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February 2018

第3次SRWZ天獄篇(3周目:宗介救出ルート:17〜25話)

いよいよ未踏の宗介救出ルート。

●第17話:敗走
・修了式中止となり騒然とする陣代高校2年4組の教室で、事件に巻き込まれた常磐は入院中、ボランティア部の面々が誰も来ていないと聞いて「やっぱり、あいつ等・・・」と気色ばむ小野D。そこへ一人宗介が入ってきて、「昨日、あの白いASに乗っていたのは・・・俺だ」「俺はある傭兵部隊の兵士で、今は地球連邦軍の特殊部隊に所属している」と告げ、かなめ護衛のために来たと明かしつつ、昨日の戦闘に学校を巻き込んだと詫びて、「・・・千鳥も・・・連れ去られてしまった・・・」と俯く。
・「・・・お前・・・それを常磐の前で言えるのかよ・・・?」「ふざけんなよ!常磐は今も病院にいるんだぞ!のこのこと何しに来やがった!?」と激昂する小野Dに、「俺は言っておきたかっただけなんだ・・・」「必ず千鳥を連れて帰る。それだけだ」と言い置いて立ち去る宗介。
・一方、太平洋の孤島に単騎転移したヒビキとスズネ先生だが、ジェニオンは擱座して動かず。ヒビキが応急修理を進めながら一週間経過するも、Z-BLUE本隊は消息不明のままで、不安を増すスズネ先生。「大丈夫ですよ、スズネ先生。どこに跳ばされようと、あいつ等ならきっと無事に決まってます。それに向こうも俺達を探しているはずです。あのAGが虎の子のジェニオンを放っておくわけありませんから」と励ますヒビキ。
・ビーストハンターとして鍛えたサバイバルスキルを活かして島をベースキャンプとする方針を立てるヒビキ、「生き延びるために全力を尽くすのは生命あるものの義務でもあり、権利でもあります」と父の教えを口にしつつ、宗介やZ-BLUEの仲間の身を案じ、「自分の事は自分で行動すれば、何とか出来ます。でも、他人の事は・・・待つしか出来ないから・・・」と呟く。
・不安に落ち込むスズネ先生もヒビキに励まされ、「守り、守られ・・・。それがパートナーってものだと思う・・・」と呟き、「・・・みんなが見つからなかったら、このまま二人で、この島のアダムとイブになっちゃおうか?」と際どい冗談を持ち出して、ヒビキ狼狽。(^^;
・皆に助けられてきたと述懐するヒビキ、「俺に足りなかったものは本当の意味での強さだって、最近になって少しだけわかってきました」「都合のいい希望にすがるのでもなく、絶望にヤケになるのでもなく、自分のやるべき事をやる・・・それが出来るようになった時・・・俺はもっと強くなれると思うんです」と心中を明かし、ラース・バビロンで少しだけ何かを越えられた気がしたと述懐。
・そこへZ-BLUEの暗号通信コードが入電、やっぱり生き残りがいたと奮い立つヒビキ達は朝を待たず出立を決意。(どうしよう・・・。こんな状況なのに・・・ドキドキが止まらない・・・決めたわ、ヒビキ君・・・。私は、何があってもあなたについていく・・・たとえ、世界の終わりが迫っていようとあなたの目指す強さを信じるから)と密かに決意するスズネ先生。
・所変わって東南アジアのクメン王国では、散り散りに跳ばされたキリコ、ロジャーとウルズ小隊、黒の騎士団がアッセンブルEX−10のかつての戦友ポタリア達に保護され、瀕死の重傷を負っていたキリコは一週間で復活。クメン近くに跳ばされた事を(偶然にしては出来すぎている・・・。これはキリコの異能生存体としての力によるものだろう)と推測するC.C.とロジャー。
・元々旧地球連邦の併合政策に抵抗していたクメンでは市民も含めて皇国へのゲリラ戦を継続、クメンに流入してきたマーティアルの勢力も皇国とは独自に敵対。その間隙をついて離脱を目論むゼロ、時空震動時に近くにいたはずのヒビキやヒイロを探しつつメリダ島を目指すと方針表明、「既にフェイクとダミーを混ぜながら秘密通信コードで彼等に呼びかけを行っている」と告げる。
・アーバレストの大破を思い返して顔を曇らせるカレンに、「レナード・テスタロッサの駆る黒いAS・・・アーバレストすら粉砕する、あの圧倒的な戦闘力は我々の知るASのそれを遥かに超えている」とロジャーが危惧、「時空震動弾をも造り上げた、あの男の頭脳はまさに驚異かつ脅威だ」とゼロも警戒。
・傷ついたゼロの仮面を修理してくれたポタリア達、「その仮面は、我々に抵抗の希望を与えてくれたからな」とゼロに手渡してエールを送り、「エスターに会ったら、伝えてくれ。俺は今でも、俺の戦いを続けている・・・と」とカレンに伝言を依頼。
・(・・・フィアナを失い、仲間達からはぐれ、傷を負い、そして敵に追われる今も、俺は戦う気を失っていなかった・・・かつて仲間と共に戦い、フィアナと再会したクメンの熱と湿気が、俺に何かを与えていた・・・俺も世界もどこに向かっているかはわからない・・・だが、戦いは続く・・・。その予感を覚えながら、俺はまた歩き始める・・・)とキリコ独白。
・先行偵察するクルーゾー中尉と合流すべく進発したゼロ達に、旧知のル・シャッコも同行、「ポタリアが送り出してくれた。お前もZ-BLUEの一員だ、と。それに・・・個人的に気になる事もあった」と告げ、(さすがは異能者を追放したクエント人だ。世界を包みつつある気を感じたか・・・)と内心感心するC.C.。
・マーティアルの聖地アレギウムがキリコ単騎で突破された「赫い霍乱」事件以来、権威失墜したマーティアル教団だが、クメンには未だ神殿が健在。キリコを恐れて動かないと見たゼロは神殿の目の前を通るルートを設定しつつ、もしサイデリアルが来ればマーティアルの介入も利用できるとほくそ笑み、ビッグOやASの空輸手段を模索しつつ前進。
・そこへカン・ユー率いるアマルガム下請けのファイヤバグ残党が出現、EX10に逃げ込んだと読んだカン・ユーが「ゼロの知略すら上回る俺の戦略眼を思い知ったか!」と勝ち誇り、「それでもラムダ・ドライバ搭載型の異常者と趣味の悪い金メッキのチンピラがいないだけマシだな」とロジャーが苦笑。
・80%程度のコンディションながら迎え撃つZ-BLUE、アマルガム本隊到着前にと作戦時間を6分に定め、戦闘開始。
・2PP敵撃ち減らしてイベント発生。かつての逆恨みでキリコ達だけは逃さないと食い下がるカン・ユーに、「・・・では、その他のメンバーである我々は見逃してくれないかな?」とロジャーが持ちかけ、「大の虫を生かして小の虫を殺す・・・。4人の生命で5人を救う。簡単な算数の問題だ」と嘯きつつ自分とゼロを最優先で守ると言い放ち、非難するカレンらに愛想が尽きたと自分の寝返りまで提案。
・嘲笑して拒むカン・ユーが北西にFB増援を呼び出し、「ベックに聞いた通りだな、このヘボネゴシエイターめ!いったい何のために、こんな無駄な交渉をしたか聞かせてもらいたいな!」と勝ち誇るものの、「・・・あんなものは交渉でも何でもない。ただの時間稼ぎだ」とロジャーが苦笑、「いいのか、カン・ユー?お前の切り札は、既に風前の灯火だぞ」とゼロが冷笑。
・そして敵増援背後に突如ジェニオン登場、「仕留める!」と奇襲して瞬殺し、「ふ、伏兵だと!?」とカン・ユー愕然、「ヒビキから間もなく合流すると連絡を受けた我々は彼に切り札をやってもらうためにタイミングを計っていたのだよ」と苦笑するロジャーにヒビキ達が合流して、戦闘再開。
・カレンがカン・ユーと戦闘時セリフイベント。「ま、まさか・・・まだクメンでのバニーガールを怒っているのか!?」と狼狽えるカン・ユーに、アマルガムの手先になっているのが許せないと応じるカレンだが、「バニーガールの事は今、思い出した!ついでだから、あの時の借りもここで返す!」と宣言。
・3PP雑魚殲滅後、カン・ユー撃破して戦闘終了、SRポイントget。
・AGがサイデリアルの輸送艦を調達し、クルーゾー中尉と共に登場、アマルガムによるメリダ島陥落の悲報を伝えつつ、一行を回収して離脱。
・そのメリダ島ミスリル基地では、満を持してのアマルガム総攻撃に守備隊壊滅、各施設も制圧され、更に情報部を含む各地のミスリル拠点も同時攻撃で壊滅と判明。可能な限りスタッフを収容したテッサ達は、カリーニン少佐が行方不明のまま出航。
・「7つの海と宇宙の大海を支配する人類史上最強を自負するトゥアハー・デ・ダナンは既に出航しました。どうぞご命令を。隊員一同、艦長のお言葉をお待ちしております」とマデューカス中佐に促され、静かな決意を込めて「・・・行きましょう」と命じるテッサ、進路に立ちはだかるベヘモスに「上等よ!」と啖呵切りつつ「ADCAP1番から6番まで全て発射!その後、全速前進!」と号令、なお倒れないベヘモスに「このまま押し切りなさい!」と巨体で力押し撃破し、(今はただ、無事を祈ります・・・)と仲間達の無事を念じつつ、緊急潜行して敵包囲網突破を試みる。
・一方、ヨーロッパ北西部の聖地アレギウムにあるマーティアル教団本部では、懲りもせずキリコを追うモンテ=ウェルズ法王がキリコのクメン出現の報を受け、「・・・触れ得ざる者に手を出した事により、マーティアル教団の権威は失墜した。それでも、まだ懲りないか・・・」と呆れるロッチナを強引に黙らせて退室させつつ、「・・・あの地には、あれもいる・・・。キリコ共々、片付けてくれる」と呟き、不気味な電子音に「・・・わかっております。全ては御心のままに・・・」と恭しく応答。
・所変わってクメン王国ナムサクでは、AS闘技場のチーム・クロスボウを率いる若きオーナーエンジニアのナミが選手を殺害されて失い困窮、「・・・リックを殺ったのは、オーガ一家だと思う」と黒幕の八百長を疑いつつ、自ら試合に出ると決意。
・自称ジャーナリストのレモンがナミの無茶を諌めようとしている所へ、「・・・ここにリックという男はいるか?」と訪ねてきた宗介、「彼の知り合いだ。3年ほど前、内戦中に傭兵部隊でな」と名乗り、AS闘技場の選手志願と自称。エース気取りの勘違い小僧と見下すナミに、「Rk−91か・・・。いい機体を使っているな」とコメントする宗介、初期型サベージの非力で鈍重ながらフレーム強度に優れる点は格闘向きと指摘、冷却系の課題も見抜いてアドバイスしつつ、「だが、よく頑張って整備している。91の初期型を稼働させているだけでも驚きだ」と称賛し、知識だけのアマチュア兵器オタクと疑うナミに、「俺はアマチュアではない。スペシャリストだ」と断言。
・レモンの助言もあってチーム・クロスボウに選手として受け入られた宗介、(待っていろ、千鳥・・・。俺は一人でも、必ず君を見つけてみせる・・・)と固く決意。
・連邦軍オラフ島基地陥落により、皇国支配率82.1%に。
・AGがZクリスタルと共に一式持ち出して輸送艦に設置したDトレーダーで、感心するカレンにカン・ユーとの戦いが50ZのZチップを生んだと感謝するAG、例によってバニースーツを持ち出してカレンにセクハラ。(^^;
・スズネ先生と再会したAG、Zクリスタルで孤島での諸々をモニターしていたと明かし揶揄するものの、メガネを外したスズネ先生(アムブリエル)に「お前・・・死にたいようだな?」と恫喝され、従順に応じて見せつつ、(まさか諦めかけていた計画がここに来て息を吹き返すとは思いませんでしたよ・・・。これもヒビキさんのおかげですね)と独白。

●第18話:孤影
・宗介のアドバイスでマッスルパッケージを交換したサベージに、アーバレスト同様白ベースの塗装を要求した宗介、機体名「アル二世」は流石に却下されつつ、稼働テスト開始。そこへオーガ一家の3機が現れ、ここで潰して試合は不戦敗にしてやると嘯き、「問題ない。こいつらには練習相手になってもらう。もっとも、この程度ではウォーミングアップ代わりが務まるかも疑問だがな」と挑発する宗介、「クロスボウ・・・石弓・・・いい名前だ」「大石弓には及ばないがな」と大破したアーバレストを偲びつつ単騎で前半戦開始。
・宗介戦闘時セリフイベント、(仲間もいない・・・。乗機はスクラップ寸前のRk−91・・・だが、やるぞ・・・。アルの仇を討ち、千鳥を救い出す・・・この戦いは、そのための第一歩だ・・・!)と独白。
・2EP反撃で敵掃滅して前半戦終了、宗介の雇用も確定。
・一方、野営中のヒビキ達は、孤島での苦労を揶揄されつつ今後の方針を相談。ミスリル壊滅でテッサを案じるカレンだが、「あの子にはデ・ダナンがあるからね。きっとメリダ島を脱出しているさ」「あの子はあたし達の上官であり、女神であり、女王だから」と微笑むマオ。
・これ以上EX1には頼れず、クロノ浸透の恐れがある近辺の連邦軍にも頼れず、信頼できる極東基地まではサイデリアル勢力圏を横断しなければならず、更にZ-BLUEのスポンサーとも接触できないため活動資金が底をつきかけているとゼロが指摘。「まるでクロウみたいだよ、あたし達・・・」とボヤくカレン、「クロウ・ブルースト・・・。ZEXISのメンバーで、借金返済のために常にぴーぴー言っていた男だよ」と説明するカレンに、「揺れる天秤のリアクター・・・。話には聞いていたけど、色々と大変なんだな・・・」と苦笑。
・シャッコがナムサクのAS闘技場の話を持ち出すものの、以前からミスリルでアマルガム関与を疑われていたとクルーゾー中尉らが指摘、今の状況では踏み込めないと判断。そこへ儲け話があると持ちかけるAG、「ここから、そう遠くない所にグルフェーという街があるんですが、そこにはゴウトさん達がいます」「どうやら困った状況にあるようですので、それをお助けすれば、問題は解消されると思います」と提案。
・クメン王国グルフェーの商工会でバニラと共に幹部を務めるゴウトを訪れたゼロ達、黒い稲妻旅団を名乗る山賊退治を依頼され、ロジャーが報酬交渉に。商工会のマーティアル信者である幹部は、教団に助けを求めている様子。
・ヒビキ達に小綺麗な街を案内するココナ、「グルフェーは、ここ一帯の情報産業の中心だからね。この街にいる連中は、いわゆる金持ちが多いんだよ」と説明。街角でマーティアルの教えを妹に説く幼い少年を目にしたキリコ、ゴウトに依頼したスコープドッグの強襲仕様用カスタムパーツについてココナに確認しつつ、(・・・戦いを、戦いを、戦いを・・・。子供の声が、俺の頭の中で何度も繰り返されていた・・・戦い・・・。俺とフィアナを取り込み、決して逃さなかったもの・・・それを謳う神・・・。俺は、その存在を認める気にはなれなかった・・・)と険しく独白。
・マーティアルが出てくる前にとグルフェーに大挙して迫る黒の稲妻旅団の前に、強襲仕様のバーグラリードッグで単騎現れたキリコ、(仕上がりは悪くない。助かる、ゴウト)と独白しつつ、(敵の数は64機・・・始めるぞ)と後半戦開始。
・2PPイベント発生。マーティアル教団のATエルドスピーネを駆るテイタニアが現れ、キリコの後方に無言で寄り添いつつ(言葉も心も不要だ・・・。だが、私はキリコを追い求める・・・それが私の生きている意味だ)と独白。
・2EP反撃で敵を撃ち減らしてイベント発生。北西にマーティアル部隊が出現、「触れ得ざる者、キリコ・キュービィーとテイタニア様を確認しました」「既に秩序の盾の称号は剥奪されている。あれも我々の排除すべき対象だ。本部からの通達通りだな。やはり、背教者テイタニアは触れ得ざる者を追っていたか」と言葉を交わし、ついでに山賊も一掃すると宣言。(お父様・・・。あなたは、まだキリコを・・・)と独白するテイタニア、「狙われているのは俺も同じだ」と告げるキリコが「互いの死角をカバーするぞ」とタッグを組んだのに驚き、「何故だ・・・?結果的に私は、フィアナの生命を奪ったのだぞ」と戸惑うものの、「お前のせいでも、誰のせいでもない」「死にたくないのなら、戦え」とキリコに促され、共闘を決意。
・そこへZ-BLUEの仲間を探すヒイロ達もマップ南西に登場、山賊団とマーティアルとの三つ巴で戦闘再開。
・テイタニア戦闘時セリフイベント、(フィアナに託された想い・・・。そして、私の想い・・・キリコ・・・。私の生きる意味はお前にある・・・)と独白。
・更に2EP敵撃ち減らしてイベント発生。北に輸送艦でゼロ達が駆けつけて合流。キリコに無断の単騎出撃を責めるカレンだが、合流したテイタニアの秘めた想いを感じ取り、フィアナをさらった奴と危険視するヒビキを「キリコがいいって言ってるんだから、いいじゃないか!」「外野がとやかく言う事じゃないよ!」と怒鳴りつけて、戦闘再開。
・AG戦闘時セリフイベント、「い、いよいよ実戦・・・。ワタシに艦長役が務まるのでしょうか・・・!ですが、やるしかありません!ワタシもZ-BLUEの一員なのですから!それでは張り切って・・戦闘、戦闘!」
・5PP敵全滅して後半戦終了。
・テイタニアが同じくマーティアルに追われる身としてキリコと手を結んだと解釈したヒビキに、「少しは成長したと思ったけど、女心についてはからっきしだね、ヒビキ」と白眼視するカレン、「女心って・・・お前がいうセリフか?」と真顔で返され「そういう所が問題だって言ってるんだよ!」と怒鳴りつける。
・依頼を果たして当面の活動資金に目処が立ち安堵するゼロだが、「すいません、ゼロ。僕がもう少し早く合流していれば、何とかなったんでしょうけど・・・」と詫びるカトルが富豪の実家とマグアナック隊のサポートで体勢を立て直したと聞いて絶句。(^^;
・引け目を感じつつ合流したテイタニアだが、カレンに水を向けられたキリコが「ここは来る者は拒まない。余計な事は気にするな」と言い置いて場を外した後、「でも、必死になってキリコを助けようとしていたあんたは人間兵器だった頃とは違うってのはわかった」とデュオに認められ、これからは仲間とカレンも微笑。(フィアナ・・・。私のこの想いはお前への償いなのかも知れない・・・そうだとしても私は、自分の思うままに生きる。モンテ=ウェルズの名とネクスタントである自分を捨ててきたのだから。私はキリコと共に生きる・・・。この生命ある限り、彼を追い求めて・・・)と静かに決意。
・グルフェー商工会でゴウト達から報酬を受け取ったゼロ、せっかく町外れに掘った落とし穴がキリコの独断専行で無駄になったため若干不機嫌。そこへナムサクから訪ねてきたジャック・レモンが、ナムサクの裏を探る手伝いを依頼。
・皇国支配率82.4%。
・Dトレーダーで、触れ得ざる者キリコの活躍に震え上がった敵兵からZチップ100Zget。「・・・AG・・・。神とは何だ?」と問うキリコ、「神とは人知を超えた力を持つ者・・・。つまり、人間の存在など露ほども気に懸けはしない・・・きっと彼等は己の目的のためには我々の運命など平気で歪めてくるでしょう」と答えるAGに、「そうか・・・邪魔をしたな」と告げて立ち去る。見ていたC.C.が「奴も何かを感じているようだな」「何かが動く・・・いや・・・もう動き始めているか・・・」と呟く。


●第19話:怒りのナムサク
・レモンが留守の間に宗介の大活躍でクラスAまでランクアップしたチームクロスボウ。宗介に問われて身の上を語るナミ、生まれ育った村がクメン内戦に巻き込まれて消滅、残されたスクラップ同然のRk−91を自分で修理した事、村の再建を夢見て闘技場で稼いでいる事を明かし、「それであたしの通っていた村で唯一の学校も元通りにするのが今の目標」と語る。「学校か・・・」と感慨深げに呟く宗介、(・・・俺は今、ここで何をしているのだ?ミスリルの調査で、このナムサクの闘技場の裏にアマルガムらしき組織がいる事はつかんでいたが・・・)独白し、たった一人で本当に千鳥を見つけられるのかと懊悩しつつ、(しかし、敵の手がかりをつかむためには地道に情報を集めるしかない。・・・本当に、それだけの理由で俺はここにいるのだろうか・・・)(ここにいれば、Z-BLUEにいた時のような厳しい任務もない・・・)(あれから、まだ一ヶ月も経っていないというのに正直こういう暮らしも悪くないと思い始めている・・・ナミは彼女に・・・千鳥に似ている・・・)と己の想いにさえ迷いを抱き、もう千鳥の靴やリボンの色、彼女の笑顔さえ思い出せないと懊悩。
・話があるとレモンに街へ連れ出された宗介、ついでにナミが欲しがっていたASパーツを物色しつつ、かつてカリーニン少佐の指摘していた多元世界の兵器進化スピードの異常さを思い、それがMS等の人型兵器に共通しているのは偶然か・・・と黙考。
・宗介の戦闘技術にはスキルを超えたアートを感じると評するレモン、「君は闘技場の選手達とは違う。何だか大きな・・・ずっと遠くの目標を見ている」と洞察しつつ、「単刀直入に言おう。・・・ナミを連れて、街を出るんだ」と告げ、「僕の調査では、闘技場を裏で仕切っていた連中が私服を肥やしすぎて、さらに上位の人間達に粛清されるらしい」と明かして、「その騒動に彼女が巻き込まれるのは見たくない。・・・頼めるか、相良宗介・・・ウルズ7?」と宗介をコールサインで呼称。
・正体を知られていた事に戸惑う宗介だが、レモンがナミを救おうとする理由を考える内、(ナミは工学知識もないのにASの改造を行い、火器管制システムのソフトを自力で造り上げた・・・まさか、彼女も・・・ウィスパードなのか・・・)と思い当たり、数百万分の1以下のありえない確率に困惑。
・そこへ突然銃撃を受け、「よくかわしたねぇ、カシム君」とゲイツが出現、フリーランスのファイアバグと称しつつ、ミスリル生存者の始末と不届き者への粛清を同時に片付けると嘯き、「今頃、可愛い可愛いナミちゃんはクラマちゃんの手の中だろうね」と嘲笑、闘技場へ呼び出して立ち去る。ゲイツを追ってアマルガムの情報を手に入れるか、ナミ救出に闘技場へ向かうか、悩む宗介。
・闘技場近辺で待ち構えるゲイツ、闘技場のスクラップが最新の第3世代ASに敵う訳がないと嘲笑しつつ掃討。そこへRk−91でアプローチした宗介、「障害はZy−98が3機・・・。まともに戦えば、勝ち目はない。だが、このクロスボウはナミが自らの未来を懸けて、整備した機体だ。やってみせる!」と気炎を上げ、FBが出てくる前に5分で突破すると宣言して戦闘開始。
・2PP敵全滅してイベント発生。後はナミを救うだけと闘技場に侵入する宗介、ゲイツの仕込んだ伏兵に奇襲されて火器を失ったものの、油断をついて敵シャドウに突貫。旧式にパワーで押し負けて驚愕するアマルガム兵に、「どうやら、貴様は教本通りの戦闘しかやってこなかったようだな!」と叫び、闘技場でのバトルで戦技の幅を広げたと言い放つ。闘技場で冷徹に見守るクラマ、単純な力比べなら第3世代ASの電気駆動より旧世代ASの油圧駆動が有利とコメント、「おまけに相手は、Rk−91・・・。機体構造のシンプルさは、そのまま頑丈さだ。くみつかれた時点で勝負は決まっていた」と見切る。
・敵シャドウを格闘で倒した宗介、「さすがはサベージ・・・。いい機体だ。それにナミの整備と俺の腕が加われば、そんじょそこらの奴に負けるはずがない」と称賛しつつ、「だが・・・限界か・・・」と呟き、力尽きて擱座したサベージを降りて「アル二世・・・。除隊を許可する」と静かに告げる。
・生身で闘技場に潜入した宗介だが、総勢10名で待ち構えるクラマはナミを人質に降伏を呼びかけ、10秒のカウントダウン開始。多勢に無勢で打つ手のない宗介、千鳥を救うため死ぬ訳にはいかないと黙考しつつ、ナミを死なせていい理由など何もないと葛藤。
・カウント2でいきなりナミを撃とうとしたクラマだが、突然の狙撃に阻まれ、ブーストして飛び込んだヒビキとスザクが敵を打ち倒しつつナミを救助、「クラマ!女の子を人質に取って、カウントダウンを無視するとは実にあんたらしいな!」と狙撃したクルツが揶揄。「後は任せろ、宗介」「ここは俺たちが引き受ける」とヒイロ、キリコらも駆けつけ、「奴には常盤さんの件でも借りがある!お前の手で仕留めろ!」とヒビキに発破かけられクラマを追う宗介。
・Z-BLUE追撃にファイヤバグを使ったのがミスだったと悔いながら逃げるクラマだが、(いや、違う・・・。俺の作戦を失敗させたのは、サガラのしぶとさだ。あのガウルンが可愛がっていただけの事はある。あいつは・・・俺と同じ種類の人間だ)と内心評価。そこへ追いついた宗介と銃撃戦となり、消耗した宗介に数発当てたものの、気合いで押し切られて倒れるクラマ、怒りに突き動かされたと言いつつ千鳥の行方を問い詰める宗介に、「フン・・・まさか、ここにきて・・・精神論を・・・聞かされる・・・とはな・・・」「なにが・・・怒りだ・・・。愛の・・・力って・・・やつだろうが・・・まったく・・・そんな下らんもので・・・俺・・・が・・・」と呆れつつ、「サン・カルロス・・・じゃなきゃニケーロか・・・グラナダ・・・」と呟き、禁煙なんてするんじゃなかったとボヤきつつ力尽きる。
・クラマの失敗を知ったゲイツが闘技場周辺に部隊展開して無差別攻撃開始。アルもラムダ・ドライバもないM9ベースのハリボテアーバレストに乗り換えた宗介、「俺は、この街のゴミ掃除をしなければならないんです」と言い張り負傷をおして出撃、「久しぶりにやるか・・・!」とヒビキとボランティア部魂を燃やして、サイデリアル機も呼び出したゲイツ達と戦闘再開。
・ロジャーがベックと戦闘時セリフイベント。アマルガムの下請けにやる気なさげだったベック、ロジャーが相手となると途端に生き生きと罵り始めたものの、「もしかして君はアマルガムの下請けをやる事に不満があるんじゃないか?」「更生する気があるのなら、知らぬ仲ではない・・・手を貸してもいい」と申し出るロジャーに「るせえよ!そういう偉そうな態度の野郎をぶちのめすのも俺の趣味だぜ!」と言い返し、「だったら、今の世界には私よりもずっと偉そうにしている連中がいるぞ。サイデリアルという輩がな・・・!」と指摘するロジャー。
・4PP雑魚殲滅後、ゲイツ撃破して戦闘終了、全員1機以上敵撃破してSRポイントget。
・アマルガムがサイデリアルと組むメリットを見出せず、訝しむゼロ。一方、体力の限界に達した宗介は失神、(会いたい・・・どうしようもなく・・・。そばにいてくれ、俺の背中を叩いて何か言ってくれ・・・千鳥・・・会いたい・・・)と独白。
・レナードのアジトで軟禁状態の千鳥、宗介が見つけやすいはずと制服に固執するものの、「強がりはおやめになった方がよろしいですよ」「では、何故あなたはそんなにも悲しい顔をしていらっしゃるのです?」と秘書役のサビーナに指摘されて俯き、(ソースケ・・・あんたは今、どこにいるの・・・?)と独白。
・チーム・クロスボウのガレージで合流したプリベンター・サンドことレモン、幹部クラスのウインドことゼクスとファイヤーことノインに会えて感激しつつ、レディ・アンの指示で内通者を抱えるミスリルとは一線を隠しつつアマルガムの動向を探っていたと明かす。
・意識を取り戻した宗介に「しぶとい男だよ。さすがにナミが見込んだだけある」と賞賛するレモン、アマルガムの情報を求めて偶然にチーム・クロスボウに潜り込んだものの、ARX−7の機体名アーバレストは知っていたので宗介を調べたと明かし、グルフェーでZ-BLUEに接触できたと説明。
・アーバレストは陣代高校でのミスを詫びる意味でレイスが送ってよこしたらしい。
・宗介と再会したナミ、闘技場は続けられないがレモンの助手として雇われると明かし、「だからさ・・・クロスボウは持っていってよ。これからの戦いに少しでも役に立つなら」と微笑みかけ、戦う理由を問いかける。「助けなきゃならない人がいる」と答える宗介に、「女の子?」「好きなの?」と確かめるナミ、「誰よりもだ」と即答した宗介に「そうか・・・。じゃあ、あたしの入る隙はなさそうだね」と微笑し、「ソウスケとレモンの旦那と過ごした時間・・・一生忘れないよ」「またいつか・・・会おうね」と別れを告げる。
・一方、南米ニケーロのとあるバーを訪れたレナード、「さすがの手際ですね。もっとも、ミスリルを壊滅させた事で彼等の気も緩んでいたのでしょうが」とカリーニン少佐を賞賛。カリーニン少佐がアマルガムの主要幹部を始末する傍ら、幹部間のネットワークを掌握したレナードがほぼアマルガムを支配下に収め、「乾杯すべきは、本来の正しい世界のためにだ」と言うカリーニン少佐と祝杯。(-_-#
・Dトレーダーで、オンボロサベージでシャドウ3機を撃破した宗介の気迫からZチップ50Zget。ナミとの淡いロマンスを千鳥に告げ口すると揶揄するAGだが、「お前も千鳥に再び会える事を信じているんだな」と微笑む宗介に「もちろんです!」と即答、(そうです、宗介様。その心があれば、きっとかなめ様と再会できます。そして、きっとあなたはもう一人の大切なパートナーともまた会えるでしょう・・・)と密かにアルとの再会を予期。

●第20話:ザ・リターンマン
・バックアップを申し出てくれたトライア博士のスコートラボに向けて太平洋を渡るZ-BLUE。キツネ面のトライア博士が超時空物理学の権威と聞いて意外に思うヒビキ、「クールの皮をかぶったおとぼけ君もいるんだし、アリなんじゃない」とスズネ先生にツッコまれて「誰です、そのおとぼけ君って?」とボケつつ、ヒイロとトロワに揃ってジト目で見られ「俺か!?」と衝撃、脱ムッツリできたと揶揄するデュオに「・・・それは何か違う・・・」と俯いて、(めんどクサ!)と内心ツッコむスズネ先生。
・何かとトライア博士に辛目のデュオ、貧乏くじ同盟仲間のクロウに同情しているからと揶揄され、「そのチームはとっくに解散してんだ!」と抗弁。クルツも青山やロックオンがしつこく勧誘してきたので気にかかる様子。
・スコートラボで早速機体整備を受けるZ-BLUEだが、トライア博士はリスク分散のため別施設におり不在、代わりに使者として来訪した桂とモームが仲間達と再会し、特異点としてサイデリアルらに追われる身ながら研究に協力していたと告げ、トライア博士との通信コードを伝達。
・秘匿回線で通信したトライア博士、第2新東京市の時空震動で銀河中心部にも次元境界線の歪曲が観測された事からZ-BLUEの一部は銀河中心部に跳ばされたと推測、当面こちらの戦力だけで戦う覚悟がいると告げる。
・続けて、ADWのリモネシアで発見された遺跡がプロトカルチャーのものと判明したと明かすトライア博士。遺跡で見つかったメッセージは、1万2000年に一度の宇宙崩壊のメカニズムを明かし、消滅しようとする力と存在しようとする力の衝突時、次元力の源たる生命の力を消すためバアルが生み出されるとの事。
・「さらに遺跡には、こう続けられていた・・・だが、生命体は滅びない・・・。獣の血、水の交わり、風の行き先、火の文明、そして太陽の輝きを経て、シンカの道を歩む・・・どうも、この『シンカ』っていうのは私達の使っている『進化』とは違うニュアンスのようだ」と告げるトライア博士、聞き入るヒビキに血の成せる業と指摘、「あんたの母さんのメグミ・ラクナルド博士は超時空物理学だけでなく考古学においても意欲的な論文を発表していたんだよ」と指摘するも、幼少期に別離したと辛そうに答えるヒビキに詫びる。
・「シンカの扉を開いた者は、宇宙の終焉へ立ち向かう・・・。そして、それはやがて訪れる真の終焉を越える力となる・・・」「1万2000年・・・それを1万回繰り返し、宇宙は真の終焉を迎える・・・それこそが最後の戦い・・・。消滅しようとする力と存在しようとする力は全てを懸けてぶつかり・・・それは存在する全ての平行世界を巻き込む」「その真の終焉を越える力こそ・・・シンカの頂点・・すなわち、神の力・・・神と悪魔・・・行為生命体とバアルとの戦い・・・。それこそが終焉を越える術・・・」と最後のメッセージを示すトライア博士、他はまだ解析中と言って、「なかなかにややこしい概念が多くてね。高位の使命とか、神の使いがどうとか、ちょっと手に負えないようなもんも混じってる」とボヤく。・・・御使いのことも知ってたのか、プロトカルチャーは。
・「あの借金持ちの風来坊に会ったら、早く金返せと伝えておくれ」と言い置いてトライア博士の通信終了、相変わらずと呆れるカトル達。一方、同席した研究員のラクナルド博士への賞賛から逃げるように立ち去るヒビキに、心の一番奥の壁を感じると洞察するロジャー達。
・エスターの所在を尋ねるカレン、暗い表情で押し黙る研究員のただならぬ様子に、何かあったのかと気色ばむ。そこへ敵襲警報発令。
・南にサルディアス率いるサイデリアル部隊が襲来、迎え撃つZ-BLUE。主力を銀河中心部に飛ばされてご災難、と揶揄するサルディアス、テイタニアからマーティアルを敵視する理由を問われ、「あそこの皆さんが信奉する神というのがどうにも気に入らないようです。」と答えつつ、中間管理職はそれ以上知らないと韜晦して、特異点たる桂もまとめて片付けると言い放ち、戦闘開始。
・桂が戦闘時セリフイベント。愛するミムジィが待つエマーンは翠の地球にも見つからなかったと振り返りつつ、生き延びて必ず再会すると心に誓う桂。
・2PP敵撃ち減らしてイベント発生。西にダバラーン率いるサイデリアル増援出現、サルディアスの戦場を荒らすつもりはないと詫びつつ、ストラウス総司令が5分後に来訪するので露払いを務めると宣言、ゼロ達もそれまでに討ち果たし、皇国に刃向かう研究施設も破壊すると言い放つ。
・そこへ突然ダバラーンの戦艦を超遠距離から狙撃して、「・・・狙い撃ってはみたが、ちょっとズレたか」と苦笑しつつ悠然と現れたクロウ、「人の家に火を点けるなんていう放火魔は放ってはおけねえな・・・!」と宣言し、翠の地球で裏切られたサルディアスにも報復を誓う。
・「今の俺は全額返済済みの綺麗な身体だ」と衝撃発言のクロウ、セツコやランドと共に翠の地球でサイデリアルと戦った際、入手したデータをトライア博士に提供したため、100万Gの借金返済に加えてCDS使い放題ボーナスも得たと爽やかに微笑む。が、研究員が流したトライア博士のビデオメッセージ曰く「あんたの借金の残額は100万Gだ」、次元の壁を越えてバージョンアップしたリ・ブラスタを送るのにコストがかかったと説明され、愕然とするクロウ。・・・相変わらずブレないヤツ。(´д`)
・「揺れる天秤!戦場で金の話などするな!戦いとは、己の全知全能を懸け、自身の魂と肉体を燃え上がらせる至高の遊戯!それをお前という男は、低俗な金の話で・・・!」と激昂するダバラーンだが、「てめえの流儀を勝手に押しつけるんじゃねえよ」と睨み返すクロウ、「・・・100万Gの男・・・。どうやら俺には、このフレーズがお似合いらしい」とニヒルに笑うや、やってやると破れかぶれで宣言、桂とタッグ組みつつヒビキと挨拶交わし、「世界の平和と金のために俺は戦う!」と見栄を切り、(うわダサ・・・)とスズネ先生がドン引きしつつ戦闘再開。
・2PP、3PPそれぞれComboMAXでSRポイントget、修羅場をくぐって鍛えられたチームワークと個々の気迫を称え合うZ-BLUE。
・3PP雑魚殲滅後、サルディアスとダバラーンを撃破して戦闘終了。
・欲深な金牛ストラウスが直衛艦隊率いて出現、同乗する皇帝アウストラリスが「・・・揺れる天秤・・・。わざわざ興味を持つまでもなかったか」とクロウを値踏み、そのまま総攻撃開始。ところが唐突に次元境界線が歪曲して、「こいつは・・・今までの時空震動とは違う!」と桂が警告する中、天使のコーラスのような声が響き、ヒビキの左目が血塗られた眼に染まると共に時空震動発生、巻き込まれて姿を消すZ-BLUE。「いったい何が起きている・・・」と訝しむ皇帝アウストラリス。
・「・・・今、門が開いた・・・だが、いったい何のためにだ・・・」と訝しむアサキムに、「気まぐれだろう」「それ以外の答えが欲しいか?」「希望を忘れるな、呪われし放浪者よ。旅の終わりは近い」と告げる謎の声。
・DトレーダーでAG、「・・・今、門が開きましたか・・・だが、わからない・・・。いったい何のために・・・」とシリアスぶって呟くものの、すぐにいつもの調子でおちゃらけて、エースパイロット祝福は次回へ。

●第21話:遭遇
・哀しみに満ちた女の声を聞くヒイロ、人の意思が宇宙に広がり、戦いを超えて平和を求める様を感じ、(そして、その道を切り拓くのは・・・ガンダム・・・なのか・・・)と洞察。
・母に殺されかけた記憶に苦悶する血塗られた目のヒビキ、哀しみのサクリファイの気配を感じてアドヴェントを連想。
・マクロスクォータールート20話等と同様、カオス・コスモスの銀河中心点に跳ばされたヒビキ達Z-BLUE。「実は各並行世界において、天の川銀河の中心点の状況については観測不能の状態なのです」「ワタシの知る中で唯一の例外がタカヤ・ノリコ様のいた世界です」と明かすAG、周辺状況から並行世界の銀河中心点に跳ばされたと判断し、セコハン輸送艦では帰還する術がないと説明。
・周辺への呼びかけやDEM本社への救助要請、時空転移装置の入手等を矢継ぎ早に口にするヒビキ、「とにかく、お前の次元商人のプライドに懸けて、地球への帰還方法を考えてくれ」とAGに依頼し、自身は周辺探索に出ると提案し、「他人の事は待つだけしか出来ないけど、自分の事は最期の時まで力を尽くします」と宣言。
・宗介やクルツらも口々に同意する中、不安を口にするテイタニアを気力を振り絞るべき時だとカレンが窘め、「絶望するのは死んでからにしろ。ここは、そういう人間の集まりだ」と告げるキリコ。「ナイスタイミングだったぜ、ヒビキ。お前の気合いで空気が変わった」と微笑みかけるクロウ、いい顔で笑うと褒めて、マクロスクォータールート23話同様に交流し、システマと截拳道で試合しようと約束。
・とりあえず周辺偵察に出撃したZ-BLUE。カオス・コスモスの美しさに心奪われるカレン達だが、次元境界線の歪曲と共に、四方にバジュラや宇宙怪獣、インベーダー、ヒディアーズが出現し、銀河中心部を勢力圏とするバアル達がテリトリーに入ったZ-BLUEを排除するつもりと推測するAG。
・これからの旅を考えて輸送艦を無傷で守るべく位置固定して、戦闘開始。
・敵撃ち減らしてイベント発生。北にトゥアハー・デ・ダナンが登場、太平洋でアマルガムの追撃受ける中、跳ばされてきたらしい。ロジャーらが烙印に関わる何者かの作為を疑いつつ、合流したTDDでテッサが「総員は奮起を!私の許可なく死ぬ事は許しません!」と檄を飛ばし、まずは危地を切り抜けるべく戦闘再開。
・3PP敵殲滅してイベント発生。北西に黒アンゲロイ引き連れたエル・ミレニウム出現、圧倒的な力への畏怖に縛られ打ちのめされるZ-BLUEの面々。「・・・人類の遺伝子に刻まれた畏怖の感情・・・。あれこそが・・・人類の真の敵・・・」とC.C.が、「根源的・・・災厄・・・なのか・・・」とゼロが呟く中、「い・・・やだ・・・俺は・・・!あんな奴等に屈するのは嫌だ!!」とヒビキが恐怖を振り払って叫び、宗介やヒイロ、スザクらが同調して闘志を奮い起こし、「・・・ヒビキ。さっきの言葉とは別に、こういうときに使える魔法の言葉を教えてやる」「俺達の心を砕き、意思を奪おうとする奴が来たのなら、言ってやれ・・・!それがどうした!」とクロウがお得意の決め台詞を伝授、デュオやクルツ、カレンらも口々に叫んで闘志を燃やす。
・(そうだ・・・それこそが神を超える力だ)とC.C.が肯定、(その先を俺達は目指す!)とゼロが決意し、「私達はどん底まで落ちた身です。これ以上、下がらないのなら這い上がるまでです!」とテッサが檄を飛ばして、「あれは我々の心を殺そうとする敵だ・・・!全力で抵抗するぞ!我々の生命がある限り!」とゼロが号令、戦闘再開。
・5PP敵全滅して戦闘終了。
・続けて多数現れるエル・ミレニアムと黒アンゲロイに打ちひしがれるZ-BLUEだが、「それがどうした!俺はまだ戦えるぜ!」「やるぜ・・・!俺の心は、まだ折れちゃいない!」と雄叫びをあげるクロウ。それに呼応するかのように天使のコーラスのような声が響き、ヒビキの左目が血塗られた眼に染まると共に、「何だ・・・!?スフィアから、何かがあふれてくる・・・!」と驚くクロウ。
・「・・・あなた達は、ここで朽ちてはなりません」と呼びかける哀しみのサクリファイ、「私が・・・あなた達を守ります」とクロウに告げ、「ズリエル・ジ・アンブレイカブル・・・。あなたの折れない意思は道を拓く・・・いつか、あなた達は全てを理解する・・・。そして、シンカの道を進み、全ての宇宙を・・・」と宣告。
・次の瞬間、火星のZONE付近に転移出現し唖然とするZ-BLUE、時空震動を感知したアークセイバー達に保護され、インサラウムへ。
・ようやく再開したウルズ小隊にミスリル壊滅を告げるテッサ、カリーニン少佐のMIA認定を宗介に通知し、ヒビキの見舞いに向かう宗介を見送った後、振られた事をマオに明かして大丈夫と健気に微笑。「あんたは、絶対にいい女になるよ」と笑顔で励ますマオ。
・Dトレーダーでヒビキの健闘を労うAG、恐怖の軍団を壊滅させられた喜びで自らZチップ100Zget、Zチップ一筋と揶揄されつつ、(そう・・・。そして、それこそがワタシ達の最後の希望なのです)と独白。
・Dトレーダーで、初対面のAGを「俺には懐の深い、度量のデカい人物に見える」と評するクロウ、哀しみのサクリファイがスフィアを通して語りかけてきた事に「もう女難はこりごりだってのによ」と困惑しつつ、墓参りの花をAGに所望して「・・・死んじまったら、敵も味方も、過去の恨みも関係ねえ。花ぐらい手向けさせてもらうさ」とニヒルに微笑。それを見送ったAG、「そういう所はイキだな、クロウ・ブルースト・・・」とエルガン代表の口調で呟いた後、やってきたスズネ先生に「彼の強い意志はヒビキさんにも良い影響を与えてくれるでしょうな」とコメント。「全ては動き始めた・・・。1億2000万年に一度の真の崩壊に向けて・・・地球に戻った時が、終わりの始まりか・・」と冷たく嗤笑するスズネ先生。

●第22話:再会の火の星
・連邦軍の一員としてMSに乗り換えたというアークセイバー達だが、文化継承の名目でかつてのディム・サー保有も連邦議会に承認されており、マルグリットに不埒な行いがあれば駆り出して戦うとクロウを牽制。(^^;
・メガノイド壊滅とZONE封印解除、マルグリットの地球行きについては他ルート第22話と同様。
・(見ているか、ユーサー・・・。お前の愛したみんなは、今でもお前の事を愛してるぞ。お前の水瓶は尽きる事なくインサラウムの民達を潤している。だから、後の事は安心して俺達に任せとけ)と亡きユーサー皇子に瞑目するクロウ。
・メガノイド基地跡地で波乱万丈が遭遇するのは、他ルート第22話の尸空ではなく、怨嗟の魔蠍バルビエル・ザ・ニードルながら、会話内容はほぼ同様。
・ZONE調査に赴いたZ-BLUE。直前にクロウと仕合したヒビキは1勝4敗、一瞬の判断に見える迷いを越えて自分の力を信じるようアドバイスするクロウ。「どうにもあいつは貧乏くじ同盟の血を騒がせる何かがあるみたいだからな」と評するデュオ、同意するクロウに、「「そういうわけだ、大将。新入隊員のクルツを紹介するぜ」と推薦し、「やっぱりな。一目見た時から、俺もあいつの素質には気づいていた。口ではどうこう言いながら、面倒見のいい性格にムッツリ系の相棒・・・おまけに声が実にいい」と頷くクロウ。「勝手にお仲間認定するなっての!」と焦るクルツ、そういや青山やロックオンと同じ中の人だっけ・・・(^.^;
・南にマリーメイア軍残党が出現、デキム・バートンの思想を盲信して火星に新たな独立国家を造り上げると妄言を吐き、「また勝者と敗者か・・・。何故、そこから抜け出せない・・・!」と五飛が苛立ち地つつ、「誇りとエゴをはき違えた連中にこの新天地を好きにはさせない!」とゼロが号令して戦闘開始。
・2PP総員南下しつつ敵殲滅。
・3PPイベント発生。東にマリーメイア軍残党、南にバルビエル率いるサイデリアルが出現し、「確かに連中を、ここまで連れてきてやったのはサイデリアルだけど・・・連中の憎しみは、完全に連中自身のものだよ」「憎しみの感情は何よりも強く心に刻まれる。愛なんてものは、いつか満たされて価値を失うか、届かないまま朽ちていく・・・。だけど、憎しみは永遠なんだよ」と嘯き、「わかるだろう、ゼロ!そして、いがみ合う双子!」「君達の心の底には憎しみがこびりついている・・・!今のところはうまくコントロールしているが、いつか、そいつは君達を・・・」と迫る。
・サイデリアルの後ろ盾を得て増長するマリーメイア軍とバルビエル達に、東南それぞれから挟撃されて窮地に立つZ-BLUEだが、背後のインサラウム居住区を守る盾になる決意。そこへ「その心配は無用・・・!奴等の相手は我々がする!」とディム・サーを駆るアークセイバー達が駆けつけ、「己の愚を省みる事なく、憎しみをまき散らす不逞の輩よ!貴様達のやろうとしている事に貫くべき正義もなければ、守るべき誇りもない!あるのは、卑小なエゴだけだ!」とマリーメイア軍残党を糾弾、ユーサー王子に罪を被せて生き恥を晒す自分達なればこそ、王子が命懸けで守った民の未来にこの身を捧げると宣言。
・マリーメイア軍残党を引き受けてアークセイバー達が戦場離脱、「見たか、バルビエル!憎しみに負けず、己の成すべき事に生命を懸けられる人間達がいるのだ!お前のように憎しみに負けた人間の言葉などで俺達の心を動かせると思うな!」と啖呵切るゼロ。
・「だまれよ!」と苛立つバルビエル、茶番は終わりと吐き捨てて「3分間だけ、相手をしてやる!」と宣言、戦闘再開。
・バルビエルと戦闘時イベント発生。一瞬気をそらしたバルビエル、「・・・面倒な事になる前に・・・」「いがみ合う双子・・・。君はここで始末する!」と宣言し、距離をとったヒビキに瞬間移動で追いすがり、「サード・ステージに入れば、これくらいの芸当も出来るんだよ」と嘯いて、「君に期待するなんてのが、そもそも間違いだったんだよ。奴に君のスフィアを渡すぐらいなら、ここで一度リセットする方がマシだ!」と言い放つ。その後の展開は別ルート22話とほぼ同様、死んだはずのアドヴェントがアサキムを引き連れてヒビキを庇い共闘宣言、噂の快男児波乱万丈も颯爽と登場してヒビキとタッグを組み、戦闘再開。
・クロウがバルビエルと戦闘時セリフイベント。「知ってるんだぜ。お前がセツコにご執心なのはよ!」と挑発するクロウ、「俺はクラヴィアの借りを返しに来ただけだ。覚悟しやがれよ、バルビエル!クラヴィアに代わって、俺がお前を叩く!」と咆哮。
・3PP雑魚殲滅後、アン・アーレス集中攻撃で瞬殺、戦闘終了。
・「スフィア6つと同時に戦う程、僕は愚かじゃないさ」と嘯いてバルビエル撤退。
・アサキムとアドヴェントが立ち去るあたりは別ルート22話とほぼ同様。
・アークセイバーは首尾よくマリーメイア軍残党を退けて火星入植団は健在。クロノ改革派のブルーが誘導したマクロス・クォーターらZ-BLUE別働隊と合流して情報交換。
・Dトレーダーで、クロウがバルビエルと戦った際のテンションからZチップ50Zget。

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第3次SRWZ天獄篇(3周目:蒼の地球→日本ルート:プロローグ〜16話)

2周目クリアして、とりあえず3周目引き継ぎデータだけ作っておいたのを、Persona5を2周終えてから半年ぶりに再開。
ヒビキ誕生日は再考したけど、これまで同様に寺田誕生日で。リアル系必須の集中+で、他に良い組み合わせがない・・・orz
周回引継アイテムも前回同様、プラーナコンバータ、テンションレイザー、インサラウムの秘宝、DECチャージャー、超次元ターゲットロックを2個ずつ。
周回ボーナスで時獄の紋章、バリア・フィールド、A-アダプター、リペアキットget。

●第3話後の分岐シナリオ
・選択肢は「蒼の地球の部隊に編成」で、ヒビキはMS部隊と共に蒼の地球へ。

●第4話:宇宙と大地の狭間
・オットー艦長の選択肢:日本に降下する

●第5話:新たなる戦場
・大塚長官と通信するネェル・アーガマ。極東支部は新日本防衛に戦力を割かれ、クラッシャー隊は宇宙で別任務、21世紀警備保障は中央アジアで難民救助と手薄なため、ネェル・アーガマの加勢を歓迎。
・かつて自分もただの学生だったとヒビキに心中を明かすカミーユ、人々の日常を奪わせたくないと決意を口にして、同意するヒビキに「そういう所はセツコさんに似ているな」「俺達のかつての仲間・・・。そして、悲しみの乙女のスフィア・リアクターだ」と微笑しつつ、「誰かに褒められたり、尊敬されたりする必要なんてない。でも、俺達が戦う事で何かを変えられると思うなら、それをやろう」と勇気づける。
・第3新東京市の次元転移跡に降下したネェル・アーガマ、調査する間もなく、奇襲してきたダバラーン率いるサイデリアル部隊と対峙。Z-BLUEを好敵手と見てわざわざ戦いに来たと言い放つダバラーンに、ヒビキやカミーユが怒り心頭で、南側に布陣したサイデリアルと戦闘開始。
・2PP、敵6個小隊撃破してイベント発生。ダバラーンの猛攻に気圧されるZ-BLUEだが、「それでもやるんですよ、スズネ先生!」とヒビキが檄を飛ばし、力で蹂躙するだけでは抵抗者は絶えないとアムロ、カミーユらが諭して、「待たせたね、みんな!」とカレンら黒の騎士団登場。新日本防衛で手一杯のはずと驚くダバラーンに、「たった4機の援軍だと思うなよ。一人一人は一騎当千だ!」とヒビキが啖呵きって、戦闘再開。
・カレンが敵撃墜してセリフイベント、姿を消したシンジに(あんたが世界と大切な人のために戦ったようにあたしも戦い続ける・・・!この愛すべき世界に平和が戻る日まで・・・!)と誓うカレン。
・4PP雑魚殲滅後、寄ってきたダバラーンを集中攻撃して撃沈、Z-BLUEを好敵手と認めたダバラーンはひとまず手を引くと宣言して撤退、戦闘終了。
・オットー艦長以下皆の意思が合致して、「我々は新日本へ向かう!」「あのクソッタレの皇国の連中に地球人の誇りと意地を見せるぞ!」と宣言。
・合流したカレンとスザクから新日本の状況を聴取。藤堂将軍率いる連邦軍に黒の騎士団とプリベンターも参加、ゼロは参謀として全体戦略を指揮。一方、ユーラシア大陸を制圧した新地球皇国は、北米と環太平洋エリア制圧を目論み、その橋頭堡とすべく新日本へ侵攻中。
・Dトレーダーで、カレンの弟のようなシンジへの思いと戦いへの決意から、Zチップ50Zget。

●第6話:トウキョウ攻防戦
・ダバラーン敗退の報にはしゃぐ小物ギルター、通信してきた上官サルディアスに窘められつつ、新日本侵攻の指揮を任せられる。「なお、こちらで入手した情報によりますと、新日本には、あのゼロがいるそうですよ」「通称、奇跡を起こす男・・・。いやぁ・・・格好いいですなぁ」と揶揄するサルディアスに、「だが、奴の伝説もこの私によって葬られる。」と気負うギルター、翠の星での失態を挽回せねばと焦慮。
・一方、新日本義勇軍の戦略を預かるゼロ、各方面に部隊を散らしてトウキョウの守りを手薄にしつつ、「全てを守ろうとする事は逆に全てを失う事になるという事だ」「総攻撃が来るのではない。総攻撃を来させるのだ」と嘯き、皇国軍の動きから新たな指揮官を「自分の知略に絶大な自信を持ち、困難な状況をひっくり返し、少数の戦力で最大の効果を上げる事を狙いとする」「だが同時に、虚栄心が強く、己を過信している故に状況の変化に弱く、柔軟性と即応性に欠ける」と分析、「少なくとも私の敵ではない」と豪語。(^.^;
・「責任は俺が取る。お前は好きなように俺達を動かせ」と信頼を表明する藤堂に、自らも前線に出ると宣言するゼロ、藤堂らに後方指揮を任せ、「敵も指揮官が出て来るのだ。その相手をしてやらねばなるまい」「そして、教えてやる・・・。撃たれる覚悟のない者に奪われた者達の怒りを」を瞋恚を燃やす。
・デュオら少数精鋭のみで敵を待ち受けるゼロ、新日本義勇軍工作隊長を自称する玉城に仕込みを任せ、大軍を率いて現れたサイデリアル新日本制圧部隊のギルター・ベローネと対峙。ところが守りの隙を突かれ大軍に怯えて見せるゼロ、連邦軍配備情報を勝手に手土産として送信し、皇国への亡命を希望、驚き制するカトルらをギルターらと共に討とうとして見せたものの、油断ならないのでここで殺すとギルターは問答無用で攻撃開始。カトルらもらしくない言動でゼロを責めつつ混乱した様子で迎え撃ち、どこからどこまでが策なのか不明なまま戦闘開始。(^.^;
・真っ直ぐ北上して敵を引きつけつつ迎え撃ち、3PPイベント発生。多勢に無勢で焦るカトル達に、「俺が逆転のきっかけを作ってやる!」と意気込む玉城、制するゼロに「お前の指図なんて受けるかよ!」と罵るものの、「思い出せ!このトウキョウは、フレイヤの惨劇から復興した街である事を!」「ここには人の想いが込められている・・・。それを破壊するのは何人たりとも許されない」「お前に用意してもらったのは、あくまで最後の手段だ。まだ、その時ではない」と穏やかに諭され、「も、もしかして、お前・・・皇国に寝返るってのは・・・」と呆然。
・「芝居に決まっている」と言い放つゼロに驚愕する玉城、「おいおい・・・それくらい気づいてくれよ、大親友」とデュオらに冷やかされ、カトル達の即興の名演技を褒めるヒルデ。「自称、知謀に長けた指揮官殿は完全に油断してくれた」とC.C.が苦笑、「言っておくが、お前に渡した連邦軍のデータは全てフェイクだ」とゼロが言い渡し、思わず動揺するギルター。
・「我が策に乗った時点でお前という男の底は知れた。後はそれに合わせたシナリオを用意したまでだ」と傲岸に言い放つゼロ、久々の見事な手品と称賛するデュオに、「こんなものはトリックでも何でもない。子供だましに過ぎないものだ」と嗤笑して、「ギルター・ベローネ!既に勝負は決している!調子に乗った貴様は、俺の時間稼ぎに乗せられた!おかげで全ての条件はクリアされた!見るがいい!」と吠え、北西にネェル・アーガマ登場!
・出撃したヒビキが「あのギルターという男・・・ゼロの手の平の上で遊ばれていただけか」と冷笑、相変わらず意地が悪いとスズネ先生も苦笑。奥の手と称してインセクト兵の増援を出すギルターだが、「それも既に読んでいる」とゼロが冷笑するや、「攻撃目標・・・ターゲット確認・・・」とヒイロのウィングゼロが現れてローリングバスターライフルで増援瞬殺。驚愕するギルターに、「全てはゼロの筋書き通りだ。お前は踊らされていたにすぎない」とヒイロが指摘、(数々の戦いを共に乗り越えてきた者同士の絆がそこにはあるか)と感慨に耽るゼクス。
・「撃たれる覚悟もなく、圧倒的な力を背景に人々を撃ってきたお前はZ-BLUEが討つ!」とゼロが宣言、ヒイロも合流してヒビキとタッグ組み、戦闘再開。
・4PP、雑魚6機をヒイロのローリングバスターライフルで同時撃破して雑魚殲滅。
・5PP、ギルター撃破して戦闘終了。
・捨台詞残して逃走するギルターに、あの手の男はしつこいと苦笑するC.C.だが、「ならば、何度でも格の違いを見せつけてやる。あいつの頭でも理解出来るまでな」と言い放ち冷笑するゼロ。(*´Д`*)
・思い出を重ねた学園を守り切れたと安堵するカレン達に、想いを同じくするゼロ、(シャーリー、ロロ・・・。お前達に誓う・・・。俺はゼロ・・・。必ず奇跡を起こし、世界に平和を取り戻してみせる・・・)と誓う。
・新日本義勇軍作戦本部に合流したZ-BLUE。市民達の戦闘参加を非難するバナージだが、彼らもそれぞれに戦う理由と覚悟を持って協力してくれていると諭すゼロ、「この仮面をつけている限り、俺は個人ではなくゼロという記号に過ぎない。そして、それは人々の願いを集め、勝利へと導くものだ」と告げ、「器・・・って事ですか?」と戸惑うバナージに「フル・フロンタルとは違うという自負はある」と苦笑。
・感性が鋭くなったとバナージを評するゼロ、ユニコーンが人の意識を拡大させるとのアムロ説に、「GN粒子、ゼロシステム、サイコ・フレーム・・・。人を進化させる機体・・・まるで火を手にした事で文明を生み出した人類の祖先のようだな・・・」と呟き、「獣の血、水の交わり、風の行き先、火の文明・・・。そして、太陽の輝き・・・」と思い当たるヒビキ。
・カンサイ方面に皇国の大部隊接近との急報に、「考えられる可能性は一つ・・・。ギルター以上の権限を持つものが奴をオトリに使ったという事だ」と険しく呟くゼロ、急行を指示しつつ、「大丈夫だ。厳島には彼等を配置している」と告げる。
・Dトレーダーで、次元商人として協力すると独り言ちつつ、仕入れていたサーペントをロハで提供と微笑むAG。それを密かに見ていたC.C.が「確かにお前の言う通りだ。感覚を研ぎ澄ますと、そういったものを感じる。問題は、それに何の意味があるかだ」とゼロに告げ、しばし逡巡したゼロは「もう少し考えをまとめる時間が欲しい」と保留。「珍しく歯切れが悪いな。だが、ここはお前に任せるしかない。次元商人AG・・・。あの男が、お前の中の疑問の答えを持っているのなら・・・」と呟くC.C.に、「奴の正体を突き止める事がこれからの世界の行く末に大きな意味を持つだろう・・・」と険しい顔のゼロ。

●第7話:厳島の奇跡
・厳島基地のキリコ達、カンサイへ向かうサイデリアル大部隊に敗北必至と覚悟しつつ、「藤堂鏡志朗の『厳島の奇跡』・・・。この国とブリタニア・ユニオンのかつての戦争の際、唯一の勝利を収めた地・・・」と指摘するロジャーに、「その厳島を侵略者に渡すわけにはいかないぜ・・・!」と竜馬が気炎を上げ、意地と誇りで支えているこの国で精神的な支柱を失うわけにはいかないと力説。意見が対立する中で、隊長を務める五飛が静かに全軍撤退を決断。
・ロジャー達に撤退の指揮を任せ、独り厳島基地に残った五飛、(・・・後の事は俺に任せろ。お前達の誇りは、俺が生命を賭して守る)と誓い、亡きトレーズに向けて(迷い、誤り、さまよい続けてきた俺の死に場所はここだ。俺の生命で希望を明日に繋ぐ・・・!この世界に真の平和を築くために・・・!)と決意。
・東に出現したサイデリアル先遣隊に、最後の相手には少々物足りんと嘯く五飛だが、「一人で格好付けてんなよ」と竜馬らが駆けつけ、「戦う意味は、この星を守るってだけで十分だ。お前の仇討ちなんてのをする気はないぜ」と猛々しく微笑。ロジャーとキリコも、死に場所を探していた五飛を窘め、「どうせやるなら、特攻よりも奇跡の逆転だ。お前に加えて、異能生存体と陰月帰りの男と世界を舌先三寸で救う男が揃えば、やれない事はない」と竜馬が獰猛に笑う。
・「・・・すまんな。俺はまた、道を誤るところだったのかも知れない」と苦笑する五飛、(お前の言った通り、戦いの中で俺には仲間という宝が出来た・・・)と星刻を思いつつ、「各機、俺に続け!」「俺達の手で再び厳島の奇跡を起こす!だが、一人たりとも死ぬ事は許さん!生きる事が戦いだ!必ず勝利をつかむぞ!」と檄を飛ばして、戦闘開始。
・島の森に立てこもって雑魚迎え撃ち、5PP敵殲滅してイベント発生。今度は島の南端にAT、北端にネオ・ジオンMS、東の海上には連邦軍機GN-XIVの敵増援出現。一方、島の西端あたりにネェル・アーガマが登場し、「これはどういう事だ・・・!?」と驚くゼロに、「ネオ・ジオンと連邦軍の一部はサイデリアルについた!」と糾弾する五飛。
・ネオ・ジオン部隊を率いるギュネイに、「ネオ・ジオンは皇国に降ったのか!?」と詰問するカミーユだが、ギュネイは不本意そうに沈黙して基地攻撃を命令、「サイデリアル・・・地球連邦・・・。これが、あの男の考えるジオンの未来か・・・」と呟く。
・五飛達がタッグ組んで本体合流、「行くぞ。厳島の奇跡を守るためにも」とヒイロが告げ、「皇国に降った奴等よ!誇りを捨てたお前達に未来はないと知れ!」と五飛が吠えて、戦闘再開。
・部隊を南北に分け、先に南のAT部隊を殲滅しつつ、6PPカミーユでギュネイを説得するものの、「あの男を俺は越える・・・!そして、その力でスペースノイドを・・・!」と激高するギュネイは聞く耳持たず。
・6PP、削った敵を連続撃破してSRポイントget。
・6PPアムロがギュネイと戦闘してセリフイベント。ネオ・ジオンの未来のためアムロもシャアもフル・フロンタルも超えてクェスを振り向かせると吠えるギュネイに、「やはり、お前の中にはシャアがいるか!目を覚ませ、ギュネイ!奴の影を追っている限り、奴を超える事は出来ないぞ!」と叱咤するアムロ。
・ゼロが戦闘時セリフイベント。(まずいな・・・。この厳島の戦い・・・単に日本人の誇りを奪う作戦だと思ったが、それ以上の意味があるかも知れん・・・今度の敵は、ギルターなど比較にならない・・・。下手をすれば、新日本は・・・)と危ぶむゼロ。
・6EPカミーユがギュネイと戦闘してセリフイベント。ジオンの未来のために力を手にすると気炎を上げるギュネイだが、「わからず屋が・・・!そんな手段で世界を変えられると思うな!お前が力を求めるなら、相手をしてやる!そして、そんなやり方が無意味であるのを教えてやる!今、世界に必要なのが何かを考えろ、ギュネイ!」と叱咤するカミーユ。
・オットー艦長が連邦軍機と交戦時にセリフイベント。友軍機が停戦呼びかけに応じないと報告するレイアム副長に、「元友軍機だ!サイデリアルに日和った連中に地球連邦軍は名乗らせん!」と啖呵を切るオットー艦長。立派になったねぇ・・・(゚ー゚;
・7PPギュネイ撃墜。カミーユが話し合いを求めるものの、聞く耳持たないギュネイは撤退。
・7PP敵殲滅して戦闘終了。
・クロノの息がかかった一部連邦軍がサイデリアルに寝返ったと分析するアムロとゼロに、「でも、あたし達は皇国の手先を打ち破った・・・!厳島の奇跡は、まだ生きている!」と気炎を上げるカレンだが、「・・・もしかすると俺達は奴等の作戦の片棒を担がされただけなのかも知れない・・・」「皇国にとって、ここで地球人同士が戦う事こそが作戦の意味だったのだろう」と五飛が懸念。
・北米に向かったZ-BLUEと情報共有、やはり一部連邦軍とネオ・ジオンの皇国との共同戦線を確認。スメラギさん達ソレスタルビーイングは、正規軍と協力してセントラルベース攻略へ。
・新日本では、極秘扱いにしていた一部連邦軍とネオ・ジオン離反が一般市民にまで素早く流布され、過去に同じ地球人の侵略を受けた痛みから、各地義勇軍に混乱発生。「連中としては地球の戦力を使って、新日本の精神的支柱である厳島を落とせれば良し・・・落とせないとしても、精神的な揺さぶりをかけるだけで十分だと考えていたのだろう」と五飛が指摘し、人の心を不信や疑心暗鬼の毒で蝕もうとする新たなサイデリアルの采配に歯噛みするカレン達。ヒビキとスズネ先生も、恐ろしい何かが近づく気配に沈思。
・一方、北米オーガスタのニュータイプ研究所に囚われたマリーダ、プロト・プルトゥエルブとしての再調整に抗い続けたものの、ビスト財団を仕切るマーサから過去のトラウマにつけこまれて遂に屈服。その目的を危ぶむアルベルトに、「クロノ・・・」「その最高権力者が私に連絡してきたの。ラプラスの箱を渡せば、私達をクロノに迎え入れると」とほくそ笑むマーサ、「ふふ・・・獅子とユニコーン・・・。そのどちらもビスト家の守り神・・・プルトゥエルブ・・・。私達を守ってね」と冷笑。(-ε-)
・皇国支配率74.9%に。
・Dトレーダーで、ギュネイの行く末を案じるカミーユ、まず自分が生き伸びろとアムロに忠告されつつ、バナージの不屈を見習うと決意、戦ったギュネイの心の揺れからZチップ100Zget。
・DトレーダーでAGに寄るなと言い渡す五飛だが、「正義と悪を直感でかぎ分ける五飛様がワタシに何を感じたかは知りませんが、これだけは覚えておいてくださいませ。生命を懸ける事と、生命を捨てる事は似て異なるものである事を」と諭され、「礼を言うぞ、AG」と苦笑。

●第8話:第2次トウキョウ攻防戦
・一週間で状況悪化、士気の低さと指揮系統の乱れで損害増大しつつ辛勝している新日本義勇軍に、危機感麻痺して状況の正確な把握ができなくなると危ぶむゼロ、トウキョウへの大規模侵攻に対して勝利するしかないと言いつつも、乾坤一擲の逆転に賭けるリスクを危惧し、別命を与えたC.C.に(全ての謎を解くカギは、あの島にあるかも知れないのだ)と期待。そこへ、北米大陸セントラル・ベース攻略作戦失敗の報が入り、皇国の力に慄然とする面々。
・閉鎖中のアッシュフォード学園を見学するヒビキ達に、「なんと、黒の騎士団の紅月カレンは病弱のお嬢様って設定で、この学園に通ってたんだ」とデュオが暴露、驚愕絶句するバナージ達に「驚き過ぎだよ、あんた達!」と怒鳴りつけるカレン。(^^;
・市街の見回りを続ける一行だが、何かに気づいたヒビキは一人別行動を取り、「・・・そこの奴・・・出てこい」と険しい顔で呼びかける。「・・・犬並みに鼻が利くようだな」「まあ、ここまで近くに来れば、中途半端なリアクターでも僕の存在に気付くか」と冷笑しつつ現れたのはバルビエル!
・ちょっと顔を見に来ただけと言い放つバルビエルに、「ここでお前を仕留める・・・!」とブーストして突貫するヒビキだが、「動くなよ」と告げるバルビエルのスフィア・アクトに心を蝕まれて動けず。
・「さすがはいがみ合う双子だ。僕のスフィア・アクトを受けても心の中でそれを必死に否定しようとしているか」と感心するバルビエルだが、「バカらしい・・・。自分の中のかすかな記憶にすがって憎しみを否定しようとするなんて」と嘲笑、「僕の仕事が終わったら、遊んでやるよ。それまで精々もがくんだね、いがみ合う双子のリアクター」と言い捨て、名乗らないまま立ち去る。
・嫌な予感がしたと駆けつけたスズネ先生に、「あいつが・・・俺達の感じていた・・・不安の正体・・・サイデリアルのスフィア・リアクターです」と切れ切れに告げるヒビキ。
・一方、新日本義勇軍作戦本部には、バルビエルのスフィア・アクトで憎悪に支配された市民や兵士達が押しかけ、「黒の騎士団総帥ゼロ!」「お前がいたから、この国は戦いに巻き込まれた!」と理不尽にゼロを糾弾、暴徒化して襲いかかる。銃を使わず無力化するよう命じるゼロだが、憎悪に狂乱する暴徒は痛みも意に介さず。
・自ら盾となりゼロを逃がそうとする扇、「お前は新日本を救うんだろ!こんな所で死なせるか!!俺は・・・今度こそお前を最後まで信じる!だから!!」と必死で呼びかけつつ、無数の暴徒に呑まれかける。
・「やめろ・・・!やめろぉぉぉぉぉっ!!」と絶叫するゼロ、自ら封じた禁断のギアスを解放、絶対遵守の力で無数の暴徒を瞬時に無力化。駆けつけたC.C.に状況説明後、「俺を襲った者達の目・・・。ガドライト・メオンサムに心の中の相反する感情を増幅させられた時のものと同じだ」と呟くゼロ、何者かに憎しみを増幅させられたと推測し、「問題は、その力を持つものが悪意を以て、この新日本にいるという事だ」とC.C.が指摘。
・すかさず敵襲警報が鳴り響き、「敵は総攻撃を仕掛けてくる・・・!各戦線の戦力をトウキョウに集結させろ!」と命じるゼロ、「戦えるか、ルルーシュ?」と気遣うC.C.に、「・・・俺はゼロ・・・。奇跡を起こす男だ。そして、奴等には受けてもらう・・・!この俺に再びギアスを使わせた報いを!」と憤激。
・周辺防衛線は藤堂将軍に任せてトウキョウで待機するZ-BLUE。動揺を残すヒビキに、心のバランスがなければ体も動かないと忠告するアムロ、タッグを組んだ理由を問われてジェニオンを近くで感じたかったと答え、「・・・父がエンジニアだったせいかな。子供の頃から俺は機械いじりが好きだった。そのためか、俺はマシンに対して過度なセンチメンタリズムを持つ事はなかった」と明かし、ガンダムさえ以前は使い勝手のいい道具と考えていたと言いつつ、「だが、人類が旧人から進化したのは道具を使い、火を使ったからだという説がある。」「もしかしたら、今の人類もそう言った過渡期にあるのかも知れない」「・・・人の意思を力にするZガンダムやユニコーン、GNドライブでイノベイターへの覚醒を促すダブルオーライザー・・・そして、お前のジェニオン・・・。こういう機体を見ていれば、そんな気にもなるさ」と微笑。
・サルディアス率いるギルターと皇国軍が南西に多数出現、「不出来な部下のやらかしは上官である私が尻ぬぐいをさせてもらいます」と嘯きつつ、指揮を執るサルディアス・アクスと飄々と名乗り、卑劣な作戦に闘志を燃やすカレン達に「ご立派!敗北が決まっているのに闘志を失わない姿勢・・・さすがは地球の方です!」と揶揄しつつ、「本当はもうわかっているんでしょ?心が折れちゃった、この国は終わりだって」とほくそ笑んで、戦闘開始。
・総員南に突貫しつつ雑魚撃ち減らして、3PP雑魚殲滅後、ギルター撃破。
・ヒビキがサルディアスと戦闘時セリフイベント。新たなスフィア・リアクターと呼ぶサルディアス、「銀河広しといえども、これだけの数のリアクターと実際に会った人間って私ぐらいかも知れませんよ」と嘯きつつ、スフィアは全然使いこなせていないと揶揄。
・3PPサルディアス撃破してイベント発生。南西に退くサルディアスを追うヒビキ、アムロに深追いを戒められつつ「ここであいつだけは倒しておかなければ駄目なんです!」「奴が来る前に・・・」と言い募るものの、直後に「来る・・・!」と険しい顔に。
・間近に出現したバルビエル、「僕を感じられても、この針からは逃げられない」とほくそ笑みつつジェニオンに痛撃、更にサソリの毒を放って「さあ・・・今度こそ自らの憎しみに呑み込まれろ」と嘲笑。
・自己紹介したバルビエルが、動きの止まったヒビキを追い詰め降伏を迫るあたりは、北米ルート第8話同様。
・降伏を拒むヒビキに「じゃあ、死ね」と再び蠍の毒を向けるバルビエル。そこへソレスタルビーイングが駆けつけて、「そうはさせん!」と刹那が割り込み、「全機、火力をバルビエルに集中させて!」とスメラギさんが号令、グラハムらも伴ったソレスタルビーイングがバルビエルに集中砲火。(*´Д`*)
・ヒビキの支援に向かうアムロだが、サルディアスの砲撃に阻まれ近づけず。そこへ「刹那、ロックオン!あれをアムロ大尉に!」とスメラギさんが命じるや、トレミーからνガンダムが搬出され、「受け取ってください、大尉!」とチェーンが呼びかける中、アムロの元へ。
・「あの機体の存在は許されません!」と気色ばむサルディアスとバルビエルだが、ティエリアの指示で刹那がトランザムバースト発動、高濃度GN粒子を散布して、ヒビキとジェニオンを蝕むナノマシンを停止させ、その隙に愛機に乗り換えたアムロがサイコフレーム発動、GN粒子と相互作用して皆の意識を一つに。
・かつて自分を脅かした母への憎しみに呑まれかけるヒビキに、「憎しみに身を委ねろ、ヒビキ。そうすれば楽になる」と冷たく言い放つアムブリエルと、「しっかりして、ヒビキ君・・・!」と叱咤するスズネ先生。そこへ心を繋いだアムロが激励、雄叫びと共に己を取り戻すヒビキ。( ̄ー ̄)
・「・・・気に入らないね、いがみ合う双子・・・」「仲間の助けがあったとはいえ、僕の毒を破るなんて事は認められないよ」と気色ばむバルビエル、サルディアスを後退させてアンタレス増援を呼び出し、「ここからが本当の戦いだ」と嘯く。
・「先程のヒビキへの精神攻撃・・・!俺への憎しみを増幅したのは、お前の仕業か!」と激昂するゼロ、「彼等は心の中で君を憎んでいたんだよ!それを忘れるな、ゼロ!」と嘲るバルビエルに、「・・・そんな事はとっくに知っている」「そして、どんな事をしても俺の罪が償えない事を・・・!」と呻き、「だが、それでも僕達は戦う!ゼロに明日を託した人達のために!」とスザクが咆哮、「それが俺達に出来る唯一の事だ!」とゼロも吠える。
・「北米のセントラル・ベース攻略戦・・・。あの男の力の前に私達は撤退せざるを得なかった」と警告するスメラギさん、継戦能力から戦闘は後4分が限界とゼロに通達して、戦闘再開。
・4PP、雑魚殲滅後にバルビエルを集中攻撃して撃墜、戦闘終了。
・次元力で瞬時に機体を復元するバルビエル、「くだらない・・・。こんなのはオリジン・ローの利用の初歩に過ぎない」と冷笑し、増援率いたサルディアスも合流、「さあ、新日本のグズ共!無敵のゼロが敗北を認める瞬間を見せてやろう!」とせせら嗤う。
・スメラギさん達が即時撤退を求める中、新日本を見捨てるに等しいトウキョウ放棄を躊躇うゼロだが、「ここは私に任せろ、ゼロ!」と割り込んだ藤堂将軍が「お前達は戦いの場を世界に移せ!新日本は残った我々で守る!」と言い渡し、「新日本の魂は死なん!お前という希望が存在し続ける限り!」と咆哮。
・「健気なものだね。だが、圧倒的な力を前にしてはそのような綺麗事も吐けなくなるさ!」と嘲笑するバルビエルに、「侵略者よ!日本人の誇りを舐めるなよ!この国は何度でもよみがえる!たとえ街が焼かれても、我々の魂は死なん!」と啖呵切る藤堂将軍、街ごと灰にしてやると凄むバルビエルに、「お前達ごときにやられるぐらいなら自らの手でやってやる!」と告げて、玉城に奥の手を使うよう命令。
・「うおおおおおっ!ゼロォォォォォォッ!!俺はお前が絶対に最後には勝つって信じてるからなぁぁぁぁっ!!」と玉城が絶叫しつつ、ゼロの指示で仕込んでおいた最後の手段の爆弾を起爆し、敵増援を一掃。「足場を崩しただと!?」「これではトウキョウは・・・!」と愕然と叫ぶバルビエルとサルディアスに、「お前達には何一つ渡さない!トウキョウも、我々の誇りも!!」と藤堂将軍が宣告。
・崩壊の中、「僕達は必ず帰ってくる!必ず新日本を奴等の手から取り返すために!」とスザクが誓い、「覚えているがいい!今日の借りは必ず返す!このゼロの名において!」とゼロが告げて、Z-BLUE撤退。
・トウキョウ廃墟を前に「最後の最後にやられましたな。まさか連中に自らの手で自分達の街を破壊する覚悟があったとは・・・」と苦笑するサルディアス、ゼロが市民の期待に応えて玉砕、あるいは敗走して権威を地に堕とすとの目論みが外れた事を嘆く。不機嫌なバルビエルは、新日本をギルターに押し付け、Z-BLUE追撃を命令、自らは帝都ラース・バビロンへ帰還。
・合流したチェーン、消息不明だったνガンダム受け取りに地球へ降りたものの、その基地の連邦軍が寝返ったため捕らわれていたと明かし、オーガスタに送るつもりだったらしいと推測。
・敵襲を迎え撃つべく準備するアムロ、ヒビキの心中に垣間見た暗い感情と、スズネ先生の二面性を密かに危惧。
・トウキョウ陥落、北米セントラル・ベース攻略失敗により、皇国支配率79.7%。
・Dトレーダーでティエリアのエースを祝福するAGだが、ティエリアは無言で暖かく微笑み返し、たじろぐAGに「最近、少しずつだが、君のやろうとしている事がわかってきた。そして、それが僕の使命と重なっているであろう事も」と告げる。簡単に信用しすぎと揶揄するAGだが、「君の中の良心を信じさせてもらうよ」と返され、「さすがにそうまで言われちゃうとワタシも悪さがしづらくなります・・・」と恐れ入りつつ、(ま・・・ティエリア様にはヴェーダの件で一つ貸しがありますがね・・・)と独白。

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