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マルゴー三重奏団@武蔵野市民文化会館

武蔵野市民文化会館の小ホールで、古楽器のマルゴー三重奏団を鑑賞。

フォルテピアノはヨハン・ゲオルグ・グレーバー ウィーン式(跳ね上げ式)5本ペダル。何でも青年時代のショパンが使っていた楽器に近いモデルだとか。古色蒼然として豊かな木目が美麗。(*´Д`*)

フォルテピアノの荒木紅さんは、昨年ここで聴いたインマゼール先生の教え子。

 

エルスネル:グランド・トリオ 変ロ長調

ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 作品3

<休憩>

ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 作品8

<アンコール>エルスネル:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第2楽章

 

ショパンの師エルスネルは初めて聴いたけど、第1楽章は綺麗で可愛らしい旋律、第2楽章はちょっと雰囲気が変わって引き締まり、第3楽章はまた明るく可愛らしい曲調に。(^.^

2曲めのショパンはフォルテピアノとチェロのデュオ。ショパンの華麗な旋律に、古楽器独特の丸くて柔らかい音色が意外にも映えて独特の風合いに。まぁ、こちらが本来の音に近いのだろうけど。(^^;

3曲めはワルシャワ音楽院時代のショパンの卒業作品。第1楽章はピアノとヴァイオリン、チェロがそれぞれ掛け合い、美しくも緊張感のある激しめの旋律が次々繰り出されて引き込まれる。続く第2-3楽章は若干ゆったりして、明るい旋律に古楽器の柔らかい音色が映えることひとしお。最後の第4楽章は踊るように快活な演奏で、響きあう古楽器の豊かな音色を堪能。(*´Д`*)

古楽器はやっぱり扱いが難しそうで、演奏前の音合わせはそれぞれ念入りに時間をかけてた。特にフォルテピアノは、速い演奏はなかなか大変そうだし、そもそもあまり大きな音が出ないので、強弱つけたり表情出すのに工夫が必要な感じ。

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