●第30話:闇の中の真実
・この時点で尸空の技量292。
●ルート選択
・第35話後のルート選択で、選択肢:ネオ・ジオン牽制隊に配置。
●第36話:宇宙の神
・Z-BLUEが補給に立ち寄った外宇宙航行母艦ソレスタルビーイングは、ジンネマン指揮下でステルス機構により身を隠しつつ、ミネバとナナイらが反ネオ・ジオン戦力を糾合、ゲリラ活動を支援。
・D.O.M.E.とコンタクト出来たティファにヴェーダとのコンタクトを試すよう依頼するティエリアだが、結果は不首尾。答えは自分達で見つければいい、と前向きなティエリア、パーラの言葉からイオリアが自分達に試練を課していると考え、(イオリアはクロノの目を逃れながらイノベイター計画を進めていた・・・おそらくクロノの言う人類の進化の管理とは、事実上、人類の進化を止めるという事だろう・・・)と黙考しつつ、イノベイドとして人類の進化の行く末を見守る決意。
・プトレマイオス2には木星基地やレディ・アン司令からの補給パーツが届けられ、イアンはじめメカニック総動員でCBとコロニーのガンダム、擬似GNドライヴ搭載機がパワーアップ。ただしウィングゼロだけは独自システムだらけで手がつけられないとか。
・ミコットの配慮でしばしオードリーと二人で話すバナージ。コロニー解放のためミネバ姫として立つ覚悟のオードリー、ラプラスの箱の開示はバナージに任せると宣言し、シャアも同意していると告げる。「・・・一時は争いを生む箱の存在は誰にも触れられないように封印するつもりでいた」と言うバナージだが、「でもそれは・・・逃げているのと同じだと思うようになった」と明かし、地球解放後にラプラスの箱を開けようと思うと決意を明かす。
・アムロの私室を訪れたシャア、今やラプラスの箱だけがクロノの正体を探る鍵と語り合いつつ、「加えて、フロンタルが何故そこまで箱に執着するかも気になる。時獄戦役の時・・・奴の正体とは、私の影武者に平行世界の私の意識が流れ込んだ存在だと思っていた」「だからこそ奴の考えている事の一部は理解できた。だが・・・」と告げ、「もし奴が、私の別の可能性だとするのなら、その真意を知りたい」と明かす。
・ギュネイとレズン率いるネオ・ジオン部隊が接近、急遽迎え撃つZ-BLUE。「ギュネイと決着をつける時が来たか」と呟くシャアはカミーユと出撃、「このまま彼を私情で戦う男でいさせるわけにはいかない!」「道を失ったネオ・ジオンを私は止めてみせる!」と宣言して、戦闘開始。
・ゼクス戦闘時セリフイベント。(我が友、トレーズ・・・。お前の遺したトールギスは、今も私と共にある・・・)と瞑目するゼクス、「その白き勇姿と共に宇宙を駆ける!戦いの日を消す風となって!」と咆哮。
・1PP、南東レズン隊の雑魚掃滅後、レズン撃墜。呼びかけるシャアに、「あんたの言いたい事はわかるよ、大佐。・・・あたしにとっても、ここらが潮時だろうね。もうここかからはネオ・ジオンも連邦も関係ない・・・。あたしも好きにやらせてもらうよ」と微笑して撤退。
・2PP、シャアがギュネイを説得。シャアもフロンタルも超えてみせると叫ぶギュネイに、「お前は、その程度で満足なのか!」と一喝するシャア、「私を倒せば、お前の望みであるスペースノイドを救う事が出来るのか!?答えろ、ギュネイ!」と迫り、「お前達を裏切った私が憎いなら討たれてやる!だが、その先のビジョンもない男に赤い彗星の名を渡すわけにはいかない!」と啖呵切り、「奴を止める事で、奴に自らの迷いを認めさせる!」とカミーユに発破かける。
・クェスがギュネイと戦闘時セリフイベント。「そこをどけ、クェス!」と叫ぶギュネイに、「どかないよ、ギュネイ!・・・あんたは私を守ってくれるって言った!だから、今度は私がギュネイを守る!こんな戦いを続けていたら、ギュネイは壊れちゃうよ!」と呼びかけるクェス。
・2PP雑魚殲滅後、ギュネイ撃墜してイベント発生、SRポイントget。
・「もうやめてよ、ギュネイ!」と呼びかけるクェスに、「大佐がいなくなった今、俺が内部からネオ・ジオンを変えるんだ!」と言い張るギュネイ、「ジオンの名前を捨てろ!そんなものにこだわっていては前へは進めん!」と諭すシャアに「あんたがそんな事を言うな!スペースノイドがどれだけジオンの名に希望を寄せていたのか、あんたはわかっているのか!?」と激昂。「ジオンが世界を変えてくれる・・・。この何もない宇宙で生きる人間の生活を変えてくれる・・・」とスペースノイドの祈りを口にするギュネイに、「宇宙の神・・・」と呟くバナージ。
・「それを信じてきた人の前でもう一度、さっきの言葉を言ってみろ、シャア・アズナブル!」と糾弾するギュネイに、沈黙するシャアだが、「何故、黙っているんです、大佐!」「あなたはジオンも連邦もなく全ての人々を救うために戦うんじゃないのか!そして、あなた一人で全ての人の未来を背負う必要はないんだ!」とカミーユが叱咤。
・「大佐の背中を追うな、ギュネイ!スペースノイドを救いたいのなら、お前がお前自身の力でやれ!」とカミーユ、「男なんでしょ、ギュネイ!大佐を超えて見せてよ!」とクェスに発破かけられ、「俺は・・・俺は!」と苦吟するギュネイ、「俺は・・・大佐を倒さなきゃ前へ進めないんだよ!」と呻く。
・「わからず屋が!」と憤るカミーユにZのバイオセンサーが応えて発動、「ゼータに・・・人の意思が集まっていく・・・!」とフォウが呟く。「宇宙は・・・人の魂に満ちている・・・」「感情に任せて生命を無駄にするお前にその意味を・・・その力を教えてやる!!」と叫ぶカミーユ、「わかれよ、ギュネイ!!」と啖呵切り、「みんなの力を貸してくれ!」とウェイブライダー突撃炸裂、ギュネイ瞬殺。
・撤退するギュネイを「大丈夫だ。あいつなら、俺の言葉の意味を理解してくれたはずだ」と見送るカミーユに、「人間だけが神を・・・未来を変える力を持つ・・・。それは・・・可能性という名の神だ」と呟くシャア、(すまない、ギュネイ・・・。私の不甲斐なさがお前を苦しめた・・・)と内心で詫び、(私も心を決めた。この戦いで・・・)と決意。
・そこへ、アンジェロ率いるネオ・ジオン本隊が北西に出現。シャアの指示でアンジェロに攻撃を集中すべく、戦闘再開。
・2EPアンジェロと戦闘してイベント発生。フロンタルから拝領したローゼン・ズールを誇るアンジェロ、同じく私情で戦うギュネイよりたちが悪いと吐き捨てるシンに、「あのような無能と一緒にされては不愉快だな!」と言い返すものの、直後にファンネルによる遠距離狙撃で被弾。戻ってきたギュネイが「無能のファンネルすら避けられないような奴が偉そうに言ってくれる」と嘲笑し、「俺が戦う相手はジオンじゃない!サイデリアルに尻尾を振ったフル・フロンタルとあいつに従う奴等だ!」と啖呵。
・ネオ・ジオンの名を汚したと逆上するアンジェロに、「それは人間としての誇りを忘れたフロンタルの方だ!行くぞ、アンジェロ!俺は俺のやり方でネオ・ジオンを変えてみせる!」と啖呵切って戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、アンジェロ撃墜して戦闘終了。
・慌てて逃げ出すアンジェロに、「・・・今だ」と呟くシャア、「私を信じてくれ、カミーユ」と言い置くやアンジェロに単機肉薄、「アンジェロ・ザウパー大尉・・・。これより私は投降する」と宣言、(アムロ・・・。後は頼むぞ)と後事を託してアンジェロと共に撤退。
・戸惑うZ-BLUEの面々に「シャアは・・・フル・フロンタルと接触するつもりだ」と推察するアムロ、何のためにと問われて「奴地震の可能性を知るためなのだろう・・・」と告げる。「情けない声を出しているな、カミーユ。大佐がいなければ、何も出来ないのか?」とギュネイに憎まれ口を叩かれたカミーユ、相変わらずの物言いに苦笑しつつ「いや・・・お前の言う通りだ、ギュネイ」と微笑み、(大佐・・・。俺達はあなたを信じます)と独白。
・「あいつはあいつなりのやり方で自分の影と決着をつけるつもりなのだろう」と語るアムロに、「シャアも己の業と向き合おうとしている・・・ならば、私も自らの責務を果たそう。彼に笑われないように)と決意を新たにするミネバ。
・ネオ・ジオンでもいわゆるシャア・アズナブル派に属した兵士達がソレスタルビーイング号に投稿してきており、内通者の潜入を危惧しつつも受け入れを決意するZ-BLUE、ソレスタルビーイング号はジンネマン大尉らに任せ、クロノ系の連邦軍が押さえているサイド1を目指す。
・蒼の地球でも反抗作戦が始まり、皇国支配率は86.7%に低下。
・Dトレーダーで、ギュネイ参加によりボーナスZチップ200Zget。
●第37話:暗闇のリディ
・L5宙域サイド1付近でクィーンから情報提供を受けるZ-BLUE。サイデリアルからリリーナ・ドーリアンの身柄をもらい受けたクロノ保守派が、サイド1でZ-BLUEを待ち受けているとの事。リリーナを用いた罠を予測するZ-BLUEだが、「でしたら、敵の策に敢えてはまってみてはどうでしょう?」「どうせやるなら、相手の度肝を抜くようなとびっきりの馬鹿を送り込みましょう」とスメラギさんが献策。
・サイド1ロンデニオンにリリーナを連れてきたグエン卿、クロノの新参エージェントと名乗り、人質に頼るのは破廉恥な真似と自嘲しつつ、「それを自覚しながらでもやれる事も私の才覚だと思っています」と嘯く。
・Z-BLUEへの期待を表明するリリーナに、「私も彼等の中の何人かは知っていますから」と理解を示すグエン卿、「ならば、何故・・・!?」と苛立つリリーナに「時間切れです、クィーン・リリーナ。あなたの幸運をお祈りさせていただきます。もし、Z-BLUEのロラン・セアックに会う事がありましたら、グエンがよろしく言っていたとお伝えください」と微笑して退室、実行部隊に引き継ぎ。
・続けて訪れたリディ少尉、救助と勘違いするリリーナに、「・・・誤解しないでもらいたい。俺はあなたを使う身だ」「今の俺はZ-BLUEではない。クロノ実行部隊の隊長だ」と荒んだ顔で言い放つ。
・ロンデニオンに迫るZ-BLUEはたった2機。「ミス・スメラギも人が悪いな」と苦笑するゼクス、「この作戦は馬鹿にしか出来ないといった意味が実感できる」と呟き、「待っていろ、リリーナ」といきなり突貫したヒイロのローリングバスターライフル炸裂、「早速期待に応えたか。ならば・・・」とゼクスも突貫してメガキャノン斉射。
・「一瞬で戦力の半分近くが・・・!」「馬鹿な!いくら圧倒的な火力があるからといって単機で突っ込んでくるとは!」と驚き狼狽えるクロノ部隊に、「罠とわかっている状況に突っ込んでくるとは正気の沙汰とは思えないだろう。だが、馬鹿はそれが出来る。それによって、事態に突破口が開かれる」とゼクスが微笑、「所詮は愚かな男の生命だ!妹のために使う事など何も惜しくはない!」と吠えて戦闘開始。
・ヒイロ戦闘時セリフイベント、(リリーナ・・・。お前を利用しようとする者は全て俺が排除する。だから、お前はお前の信じる道を進め)と独白。
・ゼクス戦闘時セリフイベント、(待っていろ、リリーナ。お前は私が守ってみせる。それが、この愚かな兄の最後の務めだ・・・!)と独白。
・1EP反撃で敵10機撃墜してイベント発生。「やるものだね。さすがはガンダムだ」と微笑むグエン卿、気に入らないと苛立つメリーベルに「ガンダムは白だけじゃないよ」と意味深に諌め、「さて・・・クィーンの運命は、どう転ぶかな・・・」と呟く。
・「・・・あの程度の戦力ではヒイロ達を止める事は出来ないか」と呟くリディ少尉、かつての仲間と戦うのかと責めるリリーナに「・・・過ぎた事だ」と吐き捨て、「リリーナ・ピースクラフト・・・。滅亡したサンクキングダムの最後の女王・・・」「君が亡き父親の遺志を継いだように俺もマーセナスの家の務め・・・クロノの一員としての役目を果たすまでだ」と告げる。
・「マーセナス家がクロノの一員・・・」と驚くリリーナ、「それが俺の運命だったんだ」と口走るリディ少尉に、「UCWを構成する世界の一つに存在していたものが、何故、今の世界に意味を持つのです!?」とラプラスの箱について問い詰める。「俺も、その真の意味を知るまでは、そう思っていた・・・」と遠い目で呟くリディ少尉、「箱の表面的な意味だけならば、もし、あれが公表されても握り潰す事は出来る。だが・・・」「ラプラスの箱に隠された真の意味・・・。それを知ったからこそ、俺はあれに乗る事を決めた。この世界を・・・人類を守るために」と凶相で呟く。
・一方、外ではZ-BLUE本隊が北東に登場、リリーナを人質に使われないなら正攻法と部隊展開、ヒイロとゼクスもタッグ組んで合流。更に、南西から中央にかけて広く敵増援出現、リディ少尉も黒いユニコーンことバンシィで出撃し、その凶相に驚くグラハム達。
・「ノーマルスーツで宇宙を漂流すれば、こうもなる」と唸るリディ少尉、「俺はもうZ-BLUEの一員ではない。俺は・・・クロノの実行部隊隊長だ」と告げ、「マーセナス家は代々クロノの構成員を務めている」「だからこそ、ラプラスの箱なんてものが生まれた・・・」と明かす。
・「俺は・・・ラプラスの箱の真の意味を知った」「だから、こうして俺は箱を封印するため・・・ミネバをジオンから解放するため、お前達と戦う!」と叫ぶリディ少尉、バンシィのサイコフレームを通して強烈なプレッシャーを放ち、「こんな形で素質を開花させるとは・・・!」と歯嚙みするアムロ。
・「やめてください、リディ少尉!」と呼びかけるバナージに、「黙れ、バナージ!お前さえいなければ、俺は・・・!」と聞く耳持たないリディ少尉。「死ぬぞ」「戦え。逃げようとすれば、お前はあの黒いユニコーンに潰される」とヒイロが警告、「ゼロの見た未来か」とゼクスが瞠目する中、「戦い方はお前が決めろ。そして、お前の生命がお前だけのものだと思うな」と助言。
・「俺の生命・・・それは・・・ユニコーンを守って・・・オードリーと共に未来を・・・」と呟くバナージに応じてユニコーンのNT−Dが発動。「そうだ。お前にはやらなければならない事がある」とヒイロが諭し、「リディ少尉と戦うつもりはありません。だけど、あの黒いユニコーンは止めます!」と宣言するバナージ。「そうやってお前は、俺を見下すのか!」と激高するリディ少尉、「バナージ!お前は俺の手で倒す!」と宣告して、戦闘再開。
・2PP、ガロードのツインサテライトキャノンとヒイロのローリングバスターライフルで、それぞれ敵6機以上まとめて撃墜、SRポイント条件満たし、ゼクスが効率よく敵を討ち減らすと気炎を上げる。
・2PP、マリーダがリディ少尉と戦闘時セリフイベント。立場が逆になったと呼びかけるマリーダ、「私に反応しないという事はNT−Dの機能はカットしているようだな!」と察し、「目を覚ますんだ!こんな戦いを続ける事があなたの望む未来のためになるのか!」と諭すものの、「なるさ!バナージを倒し、ネオ・ジオンを滅ぼせば!」と言い張るリディ少尉だが、「誰かの生命を奪った先にある未来など新たな憎しみを生むだけだ!それをわかってくれ!」と語りかけるマリーダに、「何だ・・・!?マリーダの言葉が頭に響く!?」と戸惑う。「バンシィが私の波長を覚えている・・・!?それがリディ少尉に干渉しているのか!」とマリーダが気づいたものの、「やめろ!俺の中に入り込もうとするな!」と激高したリディ少尉が「宇宙の化け物め!お前達を滅ぼすのはクロノの責務だ!」と暴走。(-_-;
・3PP雑魚殲滅後、最後にリディ少尉撃墜して戦闘終了、SRポイントget。
・「バンシィの調整が不十分か!」と呻くリディ少尉、「家とか、血とか、そんなものに縛られる必要はないんです!」と諭すバナージに、「お前は何もわかっちゃいないんだ!ラプラスの箱の本当の意味も!クロノの存在する意味も!」と怒鳴りつけ、どういう事かと問い詰めるシンやカミーユらに「・・・お前達が・・・知る必要のない事だ」と決めつけ、「俺は・・・!世界を守るためなら、どんな汚名でもかぶる覚悟がある!」と宣言。
・次いでリリーナを捕えた輸送艦と護衛部隊を呼び出したリディ少尉、単騎突っ込もうとするヒイロを牽制しつつ、Z-BLUEに降伏勧告。「まずはネオ・ジオンを討つ」と宣言するリディ少尉、「ネオ・ジオンのフル・フロンタルはラプラスの箱・・・つまりはクロノの教義を手に入れる事でその位置に取って代わるつもりだ。だが、それは許されない。スペースノイドの存在をクロノは認めない」と告げ、リリーナの命を盾に改めて降伏を要求。
・「ヒイロ・・・」と目を伏せ呼びかけるリリーナに、「わかっている」と応じるヒイロ、「リリーナ・・・。お前を殺す」とツインバスターライフル発射するものの、輸送艦は無傷。「お前はリリーナ・ピースクラフトが誰かに利用されるぐらいなら、その手で彼女の生命を奪うと思っていた」と告げるリディ少尉、「無駄だ。それを見越して、あの艦には最高レベルの対ビーム防御が施してある」と宣言し、護衛部隊にウィングゼロ撃墜を命令。
・「やってください、ヒイロ」とリリーナに促され、集中攻撃を受けながら撃ち続けるヒイロに、「彼は・・・自分の生命を捨てるつもりでいる!」と洞察するティエリア達。「何をしている!奴を止めろ!撃て!!」とリディ少尉が業を煮やして叫ぶ中、「撃ちなさい、ヒイロ!私を殺しにきなさい!」とリリーナが叱咤。機体が持たないと危惧するガロードに、「だが、それでもヒイロは止まらん」と五飛が告げる。
・猛砲火に一歩も退かず撃ち続けるヒイロに「何故だ・・・!?何故、奴は諦めない!?」と焦るリディ少尉、「覚悟を以て、戦っているのはお前だけじゃない!」とアムロ、「お前もシャアと同じだ!一人で家の宿命も何もかもを背負えると思うな!」とブライト大佐に叱咤され困惑。
・「かつてマリーメイア・クシュリナーダは、歴史は戦争と平和と革命の三拍子で終わりのないワルツを踊ると言ったと聞く・・・ならば、俺は・・・俺とお前とガンダムの三拍子で果てなき道だろうと平和が来るまで戦い抜く・・・!」と告げるヒイロ、ツインバスターライフル最大出力の連射で護衛部隊を一蹴、対ビーム防御を破って直撃させた輸送艦にすかさず突入。
・「どうする、リディさんよ。あんたの切り札はヒイロが破ったぜ」とデュオが不敵に笑いかけ、「自らの生命を省みず戦ったヒイロとリリーナ・・・。これでもあなたは、自分だけが特別な覚悟を持っていると言うか?」とゼクスが問い詰める。絶句したリディ少尉、「・・・撤退だ!急げ!!」と指示して自らも撤退。「その闇は俺達の想像以上に深いか・・・」と呟くアムロ。
・ロンデニオン内で見物していたグエン卿、「まだ彼の戦いは始まったばかりだよ。面倒な事になる前に我々も退散しよう」と告げ、(いつか君との再会も望むよ、ローラ)と独白。
・リリーナは多少怪我したものの無事救助され、(お前を救う役は、もう私ではないのだな・・・)と微笑むゼクス。
・リリーナの下へ駆けつけて力尽き眠るヒイロに、「こうして眠っていれば、こいつも可愛いものだ」と五飛が苦笑、「・・・確信しましたよ」「宇宙の心・・・それはヒイロなのですね」とカトルが微笑み、「ヒイロ・ユイの言葉だな」と頷くトロワ。ヒイロのコードネームの元になったコロニー解放運動の指導者が演説で言った「宇宙の心」について解釈が分かれていると説明する五飛に、「でも、僕は思うんです。誰かが誰かを想い、それによって心が繋がり、そして、それのために生命すら懸けられる事・・・それこそが、この広く冷たい宇宙で人間が生きていくための力となります。それが出来るようになった時こそが、人間が真に宇宙で生きる種になった事を意味するのでしょう」と想いを語るカトル。「私も、そう思います」と眠るヒイロを抱くリリーナが微笑。
・「ここまで無防備なヒイロを見るのは初めてだな」と刹那が微笑、「だからって、キラさん・・・!写真を撮るのは・・・!」と慌てるシンに、「ダメかな?あまりに珍しかったから」とキラが天然微笑炸裂。(ありがとう、ヒイロ・・・。あなたが私の事をわかってくれる・・・。それだけで私は限りない勇気をもらえる。少しの間だけ、ゆっくり休んでください。そして目を覚ましたら、また共に進みましょう。道は違っても、私達の目指すべき先はいつも同じなのですから・・・)と独白するリリーナ。
・一方、逃げたリディ少尉はアルベルトに通信、「バンシィのNT−Dシステムのロックを解除しろ」と要求し、「バナージは乗りこなしている。俺もやってみせるさ。それにZ-BLUEを相手にしてマリーダ・クルスを捕獲するためには今のバンシィでは力が足りない」と躊躇うアルベルトを説得。
・「確かに宇宙を漂流していたバンシィを回収したのは君だが・・・そのパイロットを君に決めたのは私であるのを忘れないでもらおう」と釘を刺すアルベルトに、「俺を選んだのは、あんたじゃない」「宇宙の意思だ」と言い放つリディ少尉、戸惑うアルベルトに「クロノの末端に加えられただけのあんたには意味のない話だ」と切り捨て、「それにしても理解できんな。何故あんたは、あの強化人間にそこまで執着する?」と問う。「・・・私にもわからん」と苦笑するアルベルト、(強いて言うんなら、他人の勝手に翻弄される強化人間の宿命に自分自身の生き方を重ねでもしたのかもな・・・)と内心自嘲。
・「最後にもう一度、確認する。ユニコーンを破壊する事は、あんたの腹違いの弟を・・・バナージを殺す事になる。それでいいんだな?」と念押しするリディ少尉に、「既に血塗られた道だ・・・。私の家・・・ビスト家では血族内での殺し合いが続いている。叔母のマーサが、ああもかたくなになってしまったのも彼女の父・・・即ち我々の祖父が曽祖父サイアムに殺されたためだ。」と応じるアルベルト、「・・・ユニコーンやバンシィのような魔物を造り出してしまう我々は、既に破滅の戸口に立っているのだろうがな・・・」と自嘲。(待っていろ、バナージ・・・。お前と同じ条件下ならば、後れをとる事はない。次に会った時はバンシィの真の力でお前と決着をつけてやる・・・)と闘志を燃やすリディ少尉。
・蒼の地球では黒の騎士団による反抗作戦開始、皇国支配率85.6%に低下。
・Dトレーダーで、マリーダがリディ少尉と戦闘したためボーナスZチップ100Zget。バナージやジンネマンらにバンシィから救われた自分が、今度はリディ少尉を救いたいと語るマリーダ、ジンネマン以外にも自分に想いをかけてくれた誰かがいた、とアルベルトの朧な記憶を口にする。
●第38話:ハマーンのためらい
・帝都ラース・バビロンで「・・・この星の代行者にはがっかりだよ」とボヤくバルビエル、「所詮は地球人の浅知恵だ。せっかく高濃度の霊子の持ち主を貸してやったのにロクな戦果も挙げられないとは」とクロノ保守派をこき下ろす。むしろZ-BLUEが特別と反論する皇帝アウストラリスは「これ程のレベルに達した者達が放置されていた事実の方が重要だ」と指摘。「この宇宙の管轄を考えれば、仕方ないさ。おまけに次元の檻なんてものまで使われてたしね」と応じるバルビエルに、「何の話だ?」とアムブリエルが割り込むものの、「まだお前には関係ない事だ」と一蹴する皇帝アウストラリス。・・・哀しみのサクリファイが次元の檻に封じようとしてたからね・・・(´д`)
・バルビエルと皮肉の応酬して立ち去るアムブリエルに、「フ・・・面白い女だ」と呟く皇帝アウストラリス、「あれぐらいの気概がなければ、この席につく資格はない。その意味ではZ-BLUEのリアクター達も全員が相応しい力を持つ。いがみ合う双子も含めて」とコメントし、「サード・ステージに達しつつあるって事か。しかし、いがみ合う双子を覚醒させられる人間が二人も見つかるとは思わなかったよ」と感心するバルビエル。
・「この地球という星の特異性のためだろう」と指摘する皇帝アウストラリス、「オリジン・ローが集まる故か・・・。それとも、そうだからこそオリジン・ローが集まるのか・・・そして、この星の人間の持つ力は徐々に形になろうとしている・・・」と呟き、Z-BLUEの動きに呼応して戦線全体がほころびかけていると懸念。「じゃあ、その根を絶ってくるよ。Z-BLUEとネオ・ジオン・・・。面白い事になりそうだからね」とほくそ笑み立ち去るバルビエルを見送り、「バルビエル・ザ・ニードル・・・。自らのルーツを認めたくないか。残念だな」と独り呟く皇帝アウストラリス。
・Z-BLUEにてリリーナからグエン卿の伝言を聞いたロラン、UCWで世話になった方と説明し、「地方の有力者の総領で、かなりの野心家だ」とブライト艦長が補足、最終的にはZEUTHと対立したと明かす。「エグゼクターとの戦いの時に万丈さんとロジャーさんと別れた後は消息不明でしたけど、クロノの一員になっていたなんて・・・」と驚くロラン、「あの男らしいと言えば、それまでだがな」と苦く吐き捨てるブライト艦長。一方、クロノ保守派の一員と明かされたローナン・マーセナス議員については、大物政治家に対して証拠不十分なので当面静観、首魁たる皇国との戦いに注力する事に。
・帝都ラース・バビロンに囚われていたと明かすリリーナ、「皇帝アウストラリスは私達の肩書きにも立場にも興味はなく、ただ強い人間・・・霊子を多く持つ人間を求めているように思えました」と説明、マリナ皇女もナナリーもアスハ代表も健在と伝え、Z-BLUE出立後はソレスタルビーイング号でミネバの手伝いをする事に。
・ロランの心情を案ずるガロード達だが、「グエン様は相変わらずなんだなって思うと腹が立つとか、悲しいとかじゃなくて、何だかおかしくなって・・・」と微笑むロランに、ガロードらも同意。(でも、グエン様が相変わらずならば、僕は信じています・・・いつだってグエン様はどんなに強い力にも屈しない人でしたから・・・)と独白するロラン。
・シャアの投降を受け入れたネオ・ジオンにも動きはないと思案するカミーユ達に、シャアが戻ればハマーンが何か動くはずと断言するクェス。
・一方、パラオでミネバの影武者に指示するハマーンだが、シャアの投降で兵達に動揺が見られると案じ、「奴が投降などという露骨な真似をしたのはこちらを内部から切り崩す事が狙いなのかもな」と苦笑。付き合いの長いミネバの影武者が「そのような方ではない事をハマーン閣下は誰よりもご存知のはずです」と進言、「多元戦争の際、エウーゴの代表であったあの方の前に初めて出る事になった時、閣下は私にこうおっしゃいました。きっと、あの男はお前の存在を許さない・・・。だが、それはミネバ・ザビの替え玉を必要としたジオンという歪みについてだ、と。あの時に思いました。閣下はあの方の事を理解しているんだな、と」と語る。
・「・・・奴はその歪みを・・・私のやり方を許せず、自らが総帥となってネオ・ジオンを立て直そうとした。だが結局は、己の責任を投げ出した。私はそれを許す事は出来ない」と憤るハマーンだが、「・・・嘘です」「閣下はご自身の心に嘘をついています。本当はあの方のされた事を・・・」と諭され、「小娘が言ってくれるな」と制しつつ「・・・お前には世界の裏側を見せすぎたようだ」「おかげで知らなくていい事・・・見えなくてもいいものまで感じられるようになったか」と苦笑し、「シャアも自らのやってきた事に決着をつけるため、半ば死を覚悟してジオンへ戻った。ならば、私もやらねばなるまい」と決意を示して、「私の所業に付き合ってくれた礼を言う」と別れを告げる。
・ハマーン自ら率いるネオ・ジオン部隊がZ-BLUEに接触。単騎出撃したセツコを案じるヒビキに、余計なことを考えすぎるなとカミーユが忠告、余裕と揶揄され「俺も色々な事を考えすぎて、もう頭が回らなくなったのかも知れない」と苦笑。「悪くないよ。考えるより感じる事の方が大事な時もある」とフォウが微笑み、「俺の父さんも同じような事を言っていた。・・・何かの受け売りらしいがな」とヒビキも微笑。截拳道ね・・・( ̄ー ̄)
・朗らかに同意するガロードに、もう少し頭を使ってもいいとパーラがツッコみ、「シンやキラさんもね」「キラさんの場合、あんまり顔に出ないから何を考えているかわからない・・・って言う方が正解かな」とルナマリアが巻き込むと、「そうだな」と刹那が真顔でうなづいて「お前が突っ込む所かよ!」ロックオンが呆れ、「ムッツリ組も天然のフリーダム王子もマイペースなのは似たようなもんだからな」と苦笑するデュオ。
・「じゃあ、キラさんの面倒を見ている俺も貧乏くじ同盟の仲間入りか?」と言い出すシンに、「・・・シンはもう少し自分を客観視できなきゃね」とアレルヤがやんわり苦言、「己の理屈だけでは他人を納得させる事は出来ないのを知るんだな」としたり顔のおまゆう五飛に「う、五飛・・・」とカトルが呻き、「野暮はやめておけ、カトル」とノインさん苦笑、「五飛も自分の体験を踏まえて行っているのだろうからな」とトロワがフォローし、思わず絶句する五飛。(^-^;
・一連のやりとりから、考えすぎず目の前の事に集中して、とバナージとロランにアドバイスするセツコ、(そしてもうすぐ、同じように考えすぎて素直になれない人が来る・・・)と独白。
・北西にハマーン自らキュベレイで出陣、個人的な親衛隊のみ引き連れ、「Z-BLUE・・・。私なりのやり方で決着をつけさせてもらう」と宣言、シャアはここにいないと念をおすカミーユに、「あの男は関係ない。私は私の心に従って戦うまでだ」と応じ、「試させてもらうぞ、Z-BLUE!シャアが懸けるに足るだけの者であるかを!」と吠えて、戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅。
・アムロがハマーンと戦闘時セリフイベント。「結局こうなるのか、ハマーン」と憮然と告げるアムロに、「男のお前では私の気持ちはわからんよ、アムロ・レイ」と冷笑するハマーンだが、「どうだろうな。奴に惹かれるのは男も女も関係ないと思うが」と異を唱えるアムロ。「お前が私を理解していると言うのなら、付き合ってもらうぞ」と睨みつけるハマーン、「いいだろう。あいつが俺へのこだわりを捨ててより強い男になったように・・・お前の中にあるあいつへのこだわりを断ち切り、その資質で正しい道を進んでもらう!」と決然と答えるアムロに、「言ってくれるな!だがそれでこそ、シャアの終生のライバルだ!」と不敵に笑う。
・クェスがハマーンと戦闘時セリフイベント。「大佐はあんたなんかに渡さないよ!」といきなり啖呵切るクェスに、「小娘が!シャアにかどわかされて、Z-BLUEで戦うか!」と苛立つハマーンだが、「そうだよ!私は大佐のやる事を100%信じているから!」と言い返されて絶句、「あんたみたいに何だかんだの理由をつけて大佐を拒否しているような奴なんかに負けないんだから!」と追い打ちかけられ、「お前の言う通りだな、クェス・・・」と苦笑しつつ、「だからこそ、私は戦う!シャアの影を振り切るためにもな!」と宣言。想いが通じたクェスも「相手になるよ、ハマーン!でも、絶対に負けないからね!」と決然と応じる。
・3PP、雑魚殲滅後にハマーン撃墜してイベント発生。「強いな。私よりも・・・これならばシャアが私を捨てた事も納得できる・・・」と呟くハマーンに、「いけない!あの人は、ここに・・・!」とセツコが警告。突然、東に「こんな死に方でいいのかい、ハマーン・カーン?」とバルビエルがサイデリアル部隊率いて出現、敗者は死すのみと覚悟を口にするハマーンに「どうせ死ぬのなら、シャア・アズナブルに討たれたかったんじゃないのかい?」と嘲弄し、「わかるよ、君の心が。シャアの心が自分よりもフロンタルやアムロ・・・さらには世界に向いている事が我慢ならないんだね。それでも自分を頼ってくれれば許せたものをあの男は君を突き放した・・・そんな男が語る未来も守ろうとする世界も信じられないのは当然だね」と冷笑し、「君は業深き女性だよ。その愛が深い故に憎しみも増す」とほくそ笑む。「そして、それに疲れてしまい、悲しみに暮れようとしている・・・」と悲しげに目を伏せるセツコ。
・「だったら・・・」とほくそ笑むバルビエル、「貴様はカミーユ・ビダン以上に無礼な男のようだな・・・!」と激怒するハマーンに、「だから僕が、君の中の憎しみの全てを解き放ってあげるよ!」とサソリの毒を放ち、「さあ、ハマーン・カーン!憎しみのままに戦え!」と勝ち誇って号令。
・ところが「私は・・・!」と叫んだハマーンはバルビエルをファンネルで超遠距離砲撃、「下衆が・・・!お前ごときが私の精神に踏み込めると思うなよ!」と一喝し、「ついでに教えてやろう!スペースノイドの全てがお前達に尻尾を振ったと思ったら、大間違いだという事を!」と宣言してZ-BLUEに共闘。・・・流石スパロボ史上最強の女。(*´Д`*)
・「馬鹿な!僕の毒が効かないのか!」と驚愕するバルビエルに「あなたが思うほど、あの人は弱くはありません」と告げるセツコ、ハマーンにフォローを申し出る。「・・・私に同情しているのか?」と問い返すハマーン、「ただ・・・悲しいだけです」と顔を曇らせるセツコに、「ならば、いい。手を貸してくれ」と微笑してタッグ組み、激高するバルビエルに「少なくとも皇国のような連中に手を貸すぐらいなら、彼等の方が信頼に値する。そして、お前に教えてやる・・・!シャアなどいなくても私は戦うという事を!」と宣告。「散々だな、バルビエル。わざわざやられに出てくるとは」とヒビキが不敵に嗤い、「虚勢もそこまでだ、バルビエル・ザ・ニードル!」とハマーンが一喝、「憎しみで悲しみを塗りつぶす事はできない・・・!あなたに私達の心は渡さない!」とセツコが宣言して、戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅後、バルビエル袋叩きにして撃破、戦闘終了。
・「どうした、アン・アーレス!お前の力は、こんなもんじゃないはずだ!ガン・アーレス!僕を見捨てるのか!?」と激高するバルビエルに、「ハマーンの悲しみが私のスフィアを強くした。それはあなたのスフィアの力を封じる力となった」とセツコが告げ、「戦ってみたおかげで少しわかったぞ、バルビエル。お前の憎しみの根がどこにあるのか」と冷笑するハマーン、「サソリの毒だろうと何だろうと、人の心に入るのならば、相応の資格が必要だと知れ!」と糾弾。「お前達ごときの悲しみで僕の憎しみを封じる事が出来ると思うなよ!」と捨て台詞吐いてバルビエル撤退。
・礼を言うセツコに「私の中に悲しみがあるとでも言うつもりか?」と睨めつけるハマーンだが、「いえ・・・それに負けない強さこそが彼を破ったんです」と微笑むセツコに「・・・同じ女だからかな。お前の言葉は素直に聞く事が出来る」と微笑、「他に行く所もないしな」と嘯きつつ「あの男が戻るまで、ここで待たせてもらう」とZ-BLUE参戦を表明。(結局、大佐にこだわってるじゃないか)と呟くギュネイだが、本人に言えとシンにツッコまれ、(そんなこと出来るかよ!)と焦ったところへ「何か言いたい事があるか?ギュネイ?」と睨まれて「い、いえ、閣下!」とかしこまる。(^^;
・(私はもうお前を追うのも待つのもやめた。だが、信じているぞ。いつか私の進む道とお前の進む道が重なる事を・・・)と独白するハマーン様。
・改めてブライト艦長に協力を申し出たハマーン様、ネオ・ジオン戦力の約25%が自分に賛同してネオ・ジオンんを離反したと告げ、「なお、その中にはミネバ・ラオ・ザビの替え玉もいる」「これは使い方によれば、フロンタルの地球人類継承宣言を揺るがす事も可能だろう」と示唆しつつ、自身はひとりの戦士としてZ-BLUEへの同行を宣言、「少なくともシャアよりは使えるという自信はある」と不敵に微笑。
・皇国支配率82.9%に低下。
・Dトレーダーで、ハマーンとアムロ、クェスの戦闘によりボーナスZチップ100Zget。
●第39話:想いと力の向かう先
・事実上戦力半減するネオ・ジオンがザフトに戦力全面提供を迫ると踏んだZ-BLUEは、牽制すべく
プラントへ。スメラギさんがプラント内情調査のため潜入部隊を編成、親友レイとの対立に思い悩むシンに「ここでヒザを抱えていても何も変わらない」「君はどうしたいの、シン?」とキラが促し、「俺は・・・レイに会いたい。レイに会って、話をしたい」とシンも参加を決意、ヒビキとキラがサポートを表明。
・ラー・カイラムとネェル・アーガマが第一次防衛ラインでザフトを陽動、トレミーがトランザムで防衛ラインを強行突破して一気にプラントの懐へ飛び込み、出てきた防衛部隊を惹きつけている間に、潜入部隊はアプリリウス市に潜入。
・プラント国防委員長執務室のレイに通信で戦力提供を求めるフル・フロンタル、「君がプラントの人間を守ろうとする気持ちは理解している。だが、世界の在り方を根本的に変えない限り、コーディネイターは永遠に宇宙の化け物扱いだ」と指摘、「君はラウ・ル・クルーゼの無念を忘れたのか?」「コーディネイターはクロノの被害者だが、君と彼は、クロノの血が生んだ暗部だ。クロノの家系に生まれた男がより強大な権力を一族に求め、その後継者となるべく造り上げた生贄、ラウ・ル・クルーゼ・・・そして、そのスペアであった君・・・」と迫る。
・「・・・生まれながらに役割を与えられたのはあなたも同じだ」と応じるレイに、「故に私はラウ・ル・クルーゼを理解でき、彼の友であったデュランダル議長の思想にも共鳴した」と微笑するフロンタル。「生まれながらに決められる運命を受け入れる世界をギルは作り上げようとした・・・」とデスティニープランに言及するレイ、多元戦争で否定されたのは誤りだったと断じ、「現状の世界を顧みれば、それこそが未来を創る手段だったと言える。だから、俺はあなたの協力者となった」と告げる。
・本格派兵の検討を依頼してフロンタルが通信を切った後、「ギル・・・あなたのデスティニープランの本当の目的・・・。俺が必ず果たしてみせる」と独語するレイ。
・隠し通路へキラとシンを先行させて敵の足止めに残ったヒビキ、クロノ改革派の兵士と遭遇して驚愕。鎧袖一触で打ち倒したヒビキ、(なんだ、この手応えの無さ・・・。戦闘訓練を受けた人間だとは思えない・・・もしかして、機動兵器での戦闘も機体の性能に頼っているだけなのか・・・)と訝しむ。そこへ「・・・ヒビキ君・・・?」「・・・まさか、こんな所で再会するなんてね・・・」と現れたコード:ホワイトことマキさん。
・「私達は改革派の末裔でありながら皇国に協力するプラントの粛清に来たの。もっとも、要人の暗殺部隊はあなたにやられちゃったみたいだけど」と語るホワイト、昨年4月頃クロノに素質を認められてスカウトされたと明かし、「私は世界を変えるためにクロノの一員になったの」「隊長から指令が下されない限り、私は日本で働く一人の看護師だったの」と告げつつ、改革派の目的を問われると「それを知る必要はないわ。私達はアドヴェント隊長の指令に従うだけだから」「隊長は信頼に値する・・・。それだけじゃ駄目なの?」と断言。
・「隊長に向けた事は許してあげる。だから、私と一緒に行こうよ。きっと隊長も謝れば、あなたを迎え入れてくれるわ」と懐柔を図るホワイト、「隊長と私なら、あなたを包んであげる事も出来るわ」と迫るものの、「俺は・・・!」と顔を伏せて走り去るヒビキを見送り、「どうして隊長の言葉が聞けないの・・・」と眉を顰める。
・一方プラント周辺では、リディ少尉率いるクロノ保守派部隊が襲来、ザフト防衛部隊を一掃してプラント首都アプリリウスに迫る。ヒビキ達潜入部隊は脱出してトレミー合流、キラとシンのみアプリリウス内に残留。アプリリウスを守って戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅。
・リディ少尉戦闘時セリフイベント。(罪のない民間人の生命を奪う・・・。軍人として最も恥ずべき行為・・・だが、俺はやらなければならない・・・!どれだけの犠牲を払おうと、この世界を守るのはクロノしかいないんだ!)と凶相で思いつめるリディ少尉。
・マリーダがリディ少尉と戦闘時セリフイベント。「このまま、怒りのままにバンシィに乗っていたら取り返しのつかない事になるぞ!」と警告するマリーダ、「黙れ、強化人間!お前が出て来たなら好都合だ!奴との契約もある!お前は捕獲する!」と聞く耳持たないリディ少尉に、「目を覚ませ!その素質を、こんな事のために使うな!」と叱咤。
・2PPリディ少尉撃墜してSRポイントget、イベント発生。「負けるか!負けてたまるものかっ!!」と妄執を燃やすリディ少尉がNT−D発動、「やめろ、リディ!そんな力の使い方は自分を滅ぼすだけだ!」と制するアムロを一顧だにせず、「バナージ!これで条件は互角だ!こいつの力でお前を倒すぞ!!」と迫る。
・一方、プラント国防委員長執務室までたどり着いたシンとキラは、レイ・ザ・バレルと対峙。いつかこの日が来るのを覚悟していたと静かに告げるレイ、「俺は・・・ギルの意志を継ぎ、デスティニープランを完遂させる」と宣言、「デスティニープラン・・・。人の持つ遺伝子情報に従い、その人間の持つ最適な人生を社会が提示するシステム・・・お前達もフロンタルもその真の意味を知らない」と語り出す。
・ザフトを離れて静養中にデュランダル議長の公私にわたる資料を読み漁ったレイに、シャアのクローンとしてレイと似た立場のフロンタルが接触、デュランダル議長の志を継ごうとしたレイがそれを利用したらしい。
・「・・・お前達には真実を話そう。デスティニープランの真の意味・・・。それは人類の未来を切り拓くための計画・・・新たな力に目覚めた人類を見つけ、そして、それをクロノから守るためのものだ」「ギルはクロノ改革派としての使命をコーディネイターとは別の形で果たそうとしたんだ」と明かすレイ、シンやキラ、アスラン達こそデュランダル議長が新たな人類と目した素質の持ち主と告げ、「優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子・・・それが具体的に何であるかは俺にもわからない。だがギルは、お前達の中にその存在を見ていた。ギルはその因子を効率よく発見し、同時に人の進化を許さないクロノから守るためにデスティニープランを考案したんだ」と続ける。
・あくまで自分の意思と言い張るレイに、「君も僕も誰かの意図の下に造られた人間だ。でも僕は・・・自分の事を優れた人間だなんて思えない」と語るキラ、「僕は弱くて・・・悩んで・・・そして間違いを何度も犯してきた」と心情を吐露、人との出会いや別れの中でこそ前へ進んでこれたと諭し、「優れた人間なんてものを誰かの計画で生み出せる事はないんだ」と説く。シンも「効率や合理性なんているかよ!人間が人間らしく生きる事の方がずっと大事だ!」と説得。
・「だが、感情に任せただけでは人類に未来はない。これからの世界に必要なのは、淘汰さえも受け入れる冷静な目だ」と肯じないレイ、「・・・残念だよ、シン・・・」と顔を雲らせる。そこへクロノ保守派の尖兵に堕した連邦兵が乱入、「死ね、宇宙の化け物め!!」とレイを銃撃し、身をもってレイを庇ったシンが負傷。
・更にディアッカ、イザーク、旧ミネルヴァのアーサー副長らが乱入して連邦兵を撃退、「いわゆるクーデターだよ、シン」と告げ、「報告します、国防委員長。現時刻を以て、ザフトのトライン隊は本部の指揮下より外れます。なお、同様の隊は多数あります」と宣言。
・「ザフトを割る気か?」と非難するレイに、「それでも守らなければならないものがある」とイザーク、「自由、正義・・・それに運命・・・。これ以上、ネオ・ジオンに付き合ってたら、本気でそれを手放す事になるからな」とディアッカが応じ、「僕達はラクス・クライン率いる反戦派と共にずっとこの機会をうかがってきたんだ」とアーサーが明かす。
・感情論と責めるレイに、「そうじゃないよ、レイ。みんな、自分で見つけた正しい事をやろうとしているだけだ」とキラが諭し、「だから・・・お前も使命なんてものに縛られるな・・・」とシンが息絶え絶えに説得、何故庇ったと問うレイに、「大事な友達が目の前で撃たれるのを黙って見てられるかよ」と微笑。
・「お前は・・・馬鹿だ・・・」と涙を流すレイに、「馬鹿で結構だよ・・・」と微笑み返すシン、「お前こそ敵のはずの俺のために涙なんか流すなよ」と揶揄。アーサーらがレイを拘束し、「目的は果たした。だから、僕達は行かなければならないんだ」とキラが宣言、シンも応急処置のみで同行。
・一方プラント周辺では、西にクロノ改革派の部隊が出現して、プラントへの攻撃を開始。そこへキラとシンのフリーダムとデスティニーが出撃、アプリリウス市を守りつつ戦闘再開。
・3PPイベント発生。傷の痛みに呻くシンだが、案じるルナマリアに、「今ここでプラントが焼かれたら、また俺やレイみたいな子供が生まれることになるんだ!」
・「君は立派だよ」とアドヴェントが揶揄しつつ部下を引き連れプラント間近に出現、「改革派の末裔たる者がサイデリアルにすり寄るなど、あってはならない事だ。志を失った以上、彼等は同志ではない。ならば、それを粛清するのも私の務めだよ」と爽やかな笑顔で言い放ち、「まずは君達からだ、因子を持つ者よ」と宣告。
・キラとシンを引き寄せた改革派兵士、「志を失った今、コーディネイターは無意味な存在でしかない」「お前達は能力だけを求めて生まれた空虚な種。言わば、宇宙の化け物だ」と罵倒。そこへ「キラもシンも化け物なんかじゃない」とアスラン、「俺の大切な友達だ」とレイが言い返しつつ、ジャスティスとレジェンドが出撃し、「すまない、シン。国防委員長は僕のミスで取り逃がしてしまったよ」とアーサー副長がわざとらしく韜晦。(^^;
・「やるよ、アスラン!君と僕の力で!」とフリーダムとジャスティスのコンビネーション・アサルト炸裂。「負けてられないぞ、レイ!」と呼びかけるシンも「行くぞ、レイ!お前と俺の想いを一つにする!」とデスティニー、レジェンド、インパルスのザフトレッド・コンビネーション炸裂、改革派の量産型アスクレプス2機を瞬殺し、「やるぞ、レイ。俺達でプラントを守るんだ」「だけど、俺達が守るのはプラントだけじゃない!」とシン、「僕達はすべての人の未来を守る!」とキラが宣言してSEED発動。
・「素晴らしいよ、君達は」と微笑むアドヴェント、「また会おう、Z-BLUE」と言い置いてあっさり撤退。「何なんだよ、あいつは!?」と憤るシンをレイが諫めて、戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅後、リディ少尉のバンシィ撃墜して戦闘終了。
・「こんなものが認められるか!!」と罵声をあげるリディ少尉、キラとシンの説得を振り切って罵りながら撤退。俺と同じと述懐するレイ、「あるはずのない使命に縛られ、本当に大切なものが何であるかを見失った・・・」と評する。「だけどお前は、それを再び見つけた。だから、俺達の所に戻ってこられた」と労うシン。
・アプリリウス市に侵入した敵もバルトフェルド隊長らが撃退。
・プラント最高評議会議員として放送するラクス様、機能停止していた評議会の再編とネオ・ジオン協力体制の見直しを表明、レイの国防委員長は辞任して後任選出中と告げ、「今後の政策については随時発表していきますが、まず我々は過去を乗り越え、未来へと進む世界の一員である事を再確認したいと考えています。誇りを捨て、侵略者に従属する事が果たして我々の望む未来でしょうか?」と問いかけつつ、ナチュラルとコーディネイターの壁を越えて手を携えようと呼びかける。
・トレミーに通信してきたバルトフェルド隊長、地下に潜って苦労した分ラクスは更に強くなったと評し、プラントはもう大丈夫と太鼓判、「遅まきながらザフトも皇国と戦おう」と宣言、レイとレジェンドの離脱も黙認すると約束。
・己の決断で失われた命への償いも兼ねてZ-BLUEで戦うと宣言したレイ、スメラギさんに快く受け入れられ、(ギル・・・。俺のこの生命がどこまで持つかは、わからない・・・だが、それが尽きる日まで俺は戦う。ギルが俺達に託した未来を守るために・・・)と決意。
・「・・・今、思えばデュランダル議長も世界の調停者の役割を果たそうとしていたんだなって思って・・・」と呟くアスランに、「確かにな・・・デスティニープランを認める事は出来ないが、議長はクロノに支配された世界からの脱却を考えていた節がある」とアムロも同意、(それがデスティニープランに隠された真の意味・・・)と黙考するキラ。
・(急げよ、シャア・・・。もうすぐ全てを決する時が来る)と独白するアムロ、フロンタルの動向を危惧し、(待っているぞ、シャア。この戦いを終わらせる事になるのはきっとお前の存在だ・・・)と想いを馳せる。
・皇国支配率81.8%に低下。
・Dトレーダーで、マリーダがリディ少尉と戦ったのでボーナスZチップ100Zget。怒りとはいえ自分の心を素直に吐き出しているとリディ少尉を評するマリーダ、「きっと、それを出し尽くせば、以前のように笑う事も出来るだろう」と期待。
・Dトレーダーでアスランとレイに絡むAG、「アスラン様と言えば、女殺しの有害マンとして有名じゃないですか」と古いネタを持ち出し、激怒したアスランは入隊の儀式を放り出して退散、レイも得体の知れないロボットの口車には乗らないと応じず。
●第40話:赤い彗星の未来
・L1宙域パラオのネオ・ジオン総帥私室で「それがラプラスの箱に隠された真実・・・」と瞠目するシャアに、「それは、まさに神の存在と言えるでしょう」と告げるフロンタル、「そして、それを守る事がクロノの教義・・・」と呟くシャアに、現時点では推測に過ぎないと韜晦しつつ、「ですが、私が推測した以上の事がラプラスの箱には隠されているようにも思えます。そうでなければ、この多元世界においてカーディアス・ビストが、そこまで箱に重きを置いていた理由の説明がつきません」と思案。
・「そして、己の力がクロノ以上である事を証明し、その位置に取って代わるか・・・」と呟くシャア、卑屈だと思うか問われて「その答えは自分で考えてみるのだな」と突き放す。「相変わらず手厳しいですな」と苦笑するフロンタル、自分は単なるシャアのクローンの一人だったと明かし、新世時空震動で並行世界のシャアの意識が流れ込んだと解釈、「私しか知り得ないはずの個人的なこと・・・同時に私が知らない私・・・その両方を知るお前を語るとしたら、そうとしか言い様がないだろう」と同意するシャア。
・「私の意識は、私自身のものなのか、それともシャア・アズナブルなのか・・・。私の中でも判別はつきません。だからこそ私は、私自身の存在している今を大切にしたいと考えています。不安定な未来などを求めるよりも、今という時を続ける事の方が重要なのです」と真意を語るフロンタル、シャアを前面に立てた方が効率が良いと言いつつ、「・・・やはり、アムロ・レイやZ-BLUEの存在はあなたを歪めているようです」と言い放ち、Z-BLUEの排除を宣言、「戦力の低下したネオ・ジオンを動かすのは得策ではないでしょう。ですが、戦いというものは力によるものだけではありません」とほくそ笑む。
・「好きにはなれないな、その笑い方」と睨めつけるシャア、「ご自分の嫌な面を突きつけられているかのようですか?」と問われて「否定はしない」と吐き捨て、(この男・・・私の想像以上に危険かもしれない・・・)と黙考。
・なかなかアドヴェントが敵だと信じられないと言うヒルデやセツコに、同意するハサウェイやカツがZ-BLUEを鍛えるための振る舞いではと推測。それにしてもプラントを危険に巻き込んだのは許せないとカトルやトロワが指摘。
・一方、ソレスタルビーイング号に向かう途上で得体の知れない悪寒を感じたハマーン、(何だ、この胸騒ぎは・・・)と一人黙考。
・ソレスタルビーイング号ドックに入渠して一息ついたZ-BLUEだが、突然アンジェロ率いるネオ・ジオン兵に包囲されて勾留。「・・・内通者か」と呻くアムロに、「その通りだ」とドヤ顔のアンジェロがジンネマンを示し、「言い訳をするつもりはない」と歩み出るジンネマン、思わぬ裏切りに衝撃を受けるバナージやカミーユ達。
・真意を明かして協力を取り付けたいと告げるフロンタル、6時間後に会見を設定しつつ、「これまでにも何度か情報を提供してくれてはいたが、決定的な機をうかがっていたのかなん?」「それともどこかで決心がつかず、今日まで決定が引き延ばされていたと・・・」とジンネマンの真意を探る。「疲れたんでしょう・・・。何もかも諦めて、暗い所でうずくまってた自分ってやつに・・・「あの方も・・・ザビ家への復讐より、父親が夢見たニュータイプの世界を開く事を望んだシャア・アズナブルも・・・今の私と同じ心境だったんじゃないかと思いもします・・・」と答えるジンネマン、内心で(マリーダ・・・)と独白。
・ここしばらく不調で眠り続けたマリーダ、医療施設に収容されて目を覚まし、「ソレスタルビーイング号は今、ネオ・ジオンに占拠されています」と告げるバナージに、「・・・マスターが手引きしたのか・・・」と呟き、「確証は無かった・・・。そして、マスターを信じたかった・・・それが・・・取り返しのつかない結果を招いてしまった・・・。すまん・・・」と呻く。
・「・・・『でも』、『それでも』・・・。そう思ってやった事が、みんな裏目に出てしまう・・・。いくら足掻いたって、もう・・・」と落胆するバナージだが、優しく抱きしめたマリーダが「だが、そのおかげで私は今こうしてお前と話をしている・・・」「お前の感じ方は間違っていない。自分の中の可能性を信じて・・・。為すべきと感じた事に力を尽くせばよい・・・あの言葉は呪縛ではない。お前にそれを伝えた人もまた、そう生きたのだろう。何の確信もなく、ただ良かれと信じて」と力づけ、「きっとこんな風にして世界は少しずつ前に進んでいく。諦める事なく、囚われる事なく、望みを持ち続ければ」「チャンスは必ず来る。その時は迷わず、ガンダムに乗れ」と激励。
・ブリーフィングルームに一同を集めたフロンタル、「私はネオ・ジオンからの離反者も含めて、諸君達全員に協力を要請したい」と告げて、己の真意を語り始める。曰く、スペースノイドはあらゆる並行世界で共通に自治権確立を求めるが、アースノイドはクロノの意のみならず、地球に閉じた自分達を宇宙に広がるアースノイドが圧倒する未来を恐れるため、決して認めない。故にスペースノイドは地球に自治権を認めさせる事に固執せず、経済協定によるコロニー共栄圏の建設で地球を排斥・孤立させ、経済的価値を失墜させて支配体制を崩すべき。
・更にカーディアス・ビストが持ち込んだラプラスの箱の譲渡話を連邦への揺さぶりに有効と判断したフロンタル、「箱の奪取は一種のゲームとなりましたが、その有用性は未だ健在です」と認め、地球は皇国に明け渡してコロニー共栄圏は独自の道を歩むべしと言い放つ。
・「聞いてしまえば、つまらぬ話だ。お前とは物事の捉え方が、根本的に相容れない」と断じるミネバ、「アースノイドを排斥したコロニー共栄圏の構築・・・。変わろうとしない者に変われと要求するより、無視してしまえばいいという考え・・・人類の革新を夢見た、ジオン・ダイクンの理想からは遠い。地球と宇宙の全てを守ろうとしたシャアの熱からも程遠い」と糾弾、いずれ見捨てられたアースノイドはスペースノイドに怒りと憎悪を向けるだろうと指摘し、「調和も革新もなく、ただ憎しみのままに戦いが続く未来・・・。いや、そんなものは未来とは言えない。歴史の繰り返される淀んだ世界など、時の牢獄の中にいるのと同じだ。お前はクロノに取って代わるつもりだろうが、やっている事は決して未来へ進む事を許さない彼等と同じだとういう事に何故、気付かない?」と糾弾。
・「私は人の世を・・・今を続ける事を第一に考えたまでです」と聞く耳持たないフロンタルに、「・・・何だか他人事みたいだ・・・」とバナージが呟き、「お前は誰にも心を許さない悲しい人間だ」とレイが指摘、「そんな人間に未来を語る資格はない」とヒイロ、「お前は・・・未来など見ていない」とカミーユ、「俺達が望んでいるのは明日だ!」とガロード等が口々にフロンタルを完全否定。
・シャアと同じく特異点として絶望の未来のビジョンを見ていたフロンタル、「あれを見ても、未だに希望を見いだせるあなたの方が私には信じられない」と苦笑、人の心の光でさえ結局人を変えられないと冷笑。更にシャアほどのカリスマが自分にないならミネバにその役をやってもらうと言い出すフロンタル、「ハマーンの離脱を利用させてもらいます。あの少女は、彼女が自らの傀儡として用意したものであり、我々はそれに従わざるを得なかった・・・だが、彼女を追放した今、我々は真のジオンの姫を立てると」と言い放ち、「俗物が・・・!シャアの顔と声で、そのような下劣な企みをしゃべるな」とハマーン激怒。
・オードリーは渡さないと抗うバナージに、代償としてラプラスの箱の最終座標を要求するフロンタルが「犠牲無くして何も為す事は出来ない。それが世界の理だ」と迫ると、「・・・その少年には荷が重い」とミネバが割り込み、(お別れです、シャア・・・。そして、バナージ・・・)と密かに決意。
・ミネバを連れ去ろうとするフロンタルを制したティエリア、「未来を信じ、後世の人間達に願いを託したイオリア・シュヘンベルグの遺産であるこのソレスタルビーイング号・・・そこで未来を否定するお前のような男を僕は許さない!」と宣言、エルガン・ローディックから託されていたコード『CHRONO H』を音声入力、ヴェーダを一時的に強制停止して照明ダウン。
・すかさず見事な連携で反撃に出るZ-BLUE、武装したネオ・ジオン兵をなぎ倒し、「事前に反抗作戦を打ち合わせていたか!」と驚くフロンタルに、「こんなのはアドリブだよ!」とデュオ、「だが、我々の想いは一つ・・・!それが連携となる!」とゼクスが言い返し、「お前にはわかるまい、フル・フロンタル!これが人間の信頼が生む力だ!」とシャアが糾弾。
・逃げたフロンタルを追ったバナージ、ネェル・アーガマ格納庫で対峙し、「ユニコーンは・・・箱はあなたには渡さない!」と宣言。「箱を正しく使えるのは私だけだ。君に何が出来る?君はラプラスの箱をどう使うというのだ?」と迫るフロンタルに、「みんなのために使う。連邦もジオンも宇宙も地球も関係ない。みんなのためにラプラスの箱を・・・!」と答えるバナージ。更に駆けつけたマリーダが「お前の強さを信じろ!それは私を救った光だ!」と激励。
・続けて「兵を引きなさい、フル・フロンタル。私達はお前と同じ道を歩まない」とミネバが宣言、「赤い彗星の名を継ぐ者・・・。私を含め、その力強さにすがった者もいた。でも、お前はシャアではない。シャアはいつでも人の可能性を信じている」と糾弾。
・激高してミネバに銃を向けるアンジェロに、シャアが身をもって立ちはだかり、アムロが「いい加減に気付け、フロンタル!そのアンジェロこそが、お前がシャアとは違う事の証だ!」と叫んで、ギュネイはシャアに未来を示された結果、シャアを超えようと背中を追ったが、フロンタルはアンジェロの今を肯定するのみで永遠に成長させないと指摘し、「人間は火という力を手にして文明を築いた。・・・だが、初めて火に触れた人間は、その熱さに恐れおののいただろう・・・それを乗り越えた時、人は進化を・・・未来を手に入れた。現状を維持するだけのお前達はこれより先に進む事は出来ない!」と宣告。
・改めてネオ・ジオン兵全てに呼びかけるミネバ、フロンタルのやり方では今とは違うより良き未来に向かえないと指摘、「そこにジオン・ダイクンが夢見た人の進化と調和はない」と断言。更にジンネマンを「お前は、まだ過去に囚われているのか!」と一喝するミネバ、「思い出しなさい、ジンネマン!マリーダを救った時から、あなたは・・・」と迫る。
・「理屈では・・・消せんのです・・・。恨みも・・・後悔も・・・」と呻くジンネマンに、「お・・・お父さん・・・」「わがままを・・・許してくれますか・・・?」と問いかけるマリーダ。その姿に亡き娘マリィを想うジンネマン、「・・・赦す。最後の命令だ・・・」「心に従え」とマリーダを送り出し、「了解!」と応じたマリーダがミネバを庇って後退。
・「もう俺は・・・お前達とはやっていけん」と力なく告げるジンネマンに、激高して銃を向けるアンジェロだが、「キャプテンを死なせるものか!」と雄叫びあげてバナージが突貫、「人の未来は・・・人が創るものだろ!人は弱くて、不完全で・・・!だから、託すんだ!」と叫ぶ。
・突然ユニコーンが起動、「バナージの想いにサイコ・フレームが反応しているのか!?」と悟るアムロ。フロンタルが後退を指示しつつシャアと対峙、モビルスーツ戦で因縁に決着をつけると宣言。
・ソレスタルビーイング号近辺で、東にフロンタル率いるネオ・ジオン軍が展開、Z-BLUEと対峙。シャアも解放されてサザビーで出撃、「あの男と決着をつけたいのはお前だけではないという事だ」とハマーン様がタッグ組み、戦闘開始。
・マリーダがフロンタルと戦闘時セリフイベント。「プロト・プルトゥエルブ・・・。私の完成には君達のデータも役に立ったそうだ」と告げるフロンタル、「だが所詮、君達はプロトタイプだ。私にはそろそろ君に限界が近付いている事がわかるよ」と冷笑。「それでも・・・!それでも私は戦う!それがマスターに認めてもらった私のわがままだ!」と言い返すマリーダ。
・2PPアンジェロ撃墜してイベント発生。「生まれた事が間違いだったと思えるような闇の中にいた私を大佐は救ってくれたのだ!」と叫んでしぶとく粘るアンジェロに、「そうやってフル・フロンタルを盲信する事があなたの可能性を狭めているんだ!目の前の事に縛られていては駄目なんだ!もっと自由に生きれば、人は・・・もっと先に行ける!」とバナージが叫ぶと、呼応するかのようにユニコーンのサイコ・フレームが赤から緑に発色を変え、ネェル・アーガマ格納庫から予備のシールドが勝手に動いてユニコーンの元へ。「うおおおおっ!!」とバナージが雄叫び、シールド・ファンネルでアンジェロ瞬殺、「馬鹿な!何なんだ、この力は!?」と絶叫するアンジェロ。
・「サイコ・フィールドでシールドをコントロールしたのか!?」と驚くアムロ、(バナージのニュータイプ能力の覚醒と共にユニコーンは進化し、同時にユニコーンがバナージを進化させる・・・これが・・・ガンダムの・・・真の意味・・・)と直感。
・「大佐を否定した貴様は私の手で必ず殺してやる!」と捨て台詞吐いてアンジェロ撤退。「彼は・・・まだ今も闇の中にいる・・・」と悲しげに呟くセツコ。
・ロランがフロンタルと戦闘時セリフイベント。「未来を描く事の出来ない人にみんなを導く事は出来ないんです!」と告げるロラン、「僕の知っている方は常に僕達にあるべき理想の姿を見せてくれました!それが出来ないあなたは世界を背負う器じゃないんです!」とディアナ様を引き合いに糾弾。
・カミーユがフロンタルと戦闘時セリフイベント。「お前だけでも私の所へ来い」と勧誘するフロンタルに、きっぱり断るカミーユ、「未来や夢を見せられない男に赤い彗星の名が相応しいと思うな!」と啖呵。
・ヒビキがフロンタルと戦闘時セリフイベント。腕を上げていると瞠目するフロンタルに、「当然だ。どこかの誰かと違って、俺は少しずつでも前に進もうとしているからな!」と不敵に嗤うヒビキ、「行くぞ、フル・フロンタル!時代に取り残される前に俺がお前を過去の遺物にしてやる!」と啖呵。
・3PP雑魚殲滅後、フロンタル撃墜して戦闘終了、SRポイントget。
・前哨戦に生命を懸けるつもりはないとフロンタルは後退、「お前の中にいる私と決着をつける!」追撃するシャアをアムロがフォローして止めさすものの、フロンタルはそのまま撤退。
・「ケジメはつけられたか?」と問うアムロに、「私の中ではな。少なくとも奴が私とは違う存在・・・対極に位置する私であるのは感じられた」と答えるシャア、「だが奴を止める役は、私ではないだろう」と微笑。そこへ「勝手に一人で納得しないでもらおう」と割り込むハマーン、「言ったはずだぞ。シャアが戻ってきたら、決着をつけると。相手をしてもらうぞ、シャア」と告げる。
・Z-BLUEを後退させてハマーンとサシで対峙するシャア、「・・・すまない、ハマーン。私はまだお前に討たれるわけにはいかない。だが、私なりのやり方でケジメをつける!これがお前との最後の戦いだ!」と宣言して、戦闘再開。
・集中オールレンジアタック再攻撃でハマーン瞬殺して戦闘終了。
・「終わりだ、ハマーン」と宣言するシャア、納得しないハマーンに「ならば、お前はどうしたい?」t問いかけ、「バナージやミネバを見て、感じた・・・。想いを形にする事の重要さを。ハマーン・・・。私は今までお前に甘えていた。お前ならば、言葉にしなくても全てをわかってくれると勝手に思っていた」と詫びる。
・「・・・お前は女性に幻想を持ち過ぎている。お前が女に頼りたいようにお前に頼りたい女もいるのを覚えておけ。それが世間では鉄の女と呼ばれるような奴でもな」と憮然と告げるハマーン、「私と一緒に歩いてくれるか、ハマーン?」と問いかけるシャアに、「・・・そう言ってくれるのを、ずっと待っていました。ありがとう、シャア」と微笑み返す・・・でも冷笑してるようにしか・・・(^-^;
・そこへドラゴンズハイヴから、アマルガムが世界を破壊するため動き出したとの急報が入り、「・・・宇宙でのネオ・ジオンの動きは我々の目をアマルガムから逸らすためのものか・・・」と歯嚙みするシャアとハマーン。
・晴れやかな表情だとハマーンを讃えるミネバ、これまで守ってくれたと労委、「ですが、これからは大義や生まれた家のためでなく、自分の信じるもののために戦いなさい」とエール。
・ドラゴンズハイヴは、謎のロボット軍団がガイゾック配下と突き止め、皇帝ズールや宇宙魔王、ミケーネのハーデスらの復活を確認。アマルガムについては委細不明、テッサから急報された合流地点は相模湾沖のため、アマルガムとの決戦場は第3新東京市跡地と推測しつつ、合流を急ぐZ-BLUE。
・改めてジンネマンにソレスタルビーイング号を任せるブライト艦長、「自分は・・・弱い人間です。また・・・あなた方を裏切るかも知れません・・・」と呟くジンネマンに、「どんなに弱い人間でも、踏みとどまれる一線はある。今の大尉なら、それを守れると見た」と微笑みかけ、亡き妻と娘にかけて拝命するジンネマン。
・皇国支配率78.7%まで低下。
●分岐シナリオ
・選択肢は「クロウのところへ行く」
●第43話:永遠の聖王国
・目覚めたクロウとトレミーの面々は緑の大地の上におり、近くに小型のZONE発見、その周囲にアークセイバーの機体が出現。ところが彼らはZ-BLUEやZEXISを知らず、時空震動による聖インサラウムへの侵略かと殺気立つ。周辺に探知した仲間と合流すべくトランザムで離脱するトレミー、追随するクロウは(もしかして、これ・・・俺のせいなのか・・・)と戸惑う。
・合流したZ-BLUEで「クロウ・・・」と水を向けるヒビキに、「言わなくても、わかってる。この事態を引き起こした張本人は俺だろうぜ」と応じるクロウ、レナードに時空震動阻止時から「自分が世界を創り変えるとしたら、どこに手をつけようかと・・・」考えていたと明かす。「借金帳消しじゃないんだ」と驚くデュオに、「そっちは自力でやるさ。やっちまった事をチャラにするってのは俺の主義じゃねえ」と不敵に笑うクロウだが、「いつもの事だけど、事が借金だから全然格好良くないね」とアレルヤ苦笑。
・「張本人の俺が言うのも何だが、果たして神様でもない外野の俺達が世界のあり方に干渉していいのか・・・って疑問は残る」と言うクロウだが、結局のところは平行世界の分化を生じるだけと結論付け、「それでいいんだろうさ・・・。やり直せないから、俺達は目の前の事に一所懸命になれるんだ。神の力なんてもんは分不相応なんだよ。特に俺みたいな男にはな」と苦笑。「そうだね。借金を帳消しに出来る力があったら、君の場合、生きる意味を失うし」とアレルヤがツッコみつつ、口々に同意するZ-BLUEの面々。
・そこで突然、転移地点に次元境界線の歪曲を感知、「あの地点・・・前にマルグリットに聞いた事がある・・・。あそこは、破界の王が初めてインサラウムに現れた場所だ」と険しい顔で呟くクロウ。
・転移地点に駆けつけたZ-BLUE、アークセイバーを駆逐した黒いアンゲロイ群と対峙、時空を歪めている彼らがガイオウをインサラウムに呼び込んだのではと戦慄しつつ、勝つしかないと戦闘開始。
・後方の敵の射程外を保ちつつ漸進して各個撃破、3PP敵全滅して戦闘終了、SRポイントget。
・更に大量の黒アンゲロイが出現して愕然とするZ-BLUEだが、突然次元境界線の歪曲と共に空から異形の玉座が降臨して黒アンゲロイを猛砲火で一層、「来やがったか・・・」と苦く呟くクロウ。
・「・・・どうやら、連中は俺をこの世界に呼び込もうとしたらしいな。いくら俺が敗軍の将だろうとイドムごときで俺を好きに出来ると思ったら大間違いって事だ」と野太く笑う次元将ヴァイシュラバ、「ガイオウ・・・!」と呼びかけるクロウに「何だ、そりゃ?俺の名前か・・・?悪くない響きだが、俺には親からもらった名前と、次元将ヴァイシュラバの名前がある」と名乗る。・・・親とかいたのか、このヒト・・・(^^;
・ガイオウの本来の名を知って驚くZ-BLUEの面々。「俺達を次元獣にするつもりか?」と問う竜馬に、「奴らと戦ってるだけでなく、次元獣の存在まで知ってるとはな・・・どうやら、お前等は俺の同士らしい」と応じたヴァイシュラバ、「・・・ここの世界で軍団を立て直そうと思ったが、お前等みたいな連中がいるんじゃ、俺の出る幕はなさそうだ。どこか別の世界へいくさ」と告げる。
・「そこで人間を次元獣に変えるのかよ!?」と食ってかかる甲児だが、「・・・いや」と否定したヴァイシュラバ、「お前等みたいなのを見ちまったら、さすがの俺も考えを変える。次元獣にして、そこで強さを打ち止めにするより無限に成長する戦士を探さなきゃ奴等には勝てんだろうさ。そういうわけだ、兄弟。天の獄で会う事があったら、共に闘おうぜ」と言い置いて撤退。
・ガイオウの記憶喪失にも黒いアンゲロイが関わっていたと推察するZ-BLUE、とりあえずこの世界がガイオウの現れない並行世界として分岐したと安堵。更に時空震動が発生し、「・・・きっと俺の願いが叶ったせいだろうさ」とクロウが苦笑、(次元将ヴァイシュラバ・・・。あいつもあいつなりのやり方で根源的災厄と戦っていくんだろうな・・・あばよ、破界の王ガイオウ・・・。カルロスには悪いが、あんたにはヴァイシュラバの名の方が似合ってるぜ・・・そして、さよならだ・・・。聖王国よ、永遠なれ・・・ってな)と内心で別れを告げるクロウ。
・Z-BLUEが転移した後にマルグリットらハイナイトがそろい踏みで駆けつけ、守備隊が破界の王を命がけで退けてくれたかと安堵。
・その他の展開はシンジルートと同様。
●第44話:宿命を越えて
・最後にリディ少尉をバナージで撃墜して戦闘終了。ちなみにバナージ以外で撃墜したらマリーダ生存せず・・・(;_;)
・「手加減して、俺を殺さないようにしたのか!」「お前は!どれだけ俺をみじめにさせたら、気が済むんだ!」と憤るリディ少尉、1周目同様の展開で暴走して止めようとするマリーダと対峙するものの、「マリーダ!お前は俺達が守る!!」とジンネマン達が割り込み、代わりにガランシェール爆発・・・
・憤るZ-BLUEの面々を、「もう・・・彼に敵意はない・・・」とマリーダが制し、「マスターは・・・お父さんは・・・憎しみを捨てる事を選んだ・・・。未来の・・・ために・・・あの人の・・・光は・・・私が・・・憎しみに・・・沈む事を・・・救ってくれる・・・」と呟く。正気に返って罪の意識に苛まれたリディ少尉は絶叫しつつ撤退。
・(リディ・マーセナス・・・。その生真面目な心が、他人も自分も傷つける・・・。落ち着いて周りを見渡せばいい・・・世界は広い・・・。こんなにたくさんの人が響き合っている・・・私はそれをマスターとガランシェール隊のみんなと・・・バナージに・・・教えて・・・もらった・・・)と悲しみにくれつつ独白するマリーダ。
・突然バナージが何かを感じ、「そうだ。ユニコーンのサイコ・フレームで感じろ。ガランシェール隊のみんなを・・・!」とアムロが激励、マリーダと共にバナージが脱出したジンネマンらを発見。マリーダの花嫁姿を見るまで生き延びてみせると嘯くジンネマンに、船乗りの鑑と微笑むオットー艦長。
・後は1周目と同様。
●第45話:虹の彼方に
・マリーダが生き延びたので、シャイアン基地地下でのアルベルトの発言は「・・・本当にそれでよろしいのですか?」「このような事が果たして人類の未来においてプラスであるかははなはだ疑問です。Z-BLUEを失うのは地球人類の尊厳を守る者を喪失する事に・・・」と、穏やかに説得する感じに。マーサが強引に退室させるのは同様。
●第47話:決戦の地へ
・クリア後のDトレーダーで、マリーダ生存によりボーナスZチップ1500Zget、バナージが勧めていたインダストリアル7で評判のアイスクリームを振る舞って労うAG。
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