2周目は少し目先を変えて中東ルートへ。
メモは差分のみ。
●第3話:太陽の使者 鉄人28号
・「あたし達はあたし達の道を行く。エスターも元気でね」と別れを告げるカレン。エスターの選択肢は「カレン達と一緒に行く」で、巻き込む事を案じるデュオ達に「それがどうした!」「あたしはあたしの目で、この世界を確かめたい。だから、あんた達と一緒に行く」と断言。「あなたはあなたの道を見つけてください」とカトルが微笑み、アルト達に別れを告げるエスター。
●ルート分岐
・通信で「まさか、お尋ね者ご一行と一緒に行く事になるとはね」と呆れるトライア博士に、独断を詫びながらも「あたし・・・自分の目でこの世界を確かめてみたいんです。デュオやカトルの言うようにこの世界は歪んでいるのか・・・カレンのようにこの世界を変えるために戦う必要があるのかを」と主張するエスター。
・その決意に「頑張っておいで」と微笑み肯定するトライア博士、餞別代わりの魔法の呪文として、「そんな風に世間から後ろ指を指されるような道を進まなきゃならない時が来たら・・・」「よそはよそ、うちはうち!」「正しい事ってのは、自分で決めるんだ」とエールを送る。
・産油国が多いため太陽光エネルギーで世界をリードする三大国家と折り合いの悪かった中東には、連邦非加盟国が多く、カタロン等反連邦の動きも活発で、コロニーのガンダムが潜んでいるらしい。一方、カレン達が傭兵として赴くクメン王国は、アストラギウス銀河で争っていたギルガメスとバララントの内、前者の人間達が作った国だが、国の行く末を巡って内乱中。
・エスターの選択肢は「ガンダムと中東へ行く」で中東ルートへ。
●第4話:迷える戦士達
・協力者マグアナック隊のラシードからの情報で、中東アザディスタン王国へ向かうカトル達、コロニーのガンダムとは別に反地球連邦勢力を援護する謎のモビルスーツの噂を聞く。
・サーカスに潜伏して秘かに戦い続けていたトロワとヒイロ、アザディスタン周辺にアロウズが駐留し、OZ特使がマリナ皇女と会談する事に危機感を募らせる。マリナ皇女の側にいるリリーナを気にかけるヒイロに、「お前は、あの女がからむといつものお前ではなくなる」と静かに指摘するトロワ、「だが、そうやって感情に揺れるお前も嫌いではない」と肯定。
・「感情で行動する事は間違いではない。俺はそう学んだ」と答えるヒイロに、今の戦いを続ける事に自分も迷っていると明かすトロワ、「だが、またいつコロニーを盾に取り、俺に降伏を迫るかも知れない。その時、俺はお前のように自らの手でガンダムを爆破する事が出来るのだろうか・・・」と自問。「だった、一つだけ忠告がある」と告げるヒイロに、「フ・・・。死ぬ程、痛いのだろ?その話は前にも聞いた」と微笑むトロワだが、世話になっているサーカスの姉貴分キャスリンの好意に甘えていると自覚、「OZとアロウズ・・・。そろそろ潮時かも知れないな・・・」と決意。
・マリナ皇女と会見するOZ特使レディ・アン、発言権の弱い小国としてでも地球連邦に加盟する方が国民のためと言葉巧みにいいくるめようとするものの、「そうやってOZは自分達の意にそわない人間を消していったのですか・・・!そうやって私のお父様も・・・!」と乱入したリリーナが、レディ・アンの差配したドーリアン次官暗殺を糾弾、「ですが、私は知りました。私がいくら声高にあの一件の真相を話しても世界からは黙殺される事を」と憤り、「私はここでお父様の無念を晴らします!」と銃を向ける。
・「撃っては駄目です!」「ここでこの人を撃っては、あなたもOZと同じになってしまいます!」と制するマリナ皇女に瞠目するリリーナ。一方、通信を受けたレディ・アン特佐は急用が出来たと告げ、「いずれ決着はつけましょう」と言い置いて退室。
・「やはり、私は彼のように戦う事は出来ないようです・・・」と呟くリリーナ、「ドクターJはヒイロを自分達の代弁者だと言っていました」と思い起こす。三大国家に対抗すべくコロニーのガンダムを造った5人の科学者の一人、ドクターJは幼いヒイロに戦闘技術を学ばせ、戦争を起こす人間を討つべく地球へ送り込んだ。
・「彼は戦う事が平和につながるという信念で行動しているのです」と呟くリリーナ、ドクターJはヒイロがコロニーの人間の痛みをわかっているから戦うと言っていたと思い起こし、「きっとヒイロは戦えない人達の代わりに戦うのでしょう。でも、私は思いました。銃を撃てない私でも、別のやり方で戦う事が出来ると・・・」と決意を口にする。
・匿われている間にサンクキングダムの完全平和主義を学べたとマリナ皇女に感謝を告げるリリーナ、「私はヒイロとは別のやり方でこの世界と向き合っていくつもりです」と宣言し、死んだとされているヒイロも連邦に抗して戦う人々の間にきっと生きていると希望を口にする。
・テロリストを装ったアロウズがアザディスタン王都へ侵攻、自作自演で民意を得ようとするアロウズの策に古典的だが効果的と評するレディ・アン特佐、「我々の負けだ。アザディスタンはアロウズの手で第三加盟国として連邦に併合されるだろう」と落胆。
・そこへヒイロとトロワが駆けつけ、テロリストの正体を看破、アロウズ介入前に叩くと戦闘開始。
・1EP、一番南のティエレンと戦闘してイベント発生。エスターとデュオ、カトルが北に駆けつけ、トロワ、ヒイロと再会、「この野郎!やっぱり生きてやがったか!」「へへ・・・お前はよっぽど死神と相性が悪いようだな」と喜ぶデュオ。
・共闘したら引き返せないと警告するカトルに、「それがどうした!」と意地を通すエスター。「どっかの誰かさんから決め台詞も教えてもらったようだな。」と微笑むデュオに、「あの男の知り合いか」とヒイロが思い当たり、「俺達に手を貸すとは、貧乏クジの系譜のようだな」と納得するトロワ。(^^;
・2EP、一番南のティエレン撃破でイベント発生。後退するティエレンを追ったトロワ、巻き込まれかけたキャスリンを発見して庇い被弾、「・・・潮時だな・・・。この結末なら悪くない・・・だが、ガンダムに敗北は許されない。敵に討たれるぐらいならば・・・」「始めるか、俺の自爆ショーを・・・」と死を覚悟して呟く。
・そこへ突然、満身創痍のエクシアで現れた刹那、「破壊する・・・!」とティエレンを強襲。「今日は懐かしい顔によく会う」と呟くトロワ、助けられたと礼を言い、「・・・以前に同じような状況でお前とカトルに助けてもらった」と応じる刹那に、「フ・・・そう言えば、あの時もアザディスタンだったな」と微笑して、戦闘再開。
・初期敵全滅でイベント発生。北に新型機アヘッドに乗ったジニン率いるアロウズ増援が出現、「放火役はあの連中にやられたか。この作戦は失敗だな」とボヤきつつ、ガンダム撃破のため戦闘再開。
・4PP、雑魚殲滅後にジニン撃破して戦闘終了、SRポイントget。
・「何を迷っている、ヒイロ?」と声をかけた刹那、「お前が答えを求めているなら、俺と来い」「俺と共に世界の歪みと対峙しろ」と誘い、答えを見つけられるかはお前次第と言って撤収。ヒイロ、「言ったはずだ。感情で行動するのは正しい人間の生き方だと」「・・・世話になった」とトロワに告げ、刹那と共に撤収。
・「あなたがガンダムのパイロットだったなんて・・・」と驚くキャスリン、身を投げ出して助けてくれた事に「まさか、あなた・・・死ぬつもりだったの?」と問いかける。「・・・それでもいいと思った」「目的を失った俺に生きている意味は・・・」と答えるトロワに、いきなり鉄拳を振るうキャスリン、「あなた、自分の生命を何だと思ってるの!生きている意味ですって!?笑わせないでよ!」と憤り、「甘ったれるのも、いい加減にしなさい!残された者は・・・残された者はね、泣いて暮らすしかないじゃない!」と言い募り、「約束しなさいよ、トロワ。必ず生きて帰ってくるって」と迫る。
・「・・・それは出来ない」「だが、努力はする」と神妙に答えるトロワに、「・・・いいわ。そう言った以上、あなたはやる子だから」と微笑むキャスリン、「待っているわよ、トロワ。必ず生きてサーカスに帰ってきなさい。その時はちゃんとヒイロと二人分のご飯、作ってあげるから」と別れを告げる。
・カトル達と合流するトロワ、(俺は生きる意味を見つけた。お前も答えを見つけられる事を祈る)とヒイロへのエールを独白。
・ガンダム潜伏を口実にアザディスタンの監視を通告するレディ・アン特佐、連邦加盟をやんわり拒絶したマリナ皇女に、政府に報告すると暗に圧力をかけつつ撤収。
・今の自分に何が出来るとと惑うマリナ皇女、(ですが、あなたの決意に満ちた目・・・。私はそれを忘れません。あなたのその目は以前に見た刹那やヒイロ君と同じで、純粋で優しいものでした。彼等とは違う方法で平和を求める私はいったい何が出来るのでしょう・・・)と独白。
・一方、自分自身の戦いを決意してマリナ皇女に別れを告げるリリーナに、市街で再会したノインが「お迎えに上がりました、リリーナ・ピースクラフト様・・・」と告げる。
●第5話:OZとアロウズ
・OZ総帥執務室を訪れたアロウズのグッドマン准将、アザディスタンでの抜け駆けを非難、「今の世界に無血併合などというやり方は不必要なのです」とOZの手ぬるさを主張し、サンクキングダムを源流とする完全平和主義にかぶれたマリナ皇女の周辺への影響を危険視。
・「やはり、私とアロウズは相容れないようだ」と苦笑するトレーズ閣下、「戦いは剣を持つ者同士が己の生命と誇りを懸けて行うものだ。それに市民を巻き込む事は無粋の極み・・・。人類の歴史を冒涜する愚行だ」と糾弾。それを旧世界の騎士道と鼻で笑うグッドマン准将、デルマイユ公への告げ口で脅して退室。
・エゼミスタンでテロリスト鎮圧を終えて帰還したゼクス特佐とクワトロ特佐に、新たな作戦を指示するトレーズ閣下、「また風が吹いてきた。君達も、それに当たるといい」「時代を変える風・・・いや、嵐と言うべきものだよ」と微笑。
・OZ格納庫で特権意識に増長した雑魚に絡まれるカミーユ、「・・・そうやって、自分達の正義に酔うのか・・・」と呟きつつ、連邦の敵として封印されたガンダムに乗ったら叩き落としてやる等の暴言を受け流し、「よく我慢したな、カミーユ」と感心するシン。OZやアロウズの暴挙に自分達の去就を思うカミーユ達に、ゼクス特佐が新任務としてトレーズ閣下護衛とガンダム迎撃を指示。
・ラシードからOZ総帥トレーズが少数の護衛のみ連れてイタリアの別荘に単独行動との情報を得たカトル達、見え透いた罠と知りつつ、死中に活を求めて襲撃を決意。
・最終防衛ラインからカミーユやシン達を外したクワトロ特佐に、プライベート通信で真意を尋ねるゼクス特佐、OZに留まる理由は消息不明のアムロ・レイと関係しているのかと質問。「私がガンダムと戦うのは私自身のためだ」「私とて人間だ。迷いを生じるときもある。だから、私はトレーズの下で・・・」とクワトロ特佐が言いかけた矢先、五飛、そしてカトル達が出現。
・五飛を目的地点へ突入させるべく戦闘開始。
・3PP雑魚殲滅後、クワトロ特佐とゼクス特佐を撃破。
・3PP五飛が目的地点到着してイベント発生、SRポイントget。
・南にOZ増援出現、トーラスに乗ったカミーユやシン等と敵味方として再会し、愕然とするデュオ、(急げよ、五飛・・・。あいつ等が相手じゃ、さすがに俺達もヤバいからな・・・)と独白。・・・いくら何でもトーラスじゃ相手になんないケド。(-_-;
・「俺の名は五飛!」と単身別荘に突入した五飛、護衛もおいていない無人の別荘でトレーズと対峙し、「剣を取れ、トレーズ!勝負だ!」と挑戦、何故機体から降りたか問われて「お前がモビルスーツに乗っていれば、ナタクで戦った」と即答。
・「危険を承知で待った甲斐があったというものだ」と頷くトレーズ、「では、君の青龍刀に合わせて、私はサーベルで戦おう」と受けて立ち、数合切り結んで「いい動きだ」と褒めたものの、「・・・だが、まだまだだ」と青龍刀を弾き飛ばしてサーベルを喉元に突きつけ「私の勝ちだ」と宣告。
・「殺せ・・・!」と睨む五飛に、「良い戦いだった」と微笑んでとどめをささないトレーズ閣下、殺さなければ何度でも殺しにくると凄む五飛に「それは楽しみだ。またお手合わせ願おう」と微笑。「くそっ!!」と罵声を吐いて逃走する五飛に、「五飛・・・その名を覚えておこう。君こそは私が求めた戦士だ。次は君の得意とするモビルスーツで手合わせしなければならないな」と見送るトレーズ閣下。
・別荘から出てきた五飛は「くそぉぉぉぉぉっ!!」と罵りつつ撤退、失敗と悟ったデュオ等も長居は無用と撤退。とりあえずZEXISの仲間と戦わずにすみ安堵したカミーユだが、(クワトロ大尉・・・。俺達はこのままでいいんですか・・・)と懊悩。
・帰還したシンが今のOZや地球連邦の在り方に疑問を呈し、「これじゃデュオ達やカタロンみたいな組織が出てくるのも当然だ」と憤る。連邦の中枢とその直下のアロウズ、OZが問題と指摘するカミーユ、「OZは世界の警察的な役目となるはずだった。それについては俺も異論はなかった。だが、今のOZはアロウズとの対立の中でその役目や隊員の意識が変わりつつあるように思える」と懸念を示す。
・そんな所にいていいのかとくってかかるシンに、「・・・わからない・・・」と思い悩むカミーユ、「もしOZがなくなったら、誰が世界の平和を守る?」「日本のクラッシャー隊は局地的な組織だ」と指摘、アロウズの抑止力でもあるOZしか人類の敵に抗し得ないと現状分析し、トレーズ司令やクワトロ大尉はアロウズを認めていないだろうと推測。
・トレーズ司令も連邦軍総司令官エルガン代表も何を考えているのかわからないと憤るシン。一方、キラとアスランは志願して、宇宙に上がるレディ・アン特佐に同行したらしい。「あの人にはあの人なりの考えがあるんだろう・・・」と呟くカミーユ、(アムロさんの転属先は不明・・・。クワトロ大尉は何か思惑があって、トレーズ司令に従っている・・・俺達は俺達で、これからどうするかを考えていくしかないのか・・・)と黙考。
・エスター達に事情を問われた五飛、「・・・俺は・・・負けた」と苦吟、「俺は自分よりも弱い者しか相手に出来ない卑怯者だ・・・!」「俺には戦う資格はない」と自嘲。「一度や二度の負けが何だよ!生きてる限り、何度でも戦いなよ!」と怒鳴りつけるエスターに、「女・・・」「そういう風に考える事が出来るお前は強い・・・」と感嘆し、独り立ち去る五飛。
・「自分の信じるものからは決して退かない強い男なんだろ!」とクロウから聞いた人物評を引き合いに憤るエスターだが、カトル達が「彼はきっと戻ってきます。必ず前より強くなって」と取りなし、「そういうわけだ、五飛。お前が復活するのを待ってるぜ。お前もヒイロも迷いを抜けて答えを見つけてくれよな・・・)と心中エールを送るデュオ。
●第6話:彷徨う天使達
・ユーラシア大陸のアロウズ部隊でバラック・ジニン大尉の下に着任したアンドレイ・スミルノフ少尉とルイス・ハレヴィ准尉に、(彼女が例のスポンサーの令嬢か・・・。資金だけ提供していればいいものを何故、自ら戦場に出たがるのだ・・・)と内心疎むジニン、カタロン追撃が任務だが潜伏しているガンダムが現れれば相手をすると告げる。怨敵と遭遇するかもしれない初陣に、(ガンダム・・・。パパとママの仇・・・ガンダム・・・)と独り思い詰めるルイス。
・行動方針を相談するエスター達。カトルとトロワがカタロンと接触する事を提案、「俺達は組織的な戦いは向いてない。少数精鋭で敵の中枢を討つ電撃戦の方がやりやすい」とデュオがリスクを指摘するものの、丁度その時、アロウズに追われるカタロンを発見、なし崩しに救援へ。
・エスターの発案により、自動操縦の輸送機を陽動に使ってアロウズを分断したエスター達、追われるカタロンに接触して離脱を促し、アロウズと戦闘開始。
・2PPイベント発生。「コロニーのガンダム!無事か!」と西にティエリアが出現、「この機体はセラヴィーガンダム。ヴァーチェを継ぐものだ」「僕達はまだ戦い続けている。そう・・・。君達と同じようにだ」、「アロウズ・・・この世界の歪み・・・。僕達の手で破壊する。セラヴィー、目標を攻撃する!」と宣言して戦闘再開。
・2PP敵撃ち減らしてイベント発生。次元境界線が歪曲して、南に次元獣の特種が出現。
・4PP雑魚殲滅後、最後にジニン撃墜して戦闘終了。
・往生際悪くカタロンに迫るジニンのアヘッドだが、「させるかってんだよ!」とカタロン増援が超遠距離狙撃で阻み、ジニン撤退。「お疲れ様、ジーン1。どうやら、間に合ったようね」とシーリンが通信、狙撃手は「ほとんどガンダムのおかげだがな。・・・俺達も後退する」と応じ、カタロン撤退。
・カタロン狙撃手の腕に感嘆するエスターだが、亡きロックオンを彷彿とさせた狙撃手の存在に「いや・・・そんなはずはない。彼はもう死んだんだ」と動揺するティエリア。
・ソレスタルビーイングの新たな母艦プトレマイオス2が駆けつけ、とりあえず合流して情報交換するエスター達。リヒティとクリスを失ったCBクルーと再会するデュオ達、イアンの娘ミレイナとも顔合わせ。スメラギさんは不在、アレルヤは連邦に囚われているらしい。
・ボロボロのエクシアでアロウズと戦っていた刹那の事を告げるデュオに、「まだワシ達の希望は失われていないらしい」と驚き喜ぶイアン達。OZとアロウズを討つべく共闘を約束。
●第7話:反逆の翼
・カタロン潜伏を口実に焼き尽くされた街をヒイロに見せる刹那、自分達が戦いの裏で動いていた者達を追いきれなかったために、アロウズとOZという別の歪みを生じさせたと自責。家を焼かれた少女の前で絶句するヒイロに、「俺達には言葉を尽くす以外に出来る事があるはずだ」と告げる刹那、OZの基地アンバーラーにヒイロのガンダムがあるらしいと示唆、「使い方はお前が決めろ。俺達の旅は、ここまでだ」と言い置いて独り立ち去る。
・プトレマイオス2はセラヴィー以外にも、エクシア、デュナメス、キュリオスの発展型たる新たなガンダムを積載しているものの、長距離狙撃型に乗るべきガンダムマイスターは不在、亡きロックオンを悼む一同。
・ブラスタEsとコロニーのガンダムのメンテを引き受けたイアン、デュオのデスサイズがGN粒子影響下でも通信できた事から、コロニーのガンダムもイオリア・シュヘンベルグの計画に関わりがあると推測、「同じ名を持ちながら、二つの道に分かれたガンダム・・・。それは、いったい何を意味するんだ・・・」と呟く。
・CBをサポートするエージェント王留美からの情報で、OZのアンバーラー基地にコロニーのガンダムがあると判明、襲撃を計画するティエリア達。
・ゼクス特佐とクワトロ特佐の指揮により、迎撃態勢を取るアンバーラー基地だが、カミーユ達は「この基地はあれの管理をしている。俺達の担当は、その警備だ」と出撃せず。「あれ」の格納庫のロック解除キーは特佐以上でないと知らされていないとか。
・現れたティエリア達を迎え討つクワトロ特佐、「各機はガンダムを包囲し、数で圧倒しろ」と命じつつ、(カミーユ・・・迷っているのなら自ら答えを出せ。私は私自身のために戦うまでだ)と独白、戦闘開始。
・1EP、敵6機撃破してイベント発生。潜入していたヒイロが発見され、基地から出てくるOZの雑魚アレックスとミュラーがエアリーズで迫る。MSで生身の人間を攻撃する暴挙に憤るエスター達だが、「俺達がやってるのはゴミ掃除と同じなんだよ!」「正義は俺達にある!これは世界を正す行為なんだよ!」と独善に驕る雑魚。
・「貴様等はぁぁっ!!」と激高したゼクス特佐、「やめろ!貴様等はそれでもOZの将兵か!そのような横暴・・・いや、下等な思い上がり、恥を知れ!」と叱咤。「あんたに言えるのかよ、ゼクス・マーキス!」「知ってるぜ、この基地で、あんたが何をやってたか!」と暴言で応じる雑魚共、「ついでだ!あんたも粛正してやるよ!」と言い放つものの、「貴様達はっ!」と神速で切り込むトールギスに瞬殺され、「・・・時代がこいつ等を歪めたのか・・・」「お前達に力を持つ資格などない・・・!」と呻くゼクス。
・「これで戻れない所へ来たか・・・。ならば・・・」と開き直ったゼクス特佐、封じられた格納庫のロックを解除し、ヒイロを招き入れる。
・初めて生身でヒイロと向き合うゼクス、「回収した機体を完全に修復した」とウィングガンダムを示し、「これで私と戦ってもらう」と要求し、応じるヒイロに「迷いのない瞳だ。私はそれを見たかった」と微笑、自分は戦争の中に勝手な美意識を持ち込んでいたと省みて、「だが、君達は違う。生命をかなぐり捨ててでも戦う・・・。君達の生き方こそ、兵士の真の姿だ!だから、私は君と戦う!この生命を懸けて!」と告げる。「ゼクス・・・お前を殺す。それが俺の感謝の形だ」と受けて立つヒイロ。
・一方、思わぬ成り行きに基地内で戸惑うカミーユ達だが、トレーズ閣下から通信が入り、「アンバーラー基地の戦況についてはクワトロ・バジーナ特佐より報告を受けている。この緊急事態に対して、OZ総帥の権限でガンダムの使用を許可する」と通告、格納庫のロックを解除し、「ガンダムを駆り、君達の判断で君達の敵を討て」と告げる。決意を固めたシンが「俺は・・・俺の敵、OZとアロウズを討つ!」と決起。
・基地の北側に出てきたゼクスのトールギスとヒイロのウィングガンダムは一騎打ち。一方、別の格納庫から「シン・アスカ!これよりOZを離脱する!」と出てきたシン達がデュオ達に合流。
・カミーユが「これが俺達の選んだ道です。自らを見失ったOZを俺は認めません。OZもアロウズも俺達が止めます・・・!ガンダムで!」とクワトロ特佐に別れを告げる。それを見送るゼクス、「行くがいい、ガンダムの戦士達!その反逆の翼のままに!」とエール。
・「・・・了解した。では、今から君達は私の敵だ」と静かに応じるクワトロ特佐だが、(それでいい、カミーユ、シン。お前達も自らの信じるもののために戦え。私はそれを迎え討つ。私の信じるもののために)と独白、戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、クワトロ特佐を撃破。敢えてOZに残る理由を問うカミーユ、「それはアムロ大尉の消息がわからない事と関係しているんですか!?」と問い詰めるものの、「私は私自身の答えを見つけるためにOZで戦うまでだ・・・」と言い置いて撤退するクワトロ特佐。
・3PP、最後にゼクスを撃破して戦闘終了。「私の生命の灯は、まだ消えてはいない!」と粘るゼクスだが、「そこまでです!」と輸送機で駆けつけたリリーナが割り込み、「ゼクス・マーキス。私をプリンセスと呼ぶ事は、あなたもサンクキングダムの人間なのですね」「ノインさんに聞きました。あなたとヒイロが、ここで決闘をする事になるという事を」と告げ、「既に勝負はつきました。私はピースクラフトの名においてあなたに剣を収める事を命じます」と堂々と宣告。
・(強くなったな、リリーナ・・・。それでこそピースクラフトの娘だ。ならば、その目で見るのだ。戦いというものを)と内心賞賛するゼクスだが、命を落とした部下のためにもここで退けないと主張。業を煮やしたリリーナ、血塗られた環を断ち切るため殺せとヒイロに檄を飛ばすものの、「なりません、リリーナ様!」「御自身の兄上の死を望むなどという不幸な考えはおやめください!」とノインが制止、「あの方の真の名はミリアルド・ピースクラフト・・・。あなたの実の兄上です」と明かす。
・元副官のノインによる想定外の暴露に「くっ・・・!」と呻いたゼクス、「ヒイロ!また会おう!戦うためにな!」と言い置いて撤退。
・「お前は答えを見つけたようだな」と呼びかけるヒイロに、「あなたもですね」と微笑むリリーナ。
・撤退するOZ輸送機で、状況報告を受けたトレーズ閣下、将兵2名の粛正はゼクス特佐の権限内と許容したものの、ガンダム秘匿・修復とテロリストへの引き渡しは見逃せないと指摘、暫定的に謹慎をゼクス特佐に言い渡し、特務隊指揮はクワトロ特佐に一任。
・生身での対面は初めてと挨拶するノイン、今はサンクキングダムの近衛兵としてリリーナをサポート。弱者を踏み台とする連邦政府の在り方に異を唱えるリリーナは、完全平和主義を貫きつつ、連邦政府に不満を持つ国家をまとめようと活動、賛同者も着々と集まりつつあるとか。
・ヒイロとリリーナの関係を「あの方の言葉を借りれば、生命を狙う側と狙われる側だそうだ」と説明するノインに、「色気の欠片もない・・・!」と呆れるエスター。(^^;
・ノインの情報によると、東南アジアのクメン王国がアロウズの介入で連邦に併合され、傭兵となっていた黒の騎士団残党は脱出したとか。カトルがマグアナック隊に連絡して捜索してもらう事に。
・デュオ達を見送ったノイン、ミリアルドがピースクラフト家滅亡の復讐を誓った経緯をリリーナに説明、「この手はあまりにも血に染まってしまった・・・。サンクキングダム再興はリリーナこそが相応しい・・・と」とミリアルドの言葉を伝える。「お兄様は自分自身を見つけられたのでしょうか・・・」と感慨にふけるリリーナ、あくまでゼクスを信じてついていきたいと語るノインに、「好きなのですね、兄が・・・」「いつまでも兄の事を見守ってやってください」と微笑。
・(ヒイロ・・・私も私の戦いを始めます。その手段はあなたとは異なっています。でもいつか、二人の道が交わる事を私は信じています・・・)と独白して、ピースクラフトの地へと赴くリリーナ。
・一方、イノベイター秘密拠点でCBが動き出した事を確認したリボンズ・アルマーク、「王留美・・・君の流した情報で彼等は動いた。君の働きにも感謝するよ」と内通を労い、「君には彼等の誘導役を頼むよ。機が来たら、また連絡する」と指示。
・リジェネにアムロ・レイを連れてこさせたリボンズ、「僕はリボンズ・アルマーク・・・。イノベイターだ」と名乗り、トレーズ閣下を警戒して直接的な介入を避けたためOZから転属させるのに時間がかかったと言いつつ、「さあ、アムロ・レイ。僕と語り合おうじゃないか。戦いの果てにある人類の革新について」と告げる。(何なんだ、この男は・・・)と訝しむアムロ。
●第8話:ツインドライヴ
・マグアナック隊の誘導により首尾よくクメンから脱出したカレン達、中国南部でプトレマイオス2に合流。「クメンでの戦いで、あたしは色んな事を考えさせられた。ポタリア、キデーラ、シャッコ・・・。クメンで知り合った傭兵達は、それぞれの理由で戦っていた」と語るカレン、黒の騎士団が戦力を蓄える目処がつくまで共闘を約束。
・キリコはクメンでフィアナと再会したものの、イプシロンと秘密結社に再び連れ去られ、アロウズ介入で崩壊するクメンからやむなく脱出、「当分はお前達の厄介になる」と告げる。
・王留美が、ゴビ砂漠の政治犯収容所に対するカタロンの襲撃計画をリーク、無実の人々を解放すべくサポートに向かうCB。
・収容所にはナイトオブセブンが来ていると聞いて血相を変えるカレン。ブリタニア皇帝直属のナイトオブラウンズは、皇帝の変わらぬ権力故に連邦軍内で独立行動権と独自戦力保持が認められたスペシャルライセンサー。「ナイトオブセブン・・・。その名は枢木スザク・・・」と呟くカレン、「あいつは・・・あいつだけは許さない・・・」と怒りを燃やす。
・一方、収容所には沙慈・クロスロードが無実の罪で収監、建設作業員として働いていたスペースコロニーにカタロン関係者がいたため、カタロン連絡員と決めつけられ、取り調べもなく有罪と決めつけられたらしい。
・訪れたスザクが旧知の沙慈に面会したものの、黒の騎士団の協力者だったのではないかと詰問、身に覚えのない沙慈が混乱する様子に「どうやら、僕の誤解だったらしい」と認めるものの、まともな取り調べを願う沙慈には特別扱いできないと冷たく突き放す。「そんな・・・!君は誰よりも不正を嫌っていたじゃないか!こんなやり方を許すのか!」とくってかかる沙慈に、「・・・それが世界の平和に必要ならば・・・」と硬い表情でつっぱねるスザク。
・収容所襲撃に現れたカタロンを単騎で迎え撃つスザクは圧倒的な力で蹂躙、アロウズは後方で収容所の護りを固める。そこへ刹那がカタロン援護に駆けつけ、「ソレスタルビーイングのスクラップめ・・・!また現れたか!」と忌々しげに吐き捨てるジニン、親の仇と気炎を上げるルイス。
・「ジニン大尉、あのガンダムの相手は自分に任せてもらう」とスザクが通達。カタロンは刹那の援護に闘志を取り戻し、収容所を解放すべく攻撃続行。(変わってない・・・。あの頃から・・・あの地獄から何一つ。こんなもの・・・求めていない・・・!ロックオンも、俺も・・・!こんな世界など!)と心中で憤る刹那、カタロンNPCを庇いつつ戦闘開始。
・刹那がスザクと戦闘時セリフイベント。「そんなボロボロになってまで何故、戦う!?」と怒鳴りつけるスザクに、「世界のためだ・・・!」と答える刹那。「ソレスタルビーイングの介入によって世界に戦いは広がった!お前達は、またそれを繰り返すのか!」と非難するスザクに、「この歪んだ世界は俺達の戦いも原因の一端だ・・・だから、俺は破壊する!俺達の求めた世界のために!」と絶叫する刹那。
・3PPイベント発生。「突破する・・・!」と西へ突貫する刹那だが、「ソレスタルビーイング!何故、また世界に戦いを起こす!」とスザクが追撃。そこへようやくプトレマイオス2が駆けつけ、「刹那・F・セイエイ!ここは退け!」とティエリアが呼びかけて、刹那がトレミーまで後退、一時撤退。
・「スザク!」と吠えるカレン、「あたし達を潰せるものなら、やってみな!クメンでの借り・・・いや、あの時の借りをここで返してやる!」と挑戦。「そうやって君は永遠に過去にこだわって戦うつもりか・・・」と忌々しげに呟くスザクにも聞く耳もたず、ティエリアが「アロウズ、世界の歪み・・・。ソレスタルビーイングはお前達を討つ」と宣告、カレンも「腐った地球連邦は、あたし達が叩き潰す!」と宣告して、戦闘再開。
・4PP、突貫したヒイロとシンでジニンを撃破してイベント発生。ジニンが復活し、敵の布陣の厚さに一手足りないと焦るティエリア達。
・一方、後退したトレミーでは、イアンが傷ついたエクシアの太陽炉を新たなガンダム、ダブルオーに移植、「トロポジカルディフェクト、基底状態より高位へ推移・・・ツインドライヴの粒子同調率、60%を突破しました」とフェルトが報告。「80を超えれば、安定稼働領域に入る・・・だが、これまでこちらの手元にあった二つのGNドライヴの組み合わせではそこまで同調率を上げる事が出来なかった」と続けるイアン、第一世代のOガンダムとエクシアの二つの太陽炉はシミュレーション上では連動率が高いと説明、「トランザムと共にイオリア・シュヘンベルグから送られてきた新たなガンダムの主機関理論、ツインドライヴシステム・・・机上の空論か、200年後の科学水準を見越しての予見か・・・」「二つの太陽炉を同調させ、粒子生産量を二乗化する。こいつが成功すれば・・・」と呟く。
・前線苦戦の報を受けた刹那、「機体が動けばいい」と出撃を宣言、躊躇うイアンに「俺達はもう仲間を失うわけにはいかない」と押し切り、「・・・わかった。だが、もしもの時のために一か八かの方法をお前に教える」と承諾するイアン。
・後方からGN粒子をまとってダブルオー出撃、「新型か!だが、その力は使わせん!」とジニンが突貫して先制。「ツインドライヴの完成を待たずに出撃したのか!」と焦るティエリア、「みんな・・・離れていろ」と通告する刹那の一か八かの意図を察し、「やめろ、刹那!トランザムで強制的にGN粒子を開放すれば、オーバーロードを起こす可能性もある!最悪の場合、爆発するぞ!」と制止。
・(ダブルオー・・・。Oガンダムとエクシアの太陽炉を載せた機体・・・俺のガンダム・・・!)と想いを込めた刹那が「トランザム、始動!!」
・「駄目だ!あの程度の粒子同調率では、ツインドライヴは起動しない!」と焦るティエリアだが、「目覚めてくれ、ダブルオー・・・!ここには!Oガンダムと!エクシアと!俺がいる!!」と刹那が絶叫した瞬間、遂にツインドライヴ起動。同時に、ウィングガンダムのコクピットにアラートが響き、「何だ・・・!?俺のガンダムが何かを警告している!」と戸惑うヒイロ。
・ツインドライヴのトランザムで強襲する刹那に、瞬殺されたジニンは撤退、「ダブルオーが俺に応えてくれた」と告げる刹那、「ダブルオー、目標を駆逐する!」と宣言して戦闘再開。
・刹那がスザクと戦闘時セリフイベント。「ナイトオブセブン、枢木スザク・・・!ブリタニア皇帝の威を借り、何を望む!」と問う刹那、「世界の・・・平和だ!」と即答するスザクに、「世界を歪める事が平和への道だと言うなら・・・俺はその世界を破壊する!」と宣告。
・カレンがスザクと戦闘時セリフイベント。「あんた達の介入のおかげでクメンは滅茶苦茶になった!」と糾弾するカレン、争いの飛び火を防いだ併合こそ世界の平和のためと主張するスザクに、「そんな勝手な理屈であの国で必死で戦ってた人達の想いも踏みにじったのか!」と憤り、「あたしはそれを否定する!人の自由や想いを踏みにじる平和なんて嘘っぱちだ!」と咆哮。
・4EP敵全滅して戦闘終了、カタロン全機生存によりSRポイントget。
・収容所からアロウズが離脱後、各所で小規模な爆発発生。自爆か!?と警戒するシン達だが、「違う・・・!」と気付いた刹那が単騎突貫、「さっきの爆発は自爆じゃない・・・オートマトンだ!」とティエリアが指摘。
・オートマトンの砲火に阿鼻叫喚の収容所内で「な、何なんだよ、あれ・・・!人殺しのためのマシンなのか!?」と驚愕する沙慈、あわや犠牲になりかけたところで、飛び込んできた刹那がオートマトンを排除。
・エリア11以来の再会となった沙慈、「どうして・・・君がここに!」と驚愕、「君はカタロンなの?」と問いかける。「違う・・・俺はソレスタルビーイングのガンダムマイスターだ」と答える刹那に、「君は・・・ガンダムに乗っていたのか?」と問い詰める沙慈、「君達のせいで僕の好きだった人は傷ついて、家族を殺されて・・・!僕の唯一の肉親だった姉さんもソレスタルビーイングに関わったばかりに・・・殺されてしまった!ルイスも!姉さんも!いなくなったんだ!!」と絶叫。
・イノベイター秘密拠点でダブルオーの様子をモニターしていたリボンズ、レベル7までヴェーダの情報を把握していながらツインドライヴについて知らなかった事をリジェネに当てこすられて露骨に怒りを示す。
・軟禁中のアムロに対して取り繕うリボンズ、またしてもイオリアにしてやられたと苦笑しつつ、イオリアについて問うアムロに「神・・・と言ってもいいかも知れないね。そして、その座は僕が引き継いだ」と言い放つ。「俺を呼び寄せて、何を企む?」と問うアムロに、「今はまだ話す事は出来ない。でも、それは君にとっても有用な事だよ、ニュータイプ」と韜晦するリボンズ。
●第9話:魔神が目覚める日
・今後の戦いに向けて指揮官不在は致命的と振り返るトレミーの面々だが、スメラギさんはプライベートな事情のため合流できず。「どうした、カレン?何故、黙っている」とC.C.に促されたカレン、悲痛に顔を歪めつつ「ゼロは生きてるよ」と明かし、エリア11で監禁されていると説明、黒の騎士団残党の奪還作戦に協力する事に。
・「後悔しても、もう遅いぞ」と告げるC.C.に、「わかってる・・・。でも、あたしだって今の状態がいいなんて思ってないから」と苦しげに答えるカレン。「心配は要らない。私が奴に接触すれば、全ての歯車はまた動き始める」と受け合うC.C.に、(ルルーシュ・・・)と独白するカレン。
・一方、エリア11のアッシュフォード学園では、学生の多くが本国に帰還して入れ替わり、沙慈やルイス、リリーナ等も去り、ニーナも留学したため、すっかり寂しくなった生徒会で、ミレイ会長は単位不足のため留年。体育教師ヴィレッタ先生とサボリ魔のルルーシュが追いかけっこを演じる様を微笑ましく見守るリヴァルとシャーリー、そしてルルーシュの「弟」ロロ。
・トレミーに保護された沙慈、独房に軟禁されてはいるものの、訪れたカレン達から赤ハロを情報端末として手渡される。武力介入で世界を混乱させたと非難する沙慈に、もみ消されているもののアロウズとOZの鎮圧と称した虐殺14件による被害は数万人規模と明かすラッセ、CBとしてけじめをつけると宣言。「戦えば、また罪のない人が傷つく!」と憤る沙慈だが、「戦わなくても人は死ぬ」とラッセに切り捨てられ絶句。
・「沙慈・・・あたし達の戦いをわかってくれとは言わない。でも、この世界の真実をあんたにも知って欲しいんだ」と告げるカレン、今の君は悲しそうと沙慈に指摘され、「悲しくなんかない・・・全てを奪われたまま生かされている方がずっと悲しい事だから・・・」と悲痛に呟く。
・トウキョウの地下カジノVIPルームを弟ロロと共に訪れたルルーシュ、ブリタニアの特権意識による退廃の館と嘲笑しつつ、自分もヒエラルキーに組み込まれるだけ、と内心で自嘲し、(黒の騎士団は・・・イレヴンは負けた・・・。力がなかったからだ。ゼロ・・・馬鹿な奴だ。無謀な戦いを挑んで敗れた男・・・。何をやっても、どうせ世界は・・・)と独白。
・バニーガール姿でメイドとして潜入したカレンが給仕する傍らで、裏の世界では名の知れた打ち手である黒のキングに賭けチェスで挑戦するルルーシュ、内心で自分の動機を退屈しのぎと自嘲。そこへカレンの仕掛けた爆弾が爆発、黒の騎士団の襲撃開始。
・駆けつけたCBが陽動のため市街地に出撃、詳細を知らされていないため、爆発地点に収容所の類はないのに戸惑いつつも戦闘開始。迎え討つブリタニア軍はギルフォードが率い、AEUの「不死身のコーラサワー」も協力。一方、爆発騒ぎには皇帝陛下直属の機密情報局が対処。
・1PP敵討ち減らしてイベント発生。西にカレン達黒の騎士団が登場。潜入していたカレンは騒ぎの中でルルーシュを見失い、紅蓮で出撃。指揮を執る四聖剣の一人卜部、「かつてゼロと共にブリタニアを恐怖させた黒の騎士団も、もはや我々を残すのみ・・・しかし、絶望にはまだ早い。この飛燕4号作戦さえ成功すれば・・・」と呟き、ルルーシュを確保すべく突入指示、黒の騎士団は地下カジノへ突入、戦闘再開。
・1EP反撃で敵撃ち減らしてイベント発生。爆発で混乱する地下カジノで、ロロとはぐれたルルーシュ、テロリストに殺されると焦りつつ、(いや、助けてみせる、ロロだけは・・・!たった一人の弟を救う力ぐらいあるはずだ!俺にだって、それくらいの力は・・・!)と決意。
・そこへ飛び込んだ黒の騎士団のKMF無頼から「ルルーシュ・・・」とC.C.が現れ、「迎えに来た、ルルーシュ。私は味方だ。お前の敵はブリタニア・・・そして、世界・・・」「契約した。私達は共犯者・・・」と告げ、「私だけが知っている、本当のお前を」「お前はブリタニア皇帝シャルルによって偽りの記憶を植え付けられた」と明かす。
・突然C.C.が撃ち倒され、「お役目、ご苦労・・・ルルーシュ・ランペルージ君」と機情局のエージェントが姿を現す。今日のルルーシュの行動を逐一口にするエージェント、「飼育日記というところかな、エサの」「罠と言ってもいい。その魔女を・・・C.C.を誘い出すための」と嘲り、混乱するルルーシュに「これ以上、エサを話す気はない。さ・・・処分の時間だ。君の役目は用済みなんだよ。ルルーシュ・ランペルージ・・・いや、ゼロ」と告げる。
・何もわからないまま簡単に殺されると絶望するルルーシュだが、(ふざけるな!力・・・!力さえあれば!ここから抜け出す力!世界に負けない力が!)と憤る。すると「力が欲しいか?」と撃たれたはずのC.C.がかつてと同様に問いかけ、「返すぞ、お前の記憶・・・」と口づける。
・(力なら、お前はもう持っている。その忘却の檻に閉じ込められているだけだ。思い出せ、本当のお前を・・・王の力を!今こそ封印を解き放つ!)と念じるC.C.。(そうか・・・俺の日常にトゲのように刺さっていた苛立ち・・・。ああ・・・全ては偽りの記憶・・・思い出した・・・!俺は・・・俺は・・・!俺がゼロだ!)と遂に記憶を取り戻すルルーシュ。
・心臓を撃ち抜かれても生きているC.C.に驚愕するエージェント。そこへ「無力が悪だというのなら、力は正義なのか?復讐は悪だろうか?友情は正義たり得るだろうか?」と芝居がかかった口調で問いかけるルルーシュ、エサには死という事実あるのみと答えるエージェントに、「そうか・・・ならば、君達に事実を残そう。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!貴様達は死ね!」と絶対遵守のギアス発動!
・「イエス!ユア・ハイネス!」と叫んで自殺するエージェント達を見下しつつ、(あの日から、俺の心には納得がなかった)(別の記憶を植え付けられた家畜の人生・・・しかし、真実は俺を求め続けた・・・。そう・・・間違っていたのは俺じゃない!世界の方だ!)と独白、「世界は変わる・・・変えられる・・・!」と宣言。「お帰り、ルルーシュ。待ちわびたぞ」と迎えるC.C.に、世話をかけたと微笑むルルーシュ、神根島以降の顛末を明かす。
・神根島でスザクと撃ち合い囚われたルルーシュは、玉座の間へ引き立てられて皇帝シャルルと対面、「元第17皇位継承者、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。久しいなぁ、我が息子よ」と呼びかける皇帝シャルル。ルルーシュを押さえつけてギアスを使わせないスザク、ゼロを捕らえた褒美として帝国最強の12騎士ナイトオブラウンズに自分を加えるよう要求、「言ったはずだよ、ルルーシュ。俺は中から、この世界を変えると」とルルーシュに告げ、「友達を売って出世するのか!?」と憤るルルーシュにも「そうだ」と平然と即答。
・「ルルーシュ・・・お前はなかなかによくやった。だが、新たな世界にお前の居場所はない」と宣告する皇帝シャルル、「所詮は俗事。ワシの目指す新しい世界の前には地球連邦も無意味」と断言、「では、新たなナイトオブラウンズに命じる。ゼロの左目・・・ギアスの源をふさげ」とスザクに命じ、「皇子でありながら反旗を翻した不肖の息子・・・。だが、まだ使い道はある」「記憶を書き換える。ゼロである事、マリアンヌの事、ナナリーの事・・・」「全てを忘れ、只人となるがいい」と宣告、「シャルル・ジ・ブリタニアが刻む・・・」「新たなる偽りの記憶を」と記憶改竄のギアス発動・・・(-_-#
・皇帝シャルルにギアスを与えたのは自分ではないと言うC.C.、ナナリーの所在も不明とルルーシュに告げ、黒の騎士団は壊滅状態ながらCBとコロニーのガンダムの協力を取り付けたと説明。「やはりな・・・彼等も今の世界を認めはしないか」と納得するルルーシュ、ナナリーは皇帝シャルルの手に落ちたと判断しつつ、(俺には妹はいるが、弟はいなかった・・・!誰なんだ、あのロロという奴は・・・!)と愕然。
・駆けつけたカレンがルルーシュに再会、C.C.は無頼をルルーシュに引き渡して独り後退。
・「神根島でゼロを見捨てた君が何の話だ?」「君はスザクに屈した俺を、ただ見送るだけだった・・・」と皮肉に笑うルルーシュに、「あなたはずっと私を騙していた」と責めるカレン、「答えて!あなたは私にもギアスを使ったの?私の心を捻じ曲げて・・・従わせて・・・!」と迫る。
・哄笑で応じるルルーシュ、「君の心は君自身のものだ。ゼロへの忠誠も憧れも全て・・・カレン、誇りに思っていい。君が決めたんだ。君が選んだんだ、この私を・・・」と告げる。
・二律背反に揺れながらも「信じたい・・・!だから、あたしはここにいる!」「でも、私が信じるのはゼロよ!ルルーシュ、あんたなんかじゃない!」と叫ぶカレンに、「ああ、それでいい。ところで、いつまでそのバニー姿でいるつもりだ?」と揶揄するルルーシュ、「み、見ないでよ、ヘンタイ!」と罵倒されつつ、「では、ゼロとして命じる。この状況を覆す・・・!」と命じ、「了解です!」と応じる闘士カレン。
・C.C.の用意した仮面と衣装を身に着け、無頼を駆って外に出たゼロ、卜部に早速兵の動きを指示。「ゼロは救出した!これであたし達は負けない!」と宣言するカレン。
・そこへランスロットに似た量産用試作機らしきKMFでロロが現れて接近、何故か棒立ちとなったゼロとカレンに猛攻を加え、動きが速過ぎて見えないと焦るゼロ達だが、かわせない動きではないと見たヒイロやカミーユ達が戸惑う。ゼロ救出の決死の作戦故にゼロだけでも逃がそうとする卜部だが、「違うな!」「間違っているぞ、卜部。切り捨てるという発想だけでは、ブリタニアには・・・世界には勝てない」と一喝するゼロ。
・ゼロに迫るロロのKMFに、割り込んだ卜部が「これで神速は使えまい」と掴み掛かり、「ゼロ・・・お前の正体が誰であろうと構わない。切り捨てるだけでは・・・と言った、その言葉に偽りはないと受け取った!」と想いを語り、「紅月!」「ゼロを頼む・・・!彼だけが残された希望だ!」とカレンに告げ、「ゼロよ!日本の民を拾ってやって欲しい!四聖剣とは、虚栄にあらず!!」と言い残して自爆。
・巻き込まれて傷ついたロロはここまでと見切って撤退、代わりにブリタニア増援がカレン達の近くに出現。「卜部の生命を無駄にするわけにはいかない!カレン、必ず生き残るぞ!」と叱咤するゼロに、「了解です、ゼロ!あなたは私が守ります!」とカレンが応じ、ティエリアもゼロを全力で守ると宣言。「ならば、私はお前達を勝利に導こう」と応えるゼロ、敵増援を引きつけて誘導すると宣言。「了解です!ですが、ゼロには指一本、触れさせません!」とカレンが応じ、「私はゼロ!世界を壊し、世界を創造する男だ!」とゼロが宣言して戦闘再開。
・3PP敵全滅して戦闘終了、ゼロが数機撃墜して無傷のためSRポイントget。
・ブリタニアの指揮官ギルフォード、「黒の騎士団を従えたあの者・・・!まさか・・・!あの男が再び現れたというなら、我が手で必ず倒さねばならない!」と決意して撤退。
・続けてエリア11総督カラレスが大規模な増援を連れて出現し降伏勧告。「フ・・・総督自らが出撃するとはな」と鼻で笑うゼロ、「私はゼロ・・・!かつて世界に戦いを挑んだ黒の騎士団の総帥・・・!そのゼロが帰ってきたのだ!」と宣言し、「現エリア11総督、カラレス・・・。その性格は傲慢にして残忍、さらに自己顕示欲が強いと聞いている。そんな男は、部下の犠牲も厭わずに消耗戦を仕掛けた後、最後に見得を切るために正面に陣を構える」と指摘。
・「カラレス!貴様がその位置に来るのは既に予見していたのだよ!」と言い放つゼロ、「トウキョウは特殊な構造の街だ。足場を崩せば、全ては奈落へと落ちていく。既にその地点の足場には私の部下達が細工を施していたのだよ」と説明、「各機は後退しろ!既に勝負は決した!」「さらばだ、カラレス!お前の死を私の復活に添えよ!」と勝利宣言。足元が崩れ去り大軍ごと地に呑まれるカラレス総督。
・回線ジャックしたゼロ、「日本人よ、私は帰ってきた!」と海賊放送開始。「聞け、ブリタニアよ・・・!そして、地球連邦よ!刮目せよ!力を持つ全ての者達よ!私は悲しい・・・戦争と差別・・・振りかざされる強者の悪意・・・間違ったまま垂れ流される悲劇と喜劇・・・。世界は何一つ変わっていない。だから、私は復活せねばならなかった。強き者が弱き者を虐げ続ける限り、私は抗い続ける!私は戦う!間違った力を行使する全ての者達と!」と演説し、「私はゼロ!世界を壊し、世界を創造する男だ!」と宣言。
・一方、アッシュフォード学園地下の機情局アジトで放送を見たヴィレッタ、ルルーシュが記憶を取り戻した可能性に慄然。そこへ戻ってきたロロがルルーシュを見失ったと報告した時、ルルーシュから携帯が入り、学園に戻ってシャーリー達といると告げ、すぐ家に帰って来いと指示。学園の監視カメラで確かにルルーシュがいる事を確認したヴィレッタ達、放送のゼロの正体に困惑。
・C.C.にゼロを演じさせてとりあえずアリバイを作ったルルーシュだが、ナナリーが皇帝の手中に人質としてあるため、監視役と思われるロロから当面離れられず、CB同行は不可能。エリア11解放と黒の騎士団復活に専念したいと伝言をもたらすC.C.、自身も補佐のためトレミーを降りると告げる。
・「あのゼロは俺達の知るゼロなのか?」と問うカミーユに、「愚問だな」と即答するC.C.、「ゼロという存在はその行為によって初めて意味のあるものとなる。その正体が誰であるかなど、まったく無意味な事だ」と断定。
・連絡役としてCB残留を選んだカレンに、(やはり、カレンの中にはルルーシュに対して傷が残ったか・・・。人間として当然の反応だな)と黙考するC.C.、機を見て協力することを約束してティエリア達に別れを告げる。無言のままゼロの正体がアッシュフォード学園のルルーシュではないかと独白するヒイロ。
・空中神殿にスザクを招いた皇帝シャルル、「・・・エリア11のエサに誰かが食いついたようだな」と呟き、いずれC.C.も自分の前に現れるだろうとコメント。シュナイゼルもこの場所は知らないと明かす皇帝シャルル、「・・・ここは何かの神殿なのですか?」と問うスザクに、「違うな。これはそう・・・神を滅ぼすための武器」「アーカーシャの剣という」と告げる。
●第10話:もう一人のロックオン
・皇帝シャルルが生徒会のリヴァルやシャーリー達にもギアスで偽の記憶を植え付け、ヴィレッタとロロを監視に送り込んだと推察するルルーシュ、(俺をエサにしてC.C.を捕らえるために学園のみんなまでも玩具にするとは・・・)と内心激怒しつつ、表面上は記憶を奪われたままを装う。
・その様子から記憶は戻っていないと判断したロロ、(・・・おかしいな・・・。記憶が戻ったら殺すだけなのに僕は何に安心しているんだろう・・・)と戸惑う。「ま・・・あんまり心配させるなよ」と良い兄を演じてみせるルルーシュ、お前ごときに尻尾はつかませんと内心見下し、(そして、俺は気付いたぞ。お前が俺に監視対象以上の感情を持っている事も)とつけ込む隙を見いだし、(待っていろ、ロロ・・・。ナナリーがいるべき所を奪った偽物め。お前にも、いつか相応の報いを与えてやる)と笑顔の裏に悪意を秘める。
・エリア11で降りずプトレマイオス2に残った沙慈、CBを追っていた姉が命を落とした事をカレンに明かし、「姉さんがよく言ってた・・・事実を求め、つなぎ合わせれば、そこに真実がある・・・って。だから、僕は・・・あと少しだけこの艦に乗っていようと思うんだ」と真意を告げる。「私もあんたと同じだよ・・・。真実を・・・本当の事を知りたいと思ってる。だから、少しだけ考えをまとめる時間が必要なんだ・・・」と心中の迷いを吐露。
・カタロン構成員ライル・ディランディに接触する刹那、ソレスタルビーイングのガンダムマイスターと名乗り、「そして、お前もガンダムマイスターとなる。ライル・ディランディ・・・いや、ロックオン・ストラトス」と告げ、混乱するライルに「ニール・ディランディはガンダムマイスターだった」と明かし、兄ニールは破界事変で亡くなったと知らせる。
・ニールと同じように世界を変えるため戦う覚悟があるなら、とCBにスカウトした刹那、「俺達についての情報を渡す。これで判断しろ」とメモリーを手渡し、保安局に渡したらどうする?と探りを入れるライルに「俺達はもう逃げも隠れもしない。この世界を変えるために戦う」と即答、二日後にここで待つと言い置いて立ち去る。
・旧知のビリー・カタギリのもとで呑んだくれるリーサ・クジョウ、(ゼロ・・・。あなたは、また戦いを始めたのね・・・でも、私は駄目・・・。もう・・・そんな気力はない・・・ロックオンもクリスもリヒティも失った・・・。もう二度と間違えないと誓ったのに・・・)と悲嘆に暮れる。
・そこへ訪れた刹那、強引に上がり込んで「久しぶりだな、スメラギ・李・ノリエガ」と呼びかけ、戸惑うビリーに「・・・コードネーム、スメラギ・李・ノリエガ」「ソレスタルビーイングの戦術予報士だ」と暴露、「これであんたの逃げ場はなくなった」とクジョウを追い詰める。
・スメラギを連れ出した刹那、呼び出したカレンに「少しの間、彼女を頼む」といきなり押しつけ、戸惑うカレンに「お前も彼女も迷っている・・・」「いい機会だ。お前も心を決めろ」と告げて立ち去る。「あいつ・・・沙慈との話、聞いてたのか・・・」と呟くカレン。
・CB壊滅後何もせず酒に溺れていたと告白するスメラギさん、イオリア・シュヘンベルグの計画では新たな世界が生まれるためにCB壊滅は必然と覚悟していたものの、全ては幻想だったと自嘲、「連邦政府が出来ても、世界は何も変わらない。あれだけの犠牲を払ったところで何一つ・・・。イオリアの計画に意味なんてないのよ」と吐き捨て、「だから、私は逃げた・・・。全てに背を向けて、お酒に溺れていた」「悪い?私はもう嫌なの・・・やってられないのよ」とカレンに告げる。
・「・・・お母さんと・・・一緒だ・・・」と顔を歪めるカレン、かつてブリタニアに日本が占領された苦しみに耐えかね、現実に背を向け幸せだった過去の幻想に逃げ込んだ母の事を明かし、「それでもお母さんはあたしの事をずっと考えていてくれた。全てに背を向けても、あたしの事だけは・・・だから、あたしは・・・お母さんがまた笑って暮らせる世界になって欲しいんです・・・」と自らの戦う理由を告白し、「大丈夫です、スメラギさん。戦いはあたし達がやります。あたし・・・スメラギさんの分まで戦います。だって、スメラギさんにも笑顔を取り戻して欲しいですから」と微笑み、「あたしは、もう迷いません。あたしには守りたいもの、取り戻したいものがあるから」と宣言。
・そこへライルを連れた刹那が「待たせたな」と戻り、「こっちの姐さん達が、お前の仲間か?」と問うロックオンそっくりのライルに「え!?」「ロックオン・・・!?そんな・・・生きてたなんて・・・」と驚愕するカレンとスメラギさん。
・「そんなに似てるかな、俺と兄さんは?」と微笑むライル、本名で紹介する刹那を止め、「俺の名はロックオン・ストラトス。ソレスタルビーイングのガンダムマイスターだ」と自ら宣言。
・プトレマイオス2に戻ろうとする刹那達の前に、突然「久しぶりだな」とクワトロ大尉が現れ、「今の私はOZ特務部隊のクワトロ・バジーナ特佐だ」と名乗り、「私もあなたを捜していたのだよ」と告げる。
・「トレーズ総帥はあなたの力をOZに求めている」「この世界を変えたいのなら、あなたの力をOZに貸すのだ」と迫るクワトロ特佐、「トレーズ・クシュリナーダ総帥はあなたのAEU軍時代の功績を高く評価している」と告げる。「!」と息を呑むスメラギさん、(まさか、OZはあれを・・・)と危惧。
・刹那とクワトロ特佐が奪い合う形になったスメラギさんに、「二人共、やめろ!スメラギさんは、もう戦うつもりはない!」と庇うカレン。「俺は・・・俺達は戦う!世界に変革をもたらした事が俺達の罪ならば、その罪は再び世界を変える事でしか償えない!」と叫ぶ刹那に、「・・・私には無理よ・・・」と力なく呟くスメラギさん。クワトロ特佐が力づくでも、と示唆し、とりあえず逃走する刹那達。
・クワトロ特佐率いるOZが部隊を展開、駆けつけたCBも出撃して対峙。ライルがスメラギさんを連れて後方のトレミーへ向かい、戦闘開始。
・総員突貫しつつ2PP雑魚殲滅、ヒイロとカミーユを囮にしてゼクスと百式をバスターライフル射線上に誘導。
・3PP、ギリギリまで削ったゼクスとクワトロ特佐をMAP兵器で撃破、イベント発生。次元境界線が歪曲して北の市街地に特種次元獣とガブリンが出現、見境無しに攻撃開始。そこへトレミーが駆けつけ、「ケルディムガンダム、ロックオン・ストラトス!狙い撃つぜ!」とロックオン出撃、ハロのサポートを受けて兄を彷彿とさせる狙撃でガブリン瞬殺。更にスメラギさんが立て直しを指示、「あのアンノウンは無人と推測されるわ。ケルディムの予期せぬ攻撃で判断が遅れている今のうちに!」と的確に指示し、東に布陣し直すCB。一方クワトロ特佐とゼクスも復活、西に移動して次元獣と対峙。トレミーは後退して、戦闘再開。
・3PP敵3機撃破してイベント発生。北西にマルグリットのパールネイルが登場、「・・・こんなものを・・・!」と吐き捨てつつ特種次元獣を攻撃、シン達の呼びかけには悲痛な表情で無言のまま、共闘して戦闘再開。
・4PP敵全滅して戦闘終了、クワトロ特佐とゼクスには敵落とさせてないのでSRポイントget。マルグリットにはガブリン1機食われた・・・(-_-#
・かつてスコート・ラボでクロウと戦ったマルグリットに不信の目を向けるエスター。マルグリット、それには答えず、「・・・気をつけろ」「この世界は新たな戦雲に包まれる・・・」と言い置いて撤退。
・OZ総帥執務室にキラ、アスランを呼んだトレーズ閣下、特務隊のクワトロ特佐がCBを取り逃がしたと知らせ、特務隊参加を打診。しかしキラ達は、現在レディ・アンと共に取り組んでいるコロニーと地球の融和促進が優先、と謝絶しつつ、OZがコロニーを道具に貶めるなら・・・と秘かに決意。にこやかに了解するトレーズ閣下、「レディ、事は全てエレガントに運ぶのだよ」とやんわり釘を刺す。
・ロックオンの弟として挨拶するライル、(悪いが、あんた等の力・・・利用させてもらうぜ)と内心で冷たく決意。亡きロックオンそっくりの弟に、心中複雑なティエリアとフェルト。
・スメラギさんは自室に籠ったものの、「・・・あたしは待つよ。スメラギさんはきっと戻ってきてくれる」と断言するカレン、(あの人も、きっと迷いを振り切る・・・。戦う意味を思い出してくれれば・・・)と独白。
・一方、スメラギさんに取り残された形のビリー・カタギリ、叔父のアロウズ司令ホーマーに新型モビルスーツ開発主任の地位を提供されつつ、去っていったスメラギさんに執着。
●第11話:アレルヤ奪還作戦
・カタロンのリーダーであるクラウス、ジーン1ことライルのソレスタルビーイング潜入成功を腹心シーリンに告げ、CBの意図はどうあれ連動できればカタロンの活動の幅も広がると喜ぶシーリンだが、のアザディスタンのマリナ皇女がアロウズに逮捕されたと聞いて愕然。
・ガンダムマイスターを収監したアロウズ施設を王留美の命で偵察するネーナ・トリニティ、状況報告しつつ、(フフ・・・段々盛り上がってきた。ネーナ、ドキワクね)と秘かに邪悪な笑みを浮かべる。
・執務室の王留美、腹心の紅龍にCB最大の敵リボンズへの内通の理由を問われ、「戦いの果てにこそ世界の変革があるわ。そのためにも彼等が・・・イノベイターが世界をリードする必要があるのよ」と断じる。
・王留美の情報提供により、中華連邦南部の安慶基地にアレルヤが収監されていると知ったティエリア、藤堂や扇等の黒の騎士団幹部も収監されていると告げ、喜ぶカレン。刹那に戦術予報士として作戦立案を求められたスメラギさん、躊躇うところをカレンに庇われつつ、「でも、アレルヤが敵の手に落ちたのは私の責任でもあるから・・・」と協力を約束。(ついでにこっちの方の仕事もやりやすくなるだろうしな)とカタロンの一員として醒めた目で黙考するライル。
・安慶基地に着任したばかりのマネキン大佐のもとに、バラック・ジニン大尉、アンドレイ・スミルノフ少尉、ルイス・ハレヴィ准尉も着任。更に取調官としてソーマ・ピーリス中尉が来訪、アレルヤの取り調べに当たる。他にも、アストラギウスの人間がアレルヤとの面談を希望しているとか。
・収監されている藤堂達に、マネキン大佐の下で独立行動権を有するライセンサーのミスター・ブシドーが面会、藤堂との立ち会いを所望し、藤堂も旧知のアロウズ司令官ホーマー・カタギリからの勧誘を伝える。「否・・・!アロウズに義はない・・・!」と断言する藤堂に、「フ・・・それでこそ、あの若き日・・・私を恐怖させた藤堂鏡志朗だ」と微笑むブシドー、「その言葉だけで、私の魂は一段高い所へと昇った」と賞賛、「私が真に剣を交えたい相手はただ一人・・・。そして、彼との戦いは近い・・・」と呟いて立ち去る。奇人ぶりに呆れる扇達をよそに、(ミスター・ブシドー・・・。私情で剣を抜く者では始動の極みに達する事は出来んぞ・・・)と独白する藤堂。
・アレルヤに面会するピーリス中尉、「被験体E-57・・・」と呼びかけつつ、(私の脳量子波の干渉を受けていない・・・。報告では、捕獲された際の戦闘で頭部に受けた傷が原因とあったが・・・)と黙考。「マリー・・・!ようやく出会えた・・・。やっぱり生きていたんだね、マリー」と喜ぶアレルヤ、かつてホームで話していたと明かすものの、「私はマリーなどという名前ではない!」と否定するピーリス中尉に、「まさか君は違う人格を・・・」と呟く。
・更に、イプシロンを連れたアロンとグランが割り込み、ギルガメスでもバララントでもない秘密結社で最強兵士たるパーフェクトソルジャーを研究していると名乗る。機嫌を損ねたピーリス中尉が「その男は超兵でも何でもなかった。好きにするがいい」と言い捨てて退室。秘密結社がアロウズと正式に手を結んだ以上、中尉一人を怒らせても問題ない、と見下すアロンとグラン。
・マリーを自分の生きる意味そのものと言うアレルヤに、「女のために生きるか・・・。下らんな・・・」と吐き捨てるイプシロンだが、「私がより完全な存在になるため、お前のデータも使わせてもらうぞ」と宣言。
・そこへ敵襲警報が鳴り、自分のATも出撃準備を要請するイプシロン。
・基地に迫るCB、スメラギさんの作戦により、小回りの利くキリコとカレンが突入・救出役。更に、マリナ皇女も収監されている事を知った刹那、ヒイロとティエリアに後押しされて救出を決意。防衛部隊を3分で突破して突入地点に3人を送り込むべく戦闘開始。
・2EP反撃で敵全滅して、3PP3人が目的地点到着、基地内に突入し、SRポイントget。
・4PPイベント発生。藤堂達の下にたどり着いたカレン、「あたし達の戦いはこれからです。日本でゼロが待っています」と告げて解放。一部隊員はブラックレベリオンで自分達を見捨てたと疑惑を抱くものの、藤堂が「・・・今はここを出るのが先だ!」と叱咤して、脱出開始。
・刹那も取調室でマリナ皇女を発見、脱出開始。
・アレルヤを救出したキリコ、「この施設の南側へ行け」と離脱を促し、駆けつけたイプシロンに「お前がここにいるという事はやはり秘密結社がからんでいたか」と告げる。「私の望みは超兵であるお前を倒す事だ。つながれた囚人であるお前に興味などない」とアレルヤを見逃すイプシロン、「マリーという女を取り戻したいのなら、その力を見せてみろ」と挑発。
・「フィアナはどこだ?」と問うキリコに、「知りたければ、私を倒すのだな」と応じるイプシロン、ATでの決着を要求し、「PSの誇りに懸けて、キリコ・・・お前を倒す!」と宣言。
・逃げるアレルヤの前に立ちはだかるピーリス中尉、「いいや、これが君の本当の名前なんだ。マリー・・・マリー・パーファシー!」と強くアレルヤに呼びかけられ、瞬時、幼いアレルヤに(マリー・・・)と呼びかけられるビジョンがよぎり混乱。そこへトレミーから射出されたアリオスガンダムが突入、追っ手をかわして「マリー、必ず迎えにくるから!必ず!」と言い置いたアレルヤが搭乗。
・カレンとキリコ、刹那が戻り、藤堂らがマリナ皇女を保護して基地を離脱。更に「アリオスガンダム・・・キュリオスの後継機・・・」と呟きつつ出撃したアレルヤ、「この機体で・・・ガンダムで僕はマリーを取り戻す。ハレルヤが逝き、脳量子波が使えないとしても!」と力強く宣言。
・アロウズも地上戦艦とピーリス中尉らが出撃、イプシロンもATで出てきて、脱出の時間を稼ぐ3分間だけ戦闘再開。
・敵母艦撃沈時にセリフイベント。敵指揮官のカティ・マネキン大佐、「今回は完全に指揮官の差で負けた・・・」と呟き後退。(いい判断ね・・・。この潔さ・・・彼女を思い出す・・・)と独白するスメラギさん。
・4PP敵全滅して戦闘終了。
・目的を果たして速やかに撤収するCBを見送ったカティ・マネキン大佐、「わずか5分たらずの電撃作戦・・・こちらの防衛網の隙を的確に突き、機動部隊を特性に合わせて使い分け、さらに囚人を確実に脱出させるとは・・・大胆さと繊細さを併せ持つこの戦術、どこかで・・・」と黙考。
・そこへカタロン部隊が便乗して接近、やむなく基地を放棄するマネキン大佐。
・再会してカレンを労う扇達だが、ゼロ復活を告げるカレンに対し、千葉と朝比奈はゼロへの不信感を露にして押し黙る。「その前にゼロは処刑されたと聞いている。復活したゼロは本物なのか?」と問う仙波に、「それは自分の目で確かめてみてください。ゼロの真意も、その存在も。卜部さんや他の団員達が生命を懸けてゼロを復活させたんですから」と悲痛に告げるカレン。
・「僕はマリーを取り戻したい」と宣言するアレルヤに、「・・・了解よ。その時が来たら、最適な戦術を指示するわ」と肯定するスメラギさん、自分の戦いには忌まわしい過去を払拭したいというエゴもあったと吐露、「でも、今日の戦いでわかった。大切な人を守る事が私の戦いの理由なんだって。そして、私はもう一度、この世界と向き合おうと思うの」と再び戦う決意を語る。
・藤堂達救出の報を受けたエリア11のルルーシュ、「これでやっと駒が揃う・・・。そろそろ仕掛ける時期だな」とほくそ笑む。ロロの監視の目は、篠崎流の技で見事に変装した咲世子の替え玉で欺瞞、「待っていろ、ロロ。もうすぐお前も俺の手に堕ちる・・・」とほくそ笑む。
●第12話:百万のキセキ
・プトレマイオス2に保護されたマリナ皇女、巻き込んだ事を詫びる刹那に戦い続ける理由を問う。「それしか出来ないからだ」と即答する刹那、アザディスタンには既に傀儡政権が立てられていると知らせ、行き場のないマリナ皇女に「ならば、俺達と日本へ・・・エリア11へ来い」「そこでは国を奪われた者達が今も戦っている」と告げる。
・アッシュフォード学園でルルーシュと再会したスザク、帝国最高騎士ナイトオブワンに上り詰め、その特権でエリア11こと日本をもらうつもりだと明かし、「僕は大切な友達とかけがえのない女性を失った・・・。これ以上、誰も失わないためにも力を手に入れる。だから、もう日本人にゼロは必要ないんだ」と語る。何食わぬ顔で将来展望を問うルルーシュ、「答えはこの人に・・・この電話の方から聞いてくれ」「来週赴任されるエリア11の新総督だ」と電話を手渡すスザクを訝りつつ、「もしもし、お兄様?」「お兄様なのでしょう?私です、ナナリーです」と電話から妹の声が聞こえて愕然。
・(本当に記憶が戻っていないのなら、ナナリーの事はわからないはず・・・。さあ、ルルーシュ・・・答えを出してもらおう・・・!)と冷徹に見つめるスザク。(スザク・・・やってくれたな・・・!俺は・・・俺は・・・ナナリーに・・・)と内心葛藤するルルーシュだが、表面上は困惑を装い人違いと言い訳。
・(やはり記憶は戻っていないのか・・・)と判断するスザク。(許さない・・・許さないぞっ!!お前はゼロの正体を確かめるためにナナリーを使った・・・!ナナリーと俺の愛を利用した!)と秘かに憤激するルルーシュだが、ナナリー新総督による行政特区日本再建構想を聞いて呆然、(俺は・・・ゼロはナナリーと戦わなくてはならないのか・・・)と途方に暮れる。
・黒の騎士団アジトで、閉じこもってうなだれるルルーシュに食ってかかるカレンだが、テレビで放送されるナナリー新総督の就任挨拶を見て愕然。(ナナリーが望む世界・・・ナナリーが選ぶ明日・・・。しかし、それには俺が・・・ゼロが邪魔だ・・・スザクが側にいる限り、ナナリーの身の安全は保障されている。最悪の敵だが、それだけに信じられる・・・そして、それはかつて俺が望んだものだ。そう・・・俺が守ってやらなくても、ナナリーはもう・・・)と苦悩するルルーシュ。
・「しっかりしなさいよ、ルルーシュ!あんた・・・ナナリーをブリタニア皇帝から取り戻すんでしょ!?」「いつもみたいに命令しなさいよ!」「何だって聞いてやるわよ!」と叱咤するカレン、「だったら・・・俺を慰めろ・・・」「女なら出来る事があるだろう?」と力なく呟くルルーシュに、「しっかりしろ、ルルーシュ!今のあんたはゼロなのよ!あたし達に夢を見せた責任があるでしょ!?だったら・・・!最後の最後まで騙してよ・・・!今度こそ完璧にゼロを・・・!演じきってみせなさいよ!」と悲痛に訴え、「もうあたしは迷わない!戦う理由を思い出したから!」「あんたの戦う理由はナナリーだけなの!?あんたを信じて戦うあたし達はあんたの道具なの!?」と呼びかける。
・カレンの言葉に触発されたルルーシュ、ナナリーもまたユフィのため、自らの望む明日のために、自らの意志で戦っていると気づき、(だったら、俺は・・・)(そうだ・・・。俺の始めた戦いで多くの人間の運命も変わった。ナナリー、カレン・・・黒の騎士団・・・。そして、記憶を奪われたアッシュフォード学園のみんな・・・俺の戦いはもうナナリーのためだけじゃない・・・。俺は・・・俺は・・・!)と己を省みて、「カレン・・・扇達とソレスタルビーイングを集めろ」と決然と命じ、「俺はもうルルーシュではない。黒の騎士団総帥、ゼロだ・・・!」と宣言。
・プトレマイオス2でスメラギさんに再会したゼロ、千葉や朝比奈達からトウキョウ決戦での裏切りを糾弾されるものの、「全てはブリタニアに勝つためだ」の一言で片付ける。千葉達を制した藤堂、「・・・ゼロ、勝つための手を打とうとしたんだな」と念を押し、「私は常に結果を目指す」と受け合うゼロに「・・・わかった」とうなづき、「私は彼以上の才覚を他に知らない!」とゼロを指揮官に戴く事を宣言。
・扇も同調して支えるものの、玉城達は納得せず浮かない顔。「玉城、お前の言わんとする事もわかる。だから、私は結果で全てを示そう」と断言するゼロ、不利な現状からどう戦うと問い詰められ、「戦って、戦って・・・それでどうする?」と反問、「先の見えない戦いを続けるより、まずは日本人に日本人としてその名を取り戻させる」と行政特区日本への参加を宣言。
・また虐殺されるのでは、と騒ぐ玉城らに、「・・・だが、戦いを続ける事だけが得策ではない。我々のすべき事は日本人を救う事だ」と制するゼロ、黒の騎士団とソレスタルビーイングの協力を求め、ロックオンを指名するや「君に兄上の名を継ぐ資格があるか、試させてもらおう」と言い放つ。気色ばむロックオンに一顧だにしないゼロ、「ゼロが命じる!黒の騎士団は全員、特区日本に参加せよ!!」と叫び、戸惑う藤堂や扇達。
・一週間後、行政特区日本予定地のシズオカゲットーでは、黒の騎士団総帥ゼロの出した行政特区日本への参加要請に応じて、100万人を超えるイレヴンこと日本人が集結、今だゼロの影響力の大きさをうかがわせる。
・地球連邦政府から派遣されたスザク、ジノ、アーニャらナイトオブラウンズ3名、指揮用陸戦艇G1ブリッジで、事前にゼロと通信し内密の会談に臨む。「あのさ・・・聞きたいんだけど、君と前のゼロは同じ?それとも・・・」と問うロイド伯、「ゼロの真贋は中身ではなく、その行動によって量られる」と即答するゼロに、「あは・・・哲学だね」と苦笑。
・事前の宣言通り100万人動員の条件を満たしたゼロ、自分を見逃せと要求し、「とは言え、君達にも事情があるだろう。ゼロを国外追放処分にするというのはどうだろうか?」と提案し、黒の騎士団にバレたら組織内でリンチを受けると指摘するロイド伯らに「だから、殺されないために内密に話している」と韜晦。
・ナナリー総督付きの補佐官ミス・ローマイヤが、第三加盟国に関する特別法を根拠として総督権限による国外追放処分は執行可能と法的解釈を助言。トップが逃げたらイレヴンのテロリスト共は空中分解、と楽観的に受け止めるジノだが、「しかし・・・!犯罪者を・・・!」とスザクは正義感故に抵抗。
・「いい返事を期待している」と通信を切ったゼロに、「噂以上に狡猾な男だな」と感心するジノ、「ですが、あの男一人でイレヴンの暴徒を鎮圧できるのならば、安いものです」と肯定的なミス・ローマイヤ。「・・・要求を呑むしかないのか・・・」と苦吟するスザク。
・式典会場で市民に紛れて開始を待つ黒の騎士団の面々、ゼロの真意が読めず困惑しつつ、「既にサイは投げられた・・・。我々はゼロに全てを賭けたのだ」と藤堂が落ち着かせる。
・式典が開始され、「新しい歴史のためにどうか皆さんの力を貸してください!」と呼びかけるナナリーに続き、行政特区日本参加者の極赦として罪一等減を告げるミス・ローマイヤ、「しかしながら、カラレス前総督の殺害など、指導者の責任は許し難い・・・地球連邦の第三加盟国に関する特別法・・・エリア特法12条第8項に従い、ゼロだけは国外追放処分にする」と宣告。「言うなれば、国外退去と引き換えに無罪放免という事だな」と解釈する藤堂。
・突然、会場の大モニターをジャックして「ありがとう、ブリタニアの諸君!」「寛大なご処置、痛み入る」と現れたゼロ、煽動で暴動が起きればまた虐殺と緊張するジノ達を尻目に、「それより枢木スザク・・・君に聞きたい事がある」「日本人とは・・・民族とは何だ?」「言語か?土地か?血のつながりか?」と問いかける。
・「違う!それは・・・心だ!」と即答するスザクに、「私もそう思う」と首肯するゼロ、「自覚、規範、矜持・・・。つまり文化の根底たる心さえあれば、住む場所が異なろうとそれは日本人なのだ!」と断言し、「それとお前だけが逃げる事に何の関係が・・・?」と憤るスザクに、「その答えはこれだ!」と合図を出して、黒の騎士団の作戦開始。
・不可視性の煙幕弾で会場全体の視界を奪った後、ガスが晴れて現れたのは、黒の仮面とマントに身を包んだ100万人のゼロ!モニターのゼロが「全てのゼロよ!ナナリー新総督のご命令だ!速やかに国外退去処分を受け入れよ!」と号令し、「どこであろうと心さえあれば、我等は日本人だ!」と宣言。
・ジノが「第三加盟国から100万人を無血で国外へ逃がす・・・。こんな手があったとは・・・!」と驚き、「ゼロは記号・・・。誰が本物かって事は無意味・・・ゼロを逃がすと発表した以上、この100万人の移動を認めるしかない」とアーニャがコメント。
・仮面を外させるようゼロに迫るスザクだが、「暴徒として鎮圧するのか?」と問い返されて言葉に詰まる。(黒の騎士団がいなくなれば、エリア11では直接の戦闘はなくなる。そうすれば、ナナリーの手を汚す事もない。そして、日本を解放するというゼロの大義名分は果たされる)とほくそ笑むゼロ。
・焦るミス・ローマイヤが責任者であるスザクに発砲指示を求めるものの、ナナリーとユフィの気持ちを踏みにじるわけには・・・と躊躇うスザク、「・・・ゼロは国外追放とします」「これは一度約束した事です!それを違えれば、他の国民も我々を信じなくなります!」と抗弁し、「約束しろ、ゼロ!彼等を救ってみせると!」とゼロに要求。
・「無論だ!枢木スザク、君こそ救えるのか?エリア11に残る日本人を?」と問い返すゼロ、「そのために自分は軍人になった!」と即答するスザクに、「わかった。信じよう、その約束を・・・」と応じ、「いざ進め、自由の地へ!」と100万人のゼロに大号令。スルガ湾に中華連邦所属の船舶が集結して100万人の乗船を待つ。
・業を煮やしたブリタニア軍が動き、100万人の国外移動は仕方ないとしても中華連邦の船団は見過ごせないと強弁するジノ、アーニャ、ギルフォード。そこに「あんた達の相手は、紅蓮とあたしだ!」と単騎立ちはだかるカレン、(洋上で待機していたプトレマイオス2がこちらに到着するまで3分かかる。それまではあたしが一人で戦う・・・!)と気炎を上げて、戦闘開始。
・2EP敵6機撃墜してイベント発生。母艦ブリッジに独り残されたナナリーの前にゼロが現れ、(今、私の目の前にゼロがいる・・・。お兄様・・・私に勇気を下さい・・・!)と気力を振り絞って対峙するナナリー。
・利用されているだけと決めつけるゼロに、「私は自ら望んだのです」と言い返すナナリー、「世界はもっと平和に優しく変えていけると思うんです」「私は敬愛するユフィ姉様の遺志を継ぎます」と真摯に宣言。
・駆けつけたスザクに、ナナリーとの信頼関係を見て取ったゼロ、約束通り退去するよう求められ、「では、ここで君に新たに宣戦布告しよう」「私は100万人の日本人を解放した。次はこの偽りに満ちた世界を破壊する」と告げ、「既に私の戦いの相手はブリタニアだけではない。地球連邦そのものだ!私はゼロ・・・!世界を壊し、世界を創造する男だ!」と宣言、「さらばだ、ナナリー総督。君ならば、このエリア11を変える事が出来るかも知れない」と言い置いて、(やはり、お前は皇帝の道具ではなかった。自分の意志で総督になったんだな・・・だから、俺はエリア11から去る。そして、この世界の全てを変えて、お前を救ってみせる・・・)と秘かに決意。
・約束通り手を出さずにゼロの退去を見届けるスザクだが、(ゼロ・・・お前の正体が誰であろうと、世界に戦いを起こすのならば、お前は僕の敵だ)と内心で決意。
・一方、単独で立ち去ろうとするゼロの前に、「護衛もつけずに一人で行動するとは、迂闊でしたね、ゼロ。それともナナリーに会うために敢えて危険を冒したのですか?」とロロが立ちはだかり、ギアスを発動して瞬時にゼロを拘束。「やはり、ギアス・・・。それも時を止める能力か」と呟くゼロ、「目的は俺をエサにしてC.C.を捕獲する事か・・・」と言いつつ、「甘いな、ロロ・・・。やはり、弟では兄には勝てないか」と嘯く。
・突然遠距離狙撃で威嚇されて驚くロロに、「お前は遠距離から狙われている」と宣言するゼロ、「・・・お前が止めたのは時間ではない。やはり、俺の体感時間だけだったか」と確認し、以前にKMFでカレンらが翻弄された時にも離れた位置から見ていた者には動きが把握できていたと説明、「ここから導かれる結論は一つ。お前は特定の範囲内にいる者の体感時間を止める事が出来るに過ぎない」と分析。
・ゼロ、今までの行動パターン観察から必ず一人で仕掛けてくると踏み、予め狙撃手を配置してロロを誘い出したと明かし、「・・・ロロ、今度は俺がお前に訊く。未来とは何だ?」と問いかける。戸惑うロロに、「未来とは希望だ」「C.C.を捕まえる事でお前にはどんな未来が拓ける?今のままだ、何も変わらない。お前はそのギアスの力で暗殺者という誰かの道具として・・・」と畳み掛けるゼロ、「ロロ・・・俺がお前に新しい未来をやる。お前の兄として・・・」と甘言。
・「そんな口先の言葉を!」と逆上したロロ、「下手に動くな!」とのゼロの警告を無視して動き、姿なき狙撃手が射撃。そこへ身を挺して庇うゼロ、自身が被弾しつつ、「お前が・・・弟だからだ」「植え付けられた記憶だったとしても・・・お前と過ごした・・・あの時間に・・・嘘は・・・なかった・・・」「約束した・・・からな・・・。お前の・・・新しい・・・未来・・・」と次々甘言の追い討ちかけ、家族という存在への秘かな憧れや任務への義務と失敗の恐怖等で板挟みとなり、困惑するロロ。
・「もう任務の事は忘れろ」「最初からブリタニアには安らぎはなかったんだ。お前の居場所はここ・・・俺の隣だ」ととどめを刺すゼロ、「行くぞ、ロロ。お前に未来を見せてやる」と遂に籠絡しつつ、(堕ちたな・・・。フ・・・ギアスしか取り得のない暗殺者が家族の味など知るから、こうなるのだ。ナナリーがいるべき所を奪い取った偽物め・・・!散々使い倒してボロ雑巾のように捨ててやる!)と仮面の下でほくそ笑む。
・一方、カレンが気に入ったと一騎打ちを申し込むナイトオブラウンズのジノ、「自慢の右腕もトリスタンのスピードの前では無駄だよ!」と常軌を逸した空中高機動でカレンを翻弄。「こ、ここまでか・・・ゴメンね、紅蓮・・・。お母さん、お兄ちゃん・・・ルル・・・」と死を覚悟したカレンだが、無頼で突貫した仙波が割り込み、身を挺して庇いつつ「海へ向かうんだ!」と叱咤、「君は生命を懸けて、我が同士を救った!今度はワシの番だ!」と躊躇うカレンを追いやりつつ、「四聖剣とは、虚栄にあらず!!」と叫んで特攻。
・「仙波さん!」と悲痛に叫ぶカレンに、「カレン!顔を上げろ!!」と呼びかけながらゼロが登場、海から新母艦イカルガでトレミーと共に駆けつけ、「ラクシャータ、あれを!」と指示。「お待たせ、カレン。黒の騎士団特製の飛翔滑走翼・・・。教本の予習はちゃんとやってた?」と微笑むラクシャータ、「じゃあ、本番いってみようか!」と飛翔滑走翼および鉄鋼砲撃右腕部を射出し、カレンの紅蓮弐式に首尾よく連結して可翔式にパワーアップ、「ついでに新型のパイロットスーツも送った。右腕に引っ掛けてるから、さっさと着替えな」と指示。
・続けてCBと黒の騎士団が出撃、100万人のゼロを無事国外へ送り出すべく戦闘再開。
・イカルガで指揮を執るゼロに、「俺に肩口を撃ち抜かれたってのにタフな奴だぜ」と呆れるロックオン、「しかし、驚いたぜ。合図があったら、奴を撃って、暗殺者の攻撃をかわさせろときたからな」とコメント。
・約束通り日本人を救ってみせたゼロに、千葉達も不信感を捨てて戦線参加。一方、部隊を動かしたい以上迎撃すると宣言してスザクもランスロットで出撃。
・3PP、ジノ、アーニャ、ギルフォード、スザクを撃破、SRポイントget。「ゼロ!僕はお前を必ず討つ!そして、ナイトオブワンになって日本を救ってみせるぞ!」と宣言して撤退するスザク。(俺の最悪の敵、スザク・・・。最悪の敵だからこそ、俺にはよくわかる・・・今回の策は、お前がナナリーの事を理解しているからこそ出来たものだ。だから今は感謝しよう、枢木スザク・・・そして、忘れるな・・・あの約束を!)と独白するゼロ。
・4PP敵全滅して戦闘終了。
・「すげえ・・・!すげえぜ、ゼロ!お前はやっぱり最高だ!!」とはしゃぐ玉城に、「フ・・・全ては当然の結果だ」と嘯くゼロ、急ピッチでイカルガと新型KMFを仕上げたラクシャータと中華連邦に話をつけたディートハルトを労いつつ、移送船団を率いる中華連邦大宦官の高亥と通信。(ギアスでエリア11の領事を取り込んだか・・・。抜け目のない奴だ)と感心するC.C.。
・「ゼロ。やっぱり、俺達のリーダーはお前しかいない。お前以外の誰が、こんな事が出来る・・・?俺は・・・お前を信じるぞ」と感激する扇はゼロの補佐を命じられるものの、(いいのか、扇・・・。ゼロはトウキョウ決戦の時、お前を駒扱いしたんだぞ・・・)と秘かに危ぶむ南。
・船団と共に日本を離れるよう黒の騎士団に命じたゼロ、扇と藤堂に船団の護衛を任せ、自身は「日本を離れるための最後の仕上げをしてくる」と単独行動。
・ロロとC.C.、咲世子を連れてアッシュフォード学園地下の機情局アジトに現れたルルーシュ、機情局メンバーをギアスで制し、かつて一度ギアスを使っているヴィレッタ・ヌゥ男爵とは交渉開始。
・甘言に乗せられ寝返ったロロに憤るヴィレッタだが、「しかし、随分と女教師役が似合ってましたね。本当は教師になるのが望みだったんではありませんか?扇要のように」と揶揄するルルーシュ、「ヴィレッタ・ヌゥ・・・。ゼロの正体を突き止めた功績で男爵位を得た女・・・。だが、裏では黒の騎士団と通じていた。扇要との関係が知られれば、折角手に入れた位も失う事になりますよ、ヴィレッタ先生」と脅迫し、(やはりな・・・。トウキョウ決戦の時から、この女と扇の間には不穏な空気が漂っていたからな)と満足げに独白。(偉そうに・・・。私が指摘してやらねば、扇とこいつが男と女の関係である事に気付かなかったくせにな)と秘かに呆れるC.C.。
・咲世子を影武者にして入れ替わっていた事を明かすルルーシュ、「決断してください、ヴィレッタ先生。このままの日々を続けるか、それとも裏切り者として処刑されるかを」「さあ・・・!」と迫り、「わ・・・かった・・・。お前に・・・協力しよう、ゼロ・・・」と遂に屈するヴィレッタ。「フフ・・・そのうち、扇にも会わせてあげますよ」とほくそ笑むルルーシュ。
・不安気に見守るロロ、「V.V.・・・」とC.C.に囁かれて驚愕。「いい機会だ、ルルーシュ。お前にも教えよう。V.V.・・・。それは皇帝にギアスを与え、お前の存在をスザクに教えた人間だ」と告げ、「V.V.は現在のギアス嚮団のトップ・・・。ロロを機情に送り込んだのも奴だ。そして、V.V.はお前の父、ブリタニア皇帝シャルルの最初の同志でもある」と明かす。
・「感謝するぞ、C.C.。つまり、そいつ等こそが俺の倒すべき敵か」と労うルルーシュ、「待っていろ、皇帝。地球連邦を破壊して、お前を俺の前に引きずり出してやる・・・そして、お前の言う新しい世界とやらもこの俺が・・・ゼロが跡形もなく破壊してやる!」と宣言。
●第13話:戦雲の扉
・中華連邦の大宦官、高亥により、蓬莱島を提供された黒の騎士団。高亥付き武官の星刻と対面したゼロ、「世界を相手に戦いを挑むか?」と問われて「さて・・・どうするかな・・・」と韜晦、先に中華連邦入りしていた自称新妻の神楽耶と再会して共に立ち去る。
・ゼロへの破格の厚遇を訝しむ星刻、高亥の真意を問うものの知る必要なしとあしらわれ、「フホホ・・・ゼロこそが幸せ・・・。ゼロこそが私を幸せにしてくれる・・・」と呟く高亥に(ゼロ目・・・。一帯どのような手を使って高亥をたらしこんだというのだ・・・)と不安と怒りを募らせる。
・100万人の無血脱出を成し遂げたゼロの手腕を見事と評価する刹那だが、亡命中のマリナ皇女は「ですが、このようなやり方では根本的な解決にはなっていないと思うのです」と指摘、結局いつか日本を取り戻す戦いになると眉をひそめる。
・そこへ話しかけたゼロ、戦いは望まないが世界を正すためには一度破壊する必要があると説き、「その通りです、ゼロ。あなたこそは、その混乱の中心に座するカオスの権化というべき存在です」と賞賛するディートハルト。「俺達は地球連邦そのものの打倒を目指しているわけではない」と釘を刺す刹那に、「だが、君達も知るべきだろう。この歪んだ世界を治療するためには根本的な病巣の駆除が必要になると」と告げるゼロ、地球連邦第一加盟国の中でブリタニアとAEUに押され微妙な立場にある中華連邦から、世界の趨勢をしばし観察するようマリナ皇女に勧める。
・作戦会議で、100万人のゼロの脱出劇が情報統制で世間に一切流れていないと告げるカミーユ、かつてZEUTHが翻弄されたUNを想起。ティエリアが「・・・ヴェーダだ」「この世界において、そんな事が出来るのはヴェーダ以外に考えられない」とCBの根幹を成した量子演算システムによる情報統制だと断定し、CB離反者アレハンドロの手に落ちたヴェーダを、その協力者が地球連邦の中枢に巣食って利用していると推測。「あのアレハンドロ・コーナーは最期の瞬間、何者かと話しをしていた」と明かす刹那、エルガン代表やトレーズ閣下とは別の協力者らしかったと補足する。
・連邦に巣食う黒幕とアロウズ、OZを相手取るには戦力不足と悩むスメラギさん達に、クラッシャー隊との協力を提案するエスターだが、テロリストの立場である自分達では共闘不可能と否定するカレンとゼロ。二人のやり取りに、(以前と比べて、少し関係が変わった・・・?)と鋭く察するスメラギさん。
・突然、蓬莱島近くの太平洋沖で時空震動クラスの次元震を観測、急行するCBと黒の騎士団。
・洋上の島でガブリン群と遭遇したCBと黒の騎士団、次元獣がいないことに一安心するものの、「あのアンノウンは無人機・・・。おそらくは偵察用、または損失前提の前衛用だと思われるわ」と分析したスメラギさん、後に敵本隊が控えている可能性を指摘して油断を戒め、島の北側から攻め下る形で戦闘開始。
・1PP、敵10機撃破してイベント発生。日本/宇宙ルート第13話「時空震動、再び」同様の展開で、時空震動が発生して島の南側に聖インサラウム王国の艦隊が出現、パレス・インサラウムを中心とした特種次元獣とアークセイバー部隊を展開して、戦闘再開。
・1PP、更に敵撃ち減らしてイベント発生、アークセイバーNo.4ウェインがサフィアーダで出てきて、パレス・インサラウムは撤退。
・2PP雑魚殲滅後、ウェインHP6000程度まで削ってから撃破、戦闘終了、SRポイントget。
・ゼロ、異世界から侵攻してきたインサラウムの脅威を理由として、エルガン・ローディックから託されたZEXIS招集権の行使を宣言、「あの男が平素から口にしていた全人類の平和と幸福のためという理念を覚えているのなら・・・地球連邦軍内においてもZEXISの存在を保証するはずだろう」と告げつつ、万一の場合にはクラッシャー隊と戦いになると覚悟を求める。
●第14話:与えられた力
・蓬莱島で日本人達と話したマリナ皇女、彼等がいかに努力して誇りを保ったか、ゼロにより希望を取り戻したかを痛感、「私も出来る事ならば、彼のような存在になりたいと思います」と、アザディスタンに戻って完全平和主義を貫く決意を抱く。
・合流地点へ向かうCB&黒の騎士団、戦闘を感知して急行。カタロン殲滅にオートマトンをキルモードで投入しようとするリント少佐率いるアロウズと戦闘開始。マリーを救い出すべく出撃したアレルヤには皆がサポート。
・1EP反撃で敵を討ち減らしてイベント発生。南に駆けつけたクラッシャー隊登場、キルモードのオートマトン投入という非人道的行為に説明を要求するジェフリー艦長。日本/宇宙ルート第14話同様、治安維持を盾に突っぱねて協力を求めるリント少佐に、「・・・作戦内容は説明せずに、治安維持を命じるか・・・。いいだろう。では、状況を見たままで判断させてもらう。各機はオートマトン投入を阻止しろ!」と断固として命令。
・逆上してクラッシャー隊への攻撃を命ずるリント少佐、マネキン大佐の制止にも聞く耳もたず、「彼等にアロウズに逆らった報いを教えてあげましょう・・・!」と大言壮語。一方、ジェフリー艦長の英断に「フ・・・さすがだな。我々が案ずるまでもなかったか」と苦笑するゼロ、「この力があれば恐れるものは何もない!各機は突撃しろ!」と号令して戦闘再開。
・2EP反撃で、単騎突貫したアレルヤがソーマ・ピーリスを撃破してイベント発生。組み付いた状態での相打ちで戦場離脱するアレルヤとソーマ。
・3PP雑魚殲滅後に母艦落として戦闘終了、SRポイントget。
・後の展開は日本/宇宙ルート第14話同様。
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