音楽

ヘッドホンの予備機購入&イヤーパッド購入

ここ十数年もiPodやBluetoothヘッドセットで愛用している耳掛け型ヘッドフォン Sony MDR-Q68LWが、そろそろイヤーパッド破れてきたので、パッドのみ追加購入しようとヨドバシカメラを覗いたところ、いつの間にか耳掛け型自体が市場から姿を消している事実に直面。orz

一応、最近の製品も検討してみたものの、ヘッドバンド形は嵩張るし、インナーイヤー型は長時間利用が不快だし、完全ワイヤレスなんて落としたら最後だし、いずれも外の雑音が聞こえづらいので街中では怖くて使えない・・・(-_-;

と言う訳で、取り急ぎAmazonでサードパーティ(というかノーブランド)の交換用40mmイヤーパッドを購入して応急措置。

ついでに、辛うじて流通してる耳掛け型(アームレス型)かつワイヤー巻き取り式のJVC JVC HP-AL202-Bも2個ほど購入しておいた。

これであと10年程度は大丈夫・・・かな?f(^_^;

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オーケストラ・ハモン@池袋芸術劇場

今日は池袋芸術劇場で、アマオケのオーケストラ・ハモン定期演奏会。

13:30開演のため、朝は早起きして、11:30から吉祥寺で早めのランチ。時間がないので、アトレ内のベーカリーDONQにて、カレーナン&トマトとチキンのキッシュのランチセット、サラダにコーヒーも付けてなかなかお得。(^.^

 

開演前に花束受付で、オテル・ドゥ・スズキの焼き菓子詰め合わせを出演者に差し入れ。せっかくメンバー表見せてくれてたのに気づかず、うっかりお名前書き間違えたのはご愛敬・・・?f(^^;

シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレ

ハンス・ロット:交響曲第1番

 

シューマンは小品を複数演奏するのかと思いきや、これで立派に一つの作品。ご本人の命名らしいけど、ここまで馬鹿正直につけなくても・・・

演奏は相変わらずプロ並み、弦楽器が見事に美しく響き合い、オーボエやフルート等の木管もソロパートでとても美しい音色を響かせる。

ホルンは若干、綺麗に鳴ってない感じがしたけど、ずっと音量抑えた演奏だから難しいのかな?あるいは楽器の不調?

 

休憩20分挟んで後半はハンス・ロット。マーラーの同期で、ブルックナーに気に入られたり、ブラームスに睨まれたりした挙句、20代で早逝・・・(;_;)

第1楽章はワーグナーへの傾倒が納得できる大仕掛けで派手な展開、第4楽章はブルックナーやブラームスの影響が大きいそうで、ウィーン音楽界の巨星達の趣きがテンコ盛りで聞き応え抜群。

こちらも弦楽器はとても美麗に演奏し、ビオラのピチカート等もバッチリ決まってお洒落。

木管も編成が厚くなり、それぞれ聞き惚れるような演奏が続く。

ほぼずっと鳴り続けるティンパニは、ある時は強く重く、ある時は軽快に低く正確に刻み、抜群の安定感。

トランペット、トロンボーンもリーダーの方がとても上手くて、派手で綺麗なメロディを歌い上げる。

ホルンもリーダーの方は上手かったけど、どなたか綺麗に鳴ってない感じはこちらでもあったかな・・・

 

ちなみに指揮は手堅く平板で、あまりメリハリつけない感じ。個人的には、前回の松尾先生の方が男前なキレの良さを感じて楽しめたかも。

 

終演後は空腹で倒れそうになりつつ、なんとか東武デパートまでたどり着いたものの、お目当ての千疋屋とか人気店は軒並み大行列・・・orz

結局、5Fのカフェ ル・ポワールで一服。いわゆる普通のデパート喫茶店って感じだけど、ケーキセットはリーズナブルだし、ケーキはどれもしっかり美味しかった。(^^;

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吉川隆弘@武蔵野市民文化会館

武蔵野市民文化会館の小ホールで、吉川隆弘ピアノリサイタル。


ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

ロンド ニ長調 KV 485

ロンド イ短調 KV 511

ピアノソナタ第8番 イ短調 KV 310 (300d)

<休憩>

フランツ・リスト

巡礼の年第2年「イタリア」S.161

第1曲 婚礼

第2曲 物思いに沈む人

第5曲 ペトラルカのソネット第104番

第7曲 ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲

<アンコール>

フランツ・リスト

リゴレット・パラフレーズ

 

ピアニストには珍しくイタリアで活動中とか。

タッチは正確で力強く、早弾きでも均等に抜けなく一音一音明確に表現。

ただモーツァルトは、正直あまり向いてないような・・・何というか、華がない?(^^;

一方後半のリストは絶品、派手でゴージャスな旋律を力強く奏でつつ、温暖で緑豊かなイタリアっぽさも感じられたり。(^o^

 

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インゴルフ・トゥルバンのヴァイオリン@武蔵野市民文化会館

今日は武蔵野市民文化会館で、元ミュンヘン・フィルの第1コンマス、インゴルフ・トゥルバンのヴァイオリン・リサイタル。

伴奏はサヴァリッシュ朋子。

タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 「悪魔のトリル」

シューベルト:華麗なるロンド ロ短調 Op.70 D895

パガニーニ:魔女たちの踊り Op.8

<休憩>

ロッシーニ:パガニーニに寄せる一言

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.12-2

サラサーテ:カルメン幻想曲 Op.25

<アンコール>

フォーレ:夢のあとに

前半は、正直なところ、今ひとつ盛り上がらず。(-_-;

タルティーニはヴァイオリンをあまり綺麗に鳴らしてない感じで、演奏もちょっと大雑把。ピアノはしっかり支えてくれてたけど。

シューベルトはヴァイオリンより、ピアノが名手の歌声のように華麗に歌い上げてて、とても聞き応えあった。(^^;

パガニーニも、ヴァイオリンは今ひとつながら、ピアノとの掛け合いが何とも可愛らしい。「魔女」っておどろおどろしい感じは全然なかったケド。(^.^;

一方後半は大化け、ヴァイオリンの超絶技巧にピアノの力強くて華麗なタッチが絡み合って、大盛り上がり。(*´Д`*)

ロッシーニは何とも皮肉っぽい旋律の中、玩具箱のように次々とヴァイオリンの小技が飛び出し、ワクワク感満載。(^o^

ベートーヴェンは打って変わって、愛嬌のあるヴァイオリンとピアノの掛け合いが男女の会話のように続き、明るい第1楽章から、ちょっと抑えた第2楽章、そして再び明朗な第3楽章と、可愛らしいメロディを紡ぎあげる。

そして圧巻はサラサーテ。立て続けに繰り出すヴィルトゥオーゾを、力強く響くピアノが支えて、まるでオケでオペラを聞いてるかのように朗々とカルメンの歌声が響き渡る。(*´Д`*)

アンコールのフォーレは定番、しっとり静かに歌い上げる名曲だけど、やっぱりヴァイオリンはあまり丁寧に鳴らしてない感じ。

結局のところ、超絶技巧以外はあまり興味なさそうな演奏で、ツボにはまると聞き応え抜群。でも曲を選ばないと勿体無いカモ?(^-^;

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マルゴー三重奏団@武蔵野市民文化会館

武蔵野市民文化会館の小ホールで、古楽器のマルゴー三重奏団を鑑賞。

フォルテピアノはヨハン・ゲオルグ・グレーバー ウィーン式(跳ね上げ式)5本ペダル。何でも青年時代のショパンが使っていた楽器に近いモデルだとか。古色蒼然として豊かな木目が美麗。(*´Д`*)

フォルテピアノの荒木紅さんは、昨年ここで聴いたインマゼール先生の教え子。

 

エルスネル:グランド・トリオ 変ロ長調

ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 作品3

<休憩>

ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 作品8

<アンコール>エルスネル:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第2楽章

 

ショパンの師エルスネルは初めて聴いたけど、第1楽章は綺麗で可愛らしい旋律、第2楽章はちょっと雰囲気が変わって引き締まり、第3楽章はまた明るく可愛らしい曲調に。(^.^

2曲めのショパンはフォルテピアノとチェロのデュオ。ショパンの華麗な旋律に、古楽器独特の丸くて柔らかい音色が意外にも映えて独特の風合いに。まぁ、こちらが本来の音に近いのだろうけど。(^^;

3曲めはワルシャワ音楽院時代のショパンの卒業作品。第1楽章はピアノとヴァイオリン、チェロがそれぞれ掛け合い、美しくも緊張感のある激しめの旋律が次々繰り出されて引き込まれる。続く第2-3楽章は若干ゆったりして、明るい旋律に古楽器の柔らかい音色が映えることひとしお。最後の第4楽章は踊るように快活な演奏で、響きあう古楽器の豊かな音色を堪能。(*´Д`*)

古楽器はやっぱり扱いが難しそうで、演奏前の音合わせはそれぞれ念入りに時間をかけてた。特にフォルテピアノは、速い演奏はなかなか大変そうだし、そもそもあまり大きな音が出ないので、強弱つけたり表情出すのに工夫が必要な感じ。

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アンサンブル・ウィーン=ベルリン@三鷹

三鷹市芸術文化センター風のホールで、アンサンブル・ウィーン=ベルリン木管五重奏団を鑑賞。

メンバーは下記。

  • カール=ハインツ・シュッツ(フルート/ウィーン・フィル首席)
  • ジョナサン・ケリー(オーボエ/ベルリン・フィル首席)
  • アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット/ベルリン・フィル首席)
  • リヒャルト・ガラー(ファゴット/ウィーン響首席)
  • シュテファン・ドール(ホルン/ベルリン・フィル首席)

 

イベール:3つの小品

トマジ:世俗と神聖な5つの踊り

タファネル:木管五重奏曲ト短調

クルークハルト:木管五重奏曲Op.79

ベートーヴェン:弦楽五重奏曲Op.4(木管五重奏版)

<アンコール>

モーツァルト(シェーファー編曲):歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」KV.588によるハルモニームジークより

 美しいセレナードを

 二人の花嫁に祝福あれ

 

クラリネットのオッテンザマーは、ご兄弟をフィルハーモニクス ウィーン=ベルリンで聞いたけど、顔も雰囲気もそっくり。

演奏は流石の名手揃いで聞き応え満点。木管五重奏とは思えない程、豊かで厚みのある旋律が紡ぎ出され、特に滑らかに響くオーボエとクラリネットは絶品。(*´Д`*)

やっぱり金管より木管の方が、音がまろやかで優しいので好みかも・・・(^.^

渋めのイケメンや名手揃いなせいか、終演後のサイン会も大盛況。演奏と移動の繰り返しだろうに、ご苦労様です・・・m(_ _)m

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アマリリス弦楽四重奏団@武蔵野市民文化会館

地元の武蔵野市民文化会館でアマリリス弦楽四重奏団の室内楽を鑑賞。

チケット引換が未だったので、少し早めに行って引換後、のんびり開場待ち。

 

ハイドン:弦楽四重奏曲 第67番 ニ長調 Op.64-5 Hob.III:63「ひばり」

ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調

[休憩]

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 Op.130

[アンコール]

ハイドン:弦楽四重奏曲第39番 Op.33-3「鳥」第4楽章

ハイドンの室内楽は自然な風合いでしっくり馴染むメロディが美しく、リラックスしすぎてちょっとウトウトしたかも。(^^;

ラヴェルは流石の印象派、水面に燦めく光の乱舞のような、捉えどころのない移ろうような美しさ。(*´Д`*)

ベートーヴェンの室内楽は初めて。どんなんなるかと思ったら、やっぱり美麗なメロディながら、これでもかと言うほどクドい・・・(^_^;

アンコールはハイドンの鳥つながり、美しく囀るようなヴァイオリンが歌いまくり。(^o^

 

夕食は、夕方用意しておいたので帰宅後に遅めで。

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トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア@三鷹市芸術文化センター

三鷹市芸術文化センター風のホールで、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニアの第79回定期演奏会。指揮は沼尻竜典さん、モーツァルトはご本人の弾き振り!(^-^

ロッシーニ:歌劇『セビリアの理髪師』より 序曲

モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調K.453

ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」

ロッシーニは軽快で、これから始まる音楽の時間のワクワク感満載。

モーツァルトの弾き振りは、個人的には今日の目玉で、期待通りの明るく快活で華麗な演奏を堪能。(*´Д`*)

ベートーヴェンは、相変わらずクドいものの、力強く流麗な旋律は流石の名曲。(^^;

 

終演後のおやつは定番の横森カフェで、絶品プリン・ア・ラ・モードと定番シフォンケーキ。

午後のコンサートの後だと、ちょうどおやつ時を過ぎて店が空いてるのがありがたい。(*^o^*)

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樫本大進&ベルリン・バロック・ゾリステン

地元の武蔵野市民文化会館で、樫本大進&ベルリン・バロック・ゾリステンの室内楽。

 

アルビノーニ:オーボエ協奏曲 ニ短調 Op. 9-2

ヴィヴァルディ: 弦楽のための協奏曲 ト短調 RV156

マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調

ヴィヴァルディ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長調 RV548

(休憩)

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」 Op.8 Nos.1-4

(アンコール)

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」第4番「冬」第2楽章

 

コンマスのヴィリ・ツィンマーマンさんの立ち姿は、すらりとしなやかで正にロマンスグレー。

オーボエのジョナサン・ケリーさんは、久々に生で聴くヴェルヴェットトーンで、現役時代の宮本文昭さんを想起。

樫本さんの四季は、溜めもあまりなく始まり、息をするように自然に軽やかに「春」第1楽章へ。名手達による、楽しそうにアイコンタクトしながらのアンサンブルに陶然・・・(*´Д`*)

 

終演後の帰り道、リュックの中でオペラグラスのケースが見つからず。焦ったせいか、アンコールの掲示を見逃した・・・orz

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阪田知樹ピアノ・リサイタル@横浜みなとみらいホール

横浜みなとみらいホールの大ホールで、 阪田知樹のオール・リスト・プログラム。
13:00開演と珍しいぐらい早めのコンサートだけど、休憩2回挟んで終わったのは16:00、アンコール4曲という大サービス。
とりあえず開始前に、地元のブーランジェリー・ラ・テールで買ったレモンパンとひよこ豆のカレーパンで腹ごしらえ。

 

セットリストはサイトおよび終演後の会場掲示から引用。

 

<第1部>
バラード 第1番 変ニ長調 S.170/R.15
パガニーニによる超絶技巧練習曲 S.140/R.3a より 第3曲 変イ短調「ラ・カンパネッラ」
  第4曲 ホ長調 「アルペジオ」
夜想曲「夢の中で」S.207/R.87
ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 S.244/R.106 (カデンツァ:阪田知樹)
(休憩20分)
<第2部>
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178/R.21
(休憩15分)
<第3部>
パガニーニによる大練習曲 S.141/R.3b より 第3曲 嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」
ベートーヴェン/リスト:アデライーデ (第3稿) S.466/R.121
ベッリー二/リスト:歌劇「ノルマ」の回想 S.394/R.133

<アンコール>
シューマン(リスト編曲):献呈
ラフマニノフ(阪田知樹編曲):ヴォカリーズ op 34-14
ガーシュウィン(E.ワイルド編曲):アイ・ガット・リズム
ヴェートーヴェン:バガテル op.126-4

 

阪田知樹のピアノは、あまり癖がなくて、繊細で優しいタッチながら重厚なところはパワフルで聞きごたえあり。
特にピアノ・ソナタは、重たい主題を力強く鳴らしつつ、詩的でロマンチックなメロディを随所に交えて、まさにリストの真骨頂。(*´Д`*)
今回2バージョン演奏したラ・カンパネッラは、超絶技巧・・・の方がやっぱり色々野暮ったくて、大練習曲版はお馴染みの洗練された美麗なメロディに仕上がってる感じ。

 

アンコールは、何度も出入りしては次々演奏、結局4曲も披露する大盤振る舞いに。(^_^;
アップテンポなアイ・ガット・リズムで盛り上がった後、バガテルでしっとりクールダウンしてようやくお開き。

 

時間が結構遅くなったので、隣の横浜ワールドポーターズまで足を伸ばし、自然食バイキングのはーべすとで早めの夕食に。

 

とは言え、5時前だったのでランチメニューとなり、値段は安め。
5時以降のディナーメニューで入れ替わる鍋等は対象外になるけど、別に問題ないし。
デザート込みで腹一杯食べて、ドリンクバーも付けて2人で4千円程度だから、まぁまぁお得。

 

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