に尊重するのがZEXISのルールだったはずよ」とスメラギさんが冷静に指摘、「奴が本当に平和の敵となったのなら、俺が止めればいいだけの話だ」とヒイロが断言し、「奴の過去は知った事ではない。だが、俺もお前達も奴に借りがあるはずだ」とキリコも指摘。
・「俺は、もっととんでもない嘘つき・・・それも悪意の塊みたいな奴を知ってるんでな」と苦笑するクロウ、まず話を聞いてみるべきと主張。「アニキが言ってたよ。あいつには命懸けの覚悟があるって・・・」とカミナの言に触れるシモンも、ゼロの真意を知りたいと主張、ヴィラルも「フン・・・悔しいが、俺もカミナの見立てに同意する」と肯定。
・「扇君・・・。黒の騎士団の副司令であるあなたが決めなさい」とスメラギさんが提案、「ゼロを信じないか、信じてみようとするか・・・。その横で彼を見てきた君の答えに我々も従おう」とジェフリー艦長も同調。「俺が・・・ゼロを・・・」と逡巡する扇。選択肢は「ゼロを信じてみる」。
・「俺は・・・ゼロを・・・信じ・・・たい・・・」と呻く扇、「最初にゼロにリーダーを頼んだ時から俺はずっと彼を信じてきたんだ・・・!」と想いを吐露し、トウキョウ決戦で見捨てられかけたと指摘されても「それでもだ・・・!ゼロと戦ってきた日々の全てが嘘だったなんて俺は認めない!馬鹿だ、お人好しだ、風見鶏だと言いたければ言え!だが、俺は納得がいくまでゼロと話をする!それでもゼロが許せないなら、俺がこの手でゼロを倒す!それが副司令の・・・ゼロを最初に信じた俺の務めだ!」と断言。
・「扇・・・」と息を呑むゼロをよそに、「ここからの話は長くなりそうです。今日のところは、お引取を願いましょう」とF.S.がシュナイゼル殿下に退出を促し、「・・・君達は、きっとこの選択を後悔する事になるだろう」と微笑むシュナイゼル殿下に、「あなたにとって、この結果は想定外だったようですね。ですが、ご心配なく。あなたには理解できない何かがこのZEXISにはあるのです」とロジャーが反論。
・「・・・自分もこの目で真実を確かめたいと思います。彼と共に」と扇に寄り添って残留宣言するヴィレッタに、「私が言うのも何だが、世の中は爵位だけではないという事か・・・」と苦笑するコーネリア、「この瞬間から私と君達の本当の戦いが始まったと言えよう」と言い置いて立ち去るシュナイゼル殿下に同行。
・シュナイゼル殿下達を見送ったゼロ、「・・・もうこの仮面にも意味はないのだな」と素顔を晒し、「何も隠すな。それがお前の義務だ」とヒイロが告げる。「・・・長い話になるぞ」と応じるルルーシュ、(ナナリー・・・。俺は最愛のお前を失った・・・そして、C.C.を失い、スザクを失い、俺を守る仮面をも失った・・・もう俺には失うものなど何もない・・・)と独白。

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第2次SRWZ再世篇(2周目:エリア11ルート:38〜40話)

●ルート分岐
・クロウの選択肢は、昼食支給を条件にエリア11。

●第38話:過去からの刺客
・トウキョウ租界でヴィレッタ先生の誕生日プレゼントを買い出し中のシャーリー、突如ギアスで封じられていた記憶を取り戻し、「私のお父さんを殺したゼロは・・・ルルーシュ・・・」と呆然、(何が嘘で・・・何が本当なの・・・!?)と混乱して立ち竦む。
・それを陰から観察し、(全てのギアスを破壊するギアスキャンセラー・・・。私はゼロを打ち破る力を手に入れた)と独白するオレンジことジェレミア卿、シャーリーでギアスキャンセラーのテストを済ませ、いよいよアッシュフォード学園に乗り込む決意。
・学園地下の機密情報局アジトで報告を受けるルルーシュ、シャーリーへの対応をプラトニックに留めるよう影武者の咲世子に指示し、「あの女の存在もお前の残された両親のようだな」と指摘するヒイロに、「・・・お前の口の利き方、C.C.に似てきたな・・・」と苦笑。
・ワイズマンショックの影響は他国より小さかったと報告するヴィレッタ、緩やかな融和政策を着実に推し進めつつあるナナリーの力だと推定、クィーン・リリーナの連邦代表就任にも後押しされていると判断。
・敢えて黒の騎士団のエリア11入りを当局に悟らせたルルーシュ、挑発してブリタニア側からの攻撃を誘い、返り討ちにすることで市民へのアピールを画策。一方、ルルーシュの真の目的は混乱の中で妹ナナリーを解放する事だと秘かに洞察するロロ、(でも、ナナリーが帰ってきたら、僕は・・・)と顔を伏せる。
・ヒイロを伴い市街の視察に出たルルーシュと入れ違いに、学園にジェレミア卿が侵入。咲世子が単身迎え撃つものの、機械の身体には攻撃が効かず窮地に。駆けつけたロロが絶対停止のギアスを発動するものの、「無駄だ・・・!」とジェレミア卿がギアスキャンセラーで打ち消し、不意をつかれた咲世子が負傷。
・「やはり、ルルーシュに籠絡されていたか。これであの男の記憶が戻ったのは確実と見ていいだろう」と判断するジェレミア卿、嚮団からの刺客と名乗る。そこへ駆けつけたヴィレッタ、「お前もルルーシュに取り込まれたのか・・・」と疑いをかけられながら、「ルルーシュは今、ゲットーにいます!」「お願いです、ジェレミア卿!私を解放してください!」と懇願し、「・・・引き受けた」とジェレミア卿はゲットーへ。
・裏切りを非難するロロに、「お前はルルーシュに連絡しろ」としれっと答えるヴィレッタ、「向こうにはヒイロ・ユイもいる。そして、ルルーシュなら、きっとジェレミアを破る策を用意するはずだ」と指摘、ロロにもゲットーへ向かうよう指示。
・ゲットーにスザクを呼び出したシャーリー、「もしかして、ルルーシュの事?」と問われつつ、今だ混乱して言いよどむ。そこへルルーシュもばったり行き会わせて再会。(どうしよう・・・。スザク君を呼び出してみたけど、何を言えばいいの・・・それにルルまで来るなんて・・・)(もしかしたら、スザク君はルルの中まで二人で私の事を・・・)と独り混乱するシャーリー。一方、シャーリーとスザクが一緒にいることに内心で疑惑を募らせるルルーシュ、未だルルーシュへの疑いを捨てきれず内心逡巡するスザク。
・「そんなに慌てなくていいって。相手がスザクなら俺も心配していない」と微笑むルルーシュ、ただの恋人同士の会話を装ってシャーリーを落ち着かせ、スザクに邪魔を詫びて立ち去る。その笑顔に(ルルは学園にテロリストが来た時、必死になって私を守ってくれた・・・あの時のルルに嘘はなかった・・・。自分が死ぬかも知れないのに私を守ってくれようとした・・・)と思い返し、「・・・ヤキモチ焼いてくれた?」とルルーシュに明るく問いかけ、「フ・・・」と優しく微笑むルルーシュに、「ありがとう、ルル・・・」と告げる。
・「シャーリー・・・話って何だい?」と改めて問うスザクに、「私はルルが好き。スザク君は嫌い・・・?」と問いかける。「僕は・・・好きだった」と答えるスザク、「今は?」と問われて沈黙し、「許せないんだ・・・!」と静かに激高。
・「・・・許せない事なんてないよ。それはきっとスザク君が許さないだけ・・・。許したくないの」と諭すシャーリー、「私は・・・もうとっくに許したわ」と微笑。「シャーリー・・・君は・・・」と戸惑うスザク。一方(ごめんなさい、お父さん・・・。私・・・ルルが誰だろうと、ルルの事が好きです・・・)とシャーリーは心中で決意。
・一方、動き出したブリタニア軍を迎え撃つべく出撃する黒の騎士団、ゼロとヒイロ抜きで戦闘開始。それを近くで秘かに見守るルルーシュとヒイロ、指揮は藤堂に任せてジェレミア卿を迎え撃つべく待ち構える。
・2PP敵全滅してイベント発生、SRポイントget。「・・・久しぶりだな、オレンジ君」とジェレミア卿を迎えたルルーシュ、「君の事はロロから聞いている。ギアスが効かない事も、ギアスを解除する力がある事も」「機械の身体、ギアスキャンセラー・・・。執念は一流だな、オレンジ君」と揶揄。
・「執念ではない。これは忠義・・・!世界が変わろうとも、ブリタニアに対する我が忠義は一切変わらぬ!」と答えるジェレミア卿に、「気に入らないな。あの皇帝のどこに忠節を尽くす価値がある!」と気色ばむルルーシュ、「奴の犬ごときに俺は負けるわけにはいかない!」と叫び、予め用意したゲフィオンディスターバー起動、動けなくなったジェレミア卿に「その機械の身体、やはりサクラダイトを使っていたな」と冷笑。
・「私の自由を奪ったのは・・・!ゲフィオンディスターバー・・・!」と悟るジェレミア卿に、「ほう・・・よく勉強しているじゃないか。ならば、このシステムを環状線に沿って配置する事の意味もわかるだろう」と揶揄するルルーシュ、「そうだ・・・!このシステムが完成すれば、サクラダイトは全て無効化され、トウキョウは静止する!」と勝ち誇り、「ありがとう、オレンジ君。君はいい実験台になってくれたよ」と嘲笑して、ギアス嚮団の位置と首領V.V.の居場所を問い詰める。
・ところが「話す・・・のは・・・そちらの・・・方だ・・・!」と無理矢理に動くジェレミア卿、「私には・・・理由がある・・・!忠義を貫く覚悟が・・・!確かめなければならぬ真実が・・・!」と叫び、「ルルーシュよ・・・!お前は何故ゼロを演じ、祖国ブリタニアを・・・実の父親を敵に回す・・・!?」と問う。
・「俺がルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだからだ!」と叫び返すルルーシュ、父ブリタニア皇帝は母を見殺しにし、ナナリーの目と足、兄妹の未来まで奪われたと糾弾。「・・・知っています・・・。私もあそこに・・・アリエスの離宮におりましたから・・・」と静かに微笑むジェレミア卿、「初任務でした。敬愛するマリアンヌ后妃の護衛・・・しかし、私は守れなかった・・・!忠義を果たせなかったのです・・・!」と告白。
・「ルルーシュ様・・・あなたがゼロとなったのは、やはりマリアンヌ様のためであったのですね・・・!」「私の主君はV.V.ではなく、マリアンヌ様・・・!これで・・・思い残す事は・・・」と地の涙を流しながら微笑むジェレミア卿に、「死ぬ事は許さぬ!」と叱咤するルルーシュ、「ジェレミア・ゴットバルトよ・・・。貴公の忠節はまだ終わっていないはず。そうだな・・・?」と微笑みかけ、「イエス、ユア・マジェスティ!」と応じるジェレミア卿。ジェレミア卿の部下を全て捕らえたヒイロも合流、「よし・・・これで全ての条件はクリアした」と宣言するルルーシュ。
・一方、ロロと出会ったシャーリー、「答えて、ロロ・・・。あなたはルルが好き・・・?」「私はルルが好き。・・・あなたはどう?」と問い詰める。「好きだよ。たった一人の兄さんだもの」と答えるロロに、「あなたは味方なのね、ルルの・・・」と微笑むシャーリー、「お願い、私も仲間に入れて・・・!私もルルを守りたいの!」「取り戻してあげたいの!ルルの幸せを!妹のナナちゃんだって一緒に・・・!」と言い募り、記憶を取り戻していると悟って緊張するロロ。
・戦場ではナイトオブテンことルキアーノ・ブラッドリー率いるブリタニア軍増援が北に出現、残虐で有名なナイトオブラウンズに「通商、ブリタニアの吸血鬼。エリア11もロクでもない奴を輸入したもんだぜ」と吐き捨てるクロウ。
・ルキアーノへの戦意に逸るカレンが単騎で前に出た所で、「かかったな」とルキアーノが嘲笑、潜んでいたスザクのランスロットが横合いから奇襲で紅蓮弐式を痛撃し鹵獲、(シャーリー・・・。僕は・・・やっぱりルルーシュを許せないよ・・・)と独白。
・「カレン!」と直接通信してきたルルーシュ、「必ず・・・必ず助ける!だから、諦めるな!お前がいなくなったら、俺は・・・!」と必死で呼びかける。「・・・わかっている!待っているから、ゼロ!」とカレンも決意を告げ、スザクに拘束されて撤退。カレン奪還のため追撃しようとするZEXISだがルキアーノに阻まれて戦闘再開。
・クロウがルキアーノと戦闘時セリフイベント。「驚いたぜ。吸血鬼殿がナイトオブラウンズになっていたとはな」と揶揄するクロウに、「その口ぶり・・・貴様、ブリタニアの人間のようだな?」と苦笑いするルキアーノ、「わかったぞ!その独特の動き・・・貴様、ファイアバグか!」と見抜き、不機嫌に押し黙るクロウに「あのクズの生き残りがいるとはZEXISの程度も知れたものだ!」と嘲笑。「・・・俺に、その言葉を否定する権利はねえさ。俺はご察しの通りの人間だからな。だがな、好き嫌いで言わせてもらえば、あんたは圧倒的に後者だぜ!」と言い返すクロウ、「よかろう!ブリタニアのクズは、このナイトオブテンが責任を持って始末してやる!」と応じるルキアーノに、「やれるもんならやってみな!こうして敵味方に分かれた以上、心置きなくあんたを潰せるってもんだぜ!」とクロウも咆哮。
・ルキアーノと戦闘してイベント発生、ゼロとヒイロが登場。「何してやがった、ゼロ!?カレンがブリタニアの白兜にさらわれちまったんだぞ!!」と責める玉城に、「そんな事はわかっている!」と怒鳴り返すゼロ、迂闊に単騎突貫してルキアーノに「部下が捕虜になって頭に血が上ったようだな!お優しい事だ!」とつけ込まれ窮地に。そこへ「ゼロ・・・!お前は、このような所で死す事は許されない!」と星刻の駆る神虎が現れて割り込み、「私はお前に祖国と天子様の未来を賭けた。そのためにお前に手を貸そう」と共闘、ヒイロもゼロを守って移動し、戦闘再開。
・2PPルキアーノ撃破。ルキアーノは機体の調整不足と責任転嫁して撤退。
・2PP敵全滅して戦闘終了。
・「あれは・・・」とシャーリーおよびロロに気付いたゼロ、各機に後退指示、自身はゲフィオンディスターバーの設置確認を口実に残留。一方、戦場にヴィレッタを発見した扇も、慌てて単独行動に。
・「千草・・・!」と呼びかける扇、「こうして君にまた会えた」と微笑、イレヴンとの汚点は消し去らなければ生きていけないと思い詰めて銃を向けるヴィレッタに「やっぱり、そうなるか・・・」と苦笑しつつ、「死ぬ時ぐらいは自分で選びたいから・・・」と諦観。
・「そもそも、何故テロリストがブリタニア軍人を助けた!?」と問い詰めるヴィレッタに、ゼロの情報を聞き出そうと企んだものの共に暮らして情が移ったと告白する扇、「私は敵だぞ!」と叫ぶヴィレッタに「でも、好きなんだ!」と吐露。
・「・・・出会わなければよかったんだ!」と葛藤するヴィレッタだが、そこへ現れた咲世子が制止、ディートハルトが高圧的に場を預かると宣言。
・一方、シャーリーのもとへ駆けつけたルルーシュに、「気味が彼女のボーイフレンドかい?」「駄目じゃないか。こんな危険な所にガールフレンドと弟を放っておいては」と破嵐万丈とロジャー・スミスが微笑みかけ、二人を保護していたと告げる。
・「万丈、私は彼に少しお説教をしなくてはならない。そちらのお嬢さんを送ってさしあげてくれ」と言って、シャーリーと万丈を送り出すロジャー。
・「私・・・ルルを信じてるから。ナリタの慰霊碑の時から、ずっと」と朗らかに告げるシャーリー、「明日、学園で待ってる。必ず来てね」と言い含め、万丈にエスコートされて立ち去る。(俺がゼロだという事を思い出したのか・・・)と悟るルルーシュ。
・「落ち着いたかい、ルルーシュ君。いや、ゼロ」と改めて呼びかけるロジャーに、慌ててギアスで制圧しようとするロロだが、現れたヒイロが銃を向けて牽制。「私は自らの力で真実にたどり着いたのだ」と語るロジャー、ユーフェミア皇女殿下の乱心が納得できず真相を追っていたと告げる。
・破界事変終結後にエリア11を訪れ独自に調査したと明かすロジャー、ゼロの正体がルルーシュであり、かつ魔法としか言いようのないある種の催眠のようなものを有する事、それが意図せず暴走してユーフェミアに日本人虐殺を起こさせた事を洞察、根拠を問われて「あの一件の後の君の取り乱しぶりはそれまでにないものだった。同時に、その後の君のストイックさは何かに対する贖罪のように感じられた」と説明。
・今後より厳しくなるZEXISの戦いから余計な心配事を排したかったと語るロジャー、「・・・私は真実にたどり着いた自身がある故、これ以上、君を追求するつもりはない。故に君に求めるのは、君が平素から口にしている正義を成してもらう事だけだ。君がその道を歩むのなら、ZEXISは君と共に戦うだろう」と宣言。
・「騙されちゃ駄目だ、兄さん!こんな奴等は信用してはならない!きっと兄さんの力を利用する事を考えているに決まってる!」と激高するロロだが、「利害に応じて互いを利用するのではなく、信頼によって結ばれた関係・・・。世の中には、そういったものもあるんだ」とロジャーに諭され、「ルルーシュ。お前に最も欠けているのは自分以外の人間への信頼だ。それに気付かないままでは、お前はいずれ俺の敵になる」とヒイロが重々しく告げる。
・あくまで反対するロロに、「ロロ・・・お前、ここでシャーリーに何をしようとしていた?」と意味ありげに微笑みつつ問うルルーシュ、「ギアスから解放されたシャーリーは俺の正体を知った。だが、俺の正体を知ろうと、彼女は俺を信じてくれている」と告げ、「ロジャー・スミス・・・。シャーリーを守ってくれた礼を言う」と告げる。
・「他人に感謝する気持ちがあるならば、君という人間は信頼に値する」と応じるロジャー、真相を知るのは自分とヒイロだけと明かし、「私達の信頼を裏切るような真似はしないでくれたまえ」と告げ、「どうだろうな」と嗤うルルーシュに「そういった露悪的な振る舞いも不要だ。もうここまで来たら、君が隠すべきものはないはずだ」と諭す。
・「知ったような口を・・・」と苛立つルルーシュに、「そういう歳相応の表情の方が、ずっといい」と微笑むロジャー、「そして、良かったら、いつか私に君の過去について聞かせてくれ」「君の失われた過去・・・。それが君に戦いを決意させたのなら、協力したいからだ」と告げ、「だが、何をしても過去は変わらない。私が望むのは、君が未来のために戦ってくれる事だ」と諭す。
・ZEXISに合流した万丈、暗黒大陸でニアの中のアンチスパイラルが目覚め人類殲滅システムフェイズ1発動を宣告したことを共有。
・星刻も、クィーン・リリーナンの掲げる平和政策に同調した天子様の命により、アロウズを含む世界の敵を討つべくZEXISに合流。
・翌日、アッシュフォード学園でシャーリーと再会したルルーシュ、「でも、ごめん・・・。俺は行かなければならないんだ」と告げる。「・・・わかったわ。でも私・・・ずっとここで待ってるから。ルルを手伝う事は出来ないけど、ルルが帰ってくる場所で私・・・ずっと待ってるから」と答えるシャーリー、「・・・本当は不安だけど、大丈夫だよ。ルルが笑ってくれたから。だから、行ってらっしゃい」と健気に微笑む。
・笑顔で別れたルルーシュに、「いい笑顔だ。お前のそういう顔を見るのは久しぶりだ」と揶揄するC.C.、「黙れ、魔女」と穏やかに言い返され、「フ・・・いつもの毒がないな。そんな事で戦えるのか?」と問う。
・「決意は固まった。シャーリーのためにも俺は勝たなければならない。そして、スザクに捕まったカレンを救い出してみせる」と宣言するルルーシュ、エリア11残留メンバーと機密情報局にカレンの情報を集めさせると宣言。ヴィレッタが消息不明と危ぶむロロだが、「あの女が事を起こす前に全てに決着をつけるまでだ」と言い切るルルーシュ、ジェレミアからの情報で特定したギアス嚮団に打って出る事を宣言、「逃げているだけでは明日は来ない・・・俺は明日を・・・未来をつかむために全てを懸けて戦う」と告げ、(俺が信じた人達のため、俺を信じてくれる人達と共に・・・)と独白。

●第39話:禁断の継承者
・若き日のシャルルとV.V.の一幕、ロシウ達のクローン・ロージェノムからの情報収集は、暗黒大陸ルート同様。
・ギアス嚮団の壊滅を目論むルルーシュとC.C.の会話も、シャーリーの死を回避した事、ロジャー・スミスにゼロの正体を知られた事以外はほぼ同様。「あの男は自力で真実にたどり着いた。下手に隠し立てするよりも味方に取り込んだ方が安全だと判断したまでだ。それに記憶を取り戻したシャーリーをロロから守ってくれた恩もある」と言うルルーシュに、「お前がそういう事にしたいなら、そうしておこう」と揶揄するC.C.、「だが、ルルーシュ・・・。人を信じるお前というのも悪くはない。私は嫌いではないぞ」と告げる。
・キリコのミッションディスク調整を手伝うゼロ、「・・・ちょっと待て」と言って仮面を外し素顔を晒して、「作業の効率をアップさせるためだ」と微笑む。

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第2次SRWZ再世篇(2周目:宇宙ルート:32〜37話)

●ルート分岐
・クロウの選択は衛星兵器破壊。

●第32話:メメントモリ攻略戦
・衛星兵器攻略部隊では、ソレスタルビーイング基地から届けられた新武装をイアンとアニューが協力して調整完了、スメラギさんの作戦による奇襲を企てる。
・「あの衛星兵器・・・メメントモリってんだろ。ふざけた名前をつけてくれるぜ」と毒づくクロウ、意味を問う沙慈に「ラテン語で『自分がいつか死ぬ事を忘れるな』って意味だ。そうやって死を強調する事で今、生きている事を意識させる言葉でもある」と説明、アロウズとイノベイターの増長に憤るロックオン達。
・「気をつけてね、ライル」とロックオンを気遣うアニューに、「俺はこれでも悪運の強さには自信があるんでな」と嘯くロックオン、「・・・今、ライルって言ったですね?」「乙女の勘が言ってるです!お二人は既に恋人同士ですね!?」と目敏くツッコむミレイナにも余裕で「イエスだ」と肯定し、焦るアニューを「こういうのはオープンにした方がいい。そうしとかないとミシェルやピエールがアニューにちょっかいを出してくるしな」と混ぜっ返す。
・いつの間に・・・と呆れるアレルヤ、「お前に言われたくないぜ」とロックオンに返されると、「僕とマリーの場合は、超人機関にいた時から・・・」と素直に答え、「別になれそめを聞いてるわけじゃねえよ・・・!」とツッコむクロウにも動ぜず「ふふ・・・アレルヤったら、おかしいんだから」と微笑むマリー。(お、お似合いだな、この二人も・・・)と内心で天然ぶりに呆れる沙慈。(^^;
・地球連邦軍の一部がアロウズに対してクーデターを起こしアフリカタワーおよび低軌道ステーション占拠との急報が入り、緊迫するプトレマイオス2。
・イノベイター本拠地のリボンズとリジェネ、クーデターの推移を見守りつつ予定通りとほくそ笑む。過去に学ばない人類を、イオリアの創造したイノベイターが超寿命をもって導き救うと傲慢に言い放つリジェネだが、「君は僕に造り出された事を忘れたようだね」とリボンズに釘を刺されて沈黙、苛立って退出。
・「要するに僕以外のイノベイターは僕にとっては駒と同じだ」「人類を導くのはイノベイターではなく、この僕、リボンズ・アルマークという事だよ」と驕りを剥き出すリボンズ。「そうやって神を気取るか・・・」と吐き捨てるアムロ、人の生命を犠牲にして独裁者が創る新世界など無意味と断じ、狭量なリボンズの稚拙な恫喝を歯牙にもかけず、「あのメメントモリを使って、お前が何をする気なのかはわかっている」「お前のような輩のやろうとする事など誰にでもわかる」と指摘。
・「そして、お前の耳には届かないようだな。あれによって奪われる生命の声が」と告げるアムロ、「俺は少年の頃、あれと似た兵器によって多くの人間が死んでいくのを感じた。人の生命が溶けていく憎しみの光・・・。お前の脳量子波は、それを感じられないのか?」と問う。
・「脳量子波は選ばれた者だけが持つものだよ。メメントモリで死んで行く大衆は持ち合わせていないだろうね」と言い放つリボンズだが、「・・・やはりな。お前はイノベイター・・・変革者などではない」「お前の言う人類の革新の先駆けとなる者・・・。その資格をお前は持っていない。お前はイノベイターではない。そして、人間でもない・・・!」とアムロに糾弾され、気色ばんで銃を向けると「残念だよ。純粋種である君は唯一の同志だったのに、僕を怒らせてしまった」と幼稚な恫喝。(´д`)
・「その傲慢な物言い・・・!お前の存在は危険だ!!」と睨みつけるアムロ、プレッシャーに押されて激しい頭痛に顔を歪めるリボンズに、「お前が真のイノベイターだと言うなら、銃など使わずに俺を止めてみせろ」と挑発。「どこへでも行くがいいさ。そして、君はいつか思い知る。僕の下から去った事は間違いだったと」と嘯くリボンズに、「次に会う時は戦場だ。お前という存在を引きずり出す。だが、お前を討つのは俺ではない。・・・真のイノベイターだ」と言い置いてアムロ逃走。
・クーデターを指揮するハーキュリー大佐、地球連邦軍総司令部の密使として訪れた旧知のセルゲイ・スミルノフ大佐と対面、投降勧告を鼻で笑い、無関係な市民を巻き込むなと諭すセルゲイ大佐に「無関係ではない。」「アロウズなどという組織を台頭させたのは、市民の愚かさなんだよ・・・!」「彼等には目覚めてもらわねばならん。たとえ痛みを伴ったとしても・・・!」と告げて、アロウズの蛮行を知ってもらってから人質を解放すると宣言、「彼等を目覚めさせるためなら、私は喜んで捨石になろう」と覚悟を示す。
・甘いと指摘するセルゲイ大佐、「情報統制で世論を味方につけ、自分達の正当性を確保した後、必ず何かを仕掛けてくる!」と警告。「だが、奴等の目をこちらに引きつけていれば、その間に彼等がメメントモリを何とかするだろう」と告げるハーキュリー大佐、「彼等・・・?」と問うセルゲイ大佐に「監察権を持つ外部独立部隊、ZEXISだよ」と答える。
・「フフフ・・・精々吠えていなさい、パング・ハーキュリー。もうすぐ、あなたには神の雷が落ちるのです。メメントモリという名のね」とほくそ笑むリント少佐、メメントモリの電子チャージを待ちつつ、高々度で待機するZEXISのマクロス・クォーターの主砲のみを警戒、自分が指揮する防衛部隊を突破は出来ないとたかをくくって冷笑。
・そこへ突然、大気圏上層部からの攻撃でバイカル級巡洋艦が撃沈。「マクロスキャノンには気をつけろと言ったはずでしょうが!」と叱責するリント少佐だが、「違います!あの艦を沈めたのはパンチです!」との報告に目を白黒させ、続けて至近に姿を現したプトレマイオス2とCBガンダムに驚愕。
・アクエリオンの無限拳で防衛艦隊の陣形を乱した隙にプトレマイオス2単艦で突入したスメラギさん達、「メメントモリを確認。やはり、オービタルリングの粒子加速器を利用した自由電子レーザー掃射装置です」とフェルトが確認し、破壊に必要なデータ分析のため接触ポイントへの突撃を命令。トレミーを援護して5分間制限の戦闘開始。
・1PP敵6機撃破してイベント発生。北にヒリング、リヴァイヴ、デヴァインのイノベイターが出現、デヴァインのモビルアーマーが桁違いのスピードでトレミーに肉迫。そこへ「させるか!」と駆けつけたアムロのνガンダムが、サイコフレーム起動させつつフィン・ファンネルで痛撃。「くっ・・・!何だ、この脳量子波は・・・!」とデヴァインが気圧されて足を止め、トレミーに近付いて援護に入るアムロが「イノベイターはあれを低軌道ステーションに向けて発射するつもりだ!」と警告。
・クーデター一派と共に6万人の人質市民を一掃するとのアロウズの意図を察したスメラギさん愕然。刹那にイノベイターを止めるよう促すアムロ、(そうだ、刹那。イノベイターを倒すのは、お前だ。見ているがいい、リボンズ・・・!人類がお前の思い通りになると思うなよ!)と独白して、戦闘再開。
・1EP、更に敵6機撃墜してイベント発生。南にマクロスクォーターが駆けつけてZEXIS本隊出撃。「アロウズ・・・!あの憎しみの光を、また撃つつもりか!」と憤るカミーユと刹那に、(そうか・・・。カミーユの存在が刹那の目覚めを促しているのか)と得心するアムロ。
・2PPイノベイター撃破、リヴァイヴとヒリングは撤退、デヴァインは爆死。
・2PP雑魚殲滅後にリント撃沈、リントは陳腐な捨て台詞残して撤退。
・2PPトレミー目的地到達して戦闘終了、SRポイントget。
・戻ってきたリント少佐の旗艦が突貫、「残存GN粒子を全解放!」とスメラギさんが指示してトレミーのトランザム発動、リント少佐を瞬殺返り討ち。続けて解析した構造データを転送された刹那がライザーソードでメメントモリの共振部を破壊したものの、発射は止まらず、レーザーが軌道エレベーターのピラーを直撃。
・己の読みの甘さとアロウズの悪辣さに呆然とするハーキュリー大佐、セルゲイ大佐に離脱を促して自らは最後まで残ると言うものの、「そんな事で罪を償う事は出来ん!貴様は軍人だ!軍人なら市民を守れ!一人でも多くの市民を救い、その上で死ね!!」とセルゲイ大佐に叱咤される。

●第33話:散りゆく光の中で
・アロウズ輸送機でハーキュリー大佐が父セルゲイ大佐の旧友だと明かすアンドレイ少尉、共に軍人だった両親がテロリストとの戦闘中、民間人を守る事を優先した父が前線部隊にいた母を見殺しにしたとルイスに告げ、「だから、私は軍へと入った。父のやり方を否定し、母の望んだ平和を築くために」と想いを口にする。そこへメメントモリによるアフリカタワー攻撃の知らせが入り、動揺するアンドレイ少尉とルイス准尉だが、「落ち着け、お前等!」とコーラサワー少尉が一喝し、カティ・マネキン大佐の指揮で現場へ急行。
・大気圏上層部のプトレマイオス2でピラー破片落下をモニターするスメラギさん、タワー周辺の地表が壊滅すると被害を予想し、地表に降下して破片迎撃を指示。
・イノベイター首領リボンズ・アルマークのもとに軟禁されていたと明かすアムロ、小型スペースコロニー並の巨大なステルス宇宙船がイノベイターの拠点だと告げる。
・「刹那の変化もイオリアの計画の一部なんでしょうか?」と秘かに問いかけるカミーユに、「やはり、気付いていたか・・・。」と納得するアムロ、この問題は誰かが手を加えるようなものだとは思っていないと告げ、同意するカミーユと共に刹那を見守る決意を固めつつ、(シャア・・・お前はどこにいる。この世界でも人は変わり始めているんだぞ)と独白。
・一方、パイロットスーツに身を固めたマリー、「破片を撃墜しなければ、たくさんの人が生命を落とす・・・」と、アリオスの支援機GNアーチャー搭乗を決意。
・珍しくパイロットスーツを着けたロラン、「イアンさんに用意してもらったんだ。僕も覚悟を決めようと思うから」と告げ、「僕達は生命を守らなくちゃならないんだ」と口にしつつ、(ディアナ様・・・申し訳ありません。僕は・・・お約束を破るかもしれません)と内心で詫びる。
・タワー周辺地域を見下ろす遥か上空で、破片を迎撃すべく飛行可能な機体のみ出撃するZEXIS、北側から落ちてくるピラー破片を最南端の最終防衛線までに撃破すべく戦闘開始、全員気力MAXスタート。
・2PP、破片撃ち減らしてイベント発生。北にピラー破片第二波出現、埒があかないと見たスメラギさんが「このエリアの周辺にはクーデター一派や、カタロン、アロウズもいるのよね?」「オープンチャンネルで通信を開いて」と指示し、ZEXISのスメラギ・李・ノリエガと名乗ってピラー破片の落下データを送信、「この通りに破片が落下すれば、その下の人口密集区域は壊滅します。このままでは何千万という人々の生命が消えてしまいます。破片破壊に協力してください。お願い・・・!みんなを助けるために力を貸してください!」と呼びかける。
・ところが北西と北東にマリリン率いる次元獣部隊が出現、「もちろん、殺気の放送を聞いて手助けに来た・・・なんて事が、あるわけないじゃない!あなた達を潰しにきたのよ!」と嗤笑、ピンチだからと助けを頼む根性が甘いと嘲り、「諦めなさいよ!おばさま特製の空飛ぶ次元獣でたっぷり相手をしてあげるから!」と宣告。
・一方、南東に全領域型のタオツーを駆るセルゲイ・スミルノフ大佐が登場、「これより破片撃墜に協力する」「私の管轄で動かせる連邦軍も既にこちらに向かっている。周辺エリアでの破片破壊は彼等がやってくれる」と宣言。続けてミリアルド・ピースクラフトもエピオンで南東に現れ協力宣言。
・更に、南西にはコーラサワー少尉率いるアロウズが出現、「いくら命令とはいえ・・・!」とZEXIS協力を憤るルイス准尉に「文句を言うな、准尉!民間人を守るのが軍人の任務だろうが!この下には人が住んでるんだぞ!」と叱咤。「私は生命を見捨てない。父とは違う生き方をする・・・!」とアンドレイ少尉も気炎を上げる。
・周辺エリアでもクーデター一派、カタロン、連邦正規軍、ナイトオブラウンズ、アロウズによる破片迎撃を観測。地上部隊のイカルガとタワーも、難民キャンプ避難を誘導しつつ、現れたインベーダーを迎撃中とのこと。「・・・ありがとう・・・。ありがとう、みんな・・・」と呟くスメラギさん、「こんな状況で全てが一つにまとまっていく・・・」と呟くアニュー。
・「・・・ってなわけだ、マリリン」とほくそ笑むクロウに、「ムカつく・・・!マ・ジ・で!ムカつく!!」と激怒するマリリン。援軍と協力しつつ戦闘再開。
・3PP破片撃ち減らしてイベント発生。更に大量の破片が落下してきて焦るZEXISだが、「ソシエお嬢さん・・・。ホワイトドールから離れてください」とロランが決意を込めて告げ、「ホワイトドールの封印を解きます!」と宣言。
・北部中央に移動したロラン、「ディアナ様・・・。僕は二度とあれを使わないと決め、今日まで封印してきました。でも、僕は・・・!みんなを救うために月光蝶を使います!」と叫び、かつて地球上の文明を砂塵と化さしめた最終兵器・月光蝶で大量の破片を一掃。驚くZEXISの面々だが、ティエリアは(この奇妙な感覚・・・。僕の中のどこかにあれについての記憶があるのか・・・)と戸惑う。
・ディアナ様との約束を破ったけれど後悔はしないと宣言するロランに、「・・・何だ?歌・・・が聴こえる・・・」と戸惑う刹那、バサラも「誰だ・・・?いい歌じゃねえかよ」と微笑。そこへディアナ様ご本人から直接通信が入り、うなだれるロランに「よくやりました、ロラン」と微笑みかけて、「あなたの事です。きっと私との約束を破った事で心を痛めているのでしょう。ですが私は、あなたがそれだけの覚悟を以って、月光蝶の封印を破った事を誇らしく思います。やはり、あなたにホワイトドールを託したのは正しい選択でした」と告げ、「胸を張りなさい、ロラン・セアック。最も大切なものが何かをわかっているあなたなら、ホワイトドールを正しく使ってくれるでしょう。女王ディアナ・ソレルの名の下、改めてあなたに月の蝶を預けます」と宣言。
・「僕を信じてくれたディアナ様のためにもやってみせる!行こう、ホワイトドール!全ての生命を守るために!」とロランが気炎を上げて、戦闘再開。
・3PP、MAP兵器も総動員して、破片100個撃破でSRポイントget。
・3PP破片殲滅して戦闘終了。
・ゼクスはアロウズへの憤りを口にして撤収。
・己のクーデターが招いた惨状に呆然とするハーキュリー大佐、「あの方は・・・こうなる事を知っていたのか・・・。だとしたら・・・」と呟き、「クーデターの首謀者はお前ではなかったのか?」と聞きとがめるセルゲイ大佐。そこへ反乱分子を討つべく迫るアンドレイ少尉が攻撃、「気を・・・つけろ、セルゲイ・・・。シュナ・・・」と言いかけてハーキュリー大佐爆死。
・更に、ハーキュリー大佐の側にいた父セルゲイ大佐を反乱分子の一味と誤解したアンドレイ少尉、怒りに任せて攻撃、妻と息子に詫びながらセルゲイ大佐爆死。悲鳴を上げるマリー・・・(;_;)
・破片落下で炎上する街を前に、「私は・・・この世界に・・・傷ついた人達のために何が出来るのでしょう・・・」と途方に暮れるマリナ皇女。「・・・歌を・・・」「歌を歌ってください、マリナ様。子供達と共に」と応じるラクス様、「マリナ様が子供達の想いを集めて作られた歌・・・私はとても好きです。優しさと安らぎと・・・そして、希望を思い出させてくれます。あの歌だからこそ、破片の落下に怯える子供達の心を静める事が出来たのだと思います」と想いを肯定。
・戦いを否定する自分が今の世界に存在する意味に惑うマリナだが、「全ての人が戦う世界など、あってはならない世界です」と断じるラクス様、「だから、マリナ様は歌ってください。全ての人の気持ちを安らかにする歌を、私の代わりに」と勧め、「私は自分自身の歌を求めて、この世界を旅してきました。そして、わかったのです。今、私が歌うべきは戦いの歌だと」と決意を告げる。
・「心が決まったのですね、ラクスさん」と微笑むディアナ様、もう私は揺らぐ事はないと応じるラクス様に、「では、行きましょう。サンドマン氏と不動司令が私達を待っております」と告げる。(次に会えたとき、私は、自分の選んだ道を胸を張ってあなたに報告します。だから、キラ・・・。あなたの無事を今も祈っています)とラクス様独白。
・アロウズの暴挙に憤りつつ、タワー周辺の被災居住区を調査するZEXISメンバー。単独行動中の刹那が「・・・これが世界の歪みの結果・・・。だとしたら、それを生み出した俺達は・・・」と呟くと、「死んで詫びるかい?」と姿を現した宿敵アリー・アル・サーシェスが嗤い、スポンサーが会いたがっているとリボンズを紹介。
・「名前はリボンズ・アルマーク。君の察し通り、イノベイターだよ」と名乗ったリボンズ、「久しぶりだね、刹那・F・セイエイ。いや、ソラン・イブラヒム」と呼びかけ、かつてクルジスと呼ばれた今は存在しない国でOガンダムに乗っていた自分は刹那を見たと告げる。
・「あの武力介入はOガンダムの性能実験・・・。当然、機密保持のため、その場にいたものは全て処分する予定だった」と明かすリボンズ、Oガンダムを見つめる刹那の目が印象的だったために助け、ヴェーダを使ってガンダムマイスターに推薦したと告げる。
・「君の役目は終わったから、そろそろ返してほしいと思ってね。ツインドライヴとゼロシステムを搭載したガンダムは本来、僕が乗るべき機体なのだから」と言い放つリボンズに、「悪いが、断る!」と即答して攻撃を試みる刹那だが、サーシェスに阻まれ反撃で負傷。駆けつけたロックオンが兄の仇といきり立つものの、「俺が殺してやるまで死ぬんじゃねえぞ!」とサーシェスが捨て台詞吐いてリボンズらは逃走。刹那は失血のため昏倒。
・一方、人知れず破片迎撃に協力していたクワトロ大尉はミリアルドと邂逅。更に、コロニーの自由意志を奉じる革命闘士フォワイトファングのカーンズが接触し、参加を要請。

●第34話:白き牙
・(あの日・・・クルジスで俺が見たのは、この世界には存在しないはずだった神・・・圧倒的な力だった。その力は戦場を切り裂き、無力だった俺の生命を救ってくれた。だから、俺はそれになろうとした。世界を変える力、ガンダムに・・・だが、ガンダムは神ではなかった・・・)と独白する刹那、(やはり、この世界に神はいなかった・・・。あの日、ガンダムになろうとした俺は間違いだったのか・・・)と惑う。そこに亡きロックオンのイメージが「刹那・・・過去によって変えられるのは今の自分の気持ちだけだ。他は何も変わらねえ」「刹那、お前は変われ。変わらなかった俺の代わりに」と告げ、お前ならきっと出来ると微笑みかける。
・サーシェスが特殊な銃弾を使ったらしく、刹那の身に疑似GN粒子による細胞機能障害があると判断したスメラギさん、同じ症状のラッセと同様、遠からず生命を落とすと分析。ラッセ、かつてのホランドのガムシャラな覚悟を見習い、自分も刹那もやるべき事を全力でやると宣言。
・ロックオンに亡き兄の話をせがむアニューだが、自分の家族について問われると口ごもる。「言いたくないなら言わなくていいさ。・・・アニューは今ここにいる。俺はそれだけでいい」と微笑むロックオン。そこへアロウズの宇宙要塞バルジが攻撃を受けていると急報。
・宇宙要塞バルジに迫るホワイトファング、クワトロ大尉の百式がメガバズーカランチャーでモビルドール部隊を一掃、「コロニー支配の象徴であるバルジはこの私が討つ!」とミリアルドのエピオンが肉迫し、バルジ陥落、ツバロフ技師長戦死。
・「君は迷いを完全に断ち切ったようだな」とミリアルドに告げるクワトロ大尉、(それ故、トレーズが造ったあのガンダムを乗りこなせるというのか。だが、私は・・・)と独白。一方、バルジ司令部からコロニー独立を求めてホワイトファングの決起宣言を放送するミリアルド。
・何故かヴェーダの情報統制が作用せず、ホワイトファング決起の放送は地球圏全域に到達。「君が王留美と何か企んでいるのを僕が知らないとでも思ったのかい?」とリボンズに疑惑をかけられたリジェネ、これは自分の関与するものでないと慌てて否定。
・「いい機会だ。まずはそろぞろZEXISを黙らせる。彼女を使ってね。大衆の目を逸らす方は例のプランを実行に移せばいい」とほくそ笑むリボンズ、「フフ・・・アムロ・・・そして、刹那。君達はイノベイターの怖さを思い知るだろうね」と冷笑。・・・こいつやる事成す事、小者感横溢・・・(´д`)
・ホワイトファング決起の報に、コロニーを戦いに巻き込む下策と糾弾する五飛達。「ゼクスのやっている事は戦いを広げるだけだ」「ゼクス・マーキス・・・。奴は俺の敵だ」と宣言するヒイロ。
・一方、スミルノフ大佐の死に衝撃を受けたマリーは、ソーマ・ピーリスと人格交代、アロウズを叩くと戦意を示す。「・・・僕は・・・スミルノフ大佐に二度と彼女を戦わせないと誓ったのに・・・」と意気消沈するアレルヤ。彼女の意思も尊重しろとロックオンが助言し、憎しみで戦おうとして自身を滅ぼしかねない彼女を守ってやれとアムロが助言。
・ルイスを想い「憎しみって・・・どうすれば、消えるんだろうね・・・」と呟く沙慈。「ならば、その答えを探そう」と起きてきた刹那が告げ、自分も世界も変わらなければと決意表明、「彼女の心に届くまで叫べ」と助言。(そうだ、刹那・・・。それでいい。他人を理解しようとする心・・・わかり合おうとする心が、きっと扉を開ける)と静かに見守るアムロ。(兵器ではなく・・・破壊者でもなく・・・。俺とガンダムは変わる・・・)と独白する刹那。
・南米ガレオン基地への降下を開始したホワイトファング部隊を発見して急行するZEXIS。
・ホワイトファング部隊を指揮するクワトロ大尉、アムロやカミーユでなく強化人間に近い異質なプレッシャーを感じて内心苛立つ。それを近傍で秘かに見守るリボンズ、(フフ・・・あのモビルスーツに乗っているのがアムロの宿命のライバルと呼ばれる男か。あの男と違い、金色の機体に乗るだけの器はあるようだ。では、少し見物させてもらうとするよ)と冷笑。
・駆けつけたZEXISと対峙するクワトロ大尉、ジェフリー艦長の会談希望を拒絶するも、「OZに残ったのは、戦いを世界に広げるためだったんですか!?答えてください!」とカミーユに問い詰められてしばし沈黙し、「君達は所詮は兵士だ。世界を変えるためのビジョンに欠けている」と答えて、ゼクスやトレーズには理想の為に犠牲を辞さない覚悟があると告げる。
・犠牲を伴う方法は認めないと否定するロランやシン、カミーユ達に、問答無用と攻撃命令を出すクワトロ大尉。「シャア・・・!理想に溺れたか!」とアムロが吐き捨てて戦闘開始。
・様子のおかしいアニューだが、ロックオンにオープンチャンネルで「愛してる」と告げられ動揺、ピエールとミシェルは先を越されたと嘆息。
・1PP、雑魚殲滅後にクワトロ大尉撃墜してイベント発生。「くっ!やはり、強い・・・!」と呻くクワトロ大尉に、「迷いのある状態で勝てる相手ではないさ」と秘かに嘲弄するリボンズ、「このプレッシャーは・・・!」と気付いたアムロを尻目に、「始めようか、リヴァイヴ」と指示して、リヴァイヴの脳量子波発信と共に「さあ目覚めるんだ、アニュー・リターナー」とほくそ笑む。
・リヴァイヴの脳量子波でコントロールされたアニュー、トレミーのブリッジで「・・・まずはブリッジを破壊する」と呟きつつ発砲、「私はイノベイターとして任務を遂行する」と制止を歯牙にもかけず。
・ブリッジを破壊したアニュー、ガンダムの機体データを持ち出してシャトルでリボンズの下へ移動。「そいつはイノベイターだ!」とのラッセルの警告を聞いたロックオン、「アニュー!」「俺を置いて、行っちまう気か?」と問いかける。「私と一緒に来る?世界の変革が見られるわよ」と不敵に微笑むアニュー。
・イアンに促されたロックオン、「・・・撃てよ。狙い撃てよ・・・!俺は何のために、ここにいる・・・!?何のために・・・!」と己を叱咤するものの、「駄目だ・・・!撃てねえ!」と呻き、「何て情けねえ男だ、ライル・ディランディ!俺の覚悟は、こんなもんか・・・!?」と嘆く。
・続けてヒリングとサーシェスが現れてリボンズに合流、アニューが持ち出したデータを受け取り、アニューに機体を渡す。「彼女をスパイとして潜り込ませていたのか!」と怒号するアムロに、「その通りだよ。だけど、アニュー自身に、その自覚はなかっただろうけどね」と答えるリボンズ、同タイプであるリヴァイヴの脳量子波により今この場でイノベイターとして目覚めさせたと明かす。
・リボンズ達は撤収してサーシェスとアニューが残留。「あの男がイノベイターの首領か」と呟くクワトロ大尉に、「あれが俺達の倒すべき敵だ!神を気取り、革新の名の下に人類をもてあそぶ男が俺達の敵だ!」と叱咤するアムロ。
・一方、ミリアルド自ら率いるホワイトファング増援が南に出現、戦いの痛みで世界は変わると強弁して、戦いの根を絶つためにこそ戦うべしとクワトロ大尉に檄を飛ばす。
・「自分で選ぶんだ、クワトロ大尉。シャアとして戦いを広げるか、それともZEXISとして戦いを止めるか」と迫るアムロに、「私は・・・」と逡巡したクワトロ大尉、「クワトロ・バジーナだ。それ以上でも、それ以下でもなく」と応じ、ミリアルドに「君は本当の名を選んだ。だが、私は指導者として理想を追うのではなく、一人の兵として目の前の戦いを止める」「私は君やトレーズを否定しない。だが、今・・・世界に必要なのは犠牲ではない」と宣言、ZEXISに合流。
・「ごちゃごちゃとうるせえんだよ、金ピカが!」と苛立つサーシェス、「俺には理想も何も必要ねえのさ!」と獣性を剥き出し、プトレマイオス2にとどめを刺すべく狙うアニューと共闘。葛藤するロックオンだが、「・・・やるさ。俺はソレスタルビーイング・・・そして、ZEXISだ」「だから、俺が自分でやる・・・!お前達にアニューはやらせねえ!」と宣言。「アニュー・・・!決着は俺の手でつける!」とロックオンが吠え、「本当に愛しているのよ、ライル・・・」とアニューが顔を曇らせつつ、戦闘再開。
・1PP、ミリアルドと戦闘してイベント発生。高速で飛来したマスラオのブシドーが乱入、「また、あの男か・・・!」と刹那が苛立つ。「ついに我が友が起ったと聞き、居ても立ってもいられず、馳せ参じた」と告げるブシドー、アロウズとしてミリアルドと雌雄を決する前にまず仇敵たる刹那との決着を優先すると宣言し、「アロウズもホワイトファングも関係ない!私は私の戦いの道を進むぞ!」と吠えて戦闘再開。
・1PP、刹那の魂ライザーソードでブシドー瞬殺、ブシドーは捨て台詞残して撤退。
・1PP、サーシェス撃破、サーシェスも撤退。
・ロックオンがアニューと戦闘時セリフイベント。「何故、俺達が戦わなければならない!?」と叫ぶロックオンに、「それは、あなたが人間で、私がイノベイターだからよ!」と答えるアニュー、「わかり合ってた!」と言い返すロックオンにも「偽りの世界でね!」と反論。「嘘だというのか!?俺の想いも、お前の気持ちも!だったら、俺にも考えがあるぜ!」と啖呵切るロックオン、「もう一度、お前を俺の女にする!嫌とは言わせねえ!」と宣言。
・2PP、ロックオンでアニュー撃墜してイベント発生。後退するアニューに肉迫したロックオン、強引に捕らえ、何をするつもりと騒ぐアニューに「決まってんだろ!もう一度お前を俺の女にする!」「欲しいもんは奪う・・・!たとえ、お前がイノベイターだとしても!」と宣言し、絶句するアニューに「アニュー、戻ってこい」と静かに呼びかける。「ライル・・・私・・・。私は・・・!」と泣き崩れるアニューに、「お前はお前だ」と優しく微笑みかけるロックオン。
・そこへ脳量子波の割り込みがかかり、カミーユとアムロが警告する中、「愚かな人間だ」と支配されたアニューが反撃、「イノベイターは人類を導く者」と冷たく言い放つ。「駄目だ!彼女は意識を乗っ取られている!」とカミーユが警告、「イノベイター同士のリンクか!」とクワトロ大尉が指摘。
・「そう・・・上位種であり、絶対者だ。人間と対等に見られるのは我慢ならないな。力の違いを見せ付けてあげるよ」と言い放つアニューに、「その物言い・・・!リボンズか!!」と気付くアムロ。ロックオンにとどめをさそうとするアニューだが、不意に割り込んだ刹那が痛烈に反撃。
・瞬間、リンクされた意識の中で、「ライル・・・。私、イノベイターでよかったと思ってる」と告げるアニュー、おかげですれ違う事なくロックオンに会えたからと微笑み、「ねえ・・・私達、わかり合えてたよね?」と問いかける。「ああ、もちろんだとも」と答えるロックオンに、「よかった・・・」と微笑するアニュー。
・「急げ、ロックオン!コックピットを引き抜け!」と刹那が呼びかけ、爆発する機体からコックピットごとアニューを無事救助するロックオン、刹那に促されて「恩に着る!」とアニューを連れ後退。
・沙慈、コックピットを外して機体の動きだけを止めた刹那を絶賛。「・・・狙撃のコツは、あの男に教えてもらった・・・」と答える刹那に、「間接的だが、あいつが弟を救ったってわけか」と微笑むクロウ。「戦う事で彼女を救う事が出来た。これが俺達の戦いだ」と刹那が宣言して、戦闘再開。
・2PP雑魚殲滅後、3PP最後にミリアルド撃墜して戦闘終了。ミリアルドは地球連邦打倒に不退転の決意を示して撤退。
・サンクキングダムの聖ガブリエル学園理事長室で、兄ミリアルドの新たな戦いに心を痛めるリリーナに、「何という事かしら。平和を願うリリーナ様の実のお兄様が新たな戦いを起こすなんて」と揶揄するドロシー、「ホワイトファングの登場は時代を新たなステージに押し上げる。そう・・・戦争によって」と告げる。
・「戦いを止めたいのならば、取っておきの方法がありますから」と告げるドロシー、デルマイユ公に通信をつないでリリーナを促し、(フフ・・・さあどうするかしら、リリーナ様・・・)とほくそ笑む。
・ロックオンに改めて礼を言われた刹那、「俺は二人の仲間を救っただけだ」と応じ、アニューも喜ぶと微笑むロックオン。ソーマ・ピーリスの発案でトレミー内に脳量子波を遮断するシールドを張る事となり、それまでは脳量子波遮断ヘルメットでイノベイターの干渉を防止。
・一息ついたZEXISだが、太平洋と暗黒大陸にZONEが二つ同時に出現との報が入って緊迫。

●第35話:明日へのあがき
・ロックオン、「俺は戦う。カタロンでも、ソレスタルビーイングでも、ZEXISでもなく、俺の意志で。アニューの心を操ろうとしたイノベイターとな」と刹那に決意を告げ、「誰かに聞いてもらいたくてな」と微笑。
・地上部隊は暗黒の力で復活したムーンWILLの相手をするため、宇宙部隊のみで太平洋上のZONE攻略に向かう。
・展開は地上ルート第35話と同様。洋上の島でZONE周辺に展開したウェイン達インサラウム軍と対峙するZEXIS、ルーク・アダモンの精神攻撃で気力70スタート、精神コマンド不可のまま戦闘開始。
・2PP敵16機撃破してイベント発生、SRポイントget。飛来したアサキムがウェインを瞬殺、ウェインは撤退。奮起したクロウがルーク・アダモンと対峙して呪縛を破り、気力最大、精神コマンド解放。
・2PP、アサキムに削らせたルーク・アダモンをクロウが瞬殺してイベント発生、ZEXIS全員気力+10、精神コマンド解放。
・最後に雑魚殲滅して戦闘終了。
・ZONE封印イベントも地上ルート第35話と同様。「じゃあな、デュオ。ロックオンを立派な貧乏クジ役に育ててやってくれ」と言い置いてZONEに向かうクロウだが、割って入ったアサキムが飛び込んでZONE封印。

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第2次SRWZ再世篇(2周目:宇宙ルート:15〜31話)

●分岐シナリオ
・クロウの選択肢は「宇宙に上がる」で、「世界の中心でも果てでも愛を叫んできな。頑張んなよ、エスター」と揶揄するトライア博士に、「はい、チーフ!仕事も恋も一所懸命です!」と笑顔で応じるエスター、(面倒だから、頑張るのは仕事だけにしてもらいたいもんだぜ・・・)と内心ボヤくクロウ。(^^;

●第21話:伝説の歌声
・沙慈にデスサイズ等コロニーのガンダム調査を秘密裡に依頼したイアン、自分の判断同様にやはり目立った類似性なしと告げられ、この方向での追求は諦める。
・トゥウィンクルrプロジェクトが来訪しているクォーターへ行くよう勧めるイアン、「・・・ああいう雰囲気って、何か苦手になってしまって・・・」と苦笑する沙慈に、「・・・お前も刹那と同じになるのか・・・」と呟き、「お前の人生である以上、ワシはとやかく言うつもりはない。だが、お前はなくさないでくれよ。刹那やワシ達がどこかで落としてしまった生き方をな」と諭す。
・ブリーフィングルームでミニライブ開催するランカ、「キラッ☆!」で盛り上げつつ「みんな、抱きしめて!銀河の果てまで!」と星間飛行を熱唱、熱狂するジュンにドン引きするつぐみ。(^^;
・フロンティア船団に向かうマクロス・クォーターにトゥウィンクルプロジェクトの同乗を頼んだグレイス、ZEXISに同行すればテロリストの襲撃を避けられる上、社会現象化しつつあるプロジェクトをガードするZEXISにはアロウズも手を出しにくいと指摘。ボディガードのブレラ・スターンや衣装デザイナー兼スタイリストのナナセらも同行しており、ブレラと折り合いの悪いアルトは不機嫌に。
・「トロワが去り、ヒイロも行方不明・・・。アロウズの新兵器の前に僕達は成す術もない・・・」と独り沈むカトルに、「この空気が耐えられないなら、刹那達のように席を外せばいい。それでも、この場にいるのはあの女達の歌声で、少しでも心を奮い立たせようとしているためか」と指摘する五飛、「泣き言を言う前にやれる事を探せ。目の前の事に全力を尽くせ。俺達のやる事は涙を流す事ではない」と叱咤しつつ、「お前がただ憂いているだけだとは思っていない。だが、それでも仲間の事を考えてしまうお前はやはり優しいんだ」と告げる。「でも、それだけではやっていけない。五飛・・・僕は優しいだけの男でいるつもりはないよ」と決意表明するカトル。
・アロウズと遭遇したZEXIS、トゥウィンクルプロジェクト護衛中と告げたにも関わらず一方的に攻撃された上、損害軽微にも関わらず何故かマクロス・クォーターが動力低下で動けなくなり、やむなく出撃。
・艦内でパニックを起こしたナナセ、ランカの歌う"アイモ"に宥められ落ち着きを取り戻す。ブレラに破戒工作を命じてマクロス・クォーターを足止めしたグレイス、(ここまでは完全に筋書き通り・・・。後はあいつ等が現れてくれれば・・・)と独りほくそ笑む。
・突然、南東にバジュラがフォールドで出現、マクロス・クォーターに一撃当てる事だけを命じられていたアロウズはあっさり撤退。行動不能のマクロス・クォーターをバジュラから守りつつ戦闘開始。
・2PPバジュラ全滅してイベント発生。一息ついたのも束の間、クロウが次元境界線の歪曲を感知、「今まで計測した事のないエネルギーが次元境界線の向こうから来る!」と警告。
・出現した輝く巨大な物体にミシェルが「バーラエナ・・・」と呟き、別人のようなアポロが「銀河クジラか」と呟く。惑星ゾラ出身の先祖を持つミシェル、神として崇められた巨大な白い銀河クジラが惑星ゾラを回遊していたと説明、「エネルギー体みたいなもので意志はないと言われているが、実態は、よくわかっちゃいないらしい」と告げる。
・銀河クジラを見送ったクロウ、「やったぜ!大スクープだ!この撮影データは高く売れるぞ!!」と大喜びし、「銀河の神秘もあんたにかかっちゃ飯の種かよ」と呆れるロックオン。
・続けてバジュラが再びフォールドしてきたものの、南西に深紅のヴァルキリーが登場、「VF-19エクスカリバー!俺達の世界の人間か!」と驚くアルト達をよそに、無防備にバジュラの群れに突貫、焦ったアルトが援護しようと突出。一方、「赤いVF-19・・・!まさか、あれは・・・!」と驚くキャシー。
・止めようとするアルトに、「俺は・・・止まらねえよ」と不敵に笑うバサラ、「俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」といきなり"Planet Dance"熱唱し、「な、何だ、こいつは!?」とアルト唖然。
・「間違いない!あれは・・・熱気バサラよ!!」と指摘するキャシー。「続いていくぜぇぇぇっ!!」とバジュラの群れに突っ込んでMAP版"Planet Dance"を歌いまくるバサラに、バジュラが何故か全て撤退。・・・ドン引き?f(^^;
・熱気バサラがオズマ少佐お気に入りのバンド、ファイアーボンバーのボーカルだったと思い出す朔哉。「熱気バサラ・・・。プロトデビルン戦で多大な戦果を挙げた歌エネルギー発現者・・・彼は自分の心のおもむくままに戦場で敵味方構わず自分の歌を聴かせた・・・」と語るキャシーに、「まんまじゃないか!」と呆れるミシェル。
・更に、今度は北にゲシュタルトのメタール率いる暗黒の力の寄せ集め軍団が出現、高笑いして名乗るゲシュタルトが「我が使命は、マーズ・・・貴様の抹殺と地球を手に入れる事だ」と宣告。「暗黒の力・・・。死者をよみがえらせ、時空さえも越える力・・・」と戦慄するタケル。アポロも「今までに戦った連中とは桁違いの力を持ってやがる!」と本能的に感じ取って警戒。
・「ハハハハハ、恐れおののくがいい!我が暗黒の力こそが、銀河を統べる!それは・・・」と言いかけたゲシュタルトに、「下らねえな!」と割り込んだバサラ、「暗黒の力だ?そんなジメジメしたのは俺の歌が吹き飛ばしてやるぜ!!」と"突撃ラブハート"熱唱して突貫、「何を言ってるんだ、お前は!」と混乱しつつ何とか守ろうと追いすがるアルト。
・「ふざけた野郎だぜ。・・・だが、おかげでビビってるのがバカらしく思えてきた」とアポロが野太く笑い、タケルものしかかる不安が払拭された事に気付く。
・「ハハハ、面白い・・・!どうやら、奴も私が探し求めたあの力を持っているようだ!」と笑うゲシュタルト、「生命の力を使う者よ!マーズと共に貴様もここで抹殺してくれる!」と宣言。マクロス・クォーターの修理が終わって行動可能となり、バサラを守るようジェフリー艦長が指示しつつ、苛立つアルトに「あれが本物の熱気バサラだとしたら、見殺しにすれば、俺達が隊長に殺される」とミシェルが指摘して戦闘開始。バサラは「どいつもこいつもゴチャゴチャうるせえよ!全員、俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」と一顧だにせず。(^-^;
・クロウがゲシュタルトと戦闘時セリフイベント。「フフ・・・次元の力を使う者よ。お前はいずれ、その力に押し潰されるだろう」と嘲笑うゲシュタルトに、「そういう思わせぶりな言葉はもうたくさんだ。スフィアが欲しいんなら、欲しいと言えよ」と言い返すクロウ、いずれスフィアも地球と共に我が手に落ちると嘯くゲシュタルトに「その前にお前が落ちるぜ・・・俺とブラスタの前に立ったからな!」と啖呵。(*´Д`*)
・2PP敵全滅して戦闘終了。
・「じゃあな」とあっさり立ち去るバサラに、呆気にとられたアルト、「じゃあな・・・じゃないだろ!状況が全くわかってないのに、あいつ、どこへ行く気だ!?」と憤る。クロウも「オズマ少佐よぉ・・・。あんたのフェイバリットはどこまでもフリーダムな奴だな・・・」と呆れ顔。
・「あなた達!熱気バサラに会ったのね!」と大喜びのシェリル、「あたしの中で熱気バサラは永遠のヒーローなんだから!」と歓喜、「熱気バサラに会ったって言ったら、お兄ちゃん・・・きっと悔しくて悔しくて泣き叫ぶと思います」と微笑するランカ。「だったら、オズマ少佐には俺撮影の熱気バサラ登場ライブのデータをプレゼントするか」と微笑むクロウ、「金の匂いがしたからな。それも飛び切りの」とニンマリ。
・不機嫌に黙り込むアルト君について、「そりゃショックだろうな。本職パイロットが、いきなり現れたロック野郎に直撃を食らえばよ」とスピーカーポッド弾を撃ち込まれた事をあげつらうクロウに、「で、でも、アルト君・・・!熱気バサラはパイロットとしても天才的だってお兄ちゃんも言ってたし・・・」と必死でフォローするランカ。ミシェルも「確かに奴の腕は普通じゃなかった。正真正銘の熱気バサラっぽいな」と肯定し、「突然の活動休止はこの世界に転移したためだったわけね・・・!」と納得するシェリル。
・ランカとシェリルに励まされたり焚き付けられたりして気を取り直したアルト君、「次にあいつに会った時にはあいつ以上に飛んでみせるさ」と決意表明。
・秘かにリボンズと連絡を取るグレイス、リボンズの協力で全てうまく運んだと礼を言いつつ、「彼の歌を手に入れる事が出来れば、私の夢はより完璧に近づく・・・。協力してくれるかしら、リボンズ」と依頼。トゥウィンクルプロジェクトは自分にとっても有益と承諾するリボンズ、通信を終えるとアムロを迎え入れ、「俺はお前を楽しませるために生かされている道化か・・・」と苦く呟くアムロに、「自分の存在を卑下しないでくれ。君は僕にとって唯一の真の同志なのだから」と告げ、「さあ語り合おうか、アムロ。人類が言葉の通じない異種と出会った時、どのような手段でコミュニケーションを取ればいいのかを・・・」とバジュラとの遭遇を仄めかす。

●第22話:ランカ・アタック
・護衛としてOZのキラ・ヤマト特尉とアスラン・ザラ特尉を同道するレディ・アン、フロンティア船団の首席補佐官三島のオフィスを訪問。「武力とは別の手段でコロニー側の牙を抜くというわけですか・・・。合理的な手段ですね」と揶揄する三島補佐官、さり気なくコロニーを見下す暴言を口にして、秘かに眉をひそめるキラとアスラン。L4コロニー群の視察に向かうと告げるレディ・アンに、「ウィナー家が取り仕切るコロニーですか・・・。あそこでは不穏な動きがあるよづえすね」と指摘する三島補佐官。
・一方、ZEXISではカトルがL4コロニーの有力者である父親にZEXISのバックアップを依頼する決意をかため、「きっと新たな力と共にZEXISに戻ってくる」と独り旅立つ。
・フロンティア船団に着いたランカを呼び出した三島補佐官、「私が君を呼んだ理由・・・。それは君が・・・君の歌がバジュラに対する切り札になるかもしれないからだ」と告げ、協力者としてフォールドウェーブ増幅機を提供するL.A.I.技研からルカも合流。プロジェクトリーダーを任されていると明かすグレイス、「トゥウィンクルプロジェクトはあなたとシェリルを中心としたパフォーマンスであると同時に・・・対バジュラの極秘計画でもあったの」と告げる。
・エルモやシェリルにも伏せていると聞いて顔を曇らせるランカだが、アイモの歌を使って人々の希望に、と言うグレイスに躊躇いつつも同意、ZEXISにも協力依頼してオペレーション・トゥウィンクル発動。
・カナリア中尉のケーニッヒ・モンスターに同乗して歌う事になったランカ。歌を戦いに利用する事に苛立つアルト、ランカへの面会はグレイスに断られ、シェリルも所在不明と聞いて(どこにいる、シェリル・・・。お前も、この計画に賛成しているのか?)と疑問を抱く。オズマ少佐にも連絡がとれず、不透明な状況に苛立つZEXISの面々。
・知性があるかも疑わしいバジュラに歌が影響を及ぼすか疑問視するクランやミシェル、プロトデビルン戦でのバサラの活躍も軍のミンメイアタック信者に乗せられたのでは、と揶揄。オズマ少佐に布教され自身もファイアーボンバーにハマったピエール、「そいつは違うぜ、クラン大尉。熱気バサラは軍の命令なんかじゃなく、自らの心のおもむくままに歌ったんだ。もちろん、歌で奴等を倒そうとしたんじゃない。歌を・・・心を、魂を、ソウルを、ハートを、届けようとした。それが結果的にプロトデビルンとの戦いを集結させたんだぜ」と熱く語り、「今では俺も立派な熱気バサラファンってわけだ!過激にファイアーシュートォォォッ!!」と熱狂。「す、すごいですね、ピエール先輩・・・」とドン引きするジュンに、「ランカ命のジュンに言われたくはないでしょうね」と麗花がツッコみ。(^^;
・バジュラも生物である以上、何らかのコミュニケーション手段は持っているはず、と成功の可能性を語るルカ、ランカも賛成していると説明。
・ランカの歌に含まれる微弱なフォールド・ウェーブを増幅照射すべく、近付くバジュラの群れに対してランカ・アタック始動、カナリア中尉のケーニッヒ・モンスターがシャトル形態で突出しつつ、ランカが"アイモ"を歌う。
・引き寄せられたバジュラが集まり、戸惑いに似た振る舞いを見せたため、「実験は成功したんだ!」と狂喜する三島補佐官だが、(確信があったわけじゃない・・・。117船団の生き残りだったとはいえ、血液検査はシロ・・・記憶もないというし、それでも何かの役に立てばと思って監視は続けたが・・・まさか、ど真ん中のストライクだったとはね)とほくそ笑む。
・モニターするグレイスも、(ランカ・リーの感情指数+4.33。フォールドウェーブ、レベル3.2。フフ・・・その調子よ)とほくそ笑む中、バジュラを殲滅すべく戦闘開始。
・2EP反撃で敵50機撃破してイベント発生、SRポイントget。バジュラのナイト級が出現すると共に熱気バサラも登場、「何だよ、こりゃ・・・」と歯嚙みするや、「お前!こんな歌が楽しいのかよ!?」とランカに猛然と食ってかかる。
・思わず歌を止めたランカに、(感情指数がマイナスまでダウン・・・。やはり、安定稼働には調教が必要ね)と独り嗤笑するグレイス。
・「ランカに余計な事を言うな!」と噛み付くアルトだが、「余計な事だ?お前等が、こいつに無理矢理、こんな風に歌わせたのか!」とバサラに言い返され、「無理矢理って・・・ランカ・・・お前・・・」と呆気にとられる。歌えないランカにジェフリー艦長が後退を命じ、ケーニッヒモンスターはマクロス・クォーターに着艦。
・引っ込んでろとアルトに怒鳴られたバサラ、「やだね・・・」と拒み、「お前等・・・そんなに歌が聴きたいんなら、俺が歌ってやるぜ!!」「俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」と"突撃ラブハート"熱唱。
・(感情指数+7.87、フォールドウェーブ、レベル6.2・・・!歌エネルギー、18万チバソング!これが熱気バサラ・・・!)と計測結果に秘かに驚くグレイス。「行くぜ!どいつもこいつも!!」とバサラが叫んで戦闘再開。
・3PPイベント発生。「どうなってやがんだ!?熱気バサラの周辺の次元境界線が歪んでいく!」と驚くクロウ
「行くぜぇぇぇっ!!」とバサラが気合入れると、VF-22とVF-11、VF-17改造機が現れ、時空震動に巻き込まれたミレーヌ達ファイヤーボンバーとガムリン大尉がバサラと再会。
・「よう、お前等!」と声をかけるバサラに、「のん気に挨拶してる場合じゃないわよ!何なのよ、ここ!?銀河クジラを追っかけてたあんたを追ってただけなのに、どうしてこんな事になるのよ!?」と食ってかかるミレーヌだが、ガムリン大尉がまず安全確保をと呼びかける。
・更にムーンWILL配下だったレギュラスαが北東に出現、ジェフリー艦長がガムリン大尉達に保護を約束し、ファイヤーボンバーは合流、ガムリン大尉は共闘宣言して、戦闘再開。
・4PP敵全滅して戦闘終了。
・「ここって、あたし達のいた世界じゃないかも知れないのよ!」とバサラの無軌道ぶりを責めるミレーヌだが、「そんなのは俺の歌に何の関係もないぜ」とどこ吹く風のバサラ、「どこに行っても変わらんな、お前は・・・」とレイが苦笑する傍ら、ガムリン大尉がZEXISに保護を求める事を提言。「・・・気に食わねえな・・・」と不満げながら同行するバサラ。
・フロンティア船団に戻ったグレイス、病身をおして待ち伏せたシェリルが「あなた・・・ランカちゃんで何をするつもり?」「どうして、あたしじゃなく、ランカちゃんに歌わせるのよ!」と食ってかかるものの、「無理をしないで、シェリル。あなたの身体は完治していないんだから」と諌め、治療に専念するよう言い含める。仕方なく引き下がるシェリルを見送るグレイス、(フフ・・・ホント強いわ、あなた。でも、そろそろ限界が近いわね。プロジェクト・フェアリーは失敗と判断。フェアリー9はクィーンの予備として、今後は扱う。本作戦はクィーンという重要な駒の完成と新たに現れたキングを得て、次の段階へと進む・・・)と独り冷笑。
・宿泊先で休息するランカ、ナナセに慰められたものの、「こんな歌が楽しいのか・・・か・・・アルト君、お兄ちゃん・・・。これで・・・これでいいんだよね・・・」と独り懊悩し、慰めるように寄り添う謎生物あい君に「明日になれば、きっと元気になるから・・・」と微笑。
・フロンティア船団に迎えられたファイヤーボンバーの面々、ハワード・グラス大統領に挨拶し、オペレーション・トゥインクル責任者の三島補佐官に引き合わせられる。「って事は、あんな歌を歌わせたのはお前か?」と憤るバサラ、「あいつは誰かに歌うことを強制されていた・・・。あんなのは歌じゃねえ・・・!」と食ってかかるものの、芸術論をかわすつもりはないといなした三島補佐官、対バジュラ戦に協力要請。
・「やだね」と言下に拒絶するバサラ、後見人としてグレイスに預けると言われても「俺はあんたみたいな奴のために歌う事はねえよ」と一顧だにせず。(フフ・・・リトルクィーンとのデュエットは次元を揺るがすものになりそうね)と秘かにほくそ笑むグレイス。・・・いや飼いならせねぇし。(´д`)
・L4コロニーで暴動が発生したとの急報が入り、有力者であるウィナー家当主、ザイード氏が死亡と伝えられて、カトルの身を案じるZEXISの面々。
・アイランド1で独り佇むシェリル、(グレイス・・・いったい何を考えているの・・・。あんな歌はランカちゃんの歌じゃない・・・。あの子の歌は、もっと優しくて楽しくて、もっと・・・)と独白。(・・・遠くで誰かが歌っている・・・。悲しいけれど、優しい声が聴こえる・・・でも、あたしは・・・この身体じゃ・・・)と聞き入るシェリルに、「あの大丈夫ですか?」と声をかけたのは歌姫ラクス様!「会えて嬉しいです、シェリルさん。私・・・あなたの歌がとても好きなんです」と微笑みかける。(*´Д`*)

●第23話:悲しみのカトル
・ウィナー家の地下研究所に独り佇むカトル、「父上は最後までコロニーの未来を考えていた・・・なのに地球連邦とコロニーの人間は自分達のエゴで父上を殺した・・・父上は戦った・・・。武器を使わずに自らの信念で・・・。でも・・・でも・・・誰もわかってくれないんだね、優しい人の涙を・・・」と悲しみに暮れ、「これでコロニーは満足なんだ・・・!僕は決して忘れない・・・!そして、決して忘れさせないよ・・・!」と慟哭、「フフフ・・・ハハハハハ!アハハハ!破壊する・・・破壊するんだ、全て!歪んだ宇宙の全てを!この・・・新しいガンダムで!!」と狂ったように哄笑・・・( ̄ロ ̄lll)
・ウィナー家所有の資源衛星により重要な役割を占めてきたL4コロニー群だったが、レディ・アン特佐扮する「聖女レディ・アン」による独立承認と第2加盟国としての連邦加盟で懐柔され、事実上の植民地に成り下がりつつあった。それに異を唱えたカトルの父ザイード・ウィナー氏は、親連邦と反連邦に割れるアザディスタンや完全平和主義を奉じて再興したサンクキングダムにも資金援助しており、自己の所有する資源衛星をL4コロニーに対して封鎖。それを独善的な反逆行為と非難したL4コロニー住民が攻撃して殺害に至った。
・L4コロニー群に向かおうと声を上げるエスター、「行って、どうするの?」とスメラギさんにツッコまれて絶句しつつ、「でも・・・でも、あたし達が行かなきゃカトルは一人ぼっちじゃないか・・・」「何も出来ないかも知れない・・・。でも、カトルの側にいてやりたいよ・・」と嘆き、(頑張れ・・・頑張れ、カトル・・・。こんなありきたりな言葉しか言えないけど、頑張れ・・・)と心中でエール。
・一方、宇宙要塞バルジでL4コロニー群の暴動について報告するキラとアスラン、「何故、連中はトレーズ閣下の御心が理解できんのだ?何故、いたずらに争おうとする?」と憤るレディ・アン特佐に、「それが・・・人間だからです」と沈痛に告げ、「暴力で相手を屈服させたり、精神を支配したりするのは、人間という存在を否定する行為です」「コロニーの人々の不満を巧みにごまかし、連邦の意のままにコントロールするのは、人間を人間でない何かに変えるだけです」「それはトレーズ司令が否定しているモビルドールの導入と同じだと思います」と穏やかに諭して、常に礼儀やマナーに則りエレガントに振る舞うトレーズ閣下こそ人間を愛し文化や歴史に敬意を払っていたと指摘。
・理解及ばずパニックになるレディ・アン特佐に、「戦いの痛みを忘れてしまっては、人は戦いを捨てる事は出来ません」「・・・トレーズ司令は、その先の何かを求めていると僕は思っています」と告げるキラ、「特佐が司令の事を思うのならば、司令の想いを継いでください」と微笑みかける。
・OZの命令で新型機ヴァイエイトとメリクリウスを開発したドクターJら5人の博士達、上司として着任したツバロフ技師長の権威主義に辟易しつつ、テストパイロットとして連れてこられたヒイロとトロワに再会。捕虜として疑いの目を向けられるヒイロに、レディ・アン特佐推薦の志願兵を装うトロワ、「私がこの男を常に監視し、おかしな行動を取った場合は、その場で処刑します」と断言し、「私の銃で、この小僧を撃て」と弾を抜いた銃を渡されても躊躇なく引き金を引いて見せる。ドクターJも「失敗した兵士には用はない」とヒイロを見捨てたように偽装。
・資源衛星の一つを未確認のガンダムで破壊した何者かから、04Eコロニーを破壊するとの通信が入り、慌ただしく立ち去るツバロフ技師長。見送ったトロワ、「何のためらいもなく引き金を引くとはな・・・。さすがに驚いたぞ、トロワ」と揶揄するドクトルSに、「・・・本当は持った瞬間に重さで弾が入ってないのはわかっていた」と種明かししつつ、内偵を進めるためには例え弾が入っていたとしても急所を外して撃ったと明言。
・新たなガンダムの正体を案じる5人の博士達、「L4コロニーと新たなガンダム・・・。これはもしかすると不味い事になるぞ」と懸念。ヒイロとトロワも、L4コロニーと聞いてカトルを連想し、その身を案じる。
・ウィングガンダムゼロを駆ってコロニー近くに現れたカトル、「コロニー04E1Bに告ぐ。ただいまよりコロニーを消滅させる。無駄な抵抗はやめ、直ちに退去せよ」と冷酷に通達、OZの猛攻を驚異の装甲で寄せ付けず、「怖いんだね、死ぬのが・・・だったら・・・戦わなければいいんだよ!」と言い放つやツインバスターライフル掃射、OZ兵諸共にコロニー破壊し、「おかしいな・・・涙が流れてる・・・ひとつも悲しくないのに」と無表情に呟く。(lll゚Д゚)
・OZとアロウズ増援が出現すると共に、キラとアスランが駆けつけ、大破壊に呆然。「僕は同じような光景を以前に見た・・・あの日・・・僕が君に再会して、ストライクに初めて乗った日に・・・」と呟くキラ、「あの日から僕は戦ってきた・・・。あんな悲しい事を二度と起こさないために。だから、僕はOZで地球連邦を中から変えたいと思った。けど、もう駄目だ・・・」と告げ、「OZはもうすぐ消える・・・。だから、きっとあの人は僕達に機体を返してくれたんだ。アスラン・・・。僕達がOZの代わりにアロウズに対する抑止力になろう」と宣言。
・アスランも同意して、「俺達はここでOZを脱退する」と宣告し、「地球連邦がコロニーの懐柔を続ける限り、またL4コロニーのような悲劇が繰り返される・・・!あなた達も平和を求めるのならば、自分達のやっている事を考え直してくれ!」とOZ兵に説くものの、OZ兵はコロニーに平和をくれてやっていると居丈高に暴言。
・「うるさいよ!ごちゃごちゃと!」と業を煮やしたカトルがOZとアロウズに攻撃、一切の通信に応じず、やむなく三つ巴の戦闘に望むキラとアスラン。「全て破壊・・・?君達にそんな権利も、力もないんだよ。それは僕がやるんだよ・・・!このウィングガンダムゼロで・・・!」とカトルが静かに吠えてゼロシステム発動、精神コマンド毎ターン発動して戦闘開始。
・2PP、加速かけて北に突貫したアスランがカトルと戦闘してイベント発生。ヒイロとトロワ率いるMD部隊が南西に出現すると共に、南東にはZEXIS登場。
・キラとアスランに再会して驚くZEXISの面々に、「あれにはカトルが乗っていると思われる」と告げるトロワ、赤と青の機体には自分とヒイロが乗っていると告げ、「少なくとも今の俺達はお前達の敵だ」と宣告、「・・・いいのか?」と問うヒイロに「俺達が乗っているのはOZの新型だ。その俺達に勝てないようでは、ZEXISは戦ってはいけない」「あのガンダムも同じだ。ここで俺達に倒される程度の力なら、必要ないものだ」と冷徹に告げ、「見せてもらうぞ、カトル。新しいガンダムの力を・・・」とカトルに宣言。
・接近したトロワに攻撃するカトル、「僕はこのガンダムで歪んだ宇宙の全てを破壊する。全ての武器を破壊する事が僕のやるべき事なんだ」と宣言。「それは・・・!」と驚く刹那に応えるカトル、「そうだよ。ソレスタルビーイングの計画は僕がこのウィングガンダムゼロで遂行する」と告げ、連邦の所有物に堕したコロニーは連邦の武器だから破壊すると一方的に宣言し、「お前らしくないじゃないか」と穏やかによびかけるトロワも拒絶し、「みんな・・・どうして、わかってくれないんだ!」と独り苛立つ。
・「全てが歪んでいるならば、俺は自分を信じて、戦う・・・カトル・・・お前を殺す」とヒイロが宣言して戦闘再開。
・トロワとカトルが戦闘時セリフイベント。「僕は警告したよ、トロワ。それなのに僕に向かってくる気味が悪いんだ」と何かに取り憑かれたかのように対峙するカトル。「何かがきっかけになってカトルを冷静にできればいいのだが・・・。何かがきっかけで・・・」と苦吟するトロワ。(;_;)
・ヒイロとカトルが戦闘時セリフイベント。「君はコロニーを守るために戦っているのかい?」と問いかけるカトル、「コロニーは連邦に降伏して、僕達の敵になったんだ。コロニーは僕達の敵なんだよ」と言い募り、「宇宙は歪んでしまったんだ。だから僕は、全てを破壊する。そうだろう、ヒイロ?」と宣言。「俺達の言葉は届かないのか、カトル・・・。ならば・・・」と呟くヒイロ。
・3PP雑魚殲滅しつつ、ヒイロとトロワも撃墜、それぞれ撤退。
・4PP、分析かけたカトルに脱力でゼロシステムを止めてから集中攻撃開始。
・五飛がカトルと戦闘時セリフイベント。「カトル!お前は負けたんだな!」と叫ぶ五飛、「お前は自分自身に負けた!だから、道を見失った!」と叱りつけ、「そうさせたのは、この歪んだ宇宙だよ」と言い返すカトルに「そう思わせるのは、お前の弱い心だ!カトル!俺はお前の弱さを討つ!」と叱咤。
・4PPカトル撃破して戦闘終了、SRポイントget。
・「駄目なんだよ!僕はまだ倒れちゃ駄目なんだ!」と復活するカトル、「みんな・・・!みんな!消えてしまえばいいんだ!!」と絶叫。そこへ、戻ってきたヒイロが組み付き「お前にこれ以上、こんな事をさせるわけにはいかない」と宣言して立ちはだかる。
・カトルの攻撃に割って入りヒイロを庇ったトロワ、「俺はお前が過ちを犯していると思う。」「この戦いに必然性はない・・・」と告げ、機体の爆発を警告するヒイロに「そうだな・・・。俺はここまでだ」と呟くと、「カトル・・・。コロニーはどんな形にしろ連邦と手を組んだ。これは一つの戦争が終わった事を示している。それと同時に・・・俺達の任務も終了した。俺達は今、個人として戦っているに過ぎない。なまじ俺達には兵士として完璧な力が備わり過ぎていた・・・真剣に戦ってきたが故・・・自分一人でも、この時代を変えられると考えてしまう。カトル・・・それはお前だけじゃない。みんな、そうなんだ。でも、その心は・・・優しい奴ほど、つらく追い込んでいく。俺達の心の中は、俺達自身が戦い、そして、厳しく結論を見出さなくてはいけない。今までの戦いが意味のないものになったとしても。その中で新たな道を見つけよう・・・。一人で背負うのではなく、みんなで・・・だから、カトル・・・もういい・・・。優しいカトルに戻ってくれ・・・」と切々と説いて涙を流す。
・今にも爆発しそうなトロワの機体に焦り、近付こうとするカトルだが、「やめろ・・・!お前まで爆発に巻き込まれる!」とヒイロが制し、「でも、このままじゃトロワが・・・!」と言い募るカトルに「お前が殺した」と冷徹に事実を突きつける。「あまり、カトルをいじめるなよ、ヒイロ・・・」と苦笑したトロワ、ヴァイエイトと共に爆発・・・(;_;)
・「お、おい・・・嘘だろ・・・?トロワお得意のトリックだろ?」とデュオが呟き、「目の前の現実を受け入れろ!奴は・・・トロワは死んだ!」と五飛が叱咤、呆然とするZEXISの面々。絶叫するカトルをよそに、傷ついたヒイロも意識を失い、更にOZのモビルドール部隊が大挙出現。
・「五飛!」と声をかけたデュオ、「死なない程度に頑張れよ!」と励まして五飛と共に突貫。その隙にスメラギさんが撤退命令、躊躇うシンを「ここで俺達が応戦すれば、泥沼になる。そうなれば、デュオと五飛は確実に死ぬ!」とアスランが諭し、歯嚙みしつつ退くZEXISの面々。
・何とか猛砲火をしのいで生き延びたデュオと五飛、「後は奴等が俺達を基地に連れていけば道が拓けるかも知れん・・・」「ああ・・・あそこには奴等が・・・俺達のガンダムを造ったロクデナシがいるらしいからな・・・」と語り合い、OZの捕虜に。
・更にトールギスを駆ってミリアルドが現れ、「ゼクス・マーキスは死んだ・・・」「私の名はミリアルド・ピースクラフト。地球からの親善大使として、ここに来た。OZのレディ・アン特佐にお目通りを願う」と告げる。
・月のOZ基地に連行されたデュオ、五飛、カトルはまとめて収監され、重傷のヒイロはおそらく病院へ。「僕は・・・取り返しのつかない事をしてしまった・・・トロワ・・・ヒイロ・・・。僕のせいで二人は・・・」と悔恨にくれるカトルだが、「一度の失敗で全てを諦めるのか?」と五飛が叱咤、基地にいるはずの5人の博士が気付いてくれればと期待を口にするデュオ。
・「二人共・・・まだ戦う気なんだね・・・」と呟くカトルに、「俺は二度と諦めないと誓った。だから、折れない」と五飛が断言、「まだ俺達は生きてるからな。最期の瞬間まで足掻いてみせるさ」とデュオが不敵に笑い、まずは身体を休めろと諭す。
・イノベイター拠点で「・・・ついに見つけたね、リジェネ」と告げるリボンズ、「ドクターJの所で見つからないはずだよ。まさか、あの時点で実物は存在せず、今になって改めて造られるとはね」と応じるリジェネに、「もう一つの『ゼロ』のガンダム・・・」と微笑。「二つの道に分かれたイオリア計画・・・。あれを手に入れなければ、真の計画遂行は不可能だろうね」と指摘するリジェネに、「だが、裏を返せば、あれを持つ者は僕達にとってカウンターになる」とリボンズも指摘、計画における役割が不明のままなのでまず調査し、場合によっては破壊すると宣言、「さあ・・・ゼロのガンダム、君は僕に何をもたらしてくれるのかな?」と不敵に笑う。

●第24話:ゼロと呼ばれたG
・トロワを悼むシンに、「絶望するのは、まだ早いよ。あの辺りは通商ルートでもあるんだ。漂流しているのを発見される可能性も高いと思う」と諭すキラ。
・プトレマイオス2には、王留美がスカウトした才媛、アニュー・リターナーが操舵士として赴任、「宇宙物理学、モビルスーツ工学、再生治療の権威で、操船技術や料理に長け、おまけに美人だ」とイアンがベタ褒め。
・ウィングガンダムゼロについて「名称から判断すれば、あの機体はヒイロのガンダムのプロトタイプになるが・・・」と推測するカミーユ。(プロトタイプ・・・ゼロ・・・。何だ、この妙な符合は・・・)と内心で訝しむイアン。
・王留美の手配でカトルの姉から引き取ったサンドロックがプトレマイオス2に搬入され、イアンが前から考えていた強化プランを施す事に。強化プランの出所は、イアンの昔の知人のジャンク屋で、元はバーニア設計に関して超一流の技術者、コロニーのガンダム設計に関わっていたと目される人物。
・カトルは必ず帰ってくると主張するエスターに刹那やキラ達も同意、サンドロックを仕上げて待とうと盛り上がる。(カトルはガンダムによってその優しい心を歪められた・・・)(いったいガンダムの存在する意味とは何なんだ・・・)と秘かに黙考する刹那。
・OZの月面基地へ偵察に出る刹那とティエリアに、イアンも同行を志願、(事によると、ワシの疑問を説く鍵はあのガンダムに・・・ウィングゼロにあるのかも知れない・・・)と黙考。
・レディ・アン特佐を訪れたミリアルド、「まだまだ霧の中ですが、おぼろげながら道は見えてきました」と告げ、「人はその手に戦う事を取り戻さねばなりません」と賛同するレディ・アン特佐、ミリアルドに基地での行動の自由を保障。
・鹵獲したウィングガンダムゼロのゼロシステムに(いったい、これは何だ・・・?脳量子波対応型とも、まったく違う・・・)と首をひねるツバロフ技師長、アロウズからウィングガンダムゼロ調査のため派遣された技術士官ビリー・カタギリに「・・・レイフ・エイフマンの秘蔵っ子・・・。まさか、君がアロウズのモビルスーツ開発主任だったとはな」とライバルの弟子に嫌な顔をし、「勝手にするがいい。私はこのようなものには興味はない」と丸投げ。
・友人ビリーへの無礼な態度に苛立つブシドー、「な、何だ、貴様は!?」と慌てるツバロフ技師長に「人はミスター・ブシドーと呼ぶ。・・・迷惑千万だがな・・・」と吐き捨てる。「・・・しかし、君・・・。ブシドーの名前を気に入ってるのかと思ってたよ」と揶揄するビリーに、名無しだと不便だから便宜上認めているだけと言うブシドー、ガンダムの調査のせいでビリーが手がける自分専用の新型完成が遅れてしまうとボヤく。そこへミリアルドがやってきて再会、奇縁に驚くブシドー。
・囚われのデュオのもとに食事を運んできたヒルデ、「OZは旧三大国家とは違うわ。正義を以って、この世界の秩序を守るのだから」と胸を張り、「OZのレディ・アン特佐はコロニーに自由と誇りを与えてくれた。それに報いるためよ。ガンダムで戦い、コロニーを危機に陥れたあなたみたいな人にはわからないでしょうけどね」と主張。
・「俺達もコロニーのために戦ったんだけどな。・・・つまり、本当なら俺とお前は敵じゃないんだよ」と朗らかに告げるデュオ、懐柔されて敵に手を貸すほど愚かじゃないと気色ばむヒルデに、「じゃあ、聞くがよ・・・。その敵って何だよ?」「地球連邦に歯向かう奴は全て敵か?L4コロニーのウィナー家排斥みたいな事をまたやるのか?」「お前みたいな普通の女の子が軍に入らなきゃならないような世界を創る奴等を信じていいのかよ?」とツッコみつつ、「お前みたいに自分が信じた事のために一所懸命な奴は嫌いじゃないのさ。俺も俺の仲間もみんな、お前みたいに生きてるからな」と微笑。そこはかとなく共感を覚えて互いに名乗り合うヒルデとデュオ。
・ウィングガンダムゼロのコクピットでゼロシステムを自ら検証したビリー、悲鳴を上げて飛び出すや、「クジョウ・・・!君はずっと前から!僕の事を利用していたんだね!!」「そして、踏みにじった!僕の信頼を・・・僕の気持ちを!!許さない!許さないぞ、あの女だけは!」と狂乱しつつ、「このガンダムは素晴らしい・・・!ゼロシステムによって、僕の思考は無限に広がった!」「僕は全てを理解したよ!クジョウの事も・・・!教授の残したトランザムの謎も!!ああ・・・!だが、もっとデータが必要だ!実戦のデータが!!」と叫び、ガンダムのパイロットを載せて更にゼロシステムのデータをとることを要求。君も修羅道、魔道に落ちたか・・・とブシドー呆然。
・OZ月面基地に単騎で現れた刹那、ティエリアがイアンを潜入させるための陽動開始。ビリーの手配でウィングガンダムゼロに乗せられたデュオ、仲間を人質に刹那と戦う事を強要され、「・・・これのどこが、正義を以って正しい秩序を守るっていうんだよ・・・」とボヤきつつ、刹那と対峙。
・基地で傍観する5人の博士達、「あのシステムに気付いた者がいたようだな」「しかし、よりによって相手がGNドライヴ搭載型とはな」「これも因果なのかもしれない」と口々に呟き、「見守るのは、戦いの行方以上のもになるかも知れんぞ」「それこそ本望だ。そのためにワシ達はソレスタルビーイングを抜けたのだからな」と明かす。
・ウィングガンダムゼロのパイロットが誰かと訝しむ刹那。一方、「悪いな、刹那・・・。俺にはトロワみたいな真似は出来そうにない。行くぜ!お前を倒す事になったら、それなりのやり方で責任は取る!」と決意して、サシで戦闘開始。
・刹那がデュオと戦闘時セリフイベント。「何だよ、このガンダムは・・・!パワーもスピードも攻撃力もとんでもないぜ!こいつの限界を引き出せるような奴なんているのかよ!」とデュオ驚愕。
・1PP、再攻撃でデュオ瞬殺してイベント発生。「ちっ・・・迷いながらの戦いじゃ、とても刹那には勝てねえぜ・・・」と舌打ちするデュオ、こちらもカトルと五飛の生命がかかっていると気炎を上げる。一方、勝機と見た刹那はトランザム発動、「あれのデータも取れるとは、まさに一石二鳥だ」とほくそ笑むビリー。
・突然ゼロシステムが起動して「な、何だ、これはよ!?」と驚くデュオ。様子を見ていた5人の博士達、「しかし、あのガンダム・・・ゼロシステムの発動を促すほどのレベルとはな」「ツインドライヴ・・・。そして、それを駆る者の力か」と驚きつつ、「果たして彼に資格はあるのかな?」「その答えはウィングゼロが出すだろう。そのためのガンダムとゼロシステムだ」とコメント。
・「う・・・うわあああああっ!!」と絶叫するデュオに、「この感覚・・・まただ・・・!カトルの悲しみが流れ込んできた時と同じだ!あれに乗っているのは・・・デュオか!」と感じ取る刹那。
・ゼロシステムにより人間の限界を超えたスピードで刹那に切り込むデュオ、「俺は・・・守らなくちゃならねえんだ!仲間を・・・コロニーを!!」と一方的に猛攻。ライバルの苦戦に驚くブシドーに、「これがゼロシステムだよ・・・!パイロットの脳波に反応して、その戦闘能力を高める!いや・・・高まるのは戦闘能力じゃない!計算されたあらゆる状況はパイロットの脳にフィードバックされ、思考は無限に広がる!それはパイロットに未来さえ見せるんだよ!」と興奮するビリーだが、「そんな負荷に人間の脳が長時間耐えられるはずがないよ。あのシステムを使いこなせる者がいたとしたら、それは人間ではない」とも指摘。
・ゼロシステムのため錯乱状態に追い込まれて無差別に砲撃するデュオ。「カトルの時と同じだ・・・!カトルも、あのガンダムに翻弄されていたんだ!」と悟る刹那、デュオに呼びかけるも届かず、「奴に対抗するには、トランザムのリミッターを解除するしかない・・・!」と決意。
・「俺の意識とデュオの意識が・・・交わって行く・・・!?」「刹那の思考が・・・俺に流れてくる・・・」と互いを感じ合う刹那とデュオ。「デュオ・マックスウェル!己を取り戻せ!」と刹那が叱咤し、「お前の希望を捨てない強い意志はいつだって俺に力をくれた!そのお前が機械に翻弄されるのか!」と熱く呼びかける。
・気合の叫びと共にゼロシステムをねじ伏せるデュオ。「あのパイロット・・・システムの干渉を跳ね除けたのか!」と驚くビリー。一方、傍観する5人の博士は「双方共、やりおるな。ゼロシステムに干渉する者と、ゼロシステムを打ち破る者・・・」「伊達に死神を名乗っておらんという事だ」「しかし、ヴェーダが選んだパイロットなど、役に立たんと思っていたが・・・」「なかなかどうして・・・」「これは希望が持てるかも知れんな」と評価。
・カトルもゼロシステムにやられたと悟ったデュオ、「こんなシステムを使いこなせる奴がいるとしたら、そいつは人間を超えた存在だぜ」と吐き捨てる。そこへ実験終了を宣言するビリー、アロウズを出撃させて刹那を包囲し、ブシドーとヒリングらイノベイターも出撃。人質のためとデュオは基地へ戻る一方、こちらも総力戦とZEXIS本隊が駆けつけて北西に出撃、イアンを潜入させたティエリアが戻ってきて刹那と共に合流。スメラギさんが、今後の戦闘のため6分間で可能な限りモビルドールを落とすよう指示して戦闘再開。
・1PP、プトレマイオス2を南に押し出してから、敵10機撃破してイベント発生。「ZEXISめ・・・!こうなったら、あれを使うしかない!」と焦るツバロフ技師長、「あれは戦いの無意味さを加速させるだけだ」と反対するレディ・アン特佐に、モビルドールシステムこそ地球に秩序をもたらす最高の兵士と強弁。
・「・・・トレーズ様があの人形を嫌う気持ちが今ならよくわかる・・・」と呟くレディ・アン特佐、死は人の感情に強烈に訴える故、戦いへの肯定と否定という極論の選択を導くため、死を迎え入れる事こそが戦士の正しき姿だと説き、理解できないと吐き捨てるツバロフ技師長に「だから、敵となるのだ。お前と、私は!」と宣言。
・「あなたを反逆罪で処刑する!既にコロニーの懐柔策は完了したも同然だ!あなたの役目は終わった!」と言い放つツバロフ技師長、「・・・OZでの過ちは死に値する過去であった・・・さあ撃て、ツバロフ!お前も一人の戦士としてその手で戦え!!」と迫るレディ・アン特佐を撃ち倒し、「待っていろ、ZEXIS・・・!悪魔のガンダムががお前達を叩き潰してやる!」と宣言。
・(愛くるしさなのですね・・・。全てを歪めたのは・・・純粋な心が・・・答えの見えぬ世界で苦しんでいく・・・)と独白するレディ・アン特佐、(でも、健気な者達よ・・・。輝き続けて・・・ください・・・。そして、これからも愛させて・・・ください・・・これが・・・私に・・・最後に出来る事・・・)と五飛達の部屋のロックを遠隔解除。
・突然解放されて戸惑う五飛とカトル。そこへデュオが駆けつけ、ちゃっかり仲間にしたヒルデの案内で機体へ向かう。
・デストロイのモビルドールを出撃させて圧倒的な力に狂喜するツバロフ技師長。一方、デュオ達もそれぞれのガンダムで出撃、仲間のため戦う姿に心を打たれて寝返ったヒルデもトーラスで同行し、プトレマイオス2に合流。
・沙慈に再会したカトル、「僕は・・・僕のやってしまった事をこの手で償いたいんです!」と力強く宣言して、戦える機体を要求。「・・・わかったよ。じゃあ・・・」と準備してたサンドロック改でカトルを送り出す沙慈。
・デュオと五飛のガンダムも、いつの間にか5人の博士により改修されており、「無償バージョンアップとはよ・・・。アフターサービスもばっちりってわけか。正直、うらやましいぜ・・・」とクロウが羨みつつ、戦闘再開。
・ティエリアがブリングと戦闘時セリフイベント。「奴もイノベイターか!」と気付くティエリアに、「ブリング・スタビリティ・・・。裏切り者を処分する使命を帯びている」と名乗るブリング。「それが僕の事を指しているのだとしたら、笑わせてくれる・・・!イオリア・シュヘンベルグの計画を歪めたお前達こそが、世界に対する裏切り者だ!」と糾弾するティエリア。
・2PP敵60機撃墜でSRポイントget。
・2PPヒリング撃墜、リボンズのお使いできたけど次は潰すとか負け惜しみ言って撤退。
・2PPブリング撃墜してイベント発生。しぶとく復活するブリング、同類を討つのは忍びないとか嘯きつつティエリアに迫る。「ナドレの時とは違う・・・!自らの意志で、その姿を晒そう!」と叫ぶティエリア、セラフィム分離攻撃で圧倒してビームサーベル×6で撃破。「ええい!討つというのか、同類を!」と叫ぶブリング、「違う!僕は人間だ!!」とティエリアに否定され、機体と共に爆死。
・2PP、デュオがマップ右上隅から南6に移動して、補助GNドライヴget、「あのジイサン達・・・こんなものを運び込んで何をやってたんだ・・・」と訝しむデュオ。
・MD無限増援を援護陣形組んで撃ち減らしつつ、7PPイベント発生、戦闘終了。
・潜入したイアンを「久しぶりだな、イアン。元気そうで何よりだ」「最後に会ってから、もう20年近くは経つかな」と迎えるドクターJら5人の博士達。「・・・あなた達の開発したというトールギスは俺の一つの目標だった・・・やはり、あなた方コロニーのガンダムの開発者だったんですね」と告げるイアンに、「私達も驚いたよ。AEUのメカニックだった君がソレスタルビーイングに参加してたとはね」「つまり、君は私達と入れ違いだったというわけか」と答える博士達。
・トールギス製作後にソレスタルビーイングに所属した博士達は、5機のガンダムのプロトタイプであるウィングガンダムゼロを設計したものの、その痕跡は完全に消去され残っていないと告げ、「我々はイオリア計画のカウンターだからな」と明かして、三大国家による世界支配に立ち向かう際にソレスタルビーイング自体も障害になると考えたと言いつつ、「少なくとも当時の我々はソレスタルビーイングにゼロシステムを渡すわけにはいかないと考えたのだよ」と告げる。
・戸惑いつつウィングゼロとイオリア計画の関係を問うイアンだが、「・・・時間切れだ。我々も、ここを脱出するつもりなのでな」「その答えは君達自身が見つけてくれ」「あのツインドライヴのガンダムと共にな」と韜晦する博士達、「人類を導く者に迷いは許されない。それは他者に不安を与え、より大きな争いを生むだけだからな。だから、GNドライヴとゼロシステムは距離を取らなければならなかったのだよ」と言い置いてシャトルで離脱。
・イアンもティエリアに収容され、ZEXIS撤退。
・「ZEXIS・・・。今ならトレーズの言っていた事を私も理解できる。だが、君達だけに時代を背負わせはしない。私も自らの足で立とう。このピースクラフトの名と共に」と独り宣言するミリアルド。
・ガンダムのパイロットと博士達に逃げられ苛立つツバロフ技師長だが、「ウィングゼロは、まだこちらにあります。それにパイロットも1名、残っていますから実験の継続も可能です」と冷静に答えるビリー、「あのガンダムは僕が預かります。これはアロウズ上層部の意志でもあります」と宣言しつつ、(待っているがいい、クジョウ・・・。君には裏切りの代価を払ってもらうよ。僕がゼロシステムで手に入れた新たな力でね・・・)と独白。
・ZEXISに合流したカトル、「僕は父の死んだショックから、あのウィングガンダムゼロを駆り、取り返しのつかない事をしてしまいました・・・」と項垂れる。「気休めを言うつもりはないが、あの悪魔みたいなガンダムのせいでもあるぜ。あれは乗っている人間にロクでもないものを見せやがる」とフォローするデュオに、「H教授は、その危険性を知っていたから、ウィングゼロを実際に製造しなかったんだ・・・。だが、その封印を僕は破った・・・」と応じるカトル、ZEXISで戦う事により償うと宣言。「・・・ここにはお前を拒絶する人間はいない」と刹那が答え、「やっちまった事の重さがわかってる奴を責めても無意味だ。そいつが自分なりのやり方でケジメをつけるって言ってるなら、なおさらだ」とクロウが続けて、カトルを温かく迎え入れるZEXISの面々。
・ZEXISは地上部隊と合流へ。

●第25話:終わらない約束
・クロウの査定は2万G、ただし熱気バサラの戦場ライブと銀河クジラのムービーが20万Gの高値で、借金残額は75万Gに。

●第31話:ジ・アンブレイカブル
・クロウ乗り換えの選択肢は、1周目が射撃戦タイプだったので、今回は格闘戦タイプに。
・CDSにドン引きのZEXISメンバー、何度見ても爆笑。(゚▽゚*)
・2周目なので、ブラスタ改造の借金200万Gを背負うクロウに、おまけだと言ってタイプRとタイプBの換装機能を追加してくれるトライア博士。

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