第2次SRWZ再世篇(2周目:黒の騎士団ルート:50話〜最終話)
●第50話:超合集国決議第壱号
・フレイヤ爆発跡で目覚めたC.C.、ルルーシュの母マリアンヌにギアスで憑依されたアーニャと対峙するものの、「私には果たさなくてはならない契約が・・・約束があるのでな」と同行を拒否、らしくないと冷笑されて「笑いたければ笑え。だが私は、今の私が嫌いではないんだよ、閃光のマリアンヌ」と言い返す。
・「ルルーシュに全てを話しても無駄よ。もうすぐアーカーシャの剣は起動するんだから」と無表情に宣言するアーニャ(マリアンヌ)に、「それでも足掻くだろうな、あの男は・・・」と告げるC.C.。
・ZEXISの面々に自分とギアスの全てについて語り終えたルルーシュ、ユーフェミア皇女の日本人虐殺もギアス暴発事故のためと認め、「事故とはいえ、お前の不用意に発した一言が多くの日本人の生命を奪ったのか」と問う藤堂に「言い訳のしようもない」と重々しくうなづくものの、何故黙っていたと問い詰める扇には「知ってどうする?」「それを知ったら、俺を糾弾し、罰を与えたのか?」と冷徹に問い返す。そうなったら黒の騎士団は終わっていただろうとヴィレッタが指摘、結果論としては真相を隠したのが最適な選択だったとトロワが指摘。
・「・・・ゼロ。お前は自らの行いに対して責任を取る男のはずだ」「今こうして罪を告白した今、お前の責任の取り方を聞かせろ」と告げる五飛に、「・・・覚悟は出来ている」と悲壮に応じるルルーシュ、(ナナリーのいない世界・・・。そんなものに未練などない・・・)と黙考。
・「これをかぶって」と険しい顔でゼロの仮面を渡すカレン、強引にかぶせるや「歯を食いしばれ!!」と鉄拳制裁、手を痛めつつ仮面にヒビを入れ、「あんたと、あんたについてきた自分への一撃だ!」と一喝、「ごめん、ルルーシュ・・・。あたしは・・・あんたとギアスの事を知りながら、その助けになってあげられなかった・・・」と悲痛に詫びる。
・「謝るのは俺の方だ、カレン。俺は・・・自分の目的を果たすために取り返しのつかない事を・・・してきた・・・」と答えるルルーシュ、自分が運命を歪めてしまった多くの人達に詫びなければと顔を歪める。「だからって、死ぬなんて許さない!そんなのは卑怯だ!逃げてるだけだ!」と糾弾するカレンに、「だが、俺にはもう・・・」と言葉に詰まるルルーシュ。
・「僕がいるよ、兄さん」と歩み寄るロロ、「僕じゃナナリーの代わりにならないのは知ってる・・・でも、僕は・・・兄さんの弟だから」と告げ、取り返しのつかない事を言ったと悔やむルルーシュに「兄弟だもの・・・。時にはケンカぐらいするよ」と微笑、「もし、それでも兄さんが罪を償うというのなら、僕も一緒に行くよ。僕も幾つもの罪を重ねてきた・・・。そして何より、僕は兄さんの弟だから」と宣言。
・続けてジェレミア卿も、「たとえ世界中の人間があなたを否定しても私はついていきます、ルルーシュ様」と宣言、「私の魂が、あなたという存在に引かれるのです」「あなたの背負った宿命を私も共に分かち合いたいのです」と告げる。
・戸惑うルルーシュに、「ここから先はあなたが決めなさい」「これ以上は、あなたがみんなにどう思われているかではなく、あなた自身がどうしたいかの問題ね」と告げるスメラギさん。
・しばし黙考したルルーシュ、「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアも、ルルーシュ・ランペルージも、もうこの世には存在しない。ここにいるのはゼロ・・・。支配者から世界を救う男・・・ゼロという記号だ」と宣言、「お前の存在をゼロに捧げるというのか?」と確認する五飛に、「それで許されるとは思っていない・・・。だが、それしか今の俺に出来る事はない」と答え、「それがお前の選んだ未来か」と確認するヒイロには「いいや、選んだのは俺ではない。俺の話を聞こうとしてくれた扇や、ここにいるみんなだ」と答える。
・これまで培ってきた絆もあり、ルルーシュの覚悟を受け入れるZEXISの面々。納得しきらない玉城には、「俺がお前達の信頼を裏切るような事をしたなら、その時はお前が俺を討て」と、ヒイロが自任してきた役割を玉城に託す事を宣言。「その役は俺達全員でやらせてもらう」と扇が応え、「お前の偽りの仮面は既に紅月の鉄拳が砕いた。これからお前がかぶるのは戒めの面だ」と藤堂が告げる。
・「そうなると、そのひび割れた仮面では格好がつかないな」と歩み寄ったC.C.、驚愕するルルーシュに「私が不死身である事はお前も知っていよう」と窘めつつ、持ってきた予備の仮面を手渡し、礼を言うルルーシュに「今さら何を・・・。私はお前の共犯者だぞ」と応じる。
・「そういうわけだ、お前等!黒の騎士団のリーダーは今までと変わらず、ゼロだ!」と早速お調子者の玉城が宣言、変わり身の早さに呆れるエスター。
・「ブリタニア皇帝によって地球連邦は巨大な独裁国家と化そうとしている」と厳しい現状を指摘するF.S.やスメラギさんに、「その自体も想定済だ。もしもの時のための準備はしてきた」と逆転の策を明かすルルーシュ、中華連邦に向かって日本亡命政府を中心に力を集めると告げ、「そこから連邦に匹敵する巨大な連合国家を誕生させる。その名も超合集国!」と宣言し、出発点はシャルル打倒でしかなかったと認めつつ、「だが、地球連邦が世界を支配しようとする今、自由と平和を望む人間達が集まる場が必要となる。それを生み出すために俺はゼロという記号になろう」と覚悟を示して、(ナナリー・・・。お前を失った俺は、全てを捨てる・・・お前の兄、ルルーシュは死んだ。今ここにいるのはゼロ・・・お前やユフィの望んだ世界のために奇跡を起こす男だ)と仮面に誓う。
・中華連邦の朱禁城で開催された超合集国憲章批准式典で、天子様が超合集国誕生を宣言、最高評議会代表として皇神楽耶が憲章を披瀝。加盟国および団体は現在12ながら、参加表明を発表した数はその数倍に及び、地球連邦外部独立部隊として協力するZEXISも、軍を私物化する皇帝シャルルへの監察を宣言。「そのZEXISの支援・・・。これが超合集国決議第壱号となります」と高らかに神楽耶様が宣言し、大義名分を得て一息つくZEXISの面々だが、二大勢力の武力衝突にホワイトファングやインサラウムが介入したら収拾つかなくなると危惧、皇帝シャルルをピンポイントで討って連邦正常化を目指すことに。そこへ、皇帝シャルルがエリア11に親征との報が入り、色めき立つZEXIS。
・神根島が最適と皇帝シャルルに報告する神官、「世界中に散らばる遺跡も同期させる事でアーカーシャの剣は、その力を発現させます」と告げ、「フ・・・あんな古の装置を使う事になるとはな。まあいい。世界が変革を迎える前に少しだけ俗事に付き合ってやるとしよう」と苦笑する皇帝シャルル。
・やってきたZEXISと対峙する皇帝シャルル・ジ・ブリタニア、交渉を求めるロジャーに聞く耳もたずいきなり攻撃し、「小賢しくも、まだワシに歯向かうか。その偽りの仮面と共に」とゼロを罵倒。「いつまでも俺の上にいると思うなよ」と歯嚙みするゼロ、「聞け、シャルル・ジ・ブリタニア!ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは既にこの世界にはいない・・・!ここにいるのはお前という支配者を打ち破る男、ゼロだ!」と宣告。
・「ワシは言ったはずだぞ、戦え、抗え、競え、と!そのための権利をお前達には与えてやったはずだ」と傲然と言い放つ皇帝シャルル、ZEXISのような強い人間だけならこの世界をより進歩したはずと告げ、「弱い事が罪なのではない・・・。その弱さが人間を歪ませる事がワシは許せないのだ。その最たるものが、嘘だ。人は弱い故に自分と他人を偽り、それが世界さえも歪ませる」と語り、「だから、ワシは世界の形を変える。強者も弱者もない真の平等な世界に!この度の混乱は、世界の変革を前にした最後の戦いなのだ!」と宣言して、戦闘開始。
・2PPビスマルク撃墜、続けて雑魚殲滅後、皇帝シャルル撃沈してイベント発生、SRポイントget。
・「見事だったぞ、ZEXIS!」と余裕で労ってみせる皇帝シャルル、駆けつけたスザクら援軍に「枢木か。俗事はシュナイゼルとお前達に任せよう」と言い放ち撤退。「逃がすか!」と追いすがるゼロ。「陛下を追わせるか!」と阻むスザクだが、「ゼロの邪魔をさせないよ、スザク!あんたの相手はあたし達だ!」とカレンが立ちはだかる。
・「君達はルルーシュのやってきた事を知りながら、奴に従うのか!」と非難するスザクだが、「僕達は彼に従っているんじゃない。彼と共に戦っているんだ」とキラが答え、「奴には罪を償わせる・・・!生涯を懸けて悪を討つ事でな!」と五飛が誓い、「枢木!お前の方こそ、ブリタニア皇帝と共に戦う事を良しとするのか!?」と藤堂や万丈らが逆に糾弾、言葉に詰まるスザク。
・シモンや甲児らが皇帝を追うようゼロを促し、「君の事だ。不死となった皇帝を倒すための策を用意してあるだろう」とアムロ、「そして、それはきっと我々には想像も出来ない手段と見た」とサンドマンが告げる。逃げるかも知れんぞ?と偽悪セリフを吐くゼロだが、「下らん事を言っている暇があったら、早く行け」とヒイロに切り捨てられ、「俺を信じてくれた事を感謝する!」と素直に応じて単騎皇帝シャルルを追撃するゼロ。
・ラクシャータが「プリン伯爵・・・。紅蓮のデータをフィードバックさせて新型を組み上げたようだね」とスザクのランスロットに警戒を促す中、「アーニャも行方不明で、陛下は戦場を放棄された・・・!こんな状況で・・・」と戸惑うジノをスザクが叱咤、「俺は戦いを・・・戦いを生み出すものを許さない!ルルーシュを・・・ZEXISを・・・そして、皇帝陛下を!」「俺は全てを倒す!人を殺めるというのが自分の業ならば、ジノ、俺はこれを認めよう・・・!」「俺は結果を出してみせる!このランスロット・アルビオンで!」と咆哮して、戦闘再開。
・3PP、雑魚殲滅後にジノとスザク撃墜して戦闘終了。
・敗因を機体の調整不足と言うスザクに、「それは違うぞ、枢木!」「お前の中の迷いが剣を鈍らせた!そして、お前はそれを知りながら、認めようとしていない!」「今のお前は結果を求めると言いながら、目先の事に囚われている!」と藤堂が叱咤、言葉に詰まったスザクは呻いて撤退。
・そこへ連邦軍増援が出現、「久しぶりだな、ZEXISの諸君」とトールギスを駆るトレーズ閣下が挨拶し、驚くZEXISに「彼には再び世界の表舞台に立ってもらう必要があるのだよ」とシュナイゼル殿下が微笑。
・「君達の存在は世界に無用な混乱を生む」とZEXISを否定するシュナイゼル殿下、「君達は強くなり過ぎた。コントロールできない力は暴力でしかない」と決めつける。
・続いて、スザクが再び現れ、「聞こえるか、C.C.。俺は君を迎えにきた」と呼びかける。「お前も結末を見届けるのを望むか」と応じたC.C.に、「それにはきっと君が必要になると見た」と告げるスザク。「・・・お前も私と同じようなものか。いいだろう」と認めたC.C.、「すまんな、カレン。私はスザクを連れて行こうと思う」と告げ、「・・・生きなよ、C.C.。あんたはゼロの共犯者なんだから」と判断を委ねるカレン。
・「枢木・・・。後悔だけはするな」と藤堂も認め、「我々はゼロを信じた。同じように枢木という男も信じたい。あの二人は道は違えど、同じものを目指しているはずだから」とスザクとC.C.を送り出す。
・神根島についたC.C.とスザクの前に行方不明だったアーニャが現れ、「初めまして、枢木スザク君。息子のルルーシュがお世話になりました。」「私はマリアンヌ・ヴィ・ブリタニア。ブリタニア王妃にして、ルルーシュの母です」と名乗り、驚愕するスザク。
・アーカーシャの剣で皇帝シャルルと対峙するルルーシュ、流れはゼロ・レクイエムルートの第50話と同様。「ワシはお前を呼んだ覚えはないぞ」とか言われつつアイムも乱入、黒の英知がスフィアと同じルーツを持つと明かし、韜晦して立ち去る。母マリアンヌと引き合わされたルルーシュ、語られた真相に愕然。
・スザクを連れたC.C.も合流、アーカーシャの剣が起動して集合無意識が出現。
・皇帝シャルルと母マリアンヌを糾弾するルルーシュ、何も出来まいと侮る皇帝シャルルに、「どうかな?俺はゼロ・・・奇跡を起こす男だ!」と両眼に刻印を輝かせて傲慢に嗤い、「時の歩みを止めないでくれ!」と絶対遵守のギアス発動!
・Cの世界に引込まれて消えた皇帝シャルルとマリアンヌに、(さらばだ、ブリタニア皇帝。そして、母さん・・・)と独り悼むルルーシュ。「お前達、これからどうするんだ?」「シャルルの計画を否定し、現実を・・・時の歩みを進める事を選んだ。だが・・・」と問いかけるC.C.に、「俺は・・・ユフィの仇であるルルーシュを許す事は出来ない」と頑なに言い張るスザク。
・「だが、もうルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは存在しない。お前の目の前にいる男はゼロだ」と告げるルルーシュ、誤摩化しと憤るスザクを歯牙にもかけず、「俺を斬りたければ、斬るがいい。ブリタニア皇帝を倒した今、俺の役目は終わったも同然だ。超合集国は神楽耶達を中心に回る。皇帝を失った地球連邦もZEXISがイノベイターを倒せばいずれ正常化するだろう」と断言。
・互いに意地を張りあうルルーシュとスザクは結論が出せず、一晩議論の上で外へ。ところが外では一週間が過ぎ去っており、シュナイゼル殿下とトレーズ閣下がクーデターで地球連邦を掌握、トレーズ閣下は地球連邦軍総司令官に就任。
・シュナイゼル殿下が地球連邦代表につかなったと聞いたルルーシュ、「シュナイゼルの言いそうな事だ」「あの男は常に自らは被害の及ばない所で事に望む。言い換えれば、シュナイゼル・エル・ブリタニアという男は必ず負けない手を選ぶ」と吐き捨てる。
・シュナイゼル殿下とトレーズ閣下はホワイトファングと和平締結、サンクキングダムから全世界に中継し、ミリアルド・ピースクラフトの第3代地球連邦代表就任およびサンクキングダム王即位を発表。平和を地球だけでなく宇宙にまで広げると誓うミリアルド、「同時に平和の敵となる者へは断固たる処置をとる事を宣言します。地球連邦に敵対する者・・・即ち平和の敵は、我が名ピースクラフトの名の下に裁きを・・・!」と宣言。
・難民キャンプで放送を見たリリーナ、「・・・そんな・・・」と衝撃を受けつつ、「きっとお兄様も平和のために・・・」と自分を納得させようと努める。そこへ歩み寄ったガイオウ、「本気でそんな事を言ってるのか?」と告げ、「あのミリアルド・ピースクラフトという男・・・戦乱を呼ぶ王だ」と宣告。
●第51話:戦乱の王ピースクラフト
・地球連邦と超合集国の間で漁父の利を狙えるインサラウムだが、ユーサー皇子は険しい顔で、マリリンを一人自室に呼び出し。・・・反作用が出てきたのね・・・(;д;)
・超合集国には旧三大国家外の小国が着々と参加、コロニーからも今のピースクラフト王にはついていけないと参加表明が出始め、いよいよ動乱の気配。
・「私はトレーズ・クシュリナーダもゼクス・マーキスも、それなりに知っているつもりだった・・・」「私の感じる違和感の向こうに二人の真意があると見ているのだが・・・」と呟くクワトロ大尉。
・学友だったスザクとルルーシュを気にかける沙慈、「もっとも、カレンの場合・・・学園とこっちでは全然違うけど」と何気なく呟いて地雷踏みまくり、「聞こえたよ、沙慈。どういう事さ、それって?」「どうせ、あたしは名前負けのガサツで乱暴な猫かぶりだよ・・・!」とカレン爆発。(^^;
・更に「自覚があるなら、直しなさい」とマルグリットが乱入、「いい、カレン?・・・エスターも聞きなさい」「私達は戦士・・・。だからと言って、戦場以外では女性である事を忘れてはなりません。女性の持つ美というものはその内に持つ礼儀と教養と知性がオーラのごとくかもし出されるものです。それを常日頃から心がける事・・・。その緊張感が凛とした美しさを生み出すのです。そもそもカレンの場合、紅蓮に搭乗する際も、はしたなく足を広げて・・・」とお姉ちゃんスイッチ入って説教全開。(^^;
・救われた形の沙慈だが、「本当ならば、ルイスもあんな風に屈託なく笑っていられたはずなのにって思って・・・ルイスだけじゃない。ルルーシュも、スザクも・・・」と呟く。「まだ終わりじゃない。あの二人も・・・そして、ルイス・ハレヴィも」と答える刹那、「枢木スザクは自分の戦いを見失った。ゼロは新たな自分の戦いを見つけた。・・・お前の戦いは何だ?」と問いかける。「ありがとう、刹那。僕は僕の戦いをするだけだよ」と微笑み帰す沙慈。
・一方、地球連邦と超合集国に二分されつつある世界に対して、後者は斜陽の中華連邦や小国、亡命政権等の烏合の衆と侮るシュナイゼル殿下、「その戦力はZEXIS頼みと行っても過言ではないだろう」とたかをくくり、「超合集国構想はゼロの発案だと思われるが、こちらにとっては好都合だったよ。我々が叩くべき相手を一つにまとめ、加えて、その罪をZEXISがまとめて背負ってくれたようなものだからね」と微笑。
・王留美を案内してきたドロシーがトレーズ閣下、シュナイゼル殿下と再会、次の機会にはシステム経由で戦闘にも参加すると表明。
・「では、ピースクラフト王、トレーズ司令・・・。私はトロモ機関で例のものの最終調整に立ち会おう」と言い置いて立ち去るシュナイゼル殿下。「殿下は勝ちを確信しておられるようだな」と言うミリアルドに、「そう・・・。それ故に私は彼と真の意味で友人になる事は出来なかった」と微笑むトレーズ閣下、「本来なら君と私が、それぞれに舞台に上がり、泥仕合を演じるべきだったのだろう。だが、ZEXISが相手を務めてくれる。ならば、こうするのが最も効果的な演出だと判断したまでだよ」と告げる。
・「そのためにリリーナを女王の座から解任したか・・・」と呟くミリアルド、「シャルル皇帝も、彼女という存在が表舞台に立つには、人類は未熟だと考えられていたようだよ」と聞かされ、「・・・出来た妹を持つと、兄に回ってくる役は道化が似合いだな」と苦笑。
・「こちらがイノベイターから入手してきた地球連邦内で私欲に取り憑かれた亡者達のリストです。変革のための粛正にお役立てください」と情報提供する王留美、「全ては変革のためです」と微笑、「もうすぐあなたや私の望む戦争が始まるのです」と微笑むドロシーに、「そして、世界は変わるのですね」と応じる。
・「あなたには特等席を用意します。世界変革のクライマックス・・・ZEXISが壊滅する様が見られますわ」と申し出るドロシー、自身も戦闘準備に赴きつつ、「もっとも、トレーズ様はお喜びにならないでしょうけど」と苦笑。「今の私に手段を論じる資格も余裕もないよ。期待している、ドロシー」と応じるトレーズ閣下。
・ドロシーに同行する王留美を見送ったミリアルド、「ソレスタルビーイングのエージェントにしてイノベイターの協力者、王留美・・・。彼女に対してイノベイターは動くかな・・・」と呟き、「イノベイターを探るためには彼女のような存在も利用しなければならない。これで私が幽閉中に調べたデータと合わせれば、彼等の本拠地・・・ヴェーダの現在位置もある程度はわかるだろう」と応じるトレーズ閣下。
・結局手を組む事になったと自嘲するミリアルド、「似た者同士だったという事だな、あなたと私は・・・」と苦笑し、「同時に等しく愚かだよ。こんな手しか思いつかないのだから」とトレーズ閣下も自嘲。(リリーナ・・・。きっと、この世界のどこかでお前は私の事を軽蔑しているのだろう。笑うがいい・・・。この愚かで嘘つきな兄を・・・)と自嘲するミリアルド。
・中華連邦まで攻め込む連邦軍を迎え撃つZEXIS。アロウズからトレーズ閣下に乗り換えたグッドマン指揮下のモビルドール混成部隊は、エピオンのシステムを応用したモビルドール指揮命令システムにより、旗艦のドロシーが「さあ・・・お人形さん達。華麗なダンスを踊りなさい!」と遠隔操作。南西の山から王留美が観戦、「地球連邦と超合集国・・・。トレーズとミリアルドとZEXIS・・・。そのどれが勝つのでも構いません。私に新しい世界を見せてくれるのならば」と微笑み、戦闘開始。
・1PPグッドマンの母艦撃沈、グッドマンは撤退。ドロシーも後方からモビルドール操作できると撤退。
・1PPヴァイエイトとメリクリウス殲滅してイベント発生。ZEXISの優勢に、「では、ご褒美に彼等に有用な情報を与えましょうか」と王留美が微笑み、トレミーに直接暗号通信。フェルト「・・・イノベイターには重要な協力者がいる。それはフロンティア船団の・・・」とフェルトが解読したところへ、ネーナのガンダムスローネが「見つけたよ、お嬢様!」と乱入。
・流れは概ね第52話「混迷の戦場」と同様で、ネーナが王留美を殺し、ルイスがネーナを殺し、ブシドーが刹那に一騎打ちを迫る。そこへ、スメラギさんの独断で解放されたスザクがランスロット・アルビオンを駆って割り込み、「ここは僕に任せて、ルイスの所へ行くんだ!」と告げる。
・「・・・沙慈・・・。いつかの収容所の事は謝る。これは、その時のお詫び代わりだ」と告げるスザクだが、「違う・・・!」と刹那が割り込み、「枢木スザク・・・!お前が沙慈を助けるのはそんな理由じゃないはずだ!」と叱咤、カレンも「友達だから!沙慈とルイスが、あんたの友達だからだろ、スザク!」と指摘。
・「・・・沙慈・・・。ルイスを救え・・・いや・・・救ってくれ!」と刹那を送り出すスザク、「そのKMF・・・ナイトオブセブン、枢木スザクか」と問うブシドーに、「その名は今の僕に相応しくない」「もう僕には仕える主君はいない・・・。今の僕は空っぽの騎士だ」と答える。「なるほど!ナイトオブゼロという事か!」と応じるブシドー、「ならば、君は何のために生命を懸ける!?」と問いかける。「僕の信じる正義のため!それが僕の生きる意味だ!」と答えるスザク、ギアスの呪縛発動し、「あの男も迷いを越えたか・・・」と呟くヒイロ、(スザク、尋常な精神力ではない・・・。俺が掛けた生きろというギアス・・・それを逆手にとって・・・やっぱり大したものだよ、お前は・・・)と秘かに瞠目するゼロ。
・「君の騎士道と私の武士道・・・!そのどちらが極みに達するか、勝負だ!」と応じるブシドーに対峙するスザク、「そこで見ていろ、ゼロ!これが僕の戦いだ!」と吠えて、戦闘再開。
・1PPブシドー撃墜、第52話「混迷の戦場」と同様にイベント発生、ブシドー撤退。更に「泥沼の戦場にお似合いのつまらん奴が来たようだぜ・・・!」とクロウが吐き捨て、北西にアイム・ライアード出現。
・「今日の私の力は、あなた方の想像の遥か上をいくのです!そう・・・!今、この世界は嘘に満ちているのですから!」と勝ち誇るアイム、「わからないのですか!」「ゼロという男と、枢木スザクという男がこの場にいるというのに!」と嘲笑、周囲のみならず自分自身までも欺く嘘に満ちた生き方と糾弾し、「罪の意識に苛まれているのですか!だとしたら、そんな必要はありませんよ!この世界の全ては今、嘘によって包まれようとしているのですから!トレーズも、ミリアルドも、ユーサーも、そして、破界の王も!全てが嘘の仮面をかぶっているのです!それが私に・・・私のスフィアに力を与えるのです!」とまくしたて、支離滅裂な妄言を吐きつつスフィアがさらなる段階に達したと宣言して、周囲にアイムの分身出現。
・アイムの糾弾に動揺したゼロとスザクだが、カレンはじめZEXISの面々に口々に叱咤され、「やるぞ、スザク」「俺は・・・ゼロだ。あのアイム・ライアードが言うような世界にさせないためにも俺達も戦うんだ!」と宣言するゼロに、「わかった!」と応えるスザク。クロウがアイムに引導渡すと宣言して戦闘再開。
・1PPアンドレイ、ルイスの順に撃墜、いずれも撤退。
・2PPアイムの分身掃滅後、アイム本体を撃破して戦闘終了。
・流れはゼロ・レクイエムルート第57話同様。ガイオウによりZONEから解放されたアサキムが乱入して、知りたがる山羊のスフィアでアイムの嘘を暴き、更に割り込んだユーサー皇子がインサラウムの仇としてアイムを討伐、偽りの黒羊も入手。決着はいずれつけると言い置いてアサキムとガイオウは撤退。
・「本日を以って、聖インサラウム王国は地球連邦と和平を結んだ」と宣告するユーサー皇子、「既に超合集国は・・・いや、そなた等は四面楚歌の状況にある。余は無駄な戦いは望まぬ。身の振り方を今一度、考えるがいい」と告げて撤退。
・難民キャンプで思い悩むリリーナ、自分をマリナ皇女のもとへ送ったトレーズ閣下は今の事態を想定していたと推測し、「何故、人は戦うのでしょうか・・・」と呟く。「それは・・・大切な人やもの、信じている事を守るためよ」と答えるシェリルに、「では、お兄様は何のために・・・。」と呟き、兄の真意を確かめるためにサンクキングダムへ行くと宣言。
・一方、シェリルはマリナ皇女を宇宙へと誘う。
・イカルガでZEXISに合流したスザク、「今日から僕はナイトオブゼロだ」と宣言、「所属する国も主君も、何も持たない騎士・・・。僕は自分の信じるもののために、このZEXISで戦うつもりだ」と告げ、ゼロと互いに許すつもりはないと宣言しあいながらも、ユフィとナナリーの望んだ世界のために同志として共闘すると誓い合う。
●第52話:決死のエンドゲーム
・サンクキングダム城でトレーズ閣下らと非公式に会見するユーサー皇子、地球連邦とインサラウムの講和は全て片付くまで伏せると告げ、戦力の提供を約束、「聖王の名の下、そなた等への協力を誓おう」と告げて退出。
・インサラウム市民受け入れをレディ・アン特佐に一任したトレーズ閣下、「・・・これでインサラウムとの全面戦争は避ける事が出来たか」と一息。アークセイバーがZEXISと削り合ってくれるのが理想と辛辣なコメントをするシュナイゼル殿下、「あの目は破滅に向かう者の目だ。そう・・・我が弟ルルーシュと同じだよ」とユーサー皇子への不信を表明。
・ゼロをZEXISから切り離せなかったと自分のミスを認めるシュナイゼル殿下、「おかげで超合集国などという厄介事を世界は背負う事になってしまった」と苦笑、責任を取ると表明し、「そのための切り札は何枚か、用意している。まずは一枚目・・・。ゼロにとって最も効果的な札から切っていくとしよう」と微笑。
・日本人が避難している蓬莱島至近に威嚇攻撃を行ったシュナイゼル殿下、ZEXISのゼロに通信し、「偽りの仮面の中は居心地がいいかい、ルルーシュ?」と揶揄して、「今、フレイヤ弾頭の全ては私の手にある。地球連邦軍・・・そして、インサラウムの戦力と合わせれば、君達に勝ち目はないよ」と静かに威迫。
・「皇帝に相応しいのは彼女だ」とシュナイゼル殿下が切り札を切り、ナナリーが「お兄様、スザクさん・・・。私はお二人の敵です」と告げる。
・ゼロ・レクイエムルート第51話と同様の流れで、ナナリー&シュナイゼルと舌戦を交わすゼロ、1週間後にエリア11のフジで決戦を約束。
・アッシュフォード学園に身を潜めていたニーナのもとへ、ロイド伯らがスザクの使いとして迎えに。
・フジで部隊を展開する連邦軍の前にZEXIS登場、口々にシュナイゼル殿下の危険性を訴えつつ、ゼロの号令で戦闘開始。
・1PPアーニャ撃墜してイベント発生。「まだ・・・!」と粘るアーニャ、「私には何も残らない・・・。だから、私なんていなくても・・・」と呟くものの、「ナイトオブシックス!その覚悟、私が受け止める!」とジェレミア卿が突貫して「尋常に勝負!」と挑む。「何かに頼る弱い男・・・!」と吐き捨て痛撃を浴びせるアーニャだが、「まだまだ!」と粘ったジェレミア卿が「記憶せよ!ジェレミア・ゴットバルトを!お前に敗北を刻み込んだ記念すべき男の名前だ!」と宣言。
・「記憶・・・関係ない・・・。どうせ私には記憶が・・・」と呟くアーニャに、「まさか、君にもギアスが・・・!?」と思い当たったジェレミア卿、ギアスキャンセラーを発動。「何・・・?頭の中の霧が晴れたみたい・・・あのオレンジが何かをやったの・・・」と戸惑いつつアーニャ撤退。
・スザクがジノと戦闘時セリフイベント。ラウンズの責務を忘れたのかと非難するジノに、「今の僕はナイトオブゼロ!自分自身の心のために戦う騎士だ!」と宣言するスザク、「言い訳をしているのは君だ、ジノ!小心に嘘をついて戦っている君は僕の敵ではない!」と叱咤。
・1PPジノ撃墜、「私もお前のように生きてみるさ・・・」と苦笑してジノ撤退。
・1PPビスマルク撃墜、雑魚殲滅してSRポイントget、イベント発生。
・「フジサン周辺の部隊は後退しろ!」と指示するゼロ、地下の高エネルギー反応を感知して「やはりか!」と急がせる。地下のサクラダイト採掘場が爆発、「シュナイゼルはこちらを葬るためにフジサンを噴火させたのか!」と憤るスザク。
・インサラウム軍と共に、全長3kmにおよび天空要塞ダモクレスでシュナイゼル殿下が出現、「私のトラップを読んでいたか・・・。さすがと言っておこう、ルルーシュ」と微笑。ファイアバグを率いて同行するマリリン、「殿下は民を地球に移住させるために連邦と手を組んだの」と明かし、戦いを激化させると非難するマルグリットに「心配いらないわよ!こっちには戦いをさくっと終わらせる必殺の武器があるんだから!」と凶相で嗤う。
・シュナイゼル殿下に促され、ナナリーがフレイヤの引き金を引いて威嚇攻撃。「やはり、あなたも力で人を支配する気か!」と責めるスザクに、それが最も効率的と微笑むシュナイゼル殿下、「やはり、君達は世界に混乱を呼ぶ存在となってしまったか」と告げる。
・ゼロ・レクイエムルート第51話同様、力と恐怖で平和を強いる神になると穏やかに宣言、反対するコーネリアを軟禁。「シュナイゼル!あなたは俺の・・・俺達の目指す世界にとっては存在してはならない人間だ!」と告げるゼロ、「ZEXIS・・・!俺に彼を討つ力を・・・!」と願う。「そうやって背負い込むなって。あの殿下は俺たち全員の敵なんだからよ」とクロウらが気負いをいなして、「・・・各機へ。狙うは天空要塞ダモクレス・・・シュナイゼル・エル・ブリタニアだ。あの男を討ち、終わらせる!旧世界の悪しき伝統・・・力による支配の継承者、ブリタニア皇族を!」とゼロが号令して、戦闘再開。
・1PPマリリン撃墜、マリリンは撤退。
・3PP雑魚殲滅後、ダモクレス撃破して戦闘終了。
・ゼロ・レクイエムルート第51話同様、しつこく復活するダモクレスにゼロとスザクが対峙、シュナイゼル殿下の切り札であるフレイヤをフレイヤ・エリミネーターで相殺。
・更に扇が「イカルガ、突撃だ!」と号令、突貫してダモクレスのブレイズ・ルミナスに穴を開け、「感謝するぞ、扇!」とゼロがスザクと共にダモクレス内部へ突入。
・ダモクレス内をたった二人で侵攻するルルーシュとスザクに、「大したものだね、ルルーシュ・・・。ZEXISを丸め込んで今、私の喉元に剣を突き立てようとしている」と微笑、「これがただの戦争なら、私は負けを認めたかも知れない。だが、これは世界を懸けての戦いで、彼は許されてはならない存在だ」と側近カノンに告げ、「悲しいよ、ルルーシュ。君は私に最悪の手を使わせる事となった」と宣言、館内放送準備の報に「では、世界に悪意を撒き散らす大逆人を決戦の場に招待しよう」と微笑む。
・館内放送で脅しを掛けたシュナイゼル殿下、「待っていたよ、ルルーシュ。通達通りに一人で来たね」と微笑み、「俺をスザクと分断して、勝ったつもりか?」と憮然と告げるゼロ。「不遜な口を利くのはここまでだ、ゼロ!お前の妹の生命は今、私の手の中にある!」とディートハルトが下劣に勝ち誇る。
・「人質とはな・・・。堕ちたものだな、シュナイゼル」と呆れるゼロだが、「これはディートハルトが勝手にやった事だよ。ただ私は、君が最期を迎えるに当たり、懺悔する事を望むだけだ」と揺るがぬ微笑のシュナイゼル殿下、「君のこれまでの行いを世界に詫びるんだ」と強要。
・「なるほど・・・。そうやってゼロの権威を失墜させ、超合集国を追い込むつもりか。あなたらしい手だよ、シュナイゼル・エル・ブリタニア」と応じるゼロに、「私の要求を呑むのなら、君の処遇を考えてあげてもいい」と告げるシュナイゼル殿下。「愚かな・・・」と呟くゼロ、ナナリーに当たる危険も省みずディートハルトを撃ち、「あのルルーシュがナナリーを見捨てたというのか・・・!」と驚愕するシュナイゼル殿下。
・自分にギアスをかけて妹への執着を断ち切ったのでは、と疑うディートハルトに、「俺はもうギアスは使わない・・・。ギアスなど使う必要はないのだ!」と一喝するゼロ、「・・・許せ、皇女殿下。もしかしたら、私はあなたの生命を奪うかも知れない。だが、その時は私も自らの手で生命を絶とう」とナナリーに告げる。
・生命を賭した覚悟に瞠目するシュナイゼル殿下、「だが、生命を懸けているのは私も同じだ。その私が負けるはずが・・・」と言うものの、「違うな、シュナイゼル!確かにあなたは自分の生命にすら執着のない巨視的な視点の持ち主だ。だが、それは常に負けない所でゲームをしている傍観者のおごりだ!」と糾弾するゼロ。
・ならば即座に処刑するだけと断じるシュナイゼル殿下だが、「・・・この状況をあなたの得意なチェスに例えよう」と韜晦するゼロ、「今の私はポーン・・・ZEXISの一兵士だ。後戻りは出来ない」「そして私は、敵陣の最深部に達している!今こそが絶好の好機だ!」と告げ、「プロモーション!」と号令。
・ZEXISが外からゼロの現在位置に攻撃してゼロの包囲が崩れ、「ZEXISは私の現在位置を目標に攻撃を集中させる!そこで私は自由に動けるようになる!そして、ナイトも来る!」とゼロが叫ぶや、「うおおおおおっ!!」とスザクが護衛を突破して突貫。更に「逃げても無駄だ」とジェレミア卿、「既に勝負は決しました」とロロまで姿を現し、「あ、ありえない!ZEXISに自分を狙わせるなんて!」と驚愕するディートハルトに、「言ったはずだ。私は死を覚悟して、この場に来たと」と告げるゼロ。
・あなたには今度こそ負けてもらうと告げるゼロ、「そう、皇帝シャルルは昨日を求めた・・・。あなたは今日を・・・。だが俺は、明日が欲しい」と訴え、「それが皇族という記号で世界を見下してきたあなたの限界だ」と糾弾。
・「シュナイゼルお兄様の生命を奪うのなら、先に私を殺しなさい!フレイヤを撃ったのは私です!私も罪を犯したのです!」と立ちはだかるナナリーだが、「・・・私は罪を犯しながら、浅ましくも生きています。そんな私に誰かを罰する資格などありません」と応じるゼロ、シュナイゼル殿下と侍従の捕獲をジェレミア卿に命じ、情けをかけるつもりかと気色ばむシュナイゼル殿下に、「そうではない。あなたにも私と同じ所まで落ちてもらうだけだ。そして、言っておく。私はゼロだ」と宣告。しばし沈黙したシュナイゼル殿下、「フ・・・どうやら私は完全に負けたようだ」と苦笑、ジェレミア卿に拘束される。
・「ゼ、ゼロ!あなたの物語は既に完結している!あなたは生きていてはいけない!」と戯言叫ぶディートハルトに、「お前は変わらないな・・・」と苦笑するゼロ、「お前は世界の変革を記録に収めるのが望みだったな。お前には、このダモクレスをくれてやる。この力を好きに使うがいい」「世界が変わる事を望むなら、お前も自分の力で戦え」と告げ、「せ、せめて、私にもギアスを・・・!」と縋るディートハルトに「お前にはギアスすら使う価値はない!」と突き放す。
・「・・・皇女殿下は何かを勘違いされているようだ」「私はゼロ・・・。あなたの生命など構わずに銃を撃った男だ」とナナリーに告げるゼロ。「私の前に素顔を晒すのが怖いのですか?」と応じたナナリー、閉ざされていた瞳を開き、「私に・・・お兄様の顔を見せてください」と懇願。(皇帝シャルルのギアスを破った・・・!自分の意志でか・・・!)と驚くゼロ。
・「思い通りにならない世界だからこそ、人は懸命に生きているのです。だからこそ、ギアスは卑劣です。人の心を捻じ曲げ、全てを思い通りにし、尊厳を踏みにじるギアスは・・・!」と糾弾するナナリー、力で人を支配するダモクレスとて同じ事と反論するゼロに、「ダモクレスは憎しみの象徴になります」「憎しみはここに集めるんです。みんなで明日を迎えるためにも・・・!」と宣言。その真意を悟り(・・・もうお前に俺の助けは必要ない・・・)と仮面の下で微笑むゼロ、「私は自分の想いの全てを伝えました!お兄様は、それでも顔を隠すのですか!それは卑怯です!」と叱咤するナナリー。
・そこへ「ゼロ・・・!ナナリーから離れなさい!」と現れたのは、何と死んだはずのユーフェミア殿下!「ユフィ・・・生きていたんだね・・・」と呟くスザクに、(私は一命を取り留めましたものの、公には死んだ事とされていました。こうしてまた、あなたと会えて嬉しく思います・・・。しかし・・・)と独白するユーフェミア、「枢木スザク!地球連邦に剣を向けたあなたはもはや私の騎士ではありません!どこへでも好きな所に行くがいい!」と告げ、続けて現れたコーネリア殿下も、スザクのナイトオブラウンズ資格剥奪を宣言して柵から解き放つ。
・(スザク・・・。私は・・・こうする事でしか、あなたとルルーシュを助ける事は出来ません・・・)と独白するユーフェミアに、(ありがとう、ユフィ・・・。生きていてくれて・・・)と静かに微笑むスザク、(ありがとうございます、コーネリア皇女殿下。どんな形だろうと、もう一度、ユフィに会わせてくれて・・・)と内心で礼を告げる。(ユフィとナナリーの事は私に任せて、早く行け、枢木。そして、ルルーシュ)とコーネリア殿下も独白。
・(さようなら、ルルーシュ・・・。もう二度と会えないだろうけど・・・あの日・・・私と共に平和を築こうとしたあなたを今でも信じています)とユーフェミアが微笑。(ありがとう、ユフィ・・・。君のおかげで俺はナナリーの前から姿を消す事が出来る。俺はこれからも戦う。君やナナリーの願った世界のために)と仮面の下で顔を歪めるゼロ。
・そこへロロが体感時間停止のギアスを発動、止まった時間の中で「さあ・・・ナナリーとのお別れを・・・」と促す。「・・・ありがとう、ロロ。わが弟よ」と労うルルーシュ、素顔を晒して「ナナリー・・・。お前はもう立派に自分の考えで生きている。だからこそ俺も・・・俺の道を進む事が出来る・・・ありがとう・・・。愛してる、ナナリー・・・そして、さよならだ」と微笑んで別れを告げる。
・再び仮面をつけたゼロ、「さらばだ、3人の皇女殿下!我が名はゼロ!この世界を変える男だ!」と告げて外へ。
・シュナイゼル殿下はイカルガで保護、皇女殿下達は脱出し、独り残されたディートハルトがダモクレスで「こ、こんなはずでは・・・!私は・・・新たな世界をプロデュースして・・・」と迷走。「ディトハルト・・・!その力による支配の象徴をお前の墓標にするがいい!」とゼロが引導を渡そうとした矢先、呪食うから高エネルギー反応、宇宙からの砲撃でダモクレス轟沈。
・発射地点はホワイトファングの宇宙要塞バルジ付近、超大型戦艦と判明。「どうやら、そこにトレーズとゼクスはいるようだ」とアムロが推察し、「宇宙から地上を攻撃できる兵器・・・。あのフレイヤと同じく、力で人を支配するシステムか」とクワトロ大尉が吐き捨てる。「トレーズ、ゼクス・・・。お前達を殺す」と宣言するヒイロ。
・一方、バルジ付近の超巨大戦艦リーブラでは、主砲でダモクレスを葬った事を確認したミリアルドに、無理矢理リーブラ造らされた5人の博士達が「お気に召したかな」と嫌味。連射できない主砲について、ZEXISが宇宙に上がる前に再調整しろと要求するカーンに、「平等に恐怖を与える事で世界を支配する・・・。シュナイゼルと考える事は同じか」と揶揄するドクターJだが、「私は彼ほどエレガントではありませんよ。あのダモクレスのような美しき法の番人に世界を支配させるつもりはありません」と微笑するトレーズ閣下。
・「我々の求めるものは力だ。誰もが恐怖し、その存在に怯える圧倒的なまでの力の存在だ」と宣言するミリアルドに、「もうすぐ決着はつきます。ZEXISと我々によって」とトレーズ閣下が同意、「そして、きっと人類は次のステージに進むだろう」とミリアルドが約束。
・「イオリア・シュヘンベルグの計画通りにか?と問うドクターJに、「いえ・・・。それを越えてです」とトレーズ閣下、「そのためにヴェーダの情報統制を突破して、世界中に通信を送る」とミリアルドが告げ、「そちらの準備はできている」と受け合うドクターJ。
・そこへドロシーがリリーナを連れて入室、無言の兄妹対面。(-_-;
●第53話:最後の勝利者
・宇宙に向かったZEXIS、低軌道ステーションで一息。ナナリーとユフィの希望もあり、シュナイゼル殿下は意見交換の名目で、超合集国預かりの身に。
・ユフィが生きていた事でゼロへの怒りの行き場をなくし戸惑うスザクに、「持って行き場がないんなら、怒るのをやめればいいじゃないか」と天然コメントするエスター。「・・・君の言う通りかもしれない」と認めるスザク、「・・・それにはまだ時間が必要だろうけどね」と保留するものの、(気付いてないんだね、スザク・・・。・・・君とゼロの呼吸が少しでもズレていたら、フレイヤを止める事は出来なかったと思う・・・)と沙慈、(きっとお前はもうゼロの事を・・・。ただ、それを認められないだけだ)とシンが生暖かく見守る。
・ノインがホワイトファングの超巨大戦艦リーブラについて情報を入手、コロニーの5博士が建造に関与したと聞いて余計な事をと舌打ちするデュオ達。リリーナもゼクスの下にいると聞いたヒイロ、「・・・奴の真意を確かめに行ったか・・・」「だが、今のゼクスはリリーナの言葉でも止まらないだろう」と告げる。
・「・・・君は、あのリーブラについてどう思う?」とゼロに問うクワトロ大尉、「私には彼等が道化を演じているとしか、思えない」「彼等が本当に戦おうとしているのは我々ではない・・・彼等が討とうとしているのは人類の業なのだろう」とコメント、「ゼロ・・・。君ならば、きっと理解できる。妹の前で仮面をかぶり通した君ならば、きっと彼等の事が・・・」と告げる。「人類の業・・・か・・・」と呟くゼロ。
・ミリアルドを説得するため面会を求めるリリーナだが、「無理な話ですわ。ミリアルド様とトレーズ様は、このやり方こそが平和を築くと信じていらっしゃるのだから。そして、それは私も同じ」とドロシーは拒み、「恐怖によって人を支配する・・・。お兄様が本気で考えているはずがありません」と言い返すリリーナに、「でも、平和は完成する」「理想に縛られたあなたに出来ない事をミリアルド様はやってのけられましたわ」と指摘、連邦内で私利私欲をこらしていた俗物達の粛正を例に挙げる。
・「それらは話し合いと法を以って行われるべきものでした」とあくまであるべき論を唱えるリリーナに、法を自ら曲げて私腹を肥やした者を砂漠には戦いが必要と説くドロシー、「次に私達がお会いする時は戦いが終わった時です」「戦争の向こうにある平和・・・。それをあなたは知る事になるでしょう」と言い置いて立ち去る。
・続けてリリーナを訪れたミリアルド、「人類は変わらなくてはならない。この戦いは、そのための通過儀礼だ。地球連邦とホワイトファングの和平・・・。そして、それと対立する超合集国の誕生により、地球も宇宙もない時代が来た。今、人類はようやく新しい時代のスタートラインに立ったのだ」と告げる。
・全てが混乱に包まれた平等は平和とは程遠いと断じるリリーナ、何故そう言えると問われて「私がリリーナ・ピースクラフトだからです」と断言。瞬時絶句したミリアルド、「強く育ったな、リリーナ。だが、その強さは、もはや不要だ。お前だけは優しいままでいてくれ」と穏やかに告げる。
・「私を抱きしめてくださるこの手は優しいミリアルドお兄様の手なのでしょうか?それとも血塗られたゼクス・マーキスの手なのでしょうか?」と問いかけるリリーナに、「お別れだ、リリーナ・・・」と告げるミリアルド、「全てはもうすぐ決する・・・。ZEXISと我々の戦いで」と宣言。
・宇宙要塞バルジとリーブラに迫るZEXIS、ホワイトファングの迎撃部隊と対峙。モビルドールがいない事に気づき、無人機相手の方が気が楽とコメントするパーラやガロードだが、「そういうのって・・・危険だと思うよ」「気持ちは楽かも知れないけれど、そんな戦いをやっていたら、人は戦争の痛みや怖さを忘れてしまう」とロランが警告。(効率だけを求めたシュナイゼルとは違う・・・。この戦いは・・・)と黙考するゼロに、「ゼロは気付いたようだ」とコメントするクワトロ大尉だが、「だが、俺はこんなやり方を認める気はない・・・」と険しい顔のアムロ。「わかっている、アムロ。だからこそ、我々は速やかに彼等を討ち、この戦いを終わらせなくてはならない」とクワトロ大尉が宥めるものの、(トレーズ・・・。俺達に望んだ役を自ら演じる気か・・・)と静かに憤るアムロ。
・無言で単騎突出するヒイロに、「あの野郎!無関心を装っておいて、やっぱりリリーナを助けに行く気か!」と舌打ちするデュオだが、知っていて見逃したろうと揶揄するロックオンとクロウに、「・・・仕方ねえな。こうなりゃ、あいつを援護してやろうぜ」と苦笑し、一同合意。
・「ヒイロ!リリーナ様はバルジ内にいると思われる!」とノインが声をかけ、ティエリアがドック位置を転送、刹那やカレンが口々に激励する中、「任務、了解」と応じるヒイロ。「ヒイロ・ユイ・・・。やはり、君が来るか」と苦笑するトレーズ閣下に、「一途な情熱・・・。彼とも是非、手合わせを所望する」とブシドーが申し出るものの、ミリアルドにもう少々待っていただくと制されて、「全軍、攻撃開始!超合集国の尖兵となり、世界を混乱させるZEXISを、ここで討つ!」とミリアルドが檄を飛ばして、目的地に向かうヒイロを援護しながら戦闘開始。
・1EPイベント発生、この戦いが世界中に実況放送されていると判明、ヴェーダで情報統制しているイノベイターの意図を訝しむクロウ達だが、(違う・・・!この戦いを放送しているのはイノベイターではない・・・!)とゼロが理解。一方、(リボンズ・・・。きっとお前は放送を止めない。人類を見下しているお前なら・・・だが、お前は知る事になる。人の持つ可能性と言うものを)とアムロが黙考、スメラギさんがミッション続行を指示。
・ミリアルドもイノベイターは放送を止めるつもりがないようだと判断、「彼等のことだ。人類が自らの愚かさを晒す様を陰で笑っているのだろう。先ほど、このリーブラに彼等からのメッセージが来たよ。両軍の健闘に期待する、とね」と冷笑するトレーズ閣下。
・2PP雑魚殲滅完了。
・4PP、バルジ要塞周辺に布陣しつつリーブラ削っておき、ヒイロがリーブラ撃沈してH&Aで目的地到達、イベント発生、SRポイントget。
・ミリアルドがリーブラ放棄を宣言、「これより我々は総力戦を仕掛ける。各員、生命を私にくれ」とトレーズ閣下が放送し、(憎しみ、怒り、悲しみ、愛・・・そして、宿命・・・。人類の業が精算される時が来るか・・・)と黙考するブシドー。
・一方、バルジに単身突入したヒイロは、護衛を全て倒してリリーナと対面、「最後の戦いの前にお前の顔が見たかった」と告げる。「私は、お兄様もトレーズ司令の考えも理解できません。平和のために血を流す必要があるというのは独裁者の論理です」と顔を曇らせるリリーナに、「だが、あの二人は自ら血を流す覚悟で戦っている。だから俺は、この戦いを止めるつもりはない」と答えるヒイロ。
・納得いかないリリーナに、「ならば、お前もその目で奴の真意を確かめろ」と促すヒイロ、「ゼクスとトレーズを倒す。それで戦争は終わる。そして、お前が生き延びれば平和は訪れる。これが俺達がお前のために・・・平和を信じる者達にしてやれる唯一つのことだ」「俺はお前を守ると誓った。お前とこの世界を守るためには俺達が戦う以外に道はない」と告げる。
・「駄目!駄目よ、ヒイロ!あなた、死ぬつもりなんでしょう!?」と叫ぶリリーナだが、「・・・俺を信じろ」と静かに答えるヒイロに、「ヒイロ、あなたを信じます」と微笑。リリーナは任せろと現れたレディ・アン特佐、「・・・お前は全てを知っているのだな?」と問われて「全てはトレーズ様の御意志だ」と答え、「わかった。俺もその茶番に付き合おう」と応じるヒイロ。
・「ヒイロ・・・!あなたはやっぱり!」と瞠目するリリーナに、「気にするな、リリーナ。生命なんて安いものだ。特に俺のは」と答えるヒイロ、「さよなら、リリーナ・・・」と別れを告げる。
・ヒイロが戦場に戻ると、リーブラのカーンズが「戦えなくてもリーブラには出来る事がある・・・!そう・・・地球へと落下する事だ!」「そうなれば、地球上の連邦も超合集国も無意味な存在となり、世界はコロニーが中心となる!」「傲慢な地球の人間の目を覚まさせるにはそれだけの衝撃が必要なのだ!」と悪あがき。
・「お前さんの言っている事も間違いではない」と割り込んだドクターJ達、「地球に・・・いや、全ての人間に衝撃を与えたいというのはゼクスも同じだ。絶大なる力が行使される事で人々の心に戦争への恐怖と平和への切望を呼び覚まそうとしたのじゃな。それはトレーズも同じだ。同時に奴は、人が血を流さない戦争を忌み嫌った。それは人々から生命への尊敬と戦争への恐怖を失わせるものだからな」とミリアルド達の真意を明かし、そのためにリーブラ建造を手伝いつつ主砲は連射できないよう細工したと告げ、「既に新たな力が芽吹いたのだ。もう我々の出る幕ではない」「そういう憎しみはワシ達の世代と一緒にあの世に持っていけばいいんだ」とカーンズを諭す。
・「ま・・・ワシ等が、こんな考えに至ったのはゼロの名を冠するガンダムが未来を見せてくれたからだろうな」と告げるドクターJ、「ウイングゼロの事か・・・!」と言うヒイロに「それだけではない。ソレスタルビーイングのダブルオーもだ」と明かし、「やはり、ウイングゼロもイオリア計画の一部なのか・・・!」と驚くイアン。
・「ヒイロ・・・そして、刹那・F・セイエイ。面白いものを見せてくれた礼を言うぞ」と告げるドクターJ、「ヒイロ、後はお前が決めろ。ワシ達のように自爆なんて真似はもうするんじゃないぞ」と諭して、「さてと・・・あの世でイオリアのジジイに文句の一つでも言ってやるか・・・ま・・・奴も自分の願った未来が来る事に満足だろうがな・・・」と呟いて、カーンズ諸共リーブラ自爆。
・「俺は奴等を認めない!」と憤る五飛、「奴等は自分達の理屈でどれだけの生命が失われるかをわかってはいない!犠牲の果ての平和など、俺は否定する!奴等には、そのツケを払わせる!」と断言。
・「それでこそだ、五飛!」とトレーズ閣下がミリアルド、ブシドーらを伴いバルジの北東に登場、「この戦いは地球連邦と超合集国の戦いではない。人間と人間・・・その業の戦いだ」と宣言。「お前達の敗北を以って、我々は人類から戦争というものを終わらせる」とミリアルドが宣言し、「我々を道化だと笑うがいい。だが、それが今の人類に必要なのだ」とトレーズ閣下が告げて、「こんな人間に世界を任せておけないと思うなら、来るがいい、ZEXIS!」とミリアルドが挑発。
・「・・・一度だけだ」「一度だけ、お前達の望み通りに動いてやる!戦う事で!」と五飛が答え、「フ・・・」とトレーズ閣下が微笑、ミリアルドが「礼を言うぞ」と応じて、「俺達の敵は戦いを起こす者だ。それを排除する」とヒイロがゼロシステム発動しつつ「俺はリリーナの敵を討つ」と静かに宣告。「それがゼロの見せた・・・いや、お前の望む未来か・・・だが・・・!」と呟くミリアルドもエピオンシステム発動、「私は私の願う未来のために戦おう!」と吠えて、戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅後、脱力でガード等外してからミリアルド撃墜、イベント発生。「まだだ!この戦いの結末を私は見届けなくてはならない!」と吠えるミリアルドに、「ゼクス!お前もトレーズと同じだ!弱い者を守るために大義を振りかざす!しかし、それは決して弱い者を助ける事にはならない!」と糾弾するヒイロ、おどおどして何も言えない弱者が嫌いだったと吐露しつつ、「ゼクス・・・。強者など、どこにもいない。人類全てが弱者なんだ。俺もお前も弱者なんだ!」と諭す。
・「私はまだ、自分を弱者と認めていない!」と言い張るミリアルド、これ以上の行為は無意味と決めつけられてなお「所詮は血塗られた運命・・・!今さら、この罪から逃れようとは思わん!決着をつけるぞ、ヒイロ!」と挑戦。
・「未来は見えているはずだ!」と諭しつつ応戦するヒイロ、一瞬の交錯でとどめを避け、「何故、コックピットを外した・・・」と歯嚙みするミリアルドに、「・・・リリーナが悲しむ」と憮然と告げる。
・「・・・平和に必要なもの・・・。それは人を思いやり、理解してやる強い心だ」「そうだ。お前達のような人間が平和を創る・・・」と悟るミリアルド、「ヒイロ・・・。お前は純粋過ぎる。そして、優し過ぎる・・・しかし、そうでなければ生きる資格がないという事か・・・ならば、私はどこまでも生き抜いてみせる!誰よりも厳しく、戦士としてな!」と宣言、「また会おう、ヒイロ!」と言い残して機体爆発。・・・普通死ぬんじゃ、これ?(-_-;
・4PPブシドー撃墜、「・・・我が魂が浄化されていくようだ・・・さらば、ガンダム・・・。そして、さらば・・・我が仮面よ・・・」と言い残して機体爆発。藤堂が「武士道とは死ぬ事と見つけたり・・・。生きるために生命を捨てたか。見事だ、ミスター・ブシドー」と賞賛。刹那は(生きろ・・・そして、お前も生きるために戦え)と独白。・・・いや、これも普通死んでるって。(^^;
・4PP、最後にトレーズ閣下撃墜して戦闘終了。
・「・・・かつてボタン一つで全ての戦いに決着がついてしまう時代があった」と語り出すトレーズ閣下、「その忌まわしい精神を形にしたのが心なき兵器達や、あのリーブラだ」「戦争から人間性が失われれば、勝利も敗北も悲惨なものとなる。神はどちらにも、その手を差し伸べてはくれない」と想いを明かす。
・「綺麗事を抜かすな!貴様のために戦火が広がり、多くの人が死んでいった!」と非難する五飛、「お前が戦う相手は俺だけで十分なはずだ!」と単騎で対峙。「その通りだな」と微笑むトレーズ閣下、「貴様のために何人の人間が死んだと思っているんだ!」と責める五飛に、「・・・聞きたいかね。昨日までの時点で99万9822人だ」と即答、「何っ!?」と驚く五飛。
・「私は死者に対し、哀悼の意を表す事しか出来ない。だが、君もこれだけは知っていて欲しい。彼等は決して無駄死になどしていない」と語るトレーズ閣下に、「貴様はぁぁぁぁっ!!」と逆上して切り掛かる五飛。瞬時の交錯で回避もせず痛撃を受けたトレーズ閣下、「・・・見事だ、五飛」と賞賛、「何故、よけなかった!?」と憤る五飛に、「五飛・・・。我が永遠の友よ・・・そして、ZEXIS・・・。君達と戦えた事を・・・誇りに思う・・・」と呟く。
・「クワトロ・バジーナ・・・。あなたなら、より良き方法を選ぶ事が出来ると私は信じている」と告げるトレーズ閣下、「ミリアルド・・・また・・・会おう・・・」と言い残して爆死。
・「こんなもの・・・。こんなもの、俺は絶対に認めんぞ!」「くそっ!今度は勝ち逃げかぁぁぁぁっ!!」と悲痛に叫ぶ五飛。(お前達は誇り高き敗者となったか・・・だが、俺はお前達を認めない)とトレーズらの死を悼むアムロ。
・レディ・アン特佐が「総司令官トレーズ・クシュリナーダの戦死により、地球連邦軍は全ての戦闘を停止する。既に宇宙要塞バルジから兵員の撤退も完了している」と宣言し、「なお、この戦いをご覧になっていた世界中の人々へ・・・地球連邦代表ミリアルド・ピースクラフト王の戦死が確認されました」と告げて、旧来の連邦共和制移行に伴う各国家代表選出を依頼、「これはクーデターではありません。君主を失う事で連邦政府は崩壊したのです。統治者を失った今、主権は地球と宇宙・・・全ての人々に返されました。その権利に基づき、我々は世界を再生させなければなりません。我々は同胞へ向ける武器を捨て、未来に向けて進むため、互いに手を取り合わなければなりません。多元世紀21年・・・。戦争の歴史の幕が、ここに下ります」「この戦いは皆さんに突きつけられた平和への問題提起です」と語りかける。
・トレーズらを倒した責任を自覚するZEXISの面々、それでも争乱を巻き起こす者が現れたら・・・と覚悟を口にして、「・・・任務、了解。ターゲット確認。戦いの歴史を破壊する」とヒイロが告げ、ツインバスターライフルでコロニー支配の象徴たる宇宙要塞バルジを完全破壊。
・トレーズ閣下に託された任務を終えたレディ・アン特佐、「見ての通り、魂の抜け殻ですが、どうか、父上のご無念をお晴らしください」とリリーナに裁きを求める。「もう終わりにしましょう。復讐も、戦いも。そして、共に前に進みましょう。残された者が手を取り合って」と答えるリリーナ。
・「そんな事が許されると思って!?」と食ってかかるドロシー、「人は戦わなければならない・・・!戦って戦って・・・その醜さに、惨さに、悲惨さに人が絶望するまで!人類の心そのものを変革させないと・・・!そうしなければ人類は・・・お父様のように滅んでしまうわ!」と悲痛に叫ぶ。ドロシーの父が戦火の中で命を落としたと明かすレディ・アン特佐。
・「あなたはやはり優しい人だったのですね」と微笑むリリーナ、優しさだけでは生きていけないと抗弁するドロシーに、「ですが、優しくなければ人類に存在する意味はないのです」「この戦いで人は戦争の悲しさを知りました」と諭し、「これからの世界のためあなたの力を私に貸してください」と微笑。
・(残るは、あの男との盟約・・・。だが、あれはまだどちらに結果が傾くか、わかっていない。ZEXIS・・・。やはり最後はお前達に頼む事になるだろう)と黙考するレディ・アン特佐。
・中華連邦でトレーズとミリアルドを悼むシュナイゼル殿下、神楽耶に問われて彼等の真意を薄々察していたと明かしつつ、「・・・だが、心のどこかでそれを無双だと思ってもいました。彼等の崇高な理念は決して市民には通じる事はない・・・と」と告げるものの、ユフィ、ナナリー、コーネリアらに反論されて、「今、初めて私は生命を懸けるという意味を知ったように思える。これがゼロの言っていた幸福への願いだったんだろう」と同意、「ピースクラフト王とトレーズ司令の亡き今、彼等の意志を形にするのは残された者の責務でしょう。それを成さなくては、いつか彼らと再会した時、友人を名乗る事は許されませんから」と微笑、妹達にも協力を要請、連邦と超合集国の和解への段取りに着手。
・そこへ、月付近にインベーダーの大群出現との凶報、疲弊した連邦軍では対応できず、「ZEXIS・・・。彼等に託すしかないのか・・・」と呻くシュナイゼル殿下。
●第54話:決戦!!果てなき進化へ!
・月付近に集結する膨大な数のインベーダーに、フロンティア船団のハワード大統領は迎撃部隊派遣と地球からの避難民受け入れを指示するものの、「もう手遅れです」と反論する三島補佐官は銀河中心部への航海再開を進言、フォールドシステム修理完了を報告し、地球人類の種の保存という本来の役割を果たすべきと主張。
・バジュラの追撃を阻止するため、女王がいると思われるバジュラの巣を攻撃すると言う三島補佐官、ランカ・リーの代役も用意したとしたり顔で告げつつ、(そう・・・。ここからは僕のターンが始まる)と心中でドヤ顔。(-_-#
・一方ZEXISでは、圧倒的な数のインベーダーに対しても怯まない竜馬が「とっとと殴り込んで、一匹残らず叩き潰してやるぜ!」」と気炎を上げ、躊躇するギミー&ダリーには「無理だから、行かないって言うのか?」「俺達が行かなければ、誰が行くって言うんだ」とシモンが不敵に笑い、キタンとヨーコも踏ん張りどころと激励。
・1PP、敵討ち減らしてイベント発生。北西に色違いのバジュラがフォールドして出現、ZEXISに攻撃。「違う・・・!」と叫ぶバサラ、「うまく言えねえが、あいつ等はいつもと違う!」と歯嚙みして、カナリア大尉もインベーダーを攻撃しないバジュラはこれまでと異なると指摘。
・1EP、敵討ち減らしてイベント発生。エウレカが「あのバジュラ達から憎しみを感じる・・・」「あのバジュラは誰かに操られている・・・」と呟き、現れたニアが「それこそが人の欲望・・・」と告げつつ、「ここで滅ぶあなた達がそれを知る必要はありません」と言い放ち、「人類殲滅システム、フェイズ2の発動・・・。アンチスパイラルのメッセンジャーである私はあなた達に絶望を告げに来ました」と宣告。
・「人間と人間の愚かな争い・・・」と呟くニア、「俺達の戦いを愚かと言うか」と憤るヒイロも意に介さず、「だが、それが何かを生み出し、螺旋生命体は少しずつ進んでいく。それはいつか、スパイラルネメシスを呼ぶ・・・」と嘆きつつ、「さようなら、シモン。残り少ない時を絶望と共に過ごしなさい」と告げて立ち去る。
・ニアの言葉が世界中に発信されていたとわかり、不安な時になんて事を、と憤るZEXISの面々。「ここで人類は終わりなのか・・・」と呟くレントンだが、「泣き言を言ってんじゃねえぞ、レントン!」と駆けつけたホランドが叱咤。更にジノとアーニャも確執を越えて馳せ参じ、周辺宙域では連邦軍、超合集国軍の双方がインベーダーを迎撃。
・「フロンティア船団だってもちろん協力しますよ!」とルカがオズマ少佐と共に駆けつけ、「・・・あいつ等も、やっと来たようだぜ」と竜馬が不敵に笑うや、甦った號達の真ドラゴンも登場、「俺は渓を・・・そして、世界を守る。この真ゲッタードラゴンで!」と宣言。更に、ZONEブレイカーにより解放されたセツコとランド達も参加して、戦闘再開。
・西に突貫したマクロス・クォーターがMAP兵器でバジュラ掃射して10機以上撃墜、SRポイントget。
・バサラがバジュラと戦闘時セリフイベント、「何なんだよ、お前等はよ!お前等のソウルはどこに行っちまったんだよ!?」と憤る。
・2PP敵全滅。
・3PPイベント発生。ゼロ・レクイエムルート第58話と同様に、合体・巨大化したコーウェン&スティンガーがインベーダー増援率いて南側に出現、インベーダーも地球人類同様ゲッター線で進化して来たと告げ、「この形こそが進化の理想型。絶望の未来を生き抜くための英知だ」「我等と一つになれば、その結末を回避できよう」と主張。
・ちっぽけな人間ごときに勝ち目はないと嘲るコーウェン&スティンガー、「その証があれだ!」と月を示し、いつの間にか動き出した陰月について「あれこそがアンチスパイラルの言う人類殲滅システムのフェイズ2!」「あの月は間もなく地球へと堕ちる!」と宣告。
・5分間でインベーダーを一掃して陰月落下阻止に向かうべく、気炎を上げるZEXIS。「御託を並べる暇があったら来やがれ!俺達の進化が・・・生き様が間違いかどうか、その目で確かめてみろ!」と竜馬が吠え、「行くぞ!ゲッタァァァァァァァッ!!」と號が咆哮して、戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、コーウェン&スティンガー撃破して戦闘終了。
・ゼロ・レクイエムルート第58話と同様の流れで、竜馬達がコーウェン&スティンガーにとどめをさして生還。早速、最大戦速で陰月へ向かうZEXIS。
●第55話:復活の暗黒神
・ネオプラネッツに潜むイノベイター拠点で、インベーダー襲来に続く陰月落下に大騒ぎの地球を「こんな時に彼等を導く指導者がいないとは不幸としか言い様がないね」と嘲笑するリボンズ。一方、リヴァイヴは刹那が革新を始めていると指摘、戦闘力向上だけでなく、ブレイクピラーで撃ち込んだ弾丸による細胞障害が発症していない事も証拠として挙げ、「もしかすると彼がこの世界の人類で初のイノベイターとなるかも知れない」と期待。
・「だが、陰月が地球に落ちれば、人類の在り方も変わるだろうね。フフ・・・自分達が愚かである事を知りながら、それでも生き続けようとする卑しい者達は痛い目を見ればいい」と冷笑するリボンズ、「トレーズとピースクラフト王の壮大な茶番がお気に召さないようだね。人類の歴史から戦争を葬る・・・。それは本来なら僕達の役目だったのだから」と指摘するリジェネに、「あんなものに騙されるような人類ならば、滅んでも構わないさ」と気色ばむ。・・・こいつ、やることなすこといちいち卑小で愚劣・・・(´д`)
・リヴァイヴとヒリングはルイスの経過監察とビリー・カタギリの催促に向かう。一方、コロニーの5博士について報告するリジェネ、「彼等の研究記録は全て抹消されていたよ。ゼロシステムについての手がかりは完全に失われた」と告げる。
・王留美をサポートして裏切りを画策したとリジェネに指摘するリボンズ。追い詰められたリジェネ、リボンズを銃撃し、エルガン・ローディックを覚醒させヴェーダの全てとクロノエイチを手に入れると逆上。
・フロンティア船団に赴いたマリナ皇女とシェリル、くろがね屋の女将やシロー達、アッシュフォード学園生徒会の面々等、陰月落下の絶望にもめげずZEXISを信じる人々。そこへ地球連邦政府からリリーナが放送、「・・・皆さん。今、人類は未曾有の危機に直面しています」と告げ、「今、宇宙では地球連邦、超合集国の垣根を越え、多くの人達が、この地球を救うために懸命に活動しています。私達は彼等を信じて、待つだけです。だからこそ、彼等が守るに足る世界の人間として今を生きましょう」と諭し、不安も希望も共に分かち合おうと提案、それぞれがこの世界に生きる人間の一人として誇りを持つよう促す。
・「信じる事・・・誇りを持つ事・・・。いいスピーチじゃねえかよ。あの女も武器を持たずに戦っているか」と街角でリリーナの放送に喝采を送るガイオウ、火事場泥棒に及んだチンピラを一睨みで居竦ませて撃退。そこへ現れたマリリンが迎えに来たと告げる。
・一方、ゼロ・レクイエムルート第53話同様、宇宙に上がったアークグレンはムガンの攻撃に成す術もなく窮地に立たされるものの、駆けつけたシモンが「諦めるな、ロシウ!」と叱咤しつつZEXIS出撃、アンチスパイラルと戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅後、キョムガン撃破してイベント発生。北に現れたアサキム、スパイラルネメシスは自分にとっても無関係ではないと明かし、アビスを生み出してアンチスパイラルを動かしたアイムを嘲笑、「絶望の未来・・・根源的な災厄・・・。そこに僕の希望はある。因果の鎖を引きちぎる力・・・。僕はそれを求める。絶望の未来を越えて・・・!」と告げて、戦闘再開。
・2PPクウムガン撃破してイベント発生。再び現れたクウムガンとキョムガンが合体してクウキョムガン出現。
・2PPアサキム撃破。「失望したよ、君達に」「もしかしたら、君もガイオウのように僕の盟友になってくれるかと思っていたが、この程度とはね・・・」と冷笑するアサキム、どういう意味かと問うロジャーに「知る必要はないよ。今の君達では僕達と跳ぶ事は出来ない」と応じ、「また会おう、セツコ、ランド、クロウ・・・!次は君達の魂を狩る!」と言い置いて撤退。
・2PPクウキョムガン撃破してイベント発生、グレンラガンのバーストスピニングパンチ炸裂して復活したクウキョムガンを瞬殺。陰月がカテドラル・ラゼンガンに変形して、地球落下を阻止すべく戦闘再開。
・2PP、分析かけたカテドラル・ラゼンガンに装甲ダウン当ててから削り、再動、覚醒数回使って、グレンラガンでとどめさして戦闘終了。
・あまりの大きさに完全破壊できないカテドラル・ラゼンガンに対して、ロージェノムが「月に・・・月に行け。あれは我が・・・」と呟く。そこへ「見事だ、ZEXISよ!」と哄笑しながらゲシュタルトのメタール出現、「マーズよ。お前の愛する地球を守ってやる。あの星を我が物とするために・・・!」「そうだ!お前達を死の世界へと送ってやる!」と宣告。
●第56話:奈落への螺旋
・カテドラル・ラゼンガンごと引込まれた異空間でゲシュタルトのメタールと対峙するZEXIS。「暗黒の王よ。こうまでしてあの星を手に入れたいのですね?」と問うニア、ついでに螺旋族の遺産もいただくと答えるゲシュタルトに「・・・あなた達ほどの者でも無駄な足掻きをするのですね」と憮然。
・「無駄・・・?いつまでも状況が変わらぬと思ったら、大間違いだぞ。事実、太極の欠片は集まりつつある」と言い返すゲシュタルトに、「いいでしょう、暗黒の王。もうすぐあなたにも審判が下されます」と告げるニア、「暗黒の王よ・・・。ここで滅びを迎えるのはあなただけではありません。螺旋の男・・・そして、進化への萌芽を有する者・・・。その全てをここで消去します。あの星の人類を殲滅するのは、その後です」と宣告。
・「メッセンジャー風情が大層な口を利いてくれる」と苛立つゲシュタルトだが、「奴が来る前に、まずはお前達を滅する!」とタケルに告げ、ヘテロダインやインベーダー等を大量に召喚して自身は撤退。
・「さすがは暗黒の王・・・。この空間では圧倒的な力を持っていますね」と感心するニア、「ここは絶望の世界・・・」「死、老い、孤独、不安、恐怖、痛み、悲しみ・・・。今、あなた達がイメージしている闇がそのまま形を成した場所・・・」と明かし、「私はここであなた達に最後の絶望を与えます」と宣告。
・デビルリングに生命を蝕まれるタケルが秘かに苦悶しつつ、前半戦開始。
・2PP、精神コマンド使い切ってから雑魚殲滅してイベント発生、SRポイントget。
・ゼロ・レクイエムルート第54話同様、高みを目指して禁忌の領域にまで踏み込む螺旋生命体の存在は許さないと宣言するニア。更に、北にはゲシュタルトのメタールが現れ、タケルがその正体を宿敵ズールと看破、南にはムゲが出現。
・死の領域に満ちる暗黒の力で動きを封じられるZEXISだが、マーグの魂が駆けつけ、善なる魂達の力を結集してZEXISを解放、タケルもマーグの力を託されてデビルリングを破壊。ズールとムゲが逆上して配下を召喚、ZEXISは気力最大でSP全快し、戦闘再開。
・雑魚掃滅してからズール、ムゲを瞬殺して前半戦終了。ゼロ・レクイエムルート第54話同様、グレンラガンがラゼンガンに突入して後半戦へ。
・立ちはだかるアンチグレンラガンと後半戦開始。
・1PP雑魚殲滅後、アンチグレンラガン瞬殺して後半戦終了。
・ゼロ・レクイエムルート第54話同様、アンチスパイラルは捨て台詞残して撤退、ニアが正気に返り、カテドラル・ラゼンガンをグレンラガンが支配して一件落着、ZEXISは通常空間へ復帰。カテドラル・ラゼンガンは次元の狭間で眠りにつき、ロージェノムも最低限の機能を残してしばしの眠りに。
・そこへ突然、ユーサー皇子がガイオウと共に現れ、「破界の王は我等の盟主となった」「この方こそが新たなインサラウム聖王・・・ガイオウ一世だ」と爆弾発言、「馬鹿な!そんな馬鹿な事が!?」とマルグリット驚愕。
・火星に新たなZONEを築いて地球への全面攻撃を再開すると宣言するユーサー皇子、火星で待つと挑戦して撤退。
・一方、フロンティア船団はネオ・プラネッツのバジュラの巣を殲滅すべく動き出したとの報が入り、事態の急転に焦るZEXIS。
●第57話:ネクスト・フロンティア
・流れはゼロ・レクイエムルート第55話と同様。ランカを拘束したグレイスがバジュラネットワークの解析に成功する一方、三島補佐官は病身のシェリルを利用してバジュラ殲滅作戦を立案、己が栄達のため船団を危険にさらして暴走中。
・ランカが人類の裏切り者と吹き込まれて動揺するアルト、クロウやロックオンらに諭され、自分の想いと正面から対峙。
・バジュラの巣に船団ごと攻め込んだ三島補佐官、ただ歌に全てを掛ける覚悟のシェリルが"射手座 午後九時 Don't be late"を熱唱する中、行動を阻害されたバジュラを一方的に蹂躙。
・駆けつけたZEXISの前で、バジュラの巣からグレイスの仕組んだ巨大ランカが出現、操られたランカの歌がバジュラネットワークで増幅され、シェリルの歌を圧倒してバジュラ活性化、フロンティア船団の統合軍を瞬殺。その間にもバジュラの女王を着々と攻略してほくそ笑むグレイス。
・偽ランカを討つべく奮い立つZEXIS、ジェフリー艦長が「素人は引っ込んでいろ!」と三島補佐官を一喝して統合軍を後退させ、「行くぜ、バジュラ!俺の歌を聴けっ!!」と叫ぶバサラに、オズマ少佐が「全機!突撃ラブハート!!」と号令して戦闘開始。
・1PP、自軍2カ所で固めておいて、2PP開幕突撃ラブハートで全員気力上げつつ、覚醒、再動使ってバサラが単騎突貫、ナイト級とビショップ級を先に歌で退散。
・2PP雑魚殲滅後、巨大ランカをアルトで撃破してイベント発生、SRポイントget。
・巨大ランカが消滅した後にバトルギャラクシーが出現、使用を禁止されている無人兵器ゴーストV9部隊を展開。更に、「待たせたな!_最終決戦を盛り上げるためのスペシャルゲストのご登場だ!」とアリー・アル・サーシェス率いるアロウズ部隊も乱入、「うちの大将のお望みは、ソレスタルビーイングとそのお仲間の殲滅だ」と言い放ち、同道するルイスもCBへの怨嗟を呟いて、動揺する沙慈。
・「聞いてくれ、シェリル!今度こそランカを助け出す・・・!だから、お前の力を貸してくれ!お前の歌で、あいつの目を覚ましてやってくれ!」と呼びかけるアルトに応え、「行くわよ、みんな!」とシェリルが"ノーザンクロス"を熱唱。ルイスも「刹那・・・力を貸してくれ」とルイスを取り戻すべく覚悟を固め、ゼロ、スザク、カレンら元学友達が後押しして、戦闘再開。
・2PP、分析かけたブレラを魂アルト再攻撃で撃墜してデュランダルフラグ立て、ブレラは撤退。
・2PPアンドレイ撃墜、アンドレイはルイスの身を案じつつ撤退。
・2PP、刹那&沙慈がルイスと戦闘&撃墜してイベント。必死でルイスに呼びかける沙慈だがルイスには届かず。ゼロ・レクイエムルート第54話と同様、僕達はわかり合う事で未来を築くと必死に諭す沙慈に、カレン達ご学友もフォローするも、逆上したルイスは離脱。「行け、沙慈!俺が援護する!」と刹那が促して、沙慈が分離してルイスを追い戦場離脱。ダブルオーライザーはダブルオーガンダムに。
・2PP、分析かけたサーシェスを瞬殺、サーシェス爆死。
・2PP雑魚殲滅後、最後にバトルギャラクシー撃沈して戦闘終了。
・第55話同様、アルトがランカを救出すべく、単騎でバトルギャラクシーに突入。ところが周囲に色違いのバジュラ群が出現していきなり攻撃、「あのバジュラは憎しみに満たされている・・・」とエウレカが驚愕、続けて次元境界線の歪曲と共にイマージュまで出現、「このままじゃ・・・!このままじゃ!」と焦るエウレカ。
・更に、巨大な質量が接近、リボンズ・アルマーク出現を予感する刹那とアムロ。
・やっとの事でルイスを保護した沙慈だが、狂乱したルイスは絶叫して倒れ、「嘘・・・嘘だよね、ルイス・・・。そんな・・・やっと・・・会えた・・・のに・・・」「ルイスゥゥゥゥゥゥッ!!」と沙慈号泣。
●第58話:革新
・大まかな流れはゼロ・レクイエムルート第56話と同様。離反したリジェネを自ら射殺したリボンズ、まずZEXISを排除すると宣言して、コロニー型外宇宙航行母艦ソレスタルビーイングの光学迷彩を解除、ZEXIS殲滅後に指導者を失った人類をグレイスのシステムで導くと言い放ち、「・・・わかり合う・・・。美しい言葉だね。だって、それは決して手の届かない所にある幻想なのだから。だから、僕はシステムの力でそれを果たすよ。皇帝シャルルと同じようにね」とせせら笑う。
・姿を現した母艦ソレスタルビーイングと対峙するZEXIS。まだ歌いきっていないと言い張りクォーターに残ったシェリル、病身をおしてブリッジに居座り、ランカ救出に単身向かったアルトを(何やってるのよ・・・。急ぎなさい、アルト・・・)と想いやる。
・この宙域を憎しみが支配すると宣言するリボンズ、イマージュも人類に愛想を尽かしたと冷笑。
・オーライザーで戻って来た沙慈、「・・・息を・・・してない・・・んだ・・・」とルイスの死を嘆き、驚愕するカレン達。
・「残念だよ、ルイス・ハレヴィ。君は人類初のイノベイターとなるべきだったのに」と悼んでみせるリボンズに、「彼女を背後から操っていたのはやはり、お前か!」と憤るアムロ。ダブルオーガンダムを沙慈のオーライザーとドッキングさせる刹那、「あの男を討つのは俺達の役目だ」と宣言。
・思い上がりと嘲笑するリボンズ、リヴァイヴとヒリング率いる大軍を出撃させ、トランザム搭載の特攻兵器ガガをかわしてみろと勝ち誇る。
・更に、ルイスの死に逆上したアンドレイ少尉が戻って来て刹那達を攻撃。「見たかい、アムロ!人と人がわかり合うなんて事は夢物語なんだよ!」「だから、僕が必要になる!人が変わるためには指導者が必要なんだよ!」と言い募るリボンズ。
・「ぐだぐだとうるせえんだよ!!」と一喝したホランドが単騎突貫、自分だけが不幸と思い込んで周りに毒を撒き散らしたクズ野郎の自分が仲間と愛する者達のおかげで変われたと明かし、「だから、俺は戦うんだよ!俺の愛する奴等と世界を俺みたいなクズの好きにさせないために!」と言い募る。
・「生命を懸けているのは彼だけじゃないわ」と覚悟を決めたスメラギさん、特攻兵器の更なる出現を阻止すべく、「目標は敵母艦の艦船用ドッグ!」とトランザム発動したプトレマイオス2で母艦ソレスタルビーイングに突入。
・エウレカが「駄目・・・!駄目なの!このままじゃ!」と嘆く中、四つ巴の乱戦に。
・オートマトンの大群を迎撃しつつヴェーダの位置を探らせるスメラギさん、自身は格納庫で敵を迎え撃つものの、踏み込んで来た旧知のビリー・カタギリと対峙、動揺しつつも「・・・未来は私達で創り出さないと意味がないわ。過去に犯した過ちを自分達で払拭しなきゃ、本当の未来は訪れない。だから、私は戦う・・・!」と宣言。
・乱戦の中、「俺達の生んだ歪みが広がっていく・・・!そして、それに世界が・・・みんなが・・・!」と動揺する刹那だが、「そんな事を・・・!」「させるかぁぁぁぁぁっ!!」と絶叫、ダブルオーライザーが温かい光を放って全てを包み込む。
・GN粒子が心をつなぎ、ルイスが復活して沙慈と再会、アンドレイとソーマ・ピーリス、ビリーとスメラギさんも和解。「すげえ・・・!圧倒的なソウルが押し寄せてきやがる!」とバサラ驚喜、ゼロやスザクも互いを改めて理解し合う。
・加速された老化で死にかけていたホランドも身体の痛みが消え、「まるで、細胞の一つ一つが生まれ変わったようだ」と困惑。V型感染症で瀕死だったシェリルも、「あ・・・」「何だか、お腹が熱い・・・それにさっきまでの頭痛が完全に消えている」と戸惑い、GN粒子の光で癒やされたのではと推測するルカ。
・イマージュが姿を消し、「イマージュは俺達の事をもう一度、信じてくれたんだね」と微笑するレントンに、「私達はわかり合う事が出来る・・・。間違いを犯しても変わる事が出来る・・・」と呟くエウレカ。
・イノベイターとして覚醒した刹那が「そうだ!未来を創るために・・・俺達は変わるんだっ!」と咆哮、リヴァイヴらが動揺する傍らで、リジェネの残留思念が刹那を祝福し、アムロとクワトロ大尉も「ついに扉を開いたか」と微笑。
・蘇生したルイスはアンドレイ少尉が保護して後退。周辺宙域のバジュラは地球連邦軍と超合集国軍がカティ・マネキン大佐の指揮で迎撃、「地球連邦を私物化していたイノベイターは我々にとっても打倒すべき敵だ。共に健闘を期待する」とエール。「ZEXIS!刹那・F・セイエイ、よくも!」と浅はかさを露呈したリボンズ達イノベイターに、「俺達は変わっていく!お前の導きなどなくても!」と刹那が、「それをお前は思い知る!この戦いで!!」とアムロが啖呵を切って、戦闘再開。
・2PP、雑魚討ち減らしつつ北上して、リヴァイヴとヒリング撃墜、どちらも爆死、イベント発生、SRポイントget。
・母艦ソレスタルビーイングからプトレマイオス2が離脱して復帰。追いすがる特攻兵器ガガに、「不死身の男パトリック・コーラサワー、参上・・・ってな!」と駆けつけたコーラサワー少尉ら連邦軍が攻撃、「前に出過ぎるな、コーラサワー少尉!また撃墜されるぞ!」とカティ・マネキン大佐が叱咤しつつ、「ソレスタルビーイング、後方からのフォローは我々に任せろ」と旧知のスメラギさんに通告。
・スメラギさん達が突き止めたヴェーダの位置情報に基づき、ティエリアがヴェーダ奪還のため敵母艦に突入、ヒイロがツインバスターライフル掃射で援護。
・ZEXISフォローのため移動を命じるカティ・マネキン大佐、残ってガンダムと一緒にイノベイターを倒すと言い張るコーラサワー少尉に、「お前には私を守ってもらうという役があるのだが・・・」と微笑みかけ、「了解しました!パトリック・コーラサワー、今すぐ直衛につきます!」と即答するコーラサワー少尉。
・ヴェーダ中枢でリボンズと対峙するティエリア、エルガンの援護を受けてヴェーダを掌握、切り札たるトライアルフィールドでガガはじめヴェーダリンク機体を無力化するものの、自ら出撃したリボンズにセラヴィーガンダムを落とされて中断。「あの特攻兵器がヴェーダとリンクしているなら、ヴェーダから停止も出来るはずだ!」とゼロが指摘、「無駄だよ。そのコードは僕のプロテクトの下だ」と勝ち誇るリボンズに、(それでも見つけてみせる・・・!みんなを守るために!)と決意するティエリア。
・母艦に向かうヒイロ、「ヴェーダとゼロシステムをつなげ」と指示、「無茶だ!あれの膨大な情報量がゼロシステムを通して、お前の脳に流れたら・・・!」と危惧するゼロ達をよそに、(ヒイロ!お前を信じるぞ!)とティエリアが接続強行。
・「馬鹿な真似を!それは人間が神になろうとするのと同じだ!膨大な情報量はストレスと同じだよ!それに人間の精神が耐えられるはずが・・・」と嘲笑するリボンズだが、「・・・勝手に俺を殺すな」と言い返すヒイロ、ゼロシステム発動しつつ「コードX1409・EA・RAY・・・!」と秘匿されたコードを探り当て、ティエリアが特攻兵器ガガを後退させる事に成功。
・「馬鹿な!そんな馬鹿な事が・・・!認めないぞ、こんな結果は!僕は!!」と狼狽えるリボンズに、「アイデンティティが崩壊したか・・・」と呟くアムロ。
・(ヴェーダとつながった事で僕はイオリア計画の全てを知る事が出来た。そして、わかった。・・・ヒイロ・ユイ・・・。君は刹那と同じくイオリアが望んだ人類だ)と告げるティエリア、計画の全貌を語り出す。
・人類が争いの火種を抱えたまま新たな時代を迎える事は危険だったため、CBの武力介入行動は世界の統合を促し人類の意志を一つに統一させる事を目的とし、純粋種として人々の意志をつなぐ存在となるべき真のイノベイターを中心として人類がわかり合う事を目指した。
・イオリアの計画では、ダブルオーのツインドライヴにより覚醒を促されるイノベイターは、更にゼロシステムを使いこなして迷いを克服し、弱い心や負の感情をGN粒子で拡散させるリスクを排除するはずだったが、ゼロシステムの悪用を恐れたドクターJらはゼロシステムと共に離反。
・(だが、結果として二つの道に分かれたガンダムは共闘する事になった。そして、それぞれのガンダムに乗った刹那とヒイロの出会いは、イオリアの望んでいた迷いなき強さを持った人類を・・・いや、迷いを越えた強さを持った人類を誕生させた)と刹那とヒイロを示すティエリア、(君達ならば、過去の歴史を打ち破り、真の平和を勝ち取る力となってくれるだろう)と祝福。
・「そんなものはデタラメだ!」と言い張るリボンズ、刹那に力を与えてやったと嘯きつつ、救世主として人類を支配しないと人類が滅びてしまうと決めつけ、純粋種となった刹那に勝ってゼロシステムを手に入れ再びヴェーダと一体化すれば自分の絶対性は不動になるとほくそ笑む。
・ZEXISを始末したらインサラウムと破界の王を片付けると言い出すリボンズ、「それなりに被害は出るだろうが、インサラウムの人民は5億人程度だ。物量では圧倒的に、こちらが有利だよ」と言い放ち、泥沼の戦いを是とするのか!と憤るアムロにも「これは淘汰だよ。グレイスのシステムを使うにしても人類は少しその数を絞った方がいい。その方が管理も楽だからね」と冷笑。
・「そのエゴが世界を歪ませる・・・!貴様の行った再生を、この俺が・・・俺達が破壊する!」と刹那が咆哮、「いい覚悟だ。だが、このリボーンズガンダムの相手足りえるかな。渡してもらうぞ、オリジナルの太陽炉とゼロシステムを!」とリボンズが応じ、「全ての人達の願いは明日に・・・未来にある!」とZEXISが心を一つにして結束。
・「ミス・スメラギ、指示を」と促すジェフリー艦長、「あなた達、ソレスタルビーイングは今日という日のために敗北から這い上がってきた。今こそ、その想いを力にする時だ」と告げ、「ZEXISの各機へ。これより我々はイノベイター首領、リボンズ・アルマークを打倒します」「ここにこれまで協力していただいた多くの方々への感謝と、その生命を賭した方々に哀悼の意を表します」と宣言するスメラギさん。
・他人行儀と揶揄するクロウは「ついでに見習い隊員に成功ボーナスをくれれば、万事OKだ」と言い出し、エスターにド守銭奴呼ばわりされつつ、「最後までブレないね、君って」とアレルヤが呆れ、「仕方ねえな。あんたの借金返済もついでに手伝ってやるぜ」とロックオンが苦笑。
・「行きましょう、みんな・・・。私達が世界を変えた事への償いを・・・そのけじめをつけましょう・・・!」「イノベイターの支配から、世界を解放し、再び世界を変えましょう!」と檄を飛ばすスメラギさん、「ラストミッション、スタート!」と戦闘再開。
・2EP、リボンズHP減でイベント発生。北西にフォールドウェーブ急速展開、第55話同様グレイスに融合支配されたバジュラクイーン出現、フォールドクォーツを用いたタイムラグなしの超並列思考ネットワークでインプラント化した人類全ての思考を統一支配すると野望を明かし、リボンズも「そう・・・イオリア・シュヘンベルグの望んだ世界が来るんだよ」とほくそ笑む。・・・だからグレイスいろいろ刺さってグロいっテバ。orz
・グレイス支配下にある色違いのバジュラ増援が出現、「無駄だ、熱気バサラ!お前の歌でもクィーンとダイレクトに接続した我等の支配を破る事は出来んぞ!」と勝ち誇るグレイス、「お前の存在には随分と手間を取らせてもらったぞ。その礼をしてやるぜ」と複数の口調で語り、複数の人間の思考や意識を統合した存在だと気付くアムロ達。
・「うおおおおおっ!!」「みんな!俺の歌を聴けぇぇぇぇぇっ!!」と咆哮するバサラ、「諦めてんじゃねえぞ、ガムリン!」と叱咤しつつ"Try Again"熱唱、「歌え、ZEXIS!生きてるんなら力の限りに!!」と檄を飛ばして、「熱気バサラ・・・」とシェリルが呆れ・・・もとい、感じ入る中、「アルト!俺の歌を聴け!!お前の翼はそんなもんかよ!!」と焚き付ける。
・そこへ首尾よくランカ救出を果たして戻ったアルト、第55話同様、グレイスの攻撃に被弾するも、支配を逃れたブレラが駆けつけて援護、刹那の最大出力トランザムで皆の意識がつながり合う。
・ファイヤーボンバーをバックにランカの歌う"アイモ"で、グレイス支配下のバジュラは撤退。マクロス・クォーターに生還したアルトは、「思わざれば花なり、思えば花ならざりき。ただ感じるままに・・・俺は飛ぶ!」と吠えて最新鋭機YF-29で再出撃。シェリルとランカの歌に支えられて気力MAXのZEXIS、戦闘再開。
・3PPリボンズ撃墜、イベント発生。往生際悪くあがくリボンズに、刹那が引導を渡して、リボンズ爆死。
・3PPグレイス撃破して戦闘終了。
・ヴェーダ中枢でティエリアを庇って撃たれたエルガン、自身の正体やイオリア計画との関わり、やがて訪れる根源的災厄等を明かし、「私に言える事はこれだけだ・・・負けるな、ZEXIS・・・君達は未来に目を向けて生きろ。そう・・・刹那・F・セイエイが変革したように」「私は・・・君達と・・・未来・・・を・・・信じ・・・てい・・・る・・・」と言い残してご臨終。
●第59話:大逆のインサラウム
・ゼロ・レクイエムルート第59話同様、私室でスフィアの反作用による肉体崩壊をマリリンの化粧で隠してもらうユーサー皇子。そこへインサラウム聖王となったガイオウがノックもなく入室、憤るマリリンをユーサー皇子が制する傍ら、「破界の王が新たな聖王とはな・・・。祖国を滅ぼした悪鬼を民達はどのような顔で迎えるだろうな・・・」と慨嘆するガイオウだが、険しい顔で押し黙るユーサー皇子に「いい目だ。期待しているぞ、ユーサー・インサラウム」と告げる。ZEXISを倒して再世の未来を切り拓く決意のユーサー皇子。
・GN粒子のおかげか細胞障害も治癒したルイス、未来を創るため火星の戦いへ赴く沙慈と再会を約束。
・刹那もまた火星の戦いに赴く前に、マリナ皇女と言葉を交わす。
・アルトの三角関係は火星から帰るまでお預け。三島補佐官にはオズマ少佐がお灸を据えたらしく、キャシーは婚約破棄。
・火星のZONE前に陣取るインサラウム軍、破界の王を聖王に迎えた事に異議を唱えた反乱分子をマリリンが力づくで粛正し、やってきたZEXISと対峙。
・マルグリットが「アークセイバーよ!我等の矜持は何だ!?」「我等は王と聖インサラウム王国のためにその生命を捧げたものだ!王の名を騙る大逆人の言葉に耳を貸すな!我等の正義を成せ!」と檄を飛ばすと、不信を抱いていたアークセイバー達が撤退。「な・・・!?」と驚くアンブローン、逃げ出した奴等は後で人造次元獣にしてくれると負け惜しみ言いつつ、戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅後、マリリン撃破。マリリンは皇子に全てを捧げると言い残して爆死。
・2PPパレス・インサラウム撃沈してイベント発生。ゼロ・レクイエムルート第59話同様の流れで、アンブローンが人造リヴァイヴセル完成版でパレス・インサラウムごと次元獣化、ルーク・アダモン引き連れたエクサ・アダモン出現。全てユーサー皇子に勝利を捧げるためと言い募るアンブローンの忠義に、「だが、その向かう先は間違っている!」と憤るスザクだが、「それは君達が決める事ではないよ」とアサキムも現れて、戦闘再開。
・2PPアサキム撃墜。「その程度か・・・」と鼻で笑うアサキム、「果たして君達の力で尽きぬ水瓶に勝てるかな・・・」と言い置いて撤退。
・2PP、最後にエクサ・アダモン撃破して戦闘終了。
・アンブローンの死を悼むエウレカに、「我が臣下のために涙を流すか・・・」と呼びかけつつユーサー皇子出現。更に「ここからが真の闘いの始まりだ!」とガイオウ出現。
・瀕死のマリリン、独りよがりでも幸せだったと呟いて力尽きる。
●最終話:再世する次元
・ZONE前でユーサー皇子、ガイオウと対峙するZEXIS。第59話同様、地球とスフィアの特異な関係を語り出すユーサー皇子、この戦いに勝利してインサラウムに再世の未来をもたらすと宣言。マルグリットが「あなたにインサラウムの未来を語る資格はない!」と糾弾すると、今度はガイオウがインサラウム聖王として口を開き、「お前達はクロノエイチの真の継承者から俺の使命の片鱗を知った。ならば、俺と生死・・・その運命を共にしてもらおう。お前達が地球の守護者であるのを望むならば、なおさらだ」と告げ、事情を話してくれれば協力できるかもと申し出るZEXISに、「・・・優しいな、お前達は」と苦笑、「これ以上、お前達に話す事はない。それが俺の最後の優しさだ・・・!」と通告。
・ZONEを活性化して次元力を引き出したガイオウ、隙間のない完全な絶対次元断層を纏い、黄金の真次元獣軍団を召喚、次元過重弾で無作為攻撃。
・更にユーサー皇子が「揺れる天秤、悲しみの乙女、傷だらけの獅子・・・!その力を余と聖王機に捧げよ!」と宣言、糾弾するマルグリットに「・・・幸福の王子ならぬ、裸の王様と言いたいか・・・」と自嘲しつつアークセイバー粛正を宣言、「余一人いれば、戦う事は出来る・・・!そして、この聖王機があれば!」と冷笑。
・「・・・ユーサー・インサラウム、そいつは幻想だ。力だけじゃ、自由も平和も手に入らねえよ。お前に教えてやるぜ。力に溺れた人間がどういう末路をたどるかを」とクロウが告げて、戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅。
・2PP、かく乱、分析かけた聖王機に脱力で気力100まで下げ、集中攻撃して撃破、イベント発生。
・「マルグリット・・・!余はそなたに討たれるわけにはいかぬのだ!」と叫ぶユーサー皇子、「陛下!私と聖王機に慈悲を!」と縋り、「・・・いいだろう。ZONEから抽出したオリジン・ローの一部をお前に与える」と告げるガイオウ、「その力を活かすのはお前の中の慈愛だ、ユーサー!」と嗤う。
・雄叫びあげて「この力ならば!!」と気炎を吐くユーサー皇子、「破界の王よ!今こそ貴様を討つ!!」とガイオウに刃を向け、宝剣コールブランドで絶対次元断層ごと一刀両断して瞬殺。
・「余の生命を懸けた一撃に聖王機と宝剣コールブランドが応えてくれたのだろう・・・」と呟くユーサー皇子がひび割れた素顔を晒し、「スフィアの反作用・・・。それもそこまで・・・」と悟って息を呑むセツコとランド達。「お前・・・まさか、破界の王を討つために・・・」と問いかけるクロウに、「本当ならば、そなた等のスフィアを集めて、あの悪鬼を討つつもりだったのだがな・・・そして、その力で世界をつかむはずだった・・・」と告げる。
・ゼロ・レクイエムルート第59話同様、真意を明かして後事をマルグリットに託すユーサー皇子。ところがそこへ「甘いんだよ、ユーサー」とガイオウ復活、「事を成そうとするなら、手段を選ぶな。憎しみに身を焦がし、怒りに我を忘れ、誰かを犠牲にし、欲望に魂を染めろ・・・!そうだ・・・!悪こそが全てを成す力だ!!」と咆哮して機体復活、「俺とヴィシュラカーラは、どちらかが存在していれば、互いを再生させる事が出来るのさ。あのZONEのおかげでオリジン・ローも有り余っているからな」と野太く嗤う。
・「化け物が・・・!」と罵るユーサー皇子に、「それだけじゃねえぜ」と応じるガイオウ、「解き放て、ヴィシュラカーラ!ここに我が真の姿を!」と叫び、巨大化して次元獣の変じた鎧を纏う次元将形態に変化、「・・・我が名は次元の将・・・」と名乗りを上げる。
・聖王機を瞬殺した次元将ガイオウ、「残念だったな、ユーサー。シュバルの主君であるお前が俺の寝首を掻こうとしていたのは読んでいた」と笑い、アサキムを呼び出す。
・「残されし者への遺言は済んでいるね」と呼びかけるアサキム、制するクロウに「あさましいと笑うかい?でも、これが僕なんだよ!」と嘲笑して聖王機にとどめの一撃。
・「クロウ・・・。後を君達に託す・・・。そのために・・・」と告げるユーサー皇子、アサキムに組み付き諸共にZONEへ引きずり込み、「アサキム・ドーウィン・・・!お前をこのZONEへ封印する・・・!」と宣告。「無駄な足掻きを!」と苛立つアサキムだが、「アサキム!もうこれ以上、悲しみは広げさせない!」とセツコが、「ついでにお前が他人を傷つけるのもここで終わらせる!」とランドが迫り、クロウ、ユーサー皇子と共に四方を包囲、「倒してもよみがえるんなら、お前はそこで永遠に寝てな!」と引導渡すクロウ。
・「悲しみの乙女、傷だらけの獅子、揺れる天秤・・・!そして、尽きぬ水瓶と偽りの黒羊!5つのスフィアが僕を押さえ込むか!」と叫ぶアサキム、セロ・レクイエムルート最終話同様、ZONEに封印。同時に聖王機も爆発してユーサー皇子逝去・・・
・「さてと・・・。これでインチキバリアも援護射撃も終わりだな、破界の王」と揶揄するクロウ。アサキムを悼みつつ、己が次元将となって戦力を集めたものの敗走してインサラウムに流れ着いたと明かすガイオウ、「甘いって言ったんだよ!このボンクラ共が!!俺の力は俺自身の強さだ!使命なんて知った事かよ!」と吠え、「俺の生き方を悪と言いたければ、そう言え!だが、お前達に思い知らせてやる!悪こそが、物事を成す力!欲望こそが、その源!勝手に俺の戦いを美談にすんじゃねえよ!俺の戦いは俺だけのものだ!」と咆哮。
・選択肢はガイオウ否定。
・「綺麗事と言いたければ、言え・・・!だが、俺は自分だけのためじゃなく、自分と誰かのために戦う!」と啖呵切るクロウ。ガイオウが次元獣召喚して、戦闘再開。
・3PP、ガイオウ撃破して戦闘終了。
・外部独立部隊解散パーティーを開催したZEXIS、明日への希望を胸に乾杯。ゲッターチームでは、隼人が早乙女博士や敷島博士の志を継いでゲッター線研究を継続、リーロンも協力。弁慶は渓達と暗黒大陸に戻って真ドラゴン封印。竜馬はより強い奴を求めて修行の旅に。
・エリア11は新日本として独立、扇や藤堂はその政府に参画。カレンや沙慈、ルイスらはアッシュフォード学園に復学予定、ジノとアーニャも同様。「もし、平和を乱す者が現れたなら、その時はゼロとナイトオブゼロが起つ。カレン・・・。君は安心して、学園生活を楽しんでくれ」と告げるゼロ、シャーリーには何も言わないよう指示し、(シャーリー、ナナリー、ユフィ・・・。ルルーシュという男は、もうこの世界に存在しない・・・だが俺は、お前達の願った平和を必ず守ってみせる・・・)と心中で誓う。
・獣戦機隊はしばしの平和を楽しむと宣言。バンドをやると言う忍にバサラもエール送って盛り上がるものの、機先を制して「あたしの歌を聴けぇぇっ!!」とミレーヌがマイフレンド熱唱、「だったら、バックは俺に任せろ!」とバサラも気炎を上げ、バサラ「過激に!」、オズマ「ファイヤァァァァァァァァッ!!」と熱狂。
・ホランドはレントン達と共にハイム農場へ。
・キリコとフィアナ、ハレルヤとマリーはそれぞれ世界を知る旅に。一方ロックオンらは、再び平和を乱す者が現れないよう、ソレスタルビーイングとして活動継続。
・マルグリットとの仲をトライア博士に揶揄されたクロウ、女嫌いを返上する/貫くの選択肢。「貫く」で、エスターは生涯女嫌い!?とがっかり。
・実は生きていたカルロス、ウェイターを務めつつ、亡き友ガイオウを静かに悼む。・・・えええええ?!(゚д゚;)
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