第3次SRWZ

第3次SRWZ天獄篇(3周目:シャアルート:43〜最終話)

●第43話:Beyond The Dimension
・地球へ落下直前のアクシズ後部で壮絶に相争うシャアとアムロ&ZEUTH、アクシズ先端へ戦場を移して姿を消し、直後に転移出現するZ-BLUE。シャアとZEUTHの戦いを確認し、「これは・・・後に黒歴史と呼ばれる事となった時代の始まりか・・・!」とロジャーが察し、「戦乱は続き、その最後に月光蝶は文明を滅ぼす・・・」とロランが目を伏せ、「そして人類は、月を中心に宇宙に移り住み、さらには外宇宙に生存の場を求め、その中でヒディアーズが生まれる・・・」とレドが愕然と呟く。
・「・・・レナード・テスタロッサの言う歪んだ世界・・・。私にとってそれは、アクシズが落ちる世界の事だった。だから、私は知りたかった。アクシズが落ちる世界の私を・・・」とシャアが呟き、その意志が時空震動に作用して転移してきたと解釈する万丈達。ならばアクシズ落としを阻止しようと逸り立つシンやガロード達に、「・・・果たして、それは正しいのだろうか・・・」と疑念を呈するシャア、「異物である我々が、この世界に干渉する事が許されるのか、という事だ」と指摘し、「この場合、善悪が焦点ではない。神の視点に立って歴史に介入する事の是非の問題だろう」とロジャーも指摘。
・そこへ更に次元境界線が歪み、かつて対峙した黒アンゲロイが北側に多数出現、アクシズを落とそうと加速。「黒歴史の誕生はサイデリアルの介入が原因だったのか・・・!?」とロランが驚愕、「あいつ等も時空震動で来た部外者だ。それを止める事には文句はないな、シャア?」とヒイロが念押しして「無論だ」とシャア即答、ブライト艦長が号令して戦闘開始。
・3PP敵殲滅して戦闘終了、SRポイントget。
・この世界に干渉していいのか改めて悩むZ-BLUEだが、間もなく次元境界線が歪み始め、「俺達は、この世界の異物だ。ましてや、平行世界の同一人物のいる場所に長くいられるはずがない」と桂が指摘。「すまないな。私の迷いに付き合わせてしまって」と苦笑するシャアに、サイデリアルの様々な世界への干渉が判明したのは収穫と万丈が応じ、「気は済んだか、シャア?」とブライト艦長も苦笑。
・(私は人類の未来とアムロ達を信じ、つまらぬ世直しを否定した。その選択が正しかった事を今も信じている。後は、それを証明するだけだ・・・)
・元の世界に戻ったシャア、(フル・フロンタル・・・。人類の未来の可能性を摘むお前は私にとって、ただの敵だ・・・)と独白。

●引き継ぎデータ
・4周目に向けての引き継ぎアイテムは、プラーナコンバータ、テンションレイザー、超次元ターゲットロックを各3個。DECチャージャーを2個。インサラウムの秘宝、スパイラルエフェクター、DECマガジン、SOLクォーツを各1個で、計15個。
・4周目引き継ぎデータ作成、特典の天獄の紋章、連獄の紋章、PMCサイト、PMCモーター、セイクリッドアーマー、アサルトブースターget。
・とりあえずプロローグ1話開始時点でクイックセーブして温存。

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第3次SRWZ天獄篇(3周目:ミスリルルート:36〜42話)

●ルート選択
・ヒビキはアマルガム追跡隊に配置。
・輸送用トレーラーをアマルガムのAS4機に包囲され窮地に立たされた元ミスリル情報部のギャビン・ハンター、目前に現れたアマルガム幹部のミスターKことカリーニン少佐に愕然。「傭兵の世界では、よくある事だ」と淡々と応じるカリーニン少佐、積荷を確認して「ARX−8・・・。この状況下でARX−7アーバレストの後継機を完成させていた事は賞賛に値する」と讃えつつ、「だが、あんなものを建造したところで何も変わらない。無駄な労力だ」と吐き捨てる。
・裏切りを破廉恥となじられても顔色一つ変えないカリーニン少佐、威嚇射撃で脅しつつ、「あの機体、ARX−8を組み立てた人物は誰だ?そして、どこにいる?」と尋問、回答を拒むハンターに急所を外して負傷させ、「では死に至るまでの時間を楽しみたまえ」と言い置いて立ち去る。
・(何たる事だ・・・Z-BLUEは、ラムダ・ドライバ搭載型ASなど問題にならない程の手強い敵と対決しなければならなくなったか・・・)と歯噛みするハンター。
・南米ニケーロのアジトで部下ファウラーから報告を受けるレナード、Z-BLUEの動向を部隊分散して各方面の撹乱と的確に分析し、「その中でテレサは必ず僕を追ってくる」と断言、「ミスリルにいた頃は多少はマシだったけど、Z-BLUEに所属してからは、愚かな選択ばかりするようになって・・・これでは、感情で動く粗野で下品で夢見がちな連中と変わらないじゃないか」と苦笑。
・カリーニン少佐からの報告に「ARX−8か・・・。あれには興味あるな。何しろ彼等の最後の切り札だからね」と部下のサビーナに移送を求めるレナード、ファウラーにはテッサ達を追うよう命じ、「後はカスパーからの報告が揃えば、準備が整う・・・」と呟きつつ、盗み聞きしていたかなめに「久しぶりに君の目に生気が宿ったのを見たよ」揶揄。
・(ミスリルもZ-BLUEも、まだ生きている・・・。きっと、あいつもだ・・・そして、あたしを捜してる・・・。あの街に・・・あの学校に連れ戻すためだけに・・・あんな風に裏切り同然で他の男についていったあたしを・・・)と独白するかなめ、自己憐憫に溺れそうな自分を省みつつ(でも・・・会いたい・・・。ソースケに・・・会いたい・・・)と素直な想いを噛み締め、レナードにPCを要求して(あたしはあたしの出来る事を探す・・・。そして、やるんだ・・・。もっと速く、もっと強く、前へ前へ。あのバカみたいに、がむしゃらに進むんだ。あたしはあたしらしく・・・)と決意。
・一方、太平洋のトゥアハー・デ・ダナンは、カリーニン少佐がもしもに備えて孤島に残した物資を補給しつつ、宇宙で鈍った身体を鍛え直すとクルーゾー中尉が若手を特訓。ミシェルは最初から参加拒否、アルトとレドは2時間でギブアップする中、「サー!イエッサー!」と食い下がる宗介とヒビキに呆れ気味のカレン。(^^;
・テッサは補給資材によるAS改装強化を陣頭指揮しつつ、かつてラクシャータがミスリル協力時に残したKMFの強化プランも適用。
・身体の鍛錬と精神の鍛錬の相互作用で戦士は強くなると説くクルーゾー、「俺の父さんと全く同じ事を言ってる・・・」と瞠目するヒビキに、父親がブラックベレーに在籍していた事を確認し、「もしかして、父親はこんな言葉も言ってなかったか?泥にまみれて汗を流せば勝てる程、戦争は甘くない・・・」と問いかけると、「だが、汗や泥、血や涙にまみれた事のない男にいったい何が出来る・・・ですね」とヒビキが応じ、「まさか、ヒビキの父親の教官とはあの中佐では・・・」とボーダ提督の旧友、米軍退役中佐ジョン・ジョージ・コートニーに思い当たる宗介。
・マクロス・クォーターで陽動しつつニケーロ島に接岸したデ・ダナン。ナムサクで宗介が得た情報だけで敵基地を割り出したとテッサを絶賛するカレンに、「それについては私の力も・・・」と言いかけるゼロだが、「野暮はよせ。男の価値を下げるぞ。」とC.C.が揶揄。
・M9全機にミラが開発したラムダ・ドライバ観測機器「妖精の目」を装備し、クルツ機は超精密狙撃追加、クルーゾー機は関節部強化で格闘技術を最大限に発揮、マオ機にはITCC−5のデータリンク機能で無人機コントロールを実装。
・出て来た敵部隊にファイヤバグを発見したクルツが「クロウ!お前のハニーが来たぜ!」とからかうものの、「俺の愛しい相手は金だけだ」とニヒルに微笑するクロウに、「聞いてて情けなくなります・・・」と微苦笑するヒビキ。(^^;
・いつものカン・ユーがエクルビスで出てくるものの、キリコもカレンも完全スルー。一方、基地から後退する暇のなかったレナードだが、想定の範囲内と余裕で微笑し、「丁度いい事に、ARX−8の移送が間に合った。それを目の前で叩き潰してやる事で彼等には諦めというものを学んでもらおう」と冷笑して、戦闘開始。
・クロウがファイヤバグと戦闘時セリフイベント、アマルガムの下請けに成り果てた古巣の凄腕特殊部隊に、「堕ちたもんだな、ファイヤバグ!あの世でマリリンが泣いてるぜ!」と毒づくクロウ。
・クロウがターン内にマルチアクションでファイヤバグ2個小隊殲滅してセリフイベント、(あの世で待ってな、マリリン。ここにいない奴も含めて、ファイヤバグは俺がきっちり終わらせてやる。そして、最後に俺が消えて、それでファイヤバグは完全に終わりだ)と瞑目するクロウ。
・更にクロウがターン内にマルチアクションでファイアバグ3個小隊殲滅して、SRポイントget、セリフイベントでファイヤバグに引導渡してやると宣言するクロウ。
・1PP、敵6個小隊殲滅でイベント発生。そろそろ頃合いと言い出したレナード、「・・・君も楽しむといい。あのつまらない機体が炎に包まれる瞬間を」とかなめに告げるものの、「あんた、本当にキモい」と憮然と言い返すかなめは、学校にいたブサイクなストーカー男子とレナードを引き比べ、「詰まるところ、あんたとあのキモい男子の違いはイケメンかブサイクか、ただそれだけなのよ」と決めつける。
・いつも余裕の笑顔を張り付けて誰にも心を開いてないとレナードを糾弾するかなめ、ソースケはヘラヘラ笑ったりせず、いつもまっすぐな目で何かと真剣に戦っていたと述懐し、「ひょっとして、よくあるあれ?親の愛が足りなかったってやつ?」と冷笑。
・「・・・じゃあ、教えてやるよ」といきなり迫るレナード、ウィスパードの共振で自身の過去のトラウマを見せ、レナードに不義を知られた母親が、強盗を装いウィスパードの双子を狙って侵入した賊へ、レナードを贄として差し出したと明かす。「僕はあの時、母親に存在を否定されたんだ」と淡々と告げるレナード、「僕は考え、行動している。自分の意思で。母の呪縛など関係ない」と宣言しつつ、戸惑うかなめに「君の言った通り、心を開いた・・・。ただそれだけだよ」と言い放つ。
・レナードを催促に来たカリーニン少佐に驚愕するかなめ。一方、基地からベヘモス等のラムダ・ドライバ搭載型ASが敵増援として出現し、(千鳥・・・!今、行く!)と決意をかためた宗介が単騎離れて敵中突破を試みるものの、「そこは私のストライクゾーンだ!」と突然現れたゲイツに奇襲され、アーバレスト大破。
・それでも往生際悪く突入しようとする宗介、「身体が動く限り、前へ進むだけだ・・・!」と闘志を燃やす。「その意気や良し!」と揶揄するゲイツ、ミスタ・Agことレナードがアマルガムのトップに立ったと明かし、それならレナードを倒す事でアマルガムに勝てると気炎をあげるテッサに、「だが、お前達の希望はもろくも崩れ去る!これを見よ!」と勝ち誇って、鹵獲されたARX−8を引き出して見せつける。
・アーバレストそっくりだが細部が異なる白いASに騒然とするZ-BLUE。「このAS・・・ARX−8というそうだ」と告げるゲイツ、アーバレストの後継機かと色めき立つ一同の目前で破壊して見せ、「ハハハハハ、残念でした!こうしてミスリルの最後の希望はゲイツ様の手により木っ端ミジンコになったのです!」と哄笑。
・それを意に介さず単身生身で基地に侵入する宗介、「ASがなくとも戦いは出来る!」と雄叫びをあげるものの、「言葉とは裏腹に焦りが見えるな」と立ちはだかるカリーニン少佐に「・・・少佐・・・」と呆然、マオやクルツらも絶句。
・「私の勝ちだな。あの娘に心を奪われているお前は隙だらけだ」と告げるカリーニン少佐、「私はアマルガムの人間になった。レナード・テスタロッサと組織に仇なす者は私が全力で排除する」と宣言。「千鳥はここにいるのか?」と問い詰める宗介に、すぐここを離れると明かすカリーニン少佐だが、「その前に君の最期だけは見届けようか」と姿を表すレナード。
・「お前に用はない。千鳥に会わせろ」と一顧だにしない宗介、「・・・相変わらず不愉快な男だね、君は。何もわかってないくせに、そうやって叫んで。その傲慢さに気付いたらどうだい?」と噛み付くレナードにも聞く耳持たず「知った事か。千鳥を渡せ」と言い放つ。
・処遇を任せるとレナードに告げられたカリーニン少佐が「死んでもらう、サガラ・ソウスケ」と迫り、(あの目、あの声・・・本気だ。父親のように思っていた男が本気で俺を・・・)と慄然とする宗介だが、「やらせるかよ!」とヒビキが割って入り、「さっさと行け、宗介!千鳥さんがいるとわかった以上、やる事は一つだろうが!」と叱咤されて基地内へ単身侵入。
・2PPイベント発生。(お前達でも、この状況を覆す事は不可能だ。もし、そんな事が起きるとするならば、それはこの世界自体が間違っている事の証だ)と独白するカリーニン少佐。一方、外の騒ぎに「Z-BLUEが・・・ソースケが、ここまで来ているの!?」と問い詰めるかなめだが、「君は迷っている。一度でも彼に背を向けた自分が、いまさら彼の所へ行けるのか、と」とレナードに指摘され、(ソースケに会いたい・・・。抱きしめて欲しい・・・この気持ちは間違いなく本物・・・。でも、わからない・・・何で必死に逃げようとしないのか・・・)と戸惑う。
・「まだ迷いがあるなら賭けをしよう」と言い出したレナード、拳銃を手渡して「本当に彼に会いたいのなら僕を撃ち殺して行けばいい」と告げる。防弾コートも着ていない無防備なレナードに、(この男を撃てば、ソースケの所へ行ける・・・)と葛藤するかなめだが、(・・・出来るはずがない・・・ソースケに会える多分最後のチャンス・・・。それはわかってる・・・。わかってるけど・・・あたしに人の生命を奪う覚悟なんてない)と独白、レナードはこうした心中まで見通しているだろうと歯噛みする。
・30秒経過で時間切れと宣告するレナード、「僕なら撃った。彼は君に会うために戦い、人を殺める事さえいとわない。なのに君は僕のようなキザ野郎一人撃つ事さえ出来ない。結局、君の覚悟はその程度って事なんだよ」と冷笑。「・・・違う・・・」と動揺するかなめ、(ここから脱出したら、今度こそ、もう会えなくなる・・・)と宗介への想いと人を傷つける恐怖に再度葛藤、銃を取り上げようとするレナードともみ合いになった結果、銃が暴発してレナード負傷。
・駆けつけたカリーニン少佐が「・・・まだ息はある。すぐに収容して、治療を」と指示、慄くかなめに同行を促すものの、「千鳥!千鳥ーッ!!」と宗介が乱入。何とか千鳥に近づこうとする宗介だが、アマルガム兵の銃火に足を止められ、千鳥を連れ去るカリーニン少佐。
・外まで追ったものの取り逃がして「くそっ!」と毒づく宗介に、「もう諦めろっての!9回裏でツーアウト、ランナー無し!点差は100点だ!」「お前達は孤立無援!」と嘲笑するゲイツだが、オープンチャンネルでテッサが「黙りなさい、薄汚い野良犬」と割り込み、「決して諦めないで戦い続けるのは私達だけではありません。あなた達のような上から目線で支配者気取りのクソ野郎のブーツにキスするような真似をするつもりはありません!」と咆哮、美少女の罵倒に衝撃を受けるゲイツ。(-_-;
・「私達は孤立無援ではない・・・サガラさん、もうすぐあなたの下に頼もしい相棒が来ます」と呼びかけるテッサに、戸惑う宗介。その前に殺すと発砲するゲイツだが、ヒビキが割って入り、「悪いな。俺もテスタロッサ艦長の言う諦めない奴なんだよ」と減らず口で嗤笑。
・「サガラさん、来ます!」とテッサが告げ、現れた白と赤の精悍なASに「あれは!?」と驚く宗介、「この機体は・・・まさか・・・」と呟く。「お久しぶりです、軍曹殿」と呼びかけるアル、「アル・・・なのか・・・」と呆然と呟く宗介に、「肯定。ただし本機の名称はARX−8レーバテインです」と告げ、破棄されたはずでは!?と驚くZ-BLUEの面々に「アマルガムに奪われた機体は本機の存在を隠匿するためのダミーです」と明かして、「サガラ軍曹・・・。あなたの戦争への復帰を許可願います」と申告、「もちろんだ。許可する」と破顔して宗介が搭乗。(*´Д`*)
・「気に入らない!その機体・・・何か気に入らない!!」と逆上して襲いかかるゲイツの赤コダールに、「うおおおおっ!!」と吠えて真っ向突撃する宗介、圧倒的なパワーでコダールを押し返したものの、「くっ・・・意識が持って行かれる・・・!?アル!出力の設定を・・・!」とあまりの加速負荷に呻く。
・「今のが80%です。お楽しみいただけましたか?」と応答するアル、「実は、この機体・・・秘密裏に建造されたため、ろくな試運転も実施していないのです」「私からも演習場での作動テストを要求したのですが、ハンター氏からは却下されてしまいました」と明かし、「そういうわけで当然、ラムダ・ドライバも作動するか不明です」と告げつつ、更に逆上するゲイツに「来ます。あの色・・・敵オペレーターは赤い彗星かも知れません」と笑えないジョークを織り交ぜ、「なお、ご存知かと思いますが、敵機体はラムダ・ドライバ搭載型です。本機も可能であれば・・・」と迂遠に警告。
・業を煮やして「もう知らん!ぶっつけで試すぞ!」と突貫する宗介に、「我々の力を見せつけてやりましょう」とアルが応じてゲイツ瞬殺、「現在の軍曹殿ならば、常時ラムダ・ドライバを発動した状態で戦えるようです」と報告。一方ゲイツも「許さんぞ、新型!!」と気合とラムダ・ドライバで機体を復旧、「相変わらず、普通ではないな」と呆れる宗介だが、「我々も普通ではありません」とアルが鼓舞。
・「貴官の帰還を歓迎する」と告げるチェインバーに、「チェインバーも私が不在の間にジョークを覚えたようですね」と感心するアル、「ダジャレだろうが」と宗介がツッコむものの、「当機の成長は見せた。次は貴官等の番だ」と告げるチェインバーに「了解。ではバンバンいきましょう」とダジャレを応酬。(^^;
・ヒビキとタッグを組んだ宗介、「3分で奴等を血祭りにあげるぞ」と宣言、「やるぞ、相棒!!俺達に敵はない!!」と雄たけびあげて、戦闘再開。
・宗介がゲイツと戦闘時セリフイベント。「赤はゲイツ様とシャア・アズナブルの色だっての!!」と的外れな文句をつけるゲイツに、「コンセプトは燃える炎の色だそうです」とレーバテインの説明をアルから聞いて、「悪くない。そいつで邪魔する者は全て燃やし尽くす!」と吠える宗介。
・3PP、雑魚殲滅後にゲイツを撃破して戦闘終了。どうやら機体と共に爆死したらしいゲイツに、「あのヘンタイ野郎の最期か・・・」とマオが呟き、またどこかの戦場でご対面かもとまぜかえすクルツだが、「その時は、もう一度、地獄に叩き落とすまでだ」と断言する宗介。
・敵は壊滅したものの、レナードらは逃走。
・「宣言通りに3分以内をクリア。お見事です、軍曹」と称賛するアルに、「これ位はざっと軽いものだ」と胸を張る宗介、ヒビキやカレンから全員の頑張りあってこそとツッコまれて「そうだな」と微笑しつつ、「だが、まあ・・・無事でよかったぞ、アル」と相棒の復帰を祝福、軽口をかわしつつ(まるで戦友同士の会話だが、不思議と悪い気はしないな・・・)と感慨に耽る。
・ECSで島から離脱する輸送艦を発見。その艦内で、どさくさ紛れに手にした拳銃を構えてカリーニン少佐と対峙するかなめ、「今度は撃つ事を・・・ためらわない」と歯噛みするものの、「無理をしない事だ。引き鉄を引く気のない人間は、銃を持ってはいけない。時間の無駄だし、予測不可能の事故も起きる。君は身を以て、それを知ったばかりだと思っていたが」と冷徹に諭され、あれほど信頼しあっていたはずの宗介さえ「撃てる」「現に私は部下達に彼の抹殺を命じた。それだけの理由が私にはある。覚悟らしい覚悟した事のない君にはわからないだろうが」と断言され、「う、嘘よ!」と狼狽。
・間近の制御パネルを撃ち抜けばコンテナごとパージされ全員海に放り出される、と脅しをかけるかなめだが、「狙いは悪くなかった・・・。だが、君自身の生命も捨てる気か?」「それでもいいなら撃ちたまえ」と揺るがないカリーニン少佐に、(・・・小娘一人が銃一丁奪ったところで何も変わらない・・・)と諦念に捕らわれ、「あたしは・・・もう彼に会えないんですか?」と弱音が口を突いて出る。
・「・・・いやだ・・・ソースケに会えないなら・・・もう・・・」と絶望に捕らわれて己に銃を向けるかなめ、(もう希望なんて一片もない・・・死にたい・・・。死にたい・・・死にたい・・・)(そう思わせないといけない・・・。それだけがあたしに残された最後のチャンス・・・)と必死の演技で駆け引き。
・「やめろ。出来る限りの事はする」と譲歩するカリーニン少佐だが、艦を基地に戻す事はできないと拒絶。「・・・じゃあ、無線機を貸して・・・」「彼にお別れを言いたいから・・・それでもう・・・諦めるから・・・」と力無く呟くかなめ。
・「・・・ソースケ・・・聞こえる・・・?」と無線で呼びかけるかなめ、レナードを撃ち殺してしまったかもしれないと悔恨の念を滲ませつつ、「かわいそうなレナード・・・。それでも何度も逃げようと思ったけど、やっぱり無理なんだとわかった。あの人達には、絶対かなわない。逆らえば逆らうだけ、誰かが傷ついていく・・・」とうなだれ、「だから、ごめん。本当にもう負わないで・・・あたしの事、追っかけてくれるのは本当に嬉しい。でもね、やっぱり・・・」と呼びかける。
・「千鳥、何を言ってるんだ?」と狼狽える宗介に、言葉に詰まりながらも自分の事は忘れるよう説得するかなめだが、「・・・やっぱり・・・そんなの絶対やだ・・・」と本音が漏れ、「ソースケ・・・。前生徒会副会長として、あんたに命令するわよ。いい?あたしを助けに来て!どんな犠牲を払ったって構わない!あんたの持てるすべて・・・そのクソの役にも立たない非常識で迷惑極まりない兵隊の技能を総動員して・・・どんなにヤバい相手でもギッタギタにやっつけて、あたしを抱きしめにきなさい!!あんたならやれるでしょ!?」と全力でブチ切れ叱咤。(^-^;
・「ああ、出来る」と即答する宗介、「必ず行く。待ってろ」と断言し、「ソースケ・・・大好きだ所」と泣きながら微笑みかけるかなめに、「俺もだ。愛してる」と微笑。「じゃあ、次にちゃんと会えたら、必ずキスしよ。思い切り。どんな場所でも。いい?約束だよ?」と涙ながらに言い募るかなめに、「ああ、約束する」と静かに答える宗介、「何年でも、何百年でも待ってるから・・・」「大丈夫だ。必ずつかまえる」と互いに誓い合う。(;ω;)
・大規模な反抗作戦により皇国支配率86.7%に低下。
・DトレーダーでAGから奮戦を労われたクロウ、ファイヤバグに引導を渡すのは俺の役目と言って「ま・・・感傷だな」とニヒルに自嘲。「そのクロウさんのセンチメンタリズムが100ZのZチップを産みました。」と告げるAG、自分がZチップを産んだら歩合制でジェフリー艦長に買い取ってもらおうかと言い出すクロウに、「あいかわらずの守銭奴ぶり・・・。一瞬でもキュンと来たワタシが馬鹿でしたよ」と呆れるものの、「守チップ奴と名高いお前に言われたくないぜ」とクロウにも呆れられ、「もしかして、ワタシ達って同類・・・?」と愕然。(^.^;

●第37話:神への誘い
・帝都ラース・バビロンで尸空からZ-BLUEの報告を受ける皇帝アウストラリス、「これ程のレベルに達した者達が放置されていた事は由々しき事態だな」と指摘。「この宇宙の管轄・・・さらには次元の檻のためだろう」と応じる尸空に、「何の話だ?」とアムブリエルが割り込むものの、「まだお前には関係ない事だ」と一蹴する皇帝アウストラリス。・・・要はサクリファイとガドライトそれぞれの身勝手のせいね。( ´_ゝ`)
・いがみ合う双子奪取に執着を見せるアムブリエルだが、尸空から同行を拒絶され、「とばっちりであんたの殺気に呑み込まれるなんて考えただけでイヤになる」と揶揄しつつ留守番宣言して退室。バルビエルと皮肉の応酬して立ち去るアムブリエルに、「フ・・・面白い女だ」と呟く皇帝アウストラリス、「あれぐらいの気概がなければ、この席につく資格はない。その意味ではZ-BLUEのリアクター達も全員が相応しい力を持つ。いがみ合う双子も含めて」と評価し、「あれを覚醒させられる人間が二人もいるとはな」とコメントする尸空。
・「この地球という星の特異性のためだろう」と指摘する皇帝アウストラリス、「オリジン・ローが集まる故か・・・。それとも、そうだからこそオリジン・ローが集まるのか・・・そして、この星の人間の持つ力は徐々に形になろうとしている・・・」と呟き、Z-BLUEの動きに呼応して戦線全体がほころびかけていると懸念を示し、出立する尸空を見送った後、「・・・気をつけろ、尸空。奴の意図は未だに読めん・・・」と独り呟く。
・デ・ダナン艦長室でレイスとの通信に同席する宗介、大破した旧アーバレストからアルを回収し、ARX−8を完成させ送ってよこした元ミスリル情報部レイスを労う。ミスリルが壊滅しても独自に動き続ける情報部は、開発主任の死後凍結されていたARX−8のコアユニットを研究部残党に送り、かつて宗介がシベリアで救出したウィスパードの少女クダン・ミラも協力。アル自身も己の新しい身体を求め、神話に語られる炎の剣レーバテインを自ら名乗った。
・「大石弓(アーバレスト)よりも強力な力として、その名を名乗ったのでしょうね」とコメントするテッサ、レナードの独裁となったアマルガムの組織構造変化をレイスから報告され、当面動かないと予測されるアマルガムの動向報告を改めてレイスに依頼、「私には、レナードが皇国に心から忠誠を誓っているとはとても思えないのです」と懸念しつつ、特にレナードが開発した時空震動弾の使用目的を案じる。
・かなめと宗介の大告白を全て録音していたアルに、宗介をいじるためデータをよこせと迫るクルツだが、かなめと宗介は学校での友人であり恩人だとヒビキが立ちはだかり、「それは俺を倒してからにしてもらいましょう」と獰猛なハンタースマイル。「誰がお前とステゴロでやるってんだ!色男は金と力はねえんだよ!」と毒づくクルツに、「フ・・・金がねえとは、どんどん俺に近づいてきたな、クルツ」とクロウがニヒルに微笑み、「さりげなくお仲間扱いしてんじゃねえよ!」と焦るクルツ。(^^;
・ゼロの提案により新日本の神根島へ向かったZ-BLUE、配置されていた皇国部隊が戦闘で排除された痕跡を発見、警戒しつつ上陸して遺跡に向かうゼロ。かつてスザクと対峙し撃ち合った大扉の前でしばし感慨に耽りつつ、同行を求めたZ-BLUEの面々に実験への協力を依頼、既に皆が烙印を刻まれていると推測し、その張本人について「俺の中にも漠然としたイメージしかない。それを敢えて言葉にするならば・・・神だ」と告げる。
・「今から俺達は、この扉の向こうにある集合無意識に触れる」と告げるゼロ、人類共有の共通意識たるアカシックレコードは全ての事象の過去と未来を知る、世界の理そのものにして生と死、時間と空間を超越した存在と説明、次元力の制御とも関係あると推測。
・再世戦争でシャルル・ジ・ブリタニアと戦ったゼロは、ギアス嚮団がギアスの力の源として守ってきた実体化した集合無意識に触れており、「そこで感じたイメージが徐々に現実になっていく事への不安感・・・そこに俺は、烙印を刻んだ者・・・即ち神の存在を重ねている」と明かして、烙印を持つ皆で集合無意識に接触する実験を宣言。
・「さすがだね、ゼロ。君は有能な継承者だ」と突然現れたアドヴェント、「君ならば、クロノ保守派などよりもずっと正しく、その教義を守っていけただろう」と称賛しつつ、「私に気を取られていて、いいのかな?」と穏やかに揶揄。
・「避けろ、ゼロ!」と叫んでクロウが尸空の奇襲に割り込み、「俺の手刀をナイフ一本で止めるか、クロウ・ブルースト」と呟く尸空に、「危なかったぜ。リアクター同士の感応がなければ、マジでゼロをやらせていたかもな」とボヤく。
・ゼロは後回しと嘯く尸空、「ここに配備されていた部隊をやったのはお前だな」とアドヴェントに殺意を向け、「お前は・・・何だ?」と問い詰める。「私は最後の一人だよ」と爽やかに微笑むアドヴェント、「では、始めようか」と宣言して時空震動を誘起するものの、ゼロも「集合無意識よ!今こそ俺達に真実を示せ!!」と呼びかける。が、舌打ちした尸空が干渉して、姿を消すZ-BLUE。
・「・・・沈黙の巨蟹の・・・いや、鬼宿の力がどうやら干渉したようだ。これで彼等は、既に肉体を失った者を感じる事になるだろうね」と呟くアドヴェント。一方、独り取り残されたバサラは「みんな・・・消えちまった・・・」と呆然。
・「さすがだよ、熱気バサラ・・・。鬼宿の尸空とは正反対の力を持つだけある」と称賛するアドヴェントに、「そんなのは知った事かよ!」と言い放つバサラ、俺は俺のやり方でやらせてもらうと宣言し、「行くぜ、集合無意識!俺の歌を聞けぇぇぇぇっ!!」・・・どこまでもブレないヤツ。(´д`)
・それぞれの悪夢に触れるZ-BLUEの面々。憎しみの歌に囚われたランカを説得するアルト、人類を導く神を創り出すべきとクーゲル中佐に説かれるレド、(あたしであってあたしでないの)(この世界は・・・間違っていたのよ・・・)と語るかなめに必死で呼びかける宗介。
・「そうか・・・。今、わかった。全てはお前の仕組んだ事か」と冷徹に見据えるキリコ、特異点が二人揃っても時空崩壊が止められないと焦るオルソン&桂、「これが・・・神の力・・・だとしたら・・・」と戸惑うヒビキ。
・一方、亡きロロとシャーリーに触れたルルーシュは「やはり、お前達は・・・俺を許さないか・・・」と打ちひしがれつつ、「後悔・・・懺悔・・・絶望・・・死・・・。これが集合無意識が見せる未来なのか・・・」と苦く呟く。そこへ「その通り!」とシャルル&マリアンヌ夫妻が現れ、「お前の仲間達は今、集合無意識の見せるう時間と空間を超越した世界に囚われている」「それは未来の形であり、あなた自身も感じていた絶望のイメージよ」と説明。
・「やはり俺達は、絶望の未来へと進んでいるのか!?」と気色ばむルルーシュだが、「それをワシに問うか?」と嘯くシャルルに、「フ・・・そうだな。この俺が貴様ごときに頼る事などあってたまるものか!」と双眸にギアスの印を浮かべて獰猛に嗤笑、「絶望の未来が何であろうと俺は・・・俺達はそれを乗り越えて見せる!そして、抗ってみせるさ!相手が何であろうと!たとえ、神であろうと!」と吠える。「出来るかしら、あなたに」「見せてもらうぞ、ルルーシュ!ワシとマリアンヌを否定し、未来を選択したお前の生き様を!そして、絶望を越えた時こそ真にお前がワシを超えたと認めてやろう!」と言い渡すマリアンヌ&シャルル。
・気づくと遺跡の扉前に戻っていたZ-BLUEの面々、バサラが独り熱唱しているのに呆れつつ、クロウが戻っていないと探索に。C.C.と残ったルルーシュ、「まさか、奴等・・・集合無意識の中で生きていたとはな」と歯噛みするものの、「どうだろうな。あれは集合無意識が見せた、お前と私の中のシャルルとマリアンヌかも知れんぞ」と疑問を呈するC.C.、「あの男もコードの継承者として絶望の未来を知り、それを回避するために集合無意識への回帰を試みた・・・」「あれは奴なりの時の牢獄だったのだろう」と指摘。
・「俺は・・・奴を否定する。」その気持ちは今も変わらない」と宣言するルルーシュ、「ならば、やってみせねばならないな」「それがお前に課せられた責務だ」とC.C.に指摘され、愕然としつつも「・・・いいだろう。あの男に出来た事が俺に出来ないはずがない!あの男の打った逃げとは違う・・・!俺は絶望に立ち向かい、それを乗り越える術を見つけてみせる!」と不敵に嗤う。
・一方、遺跡外で尸空と生身の死闘を繰り広げるクロウ、必殺の手刀をナイフで捌きつつ、「攻撃に入るモーションがまったく読めねえ。目で見て、反応するしかないか・・・!」と毒づく。「生命を送るのは俺達の生業だ」「鬼宿は生命が散る時に生まれる力を正しい方向に導く事を司る・・・」と呟く尸空、「生命の力と、それが散る時の力・・・存在しようとする力と消滅しようとする力・・・って事か」と理解するクロウを肯定し、「沈黙の巨蟹のスフィアは、俺の鬼宿としての力に同調している。死とは肉体を失う事・・・。その喪失感は何物にも代えがたい・・・。それは最も深い虚無だ」と明かす。
・「今日は饒舌だな。それとも任務失敗の照れ隠しか」と冷笑するクロウに、「やはり、お前といると乱れる」と呟く尸空、「手短に済ませる」と殺気を増すものの、「あいにくだが、死んで借金を踏み倒すのは俺の主義じゃねえのさ!」と減らず口の止まないクロウは一歩も引かずに切り結ぶ。
・クロウの援護にヒビキが駆けつけ、「邪魔が入るか」と呟く尸空、「確かにお前の指摘通りだ。俺が俺であるためには、お前の存在は邪魔になる。だが、今は奴を追う」と言い置いて立ち去り、「・・・とりあえず命拾いしたか」と一息つくクロウ。
・尸刻が率いる鬼宿部隊を島上で迎え撃つZ-BLUE。「行くぜ!さっきのライブの続きだ!」と歌いまくるバサラに、「それでいい」「この閉塞した状況を打ち破るのは爆発的な生命力だ」とゼロも肯定、「生命の力・・・か・・・」とクロウが呟きつつ、「あれは私達と相容れぬ者です。あれを討つのは鬼宿である私達の役目でしょう」とファイヤボンバーに殺意を向ける尸刻達と戦闘開始。バサラは相変わらず「行くぜ、サイデリアル!俺の歌を聞けぇぇぇぇっ!」。(^.^;
・キリコが戦闘時セリフイベント。(奴が生きていた・・・そして、また俺達の運命を歪めようとするか・・・)と険しい面持ちで独白するキリコ。
・ヒビキが戦闘時セリフイベント。アドヴェントの真意を訝しむヒビキ、(わからない・・・。アドヴェントも・・・マキさんも・・・)と懊悩。
・3PPイベント発生。北西にマーティアルのAT部隊が出現、「彼等は皇国と戦っていると聞くけど・・・」と戸惑うスザクに、「違う」とキリコが否定し、遺跡を攻撃するマーティアル。
・一方、「・・・おかげで時間が稼げました」と尸刻がほくそ笑み、「聞きなさい、私の奏でる調べを。絶・・・陰・・・亜・・・業・・・獄・・・終・・・」と歌い出すや、身体の不調に襲われるZ-BLUE。レドの身体状況をモニターするチェインバーが「体温低下、脈拍現象、瞳孔拡散・・・。この現象は死亡状態と酷似している」と指摘し、「まずいぞ、これは・・・!?」とC.C.、「奴と戦うのは・・・危険だ」とキリコが警告。
・「歌え、バサラ!」「奴の歌は、生命の力の逆だ!それを打ち破るのはお前の歌しかない!」とクロウが訴えるものの、「やだね」と言下に拒むバサラ、「あいつの歌はあいつの歌だ!歌で歌を打ち消すなんてやるかよ!やるんなら、セッションだ!」と気炎を上げて、「結局、こうなるか」とレイ達が苦笑しつつ、「行くぜ!DYNAMITE EXPLOSION!!」と尸刻へ突貫。
・「オ前ノ歌ハスピリチアヲ消ス!デモバサラノ歌ハスピリチアヲドンドン生ミ出ス!」とシビルが勝ち誇り、「異界から来た理の外にいる者、エビル・・・。あの者の歌は、彼等さえも生命の力に目覚めさせた」と気色ばむ尸刻。
・「鬼宿の尸刻よ。お前達の本来の役目は、散る生命を正しき方向に導く事と見た」とC.C.が呼びかけ、「だが今、お前達のやっているのはその摂理に反して無意味に生命を奪う事だ!」とゼロが糾弾。「・・・そうかも知れませんね・・・」と認めた尸刻は歌を止め、「だったら、俺の歌を聞いていけ!」と勢いづくバサラがシビルも引き込んで熱唱し、尸刻を直撃して瞬殺。「うおおおおっ!!種を越えた夢のコラボのダイナマイトが今、エクスプロージョン!!」と熱狂するオズマ少佐に、「はしゃぎ過ぎです、スカル1!」とキャシーが嗜める傍ら、「シビルモ歌エタ!」と喜び合うミレーヌとシビル。
・「私の・・・身体が熱くなっていく・・・」と呟く尸刻、「お前達も生きている存在だ!それを認めないとは言わせないぞ!」とゼロに叱咤されるものの、「ですが、帰る所のない私達はこうするしかないのです」と告げて復活。「戻れない覚悟か・・・ならば、その覚悟を砕いて俺達は前に進む!」と宣言するゼロ、今日はすごく前向きとカレンに不審がられつつ、一気に攻勢に出るよう命じ、オズマ少佐も「ボンバー!!」と熱狂、「行くぜ、お前等!どいつもこいつも俺の歌を聞けぇぇぇぇっ!!」とバサラ熱唱して戦闘再開。
・3PPマーティアル掃滅してセリフイベント。遺跡狙いにしてもタイミングが良すぎるとマーティアルの意図を訝しむテッサ等の傍ら、(奴が動き出したか・・・)と黙考するキリコ。
・4PP雑魚殲滅後、尸刻を撃破して戦闘終了。
・「生命の熱さ・・・。兄様が何をしようとしているか、少しだけわかりました・・・感謝します、ゼット。ですが、次はない事は覚悟してください」と言い置いて撤退する尸刻。
・「まだまだ歌い足りねえぜ!」とPowerToTheDream熱唱するバサラに、まだ歌うのかと呆れるミシェルだが、底なしのエネルギーとオズマ少佐が絶賛し、「それはバサラだけではない。我々全員が無限の力を秘めている。それこそが無限の未来を導く」と微笑むゼロ。
・遺跡で集合無意識が各自に見せたののは絶望の未来のイメージだと説明するゼロ、「それは黒の叡智に触れた者達や特異点となったシャア大佐が語っていた未来でもある」と告げ、進む先の絶望は決められた事らしいと推測するものの、動揺する皆に「決められた事だから諦めるのか?」と問いかけ、「俺は最後の瞬間まで足掻く・・・!決められた運命など俺は認めない・・・!そんなものは覆してみせる・・・!それこそが俺の創り出す奇跡だ!」と決意を示し、改めて皆の覚悟を問う。
・「やっていない戦いの勝ち負けを気にするなど馬鹿げた事だ」と宗介、「絶望に堕ちた瞬間が本当の負けだ」とアルト、「諦める前にやるべき事がある」とレドらが口々に抗う意思を表明し、絶望の未来を越えるために戦うと決意を固めるZ-BLUE。
・それにしても具体的な情報がないと困惑する一同に、「手がかりはある」と口を開いたキリコ、「神を名乗る者・・・。俺はそれを知っている」と告げる。
・黒の騎士団の反抗作戦で皇国支配率85.6%に低下。
・Dトレーダーで、AGに絶望の未来へのイメージを試させようとするゼロだが、きっぱり拒絶するAGに諦めて立ち去る。それを見送るAG、既に「商売、商売」は一回言ってもらっているとほくそ笑みつつ、(それに絶望の未来なんてのはもうとっくに飽き飽きですからね)と独白。

●第38話:幻影
・聖地アレギウムのマーティアル教団大聖堂で、「武は万物の調和なり。戦いこそ平和なり・・・」と信徒に教義を説く法王モンテ=ウェルズ、「サイデリアルを始めとする、我等の神に反する者達には、いずれ神罰が下る・・・絶望の未来を越える者・・・それは我々なのだ!」と煽り立て、(来るがいい、触れ得ざる者、キリコ・キュービィー。お前が再び神の意に背くのならば、今度こそ、その生命を捧げてもらう。神の寵愛を受けるのはお前ではない!それは、この私・・・法王ヴィアチェスラフ・ダ・モンテ=ウェルズだ!)と独白し、どこからともなく応じる謎の機械音声。
・法王の説法を眺めるロッチナ、アストラギウス銀河3000年の歴史に君臨した神たるワイズマンさえ支配し得なかったキリコこそ最大の謎の一つと独白、(奴を語る言葉は少なくない。生まれながらのPS、異能生存体、触れ得ざる者・・・そのどれもが奴であり、奴でないとも言える・・・)と黙考。
・聖地アレギウムに神がいる、とのキリコの言葉に基づき、デ・ダナンに皇国を撹乱させておいてアレギウムに向かうマクロス・クォーター。いつも以上に寡黙なキリコに、かつて最愛のフィアナを失った悲劇を思い返すZ-BLUEの面々。その一因となったテイタニアが悔恨と自責の念にかられるものの、共に戦うことで償っているとアルトや宗介が力づける。
・あのアレギウムに殴り込みをかけたZ-BLUEは命知らずと揶揄するクロウ、かつて軍人時代に潜入を試みて痛い目にあったと明かし、神頼みの盲目的な士気の高さを指摘。同様に命令を盲信していたかつての己を省みるレドだが、ヒビキや宗介らと共に内面の成長で強くなったと自負を示し、アルトらも賛同。減らず口をかわしつつ、互いを支えあうZ-BLUEの結束に触れ、「私も・・・お前達のようになれるかな・・・」と呟くテイタニア、カレンに肯定されて微笑みつつ、(フィアナ・・・。お前が私に託した想いは、私を変えてくれた・・・私はキリコを追い続けよう・・・。たとえ、それが届かない想いであっても)と静かに決意。
・大聖堂の前からモンテ=ウェルズ法王への面会を申し入れるジェフリー艦長だが、カン・ユーらファイヤバグを含む防衛部隊が問答無用で迎撃に出てきて、やむなく戦闘に。「俺が行く。援護を頼む」と前に出るキリコに、「お前の口から頼むという言葉が出るとはな」と宗介が揶揄しつつ気合いを入れるZ-BLUE、「行け、キリコ。道は俺達が切り拓く」とゼロが代表して宣言し、「背中は私が守る。お前は前だけ見ていろ」とテイタニアが寄り添って、大聖堂突入地点を目指すキリコを守りつつ戦闘開始。
・2PPイベント発生。大聖堂付近に敵増援出現、「あれはオーデルバックラー・・・。第13階位『秩序の盾』に与えられる機体だ」とテイタニアがネクスタント搭乗機である事を示唆し、教義を機械的に繰り返すネクスタント達に「既に補助脳の支配下にあるか」と吐き捨てるものの、「違う・・・」と呟くキリコ、「奴等の背後にいるのは神・・・ワイズマンだ」と指摘。
・「その通りだ」と肯定しつつロッチナが戦場に姿を現し、ここにいる理由を問うキリコに「・・・その答えはお前が大聖堂にたどり着けばわかる」と韜晦。「いいだろう。ワイズマンが、また俺にまとわりつくなら、それを叩く」と断言するキリコ、ロッチナやテイタニアがPSを超えた超兵士たるネクスタントの危険を警告するのも意に介さず、「・・・俺は誰にも従うつもりはない」と言い切り、(待っていろ、ワイズマン)と静かに闘志を燃やして、戦闘再開。
・2PPキリコが目的到達してイベント発生。「行け、キリコ!ここは私が死守する!」と促すテイタニアに、「頼む、テイタニア」と言い置いて単身大聖堂に突入するキリコ。見送るテイタニア、(頼む・・・か・・・その言葉で私は・・・ずっと生きていける・・・)と静かに微笑み、更なるネクスタント増援に「ここは通さん!」と単騎で立ちはだかるものの、相打ちの形でAT大破。
・大聖堂に踏み込んだキリコ、法王モンテ=ウェルズの居場所を問うものの、神託を受ける場所は代々の法王しか知らないと言い張る枢機卿達。そこへ「教えてやろう、触れ得ざる者」と割り込んだ前法王テオ8世、焦る枢機卿達を意に介さず、「触れ得ざる者、キリコ・キュービィー・・・」「それに手を出した時にこうなる事は決まっていたのだ・・・」と呟く。
・大聖堂地下のモンテ=ウェルズ、教団を脅かすキリコに神の威光で裁きをと求めるものの反応なし。そこへ踏み込んだキリコ、「ここまで来れば、お前に用はない」と言い放つものの、「ならば、これを見るがいい」と逆上したモンテ=ウェルズは眠れるフィアナを引き出し、「さすがの触れ得ざる者も死んだはずの愛する者が生きていたとなれば動揺するか!」と嘲笑、「私は、その顔が見たかったのだ!死ぬがいい、キリコ・キュービィー!」と宣告。
・ところが次の瞬間、防衛機構によりモンテ=ウェルズの脳天が撃ち抜かれ、「神よ・・・。あなたは・・・キリコを・・・選ばれるのか・・・」と呟いて即死。「お前は、ここで死ぬ事は許されぬ」と呼びかけるワイズマン、「機能が停止する最後の一瞬に、ここのシステムへ我が意思を転移させた」とクエントでの破滅を免れた種明かしをして、「私は神として、より高みに上る・・・。そのためには、やはりお前の存在が必要だ」と告げる。
・神とは何だ?と問われたワイズマン、概念としての神は遥か過去に滅んだが、かつては人だったかもしれない者達が宇宙の真理に触れ永遠を手に入れて、高次元生命体となりおおせ神を名乗ったと明かしつつ、「だが神は、他の神の存在を許さない。ゆえに神は神と戦うのが宿命・・・。それこそが宇宙の真の戦い・・・」と続け、自分が勝ち残るためには因果を越えた存在たるキリコを取り込む必要があると説く。
・キリコを従わせるため、死すべき運命にあったフィアナを全力で蘇生させ生きながらえさせたと告げるワイズマン、「私は運命さえも支配する存在・・・神だ。その女を守りたくば、大人しく私の意志に従え」と服従を迫る。
・そこへ「果たして、そうでしょうか?」と割り込んだロッチナ、ワイズマンこそ全ての因果の中心となるこの地球にアストラギウスの民と己を転移させたと明かしつつ、「ですが、あなたもキリコに取り込まれたのです。私と同様に」「確かにフィアナの生命を救ったのは、あなただ。だが、その行動を決定付けたのは、キリコの存在だ」と指摘、「キリコはあなたの存在を否定するが、あなたはキリコの存在を必要とする・・・。既に主従は逆転しているのです」と言い放つ。
・「馬鹿な・・・!私は・・・神・・・!全てを超越する存在だ!」と焦るワイズマン、「今度こそ、お前を破壊する」と宣告してアーママグナムを撃つキリコに、「私にお前の力が加われば、真戦に勝利し、絶望の未来を越える事も夢ではないのだぞ!」と言い募るものの、「お前の夢など、俺には関係ない」とキリコ一蹴。
・駆けつけたテイタニアも合流、「我が命を聞け!」と迫るワイズマンに「既に私には補助脳はない。そして、私はネクスタントではない。私は・・・人間だ!」と拒絶。「ワイズマン。もうお前は眠れ」と一方的に宣告するキリコ。
・大聖堂から出てきたキリコ、フィアナを安全な場所に隠したテイタニアもオーデルバックラーを奪って合流し、ワイズマンの意志が宿る地上戦艦4隻とたい時、「俺とフィアナの運命を歪めた者を叩く」と宣告。「今日でマーティアルは・・・神は滅びる」とテイタニアも応じ、「俺は生きるために戦う。俺とフィアナの未来のために」とキリコが告げて、戦闘再開。キリコ&テイタニアは行動済みでもまた行動可能、ただしHP、SPとも全快・・・せっかく異能生存体発動させたのに。orz
・キリコがカン・ユーと戦闘時、セリフイベント。「ついにこの時が来たな!」と長きに渡る因縁と逆恨みをぶちまけるカン・ユーだが、「言いたい事はそれだけか?」と切り捨てるキリコ、「通してもらうぞ、カン・ユー。お前に用はない」と眼中になし。
・カレンがカン・ユーと戦闘時、セリフイベント。同じく決着云々を呼びかけるカン・ユーだが、「こっちはあんたなんて、どうでもいい存在なんだ!」と切り捨てるカレン、「あんたがキリコの邪魔をするってんなら、あたしが相手になってやるよ!あんたには、それなりに恨みもあるからね!!」と咆哮。
・3PPカン・ユー撃破。「いつか必ず、お前達に俺の偉大だを理解させてやる!」と捨て台詞吐いてエクルビスで逃げたカン・ユーだが、悲鳴とともに爆発音が轟き、「しぶとい、あの男の事だ。生きているかも知れないな」と冷笑するC.C.に、「どっちでもいいさ。また敵として現れたなら、迎え撃つだけだしね」とカレンが応じ、話を振られたキリコは完全スルー。(^^;
・3PP、雑魚殲滅後にワイズマン地上戦艦4隻を撃沈して戦闘終了。「私の存在を否定したお前達は・・・必ず後悔する・・・お前達は・・・絶望の未来を越える事は・・・出来ない。1億2000万年に一度の真の・・・崩壊で宇宙は・・・全ての時空は・・・完全に消滅・・・する!」と呪うワイズマンだが、「神様を名乗った奴にしちゃ、随分と悲観的な御仁だよ」とあっさり桂にいなされ、「始原の特・・・異点よ。その運命は・・・お前達では覆せ・・・ない。この歪んだ時空を・・・修復する事が出来る・・・としたら、それは・・・その者は・・・神で・・・しかな・・・い・・・」と呻きつつ、「キリコよ・・・。お前は・・・私を受け入れ・・・なかった事を後悔す・・・る・・・お前達に待っている・・・のは絶望の・・・未来だ・・・」と言い置いて爆散。
・ワイズマンの言葉から、集合無意識の伝えてきた時空修復に欠けた要素があるというのは事実らしい、と確信する桂達。一方キリコは、(ワイズマン・・・。この世界にお前は必要ない。俺も仲間達も、決してお前のような奴に従う事はない。それが神と呼ばれる存在であっても・・・)と瞑目。
・保護したフィアナの蘇生を待つキリコに、協力したロッチナが自分はあくまで公正な第三者としてキリコの行き先を見届けると表明、ワイズマンが再び復活するリスクを示唆。
・人間を超えた高次元生命体と根源的災厄、絶望の未来の関係を模索するゼロ、いずれにせよ1億2000万年に一度の真の崩壊と直面する事になると覚悟を示し、口々に賛同するZ-BLUEの面々。宿敵を倒して愛する人を取り戻したキリコも、「Z-BLUEでの戦いが終わらない限り、俺の戦いも終わらない」と告げて、引き続き協力を表明。
・フィアナはゴウト達に預ける事にして、次の作戦に単身参加予定のテッサを待つZ-BLUE。しばしの間をフィアナと共に過ごすキリコ、(フィアナが生きていた事を知った今、俺の中に光が生まれた。それを守るためならば、俺は戦い続けられる・・・。今日も・・・そして、明日も・・・)と独白。
・反抗作戦により皇国支配率82.9%に低下。
・Dトレーダーで、カン・ユーとの決着を振り返ろうとバニースーツを持ち出すAG、激怒するカレンに怯えつつ、ボーナスZチップ100Zget。預けておくとロクな事がないとバニースーツを取り上げるカレンだが、「どうしようかな・・・。何かのパーティーがあったら着ようかなぁ・・・」と無邪気に微笑み、「実は意外に気に入ってらしたようですね」と白い目で見るAG。(^-^;
・「見事、クエントの勇者の務めをお果たしになりましたね」とシャッコを称賛するAGだが、無言で睨みつけるシャッコ、「いい機会だから、言っておく。お前からは、あのワイズマンと同じ匂いがする」と告げつつ、「だが、俺もクロウと同じだ。お前の事をどこかで信じている部分がある」「だから、俺達を裏切るような真似はするな」と言い聞かせつつ、調子よくノセられて「商売、商売」を口にする。

●第39話:歪む因果
・北極海でテッサを拾って次の作戦に向かうZ-BLUE。かつて特異点としてサイデリアルに囚われていたオルソン、研究員から「鍵は3つ・・・」と聞かされており、時空崩壊対処に必要な3人目の特異点の存在を示唆。「それなら心当たりがある」と安請け合いする桂、千鳥かなめが普通じゃないからきっとそうだと能天気に発言。・・・何で忘れてるかな、あの時彼女と対峙してたってのに・・・(-_-;
・マクロス・クォーター格納庫で、「・・・まさにキリコ様々だ・・・」と何やら呟くクルツ、様子を訝しむ宗介に「俺達だけの秘密」と称して、「その・・・何だな・・・実は俺・・・キリコとフィアナの話題から盛り上がって・・・その・・・マオと寝たんだ」と明かすものの、「任務中に二人で居眠りしてたのではないのか?」と天然ボケかます朴念仁宗介。(^^;
・たまたまクルツの告白を耳にしたランカとシェリルが赤面、テッサが「こ、こういうところでそういう話をするのは風紀の乱れの始まりです!」と叱責しつつ、罰としてマオ少尉にレクチャー受けろと粋な配慮。
・Z-BLUEが部隊展開して陽動する隙に、宗介とヒビキの護衛でヤムスク11に向かうテッサ。人革連が過去に建造した研究都市施設ヤムスク11では、ブリタニア・ユニオンのプロメテウス・エクスペリメントに10数年先駆けて、ADW史上初の人類の手による人為的な時空震動の実験が行われていた、と説明するテッサだが、(そして、あそこにはカナメさんと私達の秘密も眠っている・・・)と独白。
・敵を待ち受ける間に宗介とプライベート通信でノロけるクルツ、死亡フラグ全開。(^-^;
・アマルガム部隊を自ら率いて現れたレナードだが、一人称が「俺」の荒っぽい口調で攻撃性を剥き出し、その変化を訝しみつつ戦闘開始。
・2PP、分析、撹乱かけてHP5000強まで削ったレナードのベリアルに、脱力で気力100まで下げて包囲し、プラーナコンバーター積んだクロウのり・ブラスタT&桂でトドメさしてSRポイントget、イベント発生。
・「なかなかやるな」と嘯くレナードを桂が挑発して誘き寄せ、陽動して注意をひいたところへ、クルツが「遅いぜ!妖精の目で、お前の機体のフィールドの状況はスケスケだ!意識の外から、一発で決める!」と必殺の狙撃を叩き込もうとしたところへ、突然クルツ機が狙撃されて「嘘・・・だろ・・・」と呟きつつ機体大破。「そんな!完全にレーダーの圏外から一発でASを撃ち抜くなんて!」とルカ、「スナイパー!それも神業クラスの腕の持ち主だ!」とミシェルが驚愕。
・赤コダールで姿を現した狙撃手カスパーが「残念だったな、ウェーバー・・・。お前の索敵範囲より、俺の射程の方が少しだけ長かったようだ」と嘯き、「万一の事を考え、君を配置しておいてよかったよ」と労うレナードがヤムスク11に同行するよう命じて、「悪くない作戦だった。だが、こちらの力は常に君達の予想を上回る。今までも・・・そして、これからもだ」と勝ち誇って後退。
・続けてレナードの残した敵増援と対峙するZ-BLUE、クルツに呼びかけるも応答なく、「俺達は奴の手の平の上か・・・!」と歯噛みするゼロだが、「諦めないって決めたんじゃないのかい!」と叱咤するマオ、「テッサにはソースケとヒビキがついてる!クルツだって死んだと決まったわけじゃない!あたし達のやる事はこの場を何とか切り抜ける事だよ!」と発破かけつつ、(やり逃げなんて許さないよ、クルツ・・・!あんたにはちゃんと責任を取ってもらうからね!)と独白。(;ω;)
・かなめにヤムスク11へ向かうと予定変更を告げるレナード、かなめに撃たれて前よりすっきりしていると嘯きつつ、「紳士的な態度で接するのも飽き飽きしたんでね」「これからは力ずくでも言う事を聞かせる」と宣言。
・一方ヤムスク11に先行したテッサ達、初めて来たはずなのに知っているかのような妙な感覚に戸惑う。「・・・先程、話したようにここは人類史上初の時空震動実験の場所であったと同時に・・・私達の・・・ウィスパードの秘密が眠っているのです」と口を開くテッサ、ウィスパードの詳細は伏せつつも、かなめが狙われた理由であると明かし、かなめをはじめ、ARX開発主任バニ・モラウタやレーバテインを組み上げたミラ等、宗介が多くのウィスパードに関わりが深いと告げる。(確かに・・・確証はないが、ナムサクのナミもそうだとすれば5人・・・レナードも入れれば6人・・・)と黙考する宗介に、「あなたは私達を救うために神様が遣わしてくださった救世主なのかも知れませんね」と微笑むテッサ。
・爆心地に近づくテッサ、17年以上経ってなお近付く者の精神を混乱させると警告し、当時の住民は精神を汚染され錯乱して悲惨な事態を起こしたと語り、人革連科学アカデミーの天才ドミトリー・ヴァロフが時空震動を起こすのに使ったシステム『全てを内包する領域』ことオムニ・スフィアを神根島の集合無意識と同様のものと推測、ヒビキ達のスフィアとの関連も示唆し、デ・ダナンやレーバテインに搭載するTAROSも『オムニ・スフィア転移反応』の略であり、ラムダ・ドライバもその応用と説明。
・近付く足音を聞きつけたヒビキが「俺にはジークンドーとブーストアップがある。それにいざとなればジェニオンを呼ぶさ」と後詰を申し出て、テッサと宗介は先行。そこへ追いついてきたクロノ改革派の兵士と対峙するヒビキだが、鎧袖一触で打ち倒し、(何だ、この手応えの無さ・・・。戦闘訓練を受けた人間だとは思えない・・・もしかして、機動兵器での戦闘も機体の性能に頼っているだけなのか・・・)と訝しむ。
・そこへ更に「・・・ヒビキ君・・・?」「・・・まさか、こんな所で再会するなんてね・・・」と現れたマキさん、「今の私はコード:ホワイト・・・。クロノ改革派の実行部隊隊員よ」と名乗り、ヤムスク11に用があると告げる。去年の4月にスカウトされたと明かすホワイト、世界を変えるためにクロノの一員になったと言いつつ、その意味を問われると「それを知る必要はないわ。私達はアドヴェント隊長の指令に従うだけだから」と言い放つ。おかしいと指摘されても「隊長は信頼に値する・・・。それだけじゃ駄目なの?」と問い返すホワイト、「きっと隊長も謝れば、あなたを迎え入れてくれるわ」「隊長と私なら、あなたを包んであげる事も出来るわ」と無邪気に微笑んでヒビキを勧誘。「俺は・・・!」と呻いて走り去るヒビキ。
・一方ヤムスク11では、クロノ改革派の仕業らしい爆破の混乱に乗じて独り逃走したかなめが、やはり爆発に巻き込まれて宗介とはぐれたテッサと遭遇、再会を喜び合う。
・ところが宗介の方はレナードと瓦礫に閉じ込められ、やむなく脱出のため手を組むことに。かなめは生きていると断言するレナード、「運がいいんだよ、彼女は。ちょっとあり得ないくらいにね」「彼女の運の良さは異常なんだよ」と指摘、「千鳥はいつも諦めずに行動してきた。自分に出来る範囲の事を判断し、強い意志と信念に従って」と反論する宗介に、「彼女は原因と結果の収束点だ。この世界がおかしくなったから今の彼女がいるとも言えるし・・・彼女がいるから、この世界がおかしくなったとも言える」と告げ、混乱する宗介に「この遺跡の最深部で千鳥かなめは亡霊と出会う事になる、必然的に。そこで彼女は歴史に終止符を打つ力と結合する」「過去も未来も現在もない世界を創るキーストーン・・・文字通りカナメになるんだ」「オムニ・スフィアとささやきの話さ。世界の混乱は、この地から始まったんだ」と断言。
・二人で地下を目指すテッサ達だが、(意識をはっきり前へ集中させないと正気が保てなくなる・・・)と不安を覚えるかなめ。ヴァロフ博士の研究装置をアマルガムに悪用させるわけにいかないと主張するテッサ、「・・・下手に扱えば世界中の人々の運命を翻弄する事になるだけの力です」と危ぶみ、装置は止まっているものの18年前に全力稼働していた時の精神波がこの時代まで伝わっていると指摘、大時空震動の影響で不安定だったADWと言う世界の方向性を決定付けたと説明し、「時空震動・・・つまりは次元力を制御するために人類が踏み込んだ禁断の領域・・・それこそが世界最初のTAROSです」と明かす。
・人体実験の繰り返しで完成に近づいたTAROSは、18年前に全力稼働テスト中暴走、ヤムスク11全体が精神汚染されて廃墟と化した。住人を汚染したイオタ波は距離と時間で減衰、タウ波は距離と時間に無関係に伝播し、一般人には無害ながら12/24の約3分間だけ世界中の新生児に影響してウィスパードを生み出した。その能力はオムニ・スフィアを通じて、別の精神波でどこかの未来から送られてくる未知の技術情報を受信するものであり、それらが生み出したASこそ世界の歪みの証、それによって変革した世界は時間災害、タイムハザードと呼ぶべきものと評するテッサだが、そもそもオムニ・スフィアの干渉が必然だったなら本来の歴史など存在しないとも疑問を呈する。
・同様の経緯を宗介に説明していたレナード、「この世界を勝手に歪んでいると決めつけている事が馬鹿げていると言っているんだ」「お前の言う本来の歴史に戻すという事は今の歴史を生きる俺達全てを否定する事じゃないのか?それが俺には気に食わない」と宗介に反論されつつ、「神になれば、この世界を正す事が出来る」と指摘し、例えば千鳥かなめが死んでしまったらそんな世界を創り変えたくならないかと指摘、カリーニン少佐は世界の間違いを是正する手段があると認めてレナードについたと明かす。
・妹テッサは自分の目的を知っていると断じるレナード、「過去を受け入れ、このまま歴史を続けていくべきだと考えている。前向きで立派だし、自己陶酔にはもってこいの理屈だ」と揶揄しつつ、「だが、あの娘の一番の動機は俺への反発だよ。俺のやる事を否定する事でしか、自分の力を示せないと思っているんだ」と決めつけ、そんな利己的な人間ではないと反論する宗介を意に介さず「そんな兄妹ゲンカも、もうすぐ終わる」と宣言。
・建造中の新たな最大規模のTAROSと時空震動弾を組み合わせて過去に干渉すると最終計画を明かすレナード、「触媒となるのは普通のウィスパードでは駄目なんだ。最も大きな力を刷り込まれた、おそらくは唯一の適任者が必要だ。ここでの事故で放射された精神波・・・タウ波の情報を最も大量に受け取った人物・・・。つまり、TAROS暴走の特異点・・・」「そう・・・千鳥かなめだ」と告げ、「未来からの技術情報をウィスパードに送ったのは正体不明の誰かではない。彼女だ。彼女が、これからそうするはずなんだ」と続け、「彼女が異常に幸運なのは、彼女が生きた特異点だからだ。言うなれば、彼女はささやかれし者、ウィスパードではなく、ささやく者、ウィスパリング・・・この世界をメチャクチャにしたブラックテクノロジーを過去に送ったのは彼女なんだよ」と冷笑。
・「・・・彼女はまともな人間だ」と真摯に反論する宗介、そんな真似はしないと断言。「それが不思議なんだよ」と部分的に同意するレナード、「あそこまで強く正しい少女が何故、過去に干渉を?彼女が受け入れられない過去というのはいったい何なのか?」等と楽しげに憶測を展開。「わかるものか」と切り捨てる宗介、「確かなのは、お前のような男に千鳥を渡すわけにはいかないという事だ」と断言し、本来の歴史に戻さない限りかなめは誰かに狙われ続けて元の生活に戻れないと冷笑するレナードに、(是正した歴史・・・幸せな人生を送る千鳥の側に俺はいない・・・そもそも俺と千鳥は出会う事はない・・・。そんな世界・・・俺には何の価値もない・・・)と黙考。
・何とか脱出口を開いたレナードが休戦の終わりを宣言して「さて・・・。殺し合いを始めようか?」と冷笑、(もし本当に、この男の計画が実現可能なら千鳥を平和な世界へ戻せる唯一の選択肢ではないのか・・・)と懊悩する宗介は「・・・今は・・・やめておく・・・」と拒絶。「俺は全世界を敵に回してでも、自分の目的を完遂するぞ」と宣告して立ち去るレナードを見送り、とにかく千鳥を先に見つけるしかないと決意する宗介。
・地下施設最深部まで到達したテッサとかなめ、共振と同様に意識が溶け合った状態でタウ波が照射される中心点と対峙、カプセルに閉じ込められた18年前の被験者の少女を確認。(本来の遺体はとうの昔に朽ち果てている。ここにあるのは彼女の存在の残滓・・・。長い年月をかけて彼女の精神こそがオムニ・スフィアを通じて顕現させたもの・・・この彼女の残滓こそが、ささやく者・・・。誰にもわからない、いつかの未来に復活して、より大きな力で今のあたしを支配する・・・)と理解するかなめだが、別の時代から届くタウ波を変換して放射するこの触媒を壊しても、いずれ同じ結晶は育ち根本的解決にはならないと推測、(ささやく者の出現が止められない・・・。ならば・・・)と考察。
・そこへ(よくわかってるじゃないか、我が娘よ。よく来たわね)と呼びかける思念が、何度も呼んでいたが抵抗されていたと告げ、(だがこれは、決められていた事・・・。お前はここにやってきた。もはや私を拒絶する事は出来ない。受け取るがいい、私の力を。受け入れるがいい、私の魂を)と宣告。
・カプセル破壊を試みるテッサに、「破壊・・・?その必要なら、もうないわよ」と冷たく告げるかなめ、もうここに用はないと宣言。ようやく追いついた宗介が駆け寄るものの違和感を感じて戸惑う中、テッサに銃を突き付けるかなめ、「すごく会いたかった」と言いつつも、「あたしにはやらなくちゃならない、大事な仕事があるの。ソフィアから頼まれた大事な仕事。あなたの事は大好きだけど、邪魔するなら殺さなくちゃならないの」と冷徹に言い放ち、「それがあの・・・カプセルにいた少女・・・」と歯噛みするテッサ。
・宗介の説得も功を奏さず、逆上したかなめはテッサを撃ち殺し、「あなたのせいよ!」と宗介も撃ち倒す。(何故こんな終わり方に・・・。千鳥・・・)と悔恨に暮れる宗介だが、(大丈夫・・・)(でも、もう無理はしないで。必ずあたしは待っているから、心配しないで・・・・)と語りかけるかなめの思念。
・駆けつけたヒビキの呼びかけで意識を取り戻した宗介、射殺されたはずのテッサも自分も無傷である事に驚愕、「あれは・・・千鳥が見せた可能性の一つだというのか・・・」と困惑し、ともかく施設の破壊から脱出しようとヒビキに促されつつ、(千鳥・・・。死の暗闇の中に届いた、君の声が・・・君の想いが・・・君が待っていてくれるなら、俺はきっと迎えに行く・・・!)と固く決意。
・一方、アマルガムに包囲され苦戦するゼロ達だが、突然現れた尸空率いる皇国軍がアマルガムを掃滅、「連中は粛清の対象だ」と言い放つ尸空。そこへジェニオンで帰還したヒビキと宗介、テッサは避難済みで、僚友クルツの不在を訝しむ宗介もレーバテインに乗り換え、皇国軍と戦闘再開。
・3PP、雑魚殲滅後に尸空を削ってイベント発生、戦闘終了。「お前達は絶望を知ったはずだ。何故、戦う?」と問う尸空、桂に「始原の特異点・・・。お前達こそ諦めを知るべきだ」と告げ、人の手で世界や過去を変えることは出来ないと断言。「俺は始原の特異点なんて名前じゃない!俺は・・・桂木桂だ!!」と啖呵切った桂、「やるぜ、オルソン!俺達二人で蟹退治だ!」と声をかけてオーガス・コンビネーションSP炸裂、尸空瞬殺。
・「言っておくぜ、サイデリアル!俺はこう見えても義理堅い男だ!特異点である俺が世界を救えるってんなら、誰に何と言われようとそれをやってやる!俺とオルソンで足らなきゃ、噂の3人目ってのを見つけてやるさ!」と啖呵切る桂に、「フ・・・」と静かに笑った尸空、「任務は果たした」と言い置いて撤退。
・クルツを捜索しようとするZ-BLUEだが、テッサを捕らえて人質にしたカスパーが出現、「ミスタ・Ag・・・レナード・テスタロッサはお前達に協力を要請している」と宣言。「あいつ・・・!もしかして、ヴィルヘルム・カスパーか!」と驚くクロウ、「先代ロックオンに聞いた事がある・・・。達人レベルを超えて魔人と言ってもいい腕を持つスナイパーだ」と明かす。
・そこへ「そして、俺の師匠でもある・・・」と割り込んだクルツ、「あんた、生きてたんだね!」と喜ぶマオに「当たり前だろ?俺はキリコの次に不死身な男だぜ。」と嘯くクルツ、「カスパーの野郎が生身で出てきたのが運の尽きだ。ここからあいつをぶち抜いてやる」と愛銃ウィンチェスターM70でテッサにはかすり傷一つ付けずに仕留めると宣言。
・「しかし・・・!」とミシェル、「そうじゃねえ・・・!お前のその位置・・・!」とクロウが異を唱える中、「奴までの距離・・・だいたい1650メートル・・・あの魔人カスパーでも、狙撃の限界距離は1500メートルってところだろうな」と無茶を認めるクルツだが、「だがよ、ここでテッサを助けるためにZ-BLUEがアマルガムに降ったら、待ってるのはロクでもない結末だ。ぼやぼやしてたら、テッサの事だ・・・。下手すりゃ、自分が足手まといだって焦って、あそこから飛び降りちまうかも知れねえ・・・そういうわけだ・・・。ここは俺の腕に賭けてくれや」と説き、息を呑むミシェルに「覚えとけよ、ミシェル。ここ一番で外さないのがスナイパーの絶対条件だ」と諭す。
・「信じているぞ」と応じた宗介に、「おう!」と答えるクルツ、(・・・くそ・・・。頭がクラクラしてきたぜ・・・きっと・・・もう俺は助からないだろう・・・)と出血しながら独白し、(ソースケ・・・。絶対にカナメを救い出せよ・・・)(テッサ・・・。絶対に助けてやるから、あんなネクラ男はさっさと見切りをつけて、いい男を見つけろよ)(本当は寂しがり屋のメリッサ・・・。もっと可愛がってやりたかった・・・お前みたいな女でも泣くのかな・・・。どうだろう・・・泣いて欲しいような、泣いて欲しくないような・・・。やっぱり、抱かない方がよかったかもな・・・)と思いを巡らせる。
・(そして、カスパー・・・。俺はあんたにとっちゃ落第生なのかも知れねえが、あんたのような奴になる気はねえ・・・あんたは確かに最高のスナイパーだった・・・。だが、標的を仕留めるためなら、無関係な人間への被害なんざ知った事じゃない奴だった・・・あれがあんたの言う本物の狙撃兵の姿なら、俺はそんな化け物になんかなりたくない。そして、仲間の生命をそんな化け物の好きにさせるなんてのは御免だ)と師を想うクルツ、(奴との距離が1650メートルという理由だけで諦める気はねえ・・・風、乱流、温度、湿度、タンブリング、コリオリ力・・・全ての要素を念頭に置いて、一旦クリア・・・。弾道イメージは直感で導き出す)と集中を高め、「俺の全てを懸ける・・・!勝負だ!」と狙撃。
・「ウェーバー・・・か・・・届く・・・わけが・・・ないは・・・ずだ・・・」と呻いて倒れるかスパーに、「ざまあ・・・みろ・・・カスパー・・・」と切れ切れに悪態つくクルツだが、宗介達の祝福の歓声の中、「へへ・・・見事なもんだろ・・・まさに俺の・・・生命を懸けた一発ってやつだ・・・」と呻く。「馬鹿野郎、クルツ!散々拒否っといて、最後の最後に貧乏くじを引くつもりかよ!!」と叱咤するクロウに、「あの世で・・・先代ロックオンと・・・腕比べでも・・・するさ・・・」と答えるクルツ、「ソースケを頼むぜ、ヒビキ。二人で仲良く・・・脱ムッツリだ・・・」「悪い・・・ソースケ・・・。もうお前のバックアップは・・・出来そうにねえ・・・」、そして「クルツ・・・」と涙するマオに「愛してるぜ・・・メリッサ・・・」と告げる。
・周囲に戦闘状態のアマルガムと皇国軍が多数乱入、「・・・現在の消耗した戦力でこの場に留まる事は全滅を意味する」とジェフリー艦長が決断、「ウルズ6の収容は断念するしかありません」「彼は既に・・・」とアルが冷徹に助言し、「ウルズ7。テッサの収容を」と自制したマオが無念に歯噛みしつつ命じて、テッサを収容し離脱するZ-BLUE。(クルツ・・・さよなら・・・)と心中呟くマオ。( ´;ω;`)
・(・・・自分が何をしたのかは、よく理解しているつもり・・・ソースケを殺し、テッサも殺した・・・かわいそうな二人・・・。二人の死はつらく哀しいけど、もう用のない二人・・・薄っぺらい友達ごっこも悲運の恋人ごっこも終わりよ。どうせこの世界は、そう遠くない将来、やり直す事になる・・・何が起きようと、誰が死のうと気にする必要はない・・・。あたしさえ、生きていれば・・・ソフィアから託された使命・・・。あたしは、この世界を救える唯一の人間・・・あの男はきっと、こうなる事を予見して、あたしをヤムスク11に連れてきた・・・。きっと今後すべき事の用意もしているはず・・・)と独白するかなめの元へ、「やっとお目覚めのようだな」とレナードが歩み寄り、「・・・準備は出来てるの?」と問われて「もう少しだ。メリダ島を落とした時から進めている」と即答、「じゃあ、行きましょう」と促されて「どこへなりと、我が姫」と猛々しく微笑。
・反抗作戦により皇国支配率81.8%に低下。
・Dトレーダーで「気のいい貧乏くじのスナイパーは早死にするジンクスでもあるのかよ・・・」とボヤくクロウ。クルツを案じながら尸空を怯ませたクロウの意志からボーナスZチップ100Zget。
・Dトレーダーでエースお祝い保留を宣言するAG、「あなたとの下ネタトーク・・・ワタシ、一生忘れません」とクルツの死を悼み、「気のいいスナイパーの死・・・。あの時の悲しみ・・・再びですか・・・」と故ロックオンに想いを馳せる。

●第40話:迫るクロス・オブ・ワールド
・メリダ島基地を預かるカリーニン少佐、レナードと共に帰ったかなめを出迎え、(彼女は変わった・・・わずか17歳の少女だというのにまるで世界を支配する王者のようなたたずまい・・・。本当に彼女が、あの千鳥かなめなのか・・・)とと戸惑いつつ、クルツの死には「・・・こちらもカスパーを失ったとはいえ、向こうもウェーバーの損失は大きいでしょう。場合によっては、奴はサガラより厄介な存在ですから」と冷徹に分析。
・「もう心配は要らないわ、カリーニンさん。ソースケとテッサは、あたしが殺したから」と告げるかなめに、「いや、彼等は・・・」と否定しかけるカリーニン少佐だが、「いいんだ、ミスタ・K」とレナードが制し、「君のため・・・そして、俺達を救うための神殿の建造は、もう既に完了している。その意図を察した敵達も来る・・・。それを、このメリダ島で迎え撃てば、全てが終わる」とかなめに告げる。「メリダ島・・・。こんな形で来る事になるなん・・・て・・・ね・・・」と口ごもるかなめに、(まだ千鳥かなめの感情も残っているか・・・)と冷静に観察するレナード。TAROSを見に行く二人を見送るカリーニン少佐、(あの純粋で真っ直ぐな少女は永遠に失われてしまったというのか・・・)と悼みつつ、(だが、それが彼女の運命だったのだろう・・・今さら何を迷うことがある・・・。私は、この世界を正すというレナードの言葉を信じたはずだ。ずっと感じていた、あの違和感・・・。この世界は歪められた世界・・・イリーナ・・・。君を失った世界は間違った歴史なんだ・・・全てをやり直すためなら、もはや私にためらいも迷いもない・・・)と己に言い聞かせる。・・・恣意的に捻じ曲げてるのはどっちもどっちなんだケド。(-_-#
・マデューカス中佐から各部隊の状況報告を受けるテッサ。日本では謎のロボット軍団がUCWにいたガイゾックの配下と判明、皇帝ズールと宇宙魔王、ハーデスも復活し、Z-BLUEも増強して対峙したものの消耗。一方宇宙では、ハマーンとギュネイの協力を得てザフトを中立化したものの、リディ少尉が離反してクロノ保守派に与し、リリーナを人質にされたものの保護に成功、やはり増強したZ-BLUEだが、ソレスタルビーイング号で補修中。
・各別働隊が消耗で動けないため、状況報告して単独でメリダ島に向かうと決断するテッサ、(レナード・・・。あなたのエゴに、この世界を渡すわけにはいかない・・・そのために私達は生命を懸けます)と決意。
・ヒビキ達には、レナードの真意が明かされ、「身勝手な時空修復」とゼロが酷評する傍ら、「あの男、過去を呪うか」と呟くキリコが「気持ちはわからんでもない。だが、それは未練だ」と切り捨てる。かつて、愛するフィアナを失う恐怖に耐えて時の牢獄を拒んだキリコに、「それが人間の在り方だ」と肯定するゼロ、「だから、俺達は亡くなった人間を悼み、少しでもより良い未来を迎えるために戦う・・・」と呟く。
・ウィスパード関連情報の秘匿をオズマ少佐ら経由で詫びられたヒビキ達だが、「あたし達の友達がさらわれた・・・。だから、助ける・・・ってだけの話です」と微笑んで受け入れるカレン。
・クロノ改革派の動きを訝しむガムリンや桂、アドヴェントが高次元生命体である可能性を考慮しつつ、未だに信じたいと感じると口々に言うものの、だからと言ってその行為は許せないと憤るカレンやミシェル。
・士官個室にこもっていると気が滅入ると食堂で愚痴るマオ、「・・・クルツの最後の一発・・・射程距離1650メートル・・・」「あいつが全ての生命を込めた極大射撃が、俺達の未来を繋いだ」と口にする宗介に、「最後まで、あいつらしかったよ・・・」と目を伏せ、クルツとの事はただの遊びと自分をごまかしながらも、「すまない・・・俺があの時にテッサを安全な場所に避難させていれば・・・」と詫びる宗介に、「・・・そんな事・・・言わないで・・・あなたもテッサも悪くない・・・。あいつがバカなのよ・・・それで全部・・・」と泣き崩れ、「あの・・・バカ・・・でも・・・好きだったの・・・」と本音を告白、「あなたは・・・死なないで・・・。お願い・・・あなたも・・・テッサも・・・みんなも・・・もう知っている人が死ぬのを見たくない・・・」と告げる。
・静かに肯定する宗介、戦友の死の悲しみには慣れていると独白しつつも己の心に疑問を抱き、(笑い方は少しは覚えたつもりだが、泣き方は、まだわからない・・・自分のような不完全な人間が肩を震わせ泣ける日が来るのだろうか・・・)と黙考、(どうしていないんだ、千鳥・・・。君の腕の中でなら、俺はもしかして泣けるかも知れないのに・・・)と想いを馳せる。
・一方格納庫で急造のレーバテイン用緊急展開ブースターXL−3に悪戦苦闘するサックス中尉、XL−2を二基強引にくっつけたが調整が難航して手詰まりとボヤく。「あなたは自分の背中に羽根が生えた状態を想像できますか?」と問いかけるアル、問題はXL−3でなくアル自身の身体感覚にある可能性を示唆し、「モーションマネージャは、システム上、私というコアユニットの下位におかれていますが、以前に比べてデータバスの転送量が激増しています」と指摘、「つまり、レーバテインがお前の肉体として馴染んできた・・・という事か」と納得するサックス中尉に、設計上は許容範囲内のデータバス転送量を「身体感覚」が圧迫している可能性に触れ、ライン増設を提案。首をひねったサックス中尉だが、(確かにアルは流体金属素子で構成されている上にラムダ・ドライバという謎のシステムまで搭載している。ただの機械ではない・・・バス幅を増やすというのは案外、解決策になるかも知れん・・・しかし、これ以上増設したら、ほとんど人間の脳と変わらなくなるぞ)と黙考、「・・・ここまで来たら俺も腹をくくる。やってみるか・・・」と突貫改造を決断、ピニオンと共に作業開始しつつ、(サガラ軍曹と同じく、俺もこいつの事を、もう機械だと思えなくなっちまってるようだ・・・)と独白。
・マクロス・クォーターを陽動としてメリダ島奪還に挑むトゥアハー・デ・ダナン、マデューカス中佐が「アテンション!」と号令する中、感傷や不安を呑み込み背筋を伸ばすテッサだが、(私は才気と力に溢れた指導者・・・。あらゆる困難を打ち破り、敵を苦しめ続けてきたミスリルの魔女よ。いつものように悠然と見下ろし、完璧な威厳に満ちた姿を見せれば、それだけで彼等の中にある不安や恐れは・・・)と己に言い聞かせつつ、ドジっ娘の本領発揮して床に蹴つまずき転倒。(^o^;
・(やってしまった・・・最後の訓示になるかも知れないというのに・・・)と独りパニックしてフリーズするテッサだが、敢えて手を差し伸べず暖かく見守る皆の笑顔に励まされ、(・・・私はバカだ・・・。一人で世界を背負った気になって一人で勝手に悲壮ぶって・・・戦いも世界も続くんだ・・・。この愛すべき仲間たちと共に)と立ち直る。
・レナードがメリダ島で時空震動を発生させ「歪んだ世界」を自らの望む形に創り変えようとしている、と改めて口を開くテッサ、「彼の言う歪んだ世界というものが、私には実感できません。少なくとも、今ここにある世界は私達が生きている世界です。今日に至るまで悲しい事も苦しい事もありました。後悔した事も運命を呪った事も・・・それでも私は、この世界を愛し、それが誰かの手によって破壊される事を認めるつもりはありません」と表明、(そうだ・・・。取り返しのつかない後悔も含めて、ここが未来につながる今だ)と心中同意するゼロ。
・レナードの時空修復の鍵となるかなめが、ウィスパードに情報を送るウィスパリングなる存在に意識を乗っ取られていると推測するテッサ、野望阻止のためかなめを救出すると宣言、「もしかしたら、私達が敗北して、レナードが時空修復を行っても、それは一つの平行世界を生むだけかも知れません。ですが、私は思います。人は・・・過去に戻ってはいけないのだと。もし、そうする事が許されるのなら、それは未来が意味を失う事を意味します。ですから・・・勝ちましょう!」と気合を入れて、拍手喝采。更にマオも「ここで負けるのだけはどうにも我慢ならない」と気炎を吐き、「ま・・・一足先に逝ったあいつは当分の間、寂しい事になるだろうけどね」とクルツを引き合いに皆の闘志を煽りつつ、(あんた・・・狙撃以外でも役に立つじゃない・・・行ってくる・・・。悪いけど、向こうであたし達が来ない事を祈っていてね・・・)と独白。
・奪われた古巣メリダ島に乗り込んだデ・ダナン、迎撃部隊の水中用MSにネオ・ジオンとアマルガムのつながりを推測しつつ、レナードが出てきていないと見て取り、「上等です。では、手下をさっさと片付けて、お利口打ったクソ野郎をご招待しましょう。トゥアハー・デ・ダナンは目標ポイントへ最大戦速!」と号令、切り札となるレーバテイン射出位置目指し、戦闘開始。
・テッサが魚雷で3機撃沈しつつゆっくり前進、3PP水中の敵を掃滅して目標地点到達、イベント発生、SRポイントget。
・急速浮上したデ・ダナンだが、肝心のレーバテインが起動せず、目前に巨大ASベヘモスが迫り、格納庫を直撃。重傷を負ったサックス中尉、レーバテインが起動できていないと宗介に詫びつつ戦死。「アル!さっさと目を覚ませ!」と宗介に叱咤されて起動したアル、整備中隊長エドワード・サックス中尉の戦死を確認すると、「私のせいでしょうか?」「私を起動するのに忙しくて、彼は自身の安全確保を怠ったと」と問いかけ、(アルはサックスの死に責任を感じているのか・・・?)と戸惑う宗介。
・サックス中尉の戦死は戦力低下としては微々たるものと分析するアルだが、「しかし・・・私はもっと大きな損失を感じています。」「彼はアーバレスト時代から私の面倒を見てくれた、私の身体を最もよく知る人間の一人でしたその彼が私を点検しない、私に話しかけない、二度と・・・これは戦略レベルを遥かに上回る損失です」と告げ、(悲しんでいるのか・・・サックスの死を・・・)と内心驚く宗介、自身の汎用性や効率性の低さがサックス中尉の死を招いたのでは、と懸念を述べるアルに、「お前のせいではない」と断言。
・テッサの号令一下、突貫するトゥアハー・デ・ダナンはベヘモスを退けて強行接岸し位置を固定、「さすがはわたくしから女帝の称号を強奪しただけの事はあるわね」とラケージが微笑む中、「行ってくるぞ、エド・ブルーザー・サックス・・・!」と言い置いて空へ飛び立つレーバテイン。基地内に突入してかなめを救うべく目標地点を目指す宗介、皆のバックアップを受けて「待っていろ、千鳥!今、行く!」と雄叫び、戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅、宗介が目標地点に到達してイベント発生。「大丈夫だ、ヒビキ。そいつは自分の身は自分で守れる」と微笑む宗介、「レーバテインを頼むぞ、アル!」と言い置いて単身基地へ投入。ところが「どこを探しても千鳥も、それらしい装置も何もない・・・まさか、俺達は・・・!」と歯噛みする宗介、外へ戻って「俺達はレナードにはめられた!千鳥も奴も、ここにはいない!」と警告。
・更にダメ押しのベヘモス伏兵が出現、「ここまでがレナード・テスタロッサの罠か!」と憤るゼロ。そこへ必中の狙撃が飛来して宗介に迫るベヘモスを瞬殺、「う・・・そ・・・」と口ごもるマオらに、「どうよ?俺の復帰第一発目のスナイピングは」とクルツがドヤ顔で登場。(゚ー゚;
・レイスとマッカランに回収されて生還したクルツ、(だが、そんなもんウダウダ説明する気はねえ。白馬の騎士は思い切り劇的にクールにキメるもんだ。さあ、メリッサ。奇跡の生還に涙しろ!駄目押しのキメ台詞は、『お前のピンチなら、あの世からだって駆けつけるさ』だ!)と独りニヤけるものの、「最悪・・・」と顔をしかめるマオをはじめ、「あたし達の涙を返してよ」とカレン達も口々に難癖つけて、「残念だったな、クルツ・・・。お前は死んでこそ華のキャラだったようだ」と苦笑するクロウ。
・「皆さんの言葉が理解できません」と戸惑うアルに、「教えてやる、アル。みんな、喜んでるんだ」と微笑む宗介。更にピニオンが「喜べ!サックスの親方、死んでねえぞ!何とか生きてる!」と通信して、「今、私は最適な戦術を発見した時と同様の状況になっていますが、これが・・・」と戸惑うアルに、「そうだ。それが嬉しいという感情だ」と肯定する宗介、「やるぞ、アル!こんな所で俺達は足踏みしている暇はない!」と発破かけ、「さっさと敵を片付けて、私は緊急展開ブースターの再調整をサックス中尉にお願いします」と応じるアル。
・見せ場のつもりが当てがはずれたクルツも合流、(俺も仲間達も世界も千鳥もお前の思い通りになってたまるものか!)と宗介が闘志を燃やして、戦闘再開。
・マオがクルツの援護で敵撃破してセリフイベント。「どうだい、姐さん!バッチリのコンビネーションだろ!戦場でも俺達は一心同体だぜ!」と勝ち誇るクルツに、「バカ・・・:と嗜めるマオだが、(まるで小娘だ・・・。今になって生命が惜しくなってきた・・・あのバカが生きているなら、あたしも生きたい。この世界で・・・)と暖かく微笑。
・6PP敵全滅して戦闘終了。
・敵部隊動向や資材流通等からレナードがメリダ島で時空修復のシステムを用意していたのは間違いないと断言するテッサ、「レナードはシステムごと、どこかに転移したのでしょう」と推測。そこへ極東支部の大塚長官から急報が入り、第3新東京市跡地にアマルガム部隊出現とのこと。急ぎドラゴンズハイヴとラー・カイラムに相模湾で合流するよう連絡するテッサ。
・第3新東京市跡地のTARTAROS中枢で、「TARTAROSを使わなくても、これぐらいの転移は今の俺にとっては造作もない事だ」と勝ち誇るレナード、「この地点を時空修復の基点に選んだ意味は?」とかなめに問われて、「ここは、そういう意味を持った場所なんだよ。そして、おそらくここでなければ、あれの力を活かす事は出来ないだろうと思ってね」と第3新東京市に所縁の切り札を思いほくそ笑む。
・「そして、彼等は俺の計画に必要な要素を知ったら、確実に止めにくる」とZ-BLUEの行動を予測するレナード、「馬鹿げている・・・。あたしさえいれば、どうとでもなるのに・・・」と呆れるかなめに、「彼等はそれを理解できない。いや・・・したくないと言った方が正しいだろう」と冷笑、「もうすぐ全ての準備が整う。その時が新しい世界の始まりだ」と告げる。「全てを終わらせ、全てを始める・・・そう・・・。それがソフィアに託されたあたしの使命・・・」と無表情に呟くかなめ。
・皇国支配率78.7%に低下。
・Dトレーダーで、マオに照れ隠しであっさりあしらわれるクルツ、遊びだったと言っていたとAGから告げ口され、慌ててマオを追いかける。それを見送るAG、クルツに援護されたマオからZチップが生まれたと言ってボーナスZチップ100Zget、「Zチップは嘘はつかない・・・。あれがマオ様の本音という事ですな」と微笑、クルツの生還とカップル成立を祝福。

●分岐シナリオ
・選択肢は「シャアのところへ行く」

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第3次SRWZ天獄篇(3周目:宗介救出ルート:17〜25話)

いよいよ未踏の宗介救出ルート。

●第17話:敗走
・修了式中止となり騒然とする陣代高校2年4組の教室で、事件に巻き込まれた常磐は入院中、ボランティア部の面々が誰も来ていないと聞いて「やっぱり、あいつ等・・・」と気色ばむ小野D。そこへ一人宗介が入ってきて、「昨日、あの白いASに乗っていたのは・・・俺だ」「俺はある傭兵部隊の兵士で、今は地球連邦軍の特殊部隊に所属している」と告げ、かなめ護衛のために来たと明かしつつ、昨日の戦闘に学校を巻き込んだと詫びて、「・・・千鳥も・・・連れ去られてしまった・・・」と俯く。
・「・・・お前・・・それを常磐の前で言えるのかよ・・・?」「ふざけんなよ!常磐は今も病院にいるんだぞ!のこのこと何しに来やがった!?」と激昂する小野Dに、「俺は言っておきたかっただけなんだ・・・」「必ず千鳥を連れて帰る。それだけだ」と言い置いて立ち去る宗介。
・一方、太平洋の孤島に単騎転移したヒビキとスズネ先生だが、ジェニオンは擱座して動かず。ヒビキが応急修理を進めながら一週間経過するも、Z-BLUE本隊は消息不明のままで、不安を増すスズネ先生。「大丈夫ですよ、スズネ先生。どこに跳ばされようと、あいつ等ならきっと無事に決まってます。それに向こうも俺達を探しているはずです。あのAGが虎の子のジェニオンを放っておくわけありませんから」と励ますヒビキ。
・ビーストハンターとして鍛えたサバイバルスキルを活かして島をベースキャンプとする方針を立てるヒビキ、「生き延びるために全力を尽くすのは生命あるものの義務でもあり、権利でもあります」と父の教えを口にしつつ、宗介やZ-BLUEの仲間の身を案じ、「自分の事は自分で行動すれば、何とか出来ます。でも、他人の事は・・・待つしか出来ないから・・・」と呟く。
・不安に落ち込むスズネ先生もヒビキに励まされ、「守り、守られ・・・。それがパートナーってものだと思う・・・」と呟き、「・・・みんなが見つからなかったら、このまま二人で、この島のアダムとイブになっちゃおうか?」と際どい冗談を持ち出して、ヒビキ狼狽。(^^;
・皆に助けられてきたと述懐するヒビキ、「俺に足りなかったものは本当の意味での強さだって、最近になって少しだけわかってきました」「都合のいい希望にすがるのでもなく、絶望にヤケになるのでもなく、自分のやるべき事をやる・・・それが出来るようになった時・・・俺はもっと強くなれると思うんです」と心中を明かし、ラース・バビロンで少しだけ何かを越えられた気がしたと述懐。
・そこへZ-BLUEの暗号通信コードが入電、やっぱり生き残りがいたと奮い立つヒビキ達は朝を待たず出立を決意。(どうしよう・・・。こんな状況なのに・・・ドキドキが止まらない・・・決めたわ、ヒビキ君・・・。私は、何があってもあなたについていく・・・たとえ、世界の終わりが迫っていようとあなたの目指す強さを信じるから)と密かに決意するスズネ先生。
・所変わって東南アジアのクメン王国では、散り散りに跳ばされたキリコ、ロジャーとウルズ小隊、黒の騎士団がアッセンブルEX−10のかつての戦友ポタリア達に保護され、瀕死の重傷を負っていたキリコは一週間で復活。クメン近くに跳ばされた事を(偶然にしては出来すぎている・・・。これはキリコの異能生存体としての力によるものだろう)と推測するC.C.とロジャー。
・元々旧地球連邦の併合政策に抵抗していたクメンでは市民も含めて皇国へのゲリラ戦を継続、クメンに流入してきたマーティアルの勢力も皇国とは独自に敵対。その間隙をついて離脱を目論むゼロ、時空震動時に近くにいたはずのヒビキやヒイロを探しつつメリダ島を目指すと方針表明、「既にフェイクとダミーを混ぜながら秘密通信コードで彼等に呼びかけを行っている」と告げる。
・アーバレストの大破を思い返して顔を曇らせるカレンに、「レナード・テスタロッサの駆る黒いAS・・・アーバレストすら粉砕する、あの圧倒的な戦闘力は我々の知るASのそれを遥かに超えている」とロジャーが危惧、「時空震動弾をも造り上げた、あの男の頭脳はまさに驚異かつ脅威だ」とゼロも警戒。
・傷ついたゼロの仮面を修理してくれたポタリア達、「その仮面は、我々に抵抗の希望を与えてくれたからな」とゼロに手渡してエールを送り、「エスターに会ったら、伝えてくれ。俺は今でも、俺の戦いを続けている・・・と」とカレンに伝言を依頼。
・(・・・フィアナを失い、仲間達からはぐれ、傷を負い、そして敵に追われる今も、俺は戦う気を失っていなかった・・・かつて仲間と共に戦い、フィアナと再会したクメンの熱と湿気が、俺に何かを与えていた・・・俺も世界もどこに向かっているかはわからない・・・だが、戦いは続く・・・。その予感を覚えながら、俺はまた歩き始める・・・)とキリコ独白。
・先行偵察するクルーゾー中尉と合流すべく進発したゼロ達に、旧知のル・シャッコも同行、「ポタリアが送り出してくれた。お前もZ-BLUEの一員だ、と。それに・・・個人的に気になる事もあった」と告げ、(さすがは異能者を追放したクエント人だ。世界を包みつつある気を感じたか・・・)と内心感心するC.C.。
・マーティアルの聖地アレギウムがキリコ単騎で突破された「赫い霍乱」事件以来、権威失墜したマーティアル教団だが、クメンには未だ神殿が健在。キリコを恐れて動かないと見たゼロは神殿の目の前を通るルートを設定しつつ、もしサイデリアルが来ればマーティアルの介入も利用できるとほくそ笑み、ビッグOやASの空輸手段を模索しつつ前進。
・そこへカン・ユー率いるアマルガム下請けのファイヤバグ残党が出現、EX10に逃げ込んだと読んだカン・ユーが「ゼロの知略すら上回る俺の戦略眼を思い知ったか!」と勝ち誇り、「それでもラムダ・ドライバ搭載型の異常者と趣味の悪い金メッキのチンピラがいないだけマシだな」とロジャーが苦笑。
・80%程度のコンディションながら迎え撃つZ-BLUE、アマルガム本隊到着前にと作戦時間を6分に定め、戦闘開始。
・2PP敵撃ち減らしてイベント発生。かつての逆恨みでキリコ達だけは逃さないと食い下がるカン・ユーに、「・・・では、その他のメンバーである我々は見逃してくれないかな?」とロジャーが持ちかけ、「大の虫を生かして小の虫を殺す・・・。4人の生命で5人を救う。簡単な算数の問題だ」と嘯きつつ自分とゼロを最優先で守ると言い放ち、非難するカレンらに愛想が尽きたと自分の寝返りまで提案。
・嘲笑して拒むカン・ユーが北西にFB増援を呼び出し、「ベックに聞いた通りだな、このヘボネゴシエイターめ!いったい何のために、こんな無駄な交渉をしたか聞かせてもらいたいな!」と勝ち誇るものの、「・・・あんなものは交渉でも何でもない。ただの時間稼ぎだ」とロジャーが苦笑、「いいのか、カン・ユー?お前の切り札は、既に風前の灯火だぞ」とゼロが冷笑。
・そして敵増援背後に突如ジェニオン登場、「仕留める!」と奇襲して瞬殺し、「ふ、伏兵だと!?」とカン・ユー愕然、「ヒビキから間もなく合流すると連絡を受けた我々は彼に切り札をやってもらうためにタイミングを計っていたのだよ」と苦笑するロジャーにヒビキ達が合流して、戦闘再開。
・カレンがカン・ユーと戦闘時セリフイベント。「ま、まさか・・・まだクメンでのバニーガールを怒っているのか!?」と狼狽えるカン・ユーに、アマルガムの手先になっているのが許せないと応じるカレンだが、「バニーガールの事は今、思い出した!ついでだから、あの時の借りもここで返す!」と宣言。
・3PP雑魚殲滅後、カン・ユー撃破して戦闘終了、SRポイントget。
・AGがサイデリアルの輸送艦を調達し、クルーゾー中尉と共に登場、アマルガムによるメリダ島陥落の悲報を伝えつつ、一行を回収して離脱。
・そのメリダ島ミスリル基地では、満を持してのアマルガム総攻撃に守備隊壊滅、各施設も制圧され、更に情報部を含む各地のミスリル拠点も同時攻撃で壊滅と判明。可能な限りスタッフを収容したテッサ達は、カリーニン少佐が行方不明のまま出航。
・「7つの海と宇宙の大海を支配する人類史上最強を自負するトゥアハー・デ・ダナンは既に出航しました。どうぞご命令を。隊員一同、艦長のお言葉をお待ちしております」とマデューカス中佐に促され、静かな決意を込めて「・・・行きましょう」と命じるテッサ、進路に立ちはだかるベヘモスに「上等よ!」と啖呵切りつつ「ADCAP1番から6番まで全て発射!その後、全速前進!」と号令、なお倒れないベヘモスに「このまま押し切りなさい!」と巨体で力押し撃破し、(今はただ、無事を祈ります・・・)と仲間達の無事を念じつつ、緊急潜行して敵包囲網突破を試みる。
・一方、ヨーロッパ北西部の聖地アレギウムにあるマーティアル教団本部では、懲りもせずキリコを追うモンテ=ウェルズ法王がキリコのクメン出現の報を受け、「・・・触れ得ざる者に手を出した事により、マーティアル教団の権威は失墜した。それでも、まだ懲りないか・・・」と呆れるロッチナを強引に黙らせて退室させつつ、「・・・あの地には、あれもいる・・・。キリコ共々、片付けてくれる」と呟き、不気味な電子音に「・・・わかっております。全ては御心のままに・・・」と恭しく応答。
・所変わってクメン王国ナムサクでは、AS闘技場のチーム・クロスボウを率いる若きオーナーエンジニアのナミが選手を殺害されて失い困窮、「・・・リックを殺ったのは、オーガ一家だと思う」と黒幕の八百長を疑いつつ、自ら試合に出ると決意。
・自称ジャーナリストのレモンがナミの無茶を諌めようとしている所へ、「・・・ここにリックという男はいるか?」と訪ねてきた宗介、「彼の知り合いだ。3年ほど前、内戦中に傭兵部隊でな」と名乗り、AS闘技場の選手志願と自称。エース気取りの勘違い小僧と見下すナミに、「Rk−91か・・・。いい機体を使っているな」とコメントする宗介、初期型サベージの非力で鈍重ながらフレーム強度に優れる点は格闘向きと指摘、冷却系の課題も見抜いてアドバイスしつつ、「だが、よく頑張って整備している。91の初期型を稼働させているだけでも驚きだ」と称賛し、知識だけのアマチュア兵器オタクと疑うナミに、「俺はアマチュアではない。スペシャリストだ」と断言。
・レモンの助言もあってチーム・クロスボウに選手として受け入られた宗介、(待っていろ、千鳥・・・。俺は一人でも、必ず君を見つけてみせる・・・)と固く決意。
・連邦軍オラフ島基地陥落により、皇国支配率82.1%に。
・AGがZクリスタルと共に一式持ち出して輸送艦に設置したDトレーダーで、感心するカレンにカン・ユーとの戦いが50ZのZチップを生んだと感謝するAG、例によってバニースーツを持ち出してカレンにセクハラ。(^^;
・スズネ先生と再会したAG、Zクリスタルで孤島での諸々をモニターしていたと明かし揶揄するものの、メガネを外したスズネ先生(アムブリエル)に「お前・・・死にたいようだな?」と恫喝され、従順に応じて見せつつ、(まさか諦めかけていた計画がここに来て息を吹き返すとは思いませんでしたよ・・・。これもヒビキさんのおかげですね)と独白。

●第18話:孤影
・宗介のアドバイスでマッスルパッケージを交換したサベージに、アーバレスト同様白ベースの塗装を要求した宗介、機体名「アル二世」は流石に却下されつつ、稼働テスト開始。そこへオーガ一家の3機が現れ、ここで潰して試合は不戦敗にしてやると嘯き、「問題ない。こいつらには練習相手になってもらう。もっとも、この程度ではウォーミングアップ代わりが務まるかも疑問だがな」と挑発する宗介、「クロスボウ・・・石弓・・・いい名前だ」「大石弓には及ばないがな」と大破したアーバレストを偲びつつ単騎で前半戦開始。
・宗介戦闘時セリフイベント、(仲間もいない・・・。乗機はスクラップ寸前のRk−91・・・だが、やるぞ・・・。アルの仇を討ち、千鳥を救い出す・・・この戦いは、そのための第一歩だ・・・!)と独白。
・2EP反撃で敵掃滅して前半戦終了、宗介の雇用も確定。
・一方、野営中のヒビキ達は、孤島での苦労を揶揄されつつ今後の方針を相談。ミスリル壊滅でテッサを案じるカレンだが、「あの子にはデ・ダナンがあるからね。きっとメリダ島を脱出しているさ」「あの子はあたし達の上官であり、女神であり、女王だから」と微笑むマオ。
・これ以上EX1には頼れず、クロノ浸透の恐れがある近辺の連邦軍にも頼れず、信頼できる極東基地まではサイデリアル勢力圏を横断しなければならず、更にZ-BLUEのスポンサーとも接触できないため活動資金が底をつきかけているとゼロが指摘。「まるでクロウみたいだよ、あたし達・・・」とボヤくカレン、「クロウ・ブルースト・・・。ZEXISのメンバーで、借金返済のために常にぴーぴー言っていた男だよ」と説明するカレンに、「揺れる天秤のリアクター・・・。話には聞いていたけど、色々と大変なんだな・・・」と苦笑。
・シャッコがナムサクのAS闘技場の話を持ち出すものの、以前からミスリルでアマルガム関与を疑われていたとクルーゾー中尉らが指摘、今の状況では踏み込めないと判断。そこへ儲け話があると持ちかけるAG、「ここから、そう遠くない所にグルフェーという街があるんですが、そこにはゴウトさん達がいます」「どうやら困った状況にあるようですので、それをお助けすれば、問題は解消されると思います」と提案。
・クメン王国グルフェーの商工会でバニラと共に幹部を務めるゴウトを訪れたゼロ達、黒い稲妻旅団を名乗る山賊退治を依頼され、ロジャーが報酬交渉に。商工会のマーティアル信者である幹部は、教団に助けを求めている様子。
・ヒビキ達に小綺麗な街を案内するココナ、「グルフェーは、ここ一帯の情報産業の中心だからね。この街にいる連中は、いわゆる金持ちが多いんだよ」と説明。街角でマーティアルの教えを妹に説く幼い少年を目にしたキリコ、ゴウトに依頼したスコープドッグの強襲仕様用カスタムパーツについてココナに確認しつつ、(・・・戦いを、戦いを、戦いを・・・。子供の声が、俺の頭の中で何度も繰り返されていた・・・戦い・・・。俺とフィアナを取り込み、決して逃さなかったもの・・・それを謳う神・・・。俺は、その存在を認める気にはなれなかった・・・)と険しく独白。
・マーティアルが出てくる前にとグルフェーに大挙して迫る黒の稲妻旅団の前に、強襲仕様のバーグラリードッグで単騎現れたキリコ、(仕上がりは悪くない。助かる、ゴウト)と独白しつつ、(敵の数は64機・・・始めるぞ)と後半戦開始。
・2PPイベント発生。マーティアル教団のATエルドスピーネを駆るテイタニアが現れ、キリコの後方に無言で寄り添いつつ(言葉も心も不要だ・・・。だが、私はキリコを追い求める・・・それが私の生きている意味だ)と独白。
・2EP反撃で敵を撃ち減らしてイベント発生。北西にマーティアル部隊が出現、「触れ得ざる者、キリコ・キュービィーとテイタニア様を確認しました」「既に秩序の盾の称号は剥奪されている。あれも我々の排除すべき対象だ。本部からの通達通りだな。やはり、背教者テイタニアは触れ得ざる者を追っていたか」と言葉を交わし、ついでに山賊も一掃すると宣言。(お父様・・・。あなたは、まだキリコを・・・)と独白するテイタニア、「狙われているのは俺も同じだ」と告げるキリコが「互いの死角をカバーするぞ」とタッグを組んだのに驚き、「何故だ・・・?結果的に私は、フィアナの生命を奪ったのだぞ」と戸惑うものの、「お前のせいでも、誰のせいでもない」「死にたくないのなら、戦え」とキリコに促され、共闘を決意。
・そこへZ-BLUEの仲間を探すヒイロ達もマップ南西に登場、山賊団とマーティアルとの三つ巴で戦闘再開。
・テイタニア戦闘時セリフイベント、(フィアナに託された想い・・・。そして、私の想い・・・キリコ・・・。私の生きる意味はお前にある・・・)と独白。
・更に2EP敵撃ち減らしてイベント発生。北に輸送艦でゼロ達が駆けつけて合流。キリコに無断の単騎出撃を責めるカレンだが、合流したテイタニアの秘めた想いを感じ取り、フィアナをさらった奴と危険視するヒビキを「キリコがいいって言ってるんだから、いいじゃないか!」「外野がとやかく言う事じゃないよ!」と怒鳴りつけて、戦闘再開。
・AG戦闘時セリフイベント、「い、いよいよ実戦・・・。ワタシに艦長役が務まるのでしょうか・・・!ですが、やるしかありません!ワタシもZ-BLUEの一員なのですから!それでは張り切って・・戦闘、戦闘!」
・5PP敵全滅して後半戦終了。
・テイタニアが同じくマーティアルに追われる身としてキリコと手を結んだと解釈したヒビキに、「少しは成長したと思ったけど、女心についてはからっきしだね、ヒビキ」と白眼視するカレン、「女心って・・・お前がいうセリフか?」と真顔で返され「そういう所が問題だって言ってるんだよ!」と怒鳴りつける。
・依頼を果たして当面の活動資金に目処が立ち安堵するゼロだが、「すいません、ゼロ。僕がもう少し早く合流していれば、何とかなったんでしょうけど・・・」と詫びるカトルが富豪の実家とマグアナック隊のサポートで体勢を立て直したと聞いて絶句。(^^;
・引け目を感じつつ合流したテイタニアだが、カレンに水を向けられたキリコが「ここは来る者は拒まない。余計な事は気にするな」と言い置いて場を外した後、「でも、必死になってキリコを助けようとしていたあんたは人間兵器だった頃とは違うってのはわかった」とデュオに認められ、これからは仲間とカレンも微笑。(フィアナ・・・。私のこの想いはお前への償いなのかも知れない・・・そうだとしても私は、自分の思うままに生きる。モンテ=ウェルズの名とネクスタントである自分を捨ててきたのだから。私はキリコと共に生きる・・・。この生命ある限り、彼を追い求めて・・・)と静かに決意。
・グルフェー商工会でゴウト達から報酬を受け取ったゼロ、せっかく町外れに掘った落とし穴がキリコの独断専行で無駄になったため若干不機嫌。そこへナムサクから訪ねてきたジャック・レモンが、ナムサクの裏を探る手伝いを依頼。
・皇国支配率82.4%。
・Dトレーダーで、触れ得ざる者キリコの活躍に震え上がった敵兵からZチップ100Zget。「・・・AG・・・。神とは何だ?」と問うキリコ、「神とは人知を超えた力を持つ者・・・。つまり、人間の存在など露ほども気に懸けはしない・・・きっと彼等は己の目的のためには我々の運命など平気で歪めてくるでしょう」と答えるAGに、「そうか・・・邪魔をしたな」と告げて立ち去る。見ていたC.C.が「奴も何かを感じているようだな」「何かが動く・・・いや・・・もう動き始めているか・・・」と呟く。


●第19話:怒りのナムサク
・レモンが留守の間に宗介の大活躍でクラスAまでランクアップしたチームクロスボウ。宗介に問われて身の上を語るナミ、生まれ育った村がクメン内戦に巻き込まれて消滅、残されたスクラップ同然のRk−91を自分で修理した事、村の再建を夢見て闘技場で稼いでいる事を明かし、「それであたしの通っていた村で唯一の学校も元通りにするのが今の目標」と語る。「学校か・・・」と感慨深げに呟く宗介、(・・・俺は今、ここで何をしているのだ?ミスリルの調査で、このナムサクの闘技場の裏にアマルガムらしき組織がいる事はつかんでいたが・・・)独白し、たった一人で本当に千鳥を見つけられるのかと懊悩しつつ、(しかし、敵の手がかりをつかむためには地道に情報を集めるしかない。・・・本当に、それだけの理由で俺はここにいるのだろうか・・・)(ここにいれば、Z-BLUEにいた時のような厳しい任務もない・・・)(あれから、まだ一ヶ月も経っていないというのに正直こういう暮らしも悪くないと思い始めている・・・ナミは彼女に・・・千鳥に似ている・・・)と己の想いにさえ迷いを抱き、もう千鳥の靴やリボンの色、彼女の笑顔さえ思い出せないと懊悩。
・話があるとレモンに街へ連れ出された宗介、ついでにナミが欲しがっていたASパーツを物色しつつ、かつてカリーニン少佐の指摘していた多元世界の兵器進化スピードの異常さを思い、それがMS等の人型兵器に共通しているのは偶然か・・・と黙考。
・宗介の戦闘技術にはスキルを超えたアートを感じると評するレモン、「君は闘技場の選手達とは違う。何だか大きな・・・ずっと遠くの目標を見ている」と洞察しつつ、「単刀直入に言おう。・・・ナミを連れて、街を出るんだ」と告げ、「僕の調査では、闘技場を裏で仕切っていた連中が私服を肥やしすぎて、さらに上位の人間達に粛清されるらしい」と明かして、「その騒動に彼女が巻き込まれるのは見たくない。・・・頼めるか、相良宗介・・・ウルズ7?」と宗介をコールサインで呼称。
・正体を知られていた事に戸惑う宗介だが、レモンがナミを救おうとする理由を考える内、(ナミは工学知識もないのにASの改造を行い、火器管制システムのソフトを自力で造り上げた・・・まさか、彼女も・・・ウィスパードなのか・・・)と思い当たり、数百万分の1以下のありえない確率に困惑。
・そこへ突然銃撃を受け、「よくかわしたねぇ、カシム君」とゲイツが出現、フリーランスのファイアバグと称しつつ、ミスリル生存者の始末と不届き者への粛清を同時に片付けると嘯き、「今頃、可愛い可愛いナミちゃんはクラマちゃんの手の中だろうね」と嘲笑、闘技場へ呼び出して立ち去る。ゲイツを追ってアマルガムの情報を手に入れるか、ナミ救出に闘技場へ向かうか、悩む宗介。
・闘技場近辺で待ち構えるゲイツ、闘技場のスクラップが最新の第3世代ASに敵う訳がないと嘲笑しつつ掃討。そこへRk−91でアプローチした宗介、「障害はZy−98が3機・・・。まともに戦えば、勝ち目はない。だが、このクロスボウはナミが自らの未来を懸けて、整備した機体だ。やってみせる!」と気炎を上げ、FBが出てくる前に5分で突破すると宣言して戦闘開始。
・2PP敵全滅してイベント発生。後はナミを救うだけと闘技場に侵入する宗介、ゲイツの仕込んだ伏兵に奇襲されて火器を失ったものの、油断をついて敵シャドウに突貫。旧式にパワーで押し負けて驚愕するアマルガム兵に、「どうやら、貴様は教本通りの戦闘しかやってこなかったようだな!」と叫び、闘技場でのバトルで戦技の幅を広げたと言い放つ。闘技場で冷徹に見守るクラマ、単純な力比べなら第3世代ASの電気駆動より旧世代ASの油圧駆動が有利とコメント、「おまけに相手は、Rk−91・・・。機体構造のシンプルさは、そのまま頑丈さだ。くみつかれた時点で勝負は決まっていた」と見切る。
・敵シャドウを格闘で倒した宗介、「さすがはサベージ・・・。いい機体だ。それにナミの整備と俺の腕が加われば、そんじょそこらの奴に負けるはずがない」と称賛しつつ、「だが・・・限界か・・・」と呟き、力尽きて擱座したサベージを降りて「アル二世・・・。除隊を許可する」と静かに告げる。
・生身で闘技場に潜入した宗介だが、総勢10名で待ち構えるクラマはナミを人質に降伏を呼びかけ、10秒のカウントダウン開始。多勢に無勢で打つ手のない宗介、千鳥を救うため死ぬ訳にはいかないと黙考しつつ、ナミを死なせていい理由など何もないと葛藤。
・カウント2でいきなりナミを撃とうとしたクラマだが、突然の狙撃に阻まれ、ブーストして飛び込んだヒビキとスザクが敵を打ち倒しつつナミを救助、「クラマ!女の子を人質に取って、カウントダウンを無視するとは実にあんたらしいな!」と狙撃したクルツが揶揄。「後は任せろ、宗介」「ここは俺たちが引き受ける」とヒイロ、キリコらも駆けつけ、「奴には常盤さんの件でも借りがある!お前の手で仕留めろ!」とヒビキに発破かけられクラマを追う宗介。
・Z-BLUE追撃にファイヤバグを使ったのがミスだったと悔いながら逃げるクラマだが、(いや、違う・・・。俺の作戦を失敗させたのは、サガラのしぶとさだ。あのガウルンが可愛がっていただけの事はある。あいつは・・・俺と同じ種類の人間だ)と内心評価。そこへ追いついた宗介と銃撃戦となり、消耗した宗介に数発当てたものの、気合いで押し切られて倒れるクラマ、怒りに突き動かされたと言いつつ千鳥の行方を問い詰める宗介に、「フン・・・まさか、ここにきて・・・精神論を・・・聞かされる・・・とはな・・・」「なにが・・・怒りだ・・・。愛の・・・力って・・・やつだろうが・・・まったく・・・そんな下らんもので・・・俺・・・が・・・」と呆れつつ、「サン・カルロス・・・じゃなきゃニケーロか・・・グラナダ・・・」と呟き、禁煙なんてするんじゃなかったとボヤきつつ力尽きる。
・クラマの失敗を知ったゲイツが闘技場周辺に部隊展開して無差別攻撃開始。アルもラムダ・ドライバもないM9ベースのハリボテアーバレストに乗り換えた宗介、「俺は、この街のゴミ掃除をしなければならないんです」と言い張り負傷をおして出撃、「久しぶりにやるか・・・!」とヒビキとボランティア部魂を燃やして、サイデリアル機も呼び出したゲイツ達と戦闘再開。
・ロジャーがベックと戦闘時セリフイベント。アマルガムの下請けにやる気なさげだったベック、ロジャーが相手となると途端に生き生きと罵り始めたものの、「もしかして君はアマルガムの下請けをやる事に不満があるんじゃないか?」「更生する気があるのなら、知らぬ仲ではない・・・手を貸してもいい」と申し出るロジャーに「るせえよ!そういう偉そうな態度の野郎をぶちのめすのも俺の趣味だぜ!」と言い返し、「だったら、今の世界には私よりもずっと偉そうにしている連中がいるぞ。サイデリアルという輩がな・・・!」と指摘するロジャー。
・4PP雑魚殲滅後、ゲイツ撃破して戦闘終了、全員1機以上敵撃破してSRポイントget。
・アマルガムがサイデリアルと組むメリットを見出せず、訝しむゼロ。一方、体力の限界に達した宗介は失神、(会いたい・・・どうしようもなく・・・。そばにいてくれ、俺の背中を叩いて何か言ってくれ・・・千鳥・・・会いたい・・・)と独白。
・レナードのアジトで軟禁状態の千鳥、宗介が見つけやすいはずと制服に固執するものの、「強がりはおやめになった方がよろしいですよ」「では、何故あなたはそんなにも悲しい顔をしていらっしゃるのです?」と秘書役のサビーナに指摘されて俯き、(ソースケ・・・あんたは今、どこにいるの・・・?)と独白。
・チーム・クロスボウのガレージで合流したプリベンター・サンドことレモン、幹部クラスのウインドことゼクスとファイヤーことノインに会えて感激しつつ、レディ・アンの指示で内通者を抱えるミスリルとは一線を隠しつつアマルガムの動向を探っていたと明かす。
・意識を取り戻した宗介に「しぶとい男だよ。さすがにナミが見込んだだけある」と賞賛するレモン、アマルガムの情報を求めて偶然にチーム・クロスボウに潜り込んだものの、ARX−7の機体名アーバレストは知っていたので宗介を調べたと明かし、グルフェーでZ-BLUEに接触できたと説明。
・アーバレストは陣代高校でのミスを詫びる意味でレイスが送ってよこしたらしい。
・宗介と再会したナミ、闘技場は続けられないがレモンの助手として雇われると明かし、「だからさ・・・クロスボウは持っていってよ。これからの戦いに少しでも役に立つなら」と微笑みかけ、戦う理由を問いかける。「助けなきゃならない人がいる」と答える宗介に、「女の子?」「好きなの?」と確かめるナミ、「誰よりもだ」と即答した宗介に「そうか・・・。じゃあ、あたしの入る隙はなさそうだね」と微笑し、「ソウスケとレモンの旦那と過ごした時間・・・一生忘れないよ」「またいつか・・・会おうね」と別れを告げる。
・一方、南米ニケーロのとあるバーを訪れたレナード、「さすがの手際ですね。もっとも、ミスリルを壊滅させた事で彼等の気も緩んでいたのでしょうが」とカリーニン少佐を賞賛。カリーニン少佐がアマルガムの主要幹部を始末する傍ら、幹部間のネットワークを掌握したレナードがほぼアマルガムを支配下に収め、「乾杯すべきは、本来の正しい世界のためにだ」と言うカリーニン少佐と祝杯。(-_-#
・Dトレーダーで、オンボロサベージでシャドウ3機を撃破した宗介の気迫からZチップ50Zget。ナミとの淡いロマンスを千鳥に告げ口すると揶揄するAGだが、「お前も千鳥に再び会える事を信じているんだな」と微笑む宗介に「もちろんです!」と即答、(そうです、宗介様。その心があれば、きっとかなめ様と再会できます。そして、きっとあなたはもう一人の大切なパートナーともまた会えるでしょう・・・)と密かにアルとの再会を予期。

●第20話:ザ・リターンマン
・バックアップを申し出てくれたトライア博士のスコートラボに向けて太平洋を渡るZ-BLUE。キツネ面のトライア博士が超時空物理学の権威と聞いて意外に思うヒビキ、「クールの皮をかぶったおとぼけ君もいるんだし、アリなんじゃない」とスズネ先生にツッコまれて「誰です、そのおとぼけ君って?」とボケつつ、ヒイロとトロワに揃ってジト目で見られ「俺か!?」と衝撃、脱ムッツリできたと揶揄するデュオに「・・・それは何か違う・・・」と俯いて、(めんどクサ!)と内心ツッコむスズネ先生。
・何かとトライア博士に辛目のデュオ、貧乏くじ同盟仲間のクロウに同情しているからと揶揄され、「そのチームはとっくに解散してんだ!」と抗弁。クルツも青山やロックオンがしつこく勧誘してきたので気にかかる様子。
・スコートラボで早速機体整備を受けるZ-BLUEだが、トライア博士はリスク分散のため別施設におり不在、代わりに使者として来訪した桂とモームが仲間達と再会し、特異点としてサイデリアルらに追われる身ながら研究に協力していたと告げ、トライア博士との通信コードを伝達。
・秘匿回線で通信したトライア博士、第2新東京市の時空震動で銀河中心部にも次元境界線の歪曲が観測された事からZ-BLUEの一部は銀河中心部に跳ばされたと推測、当面こちらの戦力だけで戦う覚悟がいると告げる。
・続けて、ADWのリモネシアで発見された遺跡がプロトカルチャーのものと判明したと明かすトライア博士。遺跡で見つかったメッセージは、1万2000年に一度の宇宙崩壊のメカニズムを明かし、消滅しようとする力と存在しようとする力の衝突時、次元力の源たる生命の力を消すためバアルが生み出されるとの事。
・「さらに遺跡には、こう続けられていた・・・だが、生命体は滅びない・・・。獣の血、水の交わり、風の行き先、火の文明、そして太陽の輝きを経て、シンカの道を歩む・・・どうも、この『シンカ』っていうのは私達の使っている『進化』とは違うニュアンスのようだ」と告げるトライア博士、聞き入るヒビキに血の成せる業と指摘、「あんたの母さんのメグミ・ラクナルド博士は超時空物理学だけでなく考古学においても意欲的な論文を発表していたんだよ」と指摘するも、幼少期に別離したと辛そうに答えるヒビキに詫びる。
・「シンカの扉を開いた者は、宇宙の終焉へ立ち向かう・・・。そして、それはやがて訪れる真の終焉を越える力となる・・・」「1万2000年・・・それを1万回繰り返し、宇宙は真の終焉を迎える・・・それこそが最後の戦い・・・。消滅しようとする力と存在しようとする力は全てを懸けてぶつかり・・・それは存在する全ての平行世界を巻き込む」「その真の終焉を越える力こそ・・・シンカの頂点・・すなわち、神の力・・・神と悪魔・・・行為生命体とバアルとの戦い・・・。それこそが終焉を越える術・・・」と最後のメッセージを示すトライア博士、他はまだ解析中と言って、「なかなかにややこしい概念が多くてね。高位の使命とか、神の使いがどうとか、ちょっと手に負えないようなもんも混じってる」とボヤく。・・・御使いのことも知ってたのか、プロトカルチャーは。
・「あの借金持ちの風来坊に会ったら、早く金返せと伝えておくれ」と言い置いてトライア博士の通信終了、相変わらずと呆れるカトル達。一方、同席した研究員のラクナルド博士への賞賛から逃げるように立ち去るヒビキに、心の一番奥の壁を感じると洞察するロジャー達。
・エスターの所在を尋ねるカレン、暗い表情で押し黙る研究員のただならぬ様子に、何かあったのかと気色ばむ。そこへ敵襲警報発令。
・南にサルディアス率いるサイデリアル部隊が襲来、迎え撃つZ-BLUE。主力を銀河中心部に飛ばされてご災難、と揶揄するサルディアス、テイタニアからマーティアルを敵視する理由を問われ、「あそこの皆さんが信奉する神というのがどうにも気に入らないようです。」と答えつつ、中間管理職はそれ以上知らないと韜晦して、特異点たる桂もまとめて片付けると言い放ち、戦闘開始。
・桂が戦闘時セリフイベント。愛するミムジィが待つエマーンは翠の地球にも見つからなかったと振り返りつつ、生き延びて必ず再会すると心に誓う桂。
・2PP敵撃ち減らしてイベント発生。西にダバラーン率いるサイデリアル増援出現、サルディアスの戦場を荒らすつもりはないと詫びつつ、ストラウス総司令が5分後に来訪するので露払いを務めると宣言、ゼロ達もそれまでに討ち果たし、皇国に刃向かう研究施設も破壊すると言い放つ。
・そこへ突然ダバラーンの戦艦を超遠距離から狙撃して、「・・・狙い撃ってはみたが、ちょっとズレたか」と苦笑しつつ悠然と現れたクロウ、「人の家に火を点けるなんていう放火魔は放ってはおけねえな・・・!」と宣言し、翠の地球で裏切られたサルディアスにも報復を誓う。
・「今の俺は全額返済済みの綺麗な身体だ」と衝撃発言のクロウ、セツコやランドと共に翠の地球でサイデリアルと戦った際、入手したデータをトライア博士に提供したため、100万Gの借金返済に加えてCDS使い放題ボーナスも得たと爽やかに微笑む。が、研究員が流したトライア博士のビデオメッセージ曰く「あんたの借金の残額は100万Gだ」、次元の壁を越えてバージョンアップしたリ・ブラスタを送るのにコストがかかったと説明され、愕然とするクロウ。・・・相変わらずブレないヤツ。(´д`)
・「揺れる天秤!戦場で金の話などするな!戦いとは、己の全知全能を懸け、自身の魂と肉体を燃え上がらせる至高の遊戯!それをお前という男は、低俗な金の話で・・・!」と激昂するダバラーンだが、「てめえの流儀を勝手に押しつけるんじゃねえよ」と睨み返すクロウ、「・・・100万Gの男・・・。どうやら俺には、このフレーズがお似合いらしい」とニヒルに笑うや、やってやると破れかぶれで宣言、桂とタッグ組みつつヒビキと挨拶交わし、「世界の平和と金のために俺は戦う!」と見栄を切り、(うわダサ・・・)とスズネ先生がドン引きしつつ戦闘再開。
・2PP、3PPそれぞれComboMAXでSRポイントget、修羅場をくぐって鍛えられたチームワークと個々の気迫を称え合うZ-BLUE。
・3PP雑魚殲滅後、サルディアスとダバラーンを撃破して戦闘終了。
・欲深な金牛ストラウスが直衛艦隊率いて出現、同乗する皇帝アウストラリスが「・・・揺れる天秤・・・。わざわざ興味を持つまでもなかったか」とクロウを値踏み、そのまま総攻撃開始。ところが唐突に次元境界線が歪曲して、「こいつは・・・今までの時空震動とは違う!」と桂が警告する中、天使のコーラスのような声が響き、ヒビキの左目が血塗られた眼に染まると共に時空震動発生、巻き込まれて姿を消すZ-BLUE。「いったい何が起きている・・・」と訝しむ皇帝アウストラリス。
・「・・・今、門が開いた・・・だが、いったい何のためにだ・・・」と訝しむアサキムに、「気まぐれだろう」「それ以外の答えが欲しいか?」「希望を忘れるな、呪われし放浪者よ。旅の終わりは近い」と告げる謎の声。
・DトレーダーでAG、「・・・今、門が開きましたか・・・だが、わからない・・・。いったい何のために・・・」とシリアスぶって呟くものの、すぐにいつもの調子でおちゃらけて、エースパイロット祝福は次回へ。

●第21話:遭遇
・哀しみに満ちた女の声を聞くヒイロ、人の意思が宇宙に広がり、戦いを超えて平和を求める様を感じ、(そして、その道を切り拓くのは・・・ガンダム・・・なのか・・・)と洞察。
・母に殺されかけた記憶に苦悶する血塗られた目のヒビキ、哀しみのサクリファイの気配を感じてアドヴェントを連想。
・マクロスクォータールート20話等と同様、カオス・コスモスの銀河中心点に跳ばされたヒビキ達Z-BLUE。「実は各並行世界において、天の川銀河の中心点の状況については観測不能の状態なのです」「ワタシの知る中で唯一の例外がタカヤ・ノリコ様のいた世界です」と明かすAG、周辺状況から並行世界の銀河中心点に跳ばされたと判断し、セコハン輸送艦では帰還する術がないと説明。
・周辺への呼びかけやDEM本社への救助要請、時空転移装置の入手等を矢継ぎ早に口にするヒビキ、「とにかく、お前の次元商人のプライドに懸けて、地球への帰還方法を考えてくれ」とAGに依頼し、自身は周辺探索に出ると提案し、「他人の事は待つだけしか出来ないけど、自分の事は最期の時まで力を尽くします」と宣言。
・宗介やクルツらも口々に同意する中、不安を口にするテイタニアを気力を振り絞るべき時だとカレンが窘め、「絶望するのは死んでからにしろ。ここは、そういう人間の集まりだ」と告げるキリコ。「ナイスタイミングだったぜ、ヒビキ。お前の気合いで空気が変わった」と微笑みかけるクロウ、いい顔で笑うと褒めて、マクロスクォータールート23話同様に交流し、システマと截拳道で試合しようと約束。
・とりあえず周辺偵察に出撃したZ-BLUE。カオス・コスモスの美しさに心奪われるカレン達だが、次元境界線の歪曲と共に、四方にバジュラや宇宙怪獣、インベーダー、ヒディアーズが出現し、銀河中心部を勢力圏とするバアル達がテリトリーに入ったZ-BLUEを排除するつもりと推測するAG。
・これからの旅を考えて輸送艦を無傷で守るべく位置固定して、戦闘開始。
・敵撃ち減らしてイベント発生。北にトゥアハー・デ・ダナンが登場、太平洋でアマルガムの追撃受ける中、跳ばされてきたらしい。ロジャーらが烙印に関わる何者かの作為を疑いつつ、合流したTDDでテッサが「総員は奮起を!私の許可なく死ぬ事は許しません!」と檄を飛ばし、まずは危地を切り抜けるべく戦闘再開。
・3PP敵殲滅してイベント発生。北西に黒アンゲロイ引き連れたエル・ミレニウム出現、圧倒的な力への畏怖に縛られ打ちのめされるZ-BLUEの面々。「・・・人類の遺伝子に刻まれた畏怖の感情・・・。あれこそが・・・人類の真の敵・・・」とC.C.が、「根源的・・・災厄・・・なのか・・・」とゼロが呟く中、「い・・・やだ・・・俺は・・・!あんな奴等に屈するのは嫌だ!!」とヒビキが恐怖を振り払って叫び、宗介やヒイロ、スザクらが同調して闘志を奮い起こし、「・・・ヒビキ。さっきの言葉とは別に、こういうときに使える魔法の言葉を教えてやる」「俺達の心を砕き、意思を奪おうとする奴が来たのなら、言ってやれ・・・!それがどうした!」とクロウがお得意の決め台詞を伝授、デュオやクルツ、カレンらも口々に叫んで闘志を燃やす。
・(そうだ・・・それこそが神を超える力だ)とC.C.が肯定、(その先を俺達は目指す!)とゼロが決意し、「私達はどん底まで落ちた身です。これ以上、下がらないのなら這い上がるまでです!」とテッサが檄を飛ばして、「あれは我々の心を殺そうとする敵だ・・・!全力で抵抗するぞ!我々の生命がある限り!」とゼロが号令、戦闘再開。
・5PP敵全滅して戦闘終了。
・続けて多数現れるエル・ミレニアムと黒アンゲロイに打ちひしがれるZ-BLUEだが、「それがどうした!俺はまだ戦えるぜ!」「やるぜ・・・!俺の心は、まだ折れちゃいない!」と雄叫びをあげるクロウ。それに呼応するかのように天使のコーラスのような声が響き、ヒビキの左目が血塗られた眼に染まると共に、「何だ・・・!?スフィアから、何かがあふれてくる・・・!」と驚くクロウ。
・「・・・あなた達は、ここで朽ちてはなりません」と呼びかける哀しみのサクリファイ、「私が・・・あなた達を守ります」とクロウに告げ、「ズリエル・ジ・アンブレイカブル・・・。あなたの折れない意思は道を拓く・・・いつか、あなた達は全てを理解する・・・。そして、シンカの道を進み、全ての宇宙を・・・」と宣告。
・次の瞬間、火星のZONE付近に転移出現し唖然とするZ-BLUE、時空震動を感知したアークセイバー達に保護され、インサラウムへ。
・ようやく再開したウルズ小隊にミスリル壊滅を告げるテッサ、カリーニン少佐のMIA認定を宗介に通知し、ヒビキの見舞いに向かう宗介を見送った後、振られた事をマオに明かして大丈夫と健気に微笑。「あんたは、絶対にいい女になるよ」と笑顔で励ますマオ。
・Dトレーダーでヒビキの健闘を労うAG、恐怖の軍団を壊滅させられた喜びで自らZチップ100Zget、Zチップ一筋と揶揄されつつ、(そう・・・。そして、それこそがワタシ達の最後の希望なのです)と独白。
・Dトレーダーで、初対面のAGを「俺には懐の深い、度量のデカい人物に見える」と評するクロウ、哀しみのサクリファイがスフィアを通して語りかけてきた事に「もう女難はこりごりだってのによ」と困惑しつつ、墓参りの花をAGに所望して「・・・死んじまったら、敵も味方も、過去の恨みも関係ねえ。花ぐらい手向けさせてもらうさ」とニヒルに微笑。それを見送ったAG、「そういう所はイキだな、クロウ・ブルースト・・・」とエルガン代表の口調で呟いた後、やってきたスズネ先生に「彼の強い意志はヒビキさんにも良い影響を与えてくれるでしょうな」とコメント。「全ては動き始めた・・・。1億2000万年に一度の真の崩壊に向けて・・・地球に戻った時が、終わりの始まりか・・」と冷たく嗤笑するスズネ先生。

●第22話:再会の火の星
・連邦軍の一員としてMSに乗り換えたというアークセイバー達だが、文化継承の名目でかつてのディム・サー保有も連邦議会に承認されており、マルグリットに不埒な行いがあれば駆り出して戦うとクロウを牽制。(^^;
・メガノイド壊滅とZONE封印解除、マルグリットの地球行きについては他ルート第22話と同様。
・(見ているか、ユーサー・・・。お前の愛したみんなは、今でもお前の事を愛してるぞ。お前の水瓶は尽きる事なくインサラウムの民達を潤している。だから、後の事は安心して俺達に任せとけ)と亡きユーサー皇子に瞑目するクロウ。
・メガノイド基地跡地で波乱万丈が遭遇するのは、他ルート第22話の尸空ではなく、怨嗟の魔蠍バルビエル・ザ・ニードルながら、会話内容はほぼ同様。
・ZONE調査に赴いたZ-BLUE。直前にクロウと仕合したヒビキは1勝4敗、一瞬の判断に見える迷いを越えて自分の力を信じるようアドバイスするクロウ。「どうにもあいつは貧乏くじ同盟の血を騒がせる何かがあるみたいだからな」と評するデュオ、同意するクロウに、「「そういうわけだ、大将。新入隊員のクルツを紹介するぜ」と推薦し、「やっぱりな。一目見た時から、俺もあいつの素質には気づいていた。口ではどうこう言いながら、面倒見のいい性格にムッツリ系の相棒・・・おまけに声が実にいい」と頷くクロウ。「勝手にお仲間認定するなっての!」と焦るクルツ、そういや青山やロックオンと同じ中の人だっけ・・・(^.^;
・南にマリーメイア軍残党が出現、デキム・バートンの思想を盲信して火星に新たな独立国家を造り上げると妄言を吐き、「また勝者と敗者か・・・。何故、そこから抜け出せない・・・!」と五飛が苛立ち地つつ、「誇りとエゴをはき違えた連中にこの新天地を好きにはさせない!」とゼロが号令して戦闘開始。
・2PP総員南下しつつ敵殲滅。
・3PPイベント発生。東にマリーメイア軍残党、南にバルビエル率いるサイデリアルが出現し、「確かに連中を、ここまで連れてきてやったのはサイデリアルだけど・・・連中の憎しみは、完全に連中自身のものだよ」「憎しみの感情は何よりも強く心に刻まれる。愛なんてものは、いつか満たされて価値を失うか、届かないまま朽ちていく・・・。だけど、憎しみは永遠なんだよ」と嘯き、「わかるだろう、ゼロ!そして、いがみ合う双子!」「君達の心の底には憎しみがこびりついている・・・!今のところはうまくコントロールしているが、いつか、そいつは君達を・・・」と迫る。
・サイデリアルの後ろ盾を得て増長するマリーメイア軍とバルビエル達に、東南それぞれから挟撃されて窮地に立つZ-BLUEだが、背後のインサラウム居住区を守る盾になる決意。そこへ「その心配は無用・・・!奴等の相手は我々がする!」とディム・サーを駆るアークセイバー達が駆けつけ、「己の愚を省みる事なく、憎しみをまき散らす不逞の輩よ!貴様達のやろうとしている事に貫くべき正義もなければ、守るべき誇りもない!あるのは、卑小なエゴだけだ!」とマリーメイア軍残党を糾弾、ユーサー王子に罪を被せて生き恥を晒す自分達なればこそ、王子が命懸けで守った民の未来にこの身を捧げると宣言。
・マリーメイア軍残党を引き受けてアークセイバー達が戦場離脱、「見たか、バルビエル!憎しみに負けず、己の成すべき事に生命を懸けられる人間達がいるのだ!お前のように憎しみに負けた人間の言葉などで俺達の心を動かせると思うな!」と啖呵切るゼロ。
・「だまれよ!」と苛立つバルビエル、茶番は終わりと吐き捨てて「3分間だけ、相手をしてやる!」と宣言、戦闘再開。
・バルビエルと戦闘時イベント発生。一瞬気をそらしたバルビエル、「・・・面倒な事になる前に・・・」「いがみ合う双子・・・。君はここで始末する!」と宣言し、距離をとったヒビキに瞬間移動で追いすがり、「サード・ステージに入れば、これくらいの芸当も出来るんだよ」と嘯いて、「君に期待するなんてのが、そもそも間違いだったんだよ。奴に君のスフィアを渡すぐらいなら、ここで一度リセットする方がマシだ!」と言い放つ。その後の展開は別ルート22話とほぼ同様、死んだはずのアドヴェントがアサキムを引き連れてヒビキを庇い共闘宣言、噂の快男児波乱万丈も颯爽と登場してヒビキとタッグを組み、戦闘再開。
・クロウがバルビエルと戦闘時セリフイベント。「知ってるんだぜ。お前がセツコにご執心なのはよ!」と挑発するクロウ、「俺はクラヴィアの借りを返しに来ただけだ。覚悟しやがれよ、バルビエル!クラヴィアに代わって、俺がお前を叩く!」と咆哮。
・3PP雑魚殲滅後、アン・アーレス集中攻撃で瞬殺、戦闘終了。
・「スフィア6つと同時に戦う程、僕は愚かじゃないさ」と嘯いてバルビエル撤退。
・アサキムとアドヴェントが立ち去るあたりは別ルート22話とほぼ同様。
・アークセイバーは首尾よくマリーメイア軍残党を退けて火星入植団は健在。クロノ改革派のブルーが誘導したマクロス・クォーターらZ-BLUE別働隊と合流して情報交換。
・Dトレーダーで、クロウがバルビエルと戦った際のテンションからZチップ50Zget。

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第3次SRWZ天獄篇(3周目:蒼の地球→日本ルート:プロローグ〜16話)

2周目クリアして、とりあえず3周目引き継ぎデータだけ作っておいたのを、Persona5を2周終えてから半年ぶりに再開。
ヒビキ誕生日は再考したけど、これまで同様に寺田誕生日で。リアル系必須の集中+で、他に良い組み合わせがない・・・orz
周回引継アイテムも前回同様、プラーナコンバータ、テンションレイザー、インサラウムの秘宝、DECチャージャー、超次元ターゲットロックを2個ずつ。
周回ボーナスで時獄の紋章、バリア・フィールド、A-アダプター、リペアキットget。

●第3話後の分岐シナリオ
・選択肢は「蒼の地球の部隊に編成」で、ヒビキはMS部隊と共に蒼の地球へ。

●第4話:宇宙と大地の狭間
・オットー艦長の選択肢:日本に降下する

●第5話:新たなる戦場
・大塚長官と通信するネェル・アーガマ。極東支部は新日本防衛に戦力を割かれ、クラッシャー隊は宇宙で別任務、21世紀警備保障は中央アジアで難民救助と手薄なため、ネェル・アーガマの加勢を歓迎。
・かつて自分もただの学生だったとヒビキに心中を明かすカミーユ、人々の日常を奪わせたくないと決意を口にして、同意するヒビキに「そういう所はセツコさんに似ているな」「俺達のかつての仲間・・・。そして、悲しみの乙女のスフィア・リアクターだ」と微笑しつつ、「誰かに褒められたり、尊敬されたりする必要なんてない。でも、俺達が戦う事で何かを変えられると思うなら、それをやろう」と勇気づける。
・第3新東京市の次元転移跡に降下したネェル・アーガマ、調査する間もなく、奇襲してきたダバラーン率いるサイデリアル部隊と対峙。Z-BLUEを好敵手と見てわざわざ戦いに来たと言い放つダバラーンに、ヒビキやカミーユが怒り心頭で、南側に布陣したサイデリアルと戦闘開始。
・2PP、敵6個小隊撃破してイベント発生。ダバラーンの猛攻に気圧されるZ-BLUEだが、「それでもやるんですよ、スズネ先生!」とヒビキが檄を飛ばし、力で蹂躙するだけでは抵抗者は絶えないとアムロ、カミーユらが諭して、「待たせたね、みんな!」とカレンら黒の騎士団登場。新日本防衛で手一杯のはずと驚くダバラーンに、「たった4機の援軍だと思うなよ。一人一人は一騎当千だ!」とヒビキが啖呵きって、戦闘再開。
・カレンが敵撃墜してセリフイベント、姿を消したシンジに(あんたが世界と大切な人のために戦ったようにあたしも戦い続ける・・・!この愛すべき世界に平和が戻る日まで・・・!)と誓うカレン。
・4PP雑魚殲滅後、寄ってきたダバラーンを集中攻撃して撃沈、Z-BLUEを好敵手と認めたダバラーンはひとまず手を引くと宣言して撤退、戦闘終了。
・オットー艦長以下皆の意思が合致して、「我々は新日本へ向かう!」「あのクソッタレの皇国の連中に地球人の誇りと意地を見せるぞ!」と宣言。
・合流したカレンとスザクから新日本の状況を聴取。藤堂将軍率いる連邦軍に黒の騎士団とプリベンターも参加、ゼロは参謀として全体戦略を指揮。一方、ユーラシア大陸を制圧した新地球皇国は、北米と環太平洋エリア制圧を目論み、その橋頭堡とすべく新日本へ侵攻中。
・Dトレーダーで、カレンの弟のようなシンジへの思いと戦いへの決意から、Zチップ50Zget。

●第6話:トウキョウ攻防戦
・ダバラーン敗退の報にはしゃぐ小物ギルター、通信してきた上官サルディアスに窘められつつ、新日本侵攻の指揮を任せられる。「なお、こちらで入手した情報によりますと、新日本には、あのゼロがいるそうですよ」「通称、奇跡を起こす男・・・。いやぁ・・・格好いいですなぁ」と揶揄するサルディアスに、「だが、奴の伝説もこの私によって葬られる。」と気負うギルター、翠の星での失態を挽回せねばと焦慮。
・一方、新日本義勇軍の戦略を預かるゼロ、各方面に部隊を散らしてトウキョウの守りを手薄にしつつ、「全てを守ろうとする事は逆に全てを失う事になるという事だ」「総攻撃が来るのではない。総攻撃を来させるのだ」と嘯き、皇国軍の動きから新たな指揮官を「自分の知略に絶大な自信を持ち、困難な状況をひっくり返し、少数の戦力で最大の効果を上げる事を狙いとする」「だが同時に、虚栄心が強く、己を過信している故に状況の変化に弱く、柔軟性と即応性に欠ける」と分析、「少なくとも私の敵ではない」と豪語。(^.^;
・「責任は俺が取る。お前は好きなように俺達を動かせ」と信頼を表明する藤堂に、自らも前線に出ると宣言するゼロ、藤堂らに後方指揮を任せ、「敵も指揮官が出て来るのだ。その相手をしてやらねばなるまい」「そして、教えてやる・・・。撃たれる覚悟のない者に奪われた者達の怒りを」を瞋恚を燃やす。
・デュオら少数精鋭のみで敵を待ち受けるゼロ、新日本義勇軍工作隊長を自称する玉城に仕込みを任せ、大軍を率いて現れたサイデリアル新日本制圧部隊のギルター・ベローネと対峙。ところが守りの隙を突かれ大軍に怯えて見せるゼロ、連邦軍配備情報を勝手に手土産として送信し、皇国への亡命を希望、驚き制するカトルらをギルターらと共に討とうとして見せたものの、油断ならないのでここで殺すとギルターは問答無用で攻撃開始。カトルらもらしくない言動でゼロを責めつつ混乱した様子で迎え撃ち、どこからどこまでが策なのか不明なまま戦闘開始。(^.^;
・真っ直ぐ北上して敵を引きつけつつ迎え撃ち、3PPイベント発生。多勢に無勢で焦るカトル達に、「俺が逆転のきっかけを作ってやる!」と意気込む玉城、制するゼロに「お前の指図なんて受けるかよ!」と罵るものの、「思い出せ!このトウキョウは、フレイヤの惨劇から復興した街である事を!」「ここには人の想いが込められている・・・。それを破壊するのは何人たりとも許されない」「お前に用意してもらったのは、あくまで最後の手段だ。まだ、その時ではない」と穏やかに諭され、「も、もしかして、お前・・・皇国に寝返るってのは・・・」と呆然。
・「芝居に決まっている」と言い放つゼロに驚愕する玉城、「おいおい・・・それくらい気づいてくれよ、大親友」とデュオらに冷やかされ、カトル達の即興の名演技を褒めるヒルデ。「自称、知謀に長けた指揮官殿は完全に油断してくれた」とC.C.が苦笑、「言っておくが、お前に渡した連邦軍のデータは全てフェイクだ」とゼロが言い渡し、思わず動揺するギルター。
・「我が策に乗った時点でお前という男の底は知れた。後はそれに合わせたシナリオを用意したまでだ」と傲岸に言い放つゼロ、久々の見事な手品と称賛するデュオに、「こんなものはトリックでも何でもない。子供だましに過ぎないものだ」と嗤笑して、「ギルター・ベローネ!既に勝負は決している!調子に乗った貴様は、俺の時間稼ぎに乗せられた!おかげで全ての条件はクリアされた!見るがいい!」と吠え、北西にネェル・アーガマ登場!
・出撃したヒビキが「あのギルターという男・・・ゼロの手の平の上で遊ばれていただけか」と冷笑、相変わらず意地が悪いとスズネ先生も苦笑。奥の手と称してインセクト兵の増援を出すギルターだが、「それも既に読んでいる」とゼロが冷笑するや、「攻撃目標・・・ターゲット確認・・・」とヒイロのウィングゼロが現れてローリングバスターライフルで増援瞬殺。驚愕するギルターに、「全てはゼロの筋書き通りだ。お前は踊らされていたにすぎない」とヒイロが指摘、(数々の戦いを共に乗り越えてきた者同士の絆がそこにはあるか)と感慨に耽るゼクス。
・「撃たれる覚悟もなく、圧倒的な力を背景に人々を撃ってきたお前はZ-BLUEが討つ!」とゼロが宣言、ヒイロも合流してヒビキとタッグ組み、戦闘再開。
・4PP、雑魚6機をヒイロのローリングバスターライフルで同時撃破して雑魚殲滅。
・5PP、ギルター撃破して戦闘終了。
・捨台詞残して逃走するギルターに、あの手の男はしつこいと苦笑するC.C.だが、「ならば、何度でも格の違いを見せつけてやる。あいつの頭でも理解出来るまでな」と言い放ち冷笑するゼロ。(*´Д`*)
・思い出を重ねた学園を守り切れたと安堵するカレン達に、想いを同じくするゼロ、(シャーリー、ロロ・・・。お前達に誓う・・・。俺はゼロ・・・。必ず奇跡を起こし、世界に平和を取り戻してみせる・・・)と誓う。
・新日本義勇軍作戦本部に合流したZ-BLUE。市民達の戦闘参加を非難するバナージだが、彼らもそれぞれに戦う理由と覚悟を持って協力してくれていると諭すゼロ、「この仮面をつけている限り、俺は個人ではなくゼロという記号に過ぎない。そして、それは人々の願いを集め、勝利へと導くものだ」と告げ、「器・・・って事ですか?」と戸惑うバナージに「フル・フロンタルとは違うという自負はある」と苦笑。
・感性が鋭くなったとバナージを評するゼロ、ユニコーンが人の意識を拡大させるとのアムロ説に、「GN粒子、ゼロシステム、サイコ・フレーム・・・。人を進化させる機体・・・まるで火を手にした事で文明を生み出した人類の祖先のようだな・・・」と呟き、「獣の血、水の交わり、風の行き先、火の文明・・・。そして、太陽の輝き・・・」と思い当たるヒビキ。
・カンサイ方面に皇国の大部隊接近との急報に、「考えられる可能性は一つ・・・。ギルター以上の権限を持つものが奴をオトリに使ったという事だ」と険しく呟くゼロ、急行を指示しつつ、「大丈夫だ。厳島には彼等を配置している」と告げる。
・Dトレーダーで、次元商人として協力すると独り言ちつつ、仕入れていたサーペントをロハで提供と微笑むAG。それを密かに見ていたC.C.が「確かにお前の言う通りだ。感覚を研ぎ澄ますと、そういったものを感じる。問題は、それに何の意味があるかだ」とゼロに告げ、しばし逡巡したゼロは「もう少し考えをまとめる時間が欲しい」と保留。「珍しく歯切れが悪いな。だが、ここはお前に任せるしかない。次元商人AG・・・。あの男が、お前の中の疑問の答えを持っているのなら・・・」と呟くC.C.に、「奴の正体を突き止める事がこれからの世界の行く末に大きな意味を持つだろう・・・」と険しい顔のゼロ。

●第7話:厳島の奇跡
・厳島基地のキリコ達、カンサイへ向かうサイデリアル大部隊に敗北必至と覚悟しつつ、「藤堂鏡志朗の『厳島の奇跡』・・・。この国とブリタニア・ユニオンのかつての戦争の際、唯一の勝利を収めた地・・・」と指摘するロジャーに、「その厳島を侵略者に渡すわけにはいかないぜ・・・!」と竜馬が気炎を上げ、意地と誇りで支えているこの国で精神的な支柱を失うわけにはいかないと力説。意見が対立する中で、隊長を務める五飛が静かに全軍撤退を決断。
・ロジャー達に撤退の指揮を任せ、独り厳島基地に残った五飛、(・・・後の事は俺に任せろ。お前達の誇りは、俺が生命を賭して守る)と誓い、亡きトレーズに向けて(迷い、誤り、さまよい続けてきた俺の死に場所はここだ。俺の生命で希望を明日に繋ぐ・・・!この世界に真の平和を築くために・・・!)と決意。
・東に出現したサイデリアル先遣隊に、最後の相手には少々物足りんと嘯く五飛だが、「一人で格好付けてんなよ」と竜馬らが駆けつけ、「戦う意味は、この星を守るってだけで十分だ。お前の仇討ちなんてのをする気はないぜ」と猛々しく微笑。ロジャーとキリコも、死に場所を探していた五飛を窘め、「どうせやるなら、特攻よりも奇跡の逆転だ。お前に加えて、異能生存体と陰月帰りの男と世界を舌先三寸で救う男が揃えば、やれない事はない」と竜馬が獰猛に笑う。
・「・・・すまんな。俺はまた、道を誤るところだったのかも知れない」と苦笑する五飛、(お前の言った通り、戦いの中で俺には仲間という宝が出来た・・・)と星刻を思いつつ、「各機、俺に続け!」「俺達の手で再び厳島の奇跡を起こす!だが、一人たりとも死ぬ事は許さん!生きる事が戦いだ!必ず勝利をつかむぞ!」と檄を飛ばして、戦闘開始。
・島の森に立てこもって雑魚迎え撃ち、5PP敵殲滅してイベント発生。今度は島の南端にAT、北端にネオ・ジオンMS、東の海上には連邦軍機GN-XIVの敵増援出現。一方、島の西端あたりにネェル・アーガマが登場し、「これはどういう事だ・・・!?」と驚くゼロに、「ネオ・ジオンと連邦軍の一部はサイデリアルについた!」と糾弾する五飛。
・ネオ・ジオン部隊を率いるギュネイに、「ネオ・ジオンは皇国に降ったのか!?」と詰問するカミーユだが、ギュネイは不本意そうに沈黙して基地攻撃を命令、「サイデリアル・・・地球連邦・・・。これが、あの男の考えるジオンの未来か・・・」と呟く。
・五飛達がタッグ組んで本体合流、「行くぞ。厳島の奇跡を守るためにも」とヒイロが告げ、「皇国に降った奴等よ!誇りを捨てたお前達に未来はないと知れ!」と五飛が吠えて、戦闘再開。
・部隊を南北に分け、先に南のAT部隊を殲滅しつつ、6PPカミーユでギュネイを説得するものの、「あの男を俺は越える・・・!そして、その力でスペースノイドを・・・!」と激高するギュネイは聞く耳持たず。
・6PP、削った敵を連続撃破してSRポイントget。
・6PPアムロがギュネイと戦闘してセリフイベント。ネオ・ジオンの未来のためアムロもシャアもフル・フロンタルも超えてクェスを振り向かせると吠えるギュネイに、「やはり、お前の中にはシャアがいるか!目を覚ませ、ギュネイ!奴の影を追っている限り、奴を超える事は出来ないぞ!」と叱咤するアムロ。
・ゼロが戦闘時セリフイベント。(まずいな・・・。この厳島の戦い・・・単に日本人の誇りを奪う作戦だと思ったが、それ以上の意味があるかも知れん・・・今度の敵は、ギルターなど比較にならない・・・。下手をすれば、新日本は・・・)と危ぶむゼロ。
・6EPカミーユがギュネイと戦闘してセリフイベント。ジオンの未来のために力を手にすると気炎を上げるギュネイだが、「わからず屋が・・・!そんな手段で世界を変えられると思うな!お前が力を求めるなら、相手をしてやる!そして、そんなやり方が無意味であるのを教えてやる!今、世界に必要なのが何かを考えろ、ギュネイ!」と叱咤するカミーユ。
・オットー艦長が連邦軍機と交戦時にセリフイベント。友軍機が停戦呼びかけに応じないと報告するレイアム副長に、「元友軍機だ!サイデリアルに日和った連中に地球連邦軍は名乗らせん!」と啖呵を切るオットー艦長。立派になったねぇ・・・(゚ー゚;
・7PPギュネイ撃墜。カミーユが話し合いを求めるものの、聞く耳持たないギュネイは撤退。
・7PP敵殲滅して戦闘終了。
・クロノの息がかかった一部連邦軍がサイデリアルに寝返ったと分析するアムロとゼロに、「でも、あたし達は皇国の手先を打ち破った・・・!厳島の奇跡は、まだ生きている!」と気炎を上げるカレンだが、「・・・もしかすると俺達は奴等の作戦の片棒を担がされただけなのかも知れない・・・」「皇国にとって、ここで地球人同士が戦う事こそが作戦の意味だったのだろう」と五飛が懸念。
・北米に向かったZ-BLUEと情報共有、やはり一部連邦軍とネオ・ジオンの皇国との共同戦線を確認。スメラギさん達ソレスタルビーイングは、正規軍と協力してセントラルベース攻略へ。
・新日本では、極秘扱いにしていた一部連邦軍とネオ・ジオン離反が一般市民にまで素早く流布され、過去に同じ地球人の侵略を受けた痛みから、各地義勇軍に混乱発生。「連中としては地球の戦力を使って、新日本の精神的支柱である厳島を落とせれば良し・・・落とせないとしても、精神的な揺さぶりをかけるだけで十分だと考えていたのだろう」と五飛が指摘し、人の心を不信や疑心暗鬼の毒で蝕もうとする新たなサイデリアルの采配に歯噛みするカレン達。ヒビキとスズネ先生も、恐ろしい何かが近づく気配に沈思。
・一方、北米オーガスタのニュータイプ研究所に囚われたマリーダ、プロト・プルトゥエルブとしての再調整に抗い続けたものの、ビスト財団を仕切るマーサから過去のトラウマにつけこまれて遂に屈服。その目的を危ぶむアルベルトに、「クロノ・・・」「その最高権力者が私に連絡してきたの。ラプラスの箱を渡せば、私達をクロノに迎え入れると」とほくそ笑むマーサ、「ふふ・・・獅子とユニコーン・・・。そのどちらもビスト家の守り神・・・プルトゥエルブ・・・。私達を守ってね」と冷笑。(-ε-)
・皇国支配率74.9%に。
・Dトレーダーで、ギュネイの行く末を案じるカミーユ、まず自分が生き伸びろとアムロに忠告されつつ、バナージの不屈を見習うと決意、戦ったギュネイの心の揺れからZチップ100Zget。
・DトレーダーでAGに寄るなと言い渡す五飛だが、「正義と悪を直感でかぎ分ける五飛様がワタシに何を感じたかは知りませんが、これだけは覚えておいてくださいませ。生命を懸ける事と、生命を捨てる事は似て異なるものである事を」と諭され、「礼を言うぞ、AG」と苦笑。

●第8話:第2次トウキョウ攻防戦
・一週間で状況悪化、士気の低さと指揮系統の乱れで損害増大しつつ辛勝している新日本義勇軍に、危機感麻痺して状況の正確な把握ができなくなると危ぶむゼロ、トウキョウへの大規模侵攻に対して勝利するしかないと言いつつも、乾坤一擲の逆転に賭けるリスクを危惧し、別命を与えたC.C.に(全ての謎を解くカギは、あの島にあるかも知れないのだ)と期待。そこへ、北米大陸セントラル・ベース攻略作戦失敗の報が入り、皇国の力に慄然とする面々。
・閉鎖中のアッシュフォード学園を見学するヒビキ達に、「なんと、黒の騎士団の紅月カレンは病弱のお嬢様って設定で、この学園に通ってたんだ」とデュオが暴露、驚愕絶句するバナージ達に「驚き過ぎだよ、あんた達!」と怒鳴りつけるカレン。(^^;
・市街の見回りを続ける一行だが、何かに気づいたヒビキは一人別行動を取り、「・・・そこの奴・・・出てこい」と険しい顔で呼びかける。「・・・犬並みに鼻が利くようだな」「まあ、ここまで近くに来れば、中途半端なリアクターでも僕の存在に気付くか」と冷笑しつつ現れたのはバルビエル!
・ちょっと顔を見に来ただけと言い放つバルビエルに、「ここでお前を仕留める・・・!」とブーストして突貫するヒビキだが、「動くなよ」と告げるバルビエルのスフィア・アクトに心を蝕まれて動けず。
・「さすがはいがみ合う双子だ。僕のスフィア・アクトを受けても心の中でそれを必死に否定しようとしているか」と感心するバルビエルだが、「バカらしい・・・。自分の中のかすかな記憶にすがって憎しみを否定しようとするなんて」と嘲笑、「僕の仕事が終わったら、遊んでやるよ。それまで精々もがくんだね、いがみ合う双子のリアクター」と言い捨て、名乗らないまま立ち去る。
・嫌な予感がしたと駆けつけたスズネ先生に、「あいつが・・・俺達の感じていた・・・不安の正体・・・サイデリアルのスフィア・リアクターです」と切れ切れに告げるヒビキ。
・一方、新日本義勇軍作戦本部には、バルビエルのスフィア・アクトで憎悪に支配された市民や兵士達が押しかけ、「黒の騎士団総帥ゼロ!」「お前がいたから、この国は戦いに巻き込まれた!」と理不尽にゼロを糾弾、暴徒化して襲いかかる。銃を使わず無力化するよう命じるゼロだが、憎悪に狂乱する暴徒は痛みも意に介さず。
・自ら盾となりゼロを逃がそうとする扇、「お前は新日本を救うんだろ!こんな所で死なせるか!!俺は・・・今度こそお前を最後まで信じる!だから!!」と必死で呼びかけつつ、無数の暴徒に呑まれかける。
・「やめろ・・・!やめろぉぉぉぉぉっ!!」と絶叫するゼロ、自ら封じた禁断のギアスを解放、絶対遵守の力で無数の暴徒を瞬時に無力化。駆けつけたC.C.に状況説明後、「俺を襲った者達の目・・・。ガドライト・メオンサムに心の中の相反する感情を増幅させられた時のものと同じだ」と呟くゼロ、何者かに憎しみを増幅させられたと推測し、「問題は、その力を持つものが悪意を以て、この新日本にいるという事だ」とC.C.が指摘。
・すかさず敵襲警報が鳴り響き、「敵は総攻撃を仕掛けてくる・・・!各戦線の戦力をトウキョウに集結させろ!」と命じるゼロ、「戦えるか、ルルーシュ?」と気遣うC.C.に、「・・・俺はゼロ・・・。奇跡を起こす男だ。そして、奴等には受けてもらう・・・!この俺に再びギアスを使わせた報いを!」と憤激。
・周辺防衛線は藤堂将軍に任せてトウキョウで待機するZ-BLUE。動揺を残すヒビキに、心のバランスがなければ体も動かないと忠告するアムロ、タッグを組んだ理由を問われてジェニオンを近くで感じたかったと答え、「・・・父がエンジニアだったせいかな。子供の頃から俺は機械いじりが好きだった。そのためか、俺はマシンに対して過度なセンチメンタリズムを持つ事はなかった」と明かし、ガンダムさえ以前は使い勝手のいい道具と考えていたと言いつつ、「だが、人類が旧人から進化したのは道具を使い、火を使ったからだという説がある。」「もしかしたら、今の人類もそう言った過渡期にあるのかも知れない」「・・・人の意思を力にするZガンダムやユニコーン、GNドライブでイノベイターへの覚醒を促すダブルオーライザー・・・そして、お前のジェニオン・・・。こういう機体を見ていれば、そんな気にもなるさ」と微笑。
・サルディアス率いるギルターと皇国軍が南西に多数出現、「不出来な部下のやらかしは上官である私が尻ぬぐいをさせてもらいます」と嘯きつつ、指揮を執るサルディアス・アクスと飄々と名乗り、卑劣な作戦に闘志を燃やすカレン達に「ご立派!敗北が決まっているのに闘志を失わない姿勢・・・さすがは地球の方です!」と揶揄しつつ、「本当はもうわかっているんでしょ?心が折れちゃった、この国は終わりだって」とほくそ笑んで、戦闘開始。
・総員南に突貫しつつ雑魚撃ち減らして、3PP雑魚殲滅後、ギルター撃破。
・ヒビキがサルディアスと戦闘時セリフイベント。新たなスフィア・リアクターと呼ぶサルディアス、「銀河広しといえども、これだけの数のリアクターと実際に会った人間って私ぐらいかも知れませんよ」と嘯きつつ、スフィアは全然使いこなせていないと揶揄。
・3PPサルディアス撃破してイベント発生。南西に退くサルディアスを追うヒビキ、アムロに深追いを戒められつつ「ここであいつだけは倒しておかなければ駄目なんです!」「奴が来る前に・・・」と言い募るものの、直後に「来る・・・!」と険しい顔に。
・間近に出現したバルビエル、「僕を感じられても、この針からは逃げられない」とほくそ笑みつつジェニオンに痛撃、更にサソリの毒を放って「さあ・・・今度こそ自らの憎しみに呑み込まれろ」と嘲笑。
・自己紹介したバルビエルが、動きの止まったヒビキを追い詰め降伏を迫るあたりは、北米ルート第8話同様。
・降伏を拒むヒビキに「じゃあ、死ね」と再び蠍の毒を向けるバルビエル。そこへソレスタルビーイングが駆けつけて、「そうはさせん!」と刹那が割り込み、「全機、火力をバルビエルに集中させて!」とスメラギさんが号令、グラハムらも伴ったソレスタルビーイングがバルビエルに集中砲火。(*´Д`*)
・ヒビキの支援に向かうアムロだが、サルディアスの砲撃に阻まれ近づけず。そこへ「刹那、ロックオン!あれをアムロ大尉に!」とスメラギさんが命じるや、トレミーからνガンダムが搬出され、「受け取ってください、大尉!」とチェーンが呼びかける中、アムロの元へ。
・「あの機体の存在は許されません!」と気色ばむサルディアスとバルビエルだが、ティエリアの指示で刹那がトランザムバースト発動、高濃度GN粒子を散布して、ヒビキとジェニオンを蝕むナノマシンを停止させ、その隙に愛機に乗り換えたアムロがサイコフレーム発動、GN粒子と相互作用して皆の意識を一つに。
・かつて自分を脅かした母への憎しみに呑まれかけるヒビキに、「憎しみに身を委ねろ、ヒビキ。そうすれば楽になる」と冷たく言い放つアムブリエルと、「しっかりして、ヒビキ君・・・!」と叱咤するスズネ先生。そこへ心を繋いだアムロが激励、雄叫びと共に己を取り戻すヒビキ。( ̄ー ̄)
・「・・・気に入らないね、いがみ合う双子・・・」「仲間の助けがあったとはいえ、僕の毒を破るなんて事は認められないよ」と気色ばむバルビエル、サルディアスを後退させてアンタレス増援を呼び出し、「ここからが本当の戦いだ」と嘯く。
・「先程のヒビキへの精神攻撃・・・!俺への憎しみを増幅したのは、お前の仕業か!」と激昂するゼロ、「彼等は心の中で君を憎んでいたんだよ!それを忘れるな、ゼロ!」と嘲るバルビエルに、「・・・そんな事はとっくに知っている」「そして、どんな事をしても俺の罪が償えない事を・・・!」と呻き、「だが、それでも僕達は戦う!ゼロに明日を託した人達のために!」とスザクが咆哮、「それが俺達に出来る唯一の事だ!」とゼロも吠える。
・「北米のセントラル・ベース攻略戦・・・。あの男の力の前に私達は撤退せざるを得なかった」と警告するスメラギさん、継戦能力から戦闘は後4分が限界とゼロに通達して、戦闘再開。
・4PP、雑魚殲滅後にバルビエルを集中攻撃して撃墜、戦闘終了。
・次元力で瞬時に機体を復元するバルビエル、「くだらない・・・。こんなのはオリジン・ローの利用の初歩に過ぎない」と冷笑し、増援率いたサルディアスも合流、「さあ、新日本のグズ共!無敵のゼロが敗北を認める瞬間を見せてやろう!」とせせら嗤う。
・スメラギさん達が即時撤退を求める中、新日本を見捨てるに等しいトウキョウ放棄を躊躇うゼロだが、「ここは私に任せろ、ゼロ!」と割り込んだ藤堂将軍が「お前達は戦いの場を世界に移せ!新日本は残った我々で守る!」と言い渡し、「新日本の魂は死なん!お前という希望が存在し続ける限り!」と咆哮。
・「健気なものだね。だが、圧倒的な力を前にしてはそのような綺麗事も吐けなくなるさ!」と嘲笑するバルビエルに、「侵略者よ!日本人の誇りを舐めるなよ!この国は何度でもよみがえる!たとえ街が焼かれても、我々の魂は死なん!」と啖呵切る藤堂将軍、街ごと灰にしてやると凄むバルビエルに、「お前達ごときにやられるぐらいなら自らの手でやってやる!」と告げて、玉城に奥の手を使うよう命令。
・「うおおおおおっ!ゼロォォォォォォッ!!俺はお前が絶対に最後には勝つって信じてるからなぁぁぁぁっ!!」と玉城が絶叫しつつ、ゼロの指示で仕込んでおいた最後の手段の爆弾を起爆し、敵増援を一掃。「足場を崩しただと!?」「これではトウキョウは・・・!」と愕然と叫ぶバルビエルとサルディアスに、「お前達には何一つ渡さない!トウキョウも、我々の誇りも!!」と藤堂将軍が宣告。
・崩壊の中、「僕達は必ず帰ってくる!必ず新日本を奴等の手から取り返すために!」とスザクが誓い、「覚えているがいい!今日の借りは必ず返す!このゼロの名において!」とゼロが告げて、Z-BLUE撤退。
・トウキョウ廃墟を前に「最後の最後にやられましたな。まさか連中に自らの手で自分達の街を破壊する覚悟があったとは・・・」と苦笑するサルディアス、ゼロが市民の期待に応えて玉砕、あるいは敗走して権威を地に堕とすとの目論みが外れた事を嘆く。不機嫌なバルビエルは、新日本をギルターに押し付け、Z-BLUE追撃を命令、自らは帝都ラース・バビロンへ帰還。
・合流したチェーン、消息不明だったνガンダム受け取りに地球へ降りたものの、その基地の連邦軍が寝返ったため捕らわれていたと明かし、オーガスタに送るつもりだったらしいと推測。
・敵襲を迎え撃つべく準備するアムロ、ヒビキの心中に垣間見た暗い感情と、スズネ先生の二面性を密かに危惧。
・トウキョウ陥落、北米セントラル・ベース攻略失敗により、皇国支配率79.7%。
・Dトレーダーでティエリアのエースを祝福するAGだが、ティエリアは無言で暖かく微笑み返し、たじろぐAGに「最近、少しずつだが、君のやろうとしている事がわかってきた。そして、それが僕の使命と重なっているであろう事も」と告げる。簡単に信用しすぎと揶揄するAGだが、「君の中の良心を信じさせてもらうよ」と返され、「さすがにそうまで言われちゃうとワタシも悪さがしづらくなります・・・」と恐れ入りつつ、(ま・・・ティエリア様にはヴェーダの件で一つ貸しがありますがね・・・)と独白。

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第3次SRWZ天獄篇(2周目:絶望ルート:57話〜最終話)

●第57話:終焉の宇宙
・展開は概ね希望ルート第57話と同様。
・生命の気配すらなく四面楚歌のカオス・コスモスを往くZ-BLUE、(この宇宙に来てから、ずっと感じるプレッシャー・・・。それが俺達を追い詰めている・・・)(こんな戦いを続けていて俺達は・・・勝てるのか・・・)と焦るヒビキ。
・敵襲を迎え撃つものの、いつになく皆が焦り気味なZ-BLUEに、「AGの明かした真実・・・。意識では、それを振り切ったものの心の中は疑惑と不安で埋められる事となったか」とF.S.が懸念、この宇宙の目に見えないプレッシャーにも追い詰められていると指摘するWILLに、「絶望・・・。それが我々の前に立ちふさがるか」と呟く。
・御使い達を倒す前にZ-BLUEからスフィアを奪うと宣言するミケーネ神達と暗黒の軍団が出現、共闘提案にも聞く耳持たず、真化の入り口にたどり着いた程度のZ-BLUEは既にこの宇宙に蝕まれていると指摘し、「どれだけ強がりを言っても無駄だ!お前達の心に入り込んだ絶望は、その魂を食らい尽くす!」と宣告。
・更にアドヴェントが出現、「残念だよ、ヒビキ。君は仲間を信じられず、絶望に心を支配された。それはたとえ一瞬の事であっても君達の真化を止めるのには十分な力を持つ」と爽やかな笑顔で指摘。「俺が・・・絶望に屈した・・・」とヒビキ、「身体にも心にも・・・力が入らない・・・」とアマタ達が呟き、「魂を強く持て!このままでは・・・!」とゼウスが叱咤するも、「終わりだね」とカオル君が険しい顔で指摘、真化融合解除。
・「君達は自らの手で真化への道を閉ざした。もう君達に興味はない。ここで朽ちるがいい」と言い捨ててアドヴェント撤収。「今までのあの人とは違う・・・。完全に私達を・・・見捨てた・・・」と呟くスズネ先生に、「しっかりしてください、スズネ先生!見捨てるも何も、あいつは俺達の・・・人類全ての敵なんです!」と慌てるヒビキだが、「やってくれるな、御使いめ・・・!心の隙に自らの存在を忍び込ませたか!」「このまま放置しておけば、こやつ等も真徒と化す可能性がある!」とミケーネ神が警戒。
・Z-BLUEは気力80で戦闘開始。
・1PP、2PPに自陣近くで集合しつつ、ガムリンの気合+で気力上げたバサラの熱血突撃ラブハートで全員気力上げておく。
・ヒビキ戦闘時セリフイベント。「絶望が私達を支配していく・・・」とスズネ先生が呟き、「AGの言葉に負けた時から、俺達は、この宇宙に取り込まれていたのか・・・!」と歯嚙みするヒビキ。
・2PP敵全滅してイベント発生。このままでは遠からず敗れると危惧するF.S.に、「ならば、ここで引導を渡してやろう」と次元将ヴィルダークが西に出現。
・「失望したぞ、地球人」「お前達が一度は手にした力・・・真化融合・・・それは我等にとっての夢だった」と告げるヴィルダーク、自分の世界でも真化融合の理論は提唱されたものの、その境地に達する事は出来ず、代替としてリヴァイヴ・セルによる擬似的な進化融合として次元獣が生み出されたと明かし、次元獣を召喚しつつ「お前達の存在は、俺達の世界の見果てぬ夢が結実したものだった。同時にそれは、俺達のやってきた事・・・次元獣の軍団の全てを否定する事でもあった」「だが、夢は夢だった。結局、お前達は自らその力を手放した。そのような奴に後れを取る俺ではない!」と宣告。
・サイデリアルの兵士達やエルーナルーナ、尸空、ガドライト、バルビエルら己がスフィアを得るための犠牲にした者達を悼み、「だから、俺は戦わなければならん・・・!そして、勝たなければ!」と誓うヴィルダーク、「地球人・・・そして、リアクター達よ!お前達の残る力の全てを俺に捧げろ!俺はお前達を越え、神へと挑む!俺が奪ってきた生命に報いるためにも!!」と咆哮して、戦闘再開。
・2PP、ヴィルダークHP6割くらいまで強引に削ってイベント発生。「強い・・・!」と呻くヒイロ達に、リヴァイヴ・セルによる人機一体の究極こそ次元将と勝ちほこるヴィルダーク、「そろそろ終わらせる!さらばだ、見果てぬ夢を一瞬でも見せてくれた戦士達よ!」と宣告。
・そこへ何者かが干渉、「これは・・・!?」と戸惑うヴィルダークに、「あなたは・・・哀しい人です・・・」と哀しみの御使いサクリファイが語りかけ、「哀しいのは、次元将だけではない・・・」「争いを捨てられず、自らを滅ぼす者・・・。その全てが哀しい・・・」とZ-BLUEにも告げる。
・「それでも俺達は・・・前に進むと決めた!」とゼロが宣言、愚かしくとも戦いを越えて明日を手に入れるべく生きると宗介達が誓い、「生きる・・・!それは全ての始まりの本能!」と葵、「俺達はその中で出会い・・・交わる!」とアマタ、「そこから、まだ見ぬ何かを求めて、旅立つ!」とシモン、「そして、文明を築き、戦いの向こうに未来を見つけようとする!」とアムロが告げる。
・「お前達は・・・!」とヴィルダークが瞠目する中、「獣の血、水の交わり、風の行き先、火の文明・・・」とF.S.が呟き、「一度は歩みを止めながらもそこから再び一歩ずつ真化への道をたどる!その先に待つのは・・・」とゼウス、「太陽の・・・輝き・・・!」とサクリファイが瞠目。そして「うおおおおおおおおっ!!」とヒビキが絶叫するや、再び真化融合発動するZ-BLUE。「止まっていた時が再び動き始めた・・・」とカヲル君、「そう・・・未来に向かって!」とゼウスが微笑。
・「でも、それは・・・」と悲しげに呟いてサクリファイは姿を消し、「再び真化融合の力を手にしたか・・・」と呟くヴィルダーク、「それでこそだ!」「戦士に必要なのは哀れみではない!勝利だ!」と咆哮、「俺に出来る事は、彼等の生命に報いるためにこの力でお前達に勝利する事だ・・・!」と告げる。後は希望ルートと同様の展開で、クロウ達がヴィルダークを叱咤しつつ戦闘再開。

●第60話:永遠へ
・シンジがアサキムと戦闘時セリフイベント。「世界を歪める力があれば、僕を解放できるかも知れないね」と冷笑するアサキム、「13号機の事を言っているのか・・・」と呟くシンジに「君は何を望む?永遠?それとも失われた過去かな?」と迫り、「答えられないのなら、その芽を摘む!その方が誰にとっても幸せだよ!」と嘲笑。「僕は・・・嫌だ・・・!僕は・・・まだ何もやっていないんだ!」と叫ぶシンジ。
・トライア博士達がアサキムと戦闘時セリフイベント。(君とワタシ・・・天の獄を破壊するのは果たしてどちらでしょうね・・・ワタシが全額突っ込んだZ-BLUEはあなたの黒い翼すら凌駕します。それを見せてあげましょう)とAG独白。
・ノノがアサキムと戦闘時セリフイベント。「君は永遠に生きる・・・。親しい者達が死んでも、君だけは生きる」「その孤独に君は耐えられるかな?」と冷笑するアサキム、「・・・わかりません。でも!お姉さまや皆さんの思い出があれば、ノノは自らの使命を果たすために生きていく事が出来ます!」と健気に答えるノノに、「・・・悲しいね、不死の宿命を持つ者は。だから僕は、君を解放する!永遠という呪いから!」と宣告。「その言葉、そっくりそのままお返しします!」と吠えるノノ。

●第61話:黒い太陽
・ノノがドクトリンと戦闘時セリフイベント。「汝が地球人類の英知の結晶の一つか」と認めるドクトリンだが、テンプティは勝てない相手に向かって足掻くと嘲笑。「確かにノノはドジでマヌケでお姉さまには空気が読めてないと言われる事もあります。だけど!あなた達のような悪に染まった人間よりもずっとマシなつもりです!」と言い返すノノ、気色ばむドクトリンに「悪党ほど、そうやって自分を正当化するものです!覚悟なさい、御使い!ノノは、この宇宙に生きる全ての生命のために戦います!」と宣言。
・ノリコがドクトリンと戦闘時セリフイベント。気炎を上げるノリコ達に、「愚かな・・・。もし仮に我等を倒したとしても、汝達は消滅する力に呑まれ、宇宙と共に消え去るだけだ」とドクトリン、「要するにあんた達は自分達の手で大事な人達も宇宙も一緒くたにして滅しちゃうわけよ!」とテンプティが嘲るものの、「言いたい事はそれだけかしら?」とカズミがあっさり受け流し、「あなた達に都合のいい話なんか、聞く気はない!あたし達はあたし達の信じた道を行く!その前に立ちふさがるあなた達を倒して!!」とノリコが咆哮。

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第3次SRWZ天獄篇(2周目:マクロス・クォータールート:51話〜56話)

●ルート分岐
・選択肢は「マクロス・クォーター」。

●第52話:崩壊へのスタンピード
・冒頭のアサキムとサクリファイの不穏な会話は、真ゲッタードラゴンルート第52話「神に導かれしもの」同様。
・群れからはぐれたバジュラ幼生のアイ君と再会したランカ、アイランド1に避難すると怖がる人がいるだろうと案じ、マクロス・クォーターに残留。
・銀河中心点から1000光年ほどの地点で通常空間に復帰したZ-BLUE、超空間で仕掛けてくる御使いの非常識に呆れつつ戦う決意を新たにするも、相手の居場所がわからないので一方的に攻撃されると危惧。更にデモンストレーションされた銀河破壊を地球に仕掛けられる事を危ぶむものの、御使いの言動から某かの準備が必要と判断、とりあえず銀河中心点を目指す決意を固める。
・時の牢獄で地球を守ろうとしつつサイデリアルに攻撃させた御使いの真意を訝しむシャア、「だが、この矛盾を解く鍵は『哀しみ』にあるだろう」と、喜怒哀楽を司る御使いの4人目の存在を示唆、「御使いの抱える矛盾を解く鍵は、その者にあると私は踏んでいる」と推測。
・突然、北西に宇宙怪獣の群れが出現し、迎え撃つZ-BLUE、戦闘開始。
・敵増援に備えて、初期位置でほぼ全員が戦術待機。
・2PPイベント発生。東にギャラクシー船団が支配するバジュラ、北東にはマシンキャリバーはじめ無人機群が出現して、レド愕然。ルカが収集したデータをチェイバーに解析依頼し、「あのマシンキャリバーは人類銀河同盟のものとは細部に違いがある。あの機体はストライカー・X3752をベースに量産されたレプリカと推測」と答えるチェインバー。
・ストライカーには人類支援啓蒙レギュレーションシステムも複製搭載されており、「あの全てに神を自称するAIが乗っているのか!」と呆れるオズマ少佐だが、「人類銀河同盟は、人げを社会を構成する部品とし、合理性と効率性を追求している。それは、インプラント技術によって社会構造と人類を合理化、効率化したギャラクシー船団と同様のコンセプトだ」とブレラが指摘。
・ともかく敵増援も迎え撃って戦闘再開。
・ブレラがバジュラを撃破してセリフイベント。バジュラを操るギャラクシー船団の目的を訝しむブレラ、(ギャラクシー船団に操られたお前達はかつての俺と同じだ・・・だから、誓う・・・!必ず奴らの野望をくじき、お前達を解放する事を・・・!)と心に誓う。
・レドがストライカーを撃破してセリフイベント。複数機連携のマシンキャリバー戦闘には隙がないと警戒しつつ、単騎で挑む自分達に「それが俺達の選んだ戦い方だ!だから絶対に勝つぞ、チェインバー!」と気炎を上げたレド、「当機の戦闘力の向上を確認」とチェインバーに評され、「俺達が強くなっているという事だな」と微笑、ストライカーを叩くのは元同盟兵士たる自分達の役目と決意。
・2PP、あらかじめテンションレイザー積んだバサラが歌いまくってバジュラ撃退。
・2PP、覚醒MAP兵器撃ちまくってSRポイントget、敵全滅して戦闘終了。
・宇宙の危機にも関わらずZ-BLUEに牙を向けたギャラクシー船団について、「彼等はインプラントによって通常の人間とは比べ物にならないような力を持ち・・・さらにはバジュラの力と人類銀河同盟のテクノロジーまで手に入れた。だが、それでも他人を支配し、自らがその頂点に立とうとするエゴは捨て切れていない」と指摘するブレラに、「人間は・・・神にはなれないという事か・・・」とレドが呟き、ミケーネや皇帝ズール、宇宙魔王も同様とタケルが指摘、力を手にした者のエゴとカミーユが断定。
・「それでいいじゃねえか」「ハートがなくなっちまったら、歌う事も出来なくなっちまうじゃねえか」と笑うバサラに、一理ありと桂が苦笑、「要するに悪党は悪党。バアルだろうと、システムだろうと、自称神様だろうとな」とまとめるクロウ。
・突然フロンティア船団がフォールド準備開始、驚き慌てるZ-BLUEに「我々は君達とは行動を別にする。これは地球人類との決別と言ってもいい」としたり顔で通告する三島補佐官、「我々は既にギャラクシー船団と同盟を結んでいる。つまり、バジュラの力を手に入れたという事だ」と明かし、「この力があれば、宇宙怪獣も恐れるに足りない。場合によっては、平行世界へ転移してもいいしね」とグレイスがドヤ顔。
・既に船団には新たな秩序が出来ているとクーデター完了を示唆する三島補佐官、「では、出発しよう。我等の新天地・・・バジュラの女王が守るフロンティアへ」と宣言、たまたまバジュラ母星の近くにフォールドアウトしたので計画を前倒したと告げる。
・「向こうにはシェリルがいるのに!」と焦るアルトに、「翅無しでも愛する者と引き裂かれれば、叫びをあげるのだな。これで少しは私の痛みもわかっただろう」としたり顔で現れたミカゲ、「もうお前達の事など眼中にはない」と言いつつ、「だが、せっかくだ。奴等との戦いの前に少しだけ遊ぼうか」と嘯き、次元境界線を歪曲させつつ「フフ・・・愛憎のラビリンスに招待するよ」とほくそ笑む。
・船団から転移で引き離されたZ-BLUEは次元の狭間に放り込まれ、通常空間並みに次元境界線が安定したほころびのない時空の壁に幽閉、(シェリル・・・!)と歯嚙みするアルト。
・地球最後の日まであと29日。
・Dトレーダーで、ブレラとレドの想いからボーナスZチップ100Zget。

●第53話:愛憎のラビリンス
・閉鎖次元に閉じ込められて3日経過したZ-BLUE、ミカゲの送り込む宇宙怪獣等を撃退しつつ徐々に疲弊。
・ラルクを案じて空回り気味なノノに、「ノノもラルクも、世界は違ってもバスターマシン乗りね・・・。努力と根性で、頑張り過ぎなのよ」と苦笑するカズミ、ラルクが!?と驚くクルツ達に、「でも、努力も根性もない人間がエースを張ったり、あの雷王星落としを編み出したりなんて出来ないんじゃなくて?」と指摘し、よく特訓に付き合ってくれたとヒビキも同意。
・ノノとノリコの努力と根性がラルクを変えたと指摘するチコに、「でも、お姉さまは・・・そういうのは嫌いだって・・・」と戸惑うノノだが、「でもね、ノノ・・・。ノリコもラルクも知っているのよ。努力と根性がなければ、何も出来ない事を」とカズミに諭され、「・・・わかります」と微笑むものの、「でも、ノノは心配なんです・・・。お姉さまが・・・何かに追い立てられているようで・・・」「このままではいつか・・・お姉さまは自分で自分を大事にしない日が来るように思えて・・・」と顔を曇らせる。
・時獄戦役でのキタンの自己犠牲を想い黙考するヒビキに、「妙な気は起こすなよ」と警告するクロウ、「そうしなくちゃならない時ってのは誰にでもやってくる・・・だが、最後の最後までそれ以外の方法を探すのを諦めるな」と諭し、「とりあえず、仲間が・・・それも自分より若いのが死ぬなんてのを俺も見たくねえんだよ」と苦笑。
・バサラの歌も次元隧道弾もグレンラガンのドリルも受け付けない閉鎖次元に、「この空間は閉ざされたミカゲの心そのもの・・・だと思う」「だから、歌でもドリルでも次元の壁を破るのは・・・」と顔を伏せるミコノとシルヴィアだが、「ここがミカゲの心だってんなら、要するにミカゲの野郎を倒せばいいんだろ?だったら、大丈夫だ。あの野郎の事だから、最後は必ず自分の手でトドメを刺しに来る」と不敵に笑うカグラ達だが、不動総司令がいてくれれば・・・と弱音を口に為るモロイ達。
・「あなた達・・・」とクレア理事長が眦を釣り上げるものの、「・・・弱い気持ちは捨てよう」とアマタが割り込み、「不動総司令はいないんだ。ここにいない人に頼ろうとしてたら、きっと俺達は勝てない」と諭し、カグラとアポロはじめエレメント達も同調、闘志を燃やす。
・エレメント達も成長しているとクレア理事長に微笑むアムロ、二人の不動総司令の導きにエレメントも人類も応えていると希望を示しつつ、(だが、そろそろ気力がもたない所に来ている・・・精神的な疲労が限界を越えた人間からほころびが始まっていく・・・。あの男は、それを決して見逃さないだろう・・・)と内心で懸念。
・アルトを呼び出したランカ、「ごめんなさい・・・。でも、もう・・・私・・・限界みたい・・・シェリルさんのいない所でこんな事するのはズルいと思う・・・。でも・・・このまま、ここで死んじゃうなら・・・」と呟き、「私・・・アルト君が好きです!」と一世一代の大告白。
・選択肢は今回限りのifって事で「ランカの想いを受ける」。
・「ありがとう、ランカ。お前の気持ち・・・嬉しいよ」と微笑み返すアルト、「だが、今は・・・」と静観の決意を示し、「必ず帰ってきてね、アルト君」と微笑むランカ。
・そこへ「私の予想を裏切る結果になるとはね・・・」と割り込んだミカゲ、「若草色の髪の少女。君だけが幸せになる事は許されない」「薄くれないと金の髪の少女を裏切った報いを君は受けなければならない」と呪いながら冷笑。
・ランカを拉致して離脱したミカゲ、「悲しいだろう、若草色の少女?胸が張り裂けんばかりだろう?愛する者と引き裂かれるのは・・・その悲しみを、痛みを、苦しみを私は君の数万・・・数億倍の長きに渡り、味わってきたんだよ。そしてね・・・薄紅と金の髪の少女は君以上の悲しみと痛みと苦しみにこれから永遠に苛まれる事になるんだよ」と嘲笑、「それは君と彼のせい・・・。君の大切な人は君を選び、そして、もう一人の大切な人を苦しめる。そう・・・君の存在こそが全ての罪なんだよ」とランカに迫り、術中にはまって「シェリル・・・さん・・・。私・・・私・・・」と呟くランカに「フフ・・・もう彼女は歌う事は出来ないだろうね」と追い詰める。
・激高するアルト達に「もう遅いよ。彼女は堕ちた」とほくそ笑むミカゲ、「ずっと、この時を待っていた。私の予想していた方向とは違ったが、絶望の果実は実った。彼女の絶望、私の愛と憎しみ・・・。この3つが揃った時、新たな力が生まれる。そう・・・それこそが暗黒の翼!」と高らかに宣言し、漆黒のエンシェントAQ召喚。
・神話型アクエリオンはこちらにあるのに!と驚愕するアポロ達に、「愛と憎しみは表裏一体・・・アポロニアスと翅無しの汚らわしい愛の証が太陽の翼であるのなら、私の翅無しへの永遠の憎しみがこの暗黒の翼・・・そう!この黒い機械天使は、私のアポロニアスへの愛の裏返しなのだよ!」と宣言するミカゲ、関係ないランカを巻き込むなと憤るアポロ達に、「この少女は愛を手に入れようとした。それは万死に値する罪・・・!」と断言。「嫉妬と八つ当たりもいい加減にしなよ!」とカレンやスズネ先生が憤慨しても意に介さず、愛を抱く全ての人間を殺すと言い放つミカゲ、「もうすぐバアルの大量発生により、全ての宇宙が滅ぶ大崩壊が始まる。私は、その様を眺め、今は遠きアポロニアスとの愛の日々に思いを馳せよう」と冷笑し、ケルビム兵やアルテア戦力を召喚、「この閉ざされた愛憎のラビリンスでお前達は終焉の時を迎える」と告げ、戦闘開始。
・1PP、一部だけ集めてバサラのMAP歌で気力上げ、他は初期位置で戦術待機。
・1EPイベント発生。「フフ・・・この空間にお前達の逃げ場はない」とほくそ笑むミカゲ、因果逆転攻撃でランダム機体に回避不能ダメージ与えつつ、亜空間移動で位置を変え、「私の愛と憎しみと絶望の三角形は鋼よりも強固だ」と冷笑。
・2PP、魂ツインサテライトキャノンと魂月光蝶ぶっ放しながら総員突貫、雑魚殲滅。
・オズマがミカゲと戦闘時セリフイベント。「お前の薄汚い野望にランカを使う事は許さん!」と一喝するオズマ少佐、「全てを否定するお前に俺の希望であるランカを渡してなるかよ!待ってろよ、ランカ!今すぐ俺がお前を助けてやるからな!」と咆哮。
・ブレラがミカゲと戦闘時セリフイベント。「ランカを返してもらう!」と宣告するブレラ、「もう俺に失うものなどない・・・!この生命に代えてもランカを守るだけだ!相手が神であろうと悪魔であろうと俺はランカを・・・妹を救い出す!」と咆哮。
・ヒビキがミカゲと戦闘時セリフイベント。「愛する事の意味を知っているのなら、何故、誰かの幸せを奪う事が出来るのです!」と一喝するスズネ先生、「翅無しが私に愛を説くというのか?」と嘲るミカゲに、「そんなつもりはありません!私は私の愛を守って戦うつもりです!私の想いを・・・私の大切な人と共に守る、この世界をあなたの歪んだ愛に渡しはしません!」と啖呵。
・2PP、ミカゲHP4割切ってイベント発生。「しぶといな!」と苛立つミカゲ、例えバアルを滅ぼしても奴等には勝てないと決めつける。そこへ「奴等って・・・テンプティ達の事かな?」とテンプティが突然割り込み、「御使いめ!私の心の中に土足で踏み込むか!」とミカゲ激怒。
・「フフフ・・・頭翅じゃなくてミカゲ・・・。心を閉ざしたと言ってるわりにはどこかに隙があるんじゃない?それとも誰かを待っているのかな?ここからあんたを救ってくれる愛しい誰かを」と楽しげに嘲るテンプティ、「結局、あんた達は中途半端なんだよね。人以上でありながら、人の部分が残りすぎてる。そんなあんた達が、天翅を名乗るのはおかしいよ。だから、堕天翅の名前がお似合いだ」と嘲笑。
・そうやって御使いが堕天翅達のアトランディアを1億年以上も次元の狭間に幽閉したと糾弾するミカゲ、「そして、同胞達は次々に消え、残ったのは私の憎しみだけ・・・!そう・・・お前達と世界への憎しみだ!」と恨み節を口にしつつ、「暗黒の翼を手に入れた今、翅無しを滅ぼし、次はお前達に復讐する!」と真意を吐露。
・「ムリムリ、ムダムダ!結局、あんた達は真理もわかっちゃいないし、真化の道も中途半端だもの!」と嘲るティティ、「真理・・・真化・・・」と呟くアムロをよそに、「憎しみに支配された堕天翅に勝てるかな〜!?」とZ-BLUEを揶揄して撤収。
・御使いのおかげで憎しみが倍加したと哄笑するミカゲ、「この憎しみがお前達を・・・世界を滅ぼす!そう・・・全てをだ!」と勝ちほこる。そこへ「やめとけよ。お前の歌・・・悲し過ぎるぜ」と沈痛な顔で告げるバサラ、「お前のあふれ出る想いを・・・ソウルを感じた。お前は歌ったんだよ」と微笑みかける。
・憎しみで世界を包もうとしているのに、と非難するガムリンに、「だいたい愛も憎しみも喜びも怒りも哀しみも楽しみも全て人間の感情だろうが!それに良いも悪いもあるかよ!」と不敵に笑うバサラ、宇宙の滅びを望んでいると糾弾するカイエンに「その前にあいつが滅んじまうよ」と反論、「悲しすぎるんだよ、お前の歌は」とミカゲに告げる。「憎しみよりも何よりも、あの人の心は悲しみに満ちている」とセツコ、「だから、世界と一緒に自分さえも滅ぼそうとする」とシルヴィアも同意。
・自分の心に踏み込むなと激高するミカゲ、「この暗黒の翼は愛と憎しみと絶望の三重奏!このハーモニーを崩せるものか!」と逆上するものの、「そうか?」と不敵に笑うバサラ。「耳をすますんだ、アルト」とシュレードに指摘されたアルト、ランカの歌うアイモに愛機YF−29の翼が共鳴していることに気づき、「ランカは絶望なんかしちゃいない!あいつは歌っている!あいつは想いを失っちゃいないんだ!」と快哉。
・「何だ!?何だ、この歌は!やめろ!この歌をやめろ!」と惑乱するミカゲに、「もしかして・・・アイモが恋の歌だから・・・?」と思い当たるミレーヌ。バジュラが次元の壁を越えて想いを届ける恋の歌だからこそ切なく心に響く、とユノハらも感じ入る。
・「ランカを解放してあげて」と説くミコノとシルヴィアに、「お前達に私の気持ちがわかるか!この胸の内が!」と言い返すミカゲだが、「わかるわ!だって私達の過去生は、あなたと同じ人を愛したのだから!」「そして、私達は今!誰かを愛しているから!」とシルヴィアとミコノに切々と告げられ、「おお・・・」と当惑。
・(生命はめぐる・・・。君も新たな輪廻の中で新たな生き方を見つけるんだ)とカオル君が微笑み見守る中、「悲しみは憎しみを包み、心を癒す・・・」とセツコ、「そして愛はきっと・・・そこに希望を生む」とクレア理事長、「だから、ミカゲ!あなたも生きて、今を!」とミコノが切々と訴えかけ、動揺するミカゲの愛と憎しみと絶望の三角形が崩壊、亜空間移動と無限掌強制ダメージが停止。
・「俺達が・・・アクエリオンがお前の悲しみを止める!」とアマタ、「待っていろ、ランカ!お前の歌を俺は守ってみせる!お前は絶望なんかしちゃいない!だから、俺達も戦うぞ!」とアルトが宣言して、戦闘再開。
・2PPミカゲ撃墜して戦闘終了。
・「馬鹿な!」と叫びつつ後退するミカゲに、オズマとブレラの檄を受けたアルトが突貫、「お前に・・・!愛をもてあそぶお前などに!」と罵るミカゲを「俺はいつだって本気で飛ぶ!目指したものへ向かって!」と一蹴、「ランカ!俺はお前を守るために戦う!」と宣言しつつ「手を伸ばせ、ランカ!」と呼びかけて交錯し、ランカを見事救い出す。「必ず助けに来てくれるって信じてた!」と頬を染めるランカに、「俺の戦いは、お前を守るため・・・俺の翼は、お前の想いを乗せて飛ぶ!これからもずっと!」と宣言するアルト。
・「私の愛が・・・!憎しみが・・・!」と嘆くミカゲに、「あなたの悲しみは私達が包む!」とシルヴィアとミコノらが宣言、「これが・・・愛!みんなが幸せになる心だ!」と合体技アクエリオンLOVE炸裂、ミカゲ瞬殺。(´ε`*)
・一方、バジュラ母星ではクイーンとバトル・フロンティアの融合が進行、有線ケーブルなので熱気バサラのフォールドウェーブでも干渉できないと勝ちほこるグレイスだが、突然三島補佐官が銃を突きつけ、「既に君の配下のインプラント兵士は私の部下が捕獲、あるいは排除している」と宣言、「ギャラクシー船団亡き今、その肉体を失っては、バックアップしてある記憶を別の肉体にロードする事も出来ないだろう」と冷笑して射殺、「・・・私も学習するのだよ。二度も利用できるとは思わない事だな」と嘯き、「もうすぐ、この銀河の覇者が決まる。そして、宇宙は新しい時代を迎えるのだ!」と野望を燃やす。
・地球最後の日まであと25日。
・Dトレーダーで、オズマ少佐とブレラの奮闘からボーナスZチップ100Zget。

●第54話:愛する翼
・バジュラ母星地表で通常空間に復帰したZ-BLUE、大破したアイランド1を確認、バジュラと交戦の末に強行着陸したと推測。更に女王級バジュラと機械的に融合したバトル・フロンティア発見、時間稼ぎにバジュラとストライカーを差し向けるレオン三島と決着をつけるべく戦闘開始。
・「私達をこの星に呼んだのはシェリルさんだと思うの」「あの空間が壊れる時、私・・・確かにシェリルさんの歌を聴いた・・・。だから・・・」「だから、私・・・シェリルさんを捜しにいく」とアイランド1へ向かうランカ。
・1PP、テンションレイザー積んだバサラ無双でバジュラ一掃。
・バサラが北西隅からE17S24に行ってイベント発生。ノリノリのバサラに、アイランド1市民の花束の少女が微笑みかけ、Fボンバーのディスクget。「うっそ!これってゲペルニッチとの決戦の時のライブ映像ディスクじゃない!」とミレーヌ、「アンダーグラウンドで流通してるって噂のアレか・・・。俺も実物は初めて見る」と驚くレイ。レア物なので見終わったらサインして返すとミレーヌが約束し、「せっかくだ!お前のためにも歌うぜ!!」とバサラが宣言、満面の笑みを輝かせる花束の少女。(^-^
・2PP敵全滅してイベント発生、SRポイントget。「私は、人類支援啓蒙レギュレーションシステム。即ち神と呼ばれる存在である」とオリジナルのストライカーX3752が出現、「個人を全体を構成するパーツとしてとらえ、思考判断の責務から解放し、同時により合理的な社会を築き上げる・・・それは一切の不安から解放された理想郷である」と断言。
・「人間が人間らしさを失うような世界を肯定するのか!?」と憤慨するレド、「貴官に問う。人間らしさとは何だ?明確に定義せよ」と問い返され、代わりに答えようとするチェインバーを制して、「教えてやる、ストライカー。人間らしさとは・・・今こうして生きている俺自身が答えだ」と告げ、「理解不能」と応じるストライカーに「そうだろうな。お前は俺が何に怒り、何を守るために戦ってるかまるでわかっていない。そんな奴に俺の事が・・・人間の事がわかるものか!」と啖呵。「補足。当機の回答もレド少尉と全く同じものである」とチェインバーも賛同。
・「いいコンビですね、彼等は」と称賛するアルに、「珍しい事もあるな。俺もお前と同じ意見だ」と微笑む宗介。
・人類に感情など不要と言い張るストライカーに、「その機械人形の言う通りだ」と姿を表すミカゲ、「そうすれば悲しむ事も苦しむ事も無くなる・・・」と呟く。「・・・わかったぜ。ケジメをつけてやる」とアポロが不敵に笑い、「どうやら、フィナーレのようだな!」とバサラ達も気炎を上げて、「見せて・・・ううん、聞かせてやろうよ、バサラ!あの人達に想いを・・・歌を!」とミレーヌが宣言、「行くぜぇぇぇっ!!俺の歌を聞けぇぇぇぇっ!!」と"Try Again"熱唱。
・何度失敗しても挑戦し続けるのが人間だと微笑み合うアポロ、アマタ、レド達をよそに、「理解不能。この騒音の意義を問う」と告げるストライカーだが、「こいつは俺のソウルだ!」とバサラが叫び、「それがわからないお前は永遠に人間を理解する事は出来ない」とガムリン大尉が宣告、「そんな奴が神を・・・人間の支配者を自称するなんざ、ちゃんちゃらおかしいんだよ!」とオズマ少佐が糾弾。
・「ならば・・・」と言いかけたストライカーに、「悪党お得意の抹殺宣言か」とヒビキが冷笑、「お前はアルとチェインバーに人間についてだけでなく、こういう時の台詞も学ぶんだな!」と宗介が憎まれ口を叩き、「では、チェインバー。頭でっかちの彼女に一言」とアルに促されたチェインバーが「くたばれ、ブリキ野郎!」と啖呵切り、「やるぞ、チェインバー!人間である俺と機械のお前が力を合わせて奴を止める!」と檄を飛ばすレドに「人間は道具ではない。道具を自らの幸せのためにより良く使う方法を探すのが人間である。ストライカー・X3752。貴官が、この戦いで人間というものを知る事を希望する」と呼応。
・アポロとアマタも想いを受け止めてやるとミカゲに宣戦、戦闘再開。
・ミコノがミカゲと戦闘時セリフイベント。「もうやめて、ミカゲ!あなたは・・・」と呼びかけるミコノに、「お前は優しいな、ミコノ・・・」「きっとお前の過去生であったセリアンも優しい心を持っていたのだろうな・・・」と穏やかに微笑するミカゲ。その真意を悟ったミコノが悲痛に呼びかけるものの、「何も言うな。それに私とて無駄死にをする気はない。さあ来るがいい、ミコノ!これからの戦いは優しさだけでは勝ち抜いてはいけないぞ!」と諭され、「・・・行きます、ミカゲ。あなたの戦いの日々・・・私が終わらせます!」と宣言。
・アルトがミカゲと戦闘時セリフイベント。「愛の名の下に憎しみをまき散らしたお前は俺が止める!」と宣言するアルトに、「フフ・・・確かに私の愛は歪んでいたかも知れない・・・」と穏やかに認めるミカゲ、「お前と若草色の髪の少女、薄紅と金の髪の少女・・・。その三角形は違う形で続いていく、信頼と友情という形になり・・・きっと、それこそが敗れた愛が正しく昇華した形なのであろうな・・・」と呟きつつ、「だが、私にも堕天翅の誇りがある。翅無しごときに後れを取るつもりはない。来るがいい、想いを翼に乗せた少年!その力で私を越えてみるがいい!」と挑戦。「勝負だ、ミカゲ!俺の翼は天翅の翅よりも速く風を切り裂く!」とアルト咆哮。
・3PPミカゲ撃墜してイベント発生。「・・・これで私の戦いも終わる・・・」「私は疲れた・・・。もう・・・眠らせてもらう・・・」と呟くミカゲに、不動総司令と頭翅が「果てない憎しみが潰える時が来たか」と迎えに現れ、「・・・私を笑いに来たか、頭翅?そして、アポロニアスよ」と微笑むミカゲ。
・明かされた正体に驚愕するアポロ達をよそに、「・・・御使いの目を欺くためとはいえ、全てを隠してきた事を詫びよう」と不動総司令が告げ、「ミカゲ・・・。今こそ私の中へ帰れ」と頭翅が告げて、自分を取り込めば絶望に囚われると警告するミカゲに、「そうはならない。私は翅無しと・・・人間との戦いの中で彼らの事を知った。そして、時が巡り、新たな時代が来ようとしている事も」と諭す。
・「彼等に・・・任せればいいのか?」と問いかけるミカゲ、「そうだ。そして、お前は私の中で真理を知る」「・・・お帰り、ミカゲ・・・」と頭翅に迎え入れられ、更に「そして私は、お前たちを受け入れよう」と不動総司令が微笑み、「次代を共に見守ろう。・・・私の中で眠れ、天翅よ。時を越えて、私達はこの時代で繋がる」と宣言。
・「私を一度ならず二度も裏切った男・・・。それでも何故・・・お前はこんなにも・・・温かい・・・」と呟く頭翅に、「お前も和合を知った。これこそが真化へ至る真理・・・」と不動総司令が告げ、「それは・・・」と問いかけるアムロに「何もないという存在・・・虚無さえも環で包めば、それはドーナツとなる。簡単な事なのだ。手を取り合い、共に生きる事・・・それが無を有に変える」「他者を理解し、受け入れ・・・そして、共に未来に進む。それこそが、この暗く果てなき宇宙で一つ一つでは小さくひ弱な生命が続いていくための力・・・生命の真理なのだ」と明かす。
・「アポロ、アマタ・・・そして、エレメント達よ。以上で私の教えるべき事は終わりだ」と告げる不動総司令、「別れは新たな旅の始まり・・・蒼星の書は終わり、今ここに総星の書が始まる!さらばだ!」と別れを告げて、頭翅と共に退場。
・レドがストライカーと戦闘時セリフイベント。戦闘能力データは収集済みと恫喝するストライカーに、「忠告する。そのデータは既に無意味だ」「レド少尉の戦術判断力と当機の指示遂行能力は常に向上している。よって1秒前のデータも既に過去のものと言える」とチェインバーが反論、「常に成長する事も人間の力だ!いつまでも過去のやり方に固執するお前では俺達を倒す事は出来ない!ストライカー・X3752!俺達はお前に勝つ事で、お前の語る理想が歪んでいる事を証明する!」と啖呵切るレド少尉。
・3PP、レドでストライカー撃破してイベント発生。「うまく説明は出来ないが、奴の存在は人類銀河同盟そのものだったように思える・・・人間を人間と認めないシステム・・・。それを新たに構築しようとしたのがあのストライカーだった・・・」と苦く呟くレド少尉だが、人は変わっていけるとヒビキやアルトに励まされ、(エイミー・・・。いつか君を人類銀河同盟に連れて行きたい。そして、同盟のみんなに知ってもらいたい。人間として生きる事の素晴らしさを。それがストライカーを倒した俺の新たな戦いなのかも知れない・・・)と微笑み、「その戦いには当機も参加を希望する」とチェインバーが想いを推察して同意。
・一方、バトル・フロンティアのブリッジで準備が整ったとほくそ笑む三島補佐官、クイーン・フロンティアを統べる自分の力を見せつけてやると快哉を叫ぶものの、突然歩み寄った兵士達が「お前はもう用済みだ」と言い渡して三島を射殺。
・「・・・これでようやくフロンティア船団の全てが手に入るか」「フフ・・・既に船団という形が崩壊している今、そんなものに興味もないけどね」と培養カプセルでほくそ笑む船団幹部、グレイスの計画をリークしたのが三島を油断させる罠だったと冷笑、グレイスも不要なので廃棄と言い放ち、「そう・・・。この複数の意識を一つにさせた形こそが真化に至った人類の新しい姿なのだから」と宣言。
・クイーン・フロンティアが強力なフォールドウェーブを発してバジュラとゴーストを召喚、「もうお前達に為す術はない」と船団幹部が男女複数入り混じった声でZ-BLUEに宣言、「これこそがプロトカルチャーの遺跡に記されていた真化のための真理・・・」「そのために我等は意識を集合させ、一つの個を作り上げようとした。そう超時空生命体・・・バジュラと同質になり、次の段階に生命を進めるために」と明かす。「奴等は・・・ワイズマンと同じだ」とキリコが指摘、「彼等も真化に取り憑かれた者達・・・」と呟くクレア。
・「さあ、バジュラ達よ!我等の意思は女王の意思・・・拒む事は出来ないぞ!」と勝ちほこる船団幹部に、「バサラの歌でも太刀打ち出来ないってのか!」と焦るカイエンだが、「どうだろうな?」と不敵に嗤うバサラ、「歌うのは俺だけじゃねえ!行くぜ、バジュラ!俺達の歌を聞けぇぇぇっ!!」とシャウト。
・一方、シェリルは夢の中で過去を回想。かつてギャラクシー船団のオペラハウスで公演したアルトを控え室に尋ねた幼いシェリル、「・・・本当に男の子なんだ!」と驚きつつ、「あ、あなたの歌舞伎・・・素敵でした。ほんとに、ほんとに・・・天女が空を飛んでるみたいで・・・!」と称賛、「あたしもいつか、きっと歌うから!あなたに負けないくらい、あたしの歌で銀河を震わせてみせるから!」と誓う。o(T^T)
・アイランド1廃墟で倒れていたシェリル、ランカに揺り起こされ、「夢を見ていたの・・・。ずっと昔・・・子供の頃の大切な思い出の・・・」と呟いた後、「・・・ランカちゃん・・・。いい事があったみたいね・・・」と目ざとくアルトとの恋の成就を見抜き、戸惑うランカに「・・・いいのよ。あたしには・・・まだ歌があるから」と静かに微笑んで、「さあ行こうか・・・。今こそ、あたし達の歌が必要とされるときだから」と立ち上がる。(*´Д`*)
・歌おうにも設備がないと困惑するナナセとエルモだが、「・・・その・・・心配は要らない・・・わ・・・」とフォールドクォーツのピアスを手に現れたボロボロのグレイス、「歌って、シェリル・・・。教会ステージの・・・フォールドアンプを起動してあるわ・・・」と告げ、「皮肉なものね・・・。こんな姿になって、やっとインプラントから解放された・・・」と自嘲。
・復讐心からバジュラもシェリルも利用しようとしたと明かすグレイス、「でも、私は・・・あなたの歌に・・・心を奪われて・・・しまった・・・」と真情を吐露、「あなたは・・・私が・・・育てたのよ・・・。さあ・・・もう一度、聴かせて・・・あなたの歌を・・・」とマネージャーとして告げる。
・「・・・わかったわ」と応じて決然と走り去るシェリル達を見送るグレイス、「聴かせて、トゥウィンクルプロジェクト・・・。銀河の星の・・・煌めきの中で・・・あなた達の・・・歌を・・・」と言い残して力つきる。(;_;)
・アイランド1からシェリルとランカの"ライオン"が流れ出し、(歌うよ、アルト君!みんなのため、自分のため、バジュラのため!)とランカ、(あなたには届かなかった想い・・・。でも、あたしには歌がある・・・それを今、解き放つ!)とシェリルがそれぞれに想いを込めると、莫大なフォールドウェーブが発生してクイーン・フロンティアの支配を上回りバジュラ達が後退、想定外と焦る船団幹部。
・(行って、アルト君!)とランカ、(あたし達の想いと共に!)とシェリルが想いを託す中、(行ってくる!この翼で、お前達の歌をバジュラに届けるために!)とアルトが誓い、ジェフリー艦長の号令一下、Z-BLUE戦闘再開。
・3PPゴースト掃滅。
・4PP、クイーン・フロンティアのHP6割切ってイベント発生。フォールドウェーブ増幅システムの調整を完了したクイーン・フロンティアがシェリル達の歌を圧してバジュラを再召喚。「だったら、こっちは合唱だ!」とバサラが檄を飛ばし、ランカのリードでZ-BLUE皆が"アイモ"熱唱。
・「おかしいよ!奴等それぞれから微弱ながらフォールドウェーブが感知されてる!」「どうなっている!奴等は全員V型感染症を発症しているのか!」と困惑する船団幹部の前に、突然不動総司令が「そうではない」と現れ、「歌は単純な空気の振動ではない。時を越え、場所を越え、あらゆる魂を震わせるものこそが真の歌と呼ばれる・・・真理をつかみつつある彼等なら、生命の力で時空を震わせる事も出来よう」と微笑。
・更にZ-BLUEの合唱に応え、再世戦争の時のバジュラの群れが次元の壁を越えて登場、船団幹部に支配された群れとコミュニケーションし、共に離脱。周章狼狽する船団幹部に、「わからんか?」と冷笑する不動総司令、「お前達が支配しようとしたバジュラは、本当は、あのバジュラ達に逢うためにこの世界に来ていたのだ。時空を越え、愛をつむぐためにな」と告げ、本来の繁殖相手に出会って種を残す本能に従ったと明かす。
・更に、この星のバジュラはシェリルとランカの歌を人に囚われた仲間が助けを呼ぶ声と誤解して人を攻撃した、と明かす不動総司令、「だが、最後には彼女達の想いはバジュラに届き、さらにはこうして二つの群れをこの世界で出会わせる事となった」と微笑。
・ランカの側で想いを伝えるのを助けたアイ君も、後事をランカ達に託して群れと共に旅立ち、(元気でね、アイ君。またいつか・・・会えるといいね)と別れを告げるランカ。
・更に、駆け付けたマクロス7船団からマクロス・クォーターに入電、「今がチャンスだ!バトル・フロンティアに仕掛けるぞ!」とジェフリー艦長が号令、「野郎共!いい波が来てるぞ!」と雄叫びあげつつ、フォーメーション・ビッグウェンズデーから新必殺技の全艦一斉攻撃炸裂。(´ε`*)
・マクロス7船団のマクシミリアン艦長から各船団のS.M.S.の指揮権がジェフリー艦長に託され、意気を揚げるZ-BLUE。一方、クイーン・フロンティアは増幅システムを損傷してバジュラ召喚不可となり、「忌々しきは、あの小娘たちだ!まずはあいつ等を始末してやる!」とゴーストを差し向ける。「ランカ、シェリル!今、行く!」とアルトが駆けつけ、「お前達は歌え!俺はその歌を守る!」と宣言。
・「私達の想いを歌に!」とシェリルとランカが"サヨナラノツバサ"を熱唱する中、アルトのISCマニューバ・オーバードライブでゴースト瞬殺、「光の舞・・・」とクランが呟き、「あいつ・・・歌舞いてやがる!」とミシェルが賞賛。
・(行ってくる、ランカ・・・)と想いを込めたアルトに、「帰る所が出来たんだ。負けられないぞ」と宗介達が気合い入れて、「誇りと勇気を翼に乗せろ!我々が背負っているものを忘れるな!」とジェフリー艦長が咆哮、「終わらせるぞ!この銀河に支配する者もされる者も必要無いんだ!!」とアルトが宣言して戦闘再開。
・4PP、クイーン・フロンティア撃破して戦闘終了。
・後退するクイーン・フロンティアだが既に機関部は停止。「行け、アルト!奴等はブリッジにいる!」と促されてアルトが突貫、女王の力でフォールドを試みる船団幹部に「逃がすかぁぁぁぁっ!!」と急迫し、「お前達は人間を超えたんじゃない!人間である事を・・・大切なものを失ったんだ!」と言い渡して止めの一撃。
・船団幹部の培養ユニットは停止したものの、無理な命令を与えられた女王の力が暴走して
次元境界線が急速に歪曲、大規模な時空震動を警告するAG。ジェフリー艦長が後退を促す中、「それは・・・出来ません」と拒むアルト、「人間はバジュラを自分達の道具に使った・・・。このまま女王と別れたら、きっとバジュラは人間を誤解したままだ。だから俺は・・・こいつの側にいる」と宣言、「そういう役回りなんだろうさ」と微笑む。
・バジュラの光に包まれながら「信じてくれ、バジュラ・・・。俺達は敵じゃない」と可憐に微笑むアルト、「ありがとうな、ランカ。こんな俺を好きになってくれて。でも・・・お別れだ」と告げる。「何言ってるのよ、アルト!ランカちゃんを置いていくなんてあたしが許さないわよ!」「こんないい女を振って、選んだんでしょ!最後まで責任を持ちなさいよ!」とシェリルが叱咤。
・デュランダルのフォールドウェーブシステムに希望を託すAG、「あなたの翼は想いを力に変えるはずです!願ってください!あなたの望む未来を!」と呼びかけ、シェリルとランカが呼びかける中、「俺の望む未来・・・。それは・・・ランカと・・・」と呟くアルト。
・バジュラ女王はアルトのおかげで人間を理解し、単独で転移、アルトは時空震動に耐えて首尾よく残留して、(もう一人でどこにも行きはしない。俺が翼を休める場所は、お前の隣だ。そして、飛び続ける・・・。ランカ・・・お前を守るために)とランカに微笑むアルト。(^^;
・アイランド1ではハワード大統領の生存が確認され、市民保護はフロンティア船団に一任。真ゲッタードラゴンも合流、銀河殴り込み艦隊も新バスターマシン3号も健在。
・「これでお前も俺と同じく、時空震動帰りの異名を名乗る資格を得た」と宗介に揶揄されるアルトだが、(あの時の感覚・・・今までのフォールドウェーブシステムを使った時とは少し違った・・・まるでYF−29の翼が俺の身体の一部になったかのようだった・・・何なんだ、あの感覚は・・・?そして、あの力は一体・・・)と黙考。
・Dトレーダーで、ミコノと戦ったミカゲからボーナスZチップ100Zget。

●第56話:覚醒
・真化融合イベントで、今回マクロスルートを通ったアルト、「この感じ・・・バジュラの女王と心を通わせた時と同じだ・・・今なら、わかる・・・。あの時、俺は・・・俺自身が翼になったんだ。いつも俺が夢見ていた、どんなものにも負けない自由そのものに・・・」と独白。
・戦闘終了後のヒビキ選択肢:絶望しかない
→「俺の戦いは、アドヴェントとこいつに仕組まれたもの・・・それでも俺は・・・俺達は戦うしかないんだ」と呟くヒビキ。
・他は希望ルート同様。

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第3次SRWZ天獄篇(2周目:ネオ・ジオンルート:30話〜50話)

●第30話:闇の中の真実
・この時点で尸空の技量292。

●ルート選択
・第35話後のルート選択で、選択肢:ネオ・ジオン牽制隊に配置。

●第36話:宇宙の神
・Z-BLUEが補給に立ち寄った外宇宙航行母艦ソレスタルビーイングは、ジンネマン指揮下でステルス機構により身を隠しつつ、ミネバとナナイらが反ネオ・ジオン戦力を糾合、ゲリラ活動を支援。
・D.O.M.E.とコンタクト出来たティファにヴェーダとのコンタクトを試すよう依頼するティエリアだが、結果は不首尾。答えは自分達で見つければいい、と前向きなティエリア、パーラの言葉からイオリアが自分達に試練を課していると考え、(イオリアはクロノの目を逃れながらイノベイター計画を進めていた・・・おそらくクロノの言う人類の進化の管理とは、事実上、人類の進化を止めるという事だろう・・・)と黙考しつつ、イノベイドとして人類の進化の行く末を見守る決意。
・プトレマイオス2には木星基地やレディ・アン司令からの補給パーツが届けられ、イアンはじめメカニック総動員でCBとコロニーのガンダム、擬似GNドライヴ搭載機がパワーアップ。ただしウィングゼロだけは独自システムだらけで手がつけられないとか。
・ミコットの配慮でしばしオードリーと二人で話すバナージ。コロニー解放のためミネバ姫として立つ覚悟のオードリー、ラプラスの箱の開示はバナージに任せると宣言し、シャアも同意していると告げる。「・・・一時は争いを生む箱の存在は誰にも触れられないように封印するつもりでいた」と言うバナージだが、「でもそれは・・・逃げているのと同じだと思うようになった」と明かし、地球解放後にラプラスの箱を開けようと思うと決意を明かす。
・アムロの私室を訪れたシャア、今やラプラスの箱だけがクロノの正体を探る鍵と語り合いつつ、「加えて、フロンタルが何故そこまで箱に執着するかも気になる。時獄戦役の時・・・奴の正体とは、私の影武者に平行世界の私の意識が流れ込んだ存在だと思っていた」「だからこそ奴の考えている事の一部は理解できた。だが・・・」と告げ、「もし奴が、私の別の可能性だとするのなら、その真意を知りたい」と明かす。
・ギュネイとレズン率いるネオ・ジオン部隊が接近、急遽迎え撃つZ-BLUE。「ギュネイと決着をつける時が来たか」と呟くシャアはカミーユと出撃、「このまま彼を私情で戦う男でいさせるわけにはいかない!」「道を失ったネオ・ジオンを私は止めてみせる!」と宣言して、戦闘開始。
・ゼクス戦闘時セリフイベント。(我が友、トレーズ・・・。お前の遺したトールギスは、今も私と共にある・・・)と瞑目するゼクス、「その白き勇姿と共に宇宙を駆ける!戦いの日を消す風となって!」と咆哮。
・1PP、南東レズン隊の雑魚掃滅後、レズン撃墜。呼びかけるシャアに、「あんたの言いたい事はわかるよ、大佐。・・・あたしにとっても、ここらが潮時だろうね。もうここかからはネオ・ジオンも連邦も関係ない・・・。あたしも好きにやらせてもらうよ」と微笑して撤退。
・2PP、シャアがギュネイを説得。シャアもフロンタルも超えてみせると叫ぶギュネイに、「お前は、その程度で満足なのか!」と一喝するシャア、「私を倒せば、お前の望みであるスペースノイドを救う事が出来るのか!?答えろ、ギュネイ!」と迫り、「お前達を裏切った私が憎いなら討たれてやる!だが、その先のビジョンもない男に赤い彗星の名を渡すわけにはいかない!」と啖呵切り、「奴を止める事で、奴に自らの迷いを認めさせる!」とカミーユに発破かける。
・クェスがギュネイと戦闘時セリフイベント。「そこをどけ、クェス!」と叫ぶギュネイに、「どかないよ、ギュネイ!・・・あんたは私を守ってくれるって言った!だから、今度は私がギュネイを守る!こんな戦いを続けていたら、ギュネイは壊れちゃうよ!」と呼びかけるクェス。
・2PP雑魚殲滅後、ギュネイ撃墜してイベント発生、SRポイントget。
・「もうやめてよ、ギュネイ!」と呼びかけるクェスに、「大佐がいなくなった今、俺が内部からネオ・ジオンを変えるんだ!」と言い張るギュネイ、「ジオンの名前を捨てろ!そんなものにこだわっていては前へは進めん!」と諭すシャアに「あんたがそんな事を言うな!スペースノイドがどれだけジオンの名に希望を寄せていたのか、あんたはわかっているのか!?」と激昂。「ジオンが世界を変えてくれる・・・。この何もない宇宙で生きる人間の生活を変えてくれる・・・」とスペースノイドの祈りを口にするギュネイに、「宇宙の神・・・」と呟くバナージ。
・「それを信じてきた人の前でもう一度、さっきの言葉を言ってみろ、シャア・アズナブル!」と糾弾するギュネイに、沈黙するシャアだが、「何故、黙っているんです、大佐!」「あなたはジオンも連邦もなく全ての人々を救うために戦うんじゃないのか!そして、あなた一人で全ての人の未来を背負う必要はないんだ!」とカミーユが叱咤。
・「大佐の背中を追うな、ギュネイ!スペースノイドを救いたいのなら、お前がお前自身の力でやれ!」とカミーユ、「男なんでしょ、ギュネイ!大佐を超えて見せてよ!」とクェスに発破かけられ、「俺は・・・俺は!」と苦吟するギュネイ、「俺は・・・大佐を倒さなきゃ前へ進めないんだよ!」と呻く。
・「わからず屋が!」と憤るカミーユにZのバイオセンサーが応えて発動、「ゼータに・・・人の意思が集まっていく・・・!」とフォウが呟く。「宇宙は・・・人の魂に満ちている・・・」「感情に任せて生命を無駄にするお前にその意味を・・・その力を教えてやる!!」と叫ぶカミーユ、「わかれよ、ギュネイ!!」と啖呵切り、「みんなの力を貸してくれ!」とウェイブライダー突撃炸裂、ギュネイ瞬殺。
・撤退するギュネイを「大丈夫だ。あいつなら、俺の言葉の意味を理解してくれたはずだ」と見送るカミーユに、「人間だけが神を・・・未来を変える力を持つ・・・。それは・・・可能性という名の神だ」と呟くシャア、(すまない、ギュネイ・・・。私の不甲斐なさがお前を苦しめた・・・)と内心で詫び、(私も心を決めた。この戦いで・・・)と決意。
・そこへ、アンジェロ率いるネオ・ジオン本隊が北西に出現。シャアの指示でアンジェロに攻撃を集中すべく、戦闘再開。
・2EPアンジェロと戦闘してイベント発生。フロンタルから拝領したローゼン・ズールを誇るアンジェロ、同じく私情で戦うギュネイよりたちが悪いと吐き捨てるシンに、「あのような無能と一緒にされては不愉快だな!」と言い返すものの、直後にファンネルによる遠距離狙撃で被弾。戻ってきたギュネイが「無能のファンネルすら避けられないような奴が偉そうに言ってくれる」と嘲笑し、「俺が戦う相手はジオンじゃない!サイデリアルに尻尾を振ったフル・フロンタルとあいつに従う奴等だ!」と啖呵。
・ネオ・ジオンの名を汚したと逆上するアンジェロに、「それは人間としての誇りを忘れたフロンタルの方だ!行くぞ、アンジェロ!俺は俺のやり方でネオ・ジオンを変えてみせる!」と啖呵切って戦闘再開。
・3PP雑魚殲滅後、アンジェロ撃墜して戦闘終了。
・慌てて逃げ出すアンジェロに、「・・・今だ」と呟くシャア、「私を信じてくれ、カミーユ」と言い置くやアンジェロに単機肉薄、「アンジェロ・ザウパー大尉・・・。これより私は投降する」と宣言、(アムロ・・・。後は頼むぞ)と後事を託してアンジェロと共に撤退。
・戸惑うZ-BLUEの面々に「シャアは・・・フル・フロンタルと接触するつもりだ」と推察するアムロ、何のためにと問われて「奴地震の可能性を知るためなのだろう・・・」と告げる。「情けない声を出しているな、カミーユ。大佐がいなければ、何も出来ないのか?」とギュネイに憎まれ口を叩かれたカミーユ、相変わらずの物言いに苦笑しつつ「いや・・・お前の言う通りだ、ギュネイ」と微笑み、(大佐・・・。俺達はあなたを信じます)と独白。
・「あいつはあいつなりのやり方で自分の影と決着をつけるつもりなのだろう」と語るアムロに、「シャアも己の業と向き合おうとしている・・・ならば、私も自らの責務を果たそう。彼に笑われないように)と決意を新たにするミネバ。
・ネオ・ジオンでもいわゆるシャア・アズナブル派に属した兵士達がソレスタルビーイング号に投稿してきており、内通者の潜入を危惧しつつも受け入れを決意するZ-BLUE、ソレスタルビーイング号はジンネマン大尉らに任せ、クロノ系の連邦軍が押さえているサイド1を目指す。
・蒼の地球でも反抗作戦が始まり、皇国支配率は86.7%に低下。
・Dトレーダーで、ギュネイ参加によりボーナスZチップ200Zget。

●第37話:暗闇のリディ
・L5宙域サイド1付近でクィーンから情報提供を受けるZ-BLUE。サイデリアルからリリーナ・ドーリアンの身柄をもらい受けたクロノ保守派が、サイド1でZ-BLUEを待ち受けているとの事。リリーナを用いた罠を予測するZ-BLUEだが、「でしたら、敵の策に敢えてはまってみてはどうでしょう?」「どうせやるなら、相手の度肝を抜くようなとびっきりの馬鹿を送り込みましょう」とスメラギさんが献策。
・サイド1ロンデニオンにリリーナを連れてきたグエン卿、クロノの新参エージェントと名乗り、人質に頼るのは破廉恥な真似と自嘲しつつ、「それを自覚しながらでもやれる事も私の才覚だと思っています」と嘯く。
・Z-BLUEへの期待を表明するリリーナに、「私も彼等の中の何人かは知っていますから」と理解を示すグエン卿、「ならば、何故・・・!?」と苛立つリリーナに「時間切れです、クィーン・リリーナ。あなたの幸運をお祈りさせていただきます。もし、Z-BLUEのロラン・セアックに会う事がありましたら、グエンがよろしく言っていたとお伝えください」と微笑して退室、実行部隊に引き継ぎ。
・続けて訪れたリディ少尉、救助と勘違いするリリーナに、「・・・誤解しないでもらいたい。俺はあなたを使う身だ」「今の俺はZ-BLUEではない。クロノ実行部隊の隊長だ」と荒んだ顔で言い放つ。
・ロンデニオンに迫るZ-BLUEはたった2機。「ミス・スメラギも人が悪いな」と苦笑するゼクス、「この作戦は馬鹿にしか出来ないといった意味が実感できる」と呟き、「待っていろ、リリーナ」といきなり突貫したヒイロのローリングバスターライフル炸裂、「早速期待に応えたか。ならば・・・」とゼクスも突貫してメガキャノン斉射。
・「一瞬で戦力の半分近くが・・・!」「馬鹿な!いくら圧倒的な火力があるからといって単機で突っ込んでくるとは!」と驚き狼狽えるクロノ部隊に、「罠とわかっている状況に突っ込んでくるとは正気の沙汰とは思えないだろう。だが、馬鹿はそれが出来る。それによって、事態に突破口が開かれる」とゼクスが微笑、「所詮は愚かな男の生命だ!妹のために使う事など何も惜しくはない!」と吠えて戦闘開始。
・ヒイロ戦闘時セリフイベント、(リリーナ・・・。お前を利用しようとする者は全て俺が排除する。だから、お前はお前の信じる道を進め)と独白。
・ゼクス戦闘時セリフイベント、(待っていろ、リリーナ。お前は私が守ってみせる。それが、この愚かな兄の最後の務めだ・・・!)と独白。
・1EP反撃で敵10機撃墜してイベント発生。「やるものだね。さすがはガンダムだ」と微笑むグエン卿、気に入らないと苛立つメリーベルに「ガンダムは白だけじゃないよ」と意味深に諌め、「さて・・・クィーンの運命は、どう転ぶかな・・・」と呟く。
・「・・・あの程度の戦力ではヒイロ達を止める事は出来ないか」と呟くリディ少尉、かつての仲間と戦うのかと責めるリリーナに「・・・過ぎた事だ」と吐き捨て、「リリーナ・ピースクラフト・・・。滅亡したサンクキングダムの最後の女王・・・」「君が亡き父親の遺志を継いだように俺もマーセナスの家の務め・・・クロノの一員としての役目を果たすまでだ」と告げる。
・「マーセナス家がクロノの一員・・・」と驚くリリーナ、「それが俺の運命だったんだ」と口走るリディ少尉に、「UCWを構成する世界の一つに存在していたものが、何故、今の世界に意味を持つのです!?」とラプラスの箱について問い詰める。「俺も、その真の意味を知るまでは、そう思っていた・・・」と遠い目で呟くリディ少尉、「箱の表面的な意味だけならば、もし、あれが公表されても握り潰す事は出来る。だが・・・」「ラプラスの箱に隠された真の意味・・・。それを知ったからこそ、俺はあれに乗る事を決めた。この世界を・・・人類を守るために」と凶相で呟く。
・一方、外ではZ-BLUE本隊が北東に登場、リリーナを人質に使われないなら正攻法と部隊展開、ヒイロとゼクスもタッグ組んで合流。更に、南西から中央にかけて広く敵増援出現、リディ少尉も黒いユニコーンことバンシィで出撃し、その凶相に驚くグラハム達。
・「ノーマルスーツで宇宙を漂流すれば、こうもなる」と唸るリディ少尉、「俺はもうZ-BLUEの一員ではない。俺は・・・クロノの実行部隊隊長だ」と告げ、「マーセナス家は代々クロノの構成員を務めている」「だからこそ、ラプラスの箱なんてものが生まれた・・・」と明かす。
・「俺は・・・ラプラスの箱の真の意味を知った」「だから、こうして俺は箱を封印するため・・・ミネバをジオンから解放するため、お前達と戦う!」と叫ぶリディ少尉、バンシィのサイコフレームを通して強烈なプレッシャーを放ち、「こんな形で素質を開花させるとは・・・!」と歯嚙みするアムロ。
・「やめてください、リディ少尉!」と呼びかけるバナージに、「黙れ、バナージ!お前さえいなければ、俺は・・・!」と聞く耳持たないリディ少尉。「死ぬぞ」「戦え。逃げようとすれば、お前はあの黒いユニコーンに潰される」とヒイロが警告、「ゼロの見た未来か」とゼクスが瞠目する中、「戦い方はお前が決めろ。そして、お前の生命がお前だけのものだと思うな」と助言。
・「俺の生命・・・それは・・・ユニコーンを守って・・・オードリーと共に未来を・・・」と呟くバナージに応じてユニコーンのNT−Dが発動。「そうだ。お前にはやらなければならない事がある」とヒイロが諭し、「リディ少尉と戦うつもりはありません。だけど、あの黒いユニコーンは止めます!」と宣言するバナージ。「そうやってお前は、俺を見下すのか!」と激高するリディ少尉、「バナージ!お前は俺の手で倒す!」と宣告して、戦闘再開。
・2PP、ガロードのツインサテライトキャノンとヒイロのローリングバスターライフルで、それぞれ敵6機以上まとめて撃墜、SRポイント条件満たし、ゼクスが効率よく敵を討ち減らすと気炎を上げる。
・2PP、マリーダがリディ少尉と戦闘時セリフイベント。立場が逆になったと呼びかけるマリーダ、「私に反応しないという事はNT−Dの機能はカットしているようだな!」と察し、「目を覚ますんだ!こんな戦いを続ける事があなたの望む未来のためになるのか!」と諭すものの、「なるさ!バナージを倒し、ネオ・ジオンを滅ぼせば!」と言い張るリディ少尉だが、「誰かの生命を奪った先にある未来など新たな憎しみを生むだけだ!それをわかってくれ!」と語りかけるマリーダに、「何だ・・・!?マリーダの言葉が頭に響く!?」と戸惑う。「バンシィが私の波長を覚えている・・・!?それがリディ少尉に干渉しているのか!」とマリーダが気づいたものの、「やめろ!俺の中に入り込もうとするな!」と激高したリディ少尉が「宇宙の化け物め!お前達を滅ぼすのはクロノの責務だ!」と暴走。(-_-;
・3PP雑魚殲滅後、最後にリディ少尉撃墜して戦闘終了、SRポイントget。
・「バンシィの調整が不十分か!」と呻くリディ少尉、「家とか、血とか、そんなものに縛られる必要はないんです!」と諭すバナージに、「お前は何もわかっちゃいないんだ!ラプラスの箱の本当の意味も!クロノの存在する意味も!」と怒鳴りつけ、どういう事かと問い詰めるシンやカミーユらに「・・・お前達が・・・知る必要のない事だ」と決めつけ、「俺は・・・!世界を守るためなら、どんな汚名でもかぶる覚悟がある!」と宣言。
・次いでリリーナを捕えた輸送艦と護衛部隊を呼び出したリディ少尉、単騎突っ込もうとするヒイロを牽制しつつ、Z-BLUEに降伏勧告。「まずはネオ・ジオンを討つ」と宣言するリディ少尉、「ネオ・ジオンのフル・フロンタルはラプラスの箱・・・つまりはクロノの教義を手に入れる事でその位置に取って代わるつもりだ。だが、それは許されない。スペースノイドの存在をクロノは認めない」と告げ、リリーナの命を盾に改めて降伏を要求。
・「ヒイロ・・・」と目を伏せ呼びかけるリリーナに、「わかっている」と応じるヒイロ、「リリーナ・・・。お前を殺す」とツインバスターライフル発射するものの、輸送艦は無傷。「お前はリリーナ・ピースクラフトが誰かに利用されるぐらいなら、その手で彼女の生命を奪うと思っていた」と告げるリディ少尉、「無駄だ。それを見越して、あの艦には最高レベルの対ビーム防御が施してある」と宣言し、護衛部隊にウィングゼロ撃墜を命令。
・「やってください、ヒイロ」とリリーナに促され、集中攻撃を受けながら撃ち続けるヒイロに、「彼は・・・自分の生命を捨てるつもりでいる!」と洞察するティエリア達。「何をしている!奴を止めろ!撃て!!」とリディ少尉が業を煮やして叫ぶ中、「撃ちなさい、ヒイロ!私を殺しにきなさい!」とリリーナが叱咤。機体が持たないと危惧するガロードに、「だが、それでもヒイロは止まらん」と五飛が告げる。
・猛砲火に一歩も退かず撃ち続けるヒイロに「何故だ・・・!?何故、奴は諦めない!?」と焦るリディ少尉、「覚悟を以て、戦っているのはお前だけじゃない!」とアムロ、「お前もシャアと同じだ!一人で家の宿命も何もかもを背負えると思うな!」とブライト大佐に叱咤され困惑。
・「かつてマリーメイア・クシュリナーダは、歴史は戦争と平和と革命の三拍子で終わりのないワルツを踊ると言ったと聞く・・・ならば、俺は・・・俺とお前とガンダムの三拍子で果てなき道だろうと平和が来るまで戦い抜く・・・!」と告げるヒイロ、ツインバスターライフル最大出力の連射で護衛部隊を一蹴、対ビーム防御を破って直撃させた輸送艦にすかさず突入。
・「どうする、リディさんよ。あんたの切り札はヒイロが破ったぜ」とデュオが不敵に笑いかけ、「自らの生命を省みず戦ったヒイロとリリーナ・・・。これでもあなたは、自分だけが特別な覚悟を持っていると言うか?」とゼクスが問い詰める。絶句したリディ少尉、「・・・撤退だ!急げ!!」と指示して自らも撤退。「その闇は俺達の想像以上に深いか・・・」と呟くアムロ。
・ロンデニオン内で見物していたグエン卿、「まだ彼の戦いは始まったばかりだよ。面倒な事になる前に我々も退散しよう」と告げ、(いつか君との再会も望むよ、ローラ)と独白。
・リリーナは多少怪我したものの無事救助され、(お前を救う役は、もう私ではないのだな・・・)と微笑むゼクス。
・リリーナの下へ駆けつけて力尽き眠るヒイロに、「こうして眠っていれば、こいつも可愛いものだ」と五飛が苦笑、「・・・確信しましたよ」「宇宙の心・・・それはヒイロなのですね」とカトルが微笑み、「ヒイロ・ユイの言葉だな」と頷くトロワ。ヒイロのコードネームの元になったコロニー解放運動の指導者が演説で言った「宇宙の心」について解釈が分かれていると説明する五飛に、「でも、僕は思うんです。誰かが誰かを想い、それによって心が繋がり、そして、それのために生命すら懸けられる事・・・それこそが、この広く冷たい宇宙で人間が生きていくための力となります。それが出来るようになった時こそが、人間が真に宇宙で生きる種になった事を意味するのでしょう」と想いを語るカトル。「私も、そう思います」と眠るヒイロを抱くリリーナが微笑。
・「ここまで無防備なヒイロを見るのは初めてだな」と刹那が微笑、「だからって、キラさん・・・!写真を撮るのは・・・!」と慌てるシンに、「ダメかな?あまりに珍しかったから」とキラが天然微笑炸裂。(ありがとう、ヒイロ・・・。あなたが私の事をわかってくれる・・・。それだけで私は限りない勇気をもらえる。少しの間だけ、ゆっくり休んでください。そして目を覚ましたら、また共に進みましょう。道は違っても、私達の目指すべき先はいつも同じなのですから・・・)と独白するリリーナ。
・一方、逃げたリディ少尉はアルベルトに通信、「バンシィのNT−Dシステムのロックを解除しろ」と要求し、「バナージは乗りこなしている。俺もやってみせるさ。それにZ-BLUEを相手にしてマリーダ・クルスを捕獲するためには今のバンシィでは力が足りない」と躊躇うアルベルトを説得。
・「確かに宇宙を漂流していたバンシィを回収したのは君だが・・・そのパイロットを君に決めたのは私であるのを忘れないでもらおう」と釘を刺すアルベルトに、「俺を選んだのは、あんたじゃない」「宇宙の意思だ」と言い放つリディ少尉、戸惑うアルベルトに「クロノの末端に加えられただけのあんたには意味のない話だ」と切り捨て、「それにしても理解できんな。何故あんたは、あの強化人間にそこまで執着する?」と問う。「・・・私にもわからん」と苦笑するアルベルト、(強いて言うんなら、他人の勝手に翻弄される強化人間の宿命に自分自身の生き方を重ねでもしたのかもな・・・)と内心自嘲。
・「最後にもう一度、確認する。ユニコーンを破壊する事は、あんたの腹違いの弟を・・・バナージを殺す事になる。それでいいんだな?」と念押しするリディ少尉に、「既に血塗られた道だ・・・。私の家・・・ビスト家では血族内での殺し合いが続いている。叔母のマーサが、ああもかたくなになってしまったのも彼女の父・・・即ち我々の祖父が曽祖父サイアムに殺されたためだ。」と応じるアルベルト、「・・・ユニコーンやバンシィのような魔物を造り出してしまう我々は、既に破滅の戸口に立っているのだろうがな・・・」と自嘲。(待っていろ、バナージ・・・。お前と同じ条件下ならば、後れをとる事はない。次に会った時はバンシィの真の力でお前と決着をつけてやる・・・)と闘志を燃やすリディ少尉。
・蒼の地球では黒の騎士団による反抗作戦開始、皇国支配率85.6%に低下。
・Dトレーダーで、マリーダがリディ少尉と戦闘したためボーナスZチップ100Zget。バナージやジンネマンらにバンシィから救われた自分が、今度はリディ少尉を救いたいと語るマリーダ、ジンネマン以外にも自分に想いをかけてくれた誰かがいた、とアルベルトの朧な記憶を口にする。

●第38話:ハマーンのためらい
・帝都ラース・バビロンで「・・・この星の代行者にはがっかりだよ」とボヤくバルビエル、「所詮は地球人の浅知恵だ。せっかく高濃度の霊子の持ち主を貸してやったのにロクな戦果も挙げられないとは」とクロノ保守派をこき下ろす。むしろZ-BLUEが特別と反論する皇帝アウストラリスは「これ程のレベルに達した者達が放置されていた事実の方が重要だ」と指摘。「この宇宙の管轄を考えれば、仕方ないさ。おまけに次元の檻なんてものまで使われてたしね」と応じるバルビエルに、「何の話だ?」とアムブリエルが割り込むものの、「まだお前には関係ない事だ」と一蹴する皇帝アウストラリス。・・・哀しみのサクリファイが次元の檻に封じようとしてたからね・・・(´д`)
・バルビエルと皮肉の応酬して立ち去るアムブリエルに、「フ・・・面白い女だ」と呟く皇帝アウストラリス、「あれぐらいの気概がなければ、この席につく資格はない。その意味ではZ-BLUEのリアクター達も全員が相応しい力を持つ。いがみ合う双子も含めて」とコメントし、「サード・ステージに達しつつあるって事か。しかし、いがみ合う双子を覚醒させられる人間が二人も見つかるとは思わなかったよ」と感心するバルビエル。
・「この地球という星の特異性のためだろう」と指摘する皇帝アウストラリス、「オリジン・ローが集まる故か・・・。それとも、そうだからこそオリジン・ローが集まるのか・・・そして、この星の人間の持つ力は徐々に形になろうとしている・・・」と呟き、Z-BLUEの動きに呼応して戦線全体がほころびかけていると懸念。「じゃあ、その根を絶ってくるよ。Z-BLUEとネオ・ジオン・・・。面白い事になりそうだからね」とほくそ笑み立ち去るバルビエルを見送り、「バルビエル・ザ・ニードル・・・。自らのルーツを認めたくないか。残念だな」と独り呟く皇帝アウストラリス。
・Z-BLUEにてリリーナからグエン卿の伝言を聞いたロラン、UCWで世話になった方と説明し、「地方の有力者の総領で、かなりの野心家だ」とブライト艦長が補足、最終的にはZEUTHと対立したと明かす。「エグゼクターとの戦いの時に万丈さんとロジャーさんと別れた後は消息不明でしたけど、クロノの一員になっていたなんて・・・」と驚くロラン、「あの男らしいと言えば、それまでだがな」と苦く吐き捨てるブライト艦長。一方、クロノ保守派の一員と明かされたローナン・マーセナス議員については、大物政治家に対して証拠不十分なので当面静観、首魁たる皇国との戦いに注力する事に。
・帝都ラース・バビロンに囚われていたと明かすリリーナ、「皇帝アウストラリスは私達の肩書きにも立場にも興味はなく、ただ強い人間・・・霊子を多く持つ人間を求めているように思えました」と説明、マリナ皇女もナナリーもアスハ代表も健在と伝え、Z-BLUE出立後はソレスタルビーイング号でミネバの手伝いをする事に。
・ロランの心情を案ずるガロード達だが、「グエン様は相変わらずなんだなって思うと腹が立つとか、悲しいとかじゃなくて、何だかおかしくなって・・・」と微笑むロランに、ガロードらも同意。(でも、グエン様が相変わらずならば、僕は信じています・・・いつだってグエン様はどんなに強い力にも屈しない人でしたから・・・)と独白するロラン。
・シャアの投降を受け入れたネオ・ジオンにも動きはないと思案するカミーユ達に、シャアが戻ればハマーンが何か動くはずと断言するクェス。
・一方、パラオでミネバの影武者に指示するハマーンだが、シャアの投降で兵達に動揺が見られると案じ、「奴が投降などという露骨な真似をしたのはこちらを内部から切り崩す事が狙いなのかもな」と苦笑。付き合いの長いミネバの影武者が「そのような方ではない事をハマーン閣下は誰よりもご存知のはずです」と進言、「多元戦争の際、エウーゴの代表であったあの方の前に初めて出る事になった時、閣下は私にこうおっしゃいました。きっと、あの男はお前の存在を許さない・・・。だが、それはミネバ・ザビの替え玉を必要としたジオンという歪みについてだ、と。あの時に思いました。閣下はあの方の事を理解しているんだな、と」と語る。
・「・・・奴はその歪みを・・・私のやり方を許せず、自らが総帥となってネオ・ジオンを立て直そうとした。だが結局は、己の責任を投げ出した。私はそれを許す事は出来ない」と憤るハマーンだが、「・・・嘘です」「閣下はご自身の心に嘘をついています。本当はあの方のされた事を・・・」と諭され、「小娘が言ってくれるな」と制しつつ「・・・お前には世界の裏側を見せすぎたようだ」「おかげで知らなくていい事・・・見えなくてもいいものまで感じられるようになったか」と苦笑し、「シャアも自らのやってきた事に決着をつけるため、半ば死を覚悟してジオンへ戻った。ならば、私もやらねばなるまい」と決意を示して、「私の所業に付き合ってくれた礼を言う」と別れを告げる。
・ハマーン自ら率いるネオ・ジオン部隊がZ-BLUEに接触。単騎出撃したセツコを案じるヒビキに、余計なことを考えすぎるなとカミーユが忠告、余裕と揶揄され「俺も色々な事を考えすぎて、もう頭が回らなくなったのかも知れない」と苦笑。「悪くないよ。考えるより感じる事の方が大事な時もある」とフォウが微笑み、「俺の父さんも同じような事を言っていた。・・・何かの受け売りらしいがな」とヒビキも微笑。截拳道ね・・・( ̄ー ̄)
・朗らかに同意するガロードに、もう少し頭を使ってもいいとパーラがツッコみ、「シンやキラさんもね」「キラさんの場合、あんまり顔に出ないから何を考えているかわからない・・・って言う方が正解かな」とルナマリアが巻き込むと、「そうだな」と刹那が真顔でうなづいて「お前が突っ込む所かよ!」ロックオンが呆れ、「ムッツリ組も天然のフリーダム王子もマイペースなのは似たようなもんだからな」と苦笑するデュオ。
・「じゃあ、キラさんの面倒を見ている俺も貧乏くじ同盟の仲間入りか?」と言い出すシンに、「・・・シンはもう少し自分を客観視できなきゃね」とアレルヤがやんわり苦言、「己の理屈だけでは他人を納得させる事は出来ないのを知るんだな」としたり顔のおまゆう五飛に「う、五飛・・・」とカトルが呻き、「野暮はやめておけ、カトル」とノインさん苦笑、「五飛も自分の体験を踏まえて行っているのだろうからな」とトロワがフォローし、思わず絶句する五飛。(^-^;
・一連のやりとりから、考えすぎず目の前の事に集中して、とバナージとロランにアドバイスするセツコ、(そしてもうすぐ、同じように考えすぎて素直になれない人が来る・・・)と独白。
・北西にハマーン自らキュベレイで出陣、個人的な親衛隊のみ引き連れ、「Z-BLUE・・・。私なりのやり方で決着をつけさせてもらう」と宣言、シャアはここにいないと念をおすカミーユに、「あの男は関係ない。私は私の心に従って戦うまでだ」と応じ、「試させてもらうぞ、Z-BLUE!シャアが懸けるに足るだけの者であるかを!」と吠えて、戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅。
・アムロがハマーンと戦闘時セリフイベント。「結局こうなるのか、ハマーン」と憮然と告げるアムロに、「男のお前では私の気持ちはわからんよ、アムロ・レイ」と冷笑するハマーンだが、「どうだろうな。奴に惹かれるのは男も女も関係ないと思うが」と異を唱えるアムロ。「お前が私を理解していると言うのなら、付き合ってもらうぞ」と睨みつけるハマーン、「いいだろう。あいつが俺へのこだわりを捨ててより強い男になったように・・・お前の中にあるあいつへのこだわりを断ち切り、その資質で正しい道を進んでもらう!」と決然と答えるアムロに、「言ってくれるな!だがそれでこそ、シャアの終生のライバルだ!」と不敵に笑う。
・クェスがハマーンと戦闘時セリフイベント。「大佐はあんたなんかに渡さないよ!」といきなり啖呵切るクェスに、「小娘が!シャアにかどわかされて、Z-BLUEで戦うか!」と苛立つハマーンだが、「そうだよ!私は大佐のやる事を100%信じているから!」と言い返されて絶句、「あんたみたいに何だかんだの理由をつけて大佐を拒否しているような奴なんかに負けないんだから!」と追い打ちかけられ、「お前の言う通りだな、クェス・・・」と苦笑しつつ、「だからこそ、私は戦う!シャアの影を振り切るためにもな!」と宣言。想いが通じたクェスも「相手になるよ、ハマーン!でも、絶対に負けないからね!」と決然と応じる。
・3PP、雑魚殲滅後にハマーン撃墜してイベント発生。「強いな。私よりも・・・これならばシャアが私を捨てた事も納得できる・・・」と呟くハマーンに、「いけない!あの人は、ここに・・・!」とセツコが警告。突然、東に「こんな死に方でいいのかい、ハマーン・カーン?」とバルビエルがサイデリアル部隊率いて出現、敗者は死すのみと覚悟を口にするハマーンに「どうせ死ぬのなら、シャア・アズナブルに討たれたかったんじゃないのかい?」と嘲弄し、「わかるよ、君の心が。シャアの心が自分よりもフロンタルやアムロ・・・さらには世界に向いている事が我慢ならないんだね。それでも自分を頼ってくれれば許せたものをあの男は君を突き放した・・・そんな男が語る未来も守ろうとする世界も信じられないのは当然だね」と冷笑し、「君は業深き女性だよ。その愛が深い故に憎しみも増す」とほくそ笑む。「そして、それに疲れてしまい、悲しみに暮れようとしている・・・」と悲しげに目を伏せるセツコ。
・「だったら・・・」とほくそ笑むバルビエル、「貴様はカミーユ・ビダン以上に無礼な男のようだな・・・!」と激怒するハマーンに、「だから僕が、君の中の憎しみの全てを解き放ってあげるよ!」とサソリの毒を放ち、「さあ、ハマーン・カーン!憎しみのままに戦え!」と勝ち誇って号令。
・ところが「私は・・・!」と叫んだハマーンはバルビエルをファンネルで超遠距離砲撃、「下衆が・・・!お前ごときが私の精神に踏み込めると思うなよ!」と一喝し、「ついでに教えてやろう!スペースノイドの全てがお前達に尻尾を振ったと思ったら、大間違いだという事を!」と宣言してZ-BLUEに共闘。・・・流石スパロボ史上最強の女。(*´Д`*)
・「馬鹿な!僕の毒が効かないのか!」と驚愕するバルビエルに「あなたが思うほど、あの人は弱くはありません」と告げるセツコ、ハマーンにフォローを申し出る。「・・・私に同情しているのか?」と問い返すハマーン、「ただ・・・悲しいだけです」と顔を曇らせるセツコに、「ならば、いい。手を貸してくれ」と微笑してタッグ組み、激高するバルビエルに「少なくとも皇国のような連中に手を貸すぐらいなら、彼等の方が信頼に値する。そして、お前に教えてやる・・・!シャアなどいなくても私は戦うという事を!」と宣告。「散々だな、バルビエル。わざわざやられに出てくるとは」とヒビキが不敵に嗤い、「虚勢もそこまでだ、バルビエル・ザ・ニードル!」とハマーンが一喝、「憎しみで悲しみを塗りつぶす事はできない・・・!あなたに私達の心は渡さない!」とセツコが宣言して、戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅後、バルビエル袋叩きにして撃破、戦闘終了。
・「どうした、アン・アーレス!お前の力は、こんなもんじゃないはずだ!ガン・アーレス!僕を見捨てるのか!?」と激高するバルビエルに、「ハマーンの悲しみが私のスフィアを強くした。それはあなたのスフィアの力を封じる力となった」とセツコが告げ、「戦ってみたおかげで少しわかったぞ、バルビエル。お前の憎しみの根がどこにあるのか」と冷笑するハマーン、「サソリの毒だろうと何だろうと、人の心に入るのならば、相応の資格が必要だと知れ!」と糾弾。「お前達ごときの悲しみで僕の憎しみを封じる事が出来ると思うなよ!」と捨て台詞吐いてバルビエル撤退。
・礼を言うセツコに「私の中に悲しみがあるとでも言うつもりか?」と睨めつけるハマーンだが、「いえ・・・それに負けない強さこそが彼を破ったんです」と微笑むセツコに「・・・同じ女だからかな。お前の言葉は素直に聞く事が出来る」と微笑、「他に行く所もないしな」と嘯きつつ「あの男が戻るまで、ここで待たせてもらう」とZ-BLUE参戦を表明。(結局、大佐にこだわってるじゃないか)と呟くギュネイだが、本人に言えとシンにツッコまれ、(そんなこと出来るかよ!)と焦ったところへ「何か言いたい事があるか?ギュネイ?」と睨まれて「い、いえ、閣下!」とかしこまる。(^^;
・(私はもうお前を追うのも待つのもやめた。だが、信じているぞ。いつか私の進む道とお前の進む道が重なる事を・・・)と独白するハマーン様。
・改めてブライト艦長に協力を申し出たハマーン様、ネオ・ジオン戦力の約25%が自分に賛同してネオ・ジオンんを離反したと告げ、「なお、その中にはミネバ・ラオ・ザビの替え玉もいる」「これは使い方によれば、フロンタルの地球人類継承宣言を揺るがす事も可能だろう」と示唆しつつ、自身はひとりの戦士としてZ-BLUEへの同行を宣言、「少なくともシャアよりは使えるという自信はある」と不敵に微笑。
・皇国支配率82.9%に低下。
・Dトレーダーで、ハマーンとアムロ、クェスの戦闘によりボーナスZチップ100Zget。

●第39話:想いと力の向かう先
・事実上戦力半減するネオ・ジオンがザフトに戦力全面提供を迫ると踏んだZ-BLUEは、牽制すべく
プラントへ。スメラギさんがプラント内情調査のため潜入部隊を編成、親友レイとの対立に思い悩むシンに「ここでヒザを抱えていても何も変わらない」「君はどうしたいの、シン?」とキラが促し、「俺は・・・レイに会いたい。レイに会って、話をしたい」とシンも参加を決意、ヒビキとキラがサポートを表明。
・ラー・カイラムとネェル・アーガマが第一次防衛ラインでザフトを陽動、トレミーがトランザムで防衛ラインを強行突破して一気にプラントの懐へ飛び込み、出てきた防衛部隊を惹きつけている間に、潜入部隊はアプリリウス市に潜入。
・プラント国防委員長執務室のレイに通信で戦力提供を求めるフル・フロンタル、「君がプラントの人間を守ろうとする気持ちは理解している。だが、世界の在り方を根本的に変えない限り、コーディネイターは永遠に宇宙の化け物扱いだ」と指摘、「君はラウ・ル・クルーゼの無念を忘れたのか?」「コーディネイターはクロノの被害者だが、君と彼は、クロノの血が生んだ暗部だ。クロノの家系に生まれた男がより強大な権力を一族に求め、その後継者となるべく造り上げた生贄、ラウ・ル・クルーゼ・・・そして、そのスペアであった君・・・」と迫る。
・「・・・生まれながらに役割を与えられたのはあなたも同じだ」と応じるレイに、「故に私はラウ・ル・クルーゼを理解でき、彼の友であったデュランダル議長の思想にも共鳴した」と微笑するフロンタル。「生まれながらに決められる運命を受け入れる世界をギルは作り上げようとした・・・」とデスティニープランに言及するレイ、多元戦争で否定されたのは誤りだったと断じ、「現状の世界を顧みれば、それこそが未来を創る手段だったと言える。だから、俺はあなたの協力者となった」と告げる。
・本格派兵の検討を依頼してフロンタルが通信を切った後、「ギル・・・あなたのデスティニープランの本当の目的・・・。俺が必ず果たしてみせる」と独語するレイ。
・隠し通路へキラとシンを先行させて敵の足止めに残ったヒビキ、クロノ改革派の兵士と遭遇して驚愕。鎧袖一触で打ち倒したヒビキ、(なんだ、この手応えの無さ・・・。戦闘訓練を受けた人間だとは思えない・・・もしかして、機動兵器での戦闘も機体の性能に頼っているだけなのか・・・)と訝しむ。そこへ「・・・ヒビキ君・・・?」「・・・まさか、こんな所で再会するなんてね・・・」と現れたコード:ホワイトことマキさん。
・「私達は改革派の末裔でありながら皇国に協力するプラントの粛清に来たの。もっとも、要人の暗殺部隊はあなたにやられちゃったみたいだけど」と語るホワイト、昨年4月頃クロノに素質を認められてスカウトされたと明かし、「私は世界を変えるためにクロノの一員になったの」「隊長から指令が下されない限り、私は日本で働く一人の看護師だったの」と告げつつ、改革派の目的を問われると「それを知る必要はないわ。私達はアドヴェント隊長の指令に従うだけだから」「隊長は信頼に値する・・・。それだけじゃ駄目なの?」と断言。
・「隊長に向けた事は許してあげる。だから、私と一緒に行こうよ。きっと隊長も謝れば、あなたを迎え入れてくれるわ」と懐柔を図るホワイト、「隊長と私なら、あなたを包んであげる事も出来るわ」と迫るものの、「俺は・・・!」と顔を伏せて走り去るヒビキを見送り、「どうして隊長の言葉が聞けないの・・・」と眉を顰める。
・一方プラント周辺では、リディ少尉率いるクロノ保守派部隊が襲来、ザフト防衛部隊を一掃してプラント首都アプリリウスに迫る。ヒビキ達潜入部隊は脱出してトレミー合流、キラとシンのみアプリリウス内に残留。アプリリウスを守って戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅。
・リディ少尉戦闘時セリフイベント。(罪のない民間人の生命を奪う・・・。軍人として最も恥ずべき行為・・・だが、俺はやらなければならない・・・!どれだけの犠牲を払おうと、この世界を守るのはクロノしかいないんだ!)と凶相で思いつめるリディ少尉。
・マリーダがリディ少尉と戦闘時セリフイベント。「このまま、怒りのままにバンシィに乗っていたら取り返しのつかない事になるぞ!」と警告するマリーダ、「黙れ、強化人間!お前が出て来たなら好都合だ!奴との契約もある!お前は捕獲する!」と聞く耳持たないリディ少尉に、「目を覚ませ!その素質を、こんな事のために使うな!」と叱咤。
・2PPリディ少尉撃墜してSRポイントget、イベント発生。「負けるか!負けてたまるものかっ!!」と妄執を燃やすリディ少尉がNT−D発動、「やめろ、リディ!そんな力の使い方は自分を滅ぼすだけだ!」と制するアムロを一顧だにせず、「バナージ!これで条件は互角だ!こいつの力でお前を倒すぞ!!」と迫る。
・一方、プラント国防委員長執務室までたどり着いたシンとキラは、レイ・ザ・バレルと対峙。いつかこの日が来るのを覚悟していたと静かに告げるレイ、「俺は・・・ギルの意志を継ぎ、デスティニープランを完遂させる」と宣言、「デスティニープラン・・・。人の持つ遺伝子情報に従い、その人間の持つ最適な人生を社会が提示するシステム・・・お前達もフロンタルもその真の意味を知らない」と語り出す。
・ザフトを離れて静養中にデュランダル議長の公私にわたる資料を読み漁ったレイに、シャアのクローンとしてレイと似た立場のフロンタルが接触、デュランダル議長の志を継ごうとしたレイがそれを利用したらしい。
・「・・・お前達には真実を話そう。デスティニープランの真の意味・・・。それは人類の未来を切り拓くための計画・・・新たな力に目覚めた人類を見つけ、そして、それをクロノから守るためのものだ」「ギルはクロノ改革派としての使命をコーディネイターとは別の形で果たそうとしたんだ」と明かすレイ、シンやキラ、アスラン達こそデュランダル議長が新たな人類と目した素質の持ち主と告げ、「優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子・・・それが具体的に何であるかは俺にもわからない。だがギルは、お前達の中にその存在を見ていた。ギルはその因子を効率よく発見し、同時に人の進化を許さないクロノから守るためにデスティニープランを考案したんだ」と続ける。
・あくまで自分の意思と言い張るレイに、「君も僕も誰かの意図の下に造られた人間だ。でも僕は・・・自分の事を優れた人間だなんて思えない」と語るキラ、「僕は弱くて・・・悩んで・・・そして間違いを何度も犯してきた」と心情を吐露、人との出会いや別れの中でこそ前へ進んでこれたと諭し、「優れた人間なんてものを誰かの計画で生み出せる事はないんだ」と説く。シンも「効率や合理性なんているかよ!人間が人間らしく生きる事の方がずっと大事だ!」と説得。
・「だが、感情に任せただけでは人類に未来はない。これからの世界に必要なのは、淘汰さえも受け入れる冷静な目だ」と肯じないレイ、「・・・残念だよ、シン・・・」と顔を雲らせる。そこへクロノ保守派の尖兵に堕した連邦兵が乱入、「死ね、宇宙の化け物め!!」とレイを銃撃し、身をもってレイを庇ったシンが負傷。
・更にディアッカ、イザーク、旧ミネルヴァのアーサー副長らが乱入して連邦兵を撃退、「いわゆるクーデターだよ、シン」と告げ、「報告します、国防委員長。現時刻を以て、ザフトのトライン隊は本部の指揮下より外れます。なお、同様の隊は多数あります」と宣言。
・「ザフトを割る気か?」と非難するレイに、「それでも守らなければならないものがある」とイザーク、「自由、正義・・・それに運命・・・。これ以上、ネオ・ジオンに付き合ってたら、本気でそれを手放す事になるからな」とディアッカが応じ、「僕達はラクス・クライン率いる反戦派と共にずっとこの機会をうかがってきたんだ」とアーサーが明かす。
・感情論と責めるレイに、「そうじゃないよ、レイ。みんな、自分で見つけた正しい事をやろうとしているだけだ」とキラが諭し、「だから・・・お前も使命なんてものに縛られるな・・・」とシンが息絶え絶えに説得、何故庇ったと問うレイに、「大事な友達が目の前で撃たれるのを黙って見てられるかよ」と微笑。
・「お前は・・・馬鹿だ・・・」と涙を流すレイに、「馬鹿で結構だよ・・・」と微笑み返すシン、「お前こそ敵のはずの俺のために涙なんか流すなよ」と揶揄。アーサーらがレイを拘束し、「目的は果たした。だから、僕達は行かなければならないんだ」とキラが宣言、シンも応急処置のみで同行。
・一方プラント周辺では、西にクロノ改革派の部隊が出現して、プラントへの攻撃を開始。そこへキラとシンのフリーダムとデスティニーが出撃、アプリリウス市を守りつつ戦闘再開。
・3PPイベント発生。傷の痛みに呻くシンだが、案じるルナマリアに、「今ここでプラントが焼かれたら、また俺やレイみたいな子供が生まれることになるんだ!」
・「君は立派だよ」とアドヴェントが揶揄しつつ部下を引き連れプラント間近に出現、「改革派の末裔たる者がサイデリアルにすり寄るなど、あってはならない事だ。志を失った以上、彼等は同志ではない。ならば、それを粛清するのも私の務めだよ」と爽やかな笑顔で言い放ち、「まずは君達からだ、因子を持つ者よ」と宣告。
・キラとシンを引き寄せた改革派兵士、「志を失った今、コーディネイターは無意味な存在でしかない」「お前達は能力だけを求めて生まれた空虚な種。言わば、宇宙の化け物だ」と罵倒。そこへ「キラもシンも化け物なんかじゃない」とアスラン、「俺の大切な友達だ」とレイが言い返しつつ、ジャスティスとレジェンドが出撃し、「すまない、シン。国防委員長は僕のミスで取り逃がしてしまったよ」とアーサー副長がわざとらしく韜晦。(^^;
・「やるよ、アスラン!君と僕の力で!」とフリーダムとジャスティスのコンビネーション・アサルト炸裂。「負けてられないぞ、レイ!」と呼びかけるシンも「行くぞ、レイ!お前と俺の想いを一つにする!」とデスティニー、レジェンド、インパルスのザフトレッド・コンビネーション炸裂、改革派の量産型アスクレプス2機を瞬殺し、「やるぞ、レイ。俺達でプラントを守るんだ」「だけど、俺達が守るのはプラントだけじゃない!」とシン、「僕達はすべての人の未来を守る!」とキラが宣言してSEED発動。
・「素晴らしいよ、君達は」と微笑むアドヴェント、「また会おう、Z-BLUE」と言い置いてあっさり撤退。「何なんだよ、あいつは!?」と憤るシンをレイが諫めて、戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅後、リディ少尉のバンシィ撃墜して戦闘終了。
・「こんなものが認められるか!!」と罵声をあげるリディ少尉、キラとシンの説得を振り切って罵りながら撤退。俺と同じと述懐するレイ、「あるはずのない使命に縛られ、本当に大切なものが何であるかを見失った・・・」と評する。「だけどお前は、それを再び見つけた。だから、俺達の所に戻ってこられた」と労うシン。
・アプリリウス市に侵入した敵もバルトフェルド隊長らが撃退。
・プラント最高評議会議員として放送するラクス様、機能停止していた評議会の再編とネオ・ジオン協力体制の見直しを表明、レイの国防委員長は辞任して後任選出中と告げ、「今後の政策については随時発表していきますが、まず我々は過去を乗り越え、未来へと進む世界の一員である事を再確認したいと考えています。誇りを捨て、侵略者に従属する事が果たして我々の望む未来でしょうか?」と問いかけつつ、ナチュラルとコーディネイターの壁を越えて手を携えようと呼びかける。
・トレミーに通信してきたバルトフェルド隊長、地下に潜って苦労した分ラクスは更に強くなったと評し、プラントはもう大丈夫と太鼓判、「遅まきながらザフトも皇国と戦おう」と宣言、レイとレジェンドの離脱も黙認すると約束。
・己の決断で失われた命への償いも兼ねてZ-BLUEで戦うと宣言したレイ、スメラギさんに快く受け入れられ、(ギル・・・。俺のこの生命がどこまで持つかは、わからない・・・だが、それが尽きる日まで俺は戦う。ギルが俺達に託した未来を守るために・・・)と決意。
・「・・・今、思えばデュランダル議長も世界の調停者の役割を果たそうとしていたんだなって思って・・・」と呟くアスランに、「確かにな・・・デスティニープランを認める事は出来ないが、議長はクロノに支配された世界からの脱却を考えていた節がある」とアムロも同意、(それがデスティニープランに隠された真の意味・・・)と黙考するキラ。
・(急げよ、シャア・・・。もうすぐ全てを決する時が来る)と独白するアムロ、フロンタルの動向を危惧し、(待っているぞ、シャア。この戦いを終わらせる事になるのはきっとお前の存在だ・・・)と想いを馳せる。
・皇国支配率81.8%に低下。
・Dトレーダーで、マリーダがリディ少尉と戦ったのでボーナスZチップ100Zget。怒りとはいえ自分の心を素直に吐き出しているとリディ少尉を評するマリーダ、「きっと、それを出し尽くせば、以前のように笑う事も出来るだろう」と期待。
・Dトレーダーでアスランとレイに絡むAG、「アスラン様と言えば、女殺しの有害マンとして有名じゃないですか」と古いネタを持ち出し、激怒したアスランは入隊の儀式を放り出して退散、レイも得体の知れないロボットの口車には乗らないと応じず。

●第40話:赤い彗星の未来
・L1宙域パラオのネオ・ジオン総帥私室で「それがラプラスの箱に隠された真実・・・」と瞠目するシャアに、「それは、まさに神の存在と言えるでしょう」と告げるフロンタル、「そして、それを守る事がクロノの教義・・・」と呟くシャアに、現時点では推測に過ぎないと韜晦しつつ、「ですが、私が推測した以上の事がラプラスの箱には隠されているようにも思えます。そうでなければ、この多元世界においてカーディアス・ビストが、そこまで箱に重きを置いていた理由の説明がつきません」と思案。
・「そして、己の力がクロノ以上である事を証明し、その位置に取って代わるか・・・」と呟くシャア、卑屈だと思うか問われて「その答えは自分で考えてみるのだな」と突き放す。「相変わらず手厳しいですな」と苦笑するフロンタル、自分は単なるシャアのクローンの一人だったと明かし、新世時空震動で並行世界のシャアの意識が流れ込んだと解釈、「私しか知り得ないはずの個人的なこと・・・同時に私が知らない私・・・その両方を知るお前を語るとしたら、そうとしか言い様がないだろう」と同意するシャア。
・「私の意識は、私自身のものなのか、それともシャア・アズナブルなのか・・・。私の中でも判別はつきません。だからこそ私は、私自身の存在している今を大切にしたいと考えています。不安定な未来などを求めるよりも、今という時を続ける事の方が重要なのです」と真意を語るフロンタル、シャアを前面に立てた方が効率が良いと言いつつ、「・・・やはり、アムロ・レイやZ-BLUEの存在はあなたを歪めているようです」と言い放ち、Z-BLUEの排除を宣言、「戦力の低下したネオ・ジオンを動かすのは得策ではないでしょう。ですが、戦いというものは力によるものだけではありません」とほくそ笑む。
・「好きにはなれないな、その笑い方」と睨めつけるシャア、「ご自分の嫌な面を突きつけられているかのようですか?」と問われて「否定はしない」と吐き捨て、(この男・・・私の想像以上に危険かもしれない・・・)と黙考。
・なかなかアドヴェントが敵だと信じられないと言うヒルデやセツコに、同意するハサウェイやカツがZ-BLUEを鍛えるための振る舞いではと推測。それにしてもプラントを危険に巻き込んだのは許せないとカトルやトロワが指摘。
・一方、ソレスタルビーイング号に向かう途上で得体の知れない悪寒を感じたハマーン、(何だ、この胸騒ぎは・・・)と一人黙考。
・ソレスタルビーイング号ドックに入渠して一息ついたZ-BLUEだが、突然アンジェロ率いるネオ・ジオン兵に包囲されて勾留。「・・・内通者か」と呻くアムロに、「その通りだ」とドヤ顔のアンジェロがジンネマンを示し、「言い訳をするつもりはない」と歩み出るジンネマン、思わぬ裏切りに衝撃を受けるバナージやカミーユ達。
・真意を明かして協力を取り付けたいと告げるフロンタル、6時間後に会見を設定しつつ、「これまでにも何度か情報を提供してくれてはいたが、決定的な機をうかがっていたのかなん?」「それともどこかで決心がつかず、今日まで決定が引き延ばされていたと・・・」とジンネマンの真意を探る。「疲れたんでしょう・・・。何もかも諦めて、暗い所でうずくまってた自分ってやつに・・・「あの方も・・・ザビ家への復讐より、父親が夢見たニュータイプの世界を開く事を望んだシャア・アズナブルも・・・今の私と同じ心境だったんじゃないかと思いもします・・・」と答えるジンネマン、内心で(マリーダ・・・)と独白。
・ここしばらく不調で眠り続けたマリーダ、医療施設に収容されて目を覚まし、「ソレスタルビーイング号は今、ネオ・ジオンに占拠されています」と告げるバナージに、「・・・マスターが手引きしたのか・・・」と呟き、「確証は無かった・・・。そして、マスターを信じたかった・・・それが・・・取り返しのつかない結果を招いてしまった・・・。すまん・・・」と呻く。
・「・・・『でも』、『それでも』・・・。そう思ってやった事が、みんな裏目に出てしまう・・・。いくら足掻いたって、もう・・・」と落胆するバナージだが、優しく抱きしめたマリーダが「だが、そのおかげで私は今こうしてお前と話をしている・・・」「お前の感じ方は間違っていない。自分の中の可能性を信じて・・・。為すべきと感じた事に力を尽くせばよい・・・あの言葉は呪縛ではない。お前にそれを伝えた人もまた、そう生きたのだろう。何の確信もなく、ただ良かれと信じて」と力づけ、「きっとこんな風にして世界は少しずつ前に進んでいく。諦める事なく、囚われる事なく、望みを持ち続ければ」「チャンスは必ず来る。その時は迷わず、ガンダムに乗れ」と激励。
・ブリーフィングルームに一同を集めたフロンタル、「私はネオ・ジオンからの離反者も含めて、諸君達全員に協力を要請したい」と告げて、己の真意を語り始める。曰く、スペースノイドはあらゆる並行世界で共通に自治権確立を求めるが、アースノイドはクロノの意のみならず、地球に閉じた自分達を宇宙に広がるアースノイドが圧倒する未来を恐れるため、決して認めない。故にスペースノイドは地球に自治権を認めさせる事に固執せず、経済協定によるコロニー共栄圏の建設で地球を排斥・孤立させ、経済的価値を失墜させて支配体制を崩すべき。
・更にカーディアス・ビストが持ち込んだラプラスの箱の譲渡話を連邦への揺さぶりに有効と判断したフロンタル、「箱の奪取は一種のゲームとなりましたが、その有用性は未だ健在です」と認め、地球は皇国に明け渡してコロニー共栄圏は独自の道を歩むべしと言い放つ。
・「聞いてしまえば、つまらぬ話だ。お前とは物事の捉え方が、根本的に相容れない」と断じるミネバ、「アースノイドを排斥したコロニー共栄圏の構築・・・。変わろうとしない者に変われと要求するより、無視してしまえばいいという考え・・・人類の革新を夢見た、ジオン・ダイクンの理想からは遠い。地球と宇宙の全てを守ろうとしたシャアの熱からも程遠い」と糾弾、いずれ見捨てられたアースノイドはスペースノイドに怒りと憎悪を向けるだろうと指摘し、「調和も革新もなく、ただ憎しみのままに戦いが続く未来・・・。いや、そんなものは未来とは言えない。歴史の繰り返される淀んだ世界など、時の牢獄の中にいるのと同じだ。お前はクロノに取って代わるつもりだろうが、やっている事は決して未来へ進む事を許さない彼等と同じだとういう事に何故、気付かない?」と糾弾。
・「私は人の世を・・・今を続ける事を第一に考えたまでです」と聞く耳持たないフロンタルに、「・・・何だか他人事みたいだ・・・」とバナージが呟き、「お前は誰にも心を許さない悲しい人間だ」とレイが指摘、「そんな人間に未来を語る資格はない」とヒイロ、「お前は・・・未来など見ていない」とカミーユ、「俺達が望んでいるのは明日だ!」とガロード等が口々にフロンタルを完全否定。
・シャアと同じく特異点として絶望の未来のビジョンを見ていたフロンタル、「あれを見ても、未だに希望を見いだせるあなたの方が私には信じられない」と苦笑、人の心の光でさえ結局人を変えられないと冷笑。更にシャアほどのカリスマが自分にないならミネバにその役をやってもらうと言い出すフロンタル、「ハマーンの離脱を利用させてもらいます。あの少女は、彼女が自らの傀儡として用意したものであり、我々はそれに従わざるを得なかった・・・だが、彼女を追放した今、我々は真のジオンの姫を立てると」と言い放ち、「俗物が・・・!シャアの顔と声で、そのような下劣な企みをしゃべるな」とハマーン激怒。
・オードリーは渡さないと抗うバナージに、代償としてラプラスの箱の最終座標を要求するフロンタルが「犠牲無くして何も為す事は出来ない。それが世界の理だ」と迫ると、「・・・その少年には荷が重い」とミネバが割り込み、(お別れです、シャア・・・。そして、バナージ・・・)と密かに決意。
・ミネバを連れ去ろうとするフロンタルを制したティエリア、「未来を信じ、後世の人間達に願いを託したイオリア・シュヘンベルグの遺産であるこのソレスタルビーイング号・・・そこで未来を否定するお前のような男を僕は許さない!」と宣言、エルガン・ローディックから託されていたコード『CHRONO H』を音声入力、ヴェーダを一時的に強制停止して照明ダウン。
・すかさず見事な連携で反撃に出るZ-BLUE、武装したネオ・ジオン兵をなぎ倒し、「事前に反抗作戦を打ち合わせていたか!」と驚くフロンタルに、「こんなのはアドリブだよ!」とデュオ、「だが、我々の想いは一つ・・・!それが連携となる!」とゼクスが言い返し、「お前にはわかるまい、フル・フロンタル!これが人間の信頼が生む力だ!」とシャアが糾弾。
・逃げたフロンタルを追ったバナージ、ネェル・アーガマ格納庫で対峙し、「ユニコーンは・・・箱はあなたには渡さない!」と宣言。「箱を正しく使えるのは私だけだ。君に何が出来る?君はラプラスの箱をどう使うというのだ?」と迫るフロンタルに、「みんなのために使う。連邦もジオンも宇宙も地球も関係ない。みんなのためにラプラスの箱を・・・!」と答えるバナージ。更に駆けつけたマリーダが「お前の強さを信じろ!それは私を救った光だ!」と激励。
・続けて「兵を引きなさい、フル・フロンタル。私達はお前と同じ道を歩まない」とミネバが宣言、「赤い彗星の名を継ぐ者・・・。私を含め、その力強さにすがった者もいた。でも、お前はシャアではない。シャアはいつでも人の可能性を信じている」と糾弾。
・激高してミネバに銃を向けるアンジェロに、シャアが身をもって立ちはだかり、アムロが「いい加減に気付け、フロンタル!そのアンジェロこそが、お前がシャアとは違う事の証だ!」と叫んで、ギュネイはシャアに未来を示された結果、シャアを超えようと背中を追ったが、フロンタルはアンジェロの今を肯定するのみで永遠に成長させないと指摘し、「人間は火という力を手にして文明を築いた。・・・だが、初めて火に触れた人間は、その熱さに恐れおののいただろう・・・それを乗り越えた時、人は進化を・・・未来を手に入れた。現状を維持するだけのお前達はこれより先に進む事は出来ない!」と宣告。
・改めてネオ・ジオン兵全てに呼びかけるミネバ、フロンタルのやり方では今とは違うより良き未来に向かえないと指摘、「そこにジオン・ダイクンが夢見た人の進化と調和はない」と断言。更にジンネマンを「お前は、まだ過去に囚われているのか!」と一喝するミネバ、「思い出しなさい、ジンネマン!マリーダを救った時から、あなたは・・・」と迫る。
・「理屈では・・・消せんのです・・・。恨みも・・・後悔も・・・」と呻くジンネマンに、「お・・・お父さん・・・」「わがままを・・・許してくれますか・・・?」と問いかけるマリーダ。その姿に亡き娘マリィを想うジンネマン、「・・・赦す。最後の命令だ・・・」「心に従え」とマリーダを送り出し、「了解!」と応じたマリーダがミネバを庇って後退。
・「もう俺は・・・お前達とはやっていけん」と力なく告げるジンネマンに、激高して銃を向けるアンジェロだが、「キャプテンを死なせるものか!」と雄叫びあげてバナージが突貫、「人の未来は・・・人が創るものだろ!人は弱くて、不完全で・・・!だから、託すんだ!」と叫ぶ。
・突然ユニコーンが起動、「バナージの想いにサイコ・フレームが反応しているのか!?」と悟るアムロ。フロンタルが後退を指示しつつシャアと対峙、モビルスーツ戦で因縁に決着をつけると宣言。
・ソレスタルビーイング号近辺で、東にフロンタル率いるネオ・ジオン軍が展開、Z-BLUEと対峙。シャアも解放されてサザビーで出撃、「あの男と決着をつけたいのはお前だけではないという事だ」とハマーン様がタッグ組み、戦闘開始。
・マリーダがフロンタルと戦闘時セリフイベント。「プロト・プルトゥエルブ・・・。私の完成には君達のデータも役に立ったそうだ」と告げるフロンタル、「だが所詮、君達はプロトタイプだ。私にはそろそろ君に限界が近付いている事がわかるよ」と冷笑。「それでも・・・!それでも私は戦う!それがマスターに認めてもらった私のわがままだ!」と言い返すマリーダ。
・2PPアンジェロ撃墜してイベント発生。「生まれた事が間違いだったと思えるような闇の中にいた私を大佐は救ってくれたのだ!」と叫んでしぶとく粘るアンジェロに、「そうやってフル・フロンタルを盲信する事があなたの可能性を狭めているんだ!目の前の事に縛られていては駄目なんだ!もっと自由に生きれば、人は・・・もっと先に行ける!」とバナージが叫ぶと、呼応するかのようにユニコーンのサイコ・フレームが赤から緑に発色を変え、ネェル・アーガマ格納庫から予備のシールドが勝手に動いてユニコーンの元へ。「うおおおおっ!!」とバナージが雄叫び、シールド・ファンネルでアンジェロ瞬殺、「馬鹿な!何なんだ、この力は!?」と絶叫するアンジェロ。
・「サイコ・フィールドでシールドをコントロールしたのか!?」と驚くアムロ、(バナージのニュータイプ能力の覚醒と共にユニコーンは進化し、同時にユニコーンがバナージを進化させる・・・これが・・・ガンダムの・・・真の意味・・・)と直感。
・「大佐を否定した貴様は私の手で必ず殺してやる!」と捨て台詞吐いてアンジェロ撤退。「彼は・・・まだ今も闇の中にいる・・・」と悲しげに呟くセツコ。
・ロランがフロンタルと戦闘時セリフイベント。「未来を描く事の出来ない人にみんなを導く事は出来ないんです!」と告げるロラン、「僕の知っている方は常に僕達にあるべき理想の姿を見せてくれました!それが出来ないあなたは世界を背負う器じゃないんです!」とディアナ様を引き合いに糾弾。
・カミーユがフロンタルと戦闘時セリフイベント。「お前だけでも私の所へ来い」と勧誘するフロンタルに、きっぱり断るカミーユ、「未来や夢を見せられない男に赤い彗星の名が相応しいと思うな!」と啖呵。
・ヒビキがフロンタルと戦闘時セリフイベント。腕を上げていると瞠目するフロンタルに、「当然だ。どこかの誰かと違って、俺は少しずつでも前に進もうとしているからな!」と不敵に嗤うヒビキ、「行くぞ、フル・フロンタル!時代に取り残される前に俺がお前を過去の遺物にしてやる!」と啖呵。
・3PP雑魚殲滅後、フロンタル撃墜して戦闘終了、SRポイントget。
・前哨戦に生命を懸けるつもりはないとフロンタルは後退、「お前の中にいる私と決着をつける!」追撃するシャアをアムロがフォローして止めさすものの、フロンタルはそのまま撤退。
・「ケジメはつけられたか?」と問うアムロに、「私の中ではな。少なくとも奴が私とは違う存在・・・対極に位置する私であるのは感じられた」と答えるシャア、「だが奴を止める役は、私ではないだろう」と微笑。そこへ「勝手に一人で納得しないでもらおう」と割り込むハマーン、「言ったはずだぞ。シャアが戻ってきたら、決着をつけると。相手をしてもらうぞ、シャア」と告げる。
・Z-BLUEを後退させてハマーンとサシで対峙するシャア、「・・・すまない、ハマーン。私はまだお前に討たれるわけにはいかない。だが、私なりのやり方でケジメをつける!これがお前との最後の戦いだ!」と宣言して、戦闘再開。
・集中オールレンジアタック再攻撃でハマーン瞬殺して戦闘終了。
・「終わりだ、ハマーン」と宣言するシャア、納得しないハマーンに「ならば、お前はどうしたい?」t問いかけ、「バナージやミネバを見て、感じた・・・。想いを形にする事の重要さを。ハマーン・・・。私は今までお前に甘えていた。お前ならば、言葉にしなくても全てをわかってくれると勝手に思っていた」と詫びる。
・「・・・お前は女性に幻想を持ち過ぎている。お前が女に頼りたいようにお前に頼りたい女もいるのを覚えておけ。それが世間では鉄の女と呼ばれるような奴でもな」と憮然と告げるハマーン、「私と一緒に歩いてくれるか、ハマーン?」と問いかけるシャアに、「・・・そう言ってくれるのを、ずっと待っていました。ありがとう、シャア」と微笑み返す・・・でも冷笑してるようにしか・・・(^-^;
・そこへドラゴンズハイヴから、アマルガムが世界を破壊するため動き出したとの急報が入り、「・・・宇宙でのネオ・ジオンの動きは我々の目をアマルガムから逸らすためのものか・・・」と歯嚙みするシャアとハマーン。
・晴れやかな表情だとハマーンを讃えるミネバ、これまで守ってくれたと労委、「ですが、これからは大義や生まれた家のためでなく、自分の信じるもののために戦いなさい」とエール。
・ドラゴンズハイヴは、謎のロボット軍団がガイゾック配下と突き止め、皇帝ズールや宇宙魔王、ミケーネのハーデスらの復活を確認。アマルガムについては委細不明、テッサから急報された合流地点は相模湾沖のため、アマルガムとの決戦場は第3新東京市跡地と推測しつつ、合流を急ぐZ-BLUE。
・改めてジンネマンにソレスタルビーイング号を任せるブライト艦長、「自分は・・・弱い人間です。また・・・あなた方を裏切るかも知れません・・・」と呟くジンネマンに、「どんなに弱い人間でも、踏みとどまれる一線はある。今の大尉なら、それを守れると見た」と微笑みかけ、亡き妻と娘にかけて拝命するジンネマン。
・皇国支配率78.7%まで低下。

●分岐シナリオ
・選択肢は「クロウのところへ行く」

●第43話:永遠の聖王国
・目覚めたクロウとトレミーの面々は緑の大地の上におり、近くに小型のZONE発見、その周囲にアークセイバーの機体が出現。ところが彼らはZ-BLUEやZEXISを知らず、時空震動による聖インサラウムへの侵略かと殺気立つ。周辺に探知した仲間と合流すべくトランザムで離脱するトレミー、追随するクロウは(もしかして、これ・・・俺のせいなのか・・・)と戸惑う。
・合流したZ-BLUEで「クロウ・・・」と水を向けるヒビキに、「言わなくても、わかってる。この事態を引き起こした張本人は俺だろうぜ」と応じるクロウ、レナードに時空震動阻止時から「自分が世界を創り変えるとしたら、どこに手をつけようかと・・・」考えていたと明かす。「借金帳消しじゃないんだ」と驚くデュオに、「そっちは自力でやるさ。やっちまった事をチャラにするってのは俺の主義じゃねえ」と不敵に笑うクロウだが、「いつもの事だけど、事が借金だから全然格好良くないね」とアレルヤ苦笑。
・「張本人の俺が言うのも何だが、果たして神様でもない外野の俺達が世界のあり方に干渉していいのか・・・って疑問は残る」と言うクロウだが、結局のところは平行世界の分化を生じるだけと結論付け、「それでいいんだろうさ・・・。やり直せないから、俺達は目の前の事に一所懸命になれるんだ。神の力なんてもんは分不相応なんだよ。特に俺みたいな男にはな」と苦笑。「そうだね。借金を帳消しに出来る力があったら、君の場合、生きる意味を失うし」とアレルヤがツッコみつつ、口々に同意するZ-BLUEの面々。
・そこで突然、転移地点に次元境界線の歪曲を感知、「あの地点・・・前にマルグリットに聞いた事がある・・・。あそこは、破界の王が初めてインサラウムに現れた場所だ」と険しい顔で呟くクロウ。
・転移地点に駆けつけたZ-BLUE、アークセイバーを駆逐した黒いアンゲロイ群と対峙、時空を歪めている彼らがガイオウをインサラウムに呼び込んだのではと戦慄しつつ、勝つしかないと戦闘開始。
・後方の敵の射程外を保ちつつ漸進して各個撃破、3PP敵全滅して戦闘終了、SRポイントget。
・更に大量の黒アンゲロイが出現して愕然とするZ-BLUEだが、突然次元境界線の歪曲と共に空から異形の玉座が降臨して黒アンゲロイを猛砲火で一層、「来やがったか・・・」と苦く呟くクロウ。
・「・・・どうやら、連中は俺をこの世界に呼び込もうとしたらしいな。いくら俺が敗軍の将だろうとイドムごときで俺を好きに出来ると思ったら大間違いって事だ」と野太く笑う次元将ヴァイシュラバ、「ガイオウ・・・!」と呼びかけるクロウに「何だ、そりゃ?俺の名前か・・・?悪くない響きだが、俺には親からもらった名前と、次元将ヴァイシュラバの名前がある」と名乗る。・・・親とかいたのか、このヒト・・・(^^;
・ガイオウの本来の名を知って驚くZ-BLUEの面々。「俺達を次元獣にするつもりか?」と問う竜馬に、「奴らと戦ってるだけでなく、次元獣の存在まで知ってるとはな・・・どうやら、お前等は俺の同士らしい」と応じたヴァイシュラバ、「・・・ここの世界で軍団を立て直そうと思ったが、お前等みたいな連中がいるんじゃ、俺の出る幕はなさそうだ。どこか別の世界へいくさ」と告げる。
・「そこで人間を次元獣に変えるのかよ!?」と食ってかかる甲児だが、「・・・いや」と否定したヴァイシュラバ、「お前等みたいなのを見ちまったら、さすがの俺も考えを変える。次元獣にして、そこで強さを打ち止めにするより無限に成長する戦士を探さなきゃ奴等には勝てんだろうさ。そういうわけだ、兄弟。天の獄で会う事があったら、共に闘おうぜ」と言い置いて撤退。
・ガイオウの記憶喪失にも黒いアンゲロイが関わっていたと推察するZ-BLUE、とりあえずこの世界がガイオウの現れない並行世界として分岐したと安堵。更に時空震動が発生し、「・・・きっと俺の願いが叶ったせいだろうさ」とクロウが苦笑、(次元将ヴァイシュラバ・・・。あいつもあいつなりのやり方で根源的災厄と戦っていくんだろうな・・・あばよ、破界の王ガイオウ・・・。カルロスには悪いが、あんたにはヴァイシュラバの名の方が似合ってるぜ・・・そして、さよならだ・・・。聖王国よ、永遠なれ・・・ってな)と内心で別れを告げるクロウ。
・Z-BLUEが転移した後にマルグリットらハイナイトがそろい踏みで駆けつけ、守備隊が破界の王を命がけで退けてくれたかと安堵。
・その他の展開はシンジルートと同様。

●第44話:宿命を越えて
・最後にリディ少尉をバナージで撃墜して戦闘終了。ちなみにバナージ以外で撃墜したらマリーダ生存せず・・・(;_;)
・「手加減して、俺を殺さないようにしたのか!」「お前は!どれだけ俺をみじめにさせたら、気が済むんだ!」と憤るリディ少尉、1周目同様の展開で暴走して止めようとするマリーダと対峙するものの、「マリーダ!お前は俺達が守る!!」とジンネマン達が割り込み、代わりにガランシェール爆発・・・
・憤るZ-BLUEの面々を、「もう・・・彼に敵意はない・・・」とマリーダが制し、「マスターは・・・お父さんは・・・憎しみを捨てる事を選んだ・・・。未来の・・・ために・・・あの人の・・・光は・・・私が・・・憎しみに・・・沈む事を・・・救ってくれる・・・」と呟く。正気に返って罪の意識に苛まれたリディ少尉は絶叫しつつ撤退。
・(リディ・マーセナス・・・。その生真面目な心が、他人も自分も傷つける・・・。落ち着いて周りを見渡せばいい・・・世界は広い・・・。こんなにたくさんの人が響き合っている・・・私はそれをマスターとガランシェール隊のみんなと・・・バナージに・・・教えて・・・もらった・・・)と悲しみにくれつつ独白するマリーダ。
・突然バナージが何かを感じ、「そうだ。ユニコーンのサイコ・フレームで感じろ。ガランシェール隊のみんなを・・・!」とアムロが激励、マリーダと共にバナージが脱出したジンネマンらを発見。マリーダの花嫁姿を見るまで生き延びてみせると嘯くジンネマンに、船乗りの鑑と微笑むオットー艦長。
・後は1周目と同様。

●第45話:虹の彼方に
・マリーダが生き延びたので、シャイアン基地地下でのアルベルトの発言は「・・・本当にそれでよろしいのですか?」「このような事が果たして人類の未来においてプラスであるかははなはだ疑問です。Z-BLUEを失うのは地球人類の尊厳を守る者を喪失する事に・・・」と、穏やかに説得する感じに。マーサが強引に退室させるのは同様。

●第47話:決戦の地へ
・クリア後のDトレーダーで、マリーダ生存によりボーナスZチップ1500Zget、バナージが勧めていたインダストリアル7で評判のアイスクリームを振る舞って労うAG。

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第3次SRWZ天獄篇(2周目:ドラゴンズハイヴルート:17話〜29話)

●分岐シナリオ
・選択肢:ドラゴンズ・ハイヴ周辺を確認→ジェニオンもドラゴンズ・ハイヴ近辺に存在。

●第17話:飢える破界魔
・銀河中心部で単騎漂流中のジェニオンの前に、お馴染みサイデリアルの無人機部隊が出現。「どことも知れない所に跳ばされたってのにまた連中と顔を合わせる事になるなんて・・・!」と猛々しく笑うヒビキ、状況によってはサイデリアル拠点を奪って足場にすると前向きに闘志を燃やす。スズネ先生がその凛々しさに内心で想いを募らせつつ、戦闘開始。
・2EP敵6機撃墜でイベント発生。東にドラゴンズ・ハイヴとZ-BLUE登場、スズネ先生を気遣う竜馬がエロヒイキだの揶揄されつつジェニオンとタッグ組み、「おお!世代を越えた、拳で語り合う友情ですね!」とノノ、「美しい女教師を巡って争う二人の男性の間に芽生える友情・・・。萌える・・・!」とノリコが勝手に盛り上がるのに呆れつつ、戦闘再開・・・と思いきや、突然インベーダーが西側に襲来してサイデリアル残敵を一掃。インベーダー相手に戦闘再開。
・4PPイベント発生。南にインベーダー増援出現、続いて再世戦争で倒したはずのコーウェン&スティンガー出現、「我等はゲッター線に選ばれし者。つまり永遠を約束された生物なのだよ」と嘯きつつ、竜馬が原因でゲッター線がZ-BLUEを銀河中心部に跳ばしたと仄めかす。
・訳がわからないと苛立つ竜馬、(何故だか、わからない・・・。だが、俺の心が熱くなっていく・・・!俺は・・・!俺はいったい何なんだ!?)と独白しつつ、敵増援に単騎突貫、集中攻撃を受けて窮地に立たされるものの、「見知らぬ場所、強大な敵・・・。そして、広い宇宙・・・最高だぜ!身体の奥の方から闘志が湧いて来やがる!」と獰猛に笑う。「竜馬さん・・・」と甲児が微笑、「根っからの戦士なのね」とノリコも不敵に笑い、「それが流竜馬って男だ」とシモンが肯定。
・竜馬の息の根を止めると息巻くコーウェン&スティンガーに、「・・・みじめだな」と呼びかけながらグーラが登場、再会した正太郎に「まずは、あの哀れな羽虫共を片付ける」と宣言し、「・・・僕もお前達と変わらない。暗黒に生まれ、光に引き寄せられる羽虫のようなものだ」とコーウェン&スティンガーに自重して見せつつ、「・・・地球人は太陽の輝きへと至る」と告げる。
・「獣の血、水の交わり、風の行き先、火の文明・・・そして、太陽の輝き・・・」と呟くヒビキに、「こやつ等がゲッター線に選ばれたとでも言うのか!」と吐き捨てるコーウェン&スティンガー。そこへ真ゲッタードラゴンが駆けつけ、グーラと行動を共にしていた號達と隼人達が合流。すかさず飛び込んだ竜馬が真ゲッターに乗り換え、追いすがる巨大インベーダーを瞬殺。
・「消えろ!歪んだ進化の申し子達よ!」と號が一喝してゲッタービームで薙ぎ払い、コーウェン&スティンガーは撤退して戦闘再開。
・4PPぐらいに、寄ってきた虫型インベーダー2機をチコのMAP兵器でまとめて落とし、マルチアクションで続けてもう1匹撃破、SRポイントget。
・ゲッターチームそれぞれ敵1機以上撃破。
・多少補給稼ぎして、10PP最後の敵を撃破して戦闘終了。
・地球でサイデリアルと戦っていた渓達は、真ゲッタードラゴンと真ゲッターの修理中にいきなり時空震動で転移され、居合わせた隼人と弁慶も巻き込まれたらしい。転移先で、ゲッター線と植える破壊魔を調べていたグーラ王子と再会、「僕達はゲッター線に導かれたと言ってもいいだろう」と評するグーラ王子。
・「下らないぜ」と吐き捨てる竜馬、「ゲッター線が俺達に何をさせたくてこんな事をしたか知らないが、あいつの都合で俺達を動かせると思ったら、大間違いだ」と憤るものの、「その強さこそが、宇宙が求めるものなのかもな・・・」と呟くグーラ王子。
・グーラ王子、新たなブラックホールの反応をキャッチしたとロビーの報告を受け、「・・・僕はお前達の仲間になった覚えはない。今日はたまたま利害が一致したから、共に戦っただけだ」と告げ、「だったら、また会えるよね。僕達・・・もう敵じゃないんだから」と微笑む正太郎にも「どうだろうな・・・」とはぐらかしつつ、「・・・僕も宇宙が滅びるのは見たくはない。そのために戦うつもりだ」と言い置いて撤退。
・グーラ王子の提供した情報とWILLの知識、銀河星図の照会等から、現在位置は地球から約2万7000光年の銀河中心部と判明。「やっぱりね・・・」と頷くノリコ、「あたし・・・自分の世界だけど、銀河中心部で戦った事があったから」と明かす。
・地球まで超空間ジャンプを重ねても10年はかかると告げる田中司令だが、他の面々も動じる事なく、何としても地球へ帰還すると覚悟を決める。
・Dトレーダーで早速勝負を始める竜馬と隼人、再会の挨拶と傍観する弁慶に、ゲッターチームがそれぞれ敵を撃破してZチップが生まれたとAGが告げ、ボーナスZチップ100Zget。そのまま弁慶、シモン、甲児、ヒビキらも巻き込んだ乱闘になり、巻き込まれたAGはフェイスモニター破損・・・(^^;
・Dトレーダーで、AGに揶揄されたスズネ先生からアムブリエルが出現するのは、マクロスルート第17話と同様。

●第18話:果てなき破壊の化身
・真ゲッタードラゴンが作る亜空間へのワームホールをWILLのナビゲートで進む超空間ジャンプ初回に備えるZ-BLUEで、カシオがかつては3年連続トップスコア獲得で暴れ馬と呼ばれたトップレスだったとニコラが明かし、驚く一同。
・トップレスの超・能力は大人になると「あがり」を迎えて消えてしまうと明かすニコラ、特に超能力者のタケルには詮索してほしくないと気色ばみ、ジョークで誤魔化すものの、(以前にも感じたニコラの中の焦りと苛立ち・・・。さっきは表面に出て来た・・・)と独白するタケル。
・話題を変えた葵、かつてノリコがどうやって地球から銀河中心部まで移動したのか質問。「次元波動超弦励起縮退半径跳躍重力波超光速航法を使ったの」とサラッと即答するノリコに一同呆然、「詳しくは科学講座を開いて説明したいけど・・・簡単に言うとワープよ」とあっさりまとめて「簡単にしすぎだろ!」とツッコむ朔哉。
・「ガンバスターも本来の力が使えれば、短距離のワープが出来るんだけど・・・今のガンバスターは二つあるはずの縮退炉が一つしかないから」と残念がるノリコ。フラタニティのバスターマシンには外宇宙航海技術がなく、ギシン星文明圏のワープでも超長距離ワープは不可能。
・銀河中心部に宇宙怪獣、インベーダー、バジュラ、ヒディアーズが確認されていると聞いたノリコ、(銀河中心部に宇宙怪獣がいる・・・。まさか・・・)と険しい顔で黙考。
・短距離の初回ジャンプを無事終えて通常空間に復帰したZ-BLUE、条件さえよければ100光年は行けそうと予測するWILLだが、ワームホールを1回開くのに10日程度のエネルギーチャージが必要と號が指摘。
・そこへ宇宙怪獣襲来、迎え撃つZ-BLUE。「・・・やっぱり、そうだったのね・・・」と呟くノリコ、「宇宙怪獣はワープの際に生じるバニシングドライブ波を追ってくる習性があるの」と明かし、毎回奴らが現れるのかとヒビキ愕然。
・「・・・時獄戦役で現れた宇宙怪獣は、あたしと同じように生き残りが転移してきただけだと思っていたけど・・・銀河中心部でこれだけの数がいるって事はやっぱり奴らの巣があるんだわ・・・!」と戦慄するノリコ、「あたしのいた世界では宇宙怪獣は銀河中心部に巣を作っていました。そして、そこからは無限とも言える宇宙怪獣が生まれてくるんです」と指摘。
・とりあえず今をしのぐべく戦闘開始。
・ノリコが戦闘時セリフイベント。宇宙怪獣に「この世界にも存在していたのなら、あたしとガンバスターが相手をする・・・!」と気炎をあげるノリコ、「人類は滅びない・・・!あたし達が絶対に守ってみせるから!それがコーチとお姉さまとの約束よ!!」と咆哮。
・2PP敵撃ち減らしてイベント発生。號が「来る・・・!」と警告し、南西にミケーネ神出現。「果てなき破壊の化身が現れたと聞き、その打倒に来たが、まさか貴様達に会うとはな・・・!」と冥王ハーデスを倒された恨みに燃えるミケーネ神と、三つ巴で戦闘再開。
・2PP、全員SP使い切ってから、更に敵撃ち減らしてイベント発生。WILLに撤退シミュレーション検討を命じるF.S.、「ギリギリまで戦い、基地に帰還して修理といった事が出来る状況ではないのだ。たとえ、ここで勝利してもダメージを負っては、次の戦いで終わるだけだ」と諭すものの、「・・・わかった、F.S.」と頷く甲児が「どうせ、こいつ等は背中を見せれば、これ幸いと襲ってくるに決まってる・・・!」と撤退は拒絶、「決まってる!全力で前に出るだけだ!そして、二度と俺達に手を出そうと思えないぐらい徹底的に叩く!!」と咆哮。
・甲児の闘志に光子力が応じてマジンガーZが目映く輝き、東に「私を呼んだか、鋼の戦士達よ!」とゼウス登場、「君達の勇気が、闘志が・・・そして、希望が再び私を呼んだ!」と宣言。「貴様!力を使い果たし、次元の狭間で永遠の眠りについたはずでは・・・!」と驚愕するミケーネ神に、「世界に希望ある限り、光は再び宿る!その光の神であるゼウスは永遠なり!」と一喝するゼウス、「さあ!光の弟、妹等よ!共に悪鬼と戦おうぞ!!」と共闘を呼びかけ、Z-BLUEの気力とSPMAX、「それこそが希望の力!生命の力を持つ者が宿す未来への道標だ!」と宣言。
・撤退シミュレーション検討を取り下げたF.S.、「我々は全力を以て、前へ進む!道標は希望だ!」と気炎を上げて戦闘再開。
・2PP、3PPそれぞれコンボMAXにしてSRポイントget。
・3PP敵全滅して戦闘終了。
・「人類は自ら道を切り拓かなければならない。」と別れを告げようとするゼウスだが、勝平とワッ太に頼みがあると粘られ、「このゼウス・・・本音を言えば、頼られて悪い気はしない!」と言い出し、「俺達はトラブルで、この銀河中心へと跳ばされた。だが、俺達は地球でやらなきゃならない事があるんだ」と告げる甲児に、「ならば、このゼウス!今ある力を以て、君達を地球へ送り届けよう!」と快諾。
・超空間への道を開いて「我々は宇宙に迫る危機にともに立ち向かう仲間だ」「いずれ君達も知る事になる。その時が来たら、私は・・・」と告げるゼウスだが、突然「ぬうっ!」と呻き、「これは・・・!」と焦慮。
・通常空間に復帰したZ-BLUE、銀河中心部へ230光年ほど押し戻された事を確認。「あの時・・・ゼウスに何かが起きたようだが・・・」と案じる甲児。あの時に叫ぶような泣くような声が聞こえたと指摘する正太郎とさやかに、何故か気持ちが落ち着いたと明かすヌケとムチャだが、「だが、あの声が原因だ・・・」と甲児が指摘。
・独り俯向く響き、「ゼウスの空間転移に干渉した、あの声・・・。あれを聞いた時から目が・・・」と血塗られた眼をスズネ先生に見せ、失神・・・
・うっかり速攻したせいで、ボーナスZチップ取り忘れた・・・orz

●第19話:裂ける次元
・食料備蓄を案じて食事をセーブしていたワッ太と正太郎、ルゥに見咎められ、ランド達に諭される。更に、血塗られた眼のため発熱していたヒビキの健啖ぶりに驚くワッ太と正太郎。ショックだからこそ食べると言うヒビキ、「・・・ある所に色んな事件に巻き込まれて心を閉ざした子供がいた・・・」と語り出す。ヒザを抱えて何もしない子供に、食事を食べない事だけは許さなかった父親は、生きる力を忘れて欲しくなかったんだと説明するヒビキ、「生きるためのエネルギー・・・生きるための意志と言ってもいいだろう。父親は食べるという行為で常にそれを意識させ、生きている事を実感させようとしたんだ」と明かし、不安に押しつぶされないためにもしっかり食べようと諭す。
・「俺・・・色んな事に負けないように食べるよ」とワッ太、「ご飯を食べて、頑張ります。生きるために・・・地球に帰るために」と正太郎が宣言。「その子供は最後はどうなったんだ?」と問うセイミー二、「・・・その後も色々あったけど、元気にやってますよ。友達や周りの人達に恵まれて」と微笑するヒビキ。
・こんな時だけどワクワクする、と明かす赤木と青山、「銀河のど真ん中に来て俺達の中の路地裏の宇宙少年が目覚めたってわけだ」と微笑む。シモンやランド、竜馬らも意気投合しつつ、猛々しく戦いの予感を告げる竜馬。
・サイデリアルと遭遇戦、地球への長距離航行手段を奪えるのではと期待と闘志に燃えるZ-BLUEが迎え撃って戦闘開始。
・1PPは敵射程外でなるべくアンゲロイを引き付け、2PPにアイテム持ち含めて9機撃墜、最後に戦術待機MAP兵器with分析で8機まとめて撃墜、イベント発生。20機程度は取り逃がした・・・(-_-;
・突然時空震動発生、「誰かが俺を・・・呼んでいやがる・・・」と竜馬が呟き、気づくと時間も生も死も超越した空間で、早乙女博士、武蔵、ミチルさんと再会。ゲッター線の導きと示唆する早乙女博士、渓をたくましく育ててくれたと弁慶を労いつつ、宇宙の生まれ変わりについて語り出す。
・「バアルの誕生は、生命の力をこの宇宙より消すためにある」と告げる早乙女博士、生けるもの全てが持つ普遍的な生命の力こそ万物の理を司り、オリジン・ローを引き出す鍵となると明かし、「我々はシンカへの流れに生命を委ねたものだ」と自称、1万2000年に一度の宇宙の生まれ変わりで、消滅しようとする力と存在しようとする力がぶつかり合い、前者が後者を消すためにバアルを生み出すと続ける。
・「でも、生命体は滅びない・・・。獣の血、水の交わり、風の行き先、火の文明、そして太陽の輝きを経て、シンカの道を歩む・・・」とミチルさんが示唆、「シンカは誰かに教えられるものじゃないぜ。自らの力でたどりついてみせろ」と武蔵が激励。「シンカの扉を開いた者は、宇宙の終焉へと立ち向かう・・・。そして、それはやがて訪れる真の終焉を越える力となる・・・」と告げる早乙女博士、「1万2000年・・・それを1万回繰り返し、宇宙は真の終焉を迎える。それこそが最後の戦い・・・。消滅しようとする力と存在しようとする力は全てを懸けてぶつかり・・・それは存在するすべての並行世界を巻き込む」と明かし、1億2000万年に一度訪れる真の終焉を越える力こそシンカの頂点たる神の力、高位生命体とバアルとの戦いこそが終焉を越える術と告げつつ、「だが、高位生命体の使命を忘れた者もいる。その者こそが真の敵かも知れん・・・」と示唆。
・「竜馬よ。お前と仲間達に終焉の一端を見せよう」と言い置いて去っていく早乙女博士達。そして気づくと、いきなり宇宙怪獣とインベーダーが戦っている中にZ-BLUE出現。「バアルの大集合なら、丁度いい!宇宙の崩壊とやらをどうにかするための予行演習になる!」と気炎をあげる竜馬に、「あたしのいた世界は銀河中心部の宇宙怪獣の巣を完全に消滅させる事で、1万2000年に一度の宇宙の崩壊を乗り越えた・・・みんな!この世界を守るために戦おうよ!」とノリコが賛同、皆も口々に闘志を燃やして、自軍気力&HPMAX。
・どうやら次元の裂け目の膨大なエネルギーを争っているらしい宇宙怪獣とインベーダーを殲滅すべく戦闘再開。
・2EP反撃で通算100機撃墜して戦闘終了、SRポイントget。脱出ポイントに集結したZ-BLUEだが、突然ヒビキの左目に血塗られた眼が発現、これまで観測されていないパターンの時空震動発生。ヒビキが「テン・・・シ・・・」と呻く中、神々しいコーラスのような音と共に転移させられるZ-BLUE。
・どこかで「・・・今、門が開いた・・・だが、いったい何のためにだ・・・」と訝しむアサキムに、「気まぐれだろう」「それ以外の答えが欲しいか?」「希望を忘れるな、呪われし放浪者よ。旅の終わりは近い」と告げる何者か。
・DトレーダーでAG、「・・・今、門が開きましたか・・・だが、わからない・・・。いったい何のために・・・」と独り言ち、「な〜んちゃって!ガラにもなく、シリアスぶってしまいました!」とお茶らけつつ、エースパイロット祝福は延期。

●第20話:導く者
・闇の中で「・・・血が・・・騒ぐ・・・!・・・あたしの中の何かが爆発しそうだ・・・!」と猛々しく呻く葵、内なる獣の血の咆哮を感じて「これが野生・・・!人間の中に眠る原初の本能・・・!より速く、より高く・・・より強く・・・!あたし達は生きるために戦う!」と雄叫び。
・(・・・地下のジーハ村には風なんか吹いてなかった・・・でも、アニキとヨーコと一緒に地上に出てから俺の周りはいつも風が吹いていた・・・それは嵐のように強くなり、そして・・・アニキを連れていっちまった・・・)と振り返る少年シモン、(だけど、風は止まらなかった。俺と仲間たちの背中を押し、それはテッペリンを吹き荒れた・・・そして、風は渦を巻き、俺達を宇宙まで連れていった・・・)と大人のシモンが独白、(風は螺旋となり、さらに高く、さらに遠くへ俺たちを運んでいく・・・銀河の中心・・・天元を突破して、もっと高く、もっと遠く・・・もっと強く・・・)と未来を見据える。
・トラウマに呻く血塗られた眼のヒビキが御使い・哀しみのサクリファイを感知するのは、マクロスルート第20話「未知なる恐怖」と同様。
・見慣れない輝く宇宙空間に転移出現したZ-BLUE、航法システムの位置センサーは銀河中心点である事を示すものの、未だ観測されていない未知の領域故に確定できず。WILL曰く、既知のあらゆる世界で銀河中心点の存在は観測不能で、唯一の例外がタカヤ・ノリコのいた世界における宇宙怪獣の巣の確認、サイデリアルも銀河中心部に巣食う人類敵対種の駆除を目的としていると推測。
・マクロスルート第20話と同様、続けて次元境界線の歪曲を感知、時空震動と共にバジュラとヒディアーズ、宇宙怪獣、インベーダーが包囲するように出現。未知宙域で母艦の損傷は致命的となるため、母艦を守りつつ戦闘開始。
・敵増援に備えてなるべく南東に寄せつつ、3PP敵全滅してイベント発生。
・マクロスルート第20話と同様、黒いアンゲロイとエル・ミレニウムが南東に出現、スズネ先生ならぬアムブリエルが人類を畏怖させる敵だと冷笑。
・「・・・人類の遺伝子に刻まれた畏怖の感情・・・。あれこそが・・・俺たちの真の敵・・・根源的災厄だ」と號が洞察、圧倒的な力と畏怖の念に竦むZ-BLUEの面々だが、「い・・・やだ・・・俺は・・・!あんな奴等に屈するのは嫌だ!!」とヒビキが恐怖を振り払って叫び、甲児、竜馬、シモン、ランド、赤木ら血の気の多い面々が同調。
・「各員、覚悟は決まったな」とまとめるF.S.、「あの敵は我々の心を殺そうとする・・・だが、我々は生きている!むざむざとやられるわけにはいかない!」と檄を飛ばし、葵、タケル、甲児らが雄叫びをあげて、戦闘再開。
・ノリコがイドムと戦闘時セリフイベント。スミスやコーチ等、もう会えない大切な人々を思うノリコだが、(だけど、あたしは戦う・・・!あたしには守るべきものと・・・胸に灯る炎がある!孤独にも後悔にも恐怖にも負けない!炎となったガンバスターは無敵なんだから!)と熱く闘志を滾らせる。
・ノノがイドムと戦闘時セリフイベント。「な、何だか、わからないですけど、ノノの中には、あの化物の記憶もあります・・・!あれは敵です!ノノとノノリリと…人類の!」と闘志を燃やすノノ。
・ラルクがイドムと戦闘時セリフイベント。己の弱さを痛感するラルクだが、(・・・でも、こんな姿をあいつに・・・ノノに見せられない・・・!私は・・・あいつの憧れのお姉さまなんだから!)と勇気を振り絞る。
・葵がイドムと戦闘時セリフイベント。かつての心の闇に捕らわれる葵だが、「でも・・・!それ以上の怒りがあたしの中で燃えている!こんな記憶を呼び起こしてあたしの心を砕こうとした奴等に!」と咆哮。
・4PP敵全滅して戦闘終了。
・マクロスルート第20話同様、敵増援としてイドムの大群が出現。そこへ哀しみのサクリファイが干渉、ガンレオンのスフィアが反応し、「何だ・・・!?ガンレオンが・・・泣いてやがる!」と戸惑うランドに、「・・・あなた達は、ここで朽ちてはなりません」と呼びかけるサクリファイ、「私が・・・あなた達を守ります」と宣言、「ウェルキエル・ザ・ヒート・・・。あなたは痛みと恐怖に耐える・・・いつか、あなた達は全てを理解する・・・。そして、シンカの道を進み、全ての宇宙を・・・」と告げる。
・Z-BLUEは木星付近に転移出現、仲間達と合流。

●第21話:ジュピター・クライシス
・初期位置付近で戦術待機活用しながら、基地防衛線を敷きつつ敵を引き寄せ、端から刈り込みつつ11個小隊と1匹だけ撃墜後、3PP月光蝶MAPで1匹残して掃滅、イベント発生。
・Dトレーダーで、ロックオンが撃墜数50以上で開始かつ敵撃墜したので、ボーナスZチップ50Zget。労うAGを一顧だにせず彼女の元へ歩み去るロックオンに、揶揄されてもテレもしないと呆れるAG、「ま・・・仕方ないですよね。死亡フラグをへし折って助けた彼女ですから」「運命を覆す、その生き方・・・。ワタシも見習いたいものです」と称賛。

●ルート分岐
・第25話終了後のルート分岐は「本隊を残されの海へ向かわせる」。

●第26話:深海の秘密
・残されの海でガルガンティア船団と接触したZ-BLUE、フェアロック船団長と副官リジットからヒアリング。サイデリアルは船団を放置しているものの、海中の調査で船団の漁に悪影響が生じており、一部にサイデリアル降伏論も出ているとか。
・船団が聖なる生き物としているクジライカに注意するよう、ジェフリー艦長らに注意するリジット。
・エイミー達との再会を喜ぶサーヤとメルティ、Z-BLUEにイケメンが多いとはしゃぎつつ、ランドの暑苦しさに引きまくり、クロウには「こっちはイケメン!でも、何だろう・・・。絶対に近寄っちゃいけない何かを感じる・・・」と敏感に借金体質を察知、「何と言うか甲斐性がないのよね、あんたは」と苦笑するベローズに、「・・・返す言葉もねえ・・・」とクロウ絶句。
・取れ立ての海の幸でもてなされるZ-BLUEだが、大きなタコに「離れろ!」「そいつはヒディアーズだ!!」と殺気立つレド。
・(気持ちが落ちた時は身体を動かす・・・今こそ基本に立ち返る時だ)と倉庫ブロックで独り修行に励むヒビキ、(無法を以って有法と為し、無限を以って有限と為す・・・)と瞑想していると、「すごいね、さっきのダンス・・・!」とはしゃぎながらティティ出現、「・・・君は、ガルガンティア船団の人か?」と誤解するヒビキに、「少し前に、ここに来たの。」とさりげなく誤魔化しつつ、無邪気に会話。・・・(-_-#
・二人いい雰囲気で翠の海を眺めるガロードとティファ。「この海には色々な生命がある・・・」「今まで感じた事のないような不思議なものを感じる事があるの・・・」と微笑むティファに、どちらからともなくキスしかけるガロードだが、何者かの接近を感じ取ったティファが制し、(この感じ・・・。あなたは誰なの・・・?)と問いかける。・・・残念、ガロード。(^.^;
・タコはヒディアーズではないと窘められたレドも、エイミーと二人いい雰囲気で語り合うものの、突然チェインバーが「敵影確認。要迎撃」と警告、「固有反応、解析終了。蓋然性99.97%・・・対象をヒディアーズと認定」と告げる。殺気立ってチェインバーで出撃したレド、「待って、レド!あれは・・・!」と制するエイミーに聞く耳持たず、「ヒディアーズ!ガルガンティアには・・・エイミーには近づけさせない!」と宣言して単騎戦闘開始。
・クジライカ1体を倒してイベント発生。体組織採取と遺伝子解析をチェインバーに指示するレド、船団での情報収集を決意し、「それが済み次第、奴等を殲滅する」と険しい顔で宣言。
・クジライカをヒディアーズの一種として殲滅を提案するレドは、ジェフリー艦長と船団で協議。銀河中心部でヒディアーズの恐ろしさを知ったZ-BLUEの面々は賛否両論だが、「下らねえな」と断言するバサラ、ならば歌でコミュニケーションを取れと唆す宗介に、「やってやろうじゃねえか」と不敵に微笑み、「勝手にバアルとかってのに決めつけられたら、あいつ等だってたまったもんじゃないしな」と闘志を燃やすものの、クジライカについては船団の意思を尊重すべしと釘を刺すガムリン大尉。
・ジェフリー艦長とレドから事情を聞いた船団首脳部、クジライカ殺傷の禁忌破りに動揺が生じていると危惧しつつ、対応を模索。そこへ大船主の一人フランジが、かねて提案していた船団分離と霧の海の調査を持ち出し、サイデリアルに対抗する力を得ようと画策。諌めるフェアロックだが、持病の発作に倒れる。
・一方、クジライカ殲滅の提案を拒まれたレドは、フランジと共謀するピニオンの誘いを受け入れ、霧の海の古代遺跡に巣食うクジライカの殲滅を決意。そこへエイミーとべベルが訪れ、クジライカは襲ってこないと諌めるものの、「今は船団の文明が未熟なため、ヒディアーズに無視されているだけだ。奴等はいずれ牙を剥く。それは、今この瞬間かも知れない」と言い張るレド、「これが俺の本来の役目だ。俺は奴等を殺すために生きている」と断言、宗介やアルトらを引き合いに出して諌めるエイミーに、「俺は・・・彼等のようには生きられないんだ・・・」と寂しげに告げる。
・泣いて駆け去るエイミーを見送ったレド、なお諌めるべベルに、ヒディアーズに圧迫された人類は戦えない子供を養う余裕すらないと弟らしき少年を失った過去を明かし、「エイミーを悲しませたくない。だから、ヒディアーズを・・・倒す!」と宣言。「あの笛・・・預かってるだけだから。だから・・・必ず戻ってきて」と悲しげに告げるベベル。
・霧の海に潜ったレド、クジライカの遺伝子構造はヒディアーズと同一と認定するチェインバーに、「やはりか。・・・殲滅の方針は間違っていない。地球人類のためにも必要な事なんだ。何故、彼等にそれがわからない・・・」と苛立つ。言語解析から地球人類の生存戦略は同盟と大きく異なると指摘するチェインバー、「この疑義への回答は、同盟標準辞書にない。ただし地球語には存在する」「共存共栄」と告げる。「・・・似たような事をガムリン大尉が言っていた。彼等は意思疎通が不可能と思われていた化け物と最後は共存する事が出来たと聞く」と思い出す。
・巣を守ろうと出てきたクジライカの群れと対峙するレド、「これはZ-BLUEの戦いではない。人類銀河同盟の・・・俺の戦いだ」と宣言、「ここで奴等を殲滅する!」と雄たけびあげて、単騎で水中戦闘開始。
・3PP敵全滅してイベント発生、SRポイントget。東にサイデリアルの無人機群が出現。南にはトゥアハー・デ・ダナンが駆けつけ、レドの無断出撃をオズマ少佐が叱責しつつ、サイデリアルを迎え撃って戦闘再開。
・ヒビキはGAIモード抜きで敵2機撃墜。
・4PPサイデリアル全滅して戦闘終了。
・帰還命令を拒むレドは単騎でクジライカの巣へ潜行。「これ以上の介入は、ガルガンティア船団の自治への干渉にもなります。そして、レド少尉も善意の協力者である以上、こちらの命令への拒否権を持ちます」とテッサがZ-BLUEに帰還命令、洋上でピニオンとフランジから事情聴取することに。
・巣に突入したレドは一部を取り逃がしたもののヒディアーズ殲滅、予想外の脆さに「天敵の不在による退化適応と推測」とチェインバーがコメントしつつ、途中で遭遇した人型の小動物はライフサイクル不明なヒディアーズの成長途中の個体と推測。
・遺跡の管理ブロックで極限環境用の記録媒体を回収、チェインバーがデータサルベージに成功し、遺跡が人類銀河同盟発祥の地における研究施設と判明するものの、「本データの詳細は、人類銀河同盟の機密事項に抵触」と開示拒否。「現状を踏まえろ!本隊と連絡途絶の際は、現場の最高階級者が指揮権を持つ!そうだな!?」「ここでの最高階級者は誰だ!」とレドが畳み掛けて機密情報開示を要求、承諾するチェインバー。
・復元データから再生された録画の報道特番では、戦災と巨大隕石落下により荒廃した地球で活動する自発進化推進派イボルバーの一員としてライアン・マツモト氏を紹介。月への移民により地球環境回復を待つという連邦議会の方針に異を唱えるイボルバーのライアン、各地で受けている反発について何者かが扇動していると糾弾、「詳しい事は調査中ですが、彼等は歴史の影に潜み、人類の進化をまるで神のごとく管理しようとしている者達です」とクロノの干渉を示唆。
・禁忌とされたヒトゲノム操作で未来を切り開くと主張するライアン、連邦政府も環境に適応した人類創造のテストや月面の巨大冷凍睡眠施設等、人倫に反する施策に着手していると暴露して自らの正当性を主張しつつ、番組の制御を乗っ取って予定外のイボルバー研究成果紹介を敢行。
・「人体そのものを進化させる事で我々は宇宙の真空に、天文学的距離に、膨大な時間に対応する事が出来るのです」と語るライアン、人のヒディアーズ改造の映像を紹介、「これは・・・生命に対する冒涜では・・・」と眉をひそめるキャスターに「あなたもクロノの保守派の人間ですか?」と敵意を向け、人類全体が進化を求められていると主張、「我々はシャア・アズナブルの思想を受け継ぐものではありません。彼の提唱する理念とは違う形での進化を求めます」と宣言し、海中でも宇宙でも適応できる共生体としてヒディアーズの原型を称賛し、自身も手術を受けたと告白、「我々イボルバーは、共に未来を生きる意志のある方をお待ちしております。自らの力で進化をつかみ、この手で未来を切り拓きましょう」と賛同を募る。
・「ヒディアーズは・・・自らを改造した人間・・・」と衝撃を受けるレド、「人類銀河同盟公式情報との矛盾を多数発見。極めて信憑性は低い」と告げるチェインバーに「じゃあ今のデータは何だ!?誰が何のために作ったって言うんだ!?」と食ってかかり、敵の情報操作の可能性を示唆されても「敵?敵って何だ!?ヒディアーズは下等生物じゃなかったのか!」と矛盾を指摘、残存ヒディアーズを発見して撃滅を促すチェインバーに「やめろ・・・!やめろぉぉぉぉぉっ!!」と絶叫。(;_;)
・Dトレーダーで、GAIモード抜きのジェニオンで敵2機撃墜したヒビキから、ボーナスZチップ50Zget。「本来はジェニオンは一人乗りなんだから、あの状態でやれてなきゃ駄目なんだ」と自省するヒビキに、(しかし、本来のジェニオンですか・・・。意味深な事を言ってくれるものです)と密かに独白するAG。

●第27話:野望の島
・レドがクジライカを一掃した後の遺跡から、首尾よく旧文明の遺産をサルベージできたピニオン、「これからは俺もいっぱしの船主だ!・・・俺は霧の海のピニオン!邪魔する奴はお宝の力で片付けるまでだ!お宝の中にはビーム砲まであったからな!」とはしゃぎ、落ち込んだ様子のレドにZ-BLUEが20km程先にいると教える。
・チェインバーの分析により、翠の海のヒカリムシがヒディアーズの外殻のナノマシンと同じものと判明、電磁波を吸収し高効率でエネルギーに変換するナノマシンは、自己複製や擬似炭素結合におり堅牢な外骨格としても機能し、周辺環境の最適化機能で汚染された海洋を浄化したと推測。「これはヒディアーズが人類の恣意的進化の帰結である証明であり・・・」と記録映像の裏付けと認めるチェインバーに、「お前は何故そうなんだ!?銀河同盟の・・・俺の戦いの意味が根こそぎ否定されたってのに!」と激発するレド、記録映像に現れたシャア・アズナブルの名はZ-BLUEのシャア大佐なのか?と戸惑い、「ヒディアーズが進化した人類なら・・・俺は戦えるのか!?戦って、そこに意味はあるのか!?・・・ないなら・・・俺は戦えない・・・。あの生き物を・・・俺は・・・殺せない・・・」と呻く。
・「容認できない。貴官の認識は、貴官と当機の存在意義を否定するものである」と反論するチェインバー、「同じ人類が殺し合っているんだ!それが俺達の戦争の正体なんだ!」と叫ぶレドに、「当該情報を得てもなお、ヒディアーズ殲滅を放棄する理由は存在しない」「ヒディアーズが人類にもたらす根源的破滅・・・。それを回避する事が貴官の唯一の任務である」と告げる。
・同盟のお題目はたくさんと反発するレドに、「否定する。当機と同盟の並列リンクは喪失している。これは当機が独自に行った情報解析による結論である」と反論するチェインバー、「人類とヒディアーズは決して相容れる事はない。なぜなら、彼等は文明そのものを否定した存在だからである」と指摘。
・戸惑うレドに「もし人類がヒディアーズのように強靭で万能な肉体を備えていたならば、そもそもマシンキャリバーを開発する必要性などなかった」と指摘するチェインバー、様々な文明が生み出したZ-BLUEの各機体も同様に、人間は自らの肉体的限界を超えるべく知能を発展させ文明を築いたと分析。一方ヒディアーズはその知性すら克服して生命体としての一つの極北に到達したと指摘し、「故に貴官は、当機とともに人類の尊厳を懸けて戦わねばならない。根幹を同じくする者の争いにおいて敗北は即、滅亡を意味する。文明を追求する事と、それを放棄する事。人類銀河同盟とヒディアーズの戦争は二つの異なる生存戦略の相克であり・・・敗者は淘汰を待つのみである」と説く。
・Z-BLUEに賛同した故に人類同士の戦いにも参加したと認めるレド、「だが、同盟は違う。俺には、その生き方しかなかった・・・。肯定も否定もなく・・・!それでも心の中には人類のために戦っているという誇りがあった。それが根こそぎ崩れた今、俺は・・・」と激昂。「貴官が生存を欲する限り、選択の余地はない」と迫るチェインバー、戦いを強いるのかと反発するレドに、「私はパイロット支援啓発インターフェイスシステム。貴官がより多くの成果を獲得する事で存在意義を達成する」と告げる。
・エイミーらに同行して紛れ込んだティティ、悲しい身の上話で同情を買って生活班の一員に。こうして見るとすごくムカツく・・・(-_-#
・クジライカをたくさん殺したレドは理解できない、と俯向くエイミーに、「それでもレドはレドだ」と指摘するアルト、「あいつは人類銀河同盟っていう檻の中で生きてきたが、今はそこから出て、自由を得た鳥になった」「自由を得たからこそ、とまどっている。今までの行き方と、これからの生き方・・・どうやって飛ぶかを考え、迷っている。でも、俺は・・・あいつの持ってうまれたもの・・・あいつの不器用な優しさを信じている」と語る。宗介も「あいつは兵士である前に人間である事をやっと理解しつつある」と同意し、(俺は守るべきものと生きていく力を見つけた。レド・・・お前も翼を見つけられる事を信じてるぞ)と内心でエールを送るアルト。
・サイデリアル部隊と遭遇、洋上の島で迎え撃つZ-BLUE。
・1PP攻撃及び1EP反撃を手控えつつ北上、2PPマルチアクション等使って一気に攻勢、25機撃墜してSRポイントget。
・2PP雑魚殲滅後、ギルター撃墜してイベント発生。東に色違いのバジュラがギャラクシー船団の無人機ゴーストと共に出現。ギャラクシー船団がバジュラをコントロールする技術を開発した、と推測するブレラだが、突然ギャラクシー船団側の精神制御を受けて敵に合流、追いすがるアルトに「俺はアンタレス1。ギャラクシー船団の兵士だ。S.M.S・・・ならびにZ-BLUEは排除する」と言い放って攻撃。
・アルトの危機に、レドが駆けつけて牽制攻撃、小隊組んで「態勢を立て直すぞ」と促す。一方ギルターは邪魔が入ったと毒づいて遁走。
・ブレラのインプラントに精神制御の予備システムが組み込まれていたとルカが推測、なるべくブレラを撃墜せず無力化するようジェフリー艦長が指示。「戦争なんて下らない事はやめて、俺の歌を聞けぇぇぇぇっ!!」とバサラがブレない雄たけびあげ、レドが戦う理由を自問しつつ、バジュラ相手に戦闘再開。
・3PP敵数機撃墜でイベント発生。ブレラを人形のように操る敵に怒りを燃やすZ-BLUEの面々を見つつ、(俺を縛るものは、もう何もない・・・はずだ。なのに俺は・・・過去の生き方に囚われ・・・)と独白。そこへ「偏極光子シークエンスを受診。銀河同盟標準の暗号通信波である」とチェインバーが同盟友軍機を識別、かつてのレドの上官クーゲル中佐が駆るストライカー・X3752が登場。
・驚愕するレドに「久しぶりだな、レド。元気そうで何よりだ」と笑うクーゲル中佐、「まずは、この状況を打開する。援護するぞ」と告げて共闘。(中佐なら、俺の疑問にきっと答えてくれるはずだ・・・)とレドが独白しつつ、戦闘再開。
・バサラがバジュラと戦闘?時セリフイベント。「下らない連中の言う事なんて聞く必要はねえ!お前達が聞くのは、俺の歌だぁぁぁっ!!」と叫ぶバサラ。(^^;
・オズマ少佐がブレラと戦闘時セリフイベント。「どうした、ブレラ!お前のランカへの想いはインプラントごときに負けるのか!」と叱咤するオズマ少佐、「ラン・・・カ・・・」と呻くブレラに、「だが、心配するな!お前がいなくてもランカは俺が守る!悔しければ、とっとと正気に戻るんだな!」と挑発。
・アルトがブレラと戦闘時セリフイベント。「目を覚ませ、ブレラ!お前は、そんなものに負ける男ではないはずだ!」と叫ぶアルトだが、「攻撃対象、スカル4。S.M.Sの中核戦力」と機械的に反応するブレラに、「こっちの話を聞く気がないのなら、無理にでも聞かせてやる!ランカのためにも!!」といきなりキレまくり。(^^;
・3PPアルトがブレラ撃墜してイベント発生。「しっかりしろ、ブレラ!ランカの事を思い出せ!」と叱咤するアルトに、「ラン・・・カ・・・」と一時反応したブレラだが、「くっ・・・!アンタレス1、後退する」と撤退。
・3PP敵全滅して戦闘終了。
・「俺と来い、レド。情報を交換し、現状の確認を行う」と促すクーゲル中佐に、「了解です。レド少尉、これよりクーゲル隊に帰還します」と追随するレド、「クォーターにはエイミーもいるんだぞ!」と呼び止めるガロードに、「・・・俺は・・・人類銀河同盟の兵士だ・・・」と寂しげに呟き、共に撤退。
・霧の海ではフランジ船団に接触する船団があり、状況からクーゲル少佐の関与を想定するジェフリー艦長。
・一方、Z-BLUEからサイデリアル掃討の報を受けたガルガンティア船団では、遂に命尽きようとするフェアロック船団長が、「これからは、君が船団の未来を切り拓いていくんだ」と副官リジットに後事を託し、「変わる事を恐れてはいけない。海も・・・世界も変わっていく・・・この鍵を君に渡す。船団が危機に陥った時に使うんだ」「船団を・・・頼む・・・」と言い残してご臨終。
・クーゲル船団に合流したレド、玉座の間でストライカーを雷の巨人と崇める自称巫女のオンデリアに迎えられ、ストライカーから降りてこないクーゲル中佐と通信を介して対面。風土病に侵されたため滅菌状態のコックピットから出られないと告げるクーゲル中佐、「我々の使命は、彼らに戦いを教え、人類の尊厳を啓蒙する事だ」とレドに協力を求める。
・ヒディアーズが人間だったと明かすレドに、「元、人間だろ?」とあっさり認めるクーゲル中佐、上層部では暗黙の了解だったと言いつつ、「ヒディアーズは、ただ欲望のままに生き、繁殖するだけだ。あれを人間とは呼べん」とあっさり切り捨て、「強い者も弱い者も、その理性によって支え合う。それぞれのやり方で貢献し、社会を築く。・・・それこそが人間というものだろ」と主張、クーゲル船団に秩序を与えて構成員の幸福度を大幅に向上させたと自賛。
・「当該文脈における、幸福の定義を要求する」と割り込むチェインバーに、「銀河同盟の理念においては幸福とは、個人が全体に奉仕する際の費用対効果が最大効率を発揮する状態と定義される。故に幸福は統率の安定度に比例する」とストライカーが代理回答。チェインバーが同意する一方で、「そう・・・なのか・・・」と戸惑うレド。
・ピニオンらのフランジ船団がクーゲル船団に合流したと告げるクーゲル中佐、この星の住人に対する啓蒙活動への協力をレドに求めて「対象はガルガンティアと呼ばれる船団んだ」と告げ、絶句するレド。(-_-;
・Dトレーダーで、ブレラと戦ったオズマの強い心がボーナスZチップを生み出し、50Zget。

●第28話:翠の海の明日
・悲しみに沈むリジットの元へ弔問に訪れたテッサ、クーゲル船団がガルガンティア船団を狙い接近中と警告するも、船団長として自信を持てないリジットは「・・・今の私に出来る事は・・・何も・・・」と力なく呟く。
・「リジット船団長・・・。私・・・幾つに見えます?」と茶目っ気を交えて問いかけるテッサ、「今、17歳です。ちなみにトゥアハー・デ・ダナンの艦長に就任したのはさらに若い時でした」と明かし、いかに特別な才能があろうと一人では何もできない、極度の運動音痴でもあると言いつつ、「でも、私には心強い部下と仲間がいます」と微笑む。
・息を呑むリジットに「そういう事だよ、リジット」と微笑むベローズ、自分もサルベージを親方から任された時には一人で気負って大失敗したと告白、あんたは?と問われたテッサも「まあ・・・失敗はありましたよ。」と苦笑。
・「あの時はピニオンに散々笑われちまったよ・・・。『周りが見えてねえ。それじゃ仲間を信用してないのと一緒だ』ってね」と苦笑するベローズ、「一人でどうにかすればいいってもんじゃないんだ。だから・・・」と説得し、「私が前船団長にお会いした時には常にあなたが隣にいらっしゃいました」とフェアロックもリジットを頼っていたと示唆するテッサ。
・クーゲル船団で構成員として認められたピニオンとフランジだが、「摂理に従う者には祝福を。しかして摂理に背く者には神の鉄槌を」とオンデリアが威迫、不要とみなした者達を縛って海に落とす処刑を見せつけて服従を迫る。
・「イカれてやがる・・・」と吐き捨てるピニオンに接触した大海賊ラケージ、「わたくし・・・この船団に取り込まれたものの、連中のやり口には、ほとほと嫌気がさしておりましてね」と叛意を示し、「あなた・・・俗物ですが見所があります。わたくしの仲間に加えてあげても、よろしくてよ」と勧誘、「誰が海賊の片棒なんか担ぐかよ!?」と反発するピニオンに「この船団の攻撃目標がガルガンティアだとしても?」とほくそ笑む。
・クーゲル船団の恐怖による支配に疑問を抱くレド、ガルガンティア船団への攻撃中止を具申するも「この星に新たな秩序をもたらす事は我々の使命だ」と一蹴され、「戦線に復帰できないのなら、この地球を俺達の理想郷、第二のアヴァロンとする。我々の正義に変わりはない。ためらうな」と言い含めるクーゲル中佐。
・(皆をヒディアーズから守ろうと俺はここに来た。エイミーを、ベベルを、あの人々を守るために俺は・・・)と思い悩むレド、ストライカーから戦闘指揮下に入るよう要求され判断を求めるチェインバーに、「お前はストライカーと戦えるのか?」と問いかけ、しばし沈黙の後「ストライカー・X3752は現在、同盟の軍務の範疇にはない行動を遂行中。交戦対象として認定は可能である」と応じるチェインバー。「そうか、なら・・・。俺は中佐と戦えるのか?チェインバー!」と畳み掛けるレド、「戦闘行動の方針策定は、いかなる場合も、これを貴官に委ねるものである」と答えるチェインバーに、「そうか・・・」と沈思。
・そこへやってきたピニオン、決意をたたえて話があると告げるレドに、「俺もだぜ、レド」と不敵に笑う。
・玉座の間で神の力による聖戦を宣言するクーゲル中佐、「我に従え。ただそれのみが不滅の幸福へと至る道」と思考停止の服従を要求。そこへ割り込んだレド、「これはどういう悪ふざけだ」と気色ばむクーゲル中佐に、「ふざけているのは、あなたです」「この星には、ここで生きる人々が築いた世界がある!それを壊していいわけがない!」と糾弾し、「言葉は尽くした・・・。来い、チェインバー!!」と戦闘態勢に。
・ピニオンの用意した追加武装で戦闘力20%向上と報告するチェインバーを駆り、島の上でストライカー率いるクーゲル船団部隊と対峙するレド。更にピニオンが自身で整備したクーゲル船団のビーム砲で援護砲撃を行い、「こっちは俺とフランジに任せとけ!お前が、その御神体サマを連れ出してくれたおかげで何とかなりそうだぜ!」と告げる。
・更にラケージが「あ〜ら、はしたなくってごめんあそばせっ!」と海中から船団部隊を急襲、「こちらは任せてくださって結構。少年は御神体の相手、よろしくて?」と促す。「この星は、この星の人々のものだ!それが理解できないあなたこそ、愚かな人間だ!クーゲル中佐!俺があなたを止める!」とレドが宣言して戦闘開始。
・ラケージ突っ込ませてランボルト引きつけつつ、レドはストライカーを引きつけてサシに。
・レドがストライカーと戦闘時セリフイベント発生。「戦力的優位の確保は困難。一撃離脱戦法を推奨。敵機頭部に攻撃を集中されたし」と警告するチェインバーだが、「中佐を殺したくない!」と拒むレド。チェインバーを凌駕する機動で追い込みながら「強い者も弱い者も、その理性によって支え合う。それこそが人間というものだ。」と迫るクーゲル中佐に、「強い者も弱い者も関係ない・・・!みんな、生きている・・・みんな、人間なんだ!!」と反論するレド。
・2EP反撃でレドがストライカー撃墜してイベント発生。組みついて緊急解除信号によりストライカーのハッチを強制開放させたレドだが、対面したのはコクピットで既に死んでいるクーゲル中佐の亡骸。「じゃあ、今まで俺が話してたのは・・・!」と驚愕するレドに、東に後退したストライカーが「貴官を排除する」と宣告し、サイデリアル無人機を東側に大量召喚、「既にコントロールは当機が有している」と勝ち誇る。
・西に後退したレドとラケージの側に、サーフカイトで飛来したエイミーが登場、「あたし達がついてる!あたし達も一緒に戦う!」と呼びかけ、「あなたと離れて、やっとわかった!どんなに辛くても、あたしはあなたの側にいたい!だから・・・!だから帰ってきて!あなたが守ろうとしてくれた場所に!私達のガルガンティアに!」と大告白。(*^-^*)
・「エイミー・・・」と微笑むレドだが、ストライカーの指示でエイミーを狙うサイデリアル部隊が迫り焦慮、でも大丈夫と微笑むエイミー。
・ガルガンティア船団の皆にフェアロックから引き継いだ船団を守る意思を表明するリジット、船団を守るため力を貸して欲しいと懇願し、大歓声の中で「私は前船団長に託された、このガルガンティアの力を、ここに使います!」と宣言。
・ガルガンティアに隠された先史文明兵器のコンソールを前に、「この力は、かつては傷ついた地球をよみがえらせるための力だったと伝えられている。だが、その力は同時に世界を滅ぼした力でもあったと聞く。そしてそれは、我等・・・船団五賢人に委ねられた」と明かすオルダム、「失われた時代の兵器を今再び目覚めさせる・・・。その禁忌を犯す覚悟を君に問う。リジット・・・ガルガンティアの盟主よ」と問いかける。「構いません。私には、この船に集った全ての同胞を守る義務がある」と即答するリジット、「位置はエイミーが知らせてくれます・・・!」と告げ、目標座標補正を待って「翠星虫システム、起動!発射!!」と大号令。
・「来た!」とエイミーが喜ぶ中、サイデリアル無人機群が無力化され、「ヒカリムシと同種のナノマシンの散布により、範囲内の機体のエネルギーを吸収したと推測」とチェインバーが分析、「これね、ガルガンティアの秘密の力なんだって」と明かすエイミーに、「これはまるでホワイトドールの・・・」と呟くレド。
・更にZ-BLUEが西に登場、トゥアハー・デ・ダナンの姿に「ふふん・・・海の女帝もおでましね。これは心強いですわ」とほくそ笑むラケージ、(やりましたね、リジット船団長)と内心エールを送るテッサ。大役を果たしたエイミーは無事マクロス・クォーターに帰還。
・「翠の海のヒカリムシはナノマシンであり、環境浄化の機能を持っています。おそらくガルガンティアの本来の役目はそのナノマシン散布だったのでしょう」と解説するルカに、(あの力・・・まるでホワイトドールの月光蝶のようだった・・・)と瞠目するロラン。
・ガルガンティア船団が狙われればレドは一人でも戦うと読み、迎えに来たと微笑む甲児達だが、上空からブレラ率いるゴースト群が飛来、何やらコミュニケーションしたらしいストライカーが「貴官等の意図は了解した」と告げる。
・「奴はクーゲル中佐が死んだ後、中佐になりすましていた!奴はインターフェイスではない!別の何かだ!」とレドがストライカーを糾弾し、「ストライカー・X3752。貴官の行動は支援啓発インターフェイスシステムの領域を逸脱している」と指摘するチェインバーだが、「だが当機は、クーゲル中佐の任務を継承し、代行している。全て中佐の策定要項を遵守した上での行動である」と反論するストライカー。
・ストライカーを偶像として連携する船団の社会形態はクーゲル中佐が構築したものであり、その共同体そのものがストライカーに依存するユーザーだと主張するストライカー、「彼等全体が反映と安息を獲得する事で当機は存在意義を達成する」と断言。
・「なるほど理屈は通っている。だが、それは単なる統治論であり、構成員の幸福というのは別の話だな」とロジャーが吐き捨て、「お前の作り出すものは平和ではない。ただの支配だ」とヒイロが指摘するものの、「それこそが船団の構成員にとって最良の生き方であり、最良の世界と判断。私は、人類支援啓蒙レギュレーションシステム。即ち神と呼ばれる存在である」と決めつけるストライカーに、「機械が神を気取るだと・・・!」と憤るゼロ。
・「ふざけるな!繁栄だと!?安息だと!?皆、貴様の意のままにされてただけじゃないか!」と叫ぶレドに、「唯一絶対の圧倒的支配者が君臨する事で民衆は思考判断の責務から解放される」と言い放つストライカー、「貴官もまた自ら思考し、判断する事を負担と感じていたはずだ」と指摘、レドの動揺に付け込み「有意提言。崇拝せよ、服従せよ。私が統括する世界の一部となるべし」と畳み掛ける。
・「懐疑提言」と割り込んだチェインバー、「X3752に告げる。貴官の論理は破綻している。思考と判断を放棄した存在は、人類の定義を逸脱する。貴官が統括する構成員は、対人支援回路の奉仕対象たり得ない」と糾弾。統率と支配を委任された自身は奉仕者ではなく奉仕の対象と言い放つストライカー、「K6821チェインバー・システムは、私と私が統括する人類に奉仕すべし」と迫るものの、「否定する」と言下に拒むチェインバー、「私は支援啓発インターフェイスシステム。奉仕対象は人間であり、神を名乗る存在に奉仕する機能はない」と断言。(*´Д`*)
・「ストライカーはプログラムの脆弱性を露呈した。パイロットが行動指針を誤れば、システムもまた、あのような論理破綻にいたると推測される。遺憾な実例である」とレドに告げるチェインバー、「破綻した個体は、対人支援回路の設計思想と存在価値の全てを危険にさらす。ストライカーの即時停止と破棄を最優先課題と認識する」と宣言し、「お前にとっては身内の恥ってわけか」とレドが納得、「行けよ、レド、チェインバー」とアルトやカミーユらが後押し、宗介も「お前は今、人間としてここにいる。ならば次は兵士として・・・戦士としてやる事をやれ」と促す。
・「貴官は、この想定外の環境において常に正しく、人間として思考し、判断した。その結果、当機もまた、今なお正常な機能を維持している」といささか誇らしげにレドを肯定するチェインバー。「否定する。貴官等はともに暴走している」と言い募るストライカーに、「あいつを倒そう、チェインバー。それが俺たちの務めだ」とレドが告げ、「全面的に同意する」と応じるチェインバー、アルト達もブレラに邪魔はさせないとサポートを宣言して、戦闘再開。
・アルトがブレラと戦闘時セリフイベント。今度こそ止めてみせると迫るアルトに、「お前では無理だ」と否定するブレラだが、「勝手に決めつけるな!俺の翼は、この海の霧を切り裂く!俺を信じ、お前が帰ってくるのを信じるランカのためにな!!」と雄たけびあげるアルト。
・4PP、ブレラをアルトで撃墜してイベント発生。後退するブレラに「ランカのためにも、お前を止める!」と追いすがるアルト、「俺の翼は大切なものを守るための翼だ!!」と咆哮、「大切な・・・もの・・・」と瞬時呆然となるブレラに「もらった!!」と切り込んで痛撃。
・「ランカ・・・」と呟くブレラ、「思い出せ、ブレラ!お前の最も大切なものを!お前はインプラントに負けて、一番大切な人を、また悲しませるのか!!」とアルトに叱咤され、精神制御に抗って呻く。そこへ「見ちゃいられないぜ!!」とバサラが割り込み、「俺の歌を聞けぇぇぇっ!!」と"Try Again"熱唱。
・「う・・・ああ・・・ランカ!!」と苦悶し呻くブレラに、バサラの歌のフォールドウェーブが制御システムに影響を与えているとルカが分析、「だったら!!」とエイーダやミレーヌが声をかけ、シェリルとランカが「聞いて、お兄ちゃん!」と"ライオン"熱唱。
・「う・・・ああ・・・!頭が・・・いや、胸が・・・熱くなる!」と呻くブレラ、「ハートをたぎらせろ!そいつが本当のお前だ!!」とバサラ、「それがランカの歌だ!お前の一番大切な人の想いだ!!」とアルトに焚きつけられ、「うああああああっ!!」と絶叫して遂に精神制御システムを破壊。
・「・・・そうか。俺はまた奴等に操られて・・・」と呟くブレラ、「俺も奴等と戦う。俺の意思で」と宣言してアルトと合流。「兵士の幸福は命令に従い、戦果を挙げる事にある。それ以外は不要である」と言い放つストライカーに、レドとブレラが真っ向反論して、戦闘再開。
・4PPストライカーHP6割程度でイベント発生。北へ移動したストライカーを追うレドに、「ストライカーはクーゲル中佐の操縦技術を解析し、自律機動プログラムを最適化している。機動力で当機を47%凌駕」とチェインバーが警告。「降伏せよ。降伏せよ」と勧告するストライカーに、(俺はどれほど虚しくて空っぽのものを信じていたんだ。ただ崇めて、頼って、従っていられる大義さえあればいいと思っていた・・・それが機械仕掛けの偽物でも、まるで見分けがつかなかった)と歯嚙みするレド、「従属こそ安息の道である。」と言い放つストライカーに、(これが中佐の望んだ大義だと!?こんなもののために戦って、同法の生命まで費やして・・・!)と憤怒を燃やし、「チェインバー!マキシマイズ、ニューロプラスパワーど開始!」と禁断の切り札を切る。
・「許諾できない。サポートのない状況において、パイロットの機械化融合は自殺行為である」と拒むチェインバーに「構わない。俺を喰え」と言い含め、「許容外判断」とあくまで拒むチェインバーに、「いいんだよ、チェインバー」と穏やかに微笑む。
・「奴は故郷を捨ててまで憎み合う事をやめられなかった人類が産み落とした怪物だ」と自嘲するレド、「俺も、お前も、奴と同じ世界で生まれ育った同類だ。再びよみがえったこの星に、俺達の居場所はない。そして、もう帰る道もない。なら、いいんだ。奴を道連れに出来るのなら、もう俺に悔いはない」と静かに告げる。
・「最終意思確認。レド少尉は自らの死を要望するか」と問うチェインバーに、「俺は・・・俺は死に方はわかっても、行き方がわからない。そんな俺のために・・・行き方を一緒に探してくれる人がいた。もう一度会いたかった・・・。もっと・・・声を聞きたかった」と語るレド。
・「レド少尉の心理適正は兵士の条件を満たしていない。よって、現時点を以て貴官の軍籍を剥奪する」と宣告するチェインバー、「非戦闘員のコックピット搭乗は許可できない。即刻、当機より退去せよ」とレドを島へ放り出し、「私はパイロット支援啓発システム。あなたが、より多くの成果を獲得する事で存在意義を達成する」「この空と海の全てがあなたに可能性をもたらすだろう。生存せよ、探求せよ。その生命に最大の成果を期待する」と特攻の意思を秘めて告げる。
・「だったら、まだレドにはお前が必要だ」とアルトが割り込んで、島からレドを拾い上げチェインバーに託し、「まだだ、チェインバー。レドが生きていくには、お前の力が必要だ」と説得。宗介も「こいつは兵士失格かもしれないが、人間としても、まだまだ未熟だ」、ヒビキも「兵士でなくてもパイロットはやれる。支援啓発は、まだ終わらないな」と援護し、「よく言うよ!ケツの青いガキ共が!」とマオ、「まだまだなのは、お前達も同じだ!」とオズマ、「スカしてないで、とっとと、その黒いベビーカーにヒヨッコを乗せてやんな」とクロウが苦笑。
・改めてチェインバーに乗り込んだレド、「チェインバー・・・。俺は生き方がわからないと言った。わからなけれ、探せばいい。エイミーと・・・みんなと一緒に」と微笑み、「貴官の論理に破綻はない」と同意するチェインバーに、「マキシマイズのタイミングを俺に渡せ」と命令、武装に高機動攻撃追加。「了解。貴官の判断に従う」と応じたチェインバー、パイロットを拒めば支援啓発システム失格と表面だけ見て糾弾するストライカーに、「くたばれ、ブリキ野郎」と返信、戦闘再開。(*´Д`*)
・レドがストライカーと戦闘時セリフイベント。兵士として不適なので消去すると通告するストライカーに、「お前の存在は人類銀河同盟の歪み、そのものだ!お前に何と言われようと俺は生きる!生きて、俺の意思で戦う!」とレドが啖呵切り、「当機の任務は、レド少尉の戦いの支援である」と肯定するチェインバーに、「やるぞ、チェインバー!俺達を縛るものは、もう何もない!!」と檄を飛ばす。
・5PP、最後にストライカー撃墜して戦闘終了。「私の消失は人類の損失・・・」と世迷言ほざきつつ逃走するストライカー、飛来したゴーストV9に「・・・了解した。そちらの誘導に従う」と合流して遁走。
・ストライカー敗走によりクーゲル船団も投降して戦いは収束。
・「俺が本当にやるべき事を見つけるまで、Z-BLUEの一員として戦う」と改めて宣言するレドに、「当機の今後の任務は引き続きレド少尉の支援である。少尉がより多くの成果を得られる事を期待する」とチェインバーも肯定。さらにカイトで飛び出したエイミーと改めて再会、微笑みあうレドとエイミー。
・一方、ギャラクシー船団と密かに手を組みZ-BLUE壊滅を目論んだフロンティア船団の三島主席補佐官は、再世戦争で倒れたはずのグレイス・オコナー改めグレイス・ゴドゥヌワと密談。身体など器に過ぎないと嗤うグレイス、再世戦争で得たデータから飛躍的に進歩したバジュラ研究により、銀河中心部で見つけた別のバジュラの群れをインプラント弾とフォールドジャミングによりコントロール成功、フォールド技術も超速の進歩を遂げ銀河中心部へのフォールドさえ可能になったとほくそ笑む。
・サイデリアルを片付けてバジュラクイーンさえ制御すれば銀河支配も夢ではないと冷笑する三島補佐官、Z-BLUEをサイデリアル排除に利用した後に潰そうと都合よく画策。(相変わらずね。レオン・三島・・・。その夢見がちな所、嫌いでないわよ・・・)と密かに嗤うグレイス、代わりの素材が手に入ったのでブレラは用済みと言い放ち、(フフ・・・彼女を解析すれば、さらなる戦力も手に入る。そうなれば、主席補佐官殿は用済みね・・・)と見切りをつける。
・クジライカについてはこれから一緒に考えようと告げるエイミーに、ヒディアーズの正体は当面己の内に秘めておくと決意するレド、人類銀河同盟の兵士として失格となった人間として、守るべきもののため戦い続けると宣言。「だったら、俺が貴様を鍛え直してやる。人間として・・・男としてな」と不敵に笑って受け入れるオズマ少佐。更にエイミーの一世一代の大告白をチェインバーがZ-BLUE全員に中継していたため、桂やモームが二人を祝福。
・ピニオンとラケージもお宝目当てでZ-BLUEに再合流。
・Dトレーダーで、レドが単身クーゲル中佐を騙るストライカーを倒した事から、ボーナスZチップ50Zget。
・ラケージが一目置いたテッサに迫るのを傍観しつつ、チェインバーにも「商売、商売」を言わせるAG、「懐疑提言。Z-BLUE各員に、このワードを言わせる事に何の意味がある?」と問われて「それは、ここでは話せませんな・・・」とワルい笑い・・・(-ε-)

●第29話:深淵よりの目覚め
・Z-BLUEはクーゲル船団とラケージ海賊団の受け入れ手続きの間、ガルガンティア船団に駐留。截拳道修行に打ち込むヒビキ、見学するレドに「いつか船団に戻る事を考えているんなら、今のうちから身体を鍛えておけ」「今のうちに、ここで自分に何が出来るか色々と試してみるといい」と助言、チェインバーにもそう勧められたと認めるレドに「あいつ・・・パイロット支援というよりも、完全にレドの人生支援システムになってるな・・・」と苦笑。
・人類銀河同盟の兵士としての使命を捨てて船団の一員としての未来を選んだ心境を問われたレド、「・・・自分の心の動きなど、考えた事もない。ただ、その時が来たら、自然に俺は、自分が本当に望むものに向かっていた」と明かし、「そうか・・・」と微笑むヒビキ。
・一方、ガンレオンのスフィアの力を引き出し切っていないと悩むランドだが、レドの船団での将来を案じてアストナージやイアンら整備班総掛かりで『レドに手に職』作戦発動、作戦名がそのまま過ぎるとレドに文句言われつつ、メカニックのイロハを叩き込む。
・下働きを済ませてチェインバーのメンテに向かうレドを見送ったランド、「あいつを修理してたら、久々に親方に修理のイロハを仕込まれてた時の事を思い出したんスよ」と微笑、どうしようもないガキだったが何にも負けない自信があったと苦笑。
・サイデリアル襲来を船団上で迎え撃つZ-BLUE。ヒビキを相方に指定したランド、「無理してませんか、ランド?」と図星を指されて絶句。
・現れたギルター、失敗続きを挽回する秘策としてバルビエルのサソリの毒たるナノマシンを持ち出し散布、Z-BLUEはともかく船団の住民達を狙うものの、メルティ「・・・ねえ、あいつ・・・何かしたの?」、サーヤ「わかんない・・・。ちょっと・・・イライラするけど、特に変わったことはないね」とほとんど効果なし。
・驚愕するギルターに、互いに助け合って生きる船団の人間は反目しても心底の憎しみなど抱かないと告げるリジットとオルダム。「馬鹿な・・・馬鹿なっ!そんな人間達がいるわけがない!!」と絶叫するギルターに、「状況や相手を勝手に自らの想定に当てはめるようでは指揮官には向いていないな」とゼロが冷笑、「あなたの敗因は、人は全て自分と同じように憎しみの中で生きていると思っていた事です」とセツコが指摘し、残されの海からサイデリアルを一掃すべく決戦開始。
・2PP雑魚殲滅後、ギルター撃破してイベント発生。バルビエルが出現してギルターの無能を糾弾。「バルビエルのスフィアは私と相性が悪いんです」と明かすセツコに、圧倒的な力の前にはスフィアの相性など無意味と言い返すバルビエル、「ヒビキ・・・。最後にもう一度、聞いてやろう。僕達と来い」と迫り、従わなければスズネ先生を殺すと脅迫しつつ、降伏すればスズネ先生を解放して一部エリアを変換、リリーナら人質5名までを解放すると告げる。更にストラウス率いる敵増援も現れ絶体絶命。
・中央大陸ルート第28話同様、絶望と希望の間でスフィアの反作用に押しつぶされたヒビキが精神停止、ヒビキの撤退を促すテッサ。ところが「その必要はねえ!」と拒み、叩いて直すやり方もあると嘯くランドが、「マグナモードのパワーでぶん殴る!」とヒビキにキツく喝入れ、「俺がボケた仕事をしている時には親方もこうやって気合を入れた!」と咆哮。
・メチャクチャな精神論と呆れるニコラやラルクを他所に、少しだけ意識を戻して「う・・・」とヒビキが呻き、「当たり前だ!生きてりゃ痛みを感じるからな!みんな!ヒビキに呼びかけろ!あいつの目を覚ましてやれ!」と促す。
・Z-BLUEの面々が口々にヒビキを叱咤する中、ストラウスの痛撃を受けたランドだが、「ヒビキ!痛いって事は生きてるって事だ!そいつを耐えて笑うのが男だろうが!!」と叱咤。「!」と意識を取り戻したヒビキ、中央大陸ルート第28話同様に覚醒してグリーフ・パニッシャー炸裂、バルビエルを痛打。
・更に中央大陸ルート第29話同様、ランドが内心の不安を吐露しつつ、「ヒビキの次は、俺の本気を見せてやる!」と吠えて新必殺技ザ・ヒート・クラッシャー炸裂、ストラウス瞬殺。
・続けてアーマー破壊されたエルーナルーナがランドに痛撃、バルビエルがギルターをサソリの毒で暴走させて撤退し、エルーナルーナ相手に3分間の制限付きで戦闘再開。
・3PP、撹乱分析かけてクロウ、セツコ、ヒビキ、ランドらの集中攻撃でエルーナルーナ撃沈。エルーナルーナは再戦を喜びつつ撤退。
・3PP雑魚殲滅後、最後にギルター撃破して戦闘終了。ギルターは爆死。
・サイデリアルを叩いたZ-BLUEは、ガルガンティア船団に別れを告げ、別働隊と合流すべく中央大陸南部へ。
・Dトレーダーで、ヒビキ達4人がエルーナルーナと戦闘したので、ボーナスZチップ100Zget。


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第3次SRWZ天獄篇(2周目:北米ルート:5話〜16話)

●第5話:北米戦線、波高し
・北米大陸に降下したZ-BLUE、大陸のレイラインを束ねるセントラルベースを目指し、介入が予想されるネオ・ジオンの動きからサイデリアルとの関係を探る方針。
・「すまんな、大尉。苦戦している大尉のために、もう少しいいモビルスーツも調達したかったんだが・・・」と詫びるイアンに、「気にしないでください、イアンさん。リ・ガズィも悪い機体ではないですから。刹那もダブルオーライザーで戦っているんだ。俺もぜいたくは言ってられませんよ」と苦笑するアムロ。「覚えとけよ、ハサウェイ。これが、モビルスーツの性能の違いが戦力の決定的な差ではないってやつだ」と偉そうに講釈たれるタクヤだが、誰の言葉?とハサウェイに問い返されて「え・・・と・・・誰だったっけ・・・」と口ごもり、苦笑するアムロ。・・・意外にシャアの名セリフだって知られてない?(^^;
・かつて北米にも住んでいたヒビキが皇帝シャルルのカリスマ性に言及しつつ、「だが、自らの目的のために他を簡単に切り捨てられるような人間に世界を導く事は出来ない」と糾弾する刹那に同意。ヒビキも刹那も仲間に恵まれて変わったと喜ぶ一同に、「成長期の少年少女に周囲の環境は大切ね。特に友人関係は」と微笑むスズネ先生だが、まるでヒビキのお母さんみたいとマリーに評され「せめて、そこはお姉さんにしてください!」と抗議しつつ、しばし黙り込んだヒビキに(まただ・・・。お母さんの話が出ると、以前のヒビキ君に戻る・・・ガドライト・メオンサムの最後の言葉・・・。いったい何を意味するの・・・)と顔を曇らせる。
・自室でサイデリアルに制圧されたヴェーダについて黙考するスメラギさん、(だが、もしサイデリアルの手でティエリアさえも侵入できなかったヴェーダの最深部が解析されたら・・・ヴェーダの本当の意味がわかるかも知れない・・・イオリア・シュヘンベルグとエルガン・ローディック・・・。今思えば、あの二人もクロノと何らかの関係があったのだろう・・・人類の革新者たるイノベイター・・・。その存在を予見していたとするなら、イオリアはクロノ改革派のメンバーだったのでは・・・)と考察。そこへ旧友カティ・マネキン准将から暗号通信入電。
・最前線で友軍援護に駆けつけたパトリック・コーラサワー中尉、優勢な敵に苦戦する部下を「心配するな!大佐・・・じゃなくて、准将が援軍を頼んでくれている!」と激励。そこへZ-BLUEが駆けつけて部隊展開。
・ヒビキがコーラサワーと合流する一方、市街地から市民を拉致する皇国輸送船団が出現、続けてダバラーン率いる護衛部隊も現れ、身の程を教えると豪語。北端の離脱ポイントに向かう敵輸送艦を阻むべく戦闘開始。
・アムロがダバラーンと戦闘時セリフイベント。「この艦・・・機動力、運動性とも俺達の知る戦艦とは違う・・・!」と瞠目するアムロに、「そう感じるのも、もっともだ。このアルデバルは銀河を駆けるハイアデスの手足だ!無敵のハイアデスの伝説はこのアルデバルと共にありだ!お前がどれだけすぐれた兵士であろうと敗北は必至よ!」と勝ち誇るダバラ−ンだが、「そんな自己満足に付き合っている暇はない・・・!そこを通してもらうぞ!」と吐き捨てるアムロ。
・3PPダバラーン撃沈。ストラウス総司令には絶対勝てないと言い置いてダバラーン撤退。
・6PP雑魚戦滅後、輸送艦撃沈して戦闘終了、SRポイントget。
・拉致されていた市民を解放、その中にかつての仲間、沙慈・クロスロードを発見するZ-BLUE。治療中のルイスを日本に残し、ミレイ会長の伝手でブリタニア・ユニオンの輸送会社に就職した沙慈、刹那と再会を喜び合い、ルルーシュ達も新日本を守って戦っていると聞いて「そうか・・・。あそこはルルーシュ達にとっても大切な場所だからね」と頷き、「また会おう、刹那。今度はルイスも一緒に」と再会を約束。「その日を迎えられるように俺は戦おう」と微笑む刹那。
・「今日はフォロー、ありがとうな。助かったぜ」とヒビキに礼を言うコーラサワー、ヒビキには自分と同じ生き残るしぶとさを感じると告げて激励。
・北米西部戦線で連邦軍アラスカ基地陥落。
・新地球皇国の支配率77.9%。
・Dトレーダーで(・・・地球に降りたと思ったら、早速、戦闘とは、相変わらず皆様の引きの強さには驚かされます。おまけに護衛部隊を全て片付けるとは・・・。このAGもさすがに驚きましたよ)とAG独白、ボーナスZチップ100Zget。

●第6話:ジオンの未来
・降下したネオ・ジオン部隊がピーターソン基地を制圧したと聞いた宇宙のブライト艦長、νガンダムが運び込まれていると明かし、「あちこちの管轄をたらい回しにされており、こちらでもなかなか消息をつかめなかったが、先日、やっと目処がついた。チェーン準尉を派遣して、あとは書類上の手続きを完了すれば、復帰のはずが、こんな事になるとは・・・」と嘆息。スメラギさんと共にピーターソン基地奪還を提案するアムロ、(ネオ・ジオンとνガンダム・・・。これが偶然ではないとしたら、警戒が必要だな・・・)と危惧。
・νガンダムを奪還すべく自らリ・ガズィで敵陣突破を志願したアムロ大尉、モビルスーツへの愛着を意外とヒビキに評され、「モビルスーツが道具だという考えは変わっていない・・・だが、人類が旧人から進化したのは道具を使い、日を使ったからだという説がある」「もしかしたら、今の人類もそう言った過渡期にあるのかもしれない」と告げ、「道具が・・・モビルスーツが人を進化させるって言うんですか?」と戸惑うバナージに、「・・・人の意思を力にするZガンダム、GNドライヴでイノベイターへの覚醒を促すダブルオーライザー・・・そして、お前のユニコーン・・・。こういう機体を見ていれば、そんな気にもなるさ」と苦笑し、「だが、あの日・・・時空修復の輝きの中で俺はνガンダムに光を見た。それが何なのかを確かめるためにもあのマシンに再び乗るつもりだ」と宣言。
・「俺がνガンダムに賭けるのと同じだ。お前の中でスフィアとの折り合いをつけろ」とヒビキにアドヴァイスするアムロ、(そうだ、ヒビキ。きっと恐れや不安、怒りや憎しみや悲しみを越えた先に何かがあるはずだ・・・俺もそれを見つけてみせる・・・)と独白。
・一方、ピーターソン基地で軟禁状態のチェーン、アクシズ落下を止めたνガンダムに憎悪を向ける袖付き達に恫喝されるものの、「捕虜への手出しは許さんぞ」とギュネイに救われる。降下部隊を指揮するギュネイだが、嫌味を言い置いて去る袖付き達に「フロンタルの犬め・・・。監視役を気取って・・・」と舌打ち。
・「・・・何を苛立っているの?」「あなたは今のネオ・ジオンのやり方を認めていないんじゃ・・・」と問いかけるチェーンだが、ムキになるギュネイは「俺はネオ・ジオンだ・・・!宇宙の民のために戦うまでだ!」と言い張り、「・・・νガンダムを整備しておけ」と指示、戸惑うチェーンに「総帥は、この基地を制圧してガンダムを押さえろと言っただけだ。後の事は俺の裁量で決める」と告げつつ、(そうだ・・・。俺はあの男を超えるためにも、この手でガンダムを倒さなきゃならないんだ・・・)と独白。
・ピーターソン基地に強襲かけるZ-BLUE。油断を戒めるスメラギさん、(νガンダムとネオ・ジオンの侵攻・・・。そして、あまりにも簡単に落ちたピーターソン基地・・・。もし、私の予想が正しければ・・・)と内心危惧。
・ネオ・ジオン部隊を率いて現れたギュネイに、「ネオ・ジオンは何のために地上に降下した!?」と問い詰めるカミーユだが、ギュネイは無言。(ギュネイのとまどいと怒り・・・。やはり、何かある・・・)とアムロが洞察しつつ、戦闘開始。
・3PPイベント発生。北東に連邦軍のGN-X IV数機が出現、援軍かと喜ぶZ-BLUEだが、「違う・・・!」とフォウ、「あれは敵だ!」と刹那が警告し、GN−X IVからZ-BLUEへ砲撃開始。続けて北西に新地球皇国のアンゲロイが出現、GN−X IVの連邦兵が「これより我々はネオ・ジオンならびに新地球皇国と共同で作戦に当たる!」と宣言。
・「ネオ・ジオンは本当にサイデリアルと手を結んだのか!」と問い詰めるカミーユに、しばし沈黙したギュネイ、「・・・各機、攻撃を停止しろ」と連邦軍及び皇国兵に指示、反発する彼らに「この作戦の指揮官は俺だ!命令に従え!」と恫喝して黙らせ、「ガンダムに乗れ、アムロ・レイ」「機体の位置は既に送信した。急げ」と告げ、「情けないモビルスーツと戦って、勝つ意味などない!早くしろ!」と言い募る。シャアの真似っこね・・・(^.^
・「・・・わかった。お前の意図に乗ってやる」とリ・ガズィのBWS外して指定された格納庫に向かうアムロ、囚われていたチェーンを労い、「整備は済んでいます。ギュネイの指示でネオ・ジオンは指一本、触れていません」との報告に「あいつのプライドか・・・」と呟くと、「まだ望みはある・・・。この戦いにも、ネオ・ジオンにも・・・!」と口にする。
・νガンダムを駆るアムロを促し南西に移動したギュネイ、「手を出すなよ、カミーユ。これは俺の中のけじめだ」と釘を刺し、「アムロ・レイ・・・。結局、大佐はネオ・ジオンの赤い彗星ではなくお前と共に戦う道を選んだ。だから、俺はお前を倒す・・・!そして、大佐を超えてみせる!」と挑戦。「誰かの踏み台になどなるつもりはない・・・!俺にはまだやらなきゃならない事がある!」と応じたアムロ、(来い、ギュネイ。シャアに代わり、俺が相手をする・・・!)と気炎を上げて戦闘再開。
・4PPカミーユでギュネイを説得。「サイデリアルと手を組んだネオ・ジオンに未来があると思うのか!」と叱咤するカミーユ、「そんな事はお前に言われるまでもない!」と言い返すギュネイに、「だったら、俺達と来い!」「きっとシャア大佐も、それを望んでいる!」と諭すものの、「あの男を俺は越える・・・!そして、その力でスペースノイドを・・・!」「そこをどけ、カミーユ!俺が今戦う相手は、アムロ・レイだ!」と拒絶。
・アムロがギュネイと戦闘時セリフイベント。「ガンダムに乗ったお前を倒して、俺は自分の力を証明する!大佐もフル・フロンタルも超えてみせる!ネオ・ジオンの未来のために!そうすれば、クェスだって・・・!」と言い募るギュネイに、「やはり、お前の中にはシャアがいるか!目を覚ませ、ギュネイ!奴の影を追っている限り、奴を超える事は出来ないぞ!」と叱咤。
・4PPアムロの攻撃だけでギュネイ撃墜。話がしたいと呼びかけるアムロに「俺からお前達に話す事などない!俺は・・・ネオ・ジオンだ!」と拒んでギュネイ撤退、「あのわからず屋め・・・」と歯嚙みするカミーユ。
・オットー艦長が連邦軍機と戦闘時セリフイベント。「友軍機は停戦の呼びかけに応じません!」と報告するレイアム副長に、「元友軍機だ!サイデリアルに日和った連中に地球連邦軍は名乗らせん!応戦するぞ!身内の不始末は我々で片付ける!」と啖呵。
・5PP敵全滅して戦闘終了、SRポイントget。
・「敵指揮官のギュネイ・ガスがプライドから判断を誤らなければこの勝利はなかったでしょう」と評するレイアム副官に、「プライドか・・・。・・・あいつは、まだ人間だったという事だな・・・」と呟くオットー艦長。(シャアを失ったネオ・ジオン・・・。一体どこへ向かう・・・)と懸念するアムロ。
・L1宙域パラオの私室で、ダバラーンに通信で状況報告するフロンタル、落ち目のクロノに代わる有能な協力者とアピール、「新たな協力者であるネオ・ジオンはその証として、自力でクロノの教義にたどり着いてご覧に入れましょう」と約束し、通信を終えて「ラプラスの箱・・・。やはり、世界を変える力となってくれるか」とほくそ笑む。
・アンジェロからピーターソン基地失陥とアムロのνガンダム奪還を報告されたフロンタル、「そうか」と頷き、どちらに転んでも問題ないと冷笑、「ガンダムがアムロ・レイの手に渡れば、ギュネイの指揮官としての能力を問い・・・ガンダムと基地を守り抜く事が出来れば、それはそれで喜ばしい事だ」と説明、ギュネイのようなシャア派もネオ・ジオンの大切な戦力として取り込むと告げる。
・北米で引き続きユニコーンガンダムを追うよう指示するフロンタル、「時獄戦役でダカールの次の座標は示されたが、バナージ君は、そこへ行く気はないらしい。ならば、我々の手で鍵をその地へと運ぶしかない」と言い放ち、(このままでは地球人類は滅ぶ・・・。人類の種を存続させるためならば、私はあらゆる手段を尽くそう・・・)と独白。
・奪還したピーターソン基地で一息つくZ-BLUEだが、連邦軍内の裏切りに直面し意気阻喪するバナージ達。チェーン曰く、連邦軍内の親サイデリアル派の工作によりνガンダムが運び込まれ、ネオ・ジオンを招き入れて基地を明け渡したらしい。「彼等はおそらく・・・クロノの息がかかった部隊だ」と暗い面持ちでで推測するアムロ、このまま軍内をクロノに切り裂かれれば完全に統制を失うと危惧しつつ、(未来を信じる者もいれば、未来を放棄した者もいる・・・人は・・・本当に未来へ進んでいるのか・・・)と懊悩。
・一方オーガスタのニュータイプ研究所に運び込まれたマリーダ、「プロト・プルトゥエルブ・・・。あなたの名前でしょ?返事をなさい」「マスターの指示には従うものよ」とマリーダを嘲弄、「あなたは私のマスターではない。従わせたいなら、再調整でも拷問でもしてみる事だ」と気丈に言い返すマリーダに苛立ち、4ヶ月間何も進展がないと預けていたアルベルトを非難。
・「少なくとも、この4ヶ月であなたの再調整が難しいという事はわかったわ。あなたはあまりにも完成され過ぎている」と評するマーサだが、「でも、それでいい」「簡単に記憶を入れ換えられる人間には興味はないから。あなたには過去を背負ったまま、戦ってもらうわ。私のために」と微笑、「私にはわかるわ。あなたが誰かの・・・血を流す事しか知らない男達の道具とされてきたのが・・・」「思い出して。あなたがネオ・ジオンに拾われるまで何をしていたか・・・」と追い詰め、パニックしかけるマリーダに「さあ・・・つらい過去をさらけ出しなさい。私はあなたを、そこから連れ出してあげる。そして・・・戦う力をあげる・・・」と懐柔。(-_-#
・驚くアルベルトに「彼女の過去について調査した結果よ。これで再調整も可能になるわ。彼女は力になってくれる・・・ユニコーンを手に入れるための力に」と微笑むマーサ、「もう連邦政府に期待はしていないわ。利用できるまでは使わせてもらうけど」と冷笑、真意を問うアルベルトに「クロノ・・・」と呟く。
・「それは・・・!」と焦るアルベルトに、「やはり、知っていたようね。歴史の影で教義と呼ばれる何かを守り、それと引き換えに絶大な力を得ていた組織・・・ふふ・・・まるでビスト家ね」と冷笑するマーサ、「その最高権力者が私に連絡してきたの。ラプラスの箱を渡せば、私達をクロノに迎え入れると」と明かし、「ならば、私達は生き残るためにもあの箱の存在を使わせてもらいましょう」と微笑、「ふふ・・・獅子とユニコーン・・・。そのどちらもビスト家の守り神・・・プルトゥエルブ・・・。私達を守ってね」と嗤う。
・新地球皇国の支配率77.5%。
・Dトレーダーで、ギュネイとアムロの一騎打ちを敢えて見守ったカミーユを褒めるAG、カミーユの言葉とアムロへの敗北でギュネイからZチップが生まれたと告げ、ボーナスZチップ50Zget。

●第7話:オーティス基地攻略戦
・カティ・マネキン准将に通信で報告するコーラサワーことパトリック・マネキン中尉、相変わらず「大佐・・・!」と呼んで「私は准将だ。・・・まったく・・・いつまで経っても慣れないな」と呆れられつつ、「俺・・・当分は大佐にお会いできないと思います」と詫び、「状況を打開するためには戦力の集中による一点突破しかありません。及ばずながら自分もZ-BLUEに合流したいと思います」と個人的に上申。
・「お前も戦略を考えるようになったか・・・。レクチャーした甲斐もあったというものだ」と苦笑するマネキン准将、「パトリック・マネキン中尉の上申を許可する。以降は独立部隊Z-BLUEに合流し、その指揮下に入れ」「ついでにもう一つ任務を与える。お前に道案内を頼みたい」と命令、「お前と同じような事を考えた者がいる。Z-BLUEには彼と共に合流してくれ」と告げ、「俺の知っているやつですか?」と思い当たるコーラサワーに「頼りになる男だ。そろそろそちらに到着する頃だろう」と微笑。
・ちょうどそこへ「失礼する」と入室した同行者グラハム、「また期間と共に戦える事を嬉しく思う」と精悍に笑い、「こっちこそな、プリベンター・ライトニング」と応じるコーラサワー。
・コロラドでブリーフィングを行うZ-BLUE、ネオ・ジオンとクロノが敵に回り劣勢に傾きつつある北米大陸の戦況を一転させるべく、連邦軍の大規模陽動に乗じたセントラル・ベース突入作戦を立案。更にダバラーン等サイデリアルがZ-BLUEをマークしている現状から、皇国戦力をZ-BLUEが引きつけた隙に連邦軍本体がセントラル・ベースに突破を仕掛ける二重の陽動作戦を立案するスメラギさん、最初のターゲットとしてテキサスはオーティスにあるターミナル・ベースを目標に設定。旧ZEXISメンバーだったエスターの故郷だとアレルヤが指摘、彼女の消息を気にかける一同。
・次元のひずみの中にあるオーティスが最初に次元獣に襲われた街だと聞いて浮かない顔をしたスズネ先生に、ヒビキが気遣いつつ質問。「パートナーだもんね・・・。ちゃんと心の中を話さなきゃダメだよね・・・」と苦笑するスズネ先生、「前に私がUCWでもADWでもない世界から来たって言ったわよね?」「実はね・・・そこでの記憶って・・・ほとんど残ってないの・・・」「そして、数少ない記憶の中にはあのオーティスと同じように次元獣に襲われた街の風景があった・・・」と明かす。
・「他人事だと思えないなら、自分の故郷だと思って、オーティスを解放しましょう」と励ますヒビキに、「エスターさんのために・・・そして、自分自身のために私は、あの町を救う・・・」と決意するスズネ先生。
・オーティス基地を強襲するZ-BLUE、これまでと機体色の違うアンゲロイANT等を相手に戦闘開始。
・3PPイベント発生。北東に基地司令ギルター・ベローネの駆るシャウラスが出現、色違いのアンゲロイを切り札として出撃させ、「あのアンゲロイに乗っているのはインセクト・・・。この星の昆虫を改造した兵士だ」と勝ち誇り、プトレマイオス2への攻撃を命令、戦闘再開。
・3PP、ネェル・アーガマのMAP兵器で削っておいた雑魚7機をまとめて撃墜。
・3PP敵撃ち減らしてイベント発生。罠の仕上げと勝ち誇るギルターがプトレマイオス2の直上に伏兵投入、振り切ろうと西へ突貫するトレミーに追随、「馬鹿め!戦艦のスピードでインセクトを振り切れるものか!」と勝ち誇る。「だったら、こいつはどうだ!」とラッセが吠えて、「トランザム発動!」とスメラギさんが号令、トランザムの超機動でインセクトの一斉攻撃を躱すトレミーに「な、何だ、あのスピードは!?」と驚愕するギルター。
・「利口ぶるのは勝手だが、相手の戦力の見極めも出来てないようじゃ、うちの戦術予報士には勝てないぜ!」とラッセが勝ち誇り、「だ、黙れ!そのようなブーストがいつまでももつとは思えない!それが尽きた時こそが貴様達の・・・!」と言いかけるギルターだが、「その前に終わらせるわ。彼等が」とスメラギさんが微笑、「承知!」と駆けつけたグラハムのブレイヴとコーラサワーのGN−Xが交錯一閃、インセクト増援を瞬殺し、「プリベンター・ライトニング、これよりZ-BLUEを援護する」と宣言。
・「ギルター・ベローネ・・・。切り札を用意しておいたのは、あなただけではなかったのよ。相手を最悪の状況に追い込むのと同時に自分の最悪の状況を想定しておく・・・。あなたは戦術の基本を失念していたようね」と指摘するスメラギさんに、「黙れ!こうなれば策など不要!力で押し切る!」と叫ぶギルターだが、「知略を売りにしていた奴の台詞じゃないな」とヒビキが不敵に嗤い、「攻勢に出るわよ!一気に勝負を決める!」とスメラギさんが号令して元の位置に戻り、戦闘再開。
・5PP雑魚殲滅後、ギルター撃破して戦闘終了、SRポイントget。
・ありきたりな捨て台詞残して逃走するギルターに、「ああいう風に実力が伴わないのに中途半端に自分を利口だと思っている奴は始末に負えないな」と呆れるロックオンだが、「ヒビキ君・・・」と緊張した面持ちのスズネ先生に、「俺も感じています。きっと、あいつの背後には・・・」とスフィア・リアクターの存在を感じ取るヒビキ。
・(エスター・・・。あなたの故郷、何とか取り戻したわよ。だから、あなたも・・・)と祈るスメラギさん。
・勝手にヒビキを年上メガネ美人好き同盟の仲間認定するコーラサワー、相変わらずと苦笑されつつ、未だ刹那と直に対面する決心がつかないグラハムに「だが、高嶺の花を落とした俺からアドバイスだ。想い続けていれば、きっと想いは届くぜ」と激励。
・スメラギさんの私室を訪れた刹那、「教えてくれ。いったいエスターに何が起きている?」と問い詰め、隠し通せなかったと苦笑するスメラギさん、「・・・トライア博士の話では、彼女は今、生きているとも死んでいるとも言えない状態にあるそうなの」「トライア博士は今、全力で彼女の治療に当たっている。私達はそれを待つしかないわ」と明かし、刹那に口止めしつつ、(・・・オーティスの街が多元世界に翻弄されるように彼女の運命も次元力によって歪められら・・・大時空震動から始まった、この世界・・・。いったいどこに向かっているの・・・)と顔を曇らせる。
・北米大陸セントラル・ベースに逃げ帰ったギルター、上官サルディアスにキレ気味の報告。挽回のチャンスとしてセントラル・ベースの指揮を命じたサルディアス、「ボスも随分とカリカリしてますから」と脅し、「死にたくなければ、頑張る事です。それこそ命懸けでね」と微笑しつつ、死力を尽くすと誓うギルターに(軽いんですよね、あなたの言葉は・・・。もっと心の底から湧き上がるドス黒い感情を吐き出してくださいよ。ま・・・ボスみたいな人間がそう何人もいては、たまったもんじゃないですけどね・・・)と内心冷笑。
・新地球皇国の支配率74.9%。

●第8話:毒針
・北米セントラル・ベース攻略に向けブリーフィングを行うZ-BLUE、帝都ラース・バビロンを中心として地球全体をベースとレイラインの点と線で覆う皇国のネットワークに対し、ティエリアが侵入して情報収集を目論む。そこへ新日本のトウキョウ陥落の急報が入り、指揮していたはずのゼロと藤堂の敗北に震撼するZ-BLUE。
・厳しい戦況に動揺するスズネ先生だが、フォウが「ふふ・・・ヒビキが強くなったから、スズネ先生も年の差を気にしなくて済みますね」「エマ中尉も言ってましたよ。やっぱり男の人には、ある程度、リードしてもらわないとって」と天然発言でスズネ先生とエマ中尉を慌てさせつつ、「素直になるって大事だと思いますよ、スズネ先生」と忠告。
・頼られるのは嬉しいと照れるヒビキだが、「じゃあ私・・・安心してヒビキ君に甘えちゃおうかなぁ」とスズネ先生に迫られると「その・・・心の準備ってのが・・・」と動揺し、「その様子じゃ、まだまだ大人の女性を受け止めるのは無理のようね」とエマ中尉苦笑。「頑張れよ、ヒビキ」と他人事モードで揶揄するカミーユも、「自分だって、子供のくせに」とファ、「ヒビキの事を言う前にカミーユこそ、もっと頑張りなよ。ファだけじゃん悪、私も受け止められるぐらいにね」とフォウからダブルツッコみ受けてタジタジ、「俺もまだまだだって事だ」と苦笑。
・「俺はもう不安に怯えるのは止めました。それを乗り越えてみせます」と宣言するヒビキに、「でも、気をつけてね。今度の戦い・・・今まで感じてきた不安が具体的な形になりそうな予感がするの・・・」と顔を曇らせるスズネ先生。
・連邦軍の陽動でセントラル・ベースを強襲するZ-BLUE、スズネ先生の不安に心当たりがあると言うヒビキは単騎出撃。ギルター率いる迎撃部隊と対峙しつつ、4分以内にティエリアを突入ポイントまで送り届けるべく、戦闘開始。
・2PP雑魚殲滅後、ギルター撃沈。
・2PPティエリアが目標地点到達してイベント発生、SRポイントget。
・プロテクトを突破したティエリア、サイデリアルの侵攻目的が地球の次元力と突き止め、更にその用途を探る中、(最優先戦略目標・・・?これは・・・スフィアの・・・)と独白。そこへ「・・・ゲームオーバーだ」「遊びはここまでだよ、人造人間」とバルビエルが干渉。
・離脱したティエリアがこれ以上のデータ吸い出しを断念、更に基地から出てくる敵機体に「まずいぞ!」とヒビキが警告しながら前に出て、「ずっと感じていた不安・・・。その一つが・・・!」とスズネ先生が呟く。
・「死ねよ」と呟きヒビキを強襲したバルビエル、「少しはやるね・・・。だが・・・そのおかげで長く苦しむ事になる」と冷笑しつつ、サソリの毒でジェニオン直撃。「これは・・・サソリの・・・毒・・・!?」と呟くスズネ先生に、「その通りだよ、いがみ合う双子。さあ・・・自らの憎しみに呑み込まれろ」とほくそ笑む。
・「く・・・来るな・・・!来ないで・・・くれ・・・母さん・・・」と呻くヒビキをよそに、「いがみ合う双子が憎しみにもがいている間に自己紹介を済ませよう。僕の名はバルビエル・ザ・ニードル・・・『怨嗟の魔蠍』のスフィア・リアクターだよ」と告げるバルビエル、ヒビキに降伏勧告するあたりは翠の地球ルートの第10話「蠍の毒、蝶の毒」とほぼ同様。シャウラスで舞い戻ったギルターの牽制攻撃により助けに入れないZ-BLUE。
・降伏を拒むヒビキに「じゃあ、死ね」と再び蠍の毒を向けるバルビエル。そこへ「そうはさせん!」と割り込んだゼロ、いきなりアン・アーレス間近に黒の騎士団とプリベンターを率いて現れ、「全機、火力をバルビエルに集中させろ!」と号令。(*´Д`*)
・「死に損ない共が・・・!」と忌々しげに吐き捨ててバルビエルが北東に移動。更に「とっておきを使う!」と宣言したティエリア、「大火力の砲撃戦用の機体など、距離を詰めれば・・・・!」と侮るギルターに、「舐めるなっ!!」と隠し玉のセラヴィー分離攻撃炸裂!
・その隙にヒビキのフォローに向かった刹那、ティエリアの指示でトランザムバースト発動、高濃度GN粒子を散布して、ヒビキとジェニオンを蝕むナノマシンを停止。
・「やるじゃねえか、ティエリア」と野太く微笑む竜馬、「ヒビキ!お前もしゃんとしろ!あの程度の毒に参っているようじゃ、陣代高校ボランティア部の名が泣くぜ!」と叱咤しつつ合流。
・一方、北東にサルディアス率いる敵増援が出現、ギルターに後退を促し、バルビエルにも「後の事は、このサルディアスめにお任せを」と告げる。あまり戦意が感じられないと戸惑うZ-BLUEだが、新日本から駆け付けたゼロ達が手強い相手だと警告、「あいつと、あのバルビエルのおかげで新日本は・・・」と歯嚙みするカレン。
・消耗したZ-BLUE、ゼロの見立てに基づき5分間限定で戦闘継続を決意。ご立派と揶揄するサルディアスに、「無口な男が周囲に多いせいかな・・・。軽口を叩く男は癇に障る」とC.C.が睨みつけ、報復に闘志を燃やす新日本組と共に戦闘再開。
・ちなみにバルビエルの技量は247。流石に再攻撃できないか・・・orz
・カレン&C.C.が戦闘時セリフイベント。「許さない・・・!絶対に許さないよ、サイデリアル!」とヒートアップするカレンに、冷静さを欠いて勝てる相手ではないと窘めるC.C.、「死ぬなよ、カレン。お前までいなくなったら、ルルーシュがあまりに悲しい」と忠告。「・・・わかったよ。あんたの言葉、覚えておく!」と素直に受け入れるカレン。
・ゼロ&スザクが戦闘時セリフイベント。「新日本では藤堂さん達が頑張ってくれている・・・新日本の人達のためにも僕達は新地球皇国の中枢を一刻も早く討つ・・・!」と気炎を上げるスザクに、「既に俺から言うことはない。だが、忘れるな。その望みを叶える日まで俺達は倒れる事は許されない・・・!我等はゼロ!人々の願いを受け、奇跡を起こすぞ!」と宣言するゼロ。
・3PP雑魚殲滅。
・バナージがサルディアスと戦闘時セリフイベント。「これはまた特殊な機体が出て来た・・・!この星はまるでびっくり箱ですな!」と驚いてみせるサルディアス、「あなた方はもう少し自分達の特異性というものを知った方がいい」と苦笑しつつ、抵抗しても無駄と飄々と恫喝。
・ヒビキがバルビエルと戦闘時セリフイベント。「力の差がわかったのなら、さっさと白旗を揚げろよ。死にたくないんだろ?わかってるんだよ。君が口では立派な事を言いながらいつだって絶望と共に生きてるのは」と嘲るバルビエル、「僕に言わせれば、君はまだ希望を持てるだけマシな生き方をしているんだよ」と冷笑し、「この圧倒的な感情・・・。全てを覆い尽くす憎しみ・・・」と気圧されるスズネ先生。「君が僕達に従わないなら、さっさといがみ合う双子のスフィアを解放するまでだ・・・!その前に君の中の希望と絶望を絶望一色に塗り替えてやるよ!」と叫ぶバルビエル。
・分析かけて多勢に無勢でゴリゴリ削り、バルビエルのHP200強、サルディアスのHP300強まで削っておいて、ゼロの特攻指揮付けたカレンの輻射波動MAPでまとめて撃破、戦闘終了。
・バルビエルが広域タイプのMAP兵器で戦場全域をナノマシン汚染、「ダブルオーライザーではここまでの範囲は対処できない・・・!」と焦る刹那。スメラギさんが冷徹に撤退指示、躊躇うカツやハサウェイを「退き際を誤れば、取り返しのつかいない事になる」「頭を冷やせ!」とアムロが諭し、「バルビエル・ザ・ニードル・・・。怨嗟の魔蠍・・・」「この借りは・・・必ず返す・・・!」とヒビキが呻いて、Z-BLUE撤退。
・新日本に現れたバルビエルの狡猾な戦略と心中の憎しみを増幅させるスフィア・アクトにより、義勇軍は内部から崩壊、戦う意志をくじかれた新日本は敗北。「すべては指揮官であった私の不覚だ・・・」と呻くゼロ、「君のせいじゃない、ゼロ」と弁護するスザクに、「だが、俺は・・・奴によって憎しみを増幅された人間を止めるため、ギアスを使用した・・・」と明かす。ゼロが自らギアスを封印していた事を聞かされていたオットー艦長、「君の無念は、同じく敗北を喫した我々全員の無念だ。あの男は我々の手で倒す。必ずだ・・・!」と告げる。
・サイデリアルの追撃部隊が現れ、慌ただしく迎え撃つZ-BLUE。ヒビキを呼び止めたティエリア、セントラル・ベースで収集した情報から、皇国がスフィア奪取を重要戦略と位置付けている事を告げる。
・新日本首都トウキョウ陥落、セントラル・ベース攻略失敗により、新地球皇国の支配率79.7%に増大。
・Dトレーダーで、ヒビキがバルビエルと戦ったためボーナスZチップ50Zget。
・Dトレーダーで、AGが仕入れておいたサーペントをロハで提供。その傍らで、「・・・どう見る?」とゼロに問われ、「確かにお前の言う通りだ。感覚を研ぎ澄ますと、そういったものを感じる。問題は、それに何の意味があるかだ」と答えるC.C.、少し考えをまとめる時間が欲しいと対応保留するゼロに、「次元商人AG・・・。あの男が、お前の中の疑問の答えを持っているのなら・・・」と呟き、「奴の正体を突き止める事がこれからの世界の行く末に大きな意味を持つだろう・・・」と応じるゼロ。

●第9話:平和への暁
・連邦大統領と通話するオーブ連合首長国代表カガリ、新地球皇国と交渉の余地はないと思い知らされ絶句、「今、オーブには地球の良心とも言える方たちが集っています。戦いは私と連邦軍に任せ、あなた達はその後の世界の事を考えてください」「未来への希望なくしては今を乗り越える事は出来ません。あなた達は、その希望になるのです」と諭される。
・皇国打倒の希望としてZ-BLUEの到着を待つカガリだが、アナハイム重役マーサ・ビスト・カーバインが来訪、ミネバ引き渡しを要求し、「ここにはマリナ皇女やドーリアン外務次官らと共に彼女が身を寄せているのは知っております」「蛇の道はヘビ・・・。相応の情報網は、私共にもございますので」と冷笑、「ローナン・マーセナス議員か・・・」と歯嚙みするカガリに、「あなたも男達の論理の支配する世界の犠牲者の一人である事は分かっていますから」と親近感をアピール。
・マリナ皇女、ドーリアン外務次官、ナナリーらと話すミネバ、マーサの目的はラプラスの箱でクロノ及びサイデリアルに取り入る事だと推測。「・・・許される事ではありません。戦わない事と平和は似て非なるものです。侵略者への服従・・・ましてや、それが利己的な保身目的ならそれは人々に対する裏切りも同義です」と憤るリリーナにナナリーも同調、マリナ皇女も戦いを否定してきたとことわりつつ、「ですが、大切なものを守るために戦う人達の意志までも否定するつもりはありません」と条件付き同意。
・マリナ皇女らとの邂逅を感謝するミネバ、「アナハイムにも、ネオ・ジオンにもラプラスの箱を渡すわけにはいきません。人間の尊厳を守るためにも」と決然と語り、マーサと直接対峙して真意を確かめると宣言。
・ミネバの会談承諾をマーサに伝えるカガリだが、突然「何と・・・!ザビ家の遺児であるミネバ・ザビをこのオーブは匿っておられたのですか!?」と猿芝居を始めたマーサに唖然、連邦軍への重大な背任行為として軍に通報すると恫喝され気色ばむ。
・「最初からミネバ様を拉致し、このオーブを潰す事が目的か!」と憤るカガリだが、地球と皇国の関係にオーブは障害と言い放つマーサ、潜入部隊による武力制圧を仄めかしつつ、「理想やプライドなどでは人は生きてはいけないのです。それをあなたにも思い知らせてあげましょう」と冷笑、「プルトゥエルブ・・・」「アルベルトと共にミネバ・ザビの身柄を押さえなさい」と再洗脳したマリーダに命令。
・マーサの手配した連邦軍の離反部隊が港湾に襲来、アークエンジェルは島北部で敵の侵攻を阻止するため不在、リディとキラを中心としたオノゴロ島防衛部隊が迎撃。(親父め・・・。ミネバを移送した後、オーブを離れろと言っていたのはこの日のためか・・・)と身内の腐敗に憤激、「連中は連邦の正規軍から逸脱している!つまり、地球の敵だ!」と宣言するものの、随伴したMS部隊は命令無視して離脱、「奴等も・・・親父の息のかかった連中だったのかよ・・・くそぉぉぉぉぉっ!!」と愕然。
・「それでもやりましょう、リディ少尉。僕たちの大切なものを守るために」とキラに諭されたリディ、「俺の大切なもの・・・」と呟き、(マーセナスの家なんかじゃない・・・。それは・・・ミネバ・・・)と独白。
・拉致されたミネバ、マリーダを問い詰めるものの「マリーダ・・・?私はプロト・プルトゥエルブです」と冷たく答えるマリーダに愕然。
・「来るなら来い、権力の犬共!ここから先に進めると思うなよ!」とリディ少尉が啖呵切って、防衛戦守って戦闘開始。
・2PPイベント発生。「・・・この度のオーブへの攻撃はローナン・マーセナス議長も了解しての事か」と問うミネバに「無論です」と即答するマーサ、「ラプラスの箱を封印いたします」と宣言、鍵となるユニコーンとダカールで開示された次の座標の入手を目論む。
・「あの少年が、そのような企みに同意するとは思えないが」と指摘するミネバだが、「バナージ・リンクス・・・。そういう所ばかり、ビスト家の男の血を継いで・・・」と吐き捨てるマーサに「何・・・?」」と瞠目、マーサの兄カーディアス・ビストの妾腹の子であると明かされて「バナージが・・・あの方の・・・」驚く。
・バナージ説得を要求するマーサ、まずマリーダの解放を求めるミネバに、彼女自身の意思と図々しく言い切り、「無理矢理、再調整しておいて・・・」と吐き捨てるミネバに「ええ、させていただきました。ネオ・ジオンが・・・いえ、ジオンがそうしたように。あの哀れな生き物を造ったのは私たちではありません」とほくそ笑み、身内の旧悪を指摘されて怯むミネバ。
・3PP敵全滅してイベント発生。南に多数の敵増援出現、既に島は包囲されており避難もままならず。
・「どいつもこいつも・・・!俺とミネバの邪魔をして!」とブチキれるリディ少尉だが、諌めたキラがフォローを申し出てタッグ組み、「・・・すまん、キラ」と詫びるリディ少尉に「僕もこうやっていつも誰かに背中を守ってもらっていましたから」と微笑、「だから・・・やりましょう、少尉!」と檄を飛ばす。・・・ちなみにタッグのメインはリディ少尉なので、キラが行動後でもタッグは行動可能。
・4PPイベント発生。東にZ-BLUEが駆けつけ、連邦軍離反部隊と対峙。一方、南西にプロト・プルトゥエルブの黒いユニコーン、バンシィが出現し、何か心に響くものを感じて訝しむバナージとカミーユ。
・バナージがバンシィと戦闘時セリフイベント。NT−Dシステムは乗っている人間を戦闘する機械に変えてしまうと警告の呼びかけをするバナージに、「黙れ、ガンダム!」「ガンダムは敵だ!マスターの敵は私が倒す!」とプルトゥエルブが応じ、「あれに乗っているのは・・・!」「マリーダさんなのか!」と気づくカミーユとバナージ。
・「私はプルトゥエルブだ!」と激高するプルトゥエルブに、「あの子・・・再調整を受けている・・・!?」とフォウが気づき、「記憶を制御され、俺達と共に戦った事も忘れているのか!」と憤るアムロ。「それでも・・・!」「マリーダさんに届くまで俺は呼びかけます!」「ジンネマンキャプテンのためにも・・・!」と言い張るバナージ。
・7PP雑魚殲滅完了。
・8PPバナージでプルトゥエルブ説得。「思い出してくれ、マリーダさん!俺達の事・・・ジンネマンキャプテンの事を!」「あなたの、その名前はキャプテンからもらったものじゃないですか!」と言い募るバナージだが、「黙れ・・・黙れ!お前は敵・・・!ガンダムは敵だ!!」と激高するプルトゥエルブに反応してバンシィのNT−D起動。「黒いユニコーンを止めるぞ、バナージ!彼女を救うのは、それからだ!」とカミーユが諭して、戦闘再開。
・9PPバンシィ撃墜して戦闘終了、SRポイントget。
・離脱するバンシィに「やめてくれ、マリーダさん!」と追いすがるバナージだが、「黙れ、ガンダム!私は・・・プルトゥエルブだ!!」と聞く耳持たず。更にマーサとアルベルトの輸送機ガルダが接近、マーサに促されたアルベルトが躊躇しつつ「ガンダムはお前の敵だ!」とマスター命令。
・狂乱状態でユニコーンを攻撃するバンシィの前に、刹那が割って入り、「お前も・・・ガンダムに囚われているんだな・・・ガンダム・・・。その力は希望であり、同時に絶望の象徴・・・」と呻く。「邪魔をするな!お前もガンダムか!」と叫ぶプルトゥエルブに、「・・・そうだ。俺が・・・ガンダムだ!いや・・・俺だけじゃない!俺達が・・・そして、お前もガンダムだ!」と応じた刹那、「そして、俺達はガンダムを超えなければならないんだ!」と諭す。
・狂乱して逃走するプルトゥエルブの機体回収をマーサが指示。それに気づいたリディ少尉、ガルダにミネバが乗せられていると察し、離脱して単独で突入。
・更にダバラーン・タウ率いる皇国軍が襲来、カガリやリリーナ等の要人拘束を目的にオーブへ無差別攻撃開始。
・ガルダ格納庫でミネバを連れ出そうとするリディ少尉、立場が分かっているのかと恫喝するマーサに、「わかっているから、こうしている!ローナン・マーセナスの息子を殺せばどうなるか、そっちこそわかっているんだろうな!」と言い返すリディ少尉、「何なんだ、あんた等は!あんな風にオーブを襲って、ミネバを拉致して!クロノにすり寄って、ついでにサイデリアルに尻尾を振るつもりか!」と糾弾。
・箱の管理はビスト家の問題と口出し無用を主張するアルベルト、「箱の鍵を守るバナージ・リンクスは父、前当主カーディアス・ビストが愛人に生ませた子供だ」と暴露、「いくらあなたがマーセナス家の一員で、その継承者であろうと、これ以上、こちらの邪魔はしないでもらおう」と通告。
・「く・・・バナージ・・・お前は・・・!」と呻くリディ少尉、「・・・箱もユニコーンもバナージも好きにすればいい!だが、彼女だけは返してもらう!」と言い張るものの、当のミネバから「あなたは何を守りたいのです?私という人間ですか、ラプラスの箱の秘密ですか?それとも家の名誉・・・」と問われ、「家なんか、どうだっていい!」と憤激、100年前のラプラス事件の世界は多元世界では細切れなのに縛られ続けていると憤りつつ、「あなたは・・・世界を壊したいのですか?」と問われて「意味はなくても、そこには人が生きている・・・!どうしようもないじゃないか、守っていくしかないじゃないか!ジオンの連中みたいに何もかもひっくり返すわけにはいかないんだよ!」と苦吟。
・だからこそ箱の秘密を守るため協力を・・・と説得を試みるアルベルトに、「黙れ!この騒動の元凶は、お前達の宗主だ!」と非難するリディ少尉、偶然箱を手に入れたサイアム・ビストが、大統領暗殺から始まった強硬政策を逆手にとってのし上がったものの、ジオンのスペースノイド独立を謳った一年戦争で全てが変わったと言い募り、「レールに乗った連邦政府も、そいつを敷いたサイアム自身も、その時になってようやく気付いたんだ!自分達のしてきた事の意味・・・ラプラスの箱が持つ本当の力に・・・!」と糾弾。
・「あなたは、それを・・・ラプラスの箱の正体を知っている・・・」と察したミネバ、「何故、一世界の遺物がこの多元世界に意味を持つのです?」と問い詰めるものの、「・・・多元世界・・・そして、並行世界・・・。そんなものは名ばかりで、どこの世界も同じように腐っている・・・」と呻くリディ少尉は直接答えず、「ミネバ、俺と来てくれ!」「ユニコーンは危険だ・・・!いや、危険なのは、あの機体だけじゃない!ニュータイプ、イノベイター・・・いや、コーディネイターもそうだ!そいつ等の存在が、ラプラスの箱を・・・百年前に一つの世界で捧げられた祈りを呪いに変えてしまう!」と仄めかす。・・・そうか、この時点で知ってたのか、この人は。(-_-;
・「俺には世界を変える力なんてない。不完全な秩序であっても、変える方法がないならそれはそれを守る。宇宙からはサイデリアルだって来ている。今は少しでも世界を安定させなけりゃ、この星も、君も・・・」と説くリディ少尉だが、サイデリアルの攻撃が始まり激しく揺れるガルダ。
・回廊から足を踏み外したミネバ、「・・・リディ・・・。私とあなたの行く道は違う」と拒絶、「私はザビ家の女です。この目でラプラスの箱の正体を見極めます。歪んだ秩序でも戦争よりはマシだと信じてきましたが、それが人を窒息させるだけのものなら・・・」「この混乱した世界で、そんな事をしても無意味かもしれない。真実を求める事でさらなる混乱を引き起こし、父や祖父のように大罪を犯す事になるのかも知れない。でも、私は・・・」と語る。
・「一人で世界と戦うつもりか!?」「誰も世界が変わるなんて信じちゃいない!みんな、自分のいない百年後の世界なんか、どうでもいいんだ!そんな事より、そいつらが求めているのはどうやって生き延びるかだ!」と否定するリディ少尉だが、「ですが、未来がなければ人は絶望します。人はそれを時獄戦役で学びました。そして、私は一人ではありません。人の心の光が、それを確信に変えてくれました」と決然と告げたミネバ、「さようなら。あなたのことは忘れない・・・」と別れを告げ、絶叫するリディ少尉の目前で自ら宙に身を踊らせつつ(受け止めなさい、バナージ・・・)と強く念じる。
・一方、サイデリアルの猛攻に「待て、サイデリアル!」と呼び掛けたカガリ、オーブ連合首長国代表として新地球皇国への降伏を宣言、攻撃中止を要請。条件としてカガリ、リリーナ、ナナリー、マリナ皇女の身柄を要求するダバラーンに、激高しかけたヒイロだが、「来ては駄目です!」とリリーナに制止され、「あなた方には私達の・・・いえ、全ての人々の希望を託します」とナナリーが、「私達には平和を取り戻す力はありません・・・。ですので、あなた方に希望を託します」とマリナ皇女が告げる。
・「私はダメな指導者だな、キラ・・・。また国を失ってしまったよ・・・」と悲しく微笑み自嘲するカガリだが、「私は今・・・地球は平和という夜明けを迎える前の段階・・・暁だと思っている。だから、今がきっと一番暗いんだ・・・。だけど、夜明けは遠くないと信じてる」と語りかけ、「カガリ・・・。君の想い、受け取ったよ」と決然とうなづくキラ。
・託された想いに応えるべく、宇宙へ上がるため後退を命じるZ-BLUE。そこへ(受け止めなさい、バナージ・・・)とミネバを感じたバナージ、「オードリー!やれるな、ユニコーン・・・!」とNT−D発動し、ユニコーンで戦場を単騎突っ切り、ガルダから落ちてきたミネバを受け止める。「バナージ・・・。またあなたに拾ってもらいましたね」と微笑むミネバに、「君の声が聞こえたんだ。あの時と同じように」と微笑み返すバナージ。
・ユニコーンを回収できないと焦るZ-BLUEに、「あの白い機体は、こちらで何とかする!」「マスドライバーでシャトルを打ち出す!それで宇宙へ上がれ!」と告げるカガリ。ガルダから離脱したリディ少尉も合流、「あなたも一緒に!」とバナージに呼びかけられ、複雑な想いに逡巡するものの、「バナージを頼みます!」とカミーユ、「自分を見失うな!」とアムロ、「あなたの戦いの始まりを思い出してください!」とキラに呼びかけられ、「男なんでしょう、リディ少尉!俺に正々堂々勝負を挑んだあなたはどこに行ったんです!」とカミーユが叱咤。
・Z-BLUEが宇宙へ離脱、カガリもシャトル打ち出しを命令。阻もうとするサイデリアルの砲撃に、「くっ・・・!出足が遅れた!」と歯嚙みするバナージだが、「捕まれ、バナージ!!」と変形したデルタプラスでリディ少尉がユニコーンを牽引。
・それでも追いつけず呻くリディ少尉だが、「ここまでなのか、ユニコーン!お前の可能性は・・・!やるんだ・・・!ここにはオードリーもいるんだ!!」と叫ぶバナージにユニコーンのサイコフレームが輝きを増し、「ユニコーン・・・!ここから加速するのか!」と瞠目、そのままシャトルに取り付き宇宙へ離脱。
・Z-BLUEを見逃してよいのかと案じる部下に、任務は要人拘束と一顧だにしないダバラーン、「それに見ものではないか。この絶望的な状況で、連中がどこまでやれるのか」と言い放つ。
・怯えるナナリーをリリーナが窘め、「信じましょう。私達の希望を託した人達を」とマリナ皇女が激励、(頼んだぞ、Z-BLUE・・・。地球が夜明けを迎えるために)と念じるカガリ。
・軌道上に上がったもののZ-BLUEとはぐれたバナージ達にモビルスーツが接近、ネオ・ジオンのスラスター光だと警戒するリディ少尉だが、「いえ・・・あれは・・・!」とミネバが微笑み、「サザビー・・・!」とバナージ驚愕。
・「シャア・・・なのですね」と呼びかけるミネバに、「そうだ、ミネバ」と微笑むシャア、続いてブライト艦長率いるラー・カイラムが合流。
・東オセアニア戦線でオーブ首長国連合陥落、新地球皇国の支配率80.2%に増大。
・Dトレーダーで、敵を全滅させたZ-BLUEへのカガリ達の期待からボーナスZチップ50Zget。

●第10話:赤い彗星の影
・協力者カムランから通信で調査報告を受けるブライト艦長、コロニーの多くが秘密裏に資金提供でネオ・ジオンを支援していると聞いて「この流れは止まらないか・・・」と顔を曇らせ、「私はミライさんに生きていて欲しいから、こんな事をしているんですよ」と言われて「昔のフィアンセには、そう言う資格があります」と苦笑。
・レディ・アンからの連絡でバナージ達を回収できたラー・カイラムは、ネェル・アーガマとのランデブー待ち。位置が近くて幸いだったと言うブライト艦長、「艦長が引き寄せたのではありませんかな?」と揶揄され、「冗談はよせよ。人をガンダムを呼ぶエサのように言うな」と苦笑するも、「でも、ブライト艦長はそういう人だってみんな、言ってるよ。ブライト艦長はガンダム乗りのオトッツァンだって」とクェスもツッコみ。
・自室に引きこもるバナージを案じたブライト艦長、クェスに揶揄され「からかうなよ、クェス。手間のかかる息子はハサウェイ一人で十分だ」と苦笑するものの、「じゃあ、娘は?」「だって、ハサウェイと結婚すれば、ブライト艦長が私のパパになるものね」と斜め上ツッコみに「なっ!?」と動揺、「あは・・・冗談だよ、艦長」と無邪気に笑うクェス。(^^;
・自室にこもったリディ少尉から事情を聴取したナイジェル大尉、「ひどいツラだな」「そんなパイロットが戦場に出ても死ぬだけだ。とっとと足を洗って、議員先生のカバンもちでもやってろ」と叱咤しつつ戦場の生死は皆平等と諭し、「余計なことは考えるな。もっとシンプルに生きろ」と助言、「少なくとも俺は、ロンド・ベルに配属された時からお前をマーセナス家のお坊ちゃんとして扱った事はない」「俺が言えるのは、ここまでだ。死にたくないのなら、全力で生きろ。機体は、きっとそれに応えてくれる」と激励。
・艦長室でミネバと対面するシャア、「・・・ブライト艦長には気を遣わせてしまったな。艦長室を使わせてくれるとは・・・」と苦笑しつつ、スペースノイドもアースノイドもない人類のための戦いに、ナナイ等手を貸してくれる者もいると明かし、「その多くは、今のネオ・ジオンのやり方に異を唱えている者達だ」と告げる。
・「保身のためにサイデリアルにすり寄るなど・・・」と吐き捨てるミネバ、生き延びるためには一つの選択と指摘するシャアに、「それは人の尊厳を捨てる行為です」「可能性を捨て、目の前の安易な道を選ぶ者に未来は訪れません」と断言。「・・・君をZ-BLUEに預けて、よかったよ」と不敵に微笑むシャア、「君の可能性を広げてくれた彼に会ってくる」とバナージの元へ向かいつつ、「彼はアムロともカミーユとも違う・・・。もっと別の何か・・・新しい可能性を感じる・・・」と告げ、「はい・・・」と微笑むミネバ。
・マリーダやリディ少尉の事で思い悩むバナージ、訪れたシャアとのやり取りに(不思議だ・・・。パラオでのフル・フロンタルとのやり取りと似ているのに印象が全然違う・・・これが・・・真の赤い彗星なのか・・・)と独白。それを察したシャア、バナージはZ-BLUEの中でも数少ないフル・フロンタルと直接会った人間だと指摘しつつ、「だがもう・・・本物だ、偽物だという話に意味はない」「あの男が言葉通りにスペースノイドの想いを集める器になるのなら、赤い彗星の名も相応しいだろう。もっとも、私は彼の事を好きになれそうにないがな」と苦笑。
・マリーダ・クルスの事を話しに来たと告げるシャア。一年戦争開戦に向け兵力の補充と育成を目論んだ当時のジオン共和国は、クローニング技術を併用した史上初の強化人間プロジェクトを実施、プロト・プルシリーズと呼ばれる優秀な遺伝子から生まれた素体のクローン達を生み出した。「そのナンバー12・・・プロト・プルトゥエルブこそがマリーダ・クルスだ」と明かすシャア、予想よりずっと早く進行した一年戦争のため未だ幼かった彼女達には単なる肉体強化以上の力としてニュータイプ能力が付与されたと続け、「そして彼女達は燃えるア・バオア・クーで味方の機体を次々に撃破する白い悪魔を見た。それは彼女達にとって過酷な運命を歩まされる事となった憎むべき敵として記憶に刻まれだろう」とガンダム憎悪の刷り込みを推測、その後の行方はニュータイプ研究の第一人者たる部下ナナイにも追えなかったと告げる。
・ユニコーンに乗った経緯をミネバから聞いたと言うシャア、「君には覚悟があると思っていたが、どうやら買いかぶりだったようだ。今の君からは、箱の次の座標を聞く事も無理だろう」と挑発しつつ、「あれを巡って無用な戦いが起きるなら、永遠に葬る事も考えた・・・だが、リディ・マーセナスはあれを、呪いに変わる祈りと言ったそうだ」と明かし、「宇宙世紀の誕生と共に掲げられた未来への願い・・・。知りたくはないか?」と不敵に微笑。
・沈黙するバナージに、「今の君では無理か・・・だが今一度、考えて欲しい。君が箱の鍵・・・人類の可能性と共にある事を・・・そして、それが『ガンダム』である事の意味を」と告げるシャア。そこへブライト艦長も訪れて「お互いに歳を取ったという事か」と苦笑、「人の親をちゃんとやっているお前と違い、回り道ばかりしているがな」とシャアも苦笑して「後は任せる」と退室。
・改めて話がしたいというブライト艦長、「俺に・・・期待したって無駄です・・・。俺は・・・もう・・・こんな俺が・・・ガンダムに乗ってマリーダさんを苦しめて・・・そもそもユニコーンに乗ったのも偶然みたいなものなのに・・・俺は・・・」と俯向くバナージに、「本当にそうかな?」「その時、君の目の前にガンダムがあった事は偶然かも知れない。これまでガンダムに乗ってきた者達も・・・アムロも、カミーユも、みんなそうだった。だが・・・ガンダムに乗るかどうかは自分で決めた事であって、偶然ではないはずだ。・・・違うか?」と指摘、「その時、君にガンダムに乗る決意をさせたものを思い出してみるんだ」と助言。
・オードリーを思い起こして少し立ち直るバナージに、心のケアも慣れたものと自ら揶揄するブライト艦長、「アムロの時は俺も若かったからな。思わず手が出た」と苦笑しつつ、「迷いを振り切り、前へ進むのもガンダムに乗ってきた者に共通している。アムロやカミーユだけじゃない・・・。シンもキラも、ヒイロも刹那も・・・」と告げ、「・・・ガンダムって何なんでしょうね・・・。それぞれの並行世界に存在して・・・」と疑問を抱くバナージに、「ある人間にとっては正義の力の象徴であり、ある人間にとっては絶望の使者・・・様々な世界のガンダムを間近で見てきた私にはキザな言い方をすれば、人の想いを集め、未来へ導くもの・・・といったところだな」と語り、「もしかするとガンダムという存在は人が新たな時代を迎えるために通るべき道の上にあるのかもしれないな・・・」と感慨。・・・独力でここまで洞察してたのか、このヒト。(゚д゚;)
・突然警報が鳴り、ネオ・ジオン旗艦レウルーラ接近に色めき立つラー・カイラム。
・迎撃に出たリディ少尉、「俺はもう、昔みたいに笑う事は出来ない」と告げ、「・・・まだ俺の中でも整理はついていない。だから、何も話す事は出来ない。だが、これだけは言う。俺は俺の信じるもののために戦う。そして、お前に必ず勝ってみせる。正々堂々とな」と宣言。「はい・・・」とバナージが微笑み、(そうだ、リディ少尉。お前はまだ若い・・・自分の目で見て、耳で聞き、自分の判断で行動しろ。自分自身のために)と見守るブライト艦長。
・バナージも「俺は・・・ダグザ中佐に教えてもらった事を無駄にするつもりはありません」と宣言。「かつてガンダムに乗った者達と同じく、君もガンダムに選ばれたのだと思いたい」と告げるブライト艦長、「いつもそれは、結果的に必然だった。良くも悪くも。だがな・・・」「後は君次第だ。状況に潰されるな」と諭し、「はい・・・!」とうなづくバナージに(絶望を退ける勇気を持て。君がガンダムのパイロット・・・ニュータイプであるなら)と心中でエール。
・フル・フロンタル自ら率いるネオ・ジオン部隊が出現、同行するギュネイも「クェス・・・!やはり、シャアの所にいたか・・・!」と呟く。
・一方、目当てのユニコーンを確認したフル・フロンタル、「情報通りか。また一つ、アマルガムに借りを作ってしまったな・・・」と苦笑、ダカール戦でサイコ・フレーム出力が想定を上回ったためサイコ・モニターにトラブルが生じて箱の座標をつかめなくなったと振り返りつつ、「シャア・アズナブルは私が抑える。アンジェロとギュネイはユニコーンと戦艦を頼むぞ」と指示。
・「ジオンを裏切った男は自分に任せてください」と言い張るギュネイ、(大佐・・・!ここで俺は、あんたを超えてみせる!)と決意。一方クェスも「フロンタルなんかにくっついてるギュネイの目を覚まさせてやるんだ!」と気炎を上げ、戦闘開始。
・2PPイベント発生。ガランシェールが現れてラー・カイラムに接近するも砲撃受けて後退。「ハマーンの命で動いているのだろう。だが、もう遅い。全ての準備は、既に終わっている」とほくそ笑むフロンタル。一方、ガランシェールを囮としてラー・カイラムに取り付いたジンネマンが(待っていてください、姫様)と艦内潜入。
・3PPイベント発生。北西にネェル・アーガマとトレミーが駆けつけZ-BLUE本隊出撃。リディ少尉が少し吹っ切れた笑顔で「遅いぞ、Z-BLUE!」と揶揄、ハサウェイもようやくクェスと再会。さすがよく持ちこたえていると褒めるアムロに、「これ位はやってみせねばな。カミーユの期待を裏切るわけにはいかない」とシャアが不敵に微笑。
・「・・・気をつけて!あれが来る!」とフォウが警告、南東に連邦軍離反組を引き連れたバンシィが出現。ユニコーン奪取を命じるアルベルト、情が移ったか「苦しい時は我慢するな」と優しい言葉をかけるものの、「それは命令ですか?」と問い返されて鼻白み、母艦は後退。(アルベルト・ビスト・・・。あの男も血の呪縛とバナージへの嫉妬の中にいる・・・つまり、俺と同じか・・・)と自嘲するリディ少尉。
・「マリーダさん!あなたを必ず助けてみせるぞ!!」とバナージが吠えて戦闘再開。
・3PPクェスがギュネイを説得。「どうしてあんた、フル・フロンタルなんかの下についているのよ!」と責めるクェス、「誰か一人が頑張ったって世界が変わるわけじゃない!だから、私達と一緒に行こうよ、ギュネイ!」と呼びかけるものの、「・・・お前は・・・大佐を選んだんだな・・・」と呻くギュネイ、「だったら、お前の目の前で大佐を倒す!そして、お前に俺の力を見せる!」と聞く耳持たず。
・4PPシャアがギュネイを説得。「俺はあんたを超えてみせる!」と言い張るギュネイに、「私と戦う事とフロンタルに手を貸す事は別のはずだ」と諭すシャアだが、シャアもフロンタルも超えて自分がネオ・ジオンを引っ張ると聞く耳持たないギュネイ、「赤い彗星の伝説は俺が終わらせてやる!」と宣言、「お前は、まだ・・・!」と苛立つカミーユにも、口出しはさせないと拒絶。
・4PPアンジェロ撃墜、アンジェロは撤退。
・5PPクェスでギュネイを撃墜。決着は次の機会と捨て台詞残してギュネイ撤退、(素質を腐らせるな、ギュネイ。お前は、その程度の男なのか・・・)と憂うシャア。
・5PPバナージでマリーダ説得。諦めないと食い下がるバナージ、「あなたの事を愛しているジンネマンキャプテンのためにも!」と叫び、「キャプ・・・テン・・・」と奪われた記憶を刺激されて動揺するプルトゥエルブだが、アルベルトが「私の言葉以外は、全てお前を混乱させる敵の言葉だ!」と言い含めて妨害し、憤るバナージに「全てはお前が選ばれたのが悪いのだ!」と責任転嫁。
・6PPクェスでマリーダ説得。懸命に呼びかけるクェスに、「何故、ネオ・ジオンがガンダムと共にいる!」と激高するプルトゥエルブ、記憶の矛盾に苦悶。「負けないで、マリーダ!あなたはわかっている人のはずだよ!きっとあなたなら偽物の記憶なんかに負けないで本当の事を見つけられるよ!」と励ますクェス、「同じだ・・・!私がアルパに乗せられていた時と・・・!人の心を踏みにじるマシンなんていらない!待っていてね、マリーダ!」と解放を改めて決意。
・5PP、バンシィHP6割強まで削ってインサラウムの秘宝使ったゲッターで瞬殺、イベント発生。「ガンダム!また私から奪うか!」とプルトゥエルブが狂乱してNT−Dに取り込まれ絶叫、バンシィがデストロイモードに変形。「それでも!」と気合入れたバナージ、NT−D発動して「俺はマリーダさんを助けるんだ!!」と宣言。「バナージ・リンクス・・・」とブライト艦長が暖かく見守り、「俺にもわかる・・・。バナージの決意が・・・想いが・・・」と呟くリディ少尉、「あいつは今、ガンダムになった」と微笑む刹那。
・「マリーダさん・・・。あなたがどれだけガンダムを憎もうとも俺は・・・こいつと共に戦うと決めた・・・!俺はこいつに乗る時に誓ったんだ!自らの可能性を示して・・・そして、オードリーを守ると!!」とバナージが高らかに告げて、戦闘再開。
・バナージがプルトゥエルブと戦闘時セリフイベント、「ユニコーンは俺の可能性なんだ・・・!そして、この力であなたも救ってみせる!」と決然と告げるバナージ。
・5PPバナージでバンシィ撃墜して戦闘終了。
・後退して意識をなくしたプルトゥエルブを回収すべくバナージが近づくと、突然プルトゥエルブが意識を取り戻して「ガンダム!!」と叫び奇襲、絶体絶命の危地にリディ少尉のデルタプラスが割って入り、「は・・・はは・・・きにする・・・な・・・。民間人を守るのは・・・軍人の務めだ・・・」とかつてのようにバナージに微笑みかけ、デルタプラス爆発。
・続けて「白い鑑・・・!ガンダムを乗せる鑑!!」と呻きつつラー・カイラムに突入するバンシィ。「リディ少尉は俺達に任せろ!バナージはラー・カイラムへ行け!」とカミーユが指示、躊躇うバナージを「今、あの黒いユニコーンを止められるのはお前しかいないんだ!」とアムロが叱咤し、後を追うバナージ。
・格納庫でバンシィに組み付くバナージ、「あなたはマリーダさんなんだ!プルトゥエルブなんかじゃない!」と懸命に呼びかけ、「私はプルトゥエルブ!マスターはアルベルト・ビストだ!」と言い張るプルトゥエルブに、「あなたのキャプテンはガランシェールのジンネマン大尉だ!」と言い募る。
・そこへ「マリーダ!!」「俺だ!ジンネマンだ!」「マリーダ、戻ってこい!俺達の所へ!!」と潜入していたジンネマン大尉が呼びかけ、「何だ・・・!?ジンネマン・・・!?マスター・・・!?」と混乱するプルトゥエルブ。
・いつの間にか涙を流していたプルトゥエルブ、「俺と来い・・・!俺を独りにするなぁぁっ!!」と叫ぶジンネマンに、「マスター!!」と叫んで機体から脱出しつつ失神。無人のユニコーンはそれでも止まらず、単騎離脱して撤退。
・ジンネマン大尉の呼び寄せたガランシェールと合流するZ-BLUE。デルタプラスは回収したものの、コックピットにリディ少尉の姿はなく、宇宙に投げ出されてMIA認定、捜索打ち切り。
・ミネバ奪還が目的だと明かすジンネマン、「我々に姫様奪還を指示したのはハマーン閣下です」と告げる。そこへネオ・ジオン総帥フル・フロンタルが全世界へメッセージ発信。
・「我々ネオ・ジオンは、宇宙の民こそが正統な地球人類の継承者である事を宣言し、新地球皇国と講和を結びます」と宣言するフロンタル、瓦解した地球連邦の市民は既に難民と決めつけ、ネオ・ジオンの象徴たる人物としてミネバ・ラオ・ザビ殿下(の影武者)を紹介、ネオ・ジオンへの参集を呼びかける。
・「何という醜悪なやり方を・・・」と吐き捨てるミネバだが、「オードリー・・・!君は生きて、ここにいるんだ!フル・フロンタルが、あの小さな女の子で人々の心を集めるというなら、それをひっくり返す事が出来るのは君だけだ!」とバナージが激励し、「・・・機を待つしかありません。彼に対抗する力を束ね、それを討った後ならば・・・」と決意を示す。
・「その覚悟があるか、ミネバ?」と問うシャア、「私は、この世界が明日を迎えるために戦います」と答えるミネバに、「わかった。微力ながら、その手助けをさせてもらう」と微笑、ミネバと共にZ-BLUEを離れてコロニーで反ネオ・ジオン勢力統合を宣言。ジンネマン大尉も協力を約束、マリーダをナナイに診せると告げるシャア。
・「バナージ、お互いの出来る事を」「ラプラスの箱・・・あなたに託します」と告げ、いずれ箱の座標を明かして欲しいと望むミネバ、「私も祈りの向かう先を確かめるべきだと考えるようになりました」と微笑。(それが呪いに変わる・・・。どういう意味なんです、リディ少尉・・・)と黙考するバナージ。
・プラントでも何かが起きているとキラに警告するシャア。
・一方、機体から放り出されて独り宇宙を漂流するリディ少尉に、(力が欲しいかな?人を・・・今を越える力が・・・)(君はまだ知らない・・・。ラプラスの箱・・・真のクロノの教義を・・・だから、教えてあげよう・・・。そして、君に力を・・・)と何者かが語りかけ、朦朧としつつ「あれは・・・!黒い・・・ユニコーン・・・」と瞠目するリディ少尉。・・・アドヴェントかい。(-_-#
・新地球皇国の支配率80.4%。
・Dトレーダーでクェスとカミーユにギュネイの事を託すシャアだが、「でも・・・ギュネイが一番待っているんおは大佐の言葉だと思います」とカミーユが指摘、「大佐がいたから、ギュネイは戦っているんだ」とクェスも同意し、「責任を取らなければ、ならないか・・・」と呟くシャア。その心の動きからボーナスZチップ100Zget。
・Dトレーダーで独りリディ少尉を悼むミヒロ、(馬鹿・・・。最後まで人の気も知らないで・・・)と独白。

●第11話:プラント動乱
・L5宙域プラント付近で合流したZ-BLUE、首脳陣が意見交換。ブライト艦長曰く、元々時獄戦役からネオ・ジオン寄りだったプラントについて危険視したシャアが独自に調査した結果、ここ数週間は本格的な武力介入さえ起こりうる状態だとか。地球との協調路線に舵を切ったクライン派の影響力が弱まっていると懸念するブライト艦長達、プラントにいるシン・アスカとも連絡がつかず、先行して潜入したキラ達の連絡待ち。
・プラントのアプリリウス市にヒイロ達とは別ルートで潜入したキラとヒビキ、ラクス様と合流すべく隠し通路を移動。リディ少尉が変わってしまったと戸惑いを口にするヒビキに、「リディ少尉は・・・君と・・・いや、僕達と同じだよ」と微笑むキラ、「少尉は最後まで自分の大切なもの、信じているものを守るために戦っていた。変わってしまったように見えたのはその大切なものの心に占める割合が他の事より、ずっと大きくなったためだと思う」と告げる。
・以前のシンの言葉から、キラはラクスのために戦っているのか、と問うヒビキ。その通りと笑顔で肯定したキラ、「でも、もしかしたら、君が想像しているのとは少し違うかも知れない。僕が大切なのはラクスだけじゃなく、彼女の信じるもの、願うもの、目指すもの全てなんだ」と明かし、よくわからないと戸惑うヒビキに「そう?君がスズネ先生に感じているものと同じだと思うけど・・・」と微笑みつつ、「・・・ごめんね。君の大切な人は、別の人だったよね」と詫びる。
・今はマキが無事でいてくれればそれでいいと答えるヒビキに、リディ少尉も同じと諭すキラ、「がんばろうね、ヒビキ。僕達の大切にしているものを守るために」と微笑む。
・プラント評議会の会議室でラクスと合流したキラ、ヒビキを外のガードに残して二人で対面。「どうしてもここで、あなたに話したい事があったんです」と告げるラクス様、心の整理がつかず連絡が遅れたと詫びつつ顔を曇らせ、父シーゲル・クライン元議長が遺した手記の内容を明かす。
・ファーストコーディネイターのジョージ・グレンは人類と新人類の架け橋たる調整者とコーディネイターを呼んだが、事実はクロノ改革派による人為的な新人類発生プロジェクトであり、同時にいずれ生まれてくる新人類をクロノ保守派から守るための存在だった。この世界で生まれたニュータイプやイノベイターのような新人類は、ロゴスやブルーコスモスを使嗾したクロノ保守派により抹消され、クライン家を始めとするプラント創設時の重要人物達がクロノ改革派の手で生み出された。
・「ナチュラルとコーディネイターの戦いはクロノの内部分裂によるもの・・・」と呆然と呟くキラに、真実を知ったクライン派も当初の理念に立ち返りクロノ保守派との戦いを決意しつつあると警告するラクス様、隠されていた真実が明かされた経緯は明らかではないと懸念を示す。
・地球人同士の愚かな争いに憤慨するキラに、「彼等はフル・フロンタルの言葉に乗り、自分達こそが、その地球人類の正当な継承者であると名乗るつもりなのでしょう。地球連邦を・・・ナチュラルを打倒して・・・」と悲痛に呟くラクス様。そこへ駆け込んだヒビキが武装集団の集結を警告。
・脱出を促すキラに、「私は・・・クラインの人間として、果たさなければならない事があります・・・」と拒むラクス様、「ラクス様、お迎えにあがりました」と入ってきたザフト兵からキラを庇い、「行ってください、キラ。私の想いとともに」と決然と告げる。
・「キラ・ヤマト・・・!お前もコーディネイターとして使命を果たしてもらうぞ!」「スーパーコーディネイターであるお前の力こそがナチュラルとの戦いには必要となるのだ」と迫るザフト兵達を前に、脱出を促すヒビキだが、ラクスを置いて行きたくないキラは逡巡。そこへ「キラさんから離れろ!
!」と駆け込んだシンが威嚇射撃。
・「キラ・ヤマトはコーディネイターのシンボルとしてナチュラル殲滅の力となってもらわねばならない!」「宇宙の民こそが真の地球人となるのだ!次代を担う新人類として!」と唱えるザフト兵達に、「そんな・・・!そんな事が・・・!?」と愕然とするキラ。「しっかりしてください、キラさん!」とシンが叱咤、「このままではプラントは・・・!滅びへ一直線に進むだけだ!」「戦うんだ、キラ!それを止めるために!」と駆けつけたアスランも諭し、「行ってください、キラ!私の想いを、あなたの力に重ねて!」とラクス様が懇願。「・・・わかったよ、ラクス!」と遂に決断するキラ・ヤマト。
・一方、「・・・随分と外が騒がしいな」と呟く議長室のフロンタル、「フフ・・・私の宣言により時代が動き始めたのだろう。同じ宇宙の民であるプラントとジオン・・・。そして、両者は共に新たな人類として目覚めていく・・・後はその力を束ねる者がいれば、全ては収まる。」とほくそ笑み、「君には、その役を果たしてもらおう」とレイ・ザ・バレルに言い渡す。
・キラとヒビキはシンの先導でプラント外へ脱出。ラクス様はアスラン達に守られプラントに残留して避難。ネオ・ジオンにつく事に反対したシンはザフトに拘束されかけて脱走、平和を臨む人達と合流して反撃の機会をうかがっていたとか。
・プラントからネオ・ジオン部隊が追撃に出現。逡巡するキラに、「ラクスさんの想いを、ここで途切れさせてしまうんですか!」とシンが叱咤、「戦いましょう、キラさん!ラクスさんのためにも・・・!」と諭す。「僕は・・・」と呟くキラ、「ラクス・・・!僕は・・・戦う!」と力強く宣言してSEED発動。ヒビキも大切なもののため戦うと決意、Z-BLUE本隊到着まで時間を稼ぐべく戦闘開始。
・2PP北東にZ-BLUE本隊登場、まずはネオ・ジオンを退けるべく戦闘再開。
・キラが戦闘時セリフイベント。(ラクス・・・。君は真実を知って、今日までずっと耐えてきたんだね。今日からは僕が、その重さの半分を持つ・・・。そして・・・君が望む平和を、未来を・・・必ずつかんでみせる・・・!この想いと力で!)と独白するキラ。
・3PPイベント発生。プラントからシナンジュで現れたフロンタルだが、「ここはプラントだ。君達を止めるのは、その指導者だよ」とほくそ笑み、「Z-BLUEは、直ちに戦闘を停止しろ」とかつてのZEUTHメンバーにしてシンの親友、レイ・ザ・バレルが勧告。
・静養していたはずのレイだが、フロンタルの協力を得てプラント国防委員長に就任したと告げ、「プラントはネオ・ジオンに協力し、地球人類の継承者として行動する」と宣言。またプラントに戦争をさせるのか!と非難するシンに、「お前もラクス・クラインからコーディネイターの真の意味を聞いたはずだ」と応じるレイ、「地球にいるクロノ保守派は、裏切り者である改革派の生みだしたコーディネイターの存在を許さない。プラントが生き残るためにはネオ・ジオンと共に彼等と闘うしかないんだ」と断言。
・「お前は・・・!ネオ・ジオンと組む意味をわかっているのか!」と叫ぶシンだが、「俺は・・・俺のような人間を二度と生み出さないためにもクロノとそれに率いられた人間達を叩く・・・」と聞く耳持たないレイ。思わず突出して迫るシンに、「かつての仲間の言葉も君達を止める事は出来ないか・・・では、仕方ない」と苦笑するフロンタル、ハマーン率いる別働隊を召喚して後を任せ、「Z-BLUE・・・。既に時代は、君達では止められない流れに乗っているのだ」と冷笑して自身は撤退。
・更に、北西にサルディアス率いるサイデリアル部隊が出現、レイの元へと逸るシンを十字砲火で阻み、「というわけで、あなたは捕獲させていただきます。生ける証拠としてね」とほくそ笑む。冷静さを欠き敵中に孤立したシンがサイデリアル機に拘束されたその時、突然の援護砲火でサイデリアル機を打砕きつつ、バルゴラ・グローリーS降臨!(*´Д`*)
・「スフィアの力をより効率的に制御するために生まれ変わったカーバーとバルゴラ・・・。これがバルゴラ・グローリーSです」と告げるセツコ、シンに体勢立て直しを指示して合流、「今は生きることを考えて!」と叱咤して、共にZ-BLUE本体に合流。翠の地球でランド達と共にサルディアスらと戦ったと告げるセツコ、「私は・・・憎しみでは戦いません」と宣言し、(そうだ・・・。俺はそれをセツコさんから教えてもらったはずだ・・・今、俺がやらなければならない事は・・・!)と短慮を悔いるシン。
・一方、サルディアスとは友軍ながら剣呑に牽制し合うハマーン・カーン、(Z-BLUE、シャア・・・。私は私の道を行くまでだ・・・!)と独白して、戦闘再開。
・バナージがハマーンと戦闘時セリフイベント。「ラプラスの箱のためにも、お前とユニコーンをもらい受ける!」と宣言するハマーンだが、「このガンダムは父さんに託されたもの・・・!そして、俺はオードリーに箱を託された!」と答えるバナージに「ミネバ様が、お前にだと・・・!?」と瞠目。「あなたがオードリーと共に戦争を止める気があるのならシャア大佐の所へ行ってくれ!そこにはジンネマンキャプテンやマリーダさんもいる!」と告げるバナージに、「そうか・・・。姫様は、あの男の所にいるのか・・・」と呟くハマーン、「そうやって、あの男は自分の都合だけで人を動かすのか!」と憤り、違うと弁解するバナージに「気安いぞ!箱の鍵だからとて、安全を保証されたと思うな!」と噛み付き、「私はハマーン・カーンだ!赤い彗星がいなくても、スペースノイドの業は私が背負ってみせる!」と宣言。
・クェスがハマーンと戦闘時セリフイベント。「いい加減に大人になりなよ、ハマーン!」と乱暴に諭すクェス、「小娘が!」と毒づくハマーンに、「その小娘と同じレベルだよ、あんたは!大佐の事になると!」と指摘し、ネオ・ジオン総帥でありながら裏切ったとシャアを責めるハマーンに、「そうじゃないよ、ハマーン!大佐はもっと大きなもののために戦ってる!あんたなら、それがわかるはずだよ!もっと素直に感じたままを信じなよ!」と説く。
・5PPハマーン撃墜。ここまでと呼びかけるカミーユだが、「誰に向かって、物を言っている・・・!」と恫喝するハマーン、「もうシャアなど必要ない!私は私のやり方で、この世界を変える!」と言い置いて撤退。「ああなった女ってのは手がつけられない」とロックオンが憮然とコメント、「そういう問題なんですか?」と戸惑うカトルだが、「そういう問題だ、カトル。俺の直感も、そう言ってるしな」とコーラサワーが肯定、流石逆玉妻帯者。(^^;
・5PP、最後にサルディアス撃墜して戦闘終了。サルディアスは再会を約して撤退、「食えない男だな」と憮然と評するC.C.に、「借りはいずれ返す。奴の主人にも、まとめてな」とゼロが憤怒を押し殺して呟く。
・後退指示するスメラギさん、抗議するシンに「このまま、ここにいても何も出来る事はないわ」と冷静に指摘、プラントを制圧する訳にもいかないとブライト艦長も諭し、「行こう、シン」と促すキラが「冷静になるんだ、シン!」「・・・僕達が戦うべき相手は、戦いそのものだ。プラントじゃない。プラントには、まだアスラン達がいる。今は彼等に任せよう」と説得。(レイ・・・。俺は・・・必ずお前を止めるぞ・・・)と心に誓って撤退するシンとZ-BLUE。
・「シン・・・みんな・・・。俺は・・・俺の意思で戦う・・・」と呟くレイ、(ギル・・・。あなたのやろうとした事の意味・・・俺にもやっとわかったよ・・・)と独白。
・ラー・カイラムでコーディネイター誕生の裏事情を明かすルナマリア、旧クロノ改革派が関与するザフト上層部と反ジオンだったクライン派が合流してネオ・ジオン賛同に回り、今のプラントは完全に地球連邦との戦争に向かっていると告げ、反対するはずのイザークやディアッカは消息不明、拘束されたか独自に脱走したかと推測。
・「しかし、矛盾してはいないか?・・・クロノ改革派は保守派と対立し、保守派はサイデリアルに通じている・・・保守派はスペースノイドを攻撃対象としているのに、その裏にいるサイデリアルはネオ・ジオンやプラントを支援している」と疑問を呈するアムロ。地球人類の継承者という言葉が鍵だと指摘するゼロ、「サイデリアルは、本来はクロノ保守派のバックだが、攻撃対象であるはずのスペースノイドと彼等を両天秤にかけているのだろう。勝利した方を地球人類の継承者と認めるとして」と指摘し、憤るカミーユやバナージに「ジェミニスもやっていた事だ。奴等にとって我々の生命や主義など、取るに足らないものなのだろう」と吐き捨てる。
・(フル・フロンタルはそれに気付いていないのか・・・いや・・・シャア以上に狡猾な男だ・・・。それは考えられない・・・)と黙考するアムロをよそに、泥沼の状況を終わらせるためには元凶である新地球皇国を討つしかない、と告げるブライト艦長とゼロ。
・サイデリアルが翠の地球から蒼の地球に主力を移しつつあると指摘するセツコ、ランドやクロウ、アドベントと共に翠の地球でサイデリアルと戦っていたと明かし、(アドヴェント・・・)と俯向くヒビキだが、シンやキラが叱咤。
・レイはザフトに参加せず静養していたとシンが説明し、ある人間のクローンであるレイは染色体異常で寿命が残り少ないとキラが明かす。「レイは・・・残り少ない生命でコーディネイターの未来を創ろうとしている・・・」と呟くシン、「・・・戦争の上に成り立つ未来なんて俺は認めない。レイがそれを選んだのなら、止めてみせる。戦いではなく、言葉で」と宣言。「シン君なら、それが出来る・・・。悲しみを越えたあなたなら」と静かに激励するセツコ、シンを揶揄するヒビキを見て(彼がいがみ合う双子のリアクター・・・アドヴェントは言っていた・・・。彼が私達を救うと・・・)と独白。
・翠の地球から戻って来るマクロス・クォーターとの合流に向かうZ-BLUE、新地球皇国帝都ラース・バビロン攻略を宣言。
・新地球皇国の支配率80.5%に微増。
・Dトレーダーで、ハマーンへの言葉を「あの人・・・すごい怒ってた・・・」と悔いるバナージだが、「気にしない、気にしない。それなら、私もやっちゃったし」とクェスが無邪気に笑い飛ばし、「やりますねぇ、お二人共。鉄の女と呼ばれるハマーン・カーンの感情を引き出すとは・・・」とAG賞賛、ボーナスZチップ50Zget。

●第12話:憎しみの翅、愛しさの翼
・情報交換メモは割愛。こっちのルートだと、ヒビキはここでセツコ、ランドと顔合わせ、それぞれ操縦技術とヒートスマイル伝授。(^^;
・2PP、初期のインベーダー9個小隊撃破、戦術待機するガロードのツインサテライトキャノンによる残敵一掃を目論んだものの、2EP敵が何故か近くに攻撃せず南西方向へ移動したりするので、結局2個小隊取り逃がした・・・なかなか初期敵全滅は難しい。

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第3次SRWZ天獄篇(1周目:希望ルート:57話〜最終話)

●第57話:真化、その意味
・銀河中心点に位置したグレートアトラクターはZ-BLUEの時空震動弾で次元の狭間へと消え、何も無くなった宇宙空間に佇むサルディアス、ダバラーン、尸刻達、Z-BLUEもアウストラリスも御使いの下へ向かっているだろうと推測しつつ、「生き残ってしまった我々は、残りのバアルを片付け、後始末に精を出すとしましょう」と苦笑。
・サイデリアルを打ち破りバアルの侵攻を止めた地球は、協力した各組織・種族と会談予定。「銀河から失われつつあった不屈の闘志や希望をあの星の人達は持ち続けていました・・・。それが大きな力となりバアルを打ち破ったのでしょう」と評する尸刻。
・一方、カオス・コスモスで御使いの監視の意思を逆に辿り長距離ジャンプを繰り返すZ-BLUEでは、並行世界の一つであるはずなのに全方位通信に一切応答がないと訝しみつつ、宇宙魔王達も御使い打倒を目的としてカオス・コスモスに侵入しているのでは、と推測。
・そこへミケーネ神達と暗黒の軍団が出現、御使い達を倒す前にZ-BLUEからスフィアを奪うと宣言、共闘を提案するも聞く耳持たず。が、「俺達の新しい力を見せてやるぜ!」と吠えるシモンに「違う!今までのこやつ等と!」「まさか・・・!」と震撼するミケーネ神。ゼウスが「そのまさかだ。彼等は真理をつかみ、自らとマシンを一つにする術を学んだ・・・名付けて・・・真化融合!その力、とくと味わうがいい!」と吠え、戦闘開始。
・3PP敵全滅してイベント発生、SRポイントget。
・ヒイロ達に「出てこい」と呼びかけられ南西に姿を現したヴィルダーク、「・・・気配は殺していたのだがな」と呟き、感覚が鋭敏になっていると応じるアムロに「進化への道を進んだためか。そして、見せてもらったぞ。お前たちの新たな力・・・真化融合・・・」と告げる。
・改めて共闘を提案するシャアに「それは・・・出来ん」と拒むヴィルダーク、何故と問われて「答えはこれだ」と言いつつ周囲に次元獣を召喚、「真化融合・・・。その理論は、俺達のいた世界でも提唱されていた」「だが、理論は理論・・・。俺達は、その境地に達する事は出来なかった。その代替として開発されたのがリヴァイヴ・セルだ」と明かし、「あれも擬似的な真化融合という事か」と思い当たるC.C.に「お前達の存在は、俺達の世界の見果てぬ夢が結実したものだ。同時にそれは、俺達のやってきた事・・・次元獣の軍団の全てを否定する事でもある」「お前達を認めてしまえば、これまで次元獣にするために奪ってきた生命全てを冒涜する事になる」と告げる。
・「あなたは・・・」と悲しげに目を伏せるセツコに、「・・・わかっていた。自分達のやり方が正しくない事など。最終形態に達しない次元獣ヴァルナー・・・。これは俺のためらいの証だろう。それでもやるしかなかった・・・。それしか方法はない・・・と思い続けてきた。だが、それは全て無意味だった」と告げるヴィルダーク、「俺に出来る事は、彼等の生命に報いるためにこの力でお前達に勝利する事だ・・・!」と宣言し、サイデリアルの兵士達やエルーナルーナ、尸空、ガドライト、バルビエルら己がスフィアを得るための犠牲にした者達を悼み、「だから、俺は戦わなければならん・・・!そして、勝たなければ!」と誓う。
・「下らねえな」と吐き捨てるクロウ、「自己満足でやるべき事を見失った男ってのは哀れなもんだな」と言い放ち、「自らのやっている事が過ちだと知ったなら、何故、自分を変えようとしない!」「変わる事を拒むな!もっといいやり方があるのなら!」「お前の最大の過ちは、生き方を変えようとしない、その傲慢さだ!」と刹那、レド、タケルが叱咤。
・「何とでも言うがいい。俺には、これしか出来んのだ」と撥ねつけるヴィルダーク、御使いを倒すためには4つのスフィアでは足りないとZ-BLUEに挑み、「お前が俺達の存在を認められないように俺達も地球を苦しめてきたお前を認めるわけにはいかない!そんな力が未来を切り拓くのを認めてたまるものか!」とヒビキが吠えて、戦闘再開。
・ちなみにヴィルダークは技量304。
・ヒビキがヴィルダークと戦闘時セリフイベント。「いがみ合う双子!自らの使命を認識しろ!」と叫ぶヴィルダークに、「お前に言われなくてもわかっているさ。だが俺は、お前のように使命の名の下に全てを犠牲にしてもいいなんて思っちゃいない!」と言い返すヒビキ、「逃げるつもりか!?」と責めるヴィルダークに、「それを決める権利はお前にない!俺の生命の使い方を決めるのは俺自身だ!誰かの生命を奪って戦ってきたお前の好きにはさせない!」と糾弾。
・ロジャーがヴィルダークと戦闘時セリフイベント。「既に言葉をかわす段階は過ぎた」といいきるロジャー、あくまで力を求めるヴィルダークを非難、「ならば、お前は何を以て、この俺と御使いを止めるつもりだ」と問われて「力を使う」と即答しつつ、「それでは俺と・・・」と言いかけたヴィルダークを「そうではない、ヴィルダーク!私は力でお前達に勝利し、その上で力を否定する!そして、言ってやるんだ!お前達の信じていた力など、何の意味もないと!」と宣言。
・クロウがヴィルダークと戦闘時セリフイベント。「女から聞いた。ヴァイシュラバはお前という男を買っていたそうだ」と告げるヴィルダークに、「光栄だな。・・・と言いたい所だが、悪党に褒められても一銭の得にもならねえぜ。奴やお前の事をどうこう言える程、俺もご立派な人間じゃねえがな」と苦笑するクロウ、「それでも向かってくるか、揺れる天秤」と問われて、「善や悪の問題じゃねえ。お前のやり方が気に食わねえのさ」と答え、「それがお前の折れない意思か」と得心するヴィルダークに「そういうキャッチフレーズは要らねえ。来いよ、ヴィルダーク。先にあの世に行って、ガイオウと同窓会でもやってな!」と挑発。「断る!お前には、奴に俺の生き様を伝えるメッセンジャーをやってもらうぞ!!」とヴィルダークも咆哮。
・5PP次元獣掃滅後、分析、かく乱かけたヴィルダークを削って撃破、戦闘終了。
・「ここまでか・・・!」と呻くヴィルダーク、「勝者はお前達だ・・・俺は・・・俺が奪ってきた生命に報いる事は出来なかった・・・」と呟き、「死んだ人間は、もういないんだ・・・その人達に報いる事も大切だ・・・。だが、お前も将を名乗るのなら、生きている人のために出来る事を探すべきだったんだ」と説くヒビキに「いがみ合う双子・・・。それが希望も絶望も越えたお前の出した答えか・・・」と穏やかに微笑み、「・・・答えなのかは、わからないがな・・・」と顔を伏せるヒビキ。
・「いがみ合う双子・・・。悲しみの乙女、傷だらけの獅子、揺れる天秤・・・誰でもいい。俺の4つのスフィアを奪え。真化融合を果たしたお前達なら出来るはずだ」と静かに告げるヴィルダークに、「・・・戦意を失った奴相手にやれるかよ・・・」とヒビキが拒んだものの、「俺が行く」「次元将とは、破界事変の頃からの付き合いだ。こいつは俺の役目だろうさ」と苦い顔でクロウが申し出る。
・「揺れる天秤か・・・。お前の強い意志に感謝する」と礼を言うヴィルダークに、「次元将ヴィルダーク・・・。ガイオウにあったら伝えてくれ。俺達は絶望の未来に立ち向かっているとな」と告げるクロウだが、そこへアサキム出現、「次元将ヴィルダーク。君の想いは僕が引き継ごう」と申し出る。
・「きたねえぞ、アサキム!スフィアを横取りする気か!」と罵るランドに、「奴等に復讐を果たすためなら、屍肉あさりでもなんでもやるさ」と自嘲するアサキム。「御使いを倒してくれるのなら、どちらでもいい。後の事はお前達に任せる。だが、急げ。そうでないと・・・」と呟くヴィルダーク。
・「こうなるんだよ」と突然現れたアドヴェントが超遠距離から瞬時にヴィルダークの持つ4つのスフィアを奪い取り、「君の4つのスフィアは返してもらった」と微笑、「アウストラリス・・・。アドナキエル・ザ・ジェネラル・・・これまでの君の功績に免じて、苦しませないように、その生命を奪った。さらばだ、アドナキエル」と爽やかに微笑む。「その名で呼ぶな!俺は・・・次元将ヴィルダークだ!!」と吠えてヴィルダーク爆死。
・「不満なようだね、アサキム。だが、これは正当な行為だよ。元々のスフィアの所有者は私達なのだから」と微笑むアドヴェントに、「その傲慢さ・・・許せるものではないな」と睨めつけつつアサキム撤退。
・「そのスフィアの力で俺達と戦うつもりか?」と問うヒビキに、「君は何もわかっていないよ、ヒビキ。スフィアは戦いのための力じゃない。この宇宙を救うためのものだよ」と微笑するアドヴェント、「待っているよ、Z-BLUE。全宇宙の救済のためには、君達の力も必要なんだ」と告げて撤退。
・(あばよ、ヴィルダーク・・・。俺はやっぱりお前を認める事は出来ねえ・・・だが、お前や尸空の願いは叶えてやる。奴等を倒してな)と静かに次元将の死を悼むクロウ。
・一方、(許せ、ドゥリタラー、ウィルパーシャ・・・。そして、ヴァイシュラバよ・・・俺は次元将の務めを果たす事が出来なかった・・・。お前達に会っても詫びる事しか出来ない・・・)と独白するヴィルダークだが、「まだだ」と尸空が現れ、「ここは消滅しようとする力と存在しようとする力が交わる場所・・・お前には、まだやるべき事がある・・・」と告げる。
・場面変わって囚われの御使いサクリファイ、「考えを改めるつもりはないのか?」と問うドクトリンに無言で頷き、「せっかく、アドヴェントも戻ってきたんだから、また四人で楽しくやろうよ」と無邪気に笑うテンプティにも「私は一度たりとも楽しいと思ったことなどありません」と拒絶。
・「お前は高次元生命体の使命を放棄する気か?」「お前のした行為は我々の存在への反逆に等しいものだ」と糾弾するドクトリンにも「その覚悟でやった事です」とにべもないサクリファイ、「いいだろう、哀しみのサクリファイよ。ならば永遠の時を、この次元牢の中で過ごすがいい。それが我々からお前への罰だ」と言い渡される。
・地球最後の日まであと9日。
・Dトレーダーで、チコのエースを祝福するAG、クールな対応を揶揄しつつ、「そんな冷めてるあなたにお似合いのプレゼント。はい、アイスキャンディー」「マイナス1兆2000万度で冷凍した逸品です。どうか、お召し上がりください」と手渡し、実は好物というチコも「いただくね」と素直に微笑。
・Dトレーダーで、AGの中のエルガンがかつて会った、戦場以外でのガイオウの様子を尋ねるクロウ。「いい言い方をすれば、一本気・・・悪い言い方をすれば、傲慢な方でした」と答えるAG、「そして、クロウさん・・・。その全てを投げ打って使命に殉じる姿の中にあなたはご自身を見ていますね」と指摘し、クロウがヴィルダークと戦ったことでZチップが生まれたと明かし、ボーナスZチップ100Zget。「俺もガイオウもあいつも、手の平は血まみれだ。そんな俺に奴等をどうこう言う資格はねえ・・・俺があいつと違うところといったら、周囲に恵まれていたぐらいだろうな・・・」と自嘲するクロウに、「それを活かす事が出来たのはクロウさんの力です。・・・気休めかも知れませんが、言わせていただきます」と応じるAG。「ありがとうよ・・・」と穏やかに微笑むクロウに、エスターやマルグリット、貧乏くじ同盟やトライア博士等が揶揄しながら呼びに来て、見送るAGが(揺れる天秤・・・。あなたの強い意志は一歩間違えれば、破滅への道を進む力となります。ですが、過去を乗り越え、目的を同じくする仲間と共に生きているあなたなら、きっと正しい道を歩むと信じています。借金は永遠につきまとうでしょうけどね・・・)と独白。
・Dトレーダーでマルグリットに声をかけるAG、ひどく警戒する様子に「・・・ワタシ・・・次元将を倒した事をマルグリット様と共に喜ぼうとしただけなんですけど・・・」と傷ついたふりをしつつ、「すまない・・・。もし許されるなら、私に償う機会をくれ」と詫びるマルグリットに、「では、このワタシ特製の白いライノダモンの着ぐるみを贈呈し・・・」と言いかけたところへエスター急襲、「どうせ、そんな事だろうと思った!」とかなめ直伝のハリセン炸裂!ところが「ありがとう、AG・・・」と素直に微笑むマルグリット、「この着ぐるみ・・・中に詰め物をして、部屋に飾らせてもらう。亡き弟の遺影代わりに・・・」と告げ、「あ・・・はい・・・。その・・・喜んでいただけてワタシも嬉しいです・・・」と毒気を抜かれたAGに代わり、エスターが「商売、商売!」と店番に。「・・・当初の目論見からは外れましたが、マルグリット様の笑顔が見られたので良しとしましょう・・・」とAGも苦笑。

●第58話:哀しき墓守
・サクリファイの次元牢幽閉を確認するアドヴェントに、「遺憾ながらな」「だが彼女を罰する方法は、それしかない」と応じるドクトリン、「その通りだ。私達は1億2000万年前に全ての争いを捨て、四人の御使いへと生まれ変わったのだから」と微笑むアドヴェントに、「互いを傷つけ合い、その生命を奪い合うような下等な生命体であったのは、既に遥か過去・・・だから、1万2000年前のあの日も我々は互いの袂を分かつ事で事態の解決を図った」と同意。
・「だからこそ1億2000万年に一度の宇宙の大崩壊を前にして、私はヘリオースと共に君たちの下へ戻ったんだ」と微笑むアドヴェント、「その下等生物が、カオス・コスモスに入り込み、おまけに真化の兆しを見せてるのはどうするつもりよ?」と問うテンプティに、それぞれの意思を確認し、「では、殲滅が2票、保留が1票、棄権が1票で彼等を殲滅しよう」と自身は殲滅の票を投じてあっさり言い放つ。
・「いいの、アドヴェント?あの子達の事、可愛がっていたんでしょ」と問うテンプティに、「私は御使いだ。自らの使命に私情を挟む気などないよ。もっとも、私達の感情を個人のものと言う事は出来ないけどね」と微笑むアドヴェント。
・邪神達もカオス・コスモスに入り込んだと警告するドクトリン、「場合によっては、奴等への対処もせねばなるまい」と促すものの、「だが、まずは地球人の殲滅だ。彼等は次元牢に近づきつつあるからね」とアドヴェントが指摘、「サクリファイが結界を破って、あの子達を呼んだって事・・・!?」と驚くテンプティ。「彼等の中にはハマリエルがいる。彼女の悲しみの乙女がサクリファイの哀しみと同調した結果だろう」と解説するドクトリンに、「これは黒い太陽の導いた好機とも言えよう。彼女の目の前で地球人を殲滅すれば、その気も変わるだろうから」とアドヴェントが提案、「そうだな。彼女が御使いの役目を思い出せば、我等はまた使命の下に一つになる事が出来る」とドクトリンも同意。
・地球人の始末を買って出たテンプティ、「考えただけでワクワクしてくる!あの子達・・・どれくらい抵抗してくれるかな!」と猛々しく笑う。
・一方、烙印に流れる意思をたぐり寄せて超空間転移したZ-BLUE。悲しみの乙女のスフィアの反応から次元牢の位置を特定したAG、「まるでZクリスタルが、そのまま大きくなったようね・・・」と驚くマルグリットに、「いい線いっております、マルグリット様。ここから分析した結果、あれは次元結晶・・・言わばZチップの塊と言ってもいいものです」と解説しつつ、そこに込められた思いはZクリスタルと正反対の消滅しようとする力に近しいものと分析、「あれを一言で言い表すなら、呪いの塊というのが相応しいでしょう」と告げ、「あれは、哀しみの御使いを閉じ込めている牢獄のようなものだと思われます」と推測。
・そこへエル・ミレニウムとアンチスパイラルが次元牢を守るように出現。「囚われの姫を救いに来た俺達を邪悪なドラゴンがお出迎えってわけか」と闘志を燃やす桂達に、「あんた達って、本当に前向きだね」と揶揄しつつ生身で現れたテンプティ、「ようこそ、カオス・コスモスへ。今日はテンプティが、みんなを歓迎するよ」と告げ、「テンプティは楽しく、お人形で遊ぶだけだよ」と己の意識をエル・ミレニウム全機に飛ばして融合させつつ、「あんた達の真化融合と同じようなものって事」と言い放つ。
・「奴等も真化融合を・・・!」と驚くアマタに、「当然じゃない。テンプティ達は、宇宙の真理に触れ、次元力の真髄を知る者・・・御使いなんだから」と微笑するテンプティ、「真化の先を行く者・・・」とゼロ、「神・・・か・・・」とキリコが呟くと、「違う、違う!そこまで思い上がってないもの!テンプティ達は、神に仕える者・・・。神っていうのは、至高神の事よ」と訂正し、「じゃあ、そろそろ始めよっか。絶望に満ちたおままごとを。どう、今の気分は?いい気になってた所に氷水をかけられた感じ?」と言い放つ。
・「黙りなさい!あたし達は、まだ負けたわけじゃないんだから!」とノリコが一括、「ハハハハハ!そういう前向きな所、大好きだよ!じゃあ、頑張ってね!テンプティは後ろの方で応援してるから!」と嘲笑して自身は撤退。「楽しみのテンプティ・・・。その名の通り、無邪気に悪意を振りまくか・・・!」とタケルが憤り、前線に立ちふさがるアンチスパイラルの戦艦群にも「その全てをぶち抜くだけだ!アンチスパイラルとの約束のためにもな!」とシモンが気炎を上げて、戦闘開始。
・シモンがアンチスパイラル5機撃破してセリフイベント。「気合が入ってるな、シモン!」と讃えるヴィラルに、「アンチスパイラルが遺したのは御使いが使うための戦力じゃねえ!この宇宙を守れという願いだ!やるぞ!そのためにも、ここであいつの戦力は全て叩き潰す!」と吠えるシモン。
・最初のエル・ミレニウム撃墜時セリフイベント。「エル・ミレニウムの撃墜を確認!」と告げるマオに、「意外にやれんじゃねえの、俺達!」とクルツがはしゃぎ、「当然だ。奴の真化融合など、俺から見ればニセモノに過ぎん」と宗介が断言、根拠を問うアルに「簡単な話だ。奴は機体を支配しているだけで、機体と一つになっているわけではない」と微笑。「そうだな。支配と共存が異なるのと同じだ」とレドも首肯し、「分析の結果、総合的な能力向上は認められるが、友軍機の真化融合の際の強化には及ばないと判断」とチェインバーも肯定し、「まがい物を恐れる必要はない!さっさと片付けるぞ!」とレドが檄を飛ばす。
・3PP敵全滅してイベント発生、SRポイントget。「すごいね、あんた達!テンプティのお人形を倒したんだ!」「やっぱり、あんた達ってサイコー!この1億2000万年で一番の退屈しのぎだ!」とはしゃぐテンプティ、エル・ミレニウム増援を繰り出しつつ、憤るZ-BLUEの面々に「とりあえず、あんた達は数で潰すよ。お人形のスペアは、幾らでもあるんだから」と言い放つ。
・そこへ「では、君自身はどうかな?」と冷笑しながらアサキム出現、「翔部、シュロウガ!その黒き翼で運命を切り裂け!」と嗤いつつ突貫して敵増援を瞬殺、「君の人形遊びは、もう終わりだよ、楽しみのテンプティ!」と生身のテンプティを強襲。
・「御使いは永遠なのよ。こんな事をしても無駄だってわかってるはずでしょ?」と呆れるテンプティに、「だが、一瞬でも君の悔しがる顔が見られた」と言い放つアサキム、「人形が!」と憤るテンプティに「言っただろう、テンプティ!もう人形遊びは終わりなんだよ!いずれ君達は全員、この黒き罪翼に抱かれる!そして無間の闇に堕ちるのさ!」と挑発。
・「アサキム・ドーウィン!あんたに永遠を与えてやったのは間違いだったよ!次に会う時は罰を与えてやる!」と言い置いてテンプティ撤退。「・・・君達の言う罰が、僕を本当に苦しめる事になるかは疑問だけどね・・・」と冷笑するアサキム、「君達の相手は後だよ」とランド達に告げ、次元牢を攻撃するもビクともせず。
・「さすがに、そう簡単には結界を破る事は出来ないか」と憮然とするアサキム、「僕は全ての御使いに復讐する。この僕を永遠という鎖で縛り上げた彼等に」と宣言、「俺達は、あの星にいる女の人に用があるんだ!」と咎めるガロードに「用とはなんだ?」と訝しみつつ、「・・・君達からスフィアを奪うのは後にしようと思ったが、僕の邪魔をするなら仕方ない・・・」「君達にも、このシュロウガの存在する意味を肌で感じてもらう必要がある」と冷笑、共闘を提案するロランに「君達では奴等には勝てないよ」と拒み、戦闘再開。
・ランドがアサキムと戦闘時セリフイベント。「俺達を舐めるのも大概にしやがれよ、アサキム!」と吠えるランド、「そんなつもりはないさ。君達には感謝している。今日まで僕のためにスフィアを育ててくれた事を!」と嗤うアサキムに、「それが舐めてるって言ってんだよ!食らわせてやるぞ、アサキム!」と獅子吼。
・セツコがアサキムと戦闘時セリフイベント。「知るといい。ここからの戦いに君達の常識など何も通用しない事を。ここで僕に狩られる方が君にとっては幸せなんだよ!」と哄笑するアサキムに、「私の幸せを誰かに決めさせるつもりはありません!まして、あなたには!」と言い返すセツコ。
・ヒビキがアサキムと戦闘時セリフイベント。「君は素晴らしいよ、ヒビキ。あのアドヴェントが期待を寄せただけはある」と嗤うアサキム、「そんなものは褒め言葉でも何でもないな!」と撥ねつけるヒビキに、「君のスフィアは、これからの戦いの鍵となる。僕はそれを狩る・・・!」と迫るものの、「奴等を倒す目的は同じでも、お前のような奴にスフィアを渡すつもりはない!アサキム!俺をお前の好きに出来ると思うなよ!」とヒビキ咆哮。
・クロウがアサキムと戦闘時セリフイベント。「もったいぶってんじゃねえよ、アサキム。さっさと全力を出せよ」と告げるクロウに、「君の目は誤魔化せないな、クロウ」と苦笑するアサキム。「うるせえよ!手抜きで俺達のスフィアを奪えると思うな!」と苛立つクロウに、「これが現実だ。真化融合とやらの力を以てしても君たちは、その程度なんだよ!」と嘲笑するアサキム。
・4PP、アサキムを包囲集中攻撃して撃破、戦闘終了。
・「フ・・・」と鼻で笑ったアサキム、4つのスフィアの力で爆発直後に完全復活し、「見ての通りだよ。僕の力が高まる事で、彼等に刻まれた呪いも力を増した。そして彼等は、この呪いを自らの力としている」と告げ、「不死身・・・という事か・・・」と呟くヒビキ。
・「ついでだ。君達はもっと彼等の事を知るがいい。あの哀しみのサクリファイに会う事を許すよ」と冷笑して撤退するアサキム。「くそがぁぁぁぁぁぁっ!!」とランドが激怒、「ある意味、完敗だな・・・」「ええ・・・。奴を倒しても、それは勝利にならない・・・」と歯嚙みするシャアとカミーユに、「さらに奴はそれを俺達に見せつけるために攻撃も本気ではなかった・・・」とアムロが指摘。
・御使い達が不死身な上に底知れない力を有すると思い知らされたZ-BLUEの面々が押し黙る中、「ま・・・なるようになるさ」「倒せねえんなら、ZONEに封じるみたいな手だってある」とランドが気を取り直し、「だから、私達は希望を失っては駄目です」とセツコが激励、「アサキムと御使いを止めるのは俺達がやるが、その後の事は頼むぜ」とクロウがチーフとAGに丸投げ。
・破壊不能の次元牢に何か感じ取ったセツコ、「・・・破壊する事は出来なくても、意識を同調させて、あの壁を越える事は出来るかもしれません」と言って接触を試み、Z-BLUEの面々と共に同調成功。
・「私の名は哀しみのサクリファイ・・・。御使いを名乗る者の一人です。ハマリエル・ザ・スター・・・。私の呼びかけに応えてくれた事を感謝します」と告げるサクリファイ、「私の名前はセツコ・オハラです。セツコと呼んでください」と応じたセツコに「それは出来ません」とにべもなく拒み、「あなたはスフィア・リアクター・・・。それは定められた宿命を歩む事を意味します。私達はその道に従い、リアクター達に名前を与えるのです」と一方的に告げる。
・「あなたの名にあるザ・スターは天空に輝く星・・・。親しき者や大切な者を失い、孤独の中でこそ輝く宿命・・・」とセツコに告げるサクリファイ、「ウェルキエル・ザ・ヒート・・・。あなたは鍛えられる鋼・・・苦難に耐える事で熱を帯び、それは強靭さへと変わっていく」とランドに告げ、続けて「ズリエル・ジ・アンブレイカブル・・・。あなたは・・・」と言いかけるものの、「ストップだ。俺は星占いなんてものに興味はねえ」と憮然と遮るクロウ。
・不確かに見えるだろう運命はあらかじめ決められていると言うサクリファイ、「私はそれを動かすためにあなた達に烙印を刻みました」と個人的なアクションだった事を明かしつつ、「その行為の意味を話す前にあなた達に私達の存在・・・御使いについてお話ししましょう」と語り出す。
・1億2000万年前、全ての宇宙で最初にオリジン・ローと真理に触れて高次元生命体へと真化を果たした種である御使い達は、この宇宙を真理で満たすため、いずれ高次元生命体へ目覚めるであろう種を導く役目を自らに課したものの、真理に目覚める種は多くはなく、歪んだ進化を果たして宇宙に争いを広げるものまで出現したため、種を効率良く真化に導くための進化の管理に着手。
・「なるほど・・・。そして、あなた達の意にそわない進化を果たしたものは敵と認定したのか」と皮肉げに指摘するロジャー、「インベーダーをバアルって事にしたのも、そういう理屈かよ」と憤る竜馬らに、サクリファイは「そうする事が、高次元生命体として目覚めた者の使命なのです」と意に介さず。
・1万2000年ごとの宇宙の崩壊で新たな種が生まれ、様々な方法で進化して崩壊を乗り越えようとする輪廻が廻ったと語るサクリファイ、独善を非難する勝平に「・・・それはもっともな指摘です・・・」と顔を曇らせ、「私達は神ではありません・・・。ですが徐々にそれは、神の傲慢さを伴った行為へと変わっていきました。4人の御使いの中で主導的な立場にあった喜びのアドヴェエントは、喜びを以て宇宙の管理を行っていました」と説明。
・「では、神とは何だ?お前達が仕える至高神とは何者だ?」と問うゼロに、「至高神ソル・・・。それは私達が生み出した新たな太陽・・・1億2000万年前、私達を御使いへと生まれ変わらせたオリジン・ローを制御するためのシステム・・・」とサクリファイが明かし、「システム・・・。つまりは人造の神か」と呟くキリコ。
・「それは御使いの想いに応え、無限のオリジン・ローを生み出すもの・・・だが、それに宿った意思は自らの行為・・・御使いのやってきた事を否定するに至りました」「人間で言うならば、それは自らの生命を絶ったのです」と明かすサクリファイに、「システムが自殺をした・・・」と唖然とするテッサ、「良心の呵責に耐えかねたという事ね」と頷くスメラギさん、「物質に宿った意思・・・。それが進化し、明確な力を持った結果だろう」と指摘するF.S.。
・「それは、今から1万2000年前の事でした。至高神ソルは、12のスフィアと幾多の黒の英知に砕け、様々な並行世界へと散らばりました。ソルを失った事は私達に衝撃を与えましたが、すぐには問題とはなりませんでした。なぜなら、その頃には極限まで真化した私達はソルの力がなくても、宇宙を管理する事においては支障がなかったからです。ですが、1億2000万年に一度の宇宙の大崩壊を乗り越えるためには、その存在が必要となる事がわかりました」と説明を続けるサクリファイ。
・至高神ソルの修復に必要なスフィアとその力を引き出すリアクターを求め始めた御使い達は、同時に自らの行為を省みて主導者だった喜びのアドヴェントを追放、「時獄戦役の時、不動総司令はあいつの事を最後の一人と言っていた・・・」と思い当たるアマタ。
・「何故、彼にもっと決定的な処罰を下さなかったのです?」と問う万丈に、「私達は1億2000万年前に真理に触れ、完全に争いを捨て去りました。あなた方には理解できないかも知れないでしょうが、同族の生命を奪う事などありえないのです」とサクリファイが回答、「数え切れない程の種の生命を歪んだ使命感で奪っておいて、言ってくれる・・・」と吐き捨てるハマーン様。
・その後のサクリファイ達3人はアドヴェントには関知せず、宇宙を正しい方向へ導こうと使命に取り組んだものの、地球の進化の管理や銀河の破壊等、結局やる事は変わらず。「それしか方法がなかったのです・・・ドクトリンは歪んだ進化を進む種に怒り、テンプティは自らの力を楽しみ、私は哀しみに暮れました・・・」と目を伏せるサクリファイ、セツコやロランに何故止めなかったと責められ、「・・・1億2000万年に一度の大崩壊に向けて、着実に宇宙の歪みは進んでいました・・・それを止めるためにも生命をより良き方向に導く事が必要だったのです」と悲しげな表情で断言。
・宇宙怪獣討伐で大崩壊は終わったと反論するワッ太に、「大崩壊は、まだ終わっていません・・・」「だから、ドクトリンは歪んだ進化を果たすもの・・・つまり、バアルへと化す可能性のある者を滅ぼす事を急いでいるのです」と明かすサクリファイ、「・・・その中で私に出来るのは真化の可能性を持った者を私の裁量で守る事だけでした」「あなた達は、あなた達の地球の指標となるべく、烙印を刻まれたのです」と告げ、「さらに私は、あなた達の進化を促すために様々な試練を与えました」とADWへの転移、バジュラとの接触等に言及、「さらに、真化のために獣の血、水の交わり、風の行き先の因子を持つ者を火の文明の世界に送り込んだか!」とゼウスが指摘。
・「大時空震動と呼ばれる時空災害で誕生した二つの世界・・・。あなた達がUCWとADWと呼ぶ地球に生きる者達・・・それに他の世界からの私が見出した者を含め、あなた達が蒼の地球と呼ぶ星に楽園を創り上げる・・・。それが私に出来る精一杯でした」と説明するサクリファイに、「それを時の牢獄で包んだのか!」と宗介憤慨、「それって・・・結局は進化を・・・さらには真化を止めるためなのね・・・」とかなめも憤る。
・翠の地球にドクトリン達の注意を集めて蒼の地球に永遠の楽園を造り上げようとしたサクリファイだが、監視者として送り込んだガドライトが妬みと逆恨みから役目を逸脱、「結局、あなた達はガドライトを退け、さらには私の想いも知らずに次元の檻による永遠を否定しました。蒼の地球がサイデリアルに制圧されたのはあなた達が自ら招いた結果なのです」と哀しげな表情で言い放つ。
・「アドヴェントがあなた達を銀河中心部に跳ばしたのもその無力さを知らしめるためだったのでしょう」「それを知った私は、あなた達に抵抗の無意味さを教えるため、一時的にカオス・コスモスへと招き入れました。私達の力の一端を見せたのにあなた達が抵抗をやめなかったのは意外でしたが・・・」と無神経に続けるサクリファイに、一方的に善意や慈悲を押し付ける身勝手さを非難する赤木やガロード、「あなたのやった事は善行でも何でもなく、自らの罪の意識を誤魔化すだけのものだったのではないですか?」とスズネ先生も指摘し、「それにより、俺達は・・・地球はどれだけの血を流してきたと思っているんだ・・・!」と憤るヒビキ。
・「あなた達は・・・私の気持ちを何もわかってくれない・・・」と聞く耳持たないサクリファイ、「私達のやってきた事は間違いではなかった・・・。私の行為こそが誤りだった・・・あなた達のような未熟な種に私を理解してもらおうとした事は無駄でした」と言い募り、「過去が変えられねえんなら、一緒にこれからの事を考えようぜ」と提案するクロウに、「何故、御使いである私が、あなた達と共に歩まねばならないのです・・・あなた達は私の慈悲を受け、永遠の中で生きていきさえすれば、よかったのです」と超上から目線で言い放ち、「私は・・・あなた達の存在を認めません」と宣言。
・その言葉に応じて次元牢の結界が破壊され、「ドクトリン・・・。私を迎えてくれるのですね」と悟ったサクリファイ、「私は生まれた場所へと帰ります。そして、そこで御使いとしての使命を果たします」「真化に足を踏み入れたあなた達の精神を直接支配する事は出来ません・・・。あなた達は自らの意思で進むのを止めなさい。それが、あなた達に出来る唯一の償いです」と一方的に宣告。
・「待ってください、サクリファイ!」と必死で制するセツコだが、「さようなら、ハマリエル。あなたなら、私の哀しみを理解してくれると思ったのですが、それは幻想でした。私はエス・テランに帰ります」「其処が私達の生まれた星・・・そこに生きる人類が四人の御使いとして昇華した地・・・それは、この宇宙における天の川銀河の太陽系第3惑星・・・」「そう・・・。私達は、あなた達と同じ地球人なのです」と衝撃の事実を明かして立ち去るサクリファイ。(゚д゚;)・・・そういや御使いが地球の年単位使ってるとか、ちゃんと伏線あったんだな・・・(-.- ;)
・地球最後の日まであと7日。
・Dトレーダーでシモンの活躍を讃えるAG、その闘志がZチップを生んだと告げ、ボーナスZチップ100Zget。(行ってくるぜ、アンチスパイラル・・・。そして、アニキ・・・託された宇宙の未来・・・。俺達は必ず守ってみせるぞ)と心中決意を新たにするシモン。
・Dトレーダーで、押し黙るセツコを「気に病む必要はありませんよ、セツコさん。所詮、サクリファイも御使いだったという事です」と慰めるAG、わかり合った上で相容れない存在もいると説き、「ためらいは許されない・・・。私達が背負っているもののためにも」と己を戒めるセツコ。続けてセクハラを企むAGだが、すかさずトビーとデンゼル隊長が割り込んで軍隊流しごきに巻き込み、(ありがとうございます、チーフ、トビー。私には大切な人達と守るべきものがある・・・。だから、悲しみに向き合い、それを越える事が出来ると信じています。サクリファイ・・・。私は、あなたのように悲しみに溺れはしません・・・)と独白するセツコ。

●第59話:邪神降臨
・ブリーフィングで御使い達が並行世界の地球人の成れの果てだったと確認し合うZ-BLUEの面々。「何が真理だ!あいつ等のどこが他人を受け入れて、共に歩んでるってんだよ!」と憤るアポロに、「おそらく、彼等の果たした共存とは精神の・・・言わば、生命の融合なのだろう」と推測するゼロ、全地球人の生命が一つになった上で基本的な感情である喜怒哀楽の四人に分離し高次元生命体に生まれ変わったのだろうと説明、「ワイズマンはそれをシステムの力を借りて成し遂げようとした」とキリコが補足し、ギャラクシー船団はじめ同様の試みは様々な形で行われていたと推測するゼロ。
・御使いの傲慢さを非難するアポロやカレンに、「だが事実として、御使いは超越者だ」「進化の途上にある人類など、彼等から見れば、取るに足りない存在・・・。そこに驕りが生まれるのは必然とも言えよう」と指摘するゼロ、「それはギアスの力と天才的な知略を持った君の実体験から来る言葉かな?」とシリウスに問われ、「その質問は王家に生まれ、エレメントの力を持つ君自身への疑問ではないかな?」と問い返しつつ、親や教師が幼子を未熟と感じつつ神の如く振る舞う事があると指摘した上で、「・・・親だからと言って、子の運命を奪う権利はない」と断言。シリウスも同意し、キリコも「生命は、誰に従う必要もない・・・。それだけの事だ」と肯定。
・「御使いは確かに全地球人の意思を統合し、高次元生命体へと生まれ変わった。それは一種の共存と言ってもいいだろう。だが、真理とは一つの星、一つの種族だけに留まるべきものではない」「それが理解できない御使いは逆に宇宙の真理を阻む者と言えよう」と糾弾するゼロ。
・トライア博士とAGの調査でカオス・コスモスにおける太陽系と地球の位置も判明、更にここがあらゆる並行世界と繋がっている事も判明し、「さすがは管理者を自称する者が住まう宇宙だ。他の世界に干渉するために自分達の宇宙を創り変えたのだろう」と揶揄するC.C.。一方、それぞれの並行世界で宇宙の歪みが加速度的に進行している事も確認され、宇宙怪獣の巣を次元の狭間に跳ばしてなお宇宙の大崩壊は終わっていないと判明。
・カオス・コスモスの地球、エス・テランへの超空間転移に成功したZ-BLUE、太陽は存在せずエス・テラン自ら光を放っている事を確認。「おまけに周辺の次元結界・・・。いかにも自分達は特別な存在でございと言わんばかりの自己顕示欲に溢れていますな」と白眼視するAG。
・そこへハーデス、ズール、宇宙魔王ら邪神連合出現、人間ごときが生き延びてここまでたどり着いたことは奇跡と上から目線で評し、「あいにくだったな。こいつは俺達の実力だ」と赤木、「奇跡は自分の力で起こすものだからね」とノリコが言い返す。
・「我等は天柱を越えて、この宇宙に乗り込んだ幾多の神々を倒して、ここへと来た」と宣言するハーデス達、御使いを打倒してこの宇宙の全てを手に入れると豪語し、共通の敵を打倒するため手を組むのも厭わないと言いつつ、共闘を提案するグーラやタケル、万丈には「真化の入口に立ったぐらいの種が我等と対等だと思うなど、片腹痛いわ」と嘲笑。
・「・・・お前達も御使いと同じか」と憮然とするゼロ、「笑わせてくれるぜ!お前達の共に生きるって真理は、悪党同士でつるむ事かよ!」と罵るアポロだが、(確かにあいつ等は似ている・・・。そして、その力の源は・・・)と黙考するタケル。
・全ての宇宙を御使いに代わって管理し大崩壊も止めると大言するハーデスとズール、そして「太極の欠片を持つ者よ。お前達は我等の戦力として使ってやろう」と言い放つ宇宙魔王に、「じゃあ、俺がリアクターを代表して応えてやるぜ。いくら金を積まれても、お断りだ!」とクロウが宣言、「これ以上ない程の拒絶だね」と苦笑するトライア博士。
・「馬鹿め。永遠を手に入れるチャンスを自ら放棄するか」と見下すズール達に、「父上・・・。あなた達は・・・この宇宙に生きる資格はありません・・・」とグーラが苦吟、「この宇宙に必要なものは他人を受け入れ、共に歩む心だ!」と刹那、「お前達や御使いのような支配者は必要ないんだよ!」と甲児が宣言し、「以前にお前達の事を神は神でも邪神だと言ったが、ここで訂正させてもらう」とロジャー、「お前達みたいな奴等に神様なんて言葉を使うのはもったいないぜ!」とシモン、「お前達は単なる悪党だ!」と万丈が言い切って、戦闘開始。
・1EPイベント発生。ハーデスが暗黒の炎、ズールが暗黒の障壁、宇宙魔王が暗黒の穴を用いて、三人ともHP回復、不屈、近辺に亜空間移動。「これが神の力だ!」「我等の力の前にお前達の敗北は必至・・・!」「今、我等の下へ降れば、生命だけは助けてやろう」とそれぞれ告げるハーデス、ズール、宇宙魔王に、1分に1回しか使えない能力とAGが分析、怯まず闘志を燃やすZ-BLUE。
・3方向に分けつつマルチアクション等で突貫、2EP雑魚殲滅完了。ちなみにキリコが宇宙魔王のMAP兵器被弾すると丁度良く異能生存体発動した。(^-^;
・3PP、ズールHP6万程度まで削ってイベント発生。「さすがに一度は我々を倒し、さらには真化に足を踏み入れただけはある」と余裕かますハーデス達、何故そこまで自信を持つとゼウスに問われ、「その根拠は、奴等が人間である事から抜け切れていないからだ」と宇宙魔王が答え、「奴等の奥底にある闇が、奴等自身を喰らい尽くす・・・!」「さあ・・・堕ちるがいい!暗黒の世界に!」とズールが宣告。
・闇の力に心を囚われたZ-BLUEの面々。人間爆弾として非業の死を遂げた浜本に詫びる勝平、父から継いだ会社の倒産に怯えるワッ太、自分を残して早逝した父を恨む正太郎、死んでいったかつての戦友を悼むキリコ、ミムジィに二度と会えない不安に惑う桂、かつて手にかけたジェリドの亡霊に怯えるカミーユ、「俺は・・・あと何回、あの子とあの子犬を殺せばいい・・・」と呻くヒイロ、世界の敵として孤立感に苛まれる刹那、ティファを失う恐怖に苛まれるガロード、家族や仲間の死に涙するシンとキラ、父親やスミスらを失った悔恨に暮れるノリコ、「どうして・・・!どうして俺の歌を聞かない!」と苛立つバサラ、「綾波・・・!僕は・・・君を救いたかったんだ!!」と悲痛に叫ぶシンジ、「シャーリー、ユフィ、ロロ・・・!俺は・・・俺はっ!!」と号泣するゼロ等々。
・突然の異変に戸惑うゼウスだが、「人間とは弱き生き物・・・。その心の中には常に過去への後悔と未来への不安が渦巻いている」「人間とは心の中に常に消滅しようとする力を抱えているのだ!」とハーデス、「生命の力を生み出しながらも、消滅しようとする力・・・暗黒の力に囚われた者・・・!それが人間だ!」とズール、「そのような生き物が、この宇宙で生きていけるわけがないのだ!」と宇宙魔王が勝ち誇る。
・「さっきから聞いていれば、勝手な事をべらべらと・・・!」とヒビキが割り込み、「貴様は何故、自らの絶望に呑まれん!」と驚愕する宇宙魔王達に、「お前等のような奴等に散々その手の攻撃はやられたからな・・・!いつまでもやられっぱなしじゃない!」と一喝。続けて「俺は兄さんを失い、その悲しみと後悔を抱えて生きる・・・!だが、それが俺に力をくれる!」とタケルが応じ、「心の中の絶望や不安も今の俺達を作っているものだ!」「俺達は光と闇の両方を背負って生きていく!」と宣言、「そうだろ、みんな?」と猛々しく問いかけるヒビキ。
・Z-BLUE全員が応じて己の心の闇を克服、タケルに礼を告げ、「あの・・・俺は・・・?」と戸惑うヒビキに「お前の場合は、これまでの貸しを返してもらったにすぎん」と宗介、「だいたいお前が希望と絶望を越えたのは、俺達の助けがあったからだろうが!」とアルトが言い返し、「そうだけどさ・・・」とイジケるヒビキ。
・すかさず「でも、私は感謝してるわよ、ヒビキ君」と微笑みかけるスズネ先生、ヒビキに甘いと指摘するシンに、「大丈夫。アメとムチは使い分けてるから」とアムブリエルの顔で嗤い、「さすがはいがみ合う双子のパートナーだ。そう反する要素を使いこなしている」と感心する万丈、「だがそれは、自分の中の絶望を認める事で希望を生み出している我々も同じだろう」と微笑むロジャー。
・(今ならわかるよ、父さん・・・無法を以って有法と為し、無限を以って有限と為す・・・。ジークンドーの教えが、俺に希望と絶望を越える力を与えてくれたんだね・・・)と静かに微笑むヒビキ、(そして、それが太極への道になる・・・!)と独白。
・「勝負はここからだ!」と気合入れたシモン、(行こうぜ、シモン・・・)と呼びかける心中の懐かしい声に「ああ、わかってる!やるぜ、アニキ!」と応じ、超銀河グレンラガンに合体、更に続けて天元突破して「見たか、アニキ!これが天元突破グレンラガンだ!」と呼びかける。
・「おうよ、シモン!お前の生き様、とくと見せてもらった!」と答えるカミナ、「俺は不滅だぜ、シモンの心の中じゃ」と告げ、「なるほどな。螺旋の男が自らの過去を力にする事で、あの男が実態化したか」と納得するロージェノムに、「と言っても、この天元突破グレンラガンの中だけだけどな」と不敵に笑いって、「頼むぜ!俺が信じて、みんなが信じて、お前自身が信じた、お前の力を見せてくれ!」とシモンに檄を飛ばす。
・「馬鹿な!人間ごときが、死者の魂を呼び覚ましただと!」と驚愕するハーデスに、「お前達のように暗黒に呑まれ、その力に支配されている奴とは違うんだ!」とタケルが言い返し、暗黒の力を自分達が支配していると気色ばむハーデス達だが、「お前達のように何のためらいもなく誰かの生命を奪ったり、人を支配しようとしたりする奴がまともな存在であるものか!」と正太郎が正論で糾弾。
・「お前達は生ある者でありながら、消滅しようとする力を源としている・・・!それはいつからか、お前達の心を蝕んだのだ!」とゼウスも肯定、「闇の世界へ帰れ、暗黒の使徒!ここは生ある者の世界なんだ!」とタケルが宣告して戦闘再開。
・正太郎が宇宙魔王と戦闘時セリフイベント。鉄人を葬ってやると恫喝する宇宙魔王に、「そんな言葉に怯むものか!お前がどれだけ闇を集めようと僕達も鉄人も、それに呑まれる事はない!」と言い返す正太郎、「覚悟しろ、宇宙魔王!絶望に呑み込まれて、暗黒と一つになったお前は太陽の使者が倒す!」と宣言。
・グーラが宇宙魔王と戦闘時セリフイベント。もう一度宇宙の真理を教えてやると凄む宇宙魔王に、「宇宙の真理は力ではありません、父上!生命が共に生きていく事なのです!」と諭すグーラ、「かつては父上もそれを知っていたはずです!それを思い出してもらうために僕は父上を倒します!!」と宣言。
・甲児がハーデスと戦闘時セリフイベント。「今日こそ決着をつけるぞ、ハーデス!」と挑む甲児、あくまで人間風情と見下すハーデスに、「だったら、ハーデス!その身で味わえ!俺たちの怒りを、闘志を・・・そして、未来への希望を!俺たちは必ず勝つ!!」と咆哮。
・タケルがズールと戦闘時セリフイベント。「マーグと一つになったとしても、このワシを倒す事は出来ぬ!ワシは宇宙の闇そのもの!暗黒を統べる皇帝ズールだ!」と恫喝するズールに、「今なら、お前の闇も理解できる」「恐れも不安も絶望も、誰もが持つ感情だ!だが、お前はそれに負け、それに堕ち、それに染まった!そんな奴に未来を・・・この宇宙に溢れる愛を渡す訳にはいかない!」と糾弾するタケル、「俺達は光と闇を一つにし、新たな世界へと進むんだ!!」と宣言。
・シモンが戦闘時セリフイベント。「こんな所にまで来て、暗黒だ絶望だなんて言葉を聞く気はねえ!」と啖呵切るシモン、「その通り!もっと言ってやれ、シモン!!」とカミナに煽れつつ、「覚悟しやがれよ!お前らの闇に俺がドリルで風穴を開けてやる!俺のドリルは全てをぶち抜く!暗黒も、恐怖も、絶望も!!」と咆哮。
・4PPズール撃破。「あの時、イデアが六神ロボさえ、地球に送っていなければ、こんな事には・・・!」と泣き言喚くズール、「ギシン星の父さんの愛が俺を救い、地球の父さんと母さんの愛が俺を育て、マーグの愛が俺を導き、ロゼの愛が俺を強くする!」と啖呵切るタケルに、「愛!?愛などに、このズールが負けるのか!」と呻く。「暗黒に消えろ、ズール!お前に、この世界の光は渡さない!」とタケルが引導渡してズール爆発、その魂は完全に闇の中へ堕ちて復活不能に。
・4PP宇宙魔王撃破。「ほ、滅びる!ブラックホールの化身となったワシの魂が!」と慌てる宇宙魔王に、「お別れです、父上。あなたはもう二度と復活は出来ないでしょう。あなたの力の源である暗黒の力は正太郎達の太陽の輝きに敗れるのです」と引導渡すグーラ。「何故、お前達は絶望に屈しない!何故、暗黒に呑まれないのだ!」と喚く宇宙魔王だが、「それが僕達の力・・・希望を信じる心だ!」と正太郎に宣告され、1万2000年前にグーラをカプセルで脱出させた時には希望を持っていたはずと指摘されて、「・・・そうだ・・・。あの時、ワシは・・・せめてグーラだけでもと思った・・・あれが希望・・・。ワシは・・・グーラに希望を託した・・・」と呟き、「生きろ、グーラ・・・。ワシ達が忘れてしまった希望と共に。それが父の・・・最後の・・・願い・・・だ・・・」と言い遺して爆発。
・4PPハーデス撃破して戦闘終了、SRポイントget。
・人間ごときに敗れたと驚愕するハーデスに、「その傲慢さが、永遠であるオリュンポスの神に滅びを招いたとしれ!」とゼウスが糾弾、「な、ならば、いつの日か我はよみが・・・」と言いかけるハーデスだが、「無駄だ!お前が何度よみがえろうと俺達が・・・いや、希望を捨てない人間がいる限り、必ずお前は倒される!絶対にだ!」と甲児が宣告。「わ、我の肉体が・・・魂が滅びる!!」と怯えながらハーデス爆発。「ハーデスの魂は敗北に呑まれ、奴を力の源とするオリュンポスの神々も滅んだ。そして奴は、完全に暗黒へと堕ちていった」と告げるゼウス、「もう復活は出来ないって事か」と喜ぶ甲児に、「それは君の言葉が、奴の魂を砕いたためだ。改めて賞賛の言葉を送ろう。君達こそが鋼の勇者だ」と祝福。
・突然現れたアサキム、「このエス・テランに来たという事は哀しみのサクリファイから御使いの真実を聞いたんだね」と告げ、「口に出さなくてもわかるよ。君達の落胆が。彼等とわかり合うのは不可能だよ。その傲慢さは、まさに無慈悲な神のごとくだ」と冷笑し、それでも進むというセツコ達に「では、その前に僕と戦おう。これまでの因縁の決着をつけるために」と宣告。
・「・・・こっちに異論はねえ。行くぜ、アサキム」と応じたランドに、「相変わらず熱いな、ザ・ヒート。だけど、僕達の決戦の場所はここじゃない」と懐かしげに微笑み、「エス・テランの赤道上、東経150度の地点で待っている」と言い置いて撤退。
・アサキムの不死身に対処すべく、ZONE同様次元力を抽出して別次元へと受け流すじげんけっかいシステムをトライア博士が提案、「正直言えば、自信はない。だけど、これが今できる精一杯だよ」と告げる。
・「・・・やるだけの事はやったさ・・・。後は運を天に任せるってとこだね」と独り呟くトライア博士、(だけど、もう一つの問題の方は完全にお手上げだ・・・宇宙全体の次元境界線の歪みは加速度的に広がっていっている・・・。いったい何が原因なんだ・・・宇宙は何を求めている・・・。御使いはどんな手段で、それを止めるつもりなんだ・・・)と懊悩。
・地球最後の日まであと6日。
・Dトレーダーで「僕は・・・最後に父上に昔の心を取り戻させた事を誇りに思って生きていくよ」と言うグーラに、その強い決意がZチップをうんだとAGが告げ、ボーナスZチップ100Zget。「この輝きに恥じぬよう、僕は強く生きる。それこそが父上の遺された最後の希望なのだから」と決意を新たにするグーラ。

●第60話:永遠へ
・Z-BLUEの古株の面々からセツコ絡みのアサキムの極悪な所業を聞かされたかなめがドン引きする一方、ランドははぐれたメールを守ってもらったためアサキムに好意的と噂するガロード達、善にも悪にもなるアサキムの目的はスフィアを集めて御使いに復讐する事だと推測。「多元戦争から続くアサキムとの戦い・・・。その決着が、もうすぐつくのか・・・」と呟くシン。
・気持ちの整理をつけたセツコ、「彼を放置しておけば、さらなる悲しみが広がっていきます。私は・・・自分自身と世界のためにアサキム・ドーウィンと戦います」と宣言。一方ランドは「まあ・・・何だな・・・。俺もない頭で色々と考えてみたんだが・・・結局、よくわかんねえ!」とヒートスマイル炸裂、「まあ、そういうわけなんでこれ以上はあいつに会ってから決める事にする」と宣言。
・セツコとランドのフォローを約束するヒビキ、逆にランドに心配されるものの、「心配はいらん。ヒビキの面倒は俺達でみる」と宗介達ボランティア部が申し出て、「じゃあ、クロウの方は貧乏くじ同盟でフォローするか」とデュオ苦笑、「セツコさんは俺やカミーユ達で守ります」とシン、「では、ランドのお目付け役は我々が担当しよう」とロジャーも申し出る。デンゼルやトビー、メール、エスター、マルグリットらの激励も受けて因縁の決着をつけるべく闘志を燃やすランド達。
・指定されたエス・テランの東経150度地点に到達したZ-BLUE。重力が弱いので大気が薄く高々度は宇宙空間とかわらず。地球の地脈上重要な地点なので各並行世界でもリモネシアやマヤン島、インサラウム聖都等に相当すると指摘するトライア博士、「地球は次元力を集めるのに最適な場所であり、集められた星は地球自体を潤している・・・おそらく御使い達はその力を使い、至高神ソルとかいうシステムを造り上げたんだろうね」と推測。
・綺麗な星だと呟くセツコ、「ここからは生きているものの気配が感じられない・・・」を顔を曇らせ、植物や微生物さえいないとアムロが直感、トライア博士も調査結果に基づき肯定し、物質の意思も感じられないと竜馬も指摘。
・物質の意思も含めあらゆる生命を統合して御使い達が生まれたと推測するZ-BLUEの面々、周囲に残された巨石を墓のようだと評すると、「その通りだよ」とアサキムが出現、「ここはサクリファイの庭・・・。御使いが奪ってきた無数の生命を哀しむための弔いの場だよ」と冷笑し、「生命のない、この星の中で唯一ここだけが死を感じさせてくれる・・・それが僕達の最後に相応しいと思ったまでだよ」と告げる。
・まずは共闘を提案するランドとセツコに、「君はそれでいいのか、セツコ?大切な人達の生命を奪った僕を許せると言うのかい?死んでいった仲間達は、君以上に悲しいだろうね。君が僕を許すと言ったら」と嬲るように答え、カミーユ達が激怒。
・「さっきのがお前の答えなのか!」と問い詰めるランドに、「御使いを倒すためにはスフィアの力が必要なんだ。僕の持っている4つと君達の持っている4つ・・・。8つのスフィアがあって、やっと彼等と互角に戦えるんだよ」と応じるアサキム、「だったら、私達が力を合わせれば・・・」と言いかけるセツコを「言ったはずだ、君達では御使いに勝てないと」と遮り、「君達では彼等にスフィアを奪われる結末が見えている。だから、僕がそれを先に狩るのさ」と宣告。
・「もし、お前がスフィアを手に入れたら、御使いを倒し、宇宙の大崩壊を止めるのか?」と問うゼロに、「あれに興味はない。滅ぶものは滅べばいい」と言い放つアサキム、「自分が不死だからって、他の生命が消えていく事を何とも思わないのかよ!」と激高するアルト達に「・・・そんな所だよ」と冷笑。
・その独善は御使い達と同じだと批難するヒビキに「その言葉は認められないな」と気色ばむアサキム、ランドから戦う理由を問われて不死の身体にされたからと即答、更にその理由を問われて「・・・それは僕が砕け散った太極の欠片・・・スフィアを探知する力を持っていたからだよ」と回答。
・何故かそうした力を有していたアサキムは、気づいたら因果の鎖で縛られ、マインドコントロールを受けてスフィアを探す旅に送り出されたものの、黒い翼でそれを振り切り、スフィアの力で御使いを討つ事を画策。己の呪いに加担していなかったアドヴェントは別だと考え行動を共にしていたものの、「だけど、彼も所詮は御使いだった・・・。君達がサクリファイに感じた落胆と同じだよ」と憮然と告げるアサキム、「だから、僕は全ての御使いを滅ぼすための力を・・・スフィアを求める!」と狂気の笑みを浮かべるや、多数のシュロウガを召喚、「今の僕なら、この程度の数の同位体を生み出すのは造作もない事だよ」と勝ち誇る。
・「まずい・・・!まずいですよ、これは!?」と焦るAG、「あのシュロウガをコントロールしているのは黒の英知です!」と察知して一同驚愕。「スフィアを探し求めていた時に見つけたものだよ。CHRONO H・・・時の境界・・・。太極が永遠の果てにたどり着いたのは絶望だった・・・自ら生命を絶った至高神ソルの欠片だ。きっと御使いを討つ力になってくれると思ってね」と嗤うアサキム。
・更に黒いアンゲロイが出現、「サクリファイを・・・感じる・・・。彼女は・・・きっと近くにいる・・・」とセツコが呟き、「哀しみのサクリファイ・・・。自らの罪の意識を誤魔化すために僕に力を貸すつもりか・・・」とアサキムが冷笑。
・近くに潜んだサクリファイは無言。「・・・気に入らないね、サクリファイ。そうやって高みから僕に施しを与えるか」と憮然と告げるアサキムだが、「ならば、教えてあげるよ。この戦いが宴・・・そう、君達の1億2000万年が潰える恐宴の始まりだという事を」と恫喝。
・「・・・やるしかねえ。俺達だって死ぬ気はねえんだ!」とランドが獅子吼、「サクリファイにも見せます・・・!私達の戦いを・・・そして、自分達のしてきた事がどのような結果を招いたかを!」とセツコが宣言し、「やるだけの事はやった!後の結果は天に・・・いや・・・ここからの勝利をたぐり寄せるのはあんた達次第だ!」とトライア博士がエール、「おう・・・!この期に及んで神頼みなんてする気はねえ!」とクロウ、「起こしてみせましょう、奇跡を!」とノノが気炎を上げる。
・「そうだ・・・やはり、君達はいい」と朗らかな笑みを浮かべるアサキムに、「ここまで来たら、殴り合いで決着をつける!」とランド、「あなたと私達の戦い・・・!ここで終わらせます!」とセツコが宣言。「違うな!ここが始まりなんだよ!さあ、戦いの鐘を鳴らせ!終焉の宴が今、始まる!」とアサキムが狂気の笑みを浮かべて、戦闘開始。
・かく乱等使ってアサキムいなしつつ総員北西に突貫、遠くの雑魚は引き付けながら撃ちまくって、3PP雑魚殲滅完了、SRポイントget。
・ランドがアサキムと戦闘時セリフイベント。「どうしてもやるんだな?」と睨めつけるランドに、「言葉にしなければ駄目かい?」と揶揄するアサキム。「馬鹿アサキム!ダーリンは本当は戦いたくないんだよ!なのに・・・!」と憤るメールを「言うな、メール。ここまで来たら、やるだけだ」と制するランド、「そう・・・これは宿命なんだ」と言うアサキムに「そんな言葉で誤魔化すな!俺とお前、どっちも退けねえ理由があるから、ぶつかる!ただそれだけの事だ!」と一喝し、「お互いに悔いが残らないよう全力勝負だ!!」と獅子吼。「ザ・ヒート・・・。君という人間に会えた事を僕は忘れない」と朗らかに微笑するアサキム。
・アサキムHP半減でイベント発生、「この程度で僕は殺せない」とアサキムが嗤ってHP全開。
・クロウがアサキムと戦闘時セリフイベント。「君も僕との決着を望むか」と嗤うアサキムに、「経緯はともかく、揺れる天秤のスフィアは俺のもんだ。誰かにくれてやるわけにはいかねえよ。借金だけでもピーピー言ってるんだ。無用な取り立て屋を放置しとくのも、ここまでだ」と応じるクロウ、「軽口を叩いてはいるが、君は自分の持つものの重さを知っている」と指摘され、「・・・ああ、そうさ。御使いを叩くためには、スフィアの力がきっと必要になる。だから、渡すわけにはいかねえのさ!お前みたいな奴に、こいつをな!」と啖呵切り、「それでいい!その強い意志で輝くスフィアを手に入れてこそだ!」と狂気の笑みで応じるアサキムに「言ったろうが!俺の持ち物を勝手に自分のものだと思うんじゃねえよ!」と吠える。
・ヒビキがアサキムと戦闘時セリフイベント。「悲痛だね、ヒビキ。覚悟を決めたか」と嗤うアサキム、「え・・・」と戸惑うスズネ先生をよそに、「お前を倒すためなら、何だってやるさ!生命だって懸ける!だが、勝ってみせる!俺には生きてやらなきゃならない事があるんだ!」と吠えるヒビキに、「そうだ・・・。それが生きている者の自然な姿だろう」と静かに微笑む。
・アサキムHP半減2回目でイベント発生、「まだ足りない!」とアサキムが嗤ってHP全開。「C.C.!」と苛立つゼロに、「私にも、その原理はわからんよ。だが、一つだけ確かなのは、奴自身は永遠を望んではいないという事だ」と冷笑するC.C.。「少しは僕を理解しているようだね」と憮然と言うアサキム、「同病、相哀れむという奴だよ。だが、私は死ねる手段を知っているだけ、お前よりマシだ」と冷笑するC.C.に、「フフ・・・君が羨ましいよ」と冷笑。きりがないと怯み始めるワッ太やシンジ達だが、「世の中に絶対や無限なんてもんがあるかよ!殴り続けていれば、いつかは壊れる!」とランドが一喝、「そうだよ!そうじゃなかったら、修理屋なんて失業しちゃうもん!」とメールも賛同。
・「その熱さ・・・嫌いじゃない」と微笑むアサキムだが、「だったら、戦いをやめろ!お前に今度こそ酒の味を教えてやるからよ!」と諭すランドに「それは出来ないよ」と即答、「さあ、来るがいい。君達は無限を越えられるかな?」と挑発。(アサキム・・・)とサクリファイが眉を顰めて、戦闘再開。
・セツコがアサキムと戦闘時セリフイベント。「待っていたよ、セツコ。この日のために僕は、君に悲しみを与えてきた」と嗤うアサキムに、「チーフトトビーは、その犠牲になった・・・」と呟くセツコだが、「僕を憎むかい?それとも哀れむかい?」と嘲るアサキムに、「そのどちらでもない・・・!私はZ-BLUEとして、私達の行く手を阻む者と戦います!アサキム!あなたを倒す事は私の使命です!」と悲痛に叫ぶ。「個人の想いを使命感で封じて戦う・・・。やはり、君は悲しみの乙女だ、セツコ。その君を狩る!それは待ちに待った至高の時だよ!」と嘲笑するアサキムに、「黙りなさい、アサキム!私は絶対にあなたに負けない!!」と咆哮。
・アサキムHP半減3回目でイベント発生。「よし・・・!再生能力は発動しない!」とトライア博士が快哉を叫び、後は押し切るだけの気炎を上げるZ-BLUEだが、「出来るかな、君達に?そして、仮にシュロウガ・シンの翼を折っても・・・」睨めつけるアサキム、「ならば、ここからが僕達の真の戦いだ!」と雄叫びを上げて、不屈、集中、覚醒発動し、「見ているか、サクリファイ!これが生命・・・君達が失ったものだ!」と吠える。
・「・・・!」と息を呑むサクリファイに、「それをぶつけ合うのが戦いだ!そう・・・生命そのものが未来を生むんだよ!」と叫ぶアサキム。「あいつ、まだ力を残していやがったか!」とクロウが呆れるものの、「上等だぜ!互いに死力を尽くさにゃ決戦って言えねえからよ!」とランド、「私達は、それを越える!そして、勝利をつかんでみせる!」とセツコが闘志を燃やし、「だが、僕はその上を翔ける!この因果を越えた黒い罪翼で!さあ、シュロウガ・シン!彼等に一大劫の果てを見せてやろう!」とアサキムも応じて、戦闘再開。
・4PPアサキム撃破して戦闘終了。
・「ちいっ!」と舌打ちするアサキムに、「行くよ、エスター!Zクリスタル、フルドライブ!」とトライア博士が号令、「Dエナジー、シンクロ良し!」とエスターが応じて、「次元結界システム作動!」とアサキム拘束。
・「足りないな」と吐き捨ててあっさり結界を破るアサキム、「次元結界が破壊された!」と驚愕するAGに、「君ならば、わかるはずだよ、ジ・エーデル。僕の力が、今この瞬間も増している事を」と告げ、「4つのスフィアを単なる次元力を引き出す機関として使うのではなく、自らがリアクターとなったからですか・・・」と険しい表情で指摘するAGを肯定。
・アサキムがリアクターとして4つのスフィアそれぞれの力を引き出した事に驚愕するセツコ達だが、「君達と僕は、その存在の根本が違う。だから、出来た事なんだよ」と告げてサクリファイに接近するアサキム、「火星のZONEの中で僕はずっと考えていた・・・。僕はいったい何者だろうと・・・その答えは、僕も人間だという事・・・。少なくとも人間として生きたいという事だ。それが僕にスフィアの力を引き出す術を与えてくれた」と語り、「知りたがる山羊・・・。僕は宇宙全ての知を望み、アカシックレコードに触れた・・・夢見る双魚・・・。そして、僕はいつの日か、自らの望みが叶う日を夢見た・・・偽りの黒羊・・・。そのために僕は本心を隠し、アドヴェントと一度は手を組んだ・・・そして、尽きぬ水瓶・・・。僕は君達を愛した」と独白。
・「・・・!」と息を呑むセツコに、「いや・・・正確には僕じゃない。僕を生み出した何かは、君達の存在を愛した。限りある生命を燃やし、懸命に生きる者達・・・。その何者にも屈しない闘志は無限の自由・・・それは愛おしく・・・そして、愛すべきものだ」と語るアサキム。
・「お前は・・・」と言いかけたランドを遮り「だが、お前が4人分のリアクターならやり方はある!」と叫んだヒビキが単騎突貫、「いがみ合う双子!わざわざ僕に狩られに来たか!」と迎え撃つアサキムに、「複数のスフィアの力を引き出した事がお前の敗因だ!」と宣言。
・スフィア発動してアサキムの力を制したヒビキ、「お前は複数のスフィアの力を引き出す事で至高神ソルの本来の形に近付いた・・・だから、いがみ合う双子のスフィアでその力を相殺する事が出来るはずだ!」と明かす。「そうか・・・。あの時、己の役割を・・・いがみ合う双子が太極の核となる事を知ったか」と呟くアサキム。
・驚く宗介やアルト達をよそに、「あんな力は使うべきものじゃない・・・。だが・・・お前を封じる事が出来るなら、俺は・・・」と悲痛に呟くヒビキだが、「だが、決定的に力が足りない!」とアサキムが逆撃。決死の覚悟でスズネ先生に脱出を促すヒビキに、ランド、クロウ、セツコが駆けつけてアサキムを包囲し、「いがみ合う双子にスフィアを統合する力があるなら俺達の力も使え!」とクロウ、「私達の力でアサキムを封じる!」とセツコ、「スフィアの数は4対4だ!負けねえぞ、アサキム!」とランドが呼びかける。
・「足りないな!それでも僕の無限力は超えられない!」と撥ねつけるアサキムに、「だったら、俺達の力も持ってけ!」と甲児が吠え、躊躇うAGをアルトやシモンが説き伏せて、「エスター様、Zクリスタルとジェミニオン・レイを同調させてください!」とAGが指示、「ヒビキ、みんなの想いをあんたに送る!」と叫ぶエスター。
・左目を血塗られた眼に変じて息を呑むヒビキだが、「ヒビキ君!」とスズネ先生に激励され、「うあああああああああああっ!!」と絶叫して集めた力を解放。
・「僕の・・・負けだ・・・」と目を閉じ呟くアサキム、「生命とは成住壊空・・・その繰り返しの中で僕は君達という存在に深入りし過ぎてしまったようだ・・・君達を愛した事で僕がこうなるのは決まっていたんだろう」とランドに告げつつ、セツコには「僕は謝らないよ、セツコ。僕は僕のために戦ったまでだ」と睨みつける。「わかっています。でも、私はあなたを許しません」と応じるセツコに、ケジメはとらせるとランドが微笑み、「負けを認めたって事は俺達に手を貸すって事でいいんだな?」と念押しするクロウ。
・「あくまで御使いを倒すためにね」と憮然と答えるアサキムに、「わかりました、アサキム・・・。それまで決着は預けます」とセツコも同意。そこへ「アサキム・ドーウィン・・・。あなたは生命の意味を知っていたのですね」と割り込んだサクリファイ、「あなたに詫びるために来ました。自分の中の哀しみを癒すためではなく、あなたにした事を少しでも償うために詫びたいのです」と告げる。
・驚くランド達に「あなた達とアサキムの戦いで私は限りある生命の意味と、その美しさを思い出しました。それは1億2000万年前に私達が捨ててしまった大切なものです」と告げるサクリファイ、「認めます。私は・・・御使いとなった事を後悔しています。人は神にはなれない・・・。私達は永遠を手にする資格はなかったのです・・・」と目を伏せる。
・そこへ「やはり、そうか」と突然現れたアドヴェント、「君は御使いの存在を否定した。だから、罰を与えなければならない」と爽やかに微笑みかけ、「哀しみのサクリファイ・・・。君は私の中で永遠に生きるんだ」「お別れだ、サクリファイ。1億2000万年の労をねぎらおう」と宣告してサクリファイを吸収。
・更に「今は君達に用はない」とランド達を一撃で蹴散らしてアサキムに迫るアドヴェント、「サクリファイを殺したのか?」と問われて「御使いの生命を奪う事など出来ない。それは君も知っての通りだよ、アサキム。彼女は私の中で永遠に生きる・・・。そして、それは君も同じだ」と告げ、「ヒビキ達はよくやってくれた。君の力を、ここまで消耗させてくれたからね」と微笑。
・「アド・・・ヴェント・・・」と切れ切れに呟くヒビキに、「フ・・・無理をし過ぎたようだね。神ならぬ身では、当然の結果だ」と嘲るアドヴェント、「今日まで君もよく働いてくれた。12のスフィアが、このエス・テランに集まったのは君の功績も大きい。さすがは別世界の至高神だけある」と告げる。
・驚くZ-BLUEの面々に、「正確にはシュロウガというシステムだ」「アカシックレコードに触れ、因果律に干渉する・・・。それこそが、このシュロウガの本質だ。だから君は、同質の存在であるスフィアを探知する力とそれを吸収する力を備えているんだよ」と補足するアドヴェント、「もっとも、君がリアクターの資格を持ったのにはさすがの私も驚いたよ。シュロウガから欠落してしまったパーツ・・・。その代替え品に過ぎない君がね」と爽やかな微笑と共に言い放つ。
・「僕が・・・代替え品・・・」と呆然と呟くアサキムに、「シュロウガは因果律を歪める力によって並行世界の同位体が同時に重なり合って存在している。そういう意味では、君達のところにいるジ・エーデル・ベルナルと似たような存在だ」と告げるアドヴェント、「シュロウガは、最初から今の姿をしていたわけではなかったようだ。幾多の破界と再世を経て、受け継がれる知的生命体の情報・・・その中でも特別な因子を持つ者の思念や記憶、霊力を吸収し、変換する事によって変貌を遂げていったらしい」と推測。
・欠落したパーツとは何かと問うカミーユに、「いわゆる、オペレーターだよ。シュロウガというシステムのね。インターフェイスから判断して、人の姿を持つ何かである事は間違いないだろうが・・・私達の世界にシュロウガが流れ着いた時、その中には誰も乗っていなかった。だから、シュロウガは欠けたパーツを自ら創り出した・・・アサキム・ドーウィン・・・それが君だよ。もっとも、オリジナルと同じものなのかどうかは不明だけどね」と明かすアドヴェント、「君も己の中の空虚さを感じていたはずだ。もっとも、それを否定してきたのだろうけどね。そして、ドクトリンはシュロウガのシステムの一部を解析して無限の輪廻・・・つまりは不死を設定した。シュロウガはよみがえる度に孤独を癒すために君という存在を何度も生み出したというわけだよ」と言い放つ。
・押し黙ったアサキムに、「さすがに堕ちたか・・・。無理もないね。君の生命は誰かの都合により生み出されたもの・・・。しかも、それは空虚な偽りの生命なんだよ」としたり顔で告げるアドヴェント。「黙れ、アドヴェント!」と激怒したシモンが一喝、運命と生命を弄んだと万丈が糾弾し、「お前は・・・この星の歪み、そのものだ!」と刹那が告発するものの、「君達の言葉は私には届かない」と爽やかに微笑みながら聞く耳持たないアドヴェント。
・アサキムを叱咤するランドらに「無駄だよ。もう彼の自我は死んだ」と決めつけるアドヴェント、「だが、彼の永遠は続く。私の中で・・・」と言いながらシュロウガごとアサキムをも吸収し、「これで8つのスフィアが揃った。至高神再誕の準備は、もうすぐ整う」と宣告、驚くZ-BLUEの面々に「言った通りだよ。私の最大の目的は、宇宙の大崩壊を乗り越えるために新たな至高神を完成させる事だ」と明かし、「さらば、Z-BLUE・・・。君達の力では、もう事態は動かせない。ありがとう。君達も、宇宙を救うために働いた戦士として私の記憶に留めておこう」と言い放って撤退。
・「あの男は・・・!」と憤激する宗介をよそに、シャアが冷徹に追撃を指示し、「奴の行き先なら見当はついている」「エス・テランの地脈も私達の地球と変わらないのなら、奴等の本拠地は、あそこ以外あり得ない」とトライア博士が指摘、「ラース・バビロンか・・・!」とゼロが思い当たり、アサキムと決着をつけるためにも救い出すとランド、セツコらが決意。
・一方、ヒビキはスズネ先生の呼びかけにも答えず、「やはり、こうなりましたか・・・」と呟くAG。
・その頃、新地球連邦政府議会では、人類の未来を決める最重要討議案件第一号として、グエン卿がキングから得たクロノに関する全情報を開示、レイラインとZONEとGN粒子を使って討議に参加する全ての人間の意見を取り入れる新システムにより決議、圧倒的多数により部隊配備に伴う地球防衛次元結界スヴェル解除が可決。
・地球最後の日まであと5日。
・Dトレーダーで、決着をつけるためにもアサキムを御使いから解放すると決心するランドとセツコ。二人がアサキムと戦う事で自分の心を整理し、ボーナスZチップ100Zget。意識の戻らないヒビキだが、必ず目を覚ますと信頼を口にするクロウ。(急いでください、ヒビキさん・・・。あなたの・・・そして、人類の戦いはもうすぐ最後を迎えるのです・・・)と独白するAG。
・Dトレーダーでヒビキを案じるスズネ先生、「ELSの時の刹那君と似た状態だそうです。かなりの負担が脳細胞にかかり、その結果、意識を失っていると聞きます」と説明。「Z-BLUEの全員の意思を受け止めたのですから、無理もありませんね・・・」とうなづくAG、ヒビキもアサキム同様に必要なら自分の生命さえ差し出すだろうと評し、「だけど、誰も彼を止める事は出来ません」「そして、ヒビキさんは必ず目を覚まします。もうすぐ始まる戦い・・・それは最後にして、ヒビキさんにとってあの日、ジェニオンに乗り込んだ時からずっと追い求めていた敵との戦いなのですから」と告げる。

●第61話:黒い太陽
・ドクトリン、テンプティと対話するアドヴェント、サクリファイは地球人に討たれ、自らの永遠を拒絶して復活せず、アサキムには逃げられたものの4つのスフィアは回収できたと偽る。「後は地球人が持つ残り4つのスフィアを取り返すだけだ。核となるいがみ合う双子がなくては、至高神ソルの再誕は叶わない。もっとも宇宙の大崩壊を止める術が確立した以上、再誕の技を急ぐ必要はなくなったがな」と告げるドクトリンに、「その鍵は・・・地球人だね」「これで宇宙の大崩壊も止められる」とテンプティが応じ、「既に各宇宙においても悪しき種の殲滅を始めている。我々は、その仕上げをする」とドクトリンが宣言。
・「では、地球人の・・・Z-BLUEの相手は私がしよう。彼等には目を掛けていたからね。私の味わった失望の万分の一程度は彼等に償ってもらいたい」と涼しい顔で言い放つアドヴェントに、「ならば、8つのスフィアを使う事を許す。我々はプロディキウムの調整を進めておく。12のスフィアを揃えた後、より確実に宇宙を救うために再誕の儀を行う」とドクトリンが答え、「そちらは君たちに任せるよ、ドクトリン」と応じるアドヴェント、(さあ、Z-BLUE・・・。君達の最後の足掻きを見せてもらうよ)と独白。
・御使いとの決戦に赴くZ-BLUE、多元世界あってこそ互いに出会って想いを一つに出来たと感慨を語り合い、全ての生命の想いと力を背負って戦う事を決意しつつ、戦いの先にある未来に想いを馳せる。刹那は手始めにELSの母星を訪ね、分かり合う事から新しい何かを生み出したいと夢を語る。宗介が傭兵稼業から足を洗う可能性に備え、ゼロ達やキリコをミスリルに勧誘するマオ達だが、キリコはフィアナと共に生きる為きっぱり拒絶。ロジャーは交渉術を買われて21世紀警備保障と万丈に誘われご満悦。フロンティア船団はバジュラ母星への殖民を目指す。バサラに人類銀河同盟へも歌を届けて欲しいと頼むレドは、自身はガルガンティア船団で生きていくと宣言。シモンら大グレン団は宇宙で芽生えた新たな螺旋生命体達との出会いを求めて銀河に旅立ち超グレン団結成を決意、ノリコとカズミ、ノノとラルク達トップレスも同行を約束。
・一方、希望を語る一同を険しい顔で見守る桂、「あなたも感じているのね、桂・・・」とツィーネに指摘され、「ああ・・・。時空震動弾を発動させた時に感じた何か・・・それが俺の中で再び膨らんできている・・・」「ずっとおかしいと思っていた。出来損ないの時空震動弾が全ての並行世界の壁を破壊するなんて・・・だが、このエス・テランに降りてから、何となく、その真相がわかってきた・・・」と呟き、全並行世界に接続するこのカオス・コスモスこそが時空震動弾に関係していたと推測。「このエス・テランに、きっと答えがある・・・。大崩壊から宇宙を救う真の時空修復の答えが・・・」「それがお前の・・・俺達の使命だ」とオルソンが指摘し、「宇宙の大崩壊が、全並行世界の時空崩壊の事を指しているんだとしたら・・・」とツィーネ、「次元境界線の安定化を図れば、それが回避できるのかも知れない」と桂。
・未来に向けてもグローリースターの絆を再確認するセツコ達。それを見守るランドも親方探しを兼ねた修理屋稼業続行を宣言してヒートスマイル炸裂、「格好いい、ダーリン!」と頬を染めるメールに、(あの趣味だけは理解できない)と白眼視するエスター。(^^;
・将来を問われて「・・・!」と息を呑むクロウ、「・・・すっかり忘れてたが、借金返済の猶予期間は、この戦いが終わるまでだった・・・」「100万Gの借金・・・。平和になった、その日から取り立てが始まる・・・」と苦い顔で呟くものの、「それでも平和には代えられねえ・・・。たとえ、100万Gの取り立てが始まろうと俺は全力で奴等と戦う」とニヒルに微笑。「クロウ・・・」とエスター、「お前の、その生き様に敬意を払う」とマルグリットが二人揃って頬を染め微笑、「あの発言に頬を染めるとはね・・・。あばたもエクボってのは、恐ろしいもんだ」と苦笑するトライア博士。
・「・・・心配かけたな、みんな」と意識を取り戻したヒビキも合流、アサキムも抑え込めない自分では役に立たないと自嘲しつつ、「それでいい。一人が全てを背負う必要なんてない」とアムロに励まされ、戦いの先について問われると「・・・まずは髪の毛を切るよ」と微笑、(もう母さんの面影を追う必要もないからな・・・)と独白。ビーストハンター以外の進路としてセツコからテストパイロット、ランドから修理屋、クロウからは私立探偵協業に勧誘されるヒビキ、「どれも魅力的ですね」と微笑み、「ランドさんに心を、セツコさんに技を、クロウさんに体を鍛えられたヒビキさんなら、高みを目指せるはずです」と評するAG、シミュレーションでも通算成績224勝387敗ながら時獄戦役後は156勝145敗と成長ぶりを披露。
・「もう!そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」と割り込むスズネ先生が卒業が危うい事を指摘、2年4組のクラスメート達と共に卒業する約束のためにも必ず生きて帰ろうと誓うヒビキ達。
・将来を問われて教師になると即答するスズネ先生、「でも、アンチスパイラルとの決戦の前に話した、いつかメガネをかける生活に戻りたいっていうのは、中途半端に叶っちゃいましたね・・・」と言うヒビキに、「じゃあ、今度はヒビキ君にメガネを外してもらいたいなぁ・・・」と甘えて見せるものの、「前のパイロットスーツに戻すようにAGに調整を頼みます?」とボケるヒビキに「そうじゃないわよ!あ!もしかして、恥ずかしい事を女の口から言わせるつもり!?このムッツリ!」とツッコみ、「・・・やっぱり、まだムッツリ・・・」と落ち込むヒビキに(メンドくさ!)と呟きつつ「・・・いいわ、ヒビキ君。戦いが終わった後、あなたにはたっぷりレッスンしてあげるから」と艶っぽく微笑みかけるものの、全く通じてないヒビキに(これは前途多難みたいね・・・)と内心ボヤく。
・(ありがとうございます、スズネ先生・・・。俺・・・先生のパートナーになれて、本当に嬉しいです・・・)と微笑むヒビキだが、(でも、俺は・・・)と険しい顔で密かに決意。
・遂にラース・バビロン相当地点に乗り込んだぜっと、禍々しい黒い太陽と対峙、「このカオス・コスモスの太陽は、あの黒い太陽へと変えられたのでしょうね」と推測するAGに、御使いが次元力を引き出すための装置と理解するランド達。
・そこへ「君達の感じている通りだよ。あれは新たな至高神となるべきものだ」とアドヴェントが出現してしもべ達を召喚しつつ、宇宙の大崩壊を止めるため戦力の幾らかはそれぞれの宇宙に派遣していると明かし、委細を問うZ-BLUEに「君達がそれを知る必要はない。さあ、始めよう」と言い放つ。(焦りからか?奴にしては、妙に急いでいる・・・)とゼロが訝しみつつ、「今日という日のために私は、君達に試練を与えてきたのだから。だが、君達はここで終わる!8つのスフィアを手にした御使いの力をその身で味わうといい!」と叫ぶアドヴェントと戦闘開始。
・2PP、ゼル・ビレニウム以外の雑魚掃滅完了、残敵射程外に布陣。
・3PP、ゼル・ビレニウム×2撃破。
・セツコがアドヴェントと戦闘時セリフイベント。待っていたと微笑むアドヴェントに「あなたもスフィア・リアクターとして覚醒させるために私に接触したのね?」と問うセツコ、「その通りだ。そしてそれは・・・今日、結実する。さあ、セツコ・・・その力を私に」と呼びかけるアドヴェントに、「スフィア・・・。この存在によって、多くの人の運命が歪められてきた・・・だけど、それは今日で終わらせる!あなた達、御使いを倒して!」と悲痛に叫ぶものの、「その願いは叶わない。なぜなら、私がいるからだ」と意に介さないアドヴェント。
・ヒビキがアドヴェントと戦闘時セリフイベント。「お前は俺を懐柔できると思っていたのか?」と問うヒビキに、「そんな事をするまでもなく、君は私のものだったはずだよ。そう・・・君の家族も、君の運命も」と爽やかに微笑みつつ言い放つアドヴェント。憤るスズネ先生を制したヒビキ、「だが、ここからは違う!俺は奴の思惑を越えてみせる!そして、父さんと母さんと姉さんの仇を討つ!」と気炎を上げ、「果たして出来るかな、君に?」と揶揄するアドヴェントに「やってみせる!そのために俺は今日まで戦ってきたんだ!!終わりだ、アドヴェント!俺はお前を越える!!」と咆哮。
・ランドがアドヴェントと戦闘時セリフイベント。ずっと騙してきたと非難するメールに、「私は君たちに嘘をついたことはない。君達は私と共に宇宙を救うために選ばれたんだよ」と微笑むアドヴェント。「真徒になれってんなら、お断りだ!俺達を飼えると思うなよ!お前と俺達の因縁は、ここで終わらせる!覚悟しやがれよ、アドヴェント!」と吠えるランドに、「その熱さ・・・君はやはりザ・ヒート・・・私の求める人物だよ」と微笑むアドヴェント。
・クロウがアドヴェントと戦闘時セリフイベント。「こんな事になるんなら、最初に感じた違和感を突き詰めればよかったぜ」とボヤくクロウ、「翠の地球で私と戦っていれば、よかったという事かな?」と微笑むアドヴェントに、「・・・冷静に考えれば、あの時の俺たちじゃ、とてもお前の相手になったとは思えねえがな」と認めるものの、「自らのすべき事を冷静な目で見て判断する・・・。ついに君の折れない意思は完成したようだね」と微笑むアドヴェントに、「知ったような口を利くんじゃねえよ!俺はリアクターである前にクロウ・ブルーストだ!借りはきっちり返す主義だ!全額返済といくぜ、アドヴェント!」と咆哮。
・3PP、リアクター組と桂&ダンクーガ、宗介等で切り込んでアドヴェントを削り、刹那&ティエリアでトドメさして撃墜、イベント発生、SRポイントget。
・「馬鹿な・・・!この私とヘリオースが!私は8つのスフィアを集めているのだぞ!それなのに・・・!」と驚愕するアドヴェントに、「やるよ!最大強化した次元結界で奴を封じる!」とトライア博士が号令、「俺達の想いの力で、お前の神の力を封じる!」とシモンが吠え、「馬鹿な!私が・・・御使いである私が・・・!」と動揺するアドヴェント、「わ、私は・・・!私はぁぁぁぁぁぁっ!!」と絶叫しながらヘリオース爆発。
・「あいつは次元結界の中に封じ込めた。もう復活は出来ない」とトライア博士が宣告。そこへ「・・・無様だな、アドヴェント」と真徒達を引き連れてドクトリンが出現、「まさか、人間ごときに後れをとるとはな」と呆れ、「たった1万2000年、見ない間にその力が衰えたのは、心に油断があったためだろう」と決めつける傍ら、「信じられない・・・!あのアドヴェントが負けるなんて!」と驚愕するテンプティも「ま・・・所詮は御使いの座を追われた身だもの。あんなもんか」とコロッと言う事変わって嘲笑。・・・なんかこいつら皆、認知能力に問題あるような・・・(-_-;
・「だが、御使いの力を地球人共に示すためにも彼の仇を討たねばならん」と告げるドクトリン、同じ御使いのサクリファイをアドヴェントが殺したと教えてやるZ-BLUEに聞く耳持たず嘘と決めつけ、「黙るがいい!薄汚いバアル共め!自らの行いを誤魔化すために我等の同志であるアドヴェントに、その罪をなすりつけるか!」と激怒。「残念だったね!テンプティ達は御使い・・・全ての争いや嘘から完全に解放された存在なのよ!」とテンプティが勝ち誇り、「何だと・・・!?」と驚くアムロ。
・「バアルめ!カオス・コスモスに入り込んだだけでなく、我等のエス・テランまで汚すとは!」と叫ぶドクトリン、「消滅しようとする力のしもべたる果てなき破壊の化身・・・。それを消滅させた汝達こそが、真のバアル!いや・・・それは汝達だけではない!この1億2000万年の間に宇宙はバアルのはびこる悪しき世界となった!」と決めつけ、「そうやってお前達は、言いがかりをつけて銀河を破壊してきたのか!」と糾弾するシン達にも聞く耳持たず、「汝達に我等の力を今一度、見せてやろう!」と宣告するや、またも一つの銀河を破壊、「第41世界の車輪銀河の消滅を確認した」と言い放つ。
・更に「次は第6世界のユーグトス銀河だよ!」とテンプティがはしゃいで宣告、続けて銀河破壊実行し、激高するZ-BLUEの面々に「おっかしいんだ!自分達と関係ない銀河が破壊されただけで何をそんなに怒ってるのよ!」と嘲笑。
・「あなた達は全並行世界の管理者なのに何故こんな事をするのです!?」と問い詰める正太郎に、「それが我等の・・・御使いの務めだからだ!」と即答するドクトリン、自ら課した務めと言いつつ「全ての宇宙を正しく導くために、我等は罪を断ずる!それこそが宇宙を崩壊から救う唯一絶対の方法!」と決めつける。「こいつ等は、あのストライカーと同じだ!自らの決めた正しさ以外の全てを排除する気だ!」とレドが指摘。
・「テンプティ達の力を認めて、怖くなったみたいだね」とほくそ笑むテンプティに、「黙れよ。人の不幸を楽しむ悪魔が」と言い返すヒビキ、「お前の空っぽの頭にもわかるように言ってやる。俺はお前達を楽しませるつもりなんて欠片も持っちゃいない」と不敵に笑い、決着をつけると宣言するボランティア部の面々。
・「愚か者共め!だから、汝達はバアルだと言うのだ!だから我等は、汝達を駆逐して宇宙の大崩壊を止める!アドヴェントを失った我等にとってそれこそが残された手段だ!」と宣言するドクトリン、「来るがいい、悪しき種よ!宇宙を崩壊させるバアルの存在は我等が討つ!」「見えざる神の存在により、人類の自主的な真化を待つのは、害悪を生むだけでしかなかった!宇宙に平穏が訪れた暁には全並行世界に我等は降臨し、人類の進化を直接管理してくれる!」と言い放つ。「その傲慢さ・・・!やはり、お前達は根源的災厄だ!」とアムロが断じ、「だったら、お前達をぶち抜いて進む!」とシモン、「俺達の進化を・・・生きる事をお前達の勝手な理屈で止められると思うなよ!」と竜馬が咆哮。
・「このプロディキウムは至高神再誕の器となるべき存在だったもの!我等の英知の結晶だ!」と告げるドクトリンに、「神の座というわけか・・・!こちらにとっても好都合!」とゼロが冷笑、「それを破壊する」とキリコ、「そして、終わらせる・・・!お前達の計画を!」とヒイロが宣言し、「お前達に渡さない!俺たちの生命も、スフィアも・・・未来も!」とヒビキ、「ドクトリン、テンプティ!宇宙の歪みの元凶であるあなた達を私達はここで越えてみせる!」とスズネ先生が告げ、「見せてやるぞ!これがお前達の恐れた人間の真化だ!!」とヒビキが吠えて戦闘再開。
・葵達がドクトリンと戦闘時セリフイベント。「獣の血を引き継ぐ者か」とドクトリンが呟き、「所詮は進化の第一段階!高次元生命体のテンプティ達にかなうと思ったら、大間違いよ!」とテンプティが嘲るものの、「そういう勝手な決めつけをした奴等がどうなったか知らないようね」とくららが冷たく告げ、「そんな悪党を全て倒して、俺たちはここに来た!」と朔哉、「僕達の・・・いや、人類の血のたぎりは誰にも止められない!」とジョニー、「そう!運命だろうと、神様の遣いだろうと!」とエイーダが叫び、「な、何よ、これ!?」とテンプティが動揺、「これが獣の血・・・!我等が遠い昔に忘れたもの!」とドクトリンも動揺し、「この熱が、あんた達を焼き尽くす!勝負だ、御使い!やっっってやろうじゃんっ!!」と葵が咆哮。
・竜馬がドクトリンと戦闘時セリフイベント。罰を与えると凄むドクトリンを歯牙にもかけないゲッターチーム、「覚悟しやがれよ、御使い!俺達はお前達を越える!そして、無限に強くなる!それが俺達の進化だ!!」と咆哮。
・4PP雑魚殲滅完了。
・アマタがドクトリンと戦闘時セリフイベント。二人の御使いにかなうわけがないと勝ち誇るテンプティに、「そっちが二人分の力なら、俺はエレメント全員の力を集めて戦う!」「そして、俺とミコノさんの愛はお前達の1億2000万年にも負けない!」と啖呵切り、「人間ごときが永遠を語るな!」と一喝するドクトリンに、「黙れ1お前達が何を言おうと俺とミコノさんの愛は永遠を越えるんだぁぁぁっ!!」と絶叫。
・セツコがドクトリンと戦闘時セリフイベント。配下に下れと言い放つドクトリンに、「私はセツコ・オハラ!誇り高きグローリー・スターの一員であり、Z-BLUEの一人です!あなた達の生み出してきた悲しみを越えて、私は戦う!この宇宙に、これ以上の無用な悲しみを広げさせないために!!」と啖呵切るセツコ。
・ランドがドクトリンと戦闘時セリフイベント。エルーナルーナの代わりに良いオモチャになりそうと言い放つテンプティに、「ダーリンは、あんた達のものじゃない!あたしのものだよ!」とメールが言い返し、「こんなに腹の立つ野郎は初めてだ!こいつ等相手なら、俺とガンレオンも遠慮する必要はねえだろう!」とランドが激怒、「傷だらけの獅子よ!汝は自らの役割を放棄するのか!」と責めるドクトリンに、「俺の仕事は修理屋で、Z-BLUEの一員だ!行くぜ、御使い!俺の役目は、お前等みたいな悪党をぶっ叩き、そのひん曲がった根性を叩き直す事だ!!」と獅子吼。
・クロウがドクトリンと戦闘時セリフイベント。「借金返済のために戦っていたら、まさか、こんなとんでもない悪党に出くわすとはな」とボヤくクロウ、「小さいんだよ、あんたは!ここまで来て、お金の話なんて!」と罵るテンプティに、「何とでも言えよ。人間はそうやって、それぞれに夢や目標を持って生きてんだ。それを勝手な都合でどうこうしようって奴には一発食らわせてやらにゃ気がすまねえぜ!」と言い返し、「その強い意志を認めてやろう、ズリエル・ジ・アンブレイカブル」と告げるドクトリンにも「何が認めてやろう・・・だ!まだ、自分の立場が分かってねえようだな!」「いつまでも支配者気取りでいるんじゃねえよ!懐に飛び込まれた時点でお前達は負けなんだよ!」と言い返し、「覚悟しな、御使い!お前等とそのデカブツを叩き落とした後はご本尊の黒い太陽をぶっ潰してやるからよ!!」と咆哮。
・ヒビキがドクトリンと戦闘時セリフイベント。アドヴェント打倒の目的を果たしたので配下に下れ、と告げアムブリエル・ジ・オーバーライザーと呼びかけるテンプティとドクトリンに、「俺は・・・ヒビキ・カミシロだ・・・!お前達の所有物じゃない!」と言い返すヒビキ、「1億2000万年を生きているだけある。頭の中身にはカビが生えてるようだな」「お前達は、このエス・テランと同じだな。既に死んでるも同然だ」と罵倒、「あなた達の居場所は、この宇宙にないと知りなさい!」とスズネ先生も叱咤し、「お前達は自らを宇宙に不要な存在にしたんだ!」「終わりだ、御使い!お前達を倒して、俺達は宇宙を救って見せるぞ!!」と吠えるヒビキ。
・宗介がドクトリンと戦闘時セリフイベント。「独裁者はいつかは滅びる!これは世の常だ!」と断言する宗介、「我等は御使い・・・!至高神の名の下に宇宙の運命の全てを決める!」と言い放つドクトリンに、「覚悟しろ!このクソ面白くない地球の成れの果てをお前達の悲鳴と、そのポンコツの残骸で埋め尽くしてやる!」と啖呵切り、何か言おうとしたドクトリンに「お前達に拒否権はない!全ては俺が決める!!」と畳み掛ける。
・4PP、ドクトリン撃破して戦闘終了。
・「馬鹿な!これはどういう事だ!?」「おかしいじゃない、ドクトリン!このプロディキウムが負けるなんて!」「ここで我等が敗北すれば、宇宙の大崩壊を止める術は・・・!」と驚き慌てるドクトリンとテンプティに、「その心配は要りません!」とノノが言い返し、「あんた達は宇宙が滅んでもいいって言うの!?」と言い募るテンプティに、「だったら、お前達が消えろ!」とシンが告げ、「まだ分からないのか!宇宙の大崩壊を導く者・・・つまり、真のバアル・・・!」と刹那、「それはお前達なんだよ!」と甲児が指摘。
・「言うに事欠いて、この我等をバアルだと!恥を知れ、愚か者共めが!」と激怒するドクトリンだが、「バアル・・・。つまりは消滅しようとする力の使徒は存在しようとする力を消そうとする」「それは勝手な理屈で生命を奪っていくお前達に他ならない!」とロジャーとタケルが指摘、「あんた達が生命を奪っていくから、どんどん消滅しようとする力が増していく!」「宇宙怪獣を倒した今、お前達さえ消えれば、宇宙の大崩壊は止まる!」と葵と万丈が指摘し、「う、嘘よね・・・。テンプティ達が・・・宇宙の大崩壊を起こす力なんて・・・」とテンプティ動揺、「認めんぞ、人類ごときの戯れ言など!」とドクトリン激怒。
・「そうやって俺達のことを見下してるから、簡単に生命を奪って、銀河を破壊できるんだ!」「いい加減にしろ!お前達が、この宇宙で一番悪い奴なんだよ!」と勝平とワッ太が断言するものの、「我等は御使い!我らこそが宇宙を救う唯一絶対の存在!バアル共に我等の存在を侵させるわけにはいかぬ!ここは黒い太陽と共に退くぞ!」とあくまで認めないドクトリン。
・「あの黒い太陽が・・・!」「きっとあれが超特異点だ!」と桂、オルソン、ツィーネが色めき立ち、「とある世界のジ・エーデルが造った時空震動弾・・・それは偶然か、意図したものかはわかりませんが、発動の瞬間、一時的にこのエス・テランに接触したのでしょう」とAGが推測、「全並行世界を巻き込んだのは、その全てと接触している、この宇宙が瞬間的に揺らいだため・・・」とトライア博士が呟き、「それは、この世界の根幹たるエス・テランのさらに中枢たるものの力・・・」と示唆するAGに、「つまり、あの黒い太陽か!」と得心するヒビキ、ヴィルダークもそれを知っていたから特異点の力を欲していたと納得するクロウ。
・プロディキウムから離脱して黒い太陽と共に逃走を図るドクトリンとテンプティだが、「逃がさん!」と突貫したゼロが「御使いを止める!」と宣言、「人間風情が我等に勝てる術があるというのか!」と恫喝するドクトリンに「Zクリスタルが教えてくれた!お前達の弱点を!」と叫ぶゼロ、「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!怒りのドクトリン、楽しみのテンプティよ!我が名に従え!」と両眼のギアス発動!
・「一時的な真化の力・・・!人間共の小賢しい足掻きか!」とドクトリンが吐き捨て、「無駄だよ!こんな力が効くものか!」とテンプティが嘲笑するものの、「そうかな?」と禍々しく嗤うルルーシュ、「俺の最愛の妹は、強い意志で自らにかけられたギアスを打ち破った!想いの力でギアスを破れるのならば、その逆に想いの力でギアスを強化する事も出来るはずだ!」と宣言。
・「元より死するのも覚悟の上だ!」と叫ぶルルーシュ、「信じられないだろうな、不死のお前達には。それこそが御使いの弱点!お前達は生命の重さを・・・その力を知らない!永遠を手に入れたお前達では、死を覚悟した人間の心に勝つ事は出来ない!」と冷笑、「お前達は永遠を手に入れ、一瞬の輝きを・・・生命の意味を失った!さあ、受けて守らうぞ!俺の最後のギアス・・・俺自身の生命を!!」と宣告。
・「彼は・・・この時のために生きてきたのか・・・」とゼクスが呟き、ヒイロは無言で見守り、(命懸けで神に抗うか・・・)とキリコが独白。「ゼロ!」とカレンが悲痛に叫び、「これがお前の答えか・・・」と見守るC.C.。
・そこへ「見事だよ、ゼロ」「だが、彼等を討たせるわけにはいかない」と黒い太陽からいきなりゼロを攻撃してアドヴェント出現、「くっ・・・!あと一歩の所で!」と歯嚙みするゼロ。
・ドクトリンとテンプティを黒い太陽へ誘うアドヴェント、「よくぞ復活した、アドヴェント!さあ・・・奴等を滅ぼし、宇宙の大崩壊を止めようぞ!」と呼びかけるドクトリンに、「そうじゃないよ、ドクトリン」と爽やかに微笑みつつ否定し、「さあ・・・今こそ我等は一つになろう」と宣言。
・「ま、まさか・・・!奴等の言うようにお前はサクリファイを!」と焦るドクトリンに、「それこそが宇宙を救済する唯一の方法だよ」と断言するアドヴェント、「宇宙の大崩壊を止められるの!?」と問うテンプティに、「そんな事をする必要はないよ」と爽やかに言い放ち、「宇宙は生まれ変わらなければならない」と断言、「さあ一つになろう、ドクトリン、テンプティ。君達は私の中で永遠になるんだ」と迫る。
・「い、いや!来るな、来ないで!」と怯えるテンプティ、「何故だ、アドヴェント!我等は嘘も争いも越えた永遠の存在ではなかったのか!」と問うドクトリンに、「耳ざわりがいいだけの言葉はやめよう、ドクトリン。君達は私を追放するという大罪を犯した。あの時に私はわかったのだよ。宇宙を救済するには御使いという存在でも足りない事が。私は帰還し、君達に宇宙を救う資格があるか試したが、残念な結果に終わった」と応じ、「だから、私達は一つになる・・・。至高神を再誕させるためにも」と宣言。
・スフィアは8つしか揃っていないと反論するテンプティとドクトリンに、「それに対処しなかった事は君達の怠慢だよ。私は1万2000年をかけて、それを克服する方法を探し続けた。欠けた4つのスフィアは君達3人とアサキムが補ってくれる」と言い放つアドヴェント、「そのためには君達の力を一時的にでも奪う必要があった。彼等は、その大役をよく果たしてくれた」「そう・・・。この日のためにZ-BLUEを導いてきたんだ」と明かし、「そして、私は至高神そのものとなり、生まれ変わった宇宙を救おう」と爽やかに宣言。
・無様に許しを請い始めるテンプティとドクトリンだが、「神はそれを認めない」と朗らかに言い放って二人を吸収するアドヴェント、「ハハハハハ!アハハハハハハ!」と哄笑。「あの野郎!ドクトリンとテンプティを飲み込みやがった!」とランドが毒づき、「そう・・・。もう、この世界に御使いは存在しない。いや・・・人類もバアルも全ては一度、無に帰り、この世界に存在するのは私だけになる」と聖アドヴェントが宣言、「さあ、来るんだ!ヘリオース、プロディキウム!」と呼びかけ、「黒い太陽とヘリオースとプロディキウム・・・。この三位一体と8つのスフィアと4つの永遠の魂によって至高神は再誕する!そして、天の獄は破壊され、新たな宇宙が始まる!」と託宣。
・地球最後の日まであと3日。
・Dトレーダーで次こそ最終決戦と予告するAG、これまで共に戦ってきた日々への自身の想いが形になったと言って、ボーナスZチップ2000Zget。
・最終決戦に向けて部隊再編、覚醒、かく乱、脱力持ちを最大限詰め込みつつ、装備しないパーツは売却、ついでにDトレーダー全定番アイテム購入してトロフィーget。

●最終話:果てなき世界
・次元境界線の超広域歪曲が進む中、各所に現れた黒いアンゲロイに圧倒的な力で蹂躙されつつ、必死で抵抗するサルディアスやダバラーンだが、尸刻が消滅しようとする力の集中を感知、その向かう先は太陽系第3惑星地球。
・一方、スヴェルを解除した地球では、すかさず押し寄せた黒いアンゲロイに、カティ率いる連邦軍はじめ、ジノ達ナイトオブラウンズや藤堂達黒の騎士団、ジャミルやハリー大尉、ギュネイらネオ・ジオン残党、アークエンジェルとエターナル等が力を合わせて迎撃。(信じています、Z-BLUE・・・。あなた達の勝利を。すべての生命ある者の想い・・・あなた達に託します)とキラ達に想いを馳せるラクス様。
・砕けたエス・テランから離脱したZ-BLUEの前に、各世界から戻ってきた真徒達が現れて聖地崩壊に「迷える我々を、お導きください!」と動揺。(案ずる事はない)と思念で応じる聖アドヴェント、(永遠を約束する・・・それが御使いの務めであり、私の務めだ。だが、その永遠を破壊しようとする者がいる)と示唆し、「お任せを、アドヴェント様!地球人共は我等が抹殺します!」と色めき立つ真徒達。
・アドヴェントの所業を告げ知らせるZ-BLUEに聞く耳持たない真徒達、「劣等種め!お前達ごときに、あの方達の御心がわかるものか!」「所詮は選ばれなかった者の遠吠え!お前達は、永遠にはたどり着けない哀れな敗者よ!」等と口汚く罵り、「全ての宇宙の救済は至高神の使いの手によって!」「唱えよ、救済の言葉を!サルース!」と陶酔。突破してアドヴェントを叩くべく、Z-BLUE戦闘開始。
・北東方面へ突貫しつつ、2PP雑魚殲滅完了、引き続きイベント待ちで進軍。
・4PPイベント発生。「再誕の時が来た。今、祝福の鐘が高らかに鳴り響く」「天の獄は破壊された・・・。ここに新たな宇宙が始まりを告げる」と聖アドヴェントの声が響き渡り、未知のパターンの次元境界線歪曲と共に全センサーが機能喪失、エス・テランから8つのスフィアの煌めきと共に、プロディキウムやシュロウガを遥かに超える凄まじい次元力が迸り、「宇宙が・・・崩壊します!」とAG警告。
・「虚無と存在の狭間・・・。言わば、ここは始まりの前の無だ」と告げる聖アドヴェント、「愛しているよ、ヒビキ」と微笑みかけ、双眸を血塗られた眼に染めたヒビキが睨めつける。「どうやって次元結界を脱した!」と問うヒビキ、「きっと少し前の私なら、あの檻に囚われ、無様な姿をさらしただろうね。だが、私の中には三つの永遠があった。それが力をくれたんだよ」と微笑むアドヴェントに、「お前自身の生命・・・そして、アサキムとサクリファイの生命か・・・」と呟く。
・「フフ・・・君は本当に健気んだね。血の証を刻まれながらも、気丈にも私に向かってこようとするとは」と微笑む聖アドヴェント、「もう俺は、テンシの恐怖に怯えていた頃の俺じゃない!」と叫ぶヒビキに、「君達は私の思惑通りに・・・いや、それ以上に働いてくれた。その中でも私の課した試練に耐え抜いた君には特別の感情がある。そう・・・さっきの愛の言葉は私の本心から出たものだよ」と告げ、「どうだろう、ヒビキ?私と共に新たな世界を迎えてみないか?」と提案。
・ボランティア部はウィスパードの少女の予見だったのではと告げる聖アドヴェント、「君は自らのすべき事のためなら、生命を投げ出す事も厭わない。何の見返りも求めず、愛にすら背を向けて・・・」「この世界の記憶を次の世界に運ぶ者としてヒビキ・カミシロ・・・私は君を選ぶ。君が望めば・・・」と告げるものの、「断る!」と断固として拒むヒビキに、「救済を拒絶するか・・・」と苦笑。
・「ふざけるな!お前は俺の家族の仇だ!お前だけは絶対に許さない!!」と言い返すヒビキ、「どうせ神を気取るのならば、全ての人間を救ってみせろ!それが出来ないのなら一人の人間として力を尽くせ!」と叱咤するものの、「御使いすらも超えた私に意見するとはね・・・。だから、君達は愛おしい」と微笑む聖アドヴェントは意に介さず、「だが、君は選択を誤った。君は新しい世界の始まりを見る者から、旧き世界の終わりを看取る者となった」と宣告、「お別れだよ、ヒビキ。神話の果て・・・そこが君たちにとっての終焉の地だ」と言い渡し、「そう・・・。それは新たな始まりの星となる」と微笑。
・一方、アサキムの意識と接触したセツコ、ランド、クロウだが、アサキムは目を閉じたまま沈黙。
・砕けつつあるエス・テランの近傍に復帰したZ-BLUEの前に、惑星より巨大な異形が出現、「何だ、あれは!?」と驚くシモン達に、「そう。これが降臨した希望と救済・・・新たな至高神だよ」と告げる聖アドヴェント、「そして、ここが旧き世界の終わりの地にして新たな世界の始まりの地・・・。つまり、神話の果てとなる星だ」と宣告。
・戸惑うZ-BLUEだが、傍に母星たる蒼の地球がいつの間にか現れており驚愕。「カオス・コスモスとエス・テランは崩壊した。そう・・・天の獄は消失したんだ」と告げる聖アドヴェント、「何だ、それは!?」と問うハマーンに、「何も生み出す事のない永遠・・・。御使いの住まう楽園という名前の牢獄・・・そこに座し、無為なる永遠を過ごした事こそが御使いの罪だよ」と答え、「手に入れた安寧に堕落し、何の発展もないまま1億と2000万年の時を過ごした彼等は醜いの一語に尽きる」とかつての仲間を糾弾しつつ、「だけど私は、そこから脱した。そして、全ての宇宙を救済するために御使いを超える存在として再誕を果たした。この至高神Zと共に!」と宣言。
・ソルは旧き世界と共に滅ぶべき過去の名前と言い放つ聖アドヴェント、「αから始まった世界は、本来なら、この世界でΩとなって終焉を迎えるはずが少しのきっかけでZへと変容した。至高神Z・・・。一度、世界を終わらせる神の名前としてこれほど相応しいものはないだろう」と自画自賛、1億2000万年の時の流れは不完全な生命に満ちた宇宙しか生み出さず、歪んだ進化が醜い邪神や植える破壊魔を生み出し、その他の生命は真化へと至らなかったと決めつけ、「だから私は、宇宙の意思に合意し、全てを一度、無に帰し、そこからやり直すべきだという結論にたどり着いた。私は宇宙の滅びを歓迎する。至上の喜びを以て」と微笑。
・勝手な理屈と憤慨するカミーユやシャア、アムロ達が、他の人類の真化に追いつかれる事を恐れた御使い達は独善と傲慢から四つの感情を生み出して高い位置から見下ろし自己陶酔していただけと糾弾するものの、「その言葉を認めよう、愛しき者達よ」と微笑む聖アドヴェント、「それは、我々が惰弱な存在だったからに他ならない。御使いは1億2000万年前に真化を止めてしまった罪深き種だったのだ。事実、サクリファイは自らを否定し、ドクトリンとテンプティはゼロの命懸けのギアスにあわや敗北寸前にまで追い込まれ・・・私も、以前までの私なら君達の用意した結界に囚われていただろう」と肯定しつつ、「だから私は御使いを超える存在となり、自らの力を、存在を・・・私の全てを肯定する。もう私は神の使いなどではない・・・。御使いのように慎み深さの皮をかぶった卑下などするつもりはない。私は自ら責任と自覚を以て、神となる」と宣言。
・「少しの曇りもない太陽のような笑顔・・・」とノリコ、「あの人から・・・欠片の迷いも感じられない!」とカズミが息を呑むものの、「これです・・・!これですよ!」と怒りを示すAGが、「自分が一番偉くて、一番正しいっていう、この態度!だから、ワタシはこいつ等が嫌いなんです!神だぁ!?そんな言葉を臆面もなく言えるような奴が許せないんですよ!」と激怒し、「太極の欠片たる黒の英知の力を受けた者、ジ・エーデル・ベルナル・・・自らの目的のためにあらゆる手段を使い、私には向かう君は、悪魔として生きるがいい」と微笑みつつ言い渡す聖アドヴェントに、「悪魔、上等!お前を倒すためなら、何だってやってやるよ!」と噛み付くものの、「君が、そう言うだろう事は知っていた。だが、それは徒労に終わる。何よりもう、この宇宙が終わるまでに残された時は後わずかなんだよ」と涼しい笑顔で決めつける聖アドヴェント。
・「ふざけるな!」と一喝するヒビキがその傲慢と無慈悲を責めるものの、「私は宇宙を本当位の意味で救済するためにあらゆる痛みや苦しみに耐える覚悟が出来ている。それがいつか喜びになると信じて」と微笑する聖アドヴェント、「黙れよ!お前は自分が生き残れるからって宇宙の意思ってのに乗っただけじゃないか!」とシン、「お前は・・・歪んでいる!他の何よりも!」と刹那、「怒りや楽しみで銀河を破壊する奴も最悪だったが、それを喜んでやる奴は、その上を行くぜ!」と竜馬が激怒するも涼しい顔で聞き流し、「私は消滅しようとする力を導いて宇宙を崩壊させ、その後は存在しようとする力を導く・・・そのためにも生命の力に満ちた君達はこの場で因果地平の果てへと旅立ってもらう。君達の理解できる言葉で言えば、完全な消滅だ」と宣告し、ゼル・ビレニウム8機を召喚。
・怯まず挑むZ-BLUEに、「・・・君達が愚かだとは思わない。ヴィルダーク、アサキム、プロディキウムを倒した以上、勘違いするのは仕方のない事だ。だが、君達の眼前にあるのは至高神だ。8つのスフィアと4つの永遠が生み出す力は君達の想像を遥かに超える」宣告する聖アドヴェント。「た、確かに・・・」と動揺するAGだが、トライア博士に叱咤されて次元境界線を分析、「このままでは5分後、宇宙は存在を維持できなくなり、時空は崩壊します!」と報告。
・「やるしか・・・ないんだ!」とラルク、「はい!今こそ全てを懸けて!」とノノが気炎を上げ、トライア博士の指し示した至高神Zの攻撃ポイントに向かい、Z-BLUE戦闘再開。
・4PP雑魚殲滅。
・5PPイベント発生。「唱えよ、サルース」と屈服を促す聖アドヴェント、「寝言は寝て言え!です!」と罵るAGに「私の救済を拒むか・・・君達に必要なのは救済ではなく、罰かも知れない」と苦笑、8つのスフィアの輝きと共に自軍ランダム4機に回避不能のイベントダメージ発生。「エンシェントAQの神来無限掌と同じだ!因果が逆転している!」とジンが推察、「まさに神の裁きか!」と瞠目するシリウスだが、「今さら、この程度のインチキで驚くかよ!」アポロが吐き捨て、アマタも「こちらが力尽きる前にあいつを倒すぞ!」と気炎を上げる。「抵抗をやめないのなら、より多くの罰を与えなくてはならない。早々に諦める事を勧めるよ」と聖アドヴェントが宣告して戦闘再開。
・5PP聖アドヴェントのHP半減させてイベント発生。「・・・1が100集まれば、100になる・・・。100が100集まれば、10000になる・・・」と呟く聖アドヴェント、「そうやって俺は借金を返してきた!」と主張するクロウに、「だが、そんな理屈は通用しない。神は不滅なのだから」と微笑み、8つのスフィアの輝きと共に完全復活、「心が痛むよ・・・。君達が大人しく自分達の運命を受け入れてくれれば、こんな形で絶望を与える事はなかったのだから。だが、これで理解できただろう?たとえ、至高神の動きを止めたとしても、それは一瞬で無意味になる」と微笑。
・頼みの綱のトライア博士も「・・・駄目だ・・・。あれだけの膨大な次元力を押さえるのはこちらの次元結界では不可能だ・・・」と呻き、絶句するZ-BLUEの面々。
・「堕ちていく・・・。絶望よりも深く暗い闇へ・・・音もなく、誰にも知られずに・・・そこから救おう。君達の生命を摘む事で」と微笑む聖アドヴェント、北西に大量のゼル・ビレニウムを召喚して「持っていたのではない。今、生み出したんだよ」と告げ、更に「ここまで戦ってきた君達の闘志を砕くのには、これでも足りないだろう・・・だから、これも使おう」と白いゼル・ビレニウム12体を自身の翼周辺に召喚、「彼等はネオ・リアクター」「私がスフィアを集めた後、それぞれにその力を引き出すために用意しておいた偽りの生命だよ。今はフェイク・スフィア・・・代用品を与え、私の手足となってもらっている」とほくそ笑み、「セツコ、ランド、クロウ・・・そして、ヒビキ。至高神が再誕し、彼等がいる今、君達を長きに渡る苦しみから解放しよう。私の腕に抱かれて眠れ、旧きリアクターよ」と宣告。
・「君たちの心は、ついに絶望に支配され、ここまで戦ってきた闘志も折れようとしている」と決めつける聖アドヴェント、屈服して新たな宇宙に転生するよう促すものの、「・・・やっぱり、お前は・・・何もわかっちゃいない・・・」と口を開いたヒビキ、「生きていれば戦えるんだ!俺達の闘志を折りたいんなら、俺達を殺せ!お前が恐れる生命の力・・・!消せるものなら、やってみろよ!」と咆哮。
・「・・・哀しいな・・・。こんな感情は1億2000万年ぶりかも知れない」と微笑む聖アドヴェントだが、北西の敵増援に突然後方から援護砲撃、サルディアスらサイデリアル残党が「周りの敵は俺たちに任せろ!」「あなた方は歪みの中心の打倒を!」と呼びかけ、カティ率いる連邦軍が「我々も総力を挙げて、Z-BLUEを援護する!だから、希望を捨てるな!」と周辺雑魚の掃討を買って出て、イザークとディアッカもキラ達を激励。イズモ率いるアルテア軍、ヘンケン艦長やジャミル、ラクス様達も「我々の力は微々たるものだが、それを束ねれば、大きな力になるはずだ!」「その力をあなた方に託します。全ての人の想いと共に」と激励。更に「ELSとバジュラの連合軍、帰還した銀河殴り込み艦隊と様々な星系の部隊も続々と地球圏に到着しています!」と報告するAG。
・「・・・大崩壊を待たずして、生命を散らすか・・・。それもいいだろう」と微笑した聖アドヴェント、北西敵増援を周辺の地球側援軍掃討に回し、「進化融合を果たしていない通常部隊じゃひとたまりもない!」と焦るマオ達。
・「彼等は、地球を守る結界が消えた事で自暴自棄になったんだね・・・」と一人合点する聖アドヴェント、Z-BLUEが無駄な抵抗をするから余計な悲劇が生まれると嘯くものの、「勝手に犠牲と決めつけるな」とブレラ、「彼等は誇りと共に戦っている!生きるために全力を尽くすのは生命ある者の義務だ!」とオズマ少佐が抗弁し、「誰も・・・諦めてはいない!俺達も、みんなも!」とヒビキが告げる。
・「アドヴェント!今こそ、人間の底力を教えてあげましょう!」とAGが宣言するや、地球から次元力がZクリスタルに流れ込み、「これは・・・!」と瞠目する聖アドヴェントに、「そう・・・地球中の人の心の光だよ。スヴェルは時間切れだったんじゃない・・・。最後の力を温存するために地球の人達が自らの意思で解除を決めたんだそうだ。Z-BLUEに自分達の想いと生命の力を託すためにね!」と明かすトライア博士。
・地球連邦議会の議場で「Z-BLUE!私達も共に戦います!」とリリーナ、カガリ、扇、星刻ら仲間達がZ-BLUEへ想いを託し、「お前達は私達の誇りであり・・・」「そして、夢だ!」「だから、怖くはありません!」と微笑むコーネリアとシュナイゼル、ナナリー達。
・ラクシャータ、百目鬼、ロイド、セシルら地球最高の技術者達にミラも加わり、各ZONEとラース・バビロンの霊子吸収システム、レイラインが連動して、蒼と翠の地球とコロニー、月、火星等から全ての人達の想いが一つになり、地球の次元力をZ-BLUEへと送り届ける。
・地球各地でもロシウやリジット、つばさ女将やシロー、ゴウト達やフィアナ、大塚長官や大河内社長、ベルトーチカやカイ、ハヤト、サリーやドロシー等がZ-BLUEへと想いを送り、マリーメイアやセイナ、シャギア・オルバ兄弟等のかつてはZ-BLUEと敵対した者達まで未来を信じて希望を託す。エンジェルもまた(『メトロポリス』の最後のページ・・・それを埋めるのは、あなた達よ)とロジャー達に想いを託す。
・親しい者達の想いを受け取り気炎を上げるZ-BLUE、「すごいソウルだぜ、こいつは!」とバサラがはしゃぎ、「サイコ・フレームが・・・GN粒子が、フォールドクォーツが、Zクリスタルが、人々の意思を集めていく」を目を瞠るチェーン。アムロとシャア、コンロイ、シモン、刹那、宗介、ゼロらは命を落とした仲間達や敵として戦い散った者達の魂も感じ取り、更に意気軒昂。
・「何だ、この力は・・・!?地球の次元力だけではないぞ!これは・・・人間の意思・・・!?」と初めて焦りを見せる聖アドヴェント、「今、俺達はお前に匹敵する力を得た!」と宣言するアムロに「あり得ない!御使いはエス・テランの生命が統合されたものであり、私はさらにそれを一つにしたのだ!」と動揺。「俺達も同じなんだよ」と竜馬が猛々しく嗤い、「僕達には今、地球の全ての人達の想いが流れ込んでいる!」と万丈、「今、その想いが一つになる!俺達の身体を通して!」とシモンが宣言。
・「他者を受け入れ、共に生きる・・・。ここに来て、地球人全てが真理にたどり着いたのか!」と驚愕する聖アドヴェントに、「その通りだ」と突然現れた不動総司令が肯定、「もう彼等に導き手は必要ない」と告げ、「今度こそ本当にお別れの時だ。お前達は、私から・・・いや、高次元生命体の呪縛から完全に卒業する。進め、愛と勇気と希望と共に」と微笑みかけて立ち去る。カヲル君が「フ・・・」と微笑み、「彼も戦いの行方を見届けに来たようだな」とゼウスも微笑。
・「・・・ついに真理に到達した種が・・・出現する・・・」と顔を歪める聖アドヴェントに、「自分だけが特別だと思うな!」とヒビキ、「私達は地球の・・・ううん、全ての生き物の想いを一つにして戦っている!」とスズネ先生が告げ、「お前の神の力でも俺達の心を折る事は出来ない!」とヒビキが宣言。
・「いいだろう。改めて君達を認めよう」と気を取り直した聖アドヴェント、「あと数分とはいえ、真理を体得した地球人を祝福する」と微笑、「私は不滅の存在だ。それがある限り、私の勝利は揺るがない」と言い放つ。
・「本当にそう思うか?」とクロウが冷笑、「さっきの地球からのエールで力を得たのは俺達だけじゃないようだぜ」とランドが指摘し、「アサキム!あなたの想いも!」とセツコが呼びかけると、「無限の生命の力が僕を悪夢から呼び戻してくれた」とアサキム覚醒!
・今さら何が出来ると罵る聖アドヴェントに、「君自慢の至高神を奪う事などとても出来そうにはない・・・だけど、アドヴェント・・・。スフィアの力を集めた、この化け物なら僕のたった一つの願いを叶えてくれそうだ」と告げるアサキム、「死ぬ事だよ」と続け、「馬鹿な!君は自ら永遠を放棄するのか!?」と驚き焦る聖アドヴェントに、「自ら神に・・・永遠になろうとした君にはわからないだろうね。だけど僕は・・・そのためだけに今日まで生きてきた」と穏やかに微笑。
・「何故だ!?何故、至高神Zがアサキムの願いを叶えようとする!?」と焦る聖アドヴェントに、「生命の意味を手放した君では太極と・・・至高神と一つになる事は出来ない」とアサキムが指摘、「太極の意味・・・。それは、つまり・・・生命・・・」とAGが得心。「想いは届いた・・・。後は・・・」と微笑むアサキムに、「任せておけ、アサキム!お前の願いは受け取った!」とランドが応じ、「全てを終わらせるために私達の手で、あなたの願いを叶える!」とセツコが誓約。
・「勝てると思うなよ、地球人ごときが!この私は御使いすら超えた存在だ!宇宙の大崩壊を越えられるのは私だけだ!」と怒鳴る聖アドヴェントに、「初めて心の底から怒りを見せたな」とロジャーが指摘、「神を名乗る男が激情に任せるとはな」とゼロが冷笑。「これは・・・取り込んだドクトリンの感情か・・・!」と戸惑う聖アドヴェントに、「そうじゃない、アドヴェント!お前は結局、人間なんだよ!」とヒビキ、「人間を超え、御使いを超えて、神にたどり着いたつもりだったろうがな!」と甲児、「だがお前は、自分を追放したドクトリンに怒り、自らの境遇に哀しみ、神になる事に喜びを見出し、その力を楽しんだ!」とアルト、「やっている事は人間と変わりないな、アドヴェント!」と宗介が糾弾、「不死身でもないし、神でもない相手に負けるわけにはいかない!」とノリコが吠える。
・「私は・・・神だ!この宇宙を救済する唯一の存在だ!」と言い張る聖アドヴェントに、「人間は神ではないし、神になる必要もない!」とレドが否定、「お前が俺達と共に生きれば、きっともっと別の道もあったはずだ!」とバナージが説き、「だが、お前はその力に溺れて、道を踏み外した!」と竜馬が断罪し、「そんな奴は神でも何でもねえ!ただの悪党だ!」とシモン、「越えてみせる!お前がその力で未来を阻むのならば!」とアムロ、「そして、この宇宙を救ってみせる!」と桂が宣言、「何故ならば!」「それが私達の・・・Z-BLUEの使命だから!」とノノ&ラルクが告げる。
・「人間ごときが私を否定するな!」と喚く聖アドヴェントに、「その傲慢さが宇宙に戦いを呼ぶんです!」とスズネ先生が言い返し、「認めろ、アドヴェント!結局、お前もまだ人間なんだよ!」とヒビキが冷笑、「人を超えた先が『神』だっていう発想がお前が未だに人間である事の何よりの証拠だ!本当に人間以上の何かになったのなら、俺達の想像ぐらい越えてみせるんだな!」と獰猛に嘲笑、絶句する聖アドヴェント。
・あと4分で宇宙が崩壊するとAGが警告する中、「終わらせるぞ、アドヴェント!全ての戦いを!俺達はお前を越えて、この手で未来を勝ち取ってみせる!!」とヒビキが啖呵切って、戦闘再開。
・いがみ合う双子のネオ・リアクター撃墜してセリフイベント。「・・・いがみ合う双子のリアクターは決して特別な資格じゃない・・・」と呟くヒビキ、(だからこそ、いがみ合う双子は12のスフィアの核になるんだ・・・)と黙考。
・揺れる天秤のネオ・リアクター撃墜してセリフイベント。「借金なんてものを背負わなくてもスフィアが発動できるんなら、お前の方がリアクターに向いてたかも知れねえな・・・」とニヒルに笑うクロウ。(^^;
・立ち上がる射手のネオ・リアクター撃墜してセリフイベント。「人形が何に反逆するって言うんだよ・・・悪いが、ヴィルダークはお前の10倍は手強かったぜ」と吐き捨てるクロウ。
・尽きぬ水瓶のネオ・リアクター撃墜してセリフイベント。「お前の口先だけの愛じゃ何も救えないんだよ」と吐き捨てるクロウ、(ユーサー・インサラウム・・・。俺は、お前とお前の愛を一生忘れない・・・)とかつての宿敵を悼むクロウ。
・知りたがる山羊のネオ・リアクター撃墜してセリフイベント。(アサキムが力を引き出したスフィア・・・システムが造り上げたイメージだとしてもアサキムは確かに生きていた・・・)と独白するセツコ。
・欲深な金牛のネオ・リアクター撃墜してセリフイベント。「欲望なんてのは誰かに決められるもんじゃねえ。自分の心の中から湧き上がるもんだぜ」と微笑むランド、(そうだろう、エルーナルーナ?)とかつての宿敵に想いを馳せる。
・沈黙の巨蟹のネオ・リアクター撃墜してセリフイベント。「虚無ってのは空っぽとは違う。その中には、確かに自分ってもんが存在する。人形じゃ、尸空の代わりは務まらないって事さ」とニヒルに微笑うクロウ。
・悲しみの乙女のネオ・リアクター撃墜してセリフイベント。「あなたは悲しみという感情を無無理矢理に植え付けられた・・・。それこそが一番悲しい事だわ・・・」と顔を曇らせるセツコ。
・怨嗟の魔蠍のネオ・リアクター撃墜してセリフイベント。「無意味な憎しみ・・・。それはあまりに虚しいものだわ」と顔を伏せるセツコ、(バルビエル・・・。きっと私の悲しみとあなたの憎しみはほんの少しの違いでしかなかったのだと思う・・・)とかつての宿敵を悼むセツコ。
・夢見る双魚のネオ・リアクター撃墜してセリフイベント。「ゆっくり眠んな、お人形。見るのは悪夢かも知れねえけどな」と呟くランド。
・傷だらけの獅子のネオ・リアクター撃墜してセリフイベント。「傷だらけの獅子を名乗るにしちゃ、我慢が足りないぜ!」と暑苦しくヒートスマイル炸裂のランドに、「ダーリン、格好いい!」と頬を染めるメール。(^^;
・偽りの黒羊のネオ・リアクター撃墜してセリフイベント。「頑張っちゃいたが、お前の嘘なんざあのアイムに比べれば、可愛いもんだぜ」とニヒルに微笑むクロウ。
・5PPネオ・リアクター殲滅完了。
・オットー艦長が聖アドヴェントと戦闘時セリフイベント。「義務感で私に向かってくるとはね・・・。無知というのは恐ろしい」と苦笑する聖アドヴェントに、「軍人が任務を果たす事のどこがおかしい!我々は市民のために全力で任務を遂行するのみだ!だが、ついでに言っておく!そのムカつくニヤけ面に全宇宙を代表して、本艦が一発食らわせてやる!」と啖呵切るオットー艦長、「ついていきます、艦長!」とレイアム副長も支持し、「各員、やるぞ!我々の底力をインチキ神様に見せてやるんだ!!」と咆哮。言ってやれ言ってやれ(^o^
・ヒビキが聖アドヴェントと戦闘時セリフイベント。「私を拒んだ君に慈悲はない」と言い渡す聖アドヴェントだが、「・・・ありがとうな、アドヴェント・・・」と静かに告げるヒビキに絶句。「たとえ裏があったとはいえ、お前がいなかったら、時獄戦役で俺は死んでいた・・・」と真摯に礼を言うヒビキ、「これでケジメはつけた!ここからが本当の戦いだ!俺は絶対にお前を許さない!父さんと母さんと姉さんの仇!そして、全宇宙の生命と未来を守るため、俺はお前を倒す!」と宣言。自分も素直な気持ちを話そうと微笑む聖アドヴェント、「希望と絶望を越え、太極そのものとなった君に会えてよかったよ。エス・テランを追放された私にとって、それは唯一の収穫だったかも知れない」と告げるものの、「小さいな、アドヴェント!希望と絶望を越えてきたのは俺だけじゃない!スズネ先生もZ-BLUEのみんなも同じだ!みんな、そうやって生きているんだ!」とヒビキが猛々しく嗤い、「行きましょう、ヒビキ君!その生命を守る事が私達の戦いよ!」とスズネ先生も賛同、「俺達の全てでお前を越えてみせる!」「希望も絶望も過去も越えて、俺達は未来を求める!それが人間なんだっ!!」と咆哮。
・ロジャーが聖アドヴェントと戦闘時セリフイベント。「君の幼稚な救済を論破してやりたいが、残念ながら、時間がない」と告げるロジャー、職務放棄と揶揄する聖アドヴェントに、「私はプロだ。自分の職務に誇りを持っている。私の受けた依頼は、世界との交渉・・・。即ち、皆が生きる世界を存続させる事だ。プロとして依頼を遂行するために最適の行動を取る・・・。君のように独善的な存在に対して、言葉は通じないと既に見切ったまでだよ。故にロジャーの法を以て、君を止め、この宇宙を崩壊から救う!」と冷徹に言い放ち、失敗が最後の記憶になると揶揄する聖アドヴェントに「そうかしら?私はロジャーが失敗する姿は考えられないわ」とドロシーも支援、「では行こう、ドロシー!依頼を果たすため、君と私とビッグオーで!ビッグオー!ファイナル・アァァクションッ!!」と咆哮。
・ランドが聖アドヴェントと戦闘時セリフイベント。「俺達の因縁も、宇宙の明日もまとめてここで決着をつけるぜ!」と吠えるランド、「永遠を取り戻すためにも君の傷だらけの獅子を渡してもらう!」と決然と告げる聖アドヴェントに、「いいぜ!いつものスカした優男っぷりより、そういう感情むき出しの方が好感が持てる!」とヒートスマイル炸裂。思わず絶句した聖アドヴェント、「・・・君にはかなわないな、ランド」と珍しく素で苦笑しつつ、「だが私にも神を名乗る覚悟と誇りがある!君ごときは正面からねじ伏せてくれる!」と宣言。「まだまだだな、アドヴェント!ここ一番で自分の事しか考えてないような奴が世のため人のための修理屋に勝てると思うなよ!燃えるぜ、ガンレオン!歪んだものは叩いて直す!そいつがビーター・サービスのやり方だ!!」「俺とメールとお前でやるぜ!宇宙の未来を修理するぞ!!」とランド咆哮。
・セツコが聖アドヴェントと戦闘時セリフイベント。「すまない、セツコ。私のミスで事情が変わった。アサキムに奪われた永遠を取り戻すためにも私は君のスフィアを求める」と恥ずかしげもなく下劣な勝手を言う聖アドヴェントに、「あなたが宇宙の崩壊を止めるというなら、私も協力する・・だけど、あなたは・・・!自分の事しか考えていない!」と糾弾するセツコ、「黙れ・・・この宇宙の全ては私のためだけに存在した!そう考えればいいだけの話だ!」と険しい形相で下劣な本音を吐いた聖アドヴェントに、「やっと聞けた、あなたの本当の言葉がそんなものだったのは残念だわ・・・だけど!それならば、私も全力で戦う!あなたから私達の未来を守るために!」と宣告。「来るがいい、ハマリエル・ザ・スター!」と挑む聖アドヴェントに、「私はグローリー・スターのセツコ・オハラ・・・!市民の平和と自由を守る事が務め・・・!今こそ、正しい資質を示す!このバルゴラ・グローリーSであなたを倒す事によって!!」とセツコ咆哮。
・シモンが聖アドヴェントと戦闘時セリフイベント。「君は今から初めて真の限界というものを知る」と威圧する聖アドヴェントに、「そいつは楽しみだぜ!」と朗らかに笑うシモン。「そんな事をシモンに言っても逆効果なだけだ」とヴィラルが苦笑し、「限界なんてもんは、これまでだって何度も見てきた!だが、その度に俺のドリルは、それをぶち破ってきた!」と叫ぶシモン、「御託はそこまでだ!ここからは男と男の意地と気合いのぶつかり合いだ!行くぜ、アドヴェント!お前の言う限界を俺は乗り越えて進む!天も次元も突破する!それが俺の・・・人間の生き様だぁぁぁぁっ!!」と咆哮。
・トライア博士が聖アドヴェントと戦闘時セリフイベント。「見事だよ、トライア。そして、ジ・エーデル・ベルナル。その艦とZクリスタルを至高神Zに捧げる事を許そう」と微笑む聖アドヴェントに、「地球の英知の結晶を安く見積もりなさんな。こいつはもう少し時間をかけりゃ、あんた達の黒い太陽にだって負けないものになる」とトライア博士が窘め、「何でもかんでも自分のものになると思ったら、大間違いなんですよ!」と罵るAG、「悪魔が神に意見するとはね。滑稽だよ、ジ・エーデル」と揶揄され「その余裕の態度がムカつく〜!」と激怒。デンゼル大尉とトビー、ツィーネ、マルグリット、エスターラも口々に非難し、「やるよ、みんな!ソーラリアン、攻撃開始だ!」とトライア博士が号令、「ハハハハハ、アドヴェント!ここでお前は終わりだぁぁぁぁっ!!」とAG絶叫。
・バサラが聖アドヴェントと戦闘時セリフイベント。「行くぜ、アドヴェント!宇宙最大のライブの始まりだ!!」と盛り上がるバサラ、「あいつだって元は人間なんだ!ハートを持ってるはずだ!」とエレーヌの躊躇も意に介さず。「だけど、私の心は動かない。神は絶対出なくてはならないのだよ」と微笑む聖アドヴェントだが、「そんな窮屈な生き方が楽しいかよ!義務も責任も放り出して、自分の心のままに生きてみろよ!」と憤慨するバサラに、「心のまま・・・」と真顔で呟き、「バサラの言葉が届いた・・・?」と戸惑うミレーヌ。「宇宙も、アドヴェントも、何もかも!俺の歌を聞けぇぇぇぇぇっ!!生命の炎を燃やせ!!みんな、歌えぇぇぇぇぇっ!!」とバサラ絶叫。
・クロウが聖アドヴェントと戦闘時セリフイベント。「何故、私を拒む、クロウ?新しい世界には君を苦しめる借金は存在しないんだぞ」と微笑む聖アドヴェントに、「やっちまった事をチャラにするようなのは俺の主義じゃねえのさ。言っておくぜ、アドヴェント。俺は1Gを返す事で1G分の自由を取り戻している・・・借金返済は、俺が未来へと進む行為だ・・・!それがチャラになるって事は俺の未来が潰されるのと同じなんだよ!」と険しい顔で言い放つクロウ、「借金返済が未来へ進む・・・!?理解できない・・・!」と真顔で困惑する聖アドヴェントに、「神様を名乗る男が、こんな簡単な理屈がわからんとは笑わせてくれるぜ」とニヒルに苦笑し、「要するにお前は邪魔者なんだよ、アドヴェント!俺と宇宙の未来のためにも消えてもらう!」と宣告し、「そうはさせるか、ズリエル・ジ・アンブレイカブル!私は君の揺れる天秤を奪い、再び永遠を手に入れる!」と言い募る聖アドヴェントに、「馬鹿な男だぜ、アドヴェント!永遠なんてもんより一瞬の生命の輝きの方がずっと価値があるのを教えてやる!行こうぜ、リ・ブラスタ!因果さえも歪める敵の撃墜データで残額一括返済だ!!」と野望の雄叫びと共に攻撃開始。(^.^;
・5PP、覚醒、援護総動員しつつ総攻撃、聖アドヴェントをあっさり削り切って撃破、戦闘終了。
・「そんな馬鹿な!至高神が・・・私が敗れるなど、全ての理が崩壊してもあり得ない事だ!!」と動揺する聖アドヴェント、「黙れ、アドヴェント!お前は負けたんだ!俺達に・・・人間に!!」と事実を突きつけられて思わず「クソ野郎共がっ!この私に向かって・・・!」と口汚く罵り、「最後の最後に本性を見せたな、アドヴェント!」と獰猛に嗤うヒビキ。
・予想以上の速度で次元境界線の崩壊が始まっていると警告するAGに、「結局、グズ共がどう足掻こうと結果は変わらないんだよ!これが運命だったんだ!無能で惰弱な人間ごときでは越えられないんだよ!!」と自暴自棄で哄笑する聖アドヴェント。
・「・・・行きます・・・」と顔を上げたヒビキ、"太極のオーバーライザー"をBGMに「アドヴェントの力が失われた今なら、出来るはずだ・・・!いがみ合う双子で至高神Zを乗っ取る!」と宣言。「無茶だよ!そんな事をしたら、エス・テランの魂の全てを一人で受け止める事になる!」と警告するトライア博士を意に介さず、「桂さん、オルソンさん、ツィーネさん!黒い太陽は・・・超特異点はこいつの中にあるはずです!お願いします!時空修復で宇宙を救ってください!」と叫び、躊躇う桂に「宇宙全ての生命が生きたいと願うはずです!きっと成功します!」と畳み掛ける。
・「高次元生命体でもない君がそんなことをしたら、その存在は完全にオリジン・ローの流れに取り込まれ、因果地平の彼方へと消える!完全に理から外れ、二度と輪廻転生もできないぞ!!」と嘲笑する聖アドヴェントだが、「・・・それでもいい」と穏やかに微笑むヒビキに、「消滅する事を・・・恐れていないだと・・・これが・・・生命を懸ける事・・・」と困惑。
・「お別れです、スズネ先生」と強制排除して脱出させたヒビキ、制止するボランティア部の面々に「みんなに救ってもらった生命を返すだけだ」と微笑みつつ、「これしか方法がないんだ・・・」と顔を伏せ、「キタンさんもゼロも生命を張ったんだ!俺だって・・・!」と決意の雄叫び。
・ところがスズネ先生が「忘れたの?私、短い距離ならテレポートを使えるのよ」とジェミニオン・レイのコクピットに転移、「出て行くのはあなたです、ヒビキ君!」「私の中には相反する二つの人格がある!いがみ合う双子の力で至高神を乗っ取るのはきっと私でもできるわ!」と主張、「好きな人が目の前で死ぬなんて言われて、それを黙って見逃せると思うの!」「それは俺だって同じです!」と互いに世紀の大告白合戦に。(^^;
・「見ちゃいられないぜ。宇宙の大崩壊を前にしての痴話ゲンカなんてよ!」とシモンがまぜっかえし、「待ってろよ、ご両人!」と竜馬が号令して、ジェミニオン・レイ周辺に改めて布陣するZ-BLUE、全員が希望と絶望を乗り越えて戦いここまで来たと指摘し、全員でいがみ合う双子の力を使うと宣言。
・戸惑うスズネ先生に、「・・・きっと出来ます・・・。なぜなら、いがみ合う双子のスフィアとは人間そのもなんですから」と答えるヒビキ、「12のスフィアは、人間の様々な感情・・・。その集合体であり、意思を持つ太極は矛盾をはらみながら生きる人間そのものです。いがみ合う双子は、そんな太極のミニチュアのようなもの・・・。だから、12のスフィアの核になるんだと思います」と説明。
・トライア博士とAGがZクリスタルでヒビキと全員の意識をつなぎ、力を合わせて至高神Zを抑え込みつつ、行きたいと願う宇宙中の人達の想いも拾って時空修復敢行、「やってみせます!Zクリスタルが砕けてでも!」とAGも気炎を上げ、「行くぜ!宇宙最大のステージの始まりだ!」とバサラがシャウト。
・過負荷でジェニオンが火を吹きヒビキ絶叫、「宇宙中から集まる意思の全てを超特異点に接触させるのは、俺達全員が一つになってもキャパをオーバーしてる!」と桂も警告。「無理だって言ってるだろうが、クズ共!どこまで愚かなんだ!!終わりなんだよ!君達も・・・宇宙も、何もかもが!!」と嘲笑する聖アドヴェントだが、「黙れよ、アドヴェント!俺達は誰も諦めちゃいない!」と不敵に嗤うヒビキ、「つまんねえ野次を飛ばしてる暇があったら、お前も手を貸せ!」と呼びかけるランドに絶句、「あなただって真理に触れて、御使いになったはずです!」とセツコが指摘し、「どうせ宇宙を救済するんなら、全ての生命ごと救ってみせろ!」とクロウが叱咤。
・「君たちに従えと言うのか・・・!?」と躊躇う聖アドヴェントに、「そうじゃありません!」とスズネ先生、「力を貸せアドヴェント!お前だって、この世界に生きる生命だ!喜びと怒りと哀しみと楽しみ・・・!その全てを持っている今のお前なら人間の心を取り戻せる!そして永遠を失い、死の恐怖を感じたお前は生命の意味を思い出したはずだ!!」「この宇宙の生命を感じろ、アドヴェント!!」とヒビキが叱咤。
・しばし黙考した聖アドヴェント、「・・・負けを認めるよ、Z-BLUE・・・。私は神になれなかったし、その資格もなかった・・・そして、この胸を占める想いは、やはり、哀しみよりも喜びのほうがいい」と穏やかに微笑し、「ヒビキ・・・。君に・・・いや、全ての生命に詫びたい。私も本来の務めを果たそう。この宇宙の全てを守るために・・・」と宣言。
・「桂様!」とAGに促された桂が「やるぞ!今度こそ、全ての世界を修復する!!いや、違う!全ての世界を新たに創造するんだ!!」と宣言し、人々の願いによる創造が始まる中、「今、全てが一つになる!!」とヒビキが宣言、「これで全てを終わらせる・・・!そして、新たな多元世界の始まりだ!!」と桂が微笑、12のスフィアの輝きが迸り、全てが光に包まれる・・・
・絶対の闇の中で意識を取り戻したヒビキ達、世界の終わりかと戸惑うものの、「いいえ。ここが新たな始まりです」とAGが告げ、宇宙に光が蘇ると共に、多元世界が時空震動弾発動による大時空震動前の世界に修復されていくのを感じるZ-BLUE。皆もそれぞれの世界へ離れ離れになると嘆く勝平達だが、「胸を張ろうぜ。俺達の思い出が消えちまうわけじゃないんだ」と赤木が微笑み、共に越えてきた日々の思い出を噛み締めるZ-BLUE。「それにこれは永遠の別れじゃないさ」と万丈、「人はいつか時空さえも制御できる日が来る。俺達は進化の入口に立ったんだからな」とアムロが微笑し、「それを実現させるのは・・・!」「努力と根性だな」とノノ&ラルクも微笑、「そして、いつか・・・再び出会う」と希望を口にするノリコに、「ハートを燃やせば、時空なんて関係ねえさ!」とバサラがシャウト。
・「今日を以て、Z-BLUEは解散になる。だが、その存在は永遠だ」とゼロが宣言し、「想いは永遠・・・。もしかしたら、それがあたし達の真化の行き先かもね」と葵が示唆、「そして、また戦いが始まる」とシモン、「生きていくため・・・!それが俺達の新しい世界での戦いだ!」と桂が微笑。
・「お前達も力を貸してくれたんだな」と微笑むクロウとランドに、「私達の魂の一部は、それぞれのスフィアに遺されていたらしい」「それが地球から届けられた生命の力により、目覚めたようです」とユーサーとアイムが応じ、「悲しむ必要はないよ、セツコ」「至高神は消滅して、スフィアも消える・・・」「これで消滅しようとする力と存在しようとする力の狭間にあった俺達の魂も解放される」とバルビエル、エルーナルーナ、尸空が口々に告げ、「何も思い残す事はない。俺達は精一杯生き、そして宇宙は救われた」とヴィルダークが総括、ガドライトも含めて、いつかどこかでの再会を約束。
・「ありがとう。これで僕は新たな風に乗れる・・・」と告げるアサキム、「そう・・・風が呼んでる・・・いつか聞いた・・・あの声が・・・」と最高の笑顔で破顔。・・・この後でマサキに転生って解釈もありか・・・?( ̄ー ̄)
・「お別れです、ヒビキさん」「最後に残った消滅しようとする力はワタシが因果地平の彼方へ運びます」と告げるAG、「だが、それではお前が・・・」と顔を歪めるヒビキに、「いいんですよ。ワタシは、もう十分過ぎるほど楽しみました。それに多元世界が終わりを迎える今、ワタシの興味も役割も尽きましたから」と微笑し、「それに痛快じゃないですか。あの御使いの・・・いや、その上を行くアドヴェントの野望の最後を看取るなんてのは」と冷笑、「君という男は救いようがないな」と苦笑する聖アドヴェントに、「誰も、あなたの救済なんて望んでませんから」と揶揄。
・「それは十分に思い知らされたよ」と苦笑する聖アドヴェント、「お別れだ、ヒビキ。君達に言われた通り、全ての世界を探しても私の居場所はないようだ。だから、私は理の外から新たな時代を迎える宇宙を眺めさせてもらう」と告げ、「俺は・・・」と苦吟するヒビキに「私を許す必要はない」と静かに微笑。
・「・・・俺達は・・・神になどならない」「きっとこれから、長い時間をかけて人類は進化し、真化していく・・・。いつかは高次元生命体になるかも知れない・・・だけど、誰かの運命や生命を支配するような存在になりはしない」と睨めつけるヒビキに、「それが君達の選んだ未来なら、去りゆく私から言う事はない。私という障害を乗り越えた君達の未来に祝福を送るだけだよ」と微笑する聖アドヴェント、「最後の最後まで、あなたという人は上から目線で・・・」呆れるAGに、「では行こうか、ジ・エーデル・ベルナル。神になろうとした男と悪魔と言われた男はここで退場しよう」と微笑みかけ、「さようなら、ヒビキさん。皆様にも、よろしくお伝えください」とAGも微笑。
・「神も悪魔も消えた世界・・・。そこに残るのは人間だ」と瞑目する聖アドヴェント、「君達の未来に幸多からんことを!」と爽やかに微笑んでAGと共に姿を消す。「俺達の未来・・・か・・・」と呟くヒビキ、「ヒビキ君・・・」と微笑みかけるスズネ先生に、「神も悪魔もいない世界ならば、俺達は、その行き先を自分で決めましょう・・・」と微笑。そして、新たな世界と時代、超次元世界が始まる・・・
・地球付近に出現した新たな天柱とそれを制御するゲートを介して、数多の並行世界が繋がれた超次元世界が誕生。ゲート管理局のツィーネ曰く、それぞれの世界からパイオニア精神溢れる者達のアクセスが始まっているとか。
・ZクリスタルはAGと共に消えたものの、それなりの事象制御は可能なソーラリアンはトライア博士の手により、新たな務めを果たすべく改装。
・「どうだい、クロウ?あんたも一攫千金を夢見て、ゲートトラベラーに志願してみれば」と揶揄するトライア博士に、「遠慮する。そういうギャンブルには頼らず、俺は地道に借金を返していくだけだ」と渋く微笑むクロウ、一時は50万Gを下回った借金額も最終決戦時のリ・ブラスタ修理費で結局100万Gに。それでも経費の80%はトライア博士が密かにラボで負担してくれたらしい。借金返済の手段については未定のクロウ、「選択肢は無限にあるって事だな」と苦笑、「世界は変わっても、俺は変わらない・・・か・・・」と呟き、(だが、悪くない気分だ・・・希望あふれる未来と平和・・・。無限の可能性があるのなら、100万Gの借金だって返せるだろうさ・・・いつになるかはわからないがな・・・)と独白。
・無事ファクトリーに合流できた桂、最愛の妻ミムジィとブリッジで睦言交わしてシャイアに窘められつつ、復活した大尉が子守に追われるのに苦笑。オルソンもアテナと結婚、桂とミムジィの双子が義理の弟妹になると指摘されて苦笑しつつ子守に協力。(いつかみんなにも見せてやりたいな、俺のつかんだ幸せを)と微笑む桂。
・バトリングで実弾抜きのレギュラーゲームに臨むキリコ、トーナメント準々決勝まで猛者達を退けて勝ち上がり、優勝賞金への期待に相好を崩すバニラ達に、「俺は、もう銃は撃たない。必要な時が来るまでは」と誓い、「キリコ・・・」と見つめるフィアナと微笑みあいつつ、テイタニアとの決勝まで勝ち上がり賞金でバニラとココナへの新婚祝いを贈ると約束、(もう俺は、銃を取る事はない。フィアナと俺を戦いに巻き込もうとする者が現れない限りは・・・Z-BLUEの仲間と共に手にした、この平穏な日々は束の間のものかも知れない・・・。だが、それでもいい・・・俺はフィアナと共に生きる・・・。今日も・・・そして明日も・・・)と穏やかに独白。
・宇宙クジラとの再会を求めて放浪するバサラ、ようやく追いつき「そうか、お前も歌うのか!」と相変わらずで、連れ戻しに来たガムリンに「お前でも、俺の歌は止められないぜ、ガムリン!」「俺は、歌いたいときに歌いたいだけ歌う!」と宣言、「歌いたい時って、いつもじゃない!」と呆れるミレーヌに「そういう事だ!行くぜ!」「宇宙クジラよ、銀河よ、次元よ!俺の歌を聞けぇぇぇぇぇっ!!」とお約束のシャウト。(^^;
・新たな母星で、家族や恋人も同伴しピクニックを兼ねた調査任務に出るS.M.S.スカル小隊の面々。独りEX−ギアで空を飛びまくるアルトに半ば呆れるシェリルとランカ、意中のナナセを思い切って誘ったものの今一つ想いを伝えきれてないルカ。調子に乗りすぎとアルトを嗜めるべく、副隊長となったブレラが空に飛び立ち、「ブレラの奴・・・隊長に言われて、俺を追ってきたか・・・だが、今の俺を止められると思うなよ!」と不敵に笑うアルト。そこへランカに懐いたバジュラの幼生アイ君が現れ、「生まれた星に戻ってきたのか?バジュラとの共生・・・。思ったよりも早くなりそうだな」と微笑するアルト、(俺は、この空を飛ぶ・・・。何にも縛られず、俺の思うままに・・・だけど、俺は独りじゃない・・・。シェリル・・・俺はお前の所に必ず帰るぞ)と決意。
・田中指令から契約満了とチーム解散を宣言されたチームDの面々だが、種の保存と拡散というダンクーガノヴァの本来の役目を超次元世界で実践すべくチーム存続を提案、ゲートを通ってWILLの生まれた宇宙を目指すというドラゴンズハイヴへ同行する事に。「この新しい世界でダンクーガノヴァと共に羽ばたけ!」とF.S.が号令、(センパイ、みんな・・・。きっと、あたし達・・・また会えるよね・・・)と微笑む葵。
・アポロ、シルヴィア、シリウスは1万2000年前のエレメントスクールに転移、かつての仲間と再開すべく走り出す。(1万と2000年を越えて、愛する人と生きていく世界・・・。それがここなのね・・・)と幸せを噛み締めるシルヴィア、静かに温かく見守るシリウス。
・アマタ達も聖天使学園に復帰して学園長達と再会、男女交際解禁された学園に復学し、真実の愛を学ぶ事に。
・カミナシティではロシウの仕切りでシモンとニアの結婚式を挙式、「俺達は必ず幸せになる!」と宣言するシモンだが、新婚生活も早々に「天も次元も突破して、俺達の旅は続くんだ」と新たな冒険への闘志を燃やし、(そうだろう、アニキ?)と心中で問いかける。
・(ノリコ、カズミ・・・。もうすぐあなた達を迎えるための準備が始まる・・・きっと私は会えないけど、あれが私達に代わって、あなた達に『お帰りなさい』を言ってくれる。だから・・・)と黙考するユングの前に、「ユング・・・」「大統領とお呼びした方が、よろしいかしら?」と突然ノリコ&カズミが現れ、「どうなってるの、一体・・・!?カズミは若返ってるし!」と困惑するユング、「せっかく、あなた達を迎える準備を世界規模の事業で行おうとしたのに無駄になっちゃったか・・・」と苦笑するものの、「そんな事ない!あれのおかげであたし達、宇宙を守れたんだから!」とノリコ、「ありがとう、ユング。あなた達の『お帰りなさい』・・・ちゃんと届いたから」とカズミが微笑み、「お帰りなさい、ノリコ、カズミ」と改めて告げるユング。(待ってるよ、みんな・・・。いつか、あたし達の世界にも訪ねてきてね)と呼びかけるノリコ。
・自分の時代に戻ったラルク達トップレスも、太陽系外進出と数千年ぶりの独立同盟シリウスへの使節団派遣に参加決定。多忙を極める中、相変わらず集合時間に遅刻したノノ、「だいたい、シリウスに行きたいっていう、あんたの言葉から、今回の使節団の派遣が決まったってのわかってる?」と問い詰めるチコに、「もちろんです!だって、それは宇宙の在り方を根本的に変えてしまうかも知れませんから!」と応じるノノ、怪訝な顔のニコラ達に「あれ・・・話してませんでしたっけ?シリウスと地球の交流があった頃、宇宙怪獣とコミュニケーションを取る試みが行われたって」と大ボケかまし、「そんな大事な事を何で黙ってた!?」と叱りつけるラルクに、「ご、ごめんなさい、お姉さま!ノノも最近になって、やっと思い出したんです!あの変動重力源とは全然違う方向に進化した宇宙怪獣もいるって事を」と暴露。宇宙崩壊のシステムさえ変わるかも、と壮大な希望を抱くラルク、「これからもずっと一緒だ」と微笑みかけ、「はい、お姉さま!いつまでも、どこまでも!」と満面の笑みで答えるノノ、(そして、いつか・・・皆さんにも会えますよね・・・)と想いを馳せる。
・EVAと共に赤い大地に戻ったシンジ、ヴィレに合流すると言って「仲良しゴッコは、これにて終了だよ」と告げるマリにしばし押し黙ったものの、「あんたは、どうしたいのよ!?」とアスカに叱咤され、「・・・わからない・・・わからないから、考えたいんだ」とはっきり回答。「あんたの考えはわかった。・・・じゃあ、私達は行くから」と告げて立ち去るアスカとマリを見送り、「彼女達は彼女達の道を進む・・・。僕達も行こう」と告げるカヲル君に、「どこへ・・・?」と戸惑うシンジだが、「それはあなたが決める事よ」とアヤナミレイに言われて、「僕が・・・」と呟き、(この先に何が待っているか、わからない・・・。でも、何もしないわけにもいかない・・・僕は・・・進もう・・・。一歩ずつでも、僕の意思で・・・)と静かに決意。
・「・・・今日もパラダイムシティは快晴か。毎日が曇り空だったのが嘘のようだ」と微笑み今朝の朝刊をノーマンから受け取るロジャー、依頼人としてエンジェルを迎え入れ、「これは相当な難題が持ち込まれそうだ・・・」と苦笑しつつ、(私の名は、ロジャー・スミス・・・。この街のネゴシエイター・・・ここはパラダイムシティ・・・。記憶も過去もないが、この街にも私にも洋々たる未来が待っているだろう・・・)と独白、(いつか訪ねてくるであろう彼等にもこの晴天を見てもらいたいな)と微笑。
・バルゴラ量産化の承認に向けた最終提出データを準備するセツコ、元の世界に帰らず共にグローリー・スターを支えると決めたデンゼル大尉とトビーと共に、超次元世界のゲート防衛任務を受領し、並行世界間の番人を務めつつ戦技研究継続、(きっと、Z-BLUEのみんなともまた会う事も出来る・・・私は、この新しい世界で生きていく。グローリー・スターの誇りを胸に正しい資質を持つ者として・・・)と微笑。
・宇宙世紀に戻ったカミーユはMS開発者を目指して工学系の学生に復帰、アムロ大尉は最前線を退き趣味優先のテストパイロットを希望。ファは看護師目指して復学、フォウはやりたい事探しで就学、カツは軍人目指し、ハサウェイは植物学を志望。表向き武装を放棄したネオ・ジオンは、共和国解体し政党として新スタート、シャアの補佐を受ける代表ハマーン・カーンの下、コロニーを代弁する政治活動に注力。シャアとも決着がついたとアムロを労うチェーンに、「そうね。アムロがつけなきゃならない決着は、別の事だから」とベルトーチカが牽制、「そっちはじっくりやらせてもらう」と苦笑するアムロ。
・復学したバナージを尋ねたミネバ、ハマーン代表の政見放送を共に見ながら、自身もハマーンの下で勉強して自分に出来る事を見つけると決意を語り、「今度は私があなたの所へ戻る事を約束するわ」と微笑。「待っているよ、ミネバ」と敢えて本名で呼ぶバナージ、護衛として随伴するジンネマン達ガランシェール隊にミネバを託しつつ、(これからの俺が選ぶ未来・・・それをZ-BLUEのみんなにも見てもらいたいな・・・)と独白。
・プラントではラクス議員がオーブのアスハ代表と会見して今後の平和を語り合いつつ、ブルーコスモス残党の蠢動を警戒するバルトフェルドやキラ、シン達。オーブでのリハビリで精神制御の後遺症も脱したステラが協力を約束し、「手の掛かるのが、シンに加えて一人ぐらい増えたって大丈夫ですよ」と揶揄するルナマリア。今後も仲間達と共に平和な世界を守っていくと改めて決意するシン。
・神一族は兵左衛門の英断により、キングビアル号とザンボットを軍に預託、「お前達が色々なものを学び、物事を正しく決められる事が出来るようになったら、自分の意思でザンボットを使え」と勝平達に言い渡す。強い男になると闘志を燃やしつつワッ太達との再会を夢見る勝平。
・破嵐探偵事務所を開設した万丈、最初の依頼主を迎え入れつつ、「ここからが僕の新たな戦いの始まりだ」と微笑み、(そして、日輪は我とありだ。この世界と共にいつまでも・・・ありがとう、Z-BLUE・・・。みんなと共に戦った日々を僕は忘れない)と想いを馳せる。
・相変わらず荒野を彷徨うランドとメールは、遂にシエロ・ビーターと再会。「時空修復の復興景気が来てんだ。ビーター・サービスもそれに乗んな」と笑うシエロ、「おキツネ博士に、お前等の話は聞いてたからな」「俺はソーラリアンの整備主任だったんだぜ」と明かし、ソーラリアン完成後はZONEの整備、スヴェルの機関士長を歴任したと告げる。「どうして教えてくれなかったのよ!?」と憤慨するメールだが、「べらぼうめ!代替わりしたビーター・サービスに隠居した先代がひょいひょい顔出せるかってんだ!それに新婚家庭を邪魔するほど、俺も野暮天じゃねえぜ」と啖呵切り、照れるメールをよそに「あの娘にして、この親あり・・・。相変わらずだぜ、親方よぉ・・・」と呆れるランド。「結婚式は、これからだから!」と盛り上がるメール、「ZEUTHにZEXISにZ-BLUE!並行世界からも招待客をいっぱい呼ぼうね!超次元世界の花嫁!あたし、幸せだよ!」と満面の笑みを浮かべ、「お、おお・・・そいつはよかったな・・・」と呆れるランドだが、シエロに促され「こうなりゃヤケだ!俺も腹を括るぜ!!」とヒートスマイル炸裂、結婚資金貯蓄のためバリバリ働くと宣言しつつ、(そういうこった、ガンレオン。これからも頼むぜ、相棒)と呼びかける。
・フリーデンはバルチャー廃業してジャンク屋稼業に着手、ジャミルとサラは新政府に参加。「だけど、何があっても、俺はティファと一緒だからな」と約束するガロード、(そして、いつか・・・並行世界を越えて、みんなに会いに行くんだ・・・!ティファと一緒にな!)と決意。
・グエン卿はちゃっかりイングレッサの領主に返り咲き。一方、ムーンレイスの指導者をキエル嬢に託したディアナ様は、ハリー大尉にキエルのサポートを頼み、自身はロランと共に旅立つ。「ロランには、私が眠りにつくまでの時を共に過ごしてもらうようにお願いしました。それが終われば、ロランはあなたの所へ帰ります」とソシエ嬢に詫びるディアナ様。(行って参ります、お嬢さん。でも・・・僕の帰る場所は、お嬢さんの側です・・・そして、いつか・・・地球と月の民が一つになったら、僕達もみんなに会いに行きましょう・・・)とソシエにしばしの別れを告げるロラン。
・オルダム先生に師事するべベルはガルガンティア船団で考古学の勉強会開催、冒険家として遺跡から各種資料をサルベージしてくるレドを激励。「いつまでもチェインバーに頼っていられない。俺は自分の力で生きられるようになりたい」と自力で探検に勤しむレドは、いずれクジライカとのコミュニケーションも可能になるかもと期待し、荷下し作業に従事するチェインバーも賛同。(そうだ。俺はエイミーやチェインバーと・・・仲間達と共に生きていく。この翠の星・・・そして、新しい世界が俺と俺の大切な人達が生きていく場所なんだ)と微笑むレド。
・小学校卒業を間近に控えたワッ太は、竹尾ゼネラルカンパニーに初のボーナス支給、無限の並行世界に業務を広げようと盛り上がる社員一同。(竹尾・・・。君の息子はたくましく育っているぞ、君と私のトライダーと共に)と感慨に耽る梅本さん。(俺・・・みんなとトライダーと頑張って、竹尾ゼネラルカンパニーを超次元世界一の会社にするからね!そして、勝平やみんなに会いに行くんだ!こちら超次元世界の何でも屋ってね!)と亡き父に誓うワッ太。
・近々地球の学校に留学すると通信で告げるグーラと再会を約した正太郎、明日の卒業式を控えるものの、大塚長官からロボットマフィア残党の捜査を依頼され、急遽出動。(行こう、鉄人・・・。君は正義を守る太陽の使者だ。僕は君と共にこれからも戦う。この世から本当に悪がなくなる日まで・・・そして、いつかみんなに会いに行こう。平和をお土産に)と微笑む正太郎。
・一方クラッシャー隊は大塚長官から新任務を拝命、生まれ変わった太陽系の調査に就任。ロゼは将来の星間交流に備えて一足先に宇宙へ向かい、タケルも任務を終えての合流を約束しつつ、(俺の中には永遠に兄さんがいる・・・共に守っていこう、この宇宙の愛と平和を・・・。それが俺の、これからの戦いだ)と亡き兄に誓う。
・まとめてプリベンターに就職したヒイロ達は、初任務としてゲート起動時の警備に就任、見送りに来たヒルデやキャスリンらと面会。公務の隙間を見つけて訪ねたリリーナも、手配したゼクスとノインに感謝しつつ、「・・・不思議です。あれだけ話したい事があったのに、いざこうして顔を合わせると言葉が出て来ません」と苦笑し、賛同するヒイロに「必ず帰ってきてください」と無事を祈る。(行ってくる、リリーナ。この世界の平和・・・守ってくれ・・・もし、お前の道を阻む者が現れたなら、俺はそれを排除する・・・。この生命を懸けて・・・)と心中で誓うヒイロ。
・ELSの花を見学するマリナ皇女、カティ准将の手配で密かに訪れた刹那と再会、互いに分かりあう事が出来ると微笑みを交わす。スメラギさん達ソレスタルビーイングはあくまで世界を守るため独自に戦いを継続。一方、刹那とティエリアは更なる相互理解のためELSの母星へと旅立ち、「行ってくる。刹那・F・セイエイ・・・未来を掴む」と宣言、(ソレスタルビーイング・・・ガンダム・・・ZEXIS・・・Z-BLUE・・・俺は戦いの中で様々な出会いを経て、様々なものを失い、様々なものを得た・・・その全てで俺は進んでいく・・・。それが俺の新たな戦いだ)と独白。
・次元航行船としてゲートに赴く真ゲッタードラゴンには、號達だけでなく竜馬らゲッターチームも同行。(そうだ。その意思こそが未来を・・・進化を呼ぶ・・・地球人類は今、ゲッター線の導きにより、新たな段階へと一歩目を踏み出す・・・)と感慨に耽る號。
・マジンガーZと共に外宇宙探検隊に参加する決意を固めた甲児、「超時空修復のさい、ゼウスは俺に広い宇宙で待つと言って、去って行った・・・」とつばさ女将に明かしつつ、「でも、それだけじゃない。俺の中に、あの戦いで見た銀河の海にもう一度行ってみたいって気持ちがあるんだ」と告げる。シローと昏睡状態の剣造の世話は任せろと快く認めるつばさ女将。さやかとボス達も同行を約束、角での宴会に盛り上がるくろがね屋で、(待っていてくれ、ゼウス・・・そして、Z-BLUEのみんな・・・。俺もマジンガーと共に広い宇宙に出る。希望ある所に光は生まれる・・・。俺は希望という光で、人類の未来を照らしてみせる)と心中に誓う甲児。
・苦手な事務仕事にため息連続の赤木、界震警報による待機命令を受けて発奮、「行こう、みんな!Z-BLUE魂で熱血正義一直線!サラリーマンだって平和を守れるんだ!」と気炎を上げる。
・アッシュフォード学園の卒業式ではカレンとリヴァルが無事卒業。ミレイ会長を追ってテレビ局のADを目指すリヴァルに、新しい日本のため自分が出来る事を探すと告げるカレン、(ルルーシュ・・・。それが私の選んだ未来だよ)と微笑。それを遠くからC.C.、スザクと共に見守るルルーシュ、扇から誘われた日本政府のSP、藤堂さんから誘われた新設特殊部隊等の道を検討しつつ、「急いで答えを出す必要もない。しばらくは平穏な日々が続くだろうからな」と冷笑、「永遠なんてものは存在しない。この平和を破る者は、いつか必ず現れる・・・」と気を引きめ、「その時は・・・」と呟くスザクに「戦う。それが俺達に課せられた使命だ」と即答し、「さらばだ、カレン・・・。卒業、おめでとう」と微笑、(ありがとう、アッシュフォード学園・・・。ここでナナリーや仲間達と過ごした日々を俺は忘れない・・・俺は往く・・・。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアではなく、奇跡を呼ぶ男、ゼロとして・・・そして、守ってみせる。ナナリーが・・・みんなが望んだ、この未来を・・・死んでいった者達と仲間達に誓う・・・。俺は・・・永遠に戦い続けよう)と心中に誓約。
・陣代学園には卒業を迎える宗介の父兄役として、テッサとクルーゾー、マオ、クルツ、そして小型端末を介して見守るアルがお忍びで来訪。出席日数不足等の問題は、テッサが裏から手を回してボランティア部実績等で押し通したらしい。メリダ島で約束通り共に海を見た宗介とかなめは、お約束の戦場ボケ&ツッコみを披露しつつ登校、小野Dや風間、恭子ら学友達と再会、かつての約束通りキスを交わして拍手喝采。
・(まったく、あいつは最後まで・・・・)と呆れて見守るヒビキだが、(じゃあな、宗介。それに千鳥さんも、みんなも・・・ありがとう・・・。この学校で過ごした日々を俺は忘れない・・・)と心中で別れを告げ、独り立ち去る。
・リハビリに励むシンヤとミサコの世話をする看護師マキさん、戦争の影響で記憶障害を負いつつ、心の奥に痛みを残す。それを遠くから見守るヒビキ、(さようなら、マキさん・・・。二人の事・・・よろしくお願いします。そして、幸せになってください・・・)と微笑。
・地球近傍中で改装完了したソーラリアンをトライア博士から受け取るヒビキ、「Zクリスタルのないこいつじゃ、出来る事はたかがしれてるよ」と言われて、「ジェニオンもスフィアも、あの戦いで失われてしまいましたからね。これからの俺の旅には、このソーラリアンを使わせてもらいます」と不敵に微笑み、「まさか、並行世界を股にかけての冒険家、個人単位でのゲートトラベラーとはな・・。随分とデカい夢だ」と苦笑するクロウ。「でも本当にいいのか、一人で・・・?」と案じるエスターに、「もう決めた事だから・・・」と静かに微笑むヒビキだが、「そんな、あんたの門出にプレゼントだ。格納庫のモニターを見てみな」とトライア博士がほくそ笑み、「ジェニオン・・・!」と驚くヒビキに「出来る限りの修理はしておいた。これからの旅に使いな」とサプライズ。
・更にゲートからマクロス・クォーターやラー・カイラム、ドラゴンズハイヴ等の懐かしい母艦群が転移出現、甲児、カミーユ、シモンらZ-BLUEの仲間達と再会し、「そういうわけでテスト運用を兼ねて、見送りに来てやったよ」と微笑む葵、「お前が並行世界を旅するってんなら、当面は俺達が道案内をやってやる!」と竜馬が嗤う。
・更に、「・・・でも、ナビゲーターは必要でしょ?」と宗介達のアシストで首尾よく合流したスズネ先生出現、「私に相談も連絡もなく、並行世界を旅するなんて決めて」と苦情言いつつ、「私も一緒に行くわ。見聞を広げる事は、教師になるのに必要な事だから」と宣言、「では、スズネ先生もハネムーンなんですね」と祝福するニアに「ありがとう。ニアさんもシモンさんとお幸せにね」と笑顔で応じ、「ちょっ!?」とパニくるヒビキを「これ以上、女性に恥ずかしい事を言わせないの。行くわよ」と窘める。
・ランドやセツコによろしくとクロウ達に見送られ、ゲートに向かうソーラリアン。(ここから俺の新しい戦いが始まる・・・父さん、母さん、姉さん・・・。Z-BLUEのみんな、AG・・・。行ってくる。俺達が守った様々な世界・・・この超次元世界を、自分の目で確かめるために)と微笑んで旅立つヒビキ。・・・って、このゲート、まんまαのクロスゲートに見えるんですケド。( ̄ロ ̄lll)

さて、このまま続けて2周目行こうか・・・

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