第3次SRWZ天獄篇(1周目:シンジルート:41話〜50話)
●第41話:ずっと、スタンド・バイ・ミー
・部隊合流して再編成。
・遂に宗介の新たなASお披露目、復帰したアルが「名前はレーバテイン。神話に出てくる剣の名前が由来です」と紹介、自身は第2新東京市で身体であるアーバレストを失った際にミスリル情報部に回収されていたと明かし、「今のサガラ軍曹ならば、このレーバテインでラムダ・ドライバを常時稼働させる事も出来ます。さらに、レーバテインは、緊急展開ブースターを装備する事で一応の飛行能力も備えています」と持ち上げるものの、強力な兵装を無理矢理詰め込んだためECS等電子専用兵装はお粗末等の課題も挙げつつ、「これだけの機体を稼働させる事が出来るのはサガラ軍曹と私しかいません」とさり気なく自慢。(アルは戦いの中で人間の感情を学びつつある・・・既にこいつはAIというカテゴリーを超えている。それが何を生むかはわからないが・・・)と黙考する宗介。
・他ASとKMF、キリコのスコープドッグもミスリルで強化。クルツとマオも何気にいい感じに。(*^.^*)
・一方、神根島で集合無意識に接触したと明かすゼロ、「集合無意識とは、アカシックレコード・・・全てを知る者・・・言わば、神だ」「だから、私はそれに接触する事で私の中に常に存在していた不安・・・絶望の未来の正体を知ろうとした」と説明、「断片的なイメージしか、つかめなかったが絶望の未来は確かに存在し・・・それをもたらす者は人知を超えた絶対者・・・神と呼ばれる高次元生命体である事がわかった」と告げる。
・更にその存在を調べるため、この世界に現存する神としてワイズマンを追ったゼロ達、再世戦争で葬ったはずのワイズマンが生き延びてマーティアル教団に崇拝されていた事を突き止めた。「ワイズマンは神々の戦いに勝利するためにキリコの力を我が身に取り込もうとしたが、結局はキリコによって引導を渡される事となった」とC.C.が説明。更にキリコへの切り札としてワイズマンが蘇生させていたフィアナを取り戻し、ゴウト達に預けているとの事。(´▽`)
・世界を破壊しようとしているアマルガムは、テッサの兄レナードに私物化され、自らの意志で寝返ったミスリルのカリーニン少佐もその配下に。一方、(だが、たとえレナードを止めたとしても、この世界はいずれ・・・)と独白する桂。
・ブリーフィングで今まで伏せていたウィスパードの情報を開示したテッサ、「全ては18年前、当時の人革連領内で行われたADW史上初の時空震動実験に端を発します。それは精神領域を力に変える事で時空震動を発生させるものでした」と語り出す。スフィア同様の概念によるこの実験は失敗、二つの精神波が発せられて世界に影響。一つめのイオタ波は実験施設のあった研究都市ヤムスク11の住民達の精神を混乱。もう一つのタウ波は世界中に伝播、その3分間に誕生した新生児に影響し、未来から送られてくるブラックテクノロジーを受信する能力者、即ちウィスパードを生み出した。
・ブラックテクノロジーの送信元を問う隼人に、「ウィスパードに情報を送る者・・・。すなわち、ウィスパリングは・・・未来のカナメさんです」「正確には、現在カナメさんに憑依している18年前の実験の犠牲者である少女・・・ソフィアの人格の仕業でしょう」と答えるテッサ、「そして、ウィスパリングによって送られた意志により、世界は本来歩むはずであった歴史とは全く別の道を歩んだと考えられます。その集大成がASの存在です」「ASに用いられている技術は、既存の体系に当てはまらない、言わば突然変異のようなものです」と説明。確かにASの出現経緯は異質と言える、と納得するレイ。・・・あれ?この人生きてたんだ?(@_@;)アスランもいつの間にかメンバーに混ざってるし・・・しかもジャスティスはないという・・・orz
・そこから派生した影響をレナード・テスタロッサは歪んだ世界と評していると明かしたテッサ、「レナードは、彼に賛同するカリーニンさん等と共にこの世界を正すために新たな時空震動を起こそうとしています」「その目的のためにレナードは時空震動弾を開発し、さらにそれを制御するためのシステム、TAROSを造り上げました」と説明。メリダ島に建造されたTAROSはテッサ等の襲撃を避けて第3新東京市跡地に転移、現在状況は不明。身勝手な時空修復は、新たな並行世界を一つ生み出すだけにとどまらないリスクもあり、最悪世界が滅びかねないと危惧するテッサ達。「下手すりゃ、世界が滅ぶね。サードインパクトみたいに」とボソリと呟くアスカ、「・・・!」と秘かに息を呑むシンジ。(-_-;
・更に、神根島の集合無意識に触れた桂、全ての始まりとなった大時空震動の特異点は自分とオルソン以外にもう一人いると知り、サイデリアルの研究によれば3人いるはずの始原の特異点を大特異点に集めれば、時空修復で絶望の未来や1億2000万年に一度の大崩壊さえ回避できるかも、と示唆。「そんなわけで俺は、その3人目ってのは、かなめだと踏んでるってわけだ」と続ける桂、必ずかなめを取り戻そうと決意表明。・・・そういや、あの場にもう一人いたような気がするけどなぁ・・・(;-ω-)
・一方、「・・・時空修復か・・・そんな事が出来るなら、苦労はしないね」と険しい顔で呟くニコラ、「世界を変えるなんてのは本当に絶望を味わった人間だけが言っていい言葉だよ」とシンジに八つ当たり、制するタケルに「君に僕の気持ちはわからないよ」と吐き捨てて立ち去る。(あんた、まさか・・・)とニコラを案じるラルク。
・激しく落ち込んだ様子のシンジに、事情を知らないノリコ達が慰めるものの、「知らないというのは罪深い事だね」と呟くカヲル君、「でも、いい機会だと思う」「そのレナードという彼のやろうとしている事・・・。とても興味深いな。シンジ君・・・。きっと次の出撃は君にとっても、大きな意味を持つ事になると思うよ」と微笑みかける。
・第3新東京市跡地に設置されたTARTAROS中枢で、「直径53メートル・・・。これが世界最大にして史上最大のTAROSの中枢だ」とドヤ顔のレナードに、「オムニスフィア転移反応時空通信変容炉・・・つまり、TARTAROSね。もうすぐ動くのね。この世界を修復するための装置が」と応じるかなめ、Z-BLUEが来ると警告するレナードに、「テッサとソースケならヤムスク11であたしが殺したじゃない」と断言し、(それはあの場で君が見た可能性の一つに過ぎない・・・。でも君は、それを疑いもしないんだね・・・)と秘かに独白するレナード。
・「もうすぐ制御コードの調整も完了するわ。それでTARTAROSは完成する。その存在は運命に対する革命だわ」「人類の運命を制御して、あたしが世界を導いてあげるわ。みんなの満足する世界へ」と宣言するかなめ、「・・・でも、不思議・・・」「時々あたしの中であたしでない誰かを感じる・・・そいつはあたしを激しく責め、やる事全てに抗議をしてくるようなの」と呟く。微笑したまま疲れているからだろうと宥めるレナード、邪魔者は俺が排除すると約束し、「自信は?」と聞かれて「客観的に見て、九割程度かな」と回答、自信がないのかと問い詰められて「相手はこの星最強の部隊だからね。10回やったら、俺でも1回くらいは取られるかも知れない」と豪語。
・「あと少しで静謐で透明で優しい世界がやってくる。冥界を通り抜けて、その先にひらけている無限の空・・・。きっとあなたにも見えるわ」と告げるかなめ、「向こうでも・・・新しい世界でも君に会いたい。どんな形でもいいから」と微笑みかけるレナードに、「いいわよ。どこか平和な街で天気のいい日にゆっくりお茶でもしましょう。そうだ。お茶にはテッサも誘いましょう。あなたと仲良しで戦争の事なんか何も知らないあ子と三人で楽しいおしゃべりをしましょう。学校の友達とも、母さんとも会える。みんな、元気で・・・。それで今度こそ、あたしは幸せになるの」と無表情に語り、「・・・彼には会わないのか?」と問うレナードに「誰の事?」と反応せず。
・そろそろ例のものの準備に入ると告げるレナード、「まずはあれを使い、次元境界線を・・・世界の在り方に亀裂を入れる必要がある」と宣言。「気をつけてね。あれは取扱いが難しいから。それに下手をすれば・・・」と警告するかなめに、「そちらは大歓迎だ。もっとも、その相手をするのはZ-BLUEだけどね」と不敵に微笑。
・(レナードの言っていた彼・・・あ・・・ソースケか・・・何ですぐに思い出せなかったんだろう?確かとても大切な人だったはずなのに・・・自分の手で撃ち殺した罪悪感が彼を忘れさせようとしてるのかしら・・・)と黙考するかなめ、(・・・下らない。彼を殺したのは、かりそめの現実の中の出来事。向こうの世界に行けば、ぴんぴんしてるわ。その気になれば、いつでも会える。この計画さえ無事終わらせて、世界を救いさえすれば・・・だから、急ごう・・・。あたしは・・・世界を救うんだ・・・)と確信。(lll゚Д゚)
・アマルガムに混ざってるベック、「ゲイツの野郎は死んじまって、カン・ユーの野郎は消息不明・・・旦那抜きでセコくやってきたが、ここらが潮時かもな・・・」とボヤき、盗聴したレナードらの真の目的が時空修復らしいとダヴ、Tボーンに告げ、「どうせ並行世界が新しく出来るだけで、そこの俺は何も知らずに生きてくだろう。だがよ、そこの俺は今いる世界が、誰かが自分の都合で創ったもんだってのも知らねえわけだ・・・シャクに障るぜ。要するに、そこの俺は過去を・・・メモリーを奪われた存在だ」と怒りを吐露しつつ、駆けつけたZ-BLUEと対峙。
・「まさか出迎え役が君とはな、ベック」と皮肉るロジャーに、「好きでやってるわけじゃねえが、これも腐れ縁ってやつだ。精々ハデにやらせてもらうぜ!」と苦笑するベック。一方、「な、何だか・・・変な感じがして・・・」と戸惑うシンジに、(感じているんだね、シンジ君も。あそこと同じ空気を・・・)と険しい顔のカヲル君。「俺は千鳥を見つけ出し、全てを終わらせる」と宣言する宗介、(君がどこにいようと、どんな状況だろうとやってみせるぞ、千鳥・・・!)と心に誓い、テッサの号令一下、戦闘開始。
・2PPイベント発生。「彼等も世界の変容を求めるか」とレナードがほくそ笑む中、西にかつてシンジ達が倒した第9および第10の使徒が出現。驚愕するアスカ達に、「ここの空間のせいだろうね」と険しい顔のカヲル君、「既にここは、原因と結果が混濁している。物事の先とか後とか、そういうものは意味を成さない」と説明し、「じゃあ、あいつ等はここにセントラルドグマがあると思い込んで過去だか、どこかからやってきたっての!?」と憤るアスカを「強引に理屈をつければ、そうなる」と肯定しつつ、(そして、彼等が引かれたのはあれの存在のためだろうね)と推測。
・「・・・やらなきゃ・・・」と呟くシンジ、「アスカを傷つけた使徒・・・そして、綾波を奪った使徒・・・あいつ等は・・・僕が倒すんだ・・・!」と気炎を上げ、「わかってるよ、シンジ君。彼等の相手をするのは僕達の役目だ」とカオル君が微笑んでフォロー。
・「丁度いいわね。あれがZ-BLUEを止めてくれる」と無表情にコメントするかなめに、「哀れだね、新たな生命を求める虚ろな放浪者。でも君達に、あれを渡すわけにはいかないんだよ」とレナードが使徒を嘲笑、戦闘再開。
・宗介が戦闘時セリフイベント。(待っていろ、千鳥・・・。今度こそ、君を救い出す。レナードも、ソフィアも、少佐も知った事か・・・!君を取り戻すためなら、俺はどんな手でも使う!)と独白する宗介。
・ロジャーがベックと戦闘時セリフイベント。「せっかくの大舞台だ!ここで全ての決着をつけてやるぜ、ロジャー・スミス!」と挑むベック、「すまないな、ベック。私は君のような暇人と違い、この後のスケジュールも詰まっているのだ。よって、君の相手の方はさっさと終わらせてもらう!」と揶揄するロジャーに、「やっぱりてめえは、この世で最もムカつく野郎だぜ!」と憤る。
・2PP、分析かけた第9使徒に、愛・闘志・攻撃指揮かけた桂&ダンクーガの再攻撃MBで瞬殺、SRポイントget。
・2PPロジャーでベック説得。「戦いをやめる気はないか?」ともちかけるロジャー、「自由気ままに暴れている頃やファイヤバグの傭兵稼業はともかく、今の君は君らしくない。小悪党であり、正しきチンピラである君が世界を破壊するなど、あまりに不似合いだ」と真顔で言い放ち、「てめえ、ケンカを売ってんのか!?」と怒るベックを意に介さず、「捉え方は君次第だ。だが、旧知の人間が堕ちていくのを見るのは私としても忍びない。たとえ、そのスタート地点が私の目から見ては最低のチンピラ稼業だとしても」と苦笑。「頭に来たぜ!ちょいと前までは俺も身の振り方ってのを考えてたが、そいつは後回しだ!まずはお前を叩き潰す!これからの事は、その後だ!」と見事に逆効果。(^^;
・2PP、ニコラの遠距離操作でロジャーがベック撃破、やってられないと罵ってベック撤退、「・・・とりあえず、これで奴もアマルガムとは切れるだろう」と苦笑するロジャー。
・2PP雑魚殲滅後、第10の使徒を撃破してイベント発生。シンジ達を狙い組み付いてきた使徒に、助けに入ろうとするZ-BLUEの面々だが、「その必要はない」と拒んだカヲル君、死ぬ気かと問われて「シンジ君がそれを選ぶならね」と微笑、「過去が変えられないとしたら、君はどうする、シンジ君?」と問いかけ、「自らのやった事に苦しみながら生きるなら、そこから逃げるという手もあるよ」と提案。
・「僕・・・は・・・」と呻くシンジ、赤木やシモンに励まされ、ゼロからも「過去が変えられなくても未来は変えられる!過去に背中を向けたなら、君の目は前を向いているはずだ!!父の呪縛も運命も関係ない!君は今、何を見ている!?」と叱咤されて、「僕は・・・逃げちゃ・・・駄目なんだ」と顔を歪めながらも宣言。
・「わかったよ」とカヲル君が微笑むや、時空を越えて『槍』が飛来、「シンジ君」と促されて手にしたシンジが「僕は・・・!戦うんだ!」と吠えて槍を四腕で振るい、使徒瞬殺。「やった・・・」と呆然と呟くシンジ、「あれはロンギヌス・・・それともカシウス・・・」とマリが呟き、「どちらにしても槍がEVAに・・・」と焦るアスカ。
・「どうする、姫?危険だって事でやっちゃう?」と険しい顔で問いかけるマリに、「・・・いいよ」と否定するアスカ、「およ?」と驚くマリに「だけど、槍が2本揃うような事になったら、その時は・・・」と後ろめたそうに言い訳。
・「槍が・・・こちらの世界にあるなんて・・・」と驚くシンジに、「彼はあれを使って、時空を強制的に歪めていたようだね」と説明するカヲル君。そこへ「槍が手元から消えたのは想定外だったけど、もうそれは役目を果たした」とレナード・テスタロッサが出現、「計画は第二段階に移行する。次はイオタ波の放出で全世界の人間の80%以上に死んでもらう」と言い放ち、「知らなかったようだね。世界を個人の意志で創り変える・・・つまり、無理矢理に時空修復を起こすためには・・・生命の力による抵抗を極力削らなくちゃ駄目なのさ」「生命の力は、存在しようとする力そのものと言ってもいい。それが理の改変を拒むのなら、いくら次元力だと言っても、事象を制御する事は出来ないんだよ」と説明、「だけど、心配する事はない。こことは別の世界で、そうやって死んだ人達も別の人生を送れるだろうさ」と冷笑。
・新しい世界を誕生させるためこの世界を滅ぼすと宣言したレナードに憤るZ-BLUEだが、「君達の許しをもらうつもりなど最初からないよ」と言い放つレナード、「こうは考えられなかったのかな?俺が負ける事など考えてもいないと」と不敵に嗤い、30機以上の巨大ASベヘモスを大量投入、「連戦で消耗し、使徒の相手をしてきた君達で勝てるかな?少なくとも、こいつ等を突破するためには相当の時間がかかるだろう」と冷笑。
・「・・・これがあなたの切り札なのですね、レナード・・・」と呟くテッサ、「白旗を揚げるかい、テレサ?」と冷笑するレナードに、「そんなものをこの場に持ってきていると思ったら、大間違いよ!・・・サガラさん!」と決然と号令。「了解!」と応じた宗介がレーヴァテインで突貫、「やるぞ、アル!妖精の羽だ!」「了解」と妖精の羽起動!「ミラが開発した新装備、妖精の羽・・・。その効果は自機を含めた効果範囲内全てのラムダ・ドライバを一時的に無効化する・・・」とテッサが明かす中、「ラムダ・ドライバなど、インチキだ、サギだ、ペテンだ!そんな超常現象が起きるはずがない!消えろ!!」と宗介が渾身のマイナスイメージを載せ、ラムダ・ドライバ無効化されたベヘモスは自重を支えきれず全機自滅、「成功です。軍曹殿のガンコな現実主義が状況を覆しました」とアルが賞賛。
・「聞こえるか、千鳥!俺は君を連れ戻しにきた!」と呼びかける宗介、「・・・優しい言葉も考えてみたが、俺は相変わらず、こういう奴だ。野暮な言い方しか出来ない。」と断り入れて、「君はもっとガッツのある女だと思っていた、って事だ。わかるか?」「俺は君にがっかりしている。君はもっとすごい女だと思っていた。いや、待て・・・。それも正確ではない。実は昔から本当はムカつく事も多かった。人の頭はポンポン殴るし、冷静な議論など許さないし、俺を餌付けしてコントロールしてるんじゃないかとむかむかした事もある。平和な暮らしを知らない哀れな俺への配慮が全くなかった。今にして思えば、あれはフェアではない。君はひどい奴だ」とか脱線しつつ、「・・・とにかく言いたいのは君は俺が全てを投げ打って救い出すに足る女なのか、という事だ。本音を言えば、首をひねってる感じだ。ニケーロでもヤムスク11でも、あと一歩だったのに君がモタモタしてたせいで救出できなかった。まったく・・・どこのお姫様だ、君は?実はやる気がないんじゃないのか?本当はどうでもいいと思ってるだろう?」と毒づき始める。
・(あの男が、こんなにベラベラしゃべるはずがない。あたしを動揺させるつもりだろうけど、その手には乗らないわ。馬鹿馬鹿しい)と無表情に黙殺するかなめだが、「何が一緒に帰ろう、だ。お前は大嘘つきのクソ女だ!」等、段々エスカレートする罵詈雑言に、(何なのよ、もう・・・。気分が悪い・・・)と独白、「・・・聞こえてるわよ」と遂に反応。
・ところがかなめをソフィアだと決めつけた宗介は一切取り合わず、「俺がわざわざ戦場でわざわざ涙声で説得をするとでも思ったか?残念だったな。俺が乗ってるのはガンダムではなく、ASだ。笑わせるな。俺が来たのは、お前等を邪魔して徹底的に困らせるためだ」とせせら笑い、「これから台無しにしてやるぞ。俺の得意技は火付けと壊しだ。お前等が必至に崇めてる、下らんオカルト装置など5秒で無様なガラクタの山に変えてやる」と宣言、「憐っぽく懇願してみろ。やめてくれ、これは僕等の希望なんだ、と。俺はお前等の泣きわめく姿がぜひ見たい。めそめそと卑しく、僕等はこんなに傷ついてるんだ、こんな世界、消えてしまえ・・・だのと言い訳してみろ」「さらし者にして、1万2000年先まで 笑いものにしてやる!」と罵倒。
・「・・・何もわかってないのね。あたし達が求めているのはもっと優しくて繊細な世界・・・。ただそれだけなの」と抗弁するかなめだが、「黙れ、あばずれめ!」と宗介一喝、「だいたい、わかるわからないの話じゃない。俺はそうすると決めた。お前等は全力で阻止しなければならない。これぞ戦争というやつだ。シンプルな強制と、その応酬・・・。俺は、こいつが大好きだ!以上!覚悟しろ!」と啖呵切り、「ご静聴ありがとうございました」と締めくくる。「見事だったぞ。俺の言いたい事も代弁してくれた」と苦笑するヒビキ。
・業を煮やしたレナードが、ベヘモス残機を引き連れてベリアルで出現、狙撃でレーヴァテインの肩部ユニットを破壊し、妖精の羽は使用不能に。「さっきのご高説は聞かせてもらったよ。なかなか面白かった。彼女がソフィアだと知っていたようだな」と冷笑するレナードに、(ソフィアは今、千鳥を乗っ取っている自覚はない。自分は本物の千鳥だと思っている。もし千鳥の心が、どこかにあるのなら後は彼女に託すしかない)と独白する宗介、(俺が彼女に伝えられる言葉はあんな罵声と挑発しかない。だが、それは俺の知る最も強い言葉だ。使い慣れない愛の言葉なんかより、俺らしい言葉の方がきっと届くはずだ)と一途に想いを込める。
・「全ては計画のためだ」と想いを寄せていたはずのかなめさえ切り捨てるレナード、「あくまで今の世界を否定したいわけか」と問い詰める宗介に、「あるべき姿に戻すだけだ」と言い張り、「堂々巡りだな。お前とは話にならない」と吐き捨てる宗介、「結局、俺達は宿敵同士にもなれず、ただ互いが邪魔だったというだけの関係だな」と苦笑するレナード、「ならば、戦いで決着をつけるだけだ」と宣告。
・「レナード!あなたは・・・!」と責めるテッサだが、「引っ込んでろよ、テレサ」とレナードがマクロス居住ブロックに痛撃、「君にかわせるか?このアイザイアン・ボーン・ボウが」と宗介を挑発。「あの弓はラムダ・ドライバの力をそのまま攻撃エネルギーに転用しているらしい!」と警告するヒビキに、「見えないだけでなく、力場で防ぐ事も出来ないか!」と警戒する宗介。一方、テッサはカナメの位置を把握、陸戦部隊に奪還を命じ、「気をつけてください!おそらく敵の歩兵を指揮しているのはカリーニン少佐です!」と警告。
・「さあ来いよ、サガラ!Z-BLUE!君達の目の前で世界の変容を始めてやる!」とレナードが吠え、「通してもらうぞ、レナード!千鳥の所へ行くためにも!!」と宗介が応じて、戦闘再開。
・レナードのベリアル削ってイベント発生。邪魔するZ-BLUEが理解できないと言うレナード、「建前はいい。君達の本音を聞かせろよ。本当は憎んでいるんだろ?呪っているんだろ?自らの運命を・・・この世界そのものを」と告げ、「あなたは何を・・・!?」と訝しむテッサに、「君達の事は調べさせてもらったからね。大切な人達を失い、自らの過去を悔やんでいる者・・・」「将来に絶望し、未来に怯えている者・・・」「不安を抱え、今この時から逃げ出したい者・・・」とあげつらい、「俺につけば、その全てから解放してやる事も出来るのに」と冷笑。「・・・さすが、ベリアルなんて機体に乗ってるだけある。悪魔のささやきだな」と睨みつけるヒビキ。
・更に、時空修復を見送ればメリットがあると続けるレナード、「イオタ波による精神汚染・・・。それによって新地球皇国も事実上、滅ぶだろう」と告げ、リアクターやZ-BLUEの面々などの精神力の強い人間以外はイオタ波に呑まれて死滅すると予測、量的な戦力差をひっくり返し、強い人間達により地球を奪還可能と説き、「そういう人間でなければ、これからの絶望の未来なんてとてもじゃないけど立ち向かえない」と言い放つ。
・そこへミカゲ、ズール、宇宙魔王、ハーデスらが次々周囲に出現、神の座に昇らずして神の力を使う様を見物に来たと告げ、地球人はいびつな種と呆れてみせる。更に「邪神達よ。君達は地球人の力を過小評価している」とアドヴェントまで現れ、「私は神の力を使おうとする彼を激励に来た」「存分にやるといいよ。絶望の未来へ抵抗する姿は美しくさえある」と言い放つ。
・「お前達が真理から目を背けるならそれはそれでいい」とズール、「この星を手に入れるのは、お前の時空修復が終わってからだ」と宇宙魔王、「それまで殺し合うがいい。神の座へたどり着く事ない中途半端な種よ」とハーデスが言い置いて撤収。アドヴェントも「私は今までも・・・そして、これらかも君達の味方だ。待っている。君達が私と共に戦う日を」と爽やかに微笑み撤収。
・「純粋に興味で見に来たんだろうね。自分達とは違う道を選んだ俺の事を」と苦笑するレナード、「何の話だ?」と戸惑う宗介に「さてね・・・。彼等の相手は君達に任せるよ。俺達の時空修復の終わった後の世界で思う存分に殺し合いをやってくれ」と冷笑。
・シモンがレナードと戦闘時セリフイベント。世界はこれで正しい道を進めると主張するレナードに、「だったら、その世界でお前の気に食わない事が起きたら、どうするつもりだ!?」と問うシモン、言葉に詰まったレナードに「いちいち過ぎた事をグチグチ言う奴に何かが出来ると思うなよ!お前の腐った根性と計画は俺のドリルがぶち抜いてやる!!」と啖呵。(*゚ー゚*)
・万丈がレナードと戦闘時セリフイベント。「君と言葉をかわす気はないよ。なぜなら、僕は君を軽蔑すると同時に哀れんでいるから」と告げる万丈、気色ばむレナードに、「未来に希望を見出せない者にこの世界を好きにさせはしない!太陽は、また昇る!それが信じられない君の言葉など、僕は聞く気はない!」と啖呵。(´ε`*)
・シンジがレナードと戦闘時セリフイベント。「知っているよ、碇シンジ君。君が後悔の中で生き、世界をやり直す事を願っているのを」としたり顔で告げるレナード、「今からでも遅くない。その槍と共に俺の所に来れば、君の償いにも手を貸そう」と誘惑。今ここで生きている人の生命を奪えないと顔を歪めて呟くシンジ、「僕には、あなたのやり方が正しいとは思えない・・・!僕は僕のやり方を探す・・・!あなたを、ここで止めて・・・!」と叫ぶ。
・バサラがレナードと戦闘時セリフイベント。「理屈を並べる前に俺の歌を聞けぇぇぇぇぇっ!!」と問答無用のバサラに、「君のように生きられたなら、それは幸せだったかも知れないな・・・」と苦笑するレナード。(^^;
・4PP雑魚殲滅後、完全包囲してかく乱、分析、脱力等かけたレナードのベリアルを集中攻撃、力ずくで撃破して戦闘終了。
・「くっ・・・!このベリアルが負けただと・・・!」と歯嚙みするレナード、しぶとく宗介と対峙して「勝手に勝った気になるなよ、サガラ!ベリアルが負けたのは、お前にではない。Z-BLUEにだ!そして、ASが失われようと俺が終わったわけではない!」と言い張る。「見下している俺に完全にとどめを指されなければ、負けを認めないだろうと思っていた」と告げる宗介、「他にもお前について知っている事がある。テッサから聞いた。彼女は母親のした事を知っている」「わかるか?知っているんだ」と宣告。
・激しく動揺して「テレサが・・・」と呟くレナード、(俺が・・・母親に存在を否定された事を・・・)と独白、「・・・知っていながら、何故・・・俺の邪魔が出来る・・・テレサはおかしい・・・!異常だ!結局、あの女の娘って事か!」と口走る。・・・いや、単に大人だからってだけで。やっぱこいつキショい・・・(´д`)
・一方TARTAROS中枢のかなめ、「高次元生命体・・・神・・・か・・・」と独り呟き、(その力で世界を救えるのならば、あたしは神にでも何でもなる・・・運命を司る三女神・・・。あたしはクロトにして、ラケシスにして、アトロポス・・・受け入れられない世界・・・否定すべき出来事・・・。それら全てをあたしは引き受け、慈しみ、変容させる。これからずっと・・・。誰もが納得できるまで・・・世界の変容を今・・・)と独白。
・世界の変容が始まる予兆に、「千鳥!」と叫ぶ宗介、(待っていろ、すぐに行く・・・!たとえ、そう出来ない未来が待ち受けていようと俺は進む・・・!その意志にこそ意味があるはずだ・・・!俺はもいう言われたままに人を殺すマシーンではない!悩み、惑い・・・そして決断する人間だ・・・!)と力強く誓う。既に世界の変容が始まり過去に向かっていると嘲笑するレナード。
・(ささやく・・・ずっと遠く・・・過去まで届く強い声で・・・この歪んだ世界を誰も傷つかない平和な世界へ、よれて崩れた機物を織り直すの・・・。この声の糸で・・・やり直す・・・。全てを18年前のあの日から・・・そうすれば、18歳になる頃の私は家族で仲良く暮らし、学校でクラスメートと高校生活を楽しみ、そして・・・)と独白するかなめ。だがそこに(・・・違う・・・)(・・・れが・・・ク・・・女よ・・・)(誰・・・が・・・女よ・・・)と異なる想いが錯綜、そして遂に「誰がクソ女よ、ソースケ!!」と本来のかなめが覚醒。
・「おい、こら!ネクラのムッツリ軍曹!黙って聞いてれば、好き勝手ばっかり!」と怒鳴るかなめ、「あたしにはあたしの苦労があったの!常識的に考えたら、今こうやって怒鳴る事なんか不可能だったの!だいたいね、あたし・・・フツーの女子校生だったのよ!ちょっとくらいねぎらいの言葉をかけてくれたっていいんじゃないの!?」と抗弁、「なんであんたみたいな戦争ボケのネクラ男にそこまで言われなきゃならないのよ!あたしこそがっかりよ!時間なら、ちょっとはあったでしょ!?もっとこう・・・甘い言葉とか用意できなかったの!?なんで最後の最後まで、そういうノリなの!?別にいいじゃない!愛じでるんだ、がなめ〜!とか鼻水たらして言ってみても!」と猛抗議。かなめの人格から遊離してしまったソフィア、(ああ・・・こんな事を言うためだけに彼女は出て来てしまった・・・。こんな馬鹿げた、子供じみたうっぷんを晴らすためだけに・・・)と嘆き、(こうして彼女と分かれてしまった今なら理解できる・・・彼女が千鳥かなめ・・・。私は・・・ソフィアだ)と遂に自覚しつつ、(でも、まだ大丈夫。私はこの子を、今こそ本当に屈服させる。苦しめ、ねじ伏せ、従わせる。そうして変容を実現する。嘘偽りのない、この私が)と決意。
・「あ〜スッキリした」と笑うかなめ、(やっと叫べた。彼のおかげで・・・)と宗介に感謝しつつ、「さて・・・どうするの、ソフィア?」と対峙し、「これはあなたが始めた事よ。あたしは関係ない。協力なんて出来ないわ」と拒絶。
・ささやき始めた時からかなめは反抗的で攻撃的だったと責めるソフィア、「あなた・・・自分の要求がどれだけムチャか、わかってないの?」と呆れるかなめに、「私は不幸なまま、無残に死んだ。それに甘んじろというの?18年前、ヤムスクでの実験の生贄にされた、あんな人生の終わり方を認めろって言うの?」と迫る。
・本当にひどい、と心底から同情するかなめだが、「だとしても!あたしの心は・・・あたしの人生はあたしのものよ!あなたに捧げるわけにはいかない!それに世界中の人の生命を犠牲にして、世界をやり直す事も許せない」と宣告。
・それに対して、今戦っている愛しい人の死に直面しても同じ事が言えるのかと嘲弄するソフィア、現実でベリアルにレーヴァテインのコックピットが貫かれる様を見せつけ、「現実に起きている事よ。どう?これでも一からやり直す手段を選ぶ気にならない?」と迫り、「受け入れたくない、絶対に許容できない・・・。この気持ちを知っていたはずなのに、あなたは私にご高説を垂れたの」「覚えているでしょ?今と同じ気持ちになった事を。四年前、お母さんを亡くした時の事・・・」と責め立てつつ、心の痛みに怯むかなめにやり直しを誘惑しつつ「そして私はあなたになる・・・」と迫る。
・気付けば完全な空白の虚無に対面するソフィアとかなめ。「これが・・・あたしの望んだ世界よ」と決然と告げるかなめ、「・・・最初はあたしも18年前に戻って戦いのない平和な世界を望もうとした。そうしたらあたしは家族と仲良く暮らして、普通の高校生の彼・・・サガラ君と出会って、恋をして・・・でもね・・・その世界の彼にはきっと頬に傷はない・・・苛烈な戦いの日々が彼に刻みつけた唯一無二の傷跡が・・・」と吐露、「あたしが望んでいるのはサガラ君じゃない・・・残酷で無慈悲な破壊と殺戮の世界・・・。そこでの戦争と混沌の中で育った彼・・・相良宗介よ。だから、あたしは帰るわ。あの世界へ」と宣言。
・「・・・本気なの?彼を見殺しにするの!?彼も、お母さんも!?みんな見捨てて、何もしないなんて大罪だわ!」と糾弾するソフィア、「だとしても、出来る事なんか・・・もうない」と呟くかなめに、「ある!今から再生の調べを奏でるの!諦めちゃ駄目だ!」と叫び、逃げ出そうとしている、投げ出そうとしていると非難。「投げ出してなんかない。諦めてもいない。たとえ1分後に世界が滅んでしまうとしてもその1分間は前へ進む・・・。そうする事にこそ意味がある。彼が・・・仲間達と共に今の自分と今の世界で。その自分が、そう思う意志にこそ価値がある」と告げるかなめ、「あたしは生き続ける。彼のいない世界で」と決然と宣言。
・死者を甦らせる術を使わないなんて、と責めるソフィアに、「・・・本当にそんな方法があったとしても・・・それは・・・きっと使っちゃいけない力だよ・・・」と顔を曇らせたかなめ、「あいつなら、きっとこれで納得する!だって・・・!だって・・・メソメソしてやり直すあたしなんか、あいつは絶対好きにならない。そんな女じゃ、あいつは生命を懸けられない!だから・・・だから、あたしは・・・!」と断言、懇願するソフィアをはねつけて「あいつに・・・ガッツのある所を見せてやる!」と健気に叫ぶ。(T^T)
・「私が・・・消えて・・・イク・・・」と呟くソフィア。「あたしは・・・ソースケなんかいなくたってちゃんと生きていけるよ」と強がってみせるかなめ、「ソースケ・・・う・・・ああああああああああああっ!!」と号泣。(;ω;)
・一方、現実世界でレーヴァテインのコクピットを貫いたベリアルだが、逆に機体に組み付かれ、「逃がしませんよ」とアルが宣言。「AI!?サガラは!」と驚愕するレナードに、「俺はここだ!」と機体から離れた生身の宗介がアーマーマグナムで必殺の一撃!
・「キリコに戦術ごと借りてきた。もうその機体ではラムダ・ドライバは張れまい」と告げる宗介、爆発するベリアルから脱出するレナードに肉迫、「動くな。もうお前に戦う力は残っていない」と降伏勧告。
・「・・・まさか、最後の最後に・・・あんな手に引っ掛かるとはな・・・」と苦笑するレナード、「俺も驚いている」と明かす宗介に、「そうだな・・・。テレサの話が案外こたえていたみたいだ。あいつ・・・おふくろの事を知ってて・・・それで、こんな真似が出来るなんて・・・頼りない妹・・・馬鹿な奴だと思っていたのに俺より余程タフだって事か・・・」と呟き、「・・・よくわからないんだ。俺は・・・何もかもイヤになっていた。ずっと前から何もかも下らなく思えてどいつもこいつも馬鹿に思えて・・・異常だってのはわかってる。だから、まともになりたかった。まともになる方法は、これしかないと思っていた」と述懐。
・「俺もまともになりたい・・・。ずっとそう思ってる」とわずかな共感を示す宗介だが、「・・・お前は、まともになんかなれないよ」と冷笑するレナード、「・・・ようやく少しはわかりあえた・・・。このまま友情を育みながら死んでいく・・・そんな結末になると思うか?」と嗤い、隠し持った時空震動弾の起爆スイッチを操作、「10分後に、この第3新東京市跡地の半径20キロは転移に巻き込まれる。どういうわけだかわからないが、世界の変容は止まった・・・。ならば、これは只の自爆スイッチだな」と自嘲、「ついでだ・・・。TARTAROSも自爆させて、千鳥かなめも・・・」と冷笑。
・そこへ突然銃声が響いてレナードが倒れ、「あの娘を失うわけにはいかない」とカリーニン少佐が現れる。「少佐!まだ計画を諦めてないのか!」と叫ぶ宗介、ちょうど脱出してきたかなめを「来るな、千鳥!」と制し、不利と見て逃げた少佐を追撃、ヒビキに千鳥を託しつつ、「必ず戻る・・・そして、帰ろう。俺達のあの教室へ」とかなめに微笑みかける。「約束だよ」と笑顔で応じたかなめに見送られ、少佐の後を単身追う宗介。一方、ヒビキがかなめを保護しつつ、陸戦隊や負傷者の収容、離脱準備を急ぐZ-BLUE。
・(レナード・テスタロッサ・・・。あれ程の力を持ちながら、何故あんなやり方しか出来なかった・・・お前なら、もっと他にやり方が・・・嫌な気分だ。死んでから言いたい事が次々思いつく・・・)と黙考する宗介、「だが、今は・・・!少佐を追う!」と宣言。
・遂に少佐を追い詰めた宗介、「・・・ナイフを抜け。お互い銃弾が尽きた以上、最後は格闘戦だ」「決着は俺自身の手でつけるべきだと思った」と宣告、「少なくとも刺し違えるつもりで来た。・・・言い訳があるなら、聞いてやるぞ」と告げながら生身のナイフ戦に突入。
・「お前には戦う術を教えてきたが、前から思っていた事がある」と言う少佐、「才能がない」と断言。(そんな事は言われるまでもなくわかってる。・・・俺は決して天才じゃない。格闘も少佐には及ばない。狙撃もASの操縦も、俺より上手い奴はいくらでもいる。俺の強みは・・・)(せいぜい土壇場のしぶとさぐらいだ!)と覚悟を決めて突貫。
・「あんたのナイフは折れた。俺の勝ちだ」と宣言する宗介だが、(無理だ・・・自分に少佐が殺せるわけがない・・・俺にとって少佐は・・・親父なんだ・・・)と独白。「・・・だから言った。お前には才能がないと」と告げる少佐、「お前は狼の群れの中で育った子羊だ。血に飢える事もないし、肉をむさぼる必要もないのに狼のふりをしてきた・・・。そうしなければ生きられなかった。これほどいびつで、これほど悲しい生き物がどこにいる?」「もっと正しい場所があったはずだ・・・あの日、お前を墜落した旅客機から救い出し、数年後、戦場で再会したお前を見て、私はずっとそう思っていた」と心中を明かし、血を吐いて倒れながら、「・・・これが・・・私からの最後の訓練だ・・・」と微笑。
・既に負った深手を隠していた少佐、「Z-BLUEの陸戦部隊はかつての私の部下達だ。それと戦えば、こうもなる」とボヤきつつ、「お前が何者なのか・・・教えてやろうと思った・・・」「お前はとどめを刺せなかった・・・。そういう事なんだ。優しい子だな」と微笑、「お前を・・・帰したかった・・・。私も帰りたかった・・・。妻のイリーナと・・・子供の所に・・・」と明かし、かつて医療事故でお腹の子共々亡くなった妻を悼む。
・「だから、レナードの計画に乗ったのか!?あんた程の男が、あんな女々しい絵空事に!」と憤る宗介、「私を・・・無敵の男だとでも思っていたのか?」と苦笑する少佐に、「親父というのは・・・そういうものだろう!?」と噛み付く。「どんな親父も・・・一皮むけば、こんなものだ・・・。気付けば・・・ようやく半人前・・・」と微笑む少佐、「イキナサイ・・・」と言い残して絶命。(;_;)
・一方、離脱したマクロスで焦るヒビキ、単独で宗介回収に戻ろうとしてアルトらに止められ苛立つ。そこへ、まだ希望はあると歩み寄るAG。
・行動不能のレーヴァテインに戻った宗介、迎えたアルといつもの軽口を応酬しつつ、Z-BLUEの離脱を確認し、(少佐の最後の言葉、イキナサイ・・・行きなさいなのか、生きなさいなのか、わからないが、どこかで聞いた気がする・・・)と黙考。
・「あいつ・・・ちゃんと千鳥を送り届けただろうな・・・まあいい・・・。最後に会えただけでも良しとする」と覚悟を決める宗介に、「私も、あのチート野郎に陣代高校での借りを返せただけでも良しとします」と応じるアル。「レナードのベリアルか。根に持っていたんだな・・・」と苦笑する宗介。
・そこへAGから通信が入り、陣代高校のクラスメートらからの応援メッセージが届けられる。「・・・ありがとうな、AG・・・。最後の最後にいいものが見られた・・・」と微笑む宗介、「諦めないでください、宗介様!ラムダ・ドライバの起動を!」と呼びかけるAGに、レーバテインのTAROSが破壊されている事を知らせ、「軍曹の思考パターンをトレースしてラムダ・ドライバを使う事も不可能です」とアルが補足。
・起爆まであと1分と迫った宗介、「まだ・・・死にたく・・・ない・・・いやだ・・・。俺は・・・死にたく・・・ない・・・」と涙を流す。そこへ「ひとつ試す前に聞いておきたい。私は人間ですか?機械ですか?」とおもむろに問いかけるアル、「お前が・・・自分で決める事だ・・・。人間はみんな・・・そうしている」との答えを得て、「感謝します・・・」と応じ、「一人でやってみます」と宣言。
・時空震動弾起動後の爆心地で、「Zクリスタルを媒介にした皆様の想いとレーバテインのラムダ・ドライバを同調させれば・・・時空震動さえも防ぐフィールドを発生させられると思ったのですが・・・」と無念を口にするAG。
・(ずるいよ・・・)(最後の最後まで・・・あんたはあたしの期待を裏切って・・・)と嘆くかなめ、「戦争ボケのネクラのムッツリ!あんたなんか・・・あんたなんか!!」と号泣。そこへ「失礼な。戦争ボケとネクラはともかく、ムッツリはとうに脱したはずだぞ」と宗介が現れ、「それにラース・バビロン攻略戦の前にも約束したはずだ。俺は必ず生きて帰るとな」と微笑。
・「ラムダ・ドライバは使えないはずじゃ・・・」と驚くかなめに、「俺が駄目でもアルがやってくれた」と明かす宗介、「だが、さすがの俺も驚いた。アルが単独でラムダ・ドライバを使用し、力場を発生させ・・・それにZ-BLUEのみんなの想いが重なり、あの時空震動を防ぐとは」と説明、「さすがは俺の相棒だ。AIにしておくのが惜しい程のガッツの持ち主だ」と微笑。
・まだ教室には帰れないと詫びる宗介に、「じゃあ、あたしもZ-BLUEの特別隊員として一緒にいる」と宣言するかなめ、「それともウィスパードじゃなくなったあたしじゃ何の価値もない?」と告げ、ソフィアが消えたためウィスパードの力も徐々に消えていくと明かす。「問題ない。君の料理の腕は俺が保証する。その力は生活班で活かされるだろう」と微笑む宗介、「ずっと一緒だ」と約束。「うん!」と満面の笑みで応じるかなめ、恥じらいつつ宗介とかつて約束した再会のキスを交わす。駆けつけたZ-BLUEの面々も喝采祝福。
・宗介生存の報に安堵したテッサ、兄レナードの死を冷静に受け止める自分を意外に思いつつ、(でもきっといつか、苦しむ時が来るだろう。彼に死をもたらしたのは、他でもない私・・・あんな兄でも・・・私に残された最後の肉親だったのだから・・・)とその死を悼む。
・そこへ大塚長官から入電、時空震動の影響か、地球圏外れに次元境界線のひずみが発生、バアルと思われる軍勢が出現したとの報がもたらされ、急遽宇宙へ上がるZ-BLUE。
・北米西部戦線反抗作戦により皇国支配率77.1%に低下。
・Dトレーダーで「どうです、ヒビキさん!ワタシとZクリスタルが宗介様の生還に一役買いましたよ!」とドヤ顔で声をかけるAGだが、無言で俯くヒビキは「ティティが・・・死んだ・・・」と呻き、レナードのクォーターへの攻撃に巻き込まれたと告げた後、「・・・ありがとうな、AG・・・。宗介が助かったのは、お前のおかげでもある」と礼を言って立ち去る。
●第42話:炎
・遂に、この時が・・・!(*゚∀゚)
・蒼の地球近海で、「彼女は翠と蒼の地球の両方が好きだって言ってた。だから、その二つが見られる場所がいいんだ・・・」とティティの宇宙葬を行うヒビキ達。(こんな悲しみを誰かに味わわせたくないから俺達は戦っている・・・その中で君は、俺を救ってくれた。ありがとう、ティティ・・・そして、さよなら・・・)と瞑目するヒビキ。
・案じる宗介に、気持ちを切り替えてみせると約束するヒビキ、(世界をやり直す・・・。その言葉に取り憑かれてしまったら、俺達は前へ進めない・・・レナード・テスタロッサ・・・。その野望は阻止したが、奴の言葉は俺達の心に見えない爪痕を残していった・・・)と独白。
・(・・・ティティさん。あなたの愛した地球は、ノノ達が絶対に守ります。なぜならば・・・)と居室で心に誓うノノ。訪れたニコラが「僕の気持ちは正直に言えば、羨ましい・・・かな。だって彼女は、この後に訪れる絶望を見ずに済んだんだからね」と口にして、絶望の未来を絶対阻止すると言うノノに、「君は僕の事を全然わかってないよ。もうすぐあがりを迎えてトップレスの力を失ってしまう僕の気持ちが!」と身勝手に激昂、「わからないだろうね!トップレスの力を失う事の怖さが!もう飛べなくなる人間の気持ちが!だからさ!どんな手段を使ったって・・・悪魔に魂を売ったってそれを止めたいんだよ!」とノノに掴み掛かり、「君の力をもらう!」「君はバスターマシンそのものなんだろ!それって永遠のトップレスって事じゃないか!だから!君の全てを僕にくれよ!」と言い募る。
・ちょうどノノをブリーフィングに呼びにきたノリコ達が部屋に踏み込み、「ノノから離れなさい、ニコラ!」と怒鳴りつけて制止。「・・・どうして、こんな事を・・・」と戸惑うシンジに、「君やタケルにはわからないだろうさ!タケルのように永遠に強い力を持つ奴や、シンジのように親からEVAを与えられた奴には、絶対にわからない!」と決めつけるニコラ、「僕は怖いんだよ、力を失う事が!それは死ぬのと同じなんだ!」と叫び、こんな事ならプライドを捨ててレナードに頼ればよかったとまで口走る。
・「・・・言いたい事はそれだけ?」と冷たく告げるノリコ、「どんな理由があっても、ノノを・・・そして、ラルクとシンジ君を傷つけた事は許せない」と宣言。一方、「何で私を・・・頼ってくれないの・・・?」と呟くラルク、「いつも自信に満ちて、したたかで、優しさが嘘だってわかってても、それでも好きだったのに・・・!あがりが怖いからって、何で私の事を見ないの!?」とニコラを睨みつける。「トップレスだったから、こうなるんだ!」と言い返すニコラ、「いい歳こいて、何がバスターマシンだよ!何がお菓子系だよ!馬鹿みたいだ!」と吐き捨てて走り去る。
・「あの・・・お姉さま・・・」とラルクを案じるノノだが、「私は・・・お姉さまなんかじゃない!!」と激昂してラルクも走り去る。「どうして、こんな事になっちゃったんだろう・・・」と俯くシンジだが、「・・・偉かったね、シンジ君」「シンジ君は、ニコラに言い返さなかった・・・お前に何がわかる・・・。僕はお前なんかが知らないぐらい、色んな事があったんだぞ・・・って」と微笑みかけるノリコ、「何となくだけど、わかるよ。シンジ君があたし達と離れた後、すごくつらい思いをしたって・・・あたしだけじゃない。赤木さんもボランティア部のみんなもわかってるから」と告げる。
・「・・・やり直しちゃ駄目なんですか・・・」「もし、過去に戻って全てをやり直す方法があるなら、それを使っちゃ駄目なんですか?」と問うシンジに、「・・・あたしにも答えはわからない。でも、あたしはやり直さない」と答えるノリコ、「だって、どんなにつらくて悲しい事があっても、今のあたしは、その時間が作ったものだから。だから、過ぎた事を後悔したり、悲しくなったりする事があっても今のあたしを否定して、元に戻そうとは思わないわ」と微笑みかける。
・元いた世界に帰りたいと思わないのか、と問いかけるシンジに、「思わない・・・って言ったら、嘘になる・・・でも、あたしには覚悟があったから」と答えるノリコ、宇宙怪獣との最終決戦でノリコ達は時間の流れに取り残される事を選んだと明かし、「あたし達の事を誰も覚えていないような遠い未来・・・もうそこには人類の文明は残っていないかも知れない・・・」と呟きつつ、「みんなを守るため・・・。それがあたし達の使命だったから」と微笑み、「結局、遠い未来どころか全然知らない世界に来ちゃったけどね」と苦笑。
・でも後悔してないと笑うノリコ、「格好付けるわけじゃないけど、あたし・・・今この世界を守る事に一生懸命だから、そんな事を考えている暇はないの。それに・・・」「想いは時間も空間も越える・・・。どこにいても、どれだけ時間が経っても大切なものは、いつも胸の中にあるから・・・」と呟き、(お姉さまはコーチへの想いを胸に、コーチと過ごす時間を地球を守るための戦いに捧げた・・・ノリコも同じです。だから、お姉さまはいつもノリコと共にあります・・・)と切なく独白。
・次元境界線の歪みが極大に達して固定化した地点に出撃したZ-BLUE、トップレスの面々の確執を気遣いつつ、木星に出現した謎の金属生命体ELSの襲来を迎撃。「相手が金属ではコミュニケーションも不能。つまりはバアルという事か」と言う宗介に、(本当に・・・そうなのだろうか・・・)と内心疑念を抱く刹那。
・集中できないラルクに、「そんな事では死ぬわよ」と警告するノリコ、「・・・かつてあたしの知っている人は自分の感情を押し殺して、地球のために戦ったわ。世界は違っても、あなたもバスターマシンに乗るのなら、その気持ちを忘れないで」と告げ、「その人は・・・」と問うラルクに、「あたしのお姉さまよ」と微笑んで、戦闘開始。
・ノリコが戦闘時セリフイベント。(もし、世界を自分の好きにできるならあたしはどうする・・・パパが死ぬ前まで戻る・・・?スミスと一緒にいた頃に戻る・・・?コーチが生きていた頃に戻る・・・?・・・あたしは・・・お姉さまに会いたい・・・。やり直すんじゃなくて、今この時の中でお姉さまに会いたい・・・)と独白するノリコ。
・2PP、戦術待機サテライトキャノンやブーストダッシュ等惜しみなく使って、敵全滅。そのまま敵無しで戦闘継続。
・3PPイベント発生。「あのELSだが・・・どうやら脳量子波を感知して動いているようだ」とティエリア指摘し、「奴等を放置しておけば、面倒な事態になる」とハマーンが警告。サイコ・ウェーブや脳量子波はニュータイプやイノベイターに限らず、微弱ながら誰もが持っており、更に大時空震動以降にアースノイド、スペースノイドを問わず覚醒者の数が増大しているとの事で、「人類全体が進化しようとしているのか・・・?」とゼロが問うと、「それはZ-BLUEも同様だ」と刹那が告げる。
・そこへ突然、東にバジュラ、北西に宇宙怪獣が出現。「お姉さま・・・!相手は宇宙怪獣です!ここはトップレスの力を見せる時です!」とノノが呼びかけるものの、「私は・・・お姉さまなんかじゃない・・・!」と拒絶するラルク。「後にして、ノノ。自分の使命がわかっているのなら」とノリコが厳しく告げ、「あたし達の使命は地球を守る事・・・!今はそれに全てを懸けるわよ!」と叱咤、「は、はい!」と息を呑むノノに、「声が小さい!何よりもまず、自分のすべき事をするのよ!」と叱りつけ、「はい!」と答えながら(ノリコさん・・・まるで・・・ノノリリみたい・・・)とノノが独白、戦闘再開。
・3PP、敵撃ち減らしてイベント発生。シェリルとランカの志願により、マクロス・クォーターのフォールドスピーカーから二人の歌うアイモが響き、(聞いて、バジュラ・・・。あたし達の歌を・・・)(私達は敵じゃない・・・。だから、戦いをやめて)と想いを込めるものの、バジュラの動きに変化は見られず。(それでも歌う・・・)(いつか、この歌がバジュラに届くと信じて・・・)と揺るがないシェリルとランカに、「いい歌じゃねえか」と微笑むバサラ&ミレーヌ。
・そこへ次元境界線の歪曲発生、宇宙怪獣に追われるバスター軍団が登場、「今、行くから!」とノリコが割り込んでバスター軍団を庇い被弾。「馬鹿らしい。あんな消耗品を助けるなんて」と吐き捨てるニコラに、「本当にそう思ってるの、ニコラ?」と悲しげに問いかけるノリコ、「この子達は、あたしのガンバスターやみんなのバスターマシンと同じように宇宙怪獣と戦うために生まれたのよ・・・あたし達の仲間じゃない」と説く。
・「下らない。ただの機械じゃないか」ととりあわないニコラだが、「本当のあなたは、そんな事は思っていないはず。ノノが言っていた。バスターマシンに乗るためにはマシンと心を通わせる必要があるって」とノリコが指摘、「そうです!思い出してください、ニコラさん!トップレスになった日の事を!」とノノが呼びかけ、「僕が・・・トップレスになった日・・・」と胸を突かれるニコラ。
・「その時のあなたは希望に満ちていたはず。そして・・・」と説くノリコだが、追ってきた宇宙怪獣が強襲。今度はバスター軍団が割り込んでノリコを庇い、「あの子達は機械なんかじゃない・・・。私達と同じなんだ」とギミー&ダリーが瞠目、「これがわかり合う事・・・心を通わせる事・・・」と呟く刹那。
・傷つき仲間に守られていたツインテール級がガンバスターに接近、「え・・・これって・・・!?」「何かを・・・あたしに渡したいの?」と呟くノリコ、何かを受け取り「これは!?」と驚愕。
・一方、壁になったバスター軍団は壊滅、それを無言で睨め付けるディスヌフに、「お前もあいつ等がやられたのを悲しんでいるのか?」と感じ取るラルクだが、「でも、駄目だ・・・。今の私は・・・こんな気持ちじゃ・・・トップレスの力も・・・」と俯き、「お姉さま・・・」と案じるノノにも「私は・・・お姉さまなんかじゃ・・・」と目を伏せる。
・「戦って、ラルク!」と呼びかけるノリコ、「あなたの中にも火が灯っている!何かを守りたい、何かのために戦うという火が!お願い、ラルク!その火を炎にして!」と説き、ノノも「お姉さま!」と呼びかける。
・「私は・・・!お姉さまなんかじゃない!」と気合入れたラルクがトップレス能力全開、「クレフシン発光!?それが外部から確認できるレベルって・・・!」と驚愕するニコラ達をよそに、「ノリコ!今、行く!!」と突貫、宇宙怪獣の前に立ちはだかり、「下がっていろ、雷王星をぶつける!」と宣言。
・「雷王星・・・!」と驚くノリコに、「僕達の世界の第13番惑星だ!時空震動で今は虚数空間に存在しているはずだ!」とニコラが補足。「それを・・・エキゾチックマニューバでぶつける!」と宣言するラルク、「お姉さま!」と励ますノノに、「私はお姉さまなんかじゃなぁぁぁい!!」と言い張りつつ、新必殺技バスター雷王落とし炸裂、追ってきた宇宙怪獣掃滅!
・「やった!やりましたよ、お姉さま!」と喜ぶノノだが、「まだだ!」とラルクが警告、続けて宇宙怪獣群が出現。後退を促すチコ達だが、「駄目だ!まだノリコが・・・!」と前線に留まるラルク。
・「・・・ありがとう・・・。ラルクもあなた達も・・・自分を犠牲にして・・・」とツインテール級に語りかけるノリコ、「・・・わかった。あなたの生命・・・使わせてもらう」と告げ、傷ついたツインテール級の心臓を抉り出してガンバスターの胸部に収め、「ありがとう」「あなたの生命・・・縮退炉はガンバスターの中で永遠に生き続ける」と詫びつつ、「そして、それはガンバスターを炎へと変える!」と咆哮。(;_;)
「バスター軍団がガンバスターに力を・・・!」と驚くノノに、「あの子達から受け取ったのはそれだけじゃない!」と叫びつつ単騎突貫するノリコ、「今、ガンバスターに二つの火が揃った!目を覚まして、お姉さま!今こそ、あたし達は炎になる時です!」と檄を飛ばし、目覚めたカズミと共に伝家の宝刀スーパーイナズマキック炸裂、宇宙怪獣群瞬殺!(T^T)o
・「な、何だ、あのパワーは!?」と驚愕するラルクに、「これが炎となったガンバスター!」「人類を守る無敵の力よ!」と応じるノリコとカズミ。「待たせてしまったわね、ノリコ」と微笑むカズミに、悲しみも苦しみも全て忘れたと笑顔で応えるノリコ。(;_;)
・ブラックホールに呑まれガンバスターから放り出されたカズミは、ノリコとの再会、そして共に戦う事を願い、その想いが時空を越えて肉体を生まれ変わらせたため、初めてのガンバスター搭乗時と同程度の年齢に若返り、更にその想いに応えたバスター軍団が迎えに行ったらしい。「まさに宇宙の神秘!」と驚くゼロ、「フ・・・長く生きていてもここ最近、驚かされる事が多いな」と苦笑するC.C.だが、「これはお姉さまの想いが引き起こした奇跡です!」と断言するノリコ。
・ラルクと再びタッグ組んだノリコ、「お姉さまとあたしが揃ったからには怖いものはありません!」と宣言、「そして、ここがどこであろうと私達のやる事は一つ!」「炎となったガンバスターは人類を守る希望です!」とカズミと共に気炎を上げて戦闘再開。(長く美しい髪にナイスバディに聖母の微笑み・・・。あれは・・・)と独白するノノ。
・3PP、バサラの歌で大物バジュラ一掃。
・ラルク戦闘時セリフイベント。(私は・・・ニコラの何だったんだ・・・私は・・・姫なんかじゃない・・・。ノノのお姉さまなんかじゃない・・・。私は・・・本当の私は・・・)と思い悩むラルク。
・3PPバジュラ全滅してSRポイントget。ランカ達の歌が届かなかったと落胆するボビーに、「一度や二度で諦めてんじゃねえ!次はハートに届くまで歌え!って、熱気バサラなら言うでしょうね」とキャシーが微笑、「本艦は今後も可能な限り、二人の歌を支援するぞ」とジェフリー艦長が宣言。
・ノノが戦闘時セリフイベント。(お姉さま・・・強くて優しくてステキなお姉さま・・・。ノノは・・・どうしたらいいのか、わかりません・・・こんな時・・・ノノリリだったら、どうしたんです・・・)と懊悩するノノ。
・ニコラが戦闘時セリフイベント。(どいつもこいつも僕の気持ちも知らないで・・・!こうなったらヤケだ!どうせ、トップレスの力を失うならば、英雄っぽく華々しく散るのもありだ!)と独白するニコラ。
・ノリコ戦闘時セリフイベント。「お姉さま・・・」と思わず感涙に咽ぶノリコに、「たとえ、それが喜びのものであろうと戦場で涙を流すな、タカヤ!あの人なら、きっとそう言うわよ、ノリコ」と凛々しく諭すカズミ、「泣くのは二人で思い切りやりましょう。あの敵を倒してから」と微笑みかけ、「私達、一人一人は小さな火だけれど二つ合わされば炎となる!」「炎となったガンバスターは無敵です!見ていてください、コーチ!!」と二人で気炎を上げる。(T^T)
・4PP敵全滅して戦闘終了。
・「ただいま、ノリコ」「お帰りなさい、お姉さま」と笑顔を交わすノリコとカズミ、それを見て「オカエリナサイ・・・」と呆然と呟くノノ。
・「・・・馬鹿げている・・・。こんな都合のいい事が起きるなんて・・・」と呟くニコラに、「頭の固い少年だな。まるでつまらん大人のようだ」とハマーンが揶揄し、「君の気持ちもわからなくはない。だが人は、いつか大人にならなくてはならないんだ」と説くアムロ。
・「あなたのように力を持った人に言われてもイヤミにしか聞こえないんですよ」と噛み付くニコラに、「・・・俺のニュータイプ能力が16歳の時より落ちているとしてもか?」と問うアムロ、「きっとこれは余計なしがらみを抱え、目の前の事を素直に捉えられなくなった結果だろう」と自嘲しつつ、「だけど今の俺は、あの時の俺よりずっと強くなったという自負がある」と断言、「それは私が保証する」と苦笑してシャアも肯定。
・「ニコラ・・・。もし君がトップレスでなくなっても君は君だ。もし君に戦う意志があるのなら、いくらでも強くなる方法はあるはずだ」と説くアムロに、「・・・やっぱり、あなたは外野だ。トップレスの事なんて何もわかっちゃいない」と反発するニコラだが、「だけど、このまま負け犬として終わるのは僕のプライドが許さない」と不敵に笑い、「心配しなくていいよ、姫。もう二度とヤケになりはしない。もしかしたら、ノリコのお姉さまみたいな奇跡が起きるかも知れないしね」とラルクに微笑みかける。
・「忘れないで、ニコラ。奇跡は起きるものじゃなくて、起こすものである事を」と励ますノリコ、ラルクにも「見せてもらったよ、あなたの努力と根性」と声をかけ、「そんなものじゃない・・・。ただ・・・ディスヌフが、あんた達を助けてくれって言ったからで・・・」と照れるラルク。「あなたは、彼等とずっと戦っていたのね」と微笑むカズミに、「はい。同じ使命と熱い心を持った、あたしの仲間です」と答えるノリコ。
・突然、「う・・・!」と呻いたヒビキ、左目が血塗られた眼となり、「あの穴・・・向こうから・・・」と警告。次元境界線が急速に歪曲、第2新東京市で発生しZ-BLUEを銀河中心に跳ばした時空震動と同種パターンに。絶叫と共に巻き込まれるヒビキ達。
・「まさか、あの時空震動弾がこんな結果を生むなんてね・・・時空震動にZ-BLUEの想いが重なり、それが黒い太陽に届くとは・・・一時的とはいえ、あの宙域は完全に因果が歪み、原因と結果が混濁する宇宙・・・カオス・コスモスとなった」と状況を振り返るアドヴェント、「彼等はどうなると思う?」とアサキムに問いかけ、無言で応じられると「質問を変えよう。君なら何を望む、呪われし放浪者?やり直しを望むかい。君が、あの三人と出会う前の頃に戻って」と爽やかに微笑するも、無言で睨みつけるアサキム。
・Dトレーダーは店主AG不在のため高性能AIが留守番営業サービス。
●分岐シナリオ
・以前に銀河中心部に跳ばされた時と同様の空間に迷い込んだZ-BLUEだが、「ここは原因と結果の狭間・・・可能性と呼ばれる地平だ」とカヲル君が指摘、「カヲル君・・・何を・・・」と戸惑うシンジをよそに、「歪んだ因果の中にいた僕達の想いが大きな力に触れる事となった。そして、それは力を生む」と告げる。
・シャア、クロウ、シンジの機体がスパークに包まれ、「選ばれたのは、この3人か・・・」と険しい顔のカヲル君、「今、彼等は原因と結果の狭間で因果の鎖に縛られている。後は、それに・・・」と呟く。
・「このままじゃ・・・!」と焦るヒビキが救助を試みて、選択肢は「シンジの所へ向かう」。
・「そうか・・・。そうなるんだね」とカヲル君が微笑み、再び全てが光に包まれる中、「黒い・・・太陽・・・」と血塗られた眼が発現したヒビキが呟く。
・帝都ラース・バビロンの皇帝アウストラリス、「・・・どうやら、我々はまだ地球種を過小評価していたようだ」と反省、偶然が重なっただけと反論するバルビエルが「時空震動弾が因果の歪みを生み、それが黒い太陽に届くなんて誰が想像する?」と主張するものの、「それを過小評価と言う」と尸空が言下に否定、「向こうにも4つのスフィアがある。おまけにいがみ合う双子込みでね」とエルーナルーナが指摘し、「さらに我々も知らない力がある。それが黒い太陽への接触を果たした」と皇帝アウストラリスが総括。
・苛立つバルビエルを揶揄するアムブリエル、「さっさとジェミニオン以外を倒して、残りの3つのスフィアを取り込んできなよ」と促すものの、「それについてはバルビエルを責められないね。私達・・・他のリアクターを倒してもスフィアを奪う事は出来ないから」、「だから、連中を懐柔するか、徹底的に叩いて服従させるかの二択なわけなの」とエルーナルーナが明かす。
・「あいつ等の存在には、もう我慢ならない。あいつ等が死んで、スフィアがどこかの世界に転移したなら、僕が追ってやる・・・!だから、あいつ等をやらせろよ!」と業を煮やして要求するバルビエルに、「・・・いいだろう」と頷く皇帝アウストラリス、「まず連中が、この世界に戻ってきたらの話だ。それに・・・」と告げ、割り込んだアムブリエルが「その先は私に言わせてよ、皇帝陛下。バルビエル・・・。あんたがあいつ等に勝てるんなら、やってみな」と嘲笑、「そろそろ皇国にも火が点いてきたようだから、私も動かせてもらうよ。楽しみだねぇ、バルビエル。私のジェミニオンとあんたが戦う日が」と嗤う。
・「その時は思い知らせてやる・・・。寵愛を受けるのが誰であるかを」と睨み帰すバルビエルだが、「・・・全ては連中が帰ってこられたらだ」と収める皇帝アウストラリス、「Z-BLUE・・・。お前達は時間と空間を越えた先でサイデリアルの恐ろしさを知る事になる」と宣告。
●第43話:閉じた世界
・目を覚ましたシンジ、「僕達の・・・世界・・・」と驚愕、(僕の・・・せい・・・僕が・・・この世界を・・・何とかしたいって願ったからなの・・・)と自責の念にかられる。
・同じく跳ばされたZ-BLUEに合流したものの、ここは自分達の世界だとアスカが告げたきり状況を黙秘するシンジ達。まずはNERVに行って・・・とカトルらが提案すると、「駄目だよ・・・」と力なく否定するシンジだが、やはり事情は語らず。
・一方、ノノと対面するカズミ、「同じバスターマシンを駆る者・・・と言うより、あなたはバスターマシンそのものだけど、仲良くしてくれるかしら?」と微笑みかける。「お姉さまをチェンジするつもり?」と揶揄するチコ、「何を言ってるんです、チコさん!ノノのお姉さまは未来永劫・・・未来永劫・・・」と俯くノノに、「姫と何があったか知らないけどさっさと仲直りしてよね。バラの女王様に、こっちのバスターマシン乗りは気合が入ってないなんて言われたくないから」と苦言。
・ノノとラルクの仲よりもシンジの事を気にするカズミ、(願いが形になった私にはわかる・・・。彼の中のアンバランスな感情が私達をここに運んだ・・・)と独白。
・NERVへの通信も繋がらず、日本へ向かう事を検討するZ-BLUEに、(場合によっては、セントラルドグマの続きをやる事になるか・・・)と秘かに覚悟するアスカ達だが、「その必要はないよ」とカヲル君が割り込み、「今回の帰還は、かりそめのものに過ぎない。・・・そうだろう、シンジ君?」と問いかけつつ、「問題は、それまで僕達が無事でいられるかだろうね」と仄めかす。
・未確認の機体群が接近、警戒するZ-BLUE。「行こう、シンジ君。この世界にも彼等は手を伸ばしている」と険しい顔で告げるカヲル君。
・接敵を待つZ-BLUEで、「何が来るか、心当たりないの?」と問うカレンに、しばし沈黙したアスカ、「・・・ごめん。もしかすると、私とコネメガネはここでZ-BLUEを抜けるかも知れない」と詫び、(さすがにNERVが襲ってきたとなったら、このヌルい関係を続けるのは無理か・・・残念無念・・・。久しぶりの楽しい日々も今日で終わりかニャ・・・)と苦笑するマリ。
・ところが現れたのは前にも遭遇した漆黒のアンゲロイ群。「畏怖により我々の心を押し潰そうとする者・・・」とゼロが呟き、「あれこそが絶望の未来・・・」とキリコ、「根源的災厄か」とシャアが指摘。「何なの、あれは・・・」と戸惑うシンジに、「生きる事を・・・未来を許さない者・・・そう・・・。あれは、生命ある者全ての敵だよ」とカヲル君が敵を睨みつけて、戦闘開始。
・敵射程に気をつけて遠くの敵を引きつけながら、魂サテライトキャノンで多数巻き込み、3PP敵全滅して戦闘終了、SRポイントget。
・辛勝したものの黒アンゲロイの堅牢さに戦くZ-BLUEの面々。「これが・・・サイデリアルの本当の力なのか・・・」と呻くものの、「確かに奴等の中心戦力は銀河中心部にいる。だが、チェインバーの中にもあの黒いアンゲロイのデータはなかった」と訝しむレド。
・「あんな奴等が・・・この世界に来ているなんて・・・」と危惧するアスカに、「心配はいらない。彼等の狙いは僕達だ」とあっさり断言するカヲル君、「EVAを狙っているって事?」と問うシンジに「それだけじゃないよ」と示唆するものの、更に大量の黒アンゲロイが現れて一同愕然。
・「僕達だけじゃない・・・!この世界に残された人達も・・・!」と焦るシンジに、「あれは禁忌に触れた僕達を追ってきた。だから僕達が去れば、この世界から消えるだろう」と説明するカヲル君、「シンジ君・・・。全ては君次第だ」「まだ因果の歪みは続いている。君が願えば、僕達は行きたい所に行ける」と告げる。
・「それって・・・世界をやり直す事が出来るの!?」と驚くシンジ、「試してみる価値はあると思う」との答えに、「僕が望めば、世界は・・・」と躊躇、「ガキシンジ!勝手な真似は許さないよ!あんたはまた・・・」とアスカが食ってかかるものの、「今・・・僕がやらなきゃならない事は・・・」と沈思したシンジ、(僕に・・・何が出来るか、わからない・・・。世界をやり直す事も、よくわからなくなった・・・だから、今は・・・)と想いをこらし、(逃げるんじゃない・・・。僕は戦うんだ、Z-BLUEのみんなと・・・そして、必ず帰ってくる・・・。この世界で僕が出来る事を探すために・・・)と決意しつつ、再び転移発生。
・次元境界線の歪曲が固定化したポイントに復帰したZ-BLUE、穴の中心集ったバスター軍団を発見、「次元の歪みを無理矢理、押さえ込んでいるのか・・・」とニコラが呟き、「きっと、あの子達・・・あそこから出て来るものから地球を守ろうとしているのね」とノリコが納得、バアル襲撃については一安心。
・「・・・ガキシンジ・・・。私達が帰ってこられたのは、あんたのおかげなの?」と問うアスカ、「わからない」と言葉少なに答えるシンジに、「じゃあ、礼は言わないからね」とぶっきらぼうに告げ、「こっちの世界でやり残しがあるのに帰れるわけないじゃない。さっさと皇国を叩き潰す。私達の世界の事は、その後よ」と決めつける。「うん・・・」と頷くシンジ、(この選択が正しかったか、どうかはわからない・・・でも、今は前を向こう。かなめさんやニコラさんが、そうしたように。僕も・・・Z-BLUEの一員なんだから・・・)と心に誓うシンジ。
・「・・・君にも事情がある事は理解した。苦労知らずのボンボン扱いした事は謝るよ」とシンジに謝罪するニコラ、「アムロ大尉の言葉じゃないけど、僕は僕なりのやり方で大人の強さを目指すよ」と宣言、「困った時があったら、人生の先輩である俺達に頼ってくれ」と申し出る赤木に、「僕は大人になりますけど、オッサンになる気はありませんから」とチクリ。(^^;
・(大人になる・・・。未来へ進む・・・僕にもあるのかな・・・未来が・・・)と沈思するシンジ。一方、「ニコラとシンジの事は赤木に任せておけば大丈夫だな」と見守るアムロ大尉に、「大人を目指す少年とガキくささが抜けない大人は相性がいいみたいですからね」と青山も同意。
・かなめは3人めの特異点ではなかったと確認するオルソン達に、(レナードが俺を敵視してくれたおかげで、その三人目ってのが見えてきた・・・そして、そいつは・・・)と黙考する桂、(相手があいつだとするなら、注意が必要だ。あの一団にいた以上、屈折ぶりは相当だからな・・・)と独白。・・・やっと思い出したのかい、薄情男。(^-^;
・サイデリアルとの決戦に先立ち、ラプラスの箱を狙うフル・フロンタル率いるネオ・ジオン残党と決着をつけるべく、補給のためソレスタルビーイング号に向かうZ-BLUE。
・L1宙域パラオのネオ・ジオン総帥私室にアドヴェントを迎えたフル・フロンタル、「・・・真相を話してくれたという事は私を人類の継承者と認めたという事でしょうか?」と問い、「それはこれからの君次第だ」と韜晦されると、「わかりました。では、私は自力で箱を封印してみせましょう。人類を絶望から救うために」と宣言。
・「期待させてもらうよ」と微笑むアドヴェントを見送ったフル・フロンタル、「・・・気に入らんな。だが、それが人類の限界という事か・・・」と吐き捨て、(そういう事だ、シャア・アズナブル・・・そして、バナージ君・・・我々の・・・同時に人類の未来を決める戦いも終わりが来るようだよ)と独白
・北ヨーロッパの反抗作戦により皇国支配率74.6%に低下。
・Dトレーダーはまたもや留守番営業サービス。「AG、いないんだ・・・」と戸惑うノリコに、「とても愉快な方と聞いて楽しみにしていたけれど、残念だわ」と微笑むカズミ。「じゃあお姉さま、あれはわたしが・・・!」とノリコが気合入れ、「ええ、よくってよ」とカズミも不敵に微笑み、「今日も張り切ってぇぇぇぇ!」「商売、商売ぃぃぃぃっ!」とスーパーイナズマキック調に宣言、「・・・これでいいのかしら?」「ばっちりです!」と微笑み合う。「オオタ・カズミ様・・・。登録、完了イタシマシタ」と高性能AIが応答。
・(どこに行ったんだ、AG・・・まさか、お前・・・時空震動に巻き込まれてしまったのか・・・)と独り危惧するヒビキ。
●第44話:宿命を越えて
・クロノ艦でアムブリエルと同席するリディ少尉、互いにサイデリアルについた身と揶揄され「俺は奴等に尻尾を振っているつもりはない」と気色ばみつつ、クロノもサイデリアルも同じと言い放つアムブリエルに、「お前は知っているのか?クロノの真の教義・・・ラプラスの箱のさらに奥にある真実を」と問う。「薄々はね。伊達にリアクター候補をやっているわけじゃない」と嗤うアムブリエル。
・「私はヒビキ、お前はバナージ・・・。共に狙うはZ-BLUEだ。奴等の居場所については、追跡した情報と私とヒビキの感応を使えば、特定できる」と冷笑するアムブリエル、スフィアを得て何を望む?と問われ、「自由さ。力があれば、それは手に入る。誰も私を縛る事は出来ない。そう・・・私以外の私もだ」と嗤う。「自由・・・か・・・そんなものは、まやかしだ・・・」と吐き捨てるリディ少尉、「それが、あんたの戦う理由なんだね」と指摘するアムブリエルに、「俺も人類も、与えられた自由の中で生きるしかない・・・。それが宿命なんだ・・・」と呻く。
・外宇宙航行母艦ソレスタルビーイングのブリッジで、クィーンと通信するゼロ達、ラース・バビロン攻略による霊子吸収システムからの虜囚の解放、皇帝アウストラリスおよびリアクター3人の打倒を目標として宣言。皇国に降ったクロノとネオ・ジオンの動きを警告するクィーン、「特に狡猾なフル・フロンタルは漁夫の利を狙っている」「逆にあなた達が箱を手に入れればそれはフロンタルの計画を阻止する事になるわ」と示唆。
・「そうやって俺達とネオ・ジオンの決戦を煽るつもりか?」といきなり突っかかる桂、随分喧嘩腰と揶揄するクィーンに「最初に俺に突っかかってきたのはそっちだと思うがね。いい加減、そっちの挑発的な態度にはうんざりなんだよ」と噛み付きつつ、「・・・だが、俺としても女性と険悪な状態を続けるのは本意じゃない。どうだろう、クィーン?そろそろ素顔を見せてくれないか?」「無条件とは言わない。・・・俺達が皇国を倒したら、どうだろう?」と提案し、「考えてみてもいいわ」と韜晦するクィーンに、「OK。今はそれで十分だ」と肯定。
・ポジティブだと褒めるクィーンだが、「そのあなた達がラプラスの箱を開けたら、どうなるのかしらね・・・」と仄めかし、「君はいわゆるラプラスの箱の奥底を知っているようだな」と指摘するシャアに、「それなりにはね」と韜晦しつつ、「確かにラプラスの箱の秘密はクロノの教義だけど、その全てを知らされているのはごく一部の幹部だけよ。私の場合は、キングの秘書官という特殊な立場を利用したの」と明かしつつ、「でも、私の協力者はそれだけじゃない。皇国を恨んでいる人間は多いのよ。正確には、皇国そのものではないけどね・・・」と示唆、「その中には皇国の中枢にまで影響を及ぼす者もいる。レナード・テスタロッサに『槍』を渡したのもそいつの仕業よ」と明かす。
・自分達に出来るのは情報のリーク程度と言いつつ、「フフ・・・楽しみにしているわ。あなた達が箱の真実に触れる日・・・そして、皇国に決戦を挑む日を。いつか、素顔であなた達に会える日を私も待っている」と通信を終えるクィーン。
・相変わらず気ままと呆れるオットー艦長だが、「そうでもないですよ。彼女のハートは、こっちに向いている。きっと素顔をさらすのも本当は嫌じゃないと見ました」と笑う桂、「さすが、女心に関しては百戦錬磨と噂されるだけはありますね」と感心するテッサ。
・フル・フロンタルはラプラスの箱の中身についてもある程度は調べていたと言うシャア、「だが同時に彼は、自身の知る箱の中身はあくまで表面的なものでしかないと判断している。その奥底・・・つまり、ラプラスの箱の真の意味こそがこの多元世界をも一変させる力だと彼は考えているようだ」と告げ、「もしそれが、彼の推測通りなら、確かに箱の存在は、宇宙世紀の地球連邦を揺るがすだけのものと言える」と明かし、「それは・・・」と口にしかけるものの、「やめましょう、大佐。ここでそれを聞く意味はない」とゼロが遮り、箱の開示はバナージとミネバ殿下に託そうとテッサが提案、「そうだな」と頷くシャアも(彼等ならきっと、箱の中身を正しい方向に導いてくれるだろう。私の役目は、それを阻む者・・・フル・フロンタルを止める事だ・・・)と秘かに決意。
・ネェル・アーガマ格納庫では、タクヤがカミーユやアストナージらと協力して組み上げたフルアーマー・ユニコーンをお披露目。「装甲は増えてないんじゃ・・・」と訝しむバナージに、「攻撃は最大の防御!この豊富な武装が、そのままユニコーンを守る力になるんだよ!」と言い張るタクヤ、使い方はリ・ガズィのBWSと同じとレクチャー。
・黒いユニコーン、バンシーを駆るリディ少尉は自分でとめなくては、と語るバナージに、「お前の決意はわかった。だけど、あまり気負うな」と諌めるカミーユ達、クロノに寝返った過去は変えられなくとも、また変わることは出来るはず、と協力を約束。「色んな世界のガンダム乗りがみんなでバナージを励ましている・・・」と不思議に感じるタクヤに、「本当なら出会う事のなかったガンダムがここには集まっている」とアストナージも感心、「そこには何らかの意味があるのかも知れないな」と呟くアムロが「そして、もうすぐ白と黒のガンダムが戦う事になる」と告げつつ、(様々な世界から集められたガンダム・・・烙印を刻まれた者がガンダムに乗るのか、ガンダムに乗る者に烙印が刻まれたのか・・・もうすぐ、その答えが出るような気がする・・・)と黙考。
・クロノ部隊を迎え撃つZ-BLUE、遠巻きに様子を見るネオ・ジオンは機を見て介入してくるとナナイが予想。「私とハマーンとあなた・・・。シャアの側にいた女三人・・・ことごとく、あの男と対する事になるとはな」と感慨に耽るミネバに、「それぞれの立場はありますが、私もハマーンも、これが自然な事だと考えております」と微笑むナナイ。
・作戦開始直前の待機時間は好きじゃないと洩らしたマリーダに、「好きなものは何ですか?」と問うバナージ、嫌いなものより好きなものが知りたいと告げ、アイスクリームと聞くと「あります。美味い店が、シンダストリアル7に。この戦いが終わったら、いきましょう」と誘い、「フ・・・この状況でデートの申込とは、大胆不敵だな」と揶揄するハマーンに「そんなんじゃないですよ・・・!」と焦る。
・更にクェスが「さっきのお誘い、ミネバに聞かれたら、やばいんじゃない?」と揶揄、「もちろん、オードリーも一緒に行くさ」と即答するバナージに、「それじゃ二股じゃないかよ・・・!」とアルトが憤慨、「お前が言う台詞かよ」とヒビキが苦笑し、レドまで「チェインバー。二股の意味を」と問いかけつつ「冗談だ」と告げ、「あのレドが冗談を言いたくなる程、お前の緊張が見るに堪えなかったという事だ」と宗介がフォロー、「好アシストでしたよ、レド少尉」とアルが賞賛。他の皆も口々に、リディ少尉を止めたいバナージの後押しを表明。
・アムブリエル率いる皇国軍とリディ少尉率いるクロノ軍が、それぞれ南東、北東に出現。「私はお前の大好きなスズネ先生ではないし、この男も気のいい兄貴分のリディ少尉ではない。自分の目的のためにお前達を叩き潰すために来た敵なんだよ」と告げるアムブリエルだが、「お前は黙っていろ。俺はこの世界を守るためにラプラスの箱を封印するだけだ」とリディ少尉が告げ、「君はラプラスの箱の秘密を知っているのか?」と問うシャアには「答える必要はない」と拒否、戦闘開始。
・バナージがリディ少尉と戦闘時セリフイベント。「やっとお前もその気になったか、バナージ!」と鬼相で叫ぶリディ少尉に、「違う・・・!バナージが戦うのは、あんたを倒すためではない!あなたと話をするためだ!」とマリーダが説くものの、リディ少尉は聞く耳もたず。「俺はあなたを止めるために戦います!」とあくまで主張するバナージ。
・3PP、バナージでリディ少尉撃墜してイベント発生。「それは危険なマシーンです!」とバンシィから降りるよう促すバナージに、「だったら、お前のユニコーンは何だ!?人類を破滅に導く秘密を抱えた、そのマシーンこそ、存在してはならないものだ!」と叫ぶリディ少尉、「俺は!世界を守るために、お前を!!」と絶叫し、バンシィのNT-D発動し、重荷を共に支えると申し出るキラやカミーユにも「お前達にわかるものか!俺の宿命が!クロノに連なるマーセナス家の人間として!そして、真実を知った人間として!」と聞く耳もたず。
・更に、西にELS出現。「駄目だ・・・」「彼の心はバンシィのシステムによってより強く閉ざされている・・・」とマリーダが呟き、「あれを止めなければ、あの人は・・・!」とフォウが危惧、「人を歪めるサイコマシーンか・・・」とハマーンが眉をひそめる。
・「あなただって、オードリーのために戦っていたはずだ!だから、あなたは俺が止める!仲間として・・・同じ想いで戦っていた男として!」とバナージが叫び、戦闘再開。
・ヒビキがアムブリエルと戦闘時セリフイベント。「会いたかったぞ、ヒビキ!さあスフィアを賭けての勝負だ!」と微笑むアムブリエル、「俺が勝ったら、スズネ先生を返してもらうぞ!」と応じるヒビキに、「ほう・・・。まるでスズネが、お前のものだったような言い草だな」と揶揄するものの、「お前の軽口には、全くときめかないな、アムブリエル!」と不敵に言い返すヒビキに、「言うようになったじゃないか!出来の悪い教え子も少しは成長するもんだな!」と苦笑。「お前が先生面するな!それを言っていいのは、スズネ先生だけだ!」と吠えるヒビキ。
・3PP、ヒビキでアムブリエル撃墜。「どうやら、お前達を過小評価してたのは皇国だけじゃなく、私もだったみたいだよ!」と忌々しげに吐き捨てるアムブリエルに、「お前は何故、サイデリアルについた!?」と問うヒビキ。「私が求めるのは自由だよ!何者にも縛られない完全な自由さ!私は誰にも止められない!お前達にも、私以外の私にもだ!」と言い放つアムブリエル、次こそ決着と言い置いて撤退。
・3PP、忘れてたSRポイント条件のコンボMAX、敵20機撃墜を慌てて後追い達成、順番違っても大丈夫か不安だったけど、無事SRポイントget。2PPまで特に削らず雑魚落としまくってたので、初期敵が足りなくなり、マルチアクションやブーストダッシュ総動員してELSも落としまくり、何とか間に合った。(^.^;
・4PP、雑魚掃滅後、最後にバナージでバンシー再撃墜して戦闘終了。
・「もうやめましょう、リディ少尉!」と呼びかけるバナージに、「お前みたいな子供がニュータイプだとおだてられて事態を引っかき回して!」と罵るリディ少尉、「ニュータイプ・・・!ラプラスの箱の呪いを具現する人の亜種・・・!誰かが人柱になって鎮めなきゃな!呪いを残したマーセナス家と、呪いを隠してきたビスト家・・・!それぞれを継ぐ俺達でしか、この因縁の決着はつけられない!」と叫び、「本気なのか・・・!?」と戸惑うバナージに、「こんなはずじゃなかったさ・・・!あれは呪いじゃなくて祈りだったんだ!ニュータイプなんてものが生まれてこなければ!」と呻き、「進化しようとする新人類を倒そうって言うんだ!マシーンに魂を売るくらい・・・!」と言い放つ。
・「リディ!もっと心を開け!」とアムロらが呼びかけ、「あなただってニュータイプだ!バンシィのサイコ・フレームの光はあなたの中から発している!」とバナージらが指摘、驚愕するリディ少尉。
・更にELS出現、「ELSは脳量子波を発する者に引き寄せられる。彼等を呼んだのは、あなたのその強い想いかも知れない」と刹那が指摘し、皆が心配していると説くバナージ。
・「しゃべるなぁぁぁっ!」と絶叫するリディ少尉だが、サイコフレームを介して皆の自分を案ずる想いを感知し怯む。そこへ(リディ少尉・・・)(今やらなければならない事は何か、あなたの心はわかっているはず・・・)とミネバが静かに想いを伝え、(バナージに・・・私達に・・・そして、人類の未来に力を貸して)と懇願。
・「幻だ、こんなの・・・!サイコミュが人の雑念を拾っているんだ!」と否定するリディ少尉だが、(マシーンは増幅しているだけ。そのバンシィも可能性の獣・・・)とマリーダが、(人の心に反応するシステムを持っている・・・)とミネバが指摘し、「あなただってアクシズで見たはずだ!人の心がマシーンに集まるのを!」とバナージが叱咤。
・バンシィに引きずられ「みんなで・・・!みんなで俺を否定するのか!」と狂乱するリディ少尉、(リディ!)と悲痛に呼びかけるミネバに向かい、「ミネバ・・・!お前は俺を・・・!独りにしないでって言ったのに!」と呻きながら攻撃。そこへ割り込んだマリーダ、微笑みながら身を挺して、コクピットにビームマグナム直撃・・・(;_;)
・絶叫するバナージやジンネマンらの悲しみが周囲を満たし、「俺は・・・!」と正気に返るリディ少尉、(その生真面目な心が、他人も自分も傷つける・・・。落ち着いて周りを見渡せばいい。世界は広い・・・。こんなにたくさんの人が響き合っている・・・)とマリーダの思念に優しく諭されて愕然。
・男泣きのジンネマンを訪れたマリーダの思念、(あなたは私の光・・・。もう一度、私を生んでくれた光でした・・・ありがとう、お父さん・・・)と告げる。更にミネバに別れを告げ、(姫様はバナージをしっかり繋ぎ止めてください。でないと、彼は・・・)と懇願して消えてゆくマリーダの思念・・・
・「俺は・・・お前に何もしてやれなかった・・・。そばに・・・いてくれるだけで・・・」とジンネマン、「マリーダ・・・。お前の言葉・・・確かに受け取った」とハマーン、「その想いに誓おう、未来を」とシャア、「さよなら、マリーダ・・・」とクェスがマリーダを悼む傍ら、凶行に走ったリディ少尉を責めるシンやカツだが、「・・・やめ・・・て・・・ください・・・」「もう・・・リディ少尉に戦う気は・・・ありません・・・」と力なく制するバナージ。
・「お、俺は・・・すまない・・・!俺は・・・あの時の俺は・・・!!」と詫びるリディ少尉、絶叫して遁走。(リディ・・・。このままお前は自分をも殺すのか・・・)と案じつつ見送るアムロ。
・現れたELSも後退し、(彼等は・・・)と黙考する刹那。そこへ「地球種ってのは、本当に愚かだね」とバルビエル出現、つまらない争いを繰り返すと嘲笑し、「君達にシンカの道なんて拓かれない。そう・・・火の文明より先に進む事は出来ないんだよ」と決めつける。
・「黙りなさい」と毅然と告げるミネバ、「フル・フロンタル・・・。お前も来ているのなら、姿を現しなさい」と呼びかけ、「お招きに預かりました、ミネバ殿下」とフル・フロンタルも旗艦レウルーラで出現。
・「面白い趣向だよ、ミネバ・ザビ。クロノの実行部隊が壊滅した今、僕の目の前で地球人同士の最後の戦いを見せてくれるのかい?」と嘲弄するバルビエルに、「その通りです」と決然と告げるミネバ、「インダストリアル7。そのコロニービルダーたるメガラニカ・・・」「そこがラプラス・プログラムが示した最終座標だ」と遂に明かし、「Z-BLUE、フル・フロンタル・・・。私は人類同士の戦いを終わらせるためにラプラスの箱を解放する」と宣言。
・フル・フロンタルは直ちにインダストリアル7へ向かい、「いいだろう、ミネバ・ザビ。今回は君の趣向に乗ってやるよ」と嗤うバルビエルも「君達とフル・フロンタル!どっちが箱を手に入れるか、競争だ!インダストリアル7で待っている。そこで君達の相手をしてやるよ!」と言い置いて撤退。
・「ごめんなさい、バナージ・・・。これが私の選んだ方法です」と詫びるミネバ、「いいんだ。俺も君と同じだ。終わらせよう。ラプラスの箱を巡る戦いを」と肯定するバナージに、「私も行きます」「この戦いの行方・・・私も最後まで見届けねばなりません」と宣言。
・(メガラニカ・・・。あそこから全ては始まった・・・そして、全てを終わらせるために俺は・・・俺達は、そこに戻らなければならない・・・行ってきます、マリーダさん・・・。あなたに託された未来を守るために・・・)と独白するバナージ。
・ソレスタルビーイング号ヴェーダ中枢で、リボンズと同じ顔が画面に映り、「・・・コード・ラプラスを確認。盟約に従い、情報レベル8の開示の準備に入る。フフ・・・ついに、この日が来るんだね、イオリア・シュヘンベルグ・・・」とほくそ笑む。・・・(lll゚Д゚)
・南米戦線勝利で環太平洋一気に解放、皇国支配率68.2%に低下。
・Dトレーダーには相変わらずAG不在。・・・(-_-;
●第45話:虹の彼方に
・シャイアン基地地下のコロニーレーザー管制室でマリーダの死に涙するアルベルト、「あなたは・・・!あなた達は何も感じなかったのか!?彼女の生命が散った時に!」とマーサ達に噛み付き、「あなた達のやろうとしている事は間違っている!この地球からコロニーレーザーを動かし、Z-BLUEとネオ・ジオンを一気に葬る・・・!そんな事をすれば、人類の未来は・・・」と食ってかかるものの、マーサに強いられて退室。
・「私とて、自分のやっている事が姑息な手だという自覚はある」と自嘲するローナン・マーセナス、多元戦争で宇宙革命軍が建造したコロニーレーザーをクロノ関係者が秘かに稼働可能状隊に保っていたと口にして、「箱も邪魔者もまとめてコロニーレーザーで処分する」と宣言、Z-BLUEに感化されたリディ少尉を矯正したと揶揄するマーサに、「私は・・・父親としての務めを果たしたに過ぎん」と告げる。
・「そう言えば、今回の作戦にキングは何と?」と問うマーサに、「全て私に任せるとおっしゃっていただいている。あの方は、もはや状況を静観するだけの存在だ」と吐き捨てるローナン議員、クロノ最高責任者の座の交代を仄めかされ、「可能性がないわけではない。キングは後継者を失っているからな」「場合によっては私の息子が新たなキングとなるだろう」と告げ、「血脈による継承・・・。クロノが今日まで秘密を守ってこられたのは、その血の縛りがあったせいね」と冷笑するマーサに、(どこにいる、リディ・・・。もうすぐ世界は完全にサイデリアルのものになる。地球人類という種を存続させるため、お前にはクロノでやってもらわねばならない事がいくらでもあるのだぞ・・・)と独白。
・L1宙域では、Z-BLUE本隊、トランザムで限界まで距離を稼いだプトレマイオス2による二段構えの陽動から、ミネバ殿下を同乗させたFAユニコーンが単騎で突入、メガラニカ到達。再びビスト家を二人で訪れ、貴婦人と一角獣のタペストリーの前に立って感慨に耽るバナージに、「箱を巡る戦いの日々・・・。でも、それを今日で終わらせましょう」と宣言するミネバ、「・・・それが何であっても・・・これから何が起きたとしても・・・。約束して、必ず私の所に帰ってくるって・・・」とバナージに告げ、「私の・・・たった一つの望み・・・」とキーワードを口にする。
・「・・・待っていた・・・。たった一つの事を伝えるために・・・」と声が応じ、「我が一族の末裔とジオンの姫御子・・・。ラプラスの箱を託すのに、これ以上の適任者もおるまいな・・・」と告げ、生命が人の形まで進化するのに膨大な時間を要したと前置き、「・・・が、ニュータイプとは認識力の拡大。個体の意識に変革が促されるという・・・園無限の可能性を信じた人達より、西暦最後の夜・・・宇宙世紀が始まる、その瞬間にそれは紡ぎ出された」と語り出す。
・「宇宙に浮かぶ地球連邦首相官邸ラプラスで起きたテロ・・・通称、ラプラス事件・・・」と呟くミネバ、宇宙世紀憲章の発表予定日にラプラスが爆破され、地球連邦初代首相リカルド・マーセナス始めた数が死亡、反政府運動弾圧の機運が高まったと回想。
・「それは宇宙世紀の血塗られた歴史の始まりと言ってもいいものだろう。だが本来、そこに生まれるものは新たな時代への祈りだった」「それをお前達に見せる。進むがいい」と促す声、隠された扉を開いて二人を招き入れる。
・一方、駆けつけたZ-BLUE本隊は、メガラニカ周囲に布陣したネオ・ジオン部隊と対峙して、戦闘開始。
・とりあえず歌で気力上げつつ、増援対処のため全員北上。
・2PPイベント発生。北東にバルビエル出現、「何だ・・・。あまり盛り上がってないな」と言い放ち、「獣の血、水の交わり、風の行き先、火の文明・・・」と呟いてから、「さあ行こう、ガン・アーレス。愚かな地球人種に身の程というものを教えてやるんだ!」と宣言して戦闘再開。・・・あれ、ガン・アーレスだっけ?(゚o゚)
・2PPシャウラス掃滅完了。
・ヒビキがバルビエルと戦闘時セリフイベント。「こうしている間にも君の大好きなスズネ先生はアムブリエルの中で消えていこうとしている」と揺さぶりかけるバルビエルだが、「無様だな、バルビエル」と不敵に嘲笑するヒビキ、「お前もギルターと同じだ。正面から勝てないから、卑怯な手で精神的なゆさぶりを使ってくる」と指摘、「覚悟はいいか、バルビエル!お前は正面から叩き潰す!!」と咆哮。
・2PP、かく乱、分析、装甲ダウンかけたバルビエルを勇気等使って削り、刹那でとどめさしてイベント発生、SRポイントget。
・「どういう事だ、これは・・・!?僕の力は・・・こんなものじゃないはずだ!」と困惑するバルビエル、「セツコさんの悲しみの乙女でその力を封じられたのか・・・?」と訝しむロラン達に、「そんな事があるものか!僕の憎しみは・・・!」と憤る。
・そこへ「認めましょう、バルビエル様」と現れたサルディアス、「私はバルビエル様を迎えに来たのです」と告げるものの、逆上したバルビエルがいきなり攻撃。ところがさしてダメージ受けないサルディアス、「・・・やはり、イマイチですね。少なくとも以前にあなたと戦った時はこんなものではなかった」と評し、「らしくありませんよ、バルビエル様。ガンダムに乗る者達に感情移入するなんて」と窘め、「ご自分の境遇に重ね合わせたのでしょう。何しろ、バルビエル様の機体の真の名前はガン・アーレスなのですから」と明かす。
・困惑するZ-BLUEの面々の中、「ガンダム・・・ガンバスター・・・そして、ガン・アーレスか・・・」と呟くゼロに、流石はゼロと褒めるサルディアス、「ご指摘の通りです。ガン・アーレスも含めて、それらの機体は火の文明の産物と呼ばれるものです」と指摘、「獣の血、水の交わり、風の行き先、火の文明・・・」と呟くヒビキに、「それらは全て、シンカへの道筋を示すものです。そして、Z-BLUEには時空を越えて、その全てが集まっています」と告げる。
・「獣の血・・・」「それは人間の中に眠る最も原初の本能・・・。生きるために戦い、生きるために勝利する」と葵達を示すサルディアス、「どうやら、あなた方はその道を歩む者に触れた事でご自分の中の血を目覚めさせたのでしょうね」と指摘、「それが受け継がれるダンクーガの意味・・・」と獣戦機隊からの継承に納得するジョニー達。
・「水の交わり・・・」「清らかな水の名を持つ機械天使・・・。それは異なるものが一つに融け合い、澄んでいく様を意味する」とアクエリオンsを示すサルディアスに、「人と天翅・・・男と女・・・」と納得するシリウスやミコノ達。
・「風の行き先・・・」「螺旋は渦を巻き、風を呼ぶ。その風は心の赴くままに常に新たな地を求め、留まる事を知らない」とグレンラガンを示すサルディアスに、「地下のジーハ村から銀河の果てまで・・・。俺の螺旋力は常に立ちはだかる壁をぶち抜いてきた・・・」と応じるシモン。
・その3つは他の世界からの来訪者がもたらしたと指摘するロジャーに、「その通り、獣の血、水の交わり、風の行き先は火の文明を進めるために呼ばれたのです」と答えるサルディアス、「そして、火の文明・・・。それこそは人の英知を集めたもの。それは戦いを呼び、その中で人は進んでいく。目の前の敵を・・・障害をマシンと共に乗り越え、自らの信じる未来のために。その証が『ガン』の名を持つマシン・・・。今、この世界は火の文明の終端にあり、そのためにあなた達は集められたのです。そう・・・。新たな時代へ進むために」と明かす。
・「ガンダムが俺達を導く・・・」とアムロ、「ガンバスターが未来を切り拓く・・・」とノリコが呟き、「では、バルビエルは・・・」とセツコが問うと、「あの方もガン・アーレスと共に侵略者と戦っていたのですよ。こことは別の地球で」と答え、「ちなみに私・・・当時は彼の敵だったんです」と苦笑、サイデリアルに滅ぼされたその地球の最後の生き残りがバルビエルと明かして、「その時の怒りと悲しみは憎しみへと昇華し、ついに彼はガン・アーレスの怨嗟の魔蠍のスフィアを完全に目覚めさせたのです。おかげで私のいた部隊は私を除いて全滅したのですけどね」とまた苦笑。
・同じ火の文明の宿命を負うガンダムに自身の記憶を重ねたため憎しみが薄れたと分析するサルディアス、「常々思っていたんですよ。人間は憎しみという感情を突き詰める事が出来ないのではないかと」「時間や新たな出会いは傷を癒えさせる・・・。そして、人は憎しみを・・・過去を忘れる事が出来るから、前へと進める。それこそが人間のあるべき姿でしょう。かくいう私も・・・」と心中を吐露。
・「黙れ、サルディアス・・・!」といきり立つバルビエル、スフィアを強烈に発現させつつ、「下らない事をべらべらと・・・!お前に僕の何がわかる!」と絶叫。「それですよ。私があなたに求めるのは、それです。私の部下達を目の前で惨殺した、あなたの憎しみは、癒やされる事があってはならないのです」としたり顔で言い放つサルディアスに、「やはりな。忠義面した裏では、僕をスフィアを使うだけの道具と見ていたか」と吐き捨てるバルビエルだが、お互い様と苦笑され、「それでこそだ、サルディアス。やはり、お前は僕の副官に相応しい」と冷笑。
・「無様な姿を見せてしまったよ、Z-BLUE。だが、これっきりだ。そして、火の文明の力を持つ者達・・・」「君達は確かにシンカの途上にいる。だが、これ以上は進む事は出来ない。君達はいずれ絶望を思い知る事になる!その時は、もうすぐだ!」と宣言するバルビエル、「ハハハ!また会おう、セツコ!君達が絶望を越えられたなら、その時こそ僕の全てを懸けて、相手をしてやるよ!その時・・・僕の憎しみはきっと全てを燃やし尽くすものになっているだろうから!」と言い置いて撤退。
・シンカはニュータイプやイノベイターの話で自分は無関係だと思っていた、と洩らすガロードらに、「ご謙遜を・・・。そういった顕在化した力とは別のものを皆様はガンの力で引き出されているのです」と告げるサルディアス、「もっとも、それが開花するかは、きっとあそこで起きている事に掛かっているのでしょうけどね」とメガラニカ内の状況を示唆し、「さて・・・私や多くの星の人達がたどりつけなかった所へ、あなた方は進めますかな・・・」と揶揄しつつ、無人機群増援を置き土産にして撤退。
・続いて、メガラニカから映像送出開始。同時にネェル・アーガマのミヒロがリディ少尉と通信接続成功、オットー艦長が「帰ってこい!君はまだネェル・アーガマのクルーだ!」と懸命に呼びかける。
・一方、メガラニカで状況を知ったミネバが「火の文明・・・私達の世界は戦う事が宿命だったのか・・・」と苦く呟くものの、「そうじゃないよ、オードリー」「確かに俺達は戦った。だけど、それは未来を切り拓くためのものだ」と説くバナージ、「だから、俺達はこの戦いで前に進まなければならないんだ」と宣言。
・「その通りだ・・・」と答える声が照明点灯、宇宙世紀憲章の刻まれた石碑を照らし出し、「だけど、私達が知っているものと違う・・・!条文が一つ多い!」驚愕するミネバ、「・・・将来、宇宙に適応した新人類の発生が認められた場合、その者達を優先的に政府運営に参画させる・・・」と削除された条文を読み上げ、「ニュータイプの事なのか・・・」と戸惑うバナージ。
・「それがラプラスの箱・・・」「我々を・・・長きに渡り縛り付けてきた呪いの正体だ。そして・・・祈りでもある・・・」と、姿を現したサイアム・ビストが告げる。
・一方、外で姿を現したリディ少尉、「どうにもならなかった・・・。いや、違うな・・・。道は他にも幾つもあった、それなのに・・・」と悔恨しつつ、「艦長・・・。連邦は・・・何故ジオンをああも恐れて否定してきたんでしょうね・・・」「問題はニュータイプなんですよ」と口を開き、削除された条文について「宇宙世紀の誕生時に唱えられた祈りは・・・ジオン・ダイクンがニュータイプ論を唱えた瞬間から呪いに変わってしまった。クロノによって・・・」と明かす。
・「増えすぎた人口を宇宙に捨てた事への贖罪のように・・・未来という一節を・・・初代首相リカルド・マーセナスは宇宙世紀憲章の石碑に書き加えた。だが彼は、連邦の支配体制の人柱にされた・・・。宇宙世紀憲章も書き換えられ、それで全てが終わったはずだった・・・暗殺を・・・ラプラス事件を実行したテロリストの一人・・・サイアム・ビストが本物の石碑を手に入れさえしなければ、それで・・・」と告げるリディ少尉。
・メガラニカで側近ガエルからビスト財団創始者にしてバナージの曾祖父と紹介されたサイアム・ビスト、ミネバに箱を手放す理由を問われて「時が来たからだ・・・。今こそ人類は新たな段階に進む・・・」と答え、「火の文明の・・・その先・・・」と呟くバナージに、「絶望する事なく、閉塞する事なく・・・。もう一度、可能性という名の神と向き合うための祈り・・・。今という時を逃せば・・・」と告げる。
・新地球皇国との決戦を前にして石碑を公表するリスクを危惧するミネバ、「少なくとも善意の・・・真実の代償としてはあまりにも・・・!」とサイアムを非難するものの、「だから、あなた方・・・ニュータイプに事を託した。あなた方こそが、人類が次の段階に進むための先駆け的存在であると信じたから」とサイアムが答え、ラプラス・プログラムこそ強化人間と異なり感応波が数値を超える真のニュータイプを見分け、ユニコーンガンダムが箱へと導くと補足するガエル、「全てはカーディアス・ビストが計画した事でありました。あなたを乗せようなどと、あの方は夢にも思っていなかった。ですが、きっと・・・」と静かに微笑。
・「・・・ニュータイプの連邦政府参画の約束・・・。それがラプラスの箱の正体・・・」と呟くカミーユに、「やはり、フロンタルの推測通りか」とうなづくシャア。「たった、それだけの事・・・」と呆れるオットー艦長だが、政府を脅しつつ無茶な要求をしなかったサイアムは利口な男だったとリディ少尉が説明。アナハイム・エレクトロニクスや連邦政府とビスト財団の共生関係が始まり、最初は精々時の政権を脅かすスキャンダルでしかなかった秘密だが、「でもジオン公国の勃興が全てを変えた。ニュータイプが実在するかどうかは問題じゃない。連邦がその条文を葬ったという事実そのものが、ジオンを信奉する者にとっては最大の武器となる。だから、箱の存在は秘密にしなければならなかった。この世を地獄に変えないためにも」と続けるリディ少尉、「でも、結果的に地獄は来た。一年戦争という名の地獄だ。その犠牲の大きさと戦争によって実証されたニュータイプの存在が、箱の呪いをさらに重くした。だから、親父達は・・・スペースノイドの存在を許さないクロノは秘密を守ってこなければならなかった。彼等に希望を・・・未来を与えないため、歪んだ体制を維持し、人々が飼い慣らされていく道を選んだ」と明かす。
・「それが・・・可能性を殺すというのに・・・でも、そうして守った秩序とは何だ・・・?俺は彼女の・・・マリーダの声を確かに聞いた・・・!」と呻くリディ少尉、「わかり合えるんだ・・・。そういう可能性も人にはあるんだ・・・守ると言いながら、俺は守る相手を信じていなかった。みんなを失望させて、何もかもなくしてしまった・・・」と自嘲。
・一方、メガラニカのサイアムは、長過ぎる時を箱の守人として生きながらえたと告げつつ、「もし、本当にニュータイプが存在するなら、彼等にこそ箱を託したい・・・彼等なら、より良く箱を使い、あるべき未来を取り戻してくれるだろう、と」「人の精神・・・心に触れられる技術が完成しつつあるなら、確かめてみたいと思った・・・」と望みを明かす。「それが・・・サイコ・フレーム・・・」と呟くバナージに、所詮人の望みは人の数だけあると告げ、「このまま箱を開けずに真実を葬っても構わないし、壊してくれても構わない。それで気が済まないと言うなら・・・この老いぼれを殴り殺すもよかろう」と想いを吐露、「お前は何を望む?その心に何を願う?」とバナージに問いかける。
・新たな人類の形を見分ける力は人にはないと言うバナージ、何が最善かわからないとことわった上で、「でも・・・!それでも・・・その先にあるものを一人の人間として・・・人を・・・人の持つ可能性を・・・!俺は信じたい!」と断言。
・「リカルド・マーセナスは宇宙移民に対する後ろめたさからこのような事をしたのか?」と問うミネバに、「そうではない。彼は抗っていたのだ。この世界を縛るものから」と答えるサイアム、「私が箱の存在を隠していたのは連邦との取引のためだけではない・・・私は・・・恐れていたのだ・・・」と告げ、「あの日・・・ラプラスが炎に包まれる中、私はあるものを見た。その存在を目の当たりにした瞬間、私はリカルドが求めた未来と、何故、彼が殺されなければならなかったかを理解した。それこそがクロノの教義そのもの・・・。彼等がスペースノイドを抑圧し、人類の進化を監視する者を自称する意味・・・リカルド・マーセナスは宇宙世紀の始まりを告げると共に未来へ祈りを捧げ、我々を遥か過去から縛る存在を公表しようとしたのだ」と語り出す。
・「そうだ。ラプラスの箱の奥底にある真実・・・それは私自身だ。クロノの教義を知り、クロノ以外でそれを語る事の出来る唯一の人間・・・。それが私の生き続けてきた意味でもある」と明かすサイアム、何を見たと問われ「・・・テンシだ」と答え、「ヒビキさんが見たテンシの正体はアドヴェントだった・・・まさか、あの人がラプラス事件にも・・・」と疑うバナージ。
・そこへ「違う・・・」と割り込みつつフル・フロンタルが現れ、「だが、その答えを君が・・・人類が知る必要はない」と決めつけ、「ラプラスの箱の開示は、同時にその底にあるクロノの教義を明らかにする事と同じだ。その絶望は、むしろ可能性を閉ざす存在・・・。箱はその存在だけで十分なのだ」と告げ、「これ以上の深入りはお勧めできない。後の事は私に任せたまえ。それが人類のためだ」と言い放つ。
・「お前の言う地球人類の継承も私から言わせれば、人の未来を信じていない男の逃げでしかない」と糾弾するミネバに、それが人類の総意と決めつけるフル・フロンタル、「ネオ・ジオン総帥として、地球人類の継承者としてラプラスの箱をお預かりしたい」とサイアムに申し出る。
・「お前の言う事も間違ってはいない・・・」と部分的に肯定するサイアムだが、「なればこそだ。箱の解放の是非は・・・それを取引の材料としか考えられん人間の手に委ねるべきではない。お前や私のような人間には・・・」と拒絶し、「どういった手段を使ったかは知らないが、お前は箱の真の意味も知っているようだ。だが、もう一人の赤い彗星よ。それを知りながら、何も出来ない我々では未来へは進めない。もう我々の時代ではない・・・。子供達に託すべき時が来たと考えられんか・・・?」と諭す。
・「彼等こそ、真のニュータイプであり、イノベイターであり、SEEDであり、火の文明の先に進むべきものであると?」と問い返すフル・フロンタル、「箱へと至る道のりを経て、彼等は決断した。私はそれを受け容れたく思う」と説くサイアムに、「・・・了解した。ならば、宇宙世紀憲章は実力を行使してもらい受ける」と決裂宣言。
・「そうはさせん・・・!」とすかさず防衛システム起動してフロンタルを攻撃するサイアムに、「さすがに抜け目ない!ならば外から、このメガラニカを叩く!」と告げて走り去るフロンタル。「あなたのお父上には夢があった。箱が開かれた未来で新たな世界を築くという夢が」「だが、ここまで来たのは、あなたの意志だ。呪縛などではない。だから、迷わず進みなさい。あなたは・・・お父上の夢そのものなのだ」と告げるガエルに、サイアムとミネバを預け、フロンタルの後を追うバナージ。
・現れたアンジェロらフロンタルの親衛隊がメガラニカに攻撃開始。そこへ無人のユニコーンが現れ、「先程の攻撃でドックから流されたか。こいつはいい!あの生意気な奴が乗り込む前に破壊してやる!!」と嗤うアンジェロだが、外へ出たバナージが「ユニコーーーン!」と呼びかけるや、サイコフレームを緑に輝かせつつバナージの下へユニコーンが駆け、「俺の叫びに応えてくれたんだな」と微笑みながら搭乗するバナージ。
・「化け物め!だが、お前を封じ込める策はある!」とアンジェロがサイコ・ジャマー起動。「何だ、これは!?サイコミュが遮断されていく!」と驚くバナージに、「サイコ・ジャマー!完成していたか!」「あれはサイコミュを制御する精神感応波により強い波をぶつけて打ち消すシステムだ!」とハマーンが解説。
・「バナージ・リンクス!初めて会った時から気に食わなかった!死んじゃえよ、お前ぇぇぇっ!!」と絶叫するアンジェロに、「そんな一方的な悪意に!」と憤るバナージ、「待ってるんだ、オードリーが!一緒に未来を切り拓くために!ガンダム!お前が未来を導くマシーンなら俺の想いを力に変えろ!!」と叫び、ユニコーンのサイコフィールドがサイコ・ジャマーを凌駕。アムロ、オットー艦長、ジンネマンらに叱咤されたリディ少尉が、「償いはいずれする・・・!だが、今は!」と罪の意識に苛まれつつ、「やるぞ、バナージ!この光は俺達だけが生み出しているものじゃない!」「わかってます。みんなが、この中に!」とバナージとタッグ組む。
・更に、メガラニカからフル・フロンタルの巨大モビルアーマー出現、「ネオ・ジオング・・・!あれまで完成していたか!」と舌打ちするハマーンに、「時代錯誤な名前をつけてくれる・・・!」と歯嚙みするシャア。(^^;
・「見せてもらったよ、ガンダム。君達の光を」と告げるフル・フロンタル、「人の中から発した光・・・この温かさを持ったものが・・・!むなしいな・・・」と呻きつつ、「だが、私はやらねばならない。それが器たる私の使命だ」と宣言。
・アムロやシャアらが、人類同士の最後の戦いにすると気炎を上げて、ネオ・ジオン軍相手に戦闘再開。
・フル・フロンタルは毎ターン集中、直感、直撃発動。
・4PP、バナージでアンジェロ撃墜。「バナージ!何故、貴様なのだ!?何故、望んでもいない貴様が大佐に必要とされる!」と最後まで私怨と妄執の絶叫挙げながらアンジェロ爆死。「人の想いを受け止める器・・・。だが、それに頼っていては前へは進めないのだ・・・」と呟くシャア。
・5PP雑魚殲滅、レウルーラも撃沈。
・バサラがフロンタルと戦闘時セリフイベント。「腹の中に気持ちをため込んでるな!全て吐き出して、俺の歌を聞けぇぇぇっ!!」と叫ぶバサラに、「この私が気圧されている・・・?」と戸惑うフロンタルだが、「誰かの歌じゃない!お前の歌を歌ってみろ!その方が、ずっと気持ちいいぜ!」と叱咤され、「どうやら君は、私の存在を否定するようだな」と憮然。
・万丈がフロンタルと戦闘時セリフイベント。「諦めと妥協で構成された世界など、僕達は認めない・・・!」と糾弾する万丈、現実から目を逸らすロマンチストと揶揄するフロンタルに、「世界を導く存在にしては、あなたには、そのロマンが欠けている!そんな男では、人々の夢や希望を背負う事は出来ないな!」と断言。
・シモンがフロンタルと戦闘時セリフイベント。単純明快と揶揄するフロンタルに、「難しく考えすぎているのは、お前だけだ!俺はみんなの求める当たり前の幸せのために戦うだけだ!」と切り捨てるシモン。
・レドがフロンタルと戦闘時セリフイベント。「お前のやろうとしている事はストライカーと同じだ!耳ざわりのいい言葉で人の自由を奪おうとしている!」と糾弾するレド、良き導き手であろうとしていると主張するフロンタンルに、「俺は俺の感じたものを信じる!その感覚が、お前は敵だと言っているんだ!」と咆哮。
・6PP、最後にフロンタル撃墜して戦闘終了。
・「まだ私の使命は終わらない!」と往生際の悪いフロンタルに、「これ以上、あなたに戦いを広げさせない!」とバナージが宣告して単騎追撃。「私は君のような少年を・・・ガンダムに乗って奇跡を起こす少年を何人も見てきた」と告げるフロンタル、「奇跡もまた・・・繰り返す・・・。そして、何も変わらない」と嘆き、「バナージ君!君に刻の涙を見せよう!」と宣告。
・「俺は・・・何を見ている・・・」と困惑するバナージ、宇宙世紀黎明期のラプラス爆破事件を目の当たりにして困惑しつつ、「では、この宇宙の刻の果てまで・・・共に行こうか、バナージ君!」と呼びかけるフロンタルに導かれ、終局の闇に到達。「光無く、時間すら流れを止めた完全なる虚無・・・。これがこの世の果て・・・刻の終わりに訪れる世界だ・・・」と告げるフロンタル、「これが・・・絶望の未来なのか・・・」と呟くバナージに、「どうだろうな・・・。だが、確かに私は絶望を味わった」と応じ、人の心の光を見せても人類は変わらないと嘆き、「所詮、人は神にはなれないし、神を越える事は出来ない」と諦念を告げる。
・「そんな事はない・・・人だけが神を持つ・・・。今を越える力・・・可能性という名の内なる神を・・・!」と主張するバナージ、「君が箱の真実を知ったとしたら、その重さに耐えきれず絶望の中に沈むだろう」「人がどれだけ足掻こうと結末は変わらない・・・君にもわかるはずだ。希望も可能性も、この虚無の入り口で人が見る一刻の夢・・・。慰めにもならない幻だ」と言い放つフロンタルに、「それでも!」と否定。
・「そうだ、バナージ」と割り込んだアムロ、「何故、ここに!?」と驚愕するフロンタルに「いつか人は刻さえも支配する・・・。そのいつかが来る事を俺も信じているからだ」と答える。更に「あなたの中にだって熱はある!」とカミーユ、「それが生きてるって事だ!」とシン、「どんな暗闇の中でだって僕達は明日を見失う事はない」とキラ、「愚かだと笑いたければ笑え。だが、俺達は信じている」とヒイロ、「未来は来る・・・。いや、この手で切り拓いてみせる」と刹那、「絶望している暇なんて俺達にはないんだよ!」とガロード、「刻は未来に進むんです。僕達が望みさえすれば」とロランが告げる。
・「これが火の文明・・・。人間が自ら生み出したものは人間に新たな力を与える・・・それは誰かと共に希望を信じる力・・・」と呟くフロンタル、「あなたもそれを知っているはずです」とバナージに告げられ言葉に詰まる。
・更に「だが、お前は絶望に屈した」とシャアが弾劾、「お前の中のシャア・アズナブルは絶望し、それは新世時空震動で時空を跳び越え、器であるお前の中に入り込んだ。お前は純粋すぎたんだ、フロンタル。生真面目に世界を憂い、そして、答えを急ぎ、世界を一人で背負おうとした」と語り、「・・・許せ。本当ならば、私こそがお前を理解しなければならなかった」と詫びる。
・「今さら謝罪か、シャア!だが、お前達もいずれ知る!熱・・・温かな光・・・。こんなものがいくら積み重なっても何も・・・!」と激昂するフロンタルだが、「そう・・・何も!?」と絶句、「この熱が宇宙を温めるのでしょう?」とララァの意識が触れ、「行きましょう」と穏やかに促す。「・・・潮時・・・なのか・・・」と呟くフロンタル、「そして、新しい何かが始まります」と告げられ、「・・・そうか・・・」と観念。
・「バナージ君・・・ガンダムに導かれし者・・・。そして、シャア・アズナブル・・・君達なら私が越えられなかった絶望の向こうに虹を見つけられるかも知れない」と告げるフロンタル、「そして、それすら越えた向こうに未来を見つけてくれ。君に・・・託す・・・。為すべきと・・・思った事を・・・」と言い残して消滅、ネオ・ジオンは事実上壊滅。
・「確かに俺達の意識は一つになっていた」と呟くアムロ、(ありがとう、ララァ・・・)と独白、シャアも(彼の魂を・・・導いてやってくれ・・・)と祈る。
・メガラニカで「・・・果たしてこれが、どのような未来をもたらすのか・・・」と思いまどうサイアムだが、「それでもバナージもZ-BLUEも為すべきと思った事を為します。宇宙という新たな世界で生きる事を人が決めた日、この石碑に心からの善意を刻み込んだ人々と同じように。その善意を今に伝えるべく、箱を守り続けてきたあなたと同じように」と語るミネバに、「あれは・・・いい連れ合いを持った・・・」と静かに微笑し、「きっとあなたやあの少年・・・そして、ガンダムに導かれし者とその仲間達ならば・・・私やフロンタルの屈した絶望すらも乗り越えてくれるだろう」と告げ、(そうだろう、我が盟友達よ・・・)と独白。
・改めて「ミネバ殿下・・・あなたの口から真実を伝えていただきたい・・・。我等のたった一つの望み・・・この醜くも愛すべき世界に生きる人々へ・・・あなた自身の言葉で」と依頼するサイアム、実行手段に戸惑うミネバに、「我が盟友達も今日という日のために準備を進めていたのだ」と告げ、ソレスタルビーイング号からシステム起動の知らせが入ると、「決められていたのだ。誰かがラプラスの箱を開ける日が来たら、その奥底にある真実も語られる事が」「本来なら、それはリカルド・マーセナスにより宇宙世紀の始まりと共に人々に公表されるはずだった・・・だが、彼は志半ばで倒れ、真の宇宙世紀憲章と共に、その秘密も闇へと葬られたのだ。それこそが、この多元世界を・・・全ての並行世界を揺るがす真実・・・」と明かし、「さあ、始めよう。イオリア・シュヘンベルグ・・・そして、エルガン・ローディックよ・・・」と盟友達の名を呼びつつ、(もしかすると、私達はこの世界に絶望をもたらす事になるかも知れない。だが、信じよう。未来を担う若者達が、それを越えてくれる事を)と独白。
・夜空を見上げる壮年の男に「ご無沙汰しております」と歩み寄ったトライア博士、「一線を退いたあなたを捜すのに随分と時間がかかってしまいました。カルロス・アクシオン」「いえ・・・クロノのキングと呼ばせていただきます」と告げる。
・アフリカ戦線の反抗作戦で皇国支配率65.7%に低下。
・Dトレーダーには相変わらずAG不在。・・・(-_-;
●第46話:守るべき未来
・「あいつはクロノに支配された世界を破壊したかったんですね」と問うトライア博士に、「・・・あれが大学を卒業する間際に人類の進化を監視する者クロノと、そのキングの宿命を背負ったアクシオン家の事を教えた」と答えるアクシオン、好きにやらせてもらうと出奔したカルロスがクロノと戦うべくアクシオン財団を世界最高の企業グループにまでのし上がらせたと語り、「そんなカルロスだが、エルガン・ローディックは揺れる天秤のスフィアを預けたのですね」と確認するトライア博士。
・「既に私に実権はないに等しい。それ以前に、今この世界においてクロノの存在はもはや無意味と言ってもいいだろう」と投げやりなアクシオン、結果的にカルロスが目指した所へ進むと宣言するトライア博士に、「宇宙世紀のラプラスの箱が開放されれば、なし崩しにクロノの教義も明らかになるだろう」と告げ、「それが何であろうと止まりませんよ。Z-BLUEも、私も・・・」と挑発するトライア博士に「・・・どうだろうな・・・」と揶揄。
・「そろそろ行きましょうか、トライア様。皆様、揃っています」と声をかけたのは何とAG!「あいつは?」と問うトライア博士、「同行をお願いしたのですが、断られました。どうやら一人で宇宙に上がるつもりのようです」と応じるAGに「それは結構。じゃあ、行こうか」と微笑み、「さようなら、裸の王様。時代に取り残された老人は、世界の隅っこで余生を満喫してください」と冷笑して立ち去る。
・「手厳しい方ですね」と声をかけるグエン卿、「キングの存在を彼等に伝えたのは君か、グエン・サード・ラインフォード?」と問うアクシオンに、「その口ぶりでは、私が反皇国勢力に協力していたのもご存知のようですね」と苦笑しつつ、「私がしたのは、あなたがここにいる事を教えただけです」と回答。
・息子を失った日から今日という日を待っていたのかも、と述懐するアクシオン、「君の中に見えた若さ・・・野心に賭けてみた」と告げる。「買いかぶりですよ。何も持っていない私は、他人の力を利用するだけの男です」と苦笑するグエン卿だが、「もし、今日という日を迎えた事に私が貢献できていたとするなら、それは私に信じる力があったためでしょう」「・・・ローラとその仲間達、Z-BLUEを信じる力です」と微笑。
・「・・・果たして彼等は勝てるかな・・・」と呟くアクシオン、「時は動き出す・・・。あの日、人類が月に降り立った日から止まっていた時が・・・それは人類にとって真の戦いの始まりだ・・・」と示唆。
・シャイアン基地地下コロニーレーザー管制室では、ネオ・ジオン、Z-BLUE、メガラニカのサイアム・ビストをまとめて片付けようと画策するローナン議員が「これでクロノの教義は守られる。地球人類の安全も保証されるだろう」と口にすると、「地球人類?選ばれた人間の間違いではなくて?」とマーサが皮肉りつつ、コロニーレーザー発射承認。
・「何て事を・・・!」と拘束を脱して駆け込んで来たアルベルト、「男の論理を否定し続けてきたあなたが・・・!結局、こんなやり方か!」とマーサに掴み掛かりつつ、「リディ少尉がいるんだ!」「はっきり感じた!インダストリアル7には、あなたの息子・・・リディ・マーセナスがいるんだ!!」「バンシィのパイロットは彼なんだ!!」と叫び、息子の死刑執行に署名したと知って愕然とするローナン議員。
・ミネバの情報公開準備を待ちつつメガラニカを守るZ-BLUEでは、リディ少尉が「ラプラスの箱の奥底の真実・・・。それは俺の口から語られるものじゃない。おそらくそれは、真の宇宙世紀憲章が語られた時に開示されるようになっているのだろう」と告げ、「それこそがソレスタルビーイング号のヴェーダの最深部・・・レベル8にある秘密・・・」と呟くティエリア。(後はそれを人類が受け止められるか、だ・・・)と危惧するリディ少尉だが、様子を案じるバナージに、「俺だって人類を信じているさ。俺はクロノに抗ったリカルド・マーセナスの血も引いているんだからな」と微笑、「リディさんはリディさんですよ。クロノも家も、関係ありません」とバナージに激励されつつ、(マリーダ・・・。必ずバナージとミネバは守ってみせる・・・それが君の生命を奪った俺に出来る償いだ)と心に誓う。
・西にアムブリエル率いる皇国軍出現。「御託はいいよ。時間がないんだから、さっさと始めようか」と嗤うアムブリエル、委細は明かさず戦闘開始。
・バナージが戦闘時セリフイベント。「ユニコーン・・・。お前のラプラスの箱の鍵としての役目は今日で終わった・・・だけど、お前と俺の戦いは、まだ終わらない・・・!行くぞ、ユニコーン!可能性を閉ざす者を倒し、必ずオードリーの所に帰るんだ!」と気炎を上げるバナージ。
・ヒビキがアムブリエルと戦闘時セリフイベント。「あきらめたか。希望と絶望を越える男も、さすがに敗北を悟ったようだな」と嘲弄するアムブリエルに、「・・・来い、アムブリエル・・・!言っておくが、俺は欠片も諦めちゃいないぞ!まずはお前を止める!全てはそれからだ!」と宣言するヒビキ。
・2PPイベント発生。ヴェーダが地球圏の通信システムに侵入、メガラニカから実況放送開始。「・・・私はかつてUCWの宇宙世紀世界に存在していたジオン公国を先導したザビ家の血を継ぐ者です。しかし、これから私がお話しする事は私の出自とは何ら関係ありません」と語り出すミネバ殿下、宇宙世紀の黎明期に地球連邦政府が発布した宇宙世紀憲章は政府の礎にして政策決定の要石であり、その流れを汲む現地球連邦政府にも大きく影響したの述べた後、「ですが、その石碑は意図的に歪められたレプリカであり、オリジナルの石碑は長い間、隠されてきました」と明かす。
・2PP雑魚殲滅後、アムブリエル撃墜してイベント発生、SRポイントget。
・歯嚙みして「負けたよ・・・」と呟くアムブリエルだが、「お前達がな」と一転冷笑、「残念だったな。私を倒したところで、お前達の大好きなスズネ先生はもう戻ってこないんだよ!」と勝ち誇り、「嘘だ!」と愕然と叫ぶヒビキに、「本当の話だよ。もう私の中にあいつの存在を感じない」としたり顔で告げた後、生き恥を晒すつもりはないと言い放つ。
・放送で本物の宇宙世紀憲章に刻まれた最後の一文を明らかにするミネバ殿下、「宇宙世紀世界においてジオン・ダイクンがニュータイプ論を提唱するのはこの憲章が作られてから、40年以上経っての事です。ラプラス事件と共に葬られた、この一節は遠い未来に手向けられた祈りだったのでしょう。ですが、それは時と共に呪いへと変貌しました。この一節が、ジオンのニュータイプ論と結びつけられ、スペースノイドの独立運動を刺激したら、どうなるか・・・最初はラプラス事件の真相を語るものでしかなかった石碑は、その時から連邦政府を覆しかねない恐怖の的になったのです」と語り、ある組織がアースノイドとスペースノイドの対立を煽ってきたと仄めかしつつ、「ですが、私はこれだけは皆さんに知ってもらいたいのです。本来ならば、起こらなかった戦いにより、多くの人命が失われたという事実を・・・そして、これからの世界がどうあるべきかを皆さんと共に考えていきたいのです」と告げ、「どうか、皆さんも私と共に真実を見極めてください。先人達がそうしたように善意と希望を以て次の時代に思いを馳せていただきたいのです。私達の中に眠る、可能性という名の神を信じて・・・」と呼びかける。
・その時「憎しみの・・・光が来る!」とアムロらがコロニーレーザー発射を感知、「気付いたようだね。さすがは人類の未来を託されたニュータイプだ」と揶揄するアムブリエルがコロニーレーザーだと明かし、「クロノは、ラプラスの箱とその先の真実の鍵であるサイアム・ビストを消すためあのコロニーを消滅させようとしてるんだよ」と告げる。
・「オードリー!」と叫んで単騎コロニーレーザー方面に移動したバナージ、「皆さんは退避してください!」と告げ、「メガラニカ前面にサイコ・フィールドを張ります!」と宣言、ミネバにも避難を促すものの、「私達はここに残ります」と拒むミネバ、新たな始まりが何であるかを確かめる義務があると主張し、「自身があるのでしょう?やってみせなさい。・・・そして、必ず帰ってきて。約束を違える事は許しません」と微笑みかける。
・ジンネマンやミコット、タクヤらが口々にバナージを声援する傍ら、「俺もやるぞ!」と寄り添うリディ少尉、「このバンシィだってサイコ・マシーンだ。役には立つ」と主張し、「ラプラスの箱の事・・・そして、その底にあるもの・・・お前の家だけの問題じゃない」と告げる。「それは俺たち全員の・・・いや、世界中の人間の問題だ」とアムロが続け、自分達の想いも使えとバナージらの背後に整列するZ-BLUE。
・「みんな、知りたいんだ。この先に何があるのかを」とアムロ、「信じているぞ。その先に未来がある事を」と刹那が告げ、「これが・・・ガンダムが導いてくれたもの・・・希望を信じ、未来に進む力・・・」と呟くバナージ。
・「ご先祖・・・リカルド・マーセナスも一緒だったんだ。遠い未来にかすかな希望を抱いて、出来る限りの祈りと一緒に送り出したんだ。そいつを呪いにしちまうか、可能性に出来るか、それは・・・。知っておいて損はない。俺達は祝福されて生まれてきたんだって事を」と告げるリディ少尉、「最初からそう言ってくれれば・・・わかりやすかったのに・・・」と苦笑するバナージに、「父親ってのは、いつも一言足りないのさ・・・。その分は、子供が自分で埋め合わせなくちゃならない」と応じる。
・「お前も来い、アムブリエル!」とジェミニアを引きずってZ-BLUEの背後に庇うヒビキ、「絶望から私と新中する気か、ヒビキ?」と嘲るアムブリエルに「そうじゃない!お前を助ける!」と宣言、「お前の中のスズネ先生が消失したなんて事は絶対に信じない!だから、お前にスズネ先生の身体を好きにはさせない!勝手に死ぬなんて認められるか!」と叱咤。
・「馬鹿か、お前達・・・。逃げれば、何とかなるのかも知れないんだぞ」と真顔で呟くアムブリエルだが、「逃げてちゃ前へは進めないぜ!」とランドのヒートスマイル炸裂、「ここには未来を信じてそれを後世に託した人達が残したものがあります!」とセツコが生真面目に主張、「そいつを守ってこそ、俺達の未来も守れるってわけだ」とクロウが締めて、「お前も付き合ってもらうぞ、アムブリエル!俺達の守るべきものに!」とヒビキが宣言すると、「・・・勝手にしろ・・・」と静かに微笑む。
・Z-BLUE各機がフィールド各種を全開しつつ、「俺達の力を一つにしろ、ユニコーン!!」とバナージ絶叫、ATフィールドやラムダ・ドライバも重ねられ、「フィジカルリアクターの書き換えが追いつかない!」と焦るノノを「こういう時こそ、努力と根性よ!」とノリコが叱咤。
・迫る超高エネルギーの射線に顔を引きつらせるアムブリエルに、「生命が惜しくなったようだな、アムブリエル!助けてやった甲斐があったってものだ!」と不敵に笑いかけるヒビキ、「誰だって生きたいんだ!お前も、スズネ先生も!」と諭し、「だから、俺は・・・スズネ先生もお前も救う!どっちが本物で、どっちが生きるかはスズネ先生とお前が決めろ!」と叱咤。
・「無駄な事を・・・!既にあの女は消滅して・・・」と言い返すアムブリエルだが、「このサイコ・フィールドの中ではったりが効くと思うなよ!」と嗤うヒビキ、「頑張れ、スズネ先生!こんな奴なんかに負けるな!」「俺にはスズネ先生が必要なんだ!!」「俺が・・・スズネ先生を守る!守ってみせるから!!だから!戻ってきてくれ!!」と呼びかける。「・・・どうやら本当に私の負けのようだな・・・」と目を閉じるアムブリエル。
・一方、コロニーレーザーの重圧に呻くバナージに、(負けるな、バナージ)と呼びかけるマリーダの思念、(ここでは時間さえ輝いて見える・・・。どんな絶望の中にも光は生まれる・・・お前は光だ・・・。悲しみすら糧として、道を照らせ・・・。姫様と・・・仲間達と・・・人は今、戸口に立っている・・・。いつか肉体を持ったまま・・・そこをくぐれる時が来るのかも知れない・・・この虹の彼方に・・・道は続いている・・・)と静かに激励、「うおおおおおおおおっ!!」とバナージ咆哮。
・子供の頃のイメージで父カーディアスと再会するバナージ、(行きなさい、未来へ)と促され、ミネバと手を取り合って先へ・・・
・コロニーレーザー直撃をしのぎきって快哉を叫ぶZ-BLUE、メガラニカも健在。ところがバナージは応答せず、「・・・お前は・・・人の意志を受け止める器になったのか・・・」とアムロが呻き、「人と人を繋ぎ、それを力にする者・・・。それはもう・・・個という存在ではないのかも知れない・・・」と呟くシャア。
・「これが・・・完成されたニュータイプ・・・!?」と驚くリディ少尉、「そそっかしいんだよ、お前は・・・!誰もそんな結果は求めちゃいない!可能性があれば、それでいいんだ!俺も、お前も!まだこの世界でやる事がたくさんあるはずだろ!必ず連れ戻してやる!」と宣言。
・「少しだけ、手を貸そう。バナージが目を覚ますために」と刹那が微笑みつつGN粒子で周囲を満たして皆の心をバナージにつなぎ、カミーユやアムロが帰ってこいと呼びかける傍ら、「そんなんでミネバが抱けるのかよ!?オードリーをとっちまうぞ、バナージ!!」と必至で呼びかけるリディ少尉。
・「・・・オードリー・・・」と呟くバナージ、「私はここにいます、バナージ。ここがあなたの帰るべき場所です」と穏やかに微笑みかけるミネバに、「会いに行くよ・・・君に・・・」と答える。
・一段落と思ったのも束の間、今度はヴェーダから全世界に向けて放送開始、映像に現れたのはエルガン・ローディック。「この放送は、私と同志達が事前に用意したものであり、多元世界において、人類が新たな時代を歩む契機を迎えた時に公開されるためのものです」と告げるエルガン、それぞれの並行世界に存在するクロノなる組織が人類の進化を監視する者と称して影から人類の歴史を操ってきたと暴露、ニュータイプやイノベイター、SEED等の人類の進化により未来に進む事を恐れたためにスペースノイドを弾圧したと明かす。
・クロノの歴史が人類の月面到達に始まると語るエルガン、「そこにあったもの、それは・・・何者かによる地球人類に向けてのメッセージでした。そこには、こう記されていました・・・人類は進化する事を許されない種である・・・と。その時から、地球人類は異種の知的生命体によって、その歴史を、世界を、存在を、管理されてきました。言い換えれば、人類は飼育されてきたのです」と暴露、その管理者が各国首脳陣に強大な力を見せつけつつ、服従さえすれば地球人類の存続を保証すると約束し、クロノに進化の監視を代行させたと明かす。
・エルガン曰く、クロノは移民者の自由を制限して人類の新たな環境への適応を阻止しようとし、宇宙世紀世界のジオン・ズム・ダイクンやADWの指導者ヒイロ・ユイ等、人類の進化を提唱する人間等を秘かに抹殺。宇宙世紀世界ではクロノの一部が離反して事実の公表を企て、宇宙世紀憲章として結実したものの、結局は闇に葬られた。
・「・・・ですが、クロノがどのような手段を使おうと、人類は前に進もうとしています。それはニュータイプやイノベイターの出現といった表面的な人類の進化ではありません。人類は主全体として新たな時代を迎えようとしている・・・。それを阻む管理者・・・サイデリアルを打倒して」と告げるエルガン、「・・・この事実に対して、皆様がどう行動するかは既に過去の人間である私が言うべき事ではありません。ですが、時代が新たな局面を迎えている今、人類は根源的災厄に立ち向かわねばなりません。飼いならされた家畜として限られた今を生きるか、無限の可能性を秘めた未来を生きるかを決めるのはあなた達自身です」と全人類に語りかける。
・「人類の進化を許さない・・・。それこそがクロノの教義・・・!」とゼロが憤激、何百年もの間サイデリアルに監視され歴史に干渉されていたと衝撃を受けるZ-BLUEの面々、その存在のあまりの大きさに戦き、「この絶望感こそが、フル・フロンタルの言っていた可能性を閉ざすという事か・・・」と呻くロジャー、「今ならわかる・・・。人類鵜という種が続いていけば、確実にサイデリアルと・・・根源的災厄と戦う事になる・・・その事実こそが、絶望の未来か・・・!」と吐き捨てるシャア。「イオリア・シュヘンベルグはそれを越える存在としてイノベイターの出現を導こうとした・・・」とティエリアが指摘、「そして、エルガン・ローディックはそれと戦う存在としてZEXISを結成した」とスメラギさんが指摘。
・エルガンの来訪により並行世界の存在と絶望の未来を知ったと語るサイアム、「そして、ラプラス事件の直後、爆発の光の中に見た寂しげに微笑む者・・・それは私に人類の管理者の存在を確信させた。私もイオリア・シュヘンベルグと同じだ・・・。いつか、その獄を破るだけの存在が現れるのを待った・・・そして、その願いは叶った・・・」と微笑。「俺達が・・・Z-BLUEが、その力だというのか・・・」と呟くバナージに、「それを選ぶのは君達自身だよ」とアドヴェントが現れて語りかける。
・アサキムを伴って現れたアドヴェント、リディには救助した際にこの真実を知らせたと明かしつつ、全て君達次第と韜晦、「その前に彼等を迎えよう」と微笑み、続けて皇帝アウストラリスとサイデリアルのリアクター達が出現。「これで、この場に12のスフィアが揃ったね」と微笑むアドヴェント、皇帝こそ立ち上がる射手のリアクターと明かし、「お前は・・・目障りだ」と殺気立つ尸空達。
・「そこだけは同意だよ、サイデリアル」と突然アムブリエルが動きだし、「君はアムブリエルかな?それとも西条涼音かな?」と問うアドヴェントに「そういうデリカシーのない発言をレディにするものじゃないね!」と獰猛に嗤う。
・「救世の戦士、太極への旅人、法の守護者、因果律の番人、呪われし放浪者・・・やはり君も、彼等と同様に私に歯向かう道を選ぶのか。残念だよ」と爽やかに微笑むアドヴェント、「因果の果てに消えろ!」と突然ジェミニアに必殺の一撃!「ごめん・・・なさい・・・ヒビキ・・・」と呟きを残してジェミニア爆発。
・「彼女の存在は消滅した。いがみ合う双子のリアクターは二人も要らない」と爽やかに微笑むアドヴェントに、「うわあああああああああああああああっ!!」とヒビキ絶叫。
・スフィア発動と共に血塗られた眼となるヒビキ、「この感覚・・・!何なんだ、これは・・・!?偽りの黒羊、欲深な金牛、沈黙の巨蟹、傷だらけの獅子、悲しみの乙女、揺れる天秤、怨嗟の魔蠍、立ち上がる射手、知りたがる山羊、尽きぬ水瓶、夢見る双魚・・・そして・・・いがみ合う双子・・・スズネ先生!!」と叫ぶ。
・気付くと「君はアムブリエルかな?それとも西条涼音かな?」と問うアドヴェント、同じやりとりを繰り返してジェミニアに必殺の一撃を放つものの、既に知っていたヒビキが割り込んで庇う。「すごい・・・!あの攻撃に反応できるなんて・・・!」と驚くセツコ達に、(みんな・・・気付いていない・・・。これが・・・さっきの繰り返しだという事に・・・俺だけが・・・時間が戻った事を知っているのか・・・!?)と独白するヒビキ。
・「・・・ヒビキ・・・。君は禁断の扉を開けてしまったよ」とアドヴェントが指摘、「あれが、いがみ合う双子の意味・・・」とアサキムが瞠目。「ここに来た甲斐があったな」と呟く皇帝アウストラリス、「先程の違和感か・・・」と思い当たる尸空に、「退くぞ。まずは状況を見極める」と告げて撤退。
・「あの瞬間・・・12のスフィアの全てが私を否定するために一つになったか・・・残念だよ、アサキム」と苦笑するアドヴェントに、「やはり君は、僕とは違う」と皮肉げに微笑むアサキム、「君も、僕の標的だ」と一転狂喜の笑みに変じるや、ヒビキらの側に移動。
・「そうか・・・。それが君の選択か」と告げるアドヴェントに、「あなたに従わないのは彼だけではありません!」とアムブリエルならぬスズネ先生が宣告、「行くわよ、ヒビキ君!」と瞬時にジェニオンに乗り換え、「久しぶりね、このシートに座るのも」と懐かしい眼鏡姿を披露。
・驚くヒビキに、「テレポートよ。ヒビキ君のブーストアップの強化版みたいなものね」とあっさり説明するスズネ先生、「もう一人の私が言っているわ。助けてくれて、ありがとうって」「彼女と私は一つになったわ。そう・・・ヒビキ君が希望と絶望を越えたように。メインの人格は私だけどね」と告げる。
・「あなたは彼女の存在を認めて、同時に意識の底に沈みかけていた私を救ってくれた。だから、私達は一つになる事が出来た」と明かすスズネ先生、「私にも見せて、ヒビキ君。あなたの力・・・いがみ合う双子の力、ジェミニオン・レイを!」と焚き付け、「はい!」とスフィア発動するヒビキ、「この力・・・!今までのジェミニオン・レイを超える!」と気炎を上げる。
・「アドヴェント!もう俺は迷わない!父さんと姉さんの生命を奪い、スズネ先生を撃ったお前は、俺の敵だ!」と咆哮して突貫するヒビキ&スズネ先生、新必殺技ジ・オーバーライザー・アーク炸裂、アドヴェント瞬殺!(*´Д`*)
・「ちいっ!」と舌打ちするアドヴェント、一度は機体爆発するものの、「まだだ」とアサキムが警告するや復元、「ヒビキ・・・。この力は君が使ったものと同じだよ。もっとも、今の状態でそう何度も使えるものじゃないけどね」と苦笑。続けてブルー達クロノ実行部隊を西に召喚、「標的はZ-BLUEだ。彼等に罰を与える」と命じるアドヴェントに「了解です」と躊躇いなく応じるブルーやホワイトことマキ。
・「アドヴェント・・・。まだ君は彼等を侮るつもりかい?」と睥睨するアサキムに、「私はいつだって彼等と世界にとって最適な行動を取っているだけだよ」と応じるアドヴェント、「さあ、Z-BLUE。私の期待に応えてみせてくれ」と爽やかに微笑み、上から目線の挑発と憤る竜馬やシモンらに、「私の方は、いつでも準備は出来ている。後は君達が、そこまで上ってこられるかだ」と応じ、戦闘再開。
・PPイベント発生。「このダメージの通らない感じ、あの黒いアンゲロイと同じか!」と罵るアポロに、「目の付け所は悪くない。やはり君達との戦いには喜びがある。ますます君達の協力が欲しくなったよ」と微笑むアドヴェントだが、突然どこからともなく狙撃されて困惑。
・「相変わらず胸クソ悪くなるような爽やかさだぜ」と吐き捨てながら南に姿を現したのは、何と死んだはずのガドライト!(゚д゚lll)
・「今度こそ引導を渡してやるぜ、クソ野郎」と毒づくガドライト、驚愕するヒビキに「久しぶりだな、イミテーション・ボーイ・・・と言いたい所だが、もうお前のマシンは俺のジェミニアを超えちまったようだ」と苦笑し、「しつこく生き恥を晒してんだよ」と自嘲しつつ、「しかし、ジェミナイドの誇りを無断使用しておいて用がなくなったら、ポイとはな・・・」と呆れてクレーム。(^-^;
・「それは・・・その・・・」と言葉に詰まるスズネ先生に、「俺も他人様の事をどうこう言えるような人間じゃねえからな」と告げるガドライト、「お前等に言いたい事はいくらでもある。だが、まずは・・・奴の相手が先だ。既に俺はサイデリアルでも、ジェミニスでもねえ・・・だが、お前だけは許しちゃおけねえんだよ、アドヴェント!」と吠える。
・「無様だな、ガドライト・メオンサム。スフィアを奪われ、最愛の女性を失ってもまだ戦い続けるか」と爽やかに罵倒するアドヴェントに、「アンナロッタには悪いが、今の俺には最愛の女達がいるんだよ。そいつ等のためにもお前は俺の手で叩く・・・!」と宣言するガドライト、「手を貸してくれとは言わねえし、そっちを手伝う気もねえ。俺は俺の好きにやらせてもらう!」とヒビキらに通告。・・・とか言いつつ、中立NPCではなく自軍共闘だけど。(^^;
・「セツコ、ランド、クロウ、ヒビキ・・・アウストラリス、エルーナルーナ、尸空、バルビエル・・・そして、アサキム、ガドライト・・・君達は何もわかってはいないよ」とアドヴェントが静かに告げ、戦闘再開。
・ガドライトが戦闘時セリフイベント。(アンナロッタ、ジェミニス・・・惑星ジェミナイの全ての生命・・・そして、生まれた新しい生命に誓う!お前達の無念と未来への願いはこの俺が受け取った!)と独白するガドライト、「俺はガドライト・メオンサム!ジェミナイドの戦士だ!」と咆哮。
・ホワイト撃墜時セリフイベント。「マキさん!」と呼びかけるヒビキだが、「何を言っても無駄よ、ヒビキ君。あなたが隊長の敵である限り、私の敵なのだから」と断言して撤退するホワイト。気遣うスズネ先生に「・・・大丈夫です、スズネ先生・・・。俺は・・・戦えます」と呟くヒビキ。
・アサキムが戦闘時セリフイベント。「シュロウガ・・・。僕達の黒き翼が因果を超える時が来た。今、獄炎をまとい、静止していた運命が、天の獄を切り裂く!!」と咆哮。
・ブルー撃墜時セリフイベント。「ここまでか・・・!」と舌打ちするブルー、「お前、どこまでアドヴェントの事を知ってるんだ!?」と問いかけるランドに、「隊長は我々を導く存在・・・。その目的の邪魔をする者は我々で排除するまでです」と即答、盲信ぶりに絶句するランドに「あなた方が考えを改める事を願います」と言い置いて撤退。
・セツコがアドヴェントと戦闘時セリフイベント。「アドヴェント・・・。あなたは・・・」と顔を曇らせるセツコ、「わかるよ、セツコ・・・。私と戦う事になったのが悲しいんだね」と微笑むアドヴェントに、「だけど、私は悲しみを越える・・・!私の心の中にある迷いや畏れも!」と宣言。「悲しみは君を強くする・・・。アサキムのやり方は、やはり正しかったようだね。では私は、彼に代わり、君にさらなる悲しみを与える役をやろう」と爽やかに外道宣言するアドヴェント。(-_-#
・クロウがアドヴェントと戦闘時セリフイベント。「嬉しくない結果になっちまったな」とボヤくクロウに、「そう言いながらも君は、翠の地球で私と行動を共にしていた時から今日という日をどこかで予感していたと見る」と指摘するアドヴェント、「君の強い意志は、直感を持続させる。出会った時から私達がこうなるのは決まっていたんだよ」と告げる。「言葉は正確に使えよ。どうせ、それを決めたのは、お前なんだろ?」と指摘するクロウに、「やはり、君は怖いな。その力がどこまで伸びるか、試させてもらうよ」と微笑むアドヴェント。
・ヒビキがアドヴェントと戦闘時セリフイベント。「ヒビキ・・・。やはり、君は素敵だ。君という人間に出会えたのは私にとって最も喜ばしい事の一つだ」と爽やかに笑むアドヴェントに、「ふざけるな!俺はお前の所有物じゃない!もう迷いはない!スズネ先生を撃ったお前は俺の敵だ!!」と宣言するヒビキ。
・ガドライトがアドヴェントと戦闘時セリフイベント。「アドヴェント!てめえに借りを返すために戻ってきたぜ!」と吠えるガドライトに、「私に怒りをぶつけるのは筋違いというものだよ」と苦笑するアドヴェント、「いいだろう、ガドライト。君がそれで満足するのなら、私はその想いを受け止めよう。それも私の義務だろうから」と爽やかに微笑。
・アサキムがアドヴェントと戦闘時セリフイベント。「こうなってしまったか・・・。残念だよ、アサキム」と苦笑するアドヴェントに、「君は僕と目的を同じくしていた・・・だが、その事実以上に君という存在を僕は許せない」と睨め付けるアサキム、「それでいい。君は自由に生きてくれ」と言われて「生きる・・・。むなしい言葉だよ」とニヒルに冷笑。
・ランドがアドヴェントと戦闘時セリフイベント。「結局、こうなっちまうとはな・・・!」と吐き捨てるランド、疑念や罪悪感に耐えて向かってきていると指摘するアドヴェントに「・・・かもな。だが俺の中には、それ以上に強い感情・・・お前に対する怒りがある!言い訳があるなら、早くしろ!でないと、俺は本気でお前をぶん殴る!」と宣告。「それでいい。君の100%の力を私は求める」と微笑むアドヴェント。
・4PP雑魚殲滅後、最後にアドヴェントを撃墜して戦闘終了。
・「さすがに二度もリザレクションを使うのを厳しいか」と離脱するアドヴェント、「逃がしはしない」と追撃するアサキムに、「君もわかっているだろう、アサキム?ここで私を倒しても無駄だという事が」と微笑むむのの、「いつまでも君の思う通りに物事が進むと思うな」と迫るアサキム。
・「なるほど・・・。ここで私の手の内を晒させようというのか。いいだろう。その安い挑発に乗せられてやろう」と爽やかに微笑むアドヴェント、アスクレプスを変形させ、「あれは!」「一度だけ見た事がある・・・!」「あれが・・・アスクレプスの本当の姿・・・!?」とランド、クロウ、セツコがそれぞれ驚きを口にする。
・「アサキム!これが君の見たがっていたものだ!」と叫ぶアドヴェント、「太陽が陰る事があろうと、私の輝きは永遠だ」とアサキム瞬殺、驚くセツコらに「彼にとって死は無意味だ。それは君達も知っているだろう?」と微笑。「笑顔で言う台詞じゃねえな」とランドが睨みつけ、「それがあんたの切り札か」と問うクロウに、「そう・・・これこそがヘリオース。私の翼だ」と答えるアドヴェント、「また会おう、Z-BLUE。君達の力があれば、宇宙を救う事が出来る。君達がシンカの道を進むのを期待している」と爽やかに微笑んで撤退。
・残ったガドライトだが、情報提供を求めるロジャーに「そんな義理はねえな」「俺はお前達と仲良しごっこをするつもりはねえ。お前達が使えるんなら、利用させてもらうだけだ」と言い放ち、「覚えておけよ。お前は俺からスフィアを奪った男だ。そいつを使いこなせないんなら、今度は俺がお前からスフィアを奪ってやるぜ」とヒビキに告げて撤退。
・険しい顔で見送ったヒビキだが、「今のあの人・・少なくとも私達の敵ではないわ」と告げるスズネ先生、「少し変わったのがわかる・・・。今のあの人から、諦めは感じられない」と説明。
・とりあえず次はサイデリアル、と目標を定めるZ-BLUEの面々に、「誰も絶望していないんですね」とバナージが感心、「正直に言えば、怖いよ・・・」とキラが言いつつ、「だが、俺達は奴等の所有物じゃない」と甲児、「昔の話ならいざ知らず、いつまでも俺達を飼えると持っていたら、大間違いだってのを教えてやるぜ」と竜馬が憤り、「人類の進化は、俺達が決める事じゃない・・・。だが、それを阻むものがいるならばその存在と全力で戦おう」とアムロ、「未来を阻む者・・・それは我々の敵だ」とシャアが宣言。
・「みんな・・・変わってない・・・。ううん・・・前よりも強くなった」と呟くスズネ先生、「私がいなかった間の話・・・聞かせてね、ヒビキ君」と頼むものの、当のヒビキは(不死のアサキム、消滅してもよみがえるアドヴェント・・・あの力・・・俺が時間を巻き戻した事と関係しているのか・・)と黙考。
・一方、シャイアン基地のローナン議員はクロノの教義まで暴露されてしまった事に愕然。「畏れる必要はないわ」と言い放つマーサ、地球のほとんどがサイデリアルに制圧された今となってはどうという事もないと一蹴。
・「・・・家に縛られ、血に縛られ、権力に縛られたあなたはこの状況に何の疑問も持たないのですね」と非難するアルベルト、「戦うんですよ」と自ら宣言し、Z-BLUE任せと揶揄するマーサに「違います、叔母様。戦うのは人類全てです」と言い返し、「私なりのやり方で、この世界と戦う方法を探します」と告げ、呼び止めるローナン議員には「わかっております。リディ少尉に会ったら、あなたが励ましの言葉を言っていたと伝えますよ」と微笑。
・「終わったな、全てが・・・」と諦念を口にするローナン議員に、「まだよ。クロノの息のかかった人間達を結集して・・・」と往生際悪く権力にしがみつこうとするマーサだが、「・・・無駄だ」とやってきたアクシオンが否定、「キング・・・ですね?」と確認するローナン議員に「もうその名は無意味だ。サイデリアルはクロノを見捨てるだろうからな」「管理者の存在・・・。その秘密を守る事こそが、クロノの教義・・・。それに失敗した我々は用済みなのだ」と告げる。
・「彼等の選択だ・・・。受け容れるしかあるまい、父親としてはな・・・」と微笑むローナン議員に、(我が息子よ・・・。お前の望み通り、世界は解放された・・・だが、ここから先は・・・)と亡きカルロスに想いを馳せるアクシオン。更にグエンがやってきて、皇帝アウストラリスの全世界への声明発表を告げる。
・「・・・愚かで惰弱な地球人類よ」と全地球に呼びかける皇帝アウストラリス、エルガンの放送通り地球人が過去よりサイデリアルの所有物だったと明かし、「所詮、お前達は我等の意の下で生かされてきた種だ。その生も死も、この皇帝アウストラリスが決める。悔しいか?腹が立つか?ならば、その怒りをぶつけてくるがいい。俺はこのラース・バビロンにいる。逃げも隠れもする気はない。待っているぞ。この星の未来を懸けて、俺に挑め」と改めて宣戦布告。
・皇帝アウストラリスの宣戦を自分達宛と理解したZ-BLUEでは、「今まで休んでいた分、私も働くから」と宣言するスズネ先生、互いを打ち消し合おうとしていた自分とアムブリエルだがヒビキの二人を救うという言葉で互いを自分の一部と認め、融合して一つの人格になったと説明、「これも相反する感情を越えたヒビキ君のおかげだと思うわ」と感謝。
・「今までの私は教師だからとか、年上だからとか、色々な立場を気にしすぎていたの。でも、自由を求める彼女に触れた事でもっと私も自分を出そうと思ったの」と明かすスズネ先生、メガネの自分が好きだからパイロットスーツもメガネになったと言って、かなめ達に促されヒビキのもとへ。積極的になったと感心する甲児達に、素直になっただけと指摘するミコノやカレン。
・ジェニオンのコックピットでアムブリエルとの和解と融合をヒビキに説明するスズネ先生、「ありがとう、ヒビキ君・・・。あなたが私を救ってくれた」と涙で感謝。「・・・たくさん話したい事があります。ジェミニオン・レイの事、マキさんの事、ティティの事・・・でも・・・」と言葉を濁すヒビキに、「わかっているわ。まずは身体をゆっくり休めて」と促すスズネ先生、立ち去り際に「あ、それと・・・好きよ、ヒビキ君」とさらりと告白。「・・・あ・・・」と見送るヒビキ、「スズネ先生・・・」と微笑むものの、(だけど、俺は・・・あの時、俺は確かにスズネ先生が死んだのを見た・・・その瞬間、俺は目の前で起こった事を否定した・・・。そして、それはその通りになった。アドヴェントやアサキムの反応を見ても、時間が少しだけ戻ったのは間違いない・・・あの時、俺は12のスフィアの全てを感じた・・・スフィアは複数を集める事で単独の時以上の力を発揮するとは聞いていたが・・・12のスフィアが揃えば、起こってしまった事さえ、変えられるのか・・・だが、そんな力を使っていいはずがない・・・。そんなものが存在していたら、世界は滅茶苦茶になる・・・もし、あれを何の迷いもためらいもなく、使える奴がいるとするならば、それは・・・神と呼ばれる存在だ・・・)と俯いて黙考。
・南アジア戦線の反抗作戦により、皇国支配率64.3%に低下。
●第47話:決戦の地へ
・ミネバはジンネマンらに補佐されてソレスタルビーイング号に残り、ドーリアン外務次官らとネオ・ジオン残党との折衝に従事。「私かハマーンが残ってもいいのだぞ、ミネバ?」と案ずるシャア、「心配は要りません、シャア。もうすぐジオンの名は消えるかも知れませんが、そえrまではザビ家の血統として、その務めを果たします」と請け合うミネバに、「ジオンもザビ家も消える・・・。それでも人類は前に進むのだな」と微笑。
・「・・・私のたった一つの望み・・・叶えてくれますね、バナージ?」と微笑みかけるミネバに、「必ず君の所に帰ってくる・・・。約束するよ、オードリー」と応じるバナージ。
・「再会を誓う二人・・・。感動のシーンね・・・」と感慨にふけるかなめ、「手ぬるいな。あの程度では、バナージはこれからの戦いを勝ち抜けんかも知れない・・・もっと士気を挙げるためにも再会の時の約束というものを教えてやらねば・・・」と呟く宗介に、「ロマンチックなのか、デリカシーがないのか、はっきりしなさいよ!」と久々のハリセン炸裂。(^^;
・かなめのウィスパードとしての知識は消滅、テッサも同様ながら、幼少期からの知識の積み重ねで、今後は技術者に軸足を起きつつ、今回はソレスタルビーイング号に残留して調べ物。(皆さんが地球を解放している間に私は、カナメさんが捕らえられていた時に出したアイディアとレナードの遺したものを解析する・・・その力とノリコさんの提供してくれたデータ・・・。それが人類の未来を切り拓く力になる・・・)と黙考するテッサ。
・ユーラシア大陸セントラル・ベースで情報交換するサルディアス、ダバラーン、尸刻の中間管理職3人、宇宙進出時からサイデリアル管理下にあった星はこの銀河系だけでも20以上存在するものの、サイデリアルによる進化の管理が暴露されたのは史上初と驚き、更になお地球人が士気を高めている事に当惑。地球人の特殊性を指摘するサルディアス、「諦める事ない不屈の精神・・・仲間や友を信じる心・・・希望と共に未来へ向かう意志・・・」とあげつらう尸刻に、「ま・・・当然、マークされますわな。そんなものを持っていれば」と苦笑。
・その中心となるZ-BLUEを倒せば地球人を戦力敵にも精神的にも押さえつけられると判断するダバラーン、オリジン・ロー抽出システムによる霊子の収集が完了すれば危険種として抹消されると推測し、「要するに惑星ジェミナイと同じ運命だ」と指摘。
・「では、見所のある戦士・・・つまり、Z-BLUEはサイデリアルに組み込まれるという事ですね。ハイアデスや鬼宿と同じように」と指摘するサルディアス、「含んだ言い方だな」と睨むダバラーンに、「せっかくですから聞かせてくださいよ、ハイアデスの本音を」と水を向けるものの、「俺はエルーナ様と共に心躍る戦場を駆け抜けるだけだ。サイデリアルは、その機械を提供してくれる。それだけの事だ」とそっけないダバラーン、「そのためならば、先代の頭領が殺されても文句がないと?」と粘るサルディアスにも「・・・全てはエルーナ様が決められた事だ」と取り合わず。
・同じ問いを受ける尸刻、「サイデリアルの進む先には常に戦いが・・・つまりは死があります。失われた生命を天に導く事が鬼宿の務め・・・。その意味では、ここは私達に相応しい場所でしょう」と即答し、「一族のほとんどを滅ぼされた事も気にならないと・・・」と追求するサルディアスに、「あなたはどうなのです、サルディアス将軍?」と問い返す。
・ダバラーンも自分達より古株なのに前歴を聞いていないとツッコむものの、語る程の事はないと韜晦するサルディアス、「母星を滅ぼされ、サイデリアルの一員となって怨嗟の魔蠍を奪うための部隊を率いてたと思ったら、いつの間にか、その副官という次第です、はい」と苦笑。「リアクターの候補だったという事か?」と驚くダバラーンに、「恥ずかしながら・・・」と苦笑するサルディアス、「でもね・・・結局は我が身可愛さに憎しみを捨ててしまったんですよ・・・。これではガドライト氏を笑えませんな」と明かす。
・ガドライトの反逆に言及するダバラーンに、「まあ、当然と言えば当然ですね。あの人の境遇を考えると」と苦笑するサルディアス、「我々も同じだと言いたいのか?」と睨むダバラーンに、「カマを掛けたのが、わかってしまいましたか・・・ま・・・心の中に不満はあっても私達は今のポジションでそれなりにやっていくしかないでしょうな」と苦笑、「では、決意が固まりました所で、ラース・バビロン防衛ラインを死守いたしましょう。虎の子の副官三人を配置した上官の期待に応えようではありませんか」と背水の陣を提言。
・セントラル・ベースで必勝の策を秘めて待ち構える3軍合同部隊に、世界中の反抗作戦の嚆矢としてZ-BLUE登場、決然と宣戦布告。
・「あ・・・ええと・・・その・・・この前の・・・あれは・・・ちょっと・・・気持ちが舞い上がっちゃって・・・その・・・あの・・・ほら!劇的な再会で、ムードが盛り上がりすぎて!だから、その・・・あんまり気にしないで・・・」とヒビキに言い訳始めるスズネ先生だが、「ありがとうございます、スズネ先生。俺・・・」と言いかけたヒビキを「それより先は戦いが終わってからにしましょう」と制し、「蒼の地球と翠の地球が、完全に平和になってからよ」と宣言。「・・・結構、遠くないですか・・・?」と戸惑うヒビキだが、「自信ないの?」と問われて「まさか」と不敵に笑い、「頼りにしてるわよ、ヒビキ君」と微笑むスズネ先生。
・1PPは北と西に二分しつつ控えめに前線押し上げ、手加減等で敵雑魚落とさずに削っておく。
・2PPイベント発生。尸空、バルビエル、エルーナルーナが出現、「ここに界を張る」「セントラル・ベースは、この星のオリジン・ローを抽出するための装置だ」「それを私達のスフィアで制御して、最高の戦場を造るってわけ!」と口々に宣言してスフィア発動。
・「奴等は・・・この空間の因果律を歪めるつもりだ!」と號が警告する中、Z-BLUE能力半減、「限定空間内の法則の書き換え・・・」「次元の檻は、これを拡大したものだ」「今の君達は普段の50%程度の力しか出せないだろうね」と説明するエルーナルーナ、尸空、バルビエル。
・こういう手は好きじゃないとエルーナルーナが詫びつつ、「お前達は禁忌に触れた」と尸空が宣告。人類管理というクロノの教義自体を秘密にしてきた理由を問うゼロとロジャーだが、「世の中、本音と建前ってのがあるって事よ。どんな立場になってもね」とエルーナルーナが苦笑、「それを君達が知る必要はない」とバルビエルが言い放つ。
・後は任せると皇国リアクターは撤退、「フフ・・・愛してるよ、ダバラーン」と微笑みかけたエルーナルーナに、「う・・・う・・・うおおおおおおおおおおっ!!」と絶叫するダバラーン、「まさに奇跡の勝利です!」と揶揄するサルディアス、静かに祝福する尸刻。
・「くそ・・・!勝手に盛り上がりやがって!」と毒づくクロウ、スフィアでインチキ空間を破れないかと求められるも、スフィアの使い方はサイデリアルが上と歯嚙みする。・・・そもそも地球の次元力抽出して大量投入してる時点で力負けするはずで、使い方云々でもないような。(-.-;
・「希望を捨てるな」と叱咤する號、「大きな力が・・・近付いてくる・・・」と予告して皆を激励、戦闘再開。(これが次元力・・・。これがスフィアの力・・・それは・・・神の力なのか・・・)と黙考するヒビキ。
・2PP、予め削っておいた瀕死の雑魚をマルチアクション等でとどめさして8機撃墜、イベント発生、ついでにコンボMAX。
・「このまま皆さんが惨めな姿をさらしていては世界中の人達が落胆するでしょう」とほくそ笑むサルディアスがトドメと増援を召喚、「攻撃目標は敵母艦だ!一気に勝負をつけるぞ!」とダバラーンの号令一下、真ゲッタードラゴンに突貫。
・振り切れず懐に入り込まれて窮地の真ゲッタードラゴンだが、突然援護射撃で敵増援が撃墜され、登場した味方増援に「あれは!バルゴラのI号機とII号機!」とセツコ驚愕、「どうやら、いいタイミングの登場だったようだな」とデンゼル隊長、「元気でやってたか、セツコ!」とトビーが微笑みかける。(*゚ー゚*)
・更にサイドに回り込んだ敵増援を援護射撃で撃墜しつつ、パールネイルを駆るマルグリット、そして「もう私はカイメラの一員じゃない。この機体の名前はエリファスよ」とツィーネ登場。「待ってたぜ、ツィーネ・エスピオ。それともクィーンって呼ぶかい?」と桂が呼びかけ、「あの女性がクロノのクィーン!?」とゼロ驚愕、「カイメラのおっぱいオバケが!?」とメール憤慨。(^^;
・「やっぱり、あなたは気付いていたのね、桂木桂」とツィーネ微笑、それぞれの再会に力づけられるセツコ、ランド、クロウ達。
「たかが4機で、この状況をひっくり返せると思うな!」と吠えるダバラーンに、「残念ね・・・。本命は別にいるのよ」とツィーネが冷笑、「来る・・・!」と號が微笑み、新たな戦艦が登場。
・「だが、ハイアデスの俺にはわかる!その艦の戦闘力は大したものではない!」と見切るダバラーンに、「単純な攻撃力で、このソーラリアンの価値を計らないでもらいたいね」と冷笑するトライア博士、「チーフ!」と驚くクロウをよそに、「因果律歪曲収束点、確認!そこの位相を逆転させ、正常化するよ!」と宣言、次元力発動!(゚∇゚|||)
・「因果律の歪みが修復されていく・・・!」と驚愕する尸刻達に、「せっかくの切り札の作戦だったろうが、残念だったね。このソーラリアンは事象を制御するシステムそのものなんだよ」と皮肉に嗤うトライア博士、桂に協力させていた研究が遂に結実したと明かしつつ、「やってくれるぜ、チーフ!」と快哉を叫ぶクロウに、「いいや、私の手柄じゃないよ。こいつは地球の科学者達の英知の結晶だからね。弓博士を始めとする科学要塞研究所の面々、敷島博士、21世紀警備保障の理香ちゃん、プリン伯爵、セシル、ラクシャータ、ビリー・・・通りすがりの梅本さんとウィスパードちゃん、ソレスタルビーイングの技術スタッフ・・・その他諸々の皆様方の知恵を拝借して、このソーラリアンは完成したのさ」と明かす。
・更に「でも、どうやって事象の制御を!?」「疑似スフィアの力なんですか!?」と戸惑うスズネ&ヒビキに、「何を言ってるんです、ヒビキさん」と久々に姿を現したAG、「今日という日のために時獄戦役の時から人々の想いを集めてきたものがあるじゃないですか」と微笑み、「そうです!Zクリスタルの力です!」とドヤ顔かまし、「成功です、トライア様!」と宣言。「さすがはZ-BLUEの想いを集めたZクリスタルだ。因果律を修復した以上の力を発揮してくれたようだ」とトライア博士も微笑、Z-BLUEは能力復旧に加えて全員気力MAXに。
・「ソーラリアンはコントロールシステムに過ぎない。その力の源は、あんた達がこれまでの戦いで経験してきた様々な想いだよ」と告げるトライア博士、「Zクリスタルは、それを高純度の結晶としたもの。つまり、生命の力を凝縮した電池のようなものです」とAGに補足されつつ、「時獄戦役での時空修復の際、AGから提供されたZチップ・・・。ずっと研究を続けていたが、ようやく形になったよ」と微笑。
・デンゼル隊長&トビー、マルグリット、ツィーネはAG依頼でソーラリアン直衛に回り、「このソーラリアンはZクリスタルの力で1分間に1回だけ、事象の制御が出来る」とトライア博士、「事象の制御は全6種類がセッティングされており、ZクリスタルのGRADEに対応しています!」とオペレータを務めるAGが説明して、後は力と力のぶつかり合いと気炎を上げるZ-BLUE、仕切り直して戦闘再開。
・2PPサルディアス撃破してセリフイベント。憎しみや怒りが持続しないのは歳のせいですかね・・・と自嘲しつつサルディアスの機体爆発。(あなたは、このままバルビエルが戦う事を良しとするんですか・・・このまま彼が憎しみに呑まれていったら、待っているのは、きっと取り返しのつかない悲しみです・・・)と顔を曇らせるセツコ。
・トライア博士が戦闘時セリフイベント。戦闘向きの艦じゃないとボヤくトライア博士だが、「心配は無用だ、ドクター!」とデンゼル隊長、「俺達がソーラリアンの直衛にいる!」とトビー、「我々が艦を守ります!」とマルグリット、「博士とAGは事象の制御に専念してくれれば、いいわ」とツィーネが太鼓判を押し、「ありがとうよ、みんな・・・だけど、多くの人の尽力で完成したソーラリアンを有象無象の輩に傷つけさせるのは我慢ならない!私もやれるだけの事はやるさ!」とトライア博士が決然と宣言、「OKです、トライア様!張り切っていきましょう!」とAGも煽る。・・・ちなみにフォーメーション・ソーラーで、デンゼル&トビーはともかく、マルグリットとツィーネもカットインなかったのが超残念・・・(;_;)
・3PP尸刻撃墜してセリフイベント。兄の尸空に力不足を詫びつつ、「彼等なら、もしかすると理を覆す事も可能かもしれません・・・」と呟いて機体爆発。(人の魂を冥界に導くのが仕事のあんたが、そう簡単に死ぬとは思えねえな・・・じゃあな、尸刻・・・。悪いが、あんたの兄さんとの決着はつけさせてもらうぜ)と独白するするクロウ。
・ランドがダバラーンと戦闘時セリフイベント。遂に決着と意気込むダバラーンに、「俺はいつでもその気だったけど、お前の方が逃げてったじゃねえかよ・・・」と呆れるランドだが、「貴様は我がハイアデス魂を燃え上がらせるに相応しい相手である事を認めよう!」と告げられ、「いいぜ!そっちの方が嫉妬の八つ当たりより、男の戦いって感じだ!」「来いや、ダバラーン!俺とガンレオンの全力で、お前を迎え撃つ!!」と闘志を燃やす。「結局、この二人・・・似た者同士なのよね・・・」とメール苦笑。
・4PP、削ったダバラーンにDコマンドのフルミラクルかけたアルト君でとどめさして戦闘終了、SRポイントget、「待っていてください、エルーナ様!愛しのダバラーンは、すぐにあなた様の下へ・・・!」とか妄言吐いて機体爆発。「・・・あの人・・・死んじゃったのかな・・・」と危惧するメール、「愛のパワーってのがあるんなら、しぶとく生き残るだろうさ。だが、ご自慢の戦艦は叩き落とした。これでもう、あいつと戦う事もないだろうさ」と不敵に微笑むランドに、「あいつが、また来たって大丈夫!だって、ダーリンにも愛のパワーがあるからね!」と微笑むものの、「そうだな・・・」とランドはうかない顔に。(^^;
・前哨戦を終えて、改めてトライア博士ら心強い援軍を迎え入れるZ-BLUE。特にツィーネを3人目の特異点と紹介する桂とオルソン、大時空震動を引き起こした時空震動弾の発動時に彼女もいたと明かす。ただし、様々な要素が複雑に絡み合った今の多元世界を時空修復するには、その結び目の核として全ての世界を貫く超特異点を見つける必要がある、とトライア博士が指摘。
・ともあれ帝都ラース・バビロンを次の目標と定めるZ-BLUE、未だ詳細不明の立ち上がる射手のスフィア・リアクターたる皇帝アウストラリスに危惧しつつ、各戦線からの地球側勝利の報に勇気づけられ闘志を燃やす。「どうやらクロノの教義が明かされた事は人々に絶望よりも、立ち向かう怒りを与えたようだな」と不敵に微笑むハマーン様に、「それは、あんた達・・・Z-BLUEの存在があるからだよ」「あんた達の存在が、人々の希望を集めてるんだ。そして、今あるこの世界は時の牢獄を否定する事で生まれた世界だ」とトライア博士が指摘し、「人々が未来を望んだ世界・・・」と呟くヒイロ、「俺達は今、人類の未来そのものとなっている。俺達が敗北すればそれは人類全体の未来を閉ざす事になる」と戒める號、(そして、その先に待つのは何だ・・・)と黙考。
・ソーラリアン格納庫にはしっかりDトレーダー開店。(^^;
・久々にセツコと再会したデンゼル隊長とトビーは、UCWにもADWにも属さないところからアサキムに無理矢理連れてこられていたため、新世時空震動時に次元の狭間に跳ばされていたものの、トライア博士に救われ、恩返しにボディガードを務めていたとか。「前線は任せるぜ、セツコ。俺達のGSコンバット・アクションをサイデリアルに叩き込んでやんな」と激励するトビーに「はい・・・!」と決意を込めてうなづくセツコ。
・旧知のツィーネと改めて再会したメール、「相変わらずの女王様気取りってわけね!」と膨れるものの、「・・・でも、しばらく見ないうちに少し大人っぽくなった?」等とおだてられてあっさり懐柔。「あの子を見てると戻れない過去を思い出すわ・・・」と切なげに苦笑するツィーネ、UCWでジ・エーデルは何故かクロノを黙認していたと明かし、特異点故に新世時空震動の転移後クロノに保護され、何故かサイデリアルに引き渡される事なくキングに逃がされたと説明、「今になってみると、キングはサイデリアルに対して思う所があったみたいなの。と言っても、具体的な行動を起こせるわけもなく、事態を静観するだけの老人だったようだけど」と告げ、「私も信じてみたくなったのよ。あの多元戦争で見た人の心の光を」と反サイデリアルに協力した理由を吐露。
・「・・・アサキムは?」と切なげに問うツィーネ、「アドヴェントにやられた。もっとも、それで死ぬわけでもないだろうけどな」と答えるランドに「そう・・・」と呟き、サイデリアルのスフィア・リアクターへの牽制として敢えてアサキムを火星のZONEから解放したと告白、「あなた達にも危害が及ぶ事はわかっていた。でも・・・」と詫びる。「それ以上は言いっこなしだ」と微笑むランド、「アサキムの存在が、どう転ぶかはわからねえ・・・だが、あいつとも決着を・・・本当の意味での決着をつけなきゃならんような気がするんだ」と答え、「前向きなのね、相変わらず」と微笑むツィーネに「だろ?」とヒートスマイル炸裂、「暑苦しさも変わらないわね」と苦笑するツィーネ。
・こちらも久々にクロウと再会したマルグリット、インサラウムの次元科学の結晶たるパールネイルをトライア博士の研究に役立てていたと明かしつつ、「再生戦争での別れ際、次に会った時に言いたい事があるってのは・・・」と野暮な事持ち出したクロウに、「あ、あれは・・・!」と頬を染めた後、「今は・・・フェアではない・・・」と悲しげに目を伏せる。「そうだね。今はそんな場合じゃないだろう」と助け舟出すトライア博士、「エスターに会わせてやるよ」と厳しい面持ちでクロウに告げる。
・一方、ソーラリアンのZクリスタルにヒビキだけを招いたAG、「このソーラリアンはZクリスタル運用システムを稼働させ、かつ現場まで運ぶためのものですからね」と告げ、戦闘中にZクリスタルをこちらに転移させていたと説明、サイデリアルとの戦いの切り札となるこの艦とZクリスタルを完成させるべく、極秘裏にZ-BLUEから離れていたと明かす。
・「インダストリアル7での戦い・・・いがみ合う双子の・・・スフィアの力を使いましたね?」と指摘するAG、「いがみ合う双子・・・。あれは12のスフィアの核となる存在なのです」「ワタシの知る限りの情報ではスフィアは元々は一つであり、それが何らかの事情で12個に分割されたものだそうです。スフィアはそれぞれに人間の感情を司るものですが、その中でいがみ合う双子は、その力を統合して制御する役割を持っているのです」と明かす。「何故、そんな力が・・・?」と訝しむヒビキに、「ワタシにもわかりません。ですが、サイデリアルもそれを知るからこそ、ヒビキさんに対して、特別な扱いをしてきたと思われます」と推測し、「ですが、ヒビキさん・・・。もし12のスフィアが揃っても、決して、その力を使おうとしてはなりません」と警告。
・スズネ先生の一件は12個のスフィアのそれぞれの持ち主が彼女の死、もしくはそれをもたらしたアドヴェントを否定したため、その力が発動したと推測するAG、「スフィア・リアクター全員の意志が瞬間的に一致した事により、あの時の奇跡が起きたのです。ですが、そのような事象の制御を一人の人間がやろうとすれば、そこに待っているのは悲劇しかありません」「恐らくヒトとして存在できなくなるでしょう」と告げ、「このZクリスタルを収めているケースの奥を見てください」と指し示す。
・「女の子・・・!?」と驚くヒビキに、やってきたトライア博士が「・・・その子がエスターだよ」と告げ、「一体どうしてこんな事に・・・」と驚くクロウに「ヴァイオレイション・・・。次元獣化の影響だ」と沈痛な面持ちで告げるマルグリット。
・クロウと亡きユーサー殿下のスフィアの力で人間に戻ったエスターだが、生体機能と融合したリヴァイヴ・セルの影響は残り、いわば超小型のZONEとして周囲の次元力を自身に取り込み制御可能となった。が、新世時空震動以降、地球が引き出す次元力が増大、無自覚に取り込めば肉体と精神は完全に崩壊してしまうため、自ら仮死状態に。
・「では、そのエスターが何故、こんな所にいる?」と険しい面持ちで追求するクロウに、「エスターはZクリスタルで引き出した次元力を制御するためのコンバーターの役割を果たしている」と明かすトライア博士、「鬼だ、悪魔だと、なじってくれていい・・・」「最初はエスターを救うための研究を続けていたが、行き詰まった次元力の制御の問題の解決に彼女を使う事を思い立ったのさ・・・」と詫びつつ、Zクリスタルのおかげでエスターの状況を以前より把握できるようになったとも説明。「・・・わかった。あんたを信じるよ、チーフ」と労うクロウに、「それに応えてみせるさ、必ずね」と誓うトライア博士。
・あまりの事態に絶句するヒビキ。(そうです、ヒビキさん・・・。決して忘れないでください。エスター様だから・・・このソーラリアン程度の事象の制御だから・・・まだヒトの形を保てているのです・・・あなたが再び、12のスフィアの力を・・・神の力を使う事になれば、その時は・・・)と内心で警告を思うAG。(だが、そうしなければならない時が来たら・・・俺は・・・)と決意するヒビキ。
・各地の反乱でターミナル・ベース18基、セントラル・ベース3基を解放、皇国支配率52.6%に低下。
・Dトレーダーで、久々に復帰したAG、Z-BLUEに迎えられたツィーネにお約束の「商売、商売!」を要求、「もう・・・恥ずかしいんだから、あんまり言わないで・・・」と恥じらう様に「高飛車な仮面の下の生真面目さと純情・・・。たまりませんな・・・」とやに下がりつつ、自ら前線に出る支度金と称してボーナスZチップ2000Zget。
●第48話:燃える地球
・帝都ラース・バビロン皇帝宮で地球側大反抗作戦の報告を受ける皇帝アウストラリス、「ラース・バビロンが落ちなければ、いや・・・この俺さえいれば、状況を覆す事は可能だ」と言い放ち、地球側はZ-BLUEのみによる徹底的な点の戦略に過ぎないと指摘、「奴等を潰せば、事は成る。この星に来たのは、そのためのようなものだ」と告げ、既にリアクター3人に指示を与えたと明かす。
・「・・・Z-BLUEを懐柔されるのですか?」と問うシオニー、「エルーナルーナには、そのように指示した。奴等が俺の言葉に従うようなら、失望するがな」と傲岸に答える皇帝アウストラリスに、「戦いを求めているのですね。それが無意味な事であると知りながら・・・」と告げ、「メッセンジャー風情が言ってくれるな」と窘める皇帝にも臆せず、「私を陰月から地球へと送り届けた者・・・。彼があなたに伝えたかったのは、この事だと今なら思えます」「かつての私も、守りたいもののために戦った・・・。いや、戦っていたつもりだった。それが力に頼った独りよがりであると知りながら、結局、その力に溺れていった」と想いを吐露、「私の愛するリモネシアは、美しい海と空を取り戻しつつあります。私はリモネシアと・・・そこに住む人達のためならば恐れるものはありません」と気丈に宣言し、「どうか、お考えをお改めください。陛下の求めるものは・・・」と懇願。
・「黙れ」と一喝する皇帝アウストラリス、さすがに怯んだシオニーに、「俺の闘いが、言葉で止まると思うな。お前にも教えてやる。今、世界に・・・銀河に必要なのは圧倒的な力である事を」と宣告。
・一方、ユーラシア大陸北部に達したZ-BLUEでは、ソーラリアンのブリーフィングルームでトライア博士がスフィア・リアクターを集め、「状況をまとめると12のスフィアはZ-BLUEとサイデリアル、アサキムに4つずつある事になる」と整理。更にスズネ先生が、サイデリアルのリアクターは他人のスフィアを奪う事が出来ないと聞いた事を明かし、「それが何らかの盟約なのか、機能的に制限されているかまではわからないが、共食いを避ける事が第一の目的だろうね」と指摘するトライア博士。
・かつて、尽きぬ水瓶のユーサーがアイムから偽りの黒羊のスフィアを奪った結果、使いこなすまで至らずとも、ガイオウに匹敵するレベルまで力を得たと示唆するクロウ。「じゃあ、4つのスフィアを持ってるアサキムが最強って事!?」と焦るメールに、「・・・どうだろうね・・・。あれはリアクターとは別ものだから」と首を傾げるトライア博士、「アサキムもスフィアを使ってはいたが、俺達のようにスフィアと一体化するというよりも無理矢理、力を引き出しているようだった」とクロウが指摘しつつ、まずは皇国を倒す事が第一と結論。
・帝都ラース・バビロンで待ち構えるエルーナルーナ、尸空、バルビエル。それぞれに覚悟を固めるエルーナルーナと尸空だが、「気持ち悪いんだよ、君達は。まるで最後の戦いみたいで」と噛み付くバルビエル、「わかってるんだろうな?永遠を約束された僕達の戦いはまだまだ続くって事を」と指摘。
・Z-BLUEを倒してしまえば新たな4つのスフィアを手土産に銀河に戻る事になると応じるエルーナルーナ達に、「そうさ。それこそがサイデリアルのスフィア・リアクターである僕達の務めだ」と同意するバルビエル、Z-BLUEに警戒を促すエルーナルーナに、「君達よりは、彼等の事を知ってるさ・・・」と呟き、「同じ火の文明・・・同じ地球人・・・」と指摘する尸空に「黙れよ、尸空。僕はバルビエルの名を授けられた選ばれた人間だ」と言い放ちつつ、「もう遊びは終わりだ。彼等の事を殺したくて、殺したくてたまらない・・・アウストラリスも許可してくれた・・・!たとえ、スフィアを逃がす事になろうと僕が奴等を殺す!」と嗤う。
・帝都ラース・バビロンに現れたZ-BLUEに、「ようこそ、ラース・バビロンへ!負けて逃げ帰った記憶も冷めないうちに再びやってきた勇気に乾杯だ!」と揶揄するエルーナルーナ、安い挑発と宗介に切り捨てられて気色ばみつつ、「でもね、口を開けば呪いの言葉の同僚と極端に無口な同僚じゃ、私がMCを担当しなきゃならないってわけよ」と苦笑。
・皇帝アウストラリスの指示通り、まずZ-BLUEの懐柔を試みるエルーナルーナ、軍事連合サイデリアルに星ごとスカウトすると提案、「あんた達なら、すぐに部隊長クラスにはなれるし、何人かは師団長・・・ううん、将軍もイケると思う」と評価、地球人もペット扱いでなく協力者としてそれなりの立場が保証されると勧誘するものの、Z-BLUEの面々は聞く耳もたずきっぱり拒絶。
・なお食い下がろうとするエルーナルーナに、無駄と忠告する尸空、「この星の人間は、自分達の上位者の存在を知っても臆するどころか、闘志をたぎらせている」と指摘し、無知故の蛮勇とバルビエルが嘲笑。交渉決裂で決戦にのぞむZ-BLUE、「魂を燃やすステージの始まりだ!!」とバサラが気炎を上げて、まずは雑魚相手に戦闘開始。
・2PP、敵8機撃墜してイベント発生。西にガドライト登場、「言ったはずだぜ。今の俺はジェミニスでも、サイデリアルでもねえって」とことわり、「標的は俺か」と問う尸空に「その通りだ、尸空」と肯定しつつ、「だが、その前にあんたには礼を言わなきゃならねえ」「確かにあんたはアンナロッタを殺した」「だが、あいつの周りにいたジェミニスにも、あいつのお腹の中にいた赤ん坊にも手出しはしなかった」と告げる。
・「俺の受けた任務はジェミニスが天意に背いた場合、最後の女であるアンナロッタ・ストールスを抹殺する事だ。それ以外は知った事ではない」と憮然と告げる尸空に、「おかげで俺とアンナロッタの娘・・・ジェミナイドの希望は生まれたよ。それも双子がな」と応じるガドライト、ジェミナイドの次代を繋げる娘達をアンナとロッタと命名したと告げ、「ありがとよ、尸空・・・だがな!任務だろうと何だろうとアンナロッタを殺した事は許さねえ!!叩き潰してやる!お前も・・・サイデリアルも!そして・・・!」と吠える。
・「御託はいい。来い」と尸空が遮り、「結局、君はいがみ合う双子を真のサード・ステージまで持って行けなかった中途半端なリアクターだ。」とバルビエルが嘲笑、「それが槍を盗み出した理由かい、ガドライト?」とエルーナルーナが確認。驚くシンちゃんに、サイデリアルが保管していた因果律を歪める槍をガドライトが盗み出し、レナードに渡したと明かすツィーネ。
・「ガドライト・・・」と呟くヒビキに、「余計な口を利くなよ、ヒビキ。俺は俺の好きでやってるだけだ。だが、礼を言っとくぜ。お前達の存在が、俺に足掻く事を思い出させてくれた」と告げるガドライト、「覚悟しやがれよ、サイデリアル!お前達に奪われ続けてきた男の怒りを思い知れ!死んだ女房のため!アンナとロッタ・・・そして、ジェミナイドの明日のため!お前達を叩き潰す!」と吠えて、戦闘再開。
・3PPアンタレス6個小隊撃破してイベント発生。北西に「そんなに僕に処刑されたいのかい?」とバルビエル出現、「愚策だな、新地球皇国。つまらん縄張り意識に囚われ、戦力を逐次投入するとは」とこき下ろすゼロに、「そうじゃないよ、ゼロ。他の二人は僕の毒に巻き込まれるのを恐れていたのさ。そして、僕さえいれば、君達全員を片付ける事が出来るんだよ」と嘯き、「僕の憎しみの全てを味わうがいい!」と宣告。
・セツコがバルビエルと戦闘時セリフイベント。妄執を込めセツコの名を連呼し「殺してやる・・・!それが僕の愛だよ、セツコ!」と叫ぶバルビエルに、「そんなものは愛でも何でもない。人は憎しみだけでは生きられない!私が最後にあなたに教えてあげられるのはその事よ!」と宣告するセツコ。
・3PPセツコでバルビエル撃破。何故勝てないと憤るバルビエルに、「「知りたいなら教えてやるぞ、バルビエル!憎しみは、いつか潰える!お前の力は無限ではないからだ!」と啖呵切るゼロ、かつての自分はお前と同じだったと告げ、「何かを奪う憎しみより、何かを生み出す事の方が強いんだ!」と自ら学んだ教訓で諭す。「それを見つけられなかったあなたは・・・」と目を伏せるセツコに、「黙れ、セツコ!その目で僕を見るな!」「それが出来ないなら、僕を殺せよ!この怨嗟の魔蠍を止めてみろよ!」叫ぶバルビエル、「必ずお前達を殺すために戻ってくる!」と言い置いて撤退。(その憎しみが果てを迎える、その日まで私はあなたと戦うわ)と決意するセツコ。一方、(もうバルビエルは終わりだね・・・。これ以上はスフィアの力は伸びない・・・)とエルーナルーナが見切りを付け、(哀れだな、バルビエル。お前の独りよがりに、そのスフィアは渡せない)と尸空が黙考。
・位置取りし直しつつハイアデスを削っておき、4PPハイアデス6個小隊撃墜、イベント発生。北にエルーナルーナ出現、「皇国ね・・・」「お互い背負ってるものがあるのはわかるけどさ・・・今は、そういうのを忘れて思いっきり楽しもうよ!ダーリン、Z-BLUE!」と獰猛に嗤う。「お断りだ!とっとと決着つけるぞ、エルーナルーナ!!」とランドがはねつけて戦闘再開。
・ランドがエルーナルーナと戦闘時セリフイベント。腹心ダバラーンの戦死にも「ハイアデスは戦いの中で生き、戦いの中で死んでいくからね!ダバラーンも満足だったと思うよ!ダーリンみたいな男達と戦えて!」と猛々しく嗤うエルーナルーナ、「お前も、それで満足なのかよ!」と問うランドに「もっちろん!だけど、私はもっと高い満足を求める!それはダーリン!勝利を収める事だよ!」と宣言。「残念だったな、エルーナルーナ!お前の欲望が、どんなに強くてもその願いはアウトだ!今日だけはお前の流儀に付き合う!とことんまでやってやるぜ!!」と吠えるランド。
・4PPランドでエルーナルーナ撃沈。「負けたよ、Z-BLUE!私も全力を出し切った!サイコーだよ!何の心残りもない程にね!」と微笑むエルーナルーナだが、「だけど、この生命もスフィアもあんた達に渡すわけにはいかない!」と言い置いて撤退。(盟約の時は近いかもな、エルーナルーナ・・・)と黙考する尸空。
・5PP鬼宿6個小隊撃破してイベント発生。北東に尸空出現、相変わらず無言を通し、可愛げがないと呆れる桂だが、「とっとこいつを倒して、アウストラリスを引きずり出すだけだ!」と言い放つクロウ。
・クロウが尸空と戦闘時セリフイベント。何とか言えと揶揄するクロウ、「フ・・・虚無を気取っちゃいるが、お前が俺を殺そうって意志は隠しようがねえな」とニヒルに微笑、「虚無は無ではない。俺も生きている」と応じた尸空に、「最後に、いい言葉が聞けたぜ。おかげでやる気も出るってもんだ。ダンマリ殺人マシーンの相手なんてのはシュミじゃねえからな・・・!」と睨めつけ、「行くぜ、尸空!お前の虚無でも、俺の借金返済の意志は呑み込めねえってのを教えてやる!」と啖呵。(^^;
・5PP、クロウで尸空撃破してイベント発生、SRポイントget。「・・・さすがと言っておく」と呟いた尸空だが、「俺の戦いは終わっても、俺達の戦いは終わらない」と言い置いて撤退。(あばよ、尸空・・・。その陰気な面・・・もう見せるなよ)と独白するクロウ。
・次は遂に皇帝アウストラリス、と意気込むZ-BLUEだが、北に謎の球体が出現して戸惑う。そこへ尸空ら3人が戻り、「あれが皇帝アウストラリスだ」「あの球は、あいつそのもの言ってもいい」と尸空、エルーナルーナが告げ、「残念だったね、セツコ!つまらない情に流されずにあの時、僕にとどめを刺しとけばよかったんだよ!」とバルビエルが毒づきつつ、「さあ、アウストラリス!時間は僕達が稼いでやる!その間に・・・」と呼びかける。
・ところが突然、球体から尸空ら3人を攻撃し、「エルーナルーナ、尸空、バルビエル・・・。お前達のスフィアは俺がもらう」と宣言する皇帝アウストラリス。「それは出来ないはずじゃ!」と驚くスズネ先生に、「その通りだ。サイデリアルの所有する4つのスフィアはその力を封じられている。だが俺には、それ以外の力がある」と応じた皇帝アウストラリス、「バルビエル・ザ・ニードル・・・。お前の憎しみの力は、確かにすさまじいものだった。その憎しみが世界を呪うのではなく、お前から全てを奪ったものに向かえば、俺の同志になれただろうにな・・・」と告げる。
・「い、嫌だ!僕は・・・まだ死にたくない!」と怯えるバルビエル、「セツコ!僕を助けてよ、セツコ!ガン・アーレス!僕を未来に導いてくれよ!僕は永遠を手に入れて太陽の輝きに・・・!」と叫びつつ爆死。そのスフィアを手中に収めた皇帝アウストラリス、「これが怨嗟の魔蠍・・・」と呟き、「・・・あの子には悪い事をしたね」と言うエルーナルーナに、「仕方あるまい。洗礼名を自ら名乗るような者に期待をかけても無駄だ」と言い放つ。
・「結局、あの子の憎しみは一番向けられるべき相手に向かわなかったんだね」と呟くエルーナルーナ、「すまんな、エルーナルーナ。お前の欲望を・・・戦いの日々を奪う事になって」と詫びる皇帝アウストラリスに、「いいさ。あの日・・・あんたとサシでやって負けた時の約束を守るだけだから」と微笑み、もうランドやZ-BLUEのおかげで十分堪能したと告げ、ランド達にも別れを告げて爆死。同じくスフィアを吸収した皇帝アウストラリス、「これが欲深な金牛・・・」と呟く。
・続けて尸空も「後は任せる」と皇帝に告げ、「俺もエルーナルーナも自らのスフィアを・・・生命をアウストラリスに差し出す。ただ、それだけの事だ」と言い放ち、「・・・クロウ・ブルースト・・・。俺もお前と同じなんだよ」と告げて爆死。そのスフィアを吸収した皇帝アウストラリス、「これが沈黙の巨蟹・・・」と呟き、「・・・全てを俺のものにするのには少し時間が必要か」と言うや、無人機のアンゲンロイを周囲に召喚。
・「ボサっとしているな!あの球を破壊するぞ!」と叱咤するガドライトが、「・・・そんなはずはねえ・・・。そんなはずは・・・!だとしたら、俺は・・・!」と動揺しつつ、戦闘再開。
・クロウが球体と戦闘時、「見せてやるぜ、ヴィルダーク!」とか、サラっとネタばれセリフが。まだ出てきてないんですケド・・・(^^;
・雑魚掃滅し、省エネモードでじわじわ球体を削りつつ援護陣形組んで、7PP球体撃破、イベント発生。
・「闘気は満ちた」と呟く皇帝アウストラリス、焦慮に駆られて「お前は・・・!」と叫びながら単騎突貫するガドライトに、「俺の名前はアウストラリスではない」と顔に紋様浮かび上がらせつつ応じ、「ガドライト・メオンサム・・・!お前の闘気を俺に捧げろ!」と本性顕してガドライト瞬殺。
・「すげえ・・・。すげえ・・・力だ・・・これなら・・・エルーナルーナと尸空の気持ちも・・・わかるぜ・・・」と呻くガドライト、「お前の無念も・・・俺が晴らしてやる」と言い渡すアウストラリスに、「・・・へ・・・そんな事より・・・娘二人の未来を・・・どうにかしてくれよ・・・」と答え、「誓うぞ。ジェミナイの戦士よ」との約束に「そうか・・・よ・・・くそ・・・。もう少し・・・生きたかったぜ・・・」と呟きつつ、「あばよ、ヒビキ!お前が、そのいがみ合う双子でどこまで足掻くか、楽しみにさせてもらうぜ!」と言い残して爆死。
・「ガドライト・メオンサムの闘気と魂は我が血肉となった」と宣言するアウストラリス、「我が真の名は・・・次元将ヴィルダーク」と名乗り、「ヴァイシュラバ・・・お前達がガイオウと呼ぶ男はかつての俺の同志だ。奴の生き様は、いつか現れるであろう俺へのメッセージを託した女から聞いた」と告げる。
・「まさか、四人いる次元将の一人がサイデリアルのトップだったとはね」と応じた葵に、「・・・俺も奴も根源的災厄と戦うために力を求め、軍団を造り上げて挑み、そして、敗れた。より強大なる力を求めた俺は立ち上がる射手の力を手に入れ、さらに今、3つのスフィアを吸収した」と告げる次元将ヴィルダーク。「皇国のリアクターは他のスフィアを吸収できない・・・。それが出来たのは、次元将の方の力ってわけか・・・!」と納得するトライア博士。
・「お前もガイオウも、根源的災厄・・・つまりはサイデリアルと戦っていたはずだ!」とゼロが指摘、「お前自身が、その根源的災厄を統べる者になったというのか?」とヒイロが問いかけるものの、「そうする必要があると判断したからだ」とのみ答えるヴィルダーク、委細は語らず「俺はさらなる力を求める!Z-BLUE・・・!それはお前達だ!」と宣告して次元獣を皇都周りに召喚。
・「次元獣は確かに人機を強化する。だが、そこで強さは停止する。結局は無限に成長する戦士には及ばない」と言うヴィルダーク、「俺は・・・無限の強さを求める。そのためには強者との戦いが必要だ。悲しみの乙女、傷だらけの獅子、揺れる天秤、いがみ合う双子・・・。お前達のスフィアを俺に捧げろ。そして、Z-BLUE!お前達は俺を成長させるための贄となれ!」と言い放ち、きっぱりはねつけるZ-BLUEの面々に、「次元将と4つのスフィアの力!お前達で試させてもらう!我が名は次元将ヴィルダーク!運命をも越える最強の力だ!」と宣言して戦闘再開。
・7PP、満を持して戦術待機してたガロードのサテライトキャノン、カレン&グラハムのマルチアクションで、次元獣を殲滅。
・万丈がヴィルダークと戦闘時セリフイベント。何のために戦うと問われた万丈、「世のため、人のため・・・。そんな言葉を言っても、お前には届かないだろうな。だから、敢えて言おう!僕は僕のためにお前のような悪と戦う!」と力強く回答。「確かにな・・・。その方が今の俺にも強く響く」と苦笑するヴィルダーク、「太陽を抱く男よ!お前の輝きを俺に捧げろ!」と宣告するも、「断る!太陽は全ての人のものだ!!」ときっぱり拒む万丈。
・ヴィルダークのHP削ってイベント発生。「この程度か・・・!」と吐き捨てて再生するヴィルダークに、「あの次元力は皇帝宮から供給されている!」とトライア博士が指摘、「あそこは、このほしのオリジン・ローを制御するシステムがある」とカヲルくんが険しい顔で指摘し、霊子を吸収されている囚われの人々を「血塗られた眼となり、抜け殻同然となる・・・」と案じるヒビキ。
・「卑怯だぞ、次元皇帝!」と非難する勝平に、「何とでも言うがいい。俺は使えるものは全て自分の力にする」と言い放つヴィルダーク、システム破壊を目論むZ-BLUEに「無駄だ。皇帝宮の周囲は絶対障壁がある」と告げる。
・「絶対障壁ね・・・」と皮肉に嗤うトライア博士、「教えてやるよ、ヴィルダーク・・・!この世には絶対なんてものはないって事を!」と啖呵を切り、以前のヒビキの突撃時について「止められはしましたが、あの時、ヒビキさんは一瞬だけいがみ合う双子をサード・ステージに覚醒させました。いがみ合う双子のスフィアはあの絶対障壁の原理と相似形のようなもの・・・つまり、同質の存在です。火の中で火は消えない、水の中に水は溶けない。そういうものです」とAGが指摘して、「あんたの信じる絶対に傷がついていたんだよ、かすかだけどね!」とトライア博士がZクリスタル発動。
・「その程度の事象制御で皇帝宮のオリジン・ローの流れを変えることが出来るものか!」と断じるヴィルダークだが、「さっきのは、こっちの声を、意思を、想いを霊子吸収システムの中にいる人達に届けるためのものだよ」と告げるトライア博士に動揺、「ならば!」と刹那がGN粒子散布、バナージがユニコーンのサイコフレーム発動し、「いいぜ、お前等!ノッてきたじゃねえかよ!」とバサラの歌もヒートアップ。更にゼロ、キラ&アスラン、刹那がそれぞれ囚われのナナリー、カガリ、マリナに想いを託すと、次元力の流れが変わり、BGM"Rebellion 〜反逆の戦士達〜”Vocalバージョンと共にシステムから溢れた人の心の光がZ-BLUEへと流れ込んで全員SP最大に。
・「ちいっ!」と舌打ちするヴィルダークに、「お前が愚かで惰弱といった地球人の力を集めて、俺達はお前を倒す!」と甲児が宣言して戦闘再開。
・ランドがヴィルダークと戦闘時セリフイベント。「お前の戦いは何のためだ?」と問うヴィルダークに、「どうせ、お前にはわからんだろうが教えてやる!美味いビールのためだ!」と答えるランド、戸惑うヴィルダークに「あんな馬鹿デカイ建物の一番上でふんぞり返ってる奴に、汗を流して働いて、その後に飲むビールの美味さがわかるかよ!」と言い放ち、「それもすべては平和あってのもんだ!この星から消えやがれ、ヴィルダーク!!」と咆哮。
・竜馬がヴィルダークと戦闘時セリフイベント。「お前の戦いは何のためだ?」と問うヴィルダークに、「この星の自由と平和と未来のためだ!と言いたいところだが、俺の心の中では、同じくらいの比重でお前のようなやつと戦う事ってのがある」と獰猛に笑む竜馬、「お前は・・・ヴァイシュラバによく似ている」と告げられ、「否定する気はないが、言わせてもらうぜ。皇帝なんて地位で誤魔化しているが、お前も俺ややつと同類と見た」と言い返し、「踏み台になるのはお前だ、ヴィルダーク!」と咆哮。
・セツコがヴィルダークと戦闘時セリフイベント。「お前の戦いは何のためだ?」と問うヴィルダークに、「悲しみを・・・止めるためです」と答えるセツコ、バルビエルを討った事を責め、「あなたのような人は無限に悲しみを広げていく・・・。私はそれを止めるために戦います!」と宣告。
・キリコがヴィルダークと戦闘時セリフイベント。「お前の戦いは何のためだ?」と問うヴィルダークに、「何だろうな・・・」「お前に答えるものではない」と韜晦するキリコ、「・・・愚問だったようだな。お前から確かな意思を感じる。だが、異能生存体よ!その因果を越えた先を俺は求める!!」と迫るヴィルダークに「お前に付き合うつもりはない」と突き放す。
・バサラがヴィルダークと戦闘時セリフイベント。「お前の戦いは何のためだ?」と問うヴィルダークに、いきなり「俺の歌を聞けぇぇぇぇっ!!」と迫るバサラ。(^^;)「そうか・・・」と瞬時絶句したヴィルダーク、「その生命の力・・・!俺のものにさせてもらう!!」と吠える。・・・流石バサラ、問答無用極まりない。(´ε`*)
・ヒイロがヴィルダークと戦闘時セリフイベント。「お前の戦いは何のためだ?」と問うヴィルダークに、「お前には理解できない事だ」と切り捨てるヒイロ、食い下がられて「それ程までに知りたいのなら教えてやる。それは平和のためだ」と答え、ありきたりと評するヴィルダークに「そのありきたりのものの価値もわからない者・・・。それがお前だ」と指摘、「宇宙の求めるものは戦いだ!」と言い張るヴィルダークに「そんな理屈に従うつもりはない・・・!」ときっぱり否定。
・宗介がヴィルダークと戦闘時セリフイベント。「お前の戦いは何のためだ?」と問うヴィルダークに、「そんなことを問う余裕がお前にあるのか?」と獰猛に嗤う宗介、「どんな裏があるかは知らんが、お前は追い詰められ、部下を手に掛けた崖っぷちの独裁者だ!逆転の機会など与えん!ここで終わらせる!」と咆哮。「お前という男は理解できた・・・だが、お前の思い通りにはさせん!その闘志と覚悟を俺は打ちくだ・・・」と言いかけたヴィルダークを「トークの時間は、とっくに終わってるぞ!落ち目の独裁者!!」と遮って仕掛ける宗介。(^^;
・ヒビキがヴィルダークと戦闘時セリフイベント。「お前の戦いは何のためだ?」と問うヴィルダークに、「世界のため、平和のため、未来のため、自由のため、正義のため、みんなのため・・・」と答えるヒビキ、「ふざけているのか?」と呆れるヴィルダークに「ふざけているのは、どっちだ!お前と皇国のために、どれだけの人の生命が失われたと思っている!それに見合うものなどあるか!どれだけ望んでも、足りないんだぞ!」と激怒、「・・・お前を侮った事を詫びる」と応じるヴィルダークに、「そんなものがいるかよ!詫びる気持ちがあるなら、地球から出て行け!!」と叱咤。「それはお前達を倒してからだ!来るがいい、いがみ合う双子よ!その力を俺に捧げろ!!」と吠えるヴィルダーク。
・トライア博士がヴィルダークと戦闘時セリフイベント。「お前の戦いは何のためだ?」と問うヴィルダークに、「そういうのはパスだ。AG、任せる」とトライア博士はあっさりスルー、「では、代わって答えましょう!」と張り切るAGが「お前のようないけ好かない奴をぶっ飛ばして、この世界の平和と自由を守るためです!」と啖呵。「いいだろう。だが、その艦の力は俺に捧げてもらう!第二の黒い太陽を見逃すわけにはいかぬ!」と吠えるヴィルダーク。
・クロウがヴィルダークと戦闘時セリフイベント。「お前の戦いは何のためだ?」と問うヴィルダークに、「・・・答える気はねえ」と拒むクロウ、「少なくとも、そうやって力で他人をどうこうしようとする奴の言いなりになる気はねえんだよ」と吐き捨て、「それがお前の折れぬ意思か、揺れる天秤よ!ならば、それを砕き、お前の答えを聞かせてもらう!」と迫るヴィルダークに、「俺にだって恥の意識があるんだよ!行くぜ、ヴィルダーク!自由と平和と個人的事情のためにお前はここで叩く!!」と咆哮。流石に借金返済のためとか言うのは恥ずかしいらしい。( ´_ゝ`)
・8PP、クロウでヴィルダークにとどめさして戦闘終了。
・「俺が・・・負けただと!?」と愕然とするヴィルダーク、いきなり哄笑して「感謝するぞ、Z-BLUE!俺には、まだ強くなる余地があるのがわかった!その礼だ!地球はお前達に返してやろう!」と告げながら、「だが、ここからが俺とお前達の本当の戦いだ!いずれお前達は出会う、根源的災厄と!その時に再び会おうぞ!」と告げて撤退。
・森から密かに見届けたシオニー、(さようなら、アウストラリス・・・。いえ、ヴィルダーク・・・あなたの闘いの先に未来がある事を祈ります・・・)と独白。
・皇帝退散に続き各地でも皇国軍敗走、勝利の凱歌をあげるZ-BLUE。陸戦部隊が皇帝宮から囚われの人々を救出、ナナリー達の無事も確認。ただし皇国に捕獲された超銀河ダイグレンは行方不明のまま。
・突然、地球圏外れのワームホールにELS大部隊出現の報が入り、またもや風雲急を告げる事態に。大量に押し寄せるELSに、ワームホールを守っていたバスター軍団も鎧袖一触・・・
・Dトレーダーでヒイロのエース達成を祝福するAG、「では、ここでリリーナ・ドーリアン様からの祝電を披露させていただきます」と告げ、思わず「リリーナから・・・?」と応じたヒイロに、「ドッキリ大成功!ヒイロ様から、リアクションいただきました」とニンマリしたものの、無言で銃を突き付けるヒイロに動揺、「心配するな。お前の言う、ドッキリというやつだ」と言い放つヒイロに「ちょ、ちょっ・・・!もう十分にビックリドッキリメカになってますって!せ、せめて『お前を殺す』って言ってからにしてくださいよ!」と抗議するものの、「言葉は必要ない」と聞く耳持たないヒイロ。
・Dトレーダーで、エルーナルーナ、尸空、バルビエルとランド、クロウ、セツコがそれぞれ戦ったため、ボーナスZチップ100Zget。「それぞれのリアクターはそれぞれの人生を生きました。その軌跡はZクリスタルに刻まれるでしょう」と告げるAG、(きっとそれはいつか、ワタシ達を助けてくれると信じています・・・)と独白。
●第49話:宇宙に響く声
・帝都ラース・バビロンの霊子吸収システムを調査した結果、構造は翠の地球で見たものと同様ながら規模は桁外れ、5万人を1単位として3日間の交代制で、選抜した人間を長持ちさせる運用だったらしく、更にZONEより暴走の危険性が低いと評価するトライア博士。
・救助されたマリナ皇女、刹那には会えなかったものの、面識のあるシンが訪れ、「ええと・・・刹那の事なんですけど・・・あいつ・・・色々と無愛想でよくわからない奴ですけど・・・オーブでマリナ様にもらった花は大事にしてます。俺・・・それだけは伝えたくて・・・」と刹那を弁護。微笑んで礼をいうマリナ皇女、(違う道を進んでも、私とあなたの願う所は同じ・・・。いつか互いを理解しあう日が来ることを私は信じています)と独白。
・救助されたナナリーに「待っていてもゼロは来ない」と声をかけるヒイロ、優しい声と評されて戸惑いつつ、「あの男も忙しい。カレンやC.C.、スザクも、その補佐をやっているので、こちらには来られない」と告げる。「・・・やっぱり優しいですね、ヒイロさんは」と微笑むナナリー、ゼロの考えはわかるので心配無用と言い、「あの方に伝えてください。私も地球の復興に力を尽くす、と」と健気に微笑。「ゼロもおまえの望む世界を守るために戦い続けるだろう」と応じたヒイロ、(リリーナ・・・。それは俺も同じだ・・・)と想いを馳せる。
・皇帝宮内を調査するアムロ、アレルヤ、マリー達、脳量子波が遮断されている事に気付き、ニュータイプやイノベイター、サイキッカー等の素質を持つものが多く囚われていたらしいと話していると、タケルが「アムロ大尉、俺と一緒に第8ブロックの格納庫に来てください・・・!」「この施設内に正体不明の敵が侵入しました」と警告。
・一方、救助されたルイスと沙慈に再会する刹那、バナージ達の元へ、仇敵リボンズ・アルマークそっくりの男が現れ、その脳量子波に苦悶するルイス。「お前はリボンズ・アルマークと同タイプのイノベイドか?」と問い詰める刹那、無言の男を止むなく撃つものの血は流れず、全銃弾を撃ち尽くしてようやく倒れた男は金属片に変貌。「脳量子波を発する金属・・・。もしかして、これが・・・」とバナージ、「ELS・・・なのか・・・」と刹那が呟く。さらにヒビキが駆けつけ、「ELSだ・・・!奴等は人間に擬態して、脳量子波や精神感応波を持つ人間を襲っている!」と警告。
・地球連邦軍研究施設ブレインズでは、ロイド、セシル、ラクシャータ、ビリー、ミーナ等が、トライア博士から届けられた検体を調査。ラース・バビロンで囚われていた女子高生アーミア・リーは、解放後に人間に擬態したELSにより身体の半分を侵食。ELSが脳量子波を発する人間を狙うため、サイデリアルの霊子吸収システムに囚われていた脳量子波を発する人間が結果として守られ、ELSの地球侵攻も遅らされていたと分析するラクシャータ、「参ったね、これは・・・。せめて後一ヶ月、待ってくれれば、何とかなったかも知れないってのに・・・」とボヤき、「一難去って、また一難・・・例のシステムが完成するより前に人類は終わっちゃうかも知れないね・・・」とコメントするロイド。
・ELSの大群を決死で食い止めるバスター軍団の元へZ-BLUEが駆けつけ、「バスター軍団・・・!あんなに減ってしまって!」とノリコが驚愕、「お下がりなさい!後は私達がやります!」とカズミお姉様が指示、素直に従い撤退するバスター軍団。刹那は改修中のクアンタの代わりにダブルオーライザーで出撃、戦闘開始。
・2PP、南にバジュラ出現、その動きからELSと連携してZ-BLUEを攻撃してくると分析され、「両者は共生関係にあるのか!」とジェフリー艦長愕然。
・2PP敵撃ち減らしてイベント発生。シェリルとランカがマクロス・クォーター内でアイモを歌い始め、(バジュラ・・・。あたし達の歌を聞いて・・・)(私達は、あなた達の敵じゃない。だから、お願い・・・もうやめて・・・)と想いを込めるものの、バジュラの動きに変化なし。「俺は・・・自分が何をしたいか、わかった。俺は彼女達の歌を守りたい」と口にするレド、「俺は・・・地球に来て、初めて歌というものを知ったように思える。ただの音の羅列でも、空気の振動でもない・・・。それは生命そのものだと思う」と告げ、「わかってるじゃねえかよ、レド」と微笑むバサラに、「そして、俺は・・・もしわかり合えるのならば、あのバジュラと戦うつもりはない」と宣言。
・「人類銀河同盟においてバジュラはヒディアーズと並ぶ敵対種である」と指摘するチェインバーにも、「俺はもう人類銀河同盟の兵士ではない。そして、ヒディアーズも敵ではないんだ、本当ならば。だから、俺は彼女達の歌を守る!戦う必要のない相手との戦いをを止めようとするのを手伝いたいんだ!俺はもう・・・クジライカの時のような気持ちを味わいたくない・・・」と切々と語るレドに、ミシェルやクラン、ラケージラも賛同し、「了解した。当機も既に同盟の管理下にはない。当機は、人間レド少尉の判断に基づいて行動する」と宣言するチェインバー。
・「人と機械のパートナーシップ。素晴らしいものです。何よりレド少尉の人間的な成長は私としても驚くばかりです」と称賛するアル、「せっかくのシェリル・ノームとランカ・リーのデュエットを邪魔させるわけにはいきません」と宣言し、「・・・お前は何を言っている?」と戸惑う宗介に、「彼女達の歌はAIである私にとっても心地いいものなのです」と応じて、シェリルとランカのディスクを貸してやった甲斐があったと喜ぶクルツとシモン。
・更にヒイロが刹那に、「お前のやろうとしている事はお前だけの考えではない」と告げ、「お前はファースト・イノベイターだ。ADWにおける新たな時代への先駆けと言っていいだろう。だが、お前は独りではない」と激励。「やるぞ、刹那。この状況を収めて、ELSにコンタクトを取るんだ」と改めて決意するティエリアに、「それが俺の・・・イノベイターの使命だ・・・!」と応じる刹那。
・2PPテンションレイザー積んだバサラがバジュラの群れに無双して40機撃墜、SRポイントget。終わりの見えない敵の大群に疲労を見せ始めるZ-BLUE。
・3PP敵全滅して戦闘終了。立て続けに出現するELSとバジュラの増援に焦るZ-BLUE、「気力を振り絞れ!ここで我々が退いたら、地球やコロニーにELS本隊が到達するぞ!」とゼクスが叱咤するもの多勢に無勢。
・シェリルとランカが改めてアイモを歌いつつ、(バジュラとELSが共生しているのなら、きっとELSにも意思がある・・・)(お願い、バジュラ・・・。私たちの歌を聞いて、そうすれば・・・)と想いを込め、バジュラがクォーターを攻撃してくるのにも怯まず、(わかって、バジュラ・・・。私達は・・・あなた達と戦いたくないの・・・)と祈るランカ。
・その思いが通じたか、バジュラは突然撤退。「チャンスは今しかない・・・!」と決意した刹那が単騎突貫、「ライザーシステムで高濃度GN粒子の意識共有領域を作る!」と宣言、「でも、ダブルオーライザーでは限界が・・・!」と危惧するスメラギさんにも「やるしかないんだ!」と押し切って「やるぞ!トランザムバーストだ!」と強行。(頼んだぞ、刹那。君とELSとの対話に全てが懸かっているんだ・・・!)と祈るティエリア。
・接近したELSに脳量子波で目的を問いかける刹那だが、機体を侵食され、ダメージ受けて絶叫、失神。「刹那!」と叫ぶティエリアが間近で自ら脳量子波を発し、囮になってELSを引きつけつつ、「僕よりも刹那を頼む!」「対話のため・・・!人類の未来のために刹那をやらせるわけにはいかない!」と宣告、「後は・・・任せる・・・」と言い置いて侵食された機体爆発。(;_;)
・後方の宙域にELS本隊と思われる巨大な重力震発生、ソレスタルビーイング号への後退を命じるスメラギさん。Z-BLUE撤退後、姿を現したアドヴェント、「君達が開けたのは、ラプラスの箱じゃない・・・あれは、いわゆるパンドラの箱なんだよ。だから、絶望が吹き出した。だが、その底には希望がある・・・」と独り呟く。
・一方、フロンティア船団の三島首席補佐官は、共謀するグレイスと「・・・バジュラがELSと共生していると花」「驚く事ではないわ。両者は似た生態なのだから」と会話、「バジュラに加え、あれの力も手中に収めれば、銀河制覇の計画も、より現実味を帯びる」とほくそ笑む三島に、(皇国の顔色をうかがっていただけの男が分不相応な事を・・・)と内心呆れるグレイス。地球圏に頻繁に現れるバジュラにインプラント弾を打ち込んでコントロール下に置きつつ、遂に判明したバジュラの母星を狙い、「そここそが新天地・・・銀河の支配者の住まう星にしましょう」とほくそ笑む二人だが、銀河系の中心にいたELSがこの辺境に来た理由を内心訝しむグレイス。
・撤退したZ-BLUEは刹那を収容したものの、現れたELS本隊は超巨大ELSを中心に集結。連邦軍はネオ・ジオン残存戦力に協力を呼びかけて総力戦の構え。(こんな戦いが続いたら、アルト君やお兄ちゃんも・・・)と案じるランカの前に、突然バジュラの幼生体のあい君が出現。
・一方、ヴェーダの電脳空間で目覚めたティエリア、仇敵リボンズの顔をした何者かに「君は肉体を失ったんだよ。だが、イノベイドである君の記憶・・・言わば精神は、このヴェーダにバックアップが保存されている」「ようこそ、イオリア・シュヘンベルグの真の計画へ。僕が、君を・・・そして、人類を導こう」と告げられ呆然。
・Dトレーダーで、「・・・やはり、あの重力震はELSの超空間ジャンプとは別物でしょう」と告げてあの調査をお任せするAG、こんな時でもDトレーダー営業をやめない商魂をトライア博士に揶揄された後、「・・・少しでもZチップを集める事がワタシの至上命題ですからね」と独り言ちつつ、「果たして人類は、この試練を乗り越えられるんでしょうかね・・・」と呟く。
●第50話:星の向こうに
・グラハム生存フラグのためブレイヴにテンションレイザー、DエクストラクターS搭載。
・「・・・だが、この計画も来たるべき対話が果たされなければ、意味がないという事だよ」と語るリボンズの顔をしたイノベイド、「ありがとう。こうして君と話せたのは、大きな収穫だった」と礼を言うティエリアに、「礼を言うのは、僕の方だ。君たちの存在は、僕の存在意義を証明してくれる。そして、君に計画の全てを託した今、僕はこのヴェーダの奥で眠りにつこうと思う」と告げ、「君の肉体とガンダムは既に用意してある。サイデリアルが地球に襲来した時から、きっとこの日が来ると思っていたからね」と微笑。
・「何から何までイオリア・シュヘンベルグの手の平の上か・・・」と苦笑するティエリアに、「これまではそうだったかも知れないが、これからはそうじゃない」と指摘するイノベイド、「僕はヴェーダと共に君達の未来を見守る・・・。ティエリア・・・君は彼らと共に行くんだ・・・」と送り出しつつ、(アムロ・・・。君と話していた未来は、もうそこまで来ている・・・)と独白。・・・あれ、ってことはこの人やっぱりリボンズ本人?(゚д゚;)
・トレミーの医務室で昏睡状態の刹那を看護するフェルト、「ヴェーダの分析では、ELSとの意識の共有を図った時、相手の膨大な情報を受け止めきれず、脳細胞にダメージを負ったそうなの」「脳細胞の再生処置は施したけど、意識や記憶に障害が残る可能性がある・・・って・・・」と悲しげに容態説明。
・葵やアルトらがフェルトを励ます傍ら、(絶望に沈みかけた俺を救ってくれたお前がこんなところで終わりなんて信じないぞ)とヒビキ、(君は必ず戻ってくる・・・。それまでは僕達で何とかするよ)とキラが刹那に想いを懸ける。
・「刹那は必ず目を覚ます」と断言するヒイロ、「あいつには、まだやり残したことがある。あいつはそれを放り出すような人間ではない。俺たちは待っていると伝えてくれ」と告げる。「俺もその行方を見たい」と口にするレドも、「人間ではないから・・・言葉が通じないから・・・。その向こうに何かがあるのなら、俺はそれを知りたい。刹那に伝えてくれ。それを見せてくれるというなら、俺は全力でお前をフォローする、と」と告げ、エイミーと共に激励。
・病室でいきなりギターをかき鳴らすバサラ、「あいつがうるせえって言うんなら、すぐにでもやめてやるさ。だがな!あいつの歌は俺の心を燃やした!あいつは俺と同じソウルを持ってるんだ!」と不敵に笑う。ガムリン大尉が、かつて昏睡状態のバサラを歌で呼び戻したと明かし、「人の・・・いや、相手が人であるかは関係ないが、その心を動かすのは歌の上手い、下手じゃない。想いの強さだ」と告げて、ミレーヌ等と共にフェルトを激励。
・戦いに赴く皆を見送ったフェルト、(あなたは孤独じゃない・・・。こんなにもたくさんの人達があなたの事を待ってくれているのだから)と刹那に心中で語りかける。そこにやってきたグラハム少佐、「・・・人と人が・・・」「わかり合える道を模索し続け、ELSにすら、それを行おうとするとは・・・」「未来を切り拓く・・・。それが君の戦いなのだな、刹那・F・セイエイ・・・」「信じているぞ。君が目を覚ます事を」と語りかける。
・今日まで自分を恥じて刹那に話しかけなかったと自嘲するグラハム少佐、「私はかつてガンダムを越えようと愚行を繰り返した男だ。だが、やはりその考えは間違っていた。私が越えなければならないのは、この少年だ」と宣言、「行ってくる。彼についてやってくれ」と微笑みかける。
・トレミー格納庫では遂にクアンタの調整完了、「ついに本当の意味で完成したのか」と問うアムロに、「高濃度粒子領域内で脳量子波による意識の共有を行い、戦闘空域で人々の想いを繋げる・・・」「戦いをやめさせるための機体・・・」「それが・・・刹那の望んだガンダム、クアンタだ」と微笑むイアン、リンダ夫妻。
・「アレルヤ・・・。お前じゃ、こいつを動かせないのか?」と問うクロウに、「僕やマリー程度の脳量子波では、クアンタの真価は発揮できないよ」「この機体はイノベイターのためのものだから」と答えるアレルヤ&マリー。「だったら、ガンダム先輩か、カミーユやバナージなら・・・」とクロウが提案すると、「だが、駄目だ」と否定するアムロ、ニュータイプの素質を持ってADWに生まれた刹那はGN粒子の影響を受け、自分の意識をGN粒子を媒介にして広げる力を得たと推測、「特定の相手との交信に感応波を使うニュータイプと比べ、より広範かつ、相手を選ばない意識の共有がイノベイターの最大の特徴だと言える」と指摘し、「これは、イオリア・シュヘンベルグの目指したもののためだろう。彼は、いつか誕生する新時代の人間により普遍的な意識の共有を可能とする力を求めていたのだと思う」と推測し、「イオリアの計画を知るリボンズは言葉の通じない相手・・・異種とのコミュニケーションに興味を持っていた節がある」と明かす。
・イオリアの計画とGN粒子の影響だけでなく、寂しがり屋だからと微笑むアムロ、ロックオンやアレルヤらの賛同を得ながら、(そうだ、刹那・・・。他人とわかり合う事をずっと求めてきたお前にしか、このミッションは果たせない。だから、待っているぞ。お前が、このクアンタに乗るのを)と独白。
・「今回は不死身のコーラサワーでいく」とグラハム少佐に声をかけたコーラサワー、「俺と組めば、不死身のお裾分けにあずかれるぜ」と告げ、お見通しかと苦笑するグラハム少佐に「武士道とは死ぬ事とナントカってヤツだろ?今時、そんなのは流行らないって。過去を償うんだか、何だか知らないが、そんな気持ちの奴が二人でくっついてたら、帰ってこられなくなるぜ」とゼクスも交えて揶揄。
・苦笑して謝絶しようとするグラハム少佐に、歩み寄ったヒイロ、「自分の生命を安く見積もるか・・・」と告げ、「だが、俺より安い生命はない」と断言。
・ELSと激戦を繰り広げる連邦、ネオ・ジオンの連合軍だが圧倒的多数に押されて壊滅状態、「もはや、ここまでか・・・!」と舌打ちする指揮官カティ・マネキン准将、(ELSの襲来が、あと1ヶ月遅ければ、例の計画が間に合ったかもしれないというのに・・・!)と内心悔いつつ、「遺憾ながら、後退する!ネオ・ジオンにも通達を!」と命令。殿を買って出たアンドレイ中尉、(守ってみせる、父と母が求めたものを・・・!地球の未来は、これからなんだ!)と固く決意し、「私は・・・市民を守る連邦軍の軍人だ!」と叫んで単機突貫を覚悟。
・そこへ突然援護砲撃、ELSを撃ち減らしつつZ-BLUE登場し、「後退しなさい、アンドレイ中尉!」とピーリス、「大佐を守るのは、俺の役目!地球を守るのは、俺達の役目だ!」とコーラサワーが呼びかけ、「カティ・・・!ELSの中枢は私達に任せて、あなたは残存戦力をまとめて!」とスメラギさんが指示。「了解だ!頼むぞ、クジョウ!」と旧友に託すカティ、「行ってきます、大佐!」と明るく告げるコーラサワーに「准将だと何回言えば・・・!」と呆れつつ、「・・・死ぬなよ」と命じて撤退。
・チェインバーが「彼我戦力差とパイロットの消耗レベルから戦闘限界は5分間と判断」と分析、「俺達の役目はELSを滅ぼす事じゃありません!刹那が来るまで戦線を維持する事です!」とヒビキが叱咤。「生命なんて安いものだ。特に俺のはな」と自嘲するヒイロ、「その俺が生きる以上、お前も死ぬな」と静かにグラハム少佐を諭し、「お前も覚えておけ、ゼクス。俺達の戦いは、ここで終わりではない」と告げる。「さすがは、あの少年の盟友だ・・・。どうやら私の越えるべき相手は彼だけではないようだ」と苦笑するグラハム少佐、「この戦場・・・私も生命を懸けて戦う!だが、敢えて言おう!必ず生きて帰ると!」と宣言し、バナージやシン達も呼応して刹那に想いを託しつつ戦闘開始。背景には周辺宙域の激戦の砲火が煌めく・・・
・戦術待機とMAP兵器、マルチアクション等駆使して3PP敵全滅、イベント発生、SRポイントget。
・北にELS侵食同化されたGN−X IV出現、更に南東には次元境界線の急速な歪曲と共に宇宙怪獣が出現。(宇宙怪獣は自ら、ここにワープしてきたんじゃない!ELSも宇宙怪獣も何者かに・・・!)と直感するトライア博士。更にELSが積極的に攻撃開始、「ELSも宇宙怪獣と交戦経験があり、それとこちらを混同していると推測される」と分析するチェインバー。
・「シモン・・・!」と決死の突貫を促すヴィラルだが、「まだだ・・・!」と制するシモン、「俺はギリギリまで刹那の心意気にかける!」「あいつが、ここ一番では必ずやる男だってのは俺が保証する!」と断言。「大グレン団の鬼リーダーにそこまで言われちゃ俺たちも待つしかねえな」とクロウが不敵に微笑、ロックオンやカミーユ、バナージ、アムロらも口々に眠れる刹那を激励。
・昏睡状態の刹那、(悲しみが・・・痛みが、苦しみが・・・!これは・・・この戦場の全ての想い・・・!俺は・・・俺は・・・どうすれば・・・!)と苦悶。そこへ(何してるんスか?)(みんな、まだ必死に生きてるッスよ)と亡きリヒティ、(世界を変えようとしてる)とクリスが語りかけ、(言ったはずだぜ、刹那)(お前は変わるんだ。変われなかった俺の代わりに)と先代ロックオンが呼びかける。(俺は・・・変わる・・・この・・・世界と共に・・・)と独白する刹那。
・病室で意識を取り戻した刹那、フェルトに微笑みかけ、ダブルオークアンタで「すまない!遅れた!」と詫びつつ出撃、ゼロに意見を求められて「あの巨大なELSは核のようなものだ。あれに接触して、ELS全てと意識を共有させる」と宣言。
・先日の二の舞では、と案ずるロランだが、ラファエルガンダムを駆るティエリアも「ソレスタルビーイング号から来た分、遅れた」と詫びながら登場、驚くロックオンに「イノベイドである僕にとって肉体は容れ物にすぎない。だが今は、君達と同じように身体で全てを感じたい」と微笑、「お帰りなさい、アーデさん!大好きです!!」とどさくさ紛れにミレイナが告白、「何だとぉ!?」とイアン激怒。(^^;
・フェルトがクアンタのモニターを買って出て、「あの人の愛は大き過ぎるから・・・。私はあの人を想っているから・・・。それでいいの」と健気に微笑みつつ、(刹那、頑張って・・・)と激励。
・「対話の前にELSの攻撃を止めなければどうしようもない」と指摘したティエリア、ヴェーダの導き出した最適攻撃ポイントを示し、「あそこをぶん殴って止めればいいんだな!」と気炎を上げるシモン、戦いが目的じゃないと躊躇うギミー&ダリーに「気にすんな!殴り合って、分かり合えることもある!」と断言、ヴィラルやランド、竜馬ら暑苦しい系が賛同し、「憎しみで戦うんじゃない!守る者のために戦う意思を込めれば・・・!」とヒビキも賛同。
・皆がサポートを約束する中、刹那が「ミッション了解・・・!ダブルオークアンタ!刹那・F・セイエイ、切り拓く!!」と宣言して戦闘再開。
・5PP、雑魚殲滅してから巨大ELS撃破してイベント発生。「今よ、刹那!」とスメラギさんが促すものの、「少々お待ちを!またも次元境界線が歪曲していきます!」とAGが警告、東に巡洋艦級の巨大な宇宙怪獣が複数出現。
・「あの宇宙怪獣、ただの巡洋艦級とは違う!」とカズミお姉様が警告し、「あの宇宙怪獣の内部には重力崩壊が感知される」とチェインバーも警告、「重力異常の源・・・変動重力源とでも呼べばいいの・・・」と呻くカズミお姉様。
・「トレース完了。あの変動重力源と呼ぶべき宇宙怪獣は土星の衛星タイタンから転移させられた模様です」とAGが報告すると、「タイタンだって・・・!?」と驚愕するニコラ、「まさか、あれは・・・!」と思い当たり、ピアジェとルクルトのサーペンタイン姉妹がバスターマシン・カランドゥで出現。
・「あの永遠のトップレスの力によって私たちも転移してきたのよ」「あれこそが私達の希望よ」と微笑むサーペンタイン姉妹に、「やっぱり、あの化け物はタイタンに埋まっていたタイタンガニか」と憮然とするニコラ、「あれは異性のバスターマシンとしてタイタンで発掘が進められていたものだ。だが、サーペンタイン姉妹は永遠のトップレス能力を得るためにあれの肉を食べていた・・・」と暴露し、「そんな事をして意味があるの!?」と呆れるチコ。
・「あれはバスターマシンなんかじゃない。1万年以上の時を生きるトップレスなのよ」「その力があれば、私達も永遠に続くトップレスとしてずっと二人で一緒に居られる」「さあ、永遠のトップレスよ!」「私達にその力を!」と狂奔するサーペンタイン姉妹だが、タイタン変動重力源から必殺の一撃で「そんな・・・!」「わ、私達の永遠が・・・終わる!」と嘆きながら瞬殺。「馬鹿な・・・奴等だよ・・・。あんな化け物が永遠のトップレスなんかであるものか・・・!」と吐き捨てるラルク、他の宇宙怪獣と桁違いの力に慄くチコ。
・「敵が普通じゃないのなら、こちらも普通じゃない手を使うまでです」と不敵に笑うAG、「シモン様!先程からの連続した次元境界線の歪曲のおかげで異次元への接点が解析できました!」とドヤ顔で報告し、「あとはソーラリアンの事象制御で・・・」と言いかけるものの、「そんなまどろこしい事をしてられるか!座標データを回せ!」とシモンが要求。
・「あそこか!」と叫ぶシモン、「やり方はアンチスパイラルの宇宙のニアを感じた時と同じだ!コツはつかんでいる!待ってろよ、ニア!今、次元の壁を俺のドリルがぶち抜いてやるからな!!」と宣言するや、グレンラガンのドリルで次元境界線に穴を開け、驚愕するチコやノノらに「お前達は見るのが初めてだったな」とヴィラルが微笑、「こいつが俺達、大グレン団の旗艦!超銀河ダイグレンだ!!」とシモンが快哉を叫ぶ。
・「シモン!」と笑顔で迎えるニアに、「迎えに来たぜ!!」と告げるシモン、ダヤッカら仲間たちと再会しつつ、早速超銀河グレンラガンに合体して「いくぜぇぇぇぇっ!!」と咆哮、螺旋力全開しつつ「こいつが超銀河グレンラガン!大グレン団の切り札だ!!」と見得を切り、「狙うは、ブラックホール宇宙怪獣だ!」と戦闘再開。
・刹那がタイタン変動重力源と戦闘時セリフイベント。「お前達ともいつかはわかり合う事が出来るのかも知れない・・・!だが今は、未来を守るために戦う!それが俺の・・・ソレスタルビーイングの使命だ!!」と叫ぶ刹那。
・ノリコがタイタン変動重力源と戦闘時セリフイベント。お姉さまの警告に、「わかっています、お姉さま!見た目はあたし達の戦ってきたものと変わりませんが、力は段違いです!」と答えるノリコ、「進化した宇宙怪獣・・・とでも言うの!?」と危ぶむカズミに「だったら、あたし達は、その上を行くまでです!」と力強く答え、「今こそガンバスターが炎となって燃え上がる時です!!」と宣言。
・ノノがタイタン変動重力源と戦闘時セリフイベント。「この宇宙怪獣・・・!これまで以上に手強い・・・!だけど、ノノも皆さんも諦めはしません!地球を守る使命が、この胸にある限り、ノノ達は絶対に負けません!!」と宣言するノノ。
・チコがタイタン変動重力源と戦闘時セリフイベント。「いけ好かない奴だったけど、あの姉妹だってトップレスの仲間だったんだ!行くよ!姉妹の仇を討つため、地球を守るため、ここでお前は倒す!」と宣言するチコ。
・ラルクがタイタン変動重力源と戦闘時セリフイベント。「この桁外れの力・・・!私達は・・・人類は、こいつに勝てるのか!?」と戦慄するラルクだが、「弱気になっている場合か!私達の後ろには地球があるんだ!やるぞ!宇宙怪獣を倒すのはフラタニティの務めだ!!」と鼓舞。
・ニコラがタイタン変動重力源と戦闘時セリフイベント。「あの姉妹・・・こんな化け物を自分たちの救世主だと思い込んでいたとはね・・・くそっ・・・!あんな奴等を信じていた僕が馬鹿だったよ!」と罵るニコラ。
・6PP、タイタン変動重力源を撃破して戦闘終了。
・周辺のELSが集結し始め焦るZ-BLUE。「未来への水先案内人はこのグラハム・エーカーが引き受けた!」と叫ぶやグラハムが単騎突貫、ELSを蹴散らすも、遂に十字砲火に捉えられて被弾。「グラハム!」と叫ぶ刹那に、「初めて名前を呼ばれた・・・」と微笑むグラハム、「少年!生きて未来を・・・私の屍を乗り越えて未来を切り拓け!」と告げる。
・「そんなものは・・・!」と刹那、「誰も望んでいない!」とヒイロが歯を食いしばって否定しつつグラハムの元へ突貫、「これ以上、世界は人の死を望んでいない!平和のための犠牲など、もう不要なんだ!」とヒイロが叱咤し、「お前も生きろ、グラハム!この世界を守るためにも!」と刹那が諭して「生きてくれ、戦うために」と微笑みかける。「また・・・君に教えられた・・・」と呟くグラハム、「まだまだ君を越えるのには時間がかかりそうだ」と苦笑。
・「来るべき対話の実現にはGNドライヴ、ヴェーダ、イノベイターが必要とされる。行くんだ、刹那、ヒイロ」とティエリアが送り出し、「任務、了解」「突入する!」と巨大ELS内に突入するヒイロと刹那。「刹那はわかるが、どうして、そこでヒイロも?」と首をひねるデュオに、「その答えはもう直ぐ分かる」と微笑むティエリア。
・「警告。変動重力源の内部の重力崩壊が急速に進行。このまま放置した場合、3分後にはブラックホールが発生すると推測」とチェインバーが警告し、愕然とするレド。
・巨大ELS中枢まで入り込んだ刹那がクアンタムシステムを作動させつつ、ゼロシステムとヴェーダをリンクさせたティエリアから「ELSからの情報の奔流は、君がさばくんだ。ヴェーダとゼロシステムを通せば、脳量子波を受信する力がなくてもELSからの情報が受け取れる」と指示。ヒイロの脳が破壊される事を危惧する刹那に、「余計な気を回すな」と窘めるヒイロ、「心配するな。俺はお前と違い、周囲からの余計な雑音を遮断するのは慣れている」と不敵に微笑。
・本来ゼロシステムは対話のためのガンダムに搭載されヴェーダとリンクするはずだったと明かすティエリア、「イオリアの計画を完遂するためには二つに分かれたガンダムを一つにする必要がある。ヒイロ・・・。ゼロシステムを使いこなす君ならば、その役目を刹那と共に果たせるはずだ」と告げ、「任務、了解」と応じるヒイロがゼロシステム起動、「クアンタムバースト!!これが人類の存亡を懸けた・・・!対話の始まり!」と吠える刹那。
・「余計なものは・・・俺が受け止める!お前は・・・彼らの想いを・・・!」とヒイロがサポートする中、絶叫する刹那。
・その頃、地球で刹那の身を案じるマリナ皇女、「今・・・刹那が・・・」と感じとり、「彼は・・・わかり合おうとしています」と微笑、(そうでしょう、刹那・・・?)と語りかける。
・一方、変動重力源のブラックホール化で地球も巻き込まれてしまうと危ぶむZ-BLUE、変動重力源をELSに運ぶよう刹那の意思を感じとり、戸惑いながらもシモンが超銀河グレンラガンで変動重力源を巨大ELSの元へ運搬。するとELSの意識が広がっていくのを感知するアムロとシャア・・・
・集ったELSが巨大な花と化してブラックホールを包み込み、「ELSは俺達を理解し、地球を救ってくれたんだ」とアムロが解説、「あんな綺麗なものが生まれたんだ。これでも、戦いは終わりだな」と微笑むシモン。
・ELSの意識に接触できたティエリア、「彼等の母星は死を迎えようとしていて生き延びる道を探していたんだ・・・」と明かし、「ELSは固体それぞれが意思を持つのではなく、群れ全体で一つの意思を持っているんですね・・・」とバナージが理解、「彼等は脳量子波によって繋がり、全体を統制していた」とシャアが補足。脳量子波を持つ人間を襲ったのはコミュニケーションが目的で、侵食も繋がることで相互理解しようとした結果と納得するリディ少尉やカミーユ達。「バジュラと共生できていたのはその生態が似ていたためだろう」とアムロも補足。
・「でも、どうして花なんだ?」と首をかしげるロックオンに、「マリナ様が刹那に贈った花です!」とシンが笑顔で明かし、「ELSは刹那と意識を共有する事で彼の中にある平和のイメージを形にしたんだね」と微笑むアレルヤ。花の中心部にダブルオークアンタとウイングゼロも健在。
・「やっぱり、宇宙の心は彼だったんですね」と微笑むカトル、「宇宙の心・・・。指導者ヒイロ・ユイの言っていた言葉で、この宇宙で人が生きていく上で必要とされるものです。その解釈は色々とありますが、他人を理解し、それを受け止める心だと僕は思っています」と説明。
・どことも知れぬ地で炎を背景に「・・・まさか、蠕く金属と和解するとはな」と呆れる男に、「ね、すごいでしょ?何を送り込んでも、何とかしちゃうから見ているとワクワクするよ」とはしゃぐピンクの髪の少女・・・ってティティ!?
・「いずれ彼らは進化から、シンカに至る・・・。だが、太陽の輝きは許されない」と告げる男、「じゃあ、どうすんの?」と問う少女に、「決まっている。あの世界の地球人は抹消だ。それが我々の務めなのだ」と宣告。
・Dトレーダーでテッサのエースを祝うAG、例によってセクハラに及ぼうとするものの、「我々の女神に手出しは許されない」と鬼のマデューカス中佐が割り込み、「私の勝利はマデューカスさんあってのものです。ですから当然、こういった場には同席してもらってます」と微笑むテッサ。「さあ称えるがいい、トゥアハー・デ・ダナン全乗員を」と迫るマデューカス中佐に、「・・・おめでとうとざいます・・・」と不貞腐れるAGだが、「声が小さい!」とテッサに叱咤され、「優れた戦術眼と荒くれ共を従えるカリスマ性・・・。嗚呼、テッサ様・・・あなたが遠い・・・」と嘆く。(^^;
・Dトレーダーで独りZ-BLUEの健闘を労うAG、「特にグラハム様・・・。運命を覆された事を賞賛させていただきます」とボーナスZチップ1500Zget、「生きる事は戦う事・・・。もうミスター・ブシドーの名は完全に過去のものになりましたね」と微笑。
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