第2次SRWZ

第2次SRWZ再世篇(4周目:クメンルート)

ようやく4周目、ほぼ1年がかりか・・・(^^;

●ルート分岐
・エスターの選択肢は「黒の騎士団とクメンへ行く」でクメンルートへ。

●第4話:アッセンブルEX-10
・クメン王国に入ったカレン達、旧知のゴウトらと再会。アッセンブルEX-10の武器弾薬卸を一手に引き受けるゴウトは顔役にまで成り上がり、「お前さん達の立ってる場所は地獄の一丁目だぜ」と脅しつつ、政府側につく傭兵部隊アッセンブルEX−10の精鋭部隊への入隊を斡旋。
・指揮官のカン・ユー大尉は別件とかで、副官のポタリアに引率されキデーラ、クエント人シャッコと顔合わせするカレン達。シャッコ、C.C.に「お前・・・」と瞠目するものの、何も告げず。
・更に、新入りとしてキリコを連れてきたカン・ユーが合流し、思わぬ再会に驚くキリコとカレン。敵側のビーラーゲリラにレッドショルダーがいるため、キリコをスパイと疑うカン・ユーだが、基地を預かるゴン・ヌー将軍の判断で嫌疑は晴れて、精鋭部隊に配属されたらしい。
・ビーラーゲリラの襲撃に急ぎ出撃するカレン達。「内乱の国、クメン・・・。緑に塗りこめられているが、ここは地獄に違いない。だが、敵襲を知らせるサイレンと出撃前の男達の怒号は俺に奇妙な懐かしさと安心をくれた。あいつを・・・フィアナを求めて、俺はこのクメンにたどり着いた。ここも血と硝煙に満ちた地獄・・・。そして俺は、また戦場に向かう」と独白するキリコ。
・機体なしで雇われたキリコは、ゴウトから旧式のスコープドッグ湿地戦仕様を受け取って出撃、カン・ユーに無茶な単独先行を命じられても動じず前進、ビーラーゲリラを迎え撃って戦闘開始。
・シャッコ戦闘時セリフイベント。(何だ、あのC.C.という女・・・まさか、奴は・・・クエントの伝承に残るあれなのか・・・)と秘かに戸惑うシャッコ。
・援護防御を活用しつつ、均等に敵を撃破できるよう陣形保って前進し、4PP全員2機以上撃破して敵全滅、SRポイントget、戦闘終了。
・「ゴン・ヌー将軍はPSに興味を持っている。その情報を握っている俺を奴は利用するつもりだ」とカレンに明かすキリコ。
・対人戦闘に不慣れなエスターを気遣うカレンだが、自身もキリコに「お前も無理をするな」「痩せ我慢はよせ。度が過ぎるのは見ていて辛い」と窘められ、「ビーラーゲリラと黒の騎士団を重ねたか・・・」とC.C.が指摘。

●第5話:渦中
・ゴウトとの共同出資でクラブファンタムを経営するバニラに招かれ、再会を祝うキリコ、カレン達。「豊富な酒とココナの歌でそれなりに繁盛している」と自慢するバニラだが、店長のおごりにも「コーヒーを頼む」とそっけないキリコに苦笑。
・未だファンタムレディことフィアナを追っていると明かすキリコ、ゲリラ側にレッドショルダーがいると聞いて秘密結社の関与を疑ったと説明し、ゴン・ヌー将軍もPS奪還目論みキリコを利用するつもりらしいと告げる。
・連邦に搾取される危惧から内乱に憤るポタリア、ビーラーゲリラ総大将の元クメン第3王子カンジェルマンに「以前の奴はクメンの改革を願っていた・・・だが、いざクメンの近代化が始まると、それに異を唱え、自ら反対勢力を率いて神聖クメン王国を起こした。この国を二つに割り、炎に包んだあの男を俺は絶対に許さない・・・」と怒りを燃やす。ポタリアは元クメン王国正規軍所属でカンジェルマンの部下だったらしい、とキリコに耳打ちするバニラ。
・一攫千金を狙うキデーラ、レッドショルダーを従え圧倒的な力を振るうビーラーゲリラのエース、ブルーATを仕留めると気炎を上げる。その正体について黙考するキリコ。
・一方、ウェイトレスのバイトに精を出すカレンだが、ココナにバニーガール衣装を着せられ、愛嬌が生命と叱咤されつつ、懸命に勤労。ココナ曰く、C.C.は愛想、エスターは品が欠けているのでウェイトレスは務まらないとか。
・シャッコ、「お前・・・この戦いが終わったら、クエントに来い」「長老に会わせる」とC.C.に呼びかけ、断られても意に介さず、「・・・こいつは俺の・・・いやクエント人の敵かも知れない・・・」と呟く。
・そこへ駆け込んできたカン・ユーが次元獣出現を知らせ、緊急出動を命じつつ、カレンのバニー姿に目を留めて下卑た笑みを浮かべ、「一分一秒が惜しい非常時だ。お前はそのまま出撃しろ」と命令。(^^;
・仕方なくバニースーツで出撃したカレンだが、C.C.には揶揄われ、エスターにも「悔しくなんかない・・・!悔しくなんかないやい!!」とトライアングル連打されて困惑。「バニーになれなかった事がそこまで悔しいらしい」とC.C.にツッコまれてエスター憤慨、「そりゃあたしはスタイルもよくないし、品もよくないし、愛想もよくないし、サービスもよくないし・・・」といじけ、「壊滅的だな」とC.C.に冷たくツッコまれつつ、「・・・あたしはバスターとして生きる・・・!さあ来い、次元獣!」と怒りを燃やす。
・現れた特種次元獣を迎え撃って戦闘開始。
・2PP敵全滅してイベント発生。いつの間にか包囲していたビーラーゲリラが出現、レッドショルダーを率いたブルーATも現れる。特別ボーナスと色めき立つキデーラが単独突貫するも、「待て!」とキリコが追随、危ういところでキデーラを押しのけて直撃を回避させつつ、(間違いない・・・。あのブルーATの反応速度、普通の人間のものではない・・・)と黙考。助けられた礼を言うキデーラに、立て直しを告げるキリコ、カン・ユー指示で一度中央あたりに後退しつつ、(間違いない・・・。あのブルーATに乗っているのはPS、フィアナだ・・・)と確信して戦闘再開。・・・確かにPSには違いないんだけど。(^^;
・3PP、雑魚殲滅後にブルーAT撃破して戦闘終了、SRポイントget。
・後退するブルーATを単騎追うキリコ、ハッチを開けて「フィアナ!」と呼びかけるものの、ブルーATから姿を現したのは以前ペールゼンが伴っていたイプシロン。「お前もPSか・・・!」と問うキリコに、「私は人間を超越したパーフェクトソルジャー、選ばれた戦士だ」と答えるイプシロン、「プロトワンも、その道を進むはずだった。それを歪めたのはキリコ・・・お前だ!」と糾弾。フィアナもクメンにいるのかと詰問するキリコだが、イプシロンは答えを拒み、「お前をプロトワンには近づけさせん!」と宣告し、キリコの機体を撃破。
・援護に駆けつけたポタリアだが、潜んだ歩兵モニカから奇襲を受け、「あれは!?」と驚愕。
・生き延びたキリコに、生命を預けておくと言い置き、「今度はプロトワンに直接、お前の最期を見せてやる!」と啖呵切ってイプシロン撤退。(あれはモニカだった・・・。あのモニカがビーラーゲリラだとは・・・)と秘かに懊悩するポタリア。
・「もしかして、あのゲリラの女の人の事、考えてた?」とエスターに指摘されたポタリア、「・・・彼女は・・・モニカは俺の幼馴染みだ」と明かし、大義のためには相手が誰であろうと討つ、と決意を口にするものの、「駄目だよ!」「嫌だよ!友達同士が戦うなんて!!」とエスターが叱咤、これからの事は自身で決めると応じる。
・ビーラーゲリラ本拠地のカンジェルマン宮殿内で、ボローにキリコの事を報告するイプシロン、プロトワンを戦場に連れて行き目の前でキリコを殺すと申し出る。承諾したボロー、(イプシロンの実戦テストとプロトワンの再調整・・・。お前を倒す事で、一度に片付けてやる)と独白。

第6話:介入
・キリコは3日間意識不明だったものの健在、やはりスパイだったと猜疑心を高めるカン・ユー。
・アロウズのリント少佐と秘かに接触するゴン・ヌー将軍、PSの機密提供と引き換えに連邦での地位を得る密約を交わし、ギルガメスもクメンも売る卑劣さに同類のリント少佐が共感。(-_-;
・キリコにカンジェルマン宮殿突入作戦を命じるゴン・ヌー将軍、隊の指揮もキリコに任せると言い出し、カン・ユーの度重なる失態を糾弾してキリコの補佐を高圧的に命令。
・ファンタムレディ、イプシロンを招いて会食するカンジェルマン殿下、国を滅亡へ追い込む父と兄への怒りを口にしつつ、戦士としてのプライドは弱点にもなるとイプシロンを諌めて退席。
・「・・・戦いが怖いのです・・・」と俯くファンタムレディに、「あなたはこの私が守ってみせる」「私にとって、あなたは戦い以外の全てだ。たとえあなたの中に、あのキリコという男がいても」と告げるイプシロン、彼女の目の前でキリコを倒すと宣言。「キリコが・・・!あの人がクメンに来ているの!?」と瞠目するファンタムレディ。
・キリコの指揮で宮殿に向かうカレン達、イプシロン率いるゲリラ軍と遭遇して前半戦開始。
・2EP雑魚殲滅、3PPイプシロンをキリコが撃破してSRポイントget、イベント発生。後退するイプシロンを単騎深追いしたキリコが思わぬ反撃で窮地に立たされ、続けて現れたゲリラ増援にフィアナを連れたボローも帯同、「その目で見るのだ、プロトワン!キリコの最期を!」と迫る。
・「キリコは・・・!殺させません!」と叫ぶフィアナがヘリを間に割り込ませ、「今だ!」とキリコが起死回生の反撃。イプシロンは撤退、ヘリは墜落し、キリコはフィアナを救助すべくヘリ墜落地点へ。
・更にアロウズが出現、ゲリラ増援を一掃し、「リント少佐の命令を全戦力の殲滅だ。戦後の事を考え、EX-10の戦力も削る腹積もりなのだろう」とカレン達にも砲火を向ける。カン・ユーはキリコを追うと言って一人逃亡。連邦の介入は許せないとポタリアが気炎を上げ、カレン達はアロウズを迎え撃って戦闘再開。
・3PP敵討ち減らしてイベント発生。半壊したガンダムエクシアを駆るセツナが現れ、アロウズ指揮官を瞬殺。「フ・・・奴も諦めていなかったか」とC.C.が苦笑し、「世界の歪み・・・破壊する」と刹那が宣言して戦闘再開。
・3EP反撃で敵全滅して前半戦終了。「気をつけろ」「アロウズは、この国を狙っている・・・。急げ」と告げる刹那、「世界の歪みを、この目で確かめる・・・」と言い置いて撤退。
・「見つけたぞ、ビーラーの女!」とフィアナに迫るカン・ユー、銃火を回避したフィアナの動きに「お前もPSだな!!」と気づき、「お前はこの俺がゴン・ヌー閣下の下へ連れて行く!これで俺は再び隊長に・・・」と気炎を上げる。
・そこへ駆けつけたキリコが割って入り、「逃げろ、フィアナ!」と声をかけて、カン・ユーとサシで後半戦開始。・・・イベントでよかったんじゃ・・・(-_-;
・1PP、キリコがカン・ユー瞬殺して後半戦終了。「生命まで奪うつもりはない。行け」とカン・ユーを逃がしたキリコ、ようやくフィアナと再会。・・・殺しといてくれれば後々手間省けたのに・・・(^^;
・「小惑星リドで出会い、俺の運命を歪めた女・・・。素体・・・パーフェクトソルジャー・・・このクメンの地で俺はようやく彼女と再会を果たした。この先にさらなる地獄が待っていたとしても、俺は今この瞬間のために生きてきた・・・」とキリコ独白。
・キリコがフィアナと共にあるためだけに世界中を放浪してきたと明かすカレンに、「あの男の意志は強靭だ・・・。きっと何者にも砕けない」と納得するシャッコ達。
・ポタリア、連邦介入の前にカンジェルマンを倒してクメンをまとめるべく決意を燃やし、皆も賛同して、ポタリア指揮で前進。
・「PS計画は遺伝子工学、生物工学、脳生理学等、あらゆる分野のエキスパートを集めた文字通り、完全な兵士を生み出すもの・・・コンピュータと一体化する精密な判断力、通常人の数倍に匹敵する対応速度・・・それらを得るために遺伝情報に手を加え、神経や筋肉組織を発達させ・・・戦闘に関係する以外の一切の知識を排除した状態で成人レベルまで肉体を成長させる」と明かすフィアナ、戦闘プログラムを与えられて完成した後は通常の人間と同じように生活するので、後から自分で覚えた事もたくさんあると告げる。
・「会えてよかった・・・」と微笑むキリコだが、カンジェルマン宮殿に行かねばならないと告げ、「イプシロンは完成したPSなのよ。勝てる相手じゃないわ」と止めるフィアナに「わかっているはずだ」「俺達が二人で生きていくためだ」と説く。
・「追い求めたフィアナと巡り会えたというのに何故戦いを続ける・・・?ボローとその組織、秘密結社を突き止める事に何の意味がある・・・?心のどこかでわかっていた。俺はまだ地獄にいる事を・・・だから、戦わなくてはならない・・・。この地獄を二人で生きていくために・・・」とキリコ独白。
・全力でEX-10迎撃を命じるカンジェルマン殿下、ボローを見送った後、「あのような輩と手を組んでまで茶番をせねばならんとはな・・・」と独白。そこへトレーズ閣下から秘密の通信が入り、「緊急事態だ。アロウズは既にかなりの部隊をクメンに差し向けているらしい」と明かす。「そうか・・・。いよいよ幕引きの時が来たか」と応じるカンジェルマン殿下に、「だが、全てはあなたの筋書き通りだ」とトレーズ閣下が微笑み、「敗北・・・。それこそが我が目的・・・」「敗北、そして死・・・。私だけではない。この反乱に参加した全ての将兵が死ぬ。彼等を全て引き連れて私は、この世から消滅する・・・」と真意を吐露して、「古きものは全て滅び、その戦火の果ての灰燼が全て風に散った時に本当に新しいクメンに生まれ変わるのだ」と希望を口にして、地球連邦の圧政を示唆するトレーズ閣下にも「そのようなもので人の尊厳や自由が縛られるのならば、そこまでの世界だったという事だ。フフ・・・私は賭けたのだよ。多くの人間の生命を未来に」と不敵に笑う。
・たまたま盗み聞いてしまったモニカ、自分達の戦いは何だったのかと衝撃。

●第7話:暗転
・キリコがフィアナを見つけて姿を消したと聞いたココナ、「どうせキリコはあの女の事しか考えてないんだ・・・」とイジけてバニラに八つ当たりするものの、「何も俺はな、キリコのためだけに汗水流してんじゃねえや!」と勢い任せにココナへの想いを打ち明けるバニラに、「ねえ、もう一度言って・・・!」とご満悦。
・突然アロウズがEX-10を急襲、慌てて逃げ出すゴウト、バニラ達。
・「地球連邦は周辺国家の要請を受け、政情不安のクメンを併合する事を決めたのです」と言い放つリント少佐、「言うなれば、貴官の無能ぶりがこの事態を招いたのですよ」とゴン・ヌー将軍に言い放ち、「フフフ・・・残念でしたね、ゴン・ヌー将軍。既に秘密結社はアロウズの協力者となったのです。後はカンジェルマン宮殿に向かった部隊がゲリラを片付けるだけですね」と独りほくそ笑むものの、ソレスタルビーイングのガンダムがEX−10に現れたと報告を受けて驚愕。
・宮殿のイプシロン、秘密結社を統べるキリィからプロトワン奪還失敗時は抹殺しろと厳命され、最新のPS用ATを受領し、単騎で攻め込んだキリコを迎え討つ。
・フィアナもブルーティッシュドッグを奪ってキリコに合流、ボローを狙って戦闘開始。
・1EP、敵撃ち減らしてイベント発生。西にポタリア、カレン達が登場してキリコと共闘、戦闘再開。
・2PP、北にストライクドッグを駆るイプシロンが出現、フィアナを機体から引きずり出して目の前でキリコを殺すと気炎を上げる。更に、東西にスザク率いるアロウズ出現、周辺各国の平和を脅かすクメン内乱平定のため王国側、ゲリラ側双方を叩くと宣言。
・「スザク・・・!あんたは相変わらず力で他人を押さえつけるんだね!」とカレンが宿敵に怒りを燃やして、戦闘再開。
・カレンがスザクと戦闘時セリフイベント。「今の僕はナイトオブセブンだ。ブリタニア皇帝直属のナイトオブラウンズにして地球連邦軍のスペシャルライセンサーだ」と冷徹に告げるスザクに、「ブリタニアに尻尾を振った次は連邦の犬になったのかい!」と痛罵するカレン、「あんたの言う平和ってのは、強い奴に飼ってもらう事なんだよ!そんなのはお断りだ!」と啖呵。
・2PP、カレンがスザクを瞬殺、ゼロは死んだと言い捨ててスザク撤退、怒りに吠えるカレン。
・3PP雑魚殲滅後にイプシロンを撃破して戦闘終了。
・機体の調整不足とか言い訳しつつイプシロン撤退、キリコとフィアナが後を追い、カレン達がフォロー。一方、ポタリアはキデーラ、シャッコに敵の足止めを任せて単身カンジェルマンのもとへ。
・宮殿に突入したポタリアはモニカと再会。流れ弾で倒れたモニカが「カンジェルマンは、ただクメンを混乱させただけ・・・」「この戦いは・・・彼にとってただの実験だった・・・」と呟き、カンジェルマンの居場所を告げて息絶える。
・キリコとフィアナは脱出地点でボローを捕捉。クメンでの目的はPSの心理テストだと明かすボロー、PSは精神的には未だ不完全と説明し、「PSを当たり前の人間に戻す事は出来るのか?」と問うキリコに「む、無理だ!」と断言。
・そこへイプシロンが現れてキリコを強襲、放り出されたキリコに自身もATを降りて生身で対峙。「やめて、イプシロン!」と銃を向けるフィアナ、「あなたには私は撃てはしない・・・!」と言い張るイプシロンに、「やめてぇぇっ!!」と絶叫しつつ乱射。巻き込まれたボローが即死、イプシロンも負傷して、混乱するフィアナ。
・秘密組織のレッドショルダー隊員が現れてフィアナを確保、駆けつけたカレン達は辛うじてキリコを回収し離脱。
・宮殿でカンジェルマンと対峙するポタリア、友を裏切り国を混乱に引きずり込んだと糾弾し、「・・・昔のままだな、その純粋さは。だが、純粋なだけでは道は拓けはしない」と答えるカンジェルマンに、クメンの伝統武術バランシングで決闘を挑む。
・自らポタリアの刃にかかって倒れたカンジェルマン、驚愕するポタリアに、「クメンは生まれ変わらなければならない。古い体制を捨てねばならん。新しきものにとって最大の敵は古き良きものへの郷愁だ。反動と呼んでもいい・・・」と告げ、王族として古きもの全て道連れに死ぬ覚悟だったと明かす。
・連邦の介入で全て焼かれると告げるカンジェルマン、「だが、破壊の後に再生は始まる・・・。未来を摘む者に対して、人々が戦う気持ちを失わない限り・・・そのためにポタ・・・戦ってくれ」と言い残し、国外への脱出ルートを教えて息絶える。
・ポタリアが通信で伝えた脱出ポイントにカレン達、シャッコ達とも集合。シャッコにはEX-10から逃げてきたバニラも同行、アロウズにEX-10が焼き尽くされたものの、刹那がガンダムで助けてくれたと明かし、「とっつあんと俺からのはなむけだ。これからの戦いに使いな」「俺達は黒の騎士団の協力者だからな。・・・どうせ商売はパーになったんだ。ここはお前等にぶっこむさ」と大金を渡し、いつか利子を付けて返してもらうと微笑む。
・「この国を抜けた地点でカトルの知り合いが待ってるってよ」と刹那からの伝言をバニラから受け取ったカレン、クメンに残って今度は連邦と戦うというポタリア、キデーラ、シャッコらに別れを告げる。
・そこへ現れたカン・ユーが黒の騎士団残党を土産に連邦へ寝返ると言い放つものの、「あんたは人間のクズだな・・・!」と吐き捨てたシャッコらに掃射されて機体爆発。・・・死んでないケド。(-_-;
・「クメンでの旅は終わった・・・緑と炎の地獄が小さくなっていく中、俺はフィアナの言葉を思い出していた・・・愛・・・。かつての俺には無意味な言葉だった・・・この先には、新たな地獄が待っているだろう。だが、俺の心の中にはフィアナのくれた小さな灯火が残っていた・・・」とキリコ独白。
・秘かに事態を見守っていたロッチナ、「素体と過ごせた時間はわずかか・・・。残念だったな、キリコ。さて・・・次の巡礼地はどこになるかな・・・だが忘れるな、キリコ・キュービィー。お前は常にあの方の手の平の上で生かされている事を。そして、私に見せてもらおう。選ばれた異能生存体の歩む運命を・・・」と独白。
・ボーナス資金10000get、ダイビングビートルとベルゼルガの改造資金払戻。
・ボーナス強化パーツ:クエント製センサーget。

とりあえず全ルート制覇したので、4周目はここまでにして、データはバックアップしておこう。
次はやっと第3次天獄篇・・・の前に、忘れちゃってる時獄篇をもう1回やって、それから煉獄篇やって・・・って、いつになるやら?(´д`)

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第2次SRWZ再世篇(3周目:宇宙ルート:プロローグ〜最終話)

2周目終えて、すぐ3周目突入、周回ボーナスも増えてくるし、メモとるべき差分も少ないので、サクサク進めないと。

とりあえず第3話まで進めて、エスター選択肢「見送る」→分岐シナリオ選択肢「宇宙」でS.M.S.に参加する宇宙ルートへ。

●第4話:セカンド・カミング
・L.A.I.技研の御曹司ルカが手配したシャトルでアルト達と共に宇宙へ上がるエスター、向こうっ気の強さ故アルトと衝突してルカに宥められてる内に、フォールドしてきたバジュラと遭遇戦に。宇宙空間での戦闘経験をアルトに問われて「100時間・・・シミュレーターだけど」と憮然と応えるエスター、「下がってろ」と言下に切り捨てられてもメゲず、戦力は少しでも必要と主張して、なし崩しに戦闘開始。
・2PP敵全滅してイベント発生。「お前の頑張りはわかった。だけど、まだ未熟なのは認めろ。目の前で知っている人間が死ぬのなんて誰も見たくないんだ」とアルトから真摯に諭されるエスター、バジュラ増援に対して「あたしは生きる・・・!生きて、誰かを守るために戦うんだ!」と闘志を燃やす。「その覚悟があるんなら、ついてこい!俺がお前に戦い方を教えてやる!」とアルトが嚮導、連携攻撃でバジュラ撃破。
・更にオズマ少佐らS.M.S.本隊が駆けつけ、「S.M.S.の鬼隊長、オズマ・リー、凄腕スナイパーのミハエル・ブラン・・・理屈無視、ご意見無用、痛快無比のアクエリオン。そして・・・」「S.M.S旗艦、不沈のマクロス・クォーター!」と感動するエスターだが、「あいつ等への挨拶代わりにお前の気合を見せてやれ」と激励するアルトに、(かっこいい・・・)と思わず赤面しつつ、戦闘再開。
・3PP敵全滅して戦闘終了。アルトの美貌にあてられて急にしおらしくなったエスターだが、合流したミシェルらからシェリルとランカへの二股疑惑を吹き込まれて憤り、美形も信用しない宣言。
・シリウスやクラン達は船団でシェリルの護衛についてるらしい。

●第5話:トゥウインクル・スター
・フロンティア船団でシェリルと合流したランカ、衣装デザイン担当に抜擢された友人ナナセと再会。S.M.Sチームとして護衛を務めるジュン、8分の1ランカ・リーフィギュアねこ日記バージョンを持ち込んでランカにサインをせがんで舞い上がり、窘めるつぐみ達。(^^;
・グレイスがシェリルとランカを中心とした一大プロジェクトの名称をトゥウィンクルプロジェクトと明かし、「ふふ・・・」「星のきらめきは決して消えない。邪な影では決してね」と意味深に微笑むリーナ。
・一時のオフにアルトを連れてショッピングに出るシェリルとランカ。一方、「まだ礼の彼女の事、諦めてないんですね」とエルモに指摘されたグレイス、「戦地に響く彼女の歌声は人々の悲しみを癒やし、勇気を与えてくれました。私は彼女もプロジェクトに加えるべきだと考えています」と応じつつ、(万一の事を考えて、あの二人のスペアを用意する必要がある・・・そのためにも高い歌エネルギーを持つ者を手元に置いておかなくては・・・)と黙考。
・反連邦テロリストが爆破事件を陽動にシェリルとランカを拉致すべく襲撃、厚い布陣でオズマ少佐らやエレメントの面々を引き離し、遂に歌姫達とアルト、エスターを孤立させて包囲、偽りの平和を打破するため人質にと迫る。
・「ふざけるなっ!!」と一喝するエスター、偽りだろうと平和に暮らしている人達を巻き込んだことを糾弾、「そんな人間が偉そうに世直しを語るな!連邦と戦いたいなら、誰かを巻き込まず自分の力で戦え!」と怒鳴りつける。
・危ういところへ割って入ったのは消息不明だったソレスタルビーイングのガンダムマイスター刹那。テロリストの包囲を破った刹那はボロボロに破損消耗したエクシア単騎でテロリストのMSに対峙、「歪んでいる・・・」「世界の歪み・・・破壊する・・・!」と宣言して戦闘開始。
・1EPイベント発生。傷ついたエクシアで戦う刹那を案じるアルトとエスターに、助太刀に現れたブレラが「この二人は俺が守る。お前達は行け」と告げる。躊躇するアルトだが、「大丈夫、アルト君。ブレラさんは私達を守ってくれる」とランカが信頼を示し、刹那の援護に向かうアルト達。
・2PPアルト達S.M.Sチームが西に登場、戦闘再開。
・3PP敵全滅して戦闘終了、SRポイントget。
・爆破実行犯も含めてテロリストは撃退あるいは捕縛。オズマ少佐、「続いてガンダムを迎撃する!」と宣言して刹那に威嚇射撃、異議を唱えるアルトらを怒鳴りつけつつ、「各機は25番ゲートに奴を追い込め!そこなら新統合軍は手出しできない!」と指示、「25番ゲートか・・・感謝する」と告げて刹那撤退。
・続けて、連邦軍に組み込まれた新統合軍が出現、「ソレスタルビーイングのガンダムはどうした?」と詰問し、取り逃がしたと報告するオズマ少佐に「妙な手心は加えなかったろうな?」「S.M.Sは破界事変の際、ソレスタルビーイングと行動を共にしていたと聞いている」と疑いの目を向ける。
・「俺達を疑うとはな・・・テロリストに対して初動が遅れておいて言ってくれる」と吐き捨てるオズマ少佐、「S.M.Sに文句があるんなら、いつでも相手になってやるぞ」と啖呵切って悠々と撤退。
・三島補佐官に通信するグレイス、「しかし、ちょっと不自然じゃないかしら?統合軍の出撃の遅れは」と指摘。「ガンダムをあぶり出し、出来れば、共倒れしてもらうのが『彼』の意向だからね」と言い訳する三島補佐官、「さすがに地球連邦設立の影の立役者をないがしろにする事は出来ない。だが、彼は表舞台には出てこない・・・。歴史の裏で退場する事になっても、世界に影響はないだろう」とリボンズを出し抜く野心をちらつかせる。
・今は機を待つという三島に、協力しているイノベイターのリジェネ・レジェッタ、「彼の想定を上回る事態・・・。それが起きた時がチャンスというわけだね」「フフ・・・怖い御方だよ、あなたは」とバジュラ襲来さえ利用しようと企む三島を揶揄しつつ、(その無謀ぶりがね・・・)と内心では嘲笑。
・かつての仲間に冷たい、とオズマ少佐に食ってかかったエスターだが、アルトやミシェルに真意を明かされ、「あいつは強い意志を持った男だ・・・。だから、あの戦いにも意味があるんだろう。だから、今の俺達に出来るのはあいつの戦いを見守る事だけなんだ」と説かれて反省。
・素直に謝罪するエスターに、「気にするな、エスター。ああいう真っ直ぐな気持ち、俺は嫌いじゃないぞ」と微笑むオズマ少佐、見所があるから戦技だけでなく根性も鍛えてやると告げ、「フ・・・今度、クロウに会った時にお前の弟子はもらったと言ってやるか」とほくそ笑む。
・3ヶ月前にクロウが墓参りのついでとひょっこり船団を訪れたと明かすオズマ少佐、「多少、金回りがよくなっていたからな。飲みに付き合ってくれる相手が欲しかったんだろう」とジェフリー艦長を交えて3人で飲んだ事を説明、「それもあいつのおごりでな」と爆弾宣言。「ええっ・・・!?」とルカ、「マジですか、それ・・・」とミシェルが驚愕、アルトに至っては「・・・そいつ、偽物なんじゃないですか?」と疑う始末。(^^;
・自分も早く大人になりたいと悔しがるエスター、「そしたら、クロウもきっとお酒に誘ってくれるし・・・」と発現。「いや、無理だろ。あいつ・・・面倒事は真っ平ってタイプだし」と思わず本音で応えるアルト、エスターに気色ばまれて困惑、「まだまだだな、アルト。思った事をすぐ口や態度に出してちゃ女難は終わらないぜ」と窘めるミシェル。
・シェリルとランカの護衛にはブレラ・スターンがつくことになり、S.M.Sは本来業務に復帰、バジュラ早期警戒のため船団を離れる事に。

●第6話:忍び寄る脅威
・S.M.Sの新入りとしてアルトから特訓を受けるエスター、スコート・ラボでのトレーニングをクリアしてきたと自信を見せつつ、「基本的な操縦技術はクロウに叩き込まれたけど、あいつも忙しいから以降のコーチはチーフが担当してたんだ」と明かし、集中力と手先の細かい動きを鍛えるための折り鶴千羽折り、一瞬の判断力向上のためのヒヨコの雌雄仕分け、ピンポイント攻撃訓練のヌイグルミパンダ1万匹のガラス目玉接着、索敵・追跡練習の逃げたペット捕獲等のメニューを列挙。「それって全部・・・内職か、アルバイトでは・・・」とルカが指摘、動揺するエスターだが、「だが、確かにエスターのそれらに関する技量は十分に一人前だ。加えてリズム感もいい。これは訓練の成果と言っていいだろう」とオズマ少佐が認めると現金にチーフを賞賛。(^^;
・次元震と共にはぐれ次元獣が船団間近に出現、S.M.Sが迎え撃って戦闘開始。
・2PP敵全滅してイベント発生。アポロはじめエレメントの面々が、冷たく暗い暗黒の波動を感知、ギシン星残党が南に出現。続けてタケル達クラッシャー隊が東に駆けつけ、かつて倒したはずの超能力者ゲルと対峙して、戦闘再開。
・3PP敵全滅して戦闘終了。ゲルは次こそ暗黒の力を見せてやるとか大言壮語して撤退。
・クラッシャー隊はS.M.Sに合流。マリンや闘志也らは引き続き太陽系内を調査中とか。
・かつて倒したはずのゲルが再び現れた事に動揺するタケルだが、「バカらしいぜ。わかんない事にびびってんじゃねえよ」と笑い飛ばすアポロ、生きていたか双子の弟かとあっさり片付ける。その通りだと苦笑して気を取り直すタケル、(だが、アポロ・・・。お前なら、あのゲルの背後から発せられる冷たく暗い波動に気付いていたはずだ・・・さっきの言葉・・・俺に言っただけじゃなく、自分自身に言っていたのか・・・)と内心で洞察。

●第7話:次元歪曲宙域
・トゥウィンクルプロジェクトのスタートライブは、シェリルが「あたしの歌を聴けーっ!!」と"射手座午後九時Don't be late”で開幕、「みんな、抱きしめて!銀河の果てまで!」とランカも続いて大盛況。(ふふ・・・ステキよ、リトルクィーン。輝いているわ。あなたのその歌が奴等を呼ぶ・・・。そして、それは未来への扉を開く。歌いなさい、超時空シンデレラ。新たな戦いの炎を呼ぶために)と秘かに嗤うグレイス。
・更にトゥウィンクルプロジェクト用の新曲"ライオン"を披露するシェリルとランカ。
・一方、S.M.Sとクラッシャー隊は、これまで何度も調査団が消息を絶った、次元境界線が不安定な暗礁宙域、通称次元歪曲宙域の調査に。
・再びギシン星残党が出現、かつて倒したバレンがゲルと共に指揮をとり、暗黒の力でよみがえったと嘯きつつ、フロンティア船団が目当てと明かし、戦闘開始。
・2PPイベント発生。次元境界線の歪曲を検知、まず北と南にバジュラがフォールドで出現。更に、マリン達のバルディオスが中央の南西よりに登場、どうやら亜空間跳躍中に強い力に引っ張られて予期せず通常空間に復帰したらしい。再会を喜ぶ間もなく戦闘再開。
・2PP敵撃ち減らしてイベント発生。南に特種次元獣が2体出現、エスターが気合入れて戦闘再開。
・3PP、最後に援護防御する次元獣2匹を、削っておいて再攻撃で同時撃破、戦闘終了、SRポイントget。
・とりあえず探査機によるデータ収集できたので撤収するS.M.Sだが、(しかし、あの時・・・亜空間で俺が見たものは・・・気のせいだろう・・・。事実、センサーには何の反応もなかった)と独り訝しむマリン。
・フロンティア船団の三島補佐官からマクロス・クォーターに通信が入り、地球の大塚長官の依頼を受けたので、現在のS.M.Sの雇用主として地球行きを指示、S.M.Sオーナーであるビルラー氏も了承済との事。内心で三島補佐官の真意を訝しむキャシー中尉。
・オズマ少佐はジェフリー艦長の了解をとりつけてフロンティア船団に残留、アルトに隊長代理を任せ、トルネードパック使用を許可。ルカもバジュラが単なるはぐれバジュラか気になると言って、調査研究のため残留志願。

#  流石に3周目なので他は特に差分なし。

●最終話
・最後のクロウ選択肢で、女嫌い返上→マルグリットと選択してみたけど、意外とあっさりエスター達は引き下がったり。まぁ本人火星だし・・・

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第2次SRWZ再世篇(2周目:黒の騎士団ルート:50話〜最終話)

●第50話:超合集国決議第壱号
・フレイヤ爆発跡で目覚めたC.C.、ルルーシュの母マリアンヌにギアスで憑依されたアーニャと対峙するものの、「私には果たさなくてはならない契約が・・・約束があるのでな」と同行を拒否、らしくないと冷笑されて「笑いたければ笑え。だが私は、今の私が嫌いではないんだよ、閃光のマリアンヌ」と言い返す。
・「ルルーシュに全てを話しても無駄よ。もうすぐアーカーシャの剣は起動するんだから」と無表情に宣言するアーニャ(マリアンヌ)に、「それでも足掻くだろうな、あの男は・・・」と告げるC.C.。
・ZEXISの面々に自分とギアスの全てについて語り終えたルルーシュ、ユーフェミア皇女の日本人虐殺もギアス暴発事故のためと認め、「事故とはいえ、お前の不用意に発した一言が多くの日本人の生命を奪ったのか」と問う藤堂に「言い訳のしようもない」と重々しくうなづくものの、何故黙っていたと問い詰める扇には「知ってどうする?」「それを知ったら、俺を糾弾し、罰を与えたのか?」と冷徹に問い返す。そうなったら黒の騎士団は終わっていただろうとヴィレッタが指摘、結果論としては真相を隠したのが最適な選択だったとトロワが指摘。
・「・・・ゼロ。お前は自らの行いに対して責任を取る男のはずだ」「今こうして罪を告白した今、お前の責任の取り方を聞かせろ」と告げる五飛に、「・・・覚悟は出来ている」と悲壮に応じるルルーシュ、(ナナリーのいない世界・・・。そんなものに未練などない・・・)と黙考。
・「これをかぶって」と険しい顔でゼロの仮面を渡すカレン、強引にかぶせるや「歯を食いしばれ!!」と鉄拳制裁、手を痛めつつ仮面にヒビを入れ、「あんたと、あんたについてきた自分への一撃だ!」と一喝、「ごめん、ルルーシュ・・・。あたしは・・・あんたとギアスの事を知りながら、その助けになってあげられなかった・・・」と悲痛に詫びる。
・「謝るのは俺の方だ、カレン。俺は・・・自分の目的を果たすために取り返しのつかない事を・・・してきた・・・」と答えるルルーシュ、自分が運命を歪めてしまった多くの人達に詫びなければと顔を歪める。「だからって、死ぬなんて許さない!そんなのは卑怯だ!逃げてるだけだ!」と糾弾するカレンに、「だが、俺にはもう・・・」と言葉に詰まるルルーシュ。
・「僕がいるよ、兄さん」と歩み寄るロロ、「僕じゃナナリーの代わりにならないのは知ってる・・・でも、僕は・・・兄さんの弟だから」と告げ、取り返しのつかない事を言ったと悔やむルルーシュに「兄弟だもの・・・。時にはケンカぐらいするよ」と微笑、「もし、それでも兄さんが罪を償うというのなら、僕も一緒に行くよ。僕も幾つもの罪を重ねてきた・・・。そして何より、僕は兄さんの弟だから」と宣言。
・続けてジェレミア卿も、「たとえ世界中の人間があなたを否定しても私はついていきます、ルルーシュ様」と宣言、「私の魂が、あなたという存在に引かれるのです」「あなたの背負った宿命を私も共に分かち合いたいのです」と告げる。
・戸惑うルルーシュに、「ここから先はあなたが決めなさい」「これ以上は、あなたがみんなにどう思われているかではなく、あなた自身がどうしたいかの問題ね」と告げるスメラギさん。
・しばし黙考したルルーシュ、「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアも、ルルーシュ・ランペルージも、もうこの世には存在しない。ここにいるのはゼロ・・・。支配者から世界を救う男・・・ゼロという記号だ」と宣言、「お前の存在をゼロに捧げるというのか?」と確認する五飛に、「それで許されるとは思っていない・・・。だが、それしか今の俺に出来る事はない」と答え、「それがお前の選んだ未来か」と確認するヒイロには「いいや、選んだのは俺ではない。俺の話を聞こうとしてくれた扇や、ここにいるみんなだ」と答える。
・これまで培ってきた絆もあり、ルルーシュの覚悟を受け入れるZEXISの面々。納得しきらない玉城には、「俺がお前達の信頼を裏切るような事をしたなら、その時はお前が俺を討て」と、ヒイロが自任してきた役割を玉城に託す事を宣言。「その役は俺達全員でやらせてもらう」と扇が応え、「お前の偽りの仮面は既に紅月の鉄拳が砕いた。これからお前がかぶるのは戒めの面だ」と藤堂が告げる。
・「そうなると、そのひび割れた仮面では格好がつかないな」と歩み寄ったC.C.、驚愕するルルーシュに「私が不死身である事はお前も知っていよう」と窘めつつ、持ってきた予備の仮面を手渡し、礼を言うルルーシュに「今さら何を・・・。私はお前の共犯者だぞ」と応じる。
・「そういうわけだ、お前等!黒の騎士団のリーダーは今までと変わらず、ゼロだ!」と早速お調子者の玉城が宣言、変わり身の早さに呆れるエスター。
・「ブリタニア皇帝によって地球連邦は巨大な独裁国家と化そうとしている」と厳しい現状を指摘するF.S.やスメラギさんに、「その自体も想定済だ。もしもの時のための準備はしてきた」と逆転の策を明かすルルーシュ、中華連邦に向かって日本亡命政府を中心に力を集めると告げ、「そこから連邦に匹敵する巨大な連合国家を誕生させる。その名も超合集国!」と宣言し、出発点はシャルル打倒でしかなかったと認めつつ、「だが、地球連邦が世界を支配しようとする今、自由と平和を望む人間達が集まる場が必要となる。それを生み出すために俺はゼロという記号になろう」と覚悟を示して、(ナナリー・・・。お前を失った俺は、全てを捨てる・・・お前の兄、ルルーシュは死んだ。今ここにいるのはゼロ・・・お前やユフィの望んだ世界のために奇跡を起こす男だ)と仮面に誓う。
・中華連邦の朱禁城で開催された超合集国憲章批准式典で、天子様が超合集国誕生を宣言、最高評議会代表として皇神楽耶が憲章を披瀝。加盟国および団体は現在12ながら、参加表明を発表した数はその数倍に及び、地球連邦外部独立部隊として協力するZEXISも、軍を私物化する皇帝シャルルへの監察を宣言。「そのZEXISの支援・・・。これが超合集国決議第壱号となります」と高らかに神楽耶様が宣言し、大義名分を得て一息つくZEXISの面々だが、二大勢力の武力衝突にホワイトファングやインサラウムが介入したら収拾つかなくなると危惧、皇帝シャルルをピンポイントで討って連邦正常化を目指すことに。そこへ、皇帝シャルルがエリア11に親征との報が入り、色めき立つZEXIS。
・神根島が最適と皇帝シャルルに報告する神官、「世界中に散らばる遺跡も同期させる事でアーカーシャの剣は、その力を発現させます」と告げ、「フ・・・あんな古の装置を使う事になるとはな。まあいい。世界が変革を迎える前に少しだけ俗事に付き合ってやるとしよう」と苦笑する皇帝シャルル。
・やってきたZEXISと対峙する皇帝シャルル・ジ・ブリタニア、交渉を求めるロジャーに聞く耳もたずいきなり攻撃し、「小賢しくも、まだワシに歯向かうか。その偽りの仮面と共に」とゼロを罵倒。「いつまでも俺の上にいると思うなよ」と歯嚙みするゼロ、「聞け、シャルル・ジ・ブリタニア!ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは既にこの世界にはいない・・・!ここにいるのはお前という支配者を打ち破る男、ゼロだ!」と宣告。
・「ワシは言ったはずだぞ、戦え、抗え、競え、と!そのための権利をお前達には与えてやったはずだ」と傲然と言い放つ皇帝シャルル、ZEXISのような強い人間だけならこの世界をより進歩したはずと告げ、「弱い事が罪なのではない・・・。その弱さが人間を歪ませる事がワシは許せないのだ。その最たるものが、嘘だ。人は弱い故に自分と他人を偽り、それが世界さえも歪ませる」と語り、「だから、ワシは世界の形を変える。強者も弱者もない真の平等な世界に!この度の混乱は、世界の変革を前にした最後の戦いなのだ!」と宣言して、戦闘開始。
・2PPビスマルク撃墜、続けて雑魚殲滅後、皇帝シャルル撃沈してイベント発生、SRポイントget。
・「見事だったぞ、ZEXIS!」と余裕で労ってみせる皇帝シャルル、駆けつけたスザクら援軍に「枢木か。俗事はシュナイゼルとお前達に任せよう」と言い放ち撤退。「逃がすか!」と追いすがるゼロ。「陛下を追わせるか!」と阻むスザクだが、「ゼロの邪魔をさせないよ、スザク!あんたの相手はあたし達だ!」とカレンが立ちはだかる。
・「君達はルルーシュのやってきた事を知りながら、奴に従うのか!」と非難するスザクだが、「僕達は彼に従っているんじゃない。彼と共に戦っているんだ」とキラが答え、「奴には罪を償わせる・・・!生涯を懸けて悪を討つ事でな!」と五飛が誓い、「枢木!お前の方こそ、ブリタニア皇帝と共に戦う事を良しとするのか!?」と藤堂や万丈らが逆に糾弾、言葉に詰まるスザク。
・シモンや甲児らが皇帝を追うようゼロを促し、「君の事だ。不死となった皇帝を倒すための策を用意してあるだろう」とアムロ、「そして、それはきっと我々には想像も出来ない手段と見た」とサンドマンが告げる。逃げるかも知れんぞ?と偽悪セリフを吐くゼロだが、「下らん事を言っている暇があったら、早く行け」とヒイロに切り捨てられ、「俺を信じてくれた事を感謝する!」と素直に応じて単騎皇帝シャルルを追撃するゼロ。
・ラクシャータが「プリン伯爵・・・。紅蓮のデータをフィードバックさせて新型を組み上げたようだね」とスザクのランスロットに警戒を促す中、「アーニャも行方不明で、陛下は戦場を放棄された・・・!こんな状況で・・・」と戸惑うジノをスザクが叱咤、「俺は戦いを・・・戦いを生み出すものを許さない!ルルーシュを・・・ZEXISを・・・そして、皇帝陛下を!」「俺は全てを倒す!人を殺めるというのが自分の業ならば、ジノ、俺はこれを認めよう・・・!」「俺は結果を出してみせる!このランスロット・アルビオンで!」と咆哮して、戦闘再開。
・3PP、雑魚殲滅後にジノとスザク撃墜して戦闘終了。
・敗因を機体の調整不足と言うスザクに、「それは違うぞ、枢木!」「お前の中の迷いが剣を鈍らせた!そして、お前はそれを知りながら、認めようとしていない!」「今のお前は結果を求めると言いながら、目先の事に囚われている!」と藤堂が叱咤、言葉に詰まったスザクは呻いて撤退。
・そこへ連邦軍増援が出現、「久しぶりだな、ZEXISの諸君」とトールギスを駆るトレーズ閣下が挨拶し、驚くZEXISに「彼には再び世界の表舞台に立ってもらう必要があるのだよ」とシュナイゼル殿下が微笑。
・「君達の存在は世界に無用な混乱を生む」とZEXISを否定するシュナイゼル殿下、「君達は強くなり過ぎた。コントロールできない力は暴力でしかない」と決めつける。
・続いて、スザクが再び現れ、「聞こえるか、C.C.。俺は君を迎えにきた」と呼びかける。「お前も結末を見届けるのを望むか」と応じたC.C.に、「それにはきっと君が必要になると見た」と告げるスザク。「・・・お前も私と同じようなものか。いいだろう」と認めたC.C.、「すまんな、カレン。私はスザクを連れて行こうと思う」と告げ、「・・・生きなよ、C.C.。あんたはゼロの共犯者なんだから」と判断を委ねるカレン。
・「枢木・・・。後悔だけはするな」と藤堂も認め、「我々はゼロを信じた。同じように枢木という男も信じたい。あの二人は道は違えど、同じものを目指しているはずだから」とスザクとC.C.を送り出す。
・神根島についたC.C.とスザクの前に行方不明だったアーニャが現れ、「初めまして、枢木スザク君。息子のルルーシュがお世話になりました。」「私はマリアンヌ・ヴィ・ブリタニア。ブリタニア王妃にして、ルルーシュの母です」と名乗り、驚愕するスザク。
・アーカーシャの剣で皇帝シャルルと対峙するルルーシュ、流れはゼロ・レクイエムルートの第50話と同様。「ワシはお前を呼んだ覚えはないぞ」とか言われつつアイムも乱入、黒の英知がスフィアと同じルーツを持つと明かし、韜晦して立ち去る。母マリアンヌと引き合わされたルルーシュ、語られた真相に愕然。
・スザクを連れたC.C.も合流、アーカーシャの剣が起動して集合無意識が出現。
・皇帝シャルルと母マリアンヌを糾弾するルルーシュ、何も出来まいと侮る皇帝シャルルに、「どうかな?俺はゼロ・・・奇跡を起こす男だ!」と両眼に刻印を輝かせて傲慢に嗤い、「時の歩みを止めないでくれ!」と絶対遵守のギアス発動!
・Cの世界に引込まれて消えた皇帝シャルルとマリアンヌに、(さらばだ、ブリタニア皇帝。そして、母さん・・・)と独り悼むルルーシュ。「お前達、これからどうするんだ?」「シャルルの計画を否定し、現実を・・・時の歩みを進める事を選んだ。だが・・・」と問いかけるC.C.に、「俺は・・・ユフィの仇であるルルーシュを許す事は出来ない」と頑なに言い張るスザク。
・「だが、もうルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは存在しない。お前の目の前にいる男はゼロだ」と告げるルルーシュ、誤摩化しと憤るスザクを歯牙にもかけず、「俺を斬りたければ、斬るがいい。ブリタニア皇帝を倒した今、俺の役目は終わったも同然だ。超合集国は神楽耶達を中心に回る。皇帝を失った地球連邦もZEXISがイノベイターを倒せばいずれ正常化するだろう」と断言。
・互いに意地を張りあうルルーシュとスザクは結論が出せず、一晩議論の上で外へ。ところが外では一週間が過ぎ去っており、シュナイゼル殿下とトレーズ閣下がクーデターで地球連邦を掌握、トレーズ閣下は地球連邦軍総司令官に就任。
・シュナイゼル殿下が地球連邦代表につかなったと聞いたルルーシュ、「シュナイゼルの言いそうな事だ」「あの男は常に自らは被害の及ばない所で事に望む。言い換えれば、シュナイゼル・エル・ブリタニアという男は必ず負けない手を選ぶ」と吐き捨てる。
・シュナイゼル殿下とトレーズ閣下はホワイトファングと和平締結、サンクキングダムから全世界に中継し、ミリアルド・ピースクラフトの第3代地球連邦代表就任およびサンクキングダム王即位を発表。平和を地球だけでなく宇宙にまで広げると誓うミリアルド、「同時に平和の敵となる者へは断固たる処置をとる事を宣言します。地球連邦に敵対する者・・・即ち平和の敵は、我が名ピースクラフトの名の下に裁きを・・・!」と宣言。
・難民キャンプで放送を見たリリーナ、「・・・そんな・・・」と衝撃を受けつつ、「きっとお兄様も平和のために・・・」と自分を納得させようと努める。そこへ歩み寄ったガイオウ、「本気でそんな事を言ってるのか?」と告げ、「あのミリアルド・ピースクラフトという男・・・戦乱を呼ぶ王だ」と宣告。

●第51話:戦乱の王ピースクラフト
・地球連邦と超合集国の間で漁父の利を狙えるインサラウムだが、ユーサー皇子は険しい顔で、マリリンを一人自室に呼び出し。・・・反作用が出てきたのね・・・(;д;)
・超合集国には旧三大国家外の小国が着々と参加、コロニーからも今のピースクラフト王にはついていけないと参加表明が出始め、いよいよ動乱の気配。
・「私はトレーズ・クシュリナーダもゼクス・マーキスも、それなりに知っているつもりだった・・・」「私の感じる違和感の向こうに二人の真意があると見ているのだが・・・」と呟くクワトロ大尉。
・学友だったスザクとルルーシュを気にかける沙慈、「もっとも、カレンの場合・・・学園とこっちでは全然違うけど」と何気なく呟いて地雷踏みまくり、「聞こえたよ、沙慈。どういう事さ、それって?」「どうせ、あたしは名前負けのガサツで乱暴な猫かぶりだよ・・・!」とカレン爆発。(^^;
・更に「自覚があるなら、直しなさい」とマルグリットが乱入、「いい、カレン?・・・エスターも聞きなさい」「私達は戦士・・・。だからと言って、戦場以外では女性である事を忘れてはなりません。女性の持つ美というものはその内に持つ礼儀と教養と知性がオーラのごとくかもし出されるものです。それを常日頃から心がける事・・・。その緊張感が凛とした美しさを生み出すのです。そもそもカレンの場合、紅蓮に搭乗する際も、はしたなく足を広げて・・・」とお姉ちゃんスイッチ入って説教全開。(^^;
・救われた形の沙慈だが、「本当ならば、ルイスもあんな風に屈託なく笑っていられたはずなのにって思って・・・ルイスだけじゃない。ルルーシュも、スザクも・・・」と呟く。「まだ終わりじゃない。あの二人も・・・そして、ルイス・ハレヴィも」と答える刹那、「枢木スザクは自分の戦いを見失った。ゼロは新たな自分の戦いを見つけた。・・・お前の戦いは何だ?」と問いかける。「ありがとう、刹那。僕は僕の戦いをするだけだよ」と微笑み帰す沙慈。
・一方、地球連邦と超合集国に二分されつつある世界に対して、後者は斜陽の中華連邦や小国、亡命政権等の烏合の衆と侮るシュナイゼル殿下、「その戦力はZEXIS頼みと行っても過言ではないだろう」とたかをくくり、「超合集国構想はゼロの発案だと思われるが、こちらにとっては好都合だったよ。我々が叩くべき相手を一つにまとめ、加えて、その罪をZEXISがまとめて背負ってくれたようなものだからね」と微笑。
・王留美を案内してきたドロシーがトレーズ閣下、シュナイゼル殿下と再会、次の機会にはシステム経由で戦闘にも参加すると表明。
・「では、ピースクラフト王、トレーズ司令・・・。私はトロモ機関で例のものの最終調整に立ち会おう」と言い置いて立ち去るシュナイゼル殿下。「殿下は勝ちを確信しておられるようだな」と言うミリアルドに、「そう・・・。それ故に私は彼と真の意味で友人になる事は出来なかった」と微笑むトレーズ閣下、「本来なら君と私が、それぞれに舞台に上がり、泥仕合を演じるべきだったのだろう。だが、ZEXISが相手を務めてくれる。ならば、こうするのが最も効果的な演出だと判断したまでだよ」と告げる。
・「そのためにリリーナを女王の座から解任したか・・・」と呟くミリアルド、「シャルル皇帝も、彼女という存在が表舞台に立つには、人類は未熟だと考えられていたようだよ」と聞かされ、「・・・出来た妹を持つと、兄に回ってくる役は道化が似合いだな」と苦笑。
・「こちらがイノベイターから入手してきた地球連邦内で私欲に取り憑かれた亡者達のリストです。変革のための粛正にお役立てください」と情報提供する王留美、「全ては変革のためです」と微笑、「もうすぐあなたや私の望む戦争が始まるのです」と微笑むドロシーに、「そして、世界は変わるのですね」と応じる。
・「あなたには特等席を用意します。世界変革のクライマックス・・・ZEXISが壊滅する様が見られますわ」と申し出るドロシー、自身も戦闘準備に赴きつつ、「もっとも、トレーズ様はお喜びにならないでしょうけど」と苦笑。「今の私に手段を論じる資格も余裕もないよ。期待している、ドロシー」と応じるトレーズ閣下。
・ドロシーに同行する王留美を見送ったミリアルド、「ソレスタルビーイングのエージェントにしてイノベイターの協力者、王留美・・・。彼女に対してイノベイターは動くかな・・・」と呟き、「イノベイターを探るためには彼女のような存在も利用しなければならない。これで私が幽閉中に調べたデータと合わせれば、彼等の本拠地・・・ヴェーダの現在位置もある程度はわかるだろう」と応じるトレーズ閣下。
・結局手を組む事になったと自嘲するミリアルド、「似た者同士だったという事だな、あなたと私は・・・」と苦笑し、「同時に等しく愚かだよ。こんな手しか思いつかないのだから」とトレーズ閣下も自嘲。(リリーナ・・・。きっと、この世界のどこかでお前は私の事を軽蔑しているのだろう。笑うがいい・・・。この愚かで嘘つきな兄を・・・)と自嘲するミリアルド。
・中華連邦まで攻め込む連邦軍を迎え撃つZEXIS。アロウズからトレーズ閣下に乗り換えたグッドマン指揮下のモビルドール混成部隊は、エピオンのシステムを応用したモビルドール指揮命令システムにより、旗艦のドロシーが「さあ・・・お人形さん達。華麗なダンスを踊りなさい!」と遠隔操作。南西の山から王留美が観戦、「地球連邦と超合集国・・・。トレーズとミリアルドとZEXIS・・・。そのどれが勝つのでも構いません。私に新しい世界を見せてくれるのならば」と微笑み、戦闘開始。
・1PPグッドマンの母艦撃沈、グッドマンは撤退。ドロシーも後方からモビルドール操作できると撤退。
・1PPヴァイエイトとメリクリウス殲滅してイベント発生。ZEXISの優勢に、「では、ご褒美に彼等に有用な情報を与えましょうか」と王留美が微笑み、トレミーに直接暗号通信。フェルト「・・・イノベイターには重要な協力者がいる。それはフロンティア船団の・・・」とフェルトが解読したところへ、ネーナのガンダムスローネが「見つけたよ、お嬢様!」と乱入。
・流れは概ね第52話「混迷の戦場」と同様で、ネーナが王留美を殺し、ルイスがネーナを殺し、ブシドーが刹那に一騎打ちを迫る。そこへ、スメラギさんの独断で解放されたスザクがランスロット・アルビオンを駆って割り込み、「ここは僕に任せて、ルイスの所へ行くんだ!」と告げる。
・「・・・沙慈・・・。いつかの収容所の事は謝る。これは、その時のお詫び代わりだ」と告げるスザクだが、「違う・・・!」と刹那が割り込み、「枢木スザク・・・!お前が沙慈を助けるのはそんな理由じゃないはずだ!」と叱咤、カレンも「友達だから!沙慈とルイスが、あんたの友達だからだろ、スザク!」と指摘。
・「・・・沙慈・・・。ルイスを救え・・・いや・・・救ってくれ!」と刹那を送り出すスザク、「そのKMF・・・ナイトオブセブン、枢木スザクか」と問うブシドーに、「その名は今の僕に相応しくない」「もう僕には仕える主君はいない・・・。今の僕は空っぽの騎士だ」と答える。「なるほど!ナイトオブゼロという事か!」と応じるブシドー、「ならば、君は何のために生命を懸ける!?」と問いかける。「僕の信じる正義のため!それが僕の生きる意味だ!」と答えるスザク、ギアスの呪縛発動し、「あの男も迷いを越えたか・・・」と呟くヒイロ、(スザク、尋常な精神力ではない・・・。俺が掛けた生きろというギアス・・・それを逆手にとって・・・やっぱり大したものだよ、お前は・・・)と秘かに瞠目するゼロ。
・「君の騎士道と私の武士道・・・!そのどちらが極みに達するか、勝負だ!」と応じるブシドーに対峙するスザク、「そこで見ていろ、ゼロ!これが僕の戦いだ!」と吠えて、戦闘再開。
・1PPブシドー撃墜、第52話「混迷の戦場」と同様にイベント発生、ブシドー撤退。更に「泥沼の戦場にお似合いのつまらん奴が来たようだぜ・・・!」とクロウが吐き捨て、北西にアイム・ライアード出現。
・「今日の私の力は、あなた方の想像の遥か上をいくのです!そう・・・!今、この世界は嘘に満ちているのですから!」と勝ち誇るアイム、「わからないのですか!」「ゼロという男と、枢木スザクという男がこの場にいるというのに!」と嘲笑、周囲のみならず自分自身までも欺く嘘に満ちた生き方と糾弾し、「罪の意識に苛まれているのですか!だとしたら、そんな必要はありませんよ!この世界の全ては今、嘘によって包まれようとしているのですから!トレーズも、ミリアルドも、ユーサーも、そして、破界の王も!全てが嘘の仮面をかぶっているのです!それが私に・・・私のスフィアに力を与えるのです!」とまくしたて、支離滅裂な妄言を吐きつつスフィアがさらなる段階に達したと宣言して、周囲にアイムの分身出現。
・アイムの糾弾に動揺したゼロとスザクだが、カレンはじめZEXISの面々に口々に叱咤され、「やるぞ、スザク」「俺は・・・ゼロだ。あのアイム・ライアードが言うような世界にさせないためにも俺達も戦うんだ!」と宣言するゼロに、「わかった!」と応えるスザク。クロウがアイムに引導渡すと宣言して戦闘再開。
・1PPアンドレイ、ルイスの順に撃墜、いずれも撤退。
・2PPアイムの分身掃滅後、アイム本体を撃破して戦闘終了。
・流れはゼロ・レクイエムルート第57話同様。ガイオウによりZONEから解放されたアサキムが乱入して、知りたがる山羊のスフィアでアイムの嘘を暴き、更に割り込んだユーサー皇子がインサラウムの仇としてアイムを討伐、偽りの黒羊も入手。決着はいずれつけると言い置いてアサキムとガイオウは撤退。
・「本日を以って、聖インサラウム王国は地球連邦と和平を結んだ」と宣告するユーサー皇子、「既に超合集国は・・・いや、そなた等は四面楚歌の状況にある。余は無駄な戦いは望まぬ。身の振り方を今一度、考えるがいい」と告げて撤退。
・難民キャンプで思い悩むリリーナ、自分をマリナ皇女のもとへ送ったトレーズ閣下は今の事態を想定していたと推測し、「何故、人は戦うのでしょうか・・・」と呟く。「それは・・・大切な人やもの、信じている事を守るためよ」と答えるシェリルに、「では、お兄様は何のために・・・。」と呟き、兄の真意を確かめるためにサンクキングダムへ行くと宣言。
・一方、シェリルはマリナ皇女を宇宙へと誘う。
・イカルガでZEXISに合流したスザク、「今日から僕はナイトオブゼロだ」と宣言、「所属する国も主君も、何も持たない騎士・・・。僕は自分の信じるもののために、このZEXISで戦うつもりだ」と告げ、ゼロと互いに許すつもりはないと宣言しあいながらも、ユフィとナナリーの望んだ世界のために同志として共闘すると誓い合う。

●第52話:決死のエンドゲーム
・サンクキングダム城でトレーズ閣下らと非公式に会見するユーサー皇子、地球連邦とインサラウムの講和は全て片付くまで伏せると告げ、戦力の提供を約束、「聖王の名の下、そなた等への協力を誓おう」と告げて退出。
・インサラウム市民受け入れをレディ・アン特佐に一任したトレーズ閣下、「・・・これでインサラウムとの全面戦争は避ける事が出来たか」と一息。アークセイバーがZEXISと削り合ってくれるのが理想と辛辣なコメントをするシュナイゼル殿下、「あの目は破滅に向かう者の目だ。そう・・・我が弟ルルーシュと同じだよ」とユーサー皇子への不信を表明。
・ゼロをZEXISから切り離せなかったと自分のミスを認めるシュナイゼル殿下、「おかげで超合集国などという厄介事を世界は背負う事になってしまった」と苦笑、責任を取ると表明し、「そのための切り札は何枚か、用意している。まずは一枚目・・・。ゼロにとって最も効果的な札から切っていくとしよう」と微笑。
・日本人が避難している蓬莱島至近に威嚇攻撃を行ったシュナイゼル殿下、ZEXISのゼロに通信し、「偽りの仮面の中は居心地がいいかい、ルルーシュ?」と揶揄して、「今、フレイヤ弾頭の全ては私の手にある。地球連邦軍・・・そして、インサラウムの戦力と合わせれば、君達に勝ち目はないよ」と静かに威迫。
・「皇帝に相応しいのは彼女だ」とシュナイゼル殿下が切り札を切り、ナナリーが「お兄様、スザクさん・・・。私はお二人の敵です」と告げる。
・ゼロ・レクイエムルート第51話と同様の流れで、ナナリー&シュナイゼルと舌戦を交わすゼロ、1週間後にエリア11のフジで決戦を約束。
・アッシュフォード学園に身を潜めていたニーナのもとへ、ロイド伯らがスザクの使いとして迎えに。
・フジで部隊を展開する連邦軍の前にZEXIS登場、口々にシュナイゼル殿下の危険性を訴えつつ、ゼロの号令で戦闘開始。
・1PPアーニャ撃墜してイベント発生。「まだ・・・!」と粘るアーニャ、「私には何も残らない・・・。だから、私なんていなくても・・・」と呟くものの、「ナイトオブシックス!その覚悟、私が受け止める!」とジェレミア卿が突貫して「尋常に勝負!」と挑む。「何かに頼る弱い男・・・!」と吐き捨て痛撃を浴びせるアーニャだが、「まだまだ!」と粘ったジェレミア卿が「記憶せよ!ジェレミア・ゴットバルトを!お前に敗北を刻み込んだ記念すべき男の名前だ!」と宣言。
・「記憶・・・関係ない・・・。どうせ私には記憶が・・・」と呟くアーニャに、「まさか、君にもギアスが・・・!?」と思い当たったジェレミア卿、ギアスキャンセラーを発動。「何・・・?頭の中の霧が晴れたみたい・・・あのオレンジが何かをやったの・・・」と戸惑いつつアーニャ撤退。
・スザクがジノと戦闘時セリフイベント。ラウンズの責務を忘れたのかと非難するジノに、「今の僕はナイトオブゼロ!自分自身の心のために戦う騎士だ!」と宣言するスザク、「言い訳をしているのは君だ、ジノ!小心に嘘をついて戦っている君は僕の敵ではない!」と叱咤。
・1PPジノ撃墜、「私もお前のように生きてみるさ・・・」と苦笑してジノ撤退。
・1PPビスマルク撃墜、雑魚殲滅してSRポイントget、イベント発生。
・「フジサン周辺の部隊は後退しろ!」と指示するゼロ、地下の高エネルギー反応を感知して「やはりか!」と急がせる。地下のサクラダイト採掘場が爆発、「シュナイゼルはこちらを葬るためにフジサンを噴火させたのか!」と憤るスザク。
・インサラウム軍と共に、全長3kmにおよび天空要塞ダモクレスでシュナイゼル殿下が出現、「私のトラップを読んでいたか・・・。さすがと言っておこう、ルルーシュ」と微笑。ファイアバグを率いて同行するマリリン、「殿下は民を地球に移住させるために連邦と手を組んだの」と明かし、戦いを激化させると非難するマルグリットに「心配いらないわよ!こっちには戦いをさくっと終わらせる必殺の武器があるんだから!」と凶相で嗤う。
・シュナイゼル殿下に促され、ナナリーがフレイヤの引き金を引いて威嚇攻撃。「やはり、あなたも力で人を支配する気か!」と責めるスザクに、それが最も効率的と微笑むシュナイゼル殿下、「やはり、君達は世界に混乱を呼ぶ存在となってしまったか」と告げる。
・ゼロ・レクイエムルート第51話同様、力と恐怖で平和を強いる神になると穏やかに宣言、反対するコーネリアを軟禁。「シュナイゼル!あなたは俺の・・・俺達の目指す世界にとっては存在してはならない人間だ!」と告げるゼロ、「ZEXIS・・・!俺に彼を討つ力を・・・!」と願う。「そうやって背負い込むなって。あの殿下は俺たち全員の敵なんだからよ」とクロウらが気負いをいなして、「・・・各機へ。狙うは天空要塞ダモクレス・・・シュナイゼル・エル・ブリタニアだ。あの男を討ち、終わらせる!旧世界の悪しき伝統・・・力による支配の継承者、ブリタニア皇族を!」とゼロが号令して、戦闘再開。
・1PPマリリン撃墜、マリリンは撤退。
・3PP雑魚殲滅後、ダモクレス撃破して戦闘終了。
・ゼロ・レクイエムルート第51話同様、しつこく復活するダモクレスにゼロとスザクが対峙、シュナイゼル殿下の切り札であるフレイヤをフレイヤ・エリミネーターで相殺。
・更に扇が「イカルガ、突撃だ!」と号令、突貫してダモクレスのブレイズ・ルミナスに穴を開け、「感謝するぞ、扇!」とゼロがスザクと共にダモクレス内部へ突入。
・ダモクレス内をたった二人で侵攻するルルーシュとスザクに、「大したものだね、ルルーシュ・・・。ZEXISを丸め込んで今、私の喉元に剣を突き立てようとしている」と微笑、「これがただの戦争なら、私は負けを認めたかも知れない。だが、これは世界を懸けての戦いで、彼は許されてはならない存在だ」と側近カノンに告げ、「悲しいよ、ルルーシュ。君は私に最悪の手を使わせる事となった」と宣言、館内放送準備の報に「では、世界に悪意を撒き散らす大逆人を決戦の場に招待しよう」と微笑む。
・館内放送で脅しを掛けたシュナイゼル殿下、「待っていたよ、ルルーシュ。通達通りに一人で来たね」と微笑み、「俺をスザクと分断して、勝ったつもりか?」と憮然と告げるゼロ。「不遜な口を利くのはここまでだ、ゼロ!お前の妹の生命は今、私の手の中にある!」とディートハルトが下劣に勝ち誇る。
・「人質とはな・・・。堕ちたものだな、シュナイゼル」と呆れるゼロだが、「これはディートハルトが勝手にやった事だよ。ただ私は、君が最期を迎えるに当たり、懺悔する事を望むだけだ」と揺るがぬ微笑のシュナイゼル殿下、「君のこれまでの行いを世界に詫びるんだ」と強要。
・「なるほど・・・。そうやってゼロの権威を失墜させ、超合集国を追い込むつもりか。あなたらしい手だよ、シュナイゼル・エル・ブリタニア」と応じるゼロに、「私の要求を呑むのなら、君の処遇を考えてあげてもいい」と告げるシュナイゼル殿下。「愚かな・・・」と呟くゼロ、ナナリーに当たる危険も省みずディートハルトを撃ち、「あのルルーシュがナナリーを見捨てたというのか・・・!」と驚愕するシュナイゼル殿下。
・自分にギアスをかけて妹への執着を断ち切ったのでは、と疑うディートハルトに、「俺はもうギアスは使わない・・・。ギアスなど使う必要はないのだ!」と一喝するゼロ、「・・・許せ、皇女殿下。もしかしたら、私はあなたの生命を奪うかも知れない。だが、その時は私も自らの手で生命を絶とう」とナナリーに告げる。
・生命を賭した覚悟に瞠目するシュナイゼル殿下、「だが、生命を懸けているのは私も同じだ。その私が負けるはずが・・・」と言うものの、「違うな、シュナイゼル!確かにあなたは自分の生命にすら執着のない巨視的な視点の持ち主だ。だが、それは常に負けない所でゲームをしている傍観者のおごりだ!」と糾弾するゼロ。
・ならば即座に処刑するだけと断じるシュナイゼル殿下だが、「・・・この状況をあなたの得意なチェスに例えよう」と韜晦するゼロ、「今の私はポーン・・・ZEXISの一兵士だ。後戻りは出来ない」「そして私は、敵陣の最深部に達している!今こそが絶好の好機だ!」と告げ、「プロモーション!」と号令。
・ZEXISが外からゼロの現在位置に攻撃してゼロの包囲が崩れ、「ZEXISは私の現在位置を目標に攻撃を集中させる!そこで私は自由に動けるようになる!そして、ナイトも来る!」とゼロが叫ぶや、「うおおおおおっ!!」とスザクが護衛を突破して突貫。更に「逃げても無駄だ」とジェレミア卿、「既に勝負は決しました」とロロまで姿を現し、「あ、ありえない!ZEXISに自分を狙わせるなんて!」と驚愕するディートハルトに、「言ったはずだ。私は死を覚悟して、この場に来たと」と告げるゼロ。
・あなたには今度こそ負けてもらうと告げるゼロ、「そう、皇帝シャルルは昨日を求めた・・・。あなたは今日を・・・。だが俺は、明日が欲しい」と訴え、「それが皇族という記号で世界を見下してきたあなたの限界だ」と糾弾。
・「シュナイゼルお兄様の生命を奪うのなら、先に私を殺しなさい!フレイヤを撃ったのは私です!私も罪を犯したのです!」と立ちはだかるナナリーだが、「・・・私は罪を犯しながら、浅ましくも生きています。そんな私に誰かを罰する資格などありません」と応じるゼロ、シュナイゼル殿下と侍従の捕獲をジェレミア卿に命じ、情けをかけるつもりかと気色ばむシュナイゼル殿下に、「そうではない。あなたにも私と同じ所まで落ちてもらうだけだ。そして、言っておく。私はゼロだ」と宣告。しばし沈黙したシュナイゼル殿下、「フ・・・どうやら私は完全に負けたようだ」と苦笑、ジェレミア卿に拘束される。
・「ゼ、ゼロ!あなたの物語は既に完結している!あなたは生きていてはいけない!」と戯言叫ぶディートハルトに、「お前は変わらないな・・・」と苦笑するゼロ、「お前は世界の変革を記録に収めるのが望みだったな。お前には、このダモクレスをくれてやる。この力を好きに使うがいい」「世界が変わる事を望むなら、お前も自分の力で戦え」と告げ、「せ、せめて、私にもギアスを・・・!」と縋るディートハルトに「お前にはギアスすら使う価値はない!」と突き放す。
・「・・・皇女殿下は何かを勘違いされているようだ」「私はゼロ・・・。あなたの生命など構わずに銃を撃った男だ」とナナリーに告げるゼロ。「私の前に素顔を晒すのが怖いのですか?」と応じたナナリー、閉ざされていた瞳を開き、「私に・・・お兄様の顔を見せてください」と懇願。(皇帝シャルルのギアスを破った・・・!自分の意志でか・・・!)と驚くゼロ。
・「思い通りにならない世界だからこそ、人は懸命に生きているのです。だからこそ、ギアスは卑劣です。人の心を捻じ曲げ、全てを思い通りにし、尊厳を踏みにじるギアスは・・・!」と糾弾するナナリー、力で人を支配するダモクレスとて同じ事と反論するゼロに、「ダモクレスは憎しみの象徴になります」「憎しみはここに集めるんです。みんなで明日を迎えるためにも・・・!」と宣言。その真意を悟り(・・・もうお前に俺の助けは必要ない・・・)と仮面の下で微笑むゼロ、「私は自分の想いの全てを伝えました!お兄様は、それでも顔を隠すのですか!それは卑怯です!」と叱咤するナナリー。
・そこへ「ゼロ・・・!ナナリーから離れなさい!」と現れたのは、何と死んだはずのユーフェミア殿下!「ユフィ・・・生きていたんだね・・・」と呟くスザクに、(私は一命を取り留めましたものの、公には死んだ事とされていました。こうしてまた、あなたと会えて嬉しく思います・・・。しかし・・・)と独白するユーフェミア、「枢木スザク!地球連邦に剣を向けたあなたはもはや私の騎士ではありません!どこへでも好きな所に行くがいい!」と告げ、続けて現れたコーネリア殿下も、スザクのナイトオブラウンズ資格剥奪を宣言して柵から解き放つ。
・(スザク・・・。私は・・・こうする事でしか、あなたとルルーシュを助ける事は出来ません・・・)と独白するユーフェミアに、(ありがとう、ユフィ・・・。生きていてくれて・・・)と静かに微笑むスザク、(ありがとうございます、コーネリア皇女殿下。どんな形だろうと、もう一度、ユフィに会わせてくれて・・・)と内心で礼を告げる。(ユフィとナナリーの事は私に任せて、早く行け、枢木。そして、ルルーシュ)とコーネリア殿下も独白。
・(さようなら、ルルーシュ・・・。もう二度と会えないだろうけど・・・あの日・・・私と共に平和を築こうとしたあなたを今でも信じています)とユーフェミアが微笑。(ありがとう、ユフィ・・・。君のおかげで俺はナナリーの前から姿を消す事が出来る。俺はこれからも戦う。君やナナリーの願った世界のために)と仮面の下で顔を歪めるゼロ。
・そこへロロが体感時間停止のギアスを発動、止まった時間の中で「さあ・・・ナナリーとのお別れを・・・」と促す。「・・・ありがとう、ロロ。わが弟よ」と労うルルーシュ、素顔を晒して「ナナリー・・・。お前はもう立派に自分の考えで生きている。だからこそ俺も・・・俺の道を進む事が出来る・・・ありがとう・・・。愛してる、ナナリー・・・そして、さよならだ」と微笑んで別れを告げる。
・再び仮面をつけたゼロ、「さらばだ、3人の皇女殿下!我が名はゼロ!この世界を変える男だ!」と告げて外へ。
・シュナイゼル殿下はイカルガで保護、皇女殿下達は脱出し、独り残されたディートハルトがダモクレスで「こ、こんなはずでは・・・!私は・・・新たな世界をプロデュースして・・・」と迷走。「ディトハルト・・・!その力による支配の象徴をお前の墓標にするがいい!」とゼロが引導を渡そうとした矢先、呪食うから高エネルギー反応、宇宙からの砲撃でダモクレス轟沈。
・発射地点はホワイトファングの宇宙要塞バルジ付近、超大型戦艦と判明。「どうやら、そこにトレーズとゼクスはいるようだ」とアムロが推察し、「宇宙から地上を攻撃できる兵器・・・。あのフレイヤと同じく、力で人を支配するシステムか」とクワトロ大尉が吐き捨てる。「トレーズ、ゼクス・・・。お前達を殺す」と宣言するヒイロ。
・一方、バルジ付近の超巨大戦艦リーブラでは、主砲でダモクレスを葬った事を確認したミリアルドに、無理矢理リーブラ造らされた5人の博士達が「お気に召したかな」と嫌味。連射できない主砲について、ZEXISが宇宙に上がる前に再調整しろと要求するカーンに、「平等に恐怖を与える事で世界を支配する・・・。シュナイゼルと考える事は同じか」と揶揄するドクターJだが、「私は彼ほどエレガントではありませんよ。あのダモクレスのような美しき法の番人に世界を支配させるつもりはありません」と微笑するトレーズ閣下。
・「我々の求めるものは力だ。誰もが恐怖し、その存在に怯える圧倒的なまでの力の存在だ」と宣言するミリアルドに、「もうすぐ決着はつきます。ZEXISと我々によって」とトレーズ閣下が同意、「そして、きっと人類は次のステージに進むだろう」とミリアルドが約束。
・「イオリア・シュヘンベルグの計画通りにか?と問うドクターJに、「いえ・・・。それを越えてです」とトレーズ閣下、「そのためにヴェーダの情報統制を突破して、世界中に通信を送る」とミリアルドが告げ、「そちらの準備はできている」と受け合うドクターJ。
・そこへドロシーがリリーナを連れて入室、無言の兄妹対面。(-_-;

●第53話:最後の勝利者
・宇宙に向かったZEXIS、低軌道ステーションで一息。ナナリーとユフィの希望もあり、シュナイゼル殿下は意見交換の名目で、超合集国預かりの身に。
・ユフィが生きていた事でゼロへの怒りの行き場をなくし戸惑うスザクに、「持って行き場がないんなら、怒るのをやめればいいじゃないか」と天然コメントするエスター。「・・・君の言う通りかもしれない」と認めるスザク、「・・・それにはまだ時間が必要だろうけどね」と保留するものの、(気付いてないんだね、スザク・・・。・・・君とゼロの呼吸が少しでもズレていたら、フレイヤを止める事は出来なかったと思う・・・)と沙慈、(きっとお前はもうゼロの事を・・・。ただ、それを認められないだけだ)とシンが生暖かく見守る。
・ノインがホワイトファングの超巨大戦艦リーブラについて情報を入手、コロニーの5博士が建造に関与したと聞いて余計な事をと舌打ちするデュオ達。リリーナもゼクスの下にいると聞いたヒイロ、「・・・奴の真意を確かめに行ったか・・・」「だが、今のゼクスはリリーナの言葉でも止まらないだろう」と告げる。
・「・・・君は、あのリーブラについてどう思う?」とゼロに問うクワトロ大尉、「私には彼等が道化を演じているとしか、思えない」「彼等が本当に戦おうとしているのは我々ではない・・・彼等が討とうとしているのは人類の業なのだろう」とコメント、「ゼロ・・・。君ならば、きっと理解できる。妹の前で仮面をかぶり通した君ならば、きっと彼等の事が・・・」と告げる。「人類の業・・・か・・・」と呟くゼロ。
・ミリアルドを説得するため面会を求めるリリーナだが、「無理な話ですわ。ミリアルド様とトレーズ様は、このやり方こそが平和を築くと信じていらっしゃるのだから。そして、それは私も同じ」とドロシーは拒み、「恐怖によって人を支配する・・・。お兄様が本気で考えているはずがありません」と言い返すリリーナに、「でも、平和は完成する」「理想に縛られたあなたに出来ない事をミリアルド様はやってのけられましたわ」と指摘、連邦内で私利私欲をこらしていた俗物達の粛正を例に挙げる。
・「それらは話し合いと法を以って行われるべきものでした」とあくまであるべき論を唱えるリリーナに、法を自ら曲げて私腹を肥やした者を砂漠には戦いが必要と説くドロシー、「次に私達がお会いする時は戦いが終わった時です」「戦争の向こうにある平和・・・。それをあなたは知る事になるでしょう」と言い置いて立ち去る。
・続けてリリーナを訪れたミリアルド、「人類は変わらなくてはならない。この戦いは、そのための通過儀礼だ。地球連邦とホワイトファングの和平・・・。そして、それと対立する超合集国の誕生により、地球も宇宙もない時代が来た。今、人類はようやく新しい時代のスタートラインに立ったのだ」と告げる。
・全てが混乱に包まれた平等は平和とは程遠いと断じるリリーナ、何故そう言えると問われて「私がリリーナ・ピースクラフトだからです」と断言。瞬時絶句したミリアルド、「強く育ったな、リリーナ。だが、その強さは、もはや不要だ。お前だけは優しいままでいてくれ」と穏やかに告げる。
・「私を抱きしめてくださるこの手は優しいミリアルドお兄様の手なのでしょうか?それとも血塗られたゼクス・マーキスの手なのでしょうか?」と問いかけるリリーナに、「お別れだ、リリーナ・・・」と告げるミリアルド、「全てはもうすぐ決する・・・。ZEXISと我々の戦いで」と宣言。
・宇宙要塞バルジとリーブラに迫るZEXIS、ホワイトファングの迎撃部隊と対峙。モビルドールがいない事に気づき、無人機相手の方が気が楽とコメントするパーラやガロードだが、「そういうのって・・・危険だと思うよ」「気持ちは楽かも知れないけれど、そんな戦いをやっていたら、人は戦争の痛みや怖さを忘れてしまう」とロランが警告。(効率だけを求めたシュナイゼルとは違う・・・。この戦いは・・・)と黙考するゼロに、「ゼロは気付いたようだ」とコメントするクワトロ大尉だが、「だが、俺はこんなやり方を認める気はない・・・」と険しい顔のアムロ。「わかっている、アムロ。だからこそ、我々は速やかに彼等を討ち、この戦いを終わらせなくてはならない」とクワトロ大尉が宥めるものの、(トレーズ・・・。俺達に望んだ役を自ら演じる気か・・・)と静かに憤るアムロ。
・無言で単騎突出するヒイロに、「あの野郎!無関心を装っておいて、やっぱりリリーナを助けに行く気か!」と舌打ちするデュオだが、知っていて見逃したろうと揶揄するロックオンとクロウに、「・・・仕方ねえな。こうなりゃ、あいつを援護してやろうぜ」と苦笑し、一同合意。
・「ヒイロ!リリーナ様はバルジ内にいると思われる!」とノインが声をかけ、ティエリアがドック位置を転送、刹那やカレンが口々に激励する中、「任務、了解」と応じるヒイロ。「ヒイロ・ユイ・・・。やはり、君が来るか」と苦笑するトレーズ閣下に、「一途な情熱・・・。彼とも是非、手合わせを所望する」とブシドーが申し出るものの、ミリアルドにもう少々待っていただくと制されて、「全軍、攻撃開始!超合集国の尖兵となり、世界を混乱させるZEXISを、ここで討つ!」とミリアルドが檄を飛ばして、目的地に向かうヒイロを援護しながら戦闘開始。
・1EPイベント発生、この戦いが世界中に実況放送されていると判明、ヴェーダで情報統制しているイノベイターの意図を訝しむクロウ達だが、(違う・・・!この戦いを放送しているのはイノベイターではない・・・!)とゼロが理解。一方、(リボンズ・・・。きっとお前は放送を止めない。人類を見下しているお前なら・・・だが、お前は知る事になる。人の持つ可能性と言うものを)とアムロが黙考、スメラギさんがミッション続行を指示。
・ミリアルドもイノベイターは放送を止めるつもりがないようだと判断、「彼等のことだ。人類が自らの愚かさを晒す様を陰で笑っているのだろう。先ほど、このリーブラに彼等からのメッセージが来たよ。両軍の健闘に期待する、とね」と冷笑するトレーズ閣下。
・2PP雑魚殲滅完了。
・4PP、バルジ要塞周辺に布陣しつつリーブラ削っておき、ヒイロがリーブラ撃沈してH&Aで目的地到達、イベント発生、SRポイントget。
・ミリアルドがリーブラ放棄を宣言、「これより我々は総力戦を仕掛ける。各員、生命を私にくれ」とトレーズ閣下が放送し、(憎しみ、怒り、悲しみ、愛・・・そして、宿命・・・。人類の業が精算される時が来るか・・・)と黙考するブシドー。
・一方、バルジに単身突入したヒイロは、護衛を全て倒してリリーナと対面、「最後の戦いの前にお前の顔が見たかった」と告げる。「私は、お兄様もトレーズ司令の考えも理解できません。平和のために血を流す必要があるというのは独裁者の論理です」と顔を曇らせるリリーナに、「だが、あの二人は自ら血を流す覚悟で戦っている。だから俺は、この戦いを止めるつもりはない」と答えるヒイロ。
・納得いかないリリーナに、「ならば、お前もその目で奴の真意を確かめろ」と促すヒイロ、「ゼクスとトレーズを倒す。それで戦争は終わる。そして、お前が生き延びれば平和は訪れる。これが俺達がお前のために・・・平和を信じる者達にしてやれる唯一つのことだ」「俺はお前を守ると誓った。お前とこの世界を守るためには俺達が戦う以外に道はない」と告げる。
・「駄目!駄目よ、ヒイロ!あなた、死ぬつもりなんでしょう!?」と叫ぶリリーナだが、「・・・俺を信じろ」と静かに答えるヒイロに、「ヒイロ、あなたを信じます」と微笑。リリーナは任せろと現れたレディ・アン特佐、「・・・お前は全てを知っているのだな?」と問われて「全てはトレーズ様の御意志だ」と答え、「わかった。俺もその茶番に付き合おう」と応じるヒイロ。
・「ヒイロ・・・!あなたはやっぱり!」と瞠目するリリーナに、「気にするな、リリーナ。生命なんて安いものだ。特に俺のは」と答えるヒイロ、「さよなら、リリーナ・・・」と別れを告げる。
・ヒイロが戦場に戻ると、リーブラのカーンズが「戦えなくてもリーブラには出来る事がある・・・!そう・・・地球へと落下する事だ!」「そうなれば、地球上の連邦も超合集国も無意味な存在となり、世界はコロニーが中心となる!」「傲慢な地球の人間の目を覚まさせるにはそれだけの衝撃が必要なのだ!」と悪あがき。
・「お前さんの言っている事も間違いではない」と割り込んだドクターJ達、「地球に・・・いや、全ての人間に衝撃を与えたいというのはゼクスも同じだ。絶大なる力が行使される事で人々の心に戦争への恐怖と平和への切望を呼び覚まそうとしたのじゃな。それはトレーズも同じだ。同時に奴は、人が血を流さない戦争を忌み嫌った。それは人々から生命への尊敬と戦争への恐怖を失わせるものだからな」とミリアルド達の真意を明かし、そのためにリーブラ建造を手伝いつつ主砲は連射できないよう細工したと告げ、「既に新たな力が芽吹いたのだ。もう我々の出る幕ではない」「そういう憎しみはワシ達の世代と一緒にあの世に持っていけばいいんだ」とカーンズを諭す。
・「ま・・・ワシ等が、こんな考えに至ったのはゼロの名を冠するガンダムが未来を見せてくれたからだろうな」と告げるドクターJ、「ウイングゼロの事か・・・!」と言うヒイロに「それだけではない。ソレスタルビーイングのダブルオーもだ」と明かし、「やはり、ウイングゼロもイオリア計画の一部なのか・・・!」と驚くイアン。
・「ヒイロ・・・そして、刹那・F・セイエイ。面白いものを見せてくれた礼を言うぞ」と告げるドクターJ、「ヒイロ、後はお前が決めろ。ワシ達のように自爆なんて真似はもうするんじゃないぞ」と諭して、「さてと・・・あの世でイオリアのジジイに文句の一つでも言ってやるか・・・ま・・・奴も自分の願った未来が来る事に満足だろうがな・・・」と呟いて、カーンズ諸共リーブラ自爆。
・「俺は奴等を認めない!」と憤る五飛、「奴等は自分達の理屈でどれだけの生命が失われるかをわかってはいない!犠牲の果ての平和など、俺は否定する!奴等には、そのツケを払わせる!」と断言。
・「それでこそだ、五飛!」とトレーズ閣下がミリアルド、ブシドーらを伴いバルジの北東に登場、「この戦いは地球連邦と超合集国の戦いではない。人間と人間・・・その業の戦いだ」と宣言。「お前達の敗北を以って、我々は人類から戦争というものを終わらせる」とミリアルドが宣言し、「我々を道化だと笑うがいい。だが、それが今の人類に必要なのだ」とトレーズ閣下が告げて、「こんな人間に世界を任せておけないと思うなら、来るがいい、ZEXIS!」とミリアルドが挑発。
・「・・・一度だけだ」「一度だけ、お前達の望み通りに動いてやる!戦う事で!」と五飛が答え、「フ・・・」とトレーズ閣下が微笑、ミリアルドが「礼を言うぞ」と応じて、「俺達の敵は戦いを起こす者だ。それを排除する」とヒイロがゼロシステム発動しつつ「俺はリリーナの敵を討つ」と静かに宣告。「それがゼロの見せた・・・いや、お前の望む未来か・・・だが・・・!」と呟くミリアルドもエピオンシステム発動、「私は私の願う未来のために戦おう!」と吠えて、戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅後、脱力でガード等外してからミリアルド撃墜、イベント発生。「まだだ!この戦いの結末を私は見届けなくてはならない!」と吠えるミリアルドに、「ゼクス!お前もトレーズと同じだ!弱い者を守るために大義を振りかざす!しかし、それは決して弱い者を助ける事にはならない!」と糾弾するヒイロ、おどおどして何も言えない弱者が嫌いだったと吐露しつつ、「ゼクス・・・。強者など、どこにもいない。人類全てが弱者なんだ。俺もお前も弱者なんだ!」と諭す。
・「私はまだ、自分を弱者と認めていない!」と言い張るミリアルド、これ以上の行為は無意味と決めつけられてなお「所詮は血塗られた運命・・・!今さら、この罪から逃れようとは思わん!決着をつけるぞ、ヒイロ!」と挑戦。
・「未来は見えているはずだ!」と諭しつつ応戦するヒイロ、一瞬の交錯でとどめを避け、「何故、コックピットを外した・・・」と歯嚙みするミリアルドに、「・・・リリーナが悲しむ」と憮然と告げる。
・「・・・平和に必要なもの・・・。それは人を思いやり、理解してやる強い心だ」「そうだ。お前達のような人間が平和を創る・・・」と悟るミリアルド、「ヒイロ・・・。お前は純粋過ぎる。そして、優し過ぎる・・・しかし、そうでなければ生きる資格がないという事か・・・ならば、私はどこまでも生き抜いてみせる!誰よりも厳しく、戦士としてな!」と宣言、「また会おう、ヒイロ!」と言い残して機体爆発。・・・普通死ぬんじゃ、これ?(-_-;
・4PPブシドー撃墜、「・・・我が魂が浄化されていくようだ・・・さらば、ガンダム・・・。そして、さらば・・・我が仮面よ・・・」と言い残して機体爆発。藤堂が「武士道とは死ぬ事と見つけたり・・・。生きるために生命を捨てたか。見事だ、ミスター・ブシドー」と賞賛。刹那は(生きろ・・・そして、お前も生きるために戦え)と独白。・・・いや、これも普通死んでるって。(^^;
・4PP、最後にトレーズ閣下撃墜して戦闘終了。
・「・・・かつてボタン一つで全ての戦いに決着がついてしまう時代があった」と語り出すトレーズ閣下、「その忌まわしい精神を形にしたのが心なき兵器達や、あのリーブラだ」「戦争から人間性が失われれば、勝利も敗北も悲惨なものとなる。神はどちらにも、その手を差し伸べてはくれない」と想いを明かす。
・「綺麗事を抜かすな!貴様のために戦火が広がり、多くの人が死んでいった!」と非難する五飛、「お前が戦う相手は俺だけで十分なはずだ!」と単騎で対峙。「その通りだな」と微笑むトレーズ閣下、「貴様のために何人の人間が死んだと思っているんだ!」と責める五飛に、「・・・聞きたいかね。昨日までの時点で99万9822人だ」と即答、「何っ!?」と驚く五飛。
・「私は死者に対し、哀悼の意を表す事しか出来ない。だが、君もこれだけは知っていて欲しい。彼等は決して無駄死になどしていない」と語るトレーズ閣下に、「貴様はぁぁぁぁっ!!」と逆上して切り掛かる五飛。瞬時の交錯で回避もせず痛撃を受けたトレーズ閣下、「・・・見事だ、五飛」と賞賛、「何故、よけなかった!?」と憤る五飛に、「五飛・・・。我が永遠の友よ・・・そして、ZEXIS・・・。君達と戦えた事を・・・誇りに思う・・・」と呟く。
・「クワトロ・バジーナ・・・。あなたなら、より良き方法を選ぶ事が出来ると私は信じている」と告げるトレーズ閣下、「ミリアルド・・・また・・・会おう・・・」と言い残して爆死。
・「こんなもの・・・。こんなもの、俺は絶対に認めんぞ!」「くそっ!今度は勝ち逃げかぁぁぁぁっ!!」と悲痛に叫ぶ五飛。(お前達は誇り高き敗者となったか・・・だが、俺はお前達を認めない)とトレーズらの死を悼むアムロ。
・レディ・アン特佐が「総司令官トレーズ・クシュリナーダの戦死により、地球連邦軍は全ての戦闘を停止する。既に宇宙要塞バルジから兵員の撤退も完了している」と宣言し、「なお、この戦いをご覧になっていた世界中の人々へ・・・地球連邦代表ミリアルド・ピースクラフト王の戦死が確認されました」と告げて、旧来の連邦共和制移行に伴う各国家代表選出を依頼、「これはクーデターではありません。君主を失う事で連邦政府は崩壊したのです。統治者を失った今、主権は地球と宇宙・・・全ての人々に返されました。その権利に基づき、我々は世界を再生させなければなりません。我々は同胞へ向ける武器を捨て、未来に向けて進むため、互いに手を取り合わなければなりません。多元世紀21年・・・。戦争の歴史の幕が、ここに下ります」「この戦いは皆さんに突きつけられた平和への問題提起です」と語りかける。
・トレーズらを倒した責任を自覚するZEXISの面々、それでも争乱を巻き起こす者が現れたら・・・と覚悟を口にして、「・・・任務、了解。ターゲット確認。戦いの歴史を破壊する」とヒイロが告げ、ツインバスターライフルでコロニー支配の象徴たる宇宙要塞バルジを完全破壊。
・トレーズ閣下に託された任務を終えたレディ・アン特佐、「見ての通り、魂の抜け殻ですが、どうか、父上のご無念をお晴らしください」とリリーナに裁きを求める。「もう終わりにしましょう。復讐も、戦いも。そして、共に前に進みましょう。残された者が手を取り合って」と答えるリリーナ。
・「そんな事が許されると思って!?」と食ってかかるドロシー、「人は戦わなければならない・・・!戦って戦って・・・その醜さに、惨さに、悲惨さに人が絶望するまで!人類の心そのものを変革させないと・・・!そうしなければ人類は・・・お父様のように滅んでしまうわ!」と悲痛に叫ぶ。ドロシーの父が戦火の中で命を落としたと明かすレディ・アン特佐。
・「あなたはやはり優しい人だったのですね」と微笑むリリーナ、優しさだけでは生きていけないと抗弁するドロシーに、「ですが、優しくなければ人類に存在する意味はないのです」「この戦いで人は戦争の悲しさを知りました」と諭し、「これからの世界のためあなたの力を私に貸してください」と微笑。
・(残るは、あの男との盟約・・・。だが、あれはまだどちらに結果が傾くか、わかっていない。ZEXIS・・・。やはり最後はお前達に頼む事になるだろう)と黙考するレディ・アン特佐。
・中華連邦でトレーズとミリアルドを悼むシュナイゼル殿下、神楽耶に問われて彼等の真意を薄々察していたと明かしつつ、「・・・だが、心のどこかでそれを無双だと思ってもいました。彼等の崇高な理念は決して市民には通じる事はない・・・と」と告げるものの、ユフィ、ナナリー、コーネリアらに反論されて、「今、初めて私は生命を懸けるという意味を知ったように思える。これがゼロの言っていた幸福への願いだったんだろう」と同意、「ピースクラフト王とトレーズ司令の亡き今、彼等の意志を形にするのは残された者の責務でしょう。それを成さなくては、いつか彼らと再会した時、友人を名乗る事は許されませんから」と微笑、妹達にも協力を要請、連邦と超合集国の和解への段取りに着手。
・そこへ、月付近にインベーダーの大群出現との凶報、疲弊した連邦軍では対応できず、「ZEXIS・・・。彼等に託すしかないのか・・・」と呻くシュナイゼル殿下。

●第54話:決戦!!果てなき進化へ!
・月付近に集結する膨大な数のインベーダーに、フロンティア船団のハワード大統領は迎撃部隊派遣と地球からの避難民受け入れを指示するものの、「もう手遅れです」と反論する三島補佐官は銀河中心部への航海再開を進言、フォールドシステム修理完了を報告し、地球人類の種の保存という本来の役割を果たすべきと主張。
・バジュラの追撃を阻止するため、女王がいると思われるバジュラの巣を攻撃すると言う三島補佐官、ランカ・リーの代役も用意したとしたり顔で告げつつ、(そう・・・。ここからは僕のターンが始まる)と心中でドヤ顔。(-_-#
・一方ZEXISでは、圧倒的な数のインベーダーに対しても怯まない竜馬が「とっとと殴り込んで、一匹残らず叩き潰してやるぜ!」」と気炎を上げ、躊躇するギミー&ダリーには「無理だから、行かないって言うのか?」「俺達が行かなければ、誰が行くって言うんだ」とシモンが不敵に笑い、キタンとヨーコも踏ん張りどころと激励。
・1PP、敵討ち減らしてイベント発生。北西に色違いのバジュラがフォールドして出現、ZEXISに攻撃。「違う・・・!」と叫ぶバサラ、「うまく言えねえが、あいつ等はいつもと違う!」と歯嚙みして、カナリア大尉もインベーダーを攻撃しないバジュラはこれまでと異なると指摘。
・1EP、敵討ち減らしてイベント発生。エウレカが「あのバジュラ達から憎しみを感じる・・・」「あのバジュラは誰かに操られている・・・」と呟き、現れたニアが「それこそが人の欲望・・・」と告げつつ、「ここで滅ぶあなた達がそれを知る必要はありません」と言い放ち、「人類殲滅システム、フェイズ2の発動・・・。アンチスパイラルのメッセンジャーである私はあなた達に絶望を告げに来ました」と宣告。
・「人間と人間の愚かな争い・・・」と呟くニア、「俺達の戦いを愚かと言うか」と憤るヒイロも意に介さず、「だが、それが何かを生み出し、螺旋生命体は少しずつ進んでいく。それはいつか、スパイラルネメシスを呼ぶ・・・」と嘆きつつ、「さようなら、シモン。残り少ない時を絶望と共に過ごしなさい」と告げて立ち去る。
・ニアの言葉が世界中に発信されていたとわかり、不安な時になんて事を、と憤るZEXISの面々。「ここで人類は終わりなのか・・・」と呟くレントンだが、「泣き言を言ってんじゃねえぞ、レントン!」と駆けつけたホランドが叱咤。更にジノとアーニャも確執を越えて馳せ参じ、周辺宙域では連邦軍、超合集国軍の双方がインベーダーを迎撃。
・「フロンティア船団だってもちろん協力しますよ!」とルカがオズマ少佐と共に駆けつけ、「・・・あいつ等も、やっと来たようだぜ」と竜馬が不敵に笑うや、甦った號達の真ドラゴンも登場、「俺は渓を・・・そして、世界を守る。この真ゲッタードラゴンで!」と宣言。更に、ZONEブレイカーにより解放されたセツコとランド達も参加して、戦闘再開。
・西に突貫したマクロス・クォーターがMAP兵器でバジュラ掃射して10機以上撃墜、SRポイントget。
・バサラがバジュラと戦闘時セリフイベント、「何なんだよ、お前等はよ!お前等のソウルはどこに行っちまったんだよ!?」と憤る。
・2PP敵全滅。
・3PPイベント発生。ゼロ・レクイエムルート第58話と同様に、合体・巨大化したコーウェン&スティンガーがインベーダー増援率いて南側に出現、インベーダーも地球人類同様ゲッター線で進化して来たと告げ、「この形こそが進化の理想型。絶望の未来を生き抜くための英知だ」「我等と一つになれば、その結末を回避できよう」と主張。
・ちっぽけな人間ごときに勝ち目はないと嘲るコーウェン&スティンガー、「その証があれだ!」と月を示し、いつの間にか動き出した陰月について「あれこそがアンチスパイラルの言う人類殲滅システムのフェイズ2!」「あの月は間もなく地球へと堕ちる!」と宣告。
・5分間でインベーダーを一掃して陰月落下阻止に向かうべく、気炎を上げるZEXIS。「御託を並べる暇があったら来やがれ!俺達の進化が・・・生き様が間違いかどうか、その目で確かめてみろ!」と竜馬が吠え、「行くぞ!ゲッタァァァァァァァッ!!」と號が咆哮して、戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、コーウェン&スティンガー撃破して戦闘終了。
・ゼロ・レクイエムルート第58話と同様の流れで、竜馬達がコーウェン&スティンガーにとどめをさして生還。早速、最大戦速で陰月へ向かうZEXIS。

●第55話:復活の暗黒神
・ネオプラネッツに潜むイノベイター拠点で、インベーダー襲来に続く陰月落下に大騒ぎの地球を「こんな時に彼等を導く指導者がいないとは不幸としか言い様がないね」と嘲笑するリボンズ。一方、リヴァイヴは刹那が革新を始めていると指摘、戦闘力向上だけでなく、ブレイクピラーで撃ち込んだ弾丸による細胞障害が発症していない事も証拠として挙げ、「もしかすると彼がこの世界の人類で初のイノベイターとなるかも知れない」と期待。
・「だが、陰月が地球に落ちれば、人類の在り方も変わるだろうね。フフ・・・自分達が愚かである事を知りながら、それでも生き続けようとする卑しい者達は痛い目を見ればいい」と冷笑するリボンズ、「トレーズとピースクラフト王の壮大な茶番がお気に召さないようだね。人類の歴史から戦争を葬る・・・。それは本来なら僕達の役目だったのだから」と指摘するリジェネに、「あんなものに騙されるような人類ならば、滅んでも構わないさ」と気色ばむ。・・・こいつ、やることなすこといちいち卑小で愚劣・・・(´д`)
・リヴァイヴとヒリングはルイスの経過監察とビリー・カタギリの催促に向かう。一方、コロニーの5博士について報告するリジェネ、「彼等の研究記録は全て抹消されていたよ。ゼロシステムについての手がかりは完全に失われた」と告げる。
・王留美をサポートして裏切りを画策したとリジェネに指摘するリボンズ。追い詰められたリジェネ、リボンズを銃撃し、エルガン・ローディックを覚醒させヴェーダの全てとクロノエイチを手に入れると逆上。
・フロンティア船団に赴いたマリナ皇女とシェリル、くろがね屋の女将やシロー達、アッシュフォード学園生徒会の面々等、陰月落下の絶望にもめげずZEXISを信じる人々。そこへ地球連邦政府からリリーナが放送、「・・・皆さん。今、人類は未曾有の危機に直面しています」と告げ、「今、宇宙では地球連邦、超合集国の垣根を越え、多くの人達が、この地球を救うために懸命に活動しています。私達は彼等を信じて、待つだけです。だからこそ、彼等が守るに足る世界の人間として今を生きましょう」と諭し、不安も希望も共に分かち合おうと提案、それぞれがこの世界に生きる人間の一人として誇りを持つよう促す。
・「信じる事・・・誇りを持つ事・・・。いいスピーチじゃねえかよ。あの女も武器を持たずに戦っているか」と街角でリリーナの放送に喝采を送るガイオウ、火事場泥棒に及んだチンピラを一睨みで居竦ませて撃退。そこへ現れたマリリンが迎えに来たと告げる。
・一方、ゼロ・レクイエムルート第53話同様、宇宙に上がったアークグレンはムガンの攻撃に成す術もなく窮地に立たされるものの、駆けつけたシモンが「諦めるな、ロシウ!」と叱咤しつつZEXIS出撃、アンチスパイラルと戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅後、キョムガン撃破してイベント発生。北に現れたアサキム、スパイラルネメシスは自分にとっても無関係ではないと明かし、アビスを生み出してアンチスパイラルを動かしたアイムを嘲笑、「絶望の未来・・・根源的な災厄・・・。そこに僕の希望はある。因果の鎖を引きちぎる力・・・。僕はそれを求める。絶望の未来を越えて・・・!」と告げて、戦闘再開。
・2PPクウムガン撃破してイベント発生。再び現れたクウムガンとキョムガンが合体してクウキョムガン出現。
・2PPアサキム撃破。「失望したよ、君達に」「もしかしたら、君もガイオウのように僕の盟友になってくれるかと思っていたが、この程度とはね・・・」と冷笑するアサキム、どういう意味かと問うロジャーに「知る必要はないよ。今の君達では僕達と跳ぶ事は出来ない」と応じ、「また会おう、セツコ、ランド、クロウ・・・!次は君達の魂を狩る!」と言い置いて撤退。
・2PPクウキョムガン撃破してイベント発生、グレンラガンのバーストスピニングパンチ炸裂して復活したクウキョムガンを瞬殺。陰月がカテドラル・ラゼンガンに変形して、地球落下を阻止すべく戦闘再開。
・2PP、分析かけたカテドラル・ラゼンガンに装甲ダウン当ててから削り、再動、覚醒数回使って、グレンラガンでとどめさして戦闘終了。
・あまりの大きさに完全破壊できないカテドラル・ラゼンガンに対して、ロージェノムが「月に・・・月に行け。あれは我が・・・」と呟く。そこへ「見事だ、ZEXISよ!」と哄笑しながらゲシュタルトのメタール出現、「マーズよ。お前の愛する地球を守ってやる。あの星を我が物とするために・・・!」「そうだ!お前達を死の世界へと送ってやる!」と宣告。

●第56話:奈落への螺旋
・カテドラル・ラゼンガンごと引込まれた異空間でゲシュタルトのメタールと対峙するZEXIS。「暗黒の王よ。こうまでしてあの星を手に入れたいのですね?」と問うニア、ついでに螺旋族の遺産もいただくと答えるゲシュタルトに「・・・あなた達ほどの者でも無駄な足掻きをするのですね」と憮然。
・「無駄・・・?いつまでも状況が変わらぬと思ったら、大間違いだぞ。事実、太極の欠片は集まりつつある」と言い返すゲシュタルトに、「いいでしょう、暗黒の王。もうすぐあなたにも審判が下されます」と告げるニア、「暗黒の王よ・・・。ここで滅びを迎えるのはあなただけではありません。螺旋の男・・・そして、進化への萌芽を有する者・・・。その全てをここで消去します。あの星の人類を殲滅するのは、その後です」と宣告。
・「メッセンジャー風情が大層な口を利いてくれる」と苛立つゲシュタルトだが、「奴が来る前に、まずはお前達を滅する!」とタケルに告げ、ヘテロダインやインベーダー等を大量に召喚して自身は撤退。
・「さすがは暗黒の王・・・。この空間では圧倒的な力を持っていますね」と感心するニア、「ここは絶望の世界・・・」「死、老い、孤独、不安、恐怖、痛み、悲しみ・・・。今、あなた達がイメージしている闇がそのまま形を成した場所・・・」と明かし、「私はここであなた達に最後の絶望を与えます」と宣告。
・デビルリングに生命を蝕まれるタケルが秘かに苦悶しつつ、前半戦開始。
・2PP、精神コマンド使い切ってから雑魚殲滅してイベント発生、SRポイントget。
・ゼロ・レクイエムルート第54話同様、高みを目指して禁忌の領域にまで踏み込む螺旋生命体の存在は許さないと宣言するニア。更に、北にはゲシュタルトのメタールが現れ、タケルがその正体を宿敵ズールと看破、南にはムゲが出現。
・死の領域に満ちる暗黒の力で動きを封じられるZEXISだが、マーグの魂が駆けつけ、善なる魂達の力を結集してZEXISを解放、タケルもマーグの力を託されてデビルリングを破壊。ズールとムゲが逆上して配下を召喚、ZEXISは気力最大でSP全快し、戦闘再開。
・雑魚掃滅してからズール、ムゲを瞬殺して前半戦終了。ゼロ・レクイエムルート第54話同様、グレンラガンがラゼンガンに突入して後半戦へ。
・立ちはだかるアンチグレンラガンと後半戦開始。
・1PP雑魚殲滅後、アンチグレンラガン瞬殺して後半戦終了。
・ゼロ・レクイエムルート第54話同様、アンチスパイラルは捨て台詞残して撤退、ニアが正気に返り、カテドラル・ラゼンガンをグレンラガンが支配して一件落着、ZEXISは通常空間へ復帰。カテドラル・ラゼンガンは次元の狭間で眠りにつき、ロージェノムも最低限の機能を残してしばしの眠りに。
・そこへ突然、ユーサー皇子がガイオウと共に現れ、「破界の王は我等の盟主となった」「この方こそが新たなインサラウム聖王・・・ガイオウ一世だ」と爆弾発言、「馬鹿な!そんな馬鹿な事が!?」とマルグリット驚愕。
・火星に新たなZONEを築いて地球への全面攻撃を再開すると宣言するユーサー皇子、火星で待つと挑戦して撤退。
・一方、フロンティア船団はネオ・プラネッツのバジュラの巣を殲滅すべく動き出したとの報が入り、事態の急転に焦るZEXIS。

●第57話:ネクスト・フロンティア
・流れはゼロ・レクイエムルート第55話と同様。ランカを拘束したグレイスがバジュラネットワークの解析に成功する一方、三島補佐官は病身のシェリルを利用してバジュラ殲滅作戦を立案、己が栄達のため船団を危険にさらして暴走中。
・ランカが人類の裏切り者と吹き込まれて動揺するアルト、クロウやロックオンらに諭され、自分の想いと正面から対峙。
・バジュラの巣に船団ごと攻め込んだ三島補佐官、ただ歌に全てを掛ける覚悟のシェリルが"射手座 午後九時 Don't be late"を熱唱する中、行動を阻害されたバジュラを一方的に蹂躙。
・駆けつけたZEXISの前で、バジュラの巣からグレイスの仕組んだ巨大ランカが出現、操られたランカの歌がバジュラネットワークで増幅され、シェリルの歌を圧倒してバジュラ活性化、フロンティア船団の統合軍を瞬殺。その間にもバジュラの女王を着々と攻略してほくそ笑むグレイス。
・偽ランカを討つべく奮い立つZEXIS、ジェフリー艦長が「素人は引っ込んでいろ!」と三島補佐官を一喝して統合軍を後退させ、「行くぜ、バジュラ!俺の歌を聴けっ!!」と叫ぶバサラに、オズマ少佐が「全機!突撃ラブハート!!」と号令して戦闘開始。
・1PP、自軍2カ所で固めておいて、2PP開幕突撃ラブハートで全員気力上げつつ、覚醒、再動使ってバサラが単騎突貫、ナイト級とビショップ級を先に歌で退散。
・2PP雑魚殲滅後、巨大ランカをアルトで撃破してイベント発生、SRポイントget。
・巨大ランカが消滅した後にバトルギャラクシーが出現、使用を禁止されている無人兵器ゴーストV9部隊を展開。更に、「待たせたな!_最終決戦を盛り上げるためのスペシャルゲストのご登場だ!」とアリー・アル・サーシェス率いるアロウズ部隊も乱入、「うちの大将のお望みは、ソレスタルビーイングとそのお仲間の殲滅だ」と言い放ち、同道するルイスもCBへの怨嗟を呟いて、動揺する沙慈。
・「聞いてくれ、シェリル!今度こそランカを助け出す・・・!だから、お前の力を貸してくれ!お前の歌で、あいつの目を覚ましてやってくれ!」と呼びかけるアルトに応え、「行くわよ、みんな!」とシェリルが"ノーザンクロス"を熱唱。ルイスも「刹那・・・力を貸してくれ」とルイスを取り戻すべく覚悟を固め、ゼロ、スザク、カレンら元学友達が後押しして、戦闘再開。
・2PP、分析かけたブレラを魂アルト再攻撃で撃墜してデュランダルフラグ立て、ブレラは撤退。
・2PPアンドレイ撃墜、アンドレイはルイスの身を案じつつ撤退。
・2PP、刹那&沙慈がルイスと戦闘&撃墜してイベント。必死でルイスに呼びかける沙慈だがルイスには届かず。ゼロ・レクイエムルート第54話と同様、僕達はわかり合う事で未来を築くと必死に諭す沙慈に、カレン達ご学友もフォローするも、逆上したルイスは離脱。「行け、沙慈!俺が援護する!」と刹那が促して、沙慈が分離してルイスを追い戦場離脱。ダブルオーライザーはダブルオーガンダムに。
・2PP、分析かけたサーシェスを瞬殺、サーシェス爆死。
・2PP雑魚殲滅後、最後にバトルギャラクシー撃沈して戦闘終了。
・第55話同様、アルトがランカを救出すべく、単騎でバトルギャラクシーに突入。ところが周囲に色違いのバジュラ群が出現していきなり攻撃、「あのバジュラは憎しみに満たされている・・・」とエウレカが驚愕、続けて次元境界線の歪曲と共にイマージュまで出現、「このままじゃ・・・!このままじゃ!」と焦るエウレカ。
・更に、巨大な質量が接近、リボンズ・アルマーク出現を予感する刹那とアムロ。
・やっとの事でルイスを保護した沙慈だが、狂乱したルイスは絶叫して倒れ、「嘘・・・嘘だよね、ルイス・・・。そんな・・・やっと・・・会えた・・・のに・・・」「ルイスゥゥゥゥゥゥッ!!」と沙慈号泣。

●第58話:革新
・大まかな流れはゼロ・レクイエムルート第56話と同様。離反したリジェネを自ら射殺したリボンズ、まずZEXISを排除すると宣言して、コロニー型外宇宙航行母艦ソレスタルビーイングの光学迷彩を解除、ZEXIS殲滅後に指導者を失った人類をグレイスのシステムで導くと言い放ち、「・・・わかり合う・・・。美しい言葉だね。だって、それは決して手の届かない所にある幻想なのだから。だから、僕はシステムの力でそれを果たすよ。皇帝シャルルと同じようにね」とせせら笑う。
・姿を現した母艦ソレスタルビーイングと対峙するZEXIS。まだ歌いきっていないと言い張りクォーターに残ったシェリル、病身をおしてブリッジに居座り、ランカ救出に単身向かったアルトを(何やってるのよ・・・。急ぎなさい、アルト・・・)と想いやる。
・この宙域を憎しみが支配すると宣言するリボンズ、イマージュも人類に愛想を尽かしたと冷笑。
・オーライザーで戻って来た沙慈、「・・・息を・・・してない・・・んだ・・・」とルイスの死を嘆き、驚愕するカレン達。
・「残念だよ、ルイス・ハレヴィ。君は人類初のイノベイターとなるべきだったのに」と悼んでみせるリボンズに、「彼女を背後から操っていたのはやはり、お前か!」と憤るアムロ。ダブルオーガンダムを沙慈のオーライザーとドッキングさせる刹那、「あの男を討つのは俺達の役目だ」と宣言。
・思い上がりと嘲笑するリボンズ、リヴァイヴとヒリング率いる大軍を出撃させ、トランザム搭載の特攻兵器ガガをかわしてみろと勝ち誇る。
・更に、ルイスの死に逆上したアンドレイ少尉が戻って来て刹那達を攻撃。「見たかい、アムロ!人と人がわかり合うなんて事は夢物語なんだよ!」「だから、僕が必要になる!人が変わるためには指導者が必要なんだよ!」と言い募るリボンズ。
・「ぐだぐだとうるせえんだよ!!」と一喝したホランドが単騎突貫、自分だけが不幸と思い込んで周りに毒を撒き散らしたクズ野郎の自分が仲間と愛する者達のおかげで変われたと明かし、「だから、俺は戦うんだよ!俺の愛する奴等と世界を俺みたいなクズの好きにさせないために!」と言い募る。
・「生命を懸けているのは彼だけじゃないわ」と覚悟を決めたスメラギさん、特攻兵器の更なる出現を阻止すべく、「目標は敵母艦の艦船用ドッグ!」とトランザム発動したプトレマイオス2で母艦ソレスタルビーイングに突入。
・エウレカが「駄目・・・!駄目なの!このままじゃ!」と嘆く中、四つ巴の乱戦に。
・オートマトンの大群を迎撃しつつヴェーダの位置を探らせるスメラギさん、自身は格納庫で敵を迎え撃つものの、踏み込んで来た旧知のビリー・カタギリと対峙、動揺しつつも「・・・未来は私達で創り出さないと意味がないわ。過去に犯した過ちを自分達で払拭しなきゃ、本当の未来は訪れない。だから、私は戦う・・・!」と宣言。
・乱戦の中、「俺達の生んだ歪みが広がっていく・・・!そして、それに世界が・・・みんなが・・・!」と動揺する刹那だが、「そんな事を・・・!」「させるかぁぁぁぁぁっ!!」と絶叫、ダブルオーライザーが温かい光を放って全てを包み込む。
・GN粒子が心をつなぎ、ルイスが復活して沙慈と再会、アンドレイとソーマ・ピーリス、ビリーとスメラギさんも和解。「すげえ・・・!圧倒的なソウルが押し寄せてきやがる!」とバサラ驚喜、ゼロやスザクも互いを改めて理解し合う。
・加速された老化で死にかけていたホランドも身体の痛みが消え、「まるで、細胞の一つ一つが生まれ変わったようだ」と困惑。V型感染症で瀕死だったシェリルも、「あ・・・」「何だか、お腹が熱い・・・それにさっきまでの頭痛が完全に消えている」と戸惑い、GN粒子の光で癒やされたのではと推測するルカ。
・イマージュが姿を消し、「イマージュは俺達の事をもう一度、信じてくれたんだね」と微笑するレントンに、「私達はわかり合う事が出来る・・・。間違いを犯しても変わる事が出来る・・・」と呟くエウレカ。
・イノベイターとして覚醒した刹那が「そうだ!未来を創るために・・・俺達は変わるんだっ!」と咆哮、リヴァイヴらが動揺する傍らで、リジェネの残留思念が刹那を祝福し、アムロとクワトロ大尉も「ついに扉を開いたか」と微笑。
・蘇生したルイスはアンドレイ少尉が保護して後退。周辺宙域のバジュラは地球連邦軍と超合集国軍がカティ・マネキン大佐の指揮で迎撃、「地球連邦を私物化していたイノベイターは我々にとっても打倒すべき敵だ。共に健闘を期待する」とエール。「ZEXIS!刹那・F・セイエイ、よくも!」と浅はかさを露呈したリボンズ達イノベイターに、「俺達は変わっていく!お前の導きなどなくても!」と刹那が、「それをお前は思い知る!この戦いで!!」とアムロが啖呵を切って、戦闘再開。
・2PP、雑魚討ち減らしつつ北上して、リヴァイヴとヒリング撃墜、どちらも爆死、イベント発生、SRポイントget。
・母艦ソレスタルビーイングからプトレマイオス2が離脱して復帰。追いすがる特攻兵器ガガに、「不死身の男パトリック・コーラサワー、参上・・・ってな!」と駆けつけたコーラサワー少尉ら連邦軍が攻撃、「前に出過ぎるな、コーラサワー少尉!また撃墜されるぞ!」とカティ・マネキン大佐が叱咤しつつ、「ソレスタルビーイング、後方からのフォローは我々に任せろ」と旧知のスメラギさんに通告。
・スメラギさん達が突き止めたヴェーダの位置情報に基づき、ティエリアがヴェーダ奪還のため敵母艦に突入、ヒイロがツインバスターライフル掃射で援護。
・ZEXISフォローのため移動を命じるカティ・マネキン大佐、残ってガンダムと一緒にイノベイターを倒すと言い張るコーラサワー少尉に、「お前には私を守ってもらうという役があるのだが・・・」と微笑みかけ、「了解しました!パトリック・コーラサワー、今すぐ直衛につきます!」と即答するコーラサワー少尉。
・ヴェーダ中枢でリボンズと対峙するティエリア、エルガンの援護を受けてヴェーダを掌握、切り札たるトライアルフィールドでガガはじめヴェーダリンク機体を無力化するものの、自ら出撃したリボンズにセラヴィーガンダムを落とされて中断。「あの特攻兵器がヴェーダとリンクしているなら、ヴェーダから停止も出来るはずだ!」とゼロが指摘、「無駄だよ。そのコードは僕のプロテクトの下だ」と勝ち誇るリボンズに、(それでも見つけてみせる・・・!みんなを守るために!)と決意するティエリア。
・母艦に向かうヒイロ、「ヴェーダとゼロシステムをつなげ」と指示、「無茶だ!あれの膨大な情報量がゼロシステムを通して、お前の脳に流れたら・・・!」と危惧するゼロ達をよそに、(ヒイロ!お前を信じるぞ!)とティエリアが接続強行。
・「馬鹿な真似を!それは人間が神になろうとするのと同じだ!膨大な情報量はストレスと同じだよ!それに人間の精神が耐えられるはずが・・・」と嘲笑するリボンズだが、「・・・勝手に俺を殺すな」と言い返すヒイロ、ゼロシステム発動しつつ「コードX1409・EA・RAY・・・!」と秘匿されたコードを探り当て、ティエリアが特攻兵器ガガを後退させる事に成功。
・「馬鹿な!そんな馬鹿な事が・・・!認めないぞ、こんな結果は!僕は!!」と狼狽えるリボンズに、「アイデンティティが崩壊したか・・・」と呟くアムロ。
・(ヴェーダとつながった事で僕はイオリア計画の全てを知る事が出来た。そして、わかった。・・・ヒイロ・ユイ・・・。君は刹那と同じくイオリアが望んだ人類だ)と告げるティエリア、計画の全貌を語り出す。
・人類が争いの火種を抱えたまま新たな時代を迎える事は危険だったため、CBの武力介入行動は世界の統合を促し人類の意志を一つに統一させる事を目的とし、純粋種として人々の意志をつなぐ存在となるべき真のイノベイターを中心として人類がわかり合う事を目指した。
・イオリアの計画では、ダブルオーのツインドライヴにより覚醒を促されるイノベイターは、更にゼロシステムを使いこなして迷いを克服し、弱い心や負の感情をGN粒子で拡散させるリスクを排除するはずだったが、ゼロシステムの悪用を恐れたドクターJらはゼロシステムと共に離反。
・(だが、結果として二つの道に分かれたガンダムは共闘する事になった。そして、それぞれのガンダムに乗った刹那とヒイロの出会いは、イオリアの望んでいた迷いなき強さを持った人類を・・・いや、迷いを越えた強さを持った人類を誕生させた)と刹那とヒイロを示すティエリア、(君達ならば、過去の歴史を打ち破り、真の平和を勝ち取る力となってくれるだろう)と祝福。
・「そんなものはデタラメだ!」と言い張るリボンズ、刹那に力を与えてやったと嘯きつつ、救世主として人類を支配しないと人類が滅びてしまうと決めつけ、純粋種となった刹那に勝ってゼロシステムを手に入れ再びヴェーダと一体化すれば自分の絶対性は不動になるとほくそ笑む。
・ZEXISを始末したらインサラウムと破界の王を片付けると言い出すリボンズ、「それなりに被害は出るだろうが、インサラウムの人民は5億人程度だ。物量では圧倒的に、こちらが有利だよ」と言い放ち、泥沼の戦いを是とするのか!と憤るアムロにも「これは淘汰だよ。グレイスのシステムを使うにしても人類は少しその数を絞った方がいい。その方が管理も楽だからね」と冷笑。
・「そのエゴが世界を歪ませる・・・!貴様の行った再生を、この俺が・・・俺達が破壊する!」と刹那が咆哮、「いい覚悟だ。だが、このリボーンズガンダムの相手足りえるかな。渡してもらうぞ、オリジナルの太陽炉とゼロシステムを!」とリボンズが応じ、「全ての人達の願いは明日に・・・未来にある!」とZEXISが心を一つにして結束。
・「ミス・スメラギ、指示を」と促すジェフリー艦長、「あなた達、ソレスタルビーイングは今日という日のために敗北から這い上がってきた。今こそ、その想いを力にする時だ」と告げ、「ZEXISの各機へ。これより我々はイノベイター首領、リボンズ・アルマークを打倒します」「ここにこれまで協力していただいた多くの方々への感謝と、その生命を賭した方々に哀悼の意を表します」と宣言するスメラギさん。
・他人行儀と揶揄するクロウは「ついでに見習い隊員に成功ボーナスをくれれば、万事OKだ」と言い出し、エスターにド守銭奴呼ばわりされつつ、「最後までブレないね、君って」とアレルヤが呆れ、「仕方ねえな。あんたの借金返済もついでに手伝ってやるぜ」とロックオンが苦笑。
・「行きましょう、みんな・・・。私達が世界を変えた事への償いを・・・そのけじめをつけましょう・・・!」「イノベイターの支配から、世界を解放し、再び世界を変えましょう!」と檄を飛ばすスメラギさん、「ラストミッション、スタート!」と戦闘再開。
・2EP、リボンズHP減でイベント発生。北西にフォールドウェーブ急速展開、第55話同様グレイスに融合支配されたバジュラクイーン出現、フォールドクォーツを用いたタイムラグなしの超並列思考ネットワークでインプラント化した人類全ての思考を統一支配すると野望を明かし、リボンズも「そう・・・イオリア・シュヘンベルグの望んだ世界が来るんだよ」とほくそ笑む。・・・だからグレイスいろいろ刺さってグロいっテバ。orz
・グレイス支配下にある色違いのバジュラ増援が出現、「無駄だ、熱気バサラ!お前の歌でもクィーンとダイレクトに接続した我等の支配を破る事は出来んぞ!」と勝ち誇るグレイス、「お前の存在には随分と手間を取らせてもらったぞ。その礼をしてやるぜ」と複数の口調で語り、複数の人間の思考や意識を統合した存在だと気付くアムロ達。
・「うおおおおおっ!!」「みんな!俺の歌を聴けぇぇぇぇぇっ!!」と咆哮するバサラ、「諦めてんじゃねえぞ、ガムリン!」と叱咤しつつ"Try Again"熱唱、「歌え、ZEXIS!生きてるんなら力の限りに!!」と檄を飛ばして、「熱気バサラ・・・」とシェリルが呆れ・・・もとい、感じ入る中、「アルト!俺の歌を聴け!!お前の翼はそんなもんかよ!!」と焚き付ける。
・そこへ首尾よくランカ救出を果たして戻ったアルト、第55話同様、グレイスの攻撃に被弾するも、支配を逃れたブレラが駆けつけて援護、刹那の最大出力トランザムで皆の意識がつながり合う。
・ファイヤーボンバーをバックにランカの歌う"アイモ"で、グレイス支配下のバジュラは撤退。マクロス・クォーターに生還したアルトは、「思わざれば花なり、思えば花ならざりき。ただ感じるままに・・・俺は飛ぶ!」と吠えて最新鋭機YF-29で再出撃。シェリルとランカの歌に支えられて気力MAXのZEXIS、戦闘再開。
・3PPリボンズ撃墜、イベント発生。往生際悪くあがくリボンズに、刹那が引導を渡して、リボンズ爆死。
・3PPグレイス撃破して戦闘終了。
・ヴェーダ中枢でティエリアを庇って撃たれたエルガン、自身の正体やイオリア計画との関わり、やがて訪れる根源的災厄等を明かし、「私に言える事はこれだけだ・・・負けるな、ZEXIS・・・君達は未来に目を向けて生きろ。そう・・・刹那・F・セイエイが変革したように」「私は・・・君達と・・・未来・・・を・・・信じ・・・てい・・・る・・・」と言い残してご臨終。

●第59話:大逆のインサラウム
・ゼロ・レクイエムルート第59話同様、私室でスフィアの反作用による肉体崩壊をマリリンの化粧で隠してもらうユーサー皇子。そこへインサラウム聖王となったガイオウがノックもなく入室、憤るマリリンをユーサー皇子が制する傍ら、「破界の王が新たな聖王とはな・・・。祖国を滅ぼした悪鬼を民達はどのような顔で迎えるだろうな・・・」と慨嘆するガイオウだが、険しい顔で押し黙るユーサー皇子に「いい目だ。期待しているぞ、ユーサー・インサラウム」と告げる。ZEXISを倒して再世の未来を切り拓く決意のユーサー皇子。
・GN粒子のおかげか細胞障害も治癒したルイス、未来を創るため火星の戦いへ赴く沙慈と再会を約束。
・刹那もまた火星の戦いに赴く前に、マリナ皇女と言葉を交わす。
・アルトの三角関係は火星から帰るまでお預け。三島補佐官にはオズマ少佐がお灸を据えたらしく、キャシーは婚約破棄。
・火星のZONE前に陣取るインサラウム軍、破界の王を聖王に迎えた事に異議を唱えた反乱分子をマリリンが力づくで粛正し、やってきたZEXISと対峙。
・マルグリットが「アークセイバーよ!我等の矜持は何だ!?」「我等は王と聖インサラウム王国のためにその生命を捧げたものだ!王の名を騙る大逆人の言葉に耳を貸すな!我等の正義を成せ!」と檄を飛ばすと、不信を抱いていたアークセイバー達が撤退。「な・・・!?」と驚くアンブローン、逃げ出した奴等は後で人造次元獣にしてくれると負け惜しみ言いつつ、戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅後、マリリン撃破。マリリンは皇子に全てを捧げると言い残して爆死。
・2PPパレス・インサラウム撃沈してイベント発生。ゼロ・レクイエムルート第59話同様の流れで、アンブローンが人造リヴァイヴセル完成版でパレス・インサラウムごと次元獣化、ルーク・アダモン引き連れたエクサ・アダモン出現。全てユーサー皇子に勝利を捧げるためと言い募るアンブローンの忠義に、「だが、その向かう先は間違っている!」と憤るスザクだが、「それは君達が決める事ではないよ」とアサキムも現れて、戦闘再開。
・2PPアサキム撃墜。「その程度か・・・」と鼻で笑うアサキム、「果たして君達の力で尽きぬ水瓶に勝てるかな・・・」と言い置いて撤退。
・2PP、最後にエクサ・アダモン撃破して戦闘終了。
・アンブローンの死を悼むエウレカに、「我が臣下のために涙を流すか・・・」と呼びかけつつユーサー皇子出現。更に「ここからが真の闘いの始まりだ!」とガイオウ出現。
・瀕死のマリリン、独りよがりでも幸せだったと呟いて力尽きる。

●最終話:再世する次元
・ZONE前でユーサー皇子、ガイオウと対峙するZEXIS。第59話同様、地球とスフィアの特異な関係を語り出すユーサー皇子、この戦いに勝利してインサラウムに再世の未来をもたらすと宣言。マルグリットが「あなたにインサラウムの未来を語る資格はない!」と糾弾すると、今度はガイオウがインサラウム聖王として口を開き、「お前達はクロノエイチの真の継承者から俺の使命の片鱗を知った。ならば、俺と生死・・・その運命を共にしてもらおう。お前達が地球の守護者であるのを望むならば、なおさらだ」と告げ、事情を話してくれれば協力できるかもと申し出るZEXISに、「・・・優しいな、お前達は」と苦笑、「これ以上、お前達に話す事はない。それが俺の最後の優しさだ・・・!」と通告。
・ZONEを活性化して次元力を引き出したガイオウ、隙間のない完全な絶対次元断層を纏い、黄金の真次元獣軍団を召喚、次元過重弾で無作為攻撃。
・更にユーサー皇子が「揺れる天秤、悲しみの乙女、傷だらけの獅子・・・!その力を余と聖王機に捧げよ!」と宣言、糾弾するマルグリットに「・・・幸福の王子ならぬ、裸の王様と言いたいか・・・」と自嘲しつつアークセイバー粛正を宣言、「余一人いれば、戦う事は出来る・・・!そして、この聖王機があれば!」と冷笑。
・「・・・ユーサー・インサラウム、そいつは幻想だ。力だけじゃ、自由も平和も手に入らねえよ。お前に教えてやるぜ。力に溺れた人間がどういう末路をたどるかを」とクロウが告げて、戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅。
・2PP、かく乱、分析かけた聖王機に脱力で気力100まで下げ、集中攻撃して撃破、イベント発生。
・「マルグリット・・・!余はそなたに討たれるわけにはいかぬのだ!」と叫ぶユーサー皇子、「陛下!私と聖王機に慈悲を!」と縋り、「・・・いいだろう。ZONEから抽出したオリジン・ローの一部をお前に与える」と告げるガイオウ、「その力を活かすのはお前の中の慈愛だ、ユーサー!」と嗤う。
・雄叫びあげて「この力ならば!!」と気炎を吐くユーサー皇子、「破界の王よ!今こそ貴様を討つ!!」とガイオウに刃を向け、宝剣コールブランドで絶対次元断層ごと一刀両断して瞬殺。
・「余の生命を懸けた一撃に聖王機と宝剣コールブランドが応えてくれたのだろう・・・」と呟くユーサー皇子がひび割れた素顔を晒し、「スフィアの反作用・・・。それもそこまで・・・」と悟って息を呑むセツコとランド達。「お前・・・まさか、破界の王を討つために・・・」と問いかけるクロウに、「本当ならば、そなた等のスフィアを集めて、あの悪鬼を討つつもりだったのだがな・・・そして、その力で世界をつかむはずだった・・・」と告げる。
・ゼロ・レクイエムルート第59話同様、真意を明かして後事をマルグリットに託すユーサー皇子。ところがそこへ「甘いんだよ、ユーサー」とガイオウ復活、「事を成そうとするなら、手段を選ぶな。憎しみに身を焦がし、怒りに我を忘れ、誰かを犠牲にし、欲望に魂を染めろ・・・!そうだ・・・!悪こそが全てを成す力だ!!」と咆哮して機体復活、「俺とヴィシュラカーラは、どちらかが存在していれば、互いを再生させる事が出来るのさ。あのZONEのおかげでオリジン・ローも有り余っているからな」と野太く嗤う。
・「化け物が・・・!」と罵るユーサー皇子に、「それだけじゃねえぜ」と応じるガイオウ、「解き放て、ヴィシュラカーラ!ここに我が真の姿を!」と叫び、巨大化して次元獣の変じた鎧を纏う次元将形態に変化、「・・・我が名は次元の将・・・」と名乗りを上げる。
・聖王機を瞬殺した次元将ガイオウ、「残念だったな、ユーサー。シュバルの主君であるお前が俺の寝首を掻こうとしていたのは読んでいた」と笑い、アサキムを呼び出す。
・「残されし者への遺言は済んでいるね」と呼びかけるアサキム、制するクロウに「あさましいと笑うかい?でも、これが僕なんだよ!」と嘲笑して聖王機にとどめの一撃。
・「クロウ・・・。後を君達に託す・・・。そのために・・・」と告げるユーサー皇子、アサキムに組み付き諸共にZONEへ引きずり込み、「アサキム・ドーウィン・・・!お前をこのZONEへ封印する・・・!」と宣告。「無駄な足掻きを!」と苛立つアサキムだが、「アサキム!もうこれ以上、悲しみは広げさせない!」とセツコが、「ついでにお前が他人を傷つけるのもここで終わらせる!」とランドが迫り、クロウ、ユーサー皇子と共に四方を包囲、「倒してもよみがえるんなら、お前はそこで永遠に寝てな!」と引導渡すクロウ。
・「悲しみの乙女、傷だらけの獅子、揺れる天秤・・・!そして、尽きぬ水瓶と偽りの黒羊!5つのスフィアが僕を押さえ込むか!」と叫ぶアサキム、セロ・レクイエムルート最終話同様、ZONEに封印。同時に聖王機も爆発してユーサー皇子逝去・・・
・「さてと・・・。これでインチキバリアも援護射撃も終わりだな、破界の王」と揶揄するクロウ。アサキムを悼みつつ、己が次元将となって戦力を集めたものの敗走してインサラウムに流れ着いたと明かすガイオウ、「甘いって言ったんだよ!このボンクラ共が!!俺の力は俺自身の強さだ!使命なんて知った事かよ!」と吠え、「俺の生き方を悪と言いたければ、そう言え!だが、お前達に思い知らせてやる!悪こそが、物事を成す力!欲望こそが、その源!勝手に俺の戦いを美談にすんじゃねえよ!俺の戦いは俺だけのものだ!」と咆哮。
・選択肢はガイオウ否定。
・「綺麗事と言いたければ、言え・・・!だが、俺は自分だけのためじゃなく、自分と誰かのために戦う!」と啖呵切るクロウ。ガイオウが次元獣召喚して、戦闘再開。
・3PP、ガイオウ撃破して戦闘終了。
・外部独立部隊解散パーティーを開催したZEXIS、明日への希望を胸に乾杯。ゲッターチームでは、隼人が早乙女博士や敷島博士の志を継いでゲッター線研究を継続、リーロンも協力。弁慶は渓達と暗黒大陸に戻って真ドラゴン封印。竜馬はより強い奴を求めて修行の旅に。
・エリア11は新日本として独立、扇や藤堂はその政府に参画。カレンや沙慈、ルイスらはアッシュフォード学園に復学予定、ジノとアーニャも同様。「もし、平和を乱す者が現れたなら、その時はゼロとナイトオブゼロが起つ。カレン・・・。君は安心して、学園生活を楽しんでくれ」と告げるゼロ、シャーリーには何も言わないよう指示し、(シャーリー、ナナリー、ユフィ・・・。ルルーシュという男は、もうこの世界に存在しない・・・だが俺は、お前達の願った平和を必ず守ってみせる・・・)と心中で誓う。
・獣戦機隊はしばしの平和を楽しむと宣言。バンドをやると言う忍にバサラもエール送って盛り上がるものの、機先を制して「あたしの歌を聴けぇぇっ!!」とミレーヌがマイフレンド熱唱、「だったら、バックは俺に任せろ!」とバサラも気炎を上げ、バサラ「過激に!」、オズマ「ファイヤァァァァァァァァッ!!」と熱狂。
・ホランドはレントン達と共にハイム農場へ。
・キリコとフィアナ、ハレルヤとマリーはそれぞれ世界を知る旅に。一方ロックオンらは、再び平和を乱す者が現れないよう、ソレスタルビーイングとして活動継続。
・マルグリットとの仲をトライア博士に揶揄されたクロウ、女嫌いを返上する/貫くの選択肢。「貫く」で、エスターは生涯女嫌い!?とがっかり。
・実は生きていたカルロス、ウェイターを務めつつ、亡き友ガイオウを静かに悼む。・・・えええええ?!(゚д゚;)

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第2次SRWZ再世篇(2周目:フロンティア船団ルート:41〜49話)

●ルート分岐
・クロウの選択肢は「フロンティア船団に向かう」で、トゥウィンクルプロジェクトに金の匂いを嗅ぎ取ったクロウはフロンティア船団ルートへ。

●第41話:トライアングラー
・スメラギさんとカナリア中尉、ミシェルとクランを秘かに呼び寄せ、シェリルがただの過労でなく末期のV型感染症と明かし、既に治療不可能、薬で症状を抑えているだけと推測。アルト達のプライベートなので「ミシェル・・・。あとはお前に任せる」と判断を委ねるカナリア中尉。
・すぐアルトに知らせよう!と逸るクランだが、「いや・・・」と制するミシェル、「本当に想っているからこそ言えない事もある」と諭し、「しかし、出来る事はあるさ・・・」と不敵に笑う。
・アイランド1市街でキャシーと密会するオズマ少佐、サンクキングダムに仕掛けられた次元兵器にはフォールドクォーツが使用されているとの推測を口から、フロンティア船団の誰かが関わっていると断定、「やはり、奴・・・レオン・三島が臭いか」と疑う。
・「・・・今さらだが、いいのか?仮にも婚約者だろ、お前の・・・」と気遣うオズマ少佐、「野心家だもの・・・。そこがいいかもと思ったんだけど・・・」とボヤくキャシーに、「誰かと違って?」と失言炸裂。「そうよ・・・。飛行機、飛ばすしか能のない誰かさんと違ってね・・・」と皮肉るキャシーに、ランカを三島の野望の道具にはさせないと覚悟を語るオズマ少佐。
・熱気バサラの大ファンであるオズマ少佐、実は秘かにZEXISを何度も訪れているものの、今の所バサラには会えず。隠していてもお見通しと明かしたキャシー、「ふふ・・・会いたくても会えないなんて伝説の花束の少女みたいね」と微笑、「ファンの間で噂されている都市伝説なのによく知ってたな」と感心するオズマ少佐に、「・・・あなたに聞いたのよ」と憮然。
・ランカの母校、美星学園でコンサート準備中のランカの楽屋に、独りグレイスを尋ねたシェリル、「エイーダは卒業・・・。ファイアーボンバーは戦場ライブという名目でほとんど野放し・・・そして、あたしは病気療養を名目に事実上の活動休止・・・。あなたが必要としたのは、あの子だけなのね」と口火を切るシェリル、韜晦するグレイスに「・・・あたしが聞きたいのは一つだけ・・・。何故・・・?」「何故ランカのマネージャーになったの?何故あたしをベッドに縛りつけようとするの?何故あの子の歌はバジュラに通じるの?何故・・・何故よ!?何故あたしじゃなく、あの子なの・・・!」と食ってかかる。
・「・・・惨めなものよね」と悪意を剥き出すグレイス、「アーティスト、シンガー・・・。どれだけ言葉を飾っても、あなたの本質は所詮アイドル・・・作られた偶像よ」と断じ、「違う!あたしは自分の力で・・・あたし自身の力でここまで来たわ!」と抗弁するシェリルに、「・・・もしあの時、私があなたを拾わなければ、あなたは誰にも知られぬまま、ギャラクシーのスラムで今でもゴミにまみれていたはず・・・でも、それもお仕舞・・・。シェリル・ノームは、もう死ぬのよ」と宣告、その身を蝕むV型感染症で余命幾ばくもないと決めつけて冷笑。
・ランカの歌の軍事利用を「・・・それが彼女の意志なのであれば、いいのですが・・・」と危惧するラクス様が見守る中、「みんな、抱きしめて!銀河の果てまで!」とランカのコンサート開幕。これがバジュラと戦う力になるのか、と感心するヒイロと刹那に、「いいえ、歌は想いです」と諭すラクス様、「誰かに対する気持ちや自分の中の感情・・・。それを形にしたものが歌です。だから、それは戦う力ではなく、戦いを止める想いになるのです」と説き、「力だけでも、想いだけでも、世界は成り立ちません。私達が力であるのなら、同時に想いとなるべき人達がいるのを忘れてはいけないでしょう」と語る。それぞれにリリーナとマリナを想起するヒイロと刹那。
・「ラクスの言葉の意味をわかったようだな、刹那」と声をかけるアムロ、「今は何となくでいい。きっといつか君は、全てを理解する日が来るだろうから」と告げる。「ケンカの仲裁役から人生のガイドまで引率役は大変だな、ガンダム先輩」とビール飲みつつ揶揄するクロウだが、ノーマネー・ノーライフとロックオンに突っ込まれて酔いが一気に醒め、更にアムロから引率役も押し付けられ、「そして、いつもの貧乏クジ・・・」とがっかり。(^^;
・一方、アルトを教室に呼び出したミシェル、「なあ、アルト・・・。そろそろ答えを出さないか?」と告げ、「いくらお前でも、さすがに気付いてんだろ?この歌も、さっきの歌も、ランカちゃんがお前に向けて、お前のためだけに歌っているんだ」「シェリルもだ。今あの子はとてもつらい状況にある。それでもあの子はお前に心配かけまいと必死で頑張っている」と諭す。
・「お前、何を知っている!?あいつに何が・・・!?」と気色ばむアルト、「お前みたいな三股四股野郎に女の事で説教されるとはな・・・!」と苛立つものの、「俺は億病なんでね」「付き合うのは割り切った相手だけさ。本気になるのも、させるのも、おっかなくてな・・・」とあっさりいなすミシェル、「でも、お前は違うだろ?」と言いながらシェリルを招き入れ、「後は任せたぞ、アルト」と席を外す。
・「お前も歌いたくなったか?」と問われて「私は・・・もう・・・いいの・・・」と応じるシェリル、「少し・・・疲れちゃったし・・・。これからは・・・」と口にするものの、「嘘をつくなよ、シェリル。お前が歌を捨てられるはずがない」と言い切るアルト、「じゃなきゃ、お前の歌があんなにたくさんの人間に届くもんかよ。俺だって舞台に立ってた人間の端くれだ。本物と偽物の違いぐらいわかる」と断言。
・そこへコンサートを終えたランカが勢い込んで乱入、ただならぬ様子のアルトとシェリルに立ちすくみ、「ご、ごめんなさい・・・。わ、私・・・私・・・二人の邪魔をするつもりじゃ・・・私・・・これから・・・歌っていくためにも・・・私の気持ち・・・アルト君に・・・伝えようと・・・ごめんなさい!私・・・!」と走り去る。
・シェリルを連れてきたクランを労うミシェル、いいのか悪いのか・・・と迷うクランに「いいのさ、多分・・・。みんな、誰かを好きでいたいんだ」と微笑。「・・・お前はどうなんだ、ミシェル?」「お前の恋はどこにある!?」と問うクランだが、突然アイランド1内にバジュラが侵入して無差別攻撃開始。
・軍の出撃が遅れる中、歌でバジュラを鎮めてくれとランカに頼むアルトだが、「やだ・・・。歌え・・・ないよ・・・!こんなんじゃ、歌えないよ!私・・・私・・・。もうやだ、こんなの!私はバジュラと戦うための道具じゃない!こんなのもう、いやだよ!!」と混乱するランカはパニック。
・ランカを平手打ちで黙らせたシェリル、「落ち着いて。歌うのに気持ちがいるのは、よくわかるわ。でも、あなたはプロなのよ。出来る事をなさい」と諭し、「あなたの歌声には力があるの。あたしには望んでも得られない力が・・・!」と告げて、アルトと共にランカを勇気づける。
・"アイモ"を歌い始めたランカだが、それを耳にしたバサラは「駄目だ!」「それじゃ駄目なんだよ、ランカ!!」と歯嚙みする。
・(胸が・・・痛いよ・・・!痛いよ・・・!痛いよ・・・!痛いよ・・・!)と惑いつつ歌うランカに、バジュラの攻撃は激しさを増し、(感情レベル、マイナス7.3・・・)とほくそ笑むグレイス。
・バジュラの攻撃に巻き込まれてナナセが負傷。シェリルがナナセを与り、アルト達はバジュラに対すべくS.M.S.基地へ。
・基地には機体がないものの、「いや、上等だ。ここにはゼントラン化装置がある」と不敵に笑うクラン、「・・・なあ、ミシェル・・・さっきの答えを教えてくれないか?」「お前の恋はどこにある?」と問いかける。「・・・フ・・・行方不明で現在捜索中さ。そんなもんあったか、どうか・・・俺自身、忘れちまったがね」とニヒルに笑ってみせるミシェルに、「なるほど・・・。確かにお前は臆病者だ!」といきなりグーパンチかますクラン、「・・・私はお前が好きだ、ミシェル」と大告白、「死ぬのが怖くて恋が出来るかぁぁぁっ!!」と叫ぶやミシェルに強引に口づけ、そのままゼントラン化装置に駆け込む。
・「なあ、アルト・・・」「人を本気で好きになるのは命懸けなんだな・・・」と微笑むミシェルだが、基地にバジュラが侵入、ゼントラン化の途中で無防備なクランに迫る。「やらせるかよ!!」と立ちはだかるミシェル、「この蟲ケラめ!このぉぉぉぉぉぉぉっ!!」と負傷しながらも、ありあわせの小火器で撃退。
・「へ・・・へへ・・・守ったぜ、クラン・・・。ちょっと・・・ドジったけどよ・・・」と微笑むミシェル、「ごめんな・・・クラン・・・。今まで・・・言えなくて・・・俺も・・・俺も・・・お前の事・・・」と呟き、宇宙空間へ放り出される。(;_;)
・ゼントラン化を終えたクラン、「許さない・・・!許さないぞ、バジュラ!!ミシェルの仇だ!一匹たりとも逃がすものか!!」と激怒、ヴァルキリー用スーパーパックを背負って、バジュラと前半戦開始。
・アーマードクランがヴァジュラと戦闘時セリフイベント、「馬鹿だ、ミシェル・・・!お前は大馬鹿だ!!あんな事をして私が喜ぶと思ったのか!私は・・・私は・・・!!うわあああああっ!ミシェルゥゥゥゥゥッ!!」と絶叫。(;д;)
・2PP敵全滅して前半戦終了。
・ルカから「奴等を一網打尽にする作戦を開始します。大尉もZEXISに合流してください」と通信が入り、「・・・了解した」と応じるクラン、(ミシェル・・・。く・・・うう・・・ミシェル・・・)と内心慟哭しつつZEXIS合流。
・想い人ナナセを傷つけられ怒り心頭のルカ、アイランド3にバジュラをおびき寄せ、L.A.I.技研の新兵器フォールド爆弾で半径50kmの空間を切り取り食い尽くして消し去る容赦ない作戦を提案。(サンクキングダムの次元兵器と同じもの・・・)と内心で思い当たるキャシー。
・バジュラのおびき寄せにランカの歌を用いようとするルカ、アルトの怒りを買っても一顧だにせず、「僕は・・・絶対にあの人を守るって決めたのに・・・。なのに・・・」「死んだんですよ、ミシェル先輩が!」「ナナセさんも意識不明の重態・・・このままバジュラの攻撃が続けば、フロンティアはお仕舞なんです!これはもう生存を懸けた戦いなんですよ!僕等か、バジュラかの!」と怒鳴り返す。
・「歌うよ、私・・・」「みんなの・・・ために・・・!」と決意を込めて答えるランカ。
・アイランド3特設ステージ前で護りを固めるZEXISだが、バサラは不本意そうに歯嚙みして沈黙。
・ステージにアルトと共に立ったランカ、「・・・そのギリギリの瞬間まで私はここで歌い続ければいいんだね?」と確認、「それまで絶対にバジュラを近寄らせない。脱出も必ず成功させる・・・。だから・・・!だから、安心して歌え」と告げるアルトに、「うん・・・。今度はちゃんと出来ると思う」と微笑。
・アルトを見送ったランカに「歌いたくないなら、歌わなくていいんだぞ、ランカ」と声をかけるブレラ、「歌はお前の心だ。それも、お前だけのものだから」と告げる。「ありがとう、ブレラさん。・・・でも、いいの」と答えたランカ、(伝えたかった、たった一人の人・・・。その人には届かなかった歌だけど、これがそのたった一人の望みだから・・・)と健気に独白。
・険しい顔で押し黙るラクス様に、「驚いたわ、ラクスさん。あなたがZEXISの一員になっていたなんて」と声をかけるグレイス、「あなたの歌を初めて聴いたときの衝撃は忘れられないわ。悲しさと強さ・・・。それを併せ持ったあなたの歌はきっと多くの人を魅了したでしょうに・・・」と絶賛するグレイス、以前断られたトゥウィンクルプロジェクトへの勧誘を再度試みる。
・「歌は・・・あなたの道具ではありません」と答えるラクス様、知らばっくれるグレイスに「あなたはいつか・・・歌の本当の力をランカさんやシェリルさんによって思い知らされるでしょう」と宣告。「その言葉・・・覚えておくわ」と動じず嗤笑するグレイス。
・ZEXISに合流したアルトに、オズマ少佐からもランカを守ってくれと通信が入り、いよいよバジュラ迎撃に臨むZEXIS。「・・・ホレた女のために死ぬとはよ・・・。最高にお前らしくなく、最高にお前らしいぜ・・・!」とクロウもミシェルを悼み、5分間特設ステージのランカを守って、後半戦開始。
・バサラがバジュラと戦闘時セリフイベント。「くそっ・・・!何だよ、この気持ち悪さはよ!」と苛立つバサラ、「お前等!俺の歌を聴けぇぇぇぇぇっ!!」と絶叫。(^^;
・バサラの歌でバジュラが撤退してセリフイベント。おびき寄せてるのに後退させてどうする!?とガムリン大尉とアルトがツッコむものの、「うるせえ!俺は俺の歌を歌うだけだ!!」と言い返すバサラ。
・1PPおよび1EPおよび2PP、敵撃ち減らしてイベント発生、南側に広くバジュラ増援出現。
・2PP敵全滅して戦闘終了、SRポイントget。
・作戦通りバジュラ集結を見計らってアイランド3からの撤退を目論むZEXISだが、突然ステージ間近にバジュラが出現。「やらせるか!ミシェルのためにも!」とクランが単騎突貫して立ちはだかったところへ、超遠距離狙撃でバジュラを撃ち抜いて「待たせたな、クラン」とミシェルのヴァルキリー登場!(*´v゚*)
・驚くクランやアルトに話は後と告げるミシェルが離脱を促し、ランカもラクス様達が保護して、アイランド3から速やかに離脱するZEXIS。そしてフォールド爆弾起動。
・秘かにランカを守るべく動いていたオズマ少佐に救助されたと明かすミシェル、「あ、あの・・・お前がバジュラから私を守ってくれた時の事だが・・・」と恥じらいながら話すクランに、「・・・悪いな。俺・・・怪我のせいか、あの時の前後の事、よく覚えていないんだ。お前、俺に何か言わなかったか?」「何か大事な事を言ったような・・・」とニヤニヤ。(^^;
・「う、うるさい!忘れたというなら、そのまま忘れてろ!!」と照れ隠しに怒鳴るクランに、「じゃあ、そういう事にさせてもらうさ」と言いつつ、(もう少しだけ、今のもどかしい関係を楽しみたいしな・・・)と微笑むミシェル。
・無理をしていた様子のランカを案じるアルトに、「どうだろうな。あんな事をさせてたら、あいつ・・・本当に潰されちまうぜ」とズケズケ指摘するバサラ、作戦の邪魔をしたと咎められても「勝手に俺を頭数に数えるんじゃねえよ。俺は俺の感じるままに歌うだけだぜ」と言い返し、どちらが滅びるかの生存競争だと怒るアルトにも「下らねえぜ!誰が、そんな事を決めたんだよ!」「バジュラが俺達を滅ぼしたいって言ったのか!勝手に他人の気持ちを決めるんじゃねえよ!」と怒鳴り返す。「軍人には軍人のやり方もある。お前がお前のやり方をやるようにだ」とガムリン大尉がバサラを諭して仲裁。
・バサラの言葉に自身の内の迷いを自覚したアルト、「悩むだけ悩めばいい。」「だが忘れないでくれ、アルト。我々には守らなければならない人がいる。そして、そのために戦っている事を」とガムリン大尉に諭され、(俺の守らなければならない人・・・。それは・・・)と独白。
・ネオ・プラネッツでギルガメス・バララント両軍に大きな動きが認められ、急遽調査に向かうZEXIS。アッルト達のヴァルキリーには反応弾の使用許可が出され、VF-25にはマイクロ・ディメンション・イーターこと新兵器MDE弾も支給。
・アイランド1市街地の瓦礫に独り佇むシェリル、「・・・さよなら、アルト・・・。・・・私に残された時間が少ないのだとしても・・・ううん・・・。残された時間が少ないのだからこそ、私は歌うわ。ランカちゃん・・・。あなたが希望の歌姫なら、私は絶望の中で歌ってみせる・・・」と呟く。(;ω;)

●第42話:異能者
・ネオ・プラネッツにワイズマンの本拠地があると判断したリボンズは、燻り出す目的で部隊を派遣。アロウズを離脱した秘密結社や情報部のジャン・ポール・ロッチナ大佐がワイズマンに関わっていると見るリボンズだが、ロッチナ大佐のアロウズ将官にまで至るコネクションはたどれていないとか。
・ワイズマンの目的を訝しむリジェネに、「神にでもなったつもりなんじゃないかな」と嗤うリボンズ、「無論そんな事は、この僕が許さないけどね」と冷笑しつつ、「・・・これは直感的な予想だけど、彼は僕の欲するものを持っていると思うんだ」「クロノエイチ・・・ヴェーダの奥底に眠ると思われるあれを彼は持っている・・・ヴェーダの最後のプロテクトが破れない今、別方面からのアプローチが必要とされる」と目的を明かす。・・・それにしてもこいつ、自分を客観視できずに同類のワイズマンを嘲ったり、自力で入手できないものを恥ずかしげもなく人から横取りしようとしたり・・・羞恥心欠片もねぇな・・・(´д`)
・一方、ネオ・プラネッツの惑星クエントにキリコを送り届けたロッチナ大佐、「・・・キリコが惑星クエントに降り立ってから既に72時間が経過した」「そろそろ奴も何らかの情報を得て、この宙域に現れるだろう」と告げ、同道させたゴウト達とフィアナは人質だと言い放ちつつ、「・・・だが、それ相応の見返りはあるぞ」「お前達は想像も出来なかったような偉大な存在を目の当たりにする事になるだろう」と告げる。
・「あなたは何を知っているのです?」と問うフィアナに、「私は長い間、ある意志のために働いてきた。」と語るロッチナ、「私の支配者は85000年のクエント文明が生み出した謎の意志だ」と明かし、その命によりギルガメス軍でもペールゼン配下でもアロウズ配下でもキリコを監視してきたと告げる。(キリコ・・・。私は怖い・・・あなたは生まれながらのPS・・・。もしかすると、それ以上の存在であり、その生命は何者かに監視されていた・・・そして、今もあなたの運命はその者によって捻じ曲げられている・・・)と秘かに怯えるフィアナ。
・無秩序な混乱を引き起こすワイズマンを掣肘すべくネオ・プラネッツへ向かうZEXIS、ワイズマンの目的がわからないと首をひねる中、キリコの身を案じるカレンは「・・・きっとキリコは来るよ」「キリコは誰にも従わない・・・。自分を支配しようとする者がいるなら、キリコは必ずそいつと戦うよ」と断言し、「ワイズマンがトラウマを刺激する事で奴の心を支配しようとしたのなら、あいつはそれを許さないだろうな・・・」とクロウも同意。
・ネオ・プラネッツにステルスで隠されていた人工天体が出現し、ワイズマンを制圧すべく迫るアロウズ艦隊。そこへ単騎で現れたキリコ、(惑星クエントで俺は道の巨大な意志に遭遇した。そして、そいつは俺にここに来いと言った。あの人工天体に奴はいるのか・・・)と独白。更にZEXISも到着して、キリコに呼びかけるものの、キリコは無言のまま答えず。
・無差別攻撃を命じるアロウズ指揮官グッドマン准将は後退。迎撃を指示したゼロ、キリコについては「彼には彼の考えがあるのだろう。ならば、我々はそれを尊重する」と援護を指示して、人工天体へ向かうNPCキリコをサポートすべく戦闘開始。
・キリコが戦闘時セリフイベント。(この先に俺が求めている答えがあるのか・・・ワイズマン・・・。お前は俺の何を知っている・・・)とと独白するキリコ。
・2PP敵全滅してイベント発生、SRポイントget。人工天体に到達したキリコは機体ごと転移、(俺が神根島やギアス嚮団で跳ばされた時と同じだ・・・!もし、あの人工天体にいるのが例のワイズマンだとしたら、いったい奴は何者なんだ・・・!?)と秘かに衝撃を受けるゼロ。
・西にリヴァイヴ&ヒリング率いるアロウズ増援出現、ルイスもいると緊張する沙慈。更に、南にはエピオンを駆るミリアルド率いるホワイトファング部隊も出現、「我々の目的は宇宙の平穏だ。それを乱す者であるアロウズ、ワイズマンはここで討つ」と宣告するミリアルド、邪魔するならZEXISも粛正すると告げ、三つ巴で戦闘再開。
・3PP、リヴァイヴ、ヒリング撃破、両者とも負け惜しみ言って撤退。
・3PP、ブシドー、アンドレイ少尉、ルイス撃破、いずれも撤退。
・4PP雑魚殲滅後にミリアルド撃破して戦闘終了。
・外には更にアロウズ増援が出現する中、人工天体内部に転移させられたキリコは、同じく呼ばれたと称するロッチナ大佐、同道していたフィアナやゴウト達と再会。
・「その様子では、お前もまだあの御方の真意をつかんでいるわけではないようだな」「だが、この宙域に来たという事はクエントであの御方の意志に触れたのだろう」とキリコに告げるロッチナ大佐、あの御方とやらの命令でキリコを見張り導いてきたと説明、「あの御方はクエントに生まれた異能者と呼ばれる存在だ」と明かす。
・ロッチナ大佐曰く、かつてアストラギウス銀河に栄えたクエント文明は3000年ほど昔にテクノロジーの極限に達し、新人類と呼ぶべき異能者達を輩出するに至ったものの、その能力故に異能者達はクエントから追放の憂き目にあった。それでも銀河の支配を目指して暗躍した異能者達はワイズマンを自称し、アストラギウス銀河をギルガメスとバララントに分けて陰からそれぞれ支配した。
・そこへ、ロッチナ同様ワイズマンに使えていた秘密結社の首領、元ギルガメス軍少将アルベルト・キリィが、アロンとグランを伴い転移出現。
・「さすがは、あの御方が選んだ男だ」とキリコを賞賛するキリィ。そこへ謎の雑音が響き、キリコとロッチナ、キリィにのみワイズマンの声として認識され、キリコだけに伝えたい事があると呼び出す。嫉妬に動揺するキリィをよそに奥へ進むキリコだが、「怖い・・・。あなたの身に何かが起きるような気がして・・・何故か、あなたが遠くへ行ってしまうよう・・・。まるで私を離れて・・・」とフィアナが怯えてすがりつく。「全てが今、わかる・・・。俺もそれが知りたいだけだ」と告げてフィアナと共に進むキリコ。
・人工天体中枢に至ったキリコ、「何故、俺を選んだ」と問いかけ、ワイズマンの答えを聞いて「・・・神の子・・・不死の存在・・・。250億分の1の遺伝確率の異能生存体・・・。俺がか?生まれながらのPS・・・異能者・・・?あんたと同じだというのか?アストラギウスの歴史が生み出したというのか、この俺を?」と復唱、「それがあんたの望みか・・・わかった。喜んで、あんたの後継者になろう」と首肯。
・驚愕して「キリコッ!!」と叫ぶフィアナだが、「今、この瞬間から俺はあんたの後継者だ。その役目を果たそう」とキリコは一顧だにせず。狼狽えたキリィは役目が終わったと一方的に処断され、慌てるアロン&グランに「これよりお前達は俺の手足となって動け」と冷たく告げるキリコ、「俺はワイズマンの後継者・・・神の子だ」と傲慢に冷笑・・・(゚д゚;)
・フィアナを置いて人工天体を出たキリコ、クエントに向かうと宣言し、「そこで俺はワイズマンに会う。後継者として、彼に招待されている」と告げ、驚くZEXISの面々に「もうすぐ、あの人工天体はワイズマンの手により爆破される。ワイズマンの力を手に入れようとした者とワイズマンの意志を止めようとした者はその爆発で宇宙のチリとなるだろう」と言い放つ。
・「最後にお前達の死が無駄でない事を教えよう。アストラギウス銀河を陰から支配してきたワイズマンの下へ俺は向かう。彼は、異能者として生まれた俺を後継者に選んだのだ。彼はクエントの地底で俺を待っている。そう・・・3000年前、クエントを追われたと信じられてきた神の子達・・・。ワイズマンはずっとクエントに潜んでいたのだ」と告げるキリコ、「キリコ!!」と必死で呼びかけるフィアナに、「俺は神の子だ」と冷笑して突き放し、秘密結社の船で離脱。
・人工天体を中心に次元境界線が歪曲、イカルガがフィアナ達の救助に突貫し、ZEXISは全力離脱。そして裏切られたフィアナの悲痛な叫びが・・・「キリコォォォォッ!!」(;д;)
・イカルガに救助されて一命を取り留めたゴウト達、経緯を説明しつつ、「キリコが・・・あたい達を見捨てるなんて・・・」と消沈するココナ。「現実を見ろよ、お前等!キリコは、神の座とかいうのに目がくらんで変わっちまったんだ!」と玉城が怒鳴りつける。ロッチナ大佐は独り姿をくらまし、人工天体は完全に消滅。
・ワイズマンの真意を訝る藤堂やゼロだが、「見逃せないのはキリコもだよ・・・!絶対に捕まえて、フィアナさんに謝らせてやる!」とカレンが憤り、(キリコ・キュービィー・・・。いったいお前は何を考えている・・・お前ほどの男にも神の座は抗えない魅力を以って映ったのか・・・)とゼロ黙考。
・そこへ旧知の傭兵ル・シャッコが、クエントから通信してきて、「お前達もすぐにクエントに来い」「俺と俺の部族が知る全てを話す。俺達は奴を・・・キリコを止めなくてはならない」と告げる。
・秘密結社の戦艦からフィアナ用の機体を回収したとカレンが告げ、「一緒にキリコを追うよ。あいつの真意を確かめるためにもね」と激励、「はい・・・」と決意を込めてうなづくフィアナ。
・一方「・・・ワイズマンの後継者だと抜かした時のキリコの面・・・まるで昔のようだったな」と述懐するゴウト、ワイズマンの毒気に当てられ操り人形に堕したかとバニラと話す。「そうじゃないよ・・・!あいつは誰にも操られるもんか・・・!きっと、余程大事な事を抱え込んじまったのさ、あの顔は」とココナが弁護し、(そう・・・。キリコは確かに何かの信念に取り憑かれているんだわ。でも、それはいったい・・・」とフィアナ独白。

●第43話:修羅
・「初めてキリコを見た時、どう思った?」とフィアナに問いかけるカレン。「え・・・え・・・それは・・・」と戸惑うフィアナをよそに、「俺が言うのも何だけど、死神かと思ったぜ」とデュオ、戦場から血と硝煙の匂いを引っさげてきた狼とゴウト、「巨大な不発弾・・・心臓に向かう折れた針・・・歴史の裂け目に打ち込まれた楔・・・。そんな言葉が似合う」とトロワ、「あの男は純粋な兵士だった。それ以外には何もない程にな」とヒイロが即答。
・そんなキリコがフィアナの存在で変わったと続けるカレン、クメンで再会した時には素直に喜んでたみたいと回想。「でも、あのレッドショルダーのマーチが彼の心を荒ませていった・・・」とアレルヤが指摘するものの、「だがよ、キリコには悪いが、俺はあれでますますあいつを近くに感じたぜ」「呵責する良心がある奴を嫌いにはなれねえからな」とクロウが発現、ロックオンや五飛らも同意。
・「あいつ・・・。このままワイズマンの後継者になるのかな・・・」と案じるカレンに、「あの様子では、その座を手に入れれば、奴と同じく世界に混乱を引き起こす存在になるだろう」とゼロが危ぶむものの、「だからこそ、あたし達の手でキリコを止めなきゃならない!」とカレンが気炎を上げ、「あいつが好きだからだよ!」と断言、誤解したフィアナに慌てて言い訳。(^^;
・真っ先に同意したココナに続き、「俺だってキリコの事が好きだぜ」とクロウも表明、「あんた達だって同じだろ?」」とゴウトらに水を向け、「・・・違いねえ。俺もあいつの事が好きだから、こんな地獄の果てまで付き合ったようなもんだ」と海千山千のゴウトやバニラが苦笑い。
・「不思議な人ですね・・・。あまり話した事もないのに、確かにあの人から目が離せない」とカトルも賛同、「ま・・・世話のかかる奴ほど放っとけないってもんだ」とデュオが苦笑し、「そういうものか」と納得するヒイロに「お前が言う台詞じゃねえ!」とツッコむデュオ。(^^;
・「私も・・・きっと皆さんと同じです。初めて見た時から、私の心はずっと彼を求めてましたから」と微笑むフィアナ。
・惑星クエントでシャッコ、グレゴルーらと合流したZEXIS、これまでの経緯をヒアリング。ギアス嚮団との戦いの後、クエントに来たキリコは、異変を察知した長老達に呼び戻されていたシャッコと再会して村へ案内され、朽ち果てた先クエント文明の遺跡でキリコはワイズマンの意志に接触。
・「異能者とは、コンピュータとその意識を一体化させる力を持った突然変異種だ」と説明するシャッコに、それでワイズマンはヴェーダに侵入できたと納得するゼロ。強大な先クエント文明を作り上げた異能者をクエント人は忌むべきものとして追放し、機械文明を捨てたものの、クエントに潜んだ異能者達は野望のままに銀河を戦いに包んでいた。
・200歳を超えるクエントの最長老メジに引き合わされたZEXIS。「・・・メジはこう言っている。歴史の陰に潜みし異能者が姿を現したのには理由があると」「全ては黒の英知に記されている・・・と」とシャッコが通訳し、(何だ・・・この妙な感覚は・・・)と「黒の英知」なる言葉に戸惑うクロウ。
・「黒の英知とは何だ?それとワイズマンに何の関係がある?」と問うゼロだが、「王の力を持つ者よ・・・。全ては自分の力で確かめるがいい・・・」と告げられ、(この老人・・・。ギアスの事を言っているのか・・・だが、何故だ?アストラギウス銀河の人間が何故ギアスの存在を知っているんだ・・・)と愕然。
・「全ては動き始めた・・・。バアルの目覚めに呼応してい納車は新たな次元に進む・・・そのために奴は神の子を求める・・・。宇宙の運命を定めるために・・・と」とシャッコを介して伝えるメジ、自分も全てを理解しているわけではなく、瞑想により頭に浮かぶイメージを伝えていると告げ、キリコの行き先が先クエント文明の遺跡を擁する砂漠地帯ゴモルだと知らせる。
・そこへ駆けつけたゴウト達、再びのワイズマンショックで地球の全通信網が大混乱と報告し、戦火の火種になりかねないと危惧するゼロ達はゴモルへ急行。
・一方、イカルガ内のゼロの私室で主人の帰りを待つC.C.、ぶったり痛い事をされたりしないゼロに(私・・・あの人に拾われて良かった・・・)と独白。そこへワイズマンの謎の音声が響き、記憶を取り戻したC.C.、「そうか・・・宿命から逃れる事は出来ないのかも知れないな。キリコも、私も・・・そして、ルルーシュも・・・」と呟く。
・ゴモルの砂漠でATを駆るキリコ、「邪魔だ」と呟いてAT部隊を一掃、「俺の行く手を阻む者は全て排除する」と冷酷に宣言し、こちらの行動を先読みしたアロウズ部隊から内通者の存在を断言、「あの程度の部隊で俺が止められると思ったのか、アロン?」と静かに糾弾。
・「・・・全てお見通しというわけね」と開き直ったアロン、ワイズマンが神だからこそ使い捨ての道具である自分を恥じなかったと告げ、「その権力が、キリコの手に渡る!それでいいの!?」とグランに訴える。
・「・・・やれ」と命じるキリコに答え、ブラッドサッカー部隊がアロンを処刑。「言っておこう。こいつの企みを暴き、処刑を決めたのはワイズマンだ」とグランに明かすキリコ、「俺はまだ彼の道具に過ぎない。俺は欺いてもワイズマンの目はごまかせない」「そして、俺が彼の後継者となるための最大の試練が来た」と告げ、東現れたフィアナ達を見やる。
・「あの爆発の中、よく生きていたな」と告げるキリコ、「おあいにくさま!不死身なのは、あんただけじゃないんだよ!」と毒づくココナをスルーして、「・・・お前達クエント人は追い払ったはずの神が足元にいたのに3000年も気付かずにいたのだ」とシャッコに告げる。
「ワイズマンの後を継いで、何の意味がある?」と問うシャッコに、「わからないのか?全宇宙は支配されなければならないという事が・・・!」と答えるキリコ、「戦争こそ歴史の創造主だ。進歩・・・進化の動力源だ。戦争は人間にとって、なくてはならない。だからこそ、コントロールされるべきなのだ。一人の神によってな」と断言、異能者に生まれつき戦争で鍛え上げられた自分こそ後継者に適任と言い放つ。
・「変わっちまったな、キリコ」と吐き捨てるグレゴルー達、「やめて・・・!もうやめて、キリコ!」と悲痛に叫ぶフィアナに目もくれないキリコ、「クエント人として・・・!お前を止める!」と宣言するシャッコに、「俺は神に守られている」と傲岸に嗤い、モビルドール増援出現、「世界の全てを司るワイズマンにとってこの程度の戦力を用意する事など造作もない事だ」と冷笑。
・追いついてきたZEXIS出撃、「キリコ・・・!お前はワイズマンの後継者になり、戦火で世界を包む気か!」とゼロが糾弾。「その通りだ」と首肯するキリコ、ワイズマンショックによる混乱についても「全てはワイズマンの意志だ。彼は言った。イノベイターなどに世界の未来を決める力はないと」と宣告、「彼の望む世界ではお前達に勝利は来ない・・・。だが、同時にアロウズにも勝利はない。そして、誰もが来るはずのない勝利を求め、戦火を広げるためだけに戦う」と言い放つ。
・「友の言葉も、恋人の願いも届かないのなら、力でお前を止めるまでだ・・・!」とゼロが最後通牒、「やってみるがいい。俺にはワイズマンに与えられた力がある。この最新式のATも、秘密結社も、モビルドールも、今では神の子である俺の力の一端だ」と傲岸に嘯くキリコ。「・・・もう黙れよ。これ以上、俺達を幻滅させるな」とクロウが呻き、ゼロの号令一下、前半戦開始。フィアナも「キリコ・・・!あなたをこれ以上、進ませはしない!」と決意を示すものの、「来い。お前達は神の力の前にひれ伏す事になる」と傲岸に嗤うキリコ・・・(;;;´Д`)
・シャッコが初期位置からN8E1に移動してイベント発生、「これは・・・!クエントの伝承に残る宝か・・・。こんな所にあったとは・・・その力、使わせてもらうぞ。キリコを止めるためにも・・・!」と勇者の印get。
・フィアナがキリコと戦闘時セリフイベント。「キリコ・・・!返事をして、キリコ!」と必死に呼びかけるフィアナだが、「来るな、フィアナ」「もう会いたくない。俺は全てを捨てたんだ」とにべもなく拒むキリコ、「嘘よ!嘘!」と悲痛に叫ぶフィアナに「俺の邪魔をするならば、お前だろうと・・・!」と迫る。
・2PP雑魚殲滅後、フィアナでキリコを撃破して前半戦終了、SRポイントget。
・「この程度では俺は止まらない・・・!」と復活するキリコに、「マジで不死身なのかよ!」と焦るクロウ達。「その通りだ」と割り込むワイズマンの声が、「キリコよ、私の所までもう少しだ。急ぐがいい」と催促し、「長い間、待った。私の後継者よ。全世界を敵にして、かつ自分自身の力で私の下へたどり着くがいい。それが私の後を継ぐ真の後継者だ」と告げる。
・「あんたの力が欲しい。異能者として痛めつけられてきたこの俺に・・・!」と叫んで包囲を突破するキリコに、単騎で追いすがるフィアナ、「本当にあなたはそれほどまでにワイズマンの力が欲しいの!?無意味だわ!そんな力を手に入れて、どうしようって言うの!?」と呼びかけ、「あんなものが望みだとしたら、あなたを殺して、私も死ぬわ・・・!」と迫る。
・「死ぬのはお前だけだ!」とフィアナを撃つキリコ、「キリ・・・コ・・・」とフィアナ愕然、「ついにやりやがったな!!」と激怒するクロウ達。そこへC.C.の暁が現れて「キリコの邪魔をするな」と割り込み、フィアナのブルーティッシュドッグに追い討ち。「やはり、あの女は・・・!」と歯嚙みするシャッコ。
・「お前、記憶が戻ったのか!」と驚くゼロに、「私に構っている暇があるのか」とC.C.がすげなく応じ、今度はサーシェス率いるアロウズ部隊が出現。
・「うちの大将がどうしてもワイズマンってのが欲しいらしくてな。お前達を片付けて、アストラギウスの謎の支配者をいただかせてもらうぜ!」と宣言するサーシェスをよそに、隙を突いて独り離脱するキリコ。
・サーシェスの無差別砲撃に巻き込まれるグランに、「立派な最後だな、グラン。お前のワイズマンに対する忠誠に敬意を示そう」と告げるロッチナ大佐、ワイズマンの後継者となるキリコは自分が見届けると宣言し、「それが私の使命・・・。お前がワイズマンの手足であったように私は彼の目なのだ」と明かして、「さあ見せてもらうぞ、キリコ。お前が神の座に上り詰める瞬間を」と呟く。
・立ちはだかるAT群を瞬殺して「これで追っ手は全て片付けた・・・」と呟くキリコ、「俺は来た・・・。来たぞ、ワイズマン!万能の力を・・・その力を俺は存分に試したい!全宇宙の全ての奴等に復讐するんだ!果てしのない戦争と混乱・・・地獄を与えてやるんだ!この銀河の絶対支配・・・!それが俺の望みだ!生きたまま神となってやる!」と叫ぶ。
・「よくやった、キリコ。お前の固い意志がよくわかった、後継者よ」「では進め。この先に私の全てがある」と応じるワイズマン、「お前を導く光だ」と光球を出現させ、「真実の私の肉体は、とうに滅んだ」「肉体は滅んだが、意識・・・私の意志は完全に保存されている」と明かし、「記憶装置か?」と問うキリコに「違う。私は生きている。そして、今もお前を見ている」と告げて先導。
・原形質保存装置中枢にキリコを迎え入れたワイズマン、「このユニットが私そのものだ」と明かし、「よく来た、キリコ。お前は私と同じ異能者だ。全世界を敵にして私の後を継ぐためにここへ来た。お前に渡したい力は、すぐ近くにある」と労う。
・「この原形質保存装置には我等の意識が集められている。そう・・・ワイズマンとは全ての異能者が統合された存在なのだ」と明かすワイズマン、装置に3000年間蓄えられた知識と力を一瞬で与える事が出来ると告げ、「我等の文明は時空さえも超える。お前もその力の一端を見たはずだ、惑星モナドで」「あの星を次元の狭間に消滅させたのは我等の文明の力・・・あの時の次元境界線の歪曲がアストラギウス銀河の一部をこの世界に転移させる契機となったのだ」と明かす。
・「その力を受け継ぐ事になるお前は世界を導く・・・。戦争という手段によって」と宣告するワイズマン、「それは人に絶え間ない緊張と欲望の乾きを与え、それによって人類は未来へと進む・・・。進化という名の道を通り。誤解なき相互理解、進化の光、螺旋の力・・・。いずれは全てをねじ伏せ、源理の力すら使いこなす日が来る。その日こそが人類の夜明け。黒の英知に記された絶望を越える時なのだ」と高らかに宣言。
・「キリコよ!お前こそが新たな神だ!。さあ、手を伸ばせ!私の全てが今、お前に!」と告げるワイズマンだが、キリコは「断る」と言い放つやアーママグナムを抜き撃ち、「伝達装置を撃ち抜いた。やはり、ここには何の防御装置もないようだな」と嘯く。
・「お前は・・・神の座を拒絶するのか・・・!?」と驚愕するワイズマンに、「そんなものに興味などない」と吐き捨てるキリコ、「闇に潜む神・・・。その懐に入り込むのは容易ではなかった。だが、いくら用心深いお前でもむき出しの心臓を守る術はない」と告げ、必死で説得を試みるワイズマンに「黙れ」と駄目押しの銃撃。
・慌てて駆け込んできたロッチナ大佐が「お前は自分が何をしているのか、わかっているのか!?」と立ちはだかるものの、「そこをどけ」とキリコは一顧だにせず、駆けつけたフィアナが「キリコの邪魔はさせない!」とロッチナ大佐を牽制して「さあキリコ、やって」と促す。
・「・・・許してくれ。最後までワイズマンを騙すためにああするしかなかった」と詫びるキリコに、「あなたも、あのC.C.さんもコックピットを外して攻撃したのはわかったわ。そして、今ならわかる。あなたがZEXISの皆さんを信じて、私達を人工天体に置いていったのも」と微笑むフィアナ、「さあ、キリコ!」ととどめを促す。
・原形質保存装置を完全に破壊したキリコとフィアナ、ATで施設を完全破壊しようとするものの、「逃がさんぞ、キリコ!」とブラッドサッカーを出して追撃するワイズマン。「無様だな、ワイズマン。神を自称するお前も今では防衛用のATを出すのが精一杯か」と嘲るキリコに、「私の3000年の知識と力は失われた。この地を失おうとお前だけは生かして帰すわけにはいかぬ・・・!」と怨嗟の声を投げかけるワイズマン。
・更に「あたし達も来たよ、キリコ!」とカレン、「後はこいつ等を片付ければいいんだな」とデュオが声をかけつつZEXISも駆けつけ、「お前達も気付いていたか・・・」と呟くキリコに、「嘘つきの相手は慣れっこなんでな」と苦笑するクロウ。フィアナを紙一重で殺さなかった事で確信したとゼロが明かす。
・キリコに加担したC.C.に対して「コードを引き継いだ魔女め・・・。キリコの片棒を担ぎ、この私を騙すとは・・・!」と毒づくワイズマン、レッドショルダーマーチを流して悪あがき、「かつてお前が戦場で生死をさまよった時、私はいくつかの操作をお前に施した。その意識の底に。例えば、フィアナもその一つだ。彼女との出会いは私によって運命づけられた」「何故お前がフィアナの名を知っていたか・・・。それは私が教えてやったからだ。希望のなかったお前に初めて生きる意味が生まれ、愛と共に力と支配に対する認識が芽生えた。私はお前をまず当たり前の人間にしてやったのだ」と明かす。
・支配への欲求を強めて遂にワイズマンまで殺そうとしているとキリコを糾弾するワイズマン、恋人や友を騙し危険に晒したと非難し、「その罪の意識はお前を永遠に苛む。永遠にだ!」と脅しつつ、「罪に耐える事はない。むしろ誇るべきなのだ!このレッドショルダーのマーチはお前の誇るべき過去だ!私の後を継いで、戦争を司れ!」と誘うものの、聞く耳もたないキリコは無言で拒絶。「私の支配を拒む世界など滅びればいいのだ!進化も、可能性も、未来も・・・!全ては絶望の中に消えよ、この私の・・・ワイズマンの名の下に!」と呪うワイズマン、完全な支配により神だけが罪を超越すると驕る。
・「黙れ」と言い放つキリコ、「俺の運命を決めるのは俺だ。それが炎の中にあろうと。ワイズマン。俺は誰の支配も受けない。たとえ、相手が神だろうと」と宣告して、後半戦開始。(´ε`*)
・キリコとフィアナに突貫させて敵3機以上撃破させた上で、2PP敵全滅して戦闘終了。
・再び現れた光球に、「ワイズマンの欠片だ。もっとも・・・もう断末魔も同然だがな」と指摘するC.C.。
・「お前は・・・私にとっての夢だった」とキリコに語りかけるワイズマン、「わずか3000年前に始まったささやかな支配も遥かな時の彼方にいつしか人知を超えた人生を、絶対と永遠を獲得できるのではないかと思った・・・だが、悲しい事にそこへ到達するのは私ではない・・・私は・・・不完全な神だった・・・。だから、お前に全てを託そうとした。黒の英知の語る絶望の未来を越えるために」と告げ、「終末の時を知り、バアル共ももうすぐ動き始める・・・それを越えるためには人間は進化しなければならなかった。その萌芽を私は、この世界で感じ・・・かねてからの計画・・・お前への全ての継承を実行に移そうとした。世界に私という影の支配者の存在を明かす事で人類は恐怖と不安に苛まれる。そして、それは戦争へとつながっていく。絶え間ない戦争は人類に進化を促す・・・。それが奴等の襲来とどちらが早いかは私にとっても賭けだった。たとえ間に合わなかったとしても私の知識と力はお前が受け継ぐ・・・因果律を越えた不死の力を持つ異能生存体であるお前ならば・・・きっと・・・生き残ってくれる・・・」と語る。
・「異能生存体・・・。そのくだらない幻想に翻弄されて運命を歪ませられた者達がいた」と吐き捨てるキリコだが、「全ては黒の英知が示す未来から人間と我が意志を生き残らせるため・・・神を気取る変革の導き手達がその過酷な未来を知らず、箱庭の世界に満足しつつある今・・・世界は炎に包まれる必要がある・・・。生き・・・残る・・・ために・・・生きる・・・。それが・・・黒の・・・英知の・・・継承者に・・・科せられた・・・使命・・・」と語り続けるワイズマン。
・「待てよ、おい!その黒の英知ってのは・・・」とクロウが割り込むものの、限界に達したワイズマンの欠片は「キリコ・・・。愚か・・・で・・・小さな・・・生命・・・よ・・・。お前は・・・取り返しの・・・つかない・・・罪を・・・わた・・・し・・・は・・・こわ・・・い・・・こ・・・わ・・・い・・・」と遂に沈黙。
・「消えろ」と光球を撃ち抜きとどめを刺すキリコ、「たとえ神だろうと俺は従わない」と言い放ち、「終わったのね」と微笑むフィアナ。
・(さらばだ、ワイズマン。お前は黒の英知を継承する者として務めを果たそうとしたのだろう。だが、相手が悪かったな。お前の選んだ男には、神の座よりももっと大切なものがあったんだよ)とワイズマンの死を悼むC.C.、太平洋上に真ドラゴン出現との別働隊からの報を知らせる。
・遺跡に触れるなとヒステリックに叫ぶロッチナ大佐、「何故、用意された支配者の座を受け取ろうとしなかったんだ!お前は神を殺したんだぞ!!」「せっかくの権利を捨てて卑しい道を選んだのは恐怖からだ!支配する事のあまりの大きな重さに!お前は怯えたからだ!」とキリコを糾弾。
・「行くぞ」と聞く耳もたないキリコ、「いいのか?」と確認するゼロに「放っておけばいい。後始末は奴がするだろう」と言い放つ。(ワイズマン・・・。あのシステムはシャルルの持つあれと同じ意味か・・・)と独白しつつ、ZEXISは撤収。
・「キリコ!私があれほど望んだ力を!お前は殺したのだ!」「私が!私が異能者であったならぁぁぁっ!!」とロッチナ大佐が絶叫しつつ、遺跡爆発・・・
・イカルガに帰還したキリコ、「何も言う必要はない。お前の行動が全てだ」とゼロに迎えられ、「それでも礼を言わせてもらう。・・・みんなには感謝している」と告げる。「感謝って言葉・・・ちゃんと知ってたんだな」と揶揄するデュオに、「まぜっかえすなよ。たまにしか聞けないから、まさに値千金の言葉なんだ。本当に金に換えれるなら、なお良しだがな」とクロウも守銭奴ジョークを口にして、仄かに微笑むキリコ、喜ぶカレンやココナ達。
・ワイズマンの遺跡は謎の爆発により消滅。グレゴルー達はキリコと共にZEXISに協力。
・地球のどこか片隅で生きてくと嘯くゴウト達。「達者でな、キリコ。お別れの記念にお前のスコープドッグ、組み直しておいてやったぜ」とバニラ、「ギルガメス軍との戦いでいいパーツも手に入ったからな。特殊部隊用のターボカスタムと特製ミサイルポッド付きも組み上げといたぜ」とゴウトが告げる。
・一方、C.C.に「お前は異能者だ」と険しい目を向けるシャッコだが、「・・・お前達の言葉で言えば、そうなるだろうな」と肯定するC.C.に、「だが、どうやらお前はワイズマンとは異なる道を進んでいるようだ」と告げる。「どうだろうな・・・。私の生き方を決めるのは私ではないのでな」と韜晦するC.C.に、「いいだろう。ならば、それを見させてもらおう」と応じるシャッコ。「キリコと共に戦いたいと思うのなら、本人にそう言えばいい」と窘めるC.C.だが、「面と向かうと照れくさくて言えない事もある」と素直に吐露するシャッコに、「改めて気に入ったよ、ル・シャッコ。お前はいい奴だ」と告げる。
・記憶を取り戻したC.C.、早速ゼロと皮肉の応酬に興じるものの、(そうだな、ルルーシュ・・・。このまま何も前と変わらないのなら、それはそれで幸せだろう・・・だが、ワイズマンとの感応によって記憶を取り戻した代償として私もその一端を見てしまったよ・・・黒の英知の示す未来をな・・・)と秘かに独白。
・「戦争がある限り、俺達はきっとそれに翻弄される生き方しか出来ないだろう」とフィアナに告げるきりこ、「ならば、俺は戦争を終わらせる。お前と共に生きるために」と宣言。「私もあなたと・・・皆さんと共に戦います。あなたと共に生きるために」と答えるフィアナ。(;д;)
・「俺の旅は一つの終わりを迎えた。神の死んだ世界・・・。そこが俺とフィアナの生きる場所だ。その先に待つのがワイズマンの言うように絶望だとしても、俺はこの選択を悔いる事はないだろう。運命を決めるのは自分だ。そして、フィアナと仲間がいる。宿命が炎の中にあるのなら、俺は戦い続ける。今日も・・・そして、明日も・・・」とキリコ独白。

●第49話:ゼロとルルーシュ
・戦闘終了後、単身乗り込んできたシュナイゼル殿下が巧みな話術で黒の騎士団を手玉に取り、ブリタニア皇子でありギアスで人を操っていたゼロを弾劾するようたたみかける。
・勢い込んでゼロを吊るし上げようとする黒の騎士団に、「何故、騙されていたと決めつける?」とロジャー、「互いの事情については最大限に尊重するのがZEXISのルールだったはずよ」とスメラギさんが冷静に指摘、「奴が本当に平和の敵となったのなら、俺が止めればいいだけの話だ」とヒイロが断言し、「奴の過去は知った事ではない。だが、俺もお前達も奴に借りがあるはずだ」とキリコも指摘。
・「俺は、もっととんでもない嘘つき・・・それも悪意の塊みたいな奴を知ってるんでな」と苦笑するクロウ、まず話を聞いてみるべきと主張。「アニキが言ってたよ。あいつには命懸けの覚悟があるって・・・」とカミナの言に触れるシモンも、ゼロの真意を知りたいと主張、ヴィラルも「フン・・・悔しいが、俺もカミナの見立てに同意する」と肯定。
・「扇君・・・。黒の騎士団の副司令であるあなたが決めなさい」とスメラギさんが提案、「ゼロを信じないか、信じてみようとするか・・・。その横で彼を見てきた君の答えに我々も従おう」とジェフリー艦長も同調。「俺が・・・ゼロを・・・」と逡巡する扇。選択肢は「ゼロを信じてみる」。
・「俺は・・・ゼロを・・・信じ・・・たい・・・」と呻く扇、「最初にゼロにリーダーを頼んだ時から俺はずっと彼を信じてきたんだ・・・!」と想いを吐露し、トウキョウ決戦で見捨てられかけたと指摘されても「それでもだ・・・!ゼロと戦ってきた日々の全てが嘘だったなんて俺は認めない!馬鹿だ、お人好しだ、風見鶏だと言いたければ言え!だが、俺は納得がいくまでゼロと話をする!それでもゼロが許せないなら、俺がこの手でゼロを倒す!それが副司令の・・・ゼロを最初に信じた俺の務めだ!」と断言。
・「扇・・・」と息を呑むゼロをよそに、「ここからの話は長くなりそうです。今日のところは、お引取を願いましょう」とF.S.がシュナイゼル殿下に退出を促し、「・・・君達は、きっとこの選択を後悔する事になるだろう」と微笑むシュナイゼル殿下に、「あなたにとって、この結果は想定外だったようですね。ですが、ご心配なく。あなたには理解できない何かがこのZEXISにはあるのです」とロジャーが反論。
・「・・・自分もこの目で真実を確かめたいと思います。彼と共に」と扇に寄り添って残留宣言するヴィレッタに、「私が言うのも何だが、世の中は爵位だけではないという事か・・・」と苦笑するコーネリア、「この瞬間から私と君達の本当の戦いが始まったと言えよう」と言い置いて立ち去るシュナイゼル殿下に同行。
・シュナイゼル殿下達を見送ったゼロ、「・・・もうこの仮面にも意味はないのだな」と素顔を晒し、「何も隠すな。それがお前の義務だ」とヒイロが告げる。「・・・長い話になるぞ」と応じるルルーシュ、(ナナリー・・・。俺は最愛のお前を失った・・・そして、C.C.を失い、スザクを失い、俺を守る仮面をも失った・・・もう俺には失うものなど何もない・・・)と独白。

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第2次SRWZ再世篇(2周目:エリア11ルート:38〜40話)

●ルート分岐
・クロウの選択肢は、昼食支給を条件にエリア11。

●第38話:過去からの刺客
・トウキョウ租界でヴィレッタ先生の誕生日プレゼントを買い出し中のシャーリー、突如ギアスで封じられていた記憶を取り戻し、「私のお父さんを殺したゼロは・・・ルルーシュ・・・」と呆然、(何が嘘で・・・何が本当なの・・・!?)と混乱して立ち竦む。
・それを陰から観察し、(全てのギアスを破壊するギアスキャンセラー・・・。私はゼロを打ち破る力を手に入れた)と独白するオレンジことジェレミア卿、シャーリーでギアスキャンセラーのテストを済ませ、いよいよアッシュフォード学園に乗り込む決意。
・学園地下の機密情報局アジトで報告を受けるルルーシュ、シャーリーへの対応をプラトニックに留めるよう影武者の咲世子に指示し、「あの女の存在もお前の残された両親のようだな」と指摘するヒイロに、「・・・お前の口の利き方、C.C.に似てきたな・・・」と苦笑。
・ワイズマンショックの影響は他国より小さかったと報告するヴィレッタ、緩やかな融和政策を着実に推し進めつつあるナナリーの力だと推定、クィーン・リリーナの連邦代表就任にも後押しされていると判断。
・敢えて黒の騎士団のエリア11入りを当局に悟らせたルルーシュ、挑発してブリタニア側からの攻撃を誘い、返り討ちにすることで市民へのアピールを画策。一方、ルルーシュの真の目的は混乱の中で妹ナナリーを解放する事だと秘かに洞察するロロ、(でも、ナナリーが帰ってきたら、僕は・・・)と顔を伏せる。
・ヒイロを伴い市街の視察に出たルルーシュと入れ違いに、学園にジェレミア卿が侵入。咲世子が単身迎え撃つものの、機械の身体には攻撃が効かず窮地に。駆けつけたロロが絶対停止のギアスを発動するものの、「無駄だ・・・!」とジェレミア卿がギアスキャンセラーで打ち消し、不意をつかれた咲世子が負傷。
・「やはり、ルルーシュに籠絡されていたか。これであの男の記憶が戻ったのは確実と見ていいだろう」と判断するジェレミア卿、嚮団からの刺客と名乗る。そこへ駆けつけたヴィレッタ、「お前もルルーシュに取り込まれたのか・・・」と疑いをかけられながら、「ルルーシュは今、ゲットーにいます!」「お願いです、ジェレミア卿!私を解放してください!」と懇願し、「・・・引き受けた」とジェレミア卿はゲットーへ。
・裏切りを非難するロロに、「お前はルルーシュに連絡しろ」としれっと答えるヴィレッタ、「向こうにはヒイロ・ユイもいる。そして、ルルーシュなら、きっとジェレミアを破る策を用意するはずだ」と指摘、ロロにもゲットーへ向かうよう指示。
・ゲットーにスザクを呼び出したシャーリー、「もしかして、ルルーシュの事?」と問われつつ、今だ混乱して言いよどむ。そこへルルーシュもばったり行き会わせて再会。(どうしよう・・・。スザク君を呼び出してみたけど、何を言えばいいの・・・それにルルまで来るなんて・・・)(もしかしたら、スザク君はルルの中まで二人で私の事を・・・)と独り混乱するシャーリー。一方、シャーリーとスザクが一緒にいることに内心で疑惑を募らせるルルーシュ、未だルルーシュへの疑いを捨てきれず内心逡巡するスザク。
・「そんなに慌てなくていいって。相手がスザクなら俺も心配していない」と微笑むルルーシュ、ただの恋人同士の会話を装ってシャーリーを落ち着かせ、スザクに邪魔を詫びて立ち去る。その笑顔に(ルルは学園にテロリストが来た時、必死になって私を守ってくれた・・・あの時のルルに嘘はなかった・・・。自分が死ぬかも知れないのに私を守ってくれようとした・・・)と思い返し、「・・・ヤキモチ焼いてくれた?」とルルーシュに明るく問いかけ、「フ・・・」と優しく微笑むルルーシュに、「ありがとう、ルル・・・」と告げる。
・「シャーリー・・・話って何だい?」と改めて問うスザクに、「私はルルが好き。スザク君は嫌い・・・?」と問いかける。「僕は・・・好きだった」と答えるスザク、「今は?」と問われて沈黙し、「許せないんだ・・・!」と静かに激高。
・「・・・許せない事なんてないよ。それはきっとスザク君が許さないだけ・・・。許したくないの」と諭すシャーリー、「私は・・・もうとっくに許したわ」と微笑。「シャーリー・・・君は・・・」と戸惑うスザク。一方(ごめんなさい、お父さん・・・。私・・・ルルが誰だろうと、ルルの事が好きです・・・)とシャーリーは心中で決意。
・一方、動き出したブリタニア軍を迎え撃つべく出撃する黒の騎士団、ゼロとヒイロ抜きで戦闘開始。それを近くで秘かに見守るルルーシュとヒイロ、指揮は藤堂に任せてジェレミア卿を迎え撃つべく待ち構える。
・2PP敵全滅してイベント発生、SRポイントget。「・・・久しぶりだな、オレンジ君」とジェレミア卿を迎えたルルーシュ、「君の事はロロから聞いている。ギアスが効かない事も、ギアスを解除する力がある事も」「機械の身体、ギアスキャンセラー・・・。執念は一流だな、オレンジ君」と揶揄。
・「執念ではない。これは忠義・・・!世界が変わろうとも、ブリタニアに対する我が忠義は一切変わらぬ!」と答えるジェレミア卿に、「気に入らないな。あの皇帝のどこに忠節を尽くす価値がある!」と気色ばむルルーシュ、「奴の犬ごときに俺は負けるわけにはいかない!」と叫び、予め用意したゲフィオンディスターバー起動、動けなくなったジェレミア卿に「その機械の身体、やはりサクラダイトを使っていたな」と冷笑。
・「私の自由を奪ったのは・・・!ゲフィオンディスターバー・・・!」と悟るジェレミア卿に、「ほう・・・よく勉強しているじゃないか。ならば、このシステムを環状線に沿って配置する事の意味もわかるだろう」と揶揄するルルーシュ、「そうだ・・・!このシステムが完成すれば、サクラダイトは全て無効化され、トウキョウは静止する!」と勝ち誇り、「ありがとう、オレンジ君。君はいい実験台になってくれたよ」と嘲笑して、ギアス嚮団の位置と首領V.V.の居場所を問い詰める。
・ところが「話す・・・のは・・・そちらの・・・方だ・・・!」と無理矢理に動くジェレミア卿、「私には・・・理由がある・・・!忠義を貫く覚悟が・・・!確かめなければならぬ真実が・・・!」と叫び、「ルルーシュよ・・・!お前は何故ゼロを演じ、祖国ブリタニアを・・・実の父親を敵に回す・・・!?」と問う。
・「俺がルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだからだ!」と叫び返すルルーシュ、父ブリタニア皇帝は母を見殺しにし、ナナリーの目と足、兄妹の未来まで奪われたと糾弾。「・・・知っています・・・。私もあそこに・・・アリエスの離宮におりましたから・・・」と静かに微笑むジェレミア卿、「初任務でした。敬愛するマリアンヌ后妃の護衛・・・しかし、私は守れなかった・・・!忠義を果たせなかったのです・・・!」と告白。
・「ルルーシュ様・・・あなたがゼロとなったのは、やはりマリアンヌ様のためであったのですね・・・!」「私の主君はV.V.ではなく、マリアンヌ様・・・!これで・・・思い残す事は・・・」と地の涙を流しながら微笑むジェレミア卿に、「死ぬ事は許さぬ!」と叱咤するルルーシュ、「ジェレミア・ゴットバルトよ・・・。貴公の忠節はまだ終わっていないはず。そうだな・・・?」と微笑みかけ、「イエス、ユア・マジェスティ!」と応じるジェレミア卿。ジェレミア卿の部下を全て捕らえたヒイロも合流、「よし・・・これで全ての条件はクリアした」と宣言するルルーシュ。
・一方、ロロと出会ったシャーリー、「答えて、ロロ・・・。あなたはルルが好き・・・?」「私はルルが好き。・・・あなたはどう?」と問い詰める。「好きだよ。たった一人の兄さんだもの」と答えるロロに、「あなたは味方なのね、ルルの・・・」と微笑むシャーリー、「お願い、私も仲間に入れて・・・!私もルルを守りたいの!」「取り戻してあげたいの!ルルの幸せを!妹のナナちゃんだって一緒に・・・!」と言い募り、記憶を取り戻していると悟って緊張するロロ。
・戦場ではナイトオブテンことルキアーノ・ブラッドリー率いるブリタニア軍増援が北に出現、残虐で有名なナイトオブラウンズに「通商、ブリタニアの吸血鬼。エリア11もロクでもない奴を輸入したもんだぜ」と吐き捨てるクロウ。
・ルキアーノへの戦意に逸るカレンが単騎で前に出た所で、「かかったな」とルキアーノが嘲笑、潜んでいたスザクのランスロットが横合いから奇襲で紅蓮弐式を痛撃し鹵獲、(シャーリー・・・。僕は・・・やっぱりルルーシュを許せないよ・・・)と独白。
・「カレン!」と直接通信してきたルルーシュ、「必ず・・・必ず助ける!だから、諦めるな!お前がいなくなったら、俺は・・・!」と必死で呼びかける。「・・・わかっている!待っているから、ゼロ!」とカレンも決意を告げ、スザクに拘束されて撤退。カレン奪還のため追撃しようとするZEXISだがルキアーノに阻まれて戦闘再開。
・クロウがルキアーノと戦闘時セリフイベント。「驚いたぜ。吸血鬼殿がナイトオブラウンズになっていたとはな」と揶揄するクロウに、「その口ぶり・・・貴様、ブリタニアの人間のようだな?」と苦笑いするルキアーノ、「わかったぞ!その独特の動き・・・貴様、ファイアバグか!」と見抜き、不機嫌に押し黙るクロウに「あのクズの生き残りがいるとはZEXISの程度も知れたものだ!」と嘲笑。「・・・俺に、その言葉を否定する権利はねえさ。俺はご察しの通りの人間だからな。だがな、好き嫌いで言わせてもらえば、あんたは圧倒的に後者だぜ!」と言い返すクロウ、「よかろう!ブリタニアのクズは、このナイトオブテンが責任を持って始末してやる!」と応じるルキアーノに、「やれるもんならやってみな!こうして敵味方に分かれた以上、心置きなくあんたを潰せるってもんだぜ!」とクロウも咆哮。
・ルキアーノと戦闘してイベント発生、ゼロとヒイロが登場。「何してやがった、ゼロ!?カレンがブリタニアの白兜にさらわれちまったんだぞ!!」と責める玉城に、「そんな事はわかっている!」と怒鳴り返すゼロ、迂闊に単騎突貫してルキアーノに「部下が捕虜になって頭に血が上ったようだな!お優しい事だ!」とつけ込まれ窮地に。そこへ「ゼロ・・・!お前は、このような所で死す事は許されない!」と星刻の駆る神虎が現れて割り込み、「私はお前に祖国と天子様の未来を賭けた。そのためにお前に手を貸そう」と共闘、ヒイロもゼロを守って移動し、戦闘再開。
・2PPルキアーノ撃破。ルキアーノは機体の調整不足と責任転嫁して撤退。
・2PP敵全滅して戦闘終了。
・「あれは・・・」とシャーリーおよびロロに気付いたゼロ、各機に後退指示、自身はゲフィオンディスターバーの設置確認を口実に残留。一方、戦場にヴィレッタを発見した扇も、慌てて単独行動に。
・「千草・・・!」と呼びかける扇、「こうして君にまた会えた」と微笑、イレヴンとの汚点は消し去らなければ生きていけないと思い詰めて銃を向けるヴィレッタに「やっぱり、そうなるか・・・」と苦笑しつつ、「死ぬ時ぐらいは自分で選びたいから・・・」と諦観。
・「そもそも、何故テロリストがブリタニア軍人を助けた!?」と問い詰めるヴィレッタに、ゼロの情報を聞き出そうと企んだものの共に暮らして情が移ったと告白する扇、「私は敵だぞ!」と叫ぶヴィレッタに「でも、好きなんだ!」と吐露。
・「・・・出会わなければよかったんだ!」と葛藤するヴィレッタだが、そこへ現れた咲世子が制止、ディートハルトが高圧的に場を預かると宣言。
・一方、シャーリーのもとへ駆けつけたルルーシュに、「気味が彼女のボーイフレンドかい?」「駄目じゃないか。こんな危険な所にガールフレンドと弟を放っておいては」と破嵐万丈とロジャー・スミスが微笑みかけ、二人を保護していたと告げる。
・「万丈、私は彼に少しお説教をしなくてはならない。そちらのお嬢さんを送ってさしあげてくれ」と言って、シャーリーと万丈を送り出すロジャー。
・「私・・・ルルを信じてるから。ナリタの慰霊碑の時から、ずっと」と朗らかに告げるシャーリー、「明日、学園で待ってる。必ず来てね」と言い含め、万丈にエスコートされて立ち去る。(俺がゼロだという事を思い出したのか・・・)と悟るルルーシュ。
・「落ち着いたかい、ルルーシュ君。いや、ゼロ」と改めて呼びかけるロジャーに、慌ててギアスで制圧しようとするロロだが、現れたヒイロが銃を向けて牽制。「私は自らの力で真実にたどり着いたのだ」と語るロジャー、ユーフェミア皇女殿下の乱心が納得できず真相を追っていたと告げる。
・破界事変終結後にエリア11を訪れ独自に調査したと明かすロジャー、ゼロの正体がルルーシュであり、かつ魔法としか言いようのないある種の催眠のようなものを有する事、それが意図せず暴走してユーフェミアに日本人虐殺を起こさせた事を洞察、根拠を問われて「あの一件の後の君の取り乱しぶりはそれまでにないものだった。同時に、その後の君のストイックさは何かに対する贖罪のように感じられた」と説明。
・今後より厳しくなるZEXISの戦いから余計な心配事を排したかったと語るロジャー、「・・・私は真実にたどり着いた自身がある故、これ以上、君を追求するつもりはない。故に君に求めるのは、君が平素から口にしている正義を成してもらう事だけだ。君がその道を歩むのなら、ZEXISは君と共に戦うだろう」と宣言。
・「騙されちゃ駄目だ、兄さん!こんな奴等は信用してはならない!きっと兄さんの力を利用する事を考えているに決まってる!」と激高するロロだが、「利害に応じて互いを利用するのではなく、信頼によって結ばれた関係・・・。世の中には、そういったものもあるんだ」とロジャーに諭され、「ルルーシュ。お前に最も欠けているのは自分以外の人間への信頼だ。それに気付かないままでは、お前はいずれ俺の敵になる」とヒイロが重々しく告げる。
・あくまで反対するロロに、「ロロ・・・お前、ここでシャーリーに何をしようとしていた?」と意味ありげに微笑みつつ問うルルーシュ、「ギアスから解放されたシャーリーは俺の正体を知った。だが、俺の正体を知ろうと、彼女は俺を信じてくれている」と告げ、「ロジャー・スミス・・・。シャーリーを守ってくれた礼を言う」と告げる。
・「他人に感謝する気持ちがあるならば、君という人間は信頼に値する」と応じるロジャー、真相を知るのは自分とヒイロだけと明かし、「私達の信頼を裏切るような真似はしないでくれたまえ」と告げ、「どうだろうな」と嗤うルルーシュに「そういった露悪的な振る舞いも不要だ。もうここまで来たら、君が隠すべきものはないはずだ」と諭す。
・「知ったような口を・・・」と苛立つルルーシュに、「そういう歳相応の表情の方が、ずっといい」と微笑むロジャー、「そして、良かったら、いつか私に君の過去について聞かせてくれ」「君の失われた過去・・・。それが君に戦いを決意させたのなら、協力したいからだ」と告げ、「だが、何をしても過去は変わらない。私が望むのは、君が未来のために戦ってくれる事だ」と諭す。
・ZEXISに合流した万丈、暗黒大陸でニアの中のアンチスパイラルが目覚め人類殲滅システムフェイズ1発動を宣告したことを共有。
・星刻も、クィーン・リリーナンの掲げる平和政策に同調した天子様の命により、アロウズを含む世界の敵を討つべくZEXISに合流。
・翌日、アッシュフォード学園でシャーリーと再会したルルーシュ、「でも、ごめん・・・。俺は行かなければならないんだ」と告げる。「・・・わかったわ。でも私・・・ずっとここで待ってるから。ルルを手伝う事は出来ないけど、ルルが帰ってくる場所で私・・・ずっと待ってるから」と答えるシャーリー、「・・・本当は不安だけど、大丈夫だよ。ルルが笑ってくれたから。だから、行ってらっしゃい」と健気に微笑む。
・笑顔で別れたルルーシュに、「いい笑顔だ。お前のそういう顔を見るのは久しぶりだ」と揶揄するC.C.、「黙れ、魔女」と穏やかに言い返され、「フ・・・いつもの毒がないな。そんな事で戦えるのか?」と問う。
・「決意は固まった。シャーリーのためにも俺は勝たなければならない。そして、スザクに捕まったカレンを救い出してみせる」と宣言するルルーシュ、エリア11残留メンバーと機密情報局にカレンの情報を集めさせると宣言。ヴィレッタが消息不明と危ぶむロロだが、「あの女が事を起こす前に全てに決着をつけるまでだ」と言い切るルルーシュ、ジェレミアからの情報で特定したギアス嚮団に打って出る事を宣言、「逃げているだけでは明日は来ない・・・俺は明日を・・・未来をつかむために全てを懸けて戦う」と告げ、(俺が信じた人達のため、俺を信じてくれる人達と共に・・・)と独白。

●第39話:禁断の継承者
・若き日のシャルルとV.V.の一幕、ロシウ達のクローン・ロージェノムからの情報収集は、暗黒大陸ルート同様。
・ギアス嚮団の壊滅を目論むルルーシュとC.C.の会話も、シャーリーの死を回避した事、ロジャー・スミスにゼロの正体を知られた事以外はほぼ同様。「あの男は自力で真実にたどり着いた。下手に隠し立てするよりも味方に取り込んだ方が安全だと判断したまでだ。それに記憶を取り戻したシャーリーをロロから守ってくれた恩もある」と言うルルーシュに、「お前がそういう事にしたいなら、そうしておこう」と揶揄するC.C.、「だが、ルルーシュ・・・。人を信じるお前というのも悪くはない。私は嫌いではないぞ」と告げる。
・キリコのミッションディスク調整を手伝うゼロ、「・・・ちょっと待て」と言って仮面を外し素顔を晒して、「作業の効率をアップさせるためだ」と微笑む。

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第2次SRWZ再世篇(2周目:宇宙ルート:32〜37話)

●ルート分岐
・クロウの選択は衛星兵器破壊。

●第32話:メメントモリ攻略戦
・衛星兵器攻略部隊では、ソレスタルビーイング基地から届けられた新武装をイアンとアニューが協力して調整完了、スメラギさんの作戦による奇襲を企てる。
・「あの衛星兵器・・・メメントモリってんだろ。ふざけた名前をつけてくれるぜ」と毒づくクロウ、意味を問う沙慈に「ラテン語で『自分がいつか死ぬ事を忘れるな』って意味だ。そうやって死を強調する事で今、生きている事を意識させる言葉でもある」と説明、アロウズとイノベイターの増長に憤るロックオン達。
・「気をつけてね、ライル」とロックオンを気遣うアニューに、「俺はこれでも悪運の強さには自信があるんでな」と嘯くロックオン、「・・・今、ライルって言ったですね?」「乙女の勘が言ってるです!お二人は既に恋人同士ですね!?」と目敏くツッコむミレイナにも余裕で「イエスだ」と肯定し、焦るアニューを「こういうのはオープンにした方がいい。そうしとかないとミシェルやピエールがアニューにちょっかいを出してくるしな」と混ぜっ返す。
・いつの間に・・・と呆れるアレルヤ、「お前に言われたくないぜ」とロックオンに返されると、「僕とマリーの場合は、超人機関にいた時から・・・」と素直に答え、「別になれそめを聞いてるわけじゃねえよ・・・!」とツッコむクロウにも動ぜず「ふふ・・・アレルヤったら、おかしいんだから」と微笑むマリー。(お、お似合いだな、この二人も・・・)と内心で天然ぶりに呆れる沙慈。(^^;
・地球連邦軍の一部がアロウズに対してクーデターを起こしアフリカタワーおよび低軌道ステーション占拠との急報が入り、緊迫するプトレマイオス2。
・イノベイター本拠地のリボンズとリジェネ、クーデターの推移を見守りつつ予定通りとほくそ笑む。過去に学ばない人類を、イオリアの創造したイノベイターが超寿命をもって導き救うと傲慢に言い放つリジェネだが、「君は僕に造り出された事を忘れたようだね」とリボンズに釘を刺されて沈黙、苛立って退出。
・「要するに僕以外のイノベイターは僕にとっては駒と同じだ」「人類を導くのはイノベイターではなく、この僕、リボンズ・アルマークという事だよ」と驕りを剥き出すリボンズ。「そうやって神を気取るか・・・」と吐き捨てるアムロ、人の生命を犠牲にして独裁者が創る新世界など無意味と断じ、狭量なリボンズの稚拙な恫喝を歯牙にもかけず、「あのメメントモリを使って、お前が何をする気なのかはわかっている」「お前のような輩のやろうとする事など誰にでもわかる」と指摘。
・「そして、お前の耳には届かないようだな。あれによって奪われる生命の声が」と告げるアムロ、「俺は少年の頃、あれと似た兵器によって多くの人間が死んでいくのを感じた。人の生命が溶けていく憎しみの光・・・。お前の脳量子波は、それを感じられないのか?」と問う。
・「脳量子波は選ばれた者だけが持つものだよ。メメントモリで死んで行く大衆は持ち合わせていないだろうね」と言い放つリボンズだが、「・・・やはりな。お前はイノベイター・・・変革者などではない」「お前の言う人類の革新の先駆けとなる者・・・。その資格をお前は持っていない。お前はイノベイターではない。そして、人間でもない・・・!」とアムロに糾弾され、気色ばんで銃を向けると「残念だよ。純粋種である君は唯一の同志だったのに、僕を怒らせてしまった」と幼稚な恫喝。(´д`)
・「その傲慢な物言い・・・!お前の存在は危険だ!!」と睨みつけるアムロ、プレッシャーに押されて激しい頭痛に顔を歪めるリボンズに、「お前が真のイノベイターだと言うなら、銃など使わずに俺を止めてみせろ」と挑発。「どこへでも行くがいいさ。そして、君はいつか思い知る。僕の下から去った事は間違いだったと」と嘯くリボンズに、「次に会う時は戦場だ。お前という存在を引きずり出す。だが、お前を討つのは俺ではない。・・・真のイノベイターだ」と言い置いてアムロ逃走。
・クーデターを指揮するハーキュリー大佐、地球連邦軍総司令部の密使として訪れた旧知のセルゲイ・スミルノフ大佐と対面、投降勧告を鼻で笑い、無関係な市民を巻き込むなと諭すセルゲイ大佐に「無関係ではない。」「アロウズなどという組織を台頭させたのは、市民の愚かさなんだよ・・・!」「彼等には目覚めてもらわねばならん。たとえ痛みを伴ったとしても・・・!」と告げて、アロウズの蛮行を知ってもらってから人質を解放すると宣言、「彼等を目覚めさせるためなら、私は喜んで捨石になろう」と覚悟を示す。
・甘いと指摘するセルゲイ大佐、「情報統制で世論を味方につけ、自分達の正当性を確保した後、必ず何かを仕掛けてくる!」と警告。「だが、奴等の目をこちらに引きつけていれば、その間に彼等がメメントモリを何とかするだろう」と告げるハーキュリー大佐、「彼等・・・?」と問うセルゲイ大佐に「監察権を持つ外部独立部隊、ZEXISだよ」と答える。
・「フフフ・・・精々吠えていなさい、パング・ハーキュリー。もうすぐ、あなたには神の雷が落ちるのです。メメントモリという名のね」とほくそ笑むリント少佐、メメントモリの電子チャージを待ちつつ、高々度で待機するZEXISのマクロス・クォーターの主砲のみを警戒、自分が指揮する防衛部隊を突破は出来ないとたかをくくって冷笑。
・そこへ突然、大気圏上層部からの攻撃でバイカル級巡洋艦が撃沈。「マクロスキャノンには気をつけろと言ったはずでしょうが!」と叱責するリント少佐だが、「違います!あの艦を沈めたのはパンチです!」との報告に目を白黒させ、続けて至近に姿を現したプトレマイオス2とCBガンダムに驚愕。
・アクエリオンの無限拳で防衛艦隊の陣形を乱した隙にプトレマイオス2単艦で突入したスメラギさん達、「メメントモリを確認。やはり、オービタルリングの粒子加速器を利用した自由電子レーザー掃射装置です」とフェルトが確認し、破壊に必要なデータ分析のため接触ポイントへの突撃を命令。トレミーを援護して5分間制限の戦闘開始。
・1PP敵6機撃破してイベント発生。北にヒリング、リヴァイヴ、デヴァインのイノベイターが出現、デヴァインのモビルアーマーが桁違いのスピードでトレミーに肉迫。そこへ「させるか!」と駆けつけたアムロのνガンダムが、サイコフレーム起動させつつフィン・ファンネルで痛撃。「くっ・・・!何だ、この脳量子波は・・・!」とデヴァインが気圧されて足を止め、トレミーに近付いて援護に入るアムロが「イノベイターはあれを低軌道ステーションに向けて発射するつもりだ!」と警告。
・クーデター一派と共に6万人の人質市民を一掃するとのアロウズの意図を察したスメラギさん愕然。刹那にイノベイターを止めるよう促すアムロ、(そうだ、刹那。イノベイターを倒すのは、お前だ。見ているがいい、リボンズ・・・!人類がお前の思い通りになると思うなよ!)と独白して、戦闘再開。
・1EP、更に敵6機撃墜してイベント発生。南にマクロスクォーターが駆けつけてZEXIS本隊出撃。「アロウズ・・・!あの憎しみの光を、また撃つつもりか!」と憤るカミーユと刹那に、(そうか・・・。カミーユの存在が刹那の目覚めを促しているのか)と得心するアムロ。
・2PPイノベイター撃破、リヴァイヴとヒリングは撤退、デヴァインは爆死。
・2PP雑魚殲滅後にリント撃沈、リントは陳腐な捨て台詞残して撤退。
・2PPトレミー目的地到達して戦闘終了、SRポイントget。
・戻ってきたリント少佐の旗艦が突貫、「残存GN粒子を全解放!」とスメラギさんが指示してトレミーのトランザム発動、リント少佐を瞬殺返り討ち。続けて解析した構造データを転送された刹那がライザーソードでメメントモリの共振部を破壊したものの、発射は止まらず、レーザーが軌道エレベーターのピラーを直撃。
・己の読みの甘さとアロウズの悪辣さに呆然とするハーキュリー大佐、セルゲイ大佐に離脱を促して自らは最後まで残ると言うものの、「そんな事で罪を償う事は出来ん!貴様は軍人だ!軍人なら市民を守れ!一人でも多くの市民を救い、その上で死ね!!」とセルゲイ大佐に叱咤される。

●第33話:散りゆく光の中で
・アロウズ輸送機でハーキュリー大佐が父セルゲイ大佐の旧友だと明かすアンドレイ少尉、共に軍人だった両親がテロリストとの戦闘中、民間人を守る事を優先した父が前線部隊にいた母を見殺しにしたとルイスに告げ、「だから、私は軍へと入った。父のやり方を否定し、母の望んだ平和を築くために」と想いを口にする。そこへメメントモリによるアフリカタワー攻撃の知らせが入り、動揺するアンドレイ少尉とルイス准尉だが、「落ち着け、お前等!」とコーラサワー少尉が一喝し、カティ・マネキン大佐の指揮で現場へ急行。
・大気圏上層部のプトレマイオス2でピラー破片落下をモニターするスメラギさん、タワー周辺の地表が壊滅すると被害を予想し、地表に降下して破片迎撃を指示。
・イノベイター首領リボンズ・アルマークのもとに軟禁されていたと明かすアムロ、小型スペースコロニー並の巨大なステルス宇宙船がイノベイターの拠点だと告げる。
・「刹那の変化もイオリアの計画の一部なんでしょうか?」と秘かに問いかけるカミーユに、「やはり、気付いていたか・・・。」と納得するアムロ、この問題は誰かが手を加えるようなものだとは思っていないと告げ、同意するカミーユと共に刹那を見守る決意を固めつつ、(シャア・・・お前はどこにいる。この世界でも人は変わり始めているんだぞ)と独白。
・一方、パイロットスーツに身を固めたマリー、「破片を撃墜しなければ、たくさんの人が生命を落とす・・・」と、アリオスの支援機GNアーチャー搭乗を決意。
・珍しくパイロットスーツを着けたロラン、「イアンさんに用意してもらったんだ。僕も覚悟を決めようと思うから」と告げ、「僕達は生命を守らなくちゃならないんだ」と口にしつつ、(ディアナ様・・・申し訳ありません。僕は・・・お約束を破るかもしれません)と内心で詫びる。
・タワー周辺地域を見下ろす遥か上空で、破片を迎撃すべく飛行可能な機体のみ出撃するZEXIS、北側から落ちてくるピラー破片を最南端の最終防衛線までに撃破すべく戦闘開始、全員気力MAXスタート。
・2PP、破片撃ち減らしてイベント発生。北にピラー破片第二波出現、埒があかないと見たスメラギさんが「このエリアの周辺にはクーデター一派や、カタロン、アロウズもいるのよね?」「オープンチャンネルで通信を開いて」と指示し、ZEXISのスメラギ・李・ノリエガと名乗ってピラー破片の落下データを送信、「この通りに破片が落下すれば、その下の人口密集区域は壊滅します。このままでは何千万という人々の生命が消えてしまいます。破片破壊に協力してください。お願い・・・!みんなを助けるために力を貸してください!」と呼びかける。
・ところが北西と北東にマリリン率いる次元獣部隊が出現、「もちろん、殺気の放送を聞いて手助けに来た・・・なんて事が、あるわけないじゃない!あなた達を潰しにきたのよ!」と嗤笑、ピンチだからと助けを頼む根性が甘いと嘲り、「諦めなさいよ!おばさま特製の空飛ぶ次元獣でたっぷり相手をしてあげるから!」と宣告。
・一方、南東に全領域型のタオツーを駆るセルゲイ・スミルノフ大佐が登場、「これより破片撃墜に協力する」「私の管轄で動かせる連邦軍も既にこちらに向かっている。周辺エリアでの破片破壊は彼等がやってくれる」と宣言。続けてミリアルド・ピースクラフトもエピオンで南東に現れ協力宣言。
・更に、南西にはコーラサワー少尉率いるアロウズが出現、「いくら命令とはいえ・・・!」とZEXIS協力を憤るルイス准尉に「文句を言うな、准尉!民間人を守るのが軍人の任務だろうが!この下には人が住んでるんだぞ!」と叱咤。「私は生命を見捨てない。父とは違う生き方をする・・・!」とアンドレイ少尉も気炎を上げる。
・周辺エリアでもクーデター一派、カタロン、連邦正規軍、ナイトオブラウンズ、アロウズによる破片迎撃を観測。地上部隊のイカルガとタワーも、難民キャンプ避難を誘導しつつ、現れたインベーダーを迎撃中とのこと。「・・・ありがとう・・・。ありがとう、みんな・・・」と呟くスメラギさん、「こんな状況で全てが一つにまとまっていく・・・」と呟くアニュー。
・「・・・ってなわけだ、マリリン」とほくそ笑むクロウに、「ムカつく・・・!マ・ジ・で!ムカつく!!」と激怒するマリリン。援軍と協力しつつ戦闘再開。
・3PP破片撃ち減らしてイベント発生。更に大量の破片が落下してきて焦るZEXISだが、「ソシエお嬢さん・・・。ホワイトドールから離れてください」とロランが決意を込めて告げ、「ホワイトドールの封印を解きます!」と宣言。
・北部中央に移動したロラン、「ディアナ様・・・。僕は二度とあれを使わないと決め、今日まで封印してきました。でも、僕は・・・!みんなを救うために月光蝶を使います!」と叫び、かつて地球上の文明を砂塵と化さしめた最終兵器・月光蝶で大量の破片を一掃。驚くZEXISの面々だが、ティエリアは(この奇妙な感覚・・・。僕の中のどこかにあれについての記憶があるのか・・・)と戸惑う。
・ディアナ様との約束を破ったけれど後悔はしないと宣言するロランに、「・・・何だ?歌・・・が聴こえる・・・」と戸惑う刹那、バサラも「誰だ・・・?いい歌じゃねえかよ」と微笑。そこへディアナ様ご本人から直接通信が入り、うなだれるロランに「よくやりました、ロラン」と微笑みかけて、「あなたの事です。きっと私との約束を破った事で心を痛めているのでしょう。ですが私は、あなたがそれだけの覚悟を以って、月光蝶の封印を破った事を誇らしく思います。やはり、あなたにホワイトドールを託したのは正しい選択でした」と告げ、「胸を張りなさい、ロラン・セアック。最も大切なものが何かをわかっているあなたなら、ホワイトドールを正しく使ってくれるでしょう。女王ディアナ・ソレルの名の下、改めてあなたに月の蝶を預けます」と宣言。
・「僕を信じてくれたディアナ様のためにもやってみせる!行こう、ホワイトドール!全ての生命を守るために!」とロランが気炎を上げて、戦闘再開。
・3PP、MAP兵器も総動員して、破片100個撃破でSRポイントget。
・3PP破片殲滅して戦闘終了。
・ゼクスはアロウズへの憤りを口にして撤収。
・己のクーデターが招いた惨状に呆然とするハーキュリー大佐、「あの方は・・・こうなる事を知っていたのか・・・。だとしたら・・・」と呟き、「クーデターの首謀者はお前ではなかったのか?」と聞きとがめるセルゲイ大佐。そこへ反乱分子を討つべく迫るアンドレイ少尉が攻撃、「気を・・・つけろ、セルゲイ・・・。シュナ・・・」と言いかけてハーキュリー大佐爆死。
・更に、ハーキュリー大佐の側にいた父セルゲイ大佐を反乱分子の一味と誤解したアンドレイ少尉、怒りに任せて攻撃、妻と息子に詫びながらセルゲイ大佐爆死。悲鳴を上げるマリー・・・(;_;)
・破片落下で炎上する街を前に、「私は・・・この世界に・・・傷ついた人達のために何が出来るのでしょう・・・」と途方に暮れるマリナ皇女。「・・・歌を・・・」「歌を歌ってください、マリナ様。子供達と共に」と応じるラクス様、「マリナ様が子供達の想いを集めて作られた歌・・・私はとても好きです。優しさと安らぎと・・・そして、希望を思い出させてくれます。あの歌だからこそ、破片の落下に怯える子供達の心を静める事が出来たのだと思います」と想いを肯定。
・戦いを否定する自分が今の世界に存在する意味に惑うマリナだが、「全ての人が戦う世界など、あってはならない世界です」と断じるラクス様、「だから、マリナ様は歌ってください。全ての人の気持ちを安らかにする歌を、私の代わりに」と勧め、「私は自分自身の歌を求めて、この世界を旅してきました。そして、わかったのです。今、私が歌うべきは戦いの歌だと」と決意を告げる。
・「心が決まったのですね、ラクスさん」と微笑むディアナ様、もう私は揺らぐ事はないと応じるラクス様に、「では、行きましょう。サンドマン氏と不動司令が私達を待っております」と告げる。(次に会えたとき、私は、自分の選んだ道を胸を張ってあなたに報告します。だから、キラ・・・。あなたの無事を今も祈っています)とラクス様独白。
・アロウズの暴挙に憤りつつ、タワー周辺の被災居住区を調査するZEXISメンバー。単独行動中の刹那が「・・・これが世界の歪みの結果・・・。だとしたら、それを生み出した俺達は・・・」と呟くと、「死んで詫びるかい?」と姿を現した宿敵アリー・アル・サーシェスが嗤い、スポンサーが会いたがっているとリボンズを紹介。
・「名前はリボンズ・アルマーク。君の察し通り、イノベイターだよ」と名乗ったリボンズ、「久しぶりだね、刹那・F・セイエイ。いや、ソラン・イブラヒム」と呼びかけ、かつてクルジスと呼ばれた今は存在しない国でOガンダムに乗っていた自分は刹那を見たと告げる。
・「あの武力介入はOガンダムの性能実験・・・。当然、機密保持のため、その場にいたものは全て処分する予定だった」と明かすリボンズ、Oガンダムを見つめる刹那の目が印象的だったために助け、ヴェーダを使ってガンダムマイスターに推薦したと告げる。
・「君の役目は終わったから、そろそろ返してほしいと思ってね。ツインドライヴとゼロシステムを搭載したガンダムは本来、僕が乗るべき機体なのだから」と言い放つリボンズに、「悪いが、断る!」と即答して攻撃を試みる刹那だが、サーシェスに阻まれ反撃で負傷。駆けつけたロックオンが兄の仇といきり立つものの、「俺が殺してやるまで死ぬんじゃねえぞ!」とサーシェスが捨て台詞吐いてリボンズらは逃走。刹那は失血のため昏倒。
・一方、人知れず破片迎撃に協力していたクワトロ大尉はミリアルドと邂逅。更に、コロニーの自由意志を奉じる革命闘士フォワイトファングのカーンズが接触し、参加を要請。

●第34話:白き牙
・(あの日・・・クルジスで俺が見たのは、この世界には存在しないはずだった神・・・圧倒的な力だった。その力は戦場を切り裂き、無力だった俺の生命を救ってくれた。だから、俺はそれになろうとした。世界を変える力、ガンダムに・・・だが、ガンダムは神ではなかった・・・)と独白する刹那、(やはり、この世界に神はいなかった・・・。あの日、ガンダムになろうとした俺は間違いだったのか・・・)と惑う。そこに亡きロックオンのイメージが「刹那・・・過去によって変えられるのは今の自分の気持ちだけだ。他は何も変わらねえ」「刹那、お前は変われ。変わらなかった俺の代わりに」と告げ、お前ならきっと出来ると微笑みかける。
・サーシェスが特殊な銃弾を使ったらしく、刹那の身に疑似GN粒子による細胞機能障害があると判断したスメラギさん、同じ症状のラッセと同様、遠からず生命を落とすと分析。ラッセ、かつてのホランドのガムシャラな覚悟を見習い、自分も刹那もやるべき事を全力でやると宣言。
・ロックオンに亡き兄の話をせがむアニューだが、自分の家族について問われると口ごもる。「言いたくないなら言わなくていいさ。・・・アニューは今ここにいる。俺はそれだけでいい」と微笑むロックオン。そこへアロウズの宇宙要塞バルジが攻撃を受けていると急報。
・宇宙要塞バルジに迫るホワイトファング、クワトロ大尉の百式がメガバズーカランチャーでモビルドール部隊を一掃、「コロニー支配の象徴であるバルジはこの私が討つ!」とミリアルドのエピオンが肉迫し、バルジ陥落、ツバロフ技師長戦死。
・「君は迷いを完全に断ち切ったようだな」とミリアルドに告げるクワトロ大尉、(それ故、トレーズが造ったあのガンダムを乗りこなせるというのか。だが、私は・・・)と独白。一方、バルジ司令部からコロニー独立を求めてホワイトファングの決起宣言を放送するミリアルド。
・何故かヴェーダの情報統制が作用せず、ホワイトファング決起の放送は地球圏全域に到達。「君が王留美と何か企んでいるのを僕が知らないとでも思ったのかい?」とリボンズに疑惑をかけられたリジェネ、これは自分の関与するものでないと慌てて否定。
・「いい機会だ。まずはそろぞろZEXISを黙らせる。彼女を使ってね。大衆の目を逸らす方は例のプランを実行に移せばいい」とほくそ笑むリボンズ、「フフ・・・アムロ・・・そして、刹那。君達はイノベイターの怖さを思い知るだろうね」と冷笑。・・・こいつやる事成す事、小者感横溢・・・(´д`)
・ホワイトファング決起の報に、コロニーを戦いに巻き込む下策と糾弾する五飛達。「ゼクスのやっている事は戦いを広げるだけだ」「ゼクス・マーキス・・・。奴は俺の敵だ」と宣言するヒイロ。
・一方、スミルノフ大佐の死に衝撃を受けたマリーは、ソーマ・ピーリスと人格交代、アロウズを叩くと戦意を示す。「・・・僕は・・・スミルノフ大佐に二度と彼女を戦わせないと誓ったのに・・・」と意気消沈するアレルヤ。彼女の意思も尊重しろとロックオンが助言し、憎しみで戦おうとして自身を滅ぼしかねない彼女を守ってやれとアムロが助言。
・ルイスを想い「憎しみって・・・どうすれば、消えるんだろうね・・・」と呟く沙慈。「ならば、その答えを探そう」と起きてきた刹那が告げ、自分も世界も変わらなければと決意表明、「彼女の心に届くまで叫べ」と助言。(そうだ、刹那・・・。それでいい。他人を理解しようとする心・・・わかり合おうとする心が、きっと扉を開ける)と静かに見守るアムロ。(兵器ではなく・・・破壊者でもなく・・・。俺とガンダムは変わる・・・)と独白する刹那。
・南米ガレオン基地への降下を開始したホワイトファング部隊を発見して急行するZEXIS。
・ホワイトファング部隊を指揮するクワトロ大尉、アムロやカミーユでなく強化人間に近い異質なプレッシャーを感じて内心苛立つ。それを近傍で秘かに見守るリボンズ、(フフ・・・あのモビルスーツに乗っているのがアムロの宿命のライバルと呼ばれる男か。あの男と違い、金色の機体に乗るだけの器はあるようだ。では、少し見物させてもらうとするよ)と冷笑。
・駆けつけたZEXISと対峙するクワトロ大尉、ジェフリー艦長の会談希望を拒絶するも、「OZに残ったのは、戦いを世界に広げるためだったんですか!?答えてください!」とカミーユに問い詰められてしばし沈黙し、「君達は所詮は兵士だ。世界を変えるためのビジョンに欠けている」と答えて、ゼクスやトレーズには理想の為に犠牲を辞さない覚悟があると告げる。
・犠牲を伴う方法は認めないと否定するロランやシン、カミーユ達に、問答無用と攻撃命令を出すクワトロ大尉。「シャア・・・!理想に溺れたか!」とアムロが吐き捨てて戦闘開始。
・様子のおかしいアニューだが、ロックオンにオープンチャンネルで「愛してる」と告げられ動揺、ピエールとミシェルは先を越されたと嘆息。
・1PP、雑魚殲滅後にクワトロ大尉撃墜してイベント発生。「くっ!やはり、強い・・・!」と呻くクワトロ大尉に、「迷いのある状態で勝てる相手ではないさ」と秘かに嘲弄するリボンズ、「このプレッシャーは・・・!」と気付いたアムロを尻目に、「始めようか、リヴァイヴ」と指示して、リヴァイヴの脳量子波発信と共に「さあ目覚めるんだ、アニュー・リターナー」とほくそ笑む。
・リヴァイヴの脳量子波でコントロールされたアニュー、トレミーのブリッジで「・・・まずはブリッジを破壊する」と呟きつつ発砲、「私はイノベイターとして任務を遂行する」と制止を歯牙にもかけず。
・ブリッジを破壊したアニュー、ガンダムの機体データを持ち出してシャトルでリボンズの下へ移動。「そいつはイノベイターだ!」とのラッセルの警告を聞いたロックオン、「アニュー!」「俺を置いて、行っちまう気か?」と問いかける。「私と一緒に来る?世界の変革が見られるわよ」と不敵に微笑むアニュー。
・イアンに促されたロックオン、「・・・撃てよ。狙い撃てよ・・・!俺は何のために、ここにいる・・・!?何のために・・・!」と己を叱咤するものの、「駄目だ・・・!撃てねえ!」と呻き、「何て情けねえ男だ、ライル・ディランディ!俺の覚悟は、こんなもんか・・・!?」と嘆く。
・続けてヒリングとサーシェスが現れてリボンズに合流、アニューが持ち出したデータを受け取り、アニューに機体を渡す。「彼女をスパイとして潜り込ませていたのか!」と怒号するアムロに、「その通りだよ。だけど、アニュー自身に、その自覚はなかっただろうけどね」と答えるリボンズ、同タイプであるリヴァイヴの脳量子波により今この場でイノベイターとして目覚めさせたと明かす。
・リボンズ達は撤収してサーシェスとアニューが残留。「あの男がイノベイターの首領か」と呟くクワトロ大尉に、「あれが俺達の倒すべき敵だ!神を気取り、革新の名の下に人類をもてあそぶ男が俺達の敵だ!」と叱咤するアムロ。
・一方、ミリアルド自ら率いるホワイトファング増援が南に出現、戦いの痛みで世界は変わると強弁して、戦いの根を絶つためにこそ戦うべしとクワトロ大尉に檄を飛ばす。
・「自分で選ぶんだ、クワトロ大尉。シャアとして戦いを広げるか、それともZEXISとして戦いを止めるか」と迫るアムロに、「私は・・・」と逡巡したクワトロ大尉、「クワトロ・バジーナだ。それ以上でも、それ以下でもなく」と応じ、ミリアルドに「君は本当の名を選んだ。だが、私は指導者として理想を追うのではなく、一人の兵として目の前の戦いを止める」「私は君やトレーズを否定しない。だが、今・・・世界に必要なのは犠牲ではない」と宣言、ZEXISに合流。
・「ごちゃごちゃとうるせえんだよ、金ピカが!」と苛立つサーシェス、「俺には理想も何も必要ねえのさ!」と獣性を剥き出し、プトレマイオス2にとどめを刺すべく狙うアニューと共闘。葛藤するロックオンだが、「・・・やるさ。俺はソレスタルビーイング・・・そして、ZEXISだ」「だから、俺が自分でやる・・・!お前達にアニューはやらせねえ!」と宣言。「アニュー・・・!決着は俺の手でつける!」とロックオンが吠え、「本当に愛しているのよ、ライル・・・」とアニューが顔を曇らせつつ、戦闘再開。
・1PP、ミリアルドと戦闘してイベント発生。高速で飛来したマスラオのブシドーが乱入、「また、あの男か・・・!」と刹那が苛立つ。「ついに我が友が起ったと聞き、居ても立ってもいられず、馳せ参じた」と告げるブシドー、アロウズとしてミリアルドと雌雄を決する前にまず仇敵たる刹那との決着を優先すると宣言し、「アロウズもホワイトファングも関係ない!私は私の戦いの道を進むぞ!」と吠えて戦闘再開。
・1PP、刹那の魂ライザーソードでブシドー瞬殺、ブシドーは捨て台詞残して撤退。
・1PP、サーシェス撃破、サーシェスも撤退。
・ロックオンがアニューと戦闘時セリフイベント。「何故、俺達が戦わなければならない!?」と叫ぶロックオンに、「それは、あなたが人間で、私がイノベイターだからよ!」と答えるアニュー、「わかり合ってた!」と言い返すロックオンにも「偽りの世界でね!」と反論。「嘘だというのか!?俺の想いも、お前の気持ちも!だったら、俺にも考えがあるぜ!」と啖呵切るロックオン、「もう一度、お前を俺の女にする!嫌とは言わせねえ!」と宣言。
・2PP、ロックオンでアニュー撃墜してイベント発生。後退するアニューに肉迫したロックオン、強引に捕らえ、何をするつもりと騒ぐアニューに「決まってんだろ!もう一度お前を俺の女にする!」「欲しいもんは奪う・・・!たとえ、お前がイノベイターだとしても!」と宣言し、絶句するアニューに「アニュー、戻ってこい」と静かに呼びかける。「ライル・・・私・・・。私は・・・!」と泣き崩れるアニューに、「お前はお前だ」と優しく微笑みかけるロックオン。
・そこへ脳量子波の割り込みがかかり、カミーユとアムロが警告する中、「愚かな人間だ」と支配されたアニューが反撃、「イノベイターは人類を導く者」と冷たく言い放つ。「駄目だ!彼女は意識を乗っ取られている!」とカミーユが警告、「イノベイター同士のリンクか!」とクワトロ大尉が指摘。
・「そう・・・上位種であり、絶対者だ。人間と対等に見られるのは我慢ならないな。力の違いを見せ付けてあげるよ」と言い放つアニューに、「その物言い・・・!リボンズか!!」と気付くアムロ。ロックオンにとどめをさそうとするアニューだが、不意に割り込んだ刹那が痛烈に反撃。
・瞬間、リンクされた意識の中で、「ライル・・・。私、イノベイターでよかったと思ってる」と告げるアニュー、おかげですれ違う事なくロックオンに会えたからと微笑み、「ねえ・・・私達、わかり合えてたよね?」と問いかける。「ああ、もちろんだとも」と答えるロックオンに、「よかった・・・」と微笑するアニュー。
・「急げ、ロックオン!コックピットを引き抜け!」と刹那が呼びかけ、爆発する機体からコックピットごとアニューを無事救助するロックオン、刹那に促されて「恩に着る!」とアニューを連れ後退。
・沙慈、コックピットを外して機体の動きだけを止めた刹那を絶賛。「・・・狙撃のコツは、あの男に教えてもらった・・・」と答える刹那に、「間接的だが、あいつが弟を救ったってわけか」と微笑むクロウ。「戦う事で彼女を救う事が出来た。これが俺達の戦いだ」と刹那が宣言して、戦闘再開。
・2PP雑魚殲滅後、3PP最後にミリアルド撃墜して戦闘終了。ミリアルドは地球連邦打倒に不退転の決意を示して撤退。
・サンクキングダムの聖ガブリエル学園理事長室で、兄ミリアルドの新たな戦いに心を痛めるリリーナに、「何という事かしら。平和を願うリリーナ様の実のお兄様が新たな戦いを起こすなんて」と揶揄するドロシー、「ホワイトファングの登場は時代を新たなステージに押し上げる。そう・・・戦争によって」と告げる。
・「戦いを止めたいのならば、取っておきの方法がありますから」と告げるドロシー、デルマイユ公に通信をつないでリリーナを促し、(フフ・・・さあどうするかしら、リリーナ様・・・)とほくそ笑む。
・ロックオンに改めて礼を言われた刹那、「俺は二人の仲間を救っただけだ」と応じ、アニューも喜ぶと微笑むロックオン。ソーマ・ピーリスの発案でトレミー内に脳量子波を遮断するシールドを張る事となり、それまでは脳量子波遮断ヘルメットでイノベイターの干渉を防止。
・一息ついたZEXISだが、太平洋と暗黒大陸にZONEが二つ同時に出現との報が入って緊迫。

●第35話:明日へのあがき
・ロックオン、「俺は戦う。カタロンでも、ソレスタルビーイングでも、ZEXISでもなく、俺の意志で。アニューの心を操ろうとしたイノベイターとな」と刹那に決意を告げ、「誰かに聞いてもらいたくてな」と微笑。
・地上部隊は暗黒の力で復活したムーンWILLの相手をするため、宇宙部隊のみで太平洋上のZONE攻略に向かう。
・展開は地上ルート第35話と同様。洋上の島でZONE周辺に展開したウェイン達インサラウム軍と対峙するZEXIS、ルーク・アダモンの精神攻撃で気力70スタート、精神コマンド不可のまま戦闘開始。
・2PP敵16機撃破してイベント発生、SRポイントget。飛来したアサキムがウェインを瞬殺、ウェインは撤退。奮起したクロウがルーク・アダモンと対峙して呪縛を破り、気力最大、精神コマンド解放。
・2PP、アサキムに削らせたルーク・アダモンをクロウが瞬殺してイベント発生、ZEXIS全員気力+10、精神コマンド解放。
・最後に雑魚殲滅して戦闘終了。
・ZONE封印イベントも地上ルート第35話と同様。「じゃあな、デュオ。ロックオンを立派な貧乏クジ役に育ててやってくれ」と言い置いてZONEに向かうクロウだが、割って入ったアサキムが飛び込んでZONE封印。

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第2次SRWZ再世篇(2周目:宇宙ルート:15〜31話)

●分岐シナリオ
・クロウの選択肢は「宇宙に上がる」で、「世界の中心でも果てでも愛を叫んできな。頑張んなよ、エスター」と揶揄するトライア博士に、「はい、チーフ!仕事も恋も一所懸命です!」と笑顔で応じるエスター、(面倒だから、頑張るのは仕事だけにしてもらいたいもんだぜ・・・)と内心ボヤくクロウ。(^^;

●第21話:伝説の歌声
・沙慈にデスサイズ等コロニーのガンダム調査を秘密裡に依頼したイアン、自分の判断同様にやはり目立った類似性なしと告げられ、この方向での追求は諦める。
・トゥウィンクルrプロジェクトが来訪しているクォーターへ行くよう勧めるイアン、「・・・ああいう雰囲気って、何か苦手になってしまって・・・」と苦笑する沙慈に、「・・・お前も刹那と同じになるのか・・・」と呟き、「お前の人生である以上、ワシはとやかく言うつもりはない。だが、お前はなくさないでくれよ。刹那やワシ達がどこかで落としてしまった生き方をな」と諭す。
・ブリーフィングルームでミニライブ開催するランカ、「キラッ☆!」で盛り上げつつ「みんな、抱きしめて!銀河の果てまで!」と星間飛行を熱唱、熱狂するジュンにドン引きするつぐみ。(^^;
・フロンティア船団に向かうマクロス・クォーターにトゥウィンクルプロジェクトの同乗を頼んだグレイス、ZEXISに同行すればテロリストの襲撃を避けられる上、社会現象化しつつあるプロジェクトをガードするZEXISにはアロウズも手を出しにくいと指摘。ボディガードのブレラ・スターンや衣装デザイナー兼スタイリストのナナセらも同行しており、ブレラと折り合いの悪いアルトは不機嫌に。
・「トロワが去り、ヒイロも行方不明・・・。アロウズの新兵器の前に僕達は成す術もない・・・」と独り沈むカトルに、「この空気が耐えられないなら、刹那達のように席を外せばいい。それでも、この場にいるのはあの女達の歌声で、少しでも心を奮い立たせようとしているためか」と指摘する五飛、「泣き言を言う前にやれる事を探せ。目の前の事に全力を尽くせ。俺達のやる事は涙を流す事ではない」と叱咤しつつ、「お前がただ憂いているだけだとは思っていない。だが、それでも仲間の事を考えてしまうお前はやはり優しいんだ」と告げる。「でも、それだけではやっていけない。五飛・・・僕は優しいだけの男でいるつもりはないよ」と決意表明するカトル。
・アロウズと遭遇したZEXIS、トゥウィンクルプロジェクト護衛中と告げたにも関わらず一方的に攻撃された上、損害軽微にも関わらず何故かマクロス・クォーターが動力低下で動けなくなり、やむなく出撃。
・艦内でパニックを起こしたナナセ、ランカの歌う"アイモ"に宥められ落ち着きを取り戻す。ブレラに破戒工作を命じてマクロス・クォーターを足止めしたグレイス、(ここまでは完全に筋書き通り・・・。後はあいつ等が現れてくれれば・・・)と独りほくそ笑む。
・突然、南東にバジュラがフォールドで出現、マクロス・クォーターに一撃当てる事だけを命じられていたアロウズはあっさり撤退。行動不能のマクロス・クォーターをバジュラから守りつつ戦闘開始。
・2PPバジュラ全滅してイベント発生。一息ついたのも束の間、クロウが次元境界線の歪曲を感知、「今まで計測した事のないエネルギーが次元境界線の向こうから来る!」と警告。
・出現した輝く巨大な物体にミシェルが「バーラエナ・・・」と呟き、別人のようなアポロが「銀河クジラか」と呟く。惑星ゾラ出身の先祖を持つミシェル、神として崇められた巨大な白い銀河クジラが惑星ゾラを回遊していたと説明、「エネルギー体みたいなもので意志はないと言われているが、実態は、よくわかっちゃいないらしい」と告げる。
・銀河クジラを見送ったクロウ、「やったぜ!大スクープだ!この撮影データは高く売れるぞ!!」と大喜びし、「銀河の神秘もあんたにかかっちゃ飯の種かよ」と呆れるロックオン。
・続けてバジュラが再びフォールドしてきたものの、南西に深紅のヴァルキリーが登場、「VF-19エクスカリバー!俺達の世界の人間か!」と驚くアルト達をよそに、無防備にバジュラの群れに突貫、焦ったアルトが援護しようと突出。一方、「赤いVF-19・・・!まさか、あれは・・・!」と驚くキャシー。
・止めようとするアルトに、「俺は・・・止まらねえよ」と不敵に笑うバサラ、「俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」といきなり"Planet Dance"熱唱し、「な、何だ、こいつは!?」とアルト唖然。
・「間違いない!あれは・・・熱気バサラよ!!」と指摘するキャシー。「続いていくぜぇぇぇっ!!」とバジュラの群れに突っ込んでMAP版"Planet Dance"を歌いまくるバサラに、バジュラが何故か全て撤退。・・・ドン引き?f(^^;
・熱気バサラがオズマ少佐お気に入りのバンド、ファイアーボンバーのボーカルだったと思い出す朔哉。「熱気バサラ・・・。プロトデビルン戦で多大な戦果を挙げた歌エネルギー発現者・・・彼は自分の心のおもむくままに戦場で敵味方構わず自分の歌を聴かせた・・・」と語るキャシーに、「まんまじゃないか!」と呆れるミシェル。
・更に、今度は北にゲシュタルトのメタール率いる暗黒の力の寄せ集め軍団が出現、高笑いして名乗るゲシュタルトが「我が使命は、マーズ・・・貴様の抹殺と地球を手に入れる事だ」と宣告。「暗黒の力・・・。死者をよみがえらせ、時空さえも越える力・・・」と戦慄するタケル。アポロも「今までに戦った連中とは桁違いの力を持ってやがる!」と本能的に感じ取って警戒。
・「ハハハハハ、恐れおののくがいい!我が暗黒の力こそが、銀河を統べる!それは・・・」と言いかけたゲシュタルトに、「下らねえな!」と割り込んだバサラ、「暗黒の力だ?そんなジメジメしたのは俺の歌が吹き飛ばしてやるぜ!!」と"突撃ラブハート"熱唱して突貫、「何を言ってるんだ、お前は!」と混乱しつつ何とか守ろうと追いすがるアルト。
・「ふざけた野郎だぜ。・・・だが、おかげでビビってるのがバカらしく思えてきた」とアポロが野太く笑い、タケルものしかかる不安が払拭された事に気付く。
・「ハハハ、面白い・・・!どうやら、奴も私が探し求めたあの力を持っているようだ!」と笑うゲシュタルト、「生命の力を使う者よ!マーズと共に貴様もここで抹殺してくれる!」と宣言。マクロス・クォーターの修理が終わって行動可能となり、バサラを守るようジェフリー艦長が指示しつつ、苛立つアルトに「あれが本物の熱気バサラだとしたら、見殺しにすれば、俺達が隊長に殺される」とミシェルが指摘して戦闘開始。バサラは「どいつもこいつもゴチャゴチャうるせえよ!全員、俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」と一顧だにせず。(^-^;
・クロウがゲシュタルトと戦闘時セリフイベント。「フフ・・・次元の力を使う者よ。お前はいずれ、その力に押し潰されるだろう」と嘲笑うゲシュタルトに、「そういう思わせぶりな言葉はもうたくさんだ。スフィアが欲しいんなら、欲しいと言えよ」と言い返すクロウ、いずれスフィアも地球と共に我が手に落ちると嘯くゲシュタルトに「その前にお前が落ちるぜ・・・俺とブラスタの前に立ったからな!」と啖呵。(*´Д`*)
・2PP敵全滅して戦闘終了。
・「じゃあな」とあっさり立ち去るバサラに、呆気にとられたアルト、「じゃあな・・・じゃないだろ!状況が全くわかってないのに、あいつ、どこへ行く気だ!?」と憤る。クロウも「オズマ少佐よぉ・・・。あんたのフェイバリットはどこまでもフリーダムな奴だな・・・」と呆れ顔。
・「あなた達!熱気バサラに会ったのね!」と大喜びのシェリル、「あたしの中で熱気バサラは永遠のヒーローなんだから!」と歓喜、「熱気バサラに会ったって言ったら、お兄ちゃん・・・きっと悔しくて悔しくて泣き叫ぶと思います」と微笑するランカ。「だったら、オズマ少佐には俺撮影の熱気バサラ登場ライブのデータをプレゼントするか」と微笑むクロウ、「金の匂いがしたからな。それも飛び切りの」とニンマリ。
・不機嫌に黙り込むアルト君について、「そりゃショックだろうな。本職パイロットが、いきなり現れたロック野郎に直撃を食らえばよ」とスピーカーポッド弾を撃ち込まれた事をあげつらうクロウに、「で、でも、アルト君・・・!熱気バサラはパイロットとしても天才的だってお兄ちゃんも言ってたし・・・」と必死でフォローするランカ。ミシェルも「確かに奴の腕は普通じゃなかった。正真正銘の熱気バサラっぽいな」と肯定し、「突然の活動休止はこの世界に転移したためだったわけね・・・!」と納得するシェリル。
・ランカとシェリルに励まされたり焚き付けられたりして気を取り直したアルト君、「次にあいつに会った時にはあいつ以上に飛んでみせるさ」と決意表明。
・秘かにリボンズと連絡を取るグレイス、リボンズの協力で全てうまく運んだと礼を言いつつ、「彼の歌を手に入れる事が出来れば、私の夢はより完璧に近づく・・・。協力してくれるかしら、リボンズ」と依頼。トゥウィンクルプロジェクトは自分にとっても有益と承諾するリボンズ、通信を終えるとアムロを迎え入れ、「俺はお前を楽しませるために生かされている道化か・・・」と苦く呟くアムロに、「自分の存在を卑下しないでくれ。君は僕にとって唯一の真の同志なのだから」と告げ、「さあ語り合おうか、アムロ。人類が言葉の通じない異種と出会った時、どのような手段でコミュニケーションを取ればいいのかを・・・」とバジュラとの遭遇を仄めかす。

●第22話:ランカ・アタック
・護衛としてOZのキラ・ヤマト特尉とアスラン・ザラ特尉を同道するレディ・アン、フロンティア船団の首席補佐官三島のオフィスを訪問。「武力とは別の手段でコロニー側の牙を抜くというわけですか・・・。合理的な手段ですね」と揶揄する三島補佐官、さり気なくコロニーを見下す暴言を口にして、秘かに眉をひそめるキラとアスラン。L4コロニー群の視察に向かうと告げるレディ・アンに、「ウィナー家が取り仕切るコロニーですか・・・。あそこでは不穏な動きがあるよづえすね」と指摘する三島補佐官。
・一方、ZEXISではカトルがL4コロニーの有力者である父親にZEXISのバックアップを依頼する決意をかため、「きっと新たな力と共にZEXISに戻ってくる」と独り旅立つ。
・フロンティア船団に着いたランカを呼び出した三島補佐官、「私が君を呼んだ理由・・・。それは君が・・・君の歌がバジュラに対する切り札になるかもしれないからだ」と告げ、協力者としてフォールドウェーブ増幅機を提供するL.A.I.技研からルカも合流。プロジェクトリーダーを任されていると明かすグレイス、「トゥウィンクルプロジェクトはあなたとシェリルを中心としたパフォーマンスであると同時に・・・対バジュラの極秘計画でもあったの」と告げる。
・エルモやシェリルにも伏せていると聞いて顔を曇らせるランカだが、アイモの歌を使って人々の希望に、と言うグレイスに躊躇いつつも同意、ZEXISにも協力依頼してオペレーション・トゥウィンクル発動。
・カナリア中尉のケーニッヒ・モンスターに同乗して歌う事になったランカ。歌を戦いに利用する事に苛立つアルト、ランカへの面会はグレイスに断られ、シェリルも所在不明と聞いて(どこにいる、シェリル・・・。お前も、この計画に賛成しているのか?)と疑問を抱く。オズマ少佐にも連絡がとれず、不透明な状況に苛立つZEXISの面々。
・知性があるかも疑わしいバジュラに歌が影響を及ぼすか疑問視するクランやミシェル、プロトデビルン戦でのバサラの活躍も軍のミンメイアタック信者に乗せられたのでは、と揶揄。オズマ少佐に布教され自身もファイアーボンバーにハマったピエール、「そいつは違うぜ、クラン大尉。熱気バサラは軍の命令なんかじゃなく、自らの心のおもむくままに歌ったんだ。もちろん、歌で奴等を倒そうとしたんじゃない。歌を・・・心を、魂を、ソウルを、ハートを、届けようとした。それが結果的にプロトデビルンとの戦いを集結させたんだぜ」と熱く語り、「今では俺も立派な熱気バサラファンってわけだ!過激にファイアーシュートォォォッ!!」と熱狂。「す、すごいですね、ピエール先輩・・・」とドン引きするジュンに、「ランカ命のジュンに言われたくはないでしょうね」と麗花がツッコみ。(^^;
・バジュラも生物である以上、何らかのコミュニケーション手段は持っているはず、と成功の可能性を語るルカ、ランカも賛成していると説明。
・ランカの歌に含まれる微弱なフォールド・ウェーブを増幅照射すべく、近付くバジュラの群れに対してランカ・アタック始動、カナリア中尉のケーニッヒ・モンスターがシャトル形態で突出しつつ、ランカが"アイモ"を歌う。
・引き寄せられたバジュラが集まり、戸惑いに似た振る舞いを見せたため、「実験は成功したんだ!」と狂喜する三島補佐官だが、(確信があったわけじゃない・・・。117船団の生き残りだったとはいえ、血液検査はシロ・・・記憶もないというし、それでも何かの役に立てばと思って監視は続けたが・・・まさか、ど真ん中のストライクだったとはね)とほくそ笑む。
・モニターするグレイスも、(ランカ・リーの感情指数+4.33。フォールドウェーブ、レベル3.2。フフ・・・その調子よ)とほくそ笑む中、バジュラを殲滅すべく戦闘開始。
・2EP反撃で敵50機撃破してイベント発生、SRポイントget。バジュラのナイト級が出現すると共に熱気バサラも登場、「何だよ、こりゃ・・・」と歯嚙みするや、「お前!こんな歌が楽しいのかよ!?」とランカに猛然と食ってかかる。
・思わず歌を止めたランカに、(感情指数がマイナスまでダウン・・・。やはり、安定稼働には調教が必要ね)と独り嗤笑するグレイス。
・「ランカに余計な事を言うな!」と噛み付くアルトだが、「余計な事だ?お前等が、こいつに無理矢理、こんな風に歌わせたのか!」とバサラに言い返され、「無理矢理って・・・ランカ・・・お前・・・」と呆気にとられる。歌えないランカにジェフリー艦長が後退を命じ、ケーニッヒモンスターはマクロス・クォーターに着艦。
・引っ込んでろとアルトに怒鳴られたバサラ、「やだね・・・」と拒み、「お前等・・・そんなに歌が聴きたいんなら、俺が歌ってやるぜ!!」「俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」と"突撃ラブハート"熱唱。
・(感情指数+7.87、フォールドウェーブ、レベル6.2・・・!歌エネルギー、18万チバソング!これが熱気バサラ・・・!)と計測結果に秘かに驚くグレイス。「行くぜ!どいつもこいつも!!」とバサラが叫んで戦闘再開。
・3PPイベント発生。「どうなってやがんだ!?熱気バサラの周辺の次元境界線が歪んでいく!」と驚くクロウ
「行くぜぇぇぇっ!!」とバサラが気合入れると、VF-22とVF-11、VF-17改造機が現れ、時空震動に巻き込まれたミレーヌ達ファイヤーボンバーとガムリン大尉がバサラと再会。
・「よう、お前等!」と声をかけるバサラに、「のん気に挨拶してる場合じゃないわよ!何なのよ、ここ!?銀河クジラを追っかけてたあんたを追ってただけなのに、どうしてこんな事になるのよ!?」と食ってかかるミレーヌだが、ガムリン大尉がまず安全確保をと呼びかける。
・更にムーンWILL配下だったレギュラスαが北東に出現、ジェフリー艦長がガムリン大尉達に保護を約束し、ファイヤーボンバーは合流、ガムリン大尉は共闘宣言して、戦闘再開。
・4PP敵全滅して戦闘終了。
・「ここって、あたし達のいた世界じゃないかも知れないのよ!」とバサラの無軌道ぶりを責めるミレーヌだが、「そんなのは俺の歌に何の関係もないぜ」とどこ吹く風のバサラ、「どこに行っても変わらんな、お前は・・・」とレイが苦笑する傍ら、ガムリン大尉がZEXISに保護を求める事を提言。「・・・気に食わねえな・・・」と不満げながら同行するバサラ。
・フロンティア船団に戻ったグレイス、病身をおして待ち伏せたシェリルが「あなた・・・ランカちゃんで何をするつもり?」「どうして、あたしじゃなく、ランカちゃんに歌わせるのよ!」と食ってかかるものの、「無理をしないで、シェリル。あなたの身体は完治していないんだから」と諌め、治療に専念するよう言い含める。仕方なく引き下がるシェリルを見送るグレイス、(フフ・・・ホント強いわ、あなた。でも、そろそろ限界が近いわね。プロジェクト・フェアリーは失敗と判断。フェアリー9はクィーンの予備として、今後は扱う。本作戦はクィーンという重要な駒の完成と新たに現れたキングを得て、次の段階へと進む・・・)と独り冷笑。
・宿泊先で休息するランカ、ナナセに慰められたものの、「こんな歌が楽しいのか・・・か・・・アルト君、お兄ちゃん・・・。これで・・・これでいいんだよね・・・」と独り懊悩し、慰めるように寄り添う謎生物あい君に「明日になれば、きっと元気になるから・・・」と微笑。
・フロンティア船団に迎えられたファイヤーボンバーの面々、ハワード・グラス大統領に挨拶し、オペレーション・トゥインクル責任者の三島補佐官に引き合わせられる。「って事は、あんな歌を歌わせたのはお前か?」と憤るバサラ、「あいつは誰かに歌うことを強制されていた・・・。あんなのは歌じゃねえ・・・!」と食ってかかるものの、芸術論をかわすつもりはないといなした三島補佐官、対バジュラ戦に協力要請。
・「やだね」と言下に拒絶するバサラ、後見人としてグレイスに預けると言われても「俺はあんたみたいな奴のために歌う事はねえよ」と一顧だにせず。(フフ・・・リトルクィーンとのデュエットは次元を揺るがすものになりそうね)と秘かにほくそ笑むグレイス。・・・いや飼いならせねぇし。(´д`)
・L4コロニーで暴動が発生したとの急報が入り、有力者であるウィナー家当主、ザイード氏が死亡と伝えられて、カトルの身を案じるZEXISの面々。
・アイランド1で独り佇むシェリル、(グレイス・・・いったい何を考えているの・・・。あんな歌はランカちゃんの歌じゃない・・・。あの子の歌は、もっと優しくて楽しくて、もっと・・・)と独白。(・・・遠くで誰かが歌っている・・・。悲しいけれど、優しい声が聴こえる・・・でも、あたしは・・・この身体じゃ・・・)と聞き入るシェリルに、「あの大丈夫ですか?」と声をかけたのは歌姫ラクス様!「会えて嬉しいです、シェリルさん。私・・・あなたの歌がとても好きなんです」と微笑みかける。(*´Д`*)

●第23話:悲しみのカトル
・ウィナー家の地下研究所に独り佇むカトル、「父上は最後までコロニーの未来を考えていた・・・なのに地球連邦とコロニーの人間は自分達のエゴで父上を殺した・・・父上は戦った・・・。武器を使わずに自らの信念で・・・。でも・・・でも・・・誰もわかってくれないんだね、優しい人の涙を・・・」と悲しみに暮れ、「これでコロニーは満足なんだ・・・!僕は決して忘れない・・・!そして、決して忘れさせないよ・・・!」と慟哭、「フフフ・・・ハハハハハ!アハハハ!破壊する・・・破壊するんだ、全て!歪んだ宇宙の全てを!この・・・新しいガンダムで!!」と狂ったように哄笑・・・( ̄ロ ̄lll)
・ウィナー家所有の資源衛星により重要な役割を占めてきたL4コロニー群だったが、レディ・アン特佐扮する「聖女レディ・アン」による独立承認と第2加盟国としての連邦加盟で懐柔され、事実上の植民地に成り下がりつつあった。それに異を唱えたカトルの父ザイード・ウィナー氏は、親連邦と反連邦に割れるアザディスタンや完全平和主義を奉じて再興したサンクキングダムにも資金援助しており、自己の所有する資源衛星をL4コロニーに対して封鎖。それを独善的な反逆行為と非難したL4コロニー住民が攻撃して殺害に至った。
・L4コロニー群に向かおうと声を上げるエスター、「行って、どうするの?」とスメラギさんにツッコまれて絶句しつつ、「でも・・・でも、あたし達が行かなきゃカトルは一人ぼっちじゃないか・・・」「何も出来ないかも知れない・・・。でも、カトルの側にいてやりたいよ・・」と嘆き、(頑張れ・・・頑張れ、カトル・・・。こんなありきたりな言葉しか言えないけど、頑張れ・・・)と心中でエール。
・一方、宇宙要塞バルジでL4コロニー群の暴動について報告するキラとアスラン、「何故、連中はトレーズ閣下の御心が理解できんのだ?何故、いたずらに争おうとする?」と憤るレディ・アン特佐に、「それが・・・人間だからです」と沈痛に告げ、「暴力で相手を屈服させたり、精神を支配したりするのは、人間という存在を否定する行為です」「コロニーの人々の不満を巧みにごまかし、連邦の意のままにコントロールするのは、人間を人間でない何かに変えるだけです」「それはトレーズ司令が否定しているモビルドールの導入と同じだと思います」と穏やかに諭して、常に礼儀やマナーに則りエレガントに振る舞うトレーズ閣下こそ人間を愛し文化や歴史に敬意を払っていたと指摘。
・理解及ばずパニックになるレディ・アン特佐に、「戦いの痛みを忘れてしまっては、人は戦いを捨てる事は出来ません」「・・・トレーズ司令は、その先の何かを求めていると僕は思っています」と告げるキラ、「特佐が司令の事を思うのならば、司令の想いを継いでください」と微笑みかける。
・OZの命令で新型機ヴァイエイトとメリクリウスを開発したドクターJら5人の博士達、上司として着任したツバロフ技師長の権威主義に辟易しつつ、テストパイロットとして連れてこられたヒイロとトロワに再会。捕虜として疑いの目を向けられるヒイロに、レディ・アン特佐推薦の志願兵を装うトロワ、「私がこの男を常に監視し、おかしな行動を取った場合は、その場で処刑します」と断言し、「私の銃で、この小僧を撃て」と弾を抜いた銃を渡されても躊躇なく引き金を引いて見せる。ドクターJも「失敗した兵士には用はない」とヒイロを見捨てたように偽装。
・資源衛星の一つを未確認のガンダムで破壊した何者かから、04Eコロニーを破壊するとの通信が入り、慌ただしく立ち去るツバロフ技師長。見送ったトロワ、「何のためらいもなく引き金を引くとはな・・・。さすがに驚いたぞ、トロワ」と揶揄するドクトルSに、「・・・本当は持った瞬間に重さで弾が入ってないのはわかっていた」と種明かししつつ、内偵を進めるためには例え弾が入っていたとしても急所を外して撃ったと明言。
・新たなガンダムの正体を案じる5人の博士達、「L4コロニーと新たなガンダム・・・。これはもしかすると不味い事になるぞ」と懸念。ヒイロとトロワも、L4コロニーと聞いてカトルを連想し、その身を案じる。
・ウィングガンダムゼロを駆ってコロニー近くに現れたカトル、「コロニー04E1Bに告ぐ。ただいまよりコロニーを消滅させる。無駄な抵抗はやめ、直ちに退去せよ」と冷酷に通達、OZの猛攻を驚異の装甲で寄せ付けず、「怖いんだね、死ぬのが・・・だったら・・・戦わなければいいんだよ!」と言い放つやツインバスターライフル掃射、OZ兵諸共にコロニー破壊し、「おかしいな・・・涙が流れてる・・・ひとつも悲しくないのに」と無表情に呟く。(lll゚Д゚)
・OZとアロウズ増援が出現すると共に、キラとアスランが駆けつけ、大破壊に呆然。「僕は同じような光景を以前に見た・・・あの日・・・僕が君に再会して、ストライクに初めて乗った日に・・・」と呟くキラ、「あの日から僕は戦ってきた・・・。あんな悲しい事を二度と起こさないために。だから、僕はOZで地球連邦を中から変えたいと思った。けど、もう駄目だ・・・」と告げ、「OZはもうすぐ消える・・・。だから、きっとあの人は僕達に機体を返してくれたんだ。アスラン・・・。僕達がOZの代わりにアロウズに対する抑止力になろう」と宣言。
・アスランも同意して、「俺達はここでOZを脱退する」と宣告し、「地球連邦がコロニーの懐柔を続ける限り、またL4コロニーのような悲劇が繰り返される・・・!あなた達も平和を求めるのならば、自分達のやっている事を考え直してくれ!」とOZ兵に説くものの、OZ兵はコロニーに平和をくれてやっていると居丈高に暴言。
・「うるさいよ!ごちゃごちゃと!」と業を煮やしたカトルがOZとアロウズに攻撃、一切の通信に応じず、やむなく三つ巴の戦闘に望むキラとアスラン。「全て破壊・・・?君達にそんな権利も、力もないんだよ。それは僕がやるんだよ・・・!このウィングガンダムゼロで・・・!」とカトルが静かに吠えてゼロシステム発動、精神コマンド毎ターン発動して戦闘開始。
・2PP、加速かけて北に突貫したアスランがカトルと戦闘してイベント発生。ヒイロとトロワ率いるMD部隊が南西に出現すると共に、南東にはZEXIS登場。
・キラとアスランに再会して驚くZEXISの面々に、「あれにはカトルが乗っていると思われる」と告げるトロワ、赤と青の機体には自分とヒイロが乗っていると告げ、「少なくとも今の俺達はお前達の敵だ」と宣告、「・・・いいのか?」と問うヒイロに「俺達が乗っているのはOZの新型だ。その俺達に勝てないようでは、ZEXISは戦ってはいけない」「あのガンダムも同じだ。ここで俺達に倒される程度の力なら、必要ないものだ」と冷徹に告げ、「見せてもらうぞ、カトル。新しいガンダムの力を・・・」とカトルに宣言。
・接近したトロワに攻撃するカトル、「僕はこのガンダムで歪んだ宇宙の全てを破壊する。全ての武器を破壊する事が僕のやるべき事なんだ」と宣言。「それは・・・!」と驚く刹那に応えるカトル、「そうだよ。ソレスタルビーイングの計画は僕がこのウィングガンダムゼロで遂行する」と告げ、連邦の所有物に堕したコロニーは連邦の武器だから破壊すると一方的に宣言し、「お前らしくないじゃないか」と穏やかによびかけるトロワも拒絶し、「みんな・・・どうして、わかってくれないんだ!」と独り苛立つ。
・「全てが歪んでいるならば、俺は自分を信じて、戦う・・・カトル・・・お前を殺す」とヒイロが宣言して戦闘再開。
・トロワとカトルが戦闘時セリフイベント。「僕は警告したよ、トロワ。それなのに僕に向かってくる気味が悪いんだ」と何かに取り憑かれたかのように対峙するカトル。「何かがきっかけになってカトルを冷静にできればいいのだが・・・。何かがきっかけで・・・」と苦吟するトロワ。(;_;)
・ヒイロとカトルが戦闘時セリフイベント。「君はコロニーを守るために戦っているのかい?」と問いかけるカトル、「コロニーは連邦に降伏して、僕達の敵になったんだ。コロニーは僕達の敵なんだよ」と言い募り、「宇宙は歪んでしまったんだ。だから僕は、全てを破壊する。そうだろう、ヒイロ?」と宣言。「俺達の言葉は届かないのか、カトル・・・。ならば・・・」と呟くヒイロ。
・3PP雑魚殲滅しつつ、ヒイロとトロワも撃墜、それぞれ撤退。
・4PP、分析かけたカトルに脱力でゼロシステムを止めてから集中攻撃開始。
・五飛がカトルと戦闘時セリフイベント。「カトル!お前は負けたんだな!」と叫ぶ五飛、「お前は自分自身に負けた!だから、道を見失った!」と叱りつけ、「そうさせたのは、この歪んだ宇宙だよ」と言い返すカトルに「そう思わせるのは、お前の弱い心だ!カトル!俺はお前の弱さを討つ!」と叱咤。
・4PPカトル撃破して戦闘終了、SRポイントget。
・「駄目なんだよ!僕はまだ倒れちゃ駄目なんだ!」と復活するカトル、「みんな・・・!みんな!消えてしまえばいいんだ!!」と絶叫。そこへ、戻ってきたヒイロが組み付き「お前にこれ以上、こんな事をさせるわけにはいかない」と宣言して立ちはだかる。
・カトルの攻撃に割って入りヒイロを庇ったトロワ、「俺はお前が過ちを犯していると思う。」「この戦いに必然性はない・・・」と告げ、機体の爆発を警告するヒイロに「そうだな・・・。俺はここまでだ」と呟くと、「カトル・・・。コロニーはどんな形にしろ連邦と手を組んだ。これは一つの戦争が終わった事を示している。それと同時に・・・俺達の任務も終了した。俺達は今、個人として戦っているに過ぎない。なまじ俺達には兵士として完璧な力が備わり過ぎていた・・・真剣に戦ってきたが故・・・自分一人でも、この時代を変えられると考えてしまう。カトル・・・それはお前だけじゃない。みんな、そうなんだ。でも、その心は・・・優しい奴ほど、つらく追い込んでいく。俺達の心の中は、俺達自身が戦い、そして、厳しく結論を見出さなくてはいけない。今までの戦いが意味のないものになったとしても。その中で新たな道を見つけよう・・・。一人で背負うのではなく、みんなで・・・だから、カトル・・・もういい・・・。優しいカトルに戻ってくれ・・・」と切々と説いて涙を流す。
・今にも爆発しそうなトロワの機体に焦り、近付こうとするカトルだが、「やめろ・・・!お前まで爆発に巻き込まれる!」とヒイロが制し、「でも、このままじゃトロワが・・・!」と言い募るカトルに「お前が殺した」と冷徹に事実を突きつける。「あまり、カトルをいじめるなよ、ヒイロ・・・」と苦笑したトロワ、ヴァイエイトと共に爆発・・・(;_;)
・「お、おい・・・嘘だろ・・・?トロワお得意のトリックだろ?」とデュオが呟き、「目の前の現実を受け入れろ!奴は・・・トロワは死んだ!」と五飛が叱咤、呆然とするZEXISの面々。絶叫するカトルをよそに、傷ついたヒイロも意識を失い、更にOZのモビルドール部隊が大挙出現。
・「五飛!」と声をかけたデュオ、「死なない程度に頑張れよ!」と励まして五飛と共に突貫。その隙にスメラギさんが撤退命令、躊躇うシンを「ここで俺達が応戦すれば、泥沼になる。そうなれば、デュオと五飛は確実に死ぬ!」とアスランが諭し、歯嚙みしつつ退くZEXISの面々。
・何とか猛砲火をしのいで生き延びたデュオと五飛、「後は奴等が俺達を基地に連れていけば道が拓けるかも知れん・・・」「ああ・・・あそこには奴等が・・・俺達のガンダムを造ったロクデナシがいるらしいからな・・・」と語り合い、OZの捕虜に。
・更にトールギスを駆ってミリアルドが現れ、「ゼクス・マーキスは死んだ・・・」「私の名はミリアルド・ピースクラフト。地球からの親善大使として、ここに来た。OZのレディ・アン特佐にお目通りを願う」と告げる。
・月のOZ基地に連行されたデュオ、五飛、カトルはまとめて収監され、重傷のヒイロはおそらく病院へ。「僕は・・・取り返しのつかない事をしてしまった・・・トロワ・・・ヒイロ・・・。僕のせいで二人は・・・」と悔恨にくれるカトルだが、「一度の失敗で全てを諦めるのか?」と五飛が叱咤、基地にいるはずの5人の博士が気付いてくれればと期待を口にするデュオ。
・「二人共・・・まだ戦う気なんだね・・・」と呟くカトルに、「俺は二度と諦めないと誓った。だから、折れない」と五飛が断言、「まだ俺達は生きてるからな。最期の瞬間まで足掻いてみせるさ」とデュオが不敵に笑い、まずは身体を休めろと諭す。
・イノベイター拠点で「・・・ついに見つけたね、リジェネ」と告げるリボンズ、「ドクターJの所で見つからないはずだよ。まさか、あの時点で実物は存在せず、今になって改めて造られるとはね」と応じるリジェネに、「もう一つの『ゼロ』のガンダム・・・」と微笑。「二つの道に分かれたイオリア計画・・・。あれを手に入れなければ、真の計画遂行は不可能だろうね」と指摘するリジェネに、「だが、裏を返せば、あれを持つ者は僕達にとってカウンターになる」とリボンズも指摘、計画における役割が不明のままなのでまず調査し、場合によっては破壊すると宣言、「さあ・・・ゼロのガンダム、君は僕に何をもたらしてくれるのかな?」と不敵に笑う。

●第24話:ゼロと呼ばれたG
・トロワを悼むシンに、「絶望するのは、まだ早いよ。あの辺りは通商ルートでもあるんだ。漂流しているのを発見される可能性も高いと思う」と諭すキラ。
・プトレマイオス2には、王留美がスカウトした才媛、アニュー・リターナーが操舵士として赴任、「宇宙物理学、モビルスーツ工学、再生治療の権威で、操船技術や料理に長け、おまけに美人だ」とイアンがベタ褒め。
・ウィングガンダムゼロについて「名称から判断すれば、あの機体はヒイロのガンダムのプロトタイプになるが・・・」と推測するカミーユ。(プロトタイプ・・・ゼロ・・・。何だ、この妙な符合は・・・)と内心で訝しむイアン。
・王留美の手配でカトルの姉から引き取ったサンドロックがプトレマイオス2に搬入され、イアンが前から考えていた強化プランを施す事に。強化プランの出所は、イアンの昔の知人のジャンク屋で、元はバーニア設計に関して超一流の技術者、コロニーのガンダム設計に関わっていたと目される人物。
・カトルは必ず帰ってくると主張するエスターに刹那やキラ達も同意、サンドロックを仕上げて待とうと盛り上がる。(カトルはガンダムによってその優しい心を歪められた・・・)(いったいガンダムの存在する意味とは何なんだ・・・)と秘かに黙考する刹那。
・OZの月面基地へ偵察に出る刹那とティエリアに、イアンも同行を志願、(事によると、ワシの疑問を説く鍵はあのガンダムに・・・ウィングゼロにあるのかも知れない・・・)と黙考。
・レディ・アン特佐を訪れたミリアルド、「まだまだ霧の中ですが、おぼろげながら道は見えてきました」と告げ、「人はその手に戦う事を取り戻さねばなりません」と賛同するレディ・アン特佐、ミリアルドに基地での行動の自由を保障。
・鹵獲したウィングガンダムゼロのゼロシステムに(いったい、これは何だ・・・?脳量子波対応型とも、まったく違う・・・)と首をひねるツバロフ技師長、アロウズからウィングガンダムゼロ調査のため派遣された技術士官ビリー・カタギリに「・・・レイフ・エイフマンの秘蔵っ子・・・。まさか、君がアロウズのモビルスーツ開発主任だったとはな」とライバルの弟子に嫌な顔をし、「勝手にするがいい。私はこのようなものには興味はない」と丸投げ。
・友人ビリーへの無礼な態度に苛立つブシドー、「な、何だ、貴様は!?」と慌てるツバロフ技師長に「人はミスター・ブシドーと呼ぶ。・・・迷惑千万だがな・・・」と吐き捨てる。「・・・しかし、君・・・。ブシドーの名前を気に入ってるのかと思ってたよ」と揶揄するビリーに、名無しだと不便だから便宜上認めているだけと言うブシドー、ガンダムの調査のせいでビリーが手がける自分専用の新型完成が遅れてしまうとボヤく。そこへミリアルドがやってきて再会、奇縁に驚くブシドー。
・囚われのデュオのもとに食事を運んできたヒルデ、「OZは旧三大国家とは違うわ。正義を以って、この世界の秩序を守るのだから」と胸を張り、「OZのレディ・アン特佐はコロニーに自由と誇りを与えてくれた。それに報いるためよ。ガンダムで戦い、コロニーを危機に陥れたあなたみたいな人にはわからないでしょうけどね」と主張。
・「俺達もコロニーのために戦ったんだけどな。・・・つまり、本当なら俺とお前は敵じゃないんだよ」と朗らかに告げるデュオ、懐柔されて敵に手を貸すほど愚かじゃないと気色ばむヒルデに、「じゃあ、聞くがよ・・・。その敵って何だよ?」「地球連邦に歯向かう奴は全て敵か?L4コロニーのウィナー家排斥みたいな事をまたやるのか?」「お前みたいな普通の女の子が軍に入らなきゃならないような世界を創る奴等を信じていいのかよ?」とツッコみつつ、「お前みたいに自分が信じた事のために一所懸命な奴は嫌いじゃないのさ。俺も俺の仲間もみんな、お前みたいに生きてるからな」と微笑。そこはかとなく共感を覚えて互いに名乗り合うヒルデとデュオ。
・ウィングガンダムゼロのコクピットでゼロシステムを自ら検証したビリー、悲鳴を上げて飛び出すや、「クジョウ・・・!君はずっと前から!僕の事を利用していたんだね!!」「そして、踏みにじった!僕の信頼を・・・僕の気持ちを!!許さない!許さないぞ、あの女だけは!」と狂乱しつつ、「このガンダムは素晴らしい・・・!ゼロシステムによって、僕の思考は無限に広がった!」「僕は全てを理解したよ!クジョウの事も・・・!教授の残したトランザムの謎も!!ああ・・・!だが、もっとデータが必要だ!実戦のデータが!!」と叫び、ガンダムのパイロットを載せて更にゼロシステムのデータをとることを要求。君も修羅道、魔道に落ちたか・・・とブシドー呆然。
・OZ月面基地に単騎で現れた刹那、ティエリアがイアンを潜入させるための陽動開始。ビリーの手配でウィングガンダムゼロに乗せられたデュオ、仲間を人質に刹那と戦う事を強要され、「・・・これのどこが、正義を以って正しい秩序を守るっていうんだよ・・・」とボヤきつつ、刹那と対峙。
・基地で傍観する5人の博士達、「あのシステムに気付いた者がいたようだな」「しかし、よりによって相手がGNドライヴ搭載型とはな」「これも因果なのかもしれない」と口々に呟き、「見守るのは、戦いの行方以上のもになるかも知れんぞ」「それこそ本望だ。そのためにワシ達はソレスタルビーイングを抜けたのだからな」と明かす。
・ウィングガンダムゼロのパイロットが誰かと訝しむ刹那。一方、「悪いな、刹那・・・。俺にはトロワみたいな真似は出来そうにない。行くぜ!お前を倒す事になったら、それなりのやり方で責任は取る!」と決意して、サシで戦闘開始。
・刹那がデュオと戦闘時セリフイベント。「何だよ、このガンダムは・・・!パワーもスピードも攻撃力もとんでもないぜ!こいつの限界を引き出せるような奴なんているのかよ!」とデュオ驚愕。
・1PP、再攻撃でデュオ瞬殺してイベント発生。「ちっ・・・迷いながらの戦いじゃ、とても刹那には勝てねえぜ・・・」と舌打ちするデュオ、こちらもカトルと五飛の生命がかかっていると気炎を上げる。一方、勝機と見た刹那はトランザム発動、「あれのデータも取れるとは、まさに一石二鳥だ」とほくそ笑むビリー。
・突然ゼロシステムが起動して「な、何だ、これはよ!?」と驚くデュオ。様子を見ていた5人の博士達、「しかし、あのガンダム・・・ゼロシステムの発動を促すほどのレベルとはな」「ツインドライヴ・・・。そして、それを駆る者の力か」と驚きつつ、「果たして彼に資格はあるのかな?」「その答えはウィングゼロが出すだろう。そのためのガンダムとゼロシステムだ」とコメント。
・「う・・・うわあああああっ!!」と絶叫するデュオに、「この感覚・・・まただ・・・!カトルの悲しみが流れ込んできた時と同じだ!あれに乗っているのは・・・デュオか!」と感じ取る刹那。
・ゼロシステムにより人間の限界を超えたスピードで刹那に切り込むデュオ、「俺は・・・守らなくちゃならねえんだ!仲間を・・・コロニーを!!」と一方的に猛攻。ライバルの苦戦に驚くブシドーに、「これがゼロシステムだよ・・・!パイロットの脳波に反応して、その戦闘能力を高める!いや・・・高まるのは戦闘能力じゃない!計算されたあらゆる状況はパイロットの脳にフィードバックされ、思考は無限に広がる!それはパイロットに未来さえ見せるんだよ!」と興奮するビリーだが、「そんな負荷に人間の脳が長時間耐えられるはずがないよ。あのシステムを使いこなせる者がいたとしたら、それは人間ではない」とも指摘。
・ゼロシステムのため錯乱状態に追い込まれて無差別に砲撃するデュオ。「カトルの時と同じだ・・・!カトルも、あのガンダムに翻弄されていたんだ!」と悟る刹那、デュオに呼びかけるも届かず、「奴に対抗するには、トランザムのリミッターを解除するしかない・・・!」と決意。
・「俺の意識とデュオの意識が・・・交わって行く・・・!?」「刹那の思考が・・・俺に流れてくる・・・」と互いを感じ合う刹那とデュオ。「デュオ・マックスウェル!己を取り戻せ!」と刹那が叱咤し、「お前の希望を捨てない強い意志はいつだって俺に力をくれた!そのお前が機械に翻弄されるのか!」と熱く呼びかける。
・気合の叫びと共にゼロシステムをねじ伏せるデュオ。「あのパイロット・・・システムの干渉を跳ね除けたのか!」と驚くビリー。一方、傍観する5人の博士は「双方共、やりおるな。ゼロシステムに干渉する者と、ゼロシステムを打ち破る者・・・」「伊達に死神を名乗っておらんという事だ」「しかし、ヴェーダが選んだパイロットなど、役に立たんと思っていたが・・・」「なかなかどうして・・・」「これは希望が持てるかも知れんな」と評価。
・カトルもゼロシステムにやられたと悟ったデュオ、「こんなシステムを使いこなせる奴がいるとしたら、そいつは人間を超えた存在だぜ」と吐き捨てる。そこへ実験終了を宣言するビリー、アロウズを出撃させて刹那を包囲し、ブシドーとヒリングらイノベイターも出撃。人質のためとデュオは基地へ戻る一方、こちらも総力戦とZEXIS本隊が駆けつけて北西に出撃、イアンを潜入させたティエリアが戻ってきて刹那と共に合流。スメラギさんが、今後の戦闘のため6分間で可能な限りモビルドールを落とすよう指示して戦闘再開。
・1PP、プトレマイオス2を南に押し出してから、敵10機撃破してイベント発生。「ZEXISめ・・・!こうなったら、あれを使うしかない!」と焦るツバロフ技師長、「あれは戦いの無意味さを加速させるだけだ」と反対するレディ・アン特佐に、モビルドールシステムこそ地球に秩序をもたらす最高の兵士と強弁。
・「・・・トレーズ様があの人形を嫌う気持ちが今ならよくわかる・・・」と呟くレディ・アン特佐、死は人の感情に強烈に訴える故、戦いへの肯定と否定という極論の選択を導くため、死を迎え入れる事こそが戦士の正しき姿だと説き、理解できないと吐き捨てるツバロフ技師長に「だから、敵となるのだ。お前と、私は!」と宣言。
・「あなたを反逆罪で処刑する!既にコロニーの懐柔策は完了したも同然だ!あなたの役目は終わった!」と言い放つツバロフ技師長、「・・・OZでの過ちは死に値する過去であった・・・さあ撃て、ツバロフ!お前も一人の戦士としてその手で戦え!!」と迫るレディ・アン特佐を撃ち倒し、「待っていろ、ZEXIS・・・!悪魔のガンダムががお前達を叩き潰してやる!」と宣言。
・(愛くるしさなのですね・・・。全てを歪めたのは・・・純粋な心が・・・答えの見えぬ世界で苦しんでいく・・・)と独白するレディ・アン特佐、(でも、健気な者達よ・・・。輝き続けて・・・ください・・・。そして、これからも愛させて・・・ください・・・これが・・・私に・・・最後に出来る事・・・)と五飛達の部屋のロックを遠隔解除。
・突然解放されて戸惑う五飛とカトル。そこへデュオが駆けつけ、ちゃっかり仲間にしたヒルデの案内で機体へ向かう。
・デストロイのモビルドールを出撃させて圧倒的な力に狂喜するツバロフ技師長。一方、デュオ達もそれぞれのガンダムで出撃、仲間のため戦う姿に心を打たれて寝返ったヒルデもトーラスで同行し、プトレマイオス2に合流。
・沙慈に再会したカトル、「僕は・・・僕のやってしまった事をこの手で償いたいんです!」と力強く宣言して、戦える機体を要求。「・・・わかったよ。じゃあ・・・」と準備してたサンドロック改でカトルを送り出す沙慈。
・デュオと五飛のガンダムも、いつの間にか5人の博士により改修されており、「無償バージョンアップとはよ・・・。アフターサービスもばっちりってわけか。正直、うらやましいぜ・・・」とクロウが羨みつつ、戦闘再開。
・ティエリアがブリングと戦闘時セリフイベント。「奴もイノベイターか!」と気付くティエリアに、「ブリング・スタビリティ・・・。裏切り者を処分する使命を帯びている」と名乗るブリング。「それが僕の事を指しているのだとしたら、笑わせてくれる・・・!イオリア・シュヘンベルグの計画を歪めたお前達こそが、世界に対する裏切り者だ!」と糾弾するティエリア。
・2PP敵60機撃墜でSRポイントget。
・2PPヒリング撃墜、リボンズのお使いできたけど次は潰すとか負け惜しみ言って撤退。
・2PPブリング撃墜してイベント発生。しぶとく復活するブリング、同類を討つのは忍びないとか嘯きつつティエリアに迫る。「ナドレの時とは違う・・・!自らの意志で、その姿を晒そう!」と叫ぶティエリア、セラフィム分離攻撃で圧倒してビームサーベル×6で撃破。「ええい!討つというのか、同類を!」と叫ぶブリング、「違う!僕は人間だ!!」とティエリアに否定され、機体と共に爆死。
・2PP、デュオがマップ右上隅から南6に移動して、補助GNドライヴget、「あのジイサン達・・・こんなものを運び込んで何をやってたんだ・・・」と訝しむデュオ。
・MD無限増援を援護陣形組んで撃ち減らしつつ、7PPイベント発生、戦闘終了。
・潜入したイアンを「久しぶりだな、イアン。元気そうで何よりだ」「最後に会ってから、もう20年近くは経つかな」と迎えるドクターJら5人の博士達。「・・・あなた達の開発したというトールギスは俺の一つの目標だった・・・やはり、あなた方コロニーのガンダムの開発者だったんですね」と告げるイアンに、「私達も驚いたよ。AEUのメカニックだった君がソレスタルビーイングに参加してたとはね」「つまり、君は私達と入れ違いだったというわけか」と答える博士達。
・トールギス製作後にソレスタルビーイングに所属した博士達は、5機のガンダムのプロトタイプであるウィングガンダムゼロを設計したものの、その痕跡は完全に消去され残っていないと告げ、「我々はイオリア計画のカウンターだからな」と明かして、三大国家による世界支配に立ち向かう際にソレスタルビーイング自体も障害になると考えたと言いつつ、「少なくとも当時の我々はソレスタルビーイングにゼロシステムを渡すわけにはいかないと考えたのだよ」と告げる。
・戸惑いつつウィングゼロとイオリア計画の関係を問うイアンだが、「・・・時間切れだ。我々も、ここを脱出するつもりなのでな」「その答えは君達自身が見つけてくれ」「あのツインドライヴのガンダムと共にな」と韜晦する博士達、「人類を導く者に迷いは許されない。それは他者に不安を与え、より大きな争いを生むだけだからな。だから、GNドライヴとゼロシステムは距離を取らなければならなかったのだよ」と言い置いてシャトルで離脱。
・イアンもティエリアに収容され、ZEXIS撤退。
・「ZEXIS・・・。今ならトレーズの言っていた事を私も理解できる。だが、君達だけに時代を背負わせはしない。私も自らの足で立とう。このピースクラフトの名と共に」と独り宣言するミリアルド。
・ガンダムのパイロットと博士達に逃げられ苛立つツバロフ技師長だが、「ウィングゼロは、まだこちらにあります。それにパイロットも1名、残っていますから実験の継続も可能です」と冷静に答えるビリー、「あのガンダムは僕が預かります。これはアロウズ上層部の意志でもあります」と宣言しつつ、(待っているがいい、クジョウ・・・。君には裏切りの代価を払ってもらうよ。僕がゼロシステムで手に入れた新たな力でね・・・)と独白。
・ZEXISに合流したカトル、「僕は父の死んだショックから、あのウィングガンダムゼロを駆り、取り返しのつかない事をしてしまいました・・・」と項垂れる。「気休めを言うつもりはないが、あの悪魔みたいなガンダムのせいでもあるぜ。あれは乗っている人間にロクでもないものを見せやがる」とフォローするデュオに、「H教授は、その危険性を知っていたから、ウィングゼロを実際に製造しなかったんだ・・・。だが、その封印を僕は破った・・・」と応じるカトル、ZEXISで戦う事により償うと宣言。「・・・ここにはお前を拒絶する人間はいない」と刹那が答え、「やっちまった事の重さがわかってる奴を責めても無意味だ。そいつが自分なりのやり方でケジメをつけるって言ってるなら、なおさらだ」とクロウが続けて、カトルを温かく迎え入れるZEXISの面々。
・ZEXISは地上部隊と合流へ。

●第25話:終わらない約束
・クロウの査定は2万G、ただし熱気バサラの戦場ライブと銀河クジラのムービーが20万Gの高値で、借金残額は75万Gに。

●第31話:ジ・アンブレイカブル
・クロウ乗り換えの選択肢は、1周目が射撃戦タイプだったので、今回は格闘戦タイプに。
・CDSにドン引きのZEXISメンバー、何度見ても爆笑。(゚▽゚*)
・2周目なので、ブラスタ改造の借金200万Gを背負うクロウに、おまけだと言ってタイプRとタイプBの換装機能を追加してくれるトライア博士。

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第2次SRWZ再世篇(2周目:中東ルート:プロローグ〜14話)

2周目は少し目先を変えて中東ルートへ。
メモは差分のみ。

●第3話:太陽の使者 鉄人28号
・「あたし達はあたし達の道を行く。エスターも元気でね」と別れを告げるカレン。エスターの選択肢は「カレン達と一緒に行く」で、巻き込む事を案じるデュオ達に「それがどうした!」「あたしはあたしの目で、この世界を確かめたい。だから、あんた達と一緒に行く」と断言。「あなたはあなたの道を見つけてください」とカトルが微笑み、アルト達に別れを告げるエスター。

●ルート分岐
・通信で「まさか、お尋ね者ご一行と一緒に行く事になるとはね」と呆れるトライア博士に、独断を詫びながらも「あたし・・・自分の目でこの世界を確かめてみたいんです。デュオやカトルの言うようにこの世界は歪んでいるのか・・・カレンのようにこの世界を変えるために戦う必要があるのかを」と主張するエスター。
・その決意に「頑張っておいで」と微笑み肯定するトライア博士、餞別代わりの魔法の呪文として、「そんな風に世間から後ろ指を指されるような道を進まなきゃならない時が来たら・・・」「よそはよそ、うちはうち!」「正しい事ってのは、自分で決めるんだ」とエールを送る。
・産油国が多いため太陽光エネルギーで世界をリードする三大国家と折り合いの悪かった中東には、連邦非加盟国が多く、カタロン等反連邦の動きも活発で、コロニーのガンダムが潜んでいるらしい。一方、カレン達が傭兵として赴くクメン王国は、アストラギウス銀河で争っていたギルガメスとバララントの内、前者の人間達が作った国だが、国の行く末を巡って内乱中。
・エスターの選択肢は「ガンダムと中東へ行く」で中東ルートへ。

●第4話:迷える戦士達
・協力者マグアナック隊のラシードからの情報で、中東アザディスタン王国へ向かうカトル達、コロニーのガンダムとは別に反地球連邦勢力を援護する謎のモビルスーツの噂を聞く。
・サーカスに潜伏して秘かに戦い続けていたトロワとヒイロ、アザディスタン周辺にアロウズが駐留し、OZ特使がマリナ皇女と会談する事に危機感を募らせる。マリナ皇女の側にいるリリーナを気にかけるヒイロに、「お前は、あの女がからむといつものお前ではなくなる」と静かに指摘するトロワ、「だが、そうやって感情に揺れるお前も嫌いではない」と肯定。
・「感情で行動する事は間違いではない。俺はそう学んだ」と答えるヒイロに、今の戦いを続ける事に自分も迷っていると明かすトロワ、「だが、またいつコロニーを盾に取り、俺に降伏を迫るかも知れない。その時、俺はお前のように自らの手でガンダムを爆破する事が出来るのだろうか・・・」と自問。「だった、一つだけ忠告がある」と告げるヒイロに、「フ・・・。死ぬ程、痛いのだろ?その話は前にも聞いた」と微笑むトロワだが、世話になっているサーカスの姉貴分キャスリンの好意に甘えていると自覚、「OZとアロウズ・・・。そろそろ潮時かも知れないな・・・」と決意。
・マリナ皇女と会見するOZ特使レディ・アン、発言権の弱い小国としてでも地球連邦に加盟する方が国民のためと言葉巧みにいいくるめようとするものの、「そうやってOZは自分達の意にそわない人間を消していったのですか・・・!そうやって私のお父様も・・・!」と乱入したリリーナが、レディ・アンの差配したドーリアン次官暗殺を糾弾、「ですが、私は知りました。私がいくら声高にあの一件の真相を話しても世界からは黙殺される事を」と憤り、「私はここでお父様の無念を晴らします!」と銃を向ける。
・「撃っては駄目です!」「ここでこの人を撃っては、あなたもOZと同じになってしまいます!」と制するマリナ皇女に瞠目するリリーナ。一方、通信を受けたレディ・アン特佐は急用が出来たと告げ、「いずれ決着はつけましょう」と言い置いて退室。
・「やはり、私は彼のように戦う事は出来ないようです・・・」と呟くリリーナ、「ドクターJはヒイロを自分達の代弁者だと言っていました」と思い起こす。三大国家に対抗すべくコロニーのガンダムを造った5人の科学者の一人、ドクターJは幼いヒイロに戦闘技術を学ばせ、戦争を起こす人間を討つべく地球へ送り込んだ。
・「彼は戦う事が平和につながるという信念で行動しているのです」と呟くリリーナ、ドクターJはヒイロがコロニーの人間の痛みをわかっているから戦うと言っていたと思い起こし、「きっとヒイロは戦えない人達の代わりに戦うのでしょう。でも、私は思いました。銃を撃てない私でも、別のやり方で戦う事が出来ると・・・」と決意を口にする。
・匿われている間にサンクキングダムの完全平和主義を学べたとマリナ皇女に感謝を告げるリリーナ、「私はヒイロとは別のやり方でこの世界と向き合っていくつもりです」と宣言し、死んだとされているヒイロも連邦に抗して戦う人々の間にきっと生きていると希望を口にする。
・テロリストを装ったアロウズがアザディスタン王都へ侵攻、自作自演で民意を得ようとするアロウズの策に古典的だが効果的と評するレディ・アン特佐、「我々の負けだ。アザディスタンはアロウズの手で第三加盟国として連邦に併合されるだろう」と落胆。
・そこへヒイロとトロワが駆けつけ、テロリストの正体を看破、アロウズ介入前に叩くと戦闘開始。
・1EP、一番南のティエレンと戦闘してイベント発生。エスターとデュオ、カトルが北に駆けつけ、トロワ、ヒイロと再会、「この野郎!やっぱり生きてやがったか!」「へへ・・・お前はよっぽど死神と相性が悪いようだな」と喜ぶデュオ。
・共闘したら引き返せないと警告するカトルに、「それがどうした!」と意地を通すエスター。「どっかの誰かさんから決め台詞も教えてもらったようだな。」と微笑むデュオに、「あの男の知り合いか」とヒイロが思い当たり、「俺達に手を貸すとは、貧乏クジの系譜のようだな」と納得するトロワ。(^^;
・2EP、一番南のティエレン撃破でイベント発生。後退するティエレンを追ったトロワ、巻き込まれかけたキャスリンを発見して庇い被弾、「・・・潮時だな・・・。この結末なら悪くない・・・だが、ガンダムに敗北は許されない。敵に討たれるぐらいならば・・・」「始めるか、俺の自爆ショーを・・・」と死を覚悟して呟く。
・そこへ突然、満身創痍のエクシアで現れた刹那、「破壊する・・・!」とティエレンを強襲。「今日は懐かしい顔によく会う」と呟くトロワ、助けられたと礼を言い、「・・・以前に同じような状況でお前とカトルに助けてもらった」と応じる刹那に、「フ・・・そう言えば、あの時もアザディスタンだったな」と微笑して、戦闘再開。
・初期敵全滅でイベント発生。北に新型機アヘッドに乗ったジニン率いるアロウズ増援が出現、「放火役はあの連中にやられたか。この作戦は失敗だな」とボヤきつつ、ガンダム撃破のため戦闘再開。
・4PP、雑魚殲滅後にジニン撃破して戦闘終了、SRポイントget。
・「何を迷っている、ヒイロ?」と声をかけた刹那、「お前が答えを求めているなら、俺と来い」「俺と共に世界の歪みと対峙しろ」と誘い、答えを見つけられるかはお前次第と言って撤収。ヒイロ、「言ったはずだ。感情で行動するのは正しい人間の生き方だと」「・・・世話になった」とトロワに告げ、刹那と共に撤収。
・「あなたがガンダムのパイロットだったなんて・・・」と驚くキャスリン、身を投げ出して助けてくれた事に「まさか、あなた・・・死ぬつもりだったの?」と問いかける。「・・・それでもいいと思った」「目的を失った俺に生きている意味は・・・」と答えるトロワに、いきなり鉄拳を振るうキャスリン、「あなた、自分の生命を何だと思ってるの!生きている意味ですって!?笑わせないでよ!」と憤り、「甘ったれるのも、いい加減にしなさい!残された者は・・・残された者はね、泣いて暮らすしかないじゃない!」と言い募り、「約束しなさいよ、トロワ。必ず生きて帰ってくるって」と迫る。
・「・・・それは出来ない」「だが、努力はする」と神妙に答えるトロワに、「・・・いいわ。そう言った以上、あなたはやる子だから」と微笑むキャスリン、「待っているわよ、トロワ。必ず生きてサーカスに帰ってきなさい。その時はちゃんとヒイロと二人分のご飯、作ってあげるから」と別れを告げる。
・カトル達と合流するトロワ、(俺は生きる意味を見つけた。お前も答えを見つけられる事を祈る)とヒイロへのエールを独白。
・ガンダム潜伏を口実にアザディスタンの監視を通告するレディ・アン特佐、連邦加盟をやんわり拒絶したマリナ皇女に、政府に報告すると暗に圧力をかけつつ撤収。
・今の自分に何が出来るとと惑うマリナ皇女、(ですが、あなたの決意に満ちた目・・・。私はそれを忘れません。あなたのその目は以前に見た刹那やヒイロ君と同じで、純粋で優しいものでした。彼等とは違う方法で平和を求める私はいったい何が出来るのでしょう・・・)と独白。
・一方、自分自身の戦いを決意してマリナ皇女に別れを告げるリリーナに、市街で再会したノインが「お迎えに上がりました、リリーナ・ピースクラフト様・・・」と告げる。

●第5話:OZとアロウズ
・OZ総帥執務室を訪れたアロウズのグッドマン准将、アザディスタンでの抜け駆けを非難、「今の世界に無血併合などというやり方は不必要なのです」とOZの手ぬるさを主張し、サンクキングダムを源流とする完全平和主義にかぶれたマリナ皇女の周辺への影響を危険視。
・「やはり、私とアロウズは相容れないようだ」と苦笑するトレーズ閣下、「戦いは剣を持つ者同士が己の生命と誇りを懸けて行うものだ。それに市民を巻き込む事は無粋の極み・・・。人類の歴史を冒涜する愚行だ」と糾弾。それを旧世界の騎士道と鼻で笑うグッドマン准将、デルマイユ公への告げ口で脅して退室。
・エゼミスタンでテロリスト鎮圧を終えて帰還したゼクス特佐とクワトロ特佐に、新たな作戦を指示するトレーズ閣下、「また風が吹いてきた。君達も、それに当たるといい」「時代を変える風・・・いや、嵐と言うべきものだよ」と微笑。
・OZ格納庫で特権意識に増長した雑魚に絡まれるカミーユ、「・・・そうやって、自分達の正義に酔うのか・・・」と呟きつつ、連邦の敵として封印されたガンダムに乗ったら叩き落としてやる等の暴言を受け流し、「よく我慢したな、カミーユ」と感心するシン。OZやアロウズの暴挙に自分達の去就を思うカミーユ達に、ゼクス特佐が新任務としてトレーズ閣下護衛とガンダム迎撃を指示。
・ラシードからOZ総帥トレーズが少数の護衛のみ連れてイタリアの別荘に単独行動との情報を得たカトル達、見え透いた罠と知りつつ、死中に活を求めて襲撃を決意。
・最終防衛ラインからカミーユやシン達を外したクワトロ特佐に、プライベート通信で真意を尋ねるゼクス特佐、OZに留まる理由は消息不明のアムロ・レイと関係しているのかと質問。「私がガンダムと戦うのは私自身のためだ」「私とて人間だ。迷いを生じるときもある。だから、私はトレーズの下で・・・」とクワトロ特佐が言いかけた矢先、五飛、そしてカトル達が出現。
・五飛を目的地点へ突入させるべく戦闘開始。
・3PP雑魚殲滅後、クワトロ特佐とゼクス特佐を撃破。
・3PP五飛が目的地点到着してイベント発生、SRポイントget。
・南にOZ増援出現、トーラスに乗ったカミーユやシン等と敵味方として再会し、愕然とするデュオ、(急げよ、五飛・・・。あいつ等が相手じゃ、さすがに俺達もヤバいからな・・・)と独白。・・・いくら何でもトーラスじゃ相手になんないケド。(-_-;
・「俺の名は五飛!」と単身別荘に突入した五飛、護衛もおいていない無人の別荘でトレーズと対峙し、「剣を取れ、トレーズ!勝負だ!」と挑戦、何故機体から降りたか問われて「お前がモビルスーツに乗っていれば、ナタクで戦った」と即答。
・「危険を承知で待った甲斐があったというものだ」と頷くトレーズ、「では、君の青龍刀に合わせて、私はサーベルで戦おう」と受けて立ち、数合切り結んで「いい動きだ」と褒めたものの、「・・・だが、まだまだだ」と青龍刀を弾き飛ばしてサーベルを喉元に突きつけ「私の勝ちだ」と宣告。
・「殺せ・・・!」と睨む五飛に、「良い戦いだった」と微笑んでとどめをささないトレーズ閣下、殺さなければ何度でも殺しにくると凄む五飛に「それは楽しみだ。またお手合わせ願おう」と微笑。「くそっ!!」と罵声を吐いて逃走する五飛に、「五飛・・・その名を覚えておこう。君こそは私が求めた戦士だ。次は君の得意とするモビルスーツで手合わせしなければならないな」と見送るトレーズ閣下。
・別荘から出てきた五飛は「くそぉぉぉぉぉっ!!」と罵りつつ撤退、失敗と悟ったデュオ等も長居は無用と撤退。とりあえずZEXISの仲間と戦わずにすみ安堵したカミーユだが、(クワトロ大尉・・・。俺達はこのままでいいんですか・・・)と懊悩。
・帰還したシンが今のOZや地球連邦の在り方に疑問を呈し、「これじゃデュオ達やカタロンみたいな組織が出てくるのも当然だ」と憤る。連邦の中枢とその直下のアロウズ、OZが問題と指摘するカミーユ、「OZは世界の警察的な役目となるはずだった。それについては俺も異論はなかった。だが、今のOZはアロウズとの対立の中でその役目や隊員の意識が変わりつつあるように思える」と懸念を示す。
・そんな所にいていいのかとくってかかるシンに、「・・・わからない・・・」と思い悩むカミーユ、「もしOZがなくなったら、誰が世界の平和を守る?」「日本のクラッシャー隊は局地的な組織だ」と指摘、アロウズの抑止力でもあるOZしか人類の敵に抗し得ないと現状分析し、トレーズ司令やクワトロ大尉はアロウズを認めていないだろうと推測。
・トレーズ司令も連邦軍総司令官エルガン代表も何を考えているのかわからないと憤るシン。一方、キラとアスランは志願して、宇宙に上がるレディ・アン特佐に同行したらしい。「あの人にはあの人なりの考えがあるんだろう・・・」と呟くカミーユ、(アムロさんの転属先は不明・・・。クワトロ大尉は何か思惑があって、トレーズ司令に従っている・・・俺達は俺達で、これからどうするかを考えていくしかないのか・・・)と黙考。
・エスター達に事情を問われた五飛、「・・・俺は・・・負けた」と苦吟、「俺は自分よりも弱い者しか相手に出来ない卑怯者だ・・・!」「俺には戦う資格はない」と自嘲。「一度や二度の負けが何だよ!生きてる限り、何度でも戦いなよ!」と怒鳴りつけるエスターに、「女・・・」「そういう風に考える事が出来るお前は強い・・・」と感嘆し、独り立ち去る五飛。
・「自分の信じるものからは決して退かない強い男なんだろ!」とクロウから聞いた人物評を引き合いに憤るエスターだが、カトル達が「彼はきっと戻ってきます。必ず前より強くなって」と取りなし、「そういうわけだ、五飛。お前が復活するのを待ってるぜ。お前もヒイロも迷いを抜けて答えを見つけてくれよな・・・)と心中エールを送るデュオ。

●第6話:彷徨う天使達
・ユーラシア大陸のアロウズ部隊でバラック・ジニン大尉の下に着任したアンドレイ・スミルノフ少尉とルイス・ハレヴィ准尉に、(彼女が例のスポンサーの令嬢か・・・。資金だけ提供していればいいものを何故、自ら戦場に出たがるのだ・・・)と内心疎むジニン、カタロン追撃が任務だが潜伏しているガンダムが現れれば相手をすると告げる。怨敵と遭遇するかもしれない初陣に、(ガンダム・・・。パパとママの仇・・・ガンダム・・・)と独り思い詰めるルイス。
・行動方針を相談するエスター達。カトルとトロワがカタロンと接触する事を提案、「俺達は組織的な戦いは向いてない。少数精鋭で敵の中枢を討つ電撃戦の方がやりやすい」とデュオがリスクを指摘するものの、丁度その時、アロウズに追われるカタロンを発見、なし崩しに救援へ。
・エスターの発案により、自動操縦の輸送機を陽動に使ってアロウズを分断したエスター達、追われるカタロンに接触して離脱を促し、アロウズと戦闘開始。
・2PPイベント発生。「コロニーのガンダム!無事か!」と西にティエリアが出現、「この機体はセラヴィーガンダム。ヴァーチェを継ぐものだ」「僕達はまだ戦い続けている。そう・・・。君達と同じようにだ」、「アロウズ・・・この世界の歪み・・・。僕達の手で破壊する。セラヴィー、目標を攻撃する!」と宣言して戦闘再開。
・2PP敵撃ち減らしてイベント発生。次元境界線が歪曲して、南に次元獣の特種が出現。
・4PP雑魚殲滅後、最後にジニン撃墜して戦闘終了。
・往生際悪くカタロンに迫るジニンのアヘッドだが、「させるかってんだよ!」とカタロン増援が超遠距離狙撃で阻み、ジニン撤退。「お疲れ様、ジーン1。どうやら、間に合ったようね」とシーリンが通信、狙撃手は「ほとんどガンダムのおかげだがな。・・・俺達も後退する」と応じ、カタロン撤退。
・カタロン狙撃手の腕に感嘆するエスターだが、亡きロックオンを彷彿とさせた狙撃手の存在に「いや・・・そんなはずはない。彼はもう死んだんだ」と動揺するティエリア。
・ソレスタルビーイングの新たな母艦プトレマイオス2が駆けつけ、とりあえず合流して情報交換するエスター達。リヒティとクリスを失ったCBクルーと再会するデュオ達、イアンの娘ミレイナとも顔合わせ。スメラギさんは不在、アレルヤは連邦に囚われているらしい。
・ボロボロのエクシアでアロウズと戦っていた刹那の事を告げるデュオに、「まだワシ達の希望は失われていないらしい」と驚き喜ぶイアン達。OZとアロウズを討つべく共闘を約束。

●第7話:反逆の翼
・カタロン潜伏を口実に焼き尽くされた街をヒイロに見せる刹那、自分達が戦いの裏で動いていた者達を追いきれなかったために、アロウズとOZという別の歪みを生じさせたと自責。家を焼かれた少女の前で絶句するヒイロに、「俺達には言葉を尽くす以外に出来る事があるはずだ」と告げる刹那、OZの基地アンバーラーにヒイロのガンダムがあるらしいと示唆、「使い方はお前が決めろ。俺達の旅は、ここまでだ」と言い置いて独り立ち去る。
・プトレマイオス2はセラヴィー以外にも、エクシア、デュナメス、キュリオスの発展型たる新たなガンダムを積載しているものの、長距離狙撃型に乗るべきガンダムマイスターは不在、亡きロックオンを悼む一同。
・ブラスタEsとコロニーのガンダムのメンテを引き受けたイアン、デュオのデスサイズがGN粒子影響下でも通信できた事から、コロニーのガンダムもイオリア・シュヘンベルグの計画に関わりがあると推測、「同じ名を持ちながら、二つの道に分かれたガンダム・・・。それは、いったい何を意味するんだ・・・」と呟く。
・CBをサポートするエージェント王留美からの情報で、OZのアンバーラー基地にコロニーのガンダムがあると判明、襲撃を計画するティエリア達。
・ゼクス特佐とクワトロ特佐の指揮により、迎撃態勢を取るアンバーラー基地だが、カミーユ達は「この基地はあれの管理をしている。俺達の担当は、その警備だ」と出撃せず。「あれ」の格納庫のロック解除キーは特佐以上でないと知らされていないとか。
・現れたティエリア達を迎え討つクワトロ特佐、「各機はガンダムを包囲し、数で圧倒しろ」と命じつつ、(カミーユ・・・迷っているのなら自ら答えを出せ。私は私自身のために戦うまでだ)と独白、戦闘開始。
・1EP、敵6機撃破してイベント発生。潜入していたヒイロが発見され、基地から出てくるOZの雑魚アレックスとミュラーがエアリーズで迫る。MSで生身の人間を攻撃する暴挙に憤るエスター達だが、「俺達がやってるのはゴミ掃除と同じなんだよ!」「正義は俺達にある!これは世界を正す行為なんだよ!」と独善に驕る雑魚。
・「貴様等はぁぁっ!!」と激高したゼクス特佐、「やめろ!貴様等はそれでもOZの将兵か!そのような横暴・・・いや、下等な思い上がり、恥を知れ!」と叱咤。「あんたに言えるのかよ、ゼクス・マーキス!」「知ってるぜ、この基地で、あんたが何をやってたか!」と暴言で応じる雑魚共、「ついでだ!あんたも粛正してやるよ!」と言い放つものの、「貴様達はっ!」と神速で切り込むトールギスに瞬殺され、「・・・時代がこいつ等を歪めたのか・・・」「お前達に力を持つ資格などない・・・!」と呻くゼクス。
・「これで戻れない所へ来たか・・・。ならば・・・」と開き直ったゼクス特佐、封じられた格納庫のロックを解除し、ヒイロを招き入れる。
・初めて生身でヒイロと向き合うゼクス、「回収した機体を完全に修復した」とウィングガンダムを示し、「これで私と戦ってもらう」と要求し、応じるヒイロに「迷いのない瞳だ。私はそれを見たかった」と微笑、自分は戦争の中に勝手な美意識を持ち込んでいたと省みて、「だが、君達は違う。生命をかなぐり捨ててでも戦う・・・。君達の生き方こそ、兵士の真の姿だ!だから、私は君と戦う!この生命を懸けて!」と告げる。「ゼクス・・・お前を殺す。それが俺の感謝の形だ」と受けて立つヒイロ。
・一方、思わぬ成り行きに基地内で戸惑うカミーユ達だが、トレーズ閣下から通信が入り、「アンバーラー基地の戦況についてはクワトロ・バジーナ特佐より報告を受けている。この緊急事態に対して、OZ総帥の権限でガンダムの使用を許可する」と通告、格納庫のロックを解除し、「ガンダムを駆り、君達の判断で君達の敵を討て」と告げる。決意を固めたシンが「俺は・・・俺の敵、OZとアロウズを討つ!」と決起。
・基地の北側に出てきたゼクスのトールギスとヒイロのウィングガンダムは一騎打ち。一方、別の格納庫から「シン・アスカ!これよりOZを離脱する!」と出てきたシン達がデュオ達に合流。
・カミーユが「これが俺達の選んだ道です。自らを見失ったOZを俺は認めません。OZもアロウズも俺達が止めます・・・!ガンダムで!」とクワトロ特佐に別れを告げる。それを見送るゼクス、「行くがいい、ガンダムの戦士達!その反逆の翼のままに!」とエール。
・「・・・了解した。では、今から君達は私の敵だ」と静かに応じるクワトロ特佐だが、(それでいい、カミーユ、シン。お前達も自らの信じるもののために戦え。私はそれを迎え討つ。私の信じるもののために)と独白、戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、クワトロ特佐を撃破。敢えてOZに残る理由を問うカミーユ、「それはアムロ大尉の消息がわからない事と関係しているんですか!?」と問い詰めるものの、「私は私自身の答えを見つけるためにOZで戦うまでだ・・・」と言い置いて撤退するクワトロ特佐。
・3PP、最後にゼクスを撃破して戦闘終了。「私の生命の灯は、まだ消えてはいない!」と粘るゼクスだが、「そこまでです!」と輸送機で駆けつけたリリーナが割り込み、「ゼクス・マーキス。私をプリンセスと呼ぶ事は、あなたもサンクキングダムの人間なのですね」「ノインさんに聞きました。あなたとヒイロが、ここで決闘をする事になるという事を」と告げ、「既に勝負はつきました。私はピースクラフトの名においてあなたに剣を収める事を命じます」と堂々と宣告。
・(強くなったな、リリーナ・・・。それでこそピースクラフトの娘だ。ならば、その目で見るのだ。戦いというものを)と内心賞賛するゼクスだが、命を落とした部下のためにもここで退けないと主張。業を煮やしたリリーナ、血塗られた環を断ち切るため殺せとヒイロに檄を飛ばすものの、「なりません、リリーナ様!」「御自身の兄上の死を望むなどという不幸な考えはおやめください!」とノインが制止、「あの方の真の名はミリアルド・ピースクラフト・・・。あなたの実の兄上です」と明かす。
・元副官のノインによる想定外の暴露に「くっ・・・!」と呻いたゼクス、「ヒイロ!また会おう!戦うためにな!」と言い置いて撤退。
・「お前は答えを見つけたようだな」と呼びかけるヒイロに、「あなたもですね」と微笑むリリーナ。
・撤退するOZ輸送機で、状況報告を受けたトレーズ閣下、将兵2名の粛正はゼクス特佐の権限内と許容したものの、ガンダム秘匿・修復とテロリストへの引き渡しは見逃せないと指摘、暫定的に謹慎をゼクス特佐に言い渡し、特務隊指揮はクワトロ特佐に一任。
・生身での対面は初めてと挨拶するノイン、今はサンクキングダムの近衛兵としてリリーナをサポート。弱者を踏み台とする連邦政府の在り方に異を唱えるリリーナは、完全平和主義を貫きつつ、連邦政府に不満を持つ国家をまとめようと活動、賛同者も着々と集まりつつあるとか。
・ヒイロとリリーナの関係を「あの方の言葉を借りれば、生命を狙う側と狙われる側だそうだ」と説明するノインに、「色気の欠片もない・・・!」と呆れるエスター。(^^;
・ノインの情報によると、東南アジアのクメン王国がアロウズの介入で連邦に併合され、傭兵となっていた黒の騎士団残党は脱出したとか。カトルがマグアナック隊に連絡して捜索してもらう事に。
・デュオ達を見送ったノイン、ミリアルドがピースクラフト家滅亡の復讐を誓った経緯をリリーナに説明、「この手はあまりにも血に染まってしまった・・・。サンクキングダム再興はリリーナこそが相応しい・・・と」とミリアルドの言葉を伝える。「お兄様は自分自身を見つけられたのでしょうか・・・」と感慨にふけるリリーナ、あくまでゼクスを信じてついていきたいと語るノインに、「好きなのですね、兄が・・・」「いつまでも兄の事を見守ってやってください」と微笑。
・(ヒイロ・・・私も私の戦いを始めます。その手段はあなたとは異なっています。でもいつか、二人の道が交わる事を私は信じています・・・)と独白して、ピースクラフトの地へと赴くリリーナ。
・一方、イノベイター秘密拠点でCBが動き出した事を確認したリボンズ・アルマーク、「王留美・・・君の流した情報で彼等は動いた。君の働きにも感謝するよ」と内通を労い、「君には彼等の誘導役を頼むよ。機が来たら、また連絡する」と指示。
・リジェネにアムロ・レイを連れてこさせたリボンズ、「僕はリボンズ・アルマーク・・・。イノベイターだ」と名乗り、トレーズ閣下を警戒して直接的な介入を避けたためOZから転属させるのに時間がかかったと言いつつ、「さあ、アムロ・レイ。僕と語り合おうじゃないか。戦いの果てにある人類の革新について」と告げる。(何なんだ、この男は・・・)と訝しむアムロ。

●第8話:ツインドライヴ
・マグアナック隊の誘導により首尾よくクメンから脱出したカレン達、中国南部でプトレマイオス2に合流。「クメンでの戦いで、あたしは色んな事を考えさせられた。ポタリア、キデーラ、シャッコ・・・。クメンで知り合った傭兵達は、それぞれの理由で戦っていた」と語るカレン、黒の騎士団が戦力を蓄える目処がつくまで共闘を約束。
・キリコはクメンでフィアナと再会したものの、イプシロンと秘密結社に再び連れ去られ、アロウズ介入で崩壊するクメンからやむなく脱出、「当分はお前達の厄介になる」と告げる。
・王留美が、ゴビ砂漠の政治犯収容所に対するカタロンの襲撃計画をリーク、無実の人々を解放すべくサポートに向かうCB。
・収容所にはナイトオブセブンが来ていると聞いて血相を変えるカレン。ブリタニア皇帝直属のナイトオブラウンズは、皇帝の変わらぬ権力故に連邦軍内で独立行動権と独自戦力保持が認められたスペシャルライセンサー。「ナイトオブセブン・・・。その名は枢木スザク・・・」と呟くカレン、「あいつは・・・あいつだけは許さない・・・」と怒りを燃やす。
・一方、収容所には沙慈・クロスロードが無実の罪で収監、建設作業員として働いていたスペースコロニーにカタロン関係者がいたため、カタロン連絡員と決めつけられ、取り調べもなく有罪と決めつけられたらしい。
・訪れたスザクが旧知の沙慈に面会したものの、黒の騎士団の協力者だったのではないかと詰問、身に覚えのない沙慈が混乱する様子に「どうやら、僕の誤解だったらしい」と認めるものの、まともな取り調べを願う沙慈には特別扱いできないと冷たく突き放す。「そんな・・・!君は誰よりも不正を嫌っていたじゃないか!こんなやり方を許すのか!」とくってかかる沙慈に、「・・・それが世界の平和に必要ならば・・・」と硬い表情でつっぱねるスザク。
・収容所襲撃に現れたカタロンを単騎で迎え撃つスザクは圧倒的な力で蹂躙、アロウズは後方で収容所の護りを固める。そこへ刹那がカタロン援護に駆けつけ、「ソレスタルビーイングのスクラップめ・・・!また現れたか!」と忌々しげに吐き捨てるジニン、親の仇と気炎を上げるルイス。
・「ジニン大尉、あのガンダムの相手は自分に任せてもらう」とスザクが通達。カタロンは刹那の援護に闘志を取り戻し、収容所を解放すべく攻撃続行。(変わってない・・・。あの頃から・・・あの地獄から何一つ。こんなもの・・・求めていない・・・!ロックオンも、俺も・・・!こんな世界など!)と心中で憤る刹那、カタロンNPCを庇いつつ戦闘開始。
・刹那がスザクと戦闘時セリフイベント。「そんなボロボロになってまで何故、戦う!?」と怒鳴りつけるスザクに、「世界のためだ・・・!」と答える刹那。「ソレスタルビーイングの介入によって世界に戦いは広がった!お前達は、またそれを繰り返すのか!」と非難するスザクに、「この歪んだ世界は俺達の戦いも原因の一端だ・・・だから、俺は破壊する!俺達の求めた世界のために!」と絶叫する刹那。
・3PPイベント発生。「突破する・・・!」と西へ突貫する刹那だが、「ソレスタルビーイング!何故、また世界に戦いを起こす!」とスザクが追撃。そこへようやくプトレマイオス2が駆けつけ、「刹那・F・セイエイ!ここは退け!」とティエリアが呼びかけて、刹那がトレミーまで後退、一時撤退。
・「スザク!」と吠えるカレン、「あたし達を潰せるものなら、やってみな!クメンでの借り・・・いや、あの時の借りをここで返してやる!」と挑戦。「そうやって君は永遠に過去にこだわって戦うつもりか・・・」と忌々しげに呟くスザクにも聞く耳もたず、ティエリアが「アロウズ、世界の歪み・・・。ソレスタルビーイングはお前達を討つ」と宣告、カレンも「腐った地球連邦は、あたし達が叩き潰す!」と宣告して、戦闘再開。
・4PP、突貫したヒイロとシンでジニンを撃破してイベント発生。ジニンが復活し、敵の布陣の厚さに一手足りないと焦るティエリア達。
・一方、後退したトレミーでは、イアンが傷ついたエクシアの太陽炉を新たなガンダム、ダブルオーに移植、「トロポジカルディフェクト、基底状態より高位へ推移・・・ツインドライヴの粒子同調率、60%を突破しました」とフェルトが報告。「80を超えれば、安定稼働領域に入る・・・だが、これまでこちらの手元にあった二つのGNドライヴの組み合わせではそこまで同調率を上げる事が出来なかった」と続けるイアン、第一世代のOガンダムとエクシアの二つの太陽炉はシミュレーション上では連動率が高いと説明、「トランザムと共にイオリア・シュヘンベルグから送られてきた新たなガンダムの主機関理論、ツインドライヴシステム・・・机上の空論か、200年後の科学水準を見越しての予見か・・・」「二つの太陽炉を同調させ、粒子生産量を二乗化する。こいつが成功すれば・・・」と呟く。
・前線苦戦の報を受けた刹那、「機体が動けばいい」と出撃を宣言、躊躇うイアンに「俺達はもう仲間を失うわけにはいかない」と押し切り、「・・・わかった。だが、もしもの時のために一か八かの方法をお前に教える」と承諾するイアン。
・後方からGN粒子をまとってダブルオー出撃、「新型か!だが、その力は使わせん!」とジニンが突貫して先制。「ツインドライヴの完成を待たずに出撃したのか!」と焦るティエリア、「みんな・・・離れていろ」と通告する刹那の一か八かの意図を察し、「やめろ、刹那!トランザムで強制的にGN粒子を開放すれば、オーバーロードを起こす可能性もある!最悪の場合、爆発するぞ!」と制止。
・(ダブルオー・・・。Oガンダムとエクシアの太陽炉を載せた機体・・・俺のガンダム・・・!)と想いを込めた刹那が「トランザム、始動!!」
・「駄目だ!あの程度の粒子同調率では、ツインドライヴは起動しない!」と焦るティエリアだが、「目覚めてくれ、ダブルオー・・・!ここには!Oガンダムと!エクシアと!俺がいる!!」と刹那が絶叫した瞬間、遂にツインドライヴ起動。同時に、ウィングガンダムのコクピットにアラートが響き、「何だ・・・!?俺のガンダムが何かを警告している!」と戸惑うヒイロ。
・ツインドライヴのトランザムで強襲する刹那に、瞬殺されたジニンは撤退、「ダブルオーが俺に応えてくれた」と告げる刹那、「ダブルオー、目標を駆逐する!」と宣言して戦闘再開。
・刹那がスザクと戦闘時セリフイベント。「ナイトオブセブン、枢木スザク・・・!ブリタニア皇帝の威を借り、何を望む!」と問う刹那、「世界の・・・平和だ!」と即答するスザクに、「世界を歪める事が平和への道だと言うなら・・・俺はその世界を破壊する!」と宣告。
・カレンがスザクと戦闘時セリフイベント。「あんた達の介入のおかげでクメンは滅茶苦茶になった!」と糾弾するカレン、争いの飛び火を防いだ併合こそ世界の平和のためと主張するスザクに、「そんな勝手な理屈であの国で必死で戦ってた人達の想いも踏みにじったのか!」と憤り、「あたしはそれを否定する!人の自由や想いを踏みにじる平和なんて嘘っぱちだ!」と咆哮。
・4EP敵全滅して戦闘終了、カタロン全機生存によりSRポイントget。
・収容所からアロウズが離脱後、各所で小規模な爆発発生。自爆か!?と警戒するシン達だが、「違う・・・!」と気付いた刹那が単騎突貫、「さっきの爆発は自爆じゃない・・・オートマトンだ!」とティエリアが指摘。
・オートマトンの砲火に阿鼻叫喚の収容所内で「な、何なんだよ、あれ・・・!人殺しのためのマシンなのか!?」と驚愕する沙慈、あわや犠牲になりかけたところで、飛び込んできた刹那がオートマトンを排除。
・エリア11以来の再会となった沙慈、「どうして・・・君がここに!」と驚愕、「君はカタロンなの?」と問いかける。「違う・・・俺はソレスタルビーイングのガンダムマイスターだ」と答える刹那に、「君は・・・ガンダムに乗っていたのか?」と問い詰める沙慈、「君達のせいで僕の好きだった人は傷ついて、家族を殺されて・・・!僕の唯一の肉親だった姉さんもソレスタルビーイングに関わったばかりに・・・殺されてしまった!ルイスも!姉さんも!いなくなったんだ!!」と絶叫。
・イノベイター秘密拠点でダブルオーの様子をモニターしていたリボンズ、レベル7までヴェーダの情報を把握していながらツインドライヴについて知らなかった事をリジェネに当てこすられて露骨に怒りを示す。
・軟禁中のアムロに対して取り繕うリボンズ、またしてもイオリアにしてやられたと苦笑しつつ、イオリアについて問うアムロに「神・・・と言ってもいいかも知れないね。そして、その座は僕が引き継いだ」と言い放つ。「俺を呼び寄せて、何を企む?」と問うアムロに、「今はまだ話す事は出来ない。でも、それは君にとっても有用な事だよ、ニュータイプ」と韜晦するリボンズ。

●第9話:魔神が目覚める日
・今後の戦いに向けて指揮官不在は致命的と振り返るトレミーの面々だが、スメラギさんはプライベートな事情のため合流できず。「どうした、カレン?何故、黙っている」とC.C.に促されたカレン、悲痛に顔を歪めつつ「ゼロは生きてるよ」と明かし、エリア11で監禁されていると説明、黒の騎士団残党の奪還作戦に協力する事に。
・「後悔しても、もう遅いぞ」と告げるC.C.に、「わかってる・・・。でも、あたしだって今の状態がいいなんて思ってないから」と苦しげに答えるカレン。「心配は要らない。私が奴に接触すれば、全ての歯車はまた動き始める」と受け合うC.C.に、(ルルーシュ・・・)と独白するカレン。
・一方、エリア11のアッシュフォード学園では、学生の多くが本国に帰還して入れ替わり、沙慈やルイス、リリーナ等も去り、ニーナも留学したため、すっかり寂しくなった生徒会で、ミレイ会長は単位不足のため留年。体育教師ヴィレッタ先生とサボリ魔のルルーシュが追いかけっこを演じる様を微笑ましく見守るリヴァルとシャーリー、そしてルルーシュの「弟」ロロ。
・トレミーに保護された沙慈、独房に軟禁されてはいるものの、訪れたカレン達から赤ハロを情報端末として手渡される。武力介入で世界を混乱させたと非難する沙慈に、もみ消されているもののアロウズとOZの鎮圧と称した虐殺14件による被害は数万人規模と明かすラッセ、CBとしてけじめをつけると宣言。「戦えば、また罪のない人が傷つく!」と憤る沙慈だが、「戦わなくても人は死ぬ」とラッセに切り捨てられ絶句。
・「沙慈・・・あたし達の戦いをわかってくれとは言わない。でも、この世界の真実をあんたにも知って欲しいんだ」と告げるカレン、今の君は悲しそうと沙慈に指摘され、「悲しくなんかない・・・全てを奪われたまま生かされている方がずっと悲しい事だから・・・」と悲痛に呟く。
・トウキョウの地下カジノVIPルームを弟ロロと共に訪れたルルーシュ、ブリタニアの特権意識による退廃の館と嘲笑しつつ、自分もヒエラルキーに組み込まれるだけ、と内心で自嘲し、(黒の騎士団は・・・イレヴンは負けた・・・。力がなかったからだ。ゼロ・・・馬鹿な奴だ。無謀な戦いを挑んで敗れた男・・・。何をやっても、どうせ世界は・・・)と独白。
・バニーガール姿でメイドとして潜入したカレンが給仕する傍らで、裏の世界では名の知れた打ち手である黒のキングに賭けチェスで挑戦するルルーシュ、内心で自分の動機を退屈しのぎと自嘲。そこへカレンの仕掛けた爆弾が爆発、黒の騎士団の襲撃開始。
・駆けつけたCBが陽動のため市街地に出撃、詳細を知らされていないため、爆発地点に収容所の類はないのに戸惑いつつも戦闘開始。迎え討つブリタニア軍はギルフォードが率い、AEUの「不死身のコーラサワー」も協力。一方、爆発騒ぎには皇帝陛下直属の機密情報局が対処。
・1PP敵討ち減らしてイベント発生。西にカレン達黒の騎士団が登場。潜入していたカレンは騒ぎの中でルルーシュを見失い、紅蓮で出撃。指揮を執る四聖剣の一人卜部、「かつてゼロと共にブリタニアを恐怖させた黒の騎士団も、もはや我々を残すのみ・・・しかし、絶望にはまだ早い。この飛燕4号作戦さえ成功すれば・・・」と呟き、ルルーシュを確保すべく突入指示、黒の騎士団は地下カジノへ突入、戦闘再開。
・1EP反撃で敵撃ち減らしてイベント発生。爆発で混乱する地下カジノで、ロロとはぐれたルルーシュ、テロリストに殺されると焦りつつ、(いや、助けてみせる、ロロだけは・・・!たった一人の弟を救う力ぐらいあるはずだ!俺にだって、それくらいの力は・・・!)と決意。
・そこへ飛び込んだ黒の騎士団のKMF無頼から「ルルーシュ・・・」とC.C.が現れ、「迎えに来た、ルルーシュ。私は味方だ。お前の敵はブリタニア・・・そして、世界・・・」「契約した。私達は共犯者・・・」と告げ、「私だけが知っている、本当のお前を」「お前はブリタニア皇帝シャルルによって偽りの記憶を植え付けられた」と明かす。
・突然C.C.が撃ち倒され、「お役目、ご苦労・・・ルルーシュ・ランペルージ君」と機情局のエージェントが姿を現す。今日のルルーシュの行動を逐一口にするエージェント、「飼育日記というところかな、エサの」「罠と言ってもいい。その魔女を・・・C.C.を誘い出すための」と嘲り、混乱するルルーシュに「これ以上、エサを話す気はない。さ・・・処分の時間だ。君の役目は用済みなんだよ。ルルーシュ・ランペルージ・・・いや、ゼロ」と告げる。
・何もわからないまま簡単に殺されると絶望するルルーシュだが、(ふざけるな!力・・・!力さえあれば!ここから抜け出す力!世界に負けない力が!)と憤る。すると「力が欲しいか?」と撃たれたはずのC.C.がかつてと同様に問いかけ、「返すぞ、お前の記憶・・・」と口づける。
・(力なら、お前はもう持っている。その忘却の檻に閉じ込められているだけだ。思い出せ、本当のお前を・・・王の力を!今こそ封印を解き放つ!)と念じるC.C.。(そうか・・・俺の日常にトゲのように刺さっていた苛立ち・・・。ああ・・・全ては偽りの記憶・・・思い出した・・・!俺は・・・俺は・・・!俺がゼロだ!)と遂に記憶を取り戻すルルーシュ。
・心臓を撃ち抜かれても生きているC.C.に驚愕するエージェント。そこへ「無力が悪だというのなら、力は正義なのか?復讐は悪だろうか?友情は正義たり得るだろうか?」と芝居がかかった口調で問いかけるルルーシュ、エサには死という事実あるのみと答えるエージェントに、「そうか・・・ならば、君達に事実を残そう。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!貴様達は死ね!」と絶対遵守のギアス発動!
・「イエス!ユア・ハイネス!」と叫んで自殺するエージェント達を見下しつつ、(あの日から、俺の心には納得がなかった)(別の記憶を植え付けられた家畜の人生・・・しかし、真実は俺を求め続けた・・・。そう・・・間違っていたのは俺じゃない!世界の方だ!)と独白、「世界は変わる・・・変えられる・・・!」と宣言。「お帰り、ルルーシュ。待ちわびたぞ」と迎えるC.C.に、世話をかけたと微笑むルルーシュ、神根島以降の顛末を明かす。
・神根島でスザクと撃ち合い囚われたルルーシュは、玉座の間へ引き立てられて皇帝シャルルと対面、「元第17皇位継承者、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。久しいなぁ、我が息子よ」と呼びかける皇帝シャルル。ルルーシュを押さえつけてギアスを使わせないスザク、ゼロを捕らえた褒美として帝国最強の12騎士ナイトオブラウンズに自分を加えるよう要求、「言ったはずだよ、ルルーシュ。俺は中から、この世界を変えると」とルルーシュに告げ、「友達を売って出世するのか!?」と憤るルルーシュにも「そうだ」と平然と即答。
・「ルルーシュ・・・お前はなかなかによくやった。だが、新たな世界にお前の居場所はない」と宣告する皇帝シャルル、「所詮は俗事。ワシの目指す新しい世界の前には地球連邦も無意味」と断言、「では、新たなナイトオブラウンズに命じる。ゼロの左目・・・ギアスの源をふさげ」とスザクに命じ、「皇子でありながら反旗を翻した不肖の息子・・・。だが、まだ使い道はある」「記憶を書き換える。ゼロである事、マリアンヌの事、ナナリーの事・・・」「全てを忘れ、只人となるがいい」と宣告、「シャルル・ジ・ブリタニアが刻む・・・」「新たなる偽りの記憶を」と記憶改竄のギアス発動・・・(-_-#
・皇帝シャルルにギアスを与えたのは自分ではないと言うC.C.、ナナリーの所在も不明とルルーシュに告げ、黒の騎士団は壊滅状態ながらCBとコロニーのガンダムの協力を取り付けたと説明。「やはりな・・・彼等も今の世界を認めはしないか」と納得するルルーシュ、ナナリーは皇帝シャルルの手に落ちたと判断しつつ、(俺には妹はいるが、弟はいなかった・・・!誰なんだ、あのロロという奴は・・・!)と愕然。
・駆けつけたカレンがルルーシュに再会、C.C.は無頼をルルーシュに引き渡して独り後退。
・「神根島でゼロを見捨てた君が何の話だ?」「君はスザクに屈した俺を、ただ見送るだけだった・・・」と皮肉に笑うルルーシュに、「あなたはずっと私を騙していた」と責めるカレン、「答えて!あなたは私にもギアスを使ったの?私の心を捻じ曲げて・・・従わせて・・・!」と迫る。
・哄笑で応じるルルーシュ、「君の心は君自身のものだ。ゼロへの忠誠も憧れも全て・・・カレン、誇りに思っていい。君が決めたんだ。君が選んだんだ、この私を・・・」と告げる。
・二律背反に揺れながらも「信じたい・・・!だから、あたしはここにいる!」「でも、私が信じるのはゼロよ!ルルーシュ、あんたなんかじゃない!」と叫ぶカレンに、「ああ、それでいい。ところで、いつまでそのバニー姿でいるつもりだ?」と揶揄するルルーシュ、「み、見ないでよ、ヘンタイ!」と罵倒されつつ、「では、ゼロとして命じる。この状況を覆す・・・!」と命じ、「了解です!」と応じる闘士カレン。
・C.C.の用意した仮面と衣装を身に着け、無頼を駆って外に出たゼロ、卜部に早速兵の動きを指示。「ゼロは救出した!これであたし達は負けない!」と宣言するカレン。
・そこへランスロットに似た量産用試作機らしきKMFでロロが現れて接近、何故か棒立ちとなったゼロとカレンに猛攻を加え、動きが速過ぎて見えないと焦るゼロ達だが、かわせない動きではないと見たヒイロやカミーユ達が戸惑う。ゼロ救出の決死の作戦故にゼロだけでも逃がそうとする卜部だが、「違うな!」「間違っているぞ、卜部。切り捨てるという発想だけでは、ブリタニアには・・・世界には勝てない」と一喝するゼロ。
・ゼロに迫るロロのKMFに、割り込んだ卜部が「これで神速は使えまい」と掴み掛かり、「ゼロ・・・お前の正体が誰であろうと構わない。切り捨てるだけでは・・・と言った、その言葉に偽りはないと受け取った!」と想いを語り、「紅月!」「ゼロを頼む・・・!彼だけが残された希望だ!」とカレンに告げ、「ゼロよ!日本の民を拾ってやって欲しい!四聖剣とは、虚栄にあらず!!」と言い残して自爆。
・巻き込まれて傷ついたロロはここまでと見切って撤退、代わりにブリタニア増援がカレン達の近くに出現。「卜部の生命を無駄にするわけにはいかない!カレン、必ず生き残るぞ!」と叱咤するゼロに、「了解です、ゼロ!あなたは私が守ります!」とカレンが応じ、ティエリアもゼロを全力で守ると宣言。「ならば、私はお前達を勝利に導こう」と応えるゼロ、敵増援を引きつけて誘導すると宣言。「了解です!ですが、ゼロには指一本、触れさせません!」とカレンが応じ、「私はゼロ!世界を壊し、世界を創造する男だ!」とゼロが宣言して戦闘再開。
・3PP敵全滅して戦闘終了、ゼロが数機撃墜して無傷のためSRポイントget。
・ブリタニアの指揮官ギルフォード、「黒の騎士団を従えたあの者・・・!まさか・・・!あの男が再び現れたというなら、我が手で必ず倒さねばならない!」と決意して撤退。
・続けてエリア11総督カラレスが大規模な増援を連れて出現し降伏勧告。「フ・・・総督自らが出撃するとはな」と鼻で笑うゼロ、「私はゼロ・・・!かつて世界に戦いを挑んだ黒の騎士団の総帥・・・!そのゼロが帰ってきたのだ!」と宣言し、「現エリア11総督、カラレス・・・。その性格は傲慢にして残忍、さらに自己顕示欲が強いと聞いている。そんな男は、部下の犠牲も厭わずに消耗戦を仕掛けた後、最後に見得を切るために正面に陣を構える」と指摘。
・「カラレス!貴様がその位置に来るのは既に予見していたのだよ!」と言い放つゼロ、「トウキョウは特殊な構造の街だ。足場を崩せば、全ては奈落へと落ちていく。既にその地点の足場には私の部下達が細工を施していたのだよ」と説明、「各機は後退しろ!既に勝負は決した!」「さらばだ、カラレス!お前の死を私の復活に添えよ!」と勝利宣言。足元が崩れ去り大軍ごと地に呑まれるカラレス総督。
・回線ジャックしたゼロ、「日本人よ、私は帰ってきた!」と海賊放送開始。「聞け、ブリタニアよ・・・!そして、地球連邦よ!刮目せよ!力を持つ全ての者達よ!私は悲しい・・・戦争と差別・・・振りかざされる強者の悪意・・・間違ったまま垂れ流される悲劇と喜劇・・・。世界は何一つ変わっていない。だから、私は復活せねばならなかった。強き者が弱き者を虐げ続ける限り、私は抗い続ける!私は戦う!間違った力を行使する全ての者達と!」と演説し、「私はゼロ!世界を壊し、世界を創造する男だ!」と宣言。
・一方、アッシュフォード学園地下の機情局アジトで放送を見たヴィレッタ、ルルーシュが記憶を取り戻した可能性に慄然。そこへ戻ってきたロロがルルーシュを見失ったと報告した時、ルルーシュから携帯が入り、学園に戻ってシャーリー達といると告げ、すぐ家に帰って来いと指示。学園の監視カメラで確かにルルーシュがいる事を確認したヴィレッタ達、放送のゼロの正体に困惑。
・C.C.にゼロを演じさせてとりあえずアリバイを作ったルルーシュだが、ナナリーが皇帝の手中に人質としてあるため、監視役と思われるロロから当面離れられず、CB同行は不可能。エリア11解放と黒の騎士団復活に専念したいと伝言をもたらすC.C.、自身も補佐のためトレミーを降りると告げる。
・「あのゼロは俺達の知るゼロなのか?」と問うカミーユに、「愚問だな」と即答するC.C.、「ゼロという存在はその行為によって初めて意味のあるものとなる。その正体が誰であるかなど、まったく無意味な事だ」と断定。
・連絡役としてCB残留を選んだカレンに、(やはり、カレンの中にはルルーシュに対して傷が残ったか・・・。人間として当然の反応だな)と黙考するC.C.、機を見て協力することを約束してティエリア達に別れを告げる。無言のままゼロの正体がアッシュフォード学園のルルーシュではないかと独白するヒイロ。
・空中神殿にスザクを招いた皇帝シャルル、「・・・エリア11のエサに誰かが食いついたようだな」と呟き、いずれC.C.も自分の前に現れるだろうとコメント。シュナイゼルもこの場所は知らないと明かす皇帝シャルル、「・・・ここは何かの神殿なのですか?」と問うスザクに、「違うな。これはそう・・・神を滅ぼすための武器」「アーカーシャの剣という」と告げる。

●第10話:もう一人のロックオン
・皇帝シャルルが生徒会のリヴァルやシャーリー達にもギアスで偽の記憶を植え付け、ヴィレッタとロロを監視に送り込んだと推察するルルーシュ、(俺をエサにしてC.C.を捕らえるために学園のみんなまでも玩具にするとは・・・)と内心激怒しつつ、表面上は記憶を奪われたままを装う。
・その様子から記憶は戻っていないと判断したロロ、(・・・おかしいな・・・。記憶が戻ったら殺すだけなのに僕は何に安心しているんだろう・・・)と戸惑う。「ま・・・あんまり心配させるなよ」と良い兄を演じてみせるルルーシュ、お前ごときに尻尾はつかませんと内心見下し、(そして、俺は気付いたぞ。お前が俺に監視対象以上の感情を持っている事も)とつけ込む隙を見いだし、(待っていろ、ロロ・・・。ナナリーがいるべき所を奪った偽物め。お前にも、いつか相応の報いを与えてやる)と笑顔の裏に悪意を秘める。
・エリア11で降りずプトレマイオス2に残った沙慈、CBを追っていた姉が命を落とした事をカレンに明かし、「姉さんがよく言ってた・・・事実を求め、つなぎ合わせれば、そこに真実がある・・・って。だから、僕は・・・あと少しだけこの艦に乗っていようと思うんだ」と真意を告げる。「私もあんたと同じだよ・・・。真実を・・・本当の事を知りたいと思ってる。だから、少しだけ考えをまとめる時間が必要なんだ・・・」と心中の迷いを吐露。
・カタロン構成員ライル・ディランディに接触する刹那、ソレスタルビーイングのガンダムマイスターと名乗り、「そして、お前もガンダムマイスターとなる。ライル・ディランディ・・・いや、ロックオン・ストラトス」と告げ、混乱するライルに「ニール・ディランディはガンダムマイスターだった」と明かし、兄ニールは破界事変で亡くなったと知らせる。
・ニールと同じように世界を変えるため戦う覚悟があるなら、とCBにスカウトした刹那、「俺達についての情報を渡す。これで判断しろ」とメモリーを手渡し、保安局に渡したらどうする?と探りを入れるライルに「俺達はもう逃げも隠れもしない。この世界を変えるために戦う」と即答、二日後にここで待つと言い置いて立ち去る。
・旧知のビリー・カタギリのもとで呑んだくれるリーサ・クジョウ、(ゼロ・・・。あなたは、また戦いを始めたのね・・・でも、私は駄目・・・。もう・・・そんな気力はない・・・ロックオンもクリスもリヒティも失った・・・。もう二度と間違えないと誓ったのに・・・)と悲嘆に暮れる。
・そこへ訪れた刹那、強引に上がり込んで「久しぶりだな、スメラギ・李・ノリエガ」と呼びかけ、戸惑うビリーに「・・・コードネーム、スメラギ・李・ノリエガ」「ソレスタルビーイングの戦術予報士だ」と暴露、「これであんたの逃げ場はなくなった」とクジョウを追い詰める。
・スメラギを連れ出した刹那、呼び出したカレンに「少しの間、彼女を頼む」といきなり押しつけ、戸惑うカレンに「お前も彼女も迷っている・・・」「いい機会だ。お前も心を決めろ」と告げて立ち去る。「あいつ・・・沙慈との話、聞いてたのか・・・」と呟くカレン。
・CB壊滅後何もせず酒に溺れていたと告白するスメラギさん、イオリア・シュヘンベルグの計画では新たな世界が生まれるためにCB壊滅は必然と覚悟していたものの、全ては幻想だったと自嘲、「連邦政府が出来ても、世界は何も変わらない。あれだけの犠牲を払ったところで何一つ・・・。イオリアの計画に意味なんてないのよ」と吐き捨て、「だから、私は逃げた・・・。全てに背を向けて、お酒に溺れていた」「悪い?私はもう嫌なの・・・やってられないのよ」とカレンに告げる。
・「・・・お母さんと・・・一緒だ・・・」と顔を歪めるカレン、かつてブリタニアに日本が占領された苦しみに耐えかね、現実に背を向け幸せだった過去の幻想に逃げ込んだ母の事を明かし、「それでもお母さんはあたしの事をずっと考えていてくれた。全てに背を向けても、あたしの事だけは・・・だから、あたしは・・・お母さんがまた笑って暮らせる世界になって欲しいんです・・・」と自らの戦う理由を告白し、「大丈夫です、スメラギさん。戦いはあたし達がやります。あたし・・・スメラギさんの分まで戦います。だって、スメラギさんにも笑顔を取り戻して欲しいですから」と微笑み、「あたしは、もう迷いません。あたしには守りたいもの、取り戻したいものがあるから」と宣言。
・そこへライルを連れた刹那が「待たせたな」と戻り、「こっちの姐さん達が、お前の仲間か?」と問うロックオンそっくりのライルに「え!?」「ロックオン・・・!?そんな・・・生きてたなんて・・・」と驚愕するカレンとスメラギさん。
・「そんなに似てるかな、俺と兄さんは?」と微笑むライル、本名で紹介する刹那を止め、「俺の名はロックオン・ストラトス。ソレスタルビーイングのガンダムマイスターだ」と自ら宣言。
・プトレマイオス2に戻ろうとする刹那達の前に、突然「久しぶりだな」とクワトロ大尉が現れ、「今の私はOZ特務部隊のクワトロ・バジーナ特佐だ」と名乗り、「私もあなたを捜していたのだよ」と告げる。
・「トレーズ総帥はあなたの力をOZに求めている」「この世界を変えたいのなら、あなたの力をOZに貸すのだ」と迫るクワトロ特佐、「トレーズ・クシュリナーダ総帥はあなたのAEU軍時代の功績を高く評価している」と告げる。「!」と息を呑むスメラギさん、(まさか、OZはあれを・・・)と危惧。
・刹那とクワトロ特佐が奪い合う形になったスメラギさんに、「二人共、やめろ!スメラギさんは、もう戦うつもりはない!」と庇うカレン。「俺は・・・俺達は戦う!世界に変革をもたらした事が俺達の罪ならば、その罪は再び世界を変える事でしか償えない!」と叫ぶ刹那に、「・・・私には無理よ・・・」と力なく呟くスメラギさん。クワトロ特佐が力づくでも、と示唆し、とりあえず逃走する刹那達。
・クワトロ特佐率いるOZが部隊を展開、駆けつけたCBも出撃して対峙。ライルがスメラギさんを連れて後方のトレミーへ向かい、戦闘開始。
・総員突貫しつつ2PP雑魚殲滅、ヒイロとカミーユを囮にしてゼクスと百式をバスターライフル射線上に誘導。
・3PP、ギリギリまで削ったゼクスとクワトロ特佐をMAP兵器で撃破、イベント発生。次元境界線が歪曲して北の市街地に特種次元獣とガブリンが出現、見境無しに攻撃開始。そこへトレミーが駆けつけ、「ケルディムガンダム、ロックオン・ストラトス!狙い撃つぜ!」とロックオン出撃、ハロのサポートを受けて兄を彷彿とさせる狙撃でガブリン瞬殺。更にスメラギさんが立て直しを指示、「あのアンノウンは無人と推測されるわ。ケルディムの予期せぬ攻撃で判断が遅れている今のうちに!」と的確に指示し、東に布陣し直すCB。一方クワトロ特佐とゼクスも復活、西に移動して次元獣と対峙。トレミーは後退して、戦闘再開。
・3PP敵3機撃破してイベント発生。北西にマルグリットのパールネイルが登場、「・・・こんなものを・・・!」と吐き捨てつつ特種次元獣を攻撃、シン達の呼びかけには悲痛な表情で無言のまま、共闘して戦闘再開。
・4PP敵全滅して戦闘終了、クワトロ特佐とゼクスには敵落とさせてないのでSRポイントget。マルグリットにはガブリン1機食われた・・・(-_-#
・かつてスコート・ラボでクロウと戦ったマルグリットに不信の目を向けるエスター。マルグリット、それには答えず、「・・・気をつけろ」「この世界は新たな戦雲に包まれる・・・」と言い置いて撤退。
・OZ総帥執務室にキラ、アスランを呼んだトレーズ閣下、特務隊のクワトロ特佐がCBを取り逃がしたと知らせ、特務隊参加を打診。しかしキラ達は、現在レディ・アンと共に取り組んでいるコロニーと地球の融和促進が優先、と謝絶しつつ、OZがコロニーを道具に貶めるなら・・・と秘かに決意。にこやかに了解するトレーズ閣下、「レディ、事は全てエレガントに運ぶのだよ」とやんわり釘を刺す。
・ロックオンの弟として挨拶するライル、(悪いが、あんた等の力・・・利用させてもらうぜ)と内心で冷たく決意。亡きロックオンそっくりの弟に、心中複雑なティエリアとフェルト。
・スメラギさんは自室に籠ったものの、「・・・あたしは待つよ。スメラギさんはきっと戻ってきてくれる」と断言するカレン、(あの人も、きっと迷いを振り切る・・・。戦う意味を思い出してくれれば・・・)と独白。
・一方、スメラギさんに取り残された形のビリー・カタギリ、叔父のアロウズ司令ホーマーに新型モビルスーツ開発主任の地位を提供されつつ、去っていったスメラギさんに執着。

●第11話:アレルヤ奪還作戦
・カタロンのリーダーであるクラウス、ジーン1ことライルのソレスタルビーイング潜入成功を腹心シーリンに告げ、CBの意図はどうあれ連動できればカタロンの活動の幅も広がると喜ぶシーリンだが、のアザディスタンのマリナ皇女がアロウズに逮捕されたと聞いて愕然。
・ガンダムマイスターを収監したアロウズ施設を王留美の命で偵察するネーナ・トリニティ、状況報告しつつ、(フフ・・・段々盛り上がってきた。ネーナ、ドキワクね)と秘かに邪悪な笑みを浮かべる。
・執務室の王留美、腹心の紅龍にCB最大の敵リボンズへの内通の理由を問われ、「戦いの果てにこそ世界の変革があるわ。そのためにも彼等が・・・イノベイターが世界をリードする必要があるのよ」と断じる。
・王留美の情報提供により、中華連邦南部の安慶基地にアレルヤが収監されていると知ったティエリア、藤堂や扇等の黒の騎士団幹部も収監されていると告げ、喜ぶカレン。刹那に戦術予報士として作戦立案を求められたスメラギさん、躊躇うところをカレンに庇われつつ、「でも、アレルヤが敵の手に落ちたのは私の責任でもあるから・・・」と協力を約束。(ついでにこっちの方の仕事もやりやすくなるだろうしな)とカタロンの一員として醒めた目で黙考するライル。
・安慶基地に着任したばかりのマネキン大佐のもとに、バラック・ジニン大尉、アンドレイ・スミルノフ少尉、ルイス・ハレヴィ准尉も着任。更に取調官としてソーマ・ピーリス中尉が来訪、アレルヤの取り調べに当たる。他にも、アストラギウスの人間がアレルヤとの面談を希望しているとか。
・収監されている藤堂達に、マネキン大佐の下で独立行動権を有するライセンサーのミスター・ブシドーが面会、藤堂との立ち会いを所望し、藤堂も旧知のアロウズ司令官ホーマー・カタギリからの勧誘を伝える。「否・・・!アロウズに義はない・・・!」と断言する藤堂に、「フ・・・それでこそ、あの若き日・・・私を恐怖させた藤堂鏡志朗だ」と微笑むブシドー、「その言葉だけで、私の魂は一段高い所へと昇った」と賞賛、「私が真に剣を交えたい相手はただ一人・・・。そして、彼との戦いは近い・・・」と呟いて立ち去る。奇人ぶりに呆れる扇達をよそに、(ミスター・ブシドー・・・。私情で剣を抜く者では始動の極みに達する事は出来んぞ・・・)と独白する藤堂。
・アレルヤに面会するピーリス中尉、「被験体E-57・・・」と呼びかけつつ、(私の脳量子波の干渉を受けていない・・・。報告では、捕獲された際の戦闘で頭部に受けた傷が原因とあったが・・・)と黙考。「マリー・・・!ようやく出会えた・・・。やっぱり生きていたんだね、マリー」と喜ぶアレルヤ、かつてホームで話していたと明かすものの、「私はマリーなどという名前ではない!」と否定するピーリス中尉に、「まさか君は違う人格を・・・」と呟く。
・更に、イプシロンを連れたアロンとグランが割り込み、ギルガメスでもバララントでもない秘密結社で最強兵士たるパーフェクトソルジャーを研究していると名乗る。機嫌を損ねたピーリス中尉が「その男は超兵でも何でもなかった。好きにするがいい」と言い捨てて退室。秘密結社がアロウズと正式に手を結んだ以上、中尉一人を怒らせても問題ない、と見下すアロンとグラン。
・マリーを自分の生きる意味そのものと言うアレルヤに、「女のために生きるか・・・。下らんな・・・」と吐き捨てるイプシロンだが、「私がより完全な存在になるため、お前のデータも使わせてもらうぞ」と宣言。
・そこへ敵襲警報が鳴り、自分のATも出撃準備を要請するイプシロン。
・基地に迫るCB、スメラギさんの作戦により、小回りの利くキリコとカレンが突入・救出役。更に、マリナ皇女も収監されている事を知った刹那、ヒイロとティエリアに後押しされて救出を決意。防衛部隊を3分で突破して突入地点に3人を送り込むべく戦闘開始。
・2EP反撃で敵全滅して、3PP3人が目的地点到着、基地内に突入し、SRポイントget。
・4PPイベント発生。藤堂達の下にたどり着いたカレン、「あたし達の戦いはこれからです。日本でゼロが待っています」と告げて解放。一部隊員はブラックレベリオンで自分達を見捨てたと疑惑を抱くものの、藤堂が「・・・今はここを出るのが先だ!」と叱咤して、脱出開始。
・刹那も取調室でマリナ皇女を発見、脱出開始。
・アレルヤを救出したキリコ、「この施設の南側へ行け」と離脱を促し、駆けつけたイプシロンに「お前がここにいるという事はやはり秘密結社がからんでいたか」と告げる。「私の望みは超兵であるお前を倒す事だ。つながれた囚人であるお前に興味などない」とアレルヤを見逃すイプシロン、「マリーという女を取り戻したいのなら、その力を見せてみろ」と挑発。
・「フィアナはどこだ?」と問うキリコに、「知りたければ、私を倒すのだな」と応じるイプシロン、ATでの決着を要求し、「PSの誇りに懸けて、キリコ・・・お前を倒す!」と宣言。
・逃げるアレルヤの前に立ちはだかるピーリス中尉、「いいや、これが君の本当の名前なんだ。マリー・・・マリー・パーファシー!」と強くアレルヤに呼びかけられ、瞬時、幼いアレルヤに(マリー・・・)と呼びかけられるビジョンがよぎり混乱。そこへトレミーから射出されたアリオスガンダムが突入、追っ手をかわして「マリー、必ず迎えにくるから!必ず!」と言い置いたアレルヤが搭乗。
・カレンとキリコ、刹那が戻り、藤堂らがマリナ皇女を保護して基地を離脱。更に「アリオスガンダム・・・キュリオスの後継機・・・」と呟きつつ出撃したアレルヤ、「この機体で・・・ガンダムで僕はマリーを取り戻す。ハレルヤが逝き、脳量子波が使えないとしても!」と力強く宣言。
・アロウズも地上戦艦とピーリス中尉らが出撃、イプシロンもATで出てきて、脱出の時間を稼ぐ3分間だけ戦闘再開。
・敵母艦撃沈時にセリフイベント。敵指揮官のカティ・マネキン大佐、「今回は完全に指揮官の差で負けた・・・」と呟き後退。(いい判断ね・・・。この潔さ・・・彼女を思い出す・・・)と独白するスメラギさん。
・4PP敵全滅して戦闘終了。
・目的を果たして速やかに撤収するCBを見送ったカティ・マネキン大佐、「わずか5分たらずの電撃作戦・・・こちらの防衛網の隙を的確に突き、機動部隊を特性に合わせて使い分け、さらに囚人を確実に脱出させるとは・・・大胆さと繊細さを併せ持つこの戦術、どこかで・・・」と黙考。
・そこへカタロン部隊が便乗して接近、やむなく基地を放棄するマネキン大佐。
・再会してカレンを労う扇達だが、ゼロ復活を告げるカレンに対し、千葉と朝比奈はゼロへの不信感を露にして押し黙る。「その前にゼロは処刑されたと聞いている。復活したゼロは本物なのか?」と問う仙波に、「それは自分の目で確かめてみてください。ゼロの真意も、その存在も。卜部さんや他の団員達が生命を懸けてゼロを復活させたんですから」と悲痛に告げるカレン。
・「僕はマリーを取り戻したい」と宣言するアレルヤに、「・・・了解よ。その時が来たら、最適な戦術を指示するわ」と肯定するスメラギさん、自分の戦いには忌まわしい過去を払拭したいというエゴもあったと吐露、「でも、今日の戦いでわかった。大切な人を守る事が私の戦いの理由なんだって。そして、私はもう一度、この世界と向き合おうと思うの」と再び戦う決意を語る。
・藤堂達救出の報を受けたエリア11のルルーシュ、「これでやっと駒が揃う・・・。そろそろ仕掛ける時期だな」とほくそ笑む。ロロの監視の目は、篠崎流の技で見事に変装した咲世子の替え玉で欺瞞、「待っていろ、ロロ。もうすぐお前も俺の手に堕ちる・・・」とほくそ笑む。

●第12話:百万のキセキ
・プトレマイオス2に保護されたマリナ皇女、巻き込んだ事を詫びる刹那に戦い続ける理由を問う。「それしか出来ないからだ」と即答する刹那、アザディスタンには既に傀儡政権が立てられていると知らせ、行き場のないマリナ皇女に「ならば、俺達と日本へ・・・エリア11へ来い」「そこでは国を奪われた者達が今も戦っている」と告げる。
・アッシュフォード学園でルルーシュと再会したスザク、帝国最高騎士ナイトオブワンに上り詰め、その特権でエリア11こと日本をもらうつもりだと明かし、「僕は大切な友達とかけがえのない女性を失った・・・。これ以上、誰も失わないためにも力を手に入れる。だから、もう日本人にゼロは必要ないんだ」と語る。何食わぬ顔で将来展望を問うルルーシュ、「答えはこの人に・・・この電話の方から聞いてくれ」「来週赴任されるエリア11の新総督だ」と電話を手渡すスザクを訝りつつ、「もしもし、お兄様?」「お兄様なのでしょう?私です、ナナリーです」と電話から妹の声が聞こえて愕然。
・(本当に記憶が戻っていないのなら、ナナリーの事はわからないはず・・・。さあ、ルルーシュ・・・答えを出してもらおう・・・!)と冷徹に見つめるスザク。(スザク・・・やってくれたな・・・!俺は・・・俺は・・・ナナリーに・・・)と内心葛藤するルルーシュだが、表面上は困惑を装い人違いと言い訳。
・(やはり記憶は戻っていないのか・・・)と判断するスザク。(許さない・・・許さないぞっ!!お前はゼロの正体を確かめるためにナナリーを使った・・・!ナナリーと俺の愛を利用した!)と秘かに憤激するルルーシュだが、ナナリー新総督による行政特区日本再建構想を聞いて呆然、(俺は・・・ゼロはナナリーと戦わなくてはならないのか・・・)と途方に暮れる。
・黒の騎士団アジトで、閉じこもってうなだれるルルーシュに食ってかかるカレンだが、テレビで放送されるナナリー新総督の就任挨拶を見て愕然。(ナナリーが望む世界・・・ナナリーが選ぶ明日・・・。しかし、それには俺が・・・ゼロが邪魔だ・・・スザクが側にいる限り、ナナリーの身の安全は保障されている。最悪の敵だが、それだけに信じられる・・・そして、それはかつて俺が望んだものだ。そう・・・俺が守ってやらなくても、ナナリーはもう・・・)と苦悩するルルーシュ。
・「しっかりしなさいよ、ルルーシュ!あんた・・・ナナリーをブリタニア皇帝から取り戻すんでしょ!?」「いつもみたいに命令しなさいよ!」「何だって聞いてやるわよ!」と叱咤するカレン、「だったら・・・俺を慰めろ・・・」「女なら出来る事があるだろう?」と力なく呟くルルーシュに、「しっかりしろ、ルルーシュ!今のあんたはゼロなのよ!あたし達に夢を見せた責任があるでしょ!?だったら・・・!最後の最後まで騙してよ・・・!今度こそ完璧にゼロを・・・!演じきってみせなさいよ!」と悲痛に訴え、「もうあたしは迷わない!戦う理由を思い出したから!」「あんたの戦う理由はナナリーだけなの!?あんたを信じて戦うあたし達はあんたの道具なの!?」と呼びかける。
・カレンの言葉に触発されたルルーシュ、ナナリーもまたユフィのため、自らの望む明日のために、自らの意志で戦っていると気づき、(だったら、俺は・・・)(そうだ・・・。俺の始めた戦いで多くの人間の運命も変わった。ナナリー、カレン・・・黒の騎士団・・・。そして、記憶を奪われたアッシュフォード学園のみんな・・・俺の戦いはもうナナリーのためだけじゃない・・・。俺は・・・俺は・・・!)と己を省みて、「カレン・・・扇達とソレスタルビーイングを集めろ」と決然と命じ、「俺はもうルルーシュではない。黒の騎士団総帥、ゼロだ・・・!」と宣言。
・プトレマイオス2でスメラギさんに再会したゼロ、千葉や朝比奈達からトウキョウ決戦での裏切りを糾弾されるものの、「全てはブリタニアに勝つためだ」の一言で片付ける。千葉達を制した藤堂、「・・・ゼロ、勝つための手を打とうとしたんだな」と念を押し、「私は常に結果を目指す」と受け合うゼロに「・・・わかった」とうなづき、「私は彼以上の才覚を他に知らない!」とゼロを指揮官に戴く事を宣言。
・扇も同調して支えるものの、玉城達は納得せず浮かない顔。「玉城、お前の言わんとする事もわかる。だから、私は結果で全てを示そう」と断言するゼロ、不利な現状からどう戦うと問い詰められ、「戦って、戦って・・・それでどうする?」と反問、「先の見えない戦いを続けるより、まずは日本人に日本人としてその名を取り戻させる」と行政特区日本への参加を宣言。
・また虐殺されるのでは、と騒ぐ玉城らに、「・・・だが、戦いを続ける事だけが得策ではない。我々のすべき事は日本人を救う事だ」と制するゼロ、黒の騎士団とソレスタルビーイングの協力を求め、ロックオンを指名するや「君に兄上の名を継ぐ資格があるか、試させてもらおう」と言い放つ。気色ばむロックオンに一顧だにしないゼロ、「ゼロが命じる!黒の騎士団は全員、特区日本に参加せよ!!」と叫び、戸惑う藤堂や扇達。
・一週間後、行政特区日本予定地のシズオカゲットーでは、黒の騎士団総帥ゼロの出した行政特区日本への参加要請に応じて、100万人を超えるイレヴンこと日本人が集結、今だゼロの影響力の大きさをうかがわせる。
・地球連邦政府から派遣されたスザク、ジノ、アーニャらナイトオブラウンズ3名、指揮用陸戦艇G1ブリッジで、事前にゼロと通信し内密の会談に臨む。「あのさ・・・聞きたいんだけど、君と前のゼロは同じ?それとも・・・」と問うロイド伯、「ゼロの真贋は中身ではなく、その行動によって量られる」と即答するゼロに、「あは・・・哲学だね」と苦笑。
・事前の宣言通り100万人動員の条件を満たしたゼロ、自分を見逃せと要求し、「とは言え、君達にも事情があるだろう。ゼロを国外追放処分にするというのはどうだろうか?」と提案し、黒の騎士団にバレたら組織内でリンチを受けると指摘するロイド伯らに「だから、殺されないために内密に話している」と韜晦。
・ナナリー総督付きの補佐官ミス・ローマイヤが、第三加盟国に関する特別法を根拠として総督権限による国外追放処分は執行可能と法的解釈を助言。トップが逃げたらイレヴンのテロリスト共は空中分解、と楽観的に受け止めるジノだが、「しかし・・・!犯罪者を・・・!」とスザクは正義感故に抵抗。
・「いい返事を期待している」と通信を切ったゼロに、「噂以上に狡猾な男だな」と感心するジノ、「ですが、あの男一人でイレヴンの暴徒を鎮圧できるのならば、安いものです」と肯定的なミス・ローマイヤ。「・・・要求を呑むしかないのか・・・」と苦吟するスザク。
・式典会場で市民に紛れて開始を待つ黒の騎士団の面々、ゼロの真意が読めず困惑しつつ、「既にサイは投げられた・・・。我々はゼロに全てを賭けたのだ」と藤堂が落ち着かせる。
・式典が開始され、「新しい歴史のためにどうか皆さんの力を貸してください!」と呼びかけるナナリーに続き、行政特区日本参加者の極赦として罪一等減を告げるミス・ローマイヤ、「しかしながら、カラレス前総督の殺害など、指導者の責任は許し難い・・・地球連邦の第三加盟国に関する特別法・・・エリア特法12条第8項に従い、ゼロだけは国外追放処分にする」と宣告。「言うなれば、国外退去と引き換えに無罪放免という事だな」と解釈する藤堂。
・突然、会場の大モニターをジャックして「ありがとう、ブリタニアの諸君!」「寛大なご処置、痛み入る」と現れたゼロ、煽動で暴動が起きればまた虐殺と緊張するジノ達を尻目に、「それより枢木スザク・・・君に聞きたい事がある」「日本人とは・・・民族とは何だ?」「言語か?土地か?血のつながりか?」と問いかける。
・「違う!それは・・・心だ!」と即答するスザクに、「私もそう思う」と首肯するゼロ、「自覚、規範、矜持・・・。つまり文化の根底たる心さえあれば、住む場所が異なろうとそれは日本人なのだ!」と断言し、「それとお前だけが逃げる事に何の関係が・・・?」と憤るスザクに、「その答えはこれだ!」と合図を出して、黒の騎士団の作戦開始。
・不可視性の煙幕弾で会場全体の視界を奪った後、ガスが晴れて現れたのは、黒の仮面とマントに身を包んだ100万人のゼロ!モニターのゼロが「全てのゼロよ!ナナリー新総督のご命令だ!速やかに国外退去処分を受け入れよ!」と号令し、「どこであろうと心さえあれば、我等は日本人だ!」と宣言。
・ジノが「第三加盟国から100万人を無血で国外へ逃がす・・・。こんな手があったとは・・・!」と驚き、「ゼロは記号・・・。誰が本物かって事は無意味・・・ゼロを逃がすと発表した以上、この100万人の移動を認めるしかない」とアーニャがコメント。
・仮面を外させるようゼロに迫るスザクだが、「暴徒として鎮圧するのか?」と問い返されて言葉に詰まる。(黒の騎士団がいなくなれば、エリア11では直接の戦闘はなくなる。そうすれば、ナナリーの手を汚す事もない。そして、日本を解放するというゼロの大義名分は果たされる)とほくそ笑むゼロ。
・焦るミス・ローマイヤが責任者であるスザクに発砲指示を求めるものの、ナナリーとユフィの気持ちを踏みにじるわけには・・・と躊躇うスザク、「・・・ゼロは国外追放とします」「これは一度約束した事です!それを違えれば、他の国民も我々を信じなくなります!」と抗弁し、「約束しろ、ゼロ!彼等を救ってみせると!」とゼロに要求。
・「無論だ!枢木スザク、君こそ救えるのか?エリア11に残る日本人を?」と問い返すゼロ、「そのために自分は軍人になった!」と即答するスザクに、「わかった。信じよう、その約束を・・・」と応じ、「いざ進め、自由の地へ!」と100万人のゼロに大号令。スルガ湾に中華連邦所属の船舶が集結して100万人の乗船を待つ。
・業を煮やしたブリタニア軍が動き、100万人の国外移動は仕方ないとしても中華連邦の船団は見過ごせないと強弁するジノ、アーニャ、ギルフォード。そこに「あんた達の相手は、紅蓮とあたしだ!」と単騎立ちはだかるカレン、(洋上で待機していたプトレマイオス2がこちらに到着するまで3分かかる。それまではあたしが一人で戦う・・・!)と気炎を上げて、戦闘開始。
・2EP敵6機撃墜してイベント発生。母艦ブリッジに独り残されたナナリーの前にゼロが現れ、(今、私の目の前にゼロがいる・・・。お兄様・・・私に勇気を下さい・・・!)と気力を振り絞って対峙するナナリー。
・利用されているだけと決めつけるゼロに、「私は自ら望んだのです」と言い返すナナリー、「世界はもっと平和に優しく変えていけると思うんです」「私は敬愛するユフィ姉様の遺志を継ぎます」と真摯に宣言。
・駆けつけたスザクに、ナナリーとの信頼関係を見て取ったゼロ、約束通り退去するよう求められ、「では、ここで君に新たに宣戦布告しよう」「私は100万人の日本人を解放した。次はこの偽りに満ちた世界を破壊する」と告げ、「既に私の戦いの相手はブリタニアだけではない。地球連邦そのものだ!私はゼロ・・・!世界を壊し、世界を創造する男だ!」と宣言、「さらばだ、ナナリー総督。君ならば、このエリア11を変える事が出来るかも知れない」と言い置いて、(やはり、お前は皇帝の道具ではなかった。自分の意志で総督になったんだな・・・だから、俺はエリア11から去る。そして、この世界の全てを変えて、お前を救ってみせる・・・)と秘かに決意。
・約束通り手を出さずにゼロの退去を見届けるスザクだが、(ゼロ・・・お前の正体が誰であろうと、世界に戦いを起こすのならば、お前は僕の敵だ)と内心で決意。
・一方、単独で立ち去ろうとするゼロの前に、「護衛もつけずに一人で行動するとは、迂闊でしたね、ゼロ。それともナナリーに会うために敢えて危険を冒したのですか?」とロロが立ちはだかり、ギアスを発動して瞬時にゼロを拘束。「やはり、ギアス・・・。それも時を止める能力か」と呟くゼロ、「目的は俺をエサにしてC.C.を捕獲する事か・・・」と言いつつ、「甘いな、ロロ・・・。やはり、弟では兄には勝てないか」と嘯く。
・突然遠距離狙撃で威嚇されて驚くロロに、「お前は遠距離から狙われている」と宣言するゼロ、「・・・お前が止めたのは時間ではない。やはり、俺の体感時間だけだったか」と確認し、以前にKMFでカレンらが翻弄された時にも離れた位置から見ていた者には動きが把握できていたと説明、「ここから導かれる結論は一つ。お前は特定の範囲内にいる者の体感時間を止める事が出来るに過ぎない」と分析。
・ゼロ、今までの行動パターン観察から必ず一人で仕掛けてくると踏み、予め狙撃手を配置してロロを誘い出したと明かし、「・・・ロロ、今度は俺がお前に訊く。未来とは何だ?」と問いかける。戸惑うロロに、「未来とは希望だ」「C.C.を捕まえる事でお前にはどんな未来が拓ける?今のままだ、何も変わらない。お前はそのギアスの力で暗殺者という誰かの道具として・・・」と畳み掛けるゼロ、「ロロ・・・俺がお前に新しい未来をやる。お前の兄として・・・」と甘言。
・「そんな口先の言葉を!」と逆上したロロ、「下手に動くな!」とのゼロの警告を無視して動き、姿なき狙撃手が射撃。そこへ身を挺して庇うゼロ、自身が被弾しつつ、「お前が・・・弟だからだ」「植え付けられた記憶だったとしても・・・お前と過ごした・・・あの時間に・・・嘘は・・・なかった・・・」「約束した・・・からな・・・。お前の・・・新しい・・・未来・・・」と次々甘言の追い討ちかけ、家族という存在への秘かな憧れや任務への義務と失敗の恐怖等で板挟みとなり、困惑するロロ。
・「もう任務の事は忘れろ」「最初からブリタニアには安らぎはなかったんだ。お前の居場所はここ・・・俺の隣だ」ととどめを刺すゼロ、「行くぞ、ロロ。お前に未来を見せてやる」と遂に籠絡しつつ、(堕ちたな・・・。フ・・・ギアスしか取り得のない暗殺者が家族の味など知るから、こうなるのだ。ナナリーがいるべき所を奪い取った偽物め・・・!散々使い倒してボロ雑巾のように捨ててやる!)と仮面の下でほくそ笑む。
・一方、カレンが気に入ったと一騎打ちを申し込むナイトオブラウンズのジノ、「自慢の右腕もトリスタンのスピードの前では無駄だよ!」と常軌を逸した空中高機動でカレンを翻弄。「こ、ここまでか・・・ゴメンね、紅蓮・・・。お母さん、お兄ちゃん・・・ルル・・・」と死を覚悟したカレンだが、無頼で突貫した仙波が割り込み、身を挺して庇いつつ「海へ向かうんだ!」と叱咤、「君は生命を懸けて、我が同士を救った!今度はワシの番だ!」と躊躇うカレンを追いやりつつ、「四聖剣とは、虚栄にあらず!!」と叫んで特攻。
・「仙波さん!」と悲痛に叫ぶカレンに、「カレン!顔を上げろ!!」と呼びかけながらゼロが登場、海から新母艦イカルガでトレミーと共に駆けつけ、「ラクシャータ、あれを!」と指示。「お待たせ、カレン。黒の騎士団特製の飛翔滑走翼・・・。教本の予習はちゃんとやってた?」と微笑むラクシャータ、「じゃあ、本番いってみようか!」と飛翔滑走翼および鉄鋼砲撃右腕部を射出し、カレンの紅蓮弐式に首尾よく連結して可翔式にパワーアップ、「ついでに新型のパイロットスーツも送った。右腕に引っ掛けてるから、さっさと着替えな」と指示。
・続けてCBと黒の騎士団が出撃、100万人のゼロを無事国外へ送り出すべく戦闘再開。
・イカルガで指揮を執るゼロに、「俺に肩口を撃ち抜かれたってのにタフな奴だぜ」と呆れるロックオン、「しかし、驚いたぜ。合図があったら、奴を撃って、暗殺者の攻撃をかわさせろときたからな」とコメント。
・約束通り日本人を救ってみせたゼロに、千葉達も不信感を捨てて戦線参加。一方、部隊を動かしたい以上迎撃すると宣言してスザクもランスロットで出撃。
・3PP、ジノ、アーニャ、ギルフォード、スザクを撃破、SRポイントget。「ゼロ!僕はお前を必ず討つ!そして、ナイトオブワンになって日本を救ってみせるぞ!」と宣言して撤退するスザク。(俺の最悪の敵、スザク・・・。最悪の敵だからこそ、俺にはよくわかる・・・今回の策は、お前がナナリーの事を理解しているからこそ出来たものだ。だから今は感謝しよう、枢木スザク・・・そして、忘れるな・・・あの約束を!)と独白するゼロ。
・4PP敵全滅して戦闘終了。
・「すげえ・・・!すげえぜ、ゼロ!お前はやっぱり最高だ!!」とはしゃぐ玉城に、「フ・・・全ては当然の結果だ」と嘯くゼロ、急ピッチでイカルガと新型KMFを仕上げたラクシャータと中華連邦に話をつけたディートハルトを労いつつ、移送船団を率いる中華連邦大宦官の高亥と通信。(ギアスでエリア11の領事を取り込んだか・・・。抜け目のない奴だ)と感心するC.C.。
・「ゼロ。やっぱり、俺達のリーダーはお前しかいない。お前以外の誰が、こんな事が出来る・・・?俺は・・・お前を信じるぞ」と感激する扇はゼロの補佐を命じられるものの、(いいのか、扇・・・。ゼロはトウキョウ決戦の時、お前を駒扱いしたんだぞ・・・)と秘かに危ぶむ南。
・船団と共に日本を離れるよう黒の騎士団に命じたゼロ、扇と藤堂に船団の護衛を任せ、自身は「日本を離れるための最後の仕上げをしてくる」と単独行動。
・ロロとC.C.、咲世子を連れてアッシュフォード学園地下の機情局アジトに現れたルルーシュ、機情局メンバーをギアスで制し、かつて一度ギアスを使っているヴィレッタ・ヌゥ男爵とは交渉開始。
・甘言に乗せられ寝返ったロロに憤るヴィレッタだが、「しかし、随分と女教師役が似合ってましたね。本当は教師になるのが望みだったんではありませんか?扇要のように」と揶揄するルルーシュ、「ヴィレッタ・ヌゥ・・・。ゼロの正体を突き止めた功績で男爵位を得た女・・・。だが、裏では黒の騎士団と通じていた。扇要との関係が知られれば、折角手に入れた位も失う事になりますよ、ヴィレッタ先生」と脅迫し、(やはりな・・・。トウキョウ決戦の時から、この女と扇の間には不穏な空気が漂っていたからな)と満足げに独白。(偉そうに・・・。私が指摘してやらねば、扇とこいつが男と女の関係である事に気付かなかったくせにな)と秘かに呆れるC.C.。
・咲世子を影武者にして入れ替わっていた事を明かすルルーシュ、「決断してください、ヴィレッタ先生。このままの日々を続けるか、それとも裏切り者として処刑されるかを」「さあ・・・!」と迫り、「わ・・・かった・・・。お前に・・・協力しよう、ゼロ・・・」と遂に屈するヴィレッタ。「フフ・・・そのうち、扇にも会わせてあげますよ」とほくそ笑むルルーシュ。
・不安気に見守るロロ、「V.V.・・・」とC.C.に囁かれて驚愕。「いい機会だ、ルルーシュ。お前にも教えよう。V.V.・・・。それは皇帝にギアスを与え、お前の存在をスザクに教えた人間だ」と告げ、「V.V.は現在のギアス嚮団のトップ・・・。ロロを機情に送り込んだのも奴だ。そして、V.V.はお前の父、ブリタニア皇帝シャルルの最初の同志でもある」と明かす。
・「感謝するぞ、C.C.。つまり、そいつ等こそが俺の倒すべき敵か」と労うルルーシュ、「待っていろ、皇帝。地球連邦を破壊して、お前を俺の前に引きずり出してやる・・・そして、お前の言う新しい世界とやらもこの俺が・・・ゼロが跡形もなく破壊してやる!」と宣言。

●第13話:戦雲の扉
・中華連邦の大宦官、高亥により、蓬莱島を提供された黒の騎士団。高亥付き武官の星刻と対面したゼロ、「世界を相手に戦いを挑むか?」と問われて「さて・・・どうするかな・・・」と韜晦、先に中華連邦入りしていた自称新妻の神楽耶と再会して共に立ち去る。
・ゼロへの破格の厚遇を訝しむ星刻、高亥の真意を問うものの知る必要なしとあしらわれ、「フホホ・・・ゼロこそが幸せ・・・。ゼロこそが私を幸せにしてくれる・・・」と呟く高亥に(ゼロ目・・・。一帯どのような手を使って高亥をたらしこんだというのだ・・・)と不安と怒りを募らせる。
・100万人の無血脱出を成し遂げたゼロの手腕を見事と評価する刹那だが、亡命中のマリナ皇女は「ですが、このようなやり方では根本的な解決にはなっていないと思うのです」と指摘、結局いつか日本を取り戻す戦いになると眉をひそめる。
・そこへ話しかけたゼロ、戦いは望まないが世界を正すためには一度破壊する必要があると説き、「その通りです、ゼロ。あなたこそは、その混乱の中心に座するカオスの権化というべき存在です」と賞賛するディートハルト。「俺達は地球連邦そのものの打倒を目指しているわけではない」と釘を刺す刹那に、「だが、君達も知るべきだろう。この歪んだ世界を治療するためには根本的な病巣の駆除が必要になると」と告げるゼロ、地球連邦第一加盟国の中でブリタニアとAEUに押され微妙な立場にある中華連邦から、世界の趨勢をしばし観察するようマリナ皇女に勧める。
・作戦会議で、100万人のゼロの脱出劇が情報統制で世間に一切流れていないと告げるカミーユ、かつてZEUTHが翻弄されたUNを想起。ティエリアが「・・・ヴェーダだ」「この世界において、そんな事が出来るのはヴェーダ以外に考えられない」とCBの根幹を成した量子演算システムによる情報統制だと断定し、CB離反者アレハンドロの手に落ちたヴェーダを、その協力者が地球連邦の中枢に巣食って利用していると推測。「あのアレハンドロ・コーナーは最期の瞬間、何者かと話しをしていた」と明かす刹那、エルガン代表やトレーズ閣下とは別の協力者らしかったと補足する。
・連邦に巣食う黒幕とアロウズ、OZを相手取るには戦力不足と悩むスメラギさん達に、クラッシャー隊との協力を提案するエスターだが、テロリストの立場である自分達では共闘不可能と否定するカレンとゼロ。二人のやり取りに、(以前と比べて、少し関係が変わった・・・?)と鋭く察するスメラギさん。
・突然、蓬莱島近くの太平洋沖で時空震動クラスの次元震を観測、急行するCBと黒の騎士団。
・洋上の島でガブリン群と遭遇したCBと黒の騎士団、次元獣がいないことに一安心するものの、「あのアンノウンは無人機・・・。おそらくは偵察用、または損失前提の前衛用だと思われるわ」と分析したスメラギさん、後に敵本隊が控えている可能性を指摘して油断を戒め、島の北側から攻め下る形で戦闘開始。
・1PP、敵10機撃破してイベント発生。日本/宇宙ルート第13話「時空震動、再び」同様の展開で、時空震動が発生して島の南側に聖インサラウム王国の艦隊が出現、パレス・インサラウムを中心とした特種次元獣とアークセイバー部隊を展開して、戦闘再開。
・1PP、更に敵撃ち減らしてイベント発生、アークセイバーNo.4ウェインがサフィアーダで出てきて、パレス・インサラウムは撤退。
・2PP雑魚殲滅後、ウェインHP6000程度まで削ってから撃破、戦闘終了、SRポイントget。
・ゼロ、異世界から侵攻してきたインサラウムの脅威を理由として、エルガン・ローディックから託されたZEXIS招集権の行使を宣言、「あの男が平素から口にしていた全人類の平和と幸福のためという理念を覚えているのなら・・・地球連邦軍内においてもZEXISの存在を保証するはずだろう」と告げつつ、万一の場合にはクラッシャー隊と戦いになると覚悟を求める。

●第14話:与えられた力
・蓬莱島で日本人達と話したマリナ皇女、彼等がいかに努力して誇りを保ったか、ゼロにより希望を取り戻したかを痛感、「私も出来る事ならば、彼のような存在になりたいと思います」と、アザディスタンに戻って完全平和主義を貫く決意を抱く。
・合流地点へ向かうCB&黒の騎士団、戦闘を感知して急行。カタロン殲滅にオートマトンをキルモードで投入しようとするリント少佐率いるアロウズと戦闘開始。マリーを救い出すべく出撃したアレルヤには皆がサポート。
・1EP反撃で敵を討ち減らしてイベント発生。南に駆けつけたクラッシャー隊登場、キルモードのオートマトン投入という非人道的行為に説明を要求するジェフリー艦長。日本/宇宙ルート第14話同様、治安維持を盾に突っぱねて協力を求めるリント少佐に、「・・・作戦内容は説明せずに、治安維持を命じるか・・・。いいだろう。では、状況を見たままで判断させてもらう。各機はオートマトン投入を阻止しろ!」と断固として命令。
・逆上してクラッシャー隊への攻撃を命ずるリント少佐、マネキン大佐の制止にも聞く耳もたず、「彼等にアロウズに逆らった報いを教えてあげましょう・・・!」と大言壮語。一方、ジェフリー艦長の英断に「フ・・・さすがだな。我々が案ずるまでもなかったか」と苦笑するゼロ、「この力があれば恐れるものは何もない!各機は突撃しろ!」と号令して戦闘再開。
・2EP反撃で、単騎突貫したアレルヤがソーマ・ピーリスを撃破してイベント発生。組み付いた状態での相打ちで戦場離脱するアレルヤとソーマ。
・3PP雑魚殲滅後に母艦落として戦闘終了、SRポイントget。
・後の展開は日本/宇宙ルート第14話同様。

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第2次SRWZ再世篇(1周目:ゼロレクイエムルート:50話〜最終話)

今回はゼロポイントを控えたので無条件でゼロレクイエムルートに。

●第50話:皇帝失格
・フレイヤ爆発跡で目覚めたC.C.に、「私があなたを助けてあげたの。いくらあなたでも、肉体が完全に消滅したら、ちょっと困った事になるでしょうしね」としたり顔で告げるアーニャ。「そうか・・・。やはり、お前だったのか・・・」とアーニャの正体に思い当たるC.C.、「自分のコードを自分で封印したのは何故?シャルルなら、あなたの願いを・・・死にたいという想いを叶えてくれたのに・・・」と問われて、自分でもわからないと答え、「じゃあ確かめに行きましょうか」「私が決めたんだから決定よ」と一方的に宣言されて「お前ぐらいだな。この私をいつも引っかき回そうとするのは」と苦笑。
・ギアスをくれた事には感謝していると告げるアーニャ、契約不履行と指摘されても動じず同行を求め、「そんなにルルーシュが心配か、閃光のマリアンヌ?」と問われても「フフ・・・。私がそんなに理想的な母親だと思って?」と皮肉に笑う。「・・・そうだったな・・・」とC.C.憮然。
・黒の騎士団はゼロを死んだと発表、ディートハルトはシュナイゼル殿下の麾下に。ヴィレッタは黒の騎士団にもZEXISにも所属しないと言いつつ、扇の傍らに残留。
・ゼロの正体を知っていたと明かすヒイロ、何故黙っていたと詰問されて「奴の正体も、ギアスを持っているという事実も、意味がないと判断したまでだ」「奴はゼロだ。それ以外の事は無意味だ」と断言。五飛も「逆に言えば、奴の正体がブリタニアの皇子である事や、魔法を持っているというだけで・・・シュナイゼルの誘導に乗った事の方が問題だな」と指摘。
・騙されていた事が許せないと感情論で反論する扇や玉城だが、カレンは悲痛な面持ちで沈黙。「俺の勘が言ってるぜ。あいつは、また俺達の前に現れるって」と告げるクロウに続き、ゼロシステムで見たゼロの未来をヒイロに問う五飛だが、「話すつもりはない」とヒイロは拒絶。「機械の見せた未来なんて、あたしは興味ないから」と割り切るカレン、「ゼロが・・・ルルーシュが現れたなら、あたしはあいつの真意を確かめてみる」と告げ、悪であれば自分が・・・と思い詰めるものの、「・・・俺がやる。それは前から決まっていた事だ」とヒイロが宣言、更に五飛も「それは俺の役目だ」と買って出て、「難儀なもんだな、あいつも。物騒な連中にモテモテでよ」と苦笑するクロウ。
・まずは皇帝シャルルの独裁を叩くべき、とロジャーが冷静に指摘し、玉城がシュナイゼル殿下への協力依頼を提案するものの、ロジャーや五飛は重く沈黙し、「シュナイゼル・エル・ブリタニア・・・。奴こそ、ゼロ以上に危険な存在かもしれない」と告げるヒイロ。
・そこへ皇帝シャルルが単独でエリア11の神根島に向かっているとの情報が入り、色めき立つZEXIS。情報の発信源は隠蔽されていたものの、クロウ「ブリタニア皇帝に恨みを持ち、そんな手を打てる人間・・・」、カレン「ルルーシュ・・・あなたなのね・・・」と呟く。
・エリア11のブリタニア仮庁舎で、フレイヤ弾頭発射をギルフォード卿の功績とするシュナイゼル殿下だが、「あれは自分の功績です。ナイトオブワンになるために必要な」とスザクが待ったをかけ、「この処置はゼロのギアスに操られて行方不明となっているギルフォード卿の名誉を守るためのものですか?」と詰問、「これまでの自分は甘かったのです。結果より手段と言いながら、自分が大事にしていたのは、理想や美学だったのではないかと・・・!」と言い募り、「それとも殿下がしていただけるんですか?自分をナイトオブワンに・・・!」と迫る。
・不敬と激怒するコーネリアに続き、「ナイトオブワンの任命は皇帝陛下にしか出来ないんだよ。つまり・・・」と説明するロイド伯だが、「では、なるとしよう」とシュナイゼル殿下が微動だにしない微笑で爆弾発言。
・驚愕するコーネリアやジノらをよそに、「私が皇帝になるよ。それなら問題はないだろう?」と涼しげに言い放つシュナイゼル殿下、「俗事とおっしゃったそうだよ・・・」「陛下はこの度のZEXISとの戦いも、世界各地の混乱も」と明かし、「・・・コーネリアも知っているだろう?父上は危険な研究にのめり込み、たびたび玉座を離れた。そう・・・政治を、戦争をゲームとして扱ったんだよ」「この世界に、今日という日に興味を失い、みんなが苦しんでいるのをただ眺めているだけの男に王たる資格はない」と静かに糾弾。
・「殿下、ラウンズの自分なら陛下に謁見が叶います。自分に皇帝陛下暗殺をご命じください・・・!」と志願するスザク、「人を殺めるというのが自分の業ならば、ジノ・・・僕はこれを認めよう・・・!必要なものは結果だ!」と断言。
・神根島を訪れた皇帝シャルルに、「嚮主V.V.と我等の同志が遺した資料によるとこのポイントが最適と言えましょう」と告げる神官、「世界中に散らばる遺跡も同期させる事でアーカーシャの剣は、その力を発現させます」と説明。「フ・・・こんな古の装置を使う事になるとはな」と自嘲する皇帝シャルル。
・ZEXIS登場、ロジャーが独裁について詰問するも、「烏合の衆に世界は任せられん」と言下に切り捨てる皇帝シャルル、デストロイのモビルドールを出撃させて問答無用で攻撃開始。
・「ZEXISよ。ワシはこれでもお前達の事を評価していたのだぞ」「お前達は強い。お前達のような人間だけなら、この世界は、より進歩しただろう。だが、現実はそうではない。世界は弱者で満ちている」と一方的に告げる皇帝シャルル、「弱い事が罪なのではない・・・。その弱さが人間を歪ませる事がワシは許せないのだ。その最たるものが、嘘だ。人は弱い故に自分と他人を偽り、それが世界さえも歪ませる」と語り、「お前達は力を持ちながら、戦いを否定する。だが、それは強者ゆえのおごりだ。だから、ワシは世界の形を変える。強者も弱者もない真の平等な世界に!この度の混乱は、世界の変革を前にした最後の戦いなのだ!」と宣告。
・わからないと言い返すエスターに、「人は戦いで自らの愚かさを知っただろう!だから今、世界は変わる!」と皇帝シャルルが告げると共に、各遺跡システムが同調完了して世界を揺るがし、「これで既存の神の世界は終わる・・・!破戒と創造・・・!ラグナレクが始まる!」と宣告する皇帝シャルル、計画実行後には世界をZEXISに任せてもいいとすら思っていたと告げ、ビスマルクに後を任せて自身は遺跡の洞窟へ移動開始。
・皇帝シャルルを阻むべく前半戦開始。
・1PP分析、撹乱かけたビスマルクを撃破。皇帝シャルルに大儀であったと労われたビスマルクは撤退。
・2PPイベント発生。北に蜃気楼を駆って現れたゼロ、「我が名はルルーシュ・ヴィ・ブリタニア・・・!マリアンウ后妃が長子にして、帝国より捨てられし皇子・・・!またの名をゼロ・・・!全てを失った男だ!」と名乗りを上げる。「お前にはわかっているはずだ。ここで私を落としても何の意味もない事が」と冷徹に告げる皇帝シャルルに、「それでも俺は・・・!」と気炎を吐くゼロ、カレンや玉城の呼びかけには一切答えず。
・ヒイロが「今はブリタニア皇帝を討つのが先だ」と暗に共闘を黙認、(ヒイロ・・・感謝するぞ)とゼロが独白して、前半戦再開。
・2PP雑魚殲滅後、皇帝シャルルに分析等かけて集中攻撃、撃沈して前半戦終了。
・「ハハハハハ!見事だったぞ、ZEXIS!」と哄笑する皇帝シャルル、「以前のワシならば、お前達でも倒せたかも知れない・・・!だが、もう遅いのだ!」と生身で砲火をものともせず防衛線を強行突破し、「ZEXIS・・・!そして、ルルーシュよ!今こそラグナレクの接続が始まる!」と宣言。
・続けてブリタニアの増援艦隊が出現して追撃を阻むものの、(だが、艦を失ったあの男を直接守る者はいない・・・!これで全ての条件はクリアされた・・・!)と独白するゼロ。
・神根島の洞窟内遺跡で皇帝シャルルを待ち構えていたスザク、抜擢には謝意を示しつつ、王たる責務の放棄とギアスに手を染めた事を二つの罪として糾弾、「ギアスは人の悪なるものを引き出します。そう・・・全てを知るあなたなら、ユフィの事だって救えたはず・・・なのに見捨てた・・・!」と吐き捨て、「この剣にルルーシュとナナリーの絶望も込めさせていただきます!覚悟!!」と迫る。
・「時間切れだ、枢木」とあっさり言い放つ皇帝シャルル、「ギアスを持たぬお前ではこの扉は開けられぬ・・・。さらばだ、枢木」と扉の向こうへ姿を消す。続いて追いついたルルーシュ、二度と戻る気はないと覚悟を明かして扉の向こうへ。
・「さあ、神よ・・・。決着の時は来た・・・!」と宣言する皇帝シャルルに、「違うな。間違っているぞ、シャルル・ジ・ブリタニア・・・決着をつけるべきは神ではない・・・。この俺だ・・・!」と制するルルーシュ。殺せない自分をどうやって倒す?と問いかける皇帝シャルルに、「感謝する・・・。貴様がこの場所に入ってくれたおかげで勝利の目算が立った」と応じたルルーシュ、爆発の震動に「・・・時限システムが起動したか・・・」と呟き、「出口を封じたか!?」と気付く皇帝シャルルに「そうだ。ギアスも貴様も俺と共にこの空間に閉じ込める・・・!現実世界に干渉できなくなれば、貴様が何を企んでいようと意味を成さない。死んだも同然だ・・・!」と告げ、「貴様が作ったこのシステムは、今、貴様自身を閉じ込める魂の牢獄となった・・・!さあ、俺と共に永遠の懺悔に苦しむがいい!」と宣告。「・・・愚かな・・・」と吐き捨てる皇帝シャルル。
・続けてZEXISが出現し、驚くルルーシュには一顧だにせず、「烙印(スティグマ)を持つ者達・・・」「次元の理という禁忌に触れた者・・・。そして、その周囲の者達・・・奴等は既に烙印をその身に刻まれている。そして、それは奴も同じか」と呟く皇帝シャルル。
・更にアイムが次元獣を引き連れて出現、「陛下・・・お招きに与り、アイム・ライアード、参上いたしました」と告げ、クロウ達には「あなた達に刻まれた烙印がラグナレクの接続に反応した結果でしょう」「残念ですが、それはもうZEXIS全員に刻み込まれました。クロウ・ブルーストの目覚めも原因の一つでしょう」と告げ、そこをどけと迫るクロウに「そうはさせませんよ。私はあの方の儀式を守るために呼び寄せられたのですから」と言い放つ。
・「大儀であった、アイム・ライアード。もうお前に用はない」と言い放つ皇帝シャルルに、ラグナレクの接続を楽しみにしていると応じるアイム、「我が計画の最も遠くに存在するお前の台詞とは思えんな」と揶揄されても、「それ故に興味が尽きないのです。一つの世界の行方など、私にとって些末な事ですしね」と言い放つ。
・何故アイムと通じていると詰問するルルーシュに、「全てはワシが継承したコードにある。それは黒の英知の継承と同義であるからな」と答える皇帝シャルル。更にクロウが黒の英知の正体を問い詰めると、「それは銀河のあらゆる事象が記録されたもの。その記録は過去のみならず、未来にまで及ぶ」「その存在は大いなる力の欠片・・・。つまり、スフィアと同じルーツを持つのです」と答えるアイム。
・「俺が何となくあれについてわかるのはそんなカラクリがあったからか」と納得するクロウに、「それは全宇宙にあまねく散らばり、それを手にしたものは、大いなる力の一部を手に入れる。だが、それは絶望と苦悩の始まり・・・」と冷笑するアイム、「あなた方が、この場を切り抜ける事が出来たら、そのうち相手をしてさしあげましょう。その時はきっと、私の力が最も発揮される場が生まれるでしょうからね!」と言い置いて撤退。
・ルルーシュが祭壇で皇帝シャルルに母の死の真相を問い詰めつつ、後半戦開始。
・2PP、敵25機になってイベント発生。祭壇でルルーシュに「おかしなものよ・・・。人に真実を求めるか、ここまで嘘ばかりついてきたお前が・・・」と揶揄する皇帝シャルル、「お前の本質は、あの卑小なアイム・ライアードと変わりがない」と糾弾。「・・・そうだな。俺はずっと嘘をついてきた」と認めるルルーシュだが、他人や場に合わせて嘘を使い分けペルソナを纏うことであらゆるコミュニティは存続する、と抗弁。
・「違うな」と否定する皇帝シャルル、「未来永劫に渡って嘘が無駄だと悟った時、ペルソナはなくなる。理解さえし合えれば、争いはなくなる」と断言し、その見果てぬ夢に向けて行動を起こした内の一人がイオリア・シュヘンベルグだと明かす。
・「そして、その世界はすぐ現実になる。それが我がラグナレクの接続・・・!世界は欺瞞という仮面を脱ぎ捨て、真実をさらけ出す・・・!」と宣言する皇帝シャルルだが、「その前にある人間をお前に会わせてやろう」とルルーシュに告げる。
・2PP、敵10機になってイベント発生。ルルーシュの前に現れた母マリアンヌが「大きくなったわね、ルルーシュ」と微笑み、驚愕し幻と疑うルルーシュに「うーん、本物なんだけどね・・・。ま、このシステムでしか、元の姿形はとれないけど!」と苦笑。
・先程の問いに答えると言う皇帝シャルル、「今より半世紀ほど前、ワシと兄さんは地獄にいた・・・親族は全て帝位を争うライバル。暗殺が日常となった嘘による裏切りの日々・・・皆、死んでいった。私の母もその犠牲となった。ワシと兄さんは世界を憎み、悲しみ、そして誓った・・・嘘のない世界を作ろうと」と真相を語り出す。
・マリアンヌとC.C.の同意を得た皇帝シャルルだが、兄V.V.はコードで不老不死となった自分が取り残される事を恐れ、シャルルと理解し合っていくマリアンヌを許せず、遂に殺害。ところがその時初めて、人の心を渡るマリアンヌのギアスが発動、行儀見習いとしてアリエスの離宮に来ていた後のナイトオブシックス、アーニャ・アールストレイムの身体に潜んでV.V.をやり過ごし、意識を表層に挙げた時のみC.C.と心で会話可能となり、アーニャには意識の空白が時々生じる事となった。
・事実を知ったC.C.は嚮団をV.V.に預けて失踪。嘘で事件の真相を隠したV.V.から守るため、目撃者であるアーニャとナナリーの記憶は皇帝シャルルがギアスで書き換えると共に、ナナリーの視覚も奪った。一方、研究の進展と共に、V.V.のコードだけでなくC.C.のコードも必要と判明、マリアンヌによるC.C.説得が失敗したため、ルルーシュにC.C.のコードを継承させようと画策。
・「じゃあ俺は何のために今まで戦ってきたんだ!?ナナリーを守り、母さんの仇を討つために俺は・・・俺は取り返しのつかない罪を・・・!」と絶叫するルルーシュに、「ラグナレクの接続が成されれば、そのような悲劇はなくなる・・・」と応じる皇帝シャルル、「仮面は消える・・・みんな、ありのままの自分でいいの」と微笑むマリアンヌ。「このシステムは過去に黒の英知に触れた者がやがてくる審判の日を越えるために用意したもの・・・おそらく彼等と同質の存在になるためのものだったのだろう」と皇帝シャルルが説明。
・「そうか・・・ブリタニアと黒の騎士団の戦いですら、C.C.を誘い出すための・・・!つまり、俺は世界のノイズで・・・。邪魔者だという事か・・・どう思う、お前達は?」と問いかけるルルーシュ。スザクと共に姿を現したC.C.、死を望みながら死ねないところが自分に似ているから連れてきたと語り、全てを知っていながら自身の死という果実を得るためルルーシュの生存のみを優先したと告白、「後悔を?」とスザクに問われて「まさか・・・。私は永遠の時を生きる魔女・・・。捨てたんだ、人間らしさなんか・・・」と自嘲。
・似てなどいないと否定するスザク、「僕はたとえ愚かだと言われても立ち止まる事は出来ないんだ・・・」とC.C.に告げ、皇帝シャルルに「あなたは既に不老不死であると聞きました。だから、確かめたい事があります。あなたが創ろうとしているこれは・・・」と問いかける。
・「そう・・・ユフィもリリーナも望んでいた優しい世界だ・・・」と答える皇帝シャルルに、「そうか、やっぱり・・・」と納得するルルーシュ。「C.C.・・・。我等が揃った以上、これで計画は始められる。お前の願いは、その後で叶えてやろう」と皇帝シャルルがC.C.に告げる。
・3PP敵全滅して戦闘終了。
・無数の人型が絡み合う不気味な奔流が出現、マリアンヌが「ああ・・・!始まる・・・!アーカーシャの剣が神を殺すの・・・!」と陶然と叫ぶ傍ら、「何だ、あれは!?」と戦くルルーシュに、「集合無意識・・・。時間と空間を越え、人の心と記憶が集まったもの・・・」とC.C.が明かす。「さあ、C.C.・・・!後は我等の刻印を一つとすれば、新しい世界が始まる!」と迫る皇帝シャルル。
・「・・・ルルーシュ、君は何のために世界を手に入れようとした?」と問うスザクに、ナナリーのためと言いかけたルルーシュだが、「ナナリーを言い訳に使うのか?」と遮られ、「・・・フン、そうだな。俺は俺が守りたいと思う全てのために戦ってきた」と断言。
・スザク「結果を求めるなら、何かを成さなければならない・・・」、ルルーシュ「そのための手段は何かを否定する事にもつながる」、スザク「だったら・・・!」、ルルーシュ「ああ、俺は・・・!」と呼応し、「俺はお前を・・・!お前の考えを認めない!」と皇帝シャルルを糾弾するルルーシュ。
・人が嘘をつくのは争うためだけでなく、何かを求めるからだと説くルルーシュ、「ありのままでいい世界とは変化がない。生きるとは言わない。思い出の世界に等しい完結した閉じた世界・・・俺は嫌だな・・・」と告げる。
・「それは私も否定するという事?」と割り込むマリアンヌ、バラバラだった皆が一つになるのは良い事と主張、「死んだ人とも一つになれるのよ?ユーフェミアだって!」と説く。「しかし、それは押し付けた善意だ。悪意と何ら変わりがない」と否定するルルーシュ、「一つだけはっきりしている事がある・・・。お前達は俺とナナリーに善意を施したつもりかも知れない・・・しかし!お前達は俺とナナリーを捨てたんだよ!」と糾弾し、守ろうとしたためと抗弁するマリアンヌに「日本とブリタニアの戦争を止めなかったのは何故だ!?」「計画を優先したお前達はもうい俺達が生きていようと死んでいようと関係がなかったんだ。だから、捨てた!自己満足の言い訳だけの越して!」と指摘。
・言い訳するマリアンヌに「今、言っただろう!死んだ人とも一つになれると!未来なんか見ていないんだ!」と告げるルルーシュ、ラグナレクの接続の先にはナナリーの言う優しい世界があると言い張る皇帝シャルルにも、「違う!お前達が言っているのは自分に優しい世界だ!でも、ナナリーが望んだのはきっと・・・他人に優しくなれる世界なんだ・・・!」と糾弾。(そうかも知れない・・・。少なくともユフィは最後までルルーシュがゼロだとは言わなかった。シャーリーだって・・・。だから、僕は・・・!)と内心決意を固めるスザク。
・「だとしても、それが何だ?既にラグナレクの接続は始まっている・・・!」とせせら笑う皇帝シャルルに、「どうかな?俺はゼロ・・・奇跡を起こす男だ!」と嗤うルルーシュ、「ギアスなど通じぬ・・・!ここにいる他の者にしても・・・」と決めつける皇帝シャルルに、「いいや、もう一人いるじゃないか・・・!」と冷笑、「そうだ、Cの世界は人類の意志!そして、人は平等ではない!お前の言葉だ!平等ではないが故の俺の力は知っているな!?」と勝ち誇る。
・「愚かなり、ルルーシュ!王の力では神に勝てぬ!!」と焦る皇帝シャルルをよそに、「勝ち負けじゃない!これは願いだ!そう、俺は今こそ自分を知った!神よ!集合無意識よ!」と双眸にギアスの刻印を浮かべたルルーシュ、「時の歩みを止めないでくれ!」と絶対遵守のギアス発動!
・「ルルーシュ!あなたって子は・・・!」と悲痛に嘆くマリアンヌだが、「こんな事は誰も・・・ユフィも望んでいなかった!」とスザクも否定、ユフィとまた会えると抗弁するマリアンヌに「それを押し付けと言うのだ!」と激しく糾弾。
・「出来るはずがない・・・!神に、人類そのものに!」と否定しようとする皇帝シャルルだが、「それでも俺は・・・明日が欲しい!!」と真摯な想いを込めるルルーシュ、ギアスで遂に集合無意識を支配し、「思考エレベーターが崩壊する・・・!ワシとマリアンヌの・・・!兄さんの夢が朽ちてゆく・・・!」と嘆く皇帝シャルルとマリアンヌ。
・「シャルル、もうやめよう。おこがましい事だったんだよ、これは・・・」と沈痛な面持ちで告げるC.C.に、「まだだ、C.C.!まだ我等の刻印がある限りは!」と言い張る皇帝シャルルだが、「終わりだ、シャルル!これが嘘ではない・・・現実の答えだ!」と宣告するルルーシュ。
・「馬鹿な!ワシは不老不死のはずなのに・・・!呑み込まれる!Cの世界に!?」と焦る皇帝シャルル。C.C.は賛成していたはずなのになぜ消えないの!?と訝しむマリアンヌに、「すまない・・・。気付いてしまったんだ。お前達は自分が好きなだけだと・・・」と告げるC.C.。
・言い訳しようとするマリアンヌに、「お前達は知っているのか・・・?ナナリーの笑顔の意味を?」と迫るルルーシュ、目も足も不自由なナナリーは自分一人では出来ない事があると知っていたと言って「ナナリーは・・・!ナナリーの笑顔は・・・!せめてもの感謝の気持ちなんだ!」と告げ、「そのような誤摩化しこそが・・・!」と否定する皇帝シャルルに「それを嘘だとは言わせない!言わせてなるものか・・・!現実を見る事もなく、高みに立って俺達を楽しげに観察して・・・ふざけるな!」と憤激、「事実は一つだけだ!お前達、親は俺とナナリーを捨てたんだよ!」と糾弾。
・「ああ・・・!」とマリアンヌが絶望に呻き、「ルルーシュ!この賢しき愚か者が!!」と罵る皇帝シャルルが「ワシを拒めば、その先にあるのは黒の英知に記された絶望の世界だぞ!その前に欲望が渦巻く嘘の世界だ!善意と悪意が、所詮、一枚のカードの裏表!それでも、貴様は!!」と言い募るものの、「だとしても、お前の世界は俺が否定する!消え失せろ!」と突き放すルルーシュ。
・皇帝シャルルとマリアンヌが呑まれて消滅、「やったのか、ゼロ・・・」と呟くヒイロ。
・「・・・いいのか、ルルーシュ?」と確認するC.C.に「やってくれ」とルルーシュが促し、時空震動によりZEXISは現実世界に復帰。(さらばだ、ZEXIS・・・)と内心別れを告げるルルーシュ、ユフィの仇を許す事は出来ないと言い張るスザクに、「いいだろう」と不敵に笑い・・・
・一方、神根島に戻ったZEXISだが、既に戦闘から2週間が経過している事に驚愕。更に、新たな地球連邦の代表として、神聖ブリタニア帝国帝都ペンドラゴンの玉座からルルーシュ・ヴィ・ブリタニア皇帝が就任の挨拶を放送、紹介するのは連邦軍総司令官に就任したトレーズ閣下。
・「私が第3代地球連邦代表に就任したルルーシュ・ヴィ・ブリタニアです。同時に今日を以ちまして、私は第99代ブリタニア皇帝に就きます」と宣言したルルーシュ、消息不明のシャルルは自分が殺したと言い放ち、「よって次の皇帝は私となる。同時に地球連邦の統治者である代表の座も私が引き継ごう」と宣言。
・冗談が過ぎると抗議する兄オデュッセウスに、「では、わかりやすくお話ししよう。この場の全ての人間は我を認めよ!」と絶対遵守のギアス発動、オデュッセウスらは「イエス、ユア・マジェスティ!」と支配される傍らで、トレーズ閣下はちゃっかり目を瞑ってギアス回避。(^^;
・更に枢木スザクを我が騎士と紹介するルルーシュ、「彼にはラウンズを超えるラウンズとしてナイトオブゼロの称号を与える」と告げ、「全ての民は我に従え。世界は我と共にある!」と宣告、ギアスで支配された民衆は熱狂的な歓呼で迎える。
・(聞こえるか、ZEXIS・・・。この俺を讃える声が・・・さあ始めよう。俺を殺そうとしたお前達と俺に従う世界の最後の戦争を・・・)と独り微笑むルルーシュ。(´;ω;`)
・成り行きに驚くジノらナイトオブラウンズに、「陛下が消息不明になった隙を突いて、成り上がったトレーズ・・・その後ろ盾で皇帝の座についたルルーシュ・・・。そして、その忠実な飼い犬スザク・・・。こんなものは茶番だわ」と呆れるカノン。
・「・・・人の本質とはね・・・。何かに支配されたいという事なんだよ」と微笑むシュナイゼル殿下、「民族、宗教、伝統、権威・・・。ブリタニア皇帝・・・いや今や地球の統治者である連邦代表はそれ等を演じねばならない」とコメント、「ルルーシュは、その器ではないと」と問うコーネリアに、「・・・どちらにしても、簒奪者である彼にあの席は相応しくないよ。この世界をギアスなどというまやかしに与えるわけにはいかない」と告げる。
・更に、通信してきたミリアルドに「恐れていた最悪の事態が起きたよ」と告げるシュナイゼル殿下、「世界を救わなければならない。私のダモクレスとラウンズ、そして、君のホワイトファングで・・・」と微笑。

●第51話:シュナイゼルの仮面
・パレス・インサラウムで、新たな地球連邦代表ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア就任と、その正体は希代の戦略家たるZEXISのゼロとの噂に、大きな障害と認識し警戒するユーサー皇子、スフィアの力を引き出した聖王機と殿下は常に完勝と讃えられるも、「勝利か・・・」と呟き、「余は自室で休む。・・・マリリン殿・・・30分程したら、余の部屋に一人で来てくれ」と告げて立ち去る。「え・・・え・・・?」と焦るマリリン、アンブローンからも殿下を慰めてさしあげてくれと頼まれ、「張り切って行ってきます♥」とその気に。
・一方、簒奪者討伐の兵を挙げたシュナイゼル殿下に連邦軍の約30%が同調、「予想通りだな」とほくそ笑むルルーシュは「全ては計画通りだ。・・・頼めるかな、トレーズ司令?」と対応を依頼。「無論だ。例の件についても私の方で手配をしておこう」と受け合うトレーズ閣下、敵同士だった自分達が五飛の共通の敵となった故に手を組まざるを得なくなった、と感慨深げに語りつつ、「実務は私に任せてくれたまえ」と退出。
・「エレガントだね〜」とトレーズ閣下に感心するロイド伯はルルーシュにつき、セシルも「皇帝陛下とスザク君の目指す先を知った今、私も心を決めました」と臣従を約束。
・「しかし、我ながら人望がないな。予想通りとはいえ、連邦軍がこうも簡単に二つに割れるとは・・・」と苦笑するルルーシュ、ZEXISが人類の敵を引き受けているから目先の欲に血眼になれると揶揄し、「シュナイゼルについた連中はお前の予想通りの人間達だ。既得権益が奪われるとなれば、抵抗もするさ」と肯定。
・「だからこそ、わからせる必要がある。綿々と続いてきた悪しき伝統にすがる愚かしさと浅ましさを」と宣告するルルーシュに、「これでルルーシュ皇帝は歴史に名を残す。地球連邦を・・・全てを破壊した王として・・・」と応じるスザク。
・「序の口だよ、まだ・・・。これから俺は多くの血を流す。虐殺皇女の名がかすみ、人々の記憶から消え去るほどに・・・」と答えたルルーシュ、「ユフィだけじゃない。ナナリーも俺達は失った・・・。失い過ぎた・・・それでも明日を迎えるためには、まず・・・」「世界征服だ」と告げ、「フ・・・口にすると自分の言った言葉に愕然とするな・・・」と自嘲しつつ、やるつもりなのだろう?と促すC.C.に、「ゼロ・レクイエムのために・・・!」とルルーシュが宣言、「イエス、ユア・マジェスティ」とスザクが敬礼。
・シュナイゼル殿下の思惑を警戒するロイド伯に、「例の情報とカンボジアのトロモ機関がブリタニアから離反したという事実・・・これらを重ねたとき、見えてくる真実は一つしかない」とルルーシュが応じ、「シュナイゼルが行動を起こす前に計画を次の段階に進めねば・・・」と決意。
・地球連邦を完全な絶対君主制に移行させたゼロの手腕に感心するシン達、独裁のメリットを生かして電光石火で悪徳政治家や腐敗官僚等を粛正していると評し、ギアスの力だけでなく手を組んだトレーズ閣下の影響も大きいと判断するクワトロ大尉。「ゼロの・・・ルルーシュのやっている事は恐怖で人を縛る事だ」と否定する刹那に、アスランも同意。
・一方、ルルーシュに反旗を翻したシュナイゼル殿下について、人当たりの良さそうな皇子と評したシンに、「あれは彼の仮面だ」と指摘するクワトロ大尉、見せかけながらも平穏な世界に波風を立てるトレーズを盟友だったシュナイゼル自身が失脚させたと明かし、物事に対する執着心が極端に少ないと評価、「シュナイゼルは常にスマートに物事を運び、ギリギリの勝負・・・ましてや敗北というものを嫌う。その彼が正面からルルーシュに戦いを挑む以上、何らかの切り札を持っていると見るべきだろう」と警告、同時に漁夫の利を得ているインサラウムも含めて放置するのは危険な状況と警鐘を鳴らす。
・トレーズ閣下を通じて皇帝ルルーシュからZEXISに会談が申し入れられ、エリア11のアッシュフォード学園で対面する事に。
・一方、アッシュフォード学園でZEXISと皇帝ルルーシュの会見に盛り上がるミレイ達。フレイヤ開発の中心人物として身を隠しているニーナ、「私・・・わかってなかった・・・。自分が作り上げたものが、どんな結果を生むことになるのか・・・私の作ったフレイヤでトウキョウは・・・」と悔恨を口にし、気の済むまで考えようと慰めるミレイ。そこへロイド伯とセシルが現れ、皇帝陛下の命で迎えにきたとニーナに告げる。
・やがて姿を現したルルーシュとトレーズ閣下、迎えるのはZEXISのカレン、ヒイロ、五飛。トレーズ閣下を五飛が案内し、ヒイロは用は済んだと離れ、少し歩きたいと申し出たルルーシュをカレンがエスコート。
・二人きりでルルーシュと対峙するカレン、「・・・私、あなたには感謝してる・・・」と口を開き、自分も黒の騎士団もルルーシュに救われたと告げ、「私は嬉しかった。ゼロに必要とされた事も光栄で、誇らしくて・・・」「でも、ゼロがルルーシュだってわかって、訳が分からなくなって・・・。」と想いを明かし、「力が欲しいだけ?地位がお望み?それとも、これもゲームなの・・・?」「ルルーシュ・・・!あなたは私の事、どう思ってるの!?どうしてイカルガで私に・・・君は生きろと言ったのよ・・・!?」と問い詰めるものの、微笑したまま無言を通すルルーシュに「・・・失礼しました、代表」と顔を歪めて立ち去る。
・独りカレンを見送り「さようなら、カレン・・・」と沈痛に呟くルルーシュ。(T^T)
・生徒会室でZEXISとの会談に臨むルルーシュ、会談の理由を問うロジャーに「随分と他人行儀だな、ロジャー・スミス。それとも俺を追放したという事実をなかった事にする気かな」と辛辣に微笑み、非公開の会談なら本音も聞けるはずと念押しするF.S.に「さて、それはどうかな・・・」と冷笑、「変わらないな。その露悪的な物言いも」とアムロ憮然。
・イノベイターが連邦から手を引いたと明かすトレーズ閣下、「彼等は人類の愚かさに絶望したそうだよ」と告げ、「リボンズ・アルマークの言いそうな事だ」と険しい顔のアムロ。「イノベイターもブリタニア皇帝も女王リリーナもいない世界なのでね。私が起たざるを得なくなったのだよ」と優雅に微笑むトレーズ閣下。
・シュナイゼル殿下との対立について意見を聞きたいと言うルルーシュ、自分につけという要請か?との問いには「いいや・・・命令だよ」と不敵に笑い、25パターンのギアス対策を用意したと警告するスメラギさんに「その内、23パターンまでは俺もすぐに考えが及んだ。残り2パターンがわからない以上、大人しくしていよう」と微笑、腹の探り合いをする余裕はないと警告するロジャーに「では、手短に用件だけを告げよう。我が命令に従ってもらう」と言い放つ。
・「答えはノーよ」ときっぱり断るスメラギさんに、しばし睨み合った上で「やはりな。予想通りだ」と満足げに微笑むルルーシュ、「それが聞ければいい。この会談は互いの最終意志の確認のためのものだ」と告げ、(ゼロ・・・。あなたは、やはり・・・)と独白するスメラギさん。
・「正々堂々の戦いの宣言・・・。まるで君と我々の決闘のようだな」とコメントするロジャーに、「さすがだよ、ミスター・ネゴシエイター。言いえて妙だ」と微笑むルルーシュ。
・トレーズ閣下が、前地球連邦軍総司令官エルガン・ローディックがイノベイターに拉致されていると明かし、(リボンズは人類を管理する神を気取っている。それに必要な何かをエルガン代表が持っているというのか・・・)と傀儡以外の利用目的を訝しむアムロ達。
・そこへ駆け込んだスザクが帝都ペンドラゴンのフレイヤによる消滅を急報、間髪いれずシュナイゼル殿下から通信が入り、(先手を打ってきたか・・・!)と歯嚙みするルルーシュ。
・「他人を従えるのは気持ちがいいかい、ルルーシュ?」と穏やかに微笑むシュナイゼル殿下、フレイヤ弾頭の全ては自分の手中にあると静かに恫喝、「皇帝に相応しいのは彼女だ」とナナリーを前に出してほくそ笑む。
・驚愕に息を呑むルルーシュに、「お兄様、スザクさん・・・。私はお二人の敵です」と告げるナナリー、帝都を消滅させたシュナイゼルにつくことを非難するスザクに、「では、ギアスの方が正しいというのですか?」と切り返し、ずっと自分に嘘をついていたと責めつつ、「どうして・・・?それは私のためですか?もし、そうなら・・・私は・・・!」と悲痛に訴える。
・「フフフ・・・お前のため?我が妹ながら図々しい事だ」と嗤笑してみせるルルーシュ、「人からお恵みをいただく事が当たり前だと考えているのか?自らは手を汚さず、他人の行動だけを責める・・・。お前は俺が否定した古い権力そのものだな」と糾弾、「誰のためもない。俺は俺自身のために世界を手に入れる。お前がシュナイゼルと手を組み、我が覇道の前に立ちはだかると言うのなら、容赦はしない。叩き潰すだけだ!」と宣言。「お兄様・・・!」と言葉を呑むナナリー。
・偽皇帝ルルーシュを討つためZEXISに協力を求めるシュナイゼル殿下だが、「・・・俺達はあなたを否定する」とアムロが即答、「宣戦布告も無しに大量殺戮兵器を使うようなやり方は、恐怖で人々を支配する皇帝と何ら変わりはないわ」とスメラギさんが糾弾。
・残念だと微笑むシュナイゼル殿下に、「残念な想いは私も同じだよ、殿下」と言葉をかけるトレーズ閣下、「君はやはり敗者になる事を是としない・・・。やはり、私は君と真の友になる事は出来なかった」と告げ、3日後にエリア11のフジで決戦と宣告。
・「帰るぞ、スザク、トレーズ司令」と険しい顔で告げるルルーシュ、スメラギさんに「世界を統べる資格は何だと思う?」と問いかけ、「私はそれに答える資格はないわ」と応じるスメラギさんに「なるほど。ソレスタルビーイングらしい返しだ」と微笑、自身の答えを問い返されて「壊す覚悟・・・世界を・・・!自分自身すら!」と断言し、「さらばだ、ZEXIS。またいつか会おう」と別れを告げる。
・見送ったスメラギさん、「私はソレスタルビーイングです。ならば、それに相応しいやり方をするだけです」と宣言。
・旗艦アヴァロンに戻ったルルーシュ、何故ナナリーの事がわからなかったとC.C.に八つ当たりして、「私は神ではない。ギアスによるつながりがない人間の事までは把握できん」とC.C.憮然。
・生還した咲世子、シュナイゼル殿下がナナリーの替え玉を用意し本物は別ルートで逃がしていたと報告。直属上官のディートハルトがシュナイゼルについたのに何故ルルーシュについた?と問うジェレミア、「・・・言われてみれば、そうですね」と答える咲世子に、「騎士道に殉じるか、君も・・・」と微笑む。
・「シュナイゼルめ・・・!この事実を今まで隠しておいたのか!カードとして効果的に使うために!ならば、貴様のカードの切り方は絶妙だったぞ!こんなにも・・・!こんなにも!」と憤激するルルーシュに、「しっかりしろ、ルルーシュ。戦略目的は変わらない・・・!」「ナナリーが生きていたからといって立ち止まる事は出来ない!何のためのゼロ・レクイエムだ!約束を思い出せ!」と叱咤して、顔を洗って来いと送り出す。
・「僕は彼の剣だ。彼の敵も弱さも僕が排除する。だから、C.C.・・・。君は盾になってくれ」「守るのは君の役目だ」と告げるスザク、「勝手な言い分だな」と答えるC.C.に、「ルルーシュは君の共犯者なんだろ?」と指摘。
・ダモクレスでナナリーと共にルルーシュを待ち受けるシュナイゼル殿下、フレイヤの威力を見せれば降伏してくれると思ったのに・・・とナナリーに韜晦、ペンドラゴンの市民はあらかじめ避難誘導しておいたと欺く。「でも、次は人に・・・お兄様達に使うのでしょう?」と問いかけるナナリー、「私にフレイヤの発射スイッチをいただけませんか?」「私は戦う事も、守る事も出来ません。だからせめて・・・罪だけは背負いたいんです」と懇願。
・フレイヤの発射は任せるとダモクレスの安全な場所にナナリーを退避させたシュナイゼル殿下、「ペンドラゴンの住民は・・・」と問いかけるコーネリアに、「消えてもらったよ。その方が幸せじゃないのかな、ルルーシュに忠誠を誓う人生よりは」と微笑、ナナリーを欺いた事に憤るコーネリアに「嘘も方便だよ」と穏やかに言い放つ。
・「兄上はそうやって人を操るのですか?」と憤慨するコーネリアに、人は飢餓や差別等をなくしたいと願いつつ絶望的なまでにわかりあえないと指摘するシュナイゼル殿下、「戦争を否定する民間人だって警察は頼りにするよね・・・みんなわかっているんだ。犯罪は止められないと・・・。」「だったら、心や主義主張はいらない。システムと力で平和を実現すべきでは?」と言い放ち、全長3kmの鉄壁の要塞ダモクレスは衛星軌道上に上がって世界中にフレイヤを撃ち込めるとひけらかし、「この戦いが終わっても、まだ平和を拒むものがいるならば、フレイヤを使うしかないな」と穏やかに宣言。
・「待ってください!ルルーシュを討つためではなかったのですか!?これでは世界中が・・・!恐怖で人を従えようというのですか!」と食ってかかるコーネリアに、平和という幻想を現実にするにはしつけが必要と微笑むシュナイゼル殿下。「そのような事、神でなければ許されない!」と憤慨するコーネリアだが、「だったら、神になろう。人々が平和を私に望むならば・・・」と微笑する兄に絶句。
・「素晴らしい!」と歓喜するディートハルト、「やはり、あなたについて来て正解でした!ゼロのカオスをも凌駕する完璧なる虚無・・・!多様なる変幻・・・!」と独りではしゃぎ、強制的な平和など人の尊厳を奪うだけと必死で諌めるコーネリアを軟禁するよう命じるシュナイゼル殿下。
・現れたルルーシュ軍と対峙するナイトオブラウンズに、「これが僕の新しい剣、ランスロット・アルビオンだ」と新型機を披露するスザク、説得を試みるジノを逆に説き、自分こそナイトオブワンと前に出るビスマルクには「自分はナイトオブワンすら超える存在・・・ナイトオブゼロです!」と挑戦。
・瞬時の交錯で一撃を受けて「ランスロットの軌道を読まれた・・・!」と驚くスザクに、「我がギアスは未来を読む・・・!この力、マリアンヌ様以外に使う事があろうとはな!」と勝ち誇るビスマルク。「ゼロ・レクイエムのためにも負けるわけにはいかない!」と気炎を上げるスザク、「だから、お前は生きろ!」とルルーシュに声をかけられ、「イエス、ユア・マジェスティ!」とギアスの呪縛発動。
・「軌道を読まれていようと!!」と切り込んだスザクがビスマルクを瞬殺。(スザク、尋常な精神力ではない・・・。俺が掛けた生きろというギアス・・・それを逆手にとって・・・)(やっぱり大したものだよ、お前は・・・)と秘かに感嘆するルルーシュ。
・更にZEXISも駆けつけ、「我々はZEXISとして、この戦闘に介入します!攻撃対象はルルーシュ、シュナイゼルの両軍です!」とスメラギさんが宣言。「え・・・!?」と驚くニーナに、「驚く事ではない。彼等の中にはソレスタルビーイングもいるのだ」と諭すルルーシュ、「おめでと〜!僕達もシュナイゼル殿下も戦争を起こす者ってわけだね」とロイド伯が揶揄。一方シュナイゼル殿下は「ZEXIS・・・。所詮、君達もその程度か」と穏やかに嘲弄。
・スザクにアヴァロンの直衛を命じたルルーシュ、「この戦いこそが世界を懸けた決戦となる!シュナイゼルとZEXISを倒せば、我が覇道を阻む者は一掃される!世界はブリタニア唯一皇帝ルルーシュによって破壊され、然る後に創造されるだろう。打ち砕くのだ!敵を!シュナイゼルを!天空要塞ダモクレスを!そして、ZEXISを!恐れる事はない!未来は我が名と共にあり!」と檄を飛ばすルルーシュ。
・「ルルーシュ・・・」と悲痛に顔を歪めるカレンだが、「大丈夫だよ、エスター。あたしは黒の騎士団の・・・そして、ZEXISの紅月カレンだ。力で人々を支配しようとする奴を許してなるもんか・・・!」と健気に宣言。シュナイゼル殿下もルルーシュを世界の敵呼ばわりして、三つ巴の戦闘開始。
・1PP、ナイトオブラウンズ撃破、いずれも撤退。
・1PP、スザク撃破。逃がさないと迫るカレンにそれでこそ、と言い置いて撤退。
・1EPイベント発生。「今がチャンスだ・・・!一気にシュナイゼルを仕留める!」とルルーシュが号令、北東に伏兵出現するものの、「心配は要らないよ。私はね、一度だってルルーシュに負けた事はないんだ」と微笑むシュナイゼル殿下、「ナナリー、照準は合わせてある。フレイヤという力で平和を創るんだ」と指示し、「は、はい・・・!お兄様の罪は・・・私が討ちます!」とナナリーが引き金を引いて、フレイヤにより伏兵を一掃。
・続けてホワイトファングのモビルドールが東側に広く出現、「ミリアルト・ピースクラフトは今や我が盟友だよ」とシュナイゼル殿下が微笑、自分の掲げる平和を理解してくれたので地球とコロニーの対立も解消されると告げる。(違う、ゼクスは・・・)とヒイロが独白。
・「ルルーシュ、もし私を倒そうと考えているのなら、君はそこまでだよ。仮面を使いこなせない人間に勝利はない」と呼びかけるシュナイゼル殿下だが、「ならば・・・!」と富士山地下のサクラダイト採掘場を爆破してホワイトファング増援を巻き込むルルーシュに「これで戦況は五分だ!」と切り返され、珍しく「ルルーシュ・・・」と歯嚙みする。
・「私達は彼を侮っていたかも知れない・・・」と戦慄するスメラギさんに、「ゼロとシュナイゼル・・・。こいつはマジで前門の虎、後門の狼だぜ・・・!」とクロウも同調。「だからと言って・・・!退くわけには!」と気合を入れるカレンに、(そうだ、ZEXIS。俺もお前達も、もう引き返す事は許されないのだ・・・!)と心中呼びかけるルルーシュ。
・カレンがルルーシュと戦闘時にセリフイベント。「ルルーシュ!」と真意を糾すべく声をかけるカレンだが、「黒の騎士団のエースが来たぞ!何としても叩き落とせ!」と一顧だにしないルルーシュに、「「もうあんたには何を言っても届かないんだね・・・」と悲痛に呟くカレン、「だったら、あたしは戦う!黒の騎士団として、ZEXISとして!」と宣告。(;_;)
・2PPアヴァロン撃沈。「ここまでもてば、十分だ。本艦はこのまま戦線を離脱し、作戦をコードBに移行させる」と命じるルルーシュ、「よくここまで付き合ってくれた、ニーナ。君の研究成果を無駄にはしない」とニーナを労い、「・・・私はゼロを許しはしない・・・。多分、一生・・・でも、それとは別に私自身の答えを出さなきゃいけないと思ったから・・・。だから・・・」と答えるニーナに、「君は立派だよ、ニーナ。だから、後は俺に任せてくれ」と告げて撤退。それを見送ったヒイロ、「ゼロ・・・お前の計画は、まだ終わらないか・・・」と呟く。
・2PP、雑魚殲滅後、ダモクレス要塞に撹乱、分析、脱力かけて、装甲ダウンを皮切りに集中攻撃して撃沈、SRポイントget、戦闘終了。
・「無駄だよ。ダモクレスは、この程度では落ちない」と微笑むシュナイゼル殿下に、図体がデカ過ぎて破壊まで至らないと焦るZEXIS。そこへ蜃気楼を駆ってスザクのランスロットと共に再び現れたゼロ、「ダモクレスの動きが止まった・・・!チャンスは今しかない!」とダモクレスに突貫。「ルルーシュとナイトオブゼロ・・・。これで終わらせる」とフレイヤで迎え撃つシュナイゼル殿下。
・「フレイヤは刻々とその組成を変化させる!その組成に対応する反応をぶつければ、フレイヤの臨界反応は停止できる!」とニーナが呼びかけ、「それがニーナの開発したフレイヤ・エリミネーター!」と披瀝するルルーシュ、爆発までの約19秒で現場環境データをプログラムに入力した上で実行時間はコンマ04秒しかないと明かしつつ、「だが、やってみせる!俺とスザクが組めば出来ない事などないのだ!」と大見得を切り、自らデータ入力してスザクに討たせたフレイヤ・エリミネイターで見事フレイヤの臨界阻止に成功。
・その隙を突いて「今だ!飛び込むぞ!!」とダモクレスに突入するルルーシュとスザク。一方、スメラギさんはあくまでダモクレス破壊が目標と攻撃続行を指示。
・ダモクレス内をたった二人で侵攻するルルーシュとスザクに、「大したものだね、ルルーシュ・・・。私に最後の策を使わせるとは・・・」と微笑むシュナイゼル殿下、「このダモクレスはルルーシュ達を捕らえた檻となった。私達が脱出した後、このダモクレスそのものをフレイヤで消去しよう」と宣言、「立派な棺だ。喜んでくれるだろうか、ルルーシュは・・・」と鉄壁の微笑。
・「では、ナナリー様をお迎えに・・・」と動きかけたカノンを、「必要ありませんよ」とルルーシュへの囮として残すようディートハルトが主張、「世界の平和と一つの生命・・・。悲しい事だが、比べるまでもないよ」と穏やかに宣告するシュナイゼル殿下。
・そこへ「全てが思い通りになると思ったら、大間違いだよ、シュナイゼル」とルルーシュが通信。「チェックメイトをかけられたのは私か・・・」と苦笑するシュナイゼル殿下、既に脱出の術は抑えられていると悟り、何故策が読まれたのか質問。
・「策ではない。俺が読んだのは、あなたの本質だ」と答えるルルーシュ、「トレーズも言っていたよ。あなたには勝つ気がない」「朱禁城での対局、トレーズの失脚、パング・ハーキュリーのクーデータ、そして、黒の騎士団への情報リーク・・・あなたは常に負けない所でゲームをしている」と指摘。「だから、私がダモクレスを放棄すると?」と答えたシュナイゼル殿下に、「あなたには今度こそ負けてもらう」と迫るルルーシュ。
・ダモクレスで世界を握りたかったのか?と問うルルーシュ、「違うよ。私はただ皆が望む事を・・・平和を創りたいだけだ」と答えるシュナイゼル殿下に、「あなたは今日という日で世界を固定しようと考えた。だが、変化なき日常を、生きているとは言わない。それはただの経験だ」と糾弾、「そう、皇帝シャルルは昨日を求めた・・・。あなたは今日を・・・。だが俺は、明日が欲しい」と宣告。
・明日は今日より悪くなるかもと反論するシュナイゼル殿下、人が幸せを求める限りいつか良くなると答えるルルーシュに、「それが欲望につながるというのに・・・。ハハハハハ、愚かしさも極まったね」と静かに嘲笑、「それは感情に過ぎないよ。希望や夢という当てのない虚構・・・」と決めつける。
・「それが皇族という記号で世界を見下してきたあなたの限界だ」と断じるルルーシュ、「俺は何度も見て来た。不幸に抗う人、未来を求める人、みんなが幸せを願い、抗い続けた・・・!ギアスも、仮面も・・・その根源は・・・!」と説く。「矛盾だよ。他人の意志を否定し続けた君が、ここに来て人の意志を・・・存在を肯定しようというのは」と反論するシュナイゼル殿下、「もういい、私を殺したまえ。ただし、君もフレイヤで消える。私達の生命で世界に平和を・・・」と言いかける。
・そこへ「だからこそ、あなたに俺は・・・」と言いつつ、双眸にギアスの刻印を浮かべたルルーシュが姿を現し、「ゼロに仕えよという言葉をプレゼントしよう」と告げる。「君は・・・最初から私を殺すのではなく・・・!」と気付いたシュナイゼル殿下だが時既に遅く、絶対遵守のギアス発動、「何なりと御命じ下さい、ゼロ様」と恭順。「しまった・・・!何故、気付かなかった!シュナイゼルの思考を読んだ録画だと・・・!」と歯嚙みするディートハルトだが、「動くな。既にこの艦は掌握している」とスザクが制止。
・「シュナイゼル・・・。自分が殺されるという思い込みがあなたを敗北へと誘ったのだ」「これで計画の第一段階はクリアだ」と勝利宣言するルルーシュ、「あなたの物語は完結している!あなたは生きていてはいけない!」と食ってかかるディートハルトに「お前にはまだ使い道がある」と告げ、「螺旋王は自らの力を後世に語り継がせるためにヴィラルを語り部に選んだ。ディートハルト・・・。お前にはその役をやってもらうぞ」と冷笑しながら宣告。
・「我が兵達よ・・・!戦いは終わった!」「これより、このダモクレスの指揮はルルーシュ皇帝が執られる」とシュナイゼル殿下が通達、「ギアスを使ったか・・・!」とゼロの勝利を察する刹那達。
・更に連邦軍の大部隊が現れ、自らトールギスを駆るトレーズ閣下が「始めようか、終章第二幕を」と宣言し、「トレーズ!貴様はぁぁぁぁぁっ!!」と五飛絶叫。
・中華連邦の難民キャンプで思いにふけるリリーナ、連邦代表の解任直後にトレーズの手配でマリナに保護されたと思い返し、単に誰かに利用される事を恐れただけでは?と言うシェリルに「ですが私は、トレーズ・クシュリナーダの行動は全て、今日という日を想定したのだと思います」「全ては明日の世界のために・・・」と反論。
・「では、それを見定めるために私と共にエリア11へ・・・日本へ参りましょう」と神楽耶が現れて提案、妻の務めとして夫ルルーシュの生き様を見届けると宣言し、「私はその旅にあなたをお連れしたいのです」と微笑みかける。「あなたはトレーズ司令の考えを理解されているようですね」と応じるリリーナ、「友に参りましょう、決戦の地・・・日本へ」と決意。
・一方シェリルはマリナ皇女を宇宙へと誘い、「この小さな星で色んな人達が生きてる・・・。誰もが一所懸命に・・・。それを改めて感じられると思います」と告げる。「私の中の迷いを気付いてらしたんですね」と答えるマリナに、自分もそういう時があったから、とはにかむシェリル。「その優しさがあなたの歌になり、絶望の中で希望の灯りを点してくれるのですね」と微笑むマリナ皇女、同行を約束。

●第52話:混迷の戦場
・ダモクレス要塞のナナリー、訪れたルルーシュにフレイヤの発射スイッチであるダモクレスの鍵は危険だから渡すよう促され、「だからです・・・!」「もう目を背けてはいられないから・・・!」と決意を口にすると共に閉ざされていた目を開き、(皇帝シャルルのギアスを破った・・・!自分の意志でか・・・!)と驚愕するルルーシュ。
・「8年ぶりにお兄様の顔を見ました。それが人殺しの顔なのですね」「恐らく私も同じ顔をしているのでしょうね・・・」と告げるナナリー、ルルーシュを殺してでも止める決意の下に自らフレイヤの引き金を引いて来たと明かし、「ですから、お兄様にフレイヤを・・・このダモクレスの鍵をお渡しする事は出来ません!お、お兄様が・・・ギアスを使われたとしても!」ときっぱり拒絶。(ナナリーの意志まで捻じ曲げたら、俺は・・・!)と葛藤するルルーシュ。
・「お兄様に、この世界を手にする資格はありません。ゼロを名乗って、人の心を踏みにじってきたお兄様に・・・!」と糾弾するナナリー、暗殺に怯え隠れる生活よりましな未来を与えたかったと抗弁するルルーシュに、「いつ私がそんな事を頼みましたか?私はお兄様と二人で暮らせれば、それだけでよかったのに・・・!」と指摘。
・現実は様々なものに支配されているので抗う事が必要と説くルルーシュに、思い通りにならない世界だからこそ人は懸命に生きていると答えるナナリー、「だからこそ、ギアスは卑劣です。人の心を捻じ曲げ、全てを思い通りにし、尊厳を踏みにじるギアスは・・・!」と糾弾。
・「では、ダモクレスはどうだ?」と言い返すルルーシュに、「ダモクレスは憎しみの象徴になります」と静かに答えるナナリー、「憎しみはここに集めるんです。みんなで明日を迎えるためにも・・・!」と告げる。(そうか、ナナリー・・・お前も・・・。なら・・・!)とナナリーの真意を理解したルルーシュ、「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!ダモクレスの鍵を渡せ!」と決然と命令して絶対遵守のギアス発動。「これ以上・・・罪を・・・!」とと必死で抗うナナリーだが抗し得ず、遂にはダモクレスの鍵を差し出す。
・「ナナリー・・・。お前はもう立派に自分の考えで生きている。だからこそ俺も・・・俺の道を進む事が出来る・・・」と告げるルルーシュ、「ありがとう・・・。愛してる、ナナリー・・・」と別れを告げ、正気に返ったナナリーに「ダモクレスの鍵、使わせてもらうぞ」と嗤笑してみせる。(T^T)
・スザクにナナリーを捕らえさせたルルーシュ、ギアスで思いを踏みにじられたナナリーが「卑劣で・・・!卑怯で・・・!」と慟哭する様に、「フフ・・・ハハハハハ!」と哄笑・・・(;_;)
・ダモクレスおよび連邦軍と対峙するZEXISの前に、フレイヤを発射して見せたルルーシュが世界に向けて放送、「全世界に告げる!私は地球連邦代表、神聖ブリタニア帝国皇帝、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアである!シュナイゼルは我が軍門に降った。これによってダモクレスもフレイヤも全て私のものとなった。」と宣言し、反乱軍も含めて忠誠を誓えば責は問わない、抗うなら粛正と迫り、「我が覇道を阻む者は全て討つ!そう・・・今日この日、この瞬間を以って、世界は我が手に落ちる!」と宣告、「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる・・・!世界は我に従え!」と言い放つ。
・ルルーシュが後退を命じてダモクレスとトレーズ閣下のトールギスは撤退。一方ホワイトファング増援が南に降下してきて、連邦軍およびZEXISとの三つ巴に。「私達はここにいる全ての戦う力を破壊しなくてはならないわ」と告げるスメラギさん、刹那とヒイロに気合を入れるよう頼み、ヒイロ「ターゲット確認・・・。攻撃目標、連邦軍ならびにホワイトファング」、刹那「ZEXIS、この戦闘に武力介入する・・・!」と宣言して戦闘開始。
・一方、戦場に姿を現した王留美、危険と紅龍に諌められつつ「でも、この戦場しか、ソレスタルビーイングに安全にコンタクトを執る手段はないわ」と抗弁、「さあ戦いなさい、ソレスタルビーイング。この戦いに勝つ事が出来るのなら、私があなた達に世界を変える方法を与えるから」と微笑む。
・1PP敵30機撃破してSRポイントget、イベント発生。王留美からプトレマイオス2の回線に直接、緊急暗号通信が入電、フロンティア船団にイノベイターの重要な協力者がいると知らせる。
・そこへネーナ・トリニティのガンダムスローネが飛来して「見つけたよ、お嬢様!」と王留美に肉迫、イノベイターの監視を命じていたはずと驚く王留美に「そうやっていつまでもご主人様気取りでいられると思ったら大間違いだよ!」と啖呵を切り、兄・紅龍の無能故に王家の当主を押し付けられた留美が恨んでいたと暴露。
・肯定した王留美、兄の無能で自分の人生が歪んだと罵り、「だから、私は世界の変革を望んだ!地位や名誉、資産すらも引換にしても!そう、私は人生をやり直し、私だけの未来を手に入れる!」と叫ぶ。「そのためにイノベイターとソレスタルビーイングの両方を引っ掻き回して、世界を混乱させたってわけ・・・何そのベッタベタな理由!?」と嘲笑するネーナ、「くっだらない!やっぱり、あんた・・・馬鹿よ!あたし、あんたが大嫌い!」と罵倒、「あんたに従ってたのは生きてくため。ちょっと愛想よくしたら、すぐ信じちゃって・・・ウフ・・・でもね!あんたの役目は終わったの!さようなら、お嬢様!」と王留美を攻撃し、散々人を物のように扱ってきた罰と哄笑、「私は生きるためなら何でもやるの!私が幸せになるためならね!そうよ!お嬢様からイノベイターに鞍替えしたのもそのため!兄兄ズの仇だって討っちゃいないんだから!その時が来たら、イノベイターの犬になったあいつのノド元を盛大に食いちぎってやるから!」と絶叫。
・そこへ、「ソウイウ君ノ役目モ終ワッタヨ」とネーナのHAROから声が響き、勝手をするネーナを裁く者が現れると宣告。西に「あれだ・・・あのガンダムだ・・・!ママと・・・パパを殺した・・・!あの時のガンダムゥゥゥ!!」と狂奔するルイスが新型モビルアーマー・レグナントで出現、同行するアンドレイの制止を振り切ってネーナに突貫。
・「家族の仇?あたしにだっているわよ!自分だけ不幸ぶって!」と言い返すネーナ、(あたしは造られて・・・!戦わされて!)と独白、「こんな所で死ねるかぁぁっ!!」と絶叫して迎え撃つ。「そうね・・・。死にたくないね・・・」と追い詰めながら口にするルイス、「でも、ママとパパは・・・!そんな言葉すら言えなかったぁぁぁっ!!」と絶叫してとどめを刺し、爆死するネーナをよそに「ウフ・・・フフフ・・・。やったよ・・・ママ・・・パパ・・・仇を取ったよ・・・。ガンダムを落としたよ・・・!」「・・・だから・・・褒めてよ・・・!よくやったって・・・言って!うう・・・うああああああああああっ!!」と虚ろに狂奔。
・レグナントに乗っているのがルイスか確かめようとする刹那と沙慈。「憎しみがこの戦場を支配していく・・・」とクワトロ大尉が呟き、「ルルーシュとトレーズ、そしてゼクスがそう仕向けたのか・・・!?」と憤るアムロ。
・更に「イノベイターに遣わされたのはルイス・ハレヴィだけではない」とブシドーのスサノヲ出現、刹那に真剣勝負を挑み、「私の空を汚し、同胞や恩師を奪い、フラッグファイターとしての矜持すら打ち砕いたのは他でもない・・・君とガンダムだ!そうだとも・・・!最早、愛を超え、憎しみも超越し・・・宿命となった!」と言い募り、「一方的と笑うか?だが、最初に武力介入を行ったのはガンダムだという事を忘れるな!」と糾弾。
・(この男もまた、俺達によって歪められた存在・・・)と黙考する刹那、「わかった。果たし合いを受けよう」と答え、「あの男を倒さなければ、ルイス・ハレヴィの所へは行けない!」と沙慈を説得して、「これが私の望む道・・・修羅の道だ!」と叫ぶブシドーと対峙、戦闘再開。
・2PPアンドレイ撃墜、アンドレイは撤退。
・2PPルイス撃墜。「刹那!彼女を止めろ!」「彼女の裏にはリボンズ・アルマークがいる!このままでは・・・!」と促すアムロだが、ルイスは離脱。彼女を救えなかったと詫びる刹那に、「違うよ、刹那。ルイスを救い出すのは僕の役目だ」と静かに決意を語る沙慈。
・2PP雑魚殲滅後にブシドー撃墜してイベント発生。光の中でブシドーの意識と邂逅する刹那、「ここは量子が集中する場所だ」と告げ、「わかるような気がする。アムロ大尉やカミーユの言っていた事の意味・・・イオリア・シュヘンベルグがガンダムを・・・いや、GNドライヴを造ったわけが・・・武力介入は、このための布石・・・。イオリアの目的は人類を革新に導く事・・・そう・・・俺は変革しようとしている」と呟く。
・「・・・戦う者のみが到達する極み・・・。私はそれを求めていた」と告げるブシドー、敗れた自分にとどめを刺すよう刹那に迫るが、「俺は・・・生きる」「生きて、明日をつかむ。それが俺の戦いだ」と断言する刹那、「生きるために戦え」と突き放し、ブシドーは喚きながら撤退。(あの男・・・このまま歪みの中で果てるのか・・・)と悲しげに独白する刹那。
・更に、北にトレーズ率いる連邦軍、南にはエピオンを駆るミリアルド率いるホワイトファングが出現。「今ここで地球と宇宙の戦いの全てに決着をつけようではないか」と呼びかけるトレーズ閣下に、「トレーズ・・・君は・・・」と呟くクワトロ大尉。世界に争いをもたらすと非難するシンやカミーユに、リリーナが代表として立った連邦も人々の心に安らぎはもたらせなかったと指摘するトレーズ閣下、「私の振る舞いを茶番だと笑うがいい。だが、それが今の人類に必要なのだ」と宣言し、「そして、らしくない自分をさらけ出す役者は私だけではない」と微笑。
・「笑わせてくれるな、トレーズ。地球連邦の理念が平和などという言葉が一番の茶番だ」と糾弾するミリアルド、コロニーを懐柔しつつ搾取すると連邦政府を非難、「私はそのために地球を・・・そこに住む人間達の悪意の温床である地球連邦を破壊する!」と宣言、コロニー支配の象徴たるトレーズを討って新たな時代を創ると告げる。
・「違う!」と反発する五飛、どちらも俺達の敵だと激高、「奴等に決着などつけさせない!決着をつけるのは俺達だ!」と割り込み、「フ・・・」「やはりな・・・」とトレーズ閣下とミリアルドが微笑むかたわら、「五飛、お前の言う通りだ」と同調するヒイロも「俺達の敵は戦いを起こす者だ。それを排除する」と宣告。
・「それで世界に平和が来るというのか、ヒイロ?」と問うミリアルドに、「そこからの役目は別の人間が担う。俺はリリーナの敵を討つ」と応じるヒイロ、「お前達を・・・殺す」と言い放って戦闘再開。
・2PP分析かけたミリアルドに万丈の魂サンアタック再攻撃で瞬殺、イベント発生。「トレーズが戦っているのだ・・・!私とて!」と叫ぶミリアルド、ノインの「ゼクス!何故あなたはリリーナ様の戦いを信じる事が出来なかったのです!」との悲痛な訴えにも耳をかさず、連邦こそが争いの原因と言い張り、次に会う時こそ世界から戦いが消え去る時と告げて撤退。
・2PP雑魚殲滅後、最後にトレーズ閣下を撃墜して戦闘終了。
・「・・・かつてボタン一つで全ての戦いに決着がついてしまう時代があった」「その忌まわしい精神を形にしたのが心無き兵器達だ」と語るトレーズ閣下、「戦争から人間性が失われれば、勝利も敗北も悲惨なものとなる。」と説く。
・「綺麗事を抜かすな!貴様のために戦火が広がり、多くの人が死んでいった!」と噛み付く五飛、後退するトレーズ閣下に「お前が戦う相手は俺だけで十分なはずだ!」と迫り、「貴様はゼロと同じだ!そうして、人を見下す事しか出来ない男だ!所詮、エゴでしか戦っていない!貴様のために何人の人間が死んだと思っているんだ!」と糾弾。
・「・・・聞きたいかね。昨日までの時点で99万9822人だ」と即答するトレーズ閣下、驚く五飛に「私は死者に対し、哀悼の意を表す事しか出来ない。だが、君もこれだけは知っていてほしい。彼等は決して無駄死になどしていない」と説く。
・「貴様はぁぁぁぁっ!!」と激高して切り掛かる五飛に、敢えて避けずに斬られるトレーズ閣下、「・・・見事だ、五飛」と微笑み、「五飛・・・。我が永遠の友よ・・・そして、ZEXIS・・・。君達と戦えた事を・・・誇りに思う・・・」と告げる。「こんなもの・・・。こんなもの、俺は絶対に認めんぞ!」と憤る五飛。
・「クワトロ・バジーナ・・・。あなたなら、より良き方法を選ぶ事が出来ると私は信じている」と告げ、「ミリアルド・・・先に・・・いっているぞ・・・」と呟いてトレーズ閣下爆死。
・「くそっ!今度は勝ち逃げか!!」と吐き捨てる五飛、「俺は・・・俺は全てわかった・・・!トレーズは・・・ゼロは・・・!」と言いかけたものの、「やめろ」とヒイロが制し、「それを選んだのはあいつだ・・・」と告げる。
・戻ってきたミリアルドが「トレーズ・・・見事だ・・・」と賞賛、(後の茶番は私が引き受けよう)と独白。
・そこへレディ・アン特佐が現れ、「先程、ルルーシュ皇帝はホワイトファングとの講和に合意された」「これ以上の戦闘行為は皇帝陛下の名により禁じる。なお、ZEXISについては監察権の行使は正統であるとし、一切を不問とする」と一方的に通達。
・スメラギさんが「ゼロ・・・」、ヒイロが「それがお前の用意する最後の舞台か・・・」と呟く。ミリアルドが「既存の権威の全てを破壊するルルーシュ皇帝なら地球と宇宙の垣根も取り払ってくれるだろう。過去の遺物OZの象徴であるトレーズ・クシュリナーダが倒れた今、新たな時代が始まる」と宣言して撤収。(ご立派でした、トレーズ様・・・。後は私達にお任せ下さい)と亡き主を悼んでレディ・アン特佐も撤収。
・地球と宇宙の戦いが終わってもルルーシュ皇帝から平等に恐怖による支配を受けるだけ、と怒りを見せるカレンだが、ヒイロは独り(ゼロ・・・。やはり、お前はゼロシステムが見せた未来に進むのか・・・)と沈痛に独白。
・「ですが、あなた達はその未来を見る事はないでしょう」といきなり現れたニアが割り込み、「人間と人間の愚かな争い・・・。だが、それが何かを生み出し、螺旋生命体は少しずつ進んでいく」と呟いて、「人類殲滅システム、フェイズ2の発動・・・。アンチスパイラルのメッセンジャーである私はあなた達に絶望を告げにきました」と告げ、全ネットワークに侵入してこの星の人間全てに聞かせているとことわった上で、「一週間後・・・あなた達が陰月と呼ぶ天体は軌道を離れ、地球へ激突します」と一方的に宣告、「さようなら、シモン。残り少ない時を絶望と共に過ごしなさい」と言い置いて撤退。
・「必ず何とかしてみせる!この世界を守るために・・・!」と決意を新たにするシモン。
・フジ戦場跡に独り佇むカレン、キリコに「ルルーシュの事を考えているのか?」と問われ、「あたしには、あいつが何を考えているのかわからない。でも、心のどこかであいつの事を信じていた・・・。シュナイゼルと戦うために皇帝になったんだと・・・でも、シュナイゼルを倒した今、フレイヤを手に、ホワイトファングと手を組むなんて・・・あいつは世界の全てを手に入れて、何をするつもりなの・・・」と悲痛に呟く。
・「もしかしたら・・・」と悲しげに言いかけるフィアナだが、キリコが「やめろ」と制し、(ルルーシュ・・・。あなたはいったい・・・)と惑うカレン。そこへ歩み寄ったリリーナが、「それを確かめる役・・・私に行かせてください」と申し出て、同行する神楽耶も「ゼロ様と私は将来を誓った仲です。心変わりは問いただす必要があります」と宣言。
・「ルルーシュさんはお兄様と手を結び、何かをしようとしています。私は元地球連邦代表として・・・そして、平和を望む一人の人間として彼等の真意を知りたいのです」と思いを明かすリリーナ、ヒイロに「行くのでしょう、月へ?」と微笑む。(そうだ、リリーナ。俺はお前を・・・お前の愛する世界を守ってみせる。たとえ相手が何であろうと・・・)と独白するヒイロ。
・イノベイターのリヴァイヴ、ブレイクピラーで撃ち込んだ弾丸に肉体を蝕まれているはずの刹那が今だ細胞障害を発症していない事や戦闘力の向上について、「彼は革新を始めている」「もしかすると彼がこの世界の人類で初のイノベイターとなるかも知れない」と分析。
・トレーズや皇帝ルルーシュ、ミリアルドらは特に予想がつかないと苦笑するリボンズ、ゼロシステムについて黙秘を続けるコロニーの5人の博士達についても「放っておけばいい。ゼロシステムがなくても、僕のガンダムが彼等に負ける事はない」と苦笑、ZEXISを始末してからゆっくりイオリアの意図を解明すると楽観し、陰月の落下についても関知しないと言い放ち、「アムロの言葉通りなら、人類が地球という星の重力から脱するいい機会になるだろうさ」と微笑。
・「鷹揚だな、君は」と苛立つリジェネだが、王留美を秘かにサポートしていた事をリボンズに指摘されて動転。「僕は君達の上位種に当たる・・・。創造主とも言える。だからさ、野心に囚われた君の考えは脳量子波を通して僕に筒抜けなんだ」「残念だったね、リジェネ・レジェッタ」と告げるリボンズだが、逆上したリジェネはリボンズに発砲し、「僕だ・・・僕なんだ・・・!人類を導くのは、この僕・・・!リジェネ・レジェッタだ!こうなれば、エルガン・ローディックを覚醒させる・・・!そして、僕がヴェーダの全てを・・・クロノエイチを手に入れるんだ!」と言い募る。

●第53話:堕ちてくる月
・「綺麗な月だぜ・・・」と夜空の月を見上げるガイオウ、「アンチスパイラル・・・人類殲滅システム・・・連中としたら、潰したいだろうな。この星の存在は・・・おかげで面倒な奴等も動き出すか・・・」と不敵に笑う。
・フロンティア船団の三島補佐官、皇帝ルルーシュは地球からの脱出を民に禁じたとハワード大統領に報告、フォールドシステム修理が完了したので銀河中心部への航海に復帰すべきと提案し、妨げとなるバジュラについては女王が存在すると思われる巣の殲滅作戦を提言、行方不明のランカ・リーの代役も用意したとほくそ笑む。
・くろがね屋で陰月落下に不安がるシローに、「あれが次元境界線の歪曲に包まれているせいか、重力による影響を受けないのは唯一の不幸中の幸いだね」と不敵に笑うつばさ女将、「あいつ等はどんな時だって、最後の最後まで諦めやしないよ」と甲児達ZEXISへの期待を口にして、「あいつ等は星をも砕くさ。この世界を守るためにね」と断言。
・地球脱出を禁じられ報道統制で押さえつけられた民衆に対して、玉座からメッセージを発するルルーシュ皇帝、アンチスパイラルの言葉は悪質なデマと決めつけ、陰月が大きく見えるのは太陽光の屈折現象とこじつけ、間もなく連邦軍が検挙するので全て正常に戻ると主張、「懸命なる市民達よ、何も恐れる事はない。軽挙妄動を慎み、我が命に従って行動せよ」と命令しつつ、従わない者は粛正すると断言。
・これで市民の暴動は抑えられると一息つくルルーシュ皇帝、「フ・・・圧倒的な力を背景にしたゴリ押しでは、褒められても嬉しくないな」と自嘲。そこへリボンズから「ご不幸をお見舞いすると同時に陛下の手腕を拝見させていただく」とのメッセージが届き、「神を気取る連中め・・・。あくまで高みの見物を決め込むつもりか」と憤るルルーシュだが、「フ・・・無力なのは、奴等も俺も変わらないがな」と苦笑し、「後はZEXISを信じるだけか」とミリアルドも同意。
・この事態を想定していたのかとミリアルドから問われたルルーシュ皇帝、韜晦しつつ、(シャルルとの対決の際、俺は一瞬だが、黒の英知らしきものに触れた・・・忌々しい事に今さらながら、エルガン・ローディックの意図がわかったよ)と独白。一方、危急の自体に地球を案じるコロニーの人々が独自に動き始めており、(トレーズ・・・。お前の生命を懸けての茶番が実を結びつつある・・・お前の生命・・・決して無駄にはしないぞ)と心中決意するミリアルド。
・そこまでZEXISを信じているのか?と問うスザクに、「彼等は救世主になるべき存在だ。その第一幕を飾ってもらわねばなるまい。周囲の次元境界線の歪曲により、通常の兵器で陰月を破壊するのは不可能なのだしな」と答えるルルーシュ皇帝。
・ジェレミアから、暗黒大陸のロシウ・アダイ総司令官らに不穏な動きがあると報告を受けたルルーシュ皇帝、「放っておけばいい」と即答し、「あの大陸の人間は上から押さえつければ、それ以上の力で押し返してくる。それこそ天を突かんばかりにな」と苦笑、(カミナ・・・。お前の信じた男達の足掻きに頼らせてくれ)と独白。
・暗黒大陸カミナシティ地下の超弩級スペースダイガン・アークグレンブリッジに陣取るロシウ総司令官達、約64万人の市民を先住人類が築いた地下シェルターに避難させ、螺旋王を復元した生体コンピュータ・ロージェノムを接続してアークグレン起動を試みる。
・ロシウ、人類殲滅システムのフェイズ2の存在を連邦政府に隠して自分達だけが生き延びることを考えたと自嘲しつつ、アンチスパイラルに悟られればシステム発動を早められたかも、と他に手段がなかったことを認め、素直に賞賛するリーロン。
・アークグレンにはフロンティア船団をモデルに第二の地球として自活可能な機能を持たせたと告げるロシウに、「ここまではよくやったと言っておこう。大事のために小事を切り捨てる・・・。お前は立派な指導者だ」と認めるロージェノム。「戦うのが指導者じゃない・・・。決断するのが指導者だ」と険しい顔で応じるロシウ、市民の収容が完了次第宇宙へ飛び立ち生き延びる、と宣言。
・無事宇宙に飛び立ったアークグレン、巨大な陰月の悪意に満ちた顔を目にしつつ、大量のムガンに包囲され、出撃したグラパール部隊は鎧袖一触で全滅。「そんな・・・!全てはアンチスパイラルの想定内だったというのか・・・!」と戦くロシウに、「奴等は螺旋生命体に絶望を与える事を目的としているからな」と応じるロージェノム。
・何とか耐えるよう命じるロシウだが、螺旋生命反応が弱まってアークグレンの螺旋エネルギーが急速に減少。「この艦に乗っている人達が攻撃されて不安がっているんじゃ・・・。いえ、私達も・・・!」と呟くキノンに、「そんな・・・!マシンが人間の心に左右されるなんて・・・!」と憤るロシウ、「いや・・・そうかも知れない・・・。だとしたら、これが僕の限界なのか・・・」とうなだれる。ところが「まだだ、ロシウ!」とダヤッカがブリッジに駆けつけ、「下を向いていると、あの光が見えないぞ」と不敵に微笑。
・そしてグレンラガンを駆って現れたシモンが「諦めるな、ロシウ!」と叱咤、キタン、ヨーコ、ギミー&ダリーはじめZEXISも出撃。「諦めたら、そこで終わりだ!忘れたのか?俺のドリルが天を突くドリルだって事を!」と怒号するシモン、「ヴィラル、あれをやるぞ!」と声をかけ、シモン「希望と気合の二つの道が!ねじって交わる螺旋道!」、ヴィラル「昨日の涙を怒りに変える!明日の道をこの手で拓く!」、シモン「怒濤合体!グレンラガン!俺を誰だと思っている!!」と久々の大見得炸裂し、全員気力MAXに。(*^.^*)
・アークグレンの螺旋エネルギーも回復、「シモンさんの気合がみんなを奮い立たせたのか・・・」と感じ入るロシウ。非武装のアークグレンを庇いつつムガンを叩くべく戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅後、クウムガン、キョムガンそれぞれ撃破してイベント発生、SRポイントget。
・往生際悪く突貫するキョムガンの砲火に晒され危地に立たされるアークグレンだが、「諦めるな、ロシウ!俺達はいつもギリギリで踏ん張ってきた!ダイグレンを奪った時も・・・!テッペリンを落とした時も・・・!ギリギリで粘って勝利を勝ち取ったんだ!」と叱咤するシモン。
・「確かにあなたはそうだった・・・!」と苦吟するロシウに、「ほらほら、弱音吐かない」と混ぜっ返すリーロン、「忘れたの?アークグレンもガンメンだって事よ」と涼しい顔で指摘し、「わかった、リーロン!」と応じたシモンが「そうだ!いつだって勝ち取ってきたんだ!やってやるよ!何度だってなぁぁぁっ!!」と怒号、「まったく・・・貴様といると飽きないな!」とヴィラルが苦笑し、「うおおおおっ!行くぞ、アークグレン!!」と割って入るやアークグレンと無理矢理合体して新必殺技バーストスピニングパンチ炸裂、キョムガン瞬殺。
・しつこく復活するクウムガンとキョムガンが合体してクウキョムガンとなり、戦闘再開。
・2PP、装甲ダウンあてたクウキョムガンを集中攻撃して撃破、戦闘終了。
・後は陰月をどうにかするのみ、と気炎を上げるZEXISに、「月に・・・月に行け。あれは我が・・・」と呻くロージェノム。螺旋王の古い記憶を思い出していると察したロシウとダヤッカ達、陰月に行くようシモンに指示。
・「そうはいきませんよ」と立ちはだかるアイム・ライアード、「ここがお前の言う最も力の発揮できる場か?」と問う万丈には「いいえ。そのためには、ここにはいないあの方の存在が不可欠です」と韜晦しつつ、「スパイラルネメシスを起こさないためにもここで地球には滅びてもらいましょう」と言い放ち、「フフ・・・世界に混乱を招くために開けたアビスが、ここまでの自体を招くのは私にとっても想定外でしたよ」とほくそ笑む。
・「アイム、お前は二つの世界が結ばれる事で人類殲滅システムが発動するのを知っていたのか!?」と問い詰めるクロウ、どの道ここで叩き潰すと啖呵を切る。そこへ「鍵を持つ者よ。手を貸してやろう」とゲシュタルトのメタールが割り込み、「だが、あの星は・・・地球は我等のものとする」と宣言、お前達を死の世界へ送ってやると言い放って哄笑。
・その頃、地上では真ドラゴンと號に反応が・・・

●第54話:絶望の世界
・異空間にZEXISを引きずり込んだゲシュタルト、アイムには逃げられたと苦笑しつつ、お前達と地球を助けてやったと言い放ち、共に引込んだ超巨大ガンメンを指差す。「あれこそ堕ちてくる月の本来の姿だ」と明かすロージェノムに一同驚愕。
・「暗黒の王よ。こうまでしてあの星を手に入れたいのですね?」と問いかけるニア、「あなた達ほどの者でも無駄な足掻きをするのですね」とコメント。「無駄・・・?いつまでも状況が変わらぬと思ったら、大間違いだぞ。事実、太極の欠片は集まりつつある」と反論するゲシュタルトに、「いいでしょう、暗黒の王。ですが、あなたの用意したこの空間で螺旋の男は死を迎えます。螺旋の男だけではありません。進化への萌芽を有するもの全てをここで殲滅します。あの星の人類を殲滅するのは、その後です」と宣言するニア。
・「メッセンジャー風情が大層な口を利いてくれる」と苛立つゲシュタルトだが、「我が手の平の上でアンチスパイラルと互いに潰し合うがいい!」と言い放って自身は撤退。
・「あなた達の相手はこのカテドラル・ラゼンガンです」と告げるニア、ゲシュタルトの置き土産のゼラバイア、ギシン星メカに「さすがは暗黒の王・・・。この空間では圧倒的な力を持っていますね」と感心、「ここは絶望の世界・・・」「死、老い、孤独、不安、恐怖、痛み、悲しみ・・・。今、あなた達がイメージしている闇がそのまま形を成した場所・・・」と明かし、「私はここであなた達に最後の絶望を与えます」と宣告。
・(この空間にいるだけで身体が消耗していく・・・)と秘かに苦吟するタケルだが、力を振り絞って前半戦開始。
・2PP雑魚殲滅後、カテドラル・ラゼンガンに集中攻撃、HP6割でイベント発生。諦めるなと叱咤するシモンに、「やはり、あなたは本能的に進化というものをわかっているのですね」「あなたは螺旋生命体そのものです。その進化は危険です。あなた方が獣の道に・・・そう、あなた方がインベーダーと呼ぶあの飢える破壊魔と同じ道を歩んだのなら・・・スパイラルネメシスは回避できたのに・・・」と嘆くニア、「我々がその存在を許さぬのは果てしない高みを目指し、禁忌の領域にまで踏み込む螺旋生命体です」と明かす。
・ふと「・・・!」と息を呑む竜馬、「残念だったな。お前の言う絶望の世界を切り裂いて奴等が来るぜ。お前の大嫌いな進化と次元の力を手にした奴等がな!」と不敵に笑う。そして北に、甦った號達の真ドラゴンが登場、「俺は渓を・・・そして、この世界を守る。この真ゲッタードラゴンで!」と宣言する號。トライア博士のZONEブレイカーで救出されたセツコとランド&メールも同行して参戦。
・「ゲッター線によって進化した者・・・。そして、鍵を持つ者・・・この絶望の世界に踏み込んできたのですね」と眉をひそめるニアに、力を合わせて戦闘再開。
・2PP、精神コマンドかけまくってからカテドラル・ラゼンガン撃破してイベント発生、SRポイントget。
・しぶとく復活するカテドラル・ラゼンガンは北に後退。東にゲシュタルトが現れて「あれを止めるとはな・・・。まずはさすがと言っておこう」と上から目線で宣い、「出てくる度に俺達にやられてるくせにその自信はどこから出てきやがる!」と罵るエイジに、「ハハハハハ!我は不滅!我は不死身!暗黒の力ある限り、我が生命は無限だ!」と哄笑。
・「ゲシュタルトのメタール!いや違う・・・!正体を現せ、ズール!!」と看破したタケルに、「お前達が戦ってきたゲシュタルトはワシを構成する一部に過ぎない。ワシは不死身なのだ!暗黒の力を操り、この宇宙に君臨する!」と宣言し、ズールとムゲこそ暗黒の力の黒幕と悟ったZEXIS。
・続けて西にムゲが出現、「この空間では死は無意味だ」と告げ、ズールも「そう・・・ここは死の領域だ」「この空間に集っている恨みや憎しみに凝り固まった亡者達は我がエネルギーとなるのだ!」と明かす。
・亡者達をけしかけられて生命を吸われ動けないZEXIS、(俺の声が・・・出ねえ!)とバサラも愕然。「お前達の持つ生命の力だろうとこれには抗えまい!」と勝ち誇るズール、地球は黒の英知の継承者が持つに相応しいと告げる。
・更に「鍵を持つ者達よ・・・」「どうやら、お前達は黒の英知を引き出す程には因子に目覚めていないようだな」とセツコ達スフィア・リアクターに呼びかけるズール&ムゲ、「我々の真の目的は全ての事象を司る源理の力・・・オリジン・ローを手に入れる事だ」と明かす。
・それならスフィアを狙えばいいと言い返すクロウに、「お前達の持つ12の鍵も、インサラウムのZONEやDエクストラクターも次元力を生み出すものではない。正確にはオリジン・ローを引き出すシステムだ」と答えるズール&ムゲ、森羅万象に内在するオリジン・ローの最大の塊は銀河の星々と告げ、「星の瞬きはオリジン・ローの輝き・・・。それは恒星の内に秘められた破壊と再生の力なのだ」と明かし、ビッグバンもブラックホール誕生もオリジン・ローの発現と説いて、「地球に満ちるオリジン・ローは我等こそが使うに相応しいのだ」と宣言。
・恒星に宿るという次元力が何故地球に?と疑問を抱くZEXISだが、知る必要はないとズールは回答拒否、動く事も出来まいと勝ち誇り、タケルの生命も燃え尽きると宣告。
・そこへ「そうはさせない!」と割込んだマーグ、「諦めるな、マーズ!そして、地球の戦士達よ!」と叱咤、生命を失った故この次元に身を潜め、マーズを守るためロゼの身体を借りて現実世界に力を送っていたと明かす。
・「ズールよ!この死の領域には、お前達の野望の犠牲になった人々の魂も集まっている!さあ、死せる仲間達よ!マーズと戦士達を守れ!!我々の魂を浄化させ、永遠の時間を授かる聖地となり、よみがえりの生命をマーズに与えよ!」とマーグが呼びかけ、ZEXISの面々は完全復活、バサラの声も復活。更に「お前は俺の分まで生きろ!お前の生命は俺の生命だ!マーズ!俺の愛する弟よ!俺の全ての力をお前に託す!!」とマーグが呼びかけ、溢れた生命の力により遂にデビルリング破壊。「俺は生きる・・・!俺を愛してくれる人と、俺の愛する全ての人のために戦う!」と宣言するタケル。悲しき魂達の解放をタケルに頼んでマーグは姿を消す。
・逆上したズール&ムゲがそれぞれ配下を召喚して戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、撹乱、分析、脱力総動員してから、まずズールに集中攻撃してタケルで撃破、イベント発生。しつこく復活するズールに対し一歩も退かないタケルだが、精神攻撃受けて苦悶。必死で励ますロゼが「愛してる・・・!愛してるわ、マーズ!」と大告白、「俺は・・・負けない・・・。俺を愛してくれる人達と・・・俺が愛する人達がいる限り!」と気炎を上げて立ち直るタケルが光に包まれ暗黒の力を退けて、スーパーファイナルゴッドマーズ炸裂。「ワ、ワシは死なん!銀河に満ちる暗黒と一つになってワシは復活する!そして、お前達は必ず後悔する!お、お前達では奴等にはぁぁぁぁぁっ!!」とか陳腐な捨て台詞残してズール爆死。
・3PP、同じく分析、脱力かけて装甲ダウンさせたムゲに集中攻撃、ダンクーガで撃破して前半戦終了。「奴が何度よみがえってこようとも俺達が叩き潰してやるぜ!」と忍が宣言。
・「黒の英知の継承者であろうとスパイラルネメシスに抗う術はありません。そして、その力を打ち破ったあなた達も」「やはり、あなた達は最優先で殲滅する必要があります」と告げるニア。
・「こうなれば仕方ない。カテドラル・ラゼンガンの電脳中枢に強制侵入を試みる」と言い出したロージェノム、思わぬ復活に驚くヴィラルとシモンに「これもなかなか面白い体験だ」と言いつつ、「あれの中枢に螺旋力の源を差し込め。そうすれば、制御可能になる」と分析結果を告げる。
・カテドラル・ラゼンガンに突入したシモン達の前に、黒いグレンラガンが出現、「お前達の作法にのっとって言えば、アンチ・グレンラガンと呼べよう」とアンチスパイラルが語りかけてきて、「アンチスパイラルはあなた達に絶対的絶望を与えるために次元を越えて、ここにいます」とニアが補足。
・「敵の総大将が来たのなら好都合だ!奴を倒して、ニアを救い出し、この巨大ガンメンを止める!それを全部やるぞ!!」とシモンが吠えて、後半戦開始。
・シモンがアンチ・グレンラガンと戦闘時セリフイベント。スパイラルネメシスを引き起こす螺旋の男と仲間達を見逃すわけにはいかないと告げるアンチスパイラル、「俺の生命は俺のもので、ニアの生命はニアのもので、みんなの生命はみんなのものだ!それを勝手な理屈で奪おうとするお前は俺の敵だ!!お前の力がどれだけ強大だろうと俺はこのドリルで必ず突き抜けてみせる!」と啖呵を切るシモンに、「愚かな・・・自らの存在が銀河全てを滅ぼすとも知らずに・・」と慨嘆。
・1PP雑魚殲滅後、撹乱、分析かけたアンチ・グレンラガン集中攻撃して撃破、後半戦終了。
・「お前達はここで私を倒して、希望を手に入れたつもりなのだろう・・・だが、それはさらなる絶望の扉を明けたに過ぎないのだ」と告げるアンチスパイラルに、それがどうしたと言い返すシモン、「お前が言うようにまた絶望がやってくるなら、その絶望をぶち抜く!その次が来たら、そいつもぶち抜く!俺のドリルは天を突くドリルだ!そして、いつか全ての絶望を突きぬけ、天辺までたどりついてやる!」と咆哮。
・「いいだろう・・・。螺旋の男よ・・・いつの日か、また会おう。それまでかりそめの平穏を楽しむがいい。・・・もっとも、既に絶望はお前達の背後まで忍び寄っているがな・・・」と言い置いてアンチスパイラルは爆発。
・脱出したニアの様子は変わらず、「人類を守るためなら、どんな相手でも撃ち倒す!それが俺の成すべき事だ!そうだ!たとえそれがニアだろうと!うおおおおおっ!!」と絶叫して突っ込むシモンだが、ニアの直前で躊躇い停止。
・「口ではそう言いながらも、あなたはそれ以上、進む事は出来ない。それがあなたの限界・・・私を殺すのにためらいを感じる。その迷いを人間は愛という言葉で誤摩化す。だが、その迷いが人類を滅ぼす」「無駄な足掻きもここまでだ」と宣告するニア。
・「いや、違う・・・。迷っているのはお前だよ、ニア」と告げるシモン、いつでも殺せると無表情に凄むニアに、「だったら・・・!だったら何故、お前は俺の送った指輪をしてる!?」「それがお前の意志だ。過去を捨て去らないというお前の意志だ!」と指摘。
・「そうか・・・今やっとわかった。ここでお前を殺す事・・・。それが絶対的絶望のための最大の罠だったんだ」と気づいたシモン、本当のニアは無表情な仮面の下で助けを求めていたと述懐、「ごめんな、お前の悲鳴に気付かなくって・・・。お前はずっと戦っていたんだな・・・」と告げる。「違う・・・!私は・・・!」と抗弁するニアだが、「お前の明日はこの手でつかんでやる!だから!そこをどいてくれ!」「頼む、ニアァァァァッ!!」とシモンが気迫で押し切って中枢に突入、元に戻ったニアと互いを呼び合う。
・ZEXISは無事通常空間に復帰し、カテドラル・ラゼンガンが次元の狭間で眠りにつくのに応じて、生体コンピュータ・ロージェノムも最低限の機能以外は自ら凍結。
・本当に何とかしたと苦笑するヴィラルに、「それが俺達の・・・大グレン団とZEXISのやり方だ」と微笑むシモン。「結局、あなたには敵わないな・・・」と苦く呟くロシウ。
・そこへS.M.S.のオズマ・リー少佐とルカ・アンジェローニ准尉が駆けつけ、「ZEXIS、応答願う!緊急事態だ!」と呼びかけ、フロンティア船団が独自にバジュラ討伐に動いたと明かす。
・改良されたZONEブレイカーは高レベルの次元力放出で主観的にZONE無効化、同時にZONE制御システムにブランクを作る事でバランスを崩して機能を強制停止させるとの事で、セツコとランド達は無事救出されたとか。ちなみにランドが預かってきたトライア博士からの手紙は、残借金額145万Gの督促状で、流石のエスターやマルグリットも増え続ける借金に呆れてドン引き。(^^;
・アークグレンは避難民とカミナシティへ戻る事に。グレンラガンはどこにいてもアークグレンを呼び出して合体技がつかえるだろうと受け合うリーロン。
・「お前は俺達の国の総司令官として立派に役目を果たしたさ」と笑顔で労うシモンに、かつてアダイ村で誰かを犠牲にして生きたのと同様、たくさんの生命を犠牲にしようとしたと自らの罪を裁くと思い詰めるロシウ。「ロシウ・・・歯ぁ食いしばれぇぇぇぇぇぇっ!!」といきなり鉄拳制裁するシモン、「目が覚めたか、ロシウ」「俺も昔、こうやって殴られた。・・・人はみんな間違いを犯す。当たり前だ・・・でもな、間違ったら誰かにぶん殴られりゃいいんだ。自分で自分を罰する必要なんかないんだ」と諭し、「その時はやり直せない間違いだと思うかも知れない。それでも足掻いて足掻いてジタバタすれば、少し前に進んでる。思いっきり殴られて、お前が信じるお前を信じろ・・・。そう言われた」と微笑む。

●第55話:アナタノオト
・ランカを拘束し、リボンズから借りたヴェーダも利用してバジュラネットワークの量子プロトコル解析に利用するグレイス、92.3%まで解析が進んだ事にご満悦で、「ムゲ帝王に感謝しなくてはいけないわね。彼のおかげでランカ・リーの使い方がわかったのだから。バジュラ同士の通信を傍受してもどうしても解析できなかったプロトコルが・・・一度、人の意識を介するだけでこんなに簡単に解析可能になるなんてね」とほくそ笑み、意識のないランカの前で、「ランシェ、ドクター・マオ・・・。もうすぐよ。お前達の娘と孫が互いを傷つけ、殺し合いを始める・・・!そして、その時こそ私の正しさが証明される・・・。人類はプロトカルチャーを超えるのよ!」と冷笑。
・勝手にランカ・リーを連れてバジュラの巣に向かった事を咎められたブレラは、強制コードで自我を奪われ操り人形と化し、目の前で虐げられるランカにも無反応。
・「さあ行きましょう、リトルクィーン。バジュラの真の女王が降り立った星・・・私達の宝島に。そこで私達は深淵への扉を開くのよ」と嗤笑するグレイス。
・マクロス・クォーターでは合流したルカがアルト達にフロンティア船団の状況を報告。バジュラの体液から感染して脳を侵す不治の死病V型感染症にシェリルが罹患しており、症状の進行に伴って歌声から微弱なフォールド波が検知されるようになったため、レオン・三島補佐官はランカの代わりにシェリルの歌声でバジュラの指揮系統撹乱を画策。
・バサラの歌の力については由来不明、ランカやシェリルと全く別種のフォールド波が検出されているとか。「へえ・・・」と気のないバサラ、「俺の歌は俺の歌だ。フォールド波があろうが、なかろうが、バジュラのハートを動かしてやるぜ!」と断言、バジュラに動くハートなんてないと言い返すミレーヌに「勝手に決めつけんじゃねえよ!」と怒る。
・ミレーヌの言う通りと肯定したルカ、フロンティア船団の研究で脳を持たないバジュラが何故生物として成立しているか判明したと説明。バジュラの腸内細菌がフォールド波を放ってネットワークを構成し、群れ全体の中で各個体がシナプスのように機能、群れあるいは種族全体が一個の生物のように振る舞うため、個体や自己の概念は存在しないとのこと。
・一方、ランカの歌がバジュラに通じた事から、三島補佐官はランカを人類の裏切り者と断定、人類を滅ぼす尖兵になると危険視。バジュラに襲われた第117次調査船団の生き残りであるランカは、母胎内でV型感染症に感染、例外的に脳を冒されず細菌が腸内に生着したとか。
・バジュラは真の女王のしたで破界事変からの戦闘経験をフィードバックして更に強大化しつつあると警告するオズマ少佐、「おそらく、このアタックがバジュラ殲滅の最初で最後のチャンスになるだろう」と告げる。「あんたもランカが俺達の敵になったと思っているのか!?」と食ってかかるアルトに、「わからん」といなすオズマ少佐、「相変わらず融通の利かん奴だな。スカル小隊の隊長は務まっても、男としては、まだまだのようだ」と苦笑し、「アルト・・・。お前の翼は何のためにあるのか、よく考えてみろ」と諭す。
・キれて立ち去るアルトを「いいさ。伝えるべき事は伝えた」と見送るオズマ少佐に、「あんた・・・」「熱いな」とバサラが賞賛、「その言葉で、裏方に徹してきた苦労も全て消し飛んだ。聴かせてくれよ、熱気バサラ。全てを吹っ飛ばす熱いサウンドを」と微笑。
・特別任務の報告書をジェフリー艦長に提示したオズマ少佐、「三島補佐官は自らの地位の確立のために船団を危険に晒していると思われます」と糾弾、「船団の敵・・・いや、人類の敵バジュラを殲滅した英雄の名が欲しいか・・・だが、見通しが甘いな。所詮は現場を知らない人間か」と苦く呟くジェフリー艦長に、「恐らくはグレイス・オコナーの意図で動かされた結果でしょう」と告げ、「あの女は第117調査船団の生き残りであり、そこでバジュラの研究をしていた」「事態の裏には、あの女がいる。今回の性急なバジュラ殲滅作戦も、リモネシアでのカラミティ・バースも」と明かす。王留美の報告でフロンティア船団内にイノベイターの協力者がいると思い当たったスメラギさん。
・ランカの裏切り疑惑に戸惑うZEXISの面々だが、「心を繋げるのに特別な事なんて必要ねえよ。歌を感じるハートがあるならな」と全くいつも通りのバサラ、バジュラにハートなんかないと言い張るミレーヌに「脳がなければ、ハートがないのか?」と真顔で問い返し、「敵だ、味方だなんて関係ねえぜ!要はハートの問題だ!」と断言。「わかるよ、バサラ!」とトライアングルを鳴らすエスターが同調、ドラムを叩くビヒーダと無言で通じ合う。(^^;
・一方、鬱屈するアルトに斗牙が「アルトもタケルとロゼを見習って、ちゃんと愛を見せなきゃね」と薫陶、命懸けで歌うシェリルを励ますようグランナイツの面々に勧められ、「そろそろ答えを出すべきなんじゃないか?シェリルか、ランカか・・・」とエイジが問いかける。
・「・・・確かに俺は今まで逃げてたのかも知れない」と自省するアルト、「でも、それも終わりだ」「みんな、この世界で生きている・・・。生き続けたいと願っている。だから、ランカがバジュラの道具にされるなら・・・あいつの歌が俺達を滅ぼそうとするなら・・・俺は・・・ランカを殺す・・・」と宣言。「それが・・・お前の愛か・・・」と顔を曇らせるタケル。
・「ま・・・肩の力を抜けよ」と割込むクロウとロックオン、「ほれた女なんだろ?だったら、軽々しく殺すなんて言うんじゃねえよ。シモンのガッツを少しは見習いな」と諌め、力み過ぎず本当に自分がやりたい事を見極めろと助言。
・「俺も前に嫌な奴に言われたよ。本当は自分自身なんて・・・やりたい事なんて持ってないんじゃないか・・・ってな」と明かすクロウ、「お前が役者だったってのは聞いてる。だから、お前はその時々で周囲に望まれた役を演じてるんじゃねえか?」と指摘、「違う・・・!」と反発するアルトに「だったら、いいさ。余計な事を言って悪かった」と詫びつつ、ロックオンが「だが、俺達にはお前が無理しているようにしか見えないのさ」とフォロー、「決めるのは、お前自身だ。一人でやれるって突っ張ってきたんなら、やってみせろよ。頑張んな、『女形』の大将」と揶揄うクロウ。
・「うるせえ!」と微笑むアルト、シェリルに託されたピアスを見つめて(俺は・・・。俺の本当にやりたい事は・・・)と黙考。
・バトルフロンティア特設ステージに佇むシェリル、「テンションは上がってる・・・。やれるわ」と告げ、三島補佐官のおべんちゃらには一顧だにせず。同行してくれたマリナに礼を言うシェリル、「私・・・どん底まで落ちて、やっとわかったような気がします。自分が、どれだけ歌と、その歌を聴いてくれる人達を愛していたかを」「今あるのは音楽と・・・そして、私だけです」と告げ、(心残りがないと言えば、嘘になる・・・。でも今は他の事は考えない。このステージに全てを懸ける・・・。燃え尽きてもいい・・・。だから・・・)と独白。
・「あたしの歌を聴けぇぇぇぇぇっ!!」と"射手座 午後九時 Don't be late"でステージ開幕するシェリル。便乗して演説する三島補佐官、新天地を目指す旅を続けるためバジュラ女王を倒すと宣言、「銀河の妖精シェリル・ノームの歌声が我等を勝利へ導くのです!これは聖戦なのです!人類の・・・フロンティア船団の未来のための!」と檄を飛ばす。
・シェリルの歌のためか連携行動がとれないバジュラに攻撃開始する統合軍。そこへZEXISも駆けつけて、(イヤリングを通して、シェリルの歌が・・・想いが伝わってくる)と独白するアルト。
・(アルト・・・。聴いてる、あたしの最後のステージを?あなたが来てくれたなら、あたしは最後まで歌い続けられる。あなたが勇気をくれるから)(行って、アルト・・・)と想いを込めて歌うシェリル。アルトも(人は一人じゃ飛べない・・・。飛んじゃいけない・・・それを教えてくれたお前達のために俺は飛ぶ・・・!)と独白。
・そこへ突然、バジュラの巣から巨大なランカの姿が出現してアイモを歌い始め、フォールドウェーブでバジュラ活性化。(見えるでしょ、ランカさん?この星を侵そうとする者達が攻めて来ているわ)と指示するグレイスに、意識朦朧としたランカは(あれが・・・敵・・・)と反応、操られているブレラも(そうだ。さあ、ランカ・・・守るんだ、バジュラ達を。それがお前の償い・・・。母さんもきっとそれを望んでいる)と後押し。
・巨大ランカの指揮するバジュラの総攻撃に、統合軍は瞬時に壊滅。(これがあの子の本当の力・・・!)と歯嚙みするシェリル。一方、(フフ・・・素敵よ、リトルクィーン。その間に私は扉を開ける・・・さあ、お前達の鍵は私の手の中・・・。もう女王の座は私のものなのよ・・・!)と独りほくそ笑むグレイス。
・ランカが敵!?と動揺するZEXISだが、「違う!!」「ランカは自分の歌を戦いに使われるのを苦しんでいた!あれはランカじゃない!あのまやかしを撃てっ!!」と断言するアルト。
・指揮権がどうこう言い掛かりつける三島補佐官に「素人は引っ込んでいろ!」と一喝するジェフリー艦長、統合軍を後退させ、ランカ像への攻撃を指示。
・「お前等!俺の歌を聴けぇぇぇぇぇっ!!」とバサラも"突撃ラブハート"で乱入、大ファンのオズマ少佐が狂乱し、「これで火が点かなきゃ男じゃない!」と気炎を上げる。
・「行くぜ、バジュラ!俺の歌を聴けっ!!」と叫ぶバサラに、オズマ少佐が「全機!突撃ラブハート!!」と号令して戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅後、巨大ランカを削っておき、アルトで撃破してイベント発生、SRポイントget。
・巨大ランカが消えた後に姿を現したのはギャラクシー船団旗艦バトルギャラクシー。「グレイス・オコナーはギャラクシー船団の人間・・・事態の裏にはギャラクシー船団が関与していたのか・・・!」と驚くジェフリー艦長。
・北に移動したバトルギャラクシーは、VF-27部隊の他、使用が禁止されている無人機ゴーストV9まで出撃させ、「ギャラクシーは既に統合政府の管理下からも外れているという事か」と唸るジェフリー艦長。更にブレラのルシファーも出てきて「お前にランカは渡さない」「バジュラと共に戦うのは俺とランカの使命だ」とアルトに告げる。その機械的な口調から、精神制御を受けているとシリウスが推察、「あの人はギャラクシーのインプラント技術によるサイボーグ兵だと思われます。」とルカが補足。
・「聞いてくれ、シェリル!今度こそランカを助け出す・・・!だから、お前の力を貸してくれ!お前の歌で、あいつの目を覚ましてやってくれ!」と呼びかけるアルトに応え、「アルト・・・行くわよ、みんな!」と"ノーザンクロス"を熱唱するシェリル。ジェフリー艦長がアルトの援護を命じ、ランカを救出すべく戦闘再開。
・2PP、瀕死まで削ったブレラをアルトで撃墜。「そこまでだ、ブレラ!ランカは俺の翼だ!!」と宣言するアルトに、「うおおおっ!!」と吠えてブレラ撤退。
・2PPバトルギャラクシー撃沈してイベント発生。「今だ、ボビー大尉!!」と勝機を見いだしたジェフリー艦長が号令、突貫したマクロスクォーターのマクロスアタック炸裂!
・動きを止めたバトルギャラクシーに、「行け、アルト!!」とオズマ少佐に後押しされたアルトが突貫、(あのまやかしと戦っていた時、お前の声が聞こえた・・・。お前の心の叫びが・・・助けて、と)と独白、「ランカ、聞こえるか!俺の声が、シェリルの歌が!目を覚ませ、ランカ!お前の歌を・・・本当の歌を取り戻すんだ!」とよびかけながら突入。
・バジュラの女王と融合を果たしたグレイス、「ああ・・・感じる、感じるわ・・・これが星座、これが銀河・・・!」「最早リトルクィーンなど不要だ!」「僕等は・・・!」「全てを手に入れたのよ!」と陶然。
・バジュラの巣から出てきたグレイス、「聞くがいい、虫ケラ共!我は今、全宇宙を手に入れた!」と宣告、「プロトカルチャーすら、その力を恐れ、憧れ、ついには神格化して、その姿を模した超時空生命体バジュラの力によって!この力があれば、次元を超える事さえ自在となる!」と勝ち誇る。
・かつてフォールドクォーツとインプラント技術による超時空ネットワークを研究していたグレイス、フォールドクォーツをインプラントのコアとすることで次元さえ超える銀河規模の超並列思考ネットワークをリアルタイムで構築可能、全人類の思考を統一して完全な平和を迎えられると主張。
・「本当にそうでしょうか?」「僕が疑問に思うのはあなたの言う平和の意味です」と指摘するルカ、結局は中央の一点が他に対する完全な上位存在となり全ての思考を支配するだけと反論。バジュラの武力で全人類にインプラント化を強制して支配する意図だと看破するジェフリー艦長。
・「思考の統一化は高次の生命体へ至るために必要な儀式であるのだから。お前達も知っていよう。ワイズマンを、ズールを、そして、アーカーシャの剣を。人類の意志、思考を一つに集約するのは進化の必然なのだ。それを私がバジュラの力を使い、成し遂げるのだ!」と言い放つグレイス、色の異なるバジュラを召喚した上、インベーダーまでグレイスに従うかのように出現し、「本来なら、あの破壊魔はバジュラにとっても仇敵とも言える存在・・・だが、奴等も認めたのだろう!バジュラが新たな時代を迎えた事を!」と勝ち誇る。
・女王出現の際のフォールドウェーブでダメージを受けたバトルフロンティアは沈黙、シェリルの状況は不明。
・「無駄だ、熱気バサラ!お前の歌でもクィーンとダイレクトに接続した我等の支配を破る事は出来んぞ!」と威圧するグレイス、「お前の存在には随分と手間を取らせてもらったぞ。その礼をしてやるぜ」と言い放ち、その背後に複数の人間の思考と意識を感知するカミーユとアムロが驚きつつ戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、バジュラクィーンHP7割切ってイベント発生。瞬く間に再生するバジュラクィーンに驚くZEXISの面々。「諦めるがいい、ZEXIS。異能者も、暗黒の王も、アンチスパイラルさえも倒したお前達でも我等には勝てない!」と勝ち誇るグレイス。・・・顔にいろいろ刺さって超グロい・・・orz
・「うおおおおおっ!!」と雄叫びを上げるバサラ、「みんな!俺の歌を聴けぇぇぇぇぇっ!!」と咆哮して"DynamiteExplosion"熱唱。「バサラさん・・・。あなたは・・・」と呆れ・・・じゃなくて感じ入るラクス様。(^^;
・「歌え、ZEXIS!生きてるんなら力の限りに!!」と叱咤するバサラに、「そう・・・。それこそが生命の力・・・」と真顔で呟くアポロ。
・バトルフロンティア特設ステージで倒れたシェリル、(どこかで歌が聴こえる・・・これって・・・ファイアーボンバー・・・)と独白。
・「アルト!俺の歌を聴け!!お前の翼はそんなもんかよ!!」と呼びかけるバサラに、「待たせたな、みんな!ランカは救出した!」とアルトがバトルギャラクシーからランカを伴って生還。
・「生きていたのね、リトルクィーン。でも、あなたはもう不要なの」と攻撃するグレイスにパックをやられて焦るアルト。そこへブレラのルシファーが割込んで牽制、「被弾したおかげでやっと奴等の支配から逃れられた。感謝するぞ、ZEXIS」と告げる。「飼い犬が主人に歯向かうか!」と憤るグレイス。・・・だから気持ち悪いっテバ。orz
・機を逃さずアムロが刹那に最大出力でトランザムを指示、「奴に教えてやるんだ!人の意志が一つになる事の本当の形を!」と呼びかけ、刹那がトランザム発動。
・つながった意識の中でランカ、アルトと邂逅するシェリル、「やめて、私の仕事は終わった・・・。何も残ってないのよ、何も・・・」と力なく呟く。「バカッ!」といきなり平手打ちするランカ、「思い出して!シェリルさんが・・・シェリルさんがいたから、私は飛べたの!シェリルさんが力をくれたから、アルト君も飛べたの!だから・・・」と涙ながらに呼びかけるランカ。
・「俺もランカも諦めてないぜ。だから・・・だから、来いよ、シェリル!」とアルトが微笑みかけ、「お前が!お前達が俺の翼だ!」と宣言し、「ランカちゃん・・・!アルト!」と微笑み返すシェリル。
・バサラの"TryAgain"が響き渡り、「バサラの歌が・・・あいつのハートが伝わってくる」と微笑むアルトに、バジュラやみんなの想いも伝わってくると答えるランカ。ブレラの意識もつながり、「記憶のないサイボーグにとって命令は絶対・・・。それを遂行する事が存在意義だった。だが、お前の歌を聴いた時、俺の中に何かが溢れた。戦闘マシンであるはずの俺に」と告げ、「さあ歌うんだ、ランカ。悲しみも、怒りも、喜びも、想いの全てを歌に乗せて・・・!」と激励。
・サラとゲイナー、ガロードとティファ、フィアナとキリコが想いを交わして微笑み合い、「ダブルオーライザーが・・・GN粒子がZEXISの意志をつないだのか・・・」と驚く刹那、「これがイオリア計画の・・・」と納得するティエリア。
・更にバジュラを召喚してけしかえるグレイスだが、「駄目っ!目を覚まして、みんな!」とランカが呼びかける。そこへ「アイモを歌うんだ!」と呼びかけるシモン、「ロージェノムに聞いた!あの歌はバジュラの心をつなぐ歌なんだ!」「アイモは、バジュラが他の群れと出会った時に相手に呼びかける恋の歌なんだ!」と説明。
・「みんな!私と一緒に歌って!」とランカが呼びかけ、「バックは任せな!」とバサラ達がサポートして"アイモ"を歌うランカとZEXIS。するとバジュラがグレイスの支配を逃れて離れ、周辺エリアでインベーダーと交戦、イマージュも現れてバジュラと共闘。一方「うおおおっ!バサラのギターでランカの歌が!」と感涙にむせぶオズマ少佐、バサラに促されて「歌う!歌うぞ!力の限り!!」と熱狂。f(^.^;
・「馬鹿な!こんな馬鹿な・・・!」と焦るグレイスに、「お前にはわからないだろうな」と呼びかけるアムロ、「人の意志を強制的に統合するのは人という存在を画一化するだけだ。そんな事は無意味だ。こうして互いをわかり合おうとしたとき、人は本当の意味で次の段階に進めるはずだ」と諭す。(そうだよ、ルルーシュ。人の心を恐怖で支配しても無駄なんだよ)と想いを馳せるカレン。
・その隙に被弾した機体でマクロスクォーターへ帰還したアルトに、「最新鋭機のYF-29の使用を許可する。今の准尉なら使いこなせるはずだ」とジェフリー艦長が指示。シェリルとランカが声を合わせて"ライオン"を熱唱する中、「思わざれば花なり、思えば花ならざりき。ただ感じるままに・・・俺は飛ぶ!」とアルトがYF-29デュランダルで出撃!
・フロンティア船団から見ていたアルトの父・嵐蔵、「あの機体は・・・」と気づき、「はい、アルトさんです」とうなづく弟子の矢三郎に、「いい舞だ」と野太く微笑。クロウも「一皮むけたな、あいつ」と微笑み、ランドが「そういう言葉を吐けるようになったら・・・」、ゲインが「お前も貧乏クジ同盟を卒業して俺達の仲間入りだ」と笑うものの、「よしてくれ、旦那衆。俺はまだまだこっち側の人間だ」と抵抗するクロウ。(^^;
・真の敵はバジュラではなく、バジュラの女王を乗っ取ったグレイスとギャラクシーこそが真の敵とジェフリー艦長が呼びかけ、「己が翼に誇りを持つ者よ!我と共に進め!」と檄を飛ばす。歌のおかげで力がみなぎると気炎を上げるZEXISの面々に、桂が「銀河の妖精と超時空シンデレラと伝説のロックスターのコラボだものな!」と微笑。
・ブレラがクィーンの頭を狙うよう指示し、「バジュラの心は、頭ではなく腹にある!」と説明、ランカも「バジュラはお腹で歌うんだよ!」とフォロー。
・更にルカが「シモン、ヨハネ、ペテロ!今、君達のくびきを解き放つ!かつてマクロスシティを恐怖に陥れたその力を!ユダシステム、リリース!」と封印解放。
・シェリル(あたし達の歌が・・・!)、ランカ(一つになって広がっていく!)、シェリル(アルト・・・みんな・・・!)、ランカ(私達の想いを連れて行って!)と想いを交わす中、「シェリル、ランカ!俺も飛ぶ!お前達を守るために!」とアルトも応じ、「グレイス!お前を止めて、全てを終わらせる!」と吠えて、戦闘再開。
・アルトがグレイスと戦闘時セリフイベント。「シェリルもランカもあんたを信じて共に歌ってきたのに!あいつ等の夢の翼を奪おうとしたお前を俺は許さない!」と糾弾するアルトに、「夢の・・・翼・・・」と戸惑うグレイス、「フ・・・フフ・・・」「私の中の一部は、お前の言葉を理解しているようだ・・・」と寂しげに笑ったものの、「だが、もう止まらない!私は銀河を統べるクィーンになるのだ!」と叫ぶ。「その野望・・・!俺達とあいつ等の歌が止めてみせる!」とアルトが宣言。
・ブレラがグレイスと戦闘時セリフイベント。用済みなので消去してやると意気込むグレイスに、「俺は生きる意味を取り戻した・・・!もうお前の好きにはならん!第117船団の生き残りとして、ランカの兄として、この世界に生きる人間として、お前の野望は止めてみせる!」と啖呵。
・グレイス包囲し、脱力とバサラの歌で気力下げておいて、加減しながら削りつつ、ターン毎に変わるBGMを"DYNAMITE EXPLOSION”、"星間飛行"、"ノーザンクロス"まで聞いてから、エンブレム積んでおいたオズマ少佐でとどめさして戦闘終了。
・BGMが"ライオン"に切り替わり、「何故わからないの!?これが人類進化の究極の姿よ!」と苛立つグレイスに、「何が進化だ!バジュラを犠牲にしているくせに!」と言い返すアルト、ランカになついてたバジュラのあい君に導かれてバジュラクィーンに突貫。ブレラが「お前達につながれていて、よくわかった!どこまで行っても、人は一人だ!」「だけど!」と告げ、アルトが「一人だからこそ!誰かを愛せるんだぁぁぁぁっ!!」と応じつつ痛撃。
・「待ちな」と割って入ったバサラ、情けをかけるかと憤るグレイスに、「そんなんじゃねえよ。だがよ、最期なんだ・・・。せっかくだから、あいつ等の歌を聴いていけよ」「いい歌だろ?」と微笑みかける。「・・・当然じゃな・・・い・・・。わた・・・し・・・が・・・プロデュースした・・・んだから・・・」と微笑むグレイス、そのまま爆死。「あばよ、グレイス・・・」と悼むバサラ。
・グレイスらの支配から逃れたバジュラクィーンはフォールドして撤退。ブレラ曰く、ランカ達の歌を通じて人間が異なる思考様式を持つ生物と認識したバジュラは、同様のフォールド波を発するランカを仲間と認識して守ろうとしたものの、ランカの歌で人類を敵とする認識を改めたのでは、とのこと。
・一方、フロンティア船団アイランド1で逃亡を試みる三島補佐官だが、「そんなに急いでは怪我をするぞ」と不動総司令が立ちはだかり、「そこまでだ、レオン・三島!」と駆けつけたオズマ少佐とキャシーがクーデター首謀およびフォールドクォーツ横流しの証拠を突きつけて糾弾。「お前の力も、船団が銀河へ旅立つ時には必要になるからな」と見逃すものの、おかしな動きを見せたら出るとこに出ると脅し、野心を捨てて船団に尽くすよう約束させる。更にキャシーは平手打ち一発入れて婚約解消を宣言。
・協力した不動総司令、バジュラとの共存という見果てぬ夢を見せてくれた礼と野太く微笑。
・シェリルは不思議な事に体調回復。「どこにも行かないよね?」とランカに引き止められたブレラ、「礼を言うぞ、アルト。だが・・・お前はランカに相応しくない」と告げ、「結局、それかよ・・・!」と怒るアルト。(^^;
・一件落着で和んでいるZEXISに、「見事だよ、刹那・F・セイエイ」と通信してきたリボンズ、「あのグレイスを倒すとはね。少し君達を侮っていたようだ。そのご褒美に君達がずっと探していた物を見せてあげるよ」「そう・・・。君達にヴェーダを見せてあげよう」と冷笑。そして巨大質量がフロンティア船団後方から接近。
・ボーナスアイテム:娘娘名物まぐろマンget。

●第56話:BEYOND
・イノベイター本拠地でリボンズを射殺したはずのリジェネ、平然と姿を現したリボンズに惑乱。「僕の意識はヴェーダと直接つながっている。肉体はただの器に過ぎない」と明かすリボンズ、エルガン・ローディックを目覚めさせる手間を省いてくれたと礼を言いつつ、「僕に歯向かった君には、新たな世界を見せるわけにはいかないな」と告げ、アリー・アル・サーシェスがリジェネを射殺。
・クロノエイチにはたどり着けなかったと認めるリボンズ、世界を治めるのに有用だからとエルガンにその開示を要求、「その前に邪魔者を排除してからだ。彼等は僕にとっても、君にとっても因縁の相手だからね」と冷笑、「ZEXIS・・・」と呟くエルガンに、「大したものだよ。君の選んだ彼等は、ここまで来た。だが、僕の勝利は揺るがない。このソレスタルビーイングがある限り」と勝ち誇る。
・「コロニー型外宇宙航行母艦、ソレスタルビーイング・・・」と呟くエルガンに、「光学迷彩を解除するよ。ヴェーダを取り戻すために彼等は必死になって仕掛けてくるだろう。そして、彼等は知る事になる。僕の持つ圧倒的な力をね」と勝ち誇るリボンズ、「・・・さあ、あなた方も一緒に見物しよう。人類の未来を決める戦いを」とドクターJら脱走していた博士達に呼びかけ、「イオリア・シュヘンベルグ・・・。あなたの計画を継ぐ者が誰なのか、はっきりさせる時が来たよ」と微笑。
・光学迷彩を解除したリボンズ、驚くZEXISに「コロニー型外宇宙航行母艦ソレスタルビーイング。イオリアは2世紀以上前に予見していた・・・道なる異種との遭遇を、来るべき対話を」と告げ、「GNドライヴ、ヴェーダ、イノベイター・・・。そして、この艦こそ人類の希望。人類を滅亡から救う・・・。まさに箱船だよ」と微笑。
・出撃したZEXISにソレスタルビーイングから超長射程の砲撃でダメージ、更にルイスやサーシェスらアロウズ部隊展開するリボンズ、「いずれは簒奪皇帝に預けておいた世界を取り戻さなきゃらならないしね。その後はグレイスのシステムを使って、大衆をコントロールすればいい」と言い放つ。
・「責任を一度は放棄しておいて未だに神を気取るつもりか・・・!」と憤るアムロに、「まだわかってないようだね、アムロ。僕は神を気取っているんじゃない。神なんだよ」と冷笑。
・「あの男は・・・!」と歯嚙みする刹那だが、「行こう、刹那」と静かに応じる沙慈、「あそこにはルイスがいるんだ。僕は僕の戦いを・・・ルイスを取り戻す戦いをするよ」と静かに決意を語り、未来のために戦うと想いを一つにするZEXIS。
・「ミス・スメラギ、指示を」と促すジェフリー艦長、「あなた達、ソレスタルビーイングは今日という日のために敗北から這い上がってきた。今こそ、その想いを力にする時だ」と告げる。「ZEXISの各機へ。これよりプトレマイオス2は敵大型母艦に突撃を敢行します。そして、そこにある量子型演算システム、ヴェーダを奪還し、イノベイターの支配を打倒します」とスメラギさんが宣言、「ついでに見習い隊員に成功ボーナスをくれれば、万事OKだ」とクロウが微笑み、「最後までブレないね、君って」とアレルヤが呆れ顔。
・「行きましょう、みんな・・・。私達が世界を変えた事への償いを・・・そのけじめをつけましょう・・・!」と告げるスメラギさん、「ラストミッション、スタート!」と戦闘開始。
・1PP、分析かけたサーシェスをアクエリオンとヒイロで撃墜。「もっと俺は生きるんだ!生きて、戦って・・・」と世迷い言を吐くサーシェスに、「そしてまた、誰かの幸せや平和を奪うのか!自分の欲望を満たすために!」と刹那が糾弾、「終わりだ、戦争屋!お前は消えろ!!」とロックオンが引導渡し、「くそがぁぁぁぁぁっ!!」と罵って爆死。「仇は討ったぜ、ロックオン。・・・お前は喜ばねえかも知れねえがな」と微笑むクロウに、「だが、それでも俺は・・・俺達は戦うさ。兄さんと同じように世界から疎まれても、とがめを受けようともな」と応じるロックオン、「あばよ、戦争屋。この戦いは潮時だったんだよ。もうすぐお前みたいな奴には居場所のない世界になるんだからな」と宿敵に別れを告げる。
・2PP、レグナントHP17000割ってイベント発生。敵陣形の乱れを突いて、トランザムで一気に敵母艦の艦船用ドックに突入するプトレマイオス2。
・オートマトンの迎撃をしのぎつつ艦内ネットワークにアクセスしてヴェーダの位置を探るスメラギさん達。そこへ隔壁を破って「・・・久しぶりだね、クジョウ」と現れたのは、スメラギさんの旧友ビリー・カタギリ。
・投降を迫るビリー、「君達の存在はイノベイターの創る理想社会の障害となっている」「より優れた存在によって統率されるのは理論的にも正しい選択さ」「皇帝ルルーシュの恐怖政治なんかより、ずっと正しい社会の在り方だ」と言い放ち、「それでは自由が失われるわ!」と反論するスメラギさんに、「完全なる自由はモラルの放棄・・・。その先には滅びしかないよ」「檻の中で守られた方が居心地がいい。それが平和という事だ」と一顧だにせず。
・真の戦争根絶だの理想郷だの受け売りの御託並べつつ、「僕を騙してきただけでは飽き足らず、今度は生命まで奪うというのかい!?」「僕はゼロシステムで全てを知ったんだ!君だけは許せない!僕の心を弄んだ君だけは!」と結局嫉妬にトチ狂ったフラレ男でしかない事を露呈するビリーに、「・・・未来は私達で創り出さないと意味がないわ。過去に犯した過ちを自分達で払拭しなきゃ、本当の未来は訪れない。だから、私は戦う・・・!」と決然と応じるスメラギさん。
・2PP雑魚殲滅後、レグナント撃墜してイベント発生。「お前達は世界を乱す悪だ!お前達さえいなくなれば・・・!」と狂乱してダブルオーライザーに迫るルイスだが、「幸せになれるの!?」と沙慈に応答されて驚愕。
・「戦いで勝ち取る未来なんて本当の未来じゃないよ!君だってバジュラとの戦いを見ていたんだろう!僕達はわかり合う事で未来を築くんだ!そうだろう、ルイス!」と切々と訴える沙慈を、「もうやめて、ルイス!あんたが戦う事なんてないんだよ!」と元学友のカレンもフォロー、「帰ろうよ、アッシュフォード学園に!ルイスは、こんな所にいちゃ駄目だ!」と呼びかける。
・「その未来を奪ったのはソレスタルビーイングだ!戦争を仕掛けたのも!世界を歪めたのも!」と狂奔するルイス。そこへ戻ってきたアンドレイが「離れろ、沙慈とかいう男!」「貴様がいるせいで准尉が!」と言い掛かりをつけ、「僕は・・・!僕はルイスを救うんだ!」と言い返す沙慈だが、狂乱するルイスは絶叫。「このままでは彼女の精神は・・・!」とカミーユが危ぶみ、「またも歴史は繰り返すのか・・・!?」とクワトロ大尉が苦く呟く。
・更にそこへ、「真打登場だよ、ZEXIS」とヒリング&リヴァイヴのイノベイター増援が北側に広く出現し、「気をつけろ!ありゃ、恐らく特攻兵器だ!」と見抜いて警告するクロウとアスランに、「このガガには君達のガンダムの技術・・・トランザムが搭載されている」「ハハハ!かわせるかどうか、やってみなよ!トランザムの体当たりをさ!」「君達は自らの技術で滅びるがいいさ」と嘲笑。
・「イオリア・シュヘンベルグの託した力をあんなものに・・・!」と憤る刹那達に、「パパとママの仇!死ね!死ねぇぇぇっ!!」と迫るルイス。「俺達の生んだ歪みが広がっていく・・・!そして、それに世界が・・・みんなが・・・!」と動揺する刹那だが、「そんな事を・・・!」「させるかぁぁぁぁぁっ!!」と絶叫、ダブルオーライザーが温かい光を放って全てを包み込む。
・精神がつながってわかり合えたルイスと沙慈、「彼の心の光・・・。未来を照らす光だ」と微笑み合い、ピーリスとアンドレイも互いに向き合って確執を解消。
・ソレスタルビーイング内でスメラギさんと対峙するビリーも、好きだったと素直に想いを伝え、「ゼロシステムの見せた悪夢から抜け出したようだな、純情青年」と現れたドクターJが揶揄。
・「イオリア計画の行く末を見守る義務がワシ達にもあるからな」と告げるドクターJ達、我々もケジメをつけると言ってヴェーダの位置を伝えると約束、「お前達の任務を果たせ、とな」とヒイロ達への伝言をイアンらに託し、プトレマイオス2を送り出す。
・「そうだ!未来を創るために・・・俺達は変わるんだっ!」とイノベイターとして覚醒した刹那が咆哮。「の、脳量子波が乱れる!」と動揺するリヴァイヴらに、リジェネの残留思念が(純粋なるイノベイターの脳量子波がツインドライヴと連動し・・・純度を増したGN粒子が人々の意識を拡張させる・・・完全なる進化を遂げたか、刹那・F・セイエイ)(君こそが真のイノベイターだ)と祝福し、アムロとクワトロ大尉も「ついに扉を開いたか」と微笑。
・気を失ったルイスは沙慈が保護、アンドレイに託して後方へ移送。「行こう、刹那。戦いを終わらせるために」と沙慈が告げ、「ああ・・・!」と力強く応じる刹那。「認めないよ、刹那・F・セイエイ!あんたが純粋種だなんて!」とヒリングが反発。
・更に、東にスザクとミリアルドが駆けつけ、「皇帝陛下の命により、地球連邦を私物化していたイノベイターを討伐する」とギアスの呪縛発動したスザクが宣言、「ゼロめ。余計な事をしてくれる」と忌々しげに五飛が呟いて、戦闘再開。
・ガガの無限増殖を適当に食い散らしつつ、チャージしたサテライトキャノン等MAP兵器掃射で資金等そこそこ稼いでから、4PPに削っておいたリヴァイブを撃墜してイベント発生。
・敵母艦から離脱したプトレマイオス2、ヴェーダの位置をティエリアに転送し、ティエリアが敵母艦のヴェーダの位置に突入、「ティエリアはヴェーダの奪還に向かった。我々の切り札を使うために」とスメラギさんが説明。
・ヴェーダ中枢に侵入したティエリアだが、待ち受けていたリボンズと対峙。イノベイターでありながら自分に逆らうと言いかけるリボンズに、「違う!僕達はイノベイターではない!僕達はイノベイターの出現を促すために人造的に生み出された存在、イノベイドだ!」と否定するティエリア。
・「フ・・・そのイノベイドが進化を果たしていたとしたら?」と冷笑するリボンズ、「僕はイノベイドを超え、真のイノベイターすら凌ぐ存在となった」と言い放ち、人類を支配する権利があると主張。
・「それは違う!」と割込んだエルガン・ローディック、イオリアの計画はリボンズのような存在を認めないと断じ、「だから、コロニーの博士達はゼロシステムを計画から奪ったのだ!」と告げ、「ティエリア・アーデ!」「今こそイオリア・シュヘンベルグの最後の遺産を君に託す!コード『CHRONO H』!」と叫ぶ。
・ヴェーダがリボンズのリンクを拒絶、その隙にティエリアがヴェーダを掌握し、「想定外の事態への対処が遅れるのは自分を過大評価している故のおごりだ」と告げるエルガン。逆上したリボンズ、「この化け物め!!」と叫んでエルガンを撃ち、「こうなれば僕は全てを破壊する!そして、その炎の中から新たな世界を再生させる!僕が治めるに足る世界を!!」と言い放つ。
・母艦から出てきた無人のセラヴィーがトライアルフィールドを発生させ、ヴェーダとリンクしている機体の機能を剥奪、特攻兵器ガガを無力化。ヴェーダと完全に意識をリンクさせたティエリア、(僕はイノベイター・・・いや、イノベイドでよかったと思う。この能力でみんなを救う事が出来るのだから)とZEXISの面々に告げるティエリア、ヴェーダから知ったイオリア計画の全てを語り出す。
・人類が争いの火種を抱えたまま新たな時代を迎える事は危険だったため、CBの武力介入行動は世界の統合を促し人類の意志を一つに統一させる事を目的とし、純粋種として人々の意志をつなぐ存在となるべき真のイノベイターを中心として人類がわかり合う事を目指した。
・イオリアの計画では、ダブルオーのツインドライヴにより覚醒を促されるイノベイターは、更にゼロシステムを使いこなして迷いを克服し、弱い心や負の感情をGN粒子で拡散させるリスクを排除するはずだったが、そうした存在の誕生を夢物語と判断したドクターJらはゼロシステムをイオリア計画から引きはがした。
・「事態はワシ達の想像を超えていたというわけだ。その共闘によって、夢物語が現実になったのだからな」と述懐するドクターJ、ゼロシステムをヒイロが使いこなし、更にイノベイターとして覚醒した刹那もヒイロとの交わりを通じて迷いを越えた戦士になったと指摘、「結果的にゼロシステムとツインドライヴは互いを高める事になった。その力は過去の歴史を打ち破り、必ず真の平和をもたらしてくれるだろう」と告げる。
・後事をZEXISに託したドクターJ達、独立システムになっている敵母艦の巨大ビーム砲を自分達諸共に爆破すると宣言。「そんな事はさせんぞ!」と割込んだホワイトファング幹部のカーンズが「リボンズ・アルマークはこの艦、ソレスタルビーイングで地球を粛正する事を認めてくれたのだ!」と言い募って制止するものの、憎しみは自分達世代があの世に持って行くとドクターJらが告げて、「さてと・・・あの世でイオリアのジジイに文句の一つでも言ってやるか・・・ま・・・奴も自分の願った未来が来た事に満足だろうがな・・・」と呟き自爆。
・「・・・任務了解。ターゲット、リボンズ・アルマーク!」とドクターJの遺志に応えるヒイロ。そこへ高出力のビーム兵器によりセラヴィーが狙撃され、配下を引き連れたリボンズ・アルマークが出現。
・刹那に力を与えてやったと言い放つリボンズ、「俺を救い、俺を導き、そして今また、俺の前で神を気取るつもりか!?」と食ってかかる刹那に、「いいや、神そのものだよ」とと冷笑、救世主として人類を支配しないと人類が滅びてしまうと決めつけ、「その思い上がりをまだ捨てないか・・・!」と吐き捨てるアムロ。
・純粋種となった刹那に勝ってゼロシステムを手に入れ再びヴェーダと一体化すれば自分の絶対性は不動になるとほくそ笑むリボンズ。「そのエゴが世界を歪ませる・・・!貴様の行った再生を、この俺が・・・俺達が破壊する!」と刹那が咆哮、「いい覚悟だ。だが、このリボーンズガンダムの相手足りえるかな。渡してもらうぞ、オリジナルの太陽炉とゼロシステムを!」とリボンズが応じ、戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅完了、リボンズは脱力でMAP兵器封じておく。
・刹那がリボンズと戦闘時セリフイベント。所詮自分の掌から逃れられないと嘲笑するリボンズに、「俺は超えてみせる・・・!誰かが決めた俺の生き方を、俺自身を、ガンダムを!それが俺の変革・・・!俺は世界と共に変わっていくんだ!」と吠える刹那。「君の運命も、世界の行く末もこの僕が決める!そして、僕は君を倒す事で真のイノベイターとなる!」と言い返すリボンズだが、「お前に渡しはしない!俺達の戦いと世界の未来を!リボンズ・アルマーク!世界の歪み・・・俺が破壊する!」と宣告する刹那。
・アムロがリボンズと戦闘時セリフイベント。「決着をつけようじゃないか!」と呼びかけるリボンズに、「哀れだな、リボンズ。戦いの勝敗でしか、己の存在を示す術を知らないとは」と応じるアムロ、「イオリア・シュヘンベルグの望みは人類が力を獲得する事ではない!人と人がわかり合う事で新たな時代を創り出す事だ!お前のように他人を支配する事で自己を確立するような者の存在などイオリアも世界も望んでいない!」と叱咤、「お前が真に人類の未来を望むのなら、その力を世界のために使え!」と諭すも、「そうやって人間に仕えるために僕は生まれたんじゃない!」と意固地になるリボンズ、それは違うと説くアムロに聞く耳もたず、「僕はリボンズ・アルマーク!この世界を導くイノベイターだ!」と言い張る。「孤立した魂・・・。これだけの力を持ちながらもお前はイノベイターにはなれない・・・もう俺の声も届かないなら、その業をこの手で掃ってやる!」と沈痛な面持ちで宣告するアムロ。
・5PPリボンズ撃墜して戦闘終了。
・刹那にだけは負けるわけにいかないと粘るリボンズ、「そうさ・・・!そうでなければ、僕が作られた意義がない!存在する意味も!」と言い張り、(違う!)(人類を導くのではなく、人類と共に未来を創る・・・それが僕達、イノベイドのあるべき道だ・・・!)と説くティエリアにも「下等な人類などと一緒に!」と聞く耳もたず。「未来を切り拓く!!」と切り込んだ刹那がとどめをさしてリボンズ爆死。
・「これで我々の最後の戦いを邪魔する者はいない」とミリアルドが告げ、「ZEXIS・・・地球で待っているぞ」とスザクが宣言して撤退。
・フロンティア船団で刹那に想いを馳せるマリナ、平和を求める気持ちは同じなのに道が交わらない事を悲しみ、(罪を背負い、傷ついて・・・それでも戦い続ける・・・そんなあなたの生き方がどうしようもなく悲しく思えるのです)(だから、どうかあなたもあなたの幸せをつかんでください)と祈って、ランカとシェリルに地球へ行く決意を語る。
・一方、ヴェーダ中枢で瀕死のエルガン・ローディックと再会したZEXISの面々。盟友イオリアの代わりに計画を見届けられたと安堵するエルガン、既に300歳を超えている事を明かし、自分がジ・エーデル・ベルナルの並行存在の一人であると告げる。
・かつて、とある並行世界のジ・エーデルが黒の英知に触れたため、並行世界全てのジ・エーデルが影響を受け、エルガンは長い寿命と並行世界の自分との交信能力を得た。過去から未来の全ての知を集めた太極の欠片たる黒の英知を手にした者は、限りない英知の代償として、根源的な災厄が次元を越えてあらゆる世界を巻き込み全てを滅ぼす絶望の未来を知るとか。ZEUTHが倒したジ・エーデルの享楽主義も絶望故かと納得するクワトロ大尉。
・ZEUTHが月のD.O.M.E.で触れた黒歴史の戦いもその片鱗と明かすエルガン、D.O.M.E.建造にもジ・エーデルの誰かが関わっていたと推測し、メトロポリスの著者ゴードン・ローズウォーターとの関連も疑うロジャー。
・イオリアと出会ったエルガンは人類の革新を災厄回避の大きな力と考えて協力、その計画を見守りつつ、未来の困難に立ち向かう力としてZEXISを育てた。「アクシオン財団に預けた君のスフィアも、その一つだ。次元力に満ちる星、地球はスフィアが発見される確率が高いのでな」とクロウに明かすエルガン。
・「様々な世界の様々な時間で私やワイズマン等と同じように抵抗を試みる人間達がいた。破界の王と呼ばれる彼もそれに立ち向かうために生み出された存在だ」と明かすエルガン、思わぬ事実に戸惑うZEXISの面々に、「私に言える事はこれだけだ・・・負けるな、ZEXIS・・・君達は未来に目を向けて生きろ。そう・・・刹那・F・セイエイが変革したように」と告げ、「私は・・・君達と・・・未来・・・を・・・信じ・・・てい・・・る・・・」と言い残してご臨終。「安らかに眠れ、呪われし放浪者よ」と悼むアポロ(の中の人)。
・「エルガン・ローディックは逝ったか」と通信で割込んできたルルーシュ、イノベイターが倒れた隙にネットワークの一部をハッキングしたと明かし、「確かに情報によって社会を統制するのも面白い策だ。だが、私はもっと直接的な手を好む。そう・・・恐怖によって人を支配する」と言い放つ。
・「ゼロ・・・。それがお前の創り出す世界か」と応じるヒイロに、「・・・一週間後の正午、エリア11にて反逆者リリーナ・ピースクラフトとナナリー・ヴィ・ブリタニア等を処刑する」と宣告するルルーシュ、憤るカレン等に「ならば、向かってくるがいい。この地球の王である私に。だが、君達で私に勝てるかな?こちらにはダモクレスとフレイヤがある。そして、君達が人類の敵を片付けてくれている間に連邦軍を再編成した」とほくそ笑み、「待っているぞ、ZEXIS!我々の因縁に決着をつけようではないか!」と宣告。

●第57話:ゼロ・レクイエム
・医務室でカレン、沙慈らと面会するルイス、高密度のGN粒子で細胞障害が修復されて体調回復、友人に戻れた事を喜ぶ。地球に行くと告げる沙慈、「ルルーシュが憎いから戦うんじゃないよ。あいつを止めるために行くんだ。あいつも僕の友達だから」と宣言。ルイスはフロンティア船団で療養予定。
・母艦ソレスタルビーイングはビリー管理下で当面機能凍結、落ち着いたら調査するとかで、アンドレイ中尉も防衛のため残留。
・エリア11の新皇帝宮で玉座に座すルルーシュ皇帝、生命を救ってやった元CBエージェント王留美に反逆者処刑の特等席を提供、全世界へのリアルタイム中継をディートハルトが手配。エリア11に集結しつつある連邦軍造反部隊やカタロン残党には目もくれず、「私が相手をするのは、あくまで彼等だ」とZEXISを待ち受けるルルーシュ皇帝。
・指揮官ホーマー・カタギリが自決したアロウズは、アーサー・グッドマン准将が指揮を執り、「イノベイターが消えたら、次は私に尻尾を振って、すりよって来るとはな。フフ・・・第一陣を務めるに相応しい男だ」と冷笑するルルーシュ皇帝。
・また、ミリアルド司令発案による新たなモビルドールシステムも投入予定、「ドロシー・カタロニアだな・・・。彼女なら、きっとやってくれよう」と期待を示すルルーシュ皇帝、レディ・アン特佐に留守を任せると告げ、退出を促す。
・「・・・よく仮面をかぶり続けたな、ナナリーの前で」と労うC.C.に、「幾つルートを探っても、答えは同じだったからな・・・。この結論に間違いはない」と応えるルルーシュ、「リリーナは皇妃にするという案もあったが、それはあまりにもデリカシーに欠けるしな」と苦笑。
・「・・・ルルーシュ、もう十分じゃないのか?」「お前はよくやった」と慰留を図るC.C.に、「C.C.・・・!」と声を荒げるスザクだが、「いいんだ、スザク。俺の覚悟は、もう揺るぎない」と制止するルルーシュ、「C.C.は、俺が悪を成さねばならない理由を知りながらも、そう言ってくれているんだ」と労う。
・ナナリーまで巻き込む事に抵抗を示すC.C.だが、もう特別扱いはできないと断言するルルーシュ、ミリアルド司令も妹ナナリーを巻き込む事を決めたとコメント、「フ・・・似た者同士だったという事だ。俺とミリアルド司令と・・・そして、トレーズは」と苦笑し、「消えていった数多の生命のためにも俺達は止まるわけにはいかないんだ」と決意を示す。
・ギアスを与えて運命を大きく変えてしまったと詫びるC.C.に、「らしくないな、魔女のくせに」と苦笑するルルーシュ、「お前がくれたギアスが・・・お前がいてくれたから、俺は歩き出すことが出来たんだ。そこから先のことは全て俺の生き方だ」と告げ、「フ・・・初めてだよ、お前みたいな男は・・・」と微笑むC.C.、「だが、私はお前の共犯者だ。最後まで付き合うぞ」と宣言。「礼を言うぞ、C.C.」と応じたルルーシュ、「だが、俺の行き先はお前では付いてこられない所になる・・・」と不死の魔女に告げる。(;_;)
・皇帝宮で軟禁されているリリーナ、兄ミリアルドを説得すべく面会を要求するも、「無理な話ですわ。ミリアルド様は皇帝陛下のやり方こそが平和を築くと信じていらっしゃるのだから」とドロシーは拒絶、「理想に縛られたあなたに出来ない事を陛下はやってのけられましたわ」とルルーシュ皇帝を賞賛し、方を自ら曲げて地位を確立していた俗物共は戦いによってのみ打倒されたと主張、「つまり、全てを破壊する戦争こそが平和を創るのです」と説き、自身もモビルドールの指揮を執ると宣言、「さようなら、リリーナ様。私にとってあなたは永遠のクィーンです」と別れを告げる。
・リリーナを訪れたミリアルド、「お前さえ首を縦に振ってくれれば、処刑は回避する事が出来る」と恭順を求めるも、「私は決して皇帝ルルーシュのやり方を認めません。私の死を以って、あの方の間違いを世界中へ伝えます」と決然と応えるリリーナ、武力をもって等しく支配という最悪の平等を押し付けるルルーシュや兄のやり方を糾弾。「強く育ったな、リリーナ。だが、その強さは、もはや不要だ。お前だけは優しいままでいてくれ」と言うミリアルド、「お別れだ、リリーナ・・・」「全てはもうすぐ決する・・・」と告げる。
・クメン王国アッセンブルEX-10やカミナシティ等、反連邦の旗印のもとに気勢を上げる人々。「皇帝ルルーシュが倒れれば、地球連邦の現体制は一気に崩壊する」と告げるロシウ、「我々は反乱軍側につく。それが彼の・・・ゼロの望みだろう」と沈痛に宣言。
・中東の難民キャンプでとぐろを巻いてるティンプ達小悪党トリオ、皇帝ルルーシュにつこうと提案するカン・ユーを、「あんな野郎の片棒を担ぐのは真っ平御免だな」「俺は勝ち目のない戦いをする気はねえんだよ」とティンプが否定、「俺達は人の裏をかいて生きてきたからな。あの野郎の目を見りゃ、その先が何となくわかるのさ」とベックも賛同。
・そこへ「あの・・・」と声をかけたマリナ、難民キャンプの炊き出しに小悪党トリオを誘い、施しは受けないと断るティンプに、「それでしたら、私の仕事を手伝っていただけませんか?」と提案、「私には力はありません。ですから、自分の出来る事をするだけです。ですが、あなた達は私の持っていないものを持っています。それを少しだけ貸してください」と頼む。「・・・わかった」と承諾したティンプ達、今はどん底だが出来る事から始めようと動き出す。マリナも、出来る事から始めますと刹那に想いを馳せる。
・遂にエリア11でパレード開始、平和の敵の処罰と報じるニュースキャスター。(今、世界中の人間の目はこのエリア11に注がれている。来るがいい、ZEXIS。この戦いの向こうに新たな世界が待っている)と独白するルルーシュ。
・カティ・マネキン率いる反乱軍が防衛ラインを突破して姿を現し、「来るぞ。皇帝ルルーシュを討つ力が」と宣言、戦力温存したZEXISが登場。
・同時に、処刑場にはクロウやヒイロ、星刻ら別働隊が突入してリリーナやナナリー、神楽耶らを救出、コーネリアやギルフォード卿も協力。
・兄やルルーシュの考えが理解できないと訴えるリリーナに、「だが、あの二人もトレーズも自ら血を流す覚悟で戦っている。だから、俺達はその相手をする」と応えるヒイロ、「それで戦いは終わるの?」と問われて、「そのためにルルーシュはこの場を用意した」「ゼクスを倒す。次にルルーシュだ。それで戦争は終わる。そして、お前が生き延びれば平和は訪れる。これが俺達がお前のために・・・平和を信じる者達にしてやれる唯一つの事だ」と告げ、「俺はお前を守ると誓った。お前とこの世界を守るためには俺達が戦う以外に道はない」と宣言。
・「リリーナ様の事は私に任せるがいい」と歩みよったレディ・アン特佐、「・・・お前は全てを知っているのだな?」と確認するヒイロに、「全てはトレーズ様のご意志だ」と答え、「わかった。俺もその茶番に付き合おう」と同意するヒイロ。
・「ヒイロ・・・!あなたはやっぱり!」と死ぬ気で戦いに臨むのではと疑うリリーナに、「気にするな、リリーナ。生命なんて安いものだ。特に俺のは」と答えるヒイロ、「さよなら、リリーナ・・・」と別れを告げる。
・本隊合流したヒイロ達ZEXIS出撃、反乱軍に加担していたジノとアーニャもZEXISに共闘し、マネキン大佐ら反乱軍本体は露払いを終えて後退。自分も残ると無謀に言い張るコーラサワーには、「お前には私を守ってもらうという役があるのだが・・・」とあっさり言いくるめるマネキン大佐。(^^;
・まずは敵の第一陣たるアロウズ相手に戦闘開始。
・1PP敵10機撃墜してイベント発生。「ちっ・・・!つまらん戦いにつまらん野郎が来たようだぜ」とクロウが吐き捨て、西にアイム・ライアードが出現。「あなた一人で私達三人と・・・いえ、ZEXIS全員と戦うつもりですか?」と牽制するセツコに、「ご心配は無用です。今日の私の力は、あなた方の想像の遥か上をいくのです。そう・・・!この嘘に満ちた空間ならば!」とほくそ笑むアイム。「嘘に満ちたって・・・」と戸惑うエスターだが、「余計な事を言うんじゃねえよ!」とクロウが割り込む。
・「聞こえますか、皇帝ルルーシュ!あなたが私に力を与えるのです!花の涙が天の宵闇に鉄塊を謳う!あなたのおかげで私のスフィアはさらなる段階に達したのです!」と狂喜するアイムが分身を召喚し、「混沌が世界を嘘で満たす!そして、スパイラルネメシスと共に彼等が私を迎えにくる!」と言い放つ。
・「アイム・・・。嘘ってのは悲しい嘘もあるんだな・・・」と告げるクロウ、「嘘に囚われて生きてきたお前にもここで引導を渡してやるぜ・・・!」と宣告して戦闘再開。
・ヴァイエイトと戦闘後にセリフイベント。モビルドールのスピードに人間ならではの柔軟性を兼ね備えると警戒するデュオ達。ドロシーが「エピオンのシステムを応用したモビルドール指揮命令システム・・・さすがミリアルド様ですわ。これで血の通わぬモビルドールにも人の意志が働くようになるんですもの。さあ・・・お人形さん達。華麗なダンスを踊りなさい!」とほくそ笑む。
・2PP雑魚殲滅後、本物のアイムを撃破してイベント発生。興奮して文字化け混じりの戯言を喚き始めるアイムだが、すぐさま復活、「認めたくねえが、確かに今日の奴の力は半端じゃねえぜ!」と吐き捨てるクロウ。そこへ「あの男が来る・・・!」とセツコが警告して、アサキム・ドーウィン出現。
・「あなたでも今の私を滅する事は出来ませんよ!」と叫ぶアイム、「なるほど・・・。確かに君の因子の高まりは僕の想像以上だったよ」と答えるアサキムに、「呪われし放浪者!あなたもここで無に帰してあげましょう!それとも、その魂を彼等に再び捧げるのがお望みですか!」と勝ち誇る。
・「・・・スフィアを狩る前に君には罰を与えなければいけない」と気色ばむアサキム、「僕が何故ZONEに入ったか、わかるかい?」と問いかけ、思い当たったセツコとランドに「君達も感じたようだね。あのオリジン・ローの奔流の中で太極の力の流れを」と微笑、「迂闊だったね、偽りの黒羊。おかげで僕は、僕の得た力の使い方を知る事が出来たよ。教えてあげるよ。君が最も恐れるべきスフィアの力を僕は既に手に入れていたんだよ」と嘲笑、「知りたがる山羊!その力が君の嘘を暴く!」と宣告。
・かつて、とある研究機関でオーパーツの分析を命じられた研究者ハーマル、実績詐称で実力もなく、謎のオーパーツ分析にはメドが立たずに追い詰められ、嘘に嘘を重ねて戻れなくなり、アイム・ライアードと成り果てた。そのヴィジョンを居合わせた皆に見せたアサキム、「僕の持つ二つのスフィアの内の一つ・・・。知りたがる山羊の力だ」とほくそ笑み、「知りたがる山羊を発動させるキーは人間の持つ好奇心だ。その飽くなき探究心と知的好奇心は全ての真実を暴き立てる。それは偽りの黒羊の嘘さえも」と明かし、「その好奇心のおかげで彼女は僕の闇に踏み込み過ぎてその闇に呑まれたのだけどね」と苦笑。
・「今の気分はどうかな、アイム・ライアード・・・?いや、ハーマル・アルゴー」と呼びかけるアサキム、「自らの嘘を暴かれた君はスフィアの力が引き出せなくなっているだろうね」と冷笑し、「12のスフィアはそれぞれに因果を持つ。君の持つ揺れる天秤が、尽きぬ水瓶と共に力を高める関係にあるように」「それ故に一瞬とはいえ、オリジン・ローの本質を引き出す事が出来たんだよ」とクロウに告げる。「エスターを人間に戻した時の事か・・・」と得心するクロウ。
・「さあ、ハーマル・アルゴー。君の魂を狩る時が来たよ」と迫るアサキムだが、突然「そうはさせん!」と聖王機を狩るユーサー皇子が現れ、「アイム・ライアード・・・。自らの欲望のために我がインサラウムを滅亡に追い込んだそなただけは許さぬ!聖王の名の下、余がそなたに裁きを下す!」とアイム瞬殺。
・スフィアの移転を受けて「これが偽りの黒羊のスフィアか・・・」と呟くユーサー皇子、「あの男の野望のために生命を落とした民達よ・・・。仇は聖王機が討った。今はただ安らかに眠るがいい」と悼む。今度こそ終わりと確信したクロウ、「あばよ、嘘つき野郎。先に地獄へ行ってな。自分だけに都合のいい世界なんてものは許されねえのさ」と別れを告げる。
・「素晴らしいよ、殿下。あなたの祖国に対する愛が、偽りの黒羊を討ったんだね」と揶揄するアサキム、尽きぬ水瓶のスフィアを目覚めさせるキーである他者への慈愛は、治める国が滅びの危機に瀕することでようやく最大限に引き出せたと語り、「アイム・ライアードがやらなければ、僕がやったまでの話しだよ。つまり、あなたの祖国の滅亡は必然だったのさ」と言い放つ。
・「アサキム・ドーゥイン・・・。呪われし放浪者・・・。そなたも余の敵だ。そして、そなたをZONEから呼び覚ました者も!」と宣言。現れた破界の王ガイオウが「あいつは俺の同志になった」と明かし、「ユーサー・インサラウム。君との決着はいずれつけよう。次元の将は、まず君とZEXISの戦いを見たいそうだからね!」と言い放って共に撤退。
・「悪鬼共が・・・」と吐き捨てるユーサー皇子、話しかけるエスターには目もくれず、「聖インサラウム王国は火星に新たなZONEを構える」と宣言、その力で再び地球への全面攻撃を開始すると言い渡す。
・やらせないと気炎を上げるZEXISの前に、「その役目は私がやろう」とルルーシュ皇帝自らダモクレス要塞でご出座、スザクやミリアルドらの他デストロイガンダムのモビルドールを従え、「あなたの宣戦布告は、この地球の王である私が受けよう」「だが、今日は退いてもらおう。火星の決戦の前に俗事を片付けねばならないのでな」と言い放ち、「お前という男は・・・!」と扇が憤慨。ユーサー皇子はルルーシュ皇帝とZEXISのいずれかを火星で待つと告げ、互いの未来を懸けた一戦を約して撤退。
・ゼロと呼びかけられ「それは誰の事かな?」と白を切るルルーシュ、「この世界を治める事が出来るのは私だけだよ。女王リリーナの優しさという名の甘さも、皇帝シャルルの競争という名の不平等も、イノベイターの管理という名の支配も・・・全ては足らないのだ!この私の統治なくして、世界は新たな時代を迎えられない!」と断言。ディートハルトと王留美がルルーシュを礼賛し、スザク、ジェレミア、C.C.、ブシドー、ミリアルドらがその意に答えて、「全軍、攻撃開始!ZEXISを討ち、この世界を我が手に!」と号令して戦闘再開。
・竜馬がルルーシュと戦闘時セリフイベント。「言っておくが、俺は敵には容赦しない男だぜ!」と吠える竜馬、「知っているよ、流竜馬。君は私にとって最も有用な兵士の一人だった」と微笑むルルーシュに、「そうかよ!だったら、その力を今度はお前自身の身で味わえ!俺は・・・!俺達を裏切ったお前を許さない!!」と咆哮。(フフ・・・その熱さ・・・。もしかしたら、俺の戦略も知略も何もかもひっくり返されるかもな・・・)と苦笑するルルーシュ。
・3PP雑魚掃滅。
・3PPスザク撃墜。「枢木スザクはここまでだ・・・。後は・・・」と言い残してランスロット・アルビオン爆発、「お前は・・・本当にこんな終わり方で良かったのかよ・・・!」と悼むシン達だが、ヒイロは(枢木スザク・・・。奴の戦いは、まだ終わっていない・・・)と沈痛に独白。(;_;)
・3PPブシドー撃墜。「・・・我が魂が浄化されていくようだ・・・さらば、ガンダム・・・。そして、さらば・・・我が仮面よ・・・」と言い残してスサノヲ爆発、「武士道とは死ぬ事と見つけたり・・・。生きるために生命を捨てたか。見事だ、ミスター・ブシドー」と藤堂賞賛、宿敵だった刹那は(生きろ・・・そして、お前も生きるために戦え)と心中でエール。
・キラがミリアルドと戦闘時セリフイベント。コロニーの自由と独立を勝ち取った事だけは認めたキラだが、必要悪と主張するミリアルドに、「必要な悪・・・。そんな言い訳を使う人を僕は認めません。安易な手段に逃げないでください、ゼクス特佐!あなたはそんな小さな人間ではないはずです!」と叱咤。
・3PPゼクス撃墜してイベント発生。「まだだ!この戦いの結末を私は見届けなくてはならない!」と北西に移動するゼクス、強者が弱者を作り出すと地球側を非難し、「皇帝ルルーシュが倒れるまで私も戦うのだ!」と叫ぶ。
・「お前とゼロとトレーズは同じだ!弱い者を守るために大義を振りかざす!しかし、それは決して弱い者を助ける事にはならない!」と糾弾するヒイロ、弱者が嫌いだったと告白しつつ、「ゼクス・・・。強者など、どこにもいない。人類全てが弱者なんだ。俺もお前も弱者なんだ!」と諭す。
・「私はまだ、自分を弱者と認めていない!」と言い張るゼクス、「既に地球と宇宙の対立を生んでいた過去の遺物はルルーシュの手によって破壊された!これ以上のお前の行為は無意味だ!」と指摘するヒイロに、「所詮は血塗られた運命・・・!今さら、この罪から逃れようとは思わん!決着をつけるぞ、ヒイロ!」と挑む。
・「未来は見えているはずだ!」と叫んで交錯したヒイロ、敢えて直撃を避け、「何故、コックピットを外した・・・」と呆然とするミリアルドに「・・・リリーナが悲しむ」と告げる。「・・・平和に必要なもの・・・。それは人を思いやり、理解してやる強い心だ」と告げるミリアルドに、「わかり合う事と迷い泣き強い心・・・」と刹那、「イオリア・シュヘンベルグの目指した世界・・・」とヒイロが呟く。
・「そうだ。お前達のような人間が平和を創る・・・ヒイロ・・・。お前は純粋過ぎる。そして、優し過ぎる・・・しかし、そうでなければ生きる資格がないという事か・・・ならば、私はどこまでも生き抜いてみせる!トレーズとルルーシュの分までも!誰よりも厳しく、戦士としてな!」と宣言するミリアルド、「また会おう、ヒイロ!」と告げて、エピオン爆発。
・3PP、分析かけたC.C.を突撃魂のヒイロで瞬殺。「さすがだよ・・・。私の負けだ」と呟くC.C.に、「どうでもいいよ、そんな事」と告げるカレン。「フ・・・勝つとか、負けるとか、そんな心が私にまだ残っていたとはな」と呟いてランスロット・フロンティア爆発。(あんたはあたしよりルルーシュに近い所にいたんだね・・・)と複雑な想いに顔を歪めるカレン。
・3PPジェレミア卿撃破してイベント発生、SRポイントget、55ポイント到達してプラチナエンブレム&資金25万get。「我が忠義は、まだ終わらず!」と言い残して北東に移動するジェレミア卿に、「オレンジ・・・逃がさない」とアーニャが追撃。「ナイトオブシックス!主なき身で私を追ってくるか!」と驚くジェレミア卿に、「何かに頼る弱い男・・・!」と吐き捨ててアーニャが攻撃、「記録、終了」と呟く。
・「まだまだ!」と叫ぶジェレミア卿、「記憶せよ!ジェレミア・ゴットバルトを!お前に敗北を刻み込んだ記念すべき男の名前だ!」と叫んで渾身の反撃を試みるものの、「記憶・・・関係ない・・・。どうせ私には記憶が・・・」と呟くアーニャに、「まさか、君にもギアスが・・・!?ならば、私の取る道は一つ!」とギアスキャンセラー発動して、サザーランド・ジーク爆発。ギアスによる記憶改竄を解除されて、(何・・・?頭の中の霧が晴れたみたい・・・あのオレンジが何かをやったの・・・)と戸惑うアーニャ。
・アポロがルルーシュと戦闘時セリフイベント。「感じるぜ、ゼロ!今のお前の周りを覆っている匂い・・・こいつは奴と同じで・・・」と言いかけたアポロを、「そこまでだ、アポロ。君と話す言葉を私は持っていない」と遮るルルーシュ。力づくなら相手をしてやると意気込むアポロ、「だが、君では私には勝てない。君達の戦術パターンは全て把握している」と冷笑するルルーシュに、「甘く見るなよ、ゼロ!だったら、俺達はお前の知っている俺達の上を行ってやる!」と言い返すアポロ。(そうだ、それでいい。お前なら、きっとそれが出来る。その何にも縛られない自由な心があれば・・・)と内心で祝福するルルーシュ。(;_;)
・五飛がルルーシュと戦闘時セリフイベント。「ゼロ!お前もトレーズと同じなのか!」と叫ぶ五飛、無言のルルーシュに「答えないか!ならば、もはや問答無用!」と気炎を上げる。(戦え、五飛。お前はお前の信じる正義のために)と内心でエールを送るルルーシュ。
・カレンがルルーシュと戦闘時セリフイベント。「あなたは私が倒す!それが私に出来る唯一の事だから!」と健気に叫ぶカレンに、「思い上がるのも、そこまでだよ。君達では私を止める事は出来ない。所詮、君達は私の駒だ。私の世界統一の最後の障害という役割をここでは演じてもらおう」と冷笑するルルーシュ。「ルルーシュ・・・。それがあなたの本心なの・・・」と悲痛に顔を歪めるカレンだが、「もう私はためらわない・・・!あなたは私の手で討つ!」と決然と宣言。(来るがいい、カレン。そして・・・お別れだ・・)と秘かに独白するルルーシュ。(;_;)
・キリコがルルーシュと戦闘時セリフイベント。「お前も戦争で誰かを支配する事を選んだか」と告げるキリコに、「一兵士では私の考えている事は理解できまい」と冷笑するルルーシュ、「来るがいい、キリコ。死すら越えるお前の存在も、今の私の前には無力であるのを教えてやる!」と言い放ちつつ、(その何者にも屈しない魂・・・。キリコ・・・お前のように俺も生きたかった)と独白。
・ヒイロがルルーシュと戦闘時セリフイベント。「この日が来たか、ゼロ」と告げるヒイロに、「言い訳はしないさ、ヒイロ」と答えるルルーシュ。「そうか・・・ならば、ゼロ・・・。約束通り、お前を殺す」と言い渡すヒイロに、(ヒイロ・・・俺は運命を変える事は出来なかった。お前の協力に感謝する。さらばだ、ヒイロ・ユイ・・・)と別れを告げるルルーシュ。(;_;)
・桂がルルーシュと戦闘時セリフイベント。「支配とか、暴力とか・・・。お前はそういうのを嫌ってると思ったんだけどな」と告げる桂に、「誰かにそれをやられるのは我慢できない。だが、自分がそれをやる立場になれば、別の話しなのだよ」と冷笑するルルーシュ、責任を取ってもらうと迫る桂に、(どんな強大な力にも怯む事ない奔放さ・・・。フフ・・・あなたが羨ましいよ)と独白。
・バサラがルルーシュと戦闘時セリフイベント。「腹の中にためこんでるものは全部吐き出しちまえ!」と叫ぶバサラ、「仮面なんて割っちまえ!俺の歌を聴けぇぇぇっ!!」と豪快に笑う。(いい歌だ、ファイアーボンバー・・・。俺もお前達のように心の思うままに生きられれば、よかったよ)と独白するルルーシュ。
・キラがルルーシュと戦闘時セリフイベント。「甘いな。かつての仲間に銃を向ける事をためらうか」と叱咤するルルーシュに、「・・・僕にも覚悟がある。君が止まらないのならば、僕は君と戦う!」と応えるキラ、「ゼロ!もうこれ以上、悲しみは広げさせない!」と叫ぶ。(同感だよ。だから、俺はこの場にいる)と独白するルルーシュ。
・刹那がルルーシュと戦闘時セリフイベント。「君と同じように世界は変わる・・・。この私の手によって」「ソレスタルビーイング・・・!君達の望んだ平和がもうすぐ来るのだよ、この私の手によって!」と告げるルルーシュに、「ゼロ・・・。お前は世界の歪みの中心となった。破壊する・・・。お前と・・・お前の創ろうとする世界を」と宣告する刹那。(感謝するぞ、刹那。お前の変わらぬ想いに)と独白するルルーシュ。(;_;)
・クロウがルルーシュと戦闘時セリフイベント。「久しぶりだな、ゼロ。・・・と言っても、あんまり楽しい再会ではないがよ」と告げるクロウ、「考え直すつもりはないか?」と問いかける。「私にもやるべき事がある。あなたの借金返済と同じよう」と応えるルルーシュに、「・・・参ったな。それを出されちまったら、俺からはもう何も言えない」と絶句するクロウ、「じゃあな、ゼロ・・・。お前の事・・・嫌いじゃなかったぜ」と微笑む。(偽りの黒羊の言葉の意味を悟りながら、俺と戦うか・・・感謝するぞ、クロウ。あなたの望む自由と平和は、もうすぐ来る)と独白するルルーシュ。
・3PP、最後にダモクレス要塞撃墜して戦闘終了。「私は脱出する!私さえ生きていれば再起は可能だ!」と脱出を試みるルルーシュ、新しい世界を世に伝えるため連れていってくれと懇願するディートハルトに、「お前のような男にそれを見る資格はないのだ」と突き放し、「王留美・・・それはお前も同じだ」と言い渡す。
・覚悟は出来ていると微笑む王留美に、「ならば、せめてもの手向けだ。この旧時代の象徴であるダモクレスをお前達の墓にするがいい」と告げるルルーシュ、せめてギアスの力でと懇願するディートハルトに「お前にはギアスを使う価値もない」と吐き捨てる。
・ダモクレス要塞は爆発、蜃気楼で離脱するルルーシュにZEXISの一斉砲撃が集中し、「くっ!絶対守護領域でも防ぎきれんか!」と呻くルルーシュ、落ちる蜃気楼から辛うじて脱出。「ルルーシュ!あんたはあたしの手で終わらせる!」とカレンらが追撃。
・「ちいっ!全世界の人間が見ている前でこのような無様を晒すとは・・・!」と舌打ちするルルーシュの前に、「そこまでだ、ルルーシュ!」と妹ナナリーを連れた姉コーネリアが立ちはだかる。「だが、お前達では私は止められん!」とジェレミア卿に足止めさせるルルーシュ。
・そこへ仮面の男ゼロが登場、「いかん!ゼロの狙いは陛下か!」と焦ったふりをするジェレミア卿、(行け・・・!仮面の騎士よ!)と内心でエール。無言でルルーシュに迫ったゼロがルルーシュを撃ち、「お兄様!」とナナリーが泣き叫ぶ。
・(よくやった、スザク・・・)とゼロに扮したスザクを賞賛するルルーシュ、(世界の憎しみは、この俺に集まった・・・。後は俺が消える事で、この憎しみの連鎖は断ち切れる。古き因習は俺が全て持って行く・・・。後はリリーナを始めとする平和主義者が世界を変えてくれるだろう・・・これで世界は軍事力ではなく、話し合いという一つのテーブルに着く事が出来る。明日を迎える事が出来る・・・)と独白。
・スザク(それこそがゼロ・レクイエム・・・)と応じ、ルルーシュ(そうだ・・・。世界への鎮魂歌だ・・・)と穏やかに微笑。(Cの世界で僕等は知った。人々が明日を望んでいる事を・・・)と思い返すスザクに、(なあ、スザク・・・。願いとギアスは似ていないか?自分の力だけでは叶わない事を誰かに求める・・・)(そう・・・。俺は人々の願いという名のギアスに掛かる。世界の明日のために・・・スザク・・・。お前は英雄になるんだ。世界の敵、皇帝ルルーシュから世界を救った救世主ゼロ・・・)と語るルルーシュ、(これはお前にとっても罰だ。お前は正義の味方として仮面をかぶり続ける。枢木スザクとして生きる事はもうない。人並みの幸せも全て世界に捧げてもらう・・・。永遠に・・・)と告げて、(そのギアス・・・確かに受け取った)と誓うスザク。
・「そんな・・・!お兄様は今まで私に嘘を・・・!」とルルーシュの真意を悟ったナナリー、「お兄様!愛しています!」と泣きながらすがりつく。「俺は・・・世界を・・・壊し・・・世界を・・・創・・・る・・・」と呟くルルーシュに、(さよなら、ルルーシュ・・・)と仮面の下で別れを告げるスザク。
・混乱するZEXISの面々に、ヒイロ「あのゼロは枢木スザクだ」、五飛「全てあの男の筋書き通りだ・・・」と明かし、「世界を変える代償として全ての憎しみを背負い、そして、死んでいった・・・」とヒイロが悼む。何故止めなかったと責めるエスターに、「・・・あいつが・・・ゼロが望んだからだ・・・」と苦く呟くクロウ。
・レディ・アン特佐が全世界の人々に、皇帝ルルーシュがZEXISと黒の騎士団ゼロの手により討ち取られたと放送、絶対君主を失った地球連邦政府は自動的に旧来の連邦共和制へ移行すると宣言し、各国家に新たな代表選出を要請、「一人の絶対の統治者を失った今、皇帝ルルーシュの作り上げた平等にのっとり、主権は全ての人民にあります。その権利に基づき、我々は世界を再生させなければなりません」と呼びかける。
・「ルルーシュ・・・。あたしは・・・あんたを・・・許さない・・・だから・・・認めない・・・。あんたが死んだなんて・・・認めないよ!」と悲痛に叫ぶカレン。
・トレーズに託された全ての任務を終えたレディ・アン特佐、「見ての通り、魂の抜け殻ですが、どうか、父上のご無念をお晴らし下さい」とリリーナに処断を求めるが、「もう終わりにしましょう。復讐も、戦いも。そして、共に前に進みましょう。残された者が手を取り合って」と許しを与えるリリーナ。
・「そんな事が許されると思って!?」と食ってかかるドロシー、「人は戦わなければならない・・・!戦って戦って・・・その醜さに、惨さに、悲惨さに人が絶望するまで!人類の心そのものを変革させないと・・・!そうしなければ人類は・・・お父様のように滅んでしまうわ!」と言い募る。ドロシーの父が戦火の中で落命したと知らせるレディ・アン特佐に、「ドロシー・・・。あなたはやはり優しい人だったのですね」と微笑むリリーナ、「もう十分なのです、ドロシー・・・。この戦いで人は戦争の悲しさを知りました」「だから今、私達は自らを犠牲にして愚かさを気付かせてくれた人達のために戦いを止めなければなりません」と諭して、これからの世界のための助力を要請。
・(私達も歩みを止めるつもりはありません。あなた達が切り拓いてくれた未来への道を全ての人達と共に進んでいきます。だから・・・だから、今だけ・・・少しだけあなた達の事を思うため立ち止まらせてください・・・)と想いを馳せるリリーナ。
・一方、プトレマイオス2の医務室では、救命されたルルーシュが意識を取り戻し、自分が死んでいない事に驚愕、C.C.やスザク、ジェレミア卿も同席し、「相変わらず想定外の事態には弱い男だ」と呆れるC.C.。(^^;
・「あなたの生命を救ったのは私達よ」と告げるスメラギさん達、公式には皇帝ルルーシュが仮面の男ゼロに暗殺されて腹心も全て戦士した事になっていると明かし、助けた事に抗議するルルーシュに「甘ったれるのもいい加減にしなさい」と冷たく一喝、「君は自らには死を、そして、スザク君には人生を奪うという罰を与えたと思っているのだろう」「だが、それでは足りないな」とF.S.とジェフリー艦長が告げ、「あなたは全ての憎しみを背負い、戦いを終わらせようとしたのだろうけど、事実として、まだ平和は来ていない・・・。あなたが罪を償うつもりがあるのなら、私達と共に戦ってもらうわ」「ルルーシュ・ランペルージもルルーシュ・ヴィ・ブリタニアも死んだ。私達が求めるのはゼロだけよ」と言い渡すスメラギさん。
・ゼクスやトレーズ閣下の志を継いでほしいとノインも口添えし、ジェフリー艦長「君は責任を取らなくてはならない。この世界の未来と・・・そして、ZEXISに」、スメラギさん「あなたはZEXISの全権をエルガン・ローディックに託されたのを忘れているの?」と指摘、F.S.が「彼は最期に我々を・・・ZEXISと未来を信じるとの言葉を遺した」と明かし、「私達は彼の想いも背負って戦わなくてはならない。ゼロ・・・。あなたもそれに背を向ける事は許されないわ」と厳しく告げるスメラギさん。
・「ルルーシュ・・・」と呼びかけるカレンに、「・・・誰に向かって言っている?」と遮るルルーシュ、「この世界にルルーシュはいない。ルルーシュ・ランペルージもルルーシュ・ヴィ・ブリタニアも死んだ。俺は・・・ゼロだ・・・!」と宣言し、ジェレミア卿「お供させていただきます!」、C.C.「お前が戦うというのなら私も行くしかあるまい・・・」と賛同。
・「俺は・・・今でもルルーシュを許して這いません」と硬い表情で告げる扇だが、「だがよ・・・!黒の騎士団のリーダーは、やっぱりゼロだぜ!」と玉城が笑いかけ、BGM"Colors"と共にスメラギさんから仮面を受け取るルルーシュ。「僕も行くよ。僕はナイトオブゼロだから」とスザクが宣言、「フ・・・俺とお前と黒の騎士団とZEXISが揃えば、恐れるものは何もないか・・・」と微笑むルルーシュに、「ゼロ・・・」とカレンもようやく笑みを見せる。
・ゼロのやってきた事を包み隠さず私情を交えず、特異の露悪的な物言いなしで話すよう要求するジェフリー艦長やスメラギさんに、「・・・長い話になるぞ」と苦笑するルルーシュ、(ユフィ、シャーリー、ロロ・・・。アッシュフォード学園のみんな、黒の騎士団、ZEXIS・・・ギアスの暴走で死んだ日本の人達・・・俺のために運命を歪められた多くの人達・・・。これしか俺には出来る事がない・・・ナナリー・・・。俺はお前と、お前の愛する世界を守る。この仮面と共に・・・さようなら、ナナリー・・・。愛している・・・)と独白。(T^T)

●第58話:閃光!!進化の果て!
・パレス・インサラウムで私室に戻ったユーサー皇子、スフィアの反作用でひび割れ始めた左頬を秘かに訪れるマリリンに見せて化粧による隠蔽を依頼。痛みに意識を保つのが難しい時もあると吐露するユーサー皇子、「何故・・・何故そこまでして・・・」と絶句するマリリンに、「愛する事に理由など不要だ」と断言して微笑む。
・女嫌い同盟だとビリーに好感を示すクロウ、いぶきと青山から自身のリア充ぶりを指摘され、エスターとマルグリットが別にそう言うわけでは・・・!と恥じらいまくり、「レディがうろたえる姿は、はしたなくも、美しいものですな」と揶揄うジェレミア卿。
・「ちなみに茶葉の等級は・・・」と紅茶について問うクロウに、「無論、オレンジペコです」と即答するジェレミア卿。「感謝するぞ、ジェレミア。この短い間に俺の後始末をしてくれた事を」と労うゼロに、「ゼロ様のギアスの全ては、私のギアスキャンセラーが解除しました。これで世界からギアスは消滅したのです」と応じるジェレミア卿、「許されぬ罪は自らの行動で償う・・・。そのために私もゼロ様と共に生命を懸けて戦うつもりです」と宣言。
・人並みの幸せは捨てたと頑なゼロとスザク、お茶も楽しめないと揶揄われつつ、アナ姫が「でも、安心しました。やはり、あなたは私の見立て通り、真面目な方でした」とゼロに微笑みかける。戸惑うゼロの様子に、年下の女の子には甘いと揶揄するカレンと沙慈。
・そんなゼロの様子に静かに微笑むスザク、「・・・許せない事なんてない・・・。それはただ許さないだけ・・・許したくないだけ・・・」と呟き、「僕が許されるとは思わない。でも、ゼロ・・・僕は許そうと思う」と静かに告げる。「・・・そうか」と受け入れるゼロだが、仮面越しにストローでアイスティーを嗜む様子を笑われて憤慨。
・最初は頼りないボンボンだったとユーサー皇子の変貌ぶりに驚くZEXISの面々。「平和な時代だったならば、その鷹揚さで、きっと良き王となり、民達にも慕われただろう。だが、殿下は変わってしまわれた・・・。次元力と戦いに取り憑かれ、インサラウムを破滅へと駆り立てている」と嘆くマルグリット、真情を思いやるセツコに、「ありがとう、セツコ。だが、私はもう覚悟を決めている」「その先は言わないで・・・決心が鈍るから・・・」と悲痛な面持ちで告げる。
・エスターも、「・・・あたしが次元獣だった時、皇子がずっと側にいたような気がするんだ」と言って、記憶は曖昧ながら何故だか戦いたくないと顔を曇らせる。このままでは憎しみをぶつけ合う泥沼の全面戦争になりかねないと危ぶむZEXISの面々。
・「世の中の99.99%は金で解決できると思ってた奴がいたが、人の気持ちばかりはどうにもならんな・・・」と呟くクロウに、「お前よ・・・。自分ではいい台詞を言ったつもりだろうが・・・」「145万Gの借金がある人が言ってもあんまり説得力ないよ」とランド&メールがツッコみ、セツコが「あの・・・失礼ですけど、返済の計画ってあるんですか?」と顔を曇らせる。借金が減ってもいつの間にか倍に増えるから計画は無駄と揶揄するワッ太達に、大物相手で返済完了してるはずなのに査定がおかしいと不平を漏らすクロウ。見立てが甘いと揶揄う貧乏クジ同盟をよそに、「やっぱり、返済の目処は立ってないんですね・・・」と俯くセツコ。(^^;
・火星付近にインベーダー出現の急報が入り、「光子力の光・・・。それを殲滅するために奴等が来る・・・」と呟く號。
・3PP敵全滅してイベント発生、SRポイントget。北の中央、火星を取り囲むようにインベーダー増援出現、率いるのは合体・巨大化したコーウェン&スティンガー。おぞましさ二乗とヨーコが辟易する中、「さあ、心の扉を開き、我等と交わるのだ」「今こそゲッター線の本当の意味を知るがいい」と迫るコーウェン&スティンガー。
・コーウェン&スティンガー曰く、ゲッター線は生命体に進化を促す神の如きエネルギーであり、かつて太陽系の形成直後、オールトの雲から降り注いだ多数の彗星に含まれた有機物質が、気まぐれに降り注ぐゲッター線で生命へと進化、以後も周期的に訪れるゲッター線で幾つかの生命が繁栄と没落を繰り返した。
・「お前達が弄んだゲッター線によって我等は知性を持つ事が出来た!」「そして、知ったのだ!人類と我等はオールトの雲を起源とする同種族なのだ!」と告げるコーウェン&スティンガーに、衝撃を受けるZEXISの面々だが、「違う!」と渓が否定、「たとえ、お前達と同じ起源だろうと・・・!たとえ、ゲッター線を浴びたからとしても!あたし達人類は自らの意志で進化したんだ!」「ゲッター線に頼り、寄生しながら突然変異を繰り返した化け物とあたし達は違うんだぁぁぁぁっ!!」と叫ぶ。
・何もわかっていないと嘲るコーウェン&スティンガー、「この形こそが進化の理想型。絶望の未来を生き抜くための英知だ」と告げるものの、「お前達は黒の英知の語る未来の災厄を知っているのか!」と問い詰めるロジャーには答えず、「神と悪魔・・・。その戦いに、お前達ごとき惰弱な人類など何の関係もないのだ」「その戦いに巻き込まれ、ゴミのように死んでいくのが関の山だよ」と嘲笑、「我等と一つになれば、その絶望の未来を回避できよう」とほくそ笑む。
・人類ごときが自分達に勝ち目はないと言い放つコーウェン&スティンガーに、「それをお前等に決める権利はねえんだよ!」と噛み付く竜馬、「御託を並べる暇があったら来やがれ!俺達の進化が・・・生き様が間違いかどうか、その目で確かめてみろ!」と咆哮。
・更に、火星周辺は制圧済と勝ち誇るコーウェン&スティンガーに、「それはどうかな、飢える破壊魔よ」とユーサー皇子が割り込み、「そなた等に抗する力を知るがいい!」と啖呵。火星の裏側ではユーサー皇子指揮下の次元獣がインベーダーに抗戦、周辺宙域でもバジュラが現れてインベーダーと戦闘。
・「銀河を渡る者め・・・!何故、人間に味方する!」と憤るコーウェン&スティンガーに、「決まってるぜ。お前等が嫌いだからだ」と冷笑する竜馬。クロウが「礼は言わないぜ、皇子」と告げてユーサー皇子と一時休戦。
・小型インベーダーを取り込んで更に巨大化するコーウェン&スティンガーに、竜馬と號、渓らが吠えて、戦闘再開。
・ユーサー皇子が戦闘時セリフイベント。BGM"王の愛は民のために"と共に、(クロウ・ブルースト・・・。そして、マルグリット、エスター・・・このような所で死す事は許さぬ・・・!我等の決着をつけるのは、あの赤き星だ!)と独白するユーサー皇子。更に戦闘後、「わかるか、揺れる天秤。偽りの黒羊の力を得た余のスフィアの力はそなたを遥かに凌駕する。この力の前に敵はない・・・!火星の大地に下りる前にそなた等は自らの敗北を知るがいい!」と挑むユーサー皇子。気が早いといなすクロウ、互いの健闘を呼びかける。
・4PP雑魚殲滅完了。
・アムロがコーウェン&スティンガーと戦闘時セリフイベント。「この男・・・人類の進化の先頭を走るか」「ならば、ここで葬るまで!」と告げるコーウェン&スティンガーに、「俺はここで終わるわけにはいかない!まだ見ぬ人類の未来のためにも!」と啖呵を切るアムロ。
・竜馬が戦闘時セリフイベント。「そんなちっぽけなゲッター線で・・・!」「我等を倒せると思うなよ!」と凄むコーウェン&スティンガーに、「真ゲッターのゲッター線量ではこいつ等を飽和状態に持ち込むのは難しいか!」」と焦る隼人と弁慶だが、「俺達の武器はゲッター線だけじゃねえ!ゲッター線が足りなきゃ、ぶん殴って、切り裂いて、ぶち抜くだけだ!この化け物は必ず叩き潰す!!」と竜馬が猛々しく咆哮。
・4PP、撹乱、分析、脱力、装甲ダウン等総動員しつつコーウェン&スティンガーを削り倒して撃破、戦闘終了。
・「いったい何がこれ程までに奴等を動かすのだ!」と驚き焦るコーウェン&スティンガーに、「お前達にはわかるまい!」と叫ぶ號。その意識がZEXISの面々に伝わり、「記憶・・?思い出・・・!?これが號のエネルギー源!進化の源だったんだ!」と驚く竜馬に、「それは彼だけではない」とゼロ、「記憶や思い出・・・。想いは力になる」とスザクが説明し、「わかったぞ・・・!號と共に真ドラゴンを起動させるはずだったゴールとブライに欠けていたもの・・・!そして、早乙女博士が目指し、俺達に託した事・・・!」と隼人、「それはゲッター線に頼らずに未来を切り拓くのに必要な力!前へ進もうとする意志!」と渓が呼応。
・往生際悪く更にインベーダーを呼び寄せようとするコーウェン&スティンガーに、「奴にとどめを刺すのは俺達の役目だ!」と號を制して竜馬が突貫、「奴の内部に飛び込み、真ゲッターのゲッター炉を暴走させる!」と隼人が宣言、躊躇う渓に「子に未来を託すのは親の務めだ」と弁慶が諭す。
・「流竜馬!」「この次元でも我等の邪魔をするか!」と叫ぶコーウェン&スティンガーに、「ごちゃごちゃとわからねえ事を!脳にまでゲッター線が回ったかよ!」と罵る竜馬、「あばよ、ダチ公」と不敵に微笑むや、雄叫びをあげてコーウェン&スティンガーに突っ込みながらゲッター炉を暴走させる。
・気付くと異空間で無数のゲッターっぽいマシンに囲まれていたゲッターチームに、「待っていたぞ、ゲッターチーム」と呼びかける竜馬に似た何者か。竜馬「そうか・・・!俺達は!」、隼人「未来永劫の時の狭間で戦うために・・・」、弁慶「ゲッターチームに選ばれた・・・」と悟るゲッターチームに、「だが、まだ今はその時ではない」と何者かは告げ、真ゲッターは元の空間に復帰。
・コーウェン&スティンガーは消滅。「フ・・・どうやら俺達にはまだこの世界でやる事があるんだそうだ」と隼人が不敵に笑い、「こっちの話だ。・・・なあ、號?」と声をかける竜馬。
・「やはり戦いを望むのですか?」と語りかけるマルグリットに、「裏切り者め。余に話しかける資格があると思うな」と一喝するユーサー皇子、取りなそうとするエスターにも「黙れ、小娘。余はそなたなどと話す舌は持たぬ」と切り捨て、「ZEXISよ。あの程度の敵に苦戦しておいて余とアークセイバーに勝てると思うなよ」と宣告、完成した人造リヴァイヴ・セルで5億の民から作られる人造次元獣に勝てると思うかと挑発し、「火星の大地で待っているぞ、ZEXIS!最後のZONEとアークセイバーがそなた達を迎え撃とう!」と言い置いて撤退。
・「もう私はためらわない」「インサラウムのため・・・!二つの世界の平和のため!この手であなたを討つ!!」と誓うマルグリット。

●第59話:最後の聖王
・ZEXIS迎撃準備を整えたアンブローン、この身に代えても葬ってみせると先陣を務め、全てを捨てて得た次元科学は聖インサラウム王国とユーサー皇子のためだったと感慨、「もしもの時には殿下に我が次元科学の到達した極みをお見せいたしましょう」と宣言。
・アンブローンの覚悟を認めたユーサー皇子、「全てはあるべき場所へ向かう。アンブローンも・・・そして、余も・・・ジェラウド、ウェイン、シュバル・・・数多くのアークセイバー達と共に・・・」とと呟く。「マルグリットの事はよろしいのですか?」と気遣うマリリンに、「・・・手を握った事もないんだ。今さら、未練はないさ」と苦笑するユーサー皇子だが、スフィアの反作用による崩壊は進行。
・「殿下・・・。『幸福の王子』という話をご存知ですか?」と問うマリリン、幸福の王子とツバメの物語を語り、「ですが、殿下・・・。王子の心は幸せに満ちていました。・・・そして、このマリリンも。奪う事しか知らなかった私は殿下と出会い、初めて他人に与える喜びを知りました」と微笑、(子供の頃、組織に頭の中をかき回されて以来、今日まで好き放題に生きてきたけど・・・今なら何となくわかる・・・。フラフラちゃんがオーディスで子猫ちゃんを助けた時の気持ちも・・・)と独白。
・「・・・すまない、マリリン殿・・・。だが、もう余は・・・そなたに与えられるものは何もない」と詫びるユーサー皇子、「いいのです。与える事しかなさらない殿下には、このマリリンが全てを捧げましょう。ですから、一言だけ私に下さいませ」と答えるマリリンに、「・・・マリリン・キャット。余と聖インサラウム王国のため、sの生命を捧げよ」と告げ、「来るがいい、ZEXIS。余の真の力でお前達を迎え撃つ・・禁忌に手を染め、誇りも正義も捨てた戦い・・・。我等は勝利のためなら手段を選ばぬ。そして、未来を切り拓く。聖インサラウム王国の再世のために」と宣言。
・あまり気負うなと忠告するクロウに、「・・・私はアークセイバーだ」と応じるマルグリット、「その最後の使命は聖インサラウム王国を滅亡に追い込むユーサー・インサラウムを討つ事だ。それを果たした時、きっと私は、お前達と共に歩む事が許されよう」と宣言、ユーサー皇子さえ倒せば故国の在り方も変わると希望を口にする。
・辿ってきた軌跡を振り返るスメラギさん、「イノベイドが作り上げた歪んだ世界は戦乱で荒れ果て、皇帝シャルルやトレーズ、シュナイゼル、ミリアルド等によって破壊され・・・そのカタストロフィは皇帝ルルーシュに集約され、ゼロという記号により無へと帰した」と総括。世界は新たな時代に向けて動き出すとディアナ様が希望を示すものの、その前には聖インサラウム王国、そして破界の王ガイオウと呪われし放浪者アサキム・ドーウィンが立ちはだかる、と気を引き締めるZEXISの面々。
・火星でZONE警護につくアークセイバー団員の中からも、侵略者に堕して戦いを泥沼化させるユーサー皇子への疑問がもれはじめるものの、アンブローンとマリリン率いる本隊が現れて容赦なく粛正、「ハハハ!やる気がないんなら、とっとと逃げなよ、腰抜け騎士さん!」とマリリンが嘲笑し、「闘志なき者は一歩前に出ろ!このアンブローン・ジウスがその者をこの手で粛正してくれる!」とアンブローンが恫喝。沈黙した騎士達を嘲るマリリンに、「この者達も殿下のために立派な弾除けになってくれよう。アークセイバーも民の生命も全ては殿下のためにあるのだからな!ハハハハハ!」と言い放つアンブローンも嘲笑。
・やってきたZEXISと対峙するアンブローン、マリリンを後退させ、「この火星のZONEがあれば、5億の民全てを完璧な次元獣へと変貌させる事が可能なのだ!」と言い放ち、「この火星より再世の未来が始まるのだ!」と宣言して戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅後、パレス・インサラウムを削り倒してイベント発生、SRポイントget。次元力を侮るなと哄笑するアンブローン、「これが我が次元科学の極み・・・!完成した人造リヴァイヴ・セルだ!」と勝ち誇り、ZONEの力も借りて自分ごとパレス・インサラウムを次元獣化、併せてルーク・アダモン2体も召喚。
・「アンブローンさん!もうやめてください!」「そんな事をしたら、あなたは・・・」と悲痛に呼びかけるエウレカだが、「こレが最キョウの人造次元獣・・・エクさ・あダモんだ」と侵食されたアンブローンは一顧だにせず、「いったい何のために!?」と問うマルグリットに「我ガ君・・・ユーさー・イんサラうむニ勝利を捧げルためダ」と即答。「何という忠義・・・!何という献身・・・!」とジェレミアが感動、「だが、その向かう先は間違っている!」とスザクが憤って、戦闘再開。
・2PP雑魚殲滅後、エクサ・アダモン削り倒してイベント発生。「殿下!私ノ全てをインさらウムの未来ニ!」と言い残してアンブローン爆死。「あの人の考えていた事が最後までわからなかった・・・」と顔を曇らせるエウレカ。
・「我が臣下のために涙を流すか・・・」と南にユーサー皇子出現、左右に広く次元獣とアークセイバー召喚。立派な死に様だったと告げるクロウに、「だが、アンブローンは敗れた。奴の次元科学など、その程度だったという事だ」と酷薄に笑うユーサー皇子、「・・・所詮はただの人間・・・。禁忌の扉を開けてやっても、その先に進む事は出来なかったか」「全てを統べるオリジン・ロー・・・。その力は太極に選ばれし者だけに許されるものだ」と見下す。
・「いい機会だ。そなた等にも教えてやろう。オリジン・ローとは恒星に由来する破壊と再生の力だ」と語り出すユーサー皇子。地球が巡る太陽こそ特に強いオリジン・ローを発する恒星達の力を一つに集める特異な恒星であり、地球はそれらを引き出すのに最適な位置にある。そして地球から見た黄道に並ぶそれら12星座と対応して12の鍵たるスフィアが存在、それぞれの次元力を引き出している。
・火星のZONEは地球のオリジン・ローを引き出すために造ったと明かすユーサー皇子、「余ならば、それが可能だ。二つのスフィアの力を手にしたこのユーサー・インサラウムならば!ZONEとスフィアの力があれば、残るアークセイバーの全てを新たな次元獣にする事も出来よう!それでも足りないならば、5億の民の幾らかを使えばいいまでだ!この戦いに勝利して、余は聖王となる!そして、インサラウムに再世の未来をもたらすのだ!」と傲慢に嗤笑するユーサー皇子、非難するマルグリットを裏切り者と呼んで、アークセイバーに成敗を命令。
・「アークセイバーよ!我等の矜持は何だ!?」と凛として呼びかけるマルグリット、「我等は王と聖インサラウム王国のためにその生命を捧げたものだ!王の名を騙る大逆人の言葉に耳を貸すな!我等の正義を成せ!」と檄を飛ばす。「我等の正義・・・」「それは・・・!」と心を打たれたアークセイバー達は自ら撤退、驚愕するユーサー皇子。
・「これが今のあなたの力だ!」と糾弾するゼロ達、スフィアの強大な力と引き換えに、より多くのものを失った事実を突きつける。「ハハハハハハハ!幸福の王子ならぬ、裸の王様という事か!」と自嘲するユーサー皇子、「殿下・・・。それでも、マリリンがおります」と微笑むマリリンにも一顧だにせず、「余一人いれば、戦う事は出来る・・・!そして、この聖王機があれば!」と言い放つ。
・ファイヤバグも逃げ出したとクロウに指摘されたマリリンだが、「当然じゃない。私、どっかのフラフラちゃんと違って、一途なんだから」と答え、「ふふ・・・最後の戦い・・・ってわけか・・・」「・・・やっぱり、私達・・・気が合うみたいね」と微笑、「じゃあ、たっぷり楽しもうか!」と凶相剥き出しで哄笑、戦闘再開。
・2PPマリリン撃破してイベント発生。「年貢の納め時だ、マリリン!」と迫るクロウに舌打ちして後退するマリリン、逃げる気かと迫るマルグリットに、「・・・もうそれも無理な話よ。約束通り全てを出し切ったから」と苦笑、「ごめん・・・なさい、殿下・・・。私は・・・ここまでです・・・」と微笑み、「マリリン殿・・・!」と顔を歪めるユーサー皇子に、「ご命令通り・・・私の・・・全てを・・・生命を捧げます。でも、ごめん・・・なさい・・・。私の生命は・・・インサラウムではなく・・・殿下に・・・捧げ・・・ます」と言い残し、「じゃあね、フラフラちゃん・・・。先に・・・地獄で待ってる・・・から・・・!」と狂気の笑みを浮かべて爆死。
・「嘘・・・だろ・・・。あの化け猫が誰かのために自分を・・・」と驚くクロウ。悲痛な雄叫びをあげるユーサー皇子、根性、覚醒、必中、鉄壁を発動し、「これが尽きぬ水瓶の・・・」とセツコ、「スフィアの力か・・・!」とランドが瞠目。「・・・すまない、マリリン殿・・・。こんな余のために、そなたまで・・・その生命に報いるため余は戦う・・・!全てを懸けて!」とユーサー皇子が誓って、戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、射程外でユーサー皇子を引きつけ、精神コマンド解除された4PPに撹乱・分析かけて、脱力で気力100あたりに落としつつ総攻撃開始。
・アポロがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。「お前の発する匂い・・・」と何か気付いたアポロだが、「戦士よ!戦いの場に余計な感情は要らない!そなた等がこの世界のために戦うなら、余もインサラウムのために戦うまでだ!」と遮り、「くそっ!俺達は戦うしかないのかよ!!」と悔しげに毒づくアポロ。
・斗牙達がユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。ユーサー皇子さえ倒せば戦いは終わり、マルグリットが架け橋となって平和的な移住を成し遂げるだろうと告げるグランナイツの面々に、「フ・・・」と微笑をこぼしたユーサー皇子、「行くぞ、戦士よ!」と挑みかかる。
・アムロがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。トレーズやゼクスに近い迷いのない強さを感じ取ったアムロ、「彼等も未来を信じて戦った。余もそれと同じだ」というユーサー皇子の言葉に、「お前は・・・」と瞠目するものの、悲劇を繰り返さないため責任を取ってもらうと宣告。
・刹那がユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。「お前は・・・」と瞠目する刹那、「何も言うな、変革者よ。これが余の選んだ再世への道だ」と遮るユーサー皇子に、「・・・だが、俺はお前を認めない。お前のやろうとしている事はあまりに身勝手だ・・・!」と告げ、自分達の意志で戦うと宣言。
・ランドがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。「言っておくが、俺がお前と戦うのはスフィアが欲しいからじゃねえぞ!ぶっ壊れちまったお前の心を叩き直すためだ!!」と啖呵を切るランドに、「それでいい、ランド・トラビスよ!尽きぬ水瓶の力をそなたに見せてやろう!」と応じるユーサー皇子。
・セツコがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。悲しみの乙女のスフィアを捧げてもらうと迫るユーサー皇子に、「あなたの悲しさが私に伝わってくる・・・」と目を伏せるセツコ、「あなたは・・・」と言いかけるも、「そこまでだ、セツコ・オハラ。そなたが悲しみを止めると言うのなら、余と戦え。それが余と聖王機の望みだ!!」と遮るユーサー皇子。意を決したセツコ、「二つの世界と・・・そして、あなたのため!私があなたを止めます!」と宣告。
・ゼロがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。「二つの世界の未来にお前の存在は不要だ!」と告げるゼロに、「フ・・・」と微笑むユーサー皇子、ならば止めてみせろと受けて立つ。「いいだろう、裸の王よ!お前に王たる資格がない事をこの私が証明してやろう!王の証である聖王機を倒す事で!」と啖呵切るゼロ。
・シモンがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。仲間を戦いの泥沼に引込む男にリーダーの資格無しと糾弾するシモン、統治者の資格を問われて「決まっている!自分を信じてくれる仲間を信じ、そいつ等を命懸けで守る事だ!」と即答。「フ・・・」と微笑むユーサー皇子、「余は余の信じた道を聖王機と進む!それが余の選んだ王の道だ!」と挑戦。
・バサラがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。「戦いなんて下らないぜ!」と言い放つバサラに、「・・・そなたの言う通りかも知れんな」とうなづくユーサー皇子だが、「そのくだらない戦いに余は生命を懸けた!インサラウムに再世の未来をもたらすために!」と吠える。「一人で何でも背負い込むんじゃねえ!俺の歌を聴いて、ハートを解き放て!!!」とバサラ叱咤。
・エスターがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。「答えてよ、皇子!あたしは次元獣だった時、あんたの本当の心に触れた!」と懸命に呼びかけるエスターだが、「フ・・・次元獣にされた事でおかしな夢を見たようだな」と否定するユーサー皇子、心中秘かに(それでいいんだ、エスター・・・。君に会えてよかったよ・・・)と別れを告げる。
・マルグリットがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。「そなたはインサラウムを見捨てたのか!?」と問い詰めるユーサー皇子に、「私は・・・今もインサラウムのために戦っています!」「私は祖国インサラウムのためにあなたを討ちます!」と宣告するマルグリット。(ありがとう、マルグ・・・そして、さよならだ・・・)と寂しげに微笑むユーサー皇子。
・マリンがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。新たな大地を求める気持ちに理解を示したマリン、「何故そこで力に頼った!平和的な手段を使えば、こんな戦いは起きなかったはずなのに!」と糾弾。「二つの世界の出会いは戦いで始まった・・・。その事実は消せない。広がっていく憎しみを止めるためには誰かがそれを受け止める必要がある」と真摯に答えるユーサー皇子に、「ユーサー・インサラウム・・・まさか・・・」と絶句するマリンだが、「来るがいい戦士達よ!余は戦いを望む!インサラウムの未来のために!」と吠えるユーサー皇子に、「くっ・・・!もう俺達は戻れない所に来ているのか!」と歯嚙みする。
・クロウがユーサー皇子と戦闘時セリフイベント。揺れる天秤の力を捧げてもらうと迫るユーサー皇子、スフィアの力を集めればアークセイバーなど不要と言い放ち、「残念だよ、ユーサー。出会い方が違えば、俺達はもっといい関係が築けたかも知れないってのに」と惜しむクロウに、「フ・・・それはこの世界とインサラウムにおいても同じだろう」と苦笑、「参るぞ、クロウ・ブルースト!尽きぬ水瓶が揺れる天秤を討つ!」と咆哮。「来いよ、ユーサー!だが、スフィアは関係ねえ!自由と平和を奪うお前は俺の敵だ!!」と応じるクロウ。
・4PPユーサー皇子撃破して戦闘終了。
・「覚悟!」と迫るマルグリットに、「余はそなたに討たれるわけにはいかぬのだ!」と移動するユーサー皇子、「クロウ・ブルースト!来るがいい!」「余のスフィアを喰らうがいい!そして、破界の王を倒すのだ!」と呼びかける。
・「・・・それがお前の戦いの理由か?」と問うクロウに、「そうだ!スフィアの力を集めれば、あの悪鬼にも勝つ事も出来よう。そして、その力があれば、この世界を手に入れる事も・・・!」と答えるユーサー皇子、人々を顧みぬ支配者が倒れれば戦いは終わりわかり合えると口々に非難するZEXISの面々に、「・・・そう思ってくれるのならば、余の戦いにも意味があった・・・」と微笑、「民達は無能な為政者を見限った。後は救国の英雄マルグリット・ピステールが地球との講和を結んでくれる。そして、心優しき地球の民達は、大逆の皇子に虐げられてきたインサラウムの民を慈悲の心で迎えてくれると信じる」と告げる。
・「全てを懸けての戦いだった・・。・・・だが、もし勝てなかった時のために余は全てを背負う必要があった・・・」と吐露するユーサー皇子に、「・・・我々に敗れた時には二つの世界の民の憎しみを集め、全ての罪を背負い、死んでいく・・・」と呟くゼロ、「迂闊だった・・・!俺と同じ考えに至る人間が他にいる事も想定できたはずだったのに!」と呆然。「それがお前の愛かよ・・・。尽きぬ水瓶、ユーサー・インサラウム」と沈痛に告げるクロウ。
・何故気付かなかったと自責するゼロやスメラギさんに、「偽りの黒羊のスフィアの力が余の嘘を助けてくれたようだ・・・」と苦笑するユーサー皇子、敵として出会った過去を乗り越えるため誰かが憎しみを一手に集める必要があったと説き、「これが聖インサラウムの名を継いだ我が務めだったのだ」と告げる。「ノーブレス・オブリージュ・・・。王たる者の責務・・・」と敬意を込めて呟くジェレミア卿。
・「全てはインサラウムが破界の王に敗北した事が元凶だ」と言うユーサー皇子、侵略者に堕した自分達が罪を償い再世の未来を迎えるにはこうするしかなかったと呟く。「黙れよ」と割り込むクロウ、「負けを理由にするんじゃねえよ。誰かの自由や平和を奪う以外の方法でお前達は何かが出来たはずだぜ」と指摘、「お前は尽きぬ水瓶に相応しい男だ。・・・だが、俺はお前のやり方を認めない。借りた金は、きちんと働いて返すしかねえんだよ。盗んだ金で返そうとするのはナシなのさ」と苦く告げる。
・「そうだな・・・」と苦笑するユーサー皇子に、「殿下・・・あなたの優しさは時に自らを滅ぼすものでした」「だからこそ、私も民もあなたについていこうとしました・・・」と告げるマルグリット。「だが、優しさだけでは破界からの再世は望めない・・・マルグ・・・。優しくて強い君がインサラウムを率いてくれ」と微笑むユーサー皇子。
・そこへ「残されし者への遺言は済んだようだね」と現れたアサキム、「悲しみに乙女、傷だらけの獅子・・・。君達なら彼の悲しみと痛みを感じられるだろう」と告げ、さらされたひび割れ崩れつつあるユーサー皇子の顔にスフィアの反作用と悟って息を呑むセツコ達。「そして、揺れる天秤・・・。君は彼の揺るぎない強い意思を知った」と告げるアサキム、クロウの制止を「あさましいと笑うかい?でも、これが僕なんだよ!」と嘲笑し、ユーサー皇子にとどめの一撃。(;_;)
・「お別れ・・・だ、マルグ・・・土は土に、灰は灰に、塵は塵に・・・ジェラウド・・・シュバル・・・ウェイン・・・アンブローン・・・騎士達・・・マリリン殿・・・。余も・・・今、そこに・・・行・・・く・・・」と口にしてユーサー皇子爆死、「殿下ぁぁぁぁぁっ!!」とマルグリット号泣。
・「これが尽きぬ水瓶のスフィアか・・・」と微笑むアサキム、「貴様はっ!!」と激怒するクロウに「機は熟した。さあ・・・始めようか」と告げ、「魂の震える闘いってやつをよ」「ここからが真の戦いの始まりだ!」と現れたガイオウが宣告。
・インサラウム艦グリンガル残骸内で、「・・・笑っちゃうね・・・。染み付いた傭兵の癖で・・・簡単に死ぬ事も・・・出来ない・・・なんて・・・」と自嘲する瀕死のマリリン、「でも・・・いい潮時・・・かな・・・。傭兵稼業も・・・暇に・・・なりそ・・・う・・・だし・・・ファイヤバグの名・・・前は・・・フラフラ・・・ちゃんが・・・継いでくれる・・・しね・・・」と微笑、「・・・そう言えば・・・幸福の・・・王子の話って・・・最後は・・・ツバメも・・・死んじゃう・・・んだっけ・・・自己満足で・・・独りよがりだったけど・・・幸せ・・・だったのは・・・王子だ・・・けじゃ・・・ない・・・よ・・・ツバメ・・・も・・・きっ・・・と・・・」と呟く。

●最終話:再世の未来
・「宣言通りに来たぞ。二つの世界の勝者と戦うためにな」とZEXISに告げる破界の王ガイオウ、「それはお前の使命・・・根源的な災厄に立ち向かうためか!?」とカミーユが問うものの、「・・・そうか。エルガン・ローディックに聞いたか」と陽には答えず。
・「彼はクロノエイチの真の継承者・・・。この世界のジ・エーデル・ベルナルだからね」と告げるアサキム、エルガンも烙印を刻まれたZEXISの面々も成り立ちこそ違えど自分と同じような境遇だと冷笑、「だから、ここで君達の生命も狩ろう。僕と同じように奴等に運命を弄ばれるよりも、その方がずっと幸福だろうから」と宣告、拒むセツコとランドに「君達に選択権はないよ・・・!そう・・・その魂は僕の黒衣に抱かれている!」と狂気の笑みを浮かべる。
・以前と異なり研ぎ澄まされた刃のような気配を放つガイオウ、「俺の使命を知ったのならば、俺と生死を・・・その運命を共にしてもらう。お前達が地球の守護者であるのを望むならば、なおさらだ」と言い渡し、「これが真の俺だ。背負うものがある以上、負けられん・・・だから、こんな手も使わせてもらう!」とZONEを活性化し、その力で継ぎ目さえない完全無欠の絶対次元断層を展開。
・更に黄金の次元獣達を召喚したガイオウ、「俺の真の軍団だ。お前達風の言い方をするならば、真次元獣といったところだ」と告げ、「俺に敗北は許されない。笑うか、アサキム?」と問う。「いいや、あなたという存在に出会えた僕は幸せだよ、ガイオウ」と微笑み返すアサキム。
・ZONEの出力が高くてZONEブレイカーも効かないと焦るクロウ達、身を犠牲にしてでもと覚悟を決めるものの、それでも不足とアサキムが嘲笑、「だから、君達の魂を僕に捧げてもらう!因果の鎖をガイオウと共に引き千切るため、今、絶望の魔剣がその生命を狩る!」と宣告。
・決意を固めたクロウ達、まずアサキムを倒すと宣言して、戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅。
・ランドがアサキムと戦闘時セリフイベント。「君のそういう所は嫌いじゃない!いつだって何かと戦うその姿に僕はシンパシーを感じる!」と嗤うアサキム、一緒にするなと怒るランドに、「傷だらけの獅子!君の本質を僕は引き出す!その魂を引き裂く事で!」と宣告。ランドも「俺はあいつの根性を叩き直すって決めてんだ!」とメールに告げ、「覚悟しろよ、アサキム!ちょいと痛い目に遭ってもらうぜ!」と咆哮。
・クロウがアサキムと戦闘時セリフイベント。「僕は既に4つのスフィアを手に入れ、その内の2つを使いこなす域に達している。君がいくら因子を高めても今の僕を倒す事は出来ない」と勝ち誇るアサキムに、「だからって諦めちまうほど、俺は潔い男じゃねえんでな・・・!リ・ブラスタは誰にも渡さない!少なくとも借金が終わるまではな!」と言い返すクロウ、「行くぞ、アサキム!お前ともここで決着をつける!!」と宣言。「君にやれるのならね!僕は僕を殺せる誰かが現れるのを願うよ!」と狂気の笑みで答えるアサキム。
・2PPアサキム撃破してイベント発生。「フ・・・フフ・・・」と嗤うアサキム、「僕の生命は永遠という名の牢獄に囚われている。僕はまた生まれる・・・。そして、また君達とめぐり合う。それまでの悪夢が僕にとっての一時の安らぎ・・・。そこから目覚めた時・・・また終わりなき旅路が・・・」と呟く。
・「その旅を終わらせます!」とセツコ、「お前に覚めない夢をプレゼントする事でな!」とランドが割り込み、クロウと共にアサキムをZONE中央に押し込みつつ3機で包囲、「倒してもよみがえるんなら!お前はそこで永遠に寝てな!」とクロウが宣告。
・「悲しみの乙女、傷だらけの獅子、揺れる天秤・・・!3つのスフィアが僕を押さえ込むか!」と焦るアサキムに、ランド「お前の次元力をZONEにぶつけさせて、その力を止める!」、クロウ「お前が見るのは醒めない悪夢だ!」、セツコ「あなたを封印します!」と引導を渡す。「フフ・・・」と無邪気に微笑んだアサキム、「こんな結末も悪くないと思っただけだよ」と言い置いてZONEに封印され、「・・・じゃあな、アサキム・・・」とクロウが別れを告げる。
・(チーフ、トビー・・・。仇は討ちました。私の怒りと憎しみも、ここに封印します。新たなグローリー・スターと共に前へ進んでいくために)とセツコ独白。
・ZONEによる次元断層を失ったガイオウ、「・・・アサキム・・・。お前の願いは俺が叶えてやる」と悼み、「次元断層が使えないのならば、俺も全力で戦わねばなるまい・・・!」「解き放て、ヴィシュラカーラ!ここに我が真の姿を!」と咆哮。
・巨大化したガイオウ、台座だった次元獣ヴィシュラカーラを鎧に変じて身に纏い、「・・・我が名は次元の将・・・」「遥か過去・・・遠い次元・・・。人類は最悪の敵に遭遇した」「星は砕け、月は堕ち、太陽も消えた・・・聖人は言った。黙示録の時が来たと。賢人は言った。人類は禁忌を犯したと。そして、宇宙は滅びの時を迎えようとした」と独白。
・「俺は・・・俺達は人類の希望・・・」「人類を守るため、俺達は全てを捨てて次元の将の使命を受け入れた。そして、闘いの力を集めるため銀河へと旅立った」と語るガイオウ、「4人の次元の将は、力を集め、絶望と戦うための軍団を作り上げた。だが、俺は敗れた」「俺は・・・逃げた・・・。そして、次元を越えてたどり着いたのが奴等の国・・・インサラウムだ」と明かす。
・「俺は多くのものを失った・・・。友も、家族も、仲間も、記憶も、そして、希望も・・・だが、俺にも残されていたものがあった・・・。戦うための力を集めろという意識の底に残った使命の欠片だ」と述懐するガイオウ、事情を話してくれれば手を携えられたかも知れないと憤るZEXISの面々に、「甘いな・・・」と切り捨てて「俺は使命を果たす。ここがどの次元であろうと、俺の生きる意味のために・・・!」「ZEXIS・・・。お前達は強い。俺には、その力が必要だ!!」と宣告、真次元獣も召喚して戦闘再開。
・2PPガイオウHP6割切ってイベント発生。「・・・俺を失望させるな!」「お前達の力はその程度か!」と吐き捨てるガイオウ、瞬時に再生し、「・・・お前達、何か勘違いしてないか?」「俺の力は俺自身の強さだ!使命なんて知った事かよ!」とせせら笑い、使命のため、託された希望のための力ではないのかと言い募るZEXISに「笑わせてくれるぜ!この甘ちゃんのロマンチスト共が!」と嘲笑。
・「倫理や道徳は捨てろ!事を成すのに手段を選ぶな!」「俺の生き方を悪と言いたければ、そう言え!だが、お前達に思い知らせてやる!悪こそが、物事を成す力!欲望こそが、その源!」「勝手に俺の戦いを美談にすんじゃねえよ!俺の戦いは俺だけのものだ!」と叱咤するガイオウ、「俺は俺のためだけに戦う!次元獣は、その戦利品みたいなものだ!」と冷笑してみせる。
・「・・・なるほど・・・新説だな。撃たれる覚悟があるから、自分も好きなだけ撃ってもいいというわけか」とゼロが歯嚙みし、「そんな理屈を次元獣に帰られた人の前で言えるのか!?」とスザクが憤るものの、次元獣に人の意識など残っていないと嘲るガイオウ、「口では御立派な事を言ってたが、ユーサー・インサラウムも同じだろうぜ」「二つのスフィアを手にした人間ってのは全銀河の歴史の中でも、そうはいないからな。一つ目で、その力に驚き、二つ目で、その力を使う楽しさに目覚めたんだろうぜ。見ものだったろうな。スフィアの力に溺れた皇子サマが世界を蹂躙する様はよ!」と嘲笑、トレーズやミリアルド等も皆本音は戦いが好きだっただけと貶める。
・「黙れよ、ド外道」と割り込んだクロウ、「ユーサーを擁護する気はねえ。どんな事情があろうと、あいつは俺達の敵だった・・・だがよ・・・俺はお人好しの事なかれ主義者でな。死んだ人間を・・・責任を本気で取ろうとした奴をムチ打つ気はねえ。相手が俺の嫌いじゃない人間ならなおさらだぜ・・・!」と激怒。
・「怒りで弾を込めろ!憎しみで剣を振るえ!愛で、勇気で、向かって来い!あらゆるものを使い、闘志を燃やせ!それが俺の望む闘いだ!」とガイオウが吠え、ZEXISが敗れたらインサラウムと地球の全ての民、更にZEUTHの世界の民までも喰らうと宣言、憤激するZEXISに我が意を得たりと笑い、「お前のハートも俺達のハートもクライマックスだ!」とバサラも気炎を上げて、戦闘再開。
・セツコがガイオウと戦闘時セリフイベント。「やるもんだな、アイムの奴!この世界にこれだけのスフィア・リアクターを集めるとはよ!」と嗤うガイオウだが、「・・・」無言で悲しげに顔を伏せるセツコに、「余計な事を言うなよ。俺は今の俺に満足している」と真摯に告げ、「荒ぶる魂のままに闘う事にな!」と咆哮。「ならば、私はあなたを止めます!あなたに希望を託した人達のためにも!」と決然と顔を上げるセツコ、「次元将ガイオウ!その悲しみは今日ここで終わらせます!」と宣言。
・ロジャーがガイオウと戦闘時セリフイベント。「会いたかったぞ、黒いメガデウス!」と野太く嗤うガイオウに、「ビッグオーの事を知っている?」と驚くドロシー、「どうやら、あの男も失われたメモリーに何らかの関係があるようだ」と納得するロジャー。過去を知りたいか問われたロジャー、「いや・・・結構だ。私もお前と同じで過去は既に捨て去っている。だが、お前が世界の未来を闇に閉ざすなら私は私の法を以って、お前に挑もう!」と宣言。
・ヒイロがガイオウと戦闘時セリフイベント。「いいぜ、お前!その強さ、一切の迷いを捨てたからこそか!」と笑うガイオウに、「戦いしか知らないお前は以前の俺と同じだ。だから、お前は俺が倒す」と告げるヒイロ、「最終ターゲット確認・・・。攻撃目標、次元将ガイオウ!これで終わらせる!」と気炎を吐く。
・刹那がガイオウと戦闘時セリフイベント。CBが世界を変えようとした事を知っていると告げるガイオウ、「俺が手伝ってやるぜ!この世界を一度破壊してな!」と言い放つ。「お前も何かを守るために戦っていたはずだ。だが、その使命を忘れたお前の存在は戦争を幇助する者でしかない。」「俺はソレスタルビーイングのガンダムマイスターだ!世界の歪みを生み出す者は破壊する!」と宣告する刹那。
・アポロがガイオウと戦闘時セリフイベント。「結局、てめえは戦う事しか考えてなかったってわけかよ!」と毒づくアポロに、「それの何が悪い?生きるってのは闘いと同じ意味だ」と開き直るガイオウ、憤るエレメント達に「そうだ、機械天使!お前の全ての力を俺に見せろ!」と嗤う。「次元将よ。ならば、お前の旅を終わらせよう」「やるぜ、みんな!ゴー!アクエリオン!!」とアポロが咆哮。
・ランドがガイオウと戦闘時セリフイベント。「お前を見ていると親近感を感じるぜ」と嗤うガイオウ、「お前の本質は破壊を・・・」と言いかけ、「ストップだ、大将!それ以上を言うと俺の怒りが天を突くぜ!」とランドが割り込み、「もう完全にメーター振り切ってる!」と慌てるメール。「お前のひん曲がった根性を俺とガンレオンが叩き直してやるぜ!!」と獅子吼するランド。
・クロウがガイオウと戦闘時セリフイベント。「スフィア・リアクター!しばらく見ないうちに随分と因子を高めたな!お前はユーサー・インサラウムのようにその力に呑まれない事を祈るぜ!」と嘲笑するガイオウに、「ぐだぐだとうるせえよ。ここまで来たら余計な言葉はいらねえ。俺達とお前・・・!破界事変から続く闘いの決着、ここでつけるぜ!」と言い返すクロウ。俺を倒せないようではこの先生き残れないと警告するガイオウに、「先の事は後で考える!今はお前を倒す事に全てを懸ける!行くぞ、次元将ガイオウ!お前を倒して、せめて戦いだけは終わらせる!自由を手に入れるのは地球に帰ってからだ!」と宣言するクロウ。
・バサラがガイオウと戦闘時セリフイベント。「最後のステージだ!思い切り歌うぜ!!」と朗らかに笑うバサラに、「全然、状況をわかってない!」と呆れるミレーヌ達だが、「いいな、お前!俺のハートも高ぶるってもんだ!」とガイオウが笑い、「いいぜ、お前!ノッてるじゃねえか!」「おう!お前もな!」と微笑み合って、「行くぜ、ガイオウ!俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」と叫ぶバサラ。
・號がガイオウと戦闘時セリフイベント。巨体に潰し甲斐があると嗤うガイオウに、「強大な力の使い方を見失った男・・・!次元将ガイオウ!俺達がお前を終わらせてやる!この真ゲッタードラゴンで!!」と吠える號。
・キラがガイオウと戦闘時セリフイベント。「想いを忘れたあなたは力だけで戦っている!」と糾弾するキラ、「だが、その力は何者にも負けない!それが俺・・・次元将ガイオウだ!」と開き直るガイオウに、アスラン「想いなき力は、ただの暴力だ!お前の存在は世界に戦いを広げる!」、キラ「だから、僕は・・・!」「次元将ガイオウ!僕はあなたを止めてみせる!この想いと力で!!」と宣告。
・竜馬がガイオウと戦闘時セリフイベント。全力で闘える事を感謝すると嗤うガイオウに、戦慄する隼人と弁慶だが、「おもしれえ・・・」と獰猛に嗤う竜馬。「お前なら、そう言うと思ったぜ!ゲッターに選ばれし戦士、流竜馬!!」と応じるガイオウに、「やはり、奴は宇宙で繰り広げられたゲッターの戦いを知っているのか!」と驚く隼人だが、竜馬は一顧だにせず「過去も未来も関係ねえ!今ここにいるのは俺達とガイオウだけだ!」「お前がどれだけの化け物で、どれだけの時間を戦ってきたのか、しらねえが!お前はここで終わりだ!俺達とゲッターがいる限りな!!」と咆哮。
・ゼロがガイオウと戦闘時セリフイベント。「お前の過去に何があったかをこれ以上、聞くつもりはない!今のお前は紛れもなく悪だ!俺の願う世界にお前の存在は不要だ!」と宣告するゼロに、スザク、カレン、C.C.も賛同。「何かを失い、何かを得る・・・。お前が羨ましいな」と呟くガイオウに、「黙れ、ガイオウ!泣き言など今さら聞く気はない!」と叱咤するゼロ、「このゼロが命じる!次元将ガイオウよ!この世界から戦いと共に消え去るがいい!」と宣告。
・桂がガイオウと戦闘時セリフイベント。「哀れな男だな、あんたも!」と呼びかける桂、「戦うために生まれた機械だったら、そうは思わないさ。だが、あんたはずっと昔は人を愛する事を知っていたらしいからな!」と告げ、「あんたの戦いの旅路を今日で終わらせてやる!」と宣告。
・キリコがガイオウと戦闘時セリフイベント。「わかるぜ、異能生存体。お前も俺と同じで戦いの中でしか生きられない」とほくそ笑むガイオウに、シャッコ「言ってやれ、キリコ」、グレゴルー「確かに俺達は最低の兵士かも知れないが、戦いを楽しむお前とは違うってな」と反発。「欲しいのは言葉じゃない!お前の力を俺に見せろ!」と迫るガイオウだが、「断る」と言下に拒むキリコ、「俺の生き方は俺が決める。お前の言葉など聞く気はない。そして、俺の生き方の邪魔をするならば、お前が何者だろうと戦うまでだ」と断言。
・シモンがガイオウと戦闘時セリフイベント。「来いよ、螺旋の男!お前に天元に挑む資格があるか、確かめてやる!」「お前の向かう先は俺と同じだ。楽しくやろうぜ、兄弟!」と嗤うガイオウ、仲間達の想いを束ねるシモンに「感じるぜ、お前の力の高まりを!やっぱり俺達は同類だ!」とはしゃぐものの、「そうじゃない、ガイオウ!お前は自分の力に溺れて、目的を見失った迷子みたいなもんだ!そんな男では俺は倒せない!」と否定するシモン、「・・・俺は・・・穴掘りシモン!回転しながら真っ直ぐに進む!どんな相手だろうとこのドリルでぶち抜いてきた男だぁぁぁぁっ!!」と咆哮。
・葵がガイオウと戦闘時セリフイベント。「澄ました仮面は捨てろ!お前達の中に眠る熱さをぶつけてこなきゃこの俺には勝てないぜ!」と嗤うガイオウに、「受けて立つよ、次元将ガイオウ!やってやろうじゃんっ!!」と吠える葵。
・2PPガイオウ撃破して戦闘終了。
・咆哮するガイオウ、「俺も全てを出し切った。もう悔いはない・・・流れ星は燃え尽きる・・・。長い旅を終えて・・・」「いい闘いだったぜ、お前等。もう心残りはない・・・。アサキムには悪いが、俺はここで終わりだ・・・」と呟き、災厄について教えろと迫るZEXISの面々に、「心配する事はない」「俺を倒したお前達なら、きっとやれるさ」と一方的に告げ、「所詮、俺は闘いに溺れた堕ちた勇者だ」「ヴァイオレイション・システム・・・。リヴァイヴ・セルなんてのを使うような俺が未来への希望なんてのは筋が通らねえ。そして、何より俺は闘い自体を楽しむようになっちまった。守護者を名乗っていいのは、他人の想いを背負い、その痛みをわかってやれるような奴だけだろうさ」と自嘲。
・「銀河はお前達の想像もつかないような戦いに満ちている・・・いつか必ず災厄は来る。平和な時代の後に戦いの時代が来るのは世の必然だ。それが戦争なのか、外敵の襲来なのかは知った事じゃねえ・・・だが、覚えておけ。永遠の平和なんてものは誰にだって約束できるもんじゃねえのさ」と告げるガイオウ、「何が来ようと、それに負けなきゃいいだけだ。俺に勝ったんだから、それぐらいやってみせろ」「いいか・・・敵に情けをかけるな。悪を否定するのなら、迷いを越えて自分の中の正義を貫け。忘れるなよ。背負ってるものがある奴はたった一度の負けも許されないって事を。そして、守ってみせろ。この醜くも優しき世界を」とエールを送り、「俺の闘いの始まりである次元将の名前・・・。そして、その闘いの終わりに友にもらったガイオウの名前・・・俺は次元将ガイオウ・・・。その生涯は闘いと共にあった」「負けるなよ、戦士達・・・。お前達こそが未来への希望だ」「・・・もう一度・・・ホットドッグが・・・食いたかった・・・ぜ・・・」と言い残して遂に爆死。
・シュナイゼル議長とレディ・アン司令を中心に生まれ変わった地球連邦は、加盟国の自治と権利を尊重し、衰えたアザディスタン王国もリリーナとナナリーの尽力もあり、マリナ皇女の下で地球連邦加盟、復興に向けて歩み始める。
・インサラウムの民はマルグリット・ピステール卿の指揮下で火星開拓事業に参加して入植開始。
・くろがね屋にはローレライが住み込みで働き、甲児も再び住み込みで修行に没頭。竜馬は黙って修行の旅に。真ゲッタードラゴンは暗黒大陸へ戻った隼人の手で封印。
・ハイム農場にはレントンとエウレカ、警備を務めるシャッコとグレゴルー達が残り、ゴウト達も人が集まれば商売のネタがあると滞在。
・キリコはフィアナと二人で世界を自分の目で見る旅に。(戦争は終わったが、俺の戦いは続く・・・。それはフィアナと共に生きる事だ。ZEXIS・・・。お前達と過ごした日々は決して忘れない。いつか・・・また会おう)と独白するキリコ。
・フロンティア船団は戦いで受けた損傷のため出発延期。ブレラはいつの間にか姿を消したらしい。
・シェリルとランカの件にケリをつけろと囃し立てられるアルト君、「盛り上げ役は任せな!俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」とバサラが"Dynamite Explosion"熱唱して混ぜっ返されつつ、「なあ、シェリル・・・」「お前・・・昔どこかで俺と会ってないか?」と問いかけ、「さて・・・どうかしらね?」と悪戯っぽく首を傾げるシェリル。「私、負けません!歌も・・・恋も・・・!」と決意表明するランカに、「ふふ・・・受けて立つわ!」とシェリルも微笑。
・レディ・アン創設の特殊部隊に勧誘されたデュオ達だが、当面は様子見。旧友カティとの再会を夢見るスメラギさん、(その時は不死身の旦那様についても色々と聞かせてね)と独白。
・エリア11は新日本として独立が認められ、扇や藤堂は神楽耶様と共に新日本政府に。玉城は意外にも喫茶店のマスターに。ルイスは沙慈やカレンと共にアッシュフォード学園に復帰、体育教師のヴィレッタ・扇が出迎える。
・ジノやアーニャもアッシュフォード学園に転入予定。
・「世界は平和を手に入れた。だが、その裏には良からぬ輩がきっと生まれるだろう。その者に鉄槌を下すのは、この俺・・・ゼロの役目だ」と宣言するゼロ、「それは僕達の役目だ」と訂正するスザクに微笑み、「行くぞ、スザク、C.C.。我々の新たな戦いの場に」と告げて、(ナナリー・・・。もう俺はお前に会う事はないだろう。だが、お前の愛する世界は必ず守ってみせる。俺とスザクが組んで、出来ない事などないのだから・・・)と独白。
・元の世界に帰還するZEUTHの面々を見送るため、ようやく安定した次元の穴アビスに集まるZEXIS。旅立つエターナルを見送った後、マクロス・クォーターはフロンティア船団に帰還、CBも独自の道へ。最終査定を待つクロウ、「フ・・・あなたも俺と同じく永遠に縛られる運命だと思うがな」とゼロに冷笑されつつ、「デュオ、ロックオン!いつも心に貧乏クジを忘れるなよ!」と呼びかけ、再会を約して解散。
・お待ちかねの最終査定は145万Gで借金完済ながら、1GのCDS使用料100万回分が借金として残り、結局はお約束の借金100万Gとなって呆然とするクロウ。リ・ブラスタを使いこなすため金に対するハングリーさを残すべく、査定額を低めに見積もっていたと認めたトライア博士だが、借金については次元獣バスターで返してもらうと要求、「くっそぉぉっ!また借金生活なのかよぉぉぉっ!!」とクロウ絶叫、めでたしめでたし。(^^;

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第2次SRWZ再世篇(1周目:日本ルート:41話〜49話)

●ルート分岐
・ギアス嚮団跡地にはジェレミアとロロが残って調査、負傷していたコーネリア皇女も行方不明で捜索中。シャルル皇帝が異空間に取り残されたと判断したルルーシュ、「これでナナリーの安全は保証されたと言ってもいいだろう」「フフ・・・今、風は俺の方に向いている」とご満悦。
・記憶を失ったC.C.は、ギアス入手以前の身よりのない少女に戻っており、ゼロの私室で秘かに保護。
・ヴェーダに介入し不必要に世界の混乱を煽っているワイズマンについて、王留美からの情報では地球上でなく宇宙にいると推測。また、地球圏の外れに転移して来た惑星群ネオプラネッツ周辺宙域で、アストラギウス銀河の二大陣営、ギルガメス軍とバララント軍が集結し不穏な動きも見られるとか。加えて、フロンティア船団から大規模な対バジュラ作戦への参加要請も受けているZEXIS、部隊を二つにわけて一方は宇宙へ上がり、残りは日本で機体のメンテを行う予定。
・日本組はタワーを母艦にスーパー系とオーバーマン、ウォーカーマシン等、宇宙組はガンダムやバルキリー、黒の騎士団等のリアル系。クロウは例によって自分で選ぶ事に。
・クロウと通信するトライア博士、ZONEについては概ね理解、どうにかしてチューニングを乱せれば機能不全に持っていけるとメドを立てたものの、実現手段は未だ不明。
・今回査定額はたったの1万G、危険手当込みでこれだけ!?と衝撃を受けるクロウだが、「金は確かに大事だが、金に振り回されるのは真っ平御免だからな」と気を取り直す。
・クロウの選択肢は「日本へ向かう」で、、久々にくろがね屋の温泉につかりたいとかで日本ルートへ。
・プトレマイオス2の医務室で意識を取り戻したシェリル、船団で確かめたい事があると言って、フロンティア船団へ向かうZEXIS宇宙組への同道を希望。
・借金残額149万G。

●第41話:遺恨!くろがね屋の一番長い日!
・くろがね屋のつばさ女将、バードス島で死んだはずの剣鉄也を目にして驚愕。
・光子力研究所では、ミリオンα1、バイオンβ2、ダイオンγ3のマジンガー軍団がそろい踏み、ビューナスAのサポートに参加し、旧知のロール・ローリィ姉妹等と再会するさやか。
・くろがね屋を訪れた甲児達、原因不明で寝込み憔悴しきったつばさ女将に驚愕。「やっぱり、あんた・・・私を恨んでいたんだね・・・」と呟くつばさ女将、「今さら、あれを取り戻そうたってそうはさせないよ、剣鉄也!!」と幻に向かって叫ぶ。そこへ姿を現したあしゅら男爵が、「錦織つばさが見ているのは剣鉄也の亡霊だ」と告げる。
・つばさ女将が実の母親だと仲間達に明かした甲児、青山やクロウらに「やっぱりな」「予想通りだ」とあっさり納得されて驚くものの、勝平やワッ太らが顔も叫び方もそっくりとコメント。
・あしゅら男爵はケドラの見せた時の狭間で、ミケーネの巫女だった時の記憶を取り戻し、錯乱してDr.ヘルの元を離れており、くろがね五人衆に保護されくろがね屋に匿われていたらしい。そのあしゅら男爵が、つばさ女将を苦しめているのはピグマンの呪いだと指摘。
・女将に取り付いた亡霊の名は剣鉄也と明かす甲児に、驚くZEUTHメンバー。・・・そうか、初代Zにはグレートマジンガーも出てたのか。
・時の狭間で知った過去を語り出す甲児。かつて甲児の祖父・兜十蔵と父・兜剣造は、Dr.ヘル、つばさ女将と共にミケーネ文明の眠るバードス島の調査に赴き、剣造の親友でマジンガーZのプロトタイプのテストパイロットを務めていた剣鉄也も同行。
・遺跡から発見された巨大ロボットを改造して機械獣を生み出したDr.ヘルは、あしゅら男爵の元になった夫婦のミイラ、機械生命体ケドラも発見、世界征服の野望を抱く。それを察知して逃げようとした十蔵とつばさ女将は、ケドラを憑依させられ精神も身体も乗っ取られた剣造に裏切られ窮地に。そこへ鉄也が身を犠牲にして剣造の動きを止め、つばさ女将に自分ごと射殺させたらしい。
・あしゅら男爵、ピグマンの呪いには力の中継あるいは増幅を行う何かが近くに必要と指摘、「生前の剣鉄也と錦織つばさに関係するもの・・・。二人の魂にとって深い意味を持つものだ」と説明。
・そこへ「その通りだ」と突然現れたピグマン子爵、Dr.ヘル五大軍団の一つを預かるものと名乗り、幻影と見破ったタケルに流石と褒めつつ「だが、暗黒の力が世界を覆いつつある今、私を止める術はない」「それこそは我が呪術の力の源・・・冥界より生まれし黒き脈動・・・」と告げる。
・剣鉄也の遺恨を晴らさない限り除霊は不可能と宣告するピグマン、「彼と錦織つばさの魂をつないでいるあれの存在を抹消するしか方法はない」「それは剣鉄也が死の直前に見たもの・・・兜十蔵と錦織つばさがバードス島から運び出そうとしていたミケーネ最大の遺産・・・」「そうだ・・・!神々に反旗を翻し、人間を守った荒ぶる神・・・!その者が残した大いなる力・・・!」と告げ、「大神ゼウスの片腕か!」と甲児が思い当たる。
・更に「その通りです」といきなりニアが割り込み、「光の神の遺産・・・。それは螺旋生命体が持つには大き過ぎる力・・・故に、その存在は抹消します」と宣告。
・続けてコーウェンとスティンガーが現れ、「人間ごときではアンチスパイラルの考えを理解する事は出来ないか」と嘲弄、光の神の遺産を葬るために来たと言い放つ。更にゲシュタルトのメタールまで出現、「光の力は暗黒の力と相反する存在・・・」「その存在・・・抹消しなければならない・・・!」と宣言し、「何だよ、この悪役オールスターは!?」と呆れるクロウ。
・海からマジンガーのプロトタイプ、エネルガーZが光子力エネルギーの輝きを放って出現、コクピットに死んだはずの父・兜剣造を認めて驚愕する甲児とシロー。続けて機械獣軍団も出現。
・甲児、正気に戻ったつばさ女将が憔悴しきった身でピグマンに怒りをぶつけるのを制止し、「シロー、俺はマジンガーで出る!お前は母さんを!」とつばさ女将をシローに託し、ボス達と共に機械獣軍団を迎え撃つ。
・エネルガーZにマジンガーZのジェットスクランダーが破壊され、マジンガーは飛行不能になったものの、甲児がエネルガーZの相手は任せろと気炎を吐いて戦闘開始。
・1PP、北東隅からW8S2の兜家に移動してイベント発生。何故か兜家にいる暗黒寺刑事を発見、ハイパージャマーget。
・2PP雑魚殲滅後、エネルガーZ撃破してイベント発生、SRポイントget。
・呪いを解くためにゼウスの腕を差し出せとつばさ女将を催促するあしゅら男爵だが、突然「死ぬのはお前だよ!!」とつばさ女将が攻撃、「正体を現しな、ピグマン!」と叫ぶ。あしゅら男爵に化けていたピグマンが何故わかったと問うと、「バードス島なんかに引っ込んでるから世の中の流行ってものが、わかってないようだね、お前は。ケドラ騒動の時、聴いた歌はシェリル・ノームじゃない・・・。ランカ・リーと熱気バサラだよ!」と先の会話の矛盾点を指摘。「でも、もし本物のあしゅらがただ勘違いしていただけだったら・・・」とツッコむシローに、「フ・・・そん時はそん時だったまでさ」と笑い飛ばすつばさ女将。
・鉄也の幽霊を見た時にDr。ヘル達の作戦と見抜いたと明かすつばさ女将、「では、何もかも承知の上で・・・!」と憤るピグマンに、「でもね、あしゅらに化けての作戦・・・なかなかの芝居だったよ・・・!だから、褒美を見せてやるよ!ゼウスの腕をね!!」と啖呵を切るつばさ女将。
・一方、光子力を暴走させたエネルガーZから、剣造に変装していたブロッケン伯爵が現れ、錦織つばさ共々熱海の街ごと吹き飛ばすと高笑い。そこへ「今こそ十蔵の遺産をお前に渡す!!」と呼びかけたつばさ女将、来ぉぉぉい!ゴッドスクランダァァァッ!!」と召喚。
・兜家地下から射出されたゴッドスクランダーにマジンガーZが合体。「その名はゴッドスクランダー!ゼウスの腕から生まれたマジンガーZ、最後にして最強の翼だよ!」とつばさ女将が解説。
・東にムガン出現、ニアが「光の神の力・・・」と眉をひそめる。西にはインベーダーが出現、「人類ごときが、それを手にするとは・・・!」「許される事じゃないね!」とコーウェン&スティンガーが非難。
・更にエネルガーZが南へ移動、その側へ海中から現れたDr.ヘルが、「黙るがいい、バアルよ!」と一喝し、「ゴッドスクランダー・・・。十蔵めワシから奪ったゼウスの腕であのようなものを造り上げていたとは・・・」と悔しがる。
・全ての光子力は自分のものと言い張るDr.ヘル、隼人に「何故お前がバアルの存在を知っている!」と問われ、「黒の英知・・・」「宇宙の誕生から滅亡までの全ての知は今、我と共にある!」と宣言。「神々の遺産から、あれを見つけたか!」と色めき立つコーウェン&スティンガー、「また一つ人類は余計な知恵を手に入れた」と冷たく呟くニア。
・「ゼウスの腕は・・・光子力とマジンガーZは人類を守るための力だ!!」と甲児が叫び、つばさ女将も自分の力で大切な弟を守れと激励。更に「気合を入れろ、甲児!」と十蔵が残した自称ウルトラゴージャスコンピュータ『オジイちゃん』が励まし、「飛べ、ゴッドスクランダー!!勝利へ向けて!!」と甲児が咆哮、戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、エネルガーZを囲んでおき、ボスボロットを補給上げしてから、エネルガーZ撃破して戦闘終了。
・「人類はさらに危険な領域に足を踏み入れた・・・。人類殲滅システムは次のフェイズに進む必要がある」と言い置いてニア撤退。コーウェン達も急がなければとか言って撤退、「バアルの使徒は去ったか・・・。」と呟くDr.ヘルも、「見事だ、兜甲児。そのゼウスの腕、お前に預けておこう。だが、忘れるな。光子力エネルギーの主は、このワシだ!」と告げて撤退。
・兜家に潜んで見届けた暗黒寺刑事、「やるじゃねえかよ、甲児。それにZEXISも・・・旦那・・・当面、心配はいらないみたいですぜ」と不敵に笑う。
・一方、くろがね屋でピグマンと対峙するつばさ女将、超合金Zのドスで刺して「覚悟しな、ピグマン!」と啖呵を切るものの、「かくなる上は!奥の手を!」と脱皮したピグマンが相打ち覚悟で迫る。そこにシローが「悪いけど、兄貴の命令でね!今は俺がおっかさんを守る!」と懸命に立ちはだかり、更に甲児等もかけつけて形勢逆転。その隙をついたシローの一撃で、ピグマンは命からがら逃走。
・甲児、つばさ女将のしたたかな強さを素直に賞賛し、「あの剣鉄也ってパイロット・・・幼い頃に生き別れたあんたの弟だったんだよな・・・」と時の狭間で知った事実を確認、自分がシローを撃つ羽目にならないためにはしっかりしないと、と励まされ、「母さんの覚悟はわかった・・・。だから、俺は母さんを信じるよ」と告げる。
・「と言っても、もうあんたも一人前だ。もう私から、あんたに言う事はないよ。十蔵の最後の遺産も渡しちまったしね」と応えるつばさ女将だが、ゼウスの腕の所在が明らかになった今Dr.ヘルも本気になると警告、迎え撃つ準備を進めるためくろがね屋は当分休業とし、くろがね五人衆とボス達もZEXIS預かりに。
・バードス島を訪れたゲシュタルト、「黒の英知を手に入れられたあなたを祝福させていただきます」とDr.ヘルに告げ、「これで以前の約束通り、我等は真の盟友になったか」と応じるDr.ヘルに、「やはり、私の正体に気付いておられたか・・・」と苦笑。・・・そういや破壊篇で、皇帝ズールと何か話してたっけか。
・地球連邦恐れるに足らずと言い切るDr.ヘル、最大の障害たるZEXISはバアルとの戦いで消耗させて決着をつけると宣言。「あなたを地球の盟主として我等の一員に加えましょう」と告げるゲシュタルトだが、「その名を受けるのには、まだ早い。それはワシが光子力エネルギーの全てを手に入れた時だ」と答えるDr.ヘル。

●第42話:父ちゃんから受け継いだもの
・バルディオスとゴッドシグマのオーバーホールは、マリンとジュリィでは完璧には無理と難航。
・コストがかかるため使用許可がなかなか下りなかったグレートノットパニッシャーを、ようやく許可が下りたと百目鬼が持参、大河内の社長降板の置き土産と告げて赤木達驚愕。
・西島専務が水面下で交渉していた竹尾ゼネラルカンパニーの21世紀警備保障への吸収合併が、ようやく最終確認段階となり、その手柄で西島専務が社長就任との噂らしい。既に竹尾ゼネラルカンパニーの面々はそのためお台場に行っているとか。ただしワッ太は知らされていない様子で、ジロンやアポロ達と釣りに。
・お台場の役員室に竹尾ゼネラルカンパニー一同を招いた西島専務、合併交渉の最終回答を催促し、自分が社長になればダイ・ガードとトライダーG7の運用は連邦軍に任せると言って毒島少佐を紹介、お飾りの子供社長を危険に晒す事もなくなると告げる。柿小路専務はワッ太の身を案じるため合併話を断れなかったと推察し納得する厚井と郁絵。
・西島専務、柿小路には役員、厚井には整備班責任者として本部長、木下には営業7課の課長、郁絵には自分の秘書のポストを用意すると勧誘、更に合併とトライダー運用の全権委任の代金として200万Gを既に振り込んだと告げ、(200万Gの前には前社長への忠節など消し飛ぶだろう)と秘かにほくそ笑む。
・湾岸でブラックオックス特訓中の正太郎達、ギシン星の超能力者に追われる男性を発見。「ロボット帝国最高の科学者ナバロン・・・。その頭脳、我々のために使ってもらうぞ」と迫る超能力者に、使い捨ての武器としてロボットはもう作らないとつっぱねるナバロン。
・ブラックオックスが割って入り、超能力者を海に放り込んでナバロンを助けると、何故か驚いたナバロン、同行していた勝平に「君はもしかしてビアル星人の血を引くものか?」と質問。
・正太郎達にタワー格納庫へ連れてこられたナバロン、「どのロボットも素晴らしいな。性能が優れているというだけではなく、使っている人間との間の絆が見て取れる」と感心、探していた答えに巡り会ったようだと何やら納得。
・ナバロン、ビアル星人については過去のデータを見ただけと勝平に答え、ガイゾックに襲われたビアル星人が最後の希望として造り上げた機体、特にそのコアとなるロボットの変形システムを参考にロボットを設計した事があると明かし、ザンボエースのことかと驚く勝平。
・そこへ戻って来た柿小路専務が「梅本さん・・・!あなた、梅本さんじゃありませんか!」と驚き、先代社長の頃からの付き合いだと明かす。更に厚井が「何と言っても梅本さんはうちのトライダーの設計者だからな」と明かし、「じゃあ、ザンボエースを参考にしたロボットってトライダーなのか!」と勝平驚愕、つま先を機種に変形するシステムは珍しいと納得するジュリィ。
・先代社長の道太郎が数年前に他界したと聞いた梅本、息子のワッ太がトライダーを大事に使っているようだと感謝し、トライダーはじめ各機体の整備を買って出る。ちょうどオーバーホールが難航していたジュリィが渡りに船と賛同。
・厚井が明かしたところでは、先代社長が軍を辞めて運び屋をやっていた頃、宇宙を漂流していた梅本を救助、名前を付けてやり住む所なども世話したとかで、そのお礼にトライダーを設計してもらったものの、その後梅本は何か探しに旅に出たとか。
・柿小路専務、西島専務から振り込まれた200万Gを使ってシャトルのパワーアップを梅本に依頼。
・機械獣迎撃のためお台場に出撃したZEXIS、梅本の整備のおかげでバルディオスやゴッドシグマ、ザンボット、トライダーもパワーアップ。ご機嫌なワッ太だが、竹尾ゼネラルカンパニー吸収合併の話しは耳に入っておらず、秘かに気をもむクロウと青山。
・「・・・クロウ君、敵の機体を撃墜すると、どれくらいの収益が発生します?」と問う柿小路専務に、「グロイザーとギシン星の戦闘メカは一機あたり3000から3500ってところです」と即答するクロウ。「常務、木下君、郁絵君、やりますよ!我々で35000は稼いでみましょう!」と柿小路が気合入れて、「その意気です、専務!」と万丈が激励、「専務さんがクロウみたいになっちまった・・・」と青山愕然、「攻める守銭奴・・・。俺も続くぜ、専務さん!」とクロウも盛り上がり、戦闘開始。近くで秘かに観戦する梅本、(見せてもらうぞ、ワッ太君。君とトライダーの勇姿を)と独白。
・1PP敵8機撃破してイベント発生。東にゲシュタルト率いる暗黒の信者達ことギシン星残党が出現、「フフフ・・・しぶといな、マーズ。まだデビルリングに潰されていないか」と嘲笑するゲシュタルト。聞きとがめたエイジがツッコむものの、タケルは心配無用と口を開かず。
・見かねた正太郎が「もう・・・いいんです。皆さんにも聞いてもらいましょう」と説き、嘲笑うゲシュタルトが「私がマーズに科したデビルリングは超能力を使う度に奴の生命を削っていくのだ」「父イデアが遺したゴッドマーズがお前の生命を奪うのだ!」と明かす。
・そこへ「恐れるな、マーズ」と現れたバラの騎士、「ゴッドマーズはお前の守り神だ」と告げる。「その通りだよ、タケルさん!」と賛同するワッ太、ギシン星の父親はタケルを守るためにゴッドマーズを造ったと指摘、「ゴッドマーズはタケルさんにとってお父さんの心そのもののはずだよ!」と力づける。
・「黙っていろ、小僧!」と苛立つゲシュタルトに、「そっちこそ黙れ!」と言い返すワッ太、病人にメチャクチャな事を言って困らせると憤り、「何が暗黒の力だ!そういうデタラメは、もうたくさんだ!頑張れ、タケルさん!俺達、父ちゃんの遺してくれたもので戦ってるんだろ!だったら、絶対に負けられないよ!」と檄を飛ばし、「お前にはわからないだろうな、暗黒野郎!負けるたびにロボットをとっかえひっかえするような奴だから!俺はどんな敵が来たってこのトライダーで戦い抜くぞ!!」と宣言。「我々もお供しますぞ!」と柿小路専務らが同調し、(君のその真っ直ぐな心ある限り、竹尾ゼネラルカンパニーは不滅だ!)と万丈が内心で賞賛。
・「ありがとう、ワッ太。俺は・・・負けない!」と立ち直ったマーズ、死者を亡者としてよみがえらせるゲシュタルトには生命の価値がわからないと断じ、「限りあるから生命は美しいんだ!俺は戦う!たとえ生命尽きる事になろうとも兄マーグとの誓いのために!」と気炎を上げる。「お前の戦い、見守っているぞ」とバラの騎士は祝福して撤退。心理攻撃に失敗したゲシュタルトが悔しがって、戦闘再開。
・3PP、瀕死まで削ったゴウキューンを、ゴールドエンブレム積んだシャトルで祝福かけて撃破、資金40000でSRポイントget。あっちに就職すればよかったと羨むクロウ。(^^;
・3PPゲシュタルト撃破、何やら捨て台詞残して撤退。
・3PP敵全滅して戦闘終了。
・ワッ太、きっと梅本さんも見てくれているはずと信じて、「俺、梅本さんが造って、父ちゃんから受け継いだトライダーで頑張るからね〜!!」と叫ぶ。(礼を言うのは私の方だ、ワッ太君。人間の心と一つになったロボット・・・。君ととライダーはそれを私に見せてくれた)と独白する梅本、いつか再会しようと心に誓って去る。
・竹尾ゼネラルカンパニー経理担当の宇宙太がワッ太に、会社の口座に200万Gが振り込まれ、すぐシャトル改修に使われたと報告。クロウが「にひゃくまんっ!!」と驚愕し、「お前が驚いて、どうするんだよ?」と青山にツッコまれる。(^^;
・合併話をクロウ達から聞いたワッ太、「幾らお金を積まれたって、専務が会社を売る事なんてないさ」と全く慌てず。「で、で、でもよ・・・!か、か、金はもう使っちまったんだぜ!」と焦るクロウ、「お前が焦って、どうする!?」と青山にツッコまれる。f(^^;
・「みんな、心配性だな。きっと大丈夫に決まってるよ。誰が何と言おうと、俺は専務の事を信じてるからね」と微笑して器の大きさを見せ付けるワッ太。(*´v゚*)
・その頃、21世紀警備保障を訪れていた柿小路専務、西島専務に合併話をきっぱり断り、小学生を危険な現場に立たせると非難する西島専務に、「それを決めるのは私ではございません。うちの最高責任者である竹尾ワッ太自身が決める事です。そして、うちの竹尾はトライダーで戦う事を望むでしょう」と断言、社員達も口々に賛同。
・同席していた毒島少佐、「・・・さすが竹尾さんの部下の方々だ」と納得、先代には軍で世話になったと明かし、「そして、あの竹を割ったような性格はきっと息子さんである現社長に受け継がれているのでしょうな」と述懐、西島専務にどっちの味方とツッコまれても「私は軍人です。民間人の自由と財産を守る事が務めである以上、彼等の選択を受け入れるだけです」「破界事変の時に散々見せられましたからな。サラリーマンでも平和を守れる事を」を苦笑。
・既に手を付けた200万Gを即金で返せといきり立つ西島専務だが、「あまり我が社を安く見られない事ですな」と柿小路専務が余裕で答え、万丈が200万Gを持参。「好況の時こそ、不況の事を考えろ・・・。経営の鉄則です。こんな事もあろうかとあちこちの銀行に資産は小分けにして預けておいたのですよ」と柿小路専務が告げて、合併話は完全消滅。
・更に恫喝する西島専務だが、大河内社長が「君は自分の身の振り方を考えた方がいいのではないかな?」と割り込み、社長印なく200万Gの大金を動かした事を背任行為と指摘、処分を知らせるまで自宅待機を命令。
・毒島少佐も立ち去った後、ワッ太達がやってきて一件落着。そこへ大塚長官から急報が入り、月からムーンWILLらしき部隊が地球に接近中との事。地球圏全てがワイズマンにハッキングを受け、「我が名はワイズマン・・・。我こそが、この世界の支配者・・・」のメッセージとレッドショルダーマーチで通信ネットワークが麻痺状態となっているため、直前まで探知できなかったとか。

●第43話:闇を断つ牙
・ムーンWILL率いる敵部隊はドラゴンズハイブを目指しており、あと数時間で到着予定。「アストラギウスの暗黒の神、ワイズマン・・・。ついにこの世界を意のままに動かすために表立っての行動を開始したか・・・」と呟くF.S.。
・一方、惑星クエントではZEXISがキリコを追って大気圏降下した模様、「ワイズマンの後継者・・・。絶大な力を持つ神の座・・・」と呟くF.S.に、キリコもその強大な力に取り憑かれたかとコメントするウラジミールだが、「それはどうかな・・・」と疑問を呈するサンドマン。「・・・ここに闇を断つ牙は集う。あとはWILL・・・君を待つだけだ」と呼びかけるF.S.。
・宿敵ムーンWILLの襲撃に闘志を燃やすチームD。一方獣戦機隊の忍と亮はただならぬ気配を感じ取り、「この感じ・・・俺の知っている奴だ」と言う忍に、「どうやら、この戦い・・・。ムーンWILLとの決戦というだけでは済みそうにないな」と応じる亮。亮達の特訓で越えて来たグランナイツの面々も怯む事なく闘志を燃やす。
・現れたムーンWILL、「所詮、お前達では、この宇宙の真理にたどり着く事は不可能なのだ」と告げ、訳が分からないと切り捨てる忍達に「我が言葉から耳を塞ぐか・・・。それこそがお前達の愚かしさの証拠。神の座を自ら蹴ったあのキリコ・キュービィと同じだ」と告げ、混乱するクロウ達にワイズマンがこの世界を創り変えようとしており、愚かな人類は内心では裁きを下す神の降臨を待っていると一方的に決めつける。
・ドラゴンズハイヴを守り、第一次防衛ライン突破を防ぐべく戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅後、分析かけたオリジナルダンクーガを袋叩きにして撃破、イベント発生、SRポイントget。
・自分が二度も負けるなどあってはならないと戯言喚くムーンWILL、「全知全能なる者よ!我に力を!」と叫ぶ。すると、小百合さん「その願い・・・」、ゲシュタルト「聞き遂げよう」と応じ、「力が・・・!力がみぃなぎぃるぅぅぅ!!」とムーンWILL絶叫、「全知全能なる者の力により私は暗黒の世界よりよみがえった!」「黒の英知を持つ選ばれた者!今の私は、あの方達と共にある!」と叫び、「ミケーネ、ワイズマン、アーカーシャ・・・。お前達では想像もつかない古からの英知の継承者達・・・!その全知全能なる者より与えられた暗黒の力!その一端を見るがいい、人間共!」と宣告するや、ドラゴンズハイヴに突貫して猛攻。
・「この宇宙の進む先は暗黒の闇・・・!ならば、それに同化し、その力を得た者こそ宇宙の管理者として永遠に生き永らえるのだ!それこそが黒の英知に記された真実!人類に・・・宇宙の未来に光はない!!」と勝ち誇るムーンWILL。ところが「そうかな?」と異を唱えるサンドマン、BGM"紅の牙"と共に、ドラゴンズハイヴの先端に颯爽と登場。(*´Д`*)
・「未来が闇ならば、そこに光をともせばいい」を微笑むサンドマン。「そう・・・!そして、我々は闇を断つ牙となる!」とF.S.が応じ、復活したWILLも「我々の戦いも、ここに決着をつけよう」と宣告し、「君が暗黒の力を得たとするなら、私は正しき力・・・我が友人達の尽力によってよみがえった」と告げる。「ドラゴンズハイヴよ!今こそ飛竜乗雲の時!!」と号令するF.S.に応え、竜と化したドラゴンズハイヴが起動、「これがドラゴンズハイヴの真の姿だ!」と告げる。
・続けてゴッドΣグラヴィオンで出撃したサンドマン、「我々は牙なき者の牙だ。この力で闇を断つ・・・!」と宣言、浅ましく逆上して増援呼び出すムーンWILLに迫り、戦闘再開。
・2PP雑魚掃滅後にオリジナルダンクーガ撃破して戦闘終了。
・再び泣きつくムーンWILLを、「せっかく与えてやったチャンスを活かせないとはな・・・やはり、お前はその程度だな、ムーンWILLよ」と冷たく見限る小百合、いい時間かせぎになってくれたと冷笑し、「暗黒の世界で眠るがいい。そこに巣食う亡者共に食われてな」と引導を渡して、ムーンWILLは爆死。
・「そう・・・この娘は神が復活するための器となったのだ」と冷笑する小百合に、「これではっきりしたぜ・・・。俺が感じていた嫌な気の正体がな・・・!正体を現せ、ムゲ!!」と叫ぶ忍。
・「やっと気付いたようだな、神の戦士の名を騙る愚か者め!お前の言う通り、私はムゲ・ゾルバドス・・・。かつてお前達に敗れた者だ」と正体を明らかにしたムゲ、実体を取り戻すまで時間がかかるのでこの娘の身体を使わせてもらっていると言い放ち、「私は宇宙そのもの・・・黒の英知すら超える高次の生命体・・・愚かな人間達を我が宇宙へ導く・・・。そして、ダンクーガ・・・!お前に復讐する!!」と宣告、完全復活までは別のものに相手をしてもらうと言い置いて撤退。
・太平洋上でゲッター線の異常反応が感知され、真ゲッタードラゴン出現と判断して色めき立つ隼人達。ZEXIS別働隊も惑星クエントでワイズマンを倒して合流へ。
・街角に佇むガイオウ、ゲッター線の胎動を感じ取って「これでバアルも本格的に動き出すだろう」と呟き、自身の去就については「・・・まだ、その時じゃねえな」と告げる。
・好きにすればいいと肯定するカルロス、「君からもらったリヴァイヴ・セルの使い方をトライアに伝えなきゃならないからね」と別れを告げ、「君には、この世界について僕が知る限りの事を裏の裏までレクチャーしたつもりだ。それをどう判断するかは君に任せるよ。守る価値のない世界だと思うなら、とっとと喰らえばいいさ」と言い放ち、「さよなら、ガイオウ。君は僕にとって大事な友達だったよ」と言い置いて立ち去る。
・「そうやって、みんな・・・俺の前から去っていっちまうんだな・・・」と寂しげに呟くガイオウ、「あばよ、カルロス・・・。お前は俺にとって大事な友だ。永遠にな・・・」と別れを告げる。
・フロンティア船団でのバジュラ殲滅作戦は成功したものの、美星学園に被害が出た上、ランカの歌をエサにバジュラを誘き寄せたため、アルトは浮かない顔。「下らねえぜ・・・!どっちかが滅びるまで戦うなんて、そんなの誰が望んでるんだ!?」と憤るバサラ、(ランカ・・・シェリル・・・。本当に俺達・・・このままでいいのか・・・)と思い悩むアルト。
・フロンティア船団から反応弾と新兵器MDE弾の使用許可が下りてS.M.S.は戦力大幅アップ。
・「お前、神の座を蹴ったんだって?」と呼びかけるクロウに、「誰に聞いた?」と暗に肯定するキリコ。フィアナ、ル・シャッコやグレゴルー達もZEXISに合流。
・ワイズマンの正体は遥か過去にクエント人が追放した異能者の集合意志とシャッコが説明、「異能者とは、コンピュータとその意識を一体化させる力を持った突然変異種だ。彼等は肉体を捨て、自分達の意志を原形質保存装置に集め、集合意志体ワイズマンを名乗るに至った」とC.C.が補足。
・陰からアストラギウス銀河の歴史を操り、人類が常に戦争状態にあるよう仕向けてきたワイズマンは、時空制御技術まで有していたと思われ、大時空震動に巻き込まれる契機となった惑星モナドの爆発にもその遺跡が関与。そのワイズマンは、異能生存体であるキリコを後継者として選定。
・最初にその能力に目をつけたレッド・ショルダー創設者ヨラン・ペールゼン曰く、異能生存体はどのような状況でも生還し、死という状況から逃れる力を持っているとか。その力を確かめる実験で多くの仲間を失ったキリコ、神の後継者の座をちらつかせて従わせようとしたワイズマンを拒み、フィアナと共に生きる道を選択。結果、キリコが原形質保存装置を破壊してワイズマンは機能停止。
・ワイズマンとの接触で記憶を取り戻したC.C.、(やはり、あのワイズマンというシステム・・・シャルルの持つあれと同じ意味を持つのか・・・)と黙考。

●第44話:降臨!!終末を呼ぶ邪神!
・カミナシティの科学局研究所で「・・・始まるな」と語るロージェノム、全ての終わりが始まると告げ、それを知ったムーンWILLもワイズマンも動き出したと説明、「人類には神が・・・支配者が必要なのだ。絶望の未来を生き抜くためにも」と仄めかす。
・ロシウに辞表を出したキタンは真ドラゴンと決着をつけるべくZEXISへ。尻拭いを押し付けられた形のダヤッカが苦笑しながら、「リーロンからだ。街外れの倉庫でお前の相棒が待っている」と鍵を渡す。そこへ「あたしも一緒に行くよ」「世界のピンチを黙って見てはいられないわ」とヨーコも合流。
・ZEXISでゲッター線とインベーダーの謎に戸惑う渓達、竜馬に質問するも「悪いが、話す気にならねえ」「・・・言葉じゃねえんだよ」「あれを理解するのに必要なのは言葉じゃねえ。自分自身でゲッター線を感じる事だ」と告げる。
・「お前は感じているようだな。ゲッター線の・・・真ドラゴンの胎動を」と竜馬に問いかけられた號、「・・・全ての終わりが始まる・・・」と呟く。そこで真ドラゴンが眠っているとみられる火山島に異変を感知、人間サイズの生命体を3つ確認し、急遽出撃するZEXIS。
・火口に立つ早乙女、「真ドラゴンよ、今こそ目覚めの時・・・!この早乙女の細胞を取り込み、その邪悪な叫びを世界に轟かすのだ!」「目覚めよ、真ドラゴン!世界最後の日を告げるために!!」と檄を飛ばし、コーウェンとスティンガーが進化を連呼して狂奔。
・「インベーダーにその心身を奪われ、進化の方向を見失ったか」と険しい顔で呟くアポロ、「目を逸らすな。あれが誤った道を進んだ者達だ」と戸惑うシリウス達に告げる。そして火口から姿を変じた真ドラゴンが出現。
・ゲッター線の真の力は生命体の進化を促進させる事だと明かす敷島に、「それを知った早乙女博士は奴等をおびき寄せ、そして、撃退するためにゲッターロボを造ったんだ」と隼人が補足。「美しい・・・!だが、これは本来の進化とは全く異なるもの。最早、破壊神ではないか・・・!」と真ドラゴンに呻く敷島。
・続けて出現した大量のインベーダーと真ドラゴンを相手に戦闘開始。
・総員北西に突貫しつつ雑魚打ち減らし、2PP分析、撹乱かけた真ドラゴンをトップエース達が削り始める。
・3PP雑魚殲滅後、マジンガーに再動かけて真ドラゴンに装甲ダウンかけ、分析・撹乱併用してゴリゴリ削り力押し撃破、イベント発生、SRポイントget。
・勝機と見た渓がとどめを刺しにいこうとするものの、號が呻いて立ちすくみ、敷島が「いかん・・・!號が邪悪に進化した真ドラゴンに反応している!」と警告、早乙女博士が「我が下へ来い、號!こうなれば、お前の力で真ドラゴンを覚醒させるのだ!」と呼びかける。
・「あたしがやる・・・!今度はあたしが號を守る!あたしが真ドラゴンを倒すんだ!!」と真ゲッター2で突貫する渓だが、しおらしく「げ、元気・・・!」と呼びかけた早乙女に博士に一瞬躊躇した隙を突かれ、危うい所に竜馬のブラックゲッターが割り込んで庇う。
・「そういうときの顔はガキの頃と変わらねえな・・・」と渓に不敵に微笑む竜馬だが、これ以上の戦闘は無理と隼人が呼びかけ、真ゲッターとブラックゲッターはタワーに帰投。
・「最も危険な男が消えたようだ」とほくそ笑むコーウェン達だが、今度は北東にニア率いるアンチスパイラルが出現。「哀れな・・・」と眉をひそめるニア、「人類がその知性と理性を捨て、獣に堕すれば、スパイラルネメシスは起きないというのに・・・そう・・・。あなた達はゲッター線によって誤った方向へと進化している」と告げる。
・「僕達こそが正しき進化の道を歩む存在」と断言するスティンガー達、より巨大に強く進化して他の全てを滅ぼすと豪語し、ニアも「飢える破壊魔は、知性も理性もない存在・・・。所詮、獣は獣でしかない。だが、その存在はスパイラルネメシスに対する抑止力として使える」とある意味肯定。
・「アンチスパイラルが求めているのは絶対的絶望・・・」と口にしたニアに、超電導ライフルの狙撃がヒット、「しばらく見ないうちに随分つまんない女になったわね、ニア」とヨーコが啖呵切って、キタンと共にガンメンで登場してZEXISに合流。
・「今の私が本当の私・・・人類に絶望を告げるメッセンジャー・・・。それが私の役目」と告げるニアに、「だったら、あたしはそれを打ち破る・・・!子供達が安心してお日様を見て暮らせる世界を取り戻すために!」と応じるヨーコ。
・キタンがリーロンから預かってきた武器をギミーとダリーに渡してグラパール武装追加。・・・出撃してなかったケド。(;゚∇゚)
・一方、真ドラゴンの放つゲッター線が増大して、タワーの切り札使用を決意する隼人。
・動かなくなった號の脳を調べる敷島、「何だ、このニューロン活動電位の高さは・・・!?大脳だけで400億?」「・・・こんなものが真ドラゴンの制御に必要だというのか!?」「早乙女の奴・・・いったい號に・・・號に何を仕掛けたのだ!?」と一人で驚愕した後、渓と凱に號を連れてタワーを脱出するよう指示。
・突貫したタワーで「ゲッター線収集アーム起動!同時にタワー炉心のシールドを解除!」と隼人が号令、真ドラゴンのゲッターエネルギーを吸収。「何という事だ・・・!これは最早エネルギーではない!生命だ!!」と狂喜する敷島、脱出を促す隼人に「先に行け!ワシはまだやる事がある!」と拒み、「このパターンは號のニューロンの活動電位の高まりと酷似している!しかし、あれはシナプスが異常発達したものだ!側頭葉の記憶や大脳辺縁系の海馬に溜まったものを・・・!」「そうか!そういう事だったのか!だから、號と共に生み出されたゴールとブライは・・・!アハハハハ!わかったぞ、早乙女!真ドラゴンは!號は!進化とは!アハハハハ!アハハハハ!」と哄笑。
・そのままタワー爆発、クルーと渓達は脱出し、竜馬、隼人、弁慶が真ゲッターで出撃し、「奴が失ったゲッター線を再吸収する前の今がチャンスだ!」と吠える竜馬。これに対して早乙女博士は、真ドラゴンを再び地下に潜らせ、特別製のゲッタードラゴンことメタルビースト・ドラゴンにコーウェン、スティンガーと共に搭乗して真ゲッターと対峙、初代ゲッターチームを自称し、「真ドラゴンの発したゲッター線の光は宇宙から我等の同胞を呼び寄せる。もうすぐ、この星は我等の楽園と化すのだ!」と宣言、戦闘再開。
・3PP、分析、撹乱、装甲ダウンかけたメタルビースト・ドラゴンをHP49000程度まで削り、熱血トライアゲイン&特攻指揮でドーピングした刹那が、魂トランザムライザーソード再攻撃で瞬殺、イベント発生。
・ゲッターチームに精神攻撃を仕掛けた早乙女博士、ミチルと武蔵を殺したという罪の意識を増幅して悪夢に呑み、「犯した罪・・・それは消し去る事は出来ない!貴様達も死を以って己の罪を償うがいい!」と宣告、幻影のミチルと武蔵が竜馬達の罪を糾弾。
・そこへ「しっかりして、竜馬君、隼人君」と本物のミチルの意志が響き、「・・・あの時、私は既にインベーダーに寄生されていたの。だから、私は私自身を葬るために合体タイミングを故意にずらした。それが今日まで竜馬君と隼人君を苦しめてしまった」と詫びて、正体を現した悪夢のミチルを「消えなさい、悪夢の使徒よ!」と退ける。
・「信じてる・・・。みんながゲッターで未来を切り拓くのを」とミチル、「元気を頼むぜ、弁慶」と武蔵がそれぞれにエールを送り、永遠に一緒と約束して消えてゆく。そこへアクエリオンが近付き、「バアルよ。やはり、お前達は獣だ。人間の持つ優しさや愛を理解できないお前達は太陽を抱く事は許されない。バアルよ!機械天使アクエリオンはお前達の存在を滅する!」とアポロが峻厳な面持ちで宣告、「見せてやるぜ!人間の力・・・生命の力を!!」と普段の調子で啖呵を切って、新必殺技太陽剣炸裂してメタルビースト・ドラゴン瞬殺。
・しぶとく復活するメタルビースト・ドラゴンだが、負けられないと気炎を上げるゲッターチーム。アポロに礼を言う竜馬、「例には及ばん。次元の果てで戦ってきた同志よ」と答えるアポロに怪訝な顔をしつつ、「太陽だ」「誰もが持つ心の中の太陽・・・。それをゲッターと一つにしろ」と示唆を受け、正気に戻ったアポロが「よ、よくわからねえが、要するに・・・全力でやれ!・・・って事だ」と笑い、仕切り直して戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅後、最後にメタルビースト・ドラゴン撃墜して戦闘終了。
・しつこく復活する早乙女博士、「何故、宇宙から我等の同胞は来ない!?」と焦りを見せる。「お前達は人類を過小評価している」とヒイロが言い放ち、「宇宙に現れたインベーダーはホワイトファングが撃退したそうだ」とクワトロ大尉が指摘。
・まずゲッターチームから血祭りに、と意気込んでゲッターチェンジアタックを仕掛ける早乙女博士達だが、あっさり躱して「俺達は目ぇ瞑ってても合体できるんだ」「その俺達から見れば、お前等の合体なんざお遊戯も同然なんだよ!」と言い放つ竜馬。
・アポロが「竜馬!太陽だ!!」とアドバイス、更に號の思念が(ストナーサンシャインを出すんだ。三つの心を一つにしろ・・・!ゲッター・・・ゲッターを信じろ・・・!)と語り掛け、「これで終わりだっ!!」とストナーサンシャイン炸裂、メタルビースト・ドラゴン瞬殺。
・再生が追いつかないと焦るコーウェン等をよそに、「・・・見事だ」と呟く早乙女博士、「ワシの敷いたレールも最後だ!」「後はお前達の手で切り拓け!人類の未来を!!さらば!!」と別れを告げて爆死。
・「・・・やはり、この星の人類は危険な存在・・・」と眉をひそめるニア、「人類殲滅システムをフェイズ2へ移行・・・。より深い絶望を与えるために」と宣告して撤退。
・一方、地下から再び姿を現した真ドラゴンに、俺達を呼んでいると號、渓、凱が乗り込んでいき、心身を真ドラゴンと一体化して制御。真ドラゴンを機能停止させて快哉を叫ぶ渓だが、號はそのまま仮死状態に。
・渓達は號の目覚めを待ちつつ真ドラゴンを監視。タワーの擁したスーパーロボット軍団はシュワルツが指揮を引き継ぎ。ブラックゲッターは3人乗りに改修。
・新たなZONE発見の報がもたらされ、急行するZEXIS。
・カミナシティで、人類殲滅システムのフェイズ2以降を憂うロシウ、スペースダイガン起動を急ぐよう命令、「人類は生き残らなくてはならない・・・。どんな犠牲を払ってでも、たとえ一握りの人間だけになっても・・・そのためなら、僕は・・・一切の感情を捨てる・・・!それが僕の務めだ!」と呻く。

●第45話:次元力
・パレス・インサラウムのユーサー皇子、ZEXISによるインベーダー掃滅の報に「バアル・・・か・・・」と呟き、「果てしなく続く銀河の戦い・・・。その中で知的生命体の天敵ともいえる存在の総称だ」とアンブローンに説明し、どこでそのような知識を?と驚くアンブローン。
・次元科学の禁忌を犯した自分達の贖罪は民に勝利と再世の未来をもたらす事だけ、と言うユーサー皇子、「そして同時に、クロノエイチに記された絶望の未来から民達を守らねばならない・・・」と告げ、インサラウム王家に伝わる禁忌の秘宝こそ文献化された黒の英知と明かして、「あれを背負うのは王たる者に科せられた使命なのだ」と告げる。
・ZONE設置完了の報告を受けて「Zodiac Of New Energy・・・。それが地球に打ち込む事の出来る最後のZONEになるか・・・」と呟くユーサー皇子、「それ故、切り札として心央点となるあの地が対象となりました」と答えるアンブローンに、「破界の王が、この世界に出現したのもそこだったな・・・」と応じ、リモネシアが聖インサラウム王国王都と同緯度、同経度にあると呟く。
・次元獣エスターに勝つしかないと言うユーサー皇子、「もう僕達に帰る祖国はないのだから」と寂しげに呟いた後、ウェインには第一次防衛線を任せ、自身と本陣の守りはルーク・アダモンとマリリンに任せると決定。
・リモネシアに陣取ったルーク・アダモンに「ひっ!」と怯えて悲鳴を上げる市民(元外務大臣)だが、子供達を一緒に逃げるよう促し、「う、うん・・・お姉さん先生!」と答える子供達。あ〜、立ち直ったんだ・・・( ´_ゝ`)
・ZONE前に布陣したインサラウム軍と対峙するZEXIS、ZONE起動を確認し、周辺の物質の崩壊が始まるまでの5分間でルーク・アダモンを突破すべく戦闘開始。
・2PPイベント発生。ルーク・アダモンがアイム・ライアード言う所の次元過重弾、局地的時空震動で対象エリアに別次元の物質を出現させる回避不能の攻撃を、ランダムに2機+周辺へ発動して割合ダメージ発生、以後毎ターン繰り返し。
・2PPマリリン撃破。マリリンは撤退。
・2PP雑魚殲滅後にルーク・アダモン撃破してSRポイントget、イベント発生。ZONEから高エネルギー反応を感知、「やれやれ・・・お別れの言葉を言う間もなくか」とボヤきつつ身を挺して止める覚悟を決めるクロウ。ところが「そうはいきませんよ」とアイム・ライアードが割り込み、ZONEが高めたクロウの力を今日こそもらうと宣告。
・更に「自己破産は許さないよ」とカルロスが輸送機で現れ、「お待たせ、貧乏人。トライア謹製の新兵器を持ってきたよ。その名もZONEブレイカー!こいつを使えば、ZONEのチューニングを乱して、機能不全に陥らせる事が出来る」と告げるや、スフィアでなくDエクストラクターでも起動できると言ってそのまま自らZONEに突貫。
・ゼロがかつてのギアスで真意を問いただすと、流石のトライア博士も時間がなかったため、ZONEブレイカーは使用者の生命を代償とすると明かすカルロス、「こんな欠陥品を受け取るなんて、僕も甘いクライアントだよね」と自嘲。
・止めようとするクロウ達に「でも、同情は不要だよ。僕はいわゆる悪人だからね」と韜晦するカルロス、輸送機でZONEに突入しながら、「君達は優し過ぎる。そんなんでこれからの戦いを勝ち抜けるのか、不安になっちゃうよ。・・・そういう所は嫌いじゃないけどね」と告げ、「これが僕なりのケジメなんだよ」と言い残し、アイムには騙した仕返しと言い放ってZONEブレイカー起動。(;_;)
・カルロスの犠牲によりZONE停止、複雑な想いを噛み締めつつその死を悼むZEXISの面々。
・思惑を外されたアイム、「・・・よくも・・・」と一瞬険しい形相で呟いたものの、「・・・つまらない事をしたものですよ、彼も」といつもの調子で冷笑。
・「馬鹿野郎が!自己満足で俺に返せない借りを背負わせやがって!!」と苛立つクロウ、スフィアの力を引き出しつつ「カルロス!これはお前への別れの言葉代わりだ!」と叫び、「俺とVXとリ・ブラスタが、今一つになる・・・!」と新必殺技アンブレイカブル・フルクラム炸裂、アイムを瞬殺し、「お前が見たがっていたもの・・・。こいつが借金すら帳消しにした俺の生き様だ」と亡きカルロスに語りかける。
・「リ・ブラスタのスフィアの力・・・。クロウはそれを完全に引き出したというのか・・・」と驚くロジャー。
・「カルロス・・・。お前が持ってきたVXの最後の扉が、今、開いた」と呟くクロウに、「そう・・・それですよ、クロウ。私が待っていたのは、あなたのその力です。あなたの強い力が新たな目覚めを呼ぶ。私には、それが必要なのです」としつこく絡むアイム。
・そこへ、北東にユーサー皇子率いるインサラウム増援が出現、アイムを敵と断じつつ、インサラウムに力をもたらした恩故にこの場は見逃すと宣告、減らず口たたきつつアイム撤退。その様子に不審を覚えた刹那、「わからない・・・。だが、俺の中の何かが違和感を告げている」と戸惑う。
・「聞け、ZEXISよ。我が名はユーサー・インサラウム!聖インサラウム王国国王、キング・インサラウム72世の一子にして現インサラウムの統治者である!」と改めて名乗りを上げるユーサー皇子、切り札ZONEを停止させたZEXISを成敗すると宣言。
・戦列の端に控える次元獣エスターに、「凶悪次元獣軍団の端っこにちんまりとダモンがいるとはな・・・見てらんないぜ、エスター。とっつかまえてミルクをやらねえとな」と不敵に笑うクロウ、ZEXISの仲間達と共に、せめて次元獣エスターを捕らえる決意を固めて、戦闘再開。
・ユーサー皇子が戦闘時セリフイベント。「王の証、ジ・インサリアス・アークライナス・・・。そして、宝剣コールブランド・・・この生命を預ける・・・!世に王たる資格があるのなら、その力を貸してくれ!」と呼びかけるユーサー皇子。
・次元獣エスター撃破してイベント発生、割り込んで庇うユーサー皇子に後退を命じられて次元獣エスターは撤退、「何の真似だ、そりゃ?」と呆れるクロウに、彼女は自分に必要と言い張るユーサー皇子。
・4PP、雑魚殲滅後にユーサー皇子を撃破して戦闘終了。
・「ジ・インサリアス・アークライナス・・・!まだ余に、その資格はないのか!」と歯嚙みするユーサー皇子。駆けつけたウェインが庇いつつ、アンブローンがパレス・インサラウムから停止したZONEに次元力を注入、ZEXISだけを転移させるべく次元境界線を歪曲。ところが、クロウが突貫してZONEを攻撃、次元境界線の収束バランスを崩した結果、一帯まるごと時空震動で転移。
・意識を取り戻したクロウ、以前ケドラに跳ばされた白く不毛な大地にいる事に気付き、近くにZEXISの機体も感知。そこへパールネイルで飛来したマルグリット、「ここは私達の祖国・・・。かつて聖インサラウム王国と呼ばれていた地・・・」と呟く。
・シカゴのスコートラボでZEXISの行方を案じるトライア博士、ZONEブレイカーによるZONE停止成功を祝福され、「・・・VX解析の副産物みたいなもんさ。それに面白い研究素材が手に入ったんでとりあえずの完成までこぎつけた」と説明したものの、「・・・カルロス・・・馬鹿野郎が・・・これがあんたのケジメのつけ方かよ・・・。笑わせるんじゃないよ・・・」と独り悪友の死を悼む。

●第46話:失われし聖王国
・廃墟でアネモネから話を聞いたガイオウ、自分の記憶とつなぎ合わせてだいたいの事はわかったと告げ、「あなたはご自分の使命をお果たしになるの?」と問われて「それしか知らん男だからな」と不敵に笑う。「あなたは希望を持つ者なのね」と評するアネモネ、「そうじゃねえ。俺は希望を守る者・・・いや・・・守る者だった」と応じるガイオウに、ジ・エンドを連れていくよう勧め、「構わないぜ。俺も少しばかり隣が寂しくなってたんでな」とガイオウ快諾。ホットドッグで懐柔されたジ・エンドに「行きなさい。きっと彼は、あなたの力を必要とします」と送り出すアネモネ、「あなたの旅が実り多きものである事を祈っています」と祝福して見送り、「次元の将・・・。全てを失いながらもあなたは戦い続ける。全ての宇宙に真の安らぎが訪れるその日まで・・・」と呟く。
・パレス・インサラウム墜落の混乱に乗じて脱出しZEXISに合流したマルグリット、不測の事態に対してアンブローンがルート確立しているインサラウムへの転移を選んだと推測、インサラウムがZONEにより死の大地となった事を明かす。
・聖インサラウム王国は先史文明を解析して得た技術を応用して発展したものの、その文明の根幹を成していた次元科学は王家により禁忌とされていた。ところが、異次元から現れた破界の王によって多くの民が生命を落とし、アークセイバーの7割が次元獣化。
・破界の王に蹂躙されたインサラウムで、科学長官アンブローンは次元科学のさらなる探求を進言し、地脈に沿って未完成のZONEを建設したものの、制御できずに暴走、爆発的なエネルギーが大陸を消滅させ民と文明を壊滅、残された5億の民は次元の狭間に建造した間に合わせのコロニーに逃げ込み、辛うじて生存。
・その後、アイムと接触したアンブローンは次元科学の探究を進め、ZONEとDエクストラクターが完成、ユーサー皇子を丸め込んで宰相となり、他世界侵略開始。
・マルグリット、禁忌の次元科学を究めようとするアンブローンの野望のためと非難、奴は先史文明の遺産の管理者たるユーサー皇子の戦死を望んでいると断定、元凶たるアンブローンさえ討てば戦いは終わると進言。・・・あれ?(゚д゚;)
・パレス・インサラウムが地上に降りている今が好機と、エウレカとエスターの救出作戦を決行するZEXIS。星刻が指揮するクロウ、竜馬、シモンら武闘派が突入、ゲイン、ヨーコ、ミシェルらスナイパー&高火力の面々が後方から火器支援、エレメントやサンドラット等が陽動、キリコと黒の騎士団が兵員輸送を担当。
・己の無力を噛み締めるレントン、「お前も来い」とキリコに声をかけられ、フィアナにも大切な人を自分の手で救い出すよう勧められたものの、「でも、俺が行ってもみんなの足手まといになるだけで・・・」と躊躇。「想いだけでも、力だけでも・・・」と口にするアスラン、「力は俺達がやる。お前には想いをやってもらう」と告げ、アレルヤがレントンのバックアップを買って出る。「君が自分で決めるんだ」とゼロに促されたレントン、「俺・・・行きます!」と決意を露にし、タケルやシモン達も協力を約束。
・(いい目をしている・・・。幼き頃のシェーヌを思い出す・・・)とレントンの健気な瞳に感慨を抱くマルグリット、インサラウムを救うために全力を尽くすと誓い、パレス・インサラウムの現在位置はかつて王都のあった場所だと明かす。
・ZEXISのものと思しき一団を発見したパレス・インサラウムのアンブローン、マリリンらFBが転移してこなかった事に苛立ちつつ兵を差し向け、陽動成功。マルグリットの案内を受け、警備兵を蹴散らしつつブリッジに至った突入部隊は、アンブローンと対峙。ところが、「黙れ、奸臣め!」と迫るマルグリットを、駆けつけたウェインが阻み、アンブローンは逃走。
・「俺の戦友はやらせねえぜ、ウェイン」と割り込んだクロウに、「ナイフ1本で俺の剣先を流すとは・・・!」と驚くウェイン、「このパレス・インサラウムは俺達の城だ!そこに踏み入った賊はナイトオブナイツの俺が斬る!」と宣言。
・ウェインの相手をマルグリットに任せてクロウはエスター救出に。一方、奸臣の言葉に乗せられたと非難するマルグリットに、「わかってねえな、マルグリット・・・」「この戦い・・・全ては殿下のご意志なんだよ!」と断言するウェイン。
・特殊格納庫にたどりついたクロウ、次元獣エスターに話しかけて反応するのを確かめ、「今、そこから出してやるからな」と声をかける。そこへやってきたユーサー皇子、「彼女は私にとって必要な存在なのだ」と制止するものの、気が変わったか「・・・君に彼女を託そう」と言い出し、「彼女を救えるとしたら、それが出来るのは、おそらく君だけだ」「スフィアを発動した君ならば、彼女を人間に戻せるかも知れない」と告げる。
・一方、研究所にたどりついたレントンはエウレカと再会、「迎えにきたよ、エウレカ!」と微笑み、共に脱出。
・アンブローンはZEXIS本隊を迎え撃つべく次元獣を展開し、ZEXISも出撃。クロウは連絡なし、マルグリットがフォローに。
・脱出したレントン達が次元獣に発見され危地に。その時「はきゅ!」とジ・エンドが現れて次元獣を威嚇、ニルヴァーシュも「もきゅ!!」と勝手に出撃して駆けつける。「行こう、みんな!俺の・・・俺達の大切な人のために!うおおおおおおおっ!ねだるな・・・!ねだるな、勝ち取れ!さすれば与えられん!!」と叫ぶレントン、SpecVに進化したニルヴァーシュに乗り、「一緒に行こう、エウレカ!俺は君が大好きだーっ!!」と大告白。(*´Д`*)
・一時は心通わせたエウレカ逃走の報に「・・・よい」と優しく微笑むアンブローンだが、「全軍、攻撃開始!このインサラウム城の前で無様は出来んぞ!」と檄を飛ばし、戦闘開始。
・1PP、雑魚18機撃ち減らしたところで、再動で突貫した∀の魂MAP月光蝶でグリンガル×6を一掃して敵24機撃墜、イベント発生、SRポイントget。
・パレス・インサラウム付近に出撃したユーサー皇子、クロウ達を逃がした事を「何も言うな、ウェイン。あれが余の中に残っていた最後の甘さだ。それを切り捨てた今、余は全てをインサラウムに捧げる!」と決死の形相で誓う。
・ロジャーがネゴシエイターとして前面に立ち、安住の地を求めるインサラウムの望みに理解を示した上で平和的に向けた会談を申し入れるものの、「ZEXISは我等を恐れ、卑怯にも戦いから逃げようとしている!余は決して退かぬ!どのような困難が待ち受けようと、聖王機と共に我が敵を討つのみ!」と聞く耳もたないユーサー皇子。
・そこへ次元境界線を歪曲どころか破壊して、破界の王ガイオウ出現、「ここに来るのも久しぶりだな」と不敵に笑い、「二つの世界の戦士達のぶつかり合いを見物に来たんだよ」「・・・今回はトーナメントじゃねえ。俺がマッチメイクした対戦だ」と言い放ち、「ZEXISとアークセイバー。勝った方を俺の配下にする。真戦を・・・お前達の言う黒い歴史の再来を防ぐために・・・!」と宣言。
・怯えるアンブローンと逸るウェインを抑えて前に出たユーサー皇子、「覚えているぜ、その王冠付き」と不敵に笑うガイオウに、「今こそ余は貴様を討つ!ジ・インサリアス・アークライナス!そして、宝剣コールブランドよ!余に王の証を!!」と叫ぶや、スフィア尽きぬ水瓶を発動して宝剣コールブランド一閃、ガイオウを瞬殺。
・「ついに・・・!ついにコールブランドが抜けた・・・!」と感動するユーサー皇子、「ジ・インサリアス・ラークライナス!インサラウムの聖なる水瓶よ!余を真の王と認めたか!」と雄叫びを上げる。そこへアイムが出現し、ユーサー皇子がスフィア・リアクターである事を確信するロジャー。
・「尽きぬ水瓶よ!あなたの目覚めを歓迎します!」と呼びかけるアイム、「尽きぬ水瓶・・・。その目覚めはあらゆるスフィアの中でも最も困難なものの一つ・・・あなたがここまで達するのに私は随分と骨を折ったものです」と嘯く。「偽りの黒羊・・・お前が破界の王に取り入り、アンブローンを惑わせたのは、全て余の・・・聖王機のスフィアのためか」とアイムのスフィア名を見抜くユーサー皇子。
・破界の王の言葉にメモリーを刺激されたドロシーが「・・・真戦・・・烙印・・・次元の将・・・」「いけない・・・このままでは・・・」と呟き、「わかっている・・・!あの男をこれ以上、野放しには出来ない!」と決意するロジャーがアイムと対峙。「ロジャー・スミス!破界の王の言葉がメガデウスの心の封印を開けたというのですか!」と応じるアイムに、「真偽は定かではない。だが、ドロシーとビッグオーは私にお前を討てと言っている・・・!そして、私も同じ意見だ!」と咆哮するロジャー、「ロジャー・スミスの名において君を断罪する!!」とファイナル・ステージ炸裂、アイム瞬殺。
・「くっ・・・!破界の王の存在がメガデウスの封印を解くとは計算外でした!だが、いいでしょう。私の目的はこれで達成されたも同然です・・・!尽きぬ水瓶!そして、揺れる天秤よ!あなた達のスフィアはいずれ私がいただきに参上します!それまで、その因子をお互いに高める事を願います!」と言い放ってアイム撤退。
・ユーサー皇子、スフィア・リアクターの宿命故でなく、インサラウムの王として敵であるアイムやクロウと戦うのみ、と宣言したものの、次元獣エスターを連れて出てきたクロウに「試してみたい事がある」と告げる。スフィアに刺激されたせいか何となくわかる気がする、と応じるクロウ、「俺一人では無理でも、あんたと俺の二人なら出来るかも知れない」と言って、ユーサー皇子とクロウが次元獣エスターを挟む形に移動。
・ユーサー皇子「そなたの強い意志と余の想い・・・。それがスフィアの力を引き出せば・・・」、クロウ「やれるかも知れねえ・・・」と共にスフィア発動。「全てがわかる・・・。これが源理・・・始原の法・・・」「全ての次元の制御は、全ての事象の破壊と創造・・・」と呟くユーサー皇子、「彼女と人造リヴァイヴ・セル・・・。その不完全な交わりを解く事も・・・!」と気合を込め、光が全てを包み込む。
・エウレカ「強い心と優しい心・・・。それが今、一瞬だけ扉を開いた」、ドロシー「それが源理の力・・・」、ロジャー「オリジン・ロー・・・」とそれぞれ呟き、遂にブラスタEsに乗ったエスターが復帰。
・「殿下にはやるべき事がございます。聖王機とコールブランドで」とウェインが前に出て、「・・・再世の未来で待っておるぞ」とユーサー皇子はパレス・インサラウム共々撤退。アンブローンが残していった増援と共にZEXISと対峙するウェイン、「我が名はウェイン・リブテール!アークセイバー、ナンバー1にしてナイトオブナイツの名を賜った騎士!インサラウムに仇なす者は、この俺とディアムドが討つ!」と見栄を切る。
・「あたしだって、やるんだ!」とエスターも言い張ってクロウと共に参戦、戦闘再開。
・ウェインはエースボーナスで毎ターン直感使用。
・マルグリットがウェインと戦闘時セリフイベント。「殿下はどこに向かおうとしているのだ!?」と問い詰めるマルグリット、「既にお前はアークセイバーを追放された。それを知る資格はねえよ」と拒むウェインに、「殿下が民をも巻き込み、戦いを続けるなら私は正義の名の下にアークセイバーと戦う!」と宣言。「それでこそだ、真珠の騎士マルグリット!あんたは最高にいい女だぜ!」と猛々しく笑み賞賛するウェイン。
・3PP、雑魚掃滅後、装甲ダウンと分析かけたウェインをロラン、フィアナ、カレンで瀕死まで削り、エンブレム積んどいたマルグリットで撃墜、戦闘終了。
・「俺の・・・負け・・・だ・・・。だがな・・・!」と王宮廃墟に向かう瀕死のウェイン、まだ稼働していたインサラウムのZONEが今しも王都を飲み込もうとしていると明かし、この空間ごとZEXISを巻き込んで刺し違える覚悟を示す。単なる足止めでなく戦って勝つつもりだったと告げるウェイン、「胸を・・・張れよ、クロウ・・・。お前等は・・・ナイトオブナイツに・・・勝ったん・・・だから・・・よ・・・」と素直に賞賛。同じく戦いの中で心を通わせ合ったと認めるクロウ、「・・・お前の存在は俺の中に刻まれた。最強の騎士の名と共に」と別れを告げる。
・エウレカ達の気持ちに応えてイマージュが助けに現れたものの、ウェインを救助しようとするマルグリットを一喝して制するウェイン、「俺はナイトオブ・・・ナイツだ・・・。この国と・・・運命を共にする・・・フ・・・殿下には・・・悪いが、この城とディアムドが・・・俺の墓標・・・だ」と言い残し、「行けよ、クロウ・・・。そして、ZEXIS・・・お前達に守りたいものがあるのなら・・・絶対に・・・負ける・・・な・・・」とエールと共に送り出す。
・イマージュと共にZEXIS撤退。見送ったウェイン、「俺が・・・最後のナイトオブナイツになっちまった・・・ぜ・・・」と己の不甲斐なさを詫びつつ、「だが・・・最後にいいものが・・・見られた・・・。コールブランドが・・・抜けたのは・・・開祖・・・インサラウム・・・一世以来だから・・・な・・・」と微笑み、「土は土に、灰は灰に、塵は塵に・・・。俺は・・・インサラウムと・・・一つになって・・・再世の・・・未来を・・・祈って・・・いく・・・少しは・・・褒めて・・・くれよな・・・師匠・・・旦那・・・」と呟きご臨終。
・一方、リモネシア共和国に戻ってきたZEXISの前にDr.ヘルが出現、「これこそワシ自ら造り上げたバードス島最強の力・・・!その名も機械獣あしゅら男爵じゃ!」と自慢しつつ、「ワイズマンは消滅し、インベーダーは去り、インサラウムは切り札を破られた。今ここにワシはお前達と決着をつけるべく、最後の意志の確認に来た」「兜甲児よ!大神ゼウスの遺産である光子力の全てをワシに渡すのだ!」と通告。きっぱり拒む甲児に、5日後の太陽が一番高く上がった時に光子力研究所で決着をつけようと挑戦。

●第47話:死線!総攻撃Dr.ヘル!
・くろがね屋のつばさ女将、暗黒寺刑事が身を潜めて尾行しているのを見抜いて声をかけ、「あの男はあんたに何を命じたんだい?」「あんたがガミアと一緒にあたしの周辺をかぎまわっているのは知ってるんだ。あの殺人アンドロイドを造ったのは、奴なんだろ?」と十蔵の関与について問い詰め、回答を拒む暗黒寺にDr.ヘルとの決着の後でじっくり時間をかけていぶり出すと宣言、「一緒に見届けようじゃないのさ。Dr.ヘルと兜家の因縁の決着・・・その第一幕をさ」と不敵に笑う。
・バードス島のDr.ヘル、あしゅら男爵、ブロッケン伯爵、ピグマンに光子力研究所攻撃を命じて送り出す。ゲシュタルト、あしゅら男爵が時限爆弾に等しい存在だと揶揄し、小百合に憑依したムゲも「あれが儀式を執り行う事がないように凍結・・・または処刑してしまえば済むのに」と冷笑。
・この星の王としてバアル等と戦うために必要な力だと言い返すDr.ヘル、バードスの杖であしゅら男爵をコントロール可能と説明し、「お前達こそ、いいのか?あしゅらに協力すれば、かつての同志、『荒ぶる神』を復活させる事も出来よう」と指摘。小百合(ムゲ)は過去の事など興味はないと言い捨て、ゲシュタルトも「今の黒の英知の継承者はあなただ」と告げる。
・復帰したエスター、クロウへの想いを揶揄されて赤面。巻き込まれてカマかけられたマルグリットも赤面、図らずも真意を露呈し、悪趣味と呆れられつつ、エスターに「一緒に頑張ろうね」と微笑む。
・光子力研究所で機械獣軍団を迎え撃つZEXIS。ただ甲児に勝ちたい一心を熱く語るあしゅら男爵に、甲児も真っ向受けて立ち、戦闘開始。
・ボスがマップ南東角からN1W1に行ってイベント発生。つばさ女将が差し入れと言って、超合金Zget。
・3PP雑魚殲滅。
・3PP、ピグマン倒してイベント発生。光子力研究所に突入したピグマンが「ハハハ!怯えろ、泣け、逃げ惑え!それら全てが私の力になる!我が暗黒の呪術が、光子力研究所を内部から破壊してくれる!」と哄笑。そこへ「そうはいくかよ!」と暗黒寺刑事とガミアQ3が割って入りピグマンに痛撃。
・驚愕するピグマン、「そ、そうか!全てわかったぞ!ガミアが存在する事も・・・!この男ごときが私の身体を蝕む弾丸を持っている事も!」と得心、「あの人からのスペシャルプレゼントを気に入ってくれたようだな」とほくそ笑む暗黒寺刑事を尻目に「何としても、この事をDr.ヘルに知らせねば!」と焦って逃走を図るものの、「往生際が悪いんだよ!」と暗黒寺刑事に撃ち倒される。
・「とりあえず、研究所は守ったぜ。このまま、あれを使わずに済めばいいがな」と仄めかす暗黒寺刑事に、「知っているのだな・・・。この研究所の秘密を・・・」と呟く弓教授。(そういうわけだ。今回だけは俺達で何とかなったぜ)と独白する暗黒寺刑事。
・3PPブロッケン撃破、特にイベントなし。
・3PP、あしゅら男爵倒してイベント発生、SRポイントget。脱出したあしゅら男爵を見逃してやる甲児だが、暗黒寺刑事が追いすがり、「国家権力の使者、暗黒寺刑事・・・。今はある人の依頼で動いているがな。あしゅら・・・!お前はここで俺が逮捕するぜ!」と宣告。ところが「やめとけ」とガイオウが割り込み、「お前は、まさか!?」と驚くあしゅら男爵に、「トリスタン、イゾルデ・・・。俺の事を少しは覚えているようだな。お前の記憶・・・俺が取り戻してやるぜ」と不敵に笑い、「次元将!」と驚愕の叫びを上げるあしゅら男爵。
・一方、「・・・やはり、あの戦力ではZEXISは倒せないか・・・ならば、ワシ自らが出るしかあるまい!」とDr.ヘルが巨大機械獣・地獄王ゴードンで出現、「この地獄王にはバードス島の全てが収められているからな」と勝ち誇るや、光子力研究所へ突貫して痛撃、「研究所たる器は要らぬ!その地下に眠るジャパニウム鉱石さえあれば、我が目的は果たされる!」と言い放つ。
・光子力はバアルと戦いこの世界を照らすための古の神の力だと言うDr.ヘル、バードス島に眠っていたゼウスの腕が同じ光子力を秘めた富士の地下のジャパニウム鉱石に反応して、重なるはずだった二つの日本の片方を太平洋へ押し出したと明かし、「全てはいずれ起こる真戦に向けてこの世界に眠る光の力を守るためよ。そして、それを託されるべきはこのワシ、Dr.ヘルをおいて他にはないのだ!!」と言い放つ。
・「お前のように科学を悪用する者にそのような事を口にする資格はない!」と啖呵を切った弓教授、「十蔵博士!今こそ、その封印を解かせていただきます!」と呼びかけるや、光子力研究所を押しのけて地中から巨大要塞出現、「光子力の光子力による、光子力のための科学要塞研究所!」と見栄を切る。
・Dr.ヘルが南西に移動して機械獣軍団を召喚し、戦闘再開。
・5PP、雑魚殲滅後にDr.ヘルを囲み、脱力で気力100まで落として装甲ダウン、分析、撹乱併用、集中攻撃で撃破、戦闘終了。
・機械獣ゴードンを瞬く間に再生するDr.ヘル、「このゴードンは次元力も使っている!これこそが黒の英知の継承者の力よ!恐れおののくがいい!」と勝ち誇る。ところがそこへ「盗人猛々しいとは、まさに貴様にこそ相応しい言葉だな」と割り込んだあしゅら男爵、ゴードン内部のDr.ヘルの前に現れて獰猛に笑い、記憶を取り戻した事を明かすや、不意打ちでバードスの杖を弾き跳ばして「これで私を操る術はない!」と告げ、「Dr.ヘル!私の・・・いや、ミケーネの神々全ての恨みを晴らさせてもらうぞ!」と宣告。
・「・・・私は完全に記憶を取り戻した」と甲児達に真相を語り出すあしゅら男爵、バードス島の遺跡で目覚めさせられた際、恩義を植え付けて服従させるためそれぞれの身体の半分をDr.ヘルが薬品で腐らせ、後からやってきた錦織つばさに治療させたと明かし、「そして、今の私は怒りで燃えている!我が愛する妻イゾルデを・・・!我が愛する夫トリスタンを・・・!そして、我等ミケーネの全てを奪ったDr.ヘルに対する怒りで!」と憤激、「私は今日の今日まで仇敵の犬として生きてきたのだ!」と自嘲。
・「だから、頼む!私に力を貸してくれ!Dr.ヘルを倒す力を!!」と懇願するあしゅら男爵に、「よし・・・!来い、あしゅら!!」と甲児が応じて、目覚めたオジイちゃんも発奮、弓教授に準備を呼びかける。「全ロケットパンチ、発射準備完了!」と弓教授が号令、あしゅら男爵が地獄王の次元コンバーターをピンポイントで狙い、「この拳で未来を掴む!」と新必殺技ロケットパンチ100連発が炸裂!
・「お、お前達は必ず後悔する!こ、この星はワシがぁぁぁぁっ!!」と絶叫してDr.ヘル爆死。これで日本も平和になると微笑む竜馬達だが、そこへ「果たして、そうかな?」とコーウェン&スティンガーが出現。
・コーウェン&スティンガー、真ドラゴンをマーカーに同胞を銀河から呼び寄せるのには失敗したが、この星に眠っていた仇敵の光の力に気付けば同胞はきっとやってくると告げ、「その時が・・・!」「世界最後の日になる!」と宣告して撤収。
・「ま・・・物騒な客人のおかげで最悪の事態だけは避けられそうだがな」とつばさ女将に告げる暗黒寺刑事、「兜家の呪われた宿命の第一幕は終わった。・・・もっとも第二幕が上がるかは、わからねえけどな・・・」と言い置いて立ち去る。険しい顔で剣造の真意を訝しむつばさ女将。
・あしゅら男爵もどさくさに紛れて姿を消し、(俺も戦い続けるよ。ゼウスの遺した光子力とおじいちゃんの遺したマジンガーZで)と亡き十蔵に誓う甲児。
・一方、真ドラゴンの中で仮死状態の號、(来る・・・)と渓達に伝え、新たな敵の出現を警戒する渓達。
・姿を消したあしゅら男爵、ガイオウに「この姿ある限り、私はミケーネの神々の怒りと無念さを忘れない」と告げ、「・・・やるのか?」と問われて「バアルの襲来が近い。今はまだその時ではないだろう。もっとも、あなたがいればそのような心配も不要だろうがな」と不敵に笑い、どうだろうなと険しい顔のガイオウに「健闘を祈らせていただきます、次元の将よ。そして、いつかまた、共に銀河をかける日が来る事を・・・」と言い置いて立ち去る。
・「悪いな、あしゅら・・・。そんな日は、もう来ねえかもしれないぜ・・・」と不敵に笑うガイオウ。

●第48話:ゴッドブレス・ユニバース
・アロウズと反連邦勢力やインサラウム、ホワイトファング等の抗争が激化の一途をたどる中、大塚長官のおかげで日本はアロウズと一線を画して専横を退け、独立した指揮系統を保持。邪魔者として暗殺者を差し向けられたが自ら撃退した、と言う大塚長官に驚く佐伯やスメラギさん。
・ケンジからデビルリングの事を聞いて息子タケルの身を案じる静子だが、「この生命が尽きる時までマーグとの約束だった宇宙の平和のために戦うつもりだ」と明るく誓うタケルに、「これだけは忘れないでください。あなたが私の愛する息子であるという事を」と静かに告げる。
・シェリルも消息不明となったトゥウィンクルプロジェクトに独り残ったランカだが、野外コンサートで「ごめんなさい、皆さん・・・。私・・・もう歌えません・・・」と立ち尽くし、会場は大混乱に。
・「どいてな、ランカ」と割込んだバサラが「俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」とDynamaiteExplosion熱唱、一時は暴動になりかけた聴衆も一気に引込み事なきを得る。ステージをすっぽかさないだけバサラよりマシ、とこっそりランカを慰めるレイ。「あいつの場合、ランカちゃんを助けるとかじゃなく、ただ歌いたくなっただけだろうがな」と苦笑するクロウ。
・「歌は心を映す鏡のようなものです」と言うラクス様、以前は愛に満ちていたランカの歌から、最近は不安や悲しみを感じると指摘。
・「シェリルも去り、ナナセさんも入院している今、精神的に不安定になるのは仕方のない事ね・・・」と慰めるグレイスだが、内心では(感情レベル、マイナス8.1・・・。これでは使い物にならないわね。バジュラのネットワークのプロトコル解析も遅々として進まないというのに・・・)とボヤく。独り残されたランカ、「・・・苦しいよ・・・アルト君・・・シェリルさん・・・。こんな気持ちじゃ・・・私・・・歌えない・・・」と嘆く。そこへ現れた木下がランカを拉致。
・一方、沙羅の前に現れた小百合も、逃げてきたと騙して近付き、不意打ちで沙羅を拉致、駆けつけた忍に「私は中央情報管理センターで待つ。ランカ・リーの力を使い、新たな世界を創造するために」と告げ、新たな次元の創造が始まると哄笑して姿を消す。
・中央情報管理センターに駆けつけたZEXIS出撃、次元境界線が不規則に歪んでほぼ異次元化し、建物も異形化してムゲの居城に。
・「あの娘の歌は本来は生命の力・・・。この世界を構成するプラスの力だ」「だが、光ある所に闇が生まれる。生命の力は、マイナスの力・・・すなわち、暗黒の力と表裏一体の関係にある」と告げる小百合、「あの娘の心は今、闇に堕ちようとしている。それを増幅させる事で絶対の暗黒の力がそこには生み出される!」とほくそ笑み、情報管理センターのシステムとシンクロしたムゲ本体が莫大な情報をエネルギーとしてランカのマイナスの力を後押し、暗黒の神として新たな宇宙を創り出すと豪語。
・ムゲに情報のエネルギーを奪われて世界中のネットワークにトラブル発生。次元崩壊前にランカを救出しようと闘志を燃やすZEXIS、暗黒の力で生み出された下僕達相手に戦闘開始。一方タケル、アルトと獣戦機隊は突入部隊としてランカ、沙羅の救出に。
・「下らないぜ」と言下に切り捨てたバサラ、「何が暗黒だ!そんな暗い空気は俺の歌が吹っ飛ばしてやるぜ!」と吠え、ガムリンも「要するに強いハートがあれば、あんな奴等には負けないんだ・・・!」と気炎を上げる。
・1PP敵7機まで討ち減らして無限増援初回出現。
・4PP反撃で敵50機撃墜してイベント発生、SRポイントget。沙羅だけは助けたいと微笑む小百合、愚かな人間は優れた統率者に完全管理される必要があると説き、ヴェーダの情報統制を破壊して全情報ネットワークを支配するプログラムを発信して新たな宇宙を生むと説明、怯えるランカに「怯えなくてもいいのよ。あなたは私の手により新たな歌姫として生まれ変わるの。そう・・・暗黒の歌姫としてね」とほくそ笑む。
・一方、突入部隊は無限に湧いて出る暗黒の信者に苦戦。タケルが独り残って敵を引きつけ、アルトと獣戦機隊は突貫。
・命懸けの超能力フルパワー衝撃波で何とか敵を一掃したタケルだが、デビルリングに蝕まれて力尽きたところへゲシュタルトのメタールが現れ、とどめをさしてやろうと哄笑。
・沙羅の声に独り誘き出された忍、待ち伏せていた木下をマシンガンで蜂の巣にしたものの、サイボーグの正体を現した木下に怪力で絞殺されかけピンチに。「負けるな、忍!こんなのあんたらしくないよ!」と泣きながら叱咤する沙羅、「忍・・・だから、死なないで!あんたが好きなの!!」と思わず心情を吐露。「うおおおっ!!やってやるぜ!!」と気合爆発させ木下を振りほどいた忍、「ムゲ野郎の手下にはわからねえだろうな!これが愛の力ってやつだ!」と啖呵を切る。(*´Д`*)
・更に亮達も駆けつけて獣戦機隊の一斉攻撃で木下瞬殺。「・・・嬉しかったぜ、沙羅。俺も同じ気持ちだ」と想いに応えた忍、沙羅と熱く見つめ合い、生温く見守る亮達。(^^;
・一方、アルトは協力を買って出たブレラ、グレイスと共に中枢へ突入、ランカと再会。「私は電脳の世界と現実の世界の二つに生きている。そのどちらも私であり、私ではない。つまり、私の真の姿を見極めるのはお前達では不可能なのだ」と言い放つ小百合、「その女の存在は私と同質だ。そして、その精神も」とグレイスを指し、理解できず戸惑うアルトをせせら笑う。
・沙羅救出の報を受けたZEXIS、バサラが「わかるぜ!そこかよっ!!」とセンターに突貫、「行くぜ、暗黒野郎!俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」と"TryAgain"熱唱。
・「くっ・・・!何なのだ、これは!?やめろ・・・!その歌をやめるのだっ!!」と苦悶する小百合に、「プラスの力である彼の歌がマイナスの力・・・暗黒の力を打ち消している・・・!」と感嘆するグレイス。
・苦し紛れにランカを人質にする小百合だが、ランカになついている謎生物あい君が割って入るや、巨大なバジュラに変じてランカを庇う。「こいつ・・・バジュラの幼生だったのか!」と驚くアルトが警戒するものの、「違うの、アルト君!あい君は違うの!!」とランカが制する。
・小百合は逃走、ブレラとアルトがランカを庇って脱出。独り残って見送るグレイス、「既にバジュラを手なずけていたとは・・・。さすがね、リトルクィーン。暗黒の歌姫・・・。フフ・・・悪くないキャッチフレーズね」とほくそ笑み、「ムゲ・ゾルバドスと言ったかしら・・・。私についてベラベラと語ってくれたのは気に入らないけれど・・・ランカ・リーを利用しようとしたあなたなら、きっと私が求める最後の答えも知っているはず」と呟き、バジュラを制御してそのネットワークを手に入れる方法をムゲ本体のシステムで検索。
・ムゲの逃走を察知して呆れるゲシュタルトの前に、「そう・・・。愛の力の前にムゲ帝王も敗北したのだ」とバラの騎士登場、「マーズ、生き抜け。デビルリングの重圧に負けてはならぬ」「私はお前を守る!そして、お前は宇宙全ての平和のために戦うんだ」と激励。その言葉に思い当たったタケル、「俺に力を貸してくれ!」と手を取り合い渾身のダブル衝撃波でゲシュタルトを撃退。
・ひとまず役目が終わったと仮面をとったバラの騎士の正体はロゼ、マーグが自分の身体を借りてタケルを助けていたと明かし、「マーグは私にこう伝えていたわ。光が暗黒を打ち破った時、デビルリングは消滅すると」と伝える。闇と戦う決意を新たにするタケル。
・「神を恐れぬ不届き者共め!」「もうこの娘の身体は必要ない!我は復活し、この場にいる者全てを滅ぼしてくれる!!」とムゲ・ゾルバドス本体がセンター前に出現。駆けつけた忍ら獣戦機隊が「うるせえんだよ、ムゲ野郎!」と啖呵を切り、タケルも出撃、ロゼはコスモクラッシャーに搭乗。アルトはランカを案じて追いかける。
・「ダンクーガ・・・。神の名を騙る愚か者め」と罵るムゲ、「私は、この地球の力を得て、完全無欠の神となる」「そして、愚かな人間達を私の世界へと導く。それが黒の英知を所有する者の務めだ」と言い放つ。悪党のボスには黒の英知が必要らしいと皮肉る竜馬だが、(違う・・・。よくわからねえが、俺の直感が何か違和感を訴えてやがる・・・!)とクロウ独白。
・「うるせえな!不完全だろうと完全だろうと、俺の歌には関係ねえんだよ!」とバサラが言い放ち、「覚悟しやがれよ、ムゲ!やぁぁってやるぜっ!!」と忍が気合入れて、増援相手に戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅後、ムゲHP8割切ってイベント発生。「確かにそのマシンの力はダンクーガと呼ばれるに相応しいだろう。だが、搭乗者はどうかな?」と葵に直接精神攻撃を仕掛けるムゲ。
・「・・・あたしは・・・要らない子だったの・・・お父さん・・・お母さん・・・どこ・・・?」とトラウマを突かれて退行する葵だが、「惑わされるな、葵!奴はお前の弱さにつけ込んでくるぞ!!」と忍に叱咤され、チームDの面々も口々に葵を支えつつ、くららが「もしかして、忍先輩の事・・・」と秘めた想いを指摘。(^^;
・「最後までクールに熱く行こうぜ、葵。お前らしくよ」と微笑みかける忍に、「・・・そうだね、センパイ」と微笑み返して立ち直る葵。
・「フフフ・・・自分の中に封印した過去・・・孤独に押し潰されて死ぬがいい」とほくそ笑むムゲに、「誰が孤独だって?」と切り返す葵、オカルトかぶれの上デリカシーもないと罵りつつ、「伊達にダンクーガに乗ってるんじゃないのよ!傷も、過去も、怒りの炎で燃やし尽くす!」と啖呵を切り、獣戦機隊と共にムゲに突貫。
・WILL「二つのダンクーガ!」、F.S.「今、時を超えて二匹の神の獣が飛翔する!」と煽る中、ダブルダンクーガの合体攻撃、断空双牙剣が炸裂してムゲ瞬殺。
・しぶとく復活するムゲに、怯まず立ち向かうダンクーガ達。そこへ大塚長官に連れられてイザベルが現れ、「今からヴェーダが再び制御を取り戻すまで、私はZEXISの戦いを世界に報道するわ!」と宣言。「これがワシが進めていた対アロウズ作戦、その名もZEXIS・ムーブメントだ!」と大塚長官が自慢げに告げ、市民の不安を解消しつつ意識を高める策を示しつつ、迫るシルバー兵士を銃で撃退。
・ZEXISの面々が口々に啖呵切って戦闘再開。
・4PPムゲ撃破して戦闘終了。ムゲ、ムーンWILL、ゲシュタルトが倒れた事で暗黒の信者については一段落。
・一方、ランカに追いついたアルト、「アルト君は、どうして空を飛ぼうと思ったの?」と問われて、身体が弱かった母が本物の空が見たいと言った過去を明かし、「青く果てしなく続く水平線と白い雲・・・。そんな本物の自由な空・・・おとぎ話みたいだったよ、船団で生まれた俺にとっては」と告げる。
・「素敵だね・・・」と微笑むランカ、皆自由に生きたいんだと呟き、少しずつ過去を思い出していると明かし、「きっと私は知らなくちゃいけないんだって、そんな気がして・・・だから、私・・・行くね」「バジュラの所に」と告げる。
・バジュラは人類の敵で殺すしかない、と激高するアルトだが、「でも、私・・・あい君を仲間の所に帰してあげたいの・・・」と俯くランカ。「それをお前に決める権利はない」とブレラが割って入り、飛び立つ準備ができたと告げる。
・”トライアングラー”をBGMに「ほんとはね・・・アルト君と行きたかった・・・!ずっと一緒にいたかったよ!」と微笑むランカ、「アルト君・・・。さよなら・・・大好きでした!」と想いを打ち明け、「行くな、ランカァァァッ!!」と制するアルトを振り切ってブレラと共に飛び立つ。
・「ランカは行っちまった・・・」と意気消沈して戻ったアルトに、(フフ・・・幸か、不幸か、ランカ・リーは自らのルーツを探るためバジュラの下へ向かった)とほくそ笑むグレイス、暗黒の神に相応しい膨大な知識が入手できたとムゲに感謝、(全ての答えが揃った今、後はあの蟲共の女王が来るのを迎えるだけ・・・その時、私達の計画の最終段階が始まる)と独り秘かに嗤笑。
・女王リリーナの完全平和主義と中東を中心とした市民レベルの平和運動、軍内部の改革派とZEXIS・ムーブメントでアロウズを追い込んでいこうと展望を語る大塚長官達。(アロウズの弱体化は連邦政府の基盤をも揺るがせる。その時が連邦に対抗するための最後の計画を実行に移すチャンスだ。そして、世界は・・・)と独り思惑を巡らせるゼロ。
・そこへ、地球連邦代表の女王リリーナ解任の急報が入り、後任はブリタニア・ユニオン皇帝シャルル・ジ・ブリタニア陛下と聞いて驚愕するゼロ。
・連邦からの緊急発表でスピーチする皇帝シャルル、人は生まれつき平等でなく差別される故に、競い合って進歩が生まれる、と持論を展開、「不平等は悪ではない。平等こそが悪なのだ。見せ掛けの平和を享受する者達よ・・・!時代が求めるのは前に進む力だ!戦うのだ!それが出来ぬ者に、この世界に生きる資格は与えられない!」「我が名はシャルル・ジ・ブリタニア!人よ、戦え!抗え!競え!それだけが未来を切り拓く道なのだ!ゴッドブレス・ユニバース!新たな世界に祝福を!!」と檄を飛ばす。

●第49話:ゼロとルルーシュ
・「お前に今の世界を背負う事は出来ん」と断じる皇帝シャルルに、「力不足は認識しております。ですが、この世界の未来は私一人が決めるものではありません」と一歩もひかず言い返すリリーナ。それでは遅いと決めつける皇帝シャルル、「世界は変わる・・・。いや・・・ワシが変える!」と宣言、独裁者と非難し「ルルーシュさんとナナリーにあなたは何をしたのです!?」と詰問するリリーナに「小娘が・・・」と吐き捨てるものの、トレーズの意を受けたレディ・アン特佐がリリーナを連れていった後、「このワシを前にして一歩も退かぬか・・・。フフ・・・面白い娘だ」と微笑、「だが、お前の理想は世界には届かぬ・・・。この嘘にまみれた世界ではな」と呟く。
・続けて挨拶に訪れたリボンズ、「・・・その様子では、まだ黒の英知にはたどりついておらんようだな」と皇帝シャルルに揶揄され、雑事にかまけ過ぎたと言い訳しつつ、「あのような愚か者の集まりを私ごときが治めるなど無理な話でした」と冷笑、皇帝シャルルの治世の下で選り抜かれた人間達を未来に導く役を務めると言い放ち、「ワシにふるいを掛けさせるか・・・」と苦笑する皇帝シャルル。
・(愚かな人間達・・・。僕という統治者を失えば、混乱がより広がる事を思い知るがいいさ。その後で完璧な社会を再構築してあげるよ。グレイス・オコナーのシステムを使ってね)と内心冷笑するリボンズ。・・・コイツ無能で他力本願な上に器小せえ・・・失敗したから仕返しってか。(´д`)
・退出したリボンズを見送る皇帝シャルル、「イオリア・シュヘンベルグの計画はワシが遂行してやる・・・ただし・・・!ワシのやり方でな!」とほくそ笑む。
・一方、皇帝シャルルが生きていた事に衝撃を受けたルルーシュ、人質も暗殺もギアスも効かないと苦悩、(奴は俺を押さえるためにナナリーをまた道具に使う・・・!何とか・・・何とかしなければ・・・!)と焦慮した後、最後の手段とスザクに携帯で直電。
・「ルルーシュ・・・君はゼロか?」とストレートに問うスザクに、「・・・そうだ。俺がゼロだ」と答えたルルーシュ、「頼む、ナナリーを助けてくれ・・・!皇帝は俺を押さえるためにナナリーを人質にしている!」と懇願。「君の頼みなんか僕が引き受けると思うのか!」と切り捨てるスザクだが、「わかっている・・・!しかし、お前しか・・・!お前しか!」「頼む!ナナリーを・・・!ナナリーを・・・!守ってください!」と必死で食い下がるルルーシュに、「わかった。ただし、条件がある」と答え、ナナリーがいるエリア11に一人で来るよう要求、枢木神社で待ち合わせ。
・ブリタニア皇帝の連邦代表就任後、全世界でアロウズが反連邦組織を潰しにかかり、エリア11にもアロウズとナイトオブラウンズが集結。イノベイターが連邦支配から手を引いたとの情報を得たZEXIS、今の連邦を皇帝シャルルの独裁と判じ、「連邦国家が独裁を許すとはな・・・。世も末だぜ」と呆れるクロウに、混乱の中で絶対的なリーダーを求める人間も多いと指摘するカトルやデュオ。
・リリーナの行方はサンクキングダムの近衛兵が探していると言うノインに、「・・・あの女を捜す事より、俺達にはやらなくてはならない事がある」「今さら言うまでもない事だ」と答えるヒイロ。「ここにいる連中は、全員わかってる。言葉にする必要はないぜ」と微笑むデュオだが、「あの・・・」と躊躇いがちにエスターが疑問の声を上げ、「・・・訂正するぜ、デュオ。一人を除いてだ」とまた呆れるクロウ。「戦いを生み出すものを討つ事・・・。それだけだ」とヒイロが明言して、やっと納得するエスター。
・見せしめとして黒の騎士団発祥の地エリア11を粛正する気だろうと推測する星刻。準備のためにカレンもC.C.も連れず独りで先行したゼロについて、「ま・・・心配する事はないぜ。あの悪魔のように用心深い男ならよ」と信頼を示すクロウだが、カレンは(ルルーシュは皇帝の復活に焦っている・・・。いったい何をするつもりなの・・・)と独白。
・エリア11に潜入し枢木神社に独りやってきたルルーシュ、8年前にナナリーと共に預けられてスザクと出会い、初めての友達となった事を懐かしみ、(だから、スザク・・・。俺はお前に賭けてみようと思う。もし、お前が俺を受け入れるなら・・・万一の時のための用意・・・。使う事がないのを祈る・・・)と独白。
・同じく独りで現れたスザク、「・・・よく僕の前に顔が出せるな」と罵り、ずっと自分や皆を騙していたと糾弾して、「確かめたい。君がユフィにギアスをかけたのか?」と詰問。肯定するルルーシュ、日本人決起のため日本人虐殺を命じたと答え、シャーリーの死についても自分のせいだと即答、「そうだ、全ての罪は俺にある・・・!だが、ナナリーは関係ない!」と主張して、土下座しながら「スザク・・・すまない・・・」「俺は今、生まれて初めて人に頭を下げている。恥も外聞もない・・・」「だからナナリーを助けてくれ!頼む!」と懇願。
・それで騙された人達、死んでいった人達が許すと思っているのか!と激高するスザク、式根島で『生きろ』とギアスをかけた理由を問い、クロヴィス殿下暗殺の罪に問われた自分を救った理由を問い、フジ基地のテロから生徒会の皆を救った理由を問う。全て利己心からと答えたルルーシュに、(その目・・・知っている。秘密をしまい込んで罰を受けている目だ。かつては俺も同じ目をしていた。だから俺はブリタニア軍に入った。父を殺した罪を償うため、悲劇を繰り返さないために・・・)と独白するスザク、「ルルーシュ、君の嘘を償う方法は一つ。その嘘を本当にしてしまえばいい」「君は正義の味方だと嘘をついた。だったら本当に正義の味方になってみろ。ついた嘘には最後まで・・・」と告げ、ZEXISに抵抗をやめさせて地球連邦軍の指揮下に入らせるよう指示。
・「無理だ・・・。ZEXISは俺の所有物ではない」と戸惑うルルーシュに、それでもやりとげればナナリーを救ってやると言い含めるスザク、「地球連邦軍を正すのは内部からやる・・・。ナナリーのために、もう一度だけ君と・・・」と言いかける。「すまない・・・!お前となら、どんな事でも・・・」と応じかけたルルーシュだが、「そこまでだ、ゼロ」とシュナイゼル殿下の侍従カノン・マルディーニが割り込み、ギルフォード卿にルルーシュ捕縛を命じて、「立派な功績を挙げられたわね、枢木卿。トウキョウ決戦を前にこれでZEXISを崩す事も出来るわ」ととスザクを賞賛。その思惑通り、「俺をまた売り払うつもりで・・・!裏切ったな、スザク!俺を裏切ったなぁぁぁっ!!」と絶叫するルルーシュ。
・一方、エリア11に集結したナイトオブラウンズは、やってきたZEXISと対峙、ナイトオブワンこと帝国最強騎士ビスマルクが檄を飛ばして、戦闘開始。
・1PP敵10機撃破してイベント発生。捕らえたルルーシュに「悲しいね、ルルーシュ」「皇族殺しのゼロ・・・。その正体が我が弟とは・・・。何という悲劇か・・・」といつもの揺るぎない微笑で告げるシュナイゼル殿下、兄として何とか皇帝陛下に取りなしてやると言うものの、「残念ですが、兄上・・・。私はもう信じる事はやめたのです。友情は裏切られたから・・・!」拒むルルーシュ。
・咎めるギルフォードに「不敬なるぞ、我が騎士よ」「我が騎士ギルフォードよ、我を助けよ!」とキーワードを告げると仕込まれていたギアス発動、ルルーシュを主君コーネリアと錯誤させられたギルフォードがスザクを制してルルーシュを解放。
・「お前に会う前に万一の事態を想定して、ギルフォードに接触し、ギアスを使ったのだ!」と言い放つルルーシュ、「貴様という男は!」と激高するスザクに(さらばだ・・・!俺の最初で最後の友よ!)と心中で別れを告げて逃走。
・2PPイベント発生。ジェレミアとロロを引き連れて戦場に現れたゼロ、「こちらの作戦は不首尾に終わった。こうなったら正面からブリタニアを打ち破るしかない!」と告げて参戦。
・ジェレミア卿の機体を「ジークフリートを改造したナイトギガフォートレスだよ。どうしてあれにオレンジが乗っているのかは、あたしもわからないけどね」とラクシャータがコメント。「オレンジ卿・・・本気でゼロについたってわけか」と驚くクロウに、カトルが慌てて止めたものの、「構わない。その名は私のとって忠義の証・・・!」と応じるジェレミア卿。
・一方、北の政庁前にはスザクを引き連れてシュナイゼル殿下自ら出陣、「枢木スザク・・・。君が話してくれた事で全ての糸がつながったよ。ルルーシュの事も、ギアスの事も」とほくそ笑み、スザクとゼロのただならぬ関係を察して尾行をつけていたことを詫びてみせた上で、「君の力で悲しみの連鎖を断ち切るんだ」と命令、「イエス、ユア・ハイネス!」と気炎を上げるスザク。
・(勝ちを確信した故に出てきたというのか・・・!だとしたら、シュナイゼル・・・!そのおごりは許せない!)と怒りを燃やすゼロ、情けなどに頼ろうとした自分が間違っていたと自戒、(冷徹、非情・・・。自らを完全な状態に置かねば、ナナリーは取り返せないんだ・・・!)と決意。
・(ルルーシュ、手はず通りに咲世子を政庁に潜入させた)とC.C.が告げ、混乱に乗じてナナリーを助け出そうと企むゼロ、ナイトオブラウンズを叩けと檄を飛ばして戦闘再開。
・ジノがカレンと戦闘時セリフイベント。こちらに戻ってくる気はないか?と爽やかに口説くジノだが、カレンは聞く耳もたず。
・3PP、分析かけたシュナイゼル殿下のアヴァロンに、熱血カレンとゲッターでHP1万ギリギリまで削り、熱血ガムリン+再動ゲッター援護で撃破、イベント発生、SRポイントget。
・「さすがにやるものだね」と余裕で微笑むシュナイゼル殿下、切り札は既にこちらの手にあると言って撤退。正体を知られたシュナイゼル殿下を追い込めなかったと焦るゼロだが、(ナナリーさえ救い出せば、全ての条件はクリアされる!)と自分に言い聞かせて戦闘再開。
・スザク撃破してイベント発生。「戻って、スザク!ランスロットにフレイヤを装備するわ!フレイヤなら、ゼロを倒せる!あなたに、その力を・・・!」と呼びかけるニーナに、「駄目だ、ニーナ・・・。あれを使えば、このトウキョウは・・・」と躊躇うスザク、住民の避難は完了しているとの説得にも聞く耳もたず撤退。心中でスザクとの決別を誓うゼロ。
・3PP敵全滅して戦闘終了。
・咲世子が政庁から脱出すべくカールレオン級に乗船するナナリーを発見、ロロとジェレミアに足止めを命じるゼロだが、「任せて、兄さん・・・!」と答えるロロは(ナナリーは必ず僕が見つけ出して、殺してやるから・・・!兄さんの家族は僕だけでいい・・・!)と秘かに決意。
・一方、ゼロに償わせる決意を固めたスザクも再出撃、「聞こえるか、ゼロ!戦闘を停止しろ!こちらは重戦術級の弾頭を搭載している!」と通告、トウキョウを犠牲にする気かと戦慄するZEXISの面々。「奴の言う事など信じられるか!カレン!スザクを討て!」と突っぱねるゼロに、カレンが応じてスザクと交錯、痛撃。
・かつての友人を手にかけようとするカレンをアルト等が案じるものの、「手を出すな」とクロウが静止、「・・・そういう道をカレンもスザクも・・・俺達も選んだんだ」と沈痛な面持ちで告げる。
・不利を案じて後退を指示するロイド伯やセシルに、「でも、目の前にゼロがいるんだ・・・!」と言い張るスザクだが、「個人的な恨みじゃない・・・!あんたがゼロの敵だから、あたしは戦う!」と迫るカレンが圧倒、「ち、違い過ぎる・・・!マシンポテンシャルが!」と追い詰められる。
・ユーフェミア様の仇を討つために作ったフレイヤを撃てと迫るニーナに、「駄目だ、ニーナ!フレイヤはあくまで脅し・・・!使ってしまったら!」と拒むスザクだが、圧倒するカレンに「勝てない・・・!」と呻き、(ここで・・・死ぬのか・・・そうだ、これが償いなんだ・・・。受け入れるしかない・・・。ここで、俺は・・・!)と死を覚悟。ところがそこで、かつてゼロに掛けられたギアスが発動し、「俺は・・・生きる!」と遂にフレイヤ発射。
・ラクシャータが「まずい・・・!ブリタニアはあれを完成させてたのか!」「フレイヤ・・・!限定領域核兵器だ!この租界が吹っ飛ぶよ!!」と警告、スメラギさんが全機に全力後退を指示。
・巻き込まれるナナリーを庇おうと突貫するゼロだが、ギアスでコーネリアと錯誤させられたギルフォードがゼロを庇って後退させ、フレイヤ発動、「ナナリィィィィィッ!!」と絶叫するゼロ。
・フレイヤによりトウキョウ租界は壊滅、ZEXISはほぼ全員無事だったもののC.C.が未帰還。爆心地を呆然自失で彷徨うルルーシュ、ナナリーは死んだと告げるロロに「嘘をつくな!」と叫び、「なあ、ロロ・・・。ほんの少しでいいんだ・・・。ナナリーと話をさせてくれ・・・」と呻く。
・一方、爆心地に佇むスザクは自身の凶行による惨劇に呆然。ナナリーを捜索するジェレミア卿が近付き、昔助けられた礼を告げ、結局敵となる運命なのかもと笑って立ち去る。
・「私が作ったフレイヤが・・・!私がやったんだ・・・!みんな・・・みんな!」と狂奔するニーナに、沈痛に俯くスザク、「・・・フフフ・・・フフフ・・・ハハハ・・・ハハハハハ!ハハハハハハハ!!」と自暴自棄で哄笑。
・フレイヤの惨状を発表して更に世界を操ろうと画策するディートハルト、イカルガ内で捕らえられていたコーネリアを発見。更にシュナイゼル殿下が単身訪れて会談を希望。
・自室に籠るルルーシュ、「ナナリーのいるべき場所に居座る偽者め!お前なんかがナナリーの代わりになるものか!」「まだ気づかないのか?俺はお前が大嫌いなんだよ!大嫌いなんだよ!何度も殺そうとして、ただ殺し損ねただけだ!」と本音を叩き付け、呆然自失するロロに二度と顔を見せるなと放逐。
・そこへ入室したカレン、藤堂達が待っていると告げ、「・・・ここで一緒に待つよ。あなたがゼロに戻るまで」と静かに支持表明。
・事前にコーネリアからギアス嚮団での顛末をヒアリングしたシュナイゼル殿下、ゼロ抜きでの会談に臨み、オープンスペースで多くのZEXIS隊員に聞いてほしいと要望。
・穏やかな微笑と巧みな話術でたちまち主導権を握るシュナイゼル殿下、「ゼロの正体は神聖ブリタニア帝国ならびにユニオン、第11皇子ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア・・・私が最も愛し、恐れた男です」と爆弾発言。驚愕する藤堂らをよそに、「無駄な事です。そのような戯言で我等を混乱させようとなどと。我々はゼロを系譜ではなく、起こした奇跡によって認めているのですから」と動じないディートハルトだが、「しかし、その奇跡が偽りだとしたら、どうでしょう?」としたり顔で切り込むシュナイゼル殿下、「ゼロには特別な力、ギアスがあります」「人に命令を強制する力です。強力な催眠術と考えてもらえば・・・」と更なる暴露。
・千草ことヴィレッタを連れて現れた扇が「証拠ならある・・・!」「俺も全てを彼女から聞いた。ゼロの正体は、ブリタニアの元皇子ルルーシュ!ギアスという力で人を操るペテン師だ!」と糾弾、「ゼロは俺達を騙していたんだ!ずっと俺達を駒として・・・!」と歯嚙みする。
・更にシュナイゼル殿下が、秘かに録音したスザクとルルーシュの会話を証拠として、ユフィの日本人虐殺もルルーシュの仕業と糾弾、誰もが操られているかもと疑心暗鬼を煽り、ルルーシュ引き渡しを要求。ルルーシュ糾弾へと一気に傾くZEXISの面々に、「お、おい・・・」と未だ冷静なクロウが戸惑い、(・・・疑問を押し潰す反証の連続・・・。この場は完全にシュナイゼル殿下に支配されたか・・・)とロジャーが苦吟、(・・・ゼロシステムの見せた未来が始まったか・・・)と秘かに諦念するヒイロ。
・カレンを伴い現れたゼロ、シュナイゼル殿下のZEXISからの切り離し策を悟って歯嚙み。ゼロの言い分も聞くべきと冷静にコメントするクロウだが、藤堂らは聞く耳もたず、黒の騎士団はゼロを包囲、見限ったディートハルトも「伝説の英雄ゼロは志半ばにして戦死・・・。しかし、その勇敢なる生き様は永遠に語り継がれる事でしょう」と宣告、「それがお前の台本か・・・!?」と責めるゼロに、「本当なら、あなたが世界を手に入れるまでを撮りたかったのですが、残念ながら番組は打ち切りです!」と言い放つ。
・それでもルルーシュを信じたいカレン、「待って!一方的過ぎるわ、こんなの!ゼロのおかげであたし達、ここまで来られたんじゃない!彼の言い分も・・・!」と制止、「答えて、ルルーシュ・・・。あなたにとって私は何・・・?私、あなたとなら・・・!ねえ・・・!」と迫る。
・(兄上・・・これはあなたのチェックか・・・。ならば、万が一にも隙はないのでしょうね・・・)と観念したゼロ、「フハハハハハ!馬鹿が、今頃気付いたのか・・・!」と偽悪の哄笑と共に仮面を脱ぎ捨て、「自分達が利用されている事に・・・!貴様等は駒に過ぎないという事に・・・!」と敢えて言い放ち、「カレン、君はこの中でも特別優秀な駒だった・・・。そう、全ては盤上の事・・・。ゲームだったんだよ、これは・・・!」と突き放してみせる。
・「そう・・・さよなら、ルルーシュ・・・」と悲痛に顔を歪めるカレンに、「君は・・・生きろ・・・」と真摯に本音を告げるルルーシュ。そこへ蜃気楼で突入したロロが「兄さん!乗って!!」と声をかけつつ、体感時間を止めるギアス発動して離脱。
・ルルーシュを乗せて黒の騎士団に追われるロロ、「絶対守護領域の最適化の計算がこんなに大変だなんて・・・!それを軽々とこなす兄さんは、やっぱりすごいや・・・!」と感嘆。「ロロ・・・俺はもう生きる理由なんて・・・」と呟くルルーシュに、「兄さん・・・!」と叱咤しつつギアス発動で追っ手の体感時間を止めて距離を稼ぐロロ、「兄さんは殺させない・・・!絶対に・・・!」と宣言。
・「こんな広範囲でギアスを・・・!ロロ、これ以上はお前の心臓がもたない!」「もういいんだ、ロロ・・・!俺はもう・・・!」と止めるルルーシュだが、「それでも・・・!」と無理を重ねるロロ、ギアス嚮団やルルーシュの道具だった自分だがルルーシュと一緒に過ごした時間だけは自分にとって本物だったと告白、「あの思い出のおかげで・・・!ようやく僕は・・・!人間になれた・・・!だから、もう・・・!僕は・・・!」と決死の覚悟を告げ、制止するルルーシュに「僕は・・・道具じゃ・・・ない!これは・・・僕の意志なんだから!!」とギアス連続発動で遂に追っ手を振り切り離脱。
・力尽きたロロ、どうして助けたと聞かれて「兄さんは・・・嘘つき・・・だから・・・」「嘘・・・だよね・・・。僕を殺そうとしたなんて・・・僕が嫌いだなんて・・・」と切れ切れに呟く。「・・・そうか・・・。すっかり見抜かれてるな。さすが俺の弟だ」と微笑んでみせるルルーシュ、「そう・・・だよ・・・。僕は・・・兄さんの・・・事なら・・・何でも・・・わか・・・る」と呟いて息絶えたロロを、「ああ、そうだよ・・・。お前の兄は嘘つきなんだ・・・」と看取った後、「ロロ・・・俺は・・・」と悲痛に顔を歪める。(;ω;)
・(・・・ナナリー、ロロ、シャーリー、C.C.、黒の騎士団、ZEXIS・・・。俺は全てを失った・・・これが残された結果・・・いや、報いか・・・。でも、だからこそ・・・)と独白するルルーシュ、(ありがとう、ロロ・・・。お前がつないだこの生命・・・俺にはまだ成さねばならない事があったんだよな。そう、俺には・・・!)と決意をかため、「我が父、シャルル・ジ・ブリタニアよ・・・!俺の地獄への道行きにお前も一緒に来てもらう!それが・・・!!」と独り宣言。(T^T)

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